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はてなキーワード: 本格ミステリとは

2020-07-05

[]7月5日

ご飯

朝:アイスコーヒーパリジャン。昼:オクラ納豆玉子うどん。夜:人参玉ねぎシメジソーセージコンソメスープフランスパンリンゴパン。間食:ピカチュウグミポテチコーヒーゼリー

調子

むきゅーはややー。仕事おやすみん。

今日も本読んだ。

古野まほろの「臨床真実ユイカの論理」という小説を「文渡家の一族」と「ABX殺人事件」の二冊続けて読んだ。

嘘を絶対に見破れるという特殊設定を生かしに生かした、本格ミステリというか小説だったかなあ。

もちろん、この作者なのだから過剰なまでの論理はさすがなのだけど、それ以上に嘘がいかに優しく辛いのかを語る物語の痛みが強い小説だった。

特に2巻にあたるABX殺人事件は…… 本当に辛い。ちょっと後を引き綴る毒ミスだったなあ。重い!!!

グラブル

古戦場40ハコで燃え尽きてたけど、シナリオイベントの消化をしといた。箱開けはタルいので、ダマスカスカスプラウド攻略しただけ。プラウド初見攻略見ずにやっても割と余裕もってクリアできてよかった。浴衣ジェシカとマキラさまさまだ。

[]7月4日

ご飯

朝:サーターアンダギー。昼:オクラ納豆玉子うどん。夜:人参玉ねぎシメジ豚肉鍋。おじや。間食:からあげくん(ナゲットくんでは……????)。パイのみ。ピカチュウグミ

調子

むきゅーはややー。仕事おやすみん。

洗濯して掃除してお風呂入ってとしてたら眠くなりいっぱいお昼寝してしまった。

今日は本読んだ。

古野まほろの「その孤島の名は、虚」という小説

この前、時を壊した彼女 7月7日は7度あるを読んでからまほろん熱が再熱してるのだけど、それと設定が似通ってたので期待度高めで読んだ。

その期待の方向とは違う方向だったのだけど、面白かった。

本格ミステリというよりは、脱出ゲームのような方向性の謎解きで、それを小説として読ませる旨さは特殊設定ものを書かせたら抜群だなあ。

人間人間関係の恐ろしさもさることながら、最後の方に自然というか世界というか(???)の恐ろしさも描かれるのだけど、それがめちゃめちゃに怖くて、あれの先を想像するだけでオシッコ漏らしそう。超怖い。お昼寝いっぱいしたからじゃなく、怖いから寝れそうにない。

○ポケマス

炎育成イベントの周回。アイテムデイリー要素除くと撮り切った。

2020-06-15

[]6月14日

ご飯

朝食:うどん玉子納豆オクラ。昼飯:サンドイッチカレーパン。夕食:うどんたまご納豆オクラ焼き鳥イチゴ。間食:ポテチクッキーチータラ。

調子

むきゅーはややー。仕事おやすみー。

食材の買い出しに行った後は、読書してた。

○阿津川辰海「名探偵は嘘をつかない」

本格ミステリを題材にしたラジオ番組で「逆転裁判100のトリックを考えよう」のコーナーが一年間続いた末の、メール傑作集を読まされているような読感だった。

とにかく、ワンクリック(物理本で読んだのにGBADSボタンで読み進めるような文章の質感があった)ごとに読者を楽しませる事だけを考えており、1ページ1ページがラジオに送る渾身のネタ葉書のような熱量があった。

5年ぐらい続いたラジオ番組をいきなり聴いた時の「この人たちは何を話しているんだ? さっぱりわからないけど、楽しいという気持ちは狂おしいほどに伝わる!!!」のような感覚まさか小説でも体感できるとは思わなかった。

こういうのを「内輪ネタ」と揶揄するのは簡単なのだけど、その内輪ネタで盛り上がり続けているのが本格ミステリなのだとも思うので、その仲間に巧舟はみっちり食い込んだことがあまりにも壮大でミステリの懐の深さにクラクラしちゃった。

○プリコネ

ルナの塔を初日に登り切るのがこのゲームしてて一番気持ち良い。この瞬間のために毎日日課を頑張ってる感がある。やったぜ。

グラブル

ゼノイフ周回。水はワンパンも継戦も割とできるし、何より大好きなカタリナを使えるのでモチベがある。

なのでマルチゼノイフをオート周回してる。

多分真面目に詰めればカツオライフォで詰めグラブル出来る気がするんだけど、カタリナのボイスが流れてくるオート周回をBGMにながらゲームするのは楽しかたかたよしとしよう。

ポケモン

マックスレイドバトル周回。

この前レポート飛んだのがトラウマになったのか、頻繁にレポート書いてる。

今日悪戯心オーロンゲ目当てにオンライン募集に入りまくり、無事捕獲

キョダイマックスに関連する悪タイプポケモンはこの子だけなので、無事全特性入手できてよかった。

後は今回ピックアップされてるポケモン捕獲だけでもしておきたいな。残りはダストダスだけなので、来週ちまちま遊ぼう。

マリオ64(WiiUVC)

スター5個。累計80個集めるまでプレイ

難易度がエグくなってきた。

2020-06-09

橘悠馬『典薬寮魔女』(京都アニメーション2020年感想

京アニ自社レーベルKAエスマ文庫」の新人賞から出てきた和風ファンタジー。荒削りだけど面白かった。

主人公はYAMA育ちの少年で、「典薬寮魔女」と渾名される少女の護衛を命ぜられる。宮廷で医薬を司る官衙に勤める彼女情熱を燃やすのは、薬殺を阻止すること。そんな彼女に付き従う少年は、次第に宮中舞台にした陰謀の渦中に巻き込まれていく……という、和風ファンタジーミステリサスペンスをやっている作品

