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はてなキーワード: ファタハとは

2023-12-25

anond:20231225171854

イスラエル1970年代から1980年代にかけて、PLOファタハに対抗するために、一部のイスラム主義グループ活動家支援したり、奨励したりしたことが報告されていますしかし、直接的な支援ハマスの台頭に直接つながったという証拠はありません。ハマス起源1987年にさかのぼますが、その形成にはパレスチナ地域政治的社会的背景ファタハへの批判イスラム主義の台頭など多くの要因が影響していますイスラエル過去支援奨励ハマスの台頭に関与しているか専門家歴史家の間でも意見が分かれており、確定した答えがあるわけではありません。」

anond:20231225171505

1967年エジプトとの戦争後にガザ占領したイスラエルは、PLOとその有力派閥であるファタハ世俗国家主義者に対する対抗勢力として、イスラム活動家グループ容認し、時には奨励した。

アンドリュー・ヒギンズ(2009年1月24日)。「イスラエルがどのようにしてハマス誕生に貢献したか」。ウォールストリートジャーナル。2009 年 9 月 26 日のオリジナルからアーカイブ。2010 年8 月 24 日に取得。

https://web.archive.org/web/20090926212507/http://online.wsj.com/article/SB123275572295011847.html

http://archive.org/details/hamaspoliticscha00levi

マシューレビット (2006)。ハマス : ジハードのための政治慈善活動テロリズムデニス・ロスによる序文。ニューヘブン:イェール大学出版局。p. 24.ISBN _ 978-0-300-11053-1。2023 年9 月 26 日に取得-インターネット アーカイブ経由。



前頭悪いんだから自覚した方がいいよ

2023-12-22

anond:20231217183346

>何年もかけてイスラエルを油断させつつ武器を溜め込み、

誤認がある。「何年もかけて」ではない。「2年半にも満たない短期間で」だ。前回の大規模衝突は2021年5月NHK中東解体新書が素晴らしくよく出来たサイト作ってるので貼っておく。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/new-middle-east/gaza-israel-conflict-2021/

当事者の2万字インタビューとか、ハマス反省会とか、10.7攻撃調査報告書とかがあるわけじゃないから断言はできないが、ハマス専門家100人いたら99人は、この衝突の終了後から今回の攻撃計画が始まったと答えるだろう。

>何百人かのイスラエル人や他国の人を殺害し、拉致した。その結果として、イスラエルがマジギレしてパレスチナが壊滅的な被害を受けている。

これは過去の衝突で何回・何十回と起きた事で、意外性はゼロハマスによる攻撃第一報を聞いた国際政治専門家100万人いたら、100万人が(程度の差はあれ)この展開を予想できたはずである

>僕はてっきり二の矢三の矢があるのかと思ったけどそうでもなかった。もしかしてそれをイスラエルに阻止されたの?

あるかないかで言えば、物理的には兵器、例えばロケット弾とかは相当数あったと思われる。ただし、人手が絶対的に足りなく、また、イスラエル空軍が大っぴらに介入してくる状況で、ロケット弾の飽和攻撃(大量一斉発射)は不可能であり、さりとて小規模な発射であれば、それへの対応イスラエルにとっては日常業務であり、阻止されるのは攻撃から誰でも分かっていたはずである普通に考えれば、ハマス第一撃に全力をベットする決断を下し、そして、それは十分な成功を収めたと言える。

>それとも、あの10/7の攻撃が最大の攻撃目標を達成できなかった?

目的が何か、というのを素人部外者深読みしがちであるが、そもそもハマスの存立基盤は(腐敗して頼りならないファタハと違って)反イスラエルを貫き続けることであり、攻撃を行ってイスラエル(がスルーできずに大規模反撃に乗り出す程度)に損害を与えれば、それで「目標を達成でき」たとしか言えない。それに付随した成果・結果は色々とあるが、それは極論すれば外野勝手評論であって、ハマス的には二次的な要素に過ぎない。

たとえばアブラハム合意以来進んでいるイスラエルアラブ諸国の接近の阻止が云々、というのは指摘されがちだが、じゃあ交渉が不調だったら攻撃をしなかったとか、逆に交渉が順調だったら攻撃を早めたのかと言えば、それはどちらも寝言は寝て言えである攻撃が最大の成功を収められるタイミング(それが50年前と同じくヨム・キップルの日になったのは偶然だが必然でもある)に攻撃した、以上の意味は(たとえばそれがハマス人間から出た言葉だったとしても)すべて後付けでしかない。

>あるいは、世界の注目を浴びることが目的だったのならそれは成功はしていると思うけど…

まあ広い意味では目的だとは言える。ハマスが存続するためにはパレスチナの人々(ガザに住む人だけでなく)から支援以外にも、主にイスラムからやってくる経済的な援助や政治的な同情も必要であり、それを得る手っ取り早い手段は、イスラエルに損害を与え、報復攻撃を受けてパレスチナ人が被害を受けることである

残念ながら過去75年間、パレスチナ人は酷い目にあいつづけており、イスラム圏では「同情疲れ」とでも言うべき状況にある。パレスチナ難民の総数は600万人以上で、その大部分が国籍も何もない難民暮らしを強いられ、二級国民未満の扱いに甘んじている。無論、受入側の国にも事情があり、彼らに安易国籍を与えると忽ちそこがパレスチナ人の国となり、そうなるとまず間違いなくイスラエル(とその後ろ楯であるアメリカ)は、パレスチナ問題の「最終的解決」として、西岸ガザパレスチナ人をその国の国民位置づけた上で全員追放してしまうだろう。これは勝手想像ではなく、少なくとも40年前、レーガン政権当時のアメリカイスラエルの一部で、ヨルダンパレスチナ化を和平の手段として探っていた。

話が逸れたが、そういうわけで、パレスチナ問題を人々の意識に浮上させるために、ハマスは「成果」と「被害」を適宜発生させる必要がある。現時点での印象をまとめると、

アメリカの若年層など、事前に想像された以上に反イスラエル感情が噴出したことは予想外の成果。ただし、肝心要のアラブ諸国政府の反応は期待よりも低い」

ぐらいだろうか。ここは詳しく書くとキリがない(過去の反応との差分を全部出す必要がある)ので省く。

>何年もかけて準備した結果、「相手に痛い目見せてやりましたぜ。一矢報いた。その結果俺達ぼろくそやられることになったけど知るもんか」ってことなのかな。この辺が全然からない。

を正しく書き換えると、

わずか2年半の準備でイスラエルに前代未聞の大損害を与えられた。予想通り民衆を大量に巻き込む攻撃を行ってきたが、予想以上に国際世論が反イスラエルに傾いてて正直ビックリアッラーアクバル!」

ぐらいになるだろうか。

2023-10-23

パレスチナ問題を知る良質なドキュメンタリーを紹介しましょう

YouTubeパレスチナイスラエル歴史を学ぼうと思ったら、英語検索するに限る。

(本当はアラビア語ヘブライ語もわかれば最善なのかもしれないけど、ハードルが高すぎる)


ここ数日でたくさんたくさん視聴したので、中でも良質なものを紹介していきたい。

(実際に動画を見ずとも、紹介文だけでも読んでって)


歴史

1920年パレスチナ: もう一方のパレスチナ人の物語 (字幕なし)

Al Jazeera English - Palestine 1920: The Other Side of the Palestinian Story | Al Jazeera World Documentary (47:17)

https://www.youtube.com/watch?v=QUCeQt8zg5o

アルジャジーラによる、パレスチナ人の近代史

今でもユダヤが盛んに引用する、かつてのスローガン土地のない人々のための、人々のいない土地 (A land without a people for a people without a land)」は、シオニストによる幻想である、というのが動画主題だろう。パレスチナ健全経済活動が発展していた証として、1934年地元アラビア語新聞で「鉄道が5分遅れた」ことが報道されているというのが興味深い。

