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2023-03-19

自称出世コースの同期社員退職した


過去2年以内の出来事から、ぼかして書かせてもらうな。

ある時、同僚が退職した。今から約五年前に一緒に地元市役所に入った同期だった。タイトルのとおり、調子に乗っている系の若者だった。同期といっても、当方中途採用なので年は結構離れてる。

その辞めた彼、ヤツと表記することにしようか。どうしてこれを書くかといえば、退職過程に感じるものがあったからだ。官公庁民間企業もそうだと思うが、人事異動によって婉曲的にその人のランクを示すわけだろう。でも、その中には、勘違いをするような人事もあると思うのだ。そういうことについて書いていく。

ヤツは、新卒での入庁だった。最初社会教育の分野で働いていたはずだ。一般的名称だと、社会教育課といったところか。体育振興とか、公民館行事とか、どちらかというと大人対象にした教育活動だ。

ヤツの環境は恵まれていた。俺は最初から本庁の財政課で、銀行出身ということで地方交付税の算定基礎となる数字を固める仕事をしていた。はっきりいって激務だった。先輩が優しいのと、周りに人格者が多いのが救いだった。

ヤツの環境は、はるかに恵まれていた。仕事が楽だったのだ。臨時職員がやる庶務みたいな仕事が大半で、社会教育仕事もメインでひとつも持っていなかった。つまり、まだ若いという理由で、初心者モードでのキャリアスタートとなったわけだ(祖父や曾祖父町内会長だったのも大きい)。

仕事が退屈だったからかは不明だが、ヤツは同期会や若手職員飲み会では調子に乗っていた。「あのイベントは俺も一枚噛んでる」みたいなことを吹聴していた。みんなそのことをわかっていてスルーしていた記憶がある。

中身のない若者だった。リクルート(特にジョブズ)や、サイバーエージェントGMOとかと交流経験がある人ならわかるかもしれない。実績ゼロにおいてすら、自らの成果を誇張する理解不能レベル人間がいるだろう。あんな感じだった。

話は逸れたが、入庁一年から楽な環境であること――それが正しいことかはわからない。だが数年後、ヤツの環境は変わった。組織の再編により社会教育課は厳しい環境に置かれた。

残念ながら、ヤツには実力が身に付いていなかった。その根拠は噂話が0.5、ヤツの姿を実際に見てが0.5、合わせて一本というところだ。

ストレスに耐えられない行動を取っていた。あなた職場にもいるのではないか仕事とか家庭とか、なんでもいいけれども、ストレスが多くなって精神的に潰れている人間の姿だ。ヤツは、元々コミュニケーション能力に難があり、いわゆる話がわからないタイプ人間で相当難義をしていた。

・キレやす

自分過去に凄かったアピール

立場が弱い人間に当たり散らす

こんな行動だ。特に、その年度末時点では、まるで50代のごとく自分が思ったことを脊髄反射で口に出すようになっており、声をかけるのも憚られるほど救いようがなかった。

職場仲間から非人格的な行動を咎められるのはまだいい方で、はっきりいって見捨てられていた。個人的には視界に入れたくなかった。

次の年度、ヤツは別の部署に異動になった。おそらく配慮があったのだろう。今度は、多くの人が想像するタイプ市役所仕事だった。社会教育課よりは楽になるだろうと思ったし、実際にそうだった。わかるのだ。自分とヤツとは、その時期は同じ階で働いていたから。

だが、調子に乗った態度は変わらずだった。前の職場である社会教育課の後輩に対して架電していたのだが、市民も見ているであろうに大声で叱責をしていた。私の席からヤツの上司の顔を遠目で眺めると、苦虫を嚙み潰したような顔をしていた。ほかの職員もそうだ。

が、その年度の終わりだった。ヤツにある意味での最後通告が下った。総務省に出向するように命じられたのだ。

多くの増田民ブクマカには意味がわからないと思われるので説明する。まず、民間と同じく地方公務員にも他組織への出向がある。一定の水準に達している者が出向するが、例外もある。表で説明するほどのものでもない。記号を使って出向先のランク付けについて逗子する。



○出向先ランクの一覧

幹部コースが決まっている職員の出向先)

 都道府県内の合同組織(国際行事運営事務局など)

 都道府県の本庁、福島など甚大災害被災地

 国の主要政策実施機関(主に県市合同)

------------------------------------------------

(将来を嘱望される職員の出向先)

 市区町村で作る臨時の合同組織、一部事務処理組合

 内閣府財務省経済産業省

------------------------------------------------

(上に準ずる職員その他の出向先)

 都道府県地方機関

 総務省厚生労働省環境省、

 農林水産省文部科学省


 

概ね1〜2年の間、出向先で働くことになる。長くても3年だ。最悪だと4年以上。このうち(上に準ずる職員その他の出向先)については、言いにくい事情が何点かある。

まず、市区町村→国や県への出向については2パターンある。①規模の大きい仕事を進めるために出向が必然となるもの(今だと広島G7サミット事務局。数年前だとオリンピック)と、②出向が昔からの慣例になっているパターンだ。特に②の場合、国の方から事業推進のため○人の職員を出向させてください。お願いします」(※要約。実際は崇高な理念という名の大言壮語が書いてある)といった通知が各自治体に届いて、そのお願いを聞く恰好で、地方自治体中央省庁(+地方事務所)に人員派遣する。

ヤツは総務省への出向だった。その際、ヤツは相当喜んだ様子だった。LINEで何度も同期グループメッセージを入れていたし、出向者の送別蟹に参加した際などは(※私もその年に県に出向した)、それはもう大喜びの様子だった。出世コース万歳、みたいな調子だった。

中央省庁には大変申し訳ないのだが、うちの自治体では、はっきりいって辞めてほしい職員別にいなくなってもいい職員のうち、比較学歴のある若手を(上に準ずる職員その他の出向先)に送るという慣習がある。※国としては、官僚と同程度の学歴のある人間がいいらしい。

辞めてほしくない職員を国に送らねばならない場合は、1年や、半年ずつに分けて2人など、各個人負担にならない形で送り出す。

蛇足になるが、未婚の女性職員は送り出さない。断じて出向させないらしい。噂話のレベルだが、中央省庁への出向中に都内結婚相手を見つけ、出向が終わって夏のボーナスをもらった直後に退職して東京に戻った人が過去にいたようだ。

さて、ヤツは総務省に何年いたと思う? ……正解は言えない。特定のおそれがあるからだ。二年以上とは言っておこう。○年半が経った頃、うちの市から「四年目もお願いする」という連絡をもらった後、ヤツは辞めた。その後、どこに行ったかはわからない。消息不明だ。ラインの同期グループでは、「ずっと毎月残業60時間以上。もうダメだ」といった内容が続いていた。

組織としては、ヤツは辞めてほしい人材だった。ヤツは何度も調子に乗った行動を取ったし、他の職員上司ひんしゅくを買ったし、市民や団体に迷惑をかけている。ヤツ以外にも、辞めてほしい人間として国に送り出したと思われる若手職員はけっこういる。

だが、実際かわいそうだとは思わないか。国の出向制度を利用して辞めてほしい人間を送り出すなど、制度趣旨理解していないのではないか? むごい。

出向先の中央省庁のうち、(将来を嘱望される職員の出向先)と(上に準ずる職員その他の出向先)の区別だが、前者の官庁場合は、出向者に企画や調整の仕事をさせてもらえることがあるらしい。または、特殊技能習得など。公務員として一生使える力だ。

対して後者場合、出向者は『無料で使える臨時職員』(※出向者の給料自治体負担)であり、仕事内容も裁量ゼロの大量ルーチンをこなすことになるそうだ。職場上長地方からの出向者を指揮することはなく、彼らの差配をするのは20代の若手官僚になるという。なんというか、完全に国の仕事遂行するための材料として使われている感がある。



なお、この日記にはフェイクはあまり入れていない。リアル感を出すためだ。身バレなどのリスクは私がすべて負うことにする。どうしても書いてみたかった。

あれから月日が経った。ヤツは元気でやっているだろうか。思えば、20代半ばの若者というのは、調子に乗りたがるのがむしろ正常なのかもしれない。

当時の私は、ああいう連中について、聖闘士星矢に出てくるおとめ座(ヴァルゴ)のシャカみたいに思っていた。

「若手職員のガキたちよ。今から引導を渡してやる。おとなしく餓鬼界へ落ちたまえ!オーーーーム!天魔降伏!」くらいにしか思ってなかったが、今ではしみじみと思い返すことがある。