個人的には、キャラ立てが弱かったのと、主人公の扱いがなんか変、というのを感じた。

まずはキャラ立て。主人公が仕える雪代という少女典薬寮魔女と呼ばれていて、実際にクライマックスで壮大な陰謀を暴き出し敵を追い詰めるわけだけど、そこに至るまでに周囲から魔女呼ばわりされたり過去解決した事件の話をされたりはするのに肝心のリアルタイム解決した事件がメインの陰謀しか描かれてないかちょっと物足りない。

作品を引っ張り出すのは気が引けるけど、たとえば〈古典部シリーズの第1作『氷菓』だと、主人公である太郎が小さな謎をいくつか解決した上で、大きな謎に挑む、という感じになっているから、奉太郎が周囲の人たちから一目置かれてたり嫉妬されてたりするというのが納得できるようになってるし、最後の謎が引き立つんだよね。

もちろん本格ミステリだとキャラよりも謎解きがメインになるから、それまでの実績がちっとも描かれない探偵役がいきなり大きな謎を解いてもいいんだけど、本作はキャラも重視しているように見えるからそれだけだとちょっと不足かなって。

主人公の扱いがなんか変、について。護衛用の人材として連れて来られたやつを助手としてこき使うまではまあいいとして、そいつ医学知識勉強しろと言って教育を受けさせるのはマジで謎だった。護衛を敵の襲撃もないのにヘトヘトにしてどうするの……? なんのためにこいつ連れてきたんだよって思っちゃうな。

あと前半で出てくるやつがどう考えても陰謀関係者だったのは「ですよねーーーーーー」って感じだった。まああからさまに怪しかたからね、しょうがいね。あのポジションキャラは誰が書いても怪しくならざるを得ないよな……

ここまで文句を書き連ねてきたけど、美点も言っとかないとフェアじゃない。京アニ自社レーベルでやってる以上は当然なんだけど、映像がすごい映えそう。平安時代っぽい都に聳え立つ人工の山、そこに築かれた宮廷、動き回る貴人たちといった都会的な情景と、山奥を走り抜ける少年荘園侵入しようとする騎馬の者たち、といったファンタジックな情景が入り混じって、京アニの絵柄で再現されたらとても美しそうだと思った。実際に選評でも

[……]舞台となる「朝廷」や「典薬寮」も弊社としても新たにチャレンジするには魅力的でした。

https://www.kyotoanimation.co.jp/kyoani_award/10th/

と書かれているので、やっぱりそういうのも重視して選んでるんだろうな。上で書いたように、本筋の事件以外を解決する描写が少なすぎて物足りないので、前半部分にアニオリのエピソードいくつか入れたら1クールアニメになりそう(小並感)。

さて、物語の展開とかではなく些細な点への指摘を。これは好みの問題なんだけど、地の文とかで見知らぬ用語が出てきたときに、それをカッコ書きで説明されると割と萎えものがある。

いや説明必要ならそれは地の文でしてほしいし、多少わかんなくても読むのに支障はないわけだし、ファンタジーにわからん言葉が出てくるのはある程度前提なわけですよ。わからん言葉があれば飛ばして読むか辞書で調べるかするし、なんなら咄嗟にわからん言葉が多少出てきた方がファンタジーって感じがして好みだから自分日常から離れた世界が描かれてるんだから知らない言葉はあって当然)、カッコ書きで言葉意味説明するとかいう野暮はあんまりしないでほしいなというお気持ちがある。

たとえば「刑部省司法裁判刑罰監獄管轄する)」「検断(裁判にかけること)」(48頁)なんて、そりゃどちらも耳に馴染んだ言葉ではないかもしれないけど字面意味がなんとなくわかるし、わからなくてもこの先の理解別に支障はないんだよね。

「補任(官職を受け取ること)」(111頁)だって歴史に興味があれば知っている語彙だし、知ってなくても読み飛ばせる。「遷任(異動)」(129頁)も左遷を言い渡されるシーンなんだから字面文脈でわかるでしょ……

さらに、上で挙げたような現代人に馴染みの薄い言葉説明が要るのはまだわかるとして、基礎的な語彙にカッコ書きで説明されてると、なんというか「この単語にカッコ書きするってことは作者にとってはこの単語は馴染みのないものなのか」というのがわかっちゃって「おいおい……」って感じになるんだよね。

「厨(厨房)、厠(便所)」(66頁)は別に説明要らないだろ! 厠なんて時代ものファンタジー読んでたら普通に出てくるし(西洋ファンタジーでも使うでしょこのくらい)、厨は音で聞かされたらわかんないかもしれないけど字を見れば意味はわかるわけで。

「茣蓙(敷物)」(108頁)はちょっとビックリした。ええと……ゴザ、見たことありません? ホームセンター普通に売ってない? 俺、夏場は卓袱台の下にゴザ敷いてるよ? 畳の部屋で暮らしたことがあればゴザなんて誰でも知ってるでしょって思ったけど、ひょっとして最近の人ってそもそも畳の部屋に馴染みが……ない……?

