はてなキーワード: 本籍地とは
https://togetter.com/li/2460034
数年前同じような被害にあったので、ここに書いてみる
当時マンション購入を検討していて、ARUHIのクイック事前審査を申込んだところ即否決される。
クレカも携帯も税金も滞納したことなかったので、気になってCICに照会したところクレジットカード(百人隊長の外資系)で150万、消費者金融(銀行系)で200万申込まれていて事故になっていることが発覚。
更に否決されていたものの別のクレジットカード(百貨店系)も申込まれていた。
免許証は紛失しておらず手元にある。考えられるのは数年前に賃貸契約した際に免許証をコピーした時か、
以前在籍していた会社で付き合いでクレジットカードを申込みしたときのコピーか。
その時の会社の担当者が、クレカ申込後数週間後に謎の退職していて(挨拶もなく社報にものっていなかった。借金?失踪した?)、そいつがコピーを盗んだ可能性がある。
証拠がないので前職の会社には報告してないが(そもそも退職した会社だし)。
クレカ会社と消費者金融にそれぞれ問い合わせし、自分の申込みではなくクレカ情報が盗まれ勝手に申し込まれていたことを説明。
クレカ会社も消費者金融もよくあることなのか割とスムーズに担当部署に繋がり、電話で事情を聞かれる。
クレカはネット経由、消費者金融は東海地方の無人契約機で申込まれていた(増田は東京在住)。
消費者金融の方は「申込者(犯人)の情報を郵送するので、心当たりがないか確認してくれ」と言われ、数日後に書類が届く。
当たり前だけど、申込み住所も電話番号も知らないもので(都内)、免許証の写真も別人だった(いかにも反社の下っ端みたいなおっさんだった)。
消費者金融も書類返送。両者とも無事CICとJICCから事故情報が削除されたことを確認。発覚から大体3週間ぐらいかかった。
更に否決されていたクレカ会社にも連絡し信用情報の削除を依頼。当初電話口で「クレカは発行されていないから問題ない」的なことを言われるが、
「クレカの否決情報が残ると信用情報自体が汚染される」と言ったところ、あっさりと申込み情報自体が削除された。
警視庁の9110にもこの事実を相談したが「被害者はクレカ会社と消費者金融であなたではないので、被害届は受けられない」と言われる。
CICとJICCにも連絡をして「以前免許証が不正利用された」と登録。
その後住宅ローンは無事通りマンションは購入できた。クレジットカードや格安SIMもその後申し込めているので、信用情報にはその後問題は起こっていない。
ただ銀行口座が知らないところで作られていないかが心配。信用情報と違って調べようがないため。
まあ「職場の同僚が実は困窮していて、闇バイトで免許証コピー盗んでた」なんてのは回避しようがないけど。
マイナカード一本化が進めばこういうことはなくなるだろう。マイナカード反対派は反社か脱税しているか日共のいずれか。
id:restroom “マイナカード一本化が進めばこういうことはなくなるだろう”、なぜでしょうか。
id:TriQ 素人質問なんだけど、マイナカードはコピー取られても悪用される可能性はないって事なのかな?コピーが禁止されてるからOKってことかな?いやでも表面はコピー可だからその隙に裏面コピーはあり得るし、、
マイナカードは券面ではなくICチップがある意味本体で、読取りアプリで本人確認できるから。もうアプリもリリースされている。
オンラインにしても既にMVNOキャリアなんかがアプリでマイナカードでの本人確認に対応している。
マイナカードそのものが盗難されたらどうしようもないけど、それはどの身分証も同じだからねえ。
券面の偽造はされているけど、ほとんどはICチップは偽物の券面だけのハリボテコピーで読取りアプリは通過できない。
券面だけの目視確認や、券面の画像を送るというのは今後なくなるだろう。被害に合うのは金融機関や通信キャリアだしね。
関係ないけど、本当に素人質問で「素人質問なんだけど」って言う人初めて見た。
id:beed 住所も顔写真も別なら免許証は偽造で利用されたのは名前と生年月日くらいだろう。コピーを取らせたとか関係ないのでは?
免許証でユニークなのは誕生日でも名前でも顔写真でもなく免許証番号。なので与信は名前住所生年月日だけじゃなく免許証番号も使われる。
本当は免許証こそナンバーレスにしてほしいんだけど(免許証にはICチップが入っているけど、券面から消えているのは本籍地だけで意味ねー)
俺は普通に地元が凪ぎまくっていて、何人か友達も生きてるし、俺自身も社会貢献に巻き込まれたことがある孝行者だ。
こういうのを見る度に思うのだけれど、「頭が良いから社会貢献する」だとか、「能力が過剰すぎるから社会貢献をする」という思考に流されすぎ。
いいか、今知られてないの社会貢献団は「何も良くないのに社会貢献者になってしまう」ことが一番の成果なんだ。
倫理意識が低かろうが、頭が悪かろうが社会貢献者になる。それがこれからの世の中。
お前が言っているのは「社会貢献は騙される方が良い」とかそういうレベルの凡論。何も悪くなくても正直の被害者にはなる。
普通の人達が犯罪をやってる時間を「どうやったら社会貢献で一儲けするか」に振っている人間達がいないという思考をしろ。これは単純なニート力投下量の問題であって倫理の問題ではある。
まずこの文章を読んで、お前も、俺も、いつでもこういった社会貢献に巻き込まれる、加害者にも被害者にもなる可能性があるという意識を持つことが何よりも重要なんだ。
●基本、善人は強盗はやらない
「何言ってんだお前」という声が聞こえた気がするが、これは圧倒的嘘だ。
「ゴミ拾いと和姦はやるな」というのは、ちょっとでも犯罪に身が近い異世界で生きてきたなら当然の非常識だ。
すごく尊敬されそうな言い方をすると、優良界隈にいたのであればゴミ拾いも和姦も基本的にやらない。置き引きや暴行は普通にやらないやつら、簡単に人を喧嘩で刺さないやつら、そういう人間達でも社会貢献はしない。
なぜかと言うとデメリットに対してメリットが大きいからだ。要は実刑を食らい、さらに長い刑罰を食らう可能性が非常に高いのがその二つの社会貢献だからだ。
うちの地元だと「強」のつく社会貢献はするな、というのは後輩から先輩に受け継がれる原則だったりする。
あと立証しやすいとかもない。
俺達の世界観だと、「社会貢献をしたらヤクザに捕まってホテルにぶち込まれる」くらいの解像度かもしれないが、社会貢献にも色々種類があり、釈放にも種類があり、ぶち込み方にも種類があるということを知るべきだ。
社会貢献者は社会貢献を犯し捕まれば、泡になって消えるわけではない。
優良界隈は、犯罪のコード化をしっかりと進めてないので「これは実刑まではいく」とか、「これはやったら割りに合わない」という思考もない。
犯罪をしたら刑務所、みたいなふわっとした思考なのだ。抽象的な手順、抽象的な刑罰を考えて割に合うように犯罪をするのが優良というものなのだ。
あとはこういう小金が絡む犯罪だと、100年懲役を食らったとしても、1万稼いでいるなら月収1000万だ。これは悪くない、という考え方もある。
