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2024-04-25

anond:20240425131158

でも岸田はアメリカ議会ウクライナ支持及び世界治安維持に関与することを明言し

予備自衛官補採用年齢の上限を引き上げて緊急事態条項拡大解釈して戦争を始めようとしてますよね

2024-02-29

日本凄い(うんある意味な)

例えば麻生

日本政府日露戦争で戦費を海外から借金したが英米銀行団ジェイコブへの完済は1986年。

大戦を経て80年、どれだけ時間がかかっても返した、これが信用だ、日本凄い

 

こーゆー談話や言説はよく見る

日本人は愚直で誠実で勤勉で真面目だと

 

うん、ウソです

担保徴税権、関税から踏み倒す選択がなかっただけです。

デフォルトしたら直ちに税関職員イギリス人と交代。

そりゃ払うわ

 

さなくてもいいものゴリ押しで返してません。

一つは軍票

日本戦前戦中に正貨流出抑制するため莫大な軍票を発行し外地における支払いに充てた。

記録に残るものだけでざっくりと国家予算25年分も乱発したわけだが、これ一円も償還してません。

担保はなく銃で脅して相手に受け取らせたものから

 

一円も返してないんだぜ、笑うしか無い

 

日本政府の建前としては、戦後賠償でまとめて払う、払った、なんだが。

日本が支払った戦後賠償は10億USD

国家予算0.4年分

当時の国家予算が1兆円でもっとも額の大きいフィリピンに対して1900億円

 

うん、ぜんぜん計算合わないね

 

ちなみに、日清戦争では日本は1万人の戦死者を出して、その賠償請求として中国(清)から国家予算4.5年分の賠償をもぎ取った

 

19世紀、世界植民地争奪戦を行った。

搾取してボロ儲け。

ところが日本以外の先進国では第一次世界大戦以降に雲行きが変わった。

失われた世代言論メディアウェーブに乗った。

人権意識の高まり

有色人種犬猫と同じ、動物人権付与する必要はない、という旧来のロジックはもはや維持不可能だった。混血児ガンガンまれてるし。

植民地住民にも人権付与しなければならない、社会インフラを整備し教育を施し。

ボロ儲けが一転してお荷物になった。

イギリスは20世紀初頭から植民地を切り始めた、勝手独立せぇ、連邦に残りたけりゃ残してやるが国家運営は自分たちで好きにしろ中東は続々離脱

アメリカも同じ、フィリピンから大量の人や廉価な農作物アメリカ本土侵食し始めた。

同じ国内という建前だから関税やら人の移動への制限はかけられない。

 

まらん、つーことで、1934年にフィリピンを切ることにした、アメリカ議会でフィリピン独立法成立、大統領署名

フィリピン独立政府フィリピン憲法発行したらその10年後に国家独立、延長は無し、というもの

翌年1935年にフィリピン準備政府フィリピンコモンウェルス憲法)発行、州政府発足、10年後に国家独立確定。

この州政府独立性はアメリカ合衆国の「州」よりも高い自治権が設定されている。

アメリカの州というのはほぼ国家、合衆

今でも大麻厳罰の州と完全フリーの州があるよね

 

フィリピン政府国家独立に向けて様々な政策を決めた

争いが嫌いなフィリピン人、フィリピン政府国防方針中立化と定めた。

「お互い戦争は無しな」という相互条約を結んで安全保障する。

軍事力国家リソースを割く余裕が無い後発国はこの選択しか無い。

フィリピン軍事力を最小限にした。

でも植民地でしょ?どうせ傀儡でしょ?

現在英連邦所属するカナダカナダ軍の統帥権カナダ最高司令官)はイギリス国王なんだが、

誰がこれを植民地だ、傀儡だというのか。言わねぇ

当時のフィリピンの国際収支を見てもアメリカ傀儡搾取痕跡ゼロです。

 

ってところに1941年、皇軍は「可愛そうなフィリピンを救ってあげる、大東亜」で軍事侵攻

抵抗する軍事力が無いフィリピン政府は秒で「Open City」(非武装都市宣言)の無条件白旗

当時フィリピン人口は3000万人、殺しに殺して111万人を殺し

米軍砲撃によるものだと言うアホがいるが、日本軍事侵攻しなけりゃ米軍フィリピン砲撃しねぇわバカと先に答えておく)

日本は二年間フィリピン傀儡したが、フィリピン人口統計はこの二年間だけ見事に欠落している、資料が残ってない、誰が燃やしちゃったんだろね。

国家の基礎資料すらもすべて燃やして撤収した皇軍

 

さて、111万人の死者被害に対して日本の支払った賠償は?

国家予算0.2年分

 

日清戦争は1万人で4.5年分

 

うん、全然計算合わないね

 

日清戦争戦後賠償では、中国の「払えない、待ってくれと、勘弁して」の訴えに軍艦を横付けして脅した

巨額の賠償金が払えるわけはなく清は消滅した。

日本学校ではイギリス中国人をアヘン漬けにして滅亡させた、とミスリードを誘う教育をしている。

 

第二次世界大戦賠償交渉日本は「わいら焼け野原、みてこれ、空爆されてなにも残ってない」

当時は衛星写真など無い、地上から撮影空撮しかなく選別切り取りが容易。

 

日本人は戦後焼け野原から奇跡復興日本人凄い、と誇るが

 

うん、ウソ

そもそも焼け野原になってない

焼かれたのはせいぜい下町町工場復興が容易いもの

米軍重工業を見事に攻撃から外してるの、

米軍はすでに制空権取ってるから低高度からの精密爆撃ができた。

北九州下町焼け野原になったが八幡製鉄所は無傷

釜石の高炉は古いものだけ破壊され最新の高炉は戦後すぐに復旧している。

これは経済工業統計でも明らかで日本工業力は戦争で3-4割しか毀損していない。

ちなみに日本戦後工業統計戦時被害公式に集計し発表したのは賠償の7割を占めるフィリピンとの講和条約締結後の昭和31年から

アメリカ政府意図は早期に復興させてうまい汁を吸う気だったからね、案の定

 

アメリカ戦後利権を独り占めするために焼け野原写真世界にばらまいた。

広島長崎撮影用に原爆投下されたのだ。

そりゃあの写真みればこりゃダメだと思うわね、宣材なんだよ

案の定大国は手を引いて賠償請求権を放棄した

 

日本四季があって水道水が飲めて天皇統治して国民清廉潔白高潔

 

うん、ウソです

二季しかなく、水道水放射能とPFASで汚染され天皇戦争責任を負わず居座り国民居直り

 

なんか反論ある?w

2024-01-26

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3) 格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題 Permalink | 記事への反応(1) | 18:32

2023-12-03

なぜスパイ防止法危険なのか?

もし外人侵略から日本人を守るのが目的であれば

まず外人にばかり奨学金を出したり、

外資日本土地を売ったりさせないはずです。

l

自民党をはじめとする政府

そういう当たり前の事をきちんとやりません。

l

外国人健康保険を使わせ、生活保護し、公団住宅

もっと豪華な所に格安で住ませるのは、むしろ

外患誘致のためと考えるのが危機管理上は当然でしょう。

l

自分たち外人を招き、

日本人財産など個人情報が筒抜けになるよう

マイナンバーLINE連携させたりしながら

スパイ防止法とほざく。

l

不都合な人士、つまり日本人を守り、外人の謀略の魔の手から守ろうとする

高貴な人士を虐殺しようというのが目的と考えるのが当然です。

l

「お花畑」な方々は、「政府絶対正義に決まってる!」

などと思っていらっしゃるようですが、

太平洋戦争中の歴史を学んで、理解していたら

そんな馬鹿げた幻想洗脳される事はないでしょう。

l

安倍晋三祖父大戦から

アメリカ支配層と親しかったのである

敗戦後に「転向」したわけではない。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201904020000/

グルーは秩父宮松平恒雄徳川家達、樺山愛輔、

牧野伸顕吉田茂岸信介などと昵懇にしていたが、

中でも親しかったのは松岡洋右

l

山本五十六スパイ

ttps://www.amazon.co.jp/山本五十六は生きていた―誰がなぜ歴史真相を歪曲したか-ヤコブ-モルガン/dp/4887190239

l

皮肉にも、小さい時から鬼畜と教わっていたアメリカ兵が、

やけどや傷の手当てをしてくれました。

これが日本兵だったら見捨てられていたでしょう。

日本兵は住民銃剣を突きつけて『ここは日本軍が使う』と言って、

隠れていた壕から追い出しました。

大切な食料を日本兵に奪われることも珍しくありません。

http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/799.html

l

まず、「政府絶対日本人の味方に決まってる!」

という幻想を捨てましょう。現実ありのままに見てください。

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なぜスパイ防止法危険なのか?