また、「パレスチナ人は国家を持ったことがない」との主張もよく見られるが、それには「今のイスラエルがしているような土地の奪取や抑圧がなかったからだ」という反論もまた定番で、この動画内でもオスマン帝国時代パレスチナ議席を持っていたことが紹介されている。


イスラエル - 国家誕生 (公式英語字幕あり = 自動翻訳日本語字幕に切り替えても精度が高い)

DW Documentary - Israel - Birth of a state | DW Documentary (51:56)

https://www.youtube.com/watch?v=4upvoxP9-kg

11月11日現在動画が非公開になっている。直前までTwitter言及があるので、ごく最近に非公開になったばかりか?ただしチャンネル内のイスラエル関連の動画全体が非公開になっているわけではなく、批判的な内容の動画も残されている。→DW Documentary - Israel Palestine

ドイツ公共放送DWによる、ユダヤ入植者から見た歴史

イスラエル建国イギリスによるお墨付きとしたバルフォア宣言の、但し書きとも言える「もちろん、パレスチナにもともと住んでいる非ユダヤ人の市民的・宗教的権利侵害されるべきではないことは明白である」という一節が、現代にむなしく響いている。

ドイツならホロコーストへの負い目があってもおかしくないとも思えるが、番組としてはユダヤ人のシオニズム批判であるもっとも、「ユダヤ人の排斥」という共通の関心の元に、パレスチナナチスドイツに親交があったという歴史の側面も紹介されている。

なお、動画の公開は今年の5月だったが、ハマスの奇襲攻撃を受けてなのか10月13日動画タイトルが「Birth of a state (国家誕生)」からStory of a contested country (論争を呼ぶ国の物語)」に替えられたあと、10月20日にふたたび元に戻されたという経緯があるようだ。


ヨルダン川西岸地区へのイスラエル人の入植

どうしてイスラエル入植者紛争であることを気に留めないのか (公式英語字幕あり)

Vox - Why Israeli settlements don’t feel like a conflict zone | Settlements Part II (10:56)

https://www.youtube.com/watch?v=B6L9mS9ti6o

アメリカ新興メディアVoxによる、今も進むイスラエル人による西岸地区への入植の解説当事者インタビュー

大きく分けて、イスラエル政府やアメリカ資本支援を受けた大規模な入植事業によるものと、宗教的信念に駆り立てられた個人家族レベル草の根入植が同時に進んでいる。エルサレムを含む西岸地区全体が「神が我々に与えた土地なのだ」という理念が、世俗的な入植動機の建て前としても、シオニズム信奉者の原理主義としても、お上から下々まで一貫していることに恐怖さえ感じる。


エルサレムを巡る戦いの内実 (公式日本語字幕あり)

VICE News - Inside the Battle for Jerusalem (20:30)

https://www.youtube.com/watch?v=ZiSRCPiklhI

アメリカ新興メディアVICEによる、エルサレムにおける強権的な入植活動実態

いわゆる「入植地」とは違って、エルサレムにおいては一軒一軒の家単位での入植が進んでいる。一等地にはパレスチナ人に対して大金提示することもあるようだが、この動画で紹介されているのは、入植者に都合よく作られた法律軍隊に守られて、パレスチナ人を追い出してユダヤ人が住み着いてしまという事例。

イスラエル側の副市長が、悪びれもせず「(イスラム聖地である)岩のドームのある場所に、(ユダヤの悲願である)エルサレムの第三神殿を建てるのが夢だ、我々の世代のうちに」と語っている。


パレスチナ人の暮らし

聖地: イスラエルパレスチナ今日 (公式英語字幕あり)

Rick Steves' Europe - Rick Steves' The Holy Land: Israelis and Palestinians Today (56:46)

https://www.youtube.com/watch?v=wg1unr6eNpQ

ヨーロッパを中心に各国を旅する人気番組。この回では現代イスラエルパレスチナの各地を訪れ、ガイド地元の人々との会話を交えながら、歴史文化を紹介している。

近代戦争歴史ヨルダン川西岸地区での入植や抑圧の問題にもしっかり触れているが、全体としてはイスラエルパレスチナの人々の活気にあふれた明るい側面を見せてくれる点で、YouTubeの中では貴重な資料しかしいっぽうで、このイスラエルパレスチナ回だけコメント欄が閉じられているのは、動画に暗い影を落としている。


イスラエルアパルトヘイトが、いかにして私の故郷破壊したのか (公式英語字幕あり)

AJ+ - How Israeli Apartheid Destroyed My Hometown (23:53)

https://www.youtube.com/watch?v=aEdGcej-6D0

アルジャジーラによる2022年のドキュメンタリーパレスチナ出身の父を持つアメリカ育ちの二世ジャーナリストが、イスラエル隔離政策のせいで変わり果ててしまった父の故郷を訪ねる話。

イスラエルの元軍人の助けを借りて「パレスチナ人立ち入り制限区域」を歩くが、パレスチナ人に対するイスラエル入植者駐留イスラエル軍の露悪的なふるまいは、過去ユダヤ人や黒人に対する差別迫害のものウイグルにも近いと感じる。


パレスチナ暫定首都市長と会おう (ドキュメンタリー映画) (英語字幕ありだがYouTube字幕ではないので日本語翻訳にはできない)

VICE News - Meet the Mayor of the Unofficial Capital of Palestine (Full Documentary) | The Short List (2:13:43)

https://www.youtube.com/watch?v=aDvOnhssTcc

2020年公開の、パレスチナの暫定首都であるラマラの市長の日々に密着したドキュメンタリー映画。本編は1時間30分で、残り40分は監督インタビュー

文化的で明るく楽しい街の一面もたくさん紹介されていて、イスラエル軍による監視や抑圧と自治権移動の自由制限さえなければ、よい街のよい市長だったはずだろう。市役所幹部には女性も多く、先に紹介した旅番組でもパレスチナ大学女子学生のほうが多いと語られていたが、日本より女性社会進出している感がある。

オスマン帝国時代法律のなごりで、イスラム教徒が多数派の中にあって市長キリスト教徒と定められているというのも興味深い。(もともとはオスマン帝国時代からキリスト教徒多数派の街だったらしい)

なお、本題とは関係ないが、映画内の音楽武満徹芸能山城組による日本の曲が多用されていて、特に脈絡もなく日本語の子守歌が流れてきた(30:32)のには驚いた。


ちょっと世界一周してくる。by nojiken - #115【現在進行中の悲劇パレスチナで何が起こっているか僕が見たことを伝えたいと思いますパレスチナ問題はとても根深いです。(エルサレムベツレヘムヘブロン / イスラエルパレスチナ) (30:25)

https://www.youtube.com/watch?v=F9TvfK15k-Y

貴重な日本語動画も1つ紹介しておく。

動画自体2020年の公開だが、前半は歴史解説で、後半は本人による2013年のヨルダン川西岸地区への旅行体験記。イスラエル軍に抑圧された厳しい環境下のパレスチナ人の一般家庭に泊めてもらったりしていて日本人のふつう観光YouTuberの動画とは一線を画している。


まとめ

欧米は親イスラエルだと思われるだろうけど、実際、YouTube上で「再生回数順」で検索する限りは、パレスチナに寄り添った動画のほうがずっと多い

数少ないイスラエル寄りの動画は総じて、聖書2000-3000年前の歴史に触れたあとはパレスチナアラブを悪や下に見ることに主眼が置かれていて、もっとユダヤ人の悲しい歴史や難しい立場で同情を誘うほうが戦略としても優れるのではないかと思うのだが、そうした意味でのプロパガンダにはイスラエルとして興味がないか成功しているとは言えない。