ほどほどに幸せにやっているといいなあ。そういう未来勝手想像している。

2023-01-17

食品ロスの話題になると事業者ばかりが悪いということになるけれど、実際のところ本当に捨てられる食品は家庭からのものが大半

本来食べられるものが食べられずに処分されるもの食品ロスと農林水産省定義している

日本では年間500万トンくらいの食品ロスがあり、その半分は事業者、半分は家庭から排出されている

事業者排出する食品ロスは燃えるゴミになるかというと、そうではない

かなりの部分が家畜飼料肥料などへリサイクルされている

具体的には事業者排出する食品ロス全体の8割以上がリサイクルされている

一方で家庭から排出される食品ロスはリサイクルする仕組みがない

家庭から排出される食品ロスが全くリサイクルされていないと仮定すると、食品ロス全体のうちリサイクルされずに燃えるゴミとなるのは家庭由来が250万トン、事業者は50万トンとなる

恵方巻が捨てられる!ってまたニュースになるけど、実際に食べ物ゴミとして捨てているのは各家庭なんだな

2023-01-01

anond:20230101150552

ストレスの無い家畜の方が病気にかかりにくいし美味しいし人間健康に良いし

コスト掛かるけど頑張ってねって農林水産省青年会が頑張ってる

 

アニマルウェルフェアについて:農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/animal_welfare.html

 

検索ワードアニマルウェルフェア 青年

2022-10-26

農林水産省郷土料理さすがにツッコミどころ多すぎるだろ

ラーメン北海道)→よわよわな証拠発祥を定めていいなら一番古いっぽい水戸黄門説でいいのでは?そもそもラーメンって中華そば進化させて日本食にしたものなんだから中華そば日本でそのまま出してましたって話はラーメン発祥にはならねえ……

きび餅(京都)→う~~~~ん。「吉備団子(岡山)」で良かったんじゃねえかな……。京都って他にいくらでもあるのにあえて他所と奪い合いする意味ある?

呉の肉じゃが広島)→呉ってあえて入れてるから京都には「舞鶴肉じゃが」があるのかと思ったらなかった。じゃあもう「肉じゃが」でいいじゃん。なーんもかーんも中途半端じゃないっすか。

お雑煮東京)→各地方いくらでも特色ある雑煮がある中であえて東京由来こそを雑煮スタンダードだとばかりに推すその理由は?室町時代からあったと言ってるけど、その頃ってまだ江戸日本の中心でもなんでもないですよね?

あーマジで色々とモヤモヤする。

これが企業がノリでやってんなら8割ぐらいあってんだからいーじゃんすげーじゃんなんだが、日頃他人書類に対して「我々の指定するフォーマット通りじゃないですね」って唾を吐きかけてくるクソバ完璧主義自称公務員がやってる仕事で精度8割はイライラしちまうよ。

よく分からね―なら削除すりゃいいのに適当に書き捨ててんじゃねーよマジで

こちゃんのレベルだな本当

2022-10-14

anond:20221014114729

ちょっと古いが

75 国家総合職(上位省庁:財務本省・警察庁総務省自治)

73 国家総合職(中堅省庁:外務省防衛省経済産業省金融庁内閣府など) 衆・参議院総合職

===超エリートライン 東大京大上位 ===

72 国家総合職(下位省庁:国土交通省厚生労働省農林水産省環境省文部科学省など)、国会図書館総合職

71 国家総合職(法務省外局独立行政法人など)、衆・参議院法制局

70 政策担当秘書裁判所事務総合職

===エリートライン 旧帝大早慶上位==

67 家庭裁判所調査官補

65 外務省専門職国会図書館一般職衆議院一般職

64 都庁I類

===一般上位ライン 上位国立早慶===

63 航空管制官参議院一般職労働基準監督官政令市、優良県庁

62 中堅県庁特別区Ⅰ類、中核市役所

61 財務専門官、国家一般職(本省=霞ヶ関採用)、裁判所事務一般職国税専門官、下位県庁特例市役所

==中堅ライン 関関同立地方国立レベル

60 国家一般職(人事院事務局・管区警察局財務局・経済産業局) 、防衛省専門職

59 国家一般職(運輸局地方整備局・地方検察庁) 、一般市役所

59 国家一般職(法務局農政局公安調査局)

===下位ライン 日東駒専=======

58 国家一般職(労働局入国管理局)、県庁(学校事務警察事務)、法務教官町役場

57 国家一般職(その他局・独立行政法人)、村役場国立大学法人※非公務員

53 高校教員東京消防庁Ⅰ類、自衛隊幹部候補生

50 小中学校教員東京消防庁Ⅱ類、大卒消防官

45 皇宮護衛官入国警備官警視庁Ⅰ類

44 大卒警察官、刑務官自衛官警視庁Ⅱ類

===高卒Fランク大レベル=====

40 高卒警察

2022-10-04

anond:20221004164839

ほい

明石焼/玉子兵庫県 | うちの郷土料理 - 農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/40_2_hyogo.html

江戸時代末期から大正時代にかけて、明石では地場産業として装飾品の「明石玉(人工さんご)」の生産が盛んに行われていた。

明石玉」は卵の白身材料とするため、この製造過程で余った卵の黄身を目の前の海で捕れるタコと混ぜ合わせてできたもの明石焼の始まりではないかといわれている

2022-08-11

anond:20220811005445

せやで。農林水産省退官した元役人が相当天下っとる。これは由々しき事態やで。

2022-07-14

有機農業はどうして「有機農業と言うのか

有機農業ってどうして有機農業と言うのだろう?

有機農業って要は農薬を使わない農業だろうけど、農薬ってめっちゃ有機物じゃん。

と思って少し調べました。

 

 

 

化学界隈における有機化合物(organic compound)、無機化合物(inorganic compound)の定義は以下になる(wikipediaより)。

有機化合物とは、炭素を含む化合物の大部分をさす。

無機化合物とは、有機化合物以外の化合物である

 

高校受験理科で、様々な物質有機物無機物に分類する問題があったことは覚えているだろうか。

有機化合物はたとえば、人々が目にするもので言えば、医薬品農薬アミノ酸タンパク質・糖・ビタミンなどなどから成る食品、香料、石油プラスチックゴム、繊維など。塗料化粧品、洗剤なども有機化合物からなる。

無機化合物の例は、身近なものだと、金属製品、宝石ガラスセメントセラミックス半導体電池などでしょうか。

 

 

 

 

さて、農林水産省HPから有機農業定義引用する。

有機農業の推進に関する法律」による有機農業定義は以下のとおりです。

    農業生産方法を用いて行われる農業です。

     

     

    続いて、「有機」という言葉辞書意味を調べてみる。

    ゆう‐き〔イウ‐〕【有機】の解説

    1.生命力を有すること。生活機能を有すること。

    2.有機物性質もつこと。

    3.有機化合物」「有機化学」などの略。⇔無機。

    goo辞書より

     

     

    ふむ。どうやら「有機」という言葉有機化合物同義で使うことは化学者の傲慢だったらしい。

    wikipedia有機化合物の欄に詳しい解説が書いてありましたね。

     

     

    有機化合物、無機化合物という用語が生まれ18世紀末より前にも、有機体 (organisms) という言葉存在生物同義で使われていた。今でいう有機物は、当時は生物付属品と考えられていた。

    18世紀末、イェンス・ベルセリウスは物質生物から得られるもの鉱物から得られるものとに分け、それぞれ「有機化合物」「無機化合物」と定義した。

    後に、当時有機化合物に分類されたものも人工的に合成できることが発覚し、定義を「炭素を含むもの有機化合物(一部例外あり)、それ以外を無機化合物とする」と修正された。が、本来有機(organic)」には「生物の、生物由来の」といった意味があるのだ。

     

     

    から有機農業」を生物由来の肥料だけを使った農業意味で使うことは本来何も間違っていないのだ。

    エセ科学っぽいからという偏見で間違った意見を持っていた。化学者の側が言葉意味を曲げて使ってしまったのだ。

     

     

    また、「有機」「無機」を使う一般用語に以下のものがある。

      • 有機的な:有機体(生物)のように、多くの部分が緊密な連関をもちながら全体を形作っているさま。

      • 無機質な:生物が関与していないと思わせるさま、命が感じられない様子。あたたかみのない。殺風景で味気ない様子。

      なるほど、以上の意味を考えても、本来意味は、有機とは生物っぽいことで、無機とは生物っぽくないことなのだ。化学者の側が言葉意味を曲げて使ってしまったのだ。

       

