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2023-11-19

卒業メンバーは「身内」じゃないよな

劇団員と、劇団外の人間による対談」って特集過去所属していた劇団員を呼ぶの何?

対談だけに退団ってか、ハハ、笑えねえよ 

直近の出来事ではないが、時間薬とやらが効かないので書く瀉血をする

好きな役者が、所属していたグループを退団した。

フリーになって活躍!ではない。客演の多い役者ではなく、実質の引退宣言だ。

それは、いい。

いいというか、仕方ない。

劇団との間にトラブルがあったような話も聞かないし、そもそもファンがどうこう言えるものでもない。

時々オフでは連絡を取り合っていたようだ。ただ、劇団として名前を出すことは無かった。

から喧嘩別れではないにしても、仕事上は関係の切れた仲なんだな、と思ってきた。何年も。

そこに突然の対談企画である

絶縁してないことはそれ自体が「同じ劇団にいられなかった事実」を強調するようで、文字起こしを見る手が震えた。

自分で思うより、劇団にいるその俳優のことを好きでいたらしいことに驚いた。

どう受け取ればいいのか分からない。

ファンサならグロすぎるし、当て付けなら甘すぎる。

主宰自分の対談について「おもしろいくわだて」とツイートしていた。面白いか?なあそれ面白いか?面白がったらいいのか?

出会いの思い出に触れて、

在籍中のエピソードをまるまるすっ飛ばして、

これから展望について語る対談。

振り返って

「××となら、(略。希望的な未来予想。)していける気がしたんですよね」

なんて。

過去形じゃん。

どんな顔して読めばいいんだよこれ。


卒業や退所をして長い人間に、いつまでも内部ヅラさせるのは問題だろう。

去った人間を身内カウントしないバランス感覚は正しいと思う。身内扱いしてくれよと思うわけではない。

ただ、だからといって全くの他人でもないんじゃないか

それなら、どうなれば満足か?

自分でも分からない。

からいから困っている。

2023-11-01

生成AI二次元特殊性癖の福音となるか

俺は女性ロボットが好きだ。女性ロボット性的に好きだ。

ニーア・オートマタ2Bペルソナ3アイギスみたいなのじゃなく、メダロットセーラーマルチファイアボールドロッセルのようなタイプだ。

近年だとソシャゲワールドリッパーに出てくるディアというキャラ性癖ドストライクだった。エッチすぎる。


さてそんなロボ/メカ娘性癖である俺が慢性的に抱える悩みは、絶対的供給量不足だ。

多種のメジャー性癖に比べ、書き手の数が圧倒的に少ない。これは個人的に親近感を覚えているケモナー諸氏よりも深刻である(ケモの供給は見かけは多くても各々のレンジが狭くて俺と同じ悩みがあるのかもしれないが)。


そこにきて現れたるはご存知Stable Diffusionである

少し触って俺は確信した。「これだ」と。


果たして俺の確信は正しかった。

理想合致したモデルプロンプトを見つけ出すことこそ苦労したが、いまでは理想に近いロボットエッチ画像を生成できるようになった。

構図がワンパターンになりがちな弱点も、ControlNetの登場によってポーズ自由が利くようになって改善された。

生成AIの登場によって、供給量が極端に少ないオカズの、自家生成・自家発電が可能になったのである


今後の展望として、Live2DVRM形式3Dモデルが手軽に吐き出せるようになったらVR系のエロゲ連携してさらオナニー捗るだろう。

ChatGPTのようなLLMと組み合わせれば、夢にまで見たロボットとのVRセックスが実現できるかもしれない。

なんなら生成AI自体ロボットみたいなものだと考えるとより陰茎に血液が集中していく。


いま、生成AIの登場によって特殊性癖持ちの未来に光が照らされている。

無機物欲情できるという特技を活かして、これからも最高のオナニーライフを追求していきたい。

2023-10-31

はてブって右派保守派自民党が嫌いすぎて目が曇ってるよね

自民党が悪だって感覚が分からない」(https://anond.hatelabo.jp/20231030180655)のブコメhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20231030180655

があまりにも酷い。自民党が憎いってのを正当化したいがあまり歪みまくってる。

恣意性を廃するためにブコメ上位から順に見ていこう。

増田お金持ちの人?だったら生活に困ることもないし自民金持ち優遇政党から自民を悪く思わないのは当然だが。貧乏人で自民支持ならただの肉屋を支持するブタ悪事とか関係無い。自分生活大事

自民金持ち優遇根拠がない。というか日本で圧倒的に資産を有する高齢者からも徴することのできる消費税の減税・撤廃を求める政党の方がよっぽど金持ち優遇とも言えるわけで。

○あと肉屋を支持する豚って揶揄自民以外の政党は「そもそも太らせようとすらしてくれない」って理解されかねないよ?共産主義とか社会主義だと必要以上に肥太るのはNGからそれでもいいのかな。

自民党が悪なのではなく、権力を握る勢力は常に腐敗するという話。当然、自民党ではない政党でも長期に渡って政権を握っていたら腐敗する

○流水不腐。自民党が悪なのではなく権力者は変わらないと腐敗するということ。2018年中国国家主席任期制限を撤廃2020年プーチン大統領任期を延長し2022年ウクライナ侵略した。

○同じ党が政権握り続けると権力の乱用で酷いことになるんで、定期的に別の悪に任せるのは必須競争原理機能すれば有権者の機嫌をちゃんと伺うようになるしね

○そうだね!と思って「みんな維新投票しようね!戦略的投票だよ!」って書いたらほとんど賛同は得られずにはてブから袋叩きにされたよ!

○次期衆院選投票先の二番手維新https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA271B40X21C23A0000000/)なのに不思議だね!

善悪ではなくバランス問題経営者寄りの自民党政権が続いて労働分配率が低下したことで、様々な弊害が発生している。労働者寄りの政権に変えるべきだと思うので野党投票している。

一般的労働分配率好景気だと下がり不景気だと上がる(賃金下方硬直性があるため)ので、自民党政権が続いたか労働分配率が低下するとは全く言えない。(むしろ好景気を達成してきたから下がったとも評価できる)

○ちなみに労働分配率中小企業の方が低い。「自民党中小企業優遇しすぎ。中小企業倒産させて大企業に集約すべき」って政策なら労働分配率は上がるかもしれないかが、そんなこと言ってる政党あったかな?かろうじて安倍自民が言ってたけど徹底はできなかったよね

⇒(追記

完全に勘違いしてた労働分配率中小企業の方が高い、そのとおり。

労働分配率の高さってのは効率の悪さってのを書きたかったのになんであんなこと書いてしまったのか。指摘いただいたブコメありがとう

労働分配率高めるために非効率になろうって主張は見られないよね?と書きたかった

自民党与党の間、他の党は与党ではないので同条件で比較できず、政治上為された「悪」もあらゆる瑕疵も全て自民党のせいと考えるしかいから。

政権与党として日本経済20年以上低迷させ続けて自分たちの権益だけはキープし続けてるくらいが「悪」の要素かな。他の党が政権握ったとしても同様に悪になる可能性は十分ある。

○そうだね!戦後、概ね(一国)平和を保ち先進国まで復興させた功も自民党のお陰だよね!…ってそうじゃなくて代わったらここがよくなるって展望が欲しいよね

まとめ

自民でなくどこでもいいならまず維新だよね、みんな維新投票しよう!

○そうでないなら、自民から●●に政権が代わったらこういったメリットがあるよ!と示さなきゃダメでしょ

追記

まりに酷いのがトップブコメにきてたので。

トップブコメ

選挙対策なのか、あからさまにこういう増田投稿の増える時期がたびたびあり、また始まったのかーと毎回思っている。ワンズクエストみたいな会社がたくさんあるのだろうね。

○いきなり陰謀論とか相手透視とかネトウヨみたいだなぁ(直喩

2023-10-28

彼女とやって楽しかたこ

もつ鍋

 2人前で1500円くらいする冷凍もつ鍋が、ドラッグストアコスモスで売られている。これ誰が買うんだよと思ってたんだけど、ネットで調べたら評判が良かったので、エイヤと買ってみて、彼女とやった。

 IHコンロをわざわざリビングの机に移して、加熱しながらの鍋をやった。

 美味しかった。美味しかったし、楽だった。材料順次投入するだけで、かなり本格的なもつ鍋ができた。でも途中で(うまいけど)モツ食うのキツい!ってなって、キャベツ豆腐を狙って食い、「ほら、モツだよ…食べな……」と、親切めかしてモツを食わせあう一幕があった。

防波堤唐揚げ

 食品センターなる謎の店があって、海鮮が充実してるとのことだったので2人で行ってみた。

 うっすら床が湿っていて、やや薄暗く、陳列はなんとなく乱雑な印象だったが、それでいて客は多かったので逆にいい店なのだろうと感じられた。

 刺身の盛り合わせと唐揚げを買った。季節は冬で、歩くのがあまり苦ではなかったから、少し歩いて近くの海まで行った。

 防波堤の先まで行って、適当腰掛けて、食べやすそうな唐揚げを食べた。うっすら暖かくて、なかなかいい味だった。陸の方を振り返ると、犬の散歩をしているおじさんなんかがいた。

・川を渡る

 初デートで近所の山に登ったあと、同じく近所の川に行った。

 かなり川幅が広くて、河川敷も整備されているタイプの、都市的な川だった。

 川に詳しくないので、目的はよく分からないんだけど、飛び石みたいなコンクリートブロックが川幅ぶん×5列くらい敷いてあって、渡ろうと思えば渡れそうだったし、特に渡るなとも書いてなかったから、2人で渡った。

 児童公園なんかの、本当に子供が渡ることを想定した飛び石とは違って、そこそこ距離もあるし、落ちたら浅いとはいえマジの川だったので、俺はけっこうビビって、おっかなびっくりゆっくり渡っていた。その間に彼女はピョンピョン跳んでいって、けっこう先から俺の方を振り返った。そのとき笑顔がすげえ可愛いくて、俺はこの人と付き合ってよかったなあと思った。

 彼女は対岸まで飛び石を渡ったが、俺はビビって途中でやめた。

科学館で回転

 科学館に行ったら、遠心力体験コーナーみたいなのがあった。

 公園かにある回転遊具の小規模版という感じで、筒につかまって地面を蹴るとガンガン回れて、その間に足を突き出したりして、回転速度の変化を楽しんでください、という趣旨だった。

 最初は土日に行ったので子供がずっと遊んでいて、彼女は「あれやりたいなー…」と言っていたが、空きそうな気配がないので諦めて帰った。

 平日にリベンジして、子供どころかほかの客自体がまばらな状態で、彼女は存分に回っていた。よかったねえ…と思った。

・砂風呂

 指宿に繰り出して砂風呂に入った。

 ノーパン浴衣を着て外を歩くフェーズがあって結構キドキしたりしつつ、本題の砂風呂にたどり着いた。

 砂をかけられ、おお重い重い、これが砂風呂かあ!などと思い始めたところで、後ろから声が聞こえてきた。

「お前さあ、ホント動かないよね。人に動かせるなよ。いい加減にしろよ、本当」

はい…」

「さっきも全然砂かけてなかったじゃん」

 砂風呂従業員が後輩への説教を始めていた!