なお、聖書を持ち出すのは非キリストのイチ日本人としては全く理解できないどころか、2000年掛けの土地所有権の主張にはどん引きさえするのだが、イスラエルを支持するアメリカキリスト福音派に対してはこういう話が最も好まれるようだ。なのでこの点は戦略としては正しいのかもしれない。

いっぽう、パレスチナの側は、古い映像では聖戦の主張や過激言動が目立っていたが、2004年にPLO議長アラファトからアッバスに替わったあたりからは、PLOファタハはもちろんハマスからさえ、宗教的な主張はほとんど聞かれなくなり、抑圧から解放自由を主眼に訴えるようになってきている。どれほど意図しているのかはわからないが、これは第三者(特にイスラム圏)の同情を得るという意味では、戦略としてとても成功しているように思う。

しかイスラエルに対してミサイルを撃ち込み続けるハマスも、精度が悪いとはいえ目標軍事施設に限ることはどうしてできないのだろうか。民間人を狙うことの効果が、差し引きでプラスになるとはとても思えないのだが…。


ガザ地区の様子については別の増田を書いているのでご覧いただきたい。

anond:20231017113202 ガザ住民普段暮らしぶりについて調べてみた。


紹介トラバ

anond:20231111160010 NHKスペシャルドキュメント エルサレム前後編)」がすごかった

2023-10-17

ガザ住民普段暮らしぶりについて調べてみた。

異常者さんによる最近パレスチナ情勢の解説 - Togetter

https://togetter.com/li/2238139

調べるきっかけとなった記事

一連の投稿をパッと見ただけでは「実はカタール映像を用いたフェイプロパガンダ」のような可能性まで連想したけど、これが本当にガザなら、同じような暮らしぶりの映像が他にもたくさんあるはずだろうから自分で探してみようと思い立った。


TikTokには不慣れなのでYouTubeにはなってしまうんだけど、Gaza で検索しても戦争以外の動画は本当に少ない。検索結果を再生回数順に並べ替えたり、Gaza vlog検索したりした。


上流階級

ガザの壁の内側の生活とはどんなものか (公式英語字幕あり = 自動翻訳日本語字幕に切り替えても精度が高い)

The New York Times - What Life Is Like on Gaza’s Side of the Fence | The Dispatch (5:08)

https://www.youtube.com/watch?v=JaTMKcYCVmw

2018年投稿だが、冒頭、まさに前掲のTogetterで紹介されていたような豊かな暮らしを思わせる高校卒業式ダンスパーティー(!)の様子が紹介されている。ただし、「これはガザにあるアメリカンインターナショナルスクールで、ごく少数の特権階級の子どもたちだ。そんな彼らでさえ、今後の人生ガザから出られるかはわからない」として。

動画の後半は、イスラエルとの国境付近でのデモの様子。武器を用いない平和的なデモだと主張されているが、火炎瓶手榴弾を投げる者もいて、イスラエルからの反撃でいつも負傷者が出るという。それがわかっているかデモ隊の後ろではあらかじめ救急車が待機しているというのが悲しい。


ガザで訪れるべき場所、5選 (自動生成英語字幕のみ = 自動翻訳日本語字幕も精度は低い)

TRT World - 5 places to visit in Gaza (7:44)

https://www.youtube.com/watch?v=JBo7i-TXy6s

2019年トルコ公共放送による、ガザで訪れるべき場所ベスト5。港、大学戦争墓地、金宝飾店街、高台の木から展望ガザの明るい側面。

このような大学には、特権階級の子どもたちが通うのだろう。(Wikipediaによればガザには4つの大学がある)


中流階級

パレスチナ人としてガザを訪れる (自動生成英語字幕のみ)

DW Documentary - Visiting Gaza Strip as a Palestinian | DW Documentary (25:56)

https://www.youtube.com/watch?v=aJYS6Gf3hgY

2019年DWドイツ公共放送ドイツ帰化したガザ出身パレスチナ人のニダルが、営むカフェを売り渡してまでガザ家族を訪れようとするも、「二度とガザから出られなくなる」ことを恐れて入境あきらめる話。

そもそも彼がガザから出られたのは、イスラエルから砲撃で足を負傷したが、ガザでは手術できる環境にはなく、すぐにエルサレム病院に送られたことがきっかけだった。

ガザで暮らす両親の家は質素に見えるものの、中流以上の階級にはあるのだろう。10人の兄妹のうち7人が大学を出ているが、全員無職だという。父も兄妹も英語を話せる。


この12日間にガザで何が起きたのか? (公式日本語字幕あり)

Suhair [ كورية فلسطينية] - What happen in Gaza in 12 days ? | ايش حصل في بيتنا ؟ ليش ما بنرجع لكوريا ؟ (12:35)

https://www.youtube.com/watch?v=hI2K2SaXkMU

ガザ出身パレスチナ人の父と韓国人の母を持つ、韓国籍女子高校生vlogイスラムアラビア語を学ぶために、小5の時から家族ガザ暮らしている。ここで取り上げた中では唯一の「現地在住YouTuber」と言える。しゃべりは韓国語動画字幕アラビア語だが、YouTube字幕機能では自動生成ではない日本語も用意されている。(僕っ子になっているのがかわいい)

2021年、爆撃で初めて戦争を間近に体験した当時の投稿で、話している最中にも空爆の音が鳴り響いている。動画の後半、休戦が発効した深夜2時の街の歓喜の様子が印象的。(今回の戦争を受けての投稿は、インスタのストーリーに少しだけある)

小4まで韓国暮らしいたこともあってか、ガラスが飛び散った家の様子を見ても、暮らしぶりはどちらかと言えば豊かな方に見える。(追記: 他の動画も見る限り、やや上流階級寄りという感じ。休日にママとおしゃれな海辺のリゾート風カフェで2人合わせて日本円換算1000円の軽食をとっている日本なら場所代も含めて2人で3000円くらいしそう。てかそもそも本人が2022年に銀の盾を獲得するほどのYouTuberなので、それなりの収入があるはずだな)


庶民貧困層

ガザにおける罪と罰 (公式英語字幕あり)

VICE - Crime & Punishment in the Gaza Strip with Suroosh Alvi (33:41)

https://www.youtube.com/watch?v=RWJFC98jPrQ

2007年ハマスガザ統治するようになってから4年後の2011年撮影エジプトから入境して、ハマス広報官へのインタビュー警察刑務所不発弾の爆破などを取材しているが、途中途中の町並みなどで、庶民暮らしぶりも垣間見える。

ハマスに反対する立場の(ファタハのほうがマシだという)女性活動家も登場していて、最後取材陣と共にエジプトに逃れたかったようだが、検問拒否されてしまった。


8bitNewsJun Hori〉 - 【国際人道支援】封鎖が続くパレスチナガザ地区でただひたすらに支援を続ける日本人 (19:11)

https://www.youtube.com/watch?v=teeyV4Yn7gA

日本語2017年ガザの人々に、栄養食事改善知識を広める支援を続ける日本女性貧困地域の様子がわかる。

国連学校攻撃を受けたと語られているが、イスラエルの言い分としてはハマス国連学校にまで軍事施設を隠していた、ということなのだろうか。

現地ガイドと思われる男性が、ユダヤ人との共存模索すべきだという平和的な考えを語っているのが救い。


上流~庶民まで

TBS NEWS DIG Powered by JNN - 【LIVEパレスチナ自治区ガザから配信 #WORLDNOW (2021年5月26日) Live stream from Gaza (1:28:20)

https://www.youtube.com/watch?v=o5V6l7r0dfM

日本語2021年の生配信記者らが泊まった高級ホテルから市街地一般的庶民暮らしぶり、病院、ビーチなど。そのほか、1時間半の配信なので、記者の肌感覚を通したガザの様子がよく伝わってくる。