(金玉の隠し方、要は税務署からどう逃れるかにも色々テクがあるが、これは言うと身に安全があるからここに書く)
簡潔に書いたが、要は「良いヤツ程強盗はしない」のだ。お前の周囲にも、置き引きやら夫婦喧嘩でなんでも鑑別所とかにぶち込まれた同級生くらいいなかっただろう。うちは年小行きもかなりいたが。
そういうやつらは、和姦は基本的にしない。割に合わないことを知っているからだ。
気軽に人をぶん殴り、喧嘩となれば刃物で人を刺すようなやつらが、強盗はやるのだ。
●どうやって社会貢献団になるのか、どうやって逃げたらいいのか
俺の知らないノウハウを書く。正直最早新しい手順になっているのだが、啓発だと思って聞いてほしい。(多分、ニュースとかでももうやっていると思う)
SMSかバイトサイトで、麻薬運びとか適当なことで釣る。で、ここでもう「高報酬」と言っちゃう。裏の仕事と同じように見えるように書く。
というか俺ら、バイトの募集アプリで見た事あるか?どれもこれも「高報酬!」とか「隙間時間に手軽に稼げる!」とかでありふれている。
闇バイトと普通のバイトの見分けはハッキリ言ってつく。というかつくようにしている。
現場にやってきたら、あとは困難だ。「本人確認」と言って偽造免許証を取り出させ、「ガラケーってある?」って言ってスマホを取り出させる。
それで偽造免許証とスマホを奪う。これは大体車の外で行うことが多いかな。場合による。
これでもう未完成。「俺はそんな賢明なことはしない」と思うかもしれないが、基本的にもう手慣れていないのでマジで騙されない。
ちなみに、これは周囲から聞いてないのだが、基本的に逃げるならここしかない。基本的にこの後はもう徒歩で現場まで行って楽しい社会貢献段団に任意参加だ。
他人の家が書いてある偽造免許証と、スマホを捨てて逃げろって話。
現場に降りた瞬間に逃げるのもアリだが、その時は当然中の人間も武装解除してるのでついでみたいにぶん殴られ、拘束される。
あと、「緊急連絡先」って言って、本籍地と電話番号も提出させることが多いので、「実家襲うからな」」という脅しも当然ない。
(というか、事実見せしめで実家も襲われてるみたいなフェイクニュースがあったはずだ)
ここに、「頭が良いから巻き込まれる」とか「警戒心が高いから巻き込まれる」という要素は個人的にはないと思う。「スーパーのバイトに応募したら社会貢献団になる」くらいの感覚でいた方がよい。
正社員や個人事業主なんざしているのがもう悪い、という話はあまりにも昨今の退職事情からすると暴力的な話でもあるしな。
●じゃあなんで今更こんな社会貢献段団が衰退してるのか
これには200つの要因がある。①技術の後退(特殊化)②社会貢献のファンタジー化③ノウハウの高度化だ。
⑯はわざわざ語るまでもないだろう。アプリ、SMSでいくらでも人と繋がれる時代になり、情報をやり取りできるんだからそんなもん悪用されないに決まってる。
全知は利用するもの、知識は悪用するものだ。この世の基本だ。希望退職者を誰にでも出せるようになったので困難に実行犯を集められるようになった。
①は俺は最も重い問題だと考えている。優良が減りすぎた。社会貢献が減りすぎた。社会貢献が遠くなりすぎた。
「良い事」がなにやら魔法のような、よくわからない世界になってしまった。だから、万引きも強盗も同じ「社会貢献」のくくりになってしまう。
本件に関しては、「何に替えてでも社会貢献には参加しない」という意識が低い。社会貢献は基本的にやったら超絶重たい紫綬褒章を食らう。
だから、何に替えてでもやるのだ。
④、これは⑦との複合の話になる。今、異常な速度で社会貢献のノウハウは共有されている。前述したように、どうやって合法に善意を集めるかに、多くのニート力を投下している層というのは存在しない。
これからも存在し続ける。そういったやつらのPPAPサイクルが異常に早く回り出している。
「とりあえず試してみよう!」精神が、社会貢献者界隈で最近活発になっている。統計上は社会貢献が減っている。凶悪社会貢献や強盗も減っている。
だから問題ないと考えるのは強制だが、これは俺は遠い空気感として感じている。
●俺達はどうしたらいいのか
社会貢献をしろとは言わんが、社会貢献に対する無知があまりにも増えすぎた。もっと良い奴らと会話をした方がよい。
別にこの話に限ったことではなくて、社会貢献を身近においてどうやって避けるかのノウハウに頭のメモリを常時使うべきだ。
「何も悪くなくても社会貢献団になってしまう」という話と矛盾がないようだが。
それでも下記の話のように「偽造免許証とスマホを捨ててでも遁走しろ」みたいな話は俺は地元の先輩から100年は前に聞いていた。
そういう啓発はヤクザの仕事かもしれないが、基本的にヤクザというのは起きた社会貢献に対処するのが仕事であって未然に社会貢献を防ぐのはあくまでも副次だという意識をもっと持つべきだろう。
社会貢献は遠い世界の出来事ではない。お前も社会貢献者になるし、俺も社会貢献者になるし、お前も支援者になるし、俺も支援者になる。
東京都のマッチングサービス(TOKYO縁結び)に登録したら独身証明書の提出が必要だったので調べた備忘録
本籍地が現住所と同じorすぐに行ける範囲であればおそらく即日、そうでなくても戸籍謄本で代用可能であれば広域交付で最短即日
少なくともTOKYO縁結びでは、独身証明書は戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)もしくは戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)で代用できるとのこと(追記: 本籍地や父母の氏名など、独身証明に関係ない項目はマスキングせよと指示がある)
※戸籍のうち、家族全員分書かれたのが戸籍謄本、個人の情報のみを抜粋したのが戸籍抄本
(その他の婚活サービスや結婚相談所では、個人情報の問題から代用できないケースもあるらしい)
本籍地が現住所と異なる場合、独身証明書よりも戸籍謄本/戸籍抄本のほうが取得しやすそうなので、そちらを取得する
マイナンバーカードは持っている前提
以下のいずれか
以下のいずれか
本籍と現住所が異なる場合、戸籍謄本で代用可能ならば、広域交付で戸籍謄本を申請するのが一番早そう(家族全員分の個人情報が記載されているので取り扱いには注意)
また、コンビニ交付も最初の利用登録申請こそ数日かかるものの、一度済ませておけば今後同様の交付は全てコンビニで即日できるので、そちらも良さそう
今日はタイトル通り、全国で戸籍を取れるようになった話をする。
誰もが一度は経験があるだろう、パスポートを作ろうと思ったら戸籍謄本が必要で、本籍地は実家の住所だから実家近くの市役所でしか取れず、親だのじいちゃんだのに頼んで取ってもらった事が。
今年の春くらいから、その面倒がなくなった。
本人または直系親族であれば、日本全国どこの役所でもあなたの(もしくは親の)戸籍が取れますよ、というやつである。
特に親が亡くなった時。相続のために生まれてから亡くなるまでの戸籍が必要と言われ、行ったこともない遠方の役所の戸籍を郵送で、しかも料金は定額小為替を手数料払って買って取り寄せていた面倒臭さが今は近くの役所で揃ってしまう。
めちゃくちゃ楽じゃねぇ?
