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はてなキーワード: フェイズとは

2020-07-01

常在型能力対象からも外れるので、それでタフネスプラス修正を受けていて、かつダメージを背負っている状態フェイズアウトすると、死ぬ可能性がある

2020-06-25

anond:20200625142546

どっちかって言うと勝った方のやったことすべてが正当化されることを危惧していて

後々の政治活動のこと考えると今もううかつに「略奪はいかんでしょ」みたいな発言を出せないフェイズに来ちゃってないという

2020-06-11

サウナの入り方教えて

所謂ととのうが経験したくてサウナはじめた。

2回目くらいにこれが「ととのう」なのか!?という体験をしたんだけどその後はいまいち。まぁ気持ちいいんだけど

サウナ10分→水風呂30〜45秒→休憩10分って感じを3セットくらい。

風呂フェイズがうまく行ってない気がするんだよね。

時間が短いと火照りが取れてない気がするし、永すぎると休憩中に寒くなってしま

それぞれ違いはあるのは承知の上だけど諸先輩方のご指導賜りたく。

2020-05-30

anond:20200530234049

既に相手にされていないので、次は

「男を極力産まない」

というフェイズに進むべきだ

2020-04-29

はやくトランプをクビにしろ

アメリカは早くの首すげかえろよ。

トランプのままだと死ぬぞ。

なに経済再開しようとしてるんだよ。

けがこんできたギャンブラーに限って雑になる現象みたいだって藤沢和希がツイートしてたけど、それ以上の表現ないわ。

頭の中がアメコミから特効薬が出来て一件落着、みたいな未来しか見えねーんだろ。

特効薬患者に次々投与されて、治って感動のあまり抱き合って一件落着。人類は打ち勝った。USAUSA

からロロキンに飛びついたりギリアドの新薬に期待したりなんだろうけど、問題治療薬がないことじゃねーから

1%の死亡率を0.5%に出来たところで感染連鎖は止まんねーから

あいつら、頭悪いから、

「じゃあ軽症者にも投与しまくればいいだろ。検査しまくって感染者を探して手あたり次第投与すれば解決ぅぅ!」

いくら金と時間人的資源を投入すればできると思ってんのか?

うん万人の感染者が歩き回って感染広めてるのを検査が追い付くわけねーだろ。指数関数わかってんのか?

まずは抑え込まねーと検査隔離とか追いつくわけねーから

パーセント理解出来ないかドミノピザは2枚買うと1枚タダって売り方って聞いたことがあるんだけど、本当っぽく思えてきたわ。

そんなことしなくても、自粛すりゃ減るんだからアメ公は黙って家で寝てろ。

まだ存在しない治療薬とか予防薬に期待するくらいなら、人工呼吸器の増産だけに注力しとけよ。

お前のところのアドバンテージ国土が広くて人口密度が低いことだけだから

で、トランプあいつのタマおかしいのは周知の事実だとして、今の状況でアイツが大統領ってのは超ヤベー。

WHOとか中国非難しまくってるけど、お前は武漢から渡航制限が早かっただけで、渡航制限した後だって国内向けには「季節性のインフルのほうがたくさん死んでる!」って言ってたじゃん。

ほうぼうからヤベーヤベー言われてる声を無視して、たいしたことないって言ってたじゃん。中国を叩く材料として使いたかっただけで、危機感ゼロだったじゃん。

そのうち、中国相手戦争すんじゃねーの?

頭の中がアメコミから、結局悪い親玉をやっつけて一件落着、くらいまでしか理解できなそうだし。

日本車の輸入額とアメ車の輸出額が釣り合わないか不公平だ!くらいの無茶苦茶言うバカだぞ。

アメリカだけ終息しないで高度汚染国になったって、

アメリカ人だけ出入国拒否されるのは不公平だ!」

アメリカ経済が立ち直らないと世界経済が立ち行かないんだからアメリカに協力して当然!」

くらいの無茶苦茶言うぞ。

もうね、アメリカ収束する未来が見えなさすぎる。

トランプ支持層ってテレワーク出来るようなお上品なオフィスワーカーじゃなくて、デトロイトとかの工場労働者とかだろ?