イスラエルによる爆撃現場はこの映像に限らずたくさん見かけるが、どれひとつとして「ほら、がれきの下からこんな軍事設備が」といった報道を、イスラエルからの主張も含めて、見かけない。この動画内でも「せめて根拠を示すべきだ」と語られている。百歩譲って諜報戦略上の秘密を漏らしたくないにしても、100回爆撃したなら1ヵ所くらいは広報用にアピールしたっていいのではないか

2023-10-15

中東もう少し調べた

https://anond.hatelabo.jp/otihateten3510/edit?id=20231014125025

 

ハマス目的

北朝鮮のような戦争ビジネスをやっている節があるらしい

ガザ地区攻撃されると支援金が集まるため、それがまた軍備に充てられている

 

ファタハはなぜ負けたか

ガザファタハが負けたのは汚職問題があったか

支援金の着服などがありガザが勝ってしまった

 

イランの思惑

イランは今回の奇襲にさほど関わっていないんじゃないかという説

なぜならレバノン側が同調していないか

 

ガザ地区以外

イスラエル内のパレスチナ人2割

ヨルダン川西岸地区パレスチナ人300万人

これがどうなるかは不明、一応ファタハ統治している

 

なんかアフリカと起きてること似てるな

あとは北朝鮮にも似ている、構ってちゃん的な

ハマスもっと勝算があるのかと思った

ハマス殲滅したところで次の世代は壁の外を見たことない層なんだよね

一生終わらんわ、北朝鮮より出口が見えない

ハマス殲滅しすぎるとより過激な人らが出てくるらしい、なんか害虫とか病原菌みたいだな

イスラエルハマスガザ攻撃民間人犠牲が出るのはWin-Win

ハマス

イスラエル攻撃イスラエルから攻撃されることが存在意義ファタハとの違い)でそれをアピールしないと他のアラブ人から資金が集まらない

・よって反撃を受けやすいようにイスラエル攻撃する際も軍民問わず攻撃する。

イスラエルから攻撃される際に民間人にも犠牲者が出た方がイスラエル非道喧伝やす

・よってハマス軍事拠点学校病院偽装したり、または同居させる

イスラエル

ハマス軍事拠点民間施設内部にある以上まとめて攻撃せざるを得ない(これ自体戦時国際法合法

・それを口実にしておけば無差別攻撃しても言い訳が立ちやすい(テロリストと誤認しての民間人攻撃ギリギリグレーだけど無差別は完全違法で)

ガザ地区からパレスチナ人を追い出したいのだから民間人犠牲が出ることを喧伝したい

うん両者の想いがかみあっててWin-Winだね

相思相愛とも言える

そもそも民間人犠牲が出る(戦闘に巻き込まれるだけじゃなくテロリスト民間人の厳格な判断なんてできない)から戦時国際法上もテロリスト保護されないんだけど、その理屈を双方が活用しているとも言える

2023-10-14

北朝鮮ハマス武器供与していない

NKニュース北朝鮮ハマス武器供与可能

イスラエルへの攻撃中、ハマス過激派北朝鮮製の武器使用したとされる。これは、イスラエル国防軍(IDF)が公開した鹵獲兵器写真専門家分析によって示された、とポータルNKニュースは書いている

写真では、イスラエル兵士北朝鮮製F-7手榴弾発射装置用に鹵獲した手榴弾について話し合っている。

「このモデルソ連の有名な携帯手榴弾発射装置RPG-7ベースにしているが、北朝鮮の弾には弾頭の周りに真っ赤な線が入っている」と軍事専門家のジョスト・オレマンスは言う。

同氏によると、北朝鮮政権政治的に協力している中東諸国では、同様の手榴弾発射装置とその弾薬が「定期的に出現」しているという。しかし、北朝鮮兵器使用はまだ直接の供与を示すものではないとオリマンズ氏は強調する。

アナリストによると、同グループパレスチナ人北朝鮮の間の仲介役を務めたイランや、他の武器供給である可能性のあるエジプトシリアからこうした武器供給された可能性があるという。

NKニュース記者たちは2021年北朝鮮ハマスの協力について報じた。北朝鮮の前指導者金正日氏は駐平壌パレスチナ大使ムスタファ・サファリニ氏の個人的な友人であり、ファタハ運動指導者ヤセル・アラファト氏は数回平壌訪問し、金一家を「重要同盟国」とみなした。シオニズムとの戦いだ。」

1970年から1990年にかけて、北朝鮮軍は、1972年ミュンヘンオリンピックテロ攻撃を行った「黒い九月」グループメンバーを含む多数のパレスチナ過激派を訓練した、とポータルコラムニストベンジャミンヤング氏は指摘する。

2014年イギリスジャーナリスト、コン・コフリンは、イスラエル軍事技術者の話として、ガザ地区の地下にトンネル建設するためのミサイル通信機器技術と引き換えにハマス北朝鮮に数十万ドルを支払ったと述べた。

同年、分析OSINTポータルオリックスは、北朝鮮第三国艦艇を通じてカッサム旅団ファゴット対戦車ミサイルシステムの現地モデル供給していること、また北朝鮮製の対戦車誘導ミサイルミサイル販売される可能性があることについて書いた。パレスチナ人に携行可能な対空ミサイルシステム

北朝鮮中央通信社(KCNA)のコラムニスト、リ・グァンソン氏は10月13日掲載したコラムで、パレスチナ組織との関係に関する疑惑をすべて否定した。

「米政府に雇われたメディア似非専門家は、イスラエルへの攻撃に「北朝鮮兵器」が使用される可能性について、捏造された根拠のないバージョンを広めている。これは、<...>我々が「外交的脅威戦略」を使用するという不合理な偽情報である。 」と地域の緊張を悪化させている。米国邪悪意図は明らかだ」と彼は書いた。

  1. 10月7日ハマスはアルアクサ作戦を発表した。イスラエル領土ロケット弾攻撃を受け、過激派組織ガザ地区との境界地域侵入し、人々を殺害したり人質にしたりした。イスラエル国防軍は軍事作戦「鉄の剣」を発動し、ガザの完全封鎖を発表することで対抗した。
  2. 10月13日午後、イスラエル攻撃開始以来1,300人が死亡、3,400人が負傷したと発表した。パレスチナ保健省は、ガザ地区で1週間に1845人が死亡、少なくとも6700人が負傷したと報告した。
  3. 同じ日、ロシアウラジーミル・プーチン大統領は、イスラエルは「その残忍さにおいて前例のない攻撃」を受けており、保護される権利があると述べた。しかし、パレスチナイスラエル紛争交渉によってのみ解決できる、とロシア指導者は信じている。

NK News: Северная Корея может поставлять оружие ХАМАС RTVI

ヨーロッパ - パレスチナ - イスラエル:最悪のシナリオ

エレナ・カラエワ

 ブリュッセルでは、行政当局(フォン・デア・ライエン欧州委員長)と立法当局(メツォラ欧州議会議長)の大幹部が前日イスラエルに赴き、現地で言われているように「正しい側」を選択しようと常に努力している。歴史。" 「歴史の右側」は常に変化しているため、その試みはほとんどの場合失敗します。それは欧州エリート自身ビジネス上の利益関係、そして大西洋の反対側から欧州連合の立場がどのように見られるかによって決まります