(あ、でもホムセンとかでもカナ表記しかたことがなくて、家族との会話とかでは音でしか知らないので、こんな漢字を使うんだというのは知らなかった。ひとつ勉強になった)

作者さんはあとがきで「ふと『日本人って日本のことあんまり知らないよね?』と疑問を抱いた」(380頁)って書いてるけど、あ、ほんとに知らなかったんですねという感がありありと出ているので逆に納得してしまった。そりゃ、ゴザに説明が要ると判断する人からすれば補任とかも謎の用語に見えるんだろうな……

まあカッコ書きされてる注釈映像化するときには特に説明とかされない感じなんだろうな、と思うので、些細なことと言えば些細なことではあるのだけれど。

ところで、本作を読んで気に入ったのなら、沢村凛黄金の王 白銀の王』(角川文庫)も勧めたい。『典薬寮魔女』と同様に上代日本風の異世界舞台にした作品で、陰謀渦巻く宮廷物語なのだけれど、薬殺阻止を掲げる『典薬寮魔女』と違って『黄金の王 白銀の王』の主人公たちが目指すのは「内戦を終わらせる」こと。何十年も氏族対立が続いた国で、憎しみ合う2つの氏族の若き長同士が、事あるごとに紛争を再燃させて敵対氏族を根絶やしにしようとする味方を抑えながら戦争を終わらせるために薄氷の上を歩き続けるお話です。凡百の戦争ものよりも遥かにハラハラキドキさせられる作品

2020-05-28

これから流行りそうなミステリ小説を考えてみた

(これまでの主流)

殺人事件私立探偵解決するミステリ本格ミステリ王道

問題点)毎回毎回人が死ぬのはどうなのか

最近流行り)

日常のふとした謎を解き明かす(米澤穂信とか坂木司とか?)

問題点)買ってきたケーキを誰が食べたかとか教室の鍵が勝手に掛けられてたとか解決しなくても誰も困らない問題が大半


以上の点を踏まえてこれから流行るだろうと思われるミステリをいくつか考えてみた

人類の不偏のテーマを解き明かすミステリ

 人はなぜなんのために生まれてきたのかといった謎を解明するミステリ

 解明してみせたところでそれが正解なのかどうなのかが確認出来ないのが難点か

解決法が全く論理的ではないミステリ

 身の回りで何か起きるたびに全て政府陰謀だったり諜報機関仕業にして解決するミステリ

 主人公がただのキチガイっぽく見えてしまうので感情移入出来ないのが難点か

事件や謎が発生する前に主人公がすべて食い止めてしまうので何も起こらないミステリ

 森羅万象を司る所謂“なろう系“主人公事件を全て未然に防いでしまミステリ

 事件も起きなければ謎もないので「これってそもそもミステリじゃないんじゃ」と指摘されてしま可能性があるのが難点か

2020-04-05

今だに本格ミステリ漫画でググって「GOSICK」とか「探偵ゼノ」

あたりがヒットするわけだが

最近増えている本格ミステリ小説コミカライズ一般化したら全部駆逐されかねないほどレベルに差があるよね

2020-03-30

最近読んでる漫画

あんまりマンガ読んでるってリアルの交友範囲で言ったことがなくて、言ったとしても「SPY FAMILY良いよね」みたいな無難なことしか言ってないので、あんまり人に言えないような感じの漫画感想を書きたくなった。

金田一37歳の事件簿

これ凄いよね。作品として面白いとかを超越していて、「作品の成り立ちが面白い」って感じ。

もともと金田一少年事件簿は本格ミステリである金田一耕助シリーズパロディとしての新本格ミステリーなんだよね。

古風な建物だったり、なんか意味分かんないマスクつけてたり管理人が無表情で何考えてるかわかんなかったりっていう演出の部分から推理材料は全部明確に出してたり、読者の知識範囲推理できるようにしたりと、とにかく「新本格ミステリー」の世界だったじゃん。

で、この作品はそれをセルフパロディにしたような構成なんだよね。もう謎はときたくないとか言っちゃったりして。

からこれは「金田一耕助シリーズパロディとしての新本格パロディにしたメタミステリー」っていう構成になってて、その時点で作品外の情報量が多すぎて読んでてとにかく疲れる。面白いけど。

肝心の内容はなんか熟女AV見せられたような感じが微妙リアル特にタワマン編)。

ヌけない聖剣ちゃん

聖剣はヌけないけど聖剣ではヌけるよね、みたいな下品冗談を言わせたいがためだけのタイトル

内容としては本当になんかもう「擬人化した剣を手入れと称して愛撫するシーンをたくさん描く漫画」って感じで、なんかしら理由をつけて服を脱がせようとしたり(服=剣の鞘)する話。

別に擬人化する必要がないシーンで何度も擬人化してエロっぽく見せるシーンがとにかく多くて、有り体に言ってとても下品

それも個人的にはゲラゲラ笑える下品さっていうより、フヒヒッて笑ってしまうような感じの下品さで、コレを読んでいる姿は誰にも見られたくない。

見られたら自死を考える。

3巻目くらいかだんだんキャラ巨乳になってきてちょっと残念。

上野さんは不器用

田中に胸触らせたり田中パンツ見せたり田中にほぼ全裸見せたり田中パンツ食べさせたりするやりたい放題する内容で、

線がパキっとしてるからエロく見えないだけで、体のラインとか凄いフェティシズムを感じるけど、でもパッと見で線がパキっとしてるのでエロくないかギリギリ許されそうでやっぱり許されない感じのコメディ

これは読んでてゲラゲラ笑うタイプ下品さだけどこういうギャグで笑っている姿はあんまり見られたくないやつ。

あと巻が進むごとに上野さんのお尻のラインエロくなってませんか。

異世界美少女受肉おじさんと

通称ファ美肉おじさん。

つい最近1巻が出たんだけどこれ描いた人多分頭おかしいんだと思います

ヒョロガリ非モテ男とイケメン眼鏡(両方ともアラサー)が異世界に転生してヒョロガリ非モテ男が絶世の美女ロリ)になる話。

いわゆる異世界生モノテンプレートに乗りながら、設定が突飛すぎてそれだけで話を転がしているのが凄い。

あと1巻時点ではこの二人がくっつくのかどうかっていうっていうのも気になるし、くっつくってことはそれはBLなのかとか考えるとわくわくしてくる。

あと口が悪いロリって良いよね。

つぐもも

バトル漫画だと思って読んでたらだんだん変態漫画になってきたやつ。

帯の付喪神相方として使役する主人公が繰り返して母親を越える、という成長譚としてのフォーマットは則ってるのに、合間合間(大体2話に1回、最近だと1話に1回くらい)にエロシーンがあってしかもそのエロが生々しい。