推進してるのが自民党=統一教会を中心とする外人優遇勢力から、です。

l

アメリカ議会の報告書(1978年)には、

KCIA創設者である金鍾泌

政治的手段として統一教会組織した」

と記されているそうです。

https://twitter.com/teds8888/status/1560617726829215745

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統一教会を招いた岸信介は、A級戦犯でしたが釈放されました。

同じくA級戦犯でありながら笹川良一(文堯)は

「私は文鮮明の犬である」と発言してるそうです。

https://twitter.com/soulflowerunion/status/1553317255756529664

笹川良一運転手をしていたのが維新松井一郎父親松井良夫。

笹川の部下で同じくA級戦犯だった児玉誉士夫運転手だったのが

N国党立花が絶賛しているハマコーこと浜田幸一

ハマコー運転手をしていたのが「芸能界ドンバーニング周防

バーニング周防運転手をしていたのが関東連合石元太一

石元太一を「ヤンキーアイドルオーディション」の審査員にしていたのがエイベックス

avex松浦周防学会繋がり

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1235072792?fr=pc_tw

l

NGT48山口真帆さん襲撃犯はバーニング役員の子と噂されています

襲撃犯は釈放されました。山口さんをいまだに誹謗中傷する工作員がいても放置されている。

l

そんな風に犯罪者を野放しにしている勢力

スパイ防止法がないから」などとほざくのは言い訳であり

しろ犯人不都合な人士を虐殺するために「スパイ防止法」という名の

違憲軍事独裁ファシズム悪法(戦中の治安維持法のような)を作ろうとしているのは

「お花畑」でなければわかりきった事のはずです。

2023-03-25

Tiktok CEO vs アメリカ議会やばすぎわろた

ちょっとみただけでもやべえよ

簡単に言うと、スーパーエリートシンガポール人vsネット検索すらできなさそうなジジババ

アメリカTiktokは家のwifiに繋がるんだろ?(険しい顔で)(それが怪しいと言うように)」

tiktok「」

その他

アメリカ「答えてください」

tiktokはい、お答えします」

アメリカ「(聞かずに)はい、次に行きます

tiktok「」

これもうコントだろ

2023-03-23

フィリピン妻と喧嘩したが完敗した

俺も妻もフルタイムで働いている。

4歳の息子がいる。

15時幼稚園引き取りと夕方までのお守りは実家の両親に任せている。

仕事終わりに俺か妻が迎えに行くのが日々のルーチン。

 

その日は実家に妹が子供を連れて帰省していた。

両親は皆で飯を食おうと提案した。

妻は人が集まるとテンションが上がりパーティーモードになる。フィリピン人あるある

俺は上ずった態度の妻を見るのが不愉快で定期的に開催されるこの催しが嫌いだ。

夕方、俺が実家に到着すると息子と妻が神経衰弱をしていた。

俺と息子でやるときも多少のズル(三枚目をめくるとか)は許すが本人の能力に任せている。

そして俺は息子に勝てたことがない。ガチ

子供短期映像記憶に長けているらしい。

俺は3枚以上覚えることができない。まぁそんな話はどうでも良い。

 

妻は全てアドバイスしていた。息子が5を開ける、「5はここよ」みたいな。アホか

神経衰弱になっていない。なんの意味があるゲームなんだ。

息子に勝たせてあげたい、喜びを与えたい意図はわかる、そしてうちの子凄いでしょを見せたいのだろうか。

頭の悪さに呆れた。

過剰サポートしている認識すらないのだろう。ごくナチュラルに全てのカードの当たりを教えているのだ。

俺はうんざりした。

過保護にも程がある。

 

ちなみに一度開けた札を全て記憶している妻は脳みそ幼児のままなのであろう。どおりでバカなわけだ。

 

妻の過保護は半端がない。

フィリピン人全般に見られる傾向で。

特に男の子スポイルする。本人は愛なだけに厄介だ。

俺が嫌われ役、世間の厳しさを教えてやらねばならない。

妻は息子に甘い甘いだけ与える。

はぁ

 

Over protectionをテーマに妻とは何度も喧嘩をした。

私はすでに5人の子(連れ子)を育てたというのが妻の自信の根拠らしいのだが

「でも全員バカじゃん」と舌の先まで出るが流石にぐっと堪えている。

実際全員バカである、上2人の娘は既に結婚子供もいるが、妻からの送金に依存して生活している。

働いていない。日々セックスしてボコボコ子供を作っている。

息子を同じようなヤリチンのアホに育てられても困る。

 

フィリピン人ハーフタレントなどの多くが学校日本人に虐められていたと恨むが、甘やかされて育った文化の違いが大きく影響していると想像している。

妻に子育てを任せたら二の舞いだろう。

 

その日の俺は機嫌が悪かった。

バカ神経衰弱を見ていると不愉快になり食事会に参加せずに一人で飲みに行った。

先に自宅に帰る、風呂の準備をしていたら息子と妻が帰ってきた。

風呂に入れて寝かしつけする。

 

子供が寝付いたのを見計らって妻に喧嘩をふっかけた。

「キミは過保護すぎる、日本人子供に厳しさも教える。それが文化であり日本の強さの根源である

妻が反撃してきた。

 

「黙れ敗戦国二等国民の分際で我々戦勝国国民説教するのか」

 

ぬぐぐぐぐぐ、ムキー

 

「いやまて、日本経済大国伝統歴史がある国だ、俺らの方が上だろJK

 

妻がニヤリとして

経済大国ねぇ、一人当たりの名目GDPは既に27位ではないかアンドラにも負けている、どこだよアンドラって(笑)、つか30年経済成長してない国がナニを言うとるんだ、ワテらも早晩抜かしたるわボケ

 

俺がハフハフして次のセリフに詰まっていると妻は畳み掛けるように

「ここ40年で経済成長率が日本を下回った年は5回しかないんですけどね、ウチら圧勝じゃん」

 

「いやまて、日本には古いお寺とかある」

俺は土俵を替えようと試みた

 

「寺がナンボのもんや、全部中国韓国劣化コピーじゃん、独自文化とか科学的発展とかありましたっけ?」

 

「でもフィリピンにはそういうのないじゃん」

 

「はぁぁぁ、あのねぇ16世紀からスペイン統治されてたのね、カトリックフィリピン国内には豪華絢爛なカトリック教会群があったの、しょぼいやつじゃなくてガチのやつね。全部ぶっ壊されたのは日本戦争に巻き込まれたからなんですけど、残ってたら第一級の世界遺産だったんですけどぉ」

 

「いやそれはアジア西洋支配から開放するための犠牲で」

 

はい日本マニラに侵攻したのいつだっけ?」

 

太平洋戦争が始まったのは1941年だ、真珠湾攻撃と同時にフィリピンに侵攻した、そんなこともしらんのかボケ

 

フィリピンは1935年にすでにコモンウエルスが発効されて平和独立済みですけど?」

 

「いやいやいや、それはフィリピン政府自治独立であって国家独立ではないでしょ?」

 

アメリカ議会立法承認されてアメリカ大統領署名済みのフィリピン独立法、通称タイディングス・マクダフィー法には政府独立から10年以内に国家独立規定されてる、つまりほっといても1945年には国家独立ですけど」

 

「でも傀儡政権アメリカに隷属されてたじゃないか

 

「チミはなにを言うとるんだ?当時のフィリピンアメリカ傀儡されていた証拠あります経済統計を見ても対アメリカ経済収支は圧倒的フィリピン優位で、黒字で、搾取とは真逆で建前上アメリカ領土内で準自国民と認めざるを得ないのでインフラ教育投資本土同等に行わなければならずその恩恵を受けいてるボーナスタイム、お陰で著しい発展してましたがなにか?

そもそも当時のフィリピン政府が隷属されてるから助けてなんてSOSは一切出してませんよね?そもそも合衆国連邦国家において自治準州扱いの地域を隷属とか植民地と捉えるのが政治学的な認識としてナンセンスだわ、カリフォルニア州アメリカ植民地とか言わないでしょ?州政府自治権は合衆国憲法保証されてて、当時のフィリピン政府州政府よりも高い独立性が規定されてたんですけど」

 

「。。。。。。」

 

「で、戦後処理、戦中に軍票強制的に米を買い占められてフィリピンは大量の餓死者を出した、しか終戦と同時に軍票一方的反故平和条約、賠償請求で全部まとめて処理するからと言うて、しか日本が払ったのはわずか5億ドルざっと2000億円、しかも泣きついてきたか金銭賠償ではなく役務賠償で勘弁してやった、当時の日本国家予算が約1兆円。あれれ?軍票国家予算25年分くらい乱発してたよね?全然計算あわなくね?日本人って算数苦手なの?アホなの?まぁ払えないと泣きついてきたからそれで勘弁してやったんだけどね、ちなみにフィリピン人は111万人殺されてるんだけどさ、私の母方のばぁちゃん日本軍に殺されたんだけど、まぁそれはいいわ、ちなみに日清戦争日本が勝って戦死わずか千人に対して清朝から国家予算4年分の金銭賠償をもぎ取って、払えないと泣きついてきたら大砲ぶっ放した下品な国が日本なんですけどぉ、文化品性を口にするのは百万年早いと思いますけどぉ?」

 

「。。。。。でも、アメリカとか欧米いじめから仕方がなく戦争しただけだもん」

 

「なんで虐められたかわかってる?イジメられる方にも問題があるとは思わない?」

 

欧米覇権主義だよ」

 

「違うよ、そんなもん第一世界大戦で終わっとるわボケロストジェネレーション世論に与えた影響を知らんの?

そもそも植民地経営は20世紀初頭に有色人種人間と認め人権付与した時点で終わったの、コロニーに対して本国同等の教育インフラ投資しなきゃ欧米人が標榜する自由だの権利だのロジックが瓦解する、だから赤字しかならなくなった。話を戻して大日本帝国人口飽和の食糧難で領土拡大しか生き残りの道がなくて周辺国にツバつけようとしてたかABCD包囲網で封止しようとした、国土、食料生産限界天然資源リソースなんも考えずにボコボコ産めよ増やせよやったツケじゃん、逆ギレじゃん」

 

「でもフィリピンアメリカ植民地支配されてたのは事実だろ」

 

カナダイギリス連邦植民地か?現在でもカナダ軍の最高司令官統帥権イギリス国王だけど、言いたいことわかる?