       

       

      こういう、ある言葉一般的な用法と、科学的な用語としての用法にずれが生じてしまうことって結構あるよね。新しい概念定義する際に既存言葉運用してしまうからでしょうかね。科学用語定義が厳密だが、一般用語定義よりもイメージが大切だからね。

      法律用語もこういったことが多いイメージ。例えば法律でいう「少年」一般で言う少年少女を指すらしいじゃん。

       

       

       

       

      という訳で、「有機」とは本来は「生物由来の」を指す意味であり、それゆえ生物由来の農業、というニュアンスで合成肥料を使わない農業有機農業と呼ぶことは間違っておらず、化学界が定義した「有機化合物」の方が後釜であり、本来のことばの意味からはずれているのだ、という結論を知ったところで終わりにします。

      私は今日もまた一つ賢くなれました。

       

       

      追記

      引用の書式を修正しました。はてな記法を知らず、blockquoteタグでいけるかなと思ったらいけませんでした。ご指摘ありがとうございます

      2022-07-11

      anond:20220711113205

      農林水産省事務次官?か何かの父親に殺された息子ってこれだよな。

      子供が親を超えることを親が許さなかった。

      父親母親エリートと可愛くてバカな女の組み合わせで仲睦まじいいけど

      子供が成長できる環境じゃなかった

      2022-06-29

      飢饉対策

      意外とここ30年の歴史だったのか

      タイ米なつかしい

      お米が不足したことがありますか。

      こたえ

      お米の生産は、気候などの自然条件(じょうけん)の影響(えいきょう)を大きく受けることから生産量が多い年と少ない年があり、その差が大きいものとなっています

      最近では「平成の米騒動(こめそうどう)」と騒(さわ)がれ、不作の年がありました。

      これは、平成5年産のお米の作柄(さくがら)が、記録的な冷夏(れいか:低温)や日照不足により、お米の作況指数(さっきょうしすう)74と「著(いちじる)しい不良」となったため、平成4年産を274万トン下回る783万トンしか収穫(しゅうかく)されませんでした。

      また、その年の在庫(ざいこ)も23万トンしかなく、お米の安定供給(きょうきゅう)の確保(かくほ)という観点から海外から約259万トンを緊急輸入(きんきゅうゆにゅう)したことがあります

      このため、農林水産省では、米不足に備えた備蓄制度(びちくせいど)を設(もう)け、10年に1度の不作(作況92)や通常程度の不作(作況94)が2年連続して生じても、国産米をもって安定的供給できるよう年間100万トン程度を基本(きほん)に米不足に対する備(そな)えを行っています

      毎年、20万トン程度備蓄米(びちくまい)を買入れ、通常は5年持越米(もちこしまい)となった段階(だんかい)で、飼料用(しりょうよう)などとして売却(ばいきゃく)されます

      2022-06-12

      画像農林水産省「輸入がストップしても食い物は足りる。そうなった場合食事がこれ。」

      http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/2017154.html

      大豆蕎麦なんかも問題なく取れるから、実際はもっと豪華なはず😃

      当然だけど魚も多様なものが取れる

      乳製品獣肉は全滅だね

      2022-06-05

      20220605[アタック25]2022年6月5日クイズ研究会大学生大会 2022-06-05結果

      20220605[アタック25]2022年6月5日クイズ研究会大学生大会 2022-06-05結果

      BSジャパネクストで日曜昼などに放送

      BS1からボタン2回とか

       

      今日の答え ・01 [ある楽器]ホルン

      ・02 芒種 ぼうしゅ

      ・03 [記憶][5択]3(番

      ・04 [3択]ビタミン)C

      ・05 [全て]厚生労働省 国土交通省 文部科学省 経済産業省 農林水産省

      ・06 柏木由紀しわゆき

      ・07 17(番

      ・08 [近似値]4,127(人

      ・09 緒方洪庵 おがたこあん

      10 Official髭男dism オフィシャルヒゲダンディズム

      11 [択]1(番

      12 古谷徹 ふるやとおる

      ・13 李下に)冠(を正さず

      ・14 ポーチド(エッグ

      ・15 クロノグラフ

      ・16 [択]3(番

      17 [曲名頭文字]まなび

      ・18 ハドリアヌス

      ・19 [仏語]デジャビュ

      20 徳島(県

      ・21 DA PUMP ダパンプ

      ・22 [2択]南極(大陸

      23 なにわ男子

      24 [AC][アルファ4]JICA ジャイカ

      ・25 ヨシタケシンスケ

      ・26 [3択]ゴルゴンゾーラ

      ・27 櫻坂46

      28 カリフォルニア(州

      ・29 持統天皇 じとうてんのう

      ・30e [仏語]ピルエット

      ・xx [ある生き物の名前]シーラカンス

      2022-05-04

      anond:20220504191317

      玉ねぎも約2倍の値段に… スーパー「アキダイ社長が教える買い物テク

      ABEMAヒルズ

       25日、明治安田生命は「家計」に関するアンケート調査を発表した。「最も高騰を感じるのは」の問いに対し、一番回答が多かったのは「食費」だった。

      映像】「アキダイ社長が教える買い物テク

       その中で急激に値上がりしているのは、ウクライナが主要供給であるトウモロコシだ。シカゴ商品取引所では、トウモロコシ価格が今年1月と比べて約50%も上昇。10年ぶりの高値となり、インフレーションならぬ「コーンフレーション」が起きているという。

       スーパーマーケットといった小売業もその影響を強く受けている。ニュース番組『ABEMAヒルズ』に出演した、スーパー『アキダイ代表取締役秋葉弘道氏は「原油高の影響で包装パックが値上げしている」と話す。

      玉ねぎも約2倍の値段に… スーパー「アキダイ社長が教える買い物テク

      石油由来の“包装パック”(食品トレー)が4月から値上がりしている。これはウクライナ情勢に関係なく、値上がりが決まっていた。なので、今後もウクライナ情勢の影響でさらに値上がりする話が出ている」

       さらに、農林水産省公表した「野菜価格動向」によると、キャベツは前週比107%、トマトにんじん102%。そして、玉ねぎ平年比191%と値上がりしている。今後、円安の影響も出てくるのだろうか。

      「色々な商品に影響が出ている。そもそも日本食卓海外の食料がなければ賄えない。その中でも、玉ねぎとかは国産で不作だった。そこにきて、中国産が入らないということで価格が高騰した。市場に出回っている野菜は3〜4倍の価格になっているのが現状で、仕入れ価格も高く、店としても明日売る在庫もないほど少ない状態

       そうなると、何を買うのがおすすめなのか。

      「これからの時期は露地野菜が多くなるが、気候に左右されやすい。場合によっては高値になってしまうこともあるが、裏を返せば非常に安くなることもある。これからは、旬の露地野菜を中心にお買い物するといい。その時は、献立を決めずに来店して、旬のものや安いものを中心とした食卓にするといいと思う。お客様もこれまでは、メモをしていた人が多かったが、最近は特売や旬で安いものを選ぶようになっている」

      2022-04-21

      農水省狂犬病対応について運用でカバーする(意訳)みたいなことを言っている

      犬を日本に輸入する際に満たすべき条件

      1.マイクロチップを装着させる

      2.ワクチンを2回接種させる

      3. 抗体検査による抗体価が充分である

      4. 出国前に180日間(狂犬病潜伏期間)経過していること

      対応一覧

      場合1. 条件1〜4を満たしている証明書を取得している場合

      即日自宅に連れて帰れる。

      場合2. 条件4が確認できない場合

      検疫所で最長180日様子をみる。

      世話は飼い主が通うか、民間業者に依頼する。

      場合3. 特別事情が認められる場合

      あらかじめ検疫条件を備える準備が困難な災害救助犬などは条件1〜3を満たしていれば、以下のの義務を前提に条件4について検疫所以外で様子をみることが認められている。

      ・1日2回の健康観察

      ・週1回検疫所への報告

      ・他の動物接触させない

      ・咬傷防止

      今回の事例と対応

      事例

      条件4を満たしていなかったため場合2の対応になるはずだった。

      しかウクライナでは戦闘がおこなわれており証明書の発給を受けることが難しいため特別事情があると認められると判断し、場合3の対応になった。

      農林水産省見解

      この対応によって国内での狂犬病発生のリスクが増すことはない。

      検疫措置の緩和ではなく原則に従って対応している。

      意見

      義務を遵守するならリスクは増さない」って本気で言ってます

      あと災害救助犬と同じ対応っておっしゃってますけど、災害救助犬監督者はこれを怠らないという前提だから(信用があるから)そういうルールでも問題が起こっていないだけで一般人に同じように適用するのはまずいとしか思えない。