 はじめ、社員旅行とか部活合宿か何かで来た客同士がやり合ってんのかと思い、こんなアクティティ中に説教すんなや!と思ったが、やってるのは砂風呂従業員だった。

 気まず!全部聞こえてんぞ!と思った。首だけ動かして隣の彼女に目をやったら、まっすぐな目で虚空を見つめていた。

植物園

 電車で行きにくい場所にある植物園に行った。バス停から1キロ前後距離があったんだけど、その道がほとんど直線で、広い道路で、中央分離帯兼植栽みたいなものも充実しており、歩き甲斐のある道だった。

 植物園自体1980年代とか90年代とかそのあたりの、なにか大きな国際イベントを期に整備されたものらしく、大きくて古びていた。

 遠目に目立つ塔状の構造物があったので、入園してから近くに寄ってみたら、かつては展望台だったけど今はやってません、と言う旨の張り紙がしてあった。停止した自動ドアガラスの向こうには人気のない薄暗い受付がうっすら見えていて、それと同時に自分たちの姿もガラスに反射していた。その情景をなぜかよく覚えているんだけど、なぜかはよく分からない。

・どうぶつタワーバトル

 どうぶつタワーバトルを彼女に勧めたら、ゲームをやらない彼女にしては珍しくハマってくれた。

 最初経験の差で俺が勝ちまくっていて、なんなら少し手を抜いたりもしていたんだど、最近では全くの互角か、彼女のほうが強いくらいだ。センスがあるんだと思う。

2023-10-22

散居村のインフラ

波平野の散居村が美しい

https://dailyportalz.jp/kiji/Scattered-villages-in-Tonami-Plain

珍しく地元話題ホッテントリで見かけて面白かったので書いた。

書いてみたけど北海道農家とかの方が大変そうだよねこういうの。

 

散居村のインフラ

水道

上下水道が来ているところもあるけど、井戸水と浄化槽のところも結構ある。

井戸と言っても電気で汲み上げるので普段使用感は普通水道と変わらない。

井戸水は夏冷たく冬暖かいとかのメリットもあるけど、停電すると水も止まるとか、地震の後は水が濁るとか面倒なところもあるらしい。

浄化槽は庭に浄化槽を埋めて下水がそこに流れ込むようになってるやつ。

  

ガス

プロパン

  

電気

普通電線が張り巡らされている。

井戸+浄化槽+プロパンガスまでは割と独立した感じがあるから電気も自前の発電機で賄うようにしたら最強に見えるかもしれない。

ネット衛星で・・・とか考えるの楽しい。やらんけど。

  

道路

道路自体普通管理されてるけど、道路脇の用水にフェンスが無いので定期的に用水に人が落ちる。富山県が全国で一番用水への転落事故が多いらしい。

散居村の用水全てにフェンスを付けるのは無理なので困ったねみたいな話がニュースになったこともありました。

道路といえば田んぼの真ん中に家があるので、家の敷地内に長い私道があるお宅が多い。どこまでが私道でどこから公道なのかは住んでる人間もよくわかってない。

 

散居村と災害

水害

水田洪水を防ぐはたらきがあるので、家が水田に囲まれてる散居村の水害防御力は多分高い。

先人が庄川治水を頑張ったお陰でここ数十年は水害らしい水害は無いみたいだけど。

 

幹線道路は融雪装置が付いていたり早朝に除雪されたりするけど、散居村の家の前の細い農道にそんなサービスは無い。除雪車が来るとしても昼。

従って通勤のために車庫~除雪されている道までのルート自力で切り開かなくてはならない。

上にも書いた通り散居村の私道は長いし、家の前の農道除雪となると結構距離になるので、農作業用のトラクター除雪仕様換装して除雪する。

トラクターの無い家でも手押しの除雪機持ってる家は多いんじゃないかな。ママさんダンプじゃなくてガソリンエンジンのやつ。

  

雪は温暖化の影響なのか昔に比べるとかなり少なくなった。

昔は12月に雪が積もると春まで地面が見えなかったけど、最近は一気に沢山降ってすぐ溶けるのを年に2~3回繰り返すみたいな感じになっている。

たくさん降りそうなりそうなときは前日から学校休校決めたり、会社社員食堂食材仕入れができないって言い出したりするので、

じゃあもう会社休みにするかとなることが増え、昔よりかなり楽になった。休みなら早起きして除雪しなくていいからね。

 

ブラックキャップを開発した人はノーベル賞とか貰ったら良いと思う。

最近温暖化の影響なのか昔は見なかったヤモリが家に入ってくるようになった。勘弁してほしい。

 

その他

騒音

ブコメで見かけたけどあの景色のどこに騒音見出したんだろう。カエルか?

カエルは実際五月蠅いらしいけど、地元民には聞こえていない(強く意識しないと音と認識できない)ので騒音にはカウントされない。

散居村は楽器やりたい人なんかには良いところってのはよく聞くけど、時期によっては3km離れた城端線列車が走る音が聞こえるくらい静かなところなので、

季節と時間帯を選ばないと演奏が砺波平野に響き渡ってしまうかもしれない。

 

将来性

見ての通りド田舎なので、散居村を構成する家々は空き家が増えているし、高齢化もすごい。

もうじき敬老の日の催しがあるけど、75歳以上が老人として扱われ、会場の設営を70歳の若者がやっている。

 

屋敷林の管理や農作業、冬の除雪など、力仕事のできる人間複数居ないと維持管理が難しいんだよな散居村の家。老人だけでは厳しい。

昭和初期生まれくらいの世代ではきょうだい10人居るとか普通だったそうだし、そういう一世帯の人数が多かった時代のものなんだろうなと思う。

観光資源としてPRしてるけど、個人農地と家が平野に並んでいるだけのものから保全も難しい。土地の持ち主が田んぼをやめるのを止めることはできない。

 

おすすめの季節

そんな訳で今しか見れない景色かもしれない散居村、季節によって違う良さがある。

田んぼに水を張る季節が一番フォトジェニック。散居村の水田に映る夕焼け観光案内なんかでよく見る。

高いところから見下ろすのも良いけど、城端線の車窓から見るのも良いのよって会社の先輩が言ってた。

また、砺波ではチューリップの球根の栽培が盛んで、GWごろには「となみチューリップフェア」というのをやっている。

チューリップ公園で大量のチューリップが咲いているほか、実際のチューリップ畑を見学したりもできる。

観光で来るなら一番無難お勧めの季節。

夏の散居村を車で走り抜けると草原の中を走ってるような感覚になるので個人的に好きな季節。

稲穂で一面黄金色なのも良いし、稲刈りの終わった後の寂しい感じも人によっては好きかもしれない。

散居村展望台の近くにある夢の平スキー場は秋になると一面の秋桜が咲いてるので結構人気がある。

雪景色が綺麗。積もりたてが特に綺麗だけど、そういうときは大抵公共交通や路面状況が死んでるから観光で来るのは大変そう。

いや公共交通普段から瀕死だけども。バス電車(城端線電車じゃないけど)も本数少ないから、使うなら時間ちゃんと調べた方が良い。

 

2023-10-21

anond:20231021104759

結局のところ現状維持倫理的現実的方針として採択されるんだよな

少子化対策展望グラフを先のほうだけ上向きにして提出する日々なんだよな

雨が降るまで天に祈り続けた先人たちの知恵よな

2023-10-17

ガザ住民普段暮らしぶりについて調べてみた。

異常者さんによる最近パレスチナ情勢の解説 - Togetter

https://togetter.com/li/2238139

調べるきっかけとなった記事

一連の投稿をパッと見ただけでは「実はカタール映像を用いたフェイプロパガンダ」のような可能性まで連想したけど、これが本当にガザなら、同じような暮らしぶりの映像が他にもたくさんあるはずだろうから自分で探してみようと思い立った。


TikTokには不慣れなのでYouTubeにはなってしまうんだけど、Gaza で検索しても戦争以外の動画は本当に少ない。検索結果を再生回数順に並べ替えたり、Gaza vlog検索したりした。


上流階級

ガザの壁の内側の生活とはどんなものか (公式英語字幕あり = 自動翻訳日本語字幕に切り替えても精度が高い)

The New York Times - What Life Is Like on Gaza’s Side of the Fence | The Dispatch (5:08)

https://www.youtube.com/watch?v=JaTMKcYCVmw

2018年投稿だが、冒頭、まさに前掲のTogetterで紹介されていたような豊かな暮らしを思わせる高校卒業式ダンスパーティー(!)の様子が紹介されている。ただし、「これはガザにあるアメリカンインターナショナルスクールで、ごく少数の特権階級の子どもたちだ。そんな彼らでさえ、今後の人生ガザから出られるかはわからない」として。

動画の後半は、イスラエルとの国境付近でのデモの様子。武器を用いない平和的なデモだと主張されているが、火炎瓶手榴弾を投げる者もいて、イスラエルからの反撃でいつも負傷者が出るという。それがわかっているかデモ隊の後ろではあらかじめ救急車が待機しているというのが悲しい。


ガザで訪れるべき場所、5選 (自動生成英語字幕のみ = 自動翻訳日本語字幕も精度は低い)

TRT World - 5 places to visit in Gaza (7:44)

https://www.youtube.com/watch?v=JBo7i-TXy6s

2019年トルコ公共放送による、ガザで訪れるべき場所ベスト5。港、大学戦争墓地、金宝飾店街、高台の木から展望ガザの明るい側面。

このような大学には、特権階級の子どもたちが通うのだろう。(Wikipediaによればガザには4つの大学がある)


中流階級

パレスチナ人としてガザを訪れる (自動生成英語字幕のみ)

DW Documentary - Visiting Gaza Strip as a Palestinian | DW Documentary (25:56)

https://www.youtube.com/watch?v=aJYS6Gf3hgY

2019年DWドイツ公共放送ドイツ帰化したガザ出身パレスチナ人のニダルが、営むカフェを売り渡してまでガザ家族を訪れようとするも、「二度とガザから出られなくなる」ことを恐れて入境あきらめる話。

そもそも彼がガザから出られたのは、イスラエルから砲撃で足を負傷したが、ガザでは手術できる環境にはなく、すぐにエルサレム病院に送られたことがきっかけだった。

ガザで暮らす両親の家は質素に見えるものの、中流以上の階級にはあるのだろう。10人の兄妹のうち7人が大学を出ているが、全員無職だという。父も兄妹も英語を話せる。


この12日間にガザで何が起きたのか? (公式日本語字幕あり)

Suhair [ كورية فلسطينية] - What happen in Gaza in 12 days ? | ايش حصل في بيتنا ؟ ليش ما بنرجع لكوريا ؟ (12:35)

https://www.youtube.com/watch?v=hI2K2SaXkMU

ガザ出身パレスチナ人の父と韓国人の母を持つ、韓国籍女子高校生vlogイスラムアラビア語を学ぶために、小5の時から家族ガザ暮らしている。ここで取り上げた中では唯一の「現地在住YouTuber」と言える。しゃべりは韓国語動画字幕アラビア語だが、YouTube字幕機能では自動生成ではない日本語も用意されている。(僕っ子になっているのがかわいい)

2021年、爆撃で初めて戦争を間近に体験した当時の投稿で、話している最中にも空爆の音が鳴り響いている。動画の後半、休戦が発効した深夜2時の街の歓喜の様子が印象的。(今回の戦争を受けての投稿は、インスタのストーリーに少しだけある)