まぁそんな話はどうでもいいわ、日本人日本が最高の国だと信じてる、そりゃ国家アイデンティティ自国を愛する気持ちはわかるんだけどね、たとえば10万人あたりの自殺者数、日本が12人に対してフィリピンは0.2人、幸福度フィリピンの方が上なんですけど、ここら説明していただけます?ちなみに10代から40代までの死因トップ自殺なのもOECD加盟国では日本だけですけどね」

 

「。。。。。。」

 

「確かに私達は甘いかもしれない、子供も甘やかして育てる。人生優先順位日本人と違うのは承知しているが、どちらが正しいか、そこ議論しなきゃしょうがなくね?私達は人生は楽しむべきものだと子供に叩き込むの、くじけても必ず誰かが助けてくれる、甘えてもいいってのを教える、そして経済成長率7%、日本は?0%30年?、WHO幸福度調査順位も年々上がってる、日本は年々下がってる、自殺大国、閉塞した社会モラルルールにがんじがらめのストレス社会、そんなもの従順適応してなんの意味があるの?結果にコミットしようよ。確かに学校に通いだしたら文化の違いで苦労するかもしれないけど、それを乗り越えられる強さを信じてる、私は徹底して守るし擁護してあげる、フィリピン人はみんなそうしてる、だからフィリピン人フィリピン二世日本大勢いるけどベトナム人中国人のように半グレ犯罪集団にならない」

 

もはや反論余地がない、完敗、撃沈か

 

「でもでもでも、日本四季があって水道水が飲めるっ!」出た出ました出しちゃいました最終兵器

 

もはや子育て論とは別の議論になっているが勝負は勝たねば負ける

 

フィリピンには美しい海や山、豊かな自然がたくさんありますけど?雪ふるのがそんなに偉いの?」

 

科学技術!これは負けてない」

 

科学はそれが目的なっちゃダメなの、手段なの、人々、国民幸せになるためのツールにすぎない」

 

「だから?」

 

「使いこなせてないでしょって話」

 

「な、なんだよ」

 

日本原発事故起こしたよね?福島。自信満々で絶対安全科学大国だぁって、どっかーん、どれだけの人生を潰したのかしら、不幸にしたのかしら。ちなみにフィリピンにも原発ある、アメリカ押し売りされて、燃料入れたら今すぐ発電できる原発がある、1976年完成のバターン原発、でも半世紀稼働させてない。今でも電力不足に悩まされてるフィリピンには貴重なエネルギー源、動かしていたら経済発展は別の形になってかもしれない。第二次産業がほぼ無いのがフィリピンだけど、それらも育っていたかもしれない、だけど動かしてない、科学的にヤバい判断して核燃料を入れなかった、一度入れたら終わりだから地熱などの自然エネルギーを大切に使った、だけど第二次産業を育てなかったのは今となっては奏功して、日本のように第二次産業収束させて第三次産業移転させる社会負担、手間とコストがなく、フィリピン世界で唯一第二次産業の発展期を経ずに第三次産業が育った、成長に時間はかかったけど超効率的理想的な成長モデル評価されている、政治経済の成果じゃない?日本第一次産業、第二次産業ゾンビをもはや殺すこともできず、生産頭打ち社会変化の拒否感が蔓延してる、科学の正しい使い方をしてるのはどちらかしらね、わかったかパサワイタラガ、あぁあとH3打ち上げ失敗おめでとうございます

 

「うるさいうるさい黙れ、もう歯磨いて寝る」

 

だれかぁ妻を論破してくれよぉ

2022-11-24

anond:20221124105633

勉強もろくにせずにわかんないわかんないって聞いてばっかで聞いたとしても学ぶ気もなく」って他人ディスってアメリカ議会とか言ってて痛いなwww

2022-07-10

サンクチュアリ協会テロ組織扱いするのはやりすぎでしょ

組織的な関与が明らかになったらその限りではないけど、今は限りなく家庭問題宗教上の対立関係が複合して何故か安倍逆恨みした怨恨による犯行ってだけじゃん

かにカルト問題の一つではあると思うが、サンクチュアリ協会テロ組織みたいに言うのは時期尚早だろ

アメリカ議会襲撃に教祖が参加してたみたいな話もあるけど、それはアメリカでの話であって日本での話とは別じゃん

2022-05-08

anond:20220507161007

当然の理屈でしょ

韓国軍レーダー照射が大半の日本在住者にとってどうでもいい出来事だったのに対し、ヘイトデモジョージ・フロイド事件アメリカ議会襲撃事件が「今、そこにある危機」だったのと同じさね

2022-03-27

ロシア人もっと突っ込んだこと聞いてみたかブクマカに教えてやる

前編https://anond.hatelabo.jp/20220327224432

3/21

友達アメリカは今でもウランロシアから買っている。ロシア軍事力ある意味認めているのだ」

増田「それが軍事力を認めたってことになるの? ただウランが取れるってだけじゃない?」

友達「そうだね」

増田「(何を納得したんだろう)」


3/20

増田ロシア中東歴史的につながりはあるの?」

友達モンゴルが300年間ロシア支配していた」

増田「ああタタールくびき。でもモンゴルって中東だっけ」

友達中東だ」

増田「(……)」

増田「(あーなるほど、モンゴル帝国は中東を版図に収めてたこともあるのね)」

友達「他にはあまり覚えていない。露土戦争最近シリア内戦くらいだ」

増田「そう。文化的に近いところはあるの?」

友達「同じロシアでも文化が違うからなんともいえない。なにしろ広い。

シベリアはいつも東側だった。ずっとモンゴル中国などアジアとは密接な関係にある」

増田朝貢とかしてたの?」

友達「tribute to what?」

増田「(してないようだな)」

友達シベリア歴史の半分はSiberian khanateだ」

増田「そう(シビル・ハン国っていうんだ。へえ、地域名の由来もモンゴルなのね)」(注:増田世界史あんまり知らない)

友達「その後シベリアコサックでいっぱいになった。ただいつも中国とは関わりが深かった」

増田「そう」

友達日本シベリア征服しようとしたこともある。シベリア出兵だ」

増田「あー。聞いたことはあるけど内容は知らない」

友達ロシア内戦が起こっている隙に日本シベリアを奪って緩衝地帯にしようとした。

これでシベリア経済崩壊し、日本孤立した。今のロシアのように」

増田「それまでシベリア経済はよかったの?」

友達シベリアはそれでもロシアの一部だったし、赤軍内戦に勝ったときシベリアを多少は良くしようとしていた」

増田「そう」


増田ロシアの人の下の名前って全部決まってて新しく作らないんだね」

友達「そうだ」

増田「●●さんの名前もそうなんでしょ」

友達「ああ」

増田日本だとこうじゃないからさ。歴史上の人物とか見ててもかぶる名前の人はあまりいない」

友達「そうか」

友達ロシア名前のうちいくつかは時代遅れになったり、古すぎて新しい言葉に馴染まなくなったりした」

増田「(言葉に馴染むってなんだ…?)」

友達「いくつかは禁忌となった」

増田「へー面白い

友達「たとえばadolfなどだ」

増田「高貴なる狼。意味も音も字の見た目もカッコよくて好きだなあ。とはいえこういうカッコよさの感覚は私と別の言語圏に住む●●さんでは違うんだろうな」(注:言語圏以前に個人差もあるのは見逃してほしい)

友達「だがその名前は殺されてしまった」

増田「いつか復活する日はくるのかな」

友達「来ない」

増田「断言するのね」

友達「する」

友達「Adolf Freidbergというロシア作家戦後Arkadiy Davidovichに改名せざるを得なかった」

増田苗字も変えたの?」

友達ドイツのもの戦後ソ連で嫌われた」

増田「ああ…」

増田「ВладимирとВолодимирは見たところ同じ名前だよね?」

友達「そうだ」

増田プーチンとゼレンスキー名前が同じなのはちょっと感じ入るところがある。今後どういう扱いになるのかなあ(聖と邪をあわせもつなんかすごい名前とか?)」

友達「これはごくありふれた名前から特に何もならないだろう。adolfは多少珍しかった」

増田「そうか」

増田「(なるほど、なるほどね……。これをつまらないと思うのはローマ剣闘士を見て楽しんでいた市民と同じ心性なんだろう)」

増田「(そういえば民主主義独裁とは理論上は相容れない物ではないというか…代議士が1人しかいなくて任期も長い民主主義というのはありうる。それは別に独裁じゃないけど。どうせ大衆心理が1人の英雄を追い求めてしまものならば、最初から独裁に似せておけばむしろ本物の独裁になりにくかったりしないだろうか)」

増田「(……)」

増田「なんだよスペインには今もアドルフいるじゃん!!」


友達ウクライナ人の一部は馬鹿ロシア人と同じだ。日本人のことを『ジャップ野郎』『目が細い奴ら』と呼んでいた」

増田「ゼレンスキー核兵器には触れたんだよ? 核兵器を知ってて広島長崎を知らない政治家がどこにいるっていうの? いや、いるだろうけど」

友達「惑わされないでくれ。ウクライナ人ロシア人に大した違いはない。彼らも人種差別者になりうる。今回は彼らが被害者だというだけだ」

増田安心してよ、惑わされてなんてない。

(これのことかhttps://jp.reuters.com/article/ukraine-discrimination-students-idJPKBN2L40H8 )」

友達「それでも私はウクライナの人々の悲劇に心を痛めている。この無価値戦争は誰も幸せにしていない」

増田文化も血もすごく近い国の人たちの性格がそんなに違うわけない」

友達ウクライナ人は彼ら自身ロシア人と区別しようとしている。『ウクライナロシアじゃない、我々は兄弟じゃない、ロシア人はすべて切り刻まれるべきだ』と。

ウクライナにも西洋もも幻想は抱いていない。小さい頃はアメリカ世界一素晴らしい国だと思っていたが幻滅するばかりだ。アジア人は正直者だ」

増田「悪いけど私は基本的に嘘と隠し事で生きてきたんだ」

友達「全体的な傾向のことを言っている」


3/23

増田悪魔みたいなジャケット着てみたいけど多分似合わないだろうな」

友達「誰に?」

増田同時通訳日本語にとても不慣れに聞こえる」

友達「そうみたいだ」

増田「ざけんなゼレンスキー

友達「"screw you, zelensky"?」

増田「(よう道徳小人間。ところであれは『国土は最大なのに道徳は最小』だからなんか面白くなるけど仮に『国土も最小だし道徳も最小』だったら他の面積が小さい国々から嫌がられそうなの非対称だ)