      もう政治家不祥事が発覚した際に「義務を怠った」とか「規則を守っていなかった」とは二度と口に出すなよ。

      もしこの対応が元で狂犬病が1件でも発生したらこ対応を是とした政治家は全員私財全てを浄化に注ぎ込め。

      検疫所で働かれている方々には感謝しかありません。

      以下のページで日本が除外されたり記述が変わらないことを願っています

      https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/rabies-free.html

      https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/

      2022-03-31

      anond:20220331180307

      世界食用作物の消費割合

      食用作物41品目の収穫物として,世界全体で総計9.46×1015(9.46兆)カロリー生産された。この55%が人間食用,36%が家畜飼料,9%がその他(工業利用やバイオ燃料)に利用された(表1)。飼料に利用された熱量の89%がロスされ,畜産物に保持されたのは12%,つまり,4%(36×0.12=4.32%)が人間の食料に変換されただけであった。換言すると,食用作物41品目中の熱量の59%(55%+4%)だけが,作物と畜産物として人間の食料として利用され,41%が非食用に利用されたりロスされたりしたことになる。

      したがって,飼料や他用途使用された食用作物を人間の直接消費用に振り向ければ,食料中のカロリー量が3.89×1015カロリー分増加し,5.57×1015から9.46×1015に,約70%増加する。1000兆(1000×1015)の食料カロリー10億人の人間に,1日当たり2,700カロリー食事を1年間(年間985,500カロリー供給するのに十分である。それゆえ,飼料や他の利用に使用されている作物カロリー人間直接消費にシフトさせると,養える人口を約40億人増やせる可能性があると計算される。

      また,41品目の食用作物で生産された植物性蛋白質総量のうち,40%が直接人間摂食され,53%が飼料として利用され,7%が他用途利用された(表1)。そして,飼料利用されて畜産物に保持された分が9%で,直接摂食された40%と合わせた49%だけが植物性および動物性蛋白質として食料システム供給されているだけであった。それゆえ,生産された食用作物を全て人間の直接消費にシフトさせれば,蛋白質人間による利用可能性が2倍になる。

      ●主要国の食用作物の消費割合

      ブラジルは,食用作物熱量の46%を直接食料,41%を飼料,残りの14%をバイオ燃料などの他用途に仕向けた。食用作物中の蛋白質でみると,16%だけを人間の直接摂食,79%を飼料に配分した。これは,ブラジル生産されたダイズの半分超が飼料に配分されているためで,ダイズ粕を大量に中国飼料として輸出しているかである

      アメリカは,食用作物中の熱量の27%だけを人間の直接食料,67%を飼料,6%を他用途利用に仕向けている。また,食用作物中の植物性蛋白質については,14%を直接食料,80%を飼料,6%を他用途利用に仕向けている。アメリカは,世界の主要飼料作物であるトウモロコシ生産量1位であるしかし,トウモロコシの利用は,経時的に急速に変化してきている。2000年から2010年は,エタノール生産に仕向けられたトウモロコシ割合が増えてきており,2000年の6%から2010年には38%に増加している。

      中国は,2000年においてコメ生産量が世界1位で,コメ熱量の82%を人間直接消費用使用した。また,中国は,主要飼料作物であるトウモロコシ世界2位の生産国だが,生産されたトウモロコシ熱量の77%を家畜飼料に配分した。全体として,中国食用作物中の熱量の58%,植物性蛋白質の50%を直接食料として利用し,熱量33%,植物性蛋白質の42%を飼料に利用した。

      インドは大部分コムギコメ生産し,これらを主に直接食料として利用している。つまり生産した食用作物中の熱量の89%を直接食料,7%を飼料,5%を他用途利用した。

      以下,キャシディらは論文の本文では言及していないが,ヨーロッパアジア代表的な国について触れる。

      ヨーロッパの国々は飼料利用の割合が高いのに対して,表1に示したアジアの国々は飼料利用の割合が低く,直接食料として摂食する割合が高い傾向がある。表1では,インドネシアとタイ飼料利用の割合比較的高いが,これらの国の家畜生産用に多量の食用作物が配分されているからではなく,両国とも多量のキャッサバトウモロコシなどを飼料として輸出しているためと理解される。また,日本では生産した食用作物の熱量の94%が直接食料として摂食され,飼料利用は2%にすぎない。これは,日本家畜生産ほとんどなされていないことを意味するのではない。日本家畜飼料は輸入飼料に大きく依存しており,その飼料利用分は,飼料輸出国に計上されているかである。表1の右欄に,参考のために,農林水産省が試算した2009年熱量ベース食料自給率を示した。これをみて分かるように,日本食料自給率は40%と低く,多量の食料・飼料を輸入している。その輸入分は,表1では輸出国に計上されているだけのことである

      耕地ヘクタール当たりの人口扶養

      1日当たりの適切な供給熱量を2,700カロリーとして,食用作物41品目の栽培面積である耕地9億4700万haで生産した食用作物を,現状のように家畜飼料バイオ燃料にも利用していると,世界平均でha当たり6人しか扶養できないが,食用作物を全て人間が直接摂食するようにすれば,ha当たり10.1人を養える計算になる。

      表1で食用作物を飼料や他用途に利用している割合が高い国では,それらを直接人間摂食すれば,扶養力が大きく向上することになる。例えば,アメリカでは耕地ha当たり現状の5.4人が16.1人に,ブラジルでは現状の5.2人が10.6人に,中国では現状の8.4人が13.5人を養えるようになると計算される。

      全ての食用作物を人間の食料用にすることは,世界の人々が,畜産物の消費を草で飼養した家畜や,捕獲した野生の鳥獣からのもの限定することを意味する。しかし,そこまでの変更をしなくても,別のシナリオとして,穀物給餌の肉牛生産を止めて,その分を豚と鶏の生産に変更すれば,飼料転換効率12から23%に高めて,世界カロリー供給量を6%(3.52×1014カロリー)増すことができ,1日2,700カロリー食事を食べられる人を,3億5700万人増やせることになる。また別のシナリオとしては,肉生産に振り向けられている飼料を,全てミルクと卵の生産乳と卵を食べるベジタリアン食事)に切り替えれば,飼料転換効率を35%に高めることになり,カロリー供給を14%(8.04×1014カロリー)増やして,8億1500万人の扶養を増やせることになる。

      こうした計算では,植物性蛋白質動物性蛋白質とを栄養学的に同等としている。しかし,動物性蛋白質は,人体では生成できない必須アミノ酸を全て含有している。穀物マメ類の組合せによって必須アミノ酸を適切に供給することも可能であるが,現在では多量のダイズ粕が飼料に振り向けられているため,その利用の仕方を変更するとともに,マメ類の生産を増やすことが必要になろう。https://lib.ruralnet.or.jp/nisio/?p=2979

      2022-03-27

      なぜ、味噌汁赤味噌を使わず白味噌を使うのか

      味噌といえば赤味噌だ。

      大豆・塩・水のみを原材料にした赤味噌こそがほんもの味噌だ。

      日本において味噌起源中国からの伝来であり、わざわざ「赤」味噌などと「赤」の文字をいれずとも味噌とは赤味噌のことだった。

      しかしながら、時代が過ぎるとともに豆の使用量をケチって米や麦でかさ増しした味噌が登場することになった。

      それが白味噌だ。

      酷い物だと大豆を全く使っていない白味噌もある。

      白味噌の登場により、従来の味噌赤味噌もしくは豆味噌不名誉な再命名レトロニム)を受けることになった。

      味噌白味噌よりも赤味噌の方が旨い。

      勘違いしないでほしいが、「美味い(うまい)」ではなく「旨い(うまい)」だ。

      すなわち旨味の成分であるアミノ酸の多さによる比較で、赤味噌の方が秀でているということだ。

      米や麦はたんぱく質含有量大豆に劣るから味噌醸造する際のアミノ酸生成量も必然的に少なくなってしまう。

      から大豆使用量をケチった(あるいは全く使用していない)白味噌赤味噌に比べて旨くないのだ。

      赤味噌がすでに存在していたにもかかわらず旨味に劣る白味噌をわざわざ発明したのは、日本の歴史を鑑みるに致し方のないことだと考える。

      明治時代以前の日本は常に飢饉と隣り合わせの生活を送ってきた。

      凶作・不作は死活問題であり、政争や反乱の主要な原因は食糧難だったことは想像に難くない。

      江戸時代徳川幕府)は三百年近く続く長期政権となったが、それとて飢饉による一揆武力で押さえ続けてきただけのことだ。

      そうした時代においては、食糧生産生産効率カロリー効率観点から米や麦の生産に注力していただろう。

      それに比べて大豆は米や麦に比べて高価になるので、味噌づくりにおいて高価な大豆使用を削減しようと白味噌発明したことは、日本の歴史の必然であったといえよう。

      高価な大豆使用を削減して米や麦で味噌醸造しようとしてきたことと醸造した白味噌料理適用させて新たな食文化を作り上げてきたことには、不断努力があったことは想像に堪えない。