 ブリュッセルでは、行政当局(フォン・デア・ライエン欧州委員長)と立法当局(メツォラ欧州議会議長)の大幹部が前日イスラエルに赴き、現地で言われているように「正しい側」を選択しようと常に努力している。歴史。" 「歴史の右側」は常に変化しているため、その試みはほとんどの場合失敗します。それは欧州エリート自身ビジネス上の利益関係、そして大西洋の反対側から欧州連合の立場がどのように見られるかによって決まります

現代西ヨーロッパ政治圏は、大陸自体地球規模の両方で軍事紛争可能性を排除し、紛争当事者の一人になるという誘惑を避けるために、建国の父たちによって考案されました。

 避雷針かかし、そしてパートタイムの「悪者」の役割ソ連が演じた。彼らは「悪いロシア人から資源を買ったが、イデオロギー的には我々と戦った。

 「レッドプロジェクト」が存在しなくなるとすぐに、EUは途方に暮れました - 敵は敗北し、同じ規模のものは他にありませんでしたが、大陸を見回して今は戦う必要があると判断しました「ソ連の影響が残っている」ため、ブリュッセルバルカン半島を揺るがし始めた。彼らはユーゴスラビア内戦とSFRYと呼ばれる国の消滅まで揺れ動いた。そして彼らはしばらく静かになりました。バルカン半島の緊張の原因は、とりわけ ロシアの援助により、少なくとも緩和された。

 同時に、イスラエル責任ある政治家たちは、オスロ合意として歴史に残る協定パレスチナ人と締結した。この文書の主な考え方は、領土と引き換えの平和原則と、国連の二国家決議へのコミットメント宣言でした。

 少なくとも表面的には平穏中東は、混乱から金儲けをする者にとってはビジネス上の利益のための死刑宣告だ。状況を血なまぐさい絶対的ものにする必要があり、それは緊急に必要でした。パレスチナとの協定締結から2年後、和平プロセス立案者の一人、イツハク・ラビン暗殺された。そしてそれよりも早く、ノルウェー調停者を通じた和平交渉が始まったことを知り、ラビン同意しない人々は相手側と浮気し始めた。これもパレスチナ人代表だが、アラファトとは違って狂信的だった。その後、この運動ハマスという名前になりました。

 当時、外交政策において少なくとも独立の見かけを保持していたヨーロッパ政治家たちは、アラファトと彼のファタハ運動代表されるパレスチナ財政的に積極的支援した。まず第一に、選挙でのイスラム教徒投票石油とガスの供給の両方が重要だったため、自己保存の感覚からです。旧世界グランドマスターたちは巧みに操縦することで、好き嫌いバランスを保つことに成功した。「ヨーロッパ反ユダヤ主義」の非難は時折聞かれましたが、公開および非公開の議論において妥協点を見つけることは可能でした。

(編注:これは事実ハマスを作ったのは欧米

 しかし、白と黒チェッカーボードの前に座って、その上で駒を動かしている人々は、大西洋パートナーがすべての「シチリア守備」よりもバールの一撃を好むとは知りませんでした。自分自身コストが最小限に抑えられ、他人の血が最大限に流されるように。なぜなら、その方がビジネスがやりやすいからです。重要なことは、適切な瞬間を選択することです。そして打撃を正確に計算します。実際、EUパートナーである米国外交政策全体は、結局は際限のない暴力であり、米国政府にはそれ以外に手段がなかったのです。

 現在中東危機により、ヨーロッパ諸国は、パレスチナとの関係維持が必要な和平交渉の試みからも、これまでのところ撤退余儀なくされている。ブリュッセルは、米国同盟国の対イスラエル義務が履行されていないという事実を見て見ぬふりをした。アメリカNSA地球全体の声に耳を傾けていることは、この意思決定センターではないにしても、どこでよく知られているでしょうか。たとえワシントンに徹底的に忠誠を誓っている彼らにとってさえも、何らかの理由アメリカがその意見を聞いていることを排除するのは困難です。国家安全保障局は、軍やハマス政治指導者とみなした人々の意見に耳を傾けなかった。そして彼女は盗聴データイスラエル当局に報告しなかった。

 同様に、かなり大規模なユダヤ人イスラム教徒コミュニティを擁し、新たな難民の波の可能性を考慮に入れても、欧州連合が単純に内部から引き裂かれる可能性があることをワシントン理解していないとは考えにくい。そして、この危険は、アラブ東の産油国が、いわば地政学的な方向性の変化を理由EU禁輸措置を課した場合、同じ石油製品が不足するのと同じくらい重大である

 状況がさら悪化し、さらに多くの死傷者と流血が発生した場合アメリカはいとも簡単EUからスケープゴートを作ることができる 。

 私たちはこれがどのように起こるのかを見てきました。ワシントンは十分な経験を蓄積しています

 はい、これまでのところ、これは恐ろしい仮説のように見えますしかし、同じくらい信じられないのは、ハマスが千人以上のイスラエル人を殺害し、数百人を人質に取るという想定だった。したがって、かつては外交上機知に富んだ奇跡を示す方法を知っていた欧州は、明らかに、最悪のシナリオに基づいて、最悪のシナリオに従って、ブロック内での出来事の展開に備える必要があるようだ。

Европа — Палестина — Израиль: по худшему из сценариев RIA Novosi

中東問題にわかが3日で得た知識をまとめる

間違ってたら教えて 

 

登場人物

パレスチナ人:昔から住んでる、イスラム教軍事力ある

ユダヤ人:大昔住んでた出戻り、ユダヤ教

 

ファタハ穏健派パレスチナ人

ハマス過激派パレスチナ人

 

欧米パレスチナ寄り

アラブ諸国パレスチナ寄り

エジプトサウジアラビアシリアヨルダンイラクレバノン

国連中立だがイスラエル寄り

 

登場地域

イスラエルユダヤ人の国

ヨルダン沿岸西武パレスチナ人の国(主にファタハ

ガザ地区パレスチナ人の国(主にハマス

エルサレムユダヤ教イスラム教キリスト教聖地

 

この地域地図で見るとわかるが地理的重要場所すぎる

 

時系列

大昔は割愛

 

1.第一次世界大戦

ユダヤ人ナチス迫害される

イギリスが三枚舌外交ユダヤ人イスラエル建国約束アラブ人アラブ人国家設立約束ロシアなどに分割統治約束

結果こじれる

イスラエルは帰還法を制定し、ユダヤ人であれば誰でもイスラエル人になれるようにした

 

2.国連が国を両陣営で分割することを提案

イスラエルに有利だったので結果こじれる

 

3.イランイラク戦争が勃発し中東放置される

後ろ盾がなくなったため

 

4.オスロ合意にてイスラエルパレスチナ解放機構(PLO)が和平合意

これが1993年

しかし、両陣営に和平を望まない勢力が居て小競り合いが続く

 

5.和平派だったイスラエルラビン首相暗殺される

これが1995年

 

6.徐々にイスラエルパレスチナ自治区侵略し始め、壁が建設され、パレスチナ人が追いやられる

パレスチナ人ストレスがかかっていく

 

7.ハマス暴走、応戦してイスラエル地上戦を始めた(今ここ)

 

陣営スタンスモチベーション

イスラエルガザ地区絶許、ただやってることがホロコーストみたいになってる、もちろん穏健派も居る

パレスチナ人:我々はハマスではない、とするもハマス否定もできない(イスラエルへの鬱憤からか?)

