はてなキーワード: 素人童貞とは
二十代後半に差し掛かったストレートの男性で、女友達もいて、社会性もあり、リベラルで、しかしセックスの圏外にいる。恋人がいたことはなく、もちろん童貞で、性風俗にも縁がない。
恋人が欲しいか、とか、セックスがしたいか、と言われると、子どもは欲しいと思う。とりあえず結婚して、子をこしらえて大切に育てる方が後々の人生で利になりそうだから。少なくとも制度的につがいを登録した方が良い設計になっているらしいから、という程度だ。
客観的に見ても温厚で、そこそこ善良なほうの人間だとの自負がある。フェミニズム(といっても立場は様々あり闘争の歴史もあるみたいだけど)への理解も、あらゆる差別への反感もある。常に自分の言動が差別的になっていないかという超自我的な検閲がある。その上でどういった立場のものであれ、流行りの、強い言説に自分の言葉や思考を乗っ取られてはいけないという危機意識もある。そういう意味で、かなり丁寧な生活を心がけている。
ところで、セックスは話題に事欠かない。最近も性的同意が確認できるアプリが開発中で、それに反対する声が上がるのを見たし、そのちょっと前だと『射精責任』の著者のバックグラウンドを訳書で明示する責任について議論があった。そのもう少し前には人工妊娠中絶をめぐるアメリカのどこかの州でのひどい立法が話題と運動を呼んでいた。AVを見て勉強をしている男の独りよがりなセックスへの批判なんかは何度となく見た。もう本当に過去の話題を半年も覚えてられないくらい、定期的にみんなセックスの話に夢中になる。
もう勝手にしてろよと思う。確かに、それぞれの問題には程度の違いはあれ被害者がいて(AVセックス男もゴムをつけてたら生中出し強要中絶反対男の悪行よりはマシなはずだ)、解決すべき社会課題だし、社会課題の解決には関心を集めるのは重要な要素らしいのは分かる。
でもまあ、勝手にしてよと思う。セックスさせろとか、俺に女を当てがえとか、そういうことを言いたいのではない。「お前はそういうことを本当は言いたいのだがカッコつけてたり本音を抑圧してたりしているだけだ」と言う反論が正しかったにしても、結局のところ私はそういうことを言わないのだから、意味をなさない。
勝手にしてよ、とだけ思うのだ。遠い国の小競り合いを見ている気分になる。セックスはどうあるべきとか、性交同意のあり方とか、みんな一生懸命議論しているのがバカみたいに見える。バカみたいに見える自分が愚かしくも見えるので、そこだけ最悪だ。セックスの圏外にいるストレスは、こうした議論の分からなさにある。
「勝手にしてよ」と涼しい部屋で独り言をいってもられないな、と思ったのは次の記事を読んだから。
「なぜ男は「ゴム無し無責任射精」にとらわれてしまうのか?【藤澤千春×山下素童 射精責任対談】」https://yomitai.jp/special/shirodo-fujisawa/3/
『射精責任』の邦訳版編集者の藤澤氏と、「素人童貞」だったライターの山下氏の対談。藤澤氏によると、声優の黒沢ともよさんが夫と『射精責任』を読んだというツイートに、「もう忘れたい」と嘆くものや、プロ意識のなさを糾弾するものなど、ひどい引用リツイートがかなりついたらしい。藤澤氏が紹介したエピソードについて、山下氏は引用をした人 (女性ファンの好意的な反応に対照させて、否定的な反応をつけたのは男性であることに自然になっているが、私も正直そう思う)にいったんは同情的だ。しかし、「目の前にいる女性のことを考える」ことができるようになると、男性社会で負けたこと(=黒沢さんが特定の男性と結婚したこと)、つまり自分についての言葉より、黒沢さんの微笑ましい夫婦生活への祝福の言葉が出てくるはずだという話になり、山下氏が「目の前にいる女性のことを考える」ことができるようになったきっかけとして、恋人との二年間の同棲生活があったという話になる。これが特殊な経験であることは氏も強調しているのだが、要は女性をめぐる男性社会の競争やコミュニティ内の男性的コミュニケーションみたいなものから降りて、セックスや快感のことについて自分と相手でちゃんとコミュニケーションをとろうぜという話になる。まるでセックスに圏外が存在していないかのようだ。なんかこの人たちはセックスの圏外の圏外ぶりを侮ってるんじゃないかという気分になる。黒沢ともよさんのエピソードからこの話が展開しているから余計にそう思うのだ。醜い引用リツイートの数々は、果たしてセックスの圏内から発されていたのか。セックスの圏内から、セックスの圏外を眺めることは可能なのか、これは思っていたより深刻な断絶があるのではないかと、いろいろなことを考えさせられてしまった。