そりゃ経済再開するわ。

全てのフェイズアメリカが向こう数年ハブられる。

アメリカ留学したい科学者なんかいなくなる。

アメリカビジネスを展開したい会社なんかいなくなる。

そんで、トランプが再選したら「悪いのは中国!」でドンパチ。

そのくせ、金ないか沖縄韓国基地の金は日本韓国もっと払えよっていうんだろ?

引くわー。

シンゾーは早くトランプと縁切れよ。

バイデン習近平のどっちかと仲良くしとかんと、日本も道連れでドボンしちまうぞ。

それと、池田信夫、お前ちょっと黙ったほうがいい。

おとなしくNHKの話だけしてろよ。

NHKネタ立花にかなわないからほかの飯のタネ探してるんだろうけど、なまじ影響力があるお前が変なこと言うな。

この状況でほぼノーガードでうまくいってるスウェーデンをヨイショしたりBCGに期待したり、ガン患者民間療法を勧めるみたいなもんだぞ。

100%間違ってるとは言えないし、効果がないとも言えないが、間違えるとマジで死ぬんだから

2020-04-09

anond:20200409074751

何言ってるんだこれは演じてるだけだぞ




と思い込むフェイズが次に来るよね

思い込みではなくてあなたはもはや本物ですわな

仮装本質侵食している

次にそれがあなたを刺すことは間違いはない

(あるいは、呪いがやっと届くともいえる)