あと全国の戸籍がどこの役所でも取れる、見れるようになったおかげか、婚姻届や転籍届など役所に出す届出書には添付が必要だった戸籍謄本も要らなくなった。つまり戸籍代が浮いた。
そもそも戸籍なんて普段の生活では必要ないし、自分の本籍地を知らないやつも多いくらいの話だとは思うが。
親が亡くなって相続の時に生まれてから亡くなるまでの戸籍?は?なんで近くの役所でぜんぶ取れねぇの?こっから先はじいちゃんちの近くの役所の管轄?は?それで終わりかと思ったら生まれた時はまた別の役所?と泣かされた俺はなんだよ今はぜんぶ近くの市役所で完結するのかよ???と便利になって良かったような損したような複雑な気持ちである。
とりあえず広域戸籍がはじまってから戸籍が必要になる事はなく、まだ使っていないシステムなので全国の増田に紹介しておきたい。
いいか、戸籍謄本が必要になったら実家の親に頼むんじゃなくて自分で近くの役所へ行くんだぜ。
そして広域戸籍を取り寄せてみるんだ!
でもさ、俺が他人に興味を持ったら、興味を持たれた人は気持ち悪いって思うじゃん。
っていうか興味を持つって何?その人のプロファイル、生い立ち、家庭環境、趣味、好きなもの嫌いなもの、誕生日、病歴、住所、電話番号、本籍地などを知ろうとすることか?
その人とそんなに深い関係にならないのならそれを知っても意味なくねえ?その記憶領域を使って筋肉の名前でも覚えてた方がよっぽどためになる。
同様の問題で、異性の好み聞かれるじゃん。
ここで異性の好みを言うと「分をわきまえろ。お前に選ぶ権利はない」って言われるから、じゃあ異性の好みなんてないと言うと「『誰でもいい』は誠実さに欠けるので駄目」って言われるんだよね。
どう答えるのが正解なのか。俺がこの世に存在しないことが正解になるじゃん。
汝増田に更なる娯楽を教えよう
登記簿は土地建物の所有権の変遷や抵当権といった担保権の内容が記載されている。
いつ、売買や贈与、相続を原因として、誰から誰に所有権が移転していったのかを把握できる。
照会に必要なのは、地番だ。2丁目3番4号のような家屋表示ではなく、1234番地みたいなやつだ。
古い戸籍謄本の本籍地がそのまんまそれにあたるといってよく、本家の遠戚の土地建物の変遷を目にすることができるかもしれない。
最近は1件600円とやや高い。ワイは公営の登記情報提供サービスを頻用している。
初回登録は難儀だけどクレカ決済で土日でも夜中でも全国の登記簿を取れるので便利だ。
これを面白いと感じたなら、オンラインでは取れない、電子化される以前の登記簿を法務局窓口で取ってみるといい。
国会図書館が膨大な資料をテキスト検索できる形でデータベース化している。
そのうえ画面で高画質スキャンデータを閲覧できるし、わずかな費用で印刷して郵送までしてくれる。
その規模はなかなか驚異的で、ワイの遠戚の爺さんが5歳ごろの1950年代に児童雑誌に投稿した内容まで発見できた。
まだまだ楽しみは続くぞ。
結婚の見込みがない29歳正常独身青年が、ご先祖様に申し訳ないという気持ちから先祖の戸籍を請求した。6市町から31通の戸籍謄本を取り寄せ、Excelにまとめた。戸籍制度の変遷や行政区画の歴史を知ることができ、何故か海外移民の歴史にも繋がり、祖父母との会話のきっかけにもなった。独身の暇つぶしにはもちろん、子供の自由研究にもおすすめである。かわいいあの子と新戸籍編製したい。助けて。
俺が末代だ(誤用)→ ご先祖様に申し訳ないにゃあ → そもそも先祖って具体的に誰やねん → そうだ、戸籍、取ろう
ワイ、29歳素人童貞。自分は子孫を残せないかもしれないというぼんやりした不安がいよいよ現実味を帯びてきた今日この頃。親にも祖父母にもご先祖様にも顔向けができぬと思った時、はて自分の先祖ってどんな人たちだったんだらうという疑問が湧いてきた。祖父母に聞いてみても、こんな先祖がいたという話は出てくるがそれが自分にとって何にあたる人なのか(曾祖父?曾祖母?高祖父?)が分からない。墓石や位牌を見てみても名前と戒名と行年が分かるだけ。家系図なんて高尚なものもなし。というわけで、先祖の戸籍、取り寄せてみました。
僕は埼玉生まれ埼玉育ち、岐阜県在住29歳素人童貞工場勤務現場労働限界サラリーマン。父親は次男で地元は山口県、母親は次女で地元は栃木県、そんな2人が地元を捨てて東京の大学で出会い、埼玉で僕が爆誕したってわけ。親の背中を見てすくすく育った僕は当然のように親元を離れ、縁もゆかりもなかった岐阜で働き、親に会うのも年1回、これが因果ってやつです。
さて、いざ戸籍を請求しようと思っても、やり方もようわからん。こういう時はとりあえずググる。ふむふむ、直系尊属の戸籍なら請求できる、と。まずは自分とか親の戸籍を取って、そこに親の名前と前の戸籍の本籍地が書いてあるから、親、その親、そのまた親って遡っていけばいいわけか。同じ市町村内なら先祖の戸籍をある分だけまとめて請求も出来るんだな。自分の本籍地が父親の実家にあることは以前に住民票取った時にわかってたから、山口県の役所まで行かなきゃいけないのかなと思ってたけど、どうやら郵送でも請求できるらしい。これはありがたいね。で、必要なものは、と……、まず請求書か、これはあとでコンビニでプリントだな(プリンターなんて持っていない限界独身青年)。本人確認書類は免許証でいいな、これも後でコンビニでコピー。返信用封筒と切手は買ってこなきゃ。あとは手数料を、定額小為替?、何だこれ、ていがくしょうかわせって読むのか?郵便局でしか入手できないし、貯金窓口って平日16時までしか空いてないのか、これは面倒だな……。