      そうした先人の努力現在食文化を育んできたことを想像すれば、白味噌に携わってきた人に対して感謝の念は耐えない。

      から白味噌の事を悪く言うつもりはない。

      白味噌存在のものはもちろんとして、白味噌発明した人も醸造してきた人にも罪はない。

      しかし、今では大豆安価で大量に海外から輸入できるのだ。

      製造コストにおいても赤味噌白味噌とで大きく差が出る訳でもない。

      事実赤味噌価格白味噌に比べて特段高価なわけでもない。

      江戸時代から続く老舗であり、かつては宮内省御用達(※)だったカクキュー八丁味噌でも、スーパーで他の味噌と同程度の価格で売られているのだ。[※ 宮内庁ではなく宮内省であるGHQ占領前は宮内省だった。]

      ちなみに八丁味噌とは伝統ある豆味噌商標だ。

      八丁という名が示す通り、岡崎城から西に8丁(約870m)の距離にある愛知県岡崎市八帖町製造された味噌のことであり、製造業者は「まるや八丁味噌」と「カクキュー」の2社である

      しかし、残念なことに八帖町以外の場所で作られた豆味噌でも八丁の商標を名乗る商品がいくつかあるのだ。

      しかも、農林水産省地理的表示(GI)保護制度によって、八帖町以外で作られた味噌でも八丁味噌を名乗れるように行政が推進しているという政治問題をも内包している。

      こうした八丁味噌の不遇についても熱く語りたいが、本題ではないので赤味噌(豆味噌一般に話を戻す。

      今でこそ味噌は数ある調味料の一つだが、明治時代以前の食卓においては味噌汁として飲むだけでなく、小鉢盛り付けておかずとしてそのまま食べることも多かったという。

      おかずとして食べる味噌は、なめ味噌という形で今もその文化を残しており、有名なもの金山寺味噌がある。

      しかし、食事全体のバランスや水分補給という面を考えると「一汁三菜」という言葉にある通りに(たとえ「一汁一菜」だとしても)「汁」は欠かせないものであり、それはやはり味噌汁だというのが日本食文化において汎用的なありかたといえよう。

      やっと味噌汁の話にたどり着けたが、タイトルで書いた通り味噌汁に使う味噌赤味噌であるべきだ。

      単に赤味噌の方が旨いというだけが理由ではなく、米飯との相性においても赤味噌の方が秀でている。

      主食である米飯甘味には、赤味噌もつ大豆の旨味が合う。

      米と大豆のそれぞれが互いを生かし合って、口内で一つになるのが日本食の基本にして究極といえよう。

      米は最上主食であり貨幣でもあり神でもあり、さまざまに変化をする文化でもある。

      しかし、米だけを食べて人間は生きてはいけない。

      かつて白米ばかりを食べていた江戸町人江戸わずらいに罹ったという。

      江戸わずらいとはビタミンB1欠乏症のことであり、いわゆる脚気である

      カロリー摂取だけに主眼を置いた食糧需給向上において生まれ社会の歪みが健康を蝕むことになったのだ。

      似たような例は海外にもあり、19世紀アイルランドではジャガイモの不作が飢饉となるほどに食糧ジャガイモ依存していたので、国民病と呼べるほどに脚気蔓延していたという。

      ちなみにジャガイモ原産地南米ペルーだという。

      では、ジャガイモ主食とする南アメリカ大陸でも脚気蔓延していたのかというとそうでもなく、ジャガイモと一緒に豆料理も食べるのが伝統的な食文化なので、脚気になることはなかったという。

      摂取カロリーのみを目的として食糧ジャガイモ依存した近世北欧は、さながら白米の生産流通を高度化して脚気患者蔓延させた江戸時代日本に近しいものがあったのだろう。

      ちなみに、野菜穀物栽培することのできない地域に住むイヌイットは、発酵食品によりビタミン摂取している。

      イヌイット伝統的な発酵食品キビヤックがあることは有名だ。

      アザラシの腹に海鳥を詰めて発酵させたキビヤック悪臭の強い珍味として紹介されることも多いが、地元民にとっては貴重なビタミン摂取源だ。

      南米イヌイットの例から伝統ある食文化には食糧生産カロリー摂取効率性だけではなく栄養にも一目を置いているといえよう。

      日本においては、まさしくそれは赤味噌であると断言できる。

      もちろん、食糧生産効率性向上によって生まれ白味噌なんかではなく、豆味噌たる赤味噌だ。

      それにしても、白味噌白味噌文化否定するつもりはないが、白味噌味噌汁は白米の飯に合わないだろう。

      米を発酵させて作った白味噌で白米を食べるなんて、まるでライスライスを組み合わせたライス定食ではないか

      そのような脚気精神産物である白味噌ではなく、やはり味噌汁には赤味噌を用いるべきだと断言できる。

      米は甘く、大豆は旨い。

      米はカロリー摂取に優れ、大豆たんぱく質ビタミンなどの栄養に優れる。

      米と大豆はどちらも日本食生活に欠かせない食品である

      双方の象徴米飯と赤だしの味噌汁だ。

      そこに、白だし味噌汁が入り込む余地はない。

      味噌汁よ、赤味噌であれ。

      2022-02-21

      伯方の塩」の原産地はどこですか?

      伯方の塩」は法律上国産の加工品です。当社では清潔で安心安全な塩をつくるために、輸入した天日塩田塩を日本海水で溶かしてゴミや泥を取り除いて原料とし、再結晶させて「伯方の塩」をつくっています

      まりメキシコまたはオーストラリアでつくられた「塩」という結晶日本で「かん水(濃い塩水)」という状態に戻した後、再び「塩」につく り直しているのです。農林水産省ガイドラインには「その商品の内容について実質的な変更をもたらす行為が行われた国内地域原産地となりますとある ことから原産地日本ということになります

      https://www.hakatanoshio.co.jp/sp/trivia/qanda/q-01.html

      法律には違反してないし、正直に書いてあるのだが・。・・

      2022-02-14

      anond:20220213211337

      国家公務員志望者が年々減少傾向らしいが、他の省庁はわからんけど、少なくとも農林水産省はこれができるんだというのは間違いなく組織イメージアップになって志望率も取り戻せそう。

      2022-02-01

      anond:20220131180950

      ヒステリーというかパニックになってて非科学的な記載が目立つ。

      人参の皮はむくな。」とかいってるけど、根菜の皮はほかの葉物などの作物にくらべて土中の重金属農薬の吸収率が高いので皮を厚めに剥いて捨てることが推奨されている。ずっと食べているとたとえばイタイイタイ病のような病気になるかもしれない。

      もちろん、輸入人参でも農薬などが基準以下のもののみを市販しているが、全数調査ではないので根菜の皮は厚めに剥いて捨てるに越したことはない。

      https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed/60/1/60_1_25/_pdf/-char/en

      あと、じゃがいも場合は皮にソラニンが蓄積していて食中毒になることがあるし、

      そうでなくても単純に胃腸にキツい。胃腸がつまる病気になりやすい手術経験者や老人には食わすなマジで。いっとくけど日本人口の半分はもう老人。

       

      粗食だの農林水産省のフードロスを気にして無理な生活をして病気になると、抗生剤、点滴、ワクチンなど工業の集約のトップにある、高額な石油製品を使うことになる。(直接ではなくても、殺菌や精製やパッケージング、あと人件費や開発費・知的財産権ロイヤリティなど間接的に世界中石油エネルギーたっぷりつかっているので高額になる)

      三割負担でも薬は高い。10割負担の額にしたらほぼ一般人の手には入らなくなる。アメリカ人メガネかけないのとおなじようにな。

      あとコロナ給食牛乳もあまって違法だけど川にながして捨てたいってなってただろう。ツイッターで蘇という料理レシピ流行って牛乳光熱費無駄につかう料理をしはじめたりした。