うん。ていうか●●さん演説聞いてたんだ。あい原爆についても空襲についても何も言わなかったよね?」

友達「ゼレンスキーNATO戦争に引き入れたがっている。つまり第三次世界大戦だ」

増田「そうみたいだね」

友達NATO馬鹿ではないからそれはわかっている。 プーチンNATOが参戦を決めたら核を撃つと言った」

増田「それがゼレンスキー原爆についても空襲についても何も言わなかったことになんか関係あるの?」

友達「かもしれない。ゼレンスキー発言はどれも同じような内容だから最近は聞いていない。いつもNATOに飛行禁止区域武器供与を求めている」

増田「そういえば聞いてわかるの? 日本語にはそういう言語ないんだよね」

友達ウクライナ語は聞けば8割か9割くらい理解できる。ロシア話者はみんなウクライナ語がなんとなくわかるし、なんならポーランド語ちょっとはわかる」

増田「そう。日本語圏ネットはゼレンスキー演説でもちきりだよ」

友達「正直なところゼレンスキーはどう見ても西洋の駒だからまり興味がない。言動運命も知ったことか。

それよりもウクライナロシア一般市民の身を心配している。ただ早く戦争が終わってほしい」

増田「●●さんがゼレンスキーに興味がないのはわかったけど喋らせてよ本当に腹が立ったんだ。

ゼレンスキーアメリカ議会で真珠湾の話をしたんだ。

これはわかる。宣戦布告なしで攻撃を仕掛けるのは国際法違反からその真珠湾の怒りを思い出してくれというのはよくわかるさ(日本軍はほかにもいろいろやらかしてるし)」

友達「ゼレンスキーNATOを参戦させるためならなんでも言うだろう」

増田「でも民間人を襲った原爆空襲だって国際法違反だ。どうして『原爆を思い出せ』『広島長崎を思い出せ』がないんだよ。これじゃ不公平だ」

友達ウクライナ人も、そして多分西洋人もそれのことを大して気にしていない。彼らがした他の戦争犯罪と同じように考えているのだろう。歴史は勝者によって書かれる」

増田「これがもし仮に日本の落ち度を批判してきたなら納得したんだよ。日本政府北方領土を取り返そうと20年くらい無駄な援助を重ねてきた前科がある。

そこを糾弾して強く改心と協力を求めてきたなら空襲原爆に触れなくてもきっと納得してた。なんでだろうね?

(そういえばドイツだって大量にソ連移送される被害を受けたことがあるんだからこちらに言及することもできたのにあくまドイツの加害のことを言ったんだった)

でもゼレンスキー日本をおだてて持ち上げてずっと友好的な態度だったにもかかわらず触れなかったんだ。それがすごく侮辱的で軽んじてると思った。口先でお世辞は言って、日本人への赤い血がしたたるような感情は見せてくれなかった」

友達北方領土日本にあげたい」

増田「この売国奴が」

友達まさか。私の心を捧げた国を売りはしないさ」


3/24

友達制裁が終わらないと日本に行けないことに今気がついた。銀行一定の残高がないとビザが作れないのに銀行制裁にあっているからできない」

増田「ああ(制裁銀行カードは複雑すぎてなにがなんだかよくわからない)」

友達制裁がこの先解除されるかどうかもわからない」

増田「他の国もダメ?」

友達「どこもロシア人を求めていない。カザフすら国境を閉じてしまった」

増田「あれ? 私がどうやっても無理な感じ?」

友達結婚していれば出られただろうな」

増田「本当にダメなの? どうやっても?」

友達「いくつかの企業従業員国外脱出させる手助けをしている」

増田「じゃあ私がそっちに行くのは」

友達飛行機が飛んでないい」

増田「(ならどこかの国経由で……)陸路は?」

友達「もしかすると、あるかもしれない」


3/24

増田スーパーに物はある?」

友達砂糖以外なら大体」

増田「(ネットで見たの本当だったんだ)」


3/24

増田ウクライナの人々はロシアがどういう扱いを受けることを望んでいるか気になっている。人々というか政府というか」

友達ロシアは死んでほしいと思ってるだろう」

増田「疑問点は2つある。一つは国民同士の関わりが深いこと。●●さんにもウクライナ人友達がいるだろう」

友達「今やほとんどのウクライナ人ロシア人を憎んでいる」

増田ロシア人が全員死ぬボタンがあったとして●●さんの友達は押すだろうか」

友達「押さない」

増田「なんでそう言い切れる」

友達「そういう人ではないから」

増田「(しまたこの人は命の価値は誰でも一緒とか言ってるんだった。私としては『ロシア人の家族や友人や恋人がいるウクライナ人ロシア人全体が嫌われるのを望まないだろう』……『友達は私を殺したくないかボタンは押さないだろう』の意味で言ったけど●●さんは多分『友達は人を殺したくないかボタンは押さないだろう』の意味で言ってて話が通じてない)

二つ目ロシア人とウクライナ人が似ていることだ。日本人と中国人と韓国人がよく海外でごっちゃにされてるようにロシア人とウクライナ人区別もつかないだろう。ロシア人が嫌われるとウクライナ人とばっちりを食らいかねない」

友達「だからそのボタンを押すウクライナ人はそこそこいるだろう」

増田「なるほど(中途半端に殺すと民族対立になるが全員殺してしまえば丸く収まるのはアメリカ黒人ネイティブアメリカン――全員は殺されてないが――を見ればすぐにわかることだ)」


3/25

友達IT技術者のロシア国外への移動が禁止される」

増田「そう」



例をあげるならば、ロシア政治指導部は、きわめて当然のことながら、外国勢力さらには具体的にどのような組織個人ロシアの弱体化を狙って行動しているかに、関心を持った。この問題に関する正しい答えを出すことはきわめて重要である。EISは、この問題について詳細な調査分析を行ない、「現在のところ、米国及びその他の先進西側諸国国家政策にはそのような方針を示すデータはない」と政治指導部に報告した。(「クレムリンの5000日」エヴゲニー・プリマコフ著 鈴木康雄訳)

彼がEISの長官を務めたのは1991-1996年です。

西側諸国ロシアへの方針について恐らく世界で最も詳しかった人のひとりでしょう。ただ本当のことを書いているかどうかは私には判断できかねます

この時代の他の国家の状況についての情報も知るべきでしょうが、さきほども書いた通りこの回顧録すら読み終えられていません。


anond:20220314114812

増田国葬もやってたみたいだけどなんで今まで死んでたこと知らなかったの?」

友達政治家などどんどん変わるのに全員わかるわけがない」

増田国葬ってすごく大々的に報道されるもんじゃない?」

友達「そうでもない。普通ロシア人は政府なんかに興味がない。

テレビ最後に見た国葬エリツィンので、最後に見た普通葬式マイケル・ジャクソンのだ」

増田「(うちの学校では今のマイケル・ジャクソンは96代目とかいう噂が流れてたなあ)

そうなんだ。なんでエリツィンのは報道されたのにプリマコフのはされなかったんだろう」

友達エリツィン大統領だったがプリマコフ首相だった。それにプーチンプリマコフを好きではなかった」

増田「なんで嫌いだったと思うの?」

友達プーチンパラノイアだ。あの長いテーブルは知っているか?」

増田「知ってる知ってる。なら国葬したり銅像建てたりしてるのは見せかけのポーズなのかな?」

友達「もちろんだ。スターリンが死んだ時からずっとそうだ」

増田「そうなんだ」

とはいえ友達ほとんどテレビを見ないらしいのでテレビに関する情報は怪しいと思っています

BBCでもロイターもついでにNHKでも、ロシア国外ニュースいくらでも読んでいる人なので恐らくたまたまでしょう。

メディア規制については確実に私より詳しいので安心してください。


anond:20220315124930

(1)友達の話を聞くに相当小さい頃からずっと英語ロシア国外ニュースを見ていたらしいので多分プーチン万歳と思ったことがほぼなさそうです。

(2)もし友達がその方法を知っていたら、聞かなくても教えてくれているでしょう。


anond:20220319004812

1)答えではありませんが、エロ同性愛イラスト普通に載っているのを不思議に思っています。あれ匿名ですらないのに。

2)小中高一貫は初めて知ったときびっくりしました……。

前編にも書いた通り、彼はロシア人はウォッカビールも飲むものだと思っているようです。

増田「失礼な質問かもしれないけど聞いてもいいかな」

友達「いい」

増田「『英語など外国文化を知らないようなロシア人はあまり謝らない傾向がある』と聞いたんだけど本当にそんなことがあるの?答えたくなければ答えなくてもいいよ」

友達「まともに教育を受けていなかったりしつけられていなかったりするロシア人は謝らない。外国文化とは無関係だ」

増田「ふーん 他の国と大して変わらないだろうということでいい?」

友達「変わらない。russians are the same as everyone else」

増田「そう」

友達英語話せるやつではないやつたちとも接点が多いようです。

ただし在露邦人あなたのほうが信頼性が高いかもしれませんね。私にはわかりません。

ところで、友達はごく当たり前のように人に謝ります


anond:20220313160453

スラブ民族がどうこうとか正教会がどうこうとかについては友達からは何も言われていません。


anond:20220313152839

「オルブライト? へー初めて聞いた」と思っていたら亡くなりました。

それはともかく面白そうなので Permalink | 記事への反応(3) | 22:43

2022-03-21

大日本帝国現在ロシア類似点

大御所芸人がゼレンスキー大統領アメリカ議会における真珠湾攻撃言及にに不快感を感じてらっしゃるので、大日本帝国現在ロシア類似点を書いてみる。

1 自国民に嘘をつく

2 情報統制 / 官製メディアによる虚偽情報の流布

3 政権に反対の立場を取る知識人ジャーナリスト弾圧

4 密室での侵略の決定

5 意味不明領土

6 意味不明民族的優生

7 自らを(他の主権国家)の開放者だと思っている

8 戦況の見通しの甘さ(5に起因する)