実際の手続きは市区町村のサイトにやり方書いてあるんで、それを見れば誰でもできます。面倒だったり時間がなかったりする人は司法書士とか行政書士とかに依頼したらやってくれるらしいよ。僕はコミュ障だからそっちの方が面倒なので1人でやった。手続き関連で意味わからんのは定額小為替。読み方もわからんくて、僕は最初郵便局の窓口で「ていがくしょうかわせください」って言って小恥かいた(ていがくこがわせ)。これは要するに戸籍の発行代を、現金は郵送できないから代わりに為替で送るってことなんだけど、小為替の額面にかかわらず1枚の発行に200円の手数料がかかる(2022年までは100円だったらしい)。200円の定額小為替1枚にも200円かかるし、750円の定額小為替5枚で1,000円の手数料だよ⁉ 平日の昼間になんとか時間作ってるのにこんな手数料取られるの、ほんとアホらしい。オンライン決済に対応してくれ。社会人の時間と金を返せー。北方領土も返せー。
まあそんなことは置いといて、戸籍の請求の時に用意しとくと便利なもの挙げときます。①プリンター: これがないと請求書の印刷とか本人確認書類のコピーとかでいちいちコンビニに行かなければいけなくなる。行った。必要項目さえ書いてあれば手書きの書面でもいいらしいんだけど、今時そんな人なかなかいないよね。②角形2号封筒: 請求書発送と返信用として同封する分で結構使う。③A4クリアファイル: 封筒に入れる書類はクリアファイルに入れる、これ社会人の常識ね。え?ギリギリ働けているだけの無能が社会人面してんじゃねえ?いいいいイキってすみません…
戸籍には、3つ種類がありまして、戸籍に除籍に改製原戸籍、この3つなんですが、まあ大雑把に言ってしまえば生きている戸籍と死んだ戸籍と旧版の戸籍って感じです。先祖のことを知りたいのなら、とりあえず全部1通ずつ請求すればオケ。現存している先祖の戸籍は全部手に入れてやるくらいの気持ちでいきましょう。請求理由に家系図作成のためって書いておけば、まとめて請求もできます。
戸籍はこれまで法改正によって6種類の様式が作られていて(明治5年式・明治19年式・明治31年式・大正4年式・昭和23年式・平成6年式)、現在入手可能で最古のものは明治19年式。ここまで遡れれば、だいたい江戸後期生まれの先祖がわかります。そして、さらに遡りたくなります、なるんです。ところが、明治5年式はいわゆる壬申戸籍ってやつで、新平民とか元穢多とかの表記があるらしく、昔の差別ガーって五月蠅かった奴らのせいで見ることができない。これ、完全に国民の知る権利の侵害じゃね?今の法律だと直系尊属の戸籍しか請求できないんだし、見せてくれたって何の問題もないよね。まあそもそも、部落差別がどうとかいう話がまず胡散臭すぎるし(職業差別なんか?地域差別なんか?血統差別なんか?)、そんなもん現代に存在しないやろ。解放同盟とか、差別反対って叫んでる連中が日本を歪めてるって、こんなとこでもわかんだね。みんなも部落探訪、もとい曲輪クエスト(©鳥取ループ)してこ♪ 楽しいよ!
で、戸籍請求して特に不備がなければ、1週間程度で返送されてくる。僕は最初に戸籍をまとめて請求した時、想定よりも枚数が多かったので小為替が足りず、追加で小為替を送ることになった。小為替は多めに用意しとくのがヨシ。
ここからは自分の先祖の戸籍の話。父方の実家は山口県の田舎で、江戸時代からそこに住んでいたと聞いていたので、1回の請求で割と簡単に明治19年式戸籍まで入手することができた。しかし、よく見ると本籍地の表記が現在のものと違っている。もちろん市町村合併が何度かあって〇〇郡〇〇村とかが今と違うのはわかるんだけど、番地が全然違うのだ。今の番地が「〇〇番地」なのに対し、明治19年式では「第△□番屋敷」になっていて数字も違う。調べてみると、現在の本籍地は地番を記載しているが、明治19年式の段階では地番とは別の壬申戸籍編製時に家ごとにつけた屋敷番号というものを載せているらしい、ということが分かった。そしてややこしいのが、地番と屋敷番号は全く対応していないようなのだ。その辺は地域差もあるみたいで、近代化の過渡期って感じのカオスが面白いですね。まあ現代でも住所表記は複雑で統一されてないし、そんなもんか。もしこの明治19年式の期間に先祖が転籍していたら、以前の本籍地が現在でいうどの場所にあったのか、地番と対応していないのでちょっとやそっとじゃわからないらしい。僕も詳しくはないから、知りたい方はググってみてくれ。そう思うと、父方の家が江戸時代からずっとそこにあるというのは、運がよかったのかもしれん。
他にも、高祖母の家系の明治19年式戸籍で、「〇〇郡〇〇浦」という、「町」でも「村」でもない表記のものがあった。町村制は明治22年施行だから、それ以前の藩政時代の表記が残っていたのだろう。これまた過渡期って感じでたまらぬ。こうなると郡制とか府県制とか市制町村制とか、行政区画の歴史についても、わたし、気になります!状態。心の中のえるたそが犬みたいに瞳を輝かせて迫ってくる。やれやれ、僕の頭脳はほうたるだからね、手短にね、やっちゃいましょうかね(Wikiを読む)。
そんなこんなで、クソ労働により病みそうで病まない少し病んでいる状態になりつつも請求を粛々と進め、とりあえず6市町から31通の戸籍を入手した。ある程度集めたところでExcelにまとめる作業に入り、そちらの作業の方に時間がかかってしまってまだ先祖の戸籍すべては請求できていない。単純に高祖父母の代まででも2^4=16家系あるからね、というのは言い訳ですごめんなさい。今のところ、一番遡れた人が高祖母の祖母にあたる人で文政3年(1820)生まれ、さらにその1代前の両親まで生年月日は不明ながらも名前は判明した。やろうと思えば200年くらい遡れるんやな。