小4まで韓国暮らしいたこともあってか、ガラスが飛び散った家の様子を見ても、暮らしぶりはどちらかと言えば豊かな方に見える。(追記: 他の動画も見る限り、やや上流階級寄りという感じ。休日にママとおしゃれな海辺のリゾート風カフェで2人合わせて日本円換算1000円の軽食をとっている日本なら場所代も含めて2人で3000円くらいしそう。てかそもそも本人が2022年に銀の盾を獲得するほどのYouTuberなので、それなりの収入があるはずだな)


庶民貧困層

ガザにおける罪と罰 (公式英語字幕あり)

VICE - Crime & Punishment in the Gaza Strip with Suroosh Alvi (33:41)

https://www.youtube.com/watch?v=RWJFC98jPrQ

2007年ハマスガザ統治するようになってから4年後の2011年撮影エジプトから入境して、ハマス広報官へのインタビュー警察刑務所不発弾の爆破などを取材しているが、途中途中の町並みなどで、庶民暮らしぶりも垣間見える。

ハマスに反対する立場の(ファタハのほうがマシだという)女性活動家も登場していて、最後取材陣と共にエジプトに逃れたかったようだが、検問拒否されてしまった。


8bitNewsJun Hori〉 - 【国際人道支援】封鎖が続くパレスチナガザ地区でただひたすらに支援を続ける日本人 (19:11)

https://www.youtube.com/watch?v=teeyV4Yn7gA

日本語2017年ガザの人々に、栄養食事改善知識を広める支援を続ける日本女性貧困地域の様子がわかる。

国連学校攻撃を受けたと語られているが、イスラエルの言い分としてはハマス国連学校にまで軍事施設を隠していた、ということなのだろうか。

現地ガイドと思われる男性が、ユダヤ人との共存模索すべきだという平和的な考えを語っているのが救い。


上流~庶民まで

TBS NEWS DIG Powered by JNN - 【LIVEパレスチナ自治区ガザから配信 #WORLDNOW (2021年5月26日) Live stream from Gaza (1:28:20)

https://www.youtube.com/watch?v=o5V6l7r0dfM

日本語2021年の生配信記者らが泊まった高級ホテルから市街地一般的庶民暮らしぶり、病院、ビーチなど。そのほか、1時間半の配信なので、記者の肌感覚を通したガザの様子がよく伝わってくる。

イスラエルによる爆撃現場はこの映像に限らずたくさん見かけるが、どれひとつとして「ほら、がれきの下からこんな軍事設備が」といった報道を、イスラエルからの主張も含めて、見かけない。この動画内でも「せめて根拠を示すべきだ」と語られている。百歩譲って諜報戦略上の秘密を漏らしたくないにしても、100回爆撃したなら1ヵ所くらいは広報用にアピールしたっていいのではないか

菊花賞に向けてのプレビュー

あの素晴らしい菊花賞から1年

彼とお別れらしいお別れもできないまま、今年も菊花賞がやってきました

今年も現地に行って、彼の写真があちこちに飾られた場所で、ひとりで気持ち区切りをつけてこようと思います

今年は今年の菊花賞があるし、素晴らしい馬がたくさん出るけど、僕からするとお葬式と、追悼レースのようなもの、という気持ちで行きます

では今年の展望です

有力馬紹介

勝ちに近いと言える力を持った馬は3頭です

過去の実績と馬の実力から言えば、ソールオリエンスとタスティエーラが別格です

2頭が抜けていると言っていいでしょう

ただそこに、前哨戦神戸新聞杯最後最後まで伸び続けたサトノグランツは、京都3000で言えば見劣りしない力はあるものと思います

実質この3頭の3強状態ととらえていいでしょう

その次点グループです

これも3頭

神戸新聞杯でもサトノグランツの次に最後最後まで伸びたハーツコンチェルトは、着順こそ振るわなかったもの前哨戦としては悪くない走りで、ダービーでも3着の実力を考えると軽視はできないです

そして別路線からになりますが、スタミナ十分という話で、鋭い切れ味も見せるドゥレッツァが上がり馬の最右翼

の子にはルメールが乗るのでそれだけで期待感も高まります

あとは穴馬っぽくなるかもしれないし別路線ではないんだけど、札幌記念でタフな馬場を走り続け、一線級相手に2着というパフォーマンスを見せたトップナイフ絶対に軽視してはならない馬ですね

さらにその次点、3番手グループ

シンプル前哨戦神戸新聞杯で好走した2頭

特にファントムシーフはHSでも皐月賞でも堅実な走り

ダービーでは後ろから末脚一閃に賭けたけど不発だったため、逃げた神戸新聞杯で3着

菊花賞も先団でしぶとい競馬を選ぶと思うけど、凡走はしないはず

地力上位は間違いないです

もう1頭はサヴォーナ

特に波乱があったわけでもない神戸新聞杯で、あわや勝ちかと思わせる走り

10番人気ではあったけど、昨年のヤマニンゼストのような好走劇とは違い、実力での走りという感じ

7、8番手の実力はしっかりあるでしょう

最後に注意しておきたい馬

ノッキングポイントリビアングラス

ノッキングポイントPOGでも必見と言われた素質馬で、頓挫もあったけど最終的にはダービー掲示板

そして夏は古馬との重賞新潟記念も勝って重賞馬になった

後になって「そりゃ素質馬だったもんなあ、盲点だったなあ」と言われるような馬はこんな馬

リビアングラスは阿賀野川特別を逃げ切って出てくるスタミナ型のキズナ産駒

おそらくまた逃げるので展開を握るのはこの馬

各馬の懸念

ソールオリエンス 武史騎手トーンがなぜか上がってこない。あまりソールを買ってない?そして距離適性は「3000は少し長いけどぎりぎりもたせられる」程度という話

タスティエーラ ダービーから直行で結果を出した馬はほぼいないこと。ノーザンダンサー系がほとんど馬券に絡まないこと。ただこれらの懸念過去の傾向だけ。

サトノグランツ 本当の意味での実力が上位2頭に通じるかの見極めが必要。長距離川田は3割引き

ハーツコンチェルト やっぱり神戸新聞杯はふがいなかった。最近松山騎手は「脚はたまったけど脚を使えなかった」しか言わないし、長距離松山は4割引き。ハーツクライ産駒は京都菊花賞で好走例が少ないのもマイナス

ドゥレッツァ 実力が正直正確に判別できない。いいっていうからいいんだろう感がやはりあるルメールは信頼できる。クラシック下位馬の下剋上が少なそうなので期待されている感。

トップナイフ 皐月賞ダービー大敗しているから、ここでの力が劣るように見えてしまう。札幌記念が成長の結果ならいいのだが。ノーザンダンサー系は好走が少ない。

ファントムシーフ やっぱり実力はトップより1枚落ちる気はする。堅実だけど武器は少ない。これもノーザンダンサー系。

サヴォーナ やはり実力は少し足りてない

ノッキングポイント 長距離は正直怪しんでいる。でもモーリスでも2200や2500は好走があるし、3000だからって切るほどではなさそう。

リビアングラス 正直足りてないよね。いったいったで穴開けるなら。

現時点での結論

個人的には今のところソールオリエンスが一番強いと思っている

タスティエーラは怪しい部分も多いけど、思えば春もそういう目を覆して勝ってきた馬だった

タスティエーラはパワーとスタミナをあわせもち、先行してしぶとく伸びるタイプで、器用さがあるほう

サトノクラウンや、タイトルホルダー、アスクビクターモアとタイプ的に一番近く見えるのはこの子

過去菊花賞馬に一番近い

でも、そのタイプ菊花賞勝ったのは阪神なんだよなあ

やはり京都ならサンデーサイレンス系が勝つのではないかと思っている

川田が神がかればグランツもあって、長距離川田やんって感じならソールが勝つ気がする

あとは直前の追い切りや枠を見てから

2023-10-16

文化のない世界の到来こそ希望の光なのかもしれない

文化死滅とその未来への展望

文化、これまで多くの人々によって讃美され、称賛されてきた。それは文学芸術音楽宗教言語など、人類知的遺産であり、多くの面で私たち生活を豊かにし、結びつけてきた。しかし、私たちはここで問いたい重要問題がある。文化は本当に私たち幸福にし、進歩させる要素なのだろうか?それとも逆に人類を不幸に導く要因なのだろうか?

私は、文化全面的否定し、その存在人類にもたらす多くの負の側面を探求したい。文化差別偏見対立戦争、不平等環境破壊など、多くの問題の温床となってきたことを明らかにしてきた。また、文化個人自由を制約し、異なる価値観や信念を排除し、多くの場合進歩革新を妨げる要因ともなってきた。

しかし、私がこの記事が主張したいのは、文化死滅人類にとって不幸を意味するものではないということである。むしろ文化死滅は新たな可能性と希望を開く道であり、人類幸福追求にとって前進の一歩となるかもしれない。文化個人社会にもたらす束縛から解放された世界で、人々は真の自由体験し、共感と協力によって未来を築いていくことができるだろう。

文化死滅することで、私たちは新たな人間性可能性を追求し、争いや対立から解放された未来を切り開けるのかもしれない。文化否定することは、私たちに新たな視点提供し、人類幸福追求において大きな希望をもたらすかもしれない。私たちは、文化の枠組みに縛られず、未来に向けて自由に進む覚悟を持つべきだ。文化死滅することで、私たちは真の幸福進歩に近づくかもしれない。

第1章: 文化の暗い側面

文化は美しいものである賞賛されてきたが、その光り輝く側面の背後には、闇が広がっている。文化はしばしば差別偏見の温床となり、人々を異なる価値観や信念に対立させる。文化は、人種宗教性別性的指向などの違いを強調し、不平等を生み出す。差別存在する限り、人類は真の幸福を実現することはできない。

文化はまた、対立戦争の原因ともなってきた。歴史は、異なる文化が衝突し、破壊的な戦争を引き起こすことを証明している。文化の違いが、敵対心暴力を引き起こす根本的な原因であることは否定できない。文化の存続が戦争対立継続を許しているという事実直視しなければならないだろう。

さらに、文化環境にも負の影響を与えてきた。多くの文化は、資源の乱用や環境破壊につながる生活様式を奨励してきた。これは地球環境への深刻な脅威をもたらし、未来世代に対する負担を増大させている。文化の保存と奉仕に注力する間に、私たち環境保護を軽視してきたのである

第2章: 文化個人社会への制約

文化はしばしば個人自由を制約し、異なる価値観や信念を排除する。文化伝統規範押し付け個人の発展と創造性を抑制することがある。この制約が個人幸福感に影響を及ぼすことは否定できない。個人自分らしい道を追求できない社会は、真の幸福提供することができない。

また、文化は異なる文化圏間での対話理解を阻害することがある。文化の違いはしばしば対立や誤解を生み出し、国際的な協力を妨げる。異なる文化が線引きを作り、協力の枠組みを破壊することは、人類進歩に対する大きな障害となっている。

第3章: 文化の再評価未来への展望

この記事が主張したいのは、文化死滅人類にとって不幸を意味するものではないということである文化の束縛から解放された世界で、人々は真の自由体験し、共感と協力によって未来を築くことができるだろう。文化死滅することで、私たちは新たな可能性と希望を開く道を切り開けるのかもしれない。