      から病気の影響のほうが環境への負担もおおきいんだっていってるだろ。

       

      まり現在市場で入手できるあらゆるものの値段は、(関税や米価調整などの政府調整がはいらなければ)およそ、完成までに使用した石油エネルギーの量に比例している。

      素の値段の高いもの環境負荷が高いといえる。(くわしくは環境負荷、環境アセスメントで自分で調べろ)

       

      牛肉が高いのはどこかから運んできた牛にどこかからはこんできたコーンを食わせ冷暖房をいれて何年も育てたあげくどこかへ冷蔵車で出荷されるからだ。鶏肉鶏卵が安いのは育成期間が短く、一年程度でエサ代冷暖房代が少なめのうちに出荷でき、各地に養鶏場があるからだ。もやしかいわれ大根も圧縮解凍みたいな作物だから各地で水だけでつくれて安いしうまい

      作物が基本的に安いのは、天から運ばれた水と太陽光でその場で育つし、手間暇かかりすぎるなら価格競争に参加できないためその時点で製造・出荷をとりやめるからだ。

      (米や塩の値段だけは政府が調整をいれていたが今はやってないかも)

       

      から人参の皮をたべてまで安いもの無駄にしない=余計買わないようにしたところで、

      そのせいで高い医療サービスを買わざるをえなくなるなら環境負荷も家計負担政府医療負担も増えてしまって本末転倒なのだ

       

      以前アルファーGOという人工知能があって人間棋士を負かせるほどの棋譜をつくれた。だが1枚の棋譜に1兆円のサーバー電気代がかかるからグーグルは開発を停止した。

      人間棋士トップクラスでも生涯賃金10億程度の激安価格で200枚やそこらは棋譜を生み出すだろう)のほうが、安くすむし、環境負荷は低かったということだ。

       

      からこの手の増田も、目の前の高性能コンピューター無駄につかってないで「ごく普通の、あたりまえの」生活知識を磨き、子供を生み育てろよ、バカ

      人間石油を直接燃料とせず知的労働の成果を製造できる唯一の家畜だ、それが営々と環境最適化をした今が文明社会最先端なのだ

       

      とりあえず紙でガッコーというところで配られる基礎知識セットくらいはあればこんなにヒスらなくてすむんだぜ

      https://www.amazon.co.jp/FACTFULNESS-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9-10%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%82%92%E4%B9%97%E3%82%8A%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%80%81%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%92%E5%9F%BA%E3%81%AB%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%8F%E8%A6%8B%E3%82%8B%E7%BF%92%E6%85%A3-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/4822289605

      ちなみに欧米人ボナティはいうし、場所によっては神に感謝祈りを(5文字よりもっと長く)ささげる。

      親のつくった温かい飯を前にいただきます言わないで食い出して言い訳に4000字も猿みたいな勢いでキーボード打つやつはマジ家畜から少なくともプロ棋士以上の知的労働成果を挙げろよな

      2022-01-24

      公共団体含め、いろんなWebページで「売上〇憶円」という誤字がよく目について、「ひょっとしてこのブラウザに設定したフォントでは字形おかしいのか?」とか混乱している。

      例えば、

      2021-12-08

      米も野菜牛乳も食わねばならなくなってきた。らしい。

      https://twitter.com/SukunaBikona7/status/1468538850771636234

      素朴な疑問なんだが、いままでそんなに余るほど食料生産してたの?それって宴会食べ残しになって捨てるかどうかしてたんじゃないかとおもうんだけど。

      それともコロナ貧困がすすんでごはんたべられない人がふえた? 

      給食がないか子供ご飯食べなくていいわけじゃないだろうけど、「手料理」っつって母親負担かけてたつけがまわってきた?

      フランスでもアメリカでも共働き冷凍食品、これ常識なんですけどねー。

      それとも、もしかしてこれが少子高齢化ってやつなのでは?高齢者に食え食えいわれても成人病なるだけなんですよねー。

      若者の米離れとかいってないでうちの主治医ガチンコファイトしてくれねえか?とりあえずこの老体なおったら若いときくらい食いたい気持ちだけはあるぜw

      まあその辺の分野はとりあえず農水省がめざす自給率100%は超えちゃったみたいだね。あとは肉と豆と小麦くらいか

      おめでとう!わけのわからない統計で人に圧力かけまくってた農林水産省wwっwwコロナさまさま自給率アップ!じゃんwwwww

      食糧庁統計がんばれ!

      少子化対策はBIで住基カードに米牛乳野菜配布、これで決まりだね!

      2021-11-21

      培養肉”で霜降り和牛割烹料理

      超一流の料理人かつ経営者培養肉に乗り出している

      心強いと思う

      優秀な人ほど未来をみているなあ

      培養肉”で霜降り和牛割烹料理

      2021年11月21日 0時01分

      1950年代に描かれた手塚治虫漫画ジャングル大帝」の中で、動物たちの共食いをやめさせるために人工の肉である「人造肉」を作る場面がある。

      そこからおよそ70年。

      いま、その技術現実のものになろうとしている。

      培養肉”のいま

      筋肉細胞培養して増やし、固めることで肉にする“培養肉”の技術

      ここ10年で飛躍的に研究が進んだ。

      きっかけは、2013年オランダ研究チームが発表したハンバーガーだった。

      パテに、細胞培養して作られた牛肉が使われていた。

      培養肉のハンバーガー

      ただし、作るのにかかった値段は総額3000万円以上。

      大量生産は難しいものの、培養肉が料理として使えることを示し、世界を驚かせた。

      いま研究が盛んなのがイスラエルだ。

      ことし6月鶏肉培養肉を大量に作ることができる工場誕生した。

      画像提供:Future Meat)

      細胞培養するためのタンクを7基備え、1日に最大で500キログラム培養肉の製造可能になった。

      こうした技術によって、ハンバーガーのパテ1枚にあたる100グラムの原価が3.9ドル日本円にして450円ほどにまで下げることができたという。

      画像提供:Future Meat)

      国内販売許可がおりていないため、食べられるのは従業員だけ。

      ルール作りが進められているアメリカでの販売を目指している。

      さらに先を行くのがシンガポール

      すでに一般販売が始まっている。

      去年、政府鶏肉培養肉の販売世界で初めて認可。

      画像提供:GOOD Meat)

      アメリカ食品企業ホテルレストランで、培養肉をつかった料理提供している。

      価格は一皿およそ2000円。

      チキンライスワッフルなどの料理を楽しむことができる。

      スマートフォンからデリバリーの注文も可能だ。

      (GOOD Meatの担当者

      「今、培養肉を扱う企業は爆発的に増えています世界食肉市場は巨大で、私たちの力だけでは足りないので、今、多くの企業が参入して来ていることをとても心強く感じています

      食糧危機

      世界中で培養肉の研究が進んでいるのはなぜか?背景には、世界規模の人口増加がある。

      世界人口は、2050年には97億人に達するとされている。

      お祝いの日に「焼き肉」を食べにいく家庭もあるかもしれないが、経済的に豊かになると肉の消費量が増加するとも言われている。

      人類が食べる肉の量は、2050年には2010年と比べて1.8倍に増えるという予想もある。

      これに対して、既存畜産では飼料となる大量の穀物や水が必要になるため、拡大が難しい。

      食肉からタンパク質摂取が難しくなる「タンパク質クライシス」が近い将来訪れるという懸念もある。

      こうした畜産業では足りない部分を賄うために「昆虫食」や「植物性代替肉」、それに「培養肉」などの新しい技術が注目を集めている。

      畜産業とともに食料を支えていこうというものだ。

      アメリカコンサルティング会社は、2040年には、世界食肉市場の6割が「培養肉」と「代替肉」になり、培養肉の市場規模は69兆円になると試算している。

      培養液中の鶏肉細胞

      培養肉は、牛や鶏などの動物から少量の細胞を取り出して、動物の体の外で増やして作る。

      広大な土地必要ないため、将来、安く大量に肉が作れる可能性があると期待されている。

      日本では、大型研究プロジェクトムーンショット研究開発制度」などで培養肉の研究を国が後押ししている。

      太陽エネルギー駆動源、藻類栄養源とした培養工場イメージ 画像提供:インテグリカルチャー)