2020-03-25

コロナは俺のこと監視してると思ってる

「浮き沈みの激しい人生です」

霊感ガチ勢のおばはんにそう占われたことがある。

当時、某名門私立中でノビノビ楽しく過ごしていた俺は「適当言いやがって」と内心鼻で笑っていた。

直後、窃盗冤罪をかけられて自主退学に追い込まれた。

地元公立中に転校するも、充実した日々がぶち壊されたショックは全く癒えず、ストレスアトピーが大爆発し不登校になった。

高校受験すらせず、そのまま引きこもり生活突入した。

ていうか体を動かすと全身のアトピー部位が割れて激痛&リンパ液バドバになるから家の中を動き回ることすらできなかった。

引きこもったまま7年経った。

このままじゃ確実に自殺すると思い、一念発起の猛勉強

死ぬほど苦労した末に高認取得→首都圏私立医大合格し、社会復帰成功した。

ありがたいことに、大学入学に合わせるかのようにあれだけ酷かったアトピーは嘘のように治まっていった。

で、今までのブランクなどものともせずに全く問題ない楽しい医大ライフを送っていたが、5年生の秋に父親経営する会社が潰れた。

年500万は超える学費等々をこれまで通り払えるわけもなく、色々悩んだ末に中退することになった。

またしても突然、宙ぶらりんになった俺。

まもなく両親は離婚し、母親と一緒に住むことになった。お嬢様育ちで23結婚した母親から、生きるためのガチ労働なんてできない。

スーパーフルタイムパートするのがせいぜいでまあとにかく一気に貧乏になった。

母親の月収は20万円にも届かないレベルだったので、甘ったれの俺も働くしか道はない。

で、とりあえず宅建取って不動産屋に就職したんだけど、仕事キツイいじめられるわで胃に穴が開いて3年で辞めた。

自分としては「3年も耐えた」って内心で言い換えてる。あの仕事死ぬほどきつかった。

退職に合わせて恒例のアトピー大爆発。

再び物理的に身動きが取れなくなったので、不動産時代貯金を食い潰しながら1年間の引きこもり生活突入した。

どんどん老けていく母親を見ながら床に臥せているだけの自分という図式で死ぬほど絶望的な気分になったことをよく覚えている。

このとき、あの占いのおばはんはマジで凄いと恐れ入った。

まさに浮き沈みの激しい人生ドン引きするほど当たってるじゃないか

そして貯金が尽きた。

それと合わせてアトピーもほぼ引いていった。

「ああ、また『浮き』のフェイズ突入したんだな……就職活動しないと」

このころになると、もはや神の見えざる手を信じるようになった。とにかく俺がなにがなんでも浮き沈みするよう人生デザインする神の手

俺はタクシー運転手になった。

どんな過去問題視されず、なんの積み上げも重視されない特殊稼業で、しかも手っ取り早く金が稼げる仕事と聞いたからだ。

住み込み寮もあったので内定貰ったら迷わずそこに行くことに決めた。

で、実際にこの3K仕事に就いてみるとまあとにかく楽しい

同僚のおっちゃん連中はとにかく親切だし、所長を始めとする管理者も良い人ばかり。

技術面でもかなり適性が高かったのか、入社3カ月目にして売上ランク最上位の常連になった。

月収は手取り30万円は下らなかった。母親に充分な仕送りができた。

なにより、なんのストレス不安もなくサラリーマンくらいお金を稼げている状況が幸せだった。

入社2年目、技術が行くところまで行きついた。

1回の乗務で平均10万円売り上げるようになった。全ドライバーのなかでブッチギリトップ

「もう一生この仕事でいいや。なんの不満もない」

そう思ってた矢先に、はい来ました新型コロナウイルス

騒動最初期に感染した人(屋形船のあれ)が個人タクシー運転手だったこともあり、街の人がタクシー乗らなくなって売上激減。

会社レベルで激減。

ご存じのようにコロナ騒動はどんどんヤバくなったので、先月末には俺の平均売上はついに5万5千円にまで落ち込んだ。

ほぼ半減。

「また浮き沈みの『沈み』がきたな」

そう思ったらもうとにかく腹立たしくて仕方なかった。

「なにが浮き沈みだぶち殺すぞ」。

まれて初めて『浮き』に執着するようになった。もうこうなったら意地だった。

どういうわけかお約束アトピーも出ない。

ここが人生正念場かもしれないと俺は思い、コロナだろうがなんだろうが売上を改善するために頭フル回転で戦略を練った。

で、今月。

死ぬほど苦労して、本当に死ぬほど頭使って1乗務平均7万円まで売上を改善した。最盛期と比較して7割程度の戻しでしかないけど、これでも会社ブッチギリトップ

ようやく甘ったれメンタルを克服し、泣き言言わずにとにかく食っていく労働者に脱皮できたのかもしれないと、

相変わらずのクソな状況なのにもかかわらず妙な達成感と安堵を抱くようになった。

傲慢な言い方だけど「コロナ、恐れるに足らず」くらいに思ってる。

いや、思ってた。1時間前までは。

で、さっきの小池都知事記者会見

いや神はやっぱりいるわ。

神が決めた『沈み』の局面を俺ごときそこらへんの人間が変えるなんておこがましいとお怒りになられてるとしか思えない。

もしも、俺が明日から今まで以上に、もうこれ以上無理だってくらい歯食いしばって死に物狂いで働いたら、

今度こそ神の怒りの鉄槌が下るんじゃないかと怖くなった。

東京武漢化?それとも第三次世界大戦?あるいは俺がコロナ陽性になって死亡?

俺は沈みを受け入れるべきか、こんななかでも浮きを目指すべきか、

自己中心的世界キチガイしか思われないだろうけど真剣に悩んでる。

追記:

今思い出した。

俺、12月に生まれて初めて株買ったんだ。10万円分。もちろん、「20%儲かったら売って温泉旅行しよう」という下心ありありで。

案の定株式市場暴落したね。怖くて買った銘柄株価は見てない。

世界中の投資家のみんな、ごめん。

2020-03-04

新型コロナが割と雑魚だったか感染拡大阻止よりウィルス能力分析のために感染例集めるフェイズに移行したような気がする

2020-03-03

anond:20200303120523

今は封じ込めはもう無理で、ピークを高くしない(=重症者が病院キャパ内に収まるように順繰りに感染する)ようにしようぜというフェイズでしょ?