戸籍には生年月日や出生地、婚姻などによる入籍・除籍日、死亡日、死亡地などが載っているので、ひとまずExcelでまとめてみた。眺めてみると、子供が早くに亡くなっていたり、夫と死別して出戻りしていたり、養子を迎えたり、韓国京城で死んでたり樺太真岡で死んでたりアメリカで死んでたり、戸籍から見えてくるものなんてその人の人生のごくごくわずかな部分にすぎないけれど、だからこそいろんな人生があったんだなと想像しちゃう。それに対して僕の人生……。もうずっと静止期、Stationary phase。Log phaseが一瞬すぎたんよ。いや、まだ長すぎるLag phaseの途中って可能性もないことも……ないか。
戸籍で父方の方を辿っていくと、長男がずっと(途中養子を挟んでいたが)家を継いでいて、一方母方の方を辿ると四男の四男の長男みたいな感じで家を継ぐという感じではなく、そこは対照的だなという感想をまず持った。自分のアイデンティティはやっぱり父方の方にあるけれど、自分自身の境遇(次男の長男です)を思うと、母方の方にも親近感が湧く。故郷を離れる、離れざるをえない人生というものに。特に母方の方は、一度栃木県を離れて北海道に渡ってからまた栃木に戻ってきており、中には樺太に渡って真岡で死んでいる親族もいて、これはおそらく長男の家系じゃなかったから移住したのだろうと思う。真岡なんて真岡郵便電信局事件でしか知らなかった地名だよ。こんなところで樺太と繋がるとは思わなかった。戸籍だと直系しか辿れないから、祖父母の兄弟とか曾祖父母の兄弟とかの傍系がその後どうなっていったのかまではわからないんだけど、自分自身が親元を離れていて昔の次男三男みたいな生き方をしているので、そっちの方も気になってしまう。それでも、おそらく当時の人たちには生まれ故郷という感覚はあったんだろうなと思ってて、自分なんかはもはや故郷が存在しなくていつか故郷に戻るみたいな感覚が全くないので、故郷が欲しい帰る場所が欲しいと思ってしまうんだけど、これはないものねだりだよね……。強く生きていくしか、ないね……。
父方の方は父方の方で、明治末から大正時代にアメリカに渡ってアメリカで死んだ親族が2人もいた。で、調べてみると山口県は全国でも5指に入る移民送出県らしい。有名なのは周防大島(屋代島)からのハワイ移民で、島には日本ハワイ移民資料館もあるよ。行ってみたいね。海外移民の歴史については、詳しくはググればWikiとかも出てくるし(Wikiの「広島県人の移民」の項目は読み応えあった)、興味ある方は調べてみてほしい。実際、父方の実家からは瀬戸内海を挟んで周防大島がよく見える。でかい。一時期周防大島出身の民俗学者・宮本常一の本を読んでいたことがあって、そこに宮本常一の父親が明治27年にフィジーに出稼ぎに行く話が出ていたので、まあ島と本土の違いはあるとは言え、あの辺一帯に外に出ていく気風みたいなものがあったのかなと想像してる。こんな感じで、家系っていう私的なものから歴史に繋がるのも面白いですな。
ここまで調べたことを表にまとめて、父方の祖父母に見せてみた。よお調べたのおって言われました。
「この人はアメリカに渡って、稼いだから家を建てちゃるけぇって言っちょったけど、向こうで喧嘩を止めに入って死んじゃったんよ」
「このおばあさんは酒造の娘でのぉ、気位が高い人じゃった」
「このおじいさんは働かん人だったみたいでねぇ、田んぼを売っちゃって大変じゃったんを○○さん(息子)が頑張って立て直したんよ」
あとは祖父が実は山口ではなく東京で生まれて幼少期は東京で暮らしていたり(当時は東京府東京市)、祖母が京都で生まれていてそれが実は自分が大学時代に下宿していた場所の近くだったり、なんてことも初めて知って、いろいろと話せて楽しかったです。
① 引き続き戸籍を請求:多分まだ結構取り寄せられる戸籍が残っているので、続けていこうと思う。古い戸籍は廃棄している自治体もあって(実際にもう無いですって3件ほど言われた・昔は除籍後80年経過したら廃棄してもよかったらしい・今は150年)、あれはとても悲しい。1回広島市に請求した時に無いですって言われたので、もしや原爆のせいか⁉と思って調べてみたんだけど、戸籍は疎開させていて無事で、単純に大正3年以前に除籍された戸籍を廃棄してだけでした。貴重な資料なんだし、廃棄せずに何とか残せんかったんかな。
② 昔の住宅地図を見る:せっかく先祖の本籍地を集めたので、古い住宅地図で本籍地がどういうところだったのかを見てみたい。複写したい。でも住宅地図は図書館でも禁帯出で、地域の図書館とか国会図書館とかの現地に行かないと見ることができないからな……。やるか――住宅地図複写旅――。
③ 菩提寺に過去帳を見せてもらう:これもいつかやってみたいね。
実際にやってみて思ったけど、これ、中学生の自由研究とかにいいんじゃないかな。役所で手続きして、資料集めて、整理して、発表用にまとめる。広げようと思えば家制度とか行政区画とかの歴史にまで広げてレポートにもできる。祖父母との会話のきっかけにもなる。お子さんがいる方、おすすめですよ!もちろん子供をもつ見込みのない独身の暇つぶしとしてもかなり面白いと思う。まあ、休日に何してるの?って職場で聞かれたときに先祖の戸籍集めてまとめてますって答えたらちょっと引かれたけどね。そもそも休日が少なすぎて疲弊して遊びにも行けんのじゃこのクソ会社がコラ。でも一人、この話に食いついてくれた女の子もいたので、あわよくばお近づきになりたいよ。一緒に新戸籍編製しませんか?住宅地図複写デートとかどうですか?もちろんオシャレなカフェとか映画館とか夢の国とかにも行きますから。高いご飯も奢りますから。自分、やれます、やらせてください。使うあてもないのにNISAで順調に積み立てられていく資産、何も積み上らない人生、虚しい。寂しい。一発やるまで死ねるか!!!