文化否定することは、新たな視点提供し、人類が争いや対立から解放された未来を築く手助けとなるであろう。私たちは、文化の束縛から解放され、真の自由を追求し、共感と協力によって未来を築いていく覚悟を持つべである文化死滅することで、私たちは真の幸福進歩に近づくかもしれない。私たちが新たな未来を切り開くために、文化の再評価が不可欠であることを理解することが重要である

第4章: 文化の再評価幸福可能

文化の再評価は、人類幸福追求にとって重要な一歩である文化の束縛から解放された社会では、個人自由尊重され、多様性が受け入れられる。異なる文化圏間での対話理解が促進され、国際的な協力が強化されるでしょう。これは、平和繁栄を実現するための基盤となるだろう。

文化の再評価はまた、環境に対する負担を減少させる手段としても機能する。環境への負荷を軽減し、持続可能未来を築くためには、文化価値観や慣習に変化が必要である。新しい価値観が生まれ環境への配慮が高まれば、私たち地球を守り、未来世代継承するもの提供できるであろう。

文化死滅幸福未来

この記事では、文化否定的な側面を探求し、その存在人類にとって不幸をもたらす可能性を提起した。文化差別対立戦争、不平等環境破壊など、多くの問題を引き起こすことがある。しかし、この記事が主張するのは、文化死滅人類にとって不幸を意味するものではないということである

文化の束縛から解放された未来では、人々は真の自由体験し、共感と協力によって幸福社会を築く可能性が広がるはずだ。文化死滅することで、新たな可能性と希望を開く道を切り開くことができるかもしれない。文化の再評価人類幸福追求にとって前進の一歩となるであろう。

自分がクソジジイになった時でもいいので私は、文化の束縛から解放され、新たな未来を築かれた姿を今の世に生きているうちに見てみたい。文化死滅は、真の幸福進歩への可能性を広げ、人類未来に新たな希望をもたらすと思っている。文化の再評価私たち進歩の道を拓き、幸福未来を実現する手助けとなることを信じている。

2023-10-15

今日食事すら…」 困窮する日本大使館アフガン人元職員

2021年8月アフガニスタンイスラム主義組織タリバン復権して以降、迫害を恐れて日本に逃れてきたアフガン人たちが、困窮の中にある。その多くが、長年の紛争で荒廃した祖国復興を、日本政府と一緒に支えてきた大使館国際協力機構JICA)の職員とその家族だ。

タリバンから逃れ2年

 「日本のために、時には命を危険さらしながら働いてきた。それなのになぜ……」

 首都カブールにある日本大使館の元女性職員、ケレシマ・セデキさん(38)は東京都内の小さなアパートで嘆いた。

 5万8000円の家賃水道光熱費通信費健康保険大使館職員として支払われた前年の収入に対する税金も求められた。貯金を取り崩しているが「来月の家賃今日食事すら心配生活」と話す。

 女性教育就労に対して厳しい差別が残るアフガンで、セデキさんは「アフガン社会には女性活躍必要」と自身を高めてきた。高校教師だった母の後押しもあり、カブール大学卒業した。

 日本大使館で職を得たのは15年。邦人保護ビザ発給などを担当する領事部などで働いた。「尊敬できる同僚と、偉大な国である日本に尽くせることにプライドを持っていた」

 そんな生活が21年8月タリバン復権で暗転した。

 治安悪化し、大使館業務を停止した。タリバンは、日本を含む各国大使館の職員らを「外国スパイ」などとして敵視した。抑圧を恐れ、60代の母や兄弟とともに親戚の家を転々とし、自宅にいる時はタンスの中に身を潜めた。

 2カ月後、大使館職員配偶者、その子どもに対して、日本への退避が認められた。独身のセデキさんは母と兄弟を残して行くことはできないと悩んだが、母の強い希望国外脱出を決めた。10月日本に到着した。「自由への喜びはあった。同時に家族を置いてきた悲しみで胸が張り裂けそうだった」と振り返る。

 都内研修施設に入れられ、自室待機を命じられた。外務省との雇用契約が続いており、昼間は勤務時間として外出を認められなかった。セデキさんは「まるで監獄にいるようだ」と感じていたが、「それでも私は大使館職員だ」と静かに過ごした。

 帰れるなら帰りたい。しかし、日本から帰国したとタリバンに知られれば家族共々拷問されるか、最悪殺される恐れもある。病気を患い、ふせっていると聞いた母のことが気がかりで、駆けつけることもできぬ自身を責めた。

 翌22年8月末で外務省から雇用契約を打ち切られた。同時に研修施設から退去を言い渡された。外務省からは転居先のリストが渡されたが、車がないと生活が難しい地域ばかりだった。公営住宅場合仕事がないため14カ月の家賃の前払いが求められた。

 自身アパートを探したが、外国人だからと何度も断られた。雇用契約打ち切りまで、現地では高収入といえる金額給与外務省から払われたが、アフガンの平均収入日本の約80分の1。少ない中から半額を母に送金した。

 NPOイーグルアフガン復興協会」(東京都新宿区代表理事で、カブール出身江藤デカさん(65)が援助してくれたため、都内アパートに入居できた。外務省には何度も入居の支援を求めたが相手にされなかったという。

 セデキさんら元大使館職員ら98人は22年7月下旬外務省から難民申請するように言われ、1カ月以内という異例の早さで認定された。日本での継続的滞在可能になったが、仕事は見つかっていない。

 これまで量販店などで採用試験を受けたが、日本語の能力が不十分なことを理由採用されなかった。難民認定後、6カ月のオンライン日本教育実施されたが、短期間で習得するのは難しかった。

 現在ハローワークオンライン講座で日本語学習を続けているが、今後の生活は見通せない。雇用関係のなくなった外務省は、相談に乗ってくれないという。

 セデキさんは「私には誇りがある。仕事をする能力もある。日本人の払った税金の世話にはなりたくない」と話し、就労支援を求める。また「日本政府はこれだけ多くの難民を受け入れた経験がないことは知っている。退避させてくれたことにはとても感謝しているが、状況を知ってほしい」と訴えた。

 外務省中東2課は毎日新聞取材に対し、アフガン難民について「支援計画があるわけではないが、可能範囲相談に乗るなど支援を行っている」と回答した。

 01年9月の米同時多発テロ後、首謀した国際テロ組織アルカイダ拠点になっているとして、米国などによるアフガンへの攻撃が始まった。タリバン政権を追われ、国際社会復興支援に乗り出した。

 日本も同年以降、農業支援インフラ整備、治安向上など、さまざまな分野で支援をしてきた。大使館JICAアフガン職員は、こういった活動を支える存在だった。外務省によると、タリバン復権後にこれらの職員家族約800人が日本政府の支援を受けて逃れてきた。

 アフガン難民問題に詳しい千葉大小川玲子教授移民研究)は「難民認定するだけでなく適切な定着支援必要だ」と指摘する。

 小川教授238月日本で暮らす元大使館職員18家族100人超の世帯主アンケート実施した。世帯主は半数以上が大卒で、医師大学教員大使館政治経済情報収集担当などの職歴があったが、調査時点で正規雇用は2人しかおらず、11人が製造業などの非正規雇用、4人が失業中で専業主婦が1人だった。ほぼ全世帯支出収入を上回っていた。

 小川教授によると、他国に退避した同僚や親戚がどのように受け入れられているかネット交流サービスSNS)で情報を得ている人が多い。「日本では将来の展望が見えないとして、ドイツイギリスなどに移住する人も出てきている」と話す。

 また、小川教授は「日本政府が提供した半年間の日本教育では、十分な収入のある安定した雇用にはつながらない」と指摘する。

 ウクライナ避難民に対しては、身元保証人なしでの受け入れや、公立高校での生徒受け入れ、自治体による公営住宅無償化生活支援金の支給などがされたが、いずれもアフガン人に対しては実施されていない。

 小川教授は「ウクライナ避難民に対する支援は今後の難民支援スタンダードになるべきもの。分け隔てなく実施されるべきだ」と強調した。

https://mainichi.jp/articles/20231008/k00/00m/040/166000cより

著作権上まるまるコピペ上げたままだと問題だと思うので、あとで少し内容に手を加えるが、まずはここまで

2023-10-13

子どもがいない

2023/10/16 いまさら追記しました

https://anond.hatelabo.jp/20231016145136

本文

商業施設を騒がしく走り回る子どもたちの中に、ときどき自分の子幻視する。並びあって登下校する中学生集団に、電車の中で勉強している高校生たちのひとりに、自分が育てていたかもしれない子の姿を思い描く。私には子どもがいないので、もしも子がいたならば、あの小学生のようにあどけなく笑っているだろうかとか、進路に悩む姿を見守っていただろうかとか、ひとりで過ごす時間に、ふと想像をする。

40代のおじさんになってみて、子どもがいない自分の状況・環境メリットデメリットを改めて実感している。メリット言わずもがな自分たち夫婦に使う時間お金が保てることと社会的な身軽さ。デメリットに関しては、夫婦二人が関与する世界が狭くなっていくことの不安や、人生における暇と無駄時間の浪費や、老後の心配といったもの。それぞれ書き出すとキリがない。おそらく今はメリットが最大化されている時期で、このあとデメリットがどんどん大きくなっていくのだろう。

親が思春期自分を育てていた年齢を迎え、よくそんなことができていたなと親を尊敬することしきりだが、周りの友人や同僚たちも当たり前のように子どもを産み育て、日々やってくる課題に立ち向かっているのをみると、自分の親に対するように尊敬の念を抱かずにはいられない。私から見れば偉業と言っていい。

その一方で「どうしてそんな苦労を背負い込むのか」と思ってしまうのも正直なところだ。想像もつかない苦労をすると分かっていて子どもをもうけるだなんてすごい勇気だと思うし、自分若いから今まで、そんなコストリスクをとる気力は抱けなかった。子どもかわいい、生きがい、子を成し育てるのは当然、という感覚や考えを抱けなかった自分は、子どもがいることに対する具体的な実感を持ち得ず、想像するのも難しいゆえに、臆病風に吹かれた弱者として、子を育てない大人であることにちょっとした引け目を感じながら中年の日々を暮らしている。

臆病風のほかに収入子育て費用不安出産身体リスクを妻に負わせることの理不尽さ、自分遺伝子ジーン)よりも情報因子(ミーム)を残すんだぜといった謎イキリ、積極的子どもを持とうとしなかった妻の意志、生まれた子の健康状態への不安、育つ中で犯罪や害意に晒され傷けられることの恐怖、膣内射精障害劣化した遺伝子がもたらす実子への悪影響、など、子どもを作らなかった理由はいくらでも後付けで挙げられる。だが、結局ただの言い訳、逃げの一句に過ぎない。

たいした理由展望もなく、ただ、子どもを持つことを想像できず、覚悟もできなかっただけなのだ

この年齢になって、子ども未来だとつくづく思う。もし子どもがいれば、成長した10年後、彼らが家庭を持っているであろう30年後、そして100年後、と続いていく未来自分ごととして認識できるだろう。自分の子どもたちがその未来を生きるのだから、少なからず興味と関心を抱けるだろう。