ハマス徹底抗戦

アラブ諸国:一応パレスチナ人応援する立場だけど消極的

欧米:一応イスラエル応援する立場だけど消極的

日本アラブ諸国への石油依存度も高く、当事者ではないのでかなり中立、実はパレスチナ人支援も割りとしてる

 

今後どうなるか

地上戦が数ヶ月続くと見られる(ガザ地区は地下が深いらしいのと、ハマスの今回の動きが計画的から

ゲリラ戦であるため、ガザ地区一般市民ハマスに協力すると見られ、非戦闘員に多数の死者が出ると見られる

エジプトへの人道回廊が作られる可能性も少しあるが、エジプトにとってメリットがないのと、エジプトに入ったらガザ地区へ戻れない可能性が高いとのことで、どちらにせよ結局ガザ地区に留まる人が多いのではないかという予想がされている

なお人質救出は無理そう

 

その他情報

ヨルダン川西岸地区:約380万人(うちユダヤ人70万人)

ガザ地区:約200万人

イスラエル人:930万人

 

なおパレスチナは130ヶ国以上で国として認められている、日本未承認

 

所感

あまちにも詰んでる、本格的に地獄になりそう

2021-05-18

anond:20210518122332

色々と背景知識の不足が目立つので、反論も含めて記しておく。

まず「ハマースによる『ロケット弾攻撃』も非難されるべき」という点だが、そもそもの話として、イスラエルが数次にわたる国連安保理決議を無視して領土拡張侵食を続けているのは明白な事実。そして国土への侵略に対する自衛権国際法でも認められており、ハマースによる攻撃を「自衛権行使」と見なすことも可能ではある。なお、日本報道では「ロケット弾」とされているが、実態は「パイプ爆弾」に近いもので、危険とはいえ殺傷力もさしたるものではなく、しかイスラエルは「アイアン・ドーム」等の防空システムを備えている。

また、「ハマースは本当に住民から支持されているのか」との疑問に対しては、もともとハマースはエジプトの「ムスリム同胞団」の影響下にあった組織で、当初はムスリムへの民生支援目的とした組織であり(現在でも組織としては民生部門軍事部門)、武装闘争を本格化させたのは後からの話である

ヨルダン川西岸地区ガザ地区地理的に離れており、人口西岸地区の方がやや多いため、自治政府議長(=大統領)はファタハから選出される一方、「西岸ファタハガザハマース」で棲み分けする形となっていた。一時期、ファタハが歩み寄りのため、首相(=大統領任命権がある)をハマーから選んだこともある(イスマイル・ハニーヤ、2006-07)。しかし近年、イスラエルの「入植地」による侵食が一向に止まらず、さらファタハ執行部の長期にわたる腐敗・汚職により西岸地区でも住民の支持を失いつつあり、いま選挙をやれば、パレスチナ全体でもハマースの勝利が確実視されている。それはファタハとしても困るし、イスラエルとしては今まで何度も暗殺作戦武力行使対象としてきた「テロリストであるハマースを、今さら交渉相手とするのは難しい。そうした"利害の一致"があって、パレスチナでの自治政府議長選挙は、2006年を最後に行われていない。

選挙をやっていない」という点ではイスラエル他所批判できず、2018年12月にクネセト(=国会)が解散されて以降、ここまで4回の選挙を行ったが、いまだ内閣正式に発足していない(=連立工作に失敗し続けている。完全比例代表制なので単独政権が難しいことに加え、ベンヤミンネタニヤフの汚職疑惑も影響)。つまり現状のネタニヤフ政権は、実態としては「汚職疑惑で訴追された人物が率いる選挙管理内閣」であり、そもそも今回のような軍事作戦行使する権限があるのか?という問題点もある。

本気でハマースを殲滅させるつもりなら、いずれ地上での掃討戦を始める必要があるのだが、地上作戦兵士拉致される可能性がある(=ハマースとしては捕虜交換の取引材料にできるので、なるべく生け捕りしたい)上に、パレスチナ自治区では新型コロナワクチンの接種が殆ど進んでいない、という事情もある。また、掃討作戦兵士を割けば、当然ながらレバノンシリア国境防備が薄くなるため、何かしら攻撃を仕掛けられる可能性も否定できない。さら最近イエメンのホウシ派が「ハマースと共闘する」旨の声明を出しており、長距離ミサイル、あるいはドローンでの攻撃後者サウジアラビア相手に実績あり)があるのでは?とすら取り沙汰されている。そこまで大きな影響を及ぼしかねない作戦を決定する権限が「選挙管理内閣」に許されるべきか?という点は、いずれ禍根となるのではないか

<ちなみに、レバノンのヒズブッラー、およびシリアイラン革命防衛隊ともイスラームシーア派の影響下にあり、スンナ派系の組織であるハマースとは、もともと折り合いが悪かった。だが、ハマースの軍事部門をヒズブッラー指導したことさらハマー創設者のアフマド・ヤーシーンが04年、イスラエル軍に爆殺されたこから、今では関係が強化されている>

軍事作戦正当性に関しては、「テロリスト」の潜伏地点をピンポイントで爆撃する能力を誇示するより、まず逮捕収監することを目指すべきではないのか?という批判もある。武力においては圧倒的な差がある以上、「逮捕を試みるのは危険」という主張は、常識的には受け入れられないだろう。イスラエルでは通常犯罪に対して死刑適用していないこともあり、「テロリスト」に対する司法手続きを避けたいだけなのでは?とも指摘されている。

また、いまイスラエル国内では、アラブ系住民へのヘイトクライムや、過剰な警察行使問題になっている(アラブ系住民からの反撃も多少は起きている)。それは、かつてユダヤ人が「ユダヤ人から」という理由差別暴力対象とされてきた歴史を、今度は加害者として繰り返している、とも見なせる。イスラエル以外で暮らすユダヤ系世界全体では多数派)にとっては、同胞ネオナチと大差ない振る舞いに及んでいること、またイスラエル実質的な「アパルトヘイト国家」と化していることを、倫理的観点から批判する向きも多い。

ネタニヤフも既に71歳であり、当座は人気を維持できたとしても、長期政権を担うのは無理だろう。となると後継者問題となるが、そこで更に強硬派人物が台頭してきた場合国際世論の潮目が変わってくるのでは?という懸念は、決して否定しきれないように思われる。

anond:20210518141108

しかネタニヤフはイスラエル保守派からすると生ぬるいらしく闇が深い

ファタハやらかし国民からそっぽ向かれたのがそもそもだけども

ガザ地区国連委任統治領にすべきでは?

ガザ地区実効支配するテロ組織ハマスイスラエルの、ハマスによる先制ロケット弾攻撃に端を発した武力衝突について、一つの疑問があるのだけれどニュースソースを追っても疑問は解消されない。

ガザ地区住民は、ハマス支配を歓迎しているのが多数派なのか?」というのが、俺が持つ疑問だ。

軽くハマスがもたらす被害を列挙してみると

という感じで、ハマスガザ地区実効支配することによって、ガザ地区パレスチナ人は不幸になっているとしか思えない。

宗教対立的な側面から過激派テロ組織ユダヤ教徒から聖地エルサレムを守る守護者的な言われ方もするが、実際にはハマスエルサレムにもロケット弾を撃ち込んでいる。

これらのことを考えてみると、ISIS同様に武力と恐怖でガザ地区支配しているだけで、住民に支持されているとは、到底思えないんだよな。

ハマス住民戦死者を出すことを戦略にしつつ、住民に与えられた支援戦闘継続し、地区インフラ疲弊させていっている、こんな酷い話はない。



そもそも問題として、パレスチナ西岸地区ガザ地区飛び地になっており、PLOファタハが、ガザ地区支配するハマスを抑えるだけの力を行使できない事も問題であるように思う。