フォーマットだけ見ると王道バトルマンガで、戦闘シーンも派手な戦闘なのに、しょっちゅう手コキされたりソーププレイされたりしてる。

バトルマンガとしてフォーマットが整っているだけに、「バトルマンガ見たくて見てるんだけどね」って言い訳できそうで言い訳が全くできない作りになっている。

ヒロインの桐葉が初期はロリキャラだったんだけど、設定の都合上だんだん成長してきて最近はふとももがとてもむっちりしている。

味噌汁カンパイ

幼馴染の中学生同士のかわいいラブコメ

何が良いって明確に性格が悪いキャラがいないのが良い。

それでいてストーリーとしてちゃんと山場が作られていて、続きが気になるように作られている。

フックの素っ頓狂さ(ヒロイン主人公母親代わりになるって言って毎朝味噌汁を作りに来てくれるようになる)の割に丁寧な作劇になっていて甘酸っぱい感じがする。

こういう恋愛たかったなぁちくしょうってのたうちまわりながらも続きが気になってついつい読んでしまう。


ところで部屋の本棚には意識高いビジネス書京極夏彦小説しかおいてなかった身からすると、電子書籍本棚とか見られたら死にたくなりそうなんだけど、みんなどうしてんの?

見られないようにタブレットとか引き出しに隠せばいいの?

2019-12-15

[]12月15日

ご飯

朝食:なし。昼食:ナポリタンエビカツサンド。夕食:白菜人参豚肉の鍋。

調子

むきゅーはややー。

今さっき屍人荘の殺人映画を見てきました。

名探偵とは?」という題材は絵でも映えますね。

本格ミステリ映像の食い合わせの悪さを危惧していたのですが、原作小説的な(かつミステリ的な)部分である名探偵とは?」をうまく抽出されていて、とてもとても面白かった。

続編の映像化も期待したいなあ。その前に三作目に発行を心待ちにしよう。

○本格スマホRPG

キワキワまで貯めてたアーカルムパスを大量に消費した。

チケットフォルテママでした。

2019-09-28

キャラが魅力的なだけではなくミステリとしてもしっかりしている」

本当だろうな?

櫻子さんの足下には~を本格ミステリと言い張った件を俺は忘れてないぞ?

2019-09-21

anond:20190921013310

彼方のアストラは明らかに本格ミステリやないんだから、本格はSFを修飾して単に「本格的なSF」という意味しかないやろ。

2019-09-17

anond:20190916181356

マジレス

本格ミステリ推理論理性を重視したミステリのこと。「本格的なミステリ」という意味ではない。対義語は「変格ミステリ」。

ハードSF科学的な正確性にもとづくSFのこと。「ハードSF」という意味ではない。対義語は「ソフトSF」。

ハイファンタジー現実とは異なる世界舞台とするファンタジーのこと。「高尚なファンタジー」という意味ではない。対義語は「ローファンタジー」。

2019-09-16

最近知ったこ

ミステリガチ勢のやつ→本格ミステリ

SFガチ勢のやつ→ハードSF

ファンタジーガチ勢のやつ→ハイファンタジー

他にもこういうのある?

あと反対語はライトミステリソフトSF、なろう系でいいの?

追記

ごめん、なろう系はボケです ハイの反対はローファンタジーってのもググったら出てきた

でもブコメ見たら本格ミステリハイファンタジーも違うっぽくて難しい…

2019-06-22

[]6月21日

○朝食:なし

○昼食:あさりラーメンかき揚げ

○夕食:白菜人参きのこ手羽先の鍋。納豆と卵。

調子

仕事は…… まあ……

今日虚構推理スリピングマーダーを読んだ。

ミステリ部分の完成度は随一で、真実よりも「納得度」を優先するからこそ、この真実には重みがある。

作中で度々ミステリとしては邪道という自虐があるが、めぐりめぐってミステリ王道本格ミステリのかなり本質的な部分に触れていて、この遠回りして目的地にたどり着く感じがまさにミステリとは議論だなあ、と感じた。

多重解決もの、の一言で切って捨てられないぐらい、ミステリというジャンルに切り込んでいるのに、そのために必要だったのが、名探偵じゃなかったというのがなんともかんとも。

ただ、この名探偵でなくとも、それを超える神のごときなにかでも、名探偵の苦悩らしきものがあるんだぞってのが、この作者の作風なわけで。

個人的には、シリーズ的なストーリーの進みはいらず、こうやって長編や、前作のような短編を定期的にリリースしてくれるネバーエンディングがいいのだけど、

どうにも、お馴染みの「ハッピーエンドではないけれど、作中人物的には最善を尽くし、不平不満はあれど、それなりに満足した言葉ではなんとも言い表せずらいエンディング」に向けて進んでいるようで。