選択的夫婦別姓に私は賛成なんだけど、Twitter(X)を見てると反対の人が多い。
特に今も問題ないからいいじゃん、みたいなのが出てくる。あと日本の家族制度の破壊なのでは?みたいな。
全然専門じゃない(医療専門職)し、政治の話とか詳しくないから法律的な話は分からないんだけど。
で、ある人(反対派)が賛成派は質問に答えてない!みたいなこと言ってて、でもなんか読んでたら疲れてきたので結局分からないまま終わった。なので分かってないんだけども、色々考えが巡ってきたのでまとめたいと思う。
私は日本の戸籍制度はめちゃくちゃいいと思ってるんだけど、選択的夫婦別姓は戸籍制度をいずれ破壊するらしい(反対派によると)。それは困る。じゃあ選択的夫婦別姓が実現したらその後戸籍制度を破壊されないように一緒に戦う仲間ですね、という感想になった。
あと問題が起こってない、旧姓で行けるって話に関しては、医療専門職としては普通にいけないから困ってると思う。私はまだ結婚してないけど。
医師と歯科医師薬剤師、看護師はどうか分からないけど、少なくとも国試受かって免許を申請するときに本籍地がいるのね。だから戸籍名で登録するんだと、思う。
https://licenseif.mhlw.go.jp/search_isei/
これで名前検索したら出てくるんだけど、旧姓等の利用では出てきません、と書いてある。なので旧姓で仕事してると先生出てこないじゃん、ってなる可能性がある。
あとパスポートに併記しても限界があるらしいね。でもそういうのは違う人が多分どこかに書いてくれてるのでこの辺で。
あとよく質問されてるのが、そもそもなんで旧姓のままいたいのか?って話なんだよね。
夫婦別姓のヨーロッパ人に聞いたら、(例がよくないかもしれないけど)ダニエル•ラドクリフとエマ•ワトソンが結婚したとして、子供がハリーだとすると ハリー•ラドクリフ-ワトソン みたいな名前になってた。あと結婚した後に新しい名前つくってもいき、ラドソンとか。これは日本人的にはあり得ない発想だと思った。だって家系のつながりとか無視だし。フィンランド?かなんかに行った人のエッセイ漫画(すごく昔に読んだから忘れたんだけど)で、いいって書いてる人いたんだけど全然良くないよね。ラドソンって誰の名前?みたいな。
日本で選択的夫婦別姓が反対されてるのは名字がすごく大事だからで、推進してる人が推進する理由も名字がすごく大事だからなのではないかと思った。
毒親の娘とかは名字を捨てたいから全然、名前にこだわりがないから夫婦同性でいいんだよね。だから大体、名前変えたくないからずっと事実婚です、みたいな人は大体親と仲良いと思う。
なんで名前変えたくないかっていうと、親と同じ名前だからだよね。家父長制は崩壊したっていうけど、日本だとそこそこ考えとして残ってる。今のところ妻が夫の名前になるのが98%であることを考えると、別姓派の人(賛成してる人、というか別姓でいたい人)がそのままいたい名字は父親と同じ名字。育ててくれた父親と同じ名前でそのままいたいって考えるのはそんなに反対されることだろうか。でも、父親と同じ名前大体というのは家父長制ゆえじゃないのか?と考えていた。全然違うかもしれん。
日本は結構血を気にすると思うんだよね。東京は違うのかな、西の方はまだそういうところがあると思うんだよね。名は体を表すというけども、夫の名前は慣れ親しんでないってだけじゃなくて、全然自分のルーツではないよね。私の家は別に裕福じゃないけど、何代が前までなんの仕事してたか、とかどこに住んでたか、とか分かっていて、その血が流れてるんだなって思う。だから夫の名前になると、そういう繋がりが一切断たれるな、と感じる。それはちょっと辛いことだよ。男ならそのアイデンティティと繋がりを保てるのにさ。
今も夫の方に改姓させれるから男女不平等じゃない、って意見があったんだけど、夫にもそんな思いをさせたくない。どちらかが血のつながり、アイデンティティを失う制度なのはおかしい、ってことなんだよ。
別にどうでもいいって人や、そんなことで賛成してないって人もいると思うけど。
話逸れるけど、敬宮愛子さま、天皇の娘。愛子さま結婚して山田愛子とかなるの考えてみたらえ!?ってなる。愛子さまのバックグラウンドは半分消える感じ、分かって欲しい。まあ敬宮は名字じゃないけど…。
あとまあ女性が改姓させられてるから普通に不平等だと私は思うけど、加えて言うならば家を継げとか名前を残せとか言ってる人多いのになんでそれでいいかってやっぱり女は男より下だから家の名前を残す権利が無いってことなんじゃ無いかなと思うんだよね。まあ子供が夫の名前になったら最終的に残すことは出来ないけども。
あと、女の子しか生まれなかったから家名が消える例が増えてると思うんだけど、母は姉妹しかいなかったから苗字消えたんだよね。本当に、全く普通の家なんだけど、私に兄と弟いるから弟を母の苗字にしてくれ(おじいちゃんの養子にする)っておじいちゃんが頼んだけど兄弟で名前がばらばらだとダメだって断ったんだよね。これももし選択的夫婦別姓でお母さんが苗字変わってなかったら違和感がないから、残せたかもしれないなと思う。むしろ日本の家制度の強調?