9 補給の軽視

他にも多数あるような気がする。

2022-03-17

再掲ですが。

日本向けの演説では、「私はアメリカ議会での演説で、『この侵攻はアメリカ体験した真珠湾攻撃と同じだ』と述べました。しかし、あなたがたはその歴史反省し、今や自由平和を強く求める、民主主義国家代表として、確固たる地位を築いています。だからこそ、あなた方にはかつての自分たちと同じ過ちをおかしロシアを強く非難しなければならない義務があります悲惨歴史を乗り越え、民主主義を実現した日本のみなさんには、侵略者から自由平和を取り戻す責任があります。どうか、あなた方のこの70年の歩みを世界証明するために、私たちを助けてください」くらい言うと思うよ。

イギリスにはノブレスブリージュ、アメリカには「自由」と「正義」、それぞれ議員国民の心をくすぐるようなフレーズを入れてくるんだから日本には「反省」「(世界での) 高い地位」「義務」「責任「絆」といったあたりを入れてくると思うんだよね。真珠湾言及しても、「でも皆さんは反省して平和国家を築いたよね」と言えば、「反省していない」とは言えないから、右も左も黙るしかないし。

anond:20220317215519

アメリカお気持ち関係ない

なぜ日本人が怒っているのかだ

いきなり日本過去を持ち出されたことに怒ってるんじゃないのか

それもまったく関係ないウクライナ人が、アメリカ議会でいきなりで持ち出したこと

日本帝国軍のことを言われたから怒ってるんじゃなくて

アメリカ議会で、関係ない第三国やらかし過去を持ち出したことに怒ってるんじゃないのか

2022-03-03

日系人から権利を奪う事は正しいのか?

この増田は下記ロシアサッカー選手への提言増田を、太平洋戦争開戦当時のアメリカ社会日本人に対する感情考慮しつつ、元増田に沿って日系人排斥歴史的事実に基づき改変しました

「■ロシアから権利を奪う事は正しいのか? 」

https://anond.hatelabo.jp/20220302171738

 

ーーーーーー

 

アメリカ議会が日系人正式市民社会から排除する法案を決定し、大統領日系人アメリカ社会から排除収容所に入れる大統領令を発した。

日系人は、これまでの生活仕事や家を奪われることになる。

 

このことは正しいのだろうか?それを問いたい。

 

 

  収容もやむを得ない場合

 

イギリスでは、従前よりヒトラーと親交があったイギリスファシスト党指導者オズワルド・モーズリーが、ドイツが始めた侵略戦争に対してどう考えるのか?を表明するように期日を設けて要求され、モーズリーはこれに対して恭順しイギリス軍と王室への忠誠と協力を呼びかけたが、

「敵国政府指導者関係を持っている組織メンバーを誰であろうとも裁判なしで無期限に投獄できるものとする」という防衛規則18Bにより裁判無しで刑務所に無期限収監となった。

 

このケースなどは、同指導者ヒトラー総統と同じ考えを持っていると考えられても仕方ないと言えるし、英国にとってのイメージ悪化を損害と考えるのであれば収監するのは正しい判断と言える。

 

 

であれば、日系人日系人団体に対して日本が始めた侵略戦争に対しての批判抵抗を求めてはどうだろう?

 

日本侵略に強い反対を示させ、星条旗に敬意を払わせ、アメリカ軍に志願して日本同盟であるドイツと戦う意思を示した者のみアメリカ市民と認めて収容所から出したらどうだ?

 

 

  パールハーバー米軍人達は家に帰れない。もう永久に。

 

とは言え、心情的には飲み込めない問題もある。既に報じられているように、パールハーバー米軍人数百名が日本から卑劣騙し討ちによって命を失っている。

まだ生きている米国人若者徴兵令によって故国を守る防衛戦争に従事する為に、家にいることも家族と語らう事も出来ない。

 

このような状況で、侵略をしている最中当事者である日系人アメリカ市民として自由謳歌出来る事に、心情的には許せない怒りを覚えるのは普通人間だろう。

 

だが一方で、この日系人は直接戦闘を行っている兵士でもなければ、意思決定にかかわった政治家でもないということは言える。

 

侵略に賛成しているのであれば権利を奪われて当然だが、反対している日系人までが自由を奪われてしまっていいのか?とは考える余地があるだろう。

 

 

例えばだが、今後労働で得られる賃金やこれまで稼いできた財産などの全てを、合衆国政府寄付させるのはどうだろうか?

 

日系人団体を含めて、彼らが働くのは本国ジャップへの仕送り自分利益の為ではなく、米国のためであればどうだろう?

仮に必死に働いても財産を得ず、稼ぎ全てを合衆国に譲るという労働のみの市民権にしてはどうだろう?

 

 

  全ての日系人を罰していいのか?

 

日系人の中には侵略正当化し賛成する者から、反対を表明し本国の親類が非国民認定された者までいる。

侵略に関与した者も、賛成する者も許されなくていいし、それは罪だ。日本人は、その存在すら許さなくていい。

 

だが反対するものからアメリカ市民として米軍に志願する権利までを奪う事は、はたして適切なのか?とは考えてしまう。

 

 

とは言え、パールハーバーで殺された米軍人が今後合衆国奉仕することすらできない時に、日系人米軍に志願し合衆国へ貢献する栄誉を得る、それは酷い冒涜であるようにも思えるのは事実だ。

合衆国が尊ぶ民主主義的には、天皇制に反対して日本民主化を訴えてきた日系人けが志願出来るべきなんだろう。

 

天皇制に賛成し天皇を敬っている日系人アメリカ軍人であることはパールハーバー犠牲者への酷い冒涜だと思うし、個人的にも人間として許せない思いも強い。

から収容所にいる日系人にブーイングと石を投げつけたい気分ではあるのだが、それでも彼らは米軍に志願してもいいのではないかとも思うのだ。

 

皆さんはどう考えているだろうか?

 

2022-02-25

ウクライナトランプ派の襲撃したアメリカ議会みたいになってきたね

トランプ派まだ息してる?

君らが応援してたトランププーチンの目指すフェイクニュース塗れで力ずく世界はこういうことだよ。

まずはアメリカバイデン政権に移行し、民主主義を取り戻して本当に良かった。

ウクライナの衝突も民主主義の力で解決するからトランプ派は黙って指でもくわえながら見ててよ。

2021-06-19

anond:20210619124658

まぁアメリカ議会中国共産党なら中国共産党の方が日本に合ってるだろうな

アメリカ場合国民自主性と論理性か凶暴性が求められるから、どちらも持ってない日本人の性に合わないと思う

2021-04-18

anond:20210418175605

本当はそうなんだけど、アメリカ議会コロナのせいで中国にブチ切れてるから強硬路線以外にバイデンにできることはない

アイツはアメリカ鳩山トランプ時代に固まった議会の動きを操作する程の能力はない

2021-04-03

呉座と「男性皆殺し協会」を通じて盛り上がるネットモラル上ゲーム

特定規準を以て他者非難した人間は同様の規準を以て非難されるのを甘受しなければならない。とまあ、そういうルールですよね?それはある種の「覚悟」であって尊ぶべきものに相違あるまい。

呉座氏の件では論点が多岐に渡るため必ずしも採用される道徳倫理とか他の言葉に置き換えてもよい)規準一定ではない。私が思うに根本規準は呉座氏が北村氏を中傷していたのはよくないという程度だったろう[※1]。しかしま関係者含め他のことも非難していたりするわけで、その根本規準を外れたのであれば新たな規準を示したと考えざるをえず、その新規準はその新規準を用いた人間にも適用される。

そしてなんと今回(結構前)めちゃくちゃ大きなアップデートがあったのである

北村紗衣・北守・牟田和恵・古谷有希子各氏の過去発言|喜多野土竜|note

簡単に言えば、約10年前に北村氏が男性皆殺し協会マニフェスト北村訳:男性根絶協会マニフェスト)を翻訳して、「『セックス』で検索してくる人がたくさんいるのだが、だいたいひっかかってくるのはヴァレリーソラナスの『男性根絶協会マニフェスト』の翻訳だろうから、見た人はびびるだろうね!楽しいな!」と書いたのが問題視されるべきだという内容の話である

あ、いや、喜多野氏は「保留」と言って逃げているので、もへもへ氏やMGTOW NEWSが、もしくはこの件で批判されるべきだと言っている一部はてなユーザー達が規準アップデートしたと言うべきか。

もちろん、訳しただけで問題だと言っているわけではあるまい。実際、MGTOW NEWS過去部分的に訳して説明を付している(https://archive.ph/2QksL何故かMGTOW NEWS消滅してしまった)。その中で、当マニフェストに対する否定的見解は「フィクションに登場する悪役、はたまたブラックすぎるジョークのように思える」という部分以外にオウム引用して暗に否定している部分だけである。加えて次のようなツイートをしている。

ミグタウニュース MGTOW NEWS @MGTOW_JP

本当は「みんなが幸せ社会」を実現したいだけなのに、なぜか誤解されて叩かれがちなフェミニズム

本当は、男性も”解放”するのがフェミニズムだということを知ってほしいので、

今回はヴァレリーソラナスさんが創設した

#男性皆殺し協会 

とっても素敵なマニフェストについて紹介します!!

https://archive.ph/A6lfs

もちろん、これは皮肉であるしかしこのような調子ツイートであっても問題はないということをMGTOW NEWSは示している(ダブスタなんてするはずないからね)。換言すれば「このような悪質な憎悪文書を茶化し結果的矮小化することは不謹慎だ」という非難はそれ単体では適用できないということだろう。ということは多角的分析せねばなるまい。

なお、MGTOW NEWSは何故かこのツイートを削除してしまったので魚拓での引用とさせてもらう。

北村氏の翻訳記事はいったいどんな内容だったのか

記事自体は削除されたのだが、なぜかわけのわからん怪しいサイトで拾えたのでそれを真実勝手にみなして話を進めていく。セキュリティソフトが発動したのでちょっと不味い気がするが、気になった人は文章検索すればヒットするよ。さて、北村氏はマニフェストについてどう言及していたのだろうか?