いやもう、本当に好きなんだけど、そこが何なのか不安しょうがない。

2019-05-15

[]アンソニーホロヴィッツカササギ殺人事件

バーナード嬢曰く。めっちゃ面白そうに書かれてたから読んでみた。

結果、自分には合わなかった。

もともと本格ミステリは苦手で面白いと思わない上に、翻訳ものも苦手っていう二重苦状態で、読むのがすんごいしんどかった

かなり評判がよく売れてるらしい

でも、翻訳ものありがちなくどくて読みづらい文章名前を覚えにくいキャラの数々ってのが改善されてることはなかった

かなり飛ばし読みした

冒頭で作中作ってことが示されてたからそれにかかわるネタがどこかで出てくるんだろうなとは思ってたから、下巻以降の展開もそこまで驚くべきものでもなかった

臭い時代ミステリ現代冗長ミステリっていう二重構造

まあもともとアガサ・クリスティやらが好きな人向けのミステリってことだったらしいから、まともにクリスティ読んだことがない人間が読むことが間違ってたのかもしれんけど

これなら素直に古典ミステリ古典SF読んだほうがまだマシかなと思った

しっかし翻訳ものってほんと読みづらいわ

児童文学翻訳ものは読みやすくて面白かった印象・思い出があるんだけど、大人向けのミステリやらSF翻訳になると途端にくどくて覚えられなくて面白くなくなるんだよなあ・・・

2019-05-12

[]5月12日

○朝食:にゅうめん

○昼食:レバニラ炒め定食ご飯たまごスープ餃子漬物レバニラ炒め)

○夕食:天津中華飯

調子

むきゅー。

今日は、久々に頓服薬を飲まなくても大丈夫な程度の辛さだった。

とは言っても、微熱は続いているし、喉の痛みもかなりある

けど、耐え切れない頓服飲む! とまではならなかったので、かなり治ってきているのかもしれない。

それがあまりにも嬉しくて、たらふく飯を食べた。

ご飯をたくさん食べると元気が湧くし、生きることに前向きになれる……

明日から一週間はじまります、とりあえず水曜日は通院の予定でおやすみするけど、ぼちぼちお仕事も頑張れるよう、むっきゅりするぞいや!

それで、今日は久々にご本を読む日にしてみた。

○早朝始発の殺風景青崎有吾)

ワンシチュエーションもの短編連作短編集の間みたいな作品

捨て猫兄弟喧嘩がかなり特徴的で印象深かった。

謎解きのギリギリまで「そもそもこれは何を問うているミステリなのか?」がさっぱりわからないのだけど、

謎解きが始まった瞬間にその辺りがビシッとハマりだす、ある意味ワットダニットもの一種なのかしら。

ネタを割ってしまえばxxxダニットなのだけど、謎を提示する段でそもそもこれがxxxダニットものだと気付かせない構成ってのは、面白かった。(前例的には倒叙と気付かせない倒叙というか信頼できない語り手の方向でありそうな気がするけども)

全体的に良い意味褒め言葉として「ミステリのお手本」のような、教科書的な楽しみができて、作者の地力の高さを強く感じた。

僕は、飛び道具よりも地に足をつけた格闘戦の方が好きなので、こういう作風は大歓迎。

この作者のノンシリーズものを読んだのは初めてだけど、確実にミステリ作家として今後も信頼できそうな出来なので、追いかけていこうと思う。

探偵AIリアルディープランニング(早坂吝)

AI探偵男子高校生コンビを組んで謎を解く短編連作

AI探偵ということで、フレーム問題シンボルグラウンディング問題不気味の谷中国語の部屋など、ミステリでは後期クイーン問題を通じて馴染み深いものもある哲学的数学的)な課題と絡めての謎解きが繰り広げられる。

この辺、前例を重んじる姿勢がかなり好み。

特に面白かったのは第3話の不気味の谷

僕は割と、というかかなり名探偵に対して甘い読者なので、かなり読み進めるまで、違和感に気づけなかった。

(だから僕、名探偵自身トリックに絡む系の謎滅多に先読みできないんだよねえ。作者に麻耶雄嵩って書いといてくれれば、心構えの一つもするんだけどさあ)

なので思わず、すぐに読み返して逆転感を堪能できて楽しかった。

全体を通じて、ミステリパロディ要素も強く、AI技術的な部分も程よくわかりやすく噛み砕いてくれてるため、正誤はわかりもしないけど、この本を読むにあたっては苦労なく楽しめた。

SFそもそも話の主題がどこにあるのか? から読み解く必要があるから技術的な部分をどこまで読みとかなければいかないのか? がとても難しく、読み手が止まることが多いのだけど。

ミステリは今回何を推理すればいいか、は割と早い段階で明示されるから、そこに向けて技術的な話も理解しておけばいいので、スムーズに読めて楽しめた。

続編も出せそうな終わり方なので続きもきになる。

本格ミステリベスト10の近況報告によると書く予定はあるみたいなので、楽しみにしておこう。

グラブル

ゼノウォフの武器は二つとも作った。

水の方は毎日コツコツやってくか……

水はあまりモチベがわかないんだけどなあ。

2018-08-02

anond:20180802174221

だーめ。普通名詞一般的規則(とされているもの)を説明するのは違うよ。

増田の言うとおりそうであるかどうかの評価そもそもできんからね。

ここは具体例をあらすじとネタバレを含めた上で書くべき。

増田自体ロートル適当に印象論で語ってるだけじゃないことくらいは示してくれ。

それと、今のところ増田書き込みを信用する限りにおいては「本格と銘されるもの概念上の本格ミステリを目指して作られているだけであり、100%の完成度を持つ本格ミステリではない」みたいに読み取れる。

だとすれば最初の前提を自分否定していることにもならんか。

本格ミステリ論理犯人捜しできるように努力してるけれども、だいたいそうじゃない」は真にならんか。

anond:20180802170521

矛盾しないとしたら本格ミステリ論理的にできてるっていう前提が「女の子砂糖スパイスで出来てる」って前提位の信ぴょう性に落ち込んでしまう訳だが。

anond:20180802163151

たとえば講談社ノベルスによる「本格ミステリ」の定義は以下のとおり。

本格ミステリは、魅力的な謎を提示論理解決されることに主眼をおいたミステリをいう。

http://book-sp.kodansha.co.jp/shkm30/

本格ミステリがそのようなものでなければ容疑者X論争みたいなのも無かったわけだし。

姑獲鳥の夏』もそれだから「これ本格じゃねーだろ」という感想がまま見られるぞ。ググれ。

2018-05-14

anond:20180514144645

追記:

事件解決するゲーム特にやりたいのではなく(そういうモードがあってもいいけど)、事件舞台の裏側をじっくり観察できるゲームがやりたいのだ。

透明人間になって舞台登場人物を観察する環境ゲームみたいな。

最近出た漫画の「金田一少年犯人たちの事件簿」みたいに、犯人を追いかけ回して客観的に見ると間抜けトリックを眺め続けてもいいし、被害者が殺されるフラグを次々と立てていくのを眺めてもいい。

本格ミステリならではの矛盾のない全体の動きを完全再現して、その世界に入り込めるゲーム

[] VRかまいたちの夜をやりたい

OculusGoとかちょっと触れさせてもらってVRおもしれーと堪能しながら、どんなゲームが今後出てほしいかと考えて、出たのがかまいたちの夜だった。

ペンションシュプールVRで完全再現してリアルタイム殺人事件が起きる様子を見守る。

主人公視点犯人当てしていくモードと、神視点事件が起きるのを眺めるモードが搭載。

続編で、金田一少年の事件簿十角館の殺人とか本格ミステリVRゲーム化。

2018-03-16

ハイファンタジー/本格ミステリ/ハードSF

ハイファンタジー

現実とは異なる世界を主要な舞台とするファンタジーのこと。

高尚なファンタジーという意味ではない。

対義語は「ローファンタジー」。

現実世界不思議出来事が起きるものを指す。

定義を広く取れば異能バトルや魔法少女ものなども全てローファンタジーに含まれる。

本格ミステリ

推理論理性を重視した推理小説(ミステリ)のこと。

本物の推理小説という意味ではない。

対義語は「変格ミステリ」。

トリックよりも、怪奇幻想的な雰囲気を重視したものを指す。

定義を広く取ればホラーサスペンススパイもの冒険小説なども変格に含むことがある。

ハードSF

科学的な正確性にもとづくSFを指す。

ハードな展開があるSFという意味ではない。

対義語は「ソフトSF」だが、これには二つの意味がある。

ひとつは、物理学天文学化学などの「ハードサイエンスではなく、人類学社会学心理学などの「ソフトサイエンスにもとづくSF、という意味

もうひとつは、科学的な正確性にもとづかないSF、という意味である

2017-11-28

愚者あほ)が出てくる、村外(とかい)‪が見える

愚者あほ)が出てくる、村外(とかい)が見える――『屍人荘の殺人批判に答える

28鮎川哲也賞を受賞した今村昌弘『屍人荘の殺人』が話題になっている。私も読んだ。

夏休み大学生たちが山荘を訪れて、その場が閉鎖状況となって連続殺人に発展するという、設定だけなら片手で数えられる以上の似た作品諳んじることができよう。

しかし、本作はその閉鎖状況の構成要因が変わっている。それが閉鎖状況下で発生する第一の(一見平凡な)密室殺人や第二の殺人を、この状況下「だからこそ」の、より不可解な謎を生じさせている。

(余談になるが、この構成要素に関して、小説の興趣を削ぐから箝口令を敷く空気が流れているが、要素そのもの真相でもなく、そこから推理小説としての面白みに繋がるわけだから、過敏になる心証がよくわからない。だって、みんな有栖川有栖月光ゲーム』の内容紹介に火山噴火のことが書いてあるからって怒らないでしょう?)

そして、謎解きの段に於いても、用意された設定が存分に活かされたうえで意外性のある真相へ導かれていくのだから新人デビュー作としては文句のない出来だ。

選考委員の一人である北村薫氏が選評でも書いているように、年末ミステリランキングにもランクインすることだろう。江戸川乱歩賞受賞作が出なかった2017年に至っては最大の新人である。票が集まる可能性は高い。

なお、これより先の文章は『屍人荘の殺人』の結末に言及することになる。よって未読の方は注意されたい。そうは言うもの作品分析とは違うので、そういうものをお望みの方には本文章無用である。ほかの小説評論を読んでいるほうが、よほど有意義時間の使い方というものだろう。本格的な『屍人荘の殺人』論は私も読みたいので、その仕事はほかの方にお任せしたい。

それでは本題にはいろうと思う。

あらゆる作品に言えることだが、普段そのジャンルの読者を標榜する輩が仲間内で褒めているうちは、実際の読者数はそんなに多くないというのが常だ(そういう輩は自分の村の外には碌に目を向けられない田舎者で、声だけは無駄におおきい)。

一方そういったジャンル読者のなかから以下のような記事(詳細はリンク参照)を書く者が現れ始めると事態は変わってくる。田舎者批判するのは他所者と相場で決まっている。つまり、彼らの仲間以外の人々がその作品について(読んで)語っていて、その感想へのカウンターとして下記のような記事は生まれてくる。これはより多くの読者を獲得しつつある、要は売れる兆しと言える。


藍川陸里「『屍人荘の殺人』を読んで16の疑問」(補遺の坂)

http://rikuriaikawa.blog.fc2.com/blog-entry-28.html


本人のtwitterを拝見する限り、文学フリマでは200頁超のミステリ評論頒布したらしい。熱心な書き手である。残念なことに自分ミステリ評論のほうは手に入れていないのだが、それほどの分量なのだから、すくなくとも労作であることは間違いないだろう。