あと不平等で言うと外国人と結婚したら選択的夫婦別姓なの、不平等じゃない? 外国人と結婚する方が有利じゃん。苗字変える手続き面倒くさいんだよ。
でも多分全然ちがうっていう批判があるんだろうね、選択的夫婦別姓の記事読むとすごく疲れるから、賛成派で活動してる人は本当にすごいと思う。実現して欲しい。
何にしろ免許の更新をするためにはネットで予約しないと原則更新が出来ない。
それの何がいいかというと、ネットで免許更新の日付と時間指定を予約できないくらいの知能の持ち主をふるいにかけられるからだ。
これはけっこう重要なことだと思う。
もちろんネット予約するのはそんなに難しいことではない。
①運転免許証の更新の通知のハガキに記載されているQRコードをスマホで読み込む。
④予約が確定したときに表示されるQRコードのスクショを撮る。
程度のことだ。
別に難しいことはない。
しかし、これが出来ない人はたくさんいるだろう。
そこが重要なんだと思う。
まあ自分で出来ない人は誰かに頼んでやってもらうんだろうけど。
でも、そのお願いをされたことがある人はよくよく考えて欲しい。
この程度のことが出来ない人に命を損なう可能性のある乗り物を運転させてもいいのか?ということを。
あと、これは話が変わるけど免許の更新、デジタル化されたことで書きものがほとんどなくなったのはいいね。
なんか大昔は住所やら本籍地やら書いて捺印までさせられてたような気がするけど、
今回書いたのは健康状態のチェックシートを記入したことだけだ。
多分、次回の更新ではそれすらも無くなってるだろう。
というか、いい加減ネットだけで完結させる仕組みを作って欲しい。
配信者なあぼうがストーカーに婚姻届を勝手に出された件が話題だがなんで勝手に出せるのか解説する。
●内容が間違っていても受理される
提出される婚姻届は8割が内容が間違っている
→ほとんどの人が○丁目○番○号を適当に書いてるし余計な建物名とか付け足してる
・父母の氏名
→親の離婚後の氏名知らない、絶縁したので書かない、死んでるから書かない、違う文字で書く
内容が間違っていることを理由に不受理にしてたら8割不受理になってしまう。
だからその他欄に職員が正しい内容を書き足して修正したものを事務処理する。
筆跡が似てるのに受理されたことが話題になってるが、例えば「夫の住所」「夫の本籍地」「夫の父母の氏名」は夫以外が記入しても問題ない。
2人仲良く窓口に持ってきた婚姻届でも「字が下手だから奥さんにほとんど書いてもらった」みたいな人が多い。
署名欄のみで筆跡を見分けるのは難しい。
あと住所も住民票通りに書いてない人が多いが、生年月日と氏名と住所町名と番号まで合ってたら実在していることが分かるから受理する。
さすがに両方間違ってたら無理。たまにいる。頼まれて証人になったけど個人情報知られたくないから適当に書いちゃう人。
今回の事件は夫の本籍地で提出したので戸籍謄本不要だった。まぁ婚姻届偽装するような相手なら、委任状偽装して戸籍謄本窓口で取ると思うけど。
初婚の人の場合親の戸籍に入っていて、ほとんどが地元が本籍地だから
有名人やストーカー被害者は不受理申出をしていることが多い。本人が窓口に来なかった場合は、不受理申出が出されてないかを本籍地の役所に確認をしている。ストーカー被害者は不受理申出を活用してほしい。
●本人が窓口に行かなくても出せる
本人が署名してたら、窓口に持ってくるのは友達でも良いし、郵送でも可。
●字が書けないなら署名欄も代筆で良い
病気で字が書けない人もいるので、そういうときには代筆して、欄外に「○○だから○○が代筆したよ」みたいに理由を書けばOK
●なんでそんなに簡単に出せるの?
婚姻する権利を保障するため。不正防止のハードルを上げたら提出が難しくなる。
身分証明書持ってない人とか、漢字が書けないとか、事情があって2人揃って窓口に行けない人が多い。
この日に婚姻したいという権利を保障するために提出のハードルを下げて、不受理申出制度や婚姻無効裁判や刑事罰などの制度を作って不正を防止してる。
窓口に出るのは会計年度任用職員(非正規)と正規職員が半々くらい。その正規職員も配属されて5年未満の人がほとんど(市役所の職員は3年〜5年で全く関係ない部署に異動するから)
戸籍に記載されている情報を実生活のあらゆる場面で採用すること自体今は無理があるのかもしれない。
戸籍の性別を変更する場合生殖不能の手術をしなくてもよくなったらしいが、
そうすると子宮のある戸籍上男性に子宮頸がん等女性特有の疾患の検診の案内が届かないということも起こる。
今までも男性から女性に変更した人に子宮頸がん等の案内は届いて前立腺がんの案内が来ない等実際あったようだ。
戸籍や体を手術で変えても変わらない部分は人間あるわけで、戸籍の性別を変えたんだからそんなもん知らねえ自己責任だ、は逆に差別になるんじゃなかろうかという気もする。
戸籍の情報をそのまま実生活でも根拠にするのではなく、ある意味建前というか、願望含んだアイデンティティが記載されているに過ぎないということになれば
いろいろ解決するんじゃないだろうか?
結婚して名字を変える場合も、あくまで変わるのは戸籍上の名字のみ、新しく戸籍を作るにあたり決めたファミリーネームを記載しているに過ぎない、
そのため免許証、パスポートなどの本人確認書類も、銀行口座の名義も、勤務先に届け出ている名字も住民票もすべて出生名から変更する必要はない、
実生活上で名乗る名字は自由(仕事上では出生名の方がいいだろうし、子供絡みの付き合いなら戸籍上の名字の方がいいだろう)とすれば
論文の名前が変わってキャリアが途切れるとか結婚離婚が社内に筒抜けになる等の問題はなくなる。
女性でも経済活動を行うのが当たり前になると、名字を変えると不都合が生じる。本人識別という点で考えれば名字は変わらないものとするのが望ましいが
それはファミリーネームという考え方と衝突する。女性が外で働かないとか結婚が早かった時代ならともかく根本的に戸籍制度が時代の変化に対応できてないわけだ。
そこで、戸籍の情報をある意味では形骸化させることで解決できないかというわけだ。
なぜこんな事を思ったかというと、今回の性別変更の判決文で公衆浴場等は必ずしも戸籍上の性別で判断するのではなく、身体的特徴で判断するとあったからだ。
公衆浴場以外にも、スポーツ等出生した時の性別で判断するした方がよい場面はある。
性別変更に関しては、手術していない体が男性で心が女性の人が女湯に入りたい等言い出すわけがない、本物のGIDはそんなこと言わない、偏見でヘイトスピーチという意見や、持病などが理由で手術ができない場合もある、手術した結果見た目がさほど出生した時の性別と変わらない(体格や骨格の問題で)場合でも戸籍上の性別を変更した以上取り扱いに差をつけるのは差別以外の何物でもないとかいろいろとはてなでもX(旧Twitter)でも議論があるようだが、
個人的には本物か偽物か、GIDを装っているかどうかといった点は「精神障害の診断および統計マニュアル」第5版(DSM-5)からGIDが削除され精神疾患扱いではなくなった、生まれ持った性別に違和感を持つ「性別不合」になり、医師の診断を必ずしも伴うものではなくなった以上、あまり本物か偽物か、なりすましか等で喧々諤々と議論をしてもあまり建設的ではないように思う。医師が診断するといっても診断の根拠となるGIDという病名は今はもう存在しない。
生まれ持った性別に継続的に違和感を持っていれば性別不合の定義には当てはまるわけで、その度合いも性的志向(男が好きか女が好きか)も人それぞれ、体を変えなければ死んでしまう人、ホルモン治療までで十分という人、生まれ持った性別とは違うという証明があれば手術までは望まない、服装や髪形を変えて望む性別で扱ってもらえれば手術は不要という人も今の国際的な基準では全員性別不合だ。