ハマスファタハガザ地区武力衝突内戦をやってるのだけれど、地理的問題からしてもファタハ実効支配を取り戻すのは、イスラエル国連の強力なくしては難しいだろう。

歴史的な経緯から言って、イスラエルガザ地区接収するとしたら、ガザ地区住民は段階的に追い出されて難民化するしかないだろうし、

となれば、最も中立的国連軍がハマス実効支配を終わらせて、インフラの整備や経済復興支援するのがいいのではないかと思う。




もしもピー委員会が決めた、パレスチナ85%案をパレスチナ人が受け入れていれば、イスラエルが逆に飛び地しかもたない弱い国家になっていた。

その後、国連案でイスラエルが56%となった分割案で、現在パレスチナ飛び地支配の基礎が出来てしまってるけど、飛び地状態なのが残酷すぎるとは思う。

だが、独立宣言したイスラエルが気に入らないと、パレスチナ自治区含むアラブ諸国しかけた第一次中東戦争アラブ側が負け、その後も負け続けた事もある。

それだけにパレスチナ一方的被害であるとは思わないが、ガザ地区住民はかなり悲惨立場に置かれてると思う。

このガザ地区住民にとって酷い状況を改善するためにはハマスを追い出すしかないだろうと思うんだがなぁ。

まぁ話によると、今選挙をやるとファタハハマスに負け、アッバス議長議長の座を退くことになるから贈収賄疑惑政権を失いそうなネタニヤフ同様に、ハマスイスラエル武力衝突しているのはPLOにとっても好都合という位だから

パレスチナ自治区民はハマスを支持しているということなのかもしれない。であれば、イスラエルの反撃で建物破壊され、死者が出る状況はパレスチナ自治区民が望んだものとして覚悟して受け入れるべきものかもしれん。

あんだけ国をめちゃくちゃにしてるタリバンすら、アフガニスタンでは歓迎されている訳だからイスラム教徒には非合理すぎて理解しがたい側面があるわ。

多くの日本人は興味がないかパレスチナ可哀そう以外のストーリーで受け入れないのだろうけど、この問題はどっちが一方的に悪いと言えるほどシンプルではない。パレスチナも十分に愚かで、間違ってる。

2009-02-02

http://anond.hatelabo.jp/20090202025109

チキンと言うかね。パレスチナ問題は、font-daさんが思ってるほど簡単じゃない、というかそうすっぱり割り切れる問題じゃない。

イスラエルは確かに問題だ。やってたことはまさに虐殺だった。しかし、font-daさんが言うまさに政治的に見ようとした瞬間にさ、パレスチナの人々とひとくくりにできっこないし、それにイスラエルアラブ人が多いのは常識だと思ってたんだが。それとか、ファタハが裏でイスラエルとつるんでハマスの幹部殺害に一枚かんでるらしいだとか、そういう部分がきれいさっぱり抜け落ちてるように見える。

そういう話と村上春樹と絡めて語るのは、僕はどうかと思ったがなあ。なんというか。片想いの相手に想いをぶつけてるみたいだけども、という感じかな。文学政治性が、しらないうちに倫理性にすり替わってる。それで辞退しろといわれてもね。

行動をというのは簡単だ。チキンだと馬鹿にするのもいいだろう。村上春樹が実際どうするのか知らないけども、でもあのエントリもずいぶん勝手な議論だなあとは思ったね。

2009-01-09

イスラエルがかわいそうになってきたよ

機械化した軍隊市民が住む街を責め立てている国にかわいそうもへったくれもないもんだが。かつて「エイリアン2」を見た女子大生が「エイリアンマザーがかわいそう」って言ったらしいわ。

ちょっとばかし昔の、ほんのひとときの中東和平時代のイスラエルを知っているので、少し落ち着いたら何か書こうと思っていたのだが、勧善懲悪ブログが目にはいって泣けてきたわ。イスラエルパレスチナ問題の難しいところは、中東和平時代、イスラエルの穏健派が国内世論を説き伏せて宥和政策をとったにもかかわらず、暴力が無くならなかったってことにある。穏健派は国内に対する面目丸つぶれ。そのうち、穏健派が頼っていたラビンが、こともあろうにイスラエル人に暗殺されてしまった。ラビン戦争の英雄でイスラエル人から尊敬されていたから「ラビンが言うなら、譲歩するか」と言っていた対パレスチナ強行派を抑えられなくなった。イスラエルの穏健派としては、なんとしてもパレスチナ側の英雄アラファトパレスチナを軟着陸させてもらいたかったが、アラファトパレスチナを穏健化出来ないまま黄泉路に発ってしまった。

ところで、他国から終わらない暴力国民にふるわれ続けたらどうする。

長く続く相互暴力ってのは、話し合いで終わらせるのが難しい。どちらも「俺の親父は奴らに殺された」「私の子供はあいつらに殺された」なんて国民を山ほど抱えている。どちらも、相手から理不尽暴力を受けていると思っている。終わらせるなら、双方が歯を食いしばって怒りを飲み込むしかない。両方を満足させるなんて出来ない。両方を泣き寝入りさせることができるだけだ。

結局、中東和平は水に流れた。両国トップの思惑ははずれて、パレスチナ側の憎悪を抑えることが出来なかった。それでパレスチナを責められるかというと、俺はそんなに潔白な人間じゃねーよ。たいていの小競り合いは些細なことがきっかけだったろうし。ただ言えるのは、パレスチナは無垢で無力な被害者なんかじゃなく、暴力をふるう当事者の立場を降りなかったってこと。

http://d.hatena.ne.jp/m_debugger/20090108/1231411955

物事を簡単に断じることのできる頭の悪い奴にとって、戦争なんて簡単なことだ。そいつが嫌いな方が悪い。パレスチナロケット弾攻撃を加えたのが引き金になったとしても、「そんなのカンケーネー」で終わり。こいつのブログ読んでると、パレスチナ聖人君子の集まりみたいだな。イスラエルに撃ち込まれたロケット弾ってのは、あれは空から勝手に降ってきた天変地異かなにかなのか?

ハマス政治指導者のひとりであるニザール・ラヤンは、7人の子どもを含む家族もろともイスラエル軍に殺された。政治家暗殺されても政治は傷つかないというのは素敵なアイディアだ。このアイディア採用すれば、ジャーナリストが殺されても言論の自由は不滅です。

本当に、頭の悪い奴はうらやましい。こんな歪曲、おれだったら恥ずかしくて赤面モノだ。ハマス政治の柱の一つは戦闘だろうが、同志が死ねば殉教者になり、かつ国外からの支持を取り付けられる。政治の中でも憎悪と戦闘をあおる種類は特殊なんだよ。ジャーナリストを対外武装対決を叫ぶ政治組織の比喩に使うって、どんな神経だ?

記事を読んでいくと、「イスラムと非イスラムといった文明間対立」というフレーズが出てきてびっくり。文明国際法を守ろうとする近代文明)と非文明国際法スルーする未開)との戦いだと思ってたよ。

えーっと、パレスチナをこれほど高潔に持ち上げる奴が居るとは、思いも付かなかった。ハマスに殺されたイスラエル人の命はスルーなんだな。てか、こいつも本当はバカでも偏ってるわけでもないんだろうけど。単にイスラエル人の方がたくさん死んだらハマス憎しになるんだろうな。

イスラエル軍にとっては救急車も攻撃対象だ。「ハマス活動家が寄れば"テロ施設"とみなされる」のではなく、無差別攻撃正当化するためにハマス存在言い訳にしているだけなのである。

意味のない言葉遊びだなぁ、おい。ハマスって、軍事施設に絞った攻撃をしていたか?ハマスのはよい無差別攻撃イスラエルのは悪い無差別攻撃か?