もし、そのミステリ評論も先に紹介した記事と同程度の読みの確度であるなら、物を書くことに徒に時間を浪費するより、余生は別の趣味を見付けることをお勧めしたい。

読者の疑問に対して、作者が答えられる機会はそう多くない。作者一人に対して読者は数千数万といるわけだし、アホな質問にいちいち答えられるほど作者も暇ではない。

なので、ここでは氏の疑問に対して僭越ながら自分が答えたいと思う。

もちろん私は『屍人荘の殺人』の作者ではない。ましてや作者の知人でも、インタビューして伺ったわけでもないので、あくまで氏と同じ読者の立場から作者の意図を拾って回答するかたちとなる。ここでの回答が作者の望むものとは同じでないことは(こんなこと本来は言うまでもないことだが)留意してほしい。

「『屍人荘の殺人』を読んで16の疑問」という記事を書いた藍川陸里氏は、冒頭を読む限りでは、まず『屍人荘の殺人』が「過剰に絶賛されて」いる状況に疑問を持っている。本作が完成度以上の賛辞を得ている点には、私も反論はしない(とはいえ、その現象に対して私が差し挟む疑問や意見もない)。氏は本作に関して「さすがに不備が多すぎるんじゃないか」と、本人曰く「辛口レビュー」を展開している。

しかし「レビュー」とは言ったものの、「手落ち感のあった16の箇所」を列挙しているだけなので、いわゆる書評体裁からは程遠い。「手落ち感」という予防線を張った書き方も気になるが(明確に「手落ち」と言えるのであれば手落ちと書けばいい。取って付けたようにオブラートに包むことで批判を「雰囲気」に回収して最初から退路を用意する書き方は、物を書く(それによって批判する)者のスタンスとしては最低である)、ここは氏のやり方に倣って自分も箇条書きにて回答したい。

念のためもう一度注意を促すが、これより先の文章は明確に『屍人荘の殺人』の結末に言及することになる。よって未読の方は、このくだらない文章を読む前に、興味があるなら作品を読むことをお勧めする。世評や他人感想ばかり集めて読んだ気になるのは、読書於いて最大の愚行である


1.登場人物ゾンビへの対応

……登場人物のひとりが話す(映画における)ゾンビの特徴を実際に発生したゾンビに当て嵌めて話を進めるのは納得いかない、と氏は批判している。しかし、謎解きの道具である特殊設定(現実では有り得ない設定)の説明に筆を割けば割くほど、物語における主従が逆転して本末転倒になっていく。氏の指摘は尤もだが、これは特殊設定を活かしたミステリ全般が孕む問題であり、本作に限ったものではない。ほかにもそういう作品があるから本作でも問題にならないというわけでは勿論ない(こういった問題クリアしている作品もちゃんとある)。本作はミステリ研究会の会員が作中でミステリについて言及するなど「お約束」を踏まえた舞台づくりになっていて、更にそこに加えられた異常な状況を、ゾンビ映画の「お約束」で説明している構図になっている。自己言及的なこういう遊びは、すれっからしのマニアもにやりとさせるためのサービスなのだと考える方が多少は面白く読めるというものだ。読書はすこしでも楽しい方がいい。

当該記事のなかでは数少ないまともな指摘なので、あまり長くなっても仕方ない。ここで止めておこう。

2.推理をせずに自白に頼るのはミステリとしてどうか

……記事から引用しよう。「‪第一殺人ではゾンビがなぜ部屋から消えたのかは犯人から自白によって落下したということが明らかになるけれども、さすがにそこは落下したという証拠を元に推理をして探偵が独力で辿りついて欲しかった‬」

端的に言って、この指摘は誤りである。まず、犯人指摘より前の段階、第一殺人真相が明かされた直後に探偵役は「詳しい状況はわかりませんが」という留保のうえで、「星川さんは進藤さんと揉み合いになり、手すりを越えて下へと転落したのでしょう」と推理している(267頁2-3行目)。この推理は厳密には真相と異なるが、星川麗花(ゾンビ)の落下に関しては自白の前に既に推理が為されている。何より、第一殺人直後の現場検証於いてベランダの窓は外に向かって開け放たれ、足跡というほど明確な形ではないが何者かが歩いたような血の跡がベランダの外へと続き、手すりにもべったりと付いていた」と手掛かりまで書かれている。

また、この項目のなかでは「最後犯人を指摘する際、葉山か静原のどちらかが犯人だというところまで来て、結局しズはら自白により犯人が決定したのも手落ち感があります。この腐対rのどちらが犯人なのかという所はちゃんと推理で絞って欲しかったです」と指摘が続く(誤字まで原文ママ)。

かに解決編では犯人が自ら名乗り出る。

しかし、これに関しても、用心深い読者なら頁を遡って「彼女に見送られて俺は部屋に戻り」(191頁8行目)という記述を見付けたことだろう。この記述から最後に自室に戻った人物(=犯人)が静原美冬であることは明白である。語り手の意図によって一部欠落した記述はあるが、彼は嘘はついていないので、上記の箇所も手掛かりとしては有効だ。ここまで親切に手掛かりが用意されてあるにも関わらず、確認もせずに批判する人間がいるとは思えない。もし確認したうえで上記のような批判を出しているのであれば、氏は真に恐ろしい書き手である

3.ホワイダニット真相

‪……探偵役が提示した「全員が死ぬか生きるかという追い詰められた状況で、わざわざ密室の中の進藤さんを殺す必要があるのか」(142頁6-7行目)という謎の提示に対して、氏は「その真相が「こんな状況じゃなくても元から殺す予定だった」っていうのはさすがにしょぼすぎる」と批判しているが、これも正しくはない。‬

‪まず、第一殺人(進藤殺し)の犯人は「元から殺すつもりだった」(290頁16行目)静原ではなく、ゾンビとなった星川である。よって静原の動機は、ここでは本来関係ない。‬