2020-02-28

結果は同じだよね

クルーズ船のグダグダ対応には肝が煮えた。疫学的に意味のあることをやれと。

硬直した官僚機構無能政治トップ、そんなお決まりフレーズをそのまま体現してんじゃねえよと。

でも早期に完璧対応してたとしてもコロナは入ってたし、感染ルートなんかもう追いきれねーよっていうフェイズに必ず移行してただろうね。

そうなると「各自がんばってね」というレベルの無策以外の有効な策なんてない。インフルエンザ流行を押さえ込める施策がないのと同じでな。

結局どうしたってこんなもんなんだ。運だよ運

2020-02-24

anond:20200224200544

感染経路トレース不可能フェイズになっても

水際とか言ってた頃と同じ対処されると思い込んでるわけね

無知の涙

2020-02-20

anond:20200220172404

ほんとに社会蔓延フェイズになったらもうそしかないけど

何を先取りしてんのっていうね

岩田健太郎医師の最大の間違いはエア専門家を生み出したこと

これだと思う。

完全に破綻していた現場に投入されて、ベター対応を取らざるを得なかった状況に「ベストじゃないかダメけしからん

と言い出したら追い出される。

もう完璧ではないことぐらいわかっていただろうからだ。

破綻している状況からスタートに、原理原則論を持ち出して正論棒で戦うのは無意味なのだよな。

からやるべきことをやるしかないフェイズに入ったのだ。

そこに岩田健太郎医師理想論で、外野が「ぎゃーぎゃーぎゃー」とエア専門家を気取って叫ぶことは、正直なところ無意味どころか有害である

2020-02-19

anond:20200219231901

とっくに風邪インフル区別できない形で大阪とかでは拡散してしまってるので、

クルーズ船を偽の前線としてせいぜい騒がせといて、もういかにタチ悪めの風邪としてなんとなくやり過ごすかにフェイズは移ってるんだよ!と

エライヒトは考えてる可能性が微レ存...?

2019-12-22

清潔感という言葉容姿差別オブラートに包むやつそろそろ本気で糾弾されるフェイズがはじまる

https://twitter.com/ssig33/status/1208314145319186432

本当にそう思うわ

というか早く糾弾されてほしいわ

清潔感がない、とかお上ぶっているけど要するに「私はお前を気持ち悪い・汚いと思ってます」って直接表明してるわけで。

風呂にずっと入ってなくてフケや垢まみれとか服が泥だらけとかそういうレベルならまだしも、天パとか湿疹とかほくろとか肥満とかの身体的特徴に対して「清潔感がない」とか言って「上品に指摘してあげた」みたいな態度のやつら見てきたけど本当いらついてたわ

2019-12-09

業務ハックしてクビにならないためにを実践し続けた組織の末路

業務ハックしてクビにならないために|ふらふら|note

ふらふらさんの「単純作業にあたる作業自動化してハッピーになった組織の話」を読んで、それを実践し続けたひとつ組織の話を書こうかと。

結論から言うと「能力がある一定以下のメンバーが(程度の差こそあれど)精神疾患に陥りやすくなってしまう」組織になってしまった。

自分業務自動化しはじめた当初は、元記事の方のように周囲からはとても好意的な反応を貰え

記事の方と異なる点として、その業務上司から好意的な反応をもらえるようになった。

人間ミスをするが、ロジックさえ誤っていなければ機械ミスをすることはない。どちらがコストが安く、正確なのかは一目瞭然だからである

上長を含め、周囲から好意的な反応をもらえるようになると、徐々に「これも自動化できるのではないか」と自発的に行動しはじめるようになる。

人によっては、教えてもいないのにPythonGASを覚え、自身業務さら自動化させていく。

1人あたりの生産性が数倍にも跳ね上がり、削減したコスト給与を上げやすくなる組織になる。(br)

その風潮が2年も続くとどうなるか。

すると組織には「新たな仕事を生み出せる人間」と「既存タスクであれば自動化できる人間」の2種類以外が存在しづい組織となってしまう。

今までであれば「教えてもらった仕事をそのままこなせば、贅沢しなければ食うに困らない給与をもらっていた」人間が、「自身が成長しなければ、組織の中で仕事を得ることができない」存在になってしまう。

そういった大多数の凡庸(失礼)なメンバーは、「自分ができる仕事がない」と感じるか、「求められている成長スピードについていくことができない」と感じ、徐々に精神病み、辞めていってしまった。