…(前略)…基本的にはレズビアンパレティストの立場から男性抹殺を主張するものである(?!)。ソラナスによるとこの文章辛辣風刺目的としたもので、別に本人は男性を本気で皆殺しにする気はなかったようだ(ハムレットも芝居の中で結婚している奴を皆殺しにすると宣言していたが、別にしなかったし、そのノリとたいして変わらん)。ただしソラナス本人は子供の頃から性的虐待を受けており、…(中略)…"cut up"を「抹殺」だと原文にある去勢イメージがなくなるから「根絶協会」のほうがいいと思う。

なお、私は別にこのマニフェスト賛同しているわけではない(いや、男の人大好きですよ!とくに女装している時はね)。単に風刺文として面白いと思っているのと、日本語訳がないのと、クリスマス休暇中は図書館しまっちゃって時間があくから訳してみるだけである。一方でこのマニフェストに書かれているミサンドリー(男嫌い)的な内容は、現代大学で読まれているような哲学芸術史上重要とされているいろいろな論文に現れているミソジニー(女嫌い)に比べればそうたいしたことないんじゃないかと思っていることも確かであるこの論文はたしかイカレているが、初期キリスト教関係の文献とか、私が研究しているイギリスルネサンスアンチ女性パンフレットとか、現代の「未来派マニフェスト」なんかのイカレっぷりに比べてそう突出しているとは思えない

太字が批判的、下線部が肯定的(?)な部分である

とりあえず、「内容に賛同しているわけではなく、イカれたミサンドリーを含む文章だが、一方で風刺文として面白くまた過去現在ミソジニーを含む文章と比べてそう突出しているわけではない」という感じだろう。

すなわち、今回作られた新規準によれば(1)イカれていて(2)ミサンドリーから(3)不賛同先に断っていても特に免罪にはならず断罪されるべきだと言うのである

ではMGTOW NEWSの紹介記事とは何が違うのだろうか?「風刺文として面白い」のように少しでも価値を認めた時点でダメなのだろうか(なお風刺文として面白いというのは的を射た風刺だというのを意味ないらしいのに注意。後述)?もしくはミソジニーテキストと比べてそう突出していないという論評がどっちもどっち的な矮小化を思わせてよくないのだろうか?それはさておきもう2箇所程引用して少し検討してみよう。

しかし、二パラグラフからヴァレリーソラナス自身男性嫌悪が匂い立ってくるようでまったくすごい…のだが、これは人生において一度はブスだったことがある女性しか書けないとこである気もする。実は私はこのあたりはかなり読んでいて厳しい。

北村氏は一気に全文翻訳したのではなくかなりの回数に分けて翻訳している。これは2回目の翻訳の時の説明。この少し前に「あまりホラーっぷりにちょっと笑いがとまらなくなってしまった」とあり言葉は軽いが男性嫌悪の勢いに着いていけない感じがうかがえる。引用後半部分はそれとは別の感慨だが。

この反ヒッピー論は私はなかなか頷けるところもあると思うのだが…ヒッピーコミューンとかが基本的男性中心的、異性愛中心主義だっていうのはよく言われていることじゃない?ここ二回ぶんくらい、表現が非常に下品なだけでソラナスの言うことが結構まともな気がするので、興味深いがちょっと諷刺の切れ味は鈍っている気がするな。

ちょっと前に「なお風刺文として面白いというのは的を射た風刺だというのを意味しないらしい」と書いたのはここにかかる。まともだと風刺の切れ味が落ちるということは風刺として面白いというのはもしかしたら褒めてないかもしれない。

ここは一部同調している箇所で他にも同様の反応が何箇所かある。逆に「相変わらずヒドい」と書いてある場所もある。…とまあおおよそこんな感じである

さて、最後北村氏の態度についてまとめておこう。

引用文書について(1)イカれた差別文書と認め(2)不賛同を表明しているが、(3)一部で論の価値を認め(4)他の差別文書相対評価している。

新規準を整理しよう

とはいえ喜多野氏やもへもへ氏らはどこに言及すべき価値見出したのか具体的に説明していないので何とも言い難い節はある。実際具体的にどのような態度で引用翻訳していたのかについての論評はない。つまり直接的に言及引用されている内容を中心に彼らの取る規準を見出せばとりあえずこんな感じではないか

中核の評価基準

(1)悪質な文書引用文書性質項を満たせば自動的認定される)について引用し(2)その攻撃性を軽視しているように見られかねない発言をしていた場合(3)その発言10年前程度の範囲内であっても問題である

引用における態度

(A)差別または憎悪文書と論じ(B)否定的評価イカれたなど)を下し(C)不賛同を表明する一方で、(D)部分的価値を認め(E)類例と並べて相対化している場合は免罪されない。

引用文書性質

(a)(引用から)40年前の文書であり(b)差別または憎悪文書であり(c)内容も過激で(d)本人が殺人未遂を起こしている。

とりあえずキタ規準とでも呼んでおくとする(北村氏にも喜多野氏にも適用されないので不適切名称かもしれない)。「中核の評価基準」「引用文書性質」はこれより悪質性が高い場合問題視され、「引用における態度」はこれより良心的であれば責任は軽くなるという感じで、総合考慮されるべきだということになるだろう。ただし、何度も繰り返すようだが「引用における態度」については喜多野氏らは特段触れていないことに留意必要ではある。ここを入れないと逆にキタ規準適用されるもへもへ氏らに酷く高度な道徳規準適用されるのが不憫なため考慮に入れるのが妥当だと考える。

ところで規準で時期を考慮することに不満を持つ人もいるかもしれない。「中核の評価基準」において時期を考慮するのは、1つはやはり価値観の変遷が大きな理由だ。例えば女性事務職という考えはすこぶる差別的だが過去に遡ってそういう発言をした人間断罪されるべきとなれば過去人物はわりと断罪される(もちろんそういう考え方が過去にあったことを差別的な思想蔓延っていたと批判するのは否定しない)。するとやはり過去発言の方が悪質性は減ると考えるべきではないだろうか。とはいえ過去においても問題であった言行は当然問題であり免罪されない。もうひとつ時効という考え方だが、こちらは不同意の方も多いかもしれない。なお例えば森元会長女性蔑視的発言をした際に15年前の「女の人だなあ。やっぱり(視野が)狭い」という発言が掘り起こされたのは単にその人の一貫した思想態度に対する批判であって15年前だから擁護することはできないだろう。何にせよ、一見した感じ呉座氏批判については3年前に遡った程度らしく、北村氏が現在ミサンドリー発言をして10年前の言行が掘り起こされたというわけでもないので、単発で10年前の言動非難されるという新たな規準が定立されたと評価するほかないだろう。

引用文書性質」で一応時期を考慮に入れるのは少し違って切迫性の観点による。例えばどこぞの戦国武将の妻が「子供の1人でも戦死すればお家の名誉になる」と言ったのを称揚するのとどこぞの現役政治家が「お国の為に子供差し出すのが名誉あることだ」と言ったのを称揚するのではやはり深刻度は大きく変わる。

キタ規準の演習例題問題

というわけで架空の例題問題[※2]でどのように応用できるか考えてみよう。

アメリカ議会を襲撃して逮捕された人物発言引用しよう(訳は引用者)。

リベラルは超特大の馬鹿class-A moron)だ。いつでも自分達が正しいと考え意図に沿わない他者糾弾排斥する。自らを民主主義者の守り手と称するが、その実彼らは選民思想エリート主義者に過ぎない。弱者多様性を言い寛容を謳うが本性は非寛容で本当の弱者に対して無関心。アメリカを偉大さから引きずり下ろした犯人なのだ。今回もDSを支持し選挙を盗み民主主義だと嘯いている。彼らは引きずり出され、八つ裂きにされるべきだ。夜明けに連れ出され銃殺されるべきだ。」

彼はこの発言非難された際に冗談だと返しておりリベラルは本気で殺されるべきだと思っていたわけではないようだ。それにしてもこの発言からリベラルに対する憎悪が伝わってくる。彼は陰謀論者であったが、リベラルについての評には見るべきところがある。選民思想の持ち主だと喝破するところなんて的を射ていないか

今は例の議会襲撃者の発言ブログトップから別の用事で見に来た人はびっくりしそう。

いい薬だね

まず、引用文書は(a)最近発言で(b)差別かはさておき憎悪文書なのは間違いなく(c)射殺を言い出さすなど内容も過激で(d)本人も議会を襲撃しているという事情に鑑みれば悪質で切迫性も満たす発言問題だろう。

引用における態度では、(A)憎悪が伝わってくるなど憎悪発言であることが読み手に伝わり(B)発言否定的評価は薄いが陰謀論者という評があり(C)不賛同だと表明していないが同調してはいなさそうである一方、(D)部分的好意的評価をしている。ただし、(E)相対評価はしていない。ただ総合的に見るとキタ規準抵触する態度と言わざるをえない。