‪また、第一殺人における眼目は「なぜ殺したのか?」に見せかけた「誰が殺したのか?」である犯人人間ではないという真相が明かされることによって「なぜ殺したのか?」も明らかになる。明かされる事件の構図から考えても、「動機がしょぼい」という批判的外れしか言いようがない。‬

4.1つめの殺人推理ロジック

……「‪推理根拠となったのがただ1つ「布団の裏側に血がついていた」というものだけ」とのことだが、2.の回答でも書いた通り、そんなわけがない。‬

そもそも、この疑問自体ほとんど2.の重複で、さして意味のないものである。きっとこの項の手前で氏は一度記事を書くのを中断したのだろう。途中まで書いた内容を忘れて、同じ疑問を書いてしまったに違いない。‬

5.1つめの殺人の顔が食べられた謎‬

‪……このあたりから、箇条書きの見出し日本語が怪しくなってくる(係りが不明である)。‬

‪進藤の顔がゾンビとなった星川に「噛みちぎられた」理由解決編で犯人が話している通り「星川さんに口づけをした」からである(292頁14-15行目)。氏は本当に解決編を読んだのだろうか。‬

6.推理が始まってから証拠が出てくる

……この項にいたっては、該当頁の典拠さえ誤っている。他人文章をあげつらう労力の何割かを自分文章に向けることをお勧めする。

7.登場人物名前をゴロ合わせで覚えやすくしているけれども意味がない。

……難癖以上のものではない。

8.キャラの書き方が雑すぎる

……言い方を変えてはいるが、新本格に対する「人間が描けていない」という批判と何が違うのか。ここで繰り返すのも馬鹿らしいことではあるが、謎解きを主軸に据えたパズルストーリイに対して、心理描写多寡をあげつらうのは的外れも甚だしい。こういう時に出てくる「深み」という言葉は、どうしてこれほどまでに浅薄に聞こえるのだろう。

9.音楽伏線の回収は面白かったけれども、伝聞であるのが良くない。

……このあたりから作品評を離れて、遂に難癖をつけること自体目的となってくる。氏によれば、探偵役とワトソン役が体験した以外に集めた手掛かりはぜんぶ信憑性はないそうだ。それでは、探偵役が証言を集める事自体意味はなく、安楽椅子探偵は頭から存在否定されることとなる。

10.最初ワトソン役の推理ものすごく適当推理をする意味が分からない‬

‪……氏曰く「偽の推理をさせる場合は最低限納得できるものにしてほしい」とのことだが、こういうのは可能性の消去であって、推理於いては当たり前の手順である。‬

11.犯人メタ読みできる

……だから、どうしたというのだろう。

読者を驚かせることが推理小説第一義でない以上、犯人の予想がつくことは瑕疵とはなり得ない。

何よりメタ読みは推理でもなんでもないので、それで犯人がわかることを殊更に主張する真意がわからない。

12.叙述トリックが地味すぎる

……叙述トリックが本筋でないことは誰が読んでも明らかだ。これもまた的外れ批判である

13.探偵心理が異常

……「――あげない」

強い口調。

「彼は、私のワトソンだ」(302頁15-18行目)

この箇所にすべてが書かれてある。氏が、こういうロマンティシズムに感興の湧かないひとなのだと思うだけである

14.‪3つめの殺人の毒の入手方法面白かった。けれども、毒を仕掛ける部分の描写がさすがに不足している‬

‪……これ程までに作者に説明強要する理由がわからない。‬

から十まで書かれていないと理解できないのだろうか。書いてあることも理解できていないのだから、仕方ないのかもしれない。

15.屋上まで逃げた時に、丁度ヘリコプターが来るのはさすがにずるい‬

……「救助のヘリが現れたのはそれから時間後」である(303頁18行目)。

何がずるいのかさっぱりわからない。

それでは、何時間後にヘリコプターが現れるのが現実的だというのかご教示いただきたい。

16.文章は読みやすいけれども、引っ張ってくれない‬

……読みやすさは、ひとつ美徳である。「引っ張ってくれない」と作者の「もてなし」を求めるのは、「お客様神様だ」と宣うことと何が違うのか。こういう考えを抱く読者が改心することを願って已まない。


ここまで氏が指摘した「手落ち感のあった16の箇所」に対して回答したが、その後も熱心に指摘が書き連ねられている。

それらのひとつひとつに付き合う程私も暇ではないが、看過できない指摘もある。

例えば、以下のようなものである

‪「選評で北村薫が「奇想と本格ミステリの融合」と評しているのだけれども、ただゾンビを出しているだけだと思います。化け物が出てくれば何でも奇想とするのはさすがにどうかとは思いました」‬

‪……恐ろしい。とうとう選考委員北村薫氏まで批判対象となるのである。‬

推理小説於いて「奇想」という言葉が謎の不可解さや意外な真相形容する語として用いられることは、多少推理小説を読み慣れている者には周知のことだろう。もちろん北村氏も、ここではゾンビ存在を踏まえたうえで事件不可能趣味真相の意外性を以て「奇想」と評して、それが本格ミステリ作法に則って書かれているから「融合」と賛している。‬

‪決して「ゾンビ」が出てくる事自体を「奇想」と評しているわけではないことは、前後文章を読めば大半の読者にはおわかりのことと思う。文脈が読めない読者というのは、作者にとっては脅威以外の何物でもないだろう。‬


田舎者も村の外を一歩でれば、自分価値観や考えが偏ったものと知ることとなる。‬

‪そこで考えを改めるか、それともこれまでの考えに固執するかで人間は分かれる。‬

‪すくなくとも、村の外に出ることなく、出ていった者や訪れてきた者を思い込み批判する人間は、内と外どちらにとっても害悪以外の何物でもない。

‬まずは卑小な自意識を捨てて、村の外に出ることを勧める。(WY)

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