多くの人間は、「自分必要とされている」と感じない組織では、多かれ少なかれ精神を病む。自分にできる仕事がなくなるということは、そういうことなのだ。

優秀なメンバーだけでやっていくようなベンチャーだったり、組織自体を変えないと潰れてしまうような企業であれば良いかもしれない。

実際に、自分のいた組織は「組織自体を変えないと潰れてしまう」フェイズだったため、やったことは間違いではなかったと思っている。

が、「現状のままでも十分にやっていくことできる」組織であれば、大多数のメンバー仕事を奪う変革を起こすことは正解なのだろうか。

そんなことを思ったりした。

業務ハックしてクビにならないためにを実践し続けた組織の末路

業務ハックしてクビにならないために|ふらふら|note

ふらふらさんの「単純作業にあたる作業自動化してハッピーになった組織の話」を読んで、それを実践し続けたひとつ組織の話を書こうかと。

結論から言うと「能力がある一定以下のメンバーが(程度の差こそあれど)精神疾患に陥りやすくなってしまう」組織になってしまった。

自分業務自動化しはじめた当初は、元記事の方のように周囲からはとても好意的な反応を貰え

記事の方と異なる点として、その業務上司から好意的な反応をもらえるようになった。

人間ミスをするが、ロジックさえ誤っていなければ機械ミスをすることはない。どちらがコストが安く、正確なのかは一目瞭然だからである

上長を含め、周囲から好意的な反応をもらえるようになると、徐々に「これも自動化できるのではないか」と自発的に行動しはじめるようになる。

人によっては、教えてもいないのにPythonGASを覚え、自身業務さら自動化させていく。

1人あたりの生産性が数倍にも跳ね上がり、削減したコスト給与を上げやすくなる組織になる。

その風潮が2年も続くとどうなるか。

すると組織には「新たな仕事を生み出せる人間」と「既存タスクであれば自動化できる人間」の2種類以外が存在しづい組織となってしまう。

今までであれば「教えてもらった仕事をそのままこなせば、贅沢しなければ食うに困らない給与をもらっていた」人間が、「自身が成長しなければ、組織の中で仕事を得ることができない」存在になってしまう。

そういった大多数の凡庸(失礼)なメンバーは、「自分ができる仕事がない」と感じるか、「求められている成長スピードについていくことができない」と感じ、徐々に精神病み、辞めていってしまった。

優秀なメンバーだけでやっていくようなベンチャーだったり、組織自体を変えないと潰れてしまうような企業であれば良いかもしれない。

実際に、自分のいた組織は「組織自体を変えないと潰れてしまう」フェイズだったため、やったことは間違いではなかったと思っている。

が、「現状のままでも十分にやっていくことできる」組織であれば、大多数のメンバー仕事を奪う変革を起こすことは正解なのだろうか。

そんなことを思ったりした。

2019-11-02

ラグビーW杯 決勝戦 南アフリカ vs イングランド レビュー

9月20日に幕を開けたラグビーW杯2019日本大会は、43日を経て今夜、最終日を迎える。

予選4プールから20チームで争われたトーナメント最後に勝ち残り、ウェブエリスカップへの挑戦権を得た2チームは、白衣イングランドと緑のジャージ南アフリカ

4年間を最高の形で締めくくるのはどちらのチームとなるだろう。

そして、決勝はどのような戦いになるのだろうか。

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小細工なしの真っ向勝負で勝ち上がってきた南アは、この決勝も自分たちの強みを最大限に活かしてぶつかっていくいだろう。

ただ小細工はしないと言ったが、プランがないとは言っていない。

南アで注目すべきはスタメンリザーブの顔ぶれ、とりわけリサーブの3人、HOマルコム・マークス、PRヴィンセント・コッホ、スティーブン・キッツォフだ。

この第一列は、本来だったら1本目のフロントローなのだが、ノックアウトラウンドに入ってからとういうもの、彼らをリザーブに回して後半から登場させている。

ディフェンシブで硬いラグビーを得意とする彼らにとって、ディフェンスとともにセットプレー生命線だ。

最強のフロントローを後半に登場させて、インテンシティ(強度)をおとさずゲーム支配するのがその目論見だ。

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また、通常80分を超えると最後のワンプレーを残してゲームが終了するのがラグビーだが、勝敗をつけなければならないトーナメントに限っては、80分で決着がつかなかった場合延長戦突入する。

そうなった時、どちらがスクラムで勝ってペナルティーゴールを獲得するかは勝敗に直結する。

まさにトーナメントシフト南アは決勝を戦う。

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ただ、それでも南アが好みの試合展開になるかどうかはわからない。