ところが、子どもがいないと、未来時間自分死ぬまでの時間しかない。2050年にどんな世界になっているかなんてたいした興味も持てない。社会に生きる大人として、何らかの主義主張を持ってより良い未来のためにアクションするのが市民としての態度だとは思うが、いかんせんその未来主体は、自分の肉親ではない他の誰かである。もちろんずっと平和であってほしいし、心が躍る進化文化がある未来であってほしい。そんな未来を楽しむ期待はある。だが、そこにいるのは死にゆ老い自分であって、その頃にはもう希望も期待も薄れてしまっているだろう。

もし子どもがいれば、彼らが生きる未来こそが自分の生きる意味だと実感できたかもしれない。子どもが健やかに生きられますように、と祈る未来よりも、自分たち夫婦が心安らかに過ごせるようにと望む未来は、だいぶシンプルで色褪せていて、だいぶ寂しいんじゃないだろうか。子どもがいないことは、自分未来が短くなることなのだ。

子どもを持ちたい」という欲を素直に少しでも抱くのであれば、どうか子どもを持ってほしいと思うし、産みやすく育てやす社会を目指して私も努めたいし、そういう社会になるべきだと考えている。あつかましいことこの上ないが、自分たちのような人間未来も託せる存在として、子ども社会の宝、というのは真理な気がする。

子どもを作らなかったことは後悔していない。私はそれを選んだし、妻も納得したうえでの選択だ。ただ、もしも子どもがいたら、という妄想を時々してしまうのをやめられないだけだ。

子どもを失った人や子どもを持てなかった人たちとは全然違う境遇だけれども、子どもを作らなかった人たちも私同様にさまざまなことを感じて過ごしているだろうからひとつのケースとして私の今の感覚を書いてみた。

子どものために生きないかわりに、自分勝手に暇な時間を過ごせている。思っていた以上に暇で、人生ステージはずっと踊り場だ。今はそんな感じである

ただ、街ゆく子どもの中に自分の子幻視したとき、言ってもらえるはずだった言葉想像したとき、あたたかく触れ合える存在がいてほしいと願ったとき

そんな幻が消えたとき、少しだけ寂しくなる。

子どもがいない。私の子どもは世界のどこにも見つからない。

みんなは寂しくないのかな。

2023-10-06

田舎観光に行くとどこも同じでつまらない

産直市場

→どこも同じ。野菜の種は共通から当然か。


郷土資料館

→似たような展示ばかり驚く。昔の田舎暮らしって同じだよな。


宿場町街道など

→全く同じでびっくりする。北海道から沖縄までそこまで代わり映えしないよな。


美術館博物館

10か所も回ればパターンが同じなのが見えてくる。都会のように金かけられないから仕方ないね


道路

舗装って全国同じだから全く同じ景色に見える。ガードレールカーブミラー白線、全部同じ。


・お城、神社仏閣

観光の目玉にしてるけどそこまで変わらないよなあ。教科書でやったとこだ程度。


温泉街

→同じすぎて恥ずかしくないの?ってレベル


古墳古代集落

→展示内容が全国ほとんど同じで驚く。わかったことだけ書くしかいかしょうがいね


戦国武将偉人歴史上の人物

→だいたい同じ。時代が同じだと違う人物なのに書いてあることが似通ってたりする。


古戦場事件現場

→昔の交通要衝って今は何もない、同じような場所だよな。立札に書いてあることもだいたい同じ。


絶景

→山、海、街、だいたい同じパターンだよなあ。役場観光課が作ってるような展望台に行くと落胆するのも同じ。

2023-10-04

anond:20231002235321

アスミカケル2話の感想……の前に、いくつか注意点とか色々。(第1話感想にも追記しました)

【私の感想における注意点】

基本的感想フラットに思ったままを書いています

 悪い言い方をすれば、何も考えずに脳死で書いてると言っても過言ではないです。

 特に何が良いとか悪いとか考えず、ただ見て感じたものを書いてるだけなので、場合によっては褒めてるように見えたり、逆に貶してるように見えるかもしれませんが、どちらでもないです。

 赤い色を赤いと言うようなレベル稚拙な見たままの直観を出しているものと考えて頂ければ幸いです。この山は大きいなぁとか、そのレベルです。

 たまに「あっこの川、深いッ!」みたいな多少の感情は乗るかもですが、基本フラット自分にとって快不快を問わず感情が乗るのは良い作品だと思っていますよろしくお願いします。

②たまに何かから引用する事がありますが気にしないで下さい。

 上記の通り脳死で書いてるため、連想ゲーム的に他作品(他の漫画とかアニメとか)の内容やセリフなどを引用したりする事がありますが、比較のためではありません。

 つい「この人の髪型ハンバーグみてーだなぁ……」みたいな事を言うかもしれませんが、その人やハンバーグを貶めたり、逆にそれを理由に名作と引っ付けて評価を上げるような意図とかも無いです。皆無にして絶無です。

 そのような比較や同一視は両方の作者や作品に対して失礼であり、あくま自分の中では全く別のものだけど連想してしまったに過ぎないので、あくま個人の感想である事をご留意して頂けませば幸いです。

 

③同様に、何かしらキャラ演出などについての評価をする事もありますが、それ自体特に作品や作者の評価ではないです。

 もし仮に私が「このキャラ不快だなぁ」と言ったからといって、それが即ちその作品や作者が不快という事でもないです。不快キャラを出すことで、相対的に他のキャラの株が上がる事もあります

 世の中にヤベー人間いるからといって、即ち世の中がヤバい訳ではないように。その作中世界や世界の中の"もの"と作品との評価は全く異なるものであり、なんなら邪悪人間しか出てこない邪悪世界作品でも面白い場合もあるかと思います

 世界最高のコントラバス世界最高の尺八奏者世界最高のDJコラボしたところで、どうひっくり返っても「世界最高のジャズ」が生まれるなんて事はないように。要素同士の相性が良くなければ作品はチグハグになります

 演出とか構成とかストーリーとか諸々の要素が全て満点でも、それらが噛み合ってなければ作品として成り立たないように、あくまで要素と作品全体の評価は別物である認識して頂ければ助かります

 合言葉は「だが。それがいい」。大事だと思います

④また、自分目線はどちらかと言えば創作目線気味で「自分が作者だったらこうするかなぁ……」みたいな事を考えがちな傾向がありますが、だからといって作者へのリスペクトが無いわけではないです。

 そもそも自分創作者というより鑑賞者なので、岡目八目で「ああすれば良いのに」「こうすれば良いのに」と言ったところで自分自身が実際にそれを出来るかどうかと言えば答えはNoです。

 あくまで読者としての視点しかないため、実際に締め切り(納期)通りに同等以上のものを仕上げれるわけではないですし、実際その作品と同じテーマ自分表現するとしたら、それは作者の出す作品とは全く別物になると思います

 素人や読者の視点というのは独り善がりなものであり、あらゆる創作者には個性があるし個々の事情もある。その全てを重んじ、リスペクトしていきたいと自分は考えています

感想本文】

 という事で、とりあえず電子週刊少年ジャンプの125pより、アスミカケル2話(Round.2 取り柄)の感想をじっくり書いていきます

最初の2p。例によって獏じいちゃん稽古相手をする主人公の二兎。即落ち2コマかよってレベルでやられる主人公コマ連続しかし、デイサービスを利用してる物忘れ気味な祖父稽古相手というのも……当人たる獏じいちゃん普通にいから良いけど、骨とか筋肉を痛めるだろうからと止めるのが一般的ではあるよなという脳内ツッコミが入る。

ただまあ現実問題、脳機能的にこそ要介護認定を受けるレベルだったとしても肉体が未だ頑強な武人だった場合、言うことを下手に聞かないと逆に暴れて怪我人が出そうなので、そういう意味ではライフワークなのであろう武術を続けさせるのは悪いとは言い切れないか問題第一話の時点で他害が出てる事なのだが、まあ恐らく正当防衛というか私人逮捕みたいな状態だったのだろうと解釈する。次。

一転、呆けた顔でデイサービスに向かう獏じいちゃんと、介護に興味を示す二兎。そして学校シーンでの前話での不良やジムの話。主人公基本的情報でも感情でも何でも抱え込むタイプなのが相変わらずである。次。

ヒロインの大牙さん現る。コロコロ表情とかが変わるので、こういう格闘技系のヒロインとしては異色ながら魅力があるのも不思議だ。逆に言うと人の印象が時々で違うリアルさがあるとも言えるか?まあひとまず、こういうヒロインでも誰でも何かしら才能を見初められる系の話はスポーツ系には割りと見られる傾向なように思う。

自分の知ってる作品で言えば「どがしかでん!」とか「タカヤ -閃武学園激闘伝-」あたりも基本、主人公ヒロインなり師範的な誰かに何かしらの才覚を見初められて別の世界に飛び込んでいく……というストーリーラインが出来てるように思う。Web小説界隈で言う「転生もの」とか「追放もの」的な言い方をするなら、「見初められもの」とでも言うのだろうか?

実際問題、「劣等生だけど実は最強」みたいな作品でもヒロイン主人公を褒めちぎったりするので、ティーンエイジャー向けの作品では異性に何かしら見初められたり惚れられたりというのは、一種モチベーションとして成立するのだろうと思わなくもない。作品の閲覧継続にも繋がるのだろう。まあ何でもよい。次。

主人公グラップラーからといって開幕グラップリング勝負を挑むヒロインって正直どうなん?(正直すぎる感想)

まあ総合格闘技で組技ありきな以上、組技それ自体抵抗は無いとしても……その、羞恥心とかですね。ちょっと変な人で済ませるな。

主人公自分コンプレックス理由に乗らないのは良いのか悪いのか……そして今回も示唆コマで終了。これが連続で来るので意外性とか意表を突く感じが本当に無い。もうここまでくると、この良くも悪くも丁寧に次のページ展開を示唆していくのは作風として以降スルーしていこう……次。

ヒロインが野望を示唆したり無駄カリスマ性を発揮しつつ、ようやく主人公が「ちょっと変」から「変な人」に認識シフトする……遅いよ! でも流されてジムまで来る主人公

こういう「主人公を引っ張っていくタイプヒロイン」というと、先程に書いた2作品以外では他に思いつくのがライトノベルの「アリソン」(時雨沢恵一/著)とか『涼宮ハルヒシリーズ』(谷川流/著)しかパッと思いつかないが、どれも初出2000代の作品ヒロイン主人公を引っ張っていく準主人公というか進行役になるのは2000~2010年代の主流なのだろうか?

作者の生まれ1983年と、その年代創作物に触れる機会が多そうなのを鑑みるに、まあこの当たりの流れを引き継いだ作品を作るのは不自然ではない。だからなのか、今回の作品火ノ丸相撲ときと違ってヒロイン描写にかなり力を入れている感じはする。

まあ、どちらにせよティーンエイジャー向けの作品主人公も同年代かつストーリーの軸も成長譚である事が多いため、こういった準主人公的な役割人物もセットでないと話が進めにくいというのもあるのかもしれない。この場合主人公の二兎は自らの精神的な弱点に向き合い、克己していく必要がある。まあ流されなくなるのに期待。

次……と言いたいところだが、一旦ここで〆。

続きはまた明日以降に記述していく。

※今後の展望……

 ひとまず今は無限に思った感想を書き連ねていくだけですが、今後は集英社運営Web漫画投稿サイトジャンプルーキー!」での編集部バッジに倣って、それぞれの話毎に「画力」「構成力」「ストーリー」「演出力」「キャラ」「オリジナリティー」といった要素や、それに加えて(その話数時点での)総合的な感想評価などを書いていければ良いなと考えています

というのも自分創作者志望なところがあり、色々な作品を細かく評価したり分析する視点を養っていこうと考えているからです。無論、養われたからといって実際に創作物を作っていかなければ実力はつかないので、あくま客観的創作を見る訓練という感じですが。

また、感想を書いている作品文字だけで評価するのも難しいところがありますし、他の創作から台詞等を引用する際にも同様に、画像原作なりから引っ張ってこれそうなら出していこうと思っています。その際は「作品名(作者名・話数や副題、ページ数)から引用」といった部分を明確にしていこうとも考えています

(引用する必然性自分文章引用部分の区別主従関係の明瞭化、引用物の出所を明示し修正等を加えない事など。著作権法に従った引用をしていきたく存じます)

他にも何かアップグレードできそうなところはしていきますが、まあ無理のない範囲でやっていこうと思います。それではまた明日以降に……!