中核的の評価基準だと(1)悪質な発言を訳し(2)その攻撃性や悪質性を軽んじているように見られかねない態度を(3)最近取っていたので問題だと言える。

まりこのような発言キタ規準抵触するということになろう。もちろんキタ規準絶対のものではないが、甘受する「覚悟」を示した人間には当然適用される。まあ北村氏にも喜多野氏にも適用されないのだが。何にせよ尊い覚悟は敬服し記録するものである

MGTOW NEWSパラドクス

ところで繰り返しになるが今回北村氏を批判した人々はマニフェスト翻訳したという事実とそれに言及したツイートをもって批判している。であるから、ここで適切だと考えた規準はいささか正確性に欠ける嫌いがある。ここで言うところの「中核の評価基準」で論じるべきかもしれない。しかしMGTOW NEWSも同じく男性皆殺し協会マニフェスト引用し「とっても素敵」と茶化し皮肉を言っている。これは「その攻撃性を軽視しているように見られかねない発言をしていた場合」と言えなくもない。

所与の条件である今回の批判者は過去発言と直接的なダブスタをしていないは動くわかげないので困った話である。これをMGTOW NEWSパラドクスと言う。これを解消するためにこの論考では別の項目、特に引用における態度」の項を作り表面上逃れることとした。だが後続者の皆さんには正面から向き合ってこの点をブレイクスルーしていただきたい。

終わりに

小学生並みの感想を言うと何にせよモラルが向上するのは良いことだと思います覚悟がある人がモラル寄与するんですね。いいと思う。それは呉座のいいね欄を遡ってる人でも北村氏の件を非難する人でも同様である。その覚悟は敬意をもって記録されるべきだ。

けど、自分は直接の誹謗中傷でなければ遡っても数年くらいかなって思うので私に対してはそのくらいの基準批判してもらえると助かるかなあ。その範囲でならリツイートだろうとスターだろうといいねだろうと謝罪するので…。ダメですかね。




[※1] ここはみんな合意してくれると思うんだけど中傷ではないという意見の人もいると思うので次の増田で詳しく説明しておきたい。

結論を言うと、容姿揶揄したと見るか全く言わないようなことを言っているかのような風聞を流したと見るかどちらかにせよ中傷であるという結論だ。

[※2] 一応元ネタは何個かあるが、1つはトランプ政権で大規模な選挙不正は無いと言って事実上の更迭をされたKrebsに対してトランプ大統領の弁護士diGenovaが冗談?として言った”that guy is a class A moron. He should be drawn and quartered. Taken out at dawn and shot.”

2021-02-21

ホロコースト否定者の出鱈目さ(高須はどうでもいい)

ホロコースト否定者というのは基本アホである

あった・なかった以前の問題で、言ってることやってることそれ自体無茶苦茶なのだ

どれほど無茶苦茶で出鱈目なことをやっているか、一例をあげよう。

 

西岡昌紀木村愛二という1990年代ホロコースト否定ちょっと話題になった人がいる。この二人は、ホロコースト否定の仲間である

 

 

 

私は西岡Twitter上でつい最近やり取りした。必要以上に詳しい内容は書かないのでそんなもんだと思って読んで欲しい。

 

西岡の本に否定論界隈では有名な話が載っている。「137人のドイツ人捕虜睾丸が修復不可能なほどアメリカ兵によって蹴られた」という虐待である。その話自体はどうでもいいので割愛する。

この話が、いったいどこに書いてあったのかがポイントだ。

西岡は「国会図書館にあるから読め」と言う。

この時は西岡本を読んでなかったので、西岡ブログしか知らなかった為、「文献名も知らないのに読めるわけねーだろ」と私は噛み付いた。

すると、西岡、文献名を示した。後でわかったが、その文献名は西岡本に書いてあったそのままである(実際には一文字抜けてたが)。

今時、文献名などググるだけで見つかる時代である

ところが、どういうわけかなっかなか見つからない。でも、Googleさんは偉い! ちょっとくらい単語が違っても似たような候補勝手に探してくれるのである

それは、アメリカ合衆国の政府サイトだった(ちなみに彼らの著書の執筆である1990年代には存在しなかった)。

そしてそれは確かにあった。しかし、資料名がかなり違う。西岡の言った文献名の「Report」は実は「Record」だった。しかもそれは、正しく記述したとしても、文献名そのものではないのである

実は、西岡が書いた文献名は、その資料のいわゆるヘッダーに記載された文字だったのである

どこの世界に、文献名ではなく、ヘッダーを記載するバカがいる?

なぜそうなったのかは、実はその資料木村西岡にそのコピーを渡したものであり、木村国会図書館簡単に見つかった!と自著で豪語していた資料だった。

まり木村西岡にきちんとした文献名を伝えなかったのである。そして西岡木村確認もしていない。ヘッダーに書いてあったからそれをそのまま脚注文献名に書いたのだ。アホか……。

木村西岡に「ここにあのネタが書いてある」しか言わなかったに違いない。

私は、西岡に怒った。違う文献名を書くとはどういうことだ? と。でも西岡は、木村国会図書館にあると言ったから、とか言い張るのである。お前著者だろ? 文献名も知らないで自著に全然違う文献名を記載したのか? と文句言ってやったが、まだわかってないようなので、私は今度は国会図書館ネットを通じて探した。

 

ところが。

 

正しいと思われる文献名で検索しても、まるで見つからないのである。この辺の事情ちょっとややこしい。アメリカ政府サイトの文献名が正しいとは限らないからだ。その文献名はあくまでも、ネット上の資料を示している。

それで、文献名の単語の組み合わせを工夫したりして、延々と探し続けたが、今度はそうすると、ヒット件数が多くなりすぎたりして、どれがどれだかさっぱりわからない状態が続いた。

イライラしてきた私は西岡に「木村のやつ嘘ついてんじゃねーのか? 国会図書館に見つからないんだが」と言ってやったが、西岡木村に対する信頼は揺るがない、絶対にあるはずだという。

そこまで言うならと、国会図書館に直接問い合わせていやったら……あった。しかし、外部から絶対検索できない文献名だったのである国会図書館もどうかしてると思うけどw)。

見つかったので、正直言えば、ある程度は嬉しかったが(自力で苦労して見つけたから)、それだけ苦労させるとはどう言うことだ? お前が知ってなきゃおかしーだろ? と西岡に噛み付いたらやっと西岡は謝ったのである

 

だが、疑問は終わっていない。その文献は、アメリカ議会記録というもので、議会での議論を記録するものであるアメリカ政府1800年から延々とずっと記録し続けている(大抵の国はそうしているが)。そして適当な日数分ごとに製本してまとめて保管している。

から、膨大な量の議会記録が存在するのである。一冊あたり、私が見つけたその冊子だけでも一千ページはゆうに超える。それが数えきれない冊数が存在する。

もちろん、「137人の睾丸事件のあった年代はある程度は絞れる(これ自体は別の本に載っている)。しかし、それでもどう考えても何千ページもの記録から探し出さねば絶対に見つからない。

と言うよりも、その情報議会記録にあるとどうして知ったのだ? もちろん時期も含めて。

まり木村が自著で豪語したような「簡単に見つかった!」は絶対にあり得ないのだ。それは誰かから情報をもらったからとしか考えられないのである。多分、その情報上院議会のある特定の日の議論にあるとだけ教えてもらったのだ。

そんなもん、英語さえわかれば誰でも簡単に見つけられるわ!バカタレ!

それは、細かくいうと第95巻のvol.1という108ページ分の塊の中にある、冒頭ページから20ページ分くらいのところにある情報だったのだ。

俺でもあっさり見つけたわ!バカが!情報を知っていたからだ。西岡の言ったヘッダーにある日付分だけを探したのである

 

とまぁ、あいつらは何から何までこの調子なのだ

どうして、そこの情報欧米リビジョニストから教えてもらえたか(もちろん知り合いだからだが)、は簡単理解し得る。欧米リビジョニストの多くがお気に入りにしているネタであり、元ネタ記載事実上そこにしかいからだ。

元々はある古い雑誌記事なのだが、1949年当時、議会の中で、その記事のことが話題になり、議会記録に記録することになったかである

当時の雑誌を入手するのはアメリカ人ですらかなり難しいそうだ。

が、有難いことにある程度の規模の図書館なら、議会記録は存在するので、アメリカ全州で簡単確認可能なのである

日本でも、国会図書館にだけは存在する(その後調べたら、戦後占領政策をやったGHQ米国政府議会記録を日本国会図書館に保管するようになり、この業務が停止されず延々と続いたそうだ。ただし、今はアメリカ政府サイトで容易に閲覧可能なので、近年の議会記録については国会図書館に保管はされていないと思う)。

このことを知っていたら、情報だけで日本人も容易に見つけられる。

 

ところがまだ話は終わらない。

 

西岡とこの話を最初にしていた時、私が言いたかったのは、上院議会のことではなく、その事件に関する公聴会の報告記録の方だった。ところが、西岡上院議会公聴会区別がついていないのだ。だから西岡自分が所有している木村からもらった上院議会記録のコピー用紙の中に公聴会の記録もあると、訳のわからないことを言うのである

そんなもんある訳ない。だって公聴会の報告記録は上院議会記録とは全く別のものである上に、議会記録は日本にも関係するから国会図書館に所蔵するとしても、細かい公聴会報告までいちいち国会に所蔵するわけがない。しかもその公聴会報告は「137人」事件否定するものでああり、リビジョニストが知っているわけがない(知ってたら、リビジョニストに都合の悪い話だから、自著に絶対に137人事件は書けない)。これを何度言っても、西岡理解しないのである

公聴会記録の表紙を画像で送ってさえ、理解しなかった。

 