準々決勝や準決勝でとったようにハイパントを多用して着地点でのフィジカルバトルを挑んでも、ボールを保持した敵が蹴り合いに応じずキープしつづければ、南アは非常に低いポゼッションの中から得点のチャンスを探さないといけない。

相手フィジカルに大きな強みを持たない日本ニュージーランドならともかく、今日相手自分たちと劣らぬ屈強さを誇るイングランドなのだ

キープされ続けながら真っ向勝負の激しいフィジカルバトルで互角以上に持ち込まれビジョンにも現実性がある。

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その上イングランドバックスの展開力・破壊力も強烈だ。

地上戦フィジカルバトルでディフェンスが巻き込まれれば、突きつけられるランの脅威も増すだろう。

フィジカル優位が自明であったり、強みの優劣がそのまま結果に反映された今までとは難易度レベルが違う。

南アスクラムはもちろん、ラックモールでも80分間、絶対優位で試合を運んだ上に、一瞬のわずかな隙に手を突っ込んでこじ開けてくるイングランドの一撃を封じないといけない。

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さらに言うと今回のイングランドは何を仕掛けてくるかわからない。

「ここまで来れば、コーチし過ぎないことが大事選手精神的にも肉体的にもフレッシュ状態にし、ゲームプラン提示して、チャンスがつかめるように持っていく」と語ったイングランドエディー・ジョーンズHC。

自然体で当たるとも取れる発言だが、あくまコーチングの話であって、稀代の戦略家がノープランで決戦に臨むとは思えず特別プランがあるのかもしれないが、それだって言葉の裏を考えすぎて迷いが生じれば勝負師の思う壺。

賽は投げられた、もうやるしかない。

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黙祷に続いて両国国家斉唱

観客が声を合わせる光景はもうお馴染みとなったが、今日歌声はより大きく、スタジアムは大合唱となった。

その光景はまさに決勝戦にふさわしい。

大歓声のなかキックオフの瞬間を迎えた。

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南アフリカキックオフで始まった試合は、イングランド応援歌スイングロウ・スィートチャリオットが響き渡る中、開始早々イングランドPRカイルシンクラーが味方LOマロ・イトジェと交錯脳震盪で交代。

早くも激闘を予想させる幕開けとなる。

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続くマイボールファーストスクラムに組み勝った南アが大きく展開して攻め込み、押し込まれイングランドは自陣からボールを回し押し返すが、南アもすぐさま切り返して展開する。

今までとは打って変わってランで展開して攻める南ア

イングランドキック地域を返挽回してもキックとランを織り交ぜて攻めていく。

さらスクラムでも圧倒し、地上戦で優位を示しながらスタートを切った。

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8分、敵陣深くでボールに噛んだ南アペナルティゴールを獲得。

決勝初の得点はSOハンドレ・ポラードのキックから生み出され、3-0。

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予測の逆の展開にペースをつかめずにいたイングランドは21分、初めて敵陣深く侵入してラインアウトからセットプレーフェイズを重ねた攻撃からペナルティゴールを獲得、これをオーウェンファレルが決め3-3。

この攻防の中で、今度は南アHOボンギ・ンボナンビが脳震盪で、LOルード・デヤハーも肩を痛めて交代する。

激しい試合だ。

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25分、この試合の大きなファクターとなっていくスクラムで組み勝った南アペナルティゴールを獲得し6-3。

イングランドも待っていたために後手を踏んでいたディフェンスを激しく前にでるものに変え、身体を当てながら前進し、6分に渡る攻めでペナルティーゴールを獲得し6-6とする。

流れを持っていかれたくない南アは36分に獲得したペナルティと前半最後スクラムプレッシャーをかけ、ともに獲得したペナルティゴールを決めて12-6で前半を折り返した。

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前半、獲得したスクラムの全てに勝って4本のペナルティーゴールを決めた南アの首尾は上々だ。

終了間際にもフェルミューレンが真正からぶち当たり、気持ちでもペースを渡さない。

対して予想外のランでの展開に待ってしまったイングランドは、攻めてもボールが手につかず噛み合わない。

もっと問題なのはスクラムだ。

想像以上の強さの前に明らかな劣勢に立たされてしまっているのに、南アはまだ最強のフロントローを残しているのだ。

25分過ぎから少しだけ流れを取り戻したが、未だビハインドは6点。

スコア以上に悪い状況を挽回するため、エディーはどのような策を授けるだろうか。

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後半、キックオフからランで攻めるイングランドだが、素晴らしい集中力を発揮する南アディフェンスの上がりが早く突破できない。