2023-09-28

anond:20230927182240

何でその要求主夫結婚しないの? 上昇婚と何一つ関係ないよね、それ。 特に家事育児

欧州大企業の女CEOとか、一体どこに、出産キャリア形成ストップがかかる要素があるのか、教えてもらえるかな?

女が結婚する前から子育てのことまで考えて、ハイスぺ男に群がってるわけねーだろってこっちは言ってるだけなんだよ。

って主張が伝わると思ってるんか?

バカすぎるだろ。

 

ハイスペ女を含めた女全体が結婚後のことを考えていないという主張の根拠に、バカロースペ女を持ち出すところからして、女に対する理解度が低すぎる。

ハイスペ男は将来に対する展望計画がないという主張の根拠に、弱男がソシャゲ可処分所得の多くの割合を当てているって主張してるやつがいたらバカだって分かるよな?

対象を女にした途端わからなくなるようなバカは、女のことわかってないのよ笑

2023-09-27

anond:20230927003549

何を知っとんねんというか、端的に「将来を悲観している」学生にはそういった対応必要じゃないのって言ってんだよ

逮捕された高校生バックボーンなんてのは知らんがな。知ってたらどうだってんだ。無責任なこと言うなってか?

もしその子が真っ暗な人生歩んでるとしたらそれこそ大人の手助けが必要だろうが

ほんで、自分から声上げないんだから先ず大人が声掛けないと駄目だろって話よ

人生とは目の前のことを粛々とこなしていくことです。悲観する必要は無い。でも将来への展望は持て。持たないと広がらない。意に染まないことが目の前にぶら下がって、それをこなす人生になります」って伝えないと

それを聞いた学生子供がどう反応するかは本人次第なんだよ(実際は無理矢理にでも大人が引っ張り上げてやらんといかんのだが)

「将来を悲観していた」

某所某商業施設で客と従業員を切りつけ逮捕された高校生言葉

将来を…悲観?

あのな、将来なんて展望が有るように見えて全然無いんだから

みんな計画を立ててそれに向かって努力したり、なんか良い未来想像したりしてるけど

何の根拠保証も無いんだから

夢想してるのと変わらんのだよ

まあ、この高校生は「計画も立てられないし努力も出来ないし良い未来想像することも出来ない」って状態なんだろうけど

メンタル病んでる状態

でもそんな人間は山の様に居る(自分もそうだし。実際、高校生時分にそういった向日的な思考生き方をしていなかったので現在の結果を迎えているわけだ)

学校先生は忙しいだろうからカウンセラーが教えてやらないと駄目だろ

人生は目の前のことを粛々とこなしていくこと」なんだって

(それを聞くかどうかは本人次第だけれども。しかし、カウンセラー感受性が強い年代に対する言葉けが出来る筈だよな?そうじゃなけりゃ居る意味が無いよな?)

学生ならば、授業を受けテスト対策をし受験対策をする。バイトしなくちゃならないやつはちゃんと働く。部活必須のやつもまあ義務だと思ってやる

ツレとの約束SNSを覗いて情報を得たりするのは余力があったらやればいい

あと、「楽しい」と思うこともちゃんとやって欲しいね。その年で楽しいこと無い方が将来悲観してるよりも問題だわ

その中で「近い未来・遠い未来に対して良い想像が出来ない」ってなったら、どうしてそういう認知状態なのか、歪んでいるんじゃあないかと疑って自分で色々調べろ

そして認知の歪みを矯正し、「マトモ」な人生を歩める様に自分を設定するんだ

現代ネットにそういった情報が溢れかえっているんだからな。真実なんて分からないとしても、何かしら心に響くものも転がっているもの

調べる気力すら無いレベルならもうメンクリ行け

あ、あとはちゃんと飯喰って運動しろ

若いから運動要らないなんて思うなよ?フィジカルあってのメンタルよ。心理的体力は肉体的体力が作るんだ

(偶に運動部なのにメンタル病んでるヤツ居るけど、それはもう別の話になってくるわ。生得的な思考回路や環境に拠る)

2023-09-26

羽田空港授乳室の変質者

早朝、チェックイン前に家族4人で空港第3ターミナル内を歩いていた。

どこの店もシャッターのままだったので展望台に行って飛行機を見たりまだ開いていない江戸小路を歩いたり。

抱っこ紐の中の乳児以外は全員女性で、老齢の母と私32歳と7歳児。

5階2行き、7歳をトイレに行かせて私は抱っこ紐のまま女子トイレ出口で待っていた。

すると、壮年の、スーツではない服装の人がこちらに向かって歩いてきた。

まあトイレに向かうのだろうと思ったら授乳室に真っ直ぐ入っていった。

私はここで変質者だと気付き、やっと手を拭いて出てきた7歳の手を引いて母親に預け、人を探しに行った。

こんな時間まさかとは思うが、万が一授乳室が使用中だったら中の人はさぞ恐ろしいだろうと不安だった。

清掃員を見つけて「すみません、あっちの授乳室に変な人が入っていきました」た伝えると、「……はぁ。」と気のない返事が返ってきた。

清掃員の向こうにいた警備の人に伝えると「えっ!?大丈夫でしたか!?すぐ見に行きます」と確認に行ってくれた。

母親と娘と合流したところで、ドヤドヤと数人の警備員授乳室に入って、当の変質者は軽く押されながら出てきた。

段ボール授乳室の件で男女が言い合っているが、実際に授乳室に入る変質者はいる。

それぞれの大事家族を守るためにも諍いではなく発展的に話が進むことを願う

2023-09-15

ラグビーW杯2023 プール第2週 日本 vs イングランド展望

W杯開幕の2日目、9月10日チリ戦日本代表は初戦を飾り、混戦が予想されるプールDの暫定トップに立った。

4年ぶりのW杯、みんなは楽しめただろうか。


おはようございますこんにちは、こんばんは、レビュー増田です。


9月18日日本時間午前4:00、日本イングランドと対戦する。

今回のW杯フランス開催で時差もあり、試合を追いきれないので、 試合前の予測などを書くか迷ったが、日本代表の初戦に先立って行われた イングランド vs アルゼンチン戦が、観るものをして慄然とせしむる内容であったのと同時に興味深いものでもあり、この相手日本代表がどう戦うか、思案が止まらなくなってしまった。


素人考えではあるけれども、試合予測というのはそれ自体楽しい

みんなとも一緒に、大一番前の井戸端会議を楽しみたい。


件の試合だが、前評判の高いアルゼンチンに対して、不調を囁かれるイングランドは、チームを引っ張る欧州最優秀選手オーウェンファレル出場停止で欠いた上、試合開始3分FLトム・カリーレッドカードを受け、14人での戦いを強いられる。


しかし、ここから先はご存じの通りだろう。

ファレルに代わって出場したSOジョージフォードが前半だけで3本のドロップゴールで一気にアルゼンチンを突き放し、その後も正確なキックを重ねて完全に試合に鍵をかけてしまった。


未明披露されたキック芸術試合を追っていたファンに衝撃を与え、X(旧Twitter)では「ドロップゴール」がトレンド入り。


ひらがな名前女子(?)アカウントまで、ピッタリとしたワンピースから覗く胸の谷間を強調した写真とともに

RTフォローDM送ります

ぷろふ見てね☆


ドロップゴール

ブラント

クラブ


#〇〇凸待ち

などというというポスト投稿するなど、予測できない方向に「ドロップゴール」が飛んでいく事態となった。


さて、前評判の低さも人数のビハインドも跳ね返し、強豪の底力を見せたイングランド日本代表はどう戦っていくのだろう。


大いに話題となったョージ・フォードドロップゴールだが、イングランドがこういったキック披露するのは初めてではない。

2003年オーストラリア大会において、当時のSOジョニー・ウィルキンソンが強力FWの後ろから幾本ものドロップゴールを決め、ウェブエリスカップを初めて北半球にもたらした。

20年ぶりに披露された伝統戦術といったところだ。


直接蹴りこめばいいのなら、ボールを持ち込むより簡単じゃないか、と言いたくなるドロップゴールだが、実際はそう簡単ではない。

前に落としてショートバウンドさせたボールを真っ直ぐ蹴るのはそれだけでも難しく、ゴール正面からの線上でないと入らない。

その上、オンプレー中に蹴るので、相手DF必死に詰めてくる。

SOがプレッシャーを受けないために十分な距離必要で、そのためにはFWが壁を形成し、SHは正確で速く長距離パスほとんど真後ろに投げなくてはいけない。

普段蹴ってないチームが付け焼き刃で蹴って入るものではない。

試合後、ジョージフォードが「ドロップゴールは常にプランにある」とインタビューに答えていたのは驚きだ。


日本はこのドロップゴールに警戒するべきだろうか。

イングランドがとってきそうな戦術とは?


イングランド代表サイド

ドロップゴールは確かに脅威だ。

それだけでなく、正確なキックの全てが恐ろしい。

オンプレー中であれ、ペナルティであれ、ゴールから中央の線上で放たれるイングランドキックは大きなプレッシャーになるだろう。

イングランドからすれば、中央日本陣内の10mまで持ち込めばそれだけで日本圧力を与えられる。


オンプレー中に蹴るだけでなく、キック得点できる状況に持ち込めばいいので、戦術としては南アフリカよろしく接点の後ろからハイパントをあげ、FWをぶつけて落球をさそい、引き摺り込んだスクラムからペナルティをとってキック得点、という方法が考えられる。


実際、日本のアタッキングコーチトニー・ブラウンも「イングランドキックを使ってくる」とコメントしている。

多くの解説者も同様だ。


だが、本当にオンプレー中に頻繁に蹴ってくるだろうか・・・


ハイパントなどのアタッキングキックは、チェイサーをぶち当てることができればノックオンを誘ったり、陣地を前進できる反面、基本的には相手ボールを渡す結果になりやすい。

しかも、相手ナイスな処理ですれ違われて、大きなゲインを許しかねない不確実性がある。


ハイボールの競り合いも強いので、ハイパンも勝算があり、蹴ってくる可能性は十分あるが、体格で勝るイングランドには、もっと低リスク圧力を与える方法がある気がしてならない。

大型FW突破力のあるセンターで、接点の脇で身体を当てながらゴリゴリ前進するだけで、日本にとっては大きな脅威なのではないだろうか。


イングランドCTBリー・ローレンスはこう発言している。

「彼らはボールを動き回すことを好む。私たちは彼らのプレーをそのように認識している」

私たちは彼らの脅威が何か知っているし、それをシャットダウンする計画を持って臨むよ」

日本代表は硬いスクラム、アンストラクチャーな展開から松島のような創造性のあるランナーゲインなどの魅力的な攻撃オプションがあるが、国際的な「日本独自の強み」と認識されているのは、ボール連続に展開する早さだ。

日本は持つと違いを出せるのだ。

なので、持たせない、そう言っているのではないだろうか。


総合すると「イングランドボールを離さず近場を押してくる」「日本の受けをみて、縦の走り込みや展開で一気にランのゲインを狙う」「同時に接点の反則を誘う」というような戦術をメインに、適宜ハイパントなどを絡めてくるというやり方が考えられる。

そして「ディフェンス時にはプレッシャーをかけて日本の攻めを停滞させてキックを蹴らせ、カウンターのランでタックルを外しながらビックゲインを狙う」


実際、自分の同僚のラグビー経験者と話題になった時も「蹴らないんじゃないですかね?普通にやると思いますけど(もちろんドロップゴールも敢えてまでは狙ってこない)」という意見をもらった。

主力を2枚欠いたとて、地力はどう考えてもイングランドの方が上なのだ


日本代表サイド

さあ常にオプション複数持っているイングランドに対して、では日本代表が取れる戦術は?