      和牛培養肉”を目指す

      現在大量生産可能なのはハンバーグなどに使われる「ミンチ肉」にとどまっている。

      ただ、毎日ハンバーグではもの足りなさも感じるかもしれない。

      そこで日本研究者が目指しているのが、サシの入った和牛のような培養肉。

      ステーキのような構造をもったお肉だ。

      大阪大学松崎典弥教授は、ことし8月和牛と同じ構造もつ培養肉を作ることに成功したと発表。

      松崎教授

      細胞の繊維だけかき集めてハンバーグ状にしているが今の培養肉の主流です。でもそれではステーキにはならないんです」

      松崎教授が注目したのは、和牛肉の構造

      肉は、繊維状の赤身脂肪、それに血管などが複雑に絡まっている。

      繊維自体を作ればいいのではないかと考えたのだ。

      しかし、立体的な構造細胞で作るのは手作業では難しかった。

      そこで目をつけたのが3Dプリンターだ。

      3Dプリンター

      特殊な容器の中に細胞を入れ込み形状を保ったまま細胞どうしを融合させる手法を開発。

      筋肉脂肪、血管、それぞれの繊維を作ることに成功し、これらをくみ上げることで、和牛と同じ構造もつ1.5センチほどの大きさの培養肉を作ることに成功した。

      (できあがった培養肉)

      この方法画期的なところは、赤身脂肪割合自由に変えることができるところにある。

      将来的に家庭にある3Dフードプリンターで肉が作れるようになれば「お母さんは胃がもたれているからきょうは脂肪を少なくしよう」とか「高校生長男サーロインで」などと、気分によって作る肉を調節できると期待されている。

      ただ現段階では繊維をくみ上げる作業は手作業で行っていて、松崎教授は、メーカーと協力しながら、自動ステーキ肉を作る装置の開発を目指している。

      松崎教授

      「いまは、すべての行程を食べられる成分で作っていないので、食べることができません。ただ和牛と同じような構造ができたので、食べたらおいしいと思います。これから先にいくためにはスケールアップをしないといけませんし、自動化の装置開発もしなきゃいけません。細胞を大量に培養する技術必要になります。まだまだ新しい技術開発が必要です」

      料亭コースの1品に

      研究は、日本ベンチャー企業でも進んでいる。

      大阪にあるダイバースファームは、肉を寄せ集めたチキンナゲットではなく、焼き鳥で使うようなかたまり鶏肉培養肉を作る研究を進めている。

      ダイバースファーム 島村雅晴副社長

      副社長島村雅晴さんは、独自技術鶏肉培養する方法確立

      できるのは薄いシート状の鶏肉だが、それを重ね合わせることで、4センチ四方で5グラムほどの大きさの培養肉を作ることに成功した。

      ただ、この大きさでも制作費は10万円。

      提供できるようになるにはまだまだ研究必要だとしている。

      鶏肉培養肉)

      実は、島村さんは星の数で店を評価する世界的なガイドブックに選ばれるほどの腕をもつ料理人だ。

      培養肉に興味をもったきっかけは、市場での変化にあった。

      いま、特定の種類の魚が手に入らなくなっているのだ。

      また漁獲高が減っているというニュースも聞いたり、仕入れ先の養鶏業者から飼料の値段があがり、経営が厳しい」といった話も聞いたりしてきた。

      (ちゅう房に立つ島村さん)

      そうした中で、細胞から培養することで肉を作る培養肉であれば、今の環境を守りながら、新しい食の選択肢も増えると感じ、取り組みを始めたのだ。

      国のプロジェクト代表を務める東京女子医科大学清水達也教授研究室にも出向き、勉強した。

      その中で、研究がメインの大学ではなかなか“食べる”ところまでたどり着けないことを感じ、清水教授を通じて再生医療研究者を紹介してもらい、ベンチャー企業を立ち上げた。

      島村さんは、みずから作った培養肉をコース料理の中の一品に加えようと試作を続けている。

      培養肉は血が通っていないため、コクを出すためにみそを加えてつくね制作

      かぶらとシメジ、まごいも、金時にんじんゆずを加え、あんかけをかけた料理などを作っている。

      培養鶏肉つくねのべっこうあんかけ

      島村さんによると、培養肉はこれまでになかった薄さの鶏肉を作れるほか、骨が多くて食べることに適さなかった魚や、絶滅危惧される種類の魚の肉を増やすこともできるという。

      さらに、無菌状態でつくれることから、生の鶏肉レバーなども気軽に食べられるようになるのではないかと期待している。

      常連客の中には、培養肉の料理が食べられることを楽しみにしている人もいるらしい。

      島村さん)

      お客様提供する食品なので、すべてを分かっておきたいので自分研究も行っています。まだちょっと食べることができないですが、少し培養肉にも興味を持っていただけるような機会ができればなと思って、議論が始まっていくきっかけを提供したいと思っています

      安全性は?

      これまで大阪大学ベンチャー企業の例を紹介したが、食べられないの?と疑問に思った方もいるかもしれない。

      察しのとおり、日本では販売のためのルールが十分に整備されていない。

      培養肉に関わる基準ができていないためだ。

      日本では去年10月、農林水産省のフードテック官民協議会の中に、培養肉のルールについて検討する細胞農業ワーキンググループが立ち上がった。

      また、実用化に向け法整備安全基準策定を進める議員連盟設立に向けた動きもある。

      細胞農業研究事務局吉富愛望アビガイル広報委員長によると、主な論点は5つだ。

      1. 安全性基準

      2. 食品表示基準

      3. 畜産業との共存細胞知財

      4. 名称

      5. サスティナブル基準

      消費者にとって特に重要なのは安全基準だ。

      培養肉は作り方が企業によって異なる。

      最終的な商品には、既存食品食品添加物として認められていないものが入っていなければいいのか。

      製造過程ではそうした成分を使っていいのか。

      消費者が受け入れられる基準検討しなければならない。

      また、消費者培養肉だということをどう表示するのか。

      日本品質の高いブランド牛があり、畜産農家の細胞知財をどう守るのか。

      社会に受け入れられる名前は。

      持続可能な食かどうかをなにで判断するのか。

      論点はたくさんある。

      多摩大学 ルール形成戦略研究細胞農業研究事務局吉富愛望アビガイル広報委員長

      「超高齢化社会が訪れる日本では、健康意識して食生活送らないといけない人がいる。また、これまで動物愛護の観点でお肉を食べなかった人に対しても培養肉は需要があるかもしれない。日本はい食材がたくさんあるので、培養肉のもとになる質の高い細胞が手に入り、ブランド化ができるかもしれない。日本がいないところで新しい肉の世界基準が決められてしまわないように、ルール作りを進めたい」

      科学技術振興機構の湯口玲子副調査役は、培養肉が普及するためには、情報の透明性が重要だと指摘する。

      培養肉が社会に受け入れられるために必要なこととして、2つポイントがあります。まず製造過程自体安全ものであるかどうかということを、きちんと消費者の皆さんに伝えて理解いただけるかという点です。それからもう1点が、培養肉の原材料が体に取り入れて大丈夫ものであるということを、きちんと証明できるかどうかというところです。いずれにしろ消費者と作る人とのコミュニケーション重要な点だと考えます

      綿密なコミュニケーション

      研究が進む培養肉。

      迫るタンパク質危機に対しての選択肢の一つとして、大きな可能性を感じた。

      一方、専門家が指摘しているように、消費者がどのように培養肉を受け入れるのか、また、畜産業との関係がどうなるのか、しっかりと議論することが重要だ。

      人口増加に伴う食糧危機への対策は待ったなし。

      しっかりと議論を深めて、納得できる基準を定め、産業を育てていってほしいと思う。

      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211121/k10013354981000.html

      2021-11-06

      [][] はてな民文章が読めない上に計算にも弱い

      まりにもブコメ欄がひどいので流石に突っ込む。恥晒しオンパレードです。

      https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASPC565HBPC5UTIL026.html

      まず第一に、はてな民数字にも経理に弱い。サラリーマンほとんどなんだろうが、多分まともに源泉徴収票すら見たことがない。

      一般的に「収入」と言えば経費や税引きをする前の額である

      例えばサラリーマン場合会社から支払われる収入から、「給与所得控除」と言ってサラリーマンにとっての諸経費(スーツとか)を見込んだ額と社会保険料一定差し引いて、残った部分を「所得」とみなしてそれに税金をかける。

      税務でも用いられる正式用語としての「所得」といわゆる「手取り」もまた別物であるが、とにかく収入手取りぐらいの知識しかない君たちはマジで反省してください。

      xorzx 技能実習生に1,000万の価値があるならその分はちゃんと払ってやれよ。最低賃金奴隷労働させて、こないと「収入1千万円減」って一体日本農家は何様なのか?と思う。