スクラムでも南アが予定通りフロントローにコッホとキッツォフの2枚をいれ、本来の最強のフロントロー制圧にかかってくる。

この圧倒的な力押しでペナルティゴールを奪われ15-6。

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その後のキックオフからの攻めでも、早くて強いディフェンスで立ち往生を食ってからスクラムで跳ね返される。

スクラムで決定的な優位を証明した南アは3点をちらつかせつつイングランド攻撃を跳ね返しつづける。

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圧力に苦しむイングランドはなんとかスクラムを一本返してしてペナルティゴールで15-9とするが、陣地に進入してきた南アにペースを強奪され、ペナルティゴールで突き離される。

追いすがるイングランドもすぐさまペナルティゴールかえしてし18-12とした64分、劣勢のスクラムからついにディフェンス破綻、ここからの展開でマカゾレ・マピンピにインゴールに飛び込まれ、初のトライを奪われる。

コンバージョンも決まって25-12と非常に大きな7点!

増田も含めてきっと多くの人間勘違いしていた、イングランドが仕掛けて、南アが受けてたつと。

でも地上戦は体を当てて前に出て相手キックを蹴らせ、ボールを持ってはFWの強度で集めてランで止めを刺す、イングランドがとれる戦術は、南アだってできたのだ、だってそうじゃないかFWバックスも駒は揃っている!

この戦いは自分の置かれた状況を素早く理解したものが制する勝負だった!

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70分をすぎ、もうトライを取るしかないイングランドセットプレーで攻めるも集中力が切れない南アラインを押しかえし、そして73分、170cmのポケットロケットチェスリン・コルビが大男をかわしながら走り抜け、勝負を決定づけるトライ

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そのまま80分、南アイングランドを陣地に磔にしたままボールは蹴り出された。

最終スコア32-12

スタジアムが歓声に包まれ、栄冠を手にした戦士たちが抱擁を交わす。

南アフリカ戦略家の予想を上回る戦術と、それでも決して忘れなかった自らの強みで、80分間ラグビー母国を封じ込めつづけた。

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試合後、安堵したような表情でインタビューに答えるラッシーエラスムスHCに対し、序盤の違和感からペースを一度も渡してもらえずの敗戦に珍しく失意を隠さなエディー・ジョーンズHC。

自国開催での屈辱の予選プール敗退から4年間、白いジャージをここまで連れてきて、黒衣の王者にさえ何もさせなかったが、緑の巨人が立ちはだかり、栄冠には手が届かなかった。

しかし、その手腕を証明した名将はいつかまた帰ってくるだろう。

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審判団や準優勝のイングランドへの表彰を経たセレモニー最終章、44日間、いやもっと大きく見れば4年の間争われたウェブエリスカップは、秋篠宮皇嗣から南アキャプテンのシア・コリシに手渡され、緑の戦士たちがその所有者となった。

南アフリカにとって、ラグビーは初の優勝から民族融和の象徴として特別意味を持つ。

黄金カップの下、戦士たちが喜びのステップを踏む中、大会は幕を閉じた。

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今日でこのレビューも終わるが、最後に少しだけ話をさせてほしい。

増田9月からの1ヶ月半は素晴らしいものだった。

ラグビー面白さを知ってもらいたい、そして一緒に盛り上がりたい、そんな思いから始めたレビューがこんなにも多くのブクマブコメいただき、まるでみんなと一緒にW杯をみているようだった。

それは小さい事だけれども夢だと言っていいし、それがかなった最高の44日間だった。

夢を叶えてくれたのは、増田場所をくれたのは、ここに集うみんなだ。

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そしてこのレビューを多くのブクマカの勧めに従い、noteでまとめて公開することにした

noteは少しだけ修正加筆している。

増田よりその分内容が増えていると言えるが、ここでしか書けない一言がある。

夢を叶えてくれただけでなく、増田に新しい学びの機会をくれたブクマカやはてなユーザーにありったけの感謝をしたい。

みんなが最初だ。

ありがとう

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そして、また