自分が予想するのは「イングランドの攻める機会と時間を減らす」という戦略だ。

イングランドボールを持っている時の攻めはハードで、簡単には止められない。

さっきもいったとおり、中央付近で少しの侵入も許したくない。

ではどうするかといったら、ボールは1つしかないのだから、こっちに来た時に離さないで、相手の機会と時間を潰してしまえばいいのだ。


まあ要は日本日本伝統戦術で、蹴らずにハイテンポでボールを回し続けて、相手攻撃し続けるという手段があるということだ。


ただ、これは80分続けるには消耗が激しい。

なので、前半の20分くらいまではリスク覚悟で蹴って、身体の衝突を避けたり、危険を伴うが、スクラム時間をかけて、時間当たりで体力が消耗する機会を減らすのではないだろうか。

イングランドスクラム相手を圧殺できるので、時間潰しと引き換えに点数も持っていかれる可能性があるが・・・


60分でなるべくボールを保持したいとして、相手ボールがあったときにはどうするか。

そうなると、なるべく中央侵入を許さないようにしつつ、接点でプレッシャーをかけて、相手の攻めを停滞させ、キックを誘発してボールを獲得する、またはジャッカルを狙う、ということになる。

ハードラックの攻防は不可避であるように思われる。

日本としては、姫野とラピースが間に合いそうなのが朗報だ。


イングランドプレッシャーをかけてキック得点を狙い、日本はダラダラと攻め続けてロースコアでの競り勝ちを狙う。

どちらかのディフェンスラインが決壊すれば、トライが決まり大量得点となる。


どうだろう、自分は双方のこんな作戦を予想したが、みんなはどう予測する?

日本時間早朝キックオフの月曜は、幸い祝日だ。

観戦もしやすいことだろう。

ああだこうだと言い合いながら、大一番を待ちたいと思う。

みんなも是非、予想を楽しんでみてほしい。


anond:20230910223847

2023-09-10

ラグビーW杯2023 9月10日プール第1週 日本 vs チリ レビュー

9月9日開催国フランスニュージーランドの対戦で幕を開けた2023年ラグビーワールドカップ

今日日本代表の初戦となる。


おはようございますこんにちは、こんばんは、レビュー増田です。

みんなとまたラグビーW杯を観られて嬉しいです。

いろいろなことが大きく変わった今回のW杯、変わった点なども含めて、試合レビューしたいと思います


日本所属しているプールDには、もちろん世界で強豪とされるチームが所属しているものの、直近の戦績でランキング上位国が不調だったり、ティア2国の激しい追い上げなどで、突破チームどこになるかというのは予想が難しい。


そんな中で、突破本命と目される2チーム、イングランドアルゼンチンが今朝対戦し、不調に喘いでいたイングランドが9本のキックアルゼンチンを沈めて初戦を飾った。

この戦いでは勝ったイングランドも負けたアルゼンチン勝ち点ボーナスポイントを獲得することができず、強豪2国が他3国に対して最大のアドバンテージは得られない初戦となった。


日本としてはここでチリに勝った上で、4トライ以上取ることができれば、混戦が予測されるプールDに勝ち点5で頭ひとつ抜け出だしたスタートを切ることとなる。

計算上は、そういうことだし、もちろん、まずは取れる最大の結果を目指さなければギリギリ突破さえもおぼつかない、勝負ってそういうものだ。

しかし、そんなに簡単にいくものだろうか・・・


対戦相手チリは、情報が少なく、正直にいうと自分はどれほどのポテンシャルを秘めているかからない。

ただ、W杯に出るチームに簡単相手はいないし、プールDの最後の枠を争うプレーオフで、W杯常連カナダと成長著しいアメリカに得失点で競り勝って出場の椅子を射止めたことは注目しないといけない。

さら情報が少ないというのも勝負において大きなマイナスだ。

2015年大会で、日本南アフリカを破るなんて誰が想像した?


そして対する我らが日本はというと、コロナによる強化の遅れなどにより、4年前から戦力の上積みができているのかというと心許ないところがある。

完成度の荒さを象徴するのが「組んだ回数が強さに直結する」などと言われるスクラムで、直近のテストマッチをみると安定していない。

そのうえ、出場停止のラブスカフニと、コンディション不良の姫野というFW看板2枚を欠いている。

勝ち点5が浮ついた話に聞こえるほど視界不良の船出という感じだ。


1ヶ月に及ぶ予選を突破するため、日本アウェー開催のW杯初戦に、プレッシャーを跳ね除けて勝つだけでなく、少しでもチームの完成度を高め、可能であればうっすら見えるボーナスポイント獲得も視野に入れなくてはならない。

果たして日本は満足できる形で初戦を飾ることができるだろうか。


前半

アカペラ国歌斉唱ののち、トゥルーズ現地時間13:00、チリキックオフで試合が始まった。


コイントスで勝ったチームは勢いをつけるため、ボールを取るのが最近の主流だけど、日本太陽の向きを考え光を背にできるエリアをとった。この選択はどうでるか?

キックオフはエリアを大きく前進できるので、有利になることが多い。

前後半の初めに交代と、点を取られた側がキックオフ権があるので、お互いが機会を最大に活かした場合、交互に有利な状況が巡ってくることになり、他方、一方が相手有利のフェイズを抑え込めればその回数分、勝利を引き寄せることができる。

チリ最初キックオフ後の攻防を制することができなかった日本は6:00にトライを献上してしまった。

直後にその失点後のキックオフでヴァカタワのトライ切り返したが、この取って取られての螺旋はどこかで抜け出さないといけない。


均衡は興味深い、そしてチリにとって不幸な形で崩れた。

具智元の膝にタックルしたチリPRティアスがレイトタックルと見做されイエローカードで一時退出、さら新ルール、8分の審査レッドカード適用もありうるバンカー審査となる。

その後、これも新ルール松島の50:22タッチキック日本が陣地を大きく前進勝ち越しトライを挙げると、勢いに乗る日本攻撃チリは再びバンカー審査つきのイエローカード

日本は1トライを重ねて21-7で前半を折り返した。


展望エントリでも紹介した50:22のタッチキックは、ハーフウェイラインより自陣側で蹴った上で相手22mを越えてワンバウンドで出た正当なキックは、蹴った側のラインアウトで再開されるというもので、大なチャンスメイクができる反面、長距離キック力とそのレベルでの正確性が求められる難しい技術で、日本にはやや不利に働くと思ったが、まさかの大舞台松島が蹴ってきた。

新ルールも絡め前半だけで3トライボーナスポイント獲得した上での勝利にむけて視界が晴れてきた日本に対して、攻めやすい機会を2度逸失し、その上1人を欠いての相手キックオフで後半を迎えることとなったチリ

日本はこの差をさらに大きくできるか、それともチリがまずい状況を跳ね返してくるのか。


後半

時間経過とともに太陽は頂点近くにのぼり、選手の影が短くなる。

後半の太陽はどちらの敵でもなくなった。


キックオフから有利にスタートできる後半で、日本が今度はイエローカードで1人を欠いた上でトライを献上してチャンスを1つ逃すが、ここでまた新ルールが登場、今回からプレースキック時間厳格化され、クロック時間内でショットコンバージョンも蹴らなくてはいけない。

時間ギリギリに蹴ったチリコンバージョンはそれ、不利を跳ね返しかけたチリは2点を上積みできる機会を最大限に生かすことができなかった。


キックオフからあっとう間にリーチトライで取り返し、コンバージョンも取る日本、差はジリジリと開いていく。

自分不安視していた日本スクラムは安定しているし、直前までのテストマッチで以前よりはっきりと改善が見られていた日本ラインアウトも付け入るスキをチリに与えない。


初出場のチリは堂々たるパフォーマンスだ。

かつて「60分までは戦える」と言われていた日本に対し、65分で彼らの脚は動いている。

しかし70分、前を行く日本がついに見えなくなった。

日本に5本目のトライを献上すると、試合最終盤にも日本の新星、ワーナーディアンズにラインをこじ開けられた。

日本 42 - チリ 12


日本試合終了までにとったトライは6本。

初戦に突きつけられた難しい課題に、新ルール太陽の助けを借りて満点の回答を返し、日本勝ち点5でプールDの暫定トップに踊りでた。


素晴らしいアタックで迫り来るチリを退けた日本、次週はプール突破本命イングランドと対戦する。

司令塔オーウェンファレルを欠き、さらレッドカードFLトム・カリーさえ出場できなくなったイングランドはこの情報だけを見れば不利のようだ。

しかし、朝のゲームを見たみんなはそうは思えないのかもしれない。

自分だってそうだ、まさかSOジョージフォードが3本ものドロップゴールを放ち、その脚から得点だけで強豪アルゼンチン試合から蹴り出してしまうとは!