      まず1000万の価値はねーよボケ。2人で1000万円なら1人あたり500万だろうが。

      しかも500万払ったらきっちり収入の分消滅するんだったら販売などせず自分ホウレンソウ食った方がマシなので計算上500万は絶対に払えない。

      ホウレンソウの原価は知らないが、500万円の売上のうち人件費を除くホウレンソウの原価(土地代・農薬代・電気代・その他)が仮に100万円(卸売価格20%)くらいだとすれば残るのは400万円、そっから人件費は払えて350万円とかが限界である

      これでようやく50万円の利益農家に残り、ここから税金を支払ってようやく手元に残るお金になる。

      でも人間1人雇うって結構面倒だし大変だ。ましてやコミュニケーションが難しい外国人だ。それで一人あたり数十万しか手元に残らんのであればいくら技能実習生でわざわざ外国から来てくれるだけありがたいと言っても農家しんどいだろう。

      eru01 もはや恥ずかしげもなくこの一文を入れるのすごいよな。人足りねえなら見合う給与出して人を雇えよ / “人手不足を補うため、地元農家外国人技能実習生に頼ってきた”

      上の計算ができれば分かるがおそらく見合う給与収入範囲内で現実的に支払えるMAXの額)を出してもまともな日本人はこない。

      君ら350万円くらいでド田舎農家住み込みホウレンソウの収穫やれって言われたらやるんか?やらんでしょうよ。

      youichirou それだけ儲かるなら日本若者ちゃん給料払って雇ってやれよと思うけども。一人500万円の利益を出すために海外から事実上奴隷仕入れなければならないならサステイナブル事業と言えるのかどうか。

      から利益」じゃねえよ。「収入」ってはっきり書いてあるだろうがボケカス。儲かってねえよ。

      つーかちょっとでも頭使えるなら一株100円程度で店頭に並んでるホウレンソウを売って儲かるわけがないって気がつくだろ。卸売価格絶対に100円以下なんだぞ。

      そして、確かに農家はサスティナブルじゃない。そもそもとっくに年金もらって引退してるはずの高齢者しか働いてない。

      農林水産省の発表データによると令和2年の農業従事者平均年齢は67.8歳だ。

      https://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/08.html

      でも、サスティナブルじゃなかったらなんなんだ。若者絶対就農しないだろ。未来がなかろうが、今は老人と外国人に頼るしかないんだよ。

      それともお前は金輪際ホウレンソウを食わないとでも言うつもりか?

      お前らが言うところの「奴隷」を使って収穫した安価ホウレンソウムシャムシャ食いながら「農家は儲けるな!」とか言ってるの、マジで脳ミソの代わりにカニ味噌かなんかが詰まってんじゃないかと思うわ。

      もちろん、同じ感性持ってるまともな人もいたけどね。

      duckt 「一体何様なのか」とか何とか言いながら手前もその野菜食ってたんじゃ、ヤッた後でソープ嬢説教する親父と同じ。正しく何様のつもりか。



      今回の話題とは直接関係ないが、今回のはてな民ヒステリックな反応を見てグレタさんに豪州Sky Newsホスト反論したときツイートを思い出したので貼り付けておく。

      https://twitter.com/yousayblah/status/1452067816337727490?s=21


      2021/11/07 追記

      ブコメありがとうしかし相変わらず無知蒙昧で上から目線の最悪なブコメが陳列されており、我慢ならないので返信していく。

      ■そんな農家は潰れて死ねば良い系

      hayashi-1 言及ブコメ計算おかしいことには同意するが、個人的には「人権軽視の制度依存した分の売上は諦めたら?その1000万がないせいで潰れるなら潰れたら?それで国産ほうれん草なくなるならしょうがない」かな

      gohankun 技能実習生がいないとやっていけないような農家はあと20年もすれば後継者も無く廃れる運命なので人権を引き換えに延命してるだけ。さっさと潰れろと思う。

      deztecjp 前半の指摘は大筋で同意だが、農地の集約がなかなか進まず、農作業効率が上がらず、という状況に対して、技能実習生受入という「解決策」は支持できず。それなら廃業の方がいい。値上げ許容、自給率低下も許容。

      sirobu 売上相当でしょ、と思って読んでたんで誤解はしてない。労働者最低賃金も守れないような職業なら値上げをするか、廃業しろしか言いようがない。価格を下げるなら人件費以外の所で努力しないと未来がない

      ultrabox うん、良かった。じゃあ、死のうか(結論変わらず)ほうれん草硝酸が入ってるから別にいかなって

      なるほど、絶対正義のためには外国人を安く使ってギリギリ成り立っている農家の老人共などさっさと潰れてしまえ、別にホウレンソウなくなっても俺は食わない、もしくは外国から輸入すれば良いとのご意見だ。

      なんなら便乗してホウレンソウ貶める奴まで出てきている。お前らの考えはよーーーーーーーーく分かったが、最初に出てきた感想は「世も末」だ。

      まず、この問題ホウレンソウに限らない。国産野菜果物が抱えている構造問題である。(農家の平均年齢はホウレンソウ農家限定されず高齢だ)

      からお前らがホウレンソウを食うとか食わないとかの話ではないし、既にブコメでも指摘があるが海外から同じくらい安いものを買えばいいって発想は結局奴隷国内に置くか国外に置くかのNIMBY問題しかない。

      「俺の見えるところに奴隷がいなければそれでいい」ってか。マジで言ってんのかな。

      それから、人様の仕事に対して「じゃあ潰れれば?」というのは仮にどんな大義名分があっても俺は全く肯定できない。

      その恩恵毎日受けながら言うセリフであればなおさらだ

      生産性が低いのが悪いんだ系(軍師系)

      memorystock はてな民計算弱いのは確かだが、安い労働力に支えられて何の革新もなく生産性低い商売する小規模事業主が安い日本を作ってきているので、最低賃金は上げ続けるべきだし脱法実習生は滅ぼすべき。国の為にならない。

      OkadaHiroshi 僕は新鮮さを求めずに野菜もっと輸入しろ遺伝子組み換え科学的に安全性確認すればどんどん使え、法人化農地大規模化すべき。その代わりに労働基準法違反のような雇用形態は止めろという意見です。

      otoan52 だからはやく株式会社化許可してサイズの拡大と効率化を行い、かつ、労働環境保護を全職業において強化しないとダメなんだよ。その中に外国人労働者として位置づけ直さないといけない。



      これは正直まともな方の意見というか、最終的にはこうしなければならないだろうという結論はよく理解できる。

      が、お前らの悪いところがまた出ていると感じる。お前らはいつもしたり顔で「ああすれば良いこうすれば良い」と言う。しかし決して自分ではやらないのである

      俺は正しいことを言っているからそれで十分、俺の正しさを証明するのは俺じゃない誰かがきっとやってくれるはずだ、だが俺には関係ないという態度である。お前らの人生は何から何までそんなんばっかだよな。

      かに生産性は上げなければならないだろう。現状は昔ながらのやり方でせっせと農作物を作って儲かってないんだから逆立ちしたって高い給料など払えないのだ。

      そのためには先進的な生産システムの開発や導入、それに併せてビジネス構造のものを転換したりブランディングして高く売る、販路を増やすなど様々な創意工夫が必要になることは明確である

      だがな、今の既存農家にそれがかんたんにできると思ったら大間違いだ。だって考えてもみろ、お前らの食ってる農作物を食べてるのは60代70代、下手すると80代以上の爺さん婆さんばかりだ。

      お前らの祖父母スマホ操作一つ覚えるのだって苦労してたんじゃないのか?

      そもそも本来だったらとっくに引退して年金生活してたっておかしくないのにまだ必死に働いてるような爺さん婆さんだぜ?「お前らの工夫が足りないのが悪い」「外国人使うしかできないなら潰れろ」と吐き捨てるのは簡単だけどな。

      じゃあなんでお前はそれをやらないわけ?農家の老人たちより若いし体力もあるし頭も働くはずだろ?

      株式会社ね、結構だと思うよ。労働環境保護、実に結構だねえ。外国から野菜の輸入、フェアトレードだけに専念する輸入会社ってのもいいよな。

      もちろん自分農家やらなくたって投資でもいいし政治家になるのでもいいし、農協就職するのだっていいよ。なんだってできることはあるはずだよ。

      けどお前らは絶対になーーーーんもしないだろ。「知るか、守れないなら潰れろ、俺は知らん」で済ませて終わり。いっつも文句言うだけなんだよ。

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