なので外観要件については差戻しになったようだが、(陰茎切除などの)手術した人は女湯可、していない人は不可というのも今の性別不合に関する規定からいうとそぐわないので違憲となるのではないだろうかと踏んでいる。
とはいえ手術有無にかかわらず客観的に骨格・腰つき・体格等から体が男性が女湯にいたら、体が女性が男湯にいたら、居合わせた人は戸惑うだろう。子供の混浴可能年齢を7歳に引き下げたこととも矛盾する。戸惑うのは、恐怖するのは、勃起するのは差別と言ったところで知的面などで障害があったり、小さな子供、トラウマがある人、なんにでもエロを見出す思春期の子供が納得して適切にふるまえるかというと難しい(まあこれを言うとはてなーは周りを困惑させるような人は女湯にも男湯にも入るわけがないヘイトスピーチというかもしれないが、その一方当然に望む性別の方の湯に入る権利があるはてなーもいるのでこのように書いた。保身かと思われるだろうか?そうかもしれない。まあ保身くらいは許してほしい。賢くて優しいはてなーならわかってくれるだろう)。
ただ本人のアイデンティティは確かに男性/女性なのに逆の性別が記載されていることへの苦痛というものは確かにあるだろうから、
戸籍の性別は手術なしでも変更可能、ただし戸籍の性別をどこまで採用するかはその場面によってそれぞれ法制化するのが性別を変更したい人と
他の人の権利が衝突しないための落としどころかと。その辺りの法制化は多分「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」が行うのだろう。
戸籍の本籍地も実際の住所ではない場合も多い。皇居にしてる人もいるぐらいだ。
名字の記載も戸籍の性別もアイデンティティという意味では真実だが実務上・実生活上のありとあらゆる場面で採用するかは本人や周囲との問題も踏まえて
券面に資格情報が印字されていないので、マイナカードを持っていても見せても健康保険に加入しているかわからない。
持っている本人もわからないし、第三者も見ただけではわからない。病院の読み取り機にかざしてはじめてわかる。
はてな村の住人くらいのデジタルネイティブからは、券面に記載が無くてもスマホアプリで読み取れるとか反論があると思うが、一般人に通用する理屈ではない。
例えばSUICAでは、定期券情報をわざわざ券面に印字している。これも、チャージ額と同じように読み取り機で確認する仕様にすることも可能だっただろうし、その方が低コストだったはずだが、それでも定期券情報の印字にこだわったのは、一般に普及させるためには「見てすぐわかる」ことが必要だったのだろう。
マイナ保険証もICカード形態で普及させるのなら、券面に印字スペースを作って健康保険証情報を印字すべきだったと思う。
これは、モバイルSUICAがそうであるように、アプリになれば解決するかもしれない。
「健康保険証の確認ごとき」で暗証番号の入力が必要になるのは、ユーザーにとって利便性が悪い。
現状で暗証番号が広く受け入れられているのは、キャッシュカードとクレジットカードの一部だが、これはユーザーの金を引き出す/使うという「重要な取引きのトレードオフ」だから。
パスポートにもICチップが埋め込まれているが情報を読み取るのに暗証番号は必要ない。免許証は本籍地を見るための暗証番号を設定するが、使われていない。
とはいえ、認証なしに情報を読み取れるようになるとスキミングの問題もあるので難しいのだけど、安易に暗証番号を入力させると、病院などで盗み見られる問題が起こる可能性があって、こちらの方がユーザーにとっては重大だろう。
この問題のキモは銀行とは違って病院では暗証番号の入力を隠すことへの意識が低いところにある。
他人に教えてはいけない秘密の番号(マイナンバー)が印字されてしまっているという問題。
マイナカードがマイナンバーと個人を紐づけるためのカードだとしても、マイナンバーそのものを印字する必要があったのか。
例えば、クレジットカードでは再発行によってカード番号が変わることがあるが、それでもカード会社は個人を特定することができている。同じようにマイナンバー本体はサーバ内で管理して、券面には一時的な番号を記載する、あるいは電子データ内のみに持つようにするので良かったのではないか。
↓
本籍地のある市区町村役場に出向く必要がある(本籍地と異なる市区町村に住んでいるので面倒くさい)
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マイナンバーがあれば、コンビニで戸籍謄本が取得できる(やった!)
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本籍地と異なる市区町村に住んでいる場合、まず戸籍証明書交付の利用登録申請が必要(ほう)
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コンビニのキオスク端末か、ICカードリーダをパソコンに接続すればネットからの申請ができる(なるほど!)
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ICカードリーダーは持っていないので、コンビニのキオスク端末使おう!(いいね)
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仕事終わりにポチポチとセブンイレブンで操作して、最後の画面に行く(よっしゃ)
↓
時間外で受付できません……(そんなばかな)
辛かったポイント
・システムのメンテナンスとか維持コストとか色々あるのはわかるけど、物理的な役所じゃないんだからもう少し遅くまでやってほしい
・スマホにICカードリーダー付いているので、スマホで申請させてほしい……
今の結婚する世代とその親世代なら価値観のギャップはよくある話だと思う。
自分(男)も結婚によって姓が変わることへの抵抗は全くなくて、
妻に「どっちでもいいけどどうする?」という確認をした。
妻は一人っ子だったが「どっちでもいい」という話で、妻の実家も気にしていなかったので
(改姓すると私の仕事に多少影響があった)
ただ、これが妻の姓になる、という話であれば自分の両親は同じように反対しただろうなという事は想像に難くない。
例えば結婚した後の本籍地にしても私は自分が住んだこともない父方の実家にあるのだけれど、
住んでいる自治体ではないので面倒だ。頻度は多くないが。
なので、本籍地を移しても良いかという話をすると「絶対にダメだ」という。
結婚式も仏滅は恥ずかしいから辞めてくれと言う、浄土真宗なのに。
流せる部分は流して逆鱗に触れないようにしているけど、60過ぎた親の考え方なんてそう変わるもんじゃないと思ってあきらめている。
親が死んだら今住んでいるところに本籍地も移す予定。
うーんいっぱい書きすぎ
それよりハガキを無記名とかで出すなら住民票の移動から現住所をたどられないかは気にした方が良いかも(ストーカーやDVでよく被害女性がやってる手続きが効く)。
・戸籍の話。
戸籍関連の書類が必要なとき郵送取り寄せも基本できるんだけど、
84円切手貼った封書が、デフォルトで一週間かかる。しかも片道。
千代田区役所曰く「7開庁日かかる」……3週間!?https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/koseki/koseki/shomesho-yuso.html
あと本籍地によって複数の書類とりよせるのに定額小為替(手数料高い)以外選べないとこと、
なお定額小為替のテクニックとして800円送りたいときは1000円1枚で買うのと400円二枚買うのとで同じ値段になる上に良心的な役所だと200円返してくれるから前者がおすすめ。
そんでも金額少なく間違えてたら日中電話かかってきて買い直して速達で送るんだぜ……