日本は後ろに必殺の飛び道具がチラつくを白い壁を越えて、グループリーグ突破さら勝ち点を上積みできるだろうか。

プールD、第二戦は日本時間9月18日の4:00にキックオフだ。


anond:20230909051354

2023-09-09

ラグビーW杯2023フランスグループリーグプールDの展望

みなさんお久しぶりです。4年ぶりですね、レビュー増田です。

はじめに、いま台風が来ていますので、激しい雨風がある地域に住んでいる方は、どうかお気をつけてください。

みなさんの身体安全や心の安寧は一番大事なことで、W杯といえど所詮スポーツラグビーとは、較べるレベルにもないことです。


さて。

2019年日本大会で日本代表は素晴らしい結果を残し、レビューをしていた自分もみんなと楽しめたことがとても嬉しかった。

そのあとの4年で世界あんなことになるとは思いもしていなかったけど、僕はまたW杯を見ることができるし、みんなもまた楽しめるような状況、心境であるならばいいと思っています

大会、前回のように逐一レビューできるかはわからないけど、みんなが観戦する際の手助けが少しでもできたら嬉しいです。


グループリーグ展望

予選リーグ日本が入ったのはプールD。

このプールオーストラリアウェールズフィジーなどが同居するプールCと並んで、何が起きるかわからない予測不能プールであり、後述するけど、初戦がどう転んでもDは縺れていくと思う。


配置されたのはイングランド日本アルゼンチンサモアチリ

最強豪と見做されるイングランドは、ここ数年不調が続いており、ブチ切れることでおなじみのエディー・ジョーンズHCが責を問われて解任、スティーブボーズウィック氏の元、再出発となった。

こういった交代劇は短期的にはプラスに働くショックとなることも珍しくはないのだが、今のところその兆候は出ていない。

チームを牽引するオーウェンファレルレッドカードペナルティで3戦目まで欠くのも気がかりだ。


もう1チーム、日本の厚い壁となりそうなアルゼンチンは組み合わせ抽選時のプール序列3位は明らかに過小評価で実力で言えばイングランドと同格に近い。

ランキングではイングランドより上位、直近の戦績でもオーストラリアを降し、南アと1点差ゲームを演じるなど、上り調子だ。

ひょっとしたら1位通過の本命アルゼンチンかもしれない。


サモア好調だ。

「チームとしてまとまりがなく反則しやすい」という長年の弱点があったのだが、ニュージーランドオーストラリアフィジー所属する国際プロリーグスーパーラグビーパシフィック代表クローンチームを結成して参加するという強化手法で宿痾を克服してきた。

これは前回大会直前まで日本がとってきた強化手法と一緒で、日本サンウルブズは戦績こそふるわなかったもの、チームの練度は確実に底上げされ、日本代表の前回の成果に一役かった。

今回のサモアは前回のような「罠に嵌めやすいチーム」ではない。


チリは正直なところ情報をあまりもっていないのだけど、アメリカカナダに競り勝って出場を勝ち取っており、これは「えっ」という感じ。

アメリカカナダは強豪でこそないものの弱いチームではないのだ。

チリは1勝をもって帰りたい立場なので、狙うのは日本サモアとなり、初戦の日本に最大限の集中とリソースで挑んでくるように思う。


前回グループリーグ突破の我らが日本はというと、コロナによる強化スタートの遅れ、スーパーラグビーからの除外で強化がうまく進んだとは言い難く、実際の試合をみてもスクラムキャッチパスなどの連携に明らかなほつれが見える。

おまけに初戦はFWの働き者、ピーター・”ラピース”・ラブスカフニをレッドカード出場停止で欠く。

かなり立場が揺らいでいると言えるだろう。


プールDの初戦、日本チリと戦うこととなるが、裏ではイングランドアルゼンチンがまみえる。

本命同士がいきなり潰し合う展開となり、負けたチームは突破のためにもう1敗もできない状況になる。

こうなってくるとサモアがどのチームに取っても厄介だ。

チリ以外の4チームはどこが抜けてもおかしくない混戦になりそうで、なんとしたらしたらチリがこのリーグをかき回す可能性すらある。

初戦と2戦目は特に目が離せない予選リーグとなりそうだ。


初戦のポイントと注目選手

未だ未完成日本代表が波にのれて完成度を高めていけるかは重要で、初戦の開始20分でバタバタと反則を起こさないか最初スクラムが安定するかが注目だ。

日本の注目選手では、リーグワンでの脅威の走力と決定力代表に選出されたCTB長田智希がリザーブで登場する。

FBに抜擢されたセミシ・マシレワも注目したい。

マジックフットと呼ばれる突破力をもつが、ディフェンスに難があると言われてきた。

直近改善されてきたように思うが、とはいえ最後の砦ポジションFB出場になったのは驚きだ。

少し心配もあるが、良さが出ればトライ後の「取って詰めてだす」エガちゃんパフォーマンスがみられるかもしれない。

熱戦を期待するし、できればもちろん日本代表には勝利してほしい。


新ルールについて

ところでラグビーは頻繁にルール改正がされるスポーツで、ここで前回大会から変わったところと影響について解説したい。


ハイタックル

選手安全性を高めるため、ハイタックルに関する審査は年々厳格化されており、今では肩より上に手がかかったと見做されるとペナルティを取られる。

安全性が高まることについて全く異論がないが、2人がかりのダブルタックル相手を止めたい日本にとっては厄介なことで、足元をとめるAと上半身相手の腕ごと殺してパスを出させないようにするB、縦に積まれるBのタックルはどうしても高くなりがちで、より高いタックルスキルと冷静さが求められる。


50:22

前回から全く変わったのがロングキックだ。

サイドのタッチラインから出すタッチキック原則は3つで

    なのだが、これに、

      になるルールが追加された。

      導入当初は「難易度が高すぎてどこまでのチームが戦術に組み込めるのか」と言われていたが、蓋を開けてみると欧州勢ニュージーランド普通に蹴ってくる。

      日本意識したルール改正とは思えないが、筋力に劣る日本にとっては結果として不利に働くルール改正と言えるだろう。

      ただ、非常にスキルフルでスリリングプレーなので、登場すればエキサイティングだ。

      みんなも注目してみてほしい。


      櫻井翔さんについて

      自分としてはみんなの観戦の手助けできればというのがモチベーションなので、この件に関する言及でもし耳目を集めることがあったとしたら、そこは本意ではないのだけれどもなあ、と思うけど、どんな思いのやつが書いてるのかわからない文書ではモヤがちらついてそっちに気がとられるよ、となるといけないなと思うので、櫻井翔さんがアンバサダーを務めることついても考えを少し話しておきたいと思います


      ラグビーは憲章において品位情熱・結束・規律尊重を掲げており、勝つだけでなく、どうあるべきかが重視されています

      性加害が事実認定されたあとも当事者名前を冠している事務所が、説明果たして世に価値観を示すべき態度であれているかどうか未だ疑問が残ります

      櫻井翔さんについてはラグビープレー経験者であり、アンバサダー仕事についてもしっかりとした情熱をもって勤めてくれていたのだと思っています

      そのことを自分は嬉しいです。

      櫻井さんが事象にどう関わりがあったのか自分は未だ一切わかりませんが、少なくとも事務所所属したままアンバサダーを務めることは憲章の価値観そぐわないのではないのかな、と自分は思います


      また、自分SNSタイムラインを追った時、櫻井さんのファンの方々が櫻井さんきっかけでラグビーを観戦してくれていたのも多く目にしました。

      みなさん楽しそうに声援を贈っていらっしゃいました。

      そのようなファンの方が、今どう感じていらっしゃるのかは分かりません。

      櫻井さんがファンを拡大したのは事実であるように思います

      しかし、ラグビーの人気拡大と、人権の加害の問題は、存在する次元が違いすぎて天秤にかけてどちらを取るかというような比較になるべき問題でもないと思います


      櫻井さんファンの方に、ラグビーについてどういう事を言ったりしたり、言わなかったりしなかったりしてほしいかというような事は、烏滸がましくて何もいう事はできません。

      ただ、今回のW杯を楽しんでもらえるなら、自分は嬉しいです。


      ラグビー界側を見ても、日本ラグビーフットボール協会がこの件に関して見解を出さなかったり、意思決定を下して説明をしないのであれば、それは違うのではないかなと思います


      みなさんが最良の選択をしていただけたら良いなと願っています


      さて

      現在9月9日4:49分、開幕戦フランスニュージーランドを観ながら自分はこの展望を書いている。

      フランスキックで逆転した!

      ラグビーW杯は優勝候補同士のシーソーゲームで幕が開けた。

      そして日曜は日本チリ戦だ。

      みんなもどうかこの大会を楽しんでほしい。

      その手助けができればうれしい。

      2023-09-06

      anond:20230905190857

      この医者はかわいそうだが、むしろ例外的であって、医者って激務な割には自殺しないよな

      やはり自分エリートであるという矜持と、最終的には余裕ある生活を送れるという展望があるからかな

      薄給医者レベルの激務やらされて死んでるやつ大杉

      「カネがない男は結婚できない」のは日本だけだった…他の先進国女性も稼ぐため

      結婚ジニ係数は、比較対象の7つの国では日本が最も高い。カネがない男性結婚できない度合いが最も大きい。男性一家を養うべき、というジェンダー観が強いためだろう。女性の側は、結婚すると家事育児をほぼ一手で担うことになり、収入は大きく目減りする。よって、結婚相手男性に高い収入を求めざるを得ない。だがこのご時世、そういう男性は少ない。

      男女平等が進んでいるスウェーデンでは、結婚ジニ係数は小さい。男性の稼ぎのみに依存するのではなく、夫婦二馬力生計を立てていく展望が持てるためだろう。ちなみに7つの国の結婚ジニ係数は、2019年頃の合計特殊出生率マイナス相関関係にある。

      https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/09/post-102574_2.php

      2023-08-23

      AIすごいなー

      標準的洋服歴史的には軍装や作業服カジュアルであるという話と、普段着が全部モンベルになる現象と、スポカジというトレンドをむすびつけて1000字程度のエッセイを書いてください

      ChatGPT

      タイトル: 服装の変遷:軍装と作業服からモンベル、そしてスポカジへ

      服装は、時代文化によって常に変遷してきました。歴史的視点から見れば、標準的洋服の多くは、元々は軍装や作業服から派生したものと言えます。このような変遷を経て、近年では「スポカジ」というトレンドが登場し、新たな服装方向性を示しています。また、普段着が全てモンベルのようなアウトドアブランドになるという未来像も浮かび上がってきました。これらの要素を通じて、服装進化文化的な背景について考察してみましょう。

      歴史的に見ると、多くの洋服は軍装や作業服デザインを元にしています軍隊戦術機能性を重視した服装を開発し、その後これが民間に普及していきました。例えば、ボタンが多く使われるスタイルポケットの配置は、兵士たちのニーズに合わせて考案されたものであり、その後の洋服デザインにも影響を与えました。

      こうした歴史的な影響から進化して、現代では「スポカジ」が注目を集めています。スポカジとは、スポーツウェアカジュアルウェアを組み合わせたスタイルのことを指し、快適さとスタイリッシュさを両立させるトレンドです。これは、現代社会がよりアクティブダイナミックなライフスタイルを求めている影響を反映しています。人々は日常的な活動においても快適な服装を求め、それがスポーツウェアカジュアルウェアの融合という形で表れているのです。

      一方で、未来服装についての展望として、「普段着がすべてモンベルのようなアウトドアブランドになる」という考えも興味深いです。これは、環境への配慮アウトドア活動重要性が高まる中で、機能性とデザインが融合した服装ますます需要を増す可能性を示していますアウトドアブランドは、耐久性や保温性といった要素を重視しつつも、洗練されたデザインを取り入れることで、多くの人々に支持されています

      こうした服装の変遷やトレンドは、社会文化の変化を反映しています歴史的な軍装や作業服カジュアル服装へと変化したように、現代のスポカジも私たち価値観ライフスタイルの変化を映し出しています未来服装についての展望も、環境問題やアクティブ生活への志向性が影響を与えています

      結論として、服装歴史的な背景や社会的な要因によって大きく形作られてきました。軍装や作業服から派生したカジュアル洋服、そして最近ではスポカジというトレンドが、それぞれの時代における価値観需要を反映しています。これから服装は変化し続けるでしょうが、その変遷を通じて私たち文化社会の移り変わりを読み解くことができることは間違いありません。


      https://anond.hatelabo.jp/20230820142921

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