まあだからどうしろという話でもないんだけど、セックスの圏内に声を届けたくなったときがきたら、こんなに大変なことはないだろうと思った。
俺普通のキモヲタ(20代)で同年代以下には全くモテない素人童貞フリーターだが、弁当屋のバイトで童貞捨てた。
やっぱり3人も子供産んでるとおっぱいも迫力があって、制服越しにずっとジッと見ていたら向こうも気づいたみたいでね。
最初はやだ変態!とか言われたけど、詰所で全然モテない事とかを相談したりして飲みに行く事になり、そのままやらせてくれた。
流石に母親と同い年のご婦人で童貞を捨てるとは思わなかったけど、めちゃくちゃテクニック上手くて何度もイカされてしまった。
おばさんになると子供がキモヲタになったり、様々な人生経験を経てキモヲタへの憐れみというか耐性がつくのかもな。
おばさんとのSEXは最高だぞ。
実家は裕福ではないが一人っ子だったこともあり私立医学部に進学。そこの医局で外科専門医、消化器外科専門医を取得して大学を辞めた。単純に稼ぎが悪くブラックなのと、父が亡くなり母が1人になったことから実家に帰ろうと思ったからだ。
近所の消化器クリニックにて勤務医として診察や検査を行っている。また週に一回だけ総合病院に出勤し外来、クリニックから紹介した入院患者の診察、手術をしている。
クリニックで働き始めるまでは忙しさで体力がなかったことや薄給だったこともあり物欲はほとんどなかったが、実家に帰るとお金に余裕が出来たことや休日にも体力が温存されるようになったためムクムクと物欲が湧き上がってきた。
そこで金の使い道のいくつかを紹介する。
ロレックスのデイデイト(36mm、ホワイトゴールド)を購入した。価格は450万円ほど。
今まで大学受験期の模試の前日にホームセンターで購入したカシオの時計を使っていた。時計の良し悪しはよくわからないが、着けているだけで自分のランクが上がった気がする。母曰く「趣味が悪い」とのこと。
モンブランのマイスターシュティック(ゴールドコーティング、クラシック)を購入した。銘入やペンケース、替え芯なども購入して10万円ちょっと。
これは失敗だった。正直ずっと使っていた100円ちょっとで買えるジェットストリート0.5の方が使いやすかった。ただでさえ「踊ってるイトミミズみたいな字」と言われているため高いボールペンで書いていると違和感がひどい。ちなみに医者は字が汚い。他人が書いた伝達事項が読めないことはもちろん、自分が書いた回診カルテが読めず他の医師や看護師たちと「解読」を行うことも多々ある。
俺は喫煙者。また医師を目指したきっかけは「白い巨塔」の唐沢寿明演じる財前教授だ。いつかはデュポンのライターが欲しいと思っていたが、そのことを思い出し買いに行った。
購入したのはデュポンのライン2クリング。約20万円。本当は金ピカなのが欲しかったけれど、ちょっと恥ずかしくなってブラッシュドメタルという銀ピカなものを購入した。
店員さんにガスを入れて貰い、帰りに寄った喫茶店で使ってみた。「カキーン!」という音が響く。タバコを持つ手に光るロレックスと相まって上級国民になった気分。とても良い買い物だった。
俺も母も大のコーヒー好きで、頻繁にコンビニにコーヒーを買いに行く。そこでコーヒーメーカーを購入することにした。
デロンギのドリップコーヒーとエスプレッソの両方が淹れられるマシンを購入。6万円ちょっと。
最初、スーパーで1番高いブルーマウンテンの豆を購入して淹れてみたが正直口に合わなかった。UCCの「職人の珈琲」の青い袋入りの豆を買い直して淹れたところ美味しかったため専らこれを飲んでいる。エスプレッソマシンはほとんど使っていない。
6月以降はあまりの暑さにコーヒーを淹れることはなく、結局コンビニかファミマに毎回アイスコーヒーを買いに行っている。
俺は風俗が好き。今でも素人童貞。大学時代は家庭教師と塾講師でバイト代を稼ぎ、時には友人との飲み会や旅行を断りながら風俗につぎ込んでいた。大学時代は激安ソープにピンサロが精一杯で「いつかは高級ソープに飽きるほど通いたい!」と思っていた。
今でも高級ソープに飽きるほど通う余裕はないが、2週間に一回は吉原に登楼している。一週間に一回行くとマンネリ化してしまうため2週間に一回がちょうど良い。
童貞でも全然いいんだけど、童貞であることをコンプレックスに感じることが良くないよな。本人もコンプレックスに感じることもあるだろうけど、童貞を馬鹿にする文化もあるし。
私は「お酒飲めません」と同じぐらいの「私は童貞です」の感覚にみんながなれば、オッケーなんだろうけど。
童貞を起因としたコンプレックスが無い状態で、女性と普通に喋ったり、対応してくれればいいんだけど、実際はほとんどの男性は、非童貞(セックスに期待してない人)の方が、女性に対しても男性、友達と同じように接することができる。
例えば、セックスしたいですけど、素人としかセックスしたくない人とか
本当は、セックスしたいですけど、できない自分を認めたくないから、女性に興味ない振りしてる人とか、
ソープで童貞捨てたけど、素人とはやってないので、素人童貞ですとか、
なんか、いろんな童貞がいて、その結果、女性を敵視する勢力にもなったりして、ややこし過ぎんねん。もっと普通にセックスして、普通に男女の付き合いできたらいいのにと思うけども、難しいんだろうな。
貴重な体験談どうもありがとうございます。
これから売春しようとしている人は、この増田を反面教師にして売春にはデメリットがあることも知っておくべきです。
以前私もひょんなことから知人が売春していたことを知ったことがあります。見た目からは全然そんな人だとは分かりませんでした。
貧困層が増えた日本では売春婦が確実に増えています。皆さんも反社の資金源に利用されないようにお気を付けください。
https://anond.hatelabo.jp/20230715132637
何年も前の話なんだが、処女を売った。簡単に言うとAVに出た。出たのは1本だけで、今は普通に会社員として暮らしている。レーベルとか相手の男優とか監督とかは全部書かないしギャラも書かない。
珍しくは無い、とは流石に言わないが、居なくは無いだろう、たぶん。セックスが好きなわけでは無い、むしろ嫌いだ。男性は怖かった。何をかんがえるのかわからないし、小中と散々いじられて過ごしたので危害を加えてくる生き物として認識してしまっていた。正直今もそんなに好きじゃないが、信頼できる人間はみつけられたので、全てが怖い人ではないんだなと思えるようにはなった。
話を戻して、出ようと思ったきっかけは、たぶん自己肯定感の低さからだったと思う。平均身長・体重で顔も普通と言われるが彼氏ができなかったことにものすごく焦っていた。この歳で処女って恥ずかしいことだという認識があった。呪いみたいに頭に張り付いて離れなくて、けれど周りの人間には相談ができない。友達のの性事情を聞かされる(いわゆる女子会。彼氏とのエッチがさ〜wみたいなノリのやつ)と、どんな顔をしていいのかわからなくなった。
みんなできていることなのに私にはその機会がこない、やばい。人としてやばいのかも。誰もが当たり前のようにできることなのに私はそれができてない。という焦りでちょっと頭がおかしくなったんだと思う。
「どうしたら彼氏ができるか」よりも「どうしたら処女を捨てられるか」が目的になった。そうなった私の行動は早かった。
当時に思考回路としては
処女を捨てるにはセックスをする→セックスをするには相手が必要→レイプはされたくないし、合意の上でも適当に相手を見繕ってうっかり妊娠なんかするわけにはいかない→妊娠のリスクが極めて低い安全なセックスをする方法は何か→AVに出ることだ!検索!
ばかか。ばかだった。
行動力のあるばかってどうしようもないな。やばい事務所にあたったらもっとやばいことだって起きたかもしれないのに、映像作品を世に出してんだからそれなりに安全なはずだ!となぜか信頼してしまっていた。
思考がバグっていたのですぐにネットで探して応募をして、細かくは覚えていないが書類選考が通って説明を受けに行き、処女を捨てたいと話して面接が通った。
ほどなくしてマネージャーが付き、話が進むのが早い業界なんだなぁとぼんやりと思った。
そこからいろんな事務所に連れて行かれ、面接を繰り返す。面接では「服を脱いでみて」と言われることが多く、何も考えず上裸になっていた。何か聞かれたらすらすらと喋れて自分じゃ無いみたいだった。
どれくらい繰り返したのか覚えていないが、なんとか企画だか事務所だかが決まって撮影日とギャラを聞かされた。こんなふうに決まるんだな、早く終わって欲しい、楽になりたい。恐怖感や危機感みたいなものは全く感じていなかった。そこらへんのヤリチンに捕まるよりよっぽど丁寧に扱ってもらえるだろうし、無理なことはやらされないだろうし、プロが相手なんだから良い思いもできるんじゃないだろうか。そんなお気楽思考で撮影に挑んだ。
結果、もう二度とやりたくねえ。
痛い、苦しい、辛い。尊厳を踏みにじられている気がする。はあはあ言ってる男がのしかかってくるのキツい。入ってくる情報全部が無理だった。プロ相手でこんなにしんどいなら素人の男性となんてもっと無理だ。セックスなんかもう一生しなくていい、こんなしんどいこと強要するやつは全員滅んで欲しいと思った。
プロのお店で童貞捨てて素人とはしたことない人を素人童貞というのなら、私は素人処女のままでいい。変な言葉だな、素人処女。
あと、自分の穴がすごく狭いのを知った。とにかく痛い。ここから子供産むって正気?絶対死ぬじゃん。女を妊娠させようとしてくる男って何?悪魔?って思った。(本当に狭くてタンポン入れる時さえ引き攣れるような痛みがある。どうにもならん)
映像にどんなふうに映ったのかは怖くて確認なんかできなかった。きっと酷い仕上がりだったと思う。きっと出演作は売れないだろうから身バレもしないだろうし、今後またAVに出ることもないなと思って帰った。翌月くらいにギャラはちゃんと振り込まれていた。
その後、事務所から何度か連絡が来ていたが全て無視をして、ようするに飛んだ。
10数年経って、特に何もなく暮らせているのでこの先も何もないはず。たぶん。
処女を捨てるという目的を達成し、変な呪いが解けて気が楽になったのは事実だ。何もあんな方法とることは無かったな、と思い返して反省はするが、あの頃の私にはそれしかできなかった。若くてアホな私は必死だった。何か起きたら責任は歳食った私が取るしかない。
身バレしたくないのに誰かに聞いて欲しくて書いてしまった。こういうばかもいるんだな、ふーん。くらいで流し読みしてくれ……。