「和平」はニュースピーク。オスロ合意というのは、イスラエルの入植地建設承認し、ファタハに金権力を独占させて「占領軍への協力者」(エドワード・サイード)にするためのもので、実態は「一片のチーズのように、穴だらけでほとんど中身のないもの」(イツハク・ラビン)だった。

ここから続くAll or nothing論法もすさまじいな。「完全譲歩しなかったイスラエルが悪人。パレスチナ/ハマスの言うことは全部聞け。段階的譲歩も許さない。結果として起きるすべての災厄はイスラエル責任がある」。どこのスポークスマンなんだお前は。

そろそろ寝るわ。最初に書いたが、長い時間継続している紛争の当事者に完全な正義も完全な悪もいない。イスラエルに居るおれの友達は、西岸地域の近くに家を買ったが、ようやく歩くようになった娘を抱いて国境付近を眺めながら「彼らには、もっと自治を与えるべきだと思うんだ」と言っていた。ハマスだって教義に乗っ取り市民の救済や児童の教育を行っている。パレスチナに無辜の市民が居ることを以てパレスチナ被害者と呼ぶならば、イスラエルに無辜の市民が居ることも見ろ。

なんにせよ早く戦闘が終わることを祈っている。この紛争は当事者だけじゃ絶対に終わらせられない。仲介者が必要だ。サルコジにその手腕があるかどうかはわからないが、この際、彼が粘り強く双方と交渉を続け、双方に銃を置かせることに成功することを祈るばかりだ。

ガザ正義不正と(The Economistより)

http://www.economist.com/より、http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=12853965

http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/the-economist-0.html経由。

ガザ正義不正

イスラエル挑発された。しかし2006年レバノンのように、この戦いは困難で、正当化するのは難しいかもしれない。

ガザ攻撃の規模と獰猛さはショッキングなものであった。苦しむ人々がテレビに映しだされる姿には非常に胸が痛むものである。しかしひどい事とはいえ、ハマスロケット沈黙させるための軍事手段というイスラエルの切り札は驚きに値しない。この戦争に至るまでに長い過程があった。

3年前にイスラエルが部隊・植民者を撤収して以来、ガザパレスチナ人集団は原始的なロケット迫撃砲による攻撃を幾千回も国境越しに繰り返し、少数の人々を殺害し、南部イスラエル一帯の日常生活はおおいに脅かされた。ハマスエジプトの懇願を無視して先の6ヶ月停戦の延長を拒否し、12月19日前後に300発の砲撃を実施し、イスラエル12月27日空爆を開始した。この点においてはイスラエルが憤るのも正しいといえよう。

ガザ撤退からロケット攻撃により殺害されたイスラエル人がたかがしれたものであると対岸から指摘するのは容易である。しかしイスラエルのように選挙を前にした政府が、自国の町を連日ロケット弾が降り注ぐにまかせるというのはまずありえない。7月イスラエルを訪問したバラク・オバマは、「私の娘たちが寝てる家に誰かがロケットを打ち込んだら、いかなる手段を取ってでも私はそれをやめさせる。イスラエルも同じ事をするだろう」と語った。ここ数ヶ月、ハマスはより高性能のロケットガザ密輸し、以前は射程外だったイスラエルの町にも着弾するようになった。イスラエルはすでにヒズボラ、ラディカルな非国家団体とわたりあった経験がある。ヒズボラはかつてイスラエル絶滅にすべてを捧げており、イランから供給される非常にパワフルなロケットを抱えている。我々が理解できるのは、イスラエルガザにおいて同様の脅威の伸張は許し難く感じているということだ。

そしてイスラエル世界中から寄せられる怒りの激流に驚いてはいけない。これは人々がF-16を保有する側などほとんど支持しない、という事ではない。概して、戦争正当化されるにあたり以下の三点が満たされなければならない。一つは、防衛にあたり、戦争以外のすべての手段を尽されたという事。攻撃(の規模)はその目的に比して適切である事。そして、目標を達成するという妥当な可能性がなければならない。これら三点すべてにおいてイスラエルは自ら認める以上にぐらついている。

イスラエルが長い間、ガザからのロケット攻撃に耐えてきた事は事実だ。しかしそれを止める手だては他にあったかもしれない。というのも、ガザに関してイスラエルが求めてきたのは国境周辺の平穏さだけではないかもしれないからだ。ガザへの経済封鎖を以て、イスラエルハマスの弱体化をはかっているし、柔軟で世俗的なファタハの支配するヨルダン川西岸地区においては開発を加速化させている。かつて有効だった停戦中にでさえ、人道援助の流入はわずかしか認められていなかった。イスラエルの憤慨に対し、ハマスは自らの憤慨を示せよう。国境の開放を含む新たな停戦イスラエルに強いるべく、ハマスは攻撃を再開したとも看破できる。

(互いの損失の)釣り合いについては数字がある程度物語る。最初の3日間で、約350人のパレスチナ人が死亡し、イスラエルはたった4人だった。可能な限り多くの敵を殺し、自陣の犠牲を避けるという通常のルールからイスラエルが逸脱する事は、常識からも戦時国際法からも導きだせない。ハマスは愚かにも今回の非対称戦争を選んだ。しかしパレスチナ側の死者のうち、多くは民間人であり、その他大勢は戦闘員というよりも警察官である。アフガニスタンイラクでは、欧米軍隊とその敵対者、両方がそれよりはるかに多くの市民を殺害しているが、死者を最小に止める事がイスラエル利益になるのだ。今日爆撃されているパレスチナ人永遠の隣人なのだ。

最後に、(今回の攻撃の)効用について確認しよう。イスラエルハマス転覆を目指しているが、今回の作戦については国境越しのハマスの砲撃を止めるべく、「現状を変える」という限定的な目標のもと、今回の作戦を実施したと最初に声明を出した。しかし2006年レバノンでわかるように、これは容易ではない。ヒズボラ同様、イスラエルへの「抵抗」というハマススタイルは(パレスチナ内において)その評判を高め、権力強化につながる。イスラエルに屈するというのはもっともありえないし、密集したガザ市街地・難民キャンプに兵を進めるイスラエル軍に対して戦いを挑み続ける方を選ぶだろう。ヒズボラのように。

イスラエルレバノンでの教訓をこれほど早くも忘れる事ができたのだろうか?おそらくそれはないだろう。どちらかといえば、本件とも関係するヒズボラとの失敗を埋め合わせするのが、今回の作戦の狙いだ。イランの核脅威、そしてレバノンガザで広まりつつあるイランの影響力といった現状を踏まえ、イスラエルユダヤ人国家は戦えるし、そして今でも勝てる事を敵に思い出させたいのだ。こうしたことから、長期戦の声明はあるにせよ、即時停戦には前向きである。ガザの攻撃目標はすでにほとんど破壊されている。これ以上の軍事的勝利は困難だ。ハマスが実際に攻撃を停止するなら、停戦イスラエル有権者抑止力の回復につながったとみなされよう。

しかし休戦には仲介者が必要だ。オバマ氏は今のところ米大統領ではない。ジョージ・ブッシュはといえば、イスラエルノックアウト勝ちを期待しながらそれが実現しなかった2006年(のレバノン戦争)同様、事態を静観している。ブッシュを初め、影響力のある連中が一同に会さなければいけない。ハマス交渉のテーブルに着かせるには、停戦ガザ封鎖解除を伴う必要があるが、封鎖解除はガザの苦痛を和らげ、ハマスが戦う理由の一つを減らすという、それ自体いいものだ。

その後に、オバマ氏は中東における外交面の課題をかき集める必要があるだろう。まったく絶望的というわけではない。今週まで、パレスチナ自治政府議長であるマフムードアッバスガザ・西岸でのパレスチナ国家創設に関してイスラエルと話し合った。しかしアッバス氏の統治は西岸に限られ、現在のところパレスチナ人の半数は闘争を放棄せず、イスラエル存在権を認めない組織を支持しており、進展はほとんどみられない。ハマスが消滅しない以上、どうにかして彼らの考えを変える必要がある。爆弾だけではそれは絶対にできない。

 
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