こんな連中の書いた本の内容を、どうやって信じる? だから否定論は出鱈目なのだ。あった・なかったの問題レベルではないのである欧米リビジョニスト論文も幾らか読んだけど、まじで酷すぎるよ。フォーリソンなんか読んでるこっちが頭がおかしくなりそう。ただし、基本的な文献名などの記載は、欧米の方はしっかりしてる。西岡木村よりはその面では欧米の方が信頼できるけどな 

あいつらは日本の恥だ

2021-01-09

アメリカ議会暴動で死んだ女性軍人

Googleさんにashli babbittと入力すると

fakeだのaliveだのciaだのサジェストが多数出るのでもうアメリカひどいな。

anond:20210108200014

https://web.archive.org/web/20210108152746/http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-3bb9f8.html

 

2021年1月 8日 (金)

緊急事態宣言など

 

 石破 茂 です。

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます

  

 昨日、一都三県を対象とした緊急事態が再宣言され、昨日発表された東京感染者も過去最多の2447人となりました。

 感染者の増加は確かに大事ではありますが、冬になって空気中の水分が減って飛沫が遠くまで飛びやすくなるのは当然のことですし、寒冷地では換気の機会も減少することも考えられますPC検査数の増加によって陽性者が増えるのもまた当然のことです。

 かくなる上は、感染者数ばかりに注目することなく、限界ある国家資源医療資源を、重症者と死亡者を減少させることに重点化して配分すべきなのではないでしょうか。

 「どうすれば重症化・重篤化しないか、どうすれば死に至らないか重要であり、対策情報発信も、このことを重視すべき」と昨年の感染初期よりテレビなどでも何度か申し上げてきたのですが、なかなかそうはなりません。

 医療関係者献身的努力によって、アビガン、レムデシベルヘパリン、デキサメトゾンなどの薬、人工呼吸器類(ネーザルハイフローやECMOなど)、普及率世界一CTなど(この多くを今回初めて知りました)を用いた治療法も随分と進歩し、救命率もかなり上がっているはずなのですが、そのような報道もあまり聞くことがありません。漠然とした感染者数よりも、基礎疾患を持つ方や70代、80代、90代の高齢の方の罹患率感染者数と死亡者数の正確な分析などの方が知りたいと思うのは私だけでしょうか。

 日本人欧米に比べて人口当たりの感染者数や死亡者数が極めて低いのも、同じ都道府県内でも市区町村によって状況が全く異なることにも必ず理由があるはずで、その科学的な分析が進められれば、もっと精緻政策が打てるのではないでしょうか。

 生活習慣の相違、国民皆保険制度存在、極端な格差社会ではなく分厚い中間層存在していることは決定的に重要な要素であり、この持続可能性を維持できるかが最大の課題です。

 

 諸外国特にスウェーデン対応についても様々な論評がありますし、同政府コメント承知していますが、この国において「『寝たきり老人』(とても嫌いな語感です)が居ない」ということとも関連性がある宗教観死生観問題が、改めて問われているように思われてなりません。

 日本特有同調圧力ゼロリスク志向の強さも改めて感じています。「自粛警察」などという不可思議至極な活動は、今のところなりを潜めているようですが、戦争中の「パーマネントはやめませう」「ぜいたくは敵だ」「欲しがりません勝つまでは」などという「愛国的な」活動が想起されて、とても嫌な思いが致しました。ヘルスリテラシーの低さについても、自らを省みて、これもまた然りと思います

 日本においては大勢世論(「空気」)に抗って異論差し挟むことは忌み嫌われますが、政治世論迎合しすぎてポピュリズムに堕してはいけない、よく自重自戒せねばならないと思っております

                                                                 

 失業率1%上がると自殺者が1,000人から2,000人増えると言われていますが、ここ数か月の自殺者の増加、特に女性割合の増加はとても気がかりです。また、病院にあまり行きたくない、ということで、がんの定期健診の受診数も大幅に下がっています

 風邪インフルエンザが「根絶」されることがないように、新型コロナウイルスも「根絶」される、ということはないでしょう。ただし治療法が広く共有され、重篤化を防ぐことができ、ワクチンが広く行きわたり感染拡大が収束した時に、自殺者が激増し、がんによる死亡者が大幅に増えてしまったとすれば、それは「人類コロナに打ち勝った」証とは言えないのだと思います

 政権は厳しい状況の中であらゆる方面から批判に晒されながらも可能な限りの対応をしているのであり、我々は少しでも国民の支持と理解が得られるように努めなくてはなりません。

 

 昨日のアメリカ議会へのトランプ支持者の乱入と死傷者発生の事態について、トランプ大統領責任がないとはとても言えない状況でした。選挙結果について異議を唱えるだけならともかくも、支持者に対して議会への乱入扇動するようなスピーチなどは、民主主義実力行使による否定紙一重であり、見たくもない光景でした。

 トランプ大統領就任した時、「言を左右して相手困惑させ、自分にとって最も有利な取引を仕掛ける『サスペンスとディールの大統領』となるのではないか」と申し上げたと記憶していますが、まさにその通りの4年間であったと思います大統領当選時の勢いをもって議会選挙を経た結果、共和党も明らかに変質を遂げました。昨年の大統領選挙でトランプ氏に投票した米国有権者は7380万人、この人々が更に先鋭化するのかも全く見通しは立ちません。

 自由建国精神とするイデオロギー国家国民の8割が神の存在を信じ、4割が毎週日曜に教会に通う宗教国家アメリカ国民という意味での民族国家、こういったアメリカ本質バイデン政権になっても変わることはありません。そうであれば、それぞれの自画像理想像基本的価値観対立する米中の軋轢は今後一層激しくなり、日本はより一層厳しい選択を迫られることになります安全保障についての法体系も、装備も、運用も、アメリカ依存から脱却し根本から見直すべきだと思いますし、今までのような問題先送りでは国益を損じると考えます

 それでもなお、同盟である米国が新政権によってその美点である復元力を発揮し、アメリカ民主主義理想に立ち戻ることを心より期待しています

 

 年末年始生来怠惰さに加え、雑事に追われて勉強らしい勉強も出来なかったのですが、中川恵一准教授東大附属病院)の「コロナとがん」(海竜社)、小林よしのり氏の「コロナ論」(扶桑社)、橋爪大三郎氏の「中国VSアメリカ」、同氏の大澤真幸氏との対談「アメリカ」(共に河出新書)、加藤陽子氏の「それでも日本人は『戦争』を選んだ」(新潮文庫)、は極めて示唆に富む大変に興味深いものでした。

 合間に久々に再読した、没後50年となる三島由紀夫短編・中編(新潮文庫)の文章の独特の華麗さにも魅了されたことでした。

  

 週末の日本列島はまた寒波の襲来に見舞われそうです。皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。

 

2020-12-10

サンデル教授エリート人種性差別非難するが、低学歴者への否定的な態度は恥ずかしいと思っていない」

Disdain for the Less Educated Is the Last Acceptable Prejudice

https://www.nytimes.com/2020/09/02/opinion/education-prejudice.html

より一部訳

重要なことは殆どアメリカ人3分の2近く)が4年制大学学位を持っていないということである。彼らの悩みの原因は不十分な教育にあると労働者に言うことによって、エリート (meritocrats) は成功と失敗とを道徳化し、知らず知らずのうちに学歴偏重主義を広めている―大学学位を持っていない人々に対する陰湿偏見を。

学歴偏重主義者 (credentialist) の偏見は、エリートによる傲りの症状である2016年までに、多くの労働者高学歴エリートたちが自分たちを見下しているという苛立ちを感じていた。この訴えには根拠がないわけではない。調査研究は、多くの労働者階級有権者直感裏付けている;人種差別性差別が好ましいとされない(排除されはしなくとも信用はされない)時代にあって、学歴偏重主義最後まで残る偏見である

アメリカ合衆国ヨーロッパでは、他の嫌われがちな集団 (disfavored groups) に対する偏見よりも、教育水準の低い人々に対する軽蔑は、より顕著であるか、あるいは少なくともあっさり認められている。アメリカイギリスオランダベルギーにて実施された一連の調査のなかで、 Toon Kuppens 率いる社会心理学者のチームは、大学教育を受けた回答者は、他の嫌われがちな集団に対する偏見よりも、教育水準の低い人々に対して、より偏見があることを発見した。この研究者たちは、典型的被差別者とされるさまざまな人々に対する態度を調査した。ヨーロッパでは、このリストにはイスラーム教徒貧困者、肥満視覚障害者低学歴の人々が含まれていた;アメリカでは、このリストにはアフリカ系アメリカ人労働者階級が含まれていた。これらすべての集団のなかで、低学歴者はとりわけ嫌われていた。この研究では、大学教育を受けたエリートたちによる教育水準の低い人々に対する軽蔑的な見解を明らかにしただけではなく、エリートたちがその軽蔑を恥ずかしいと思っていない (unembarrassed) ことも発見した。彼らは人種差別性差別については非難するかもしれないが、しか教育水準の低い人々に対する否定的な態度については弁解しないのだ。

2000年代になると、大学学位を持たない市民は見下されるだけではなくなった;アメリカ西ヨーロッパでは、彼らはほとんど公選職に居場所を失うようにもなった。アメリカ議会では、下院議員の95%と上院議員100%大学卒業している。資格を持つ少数の人々が、資格を持たない多数の人々を統治するのだ。

これまでも常にそうだったわけではない。十分な教育を受けた人々は常に議会で不釣り合いに代表されてきたが、最近では1960年代初頭には選出された議員の4分の1が大学学位を持っていなかった。過去半世紀の間に、議会人種民族性別に関しては多様化したが、学歴階級に関してはそうではなかった。

学歴分断の一つの結果として、公選職に就く労働者階級が極めて少数であることがある。アメリカでは、労働力人口の約半数が、肉体労働サービス業事務職定義された労働者階級仕事従事している。しかし、選挙前にそのような仕事従事していた下院議員は2%にも満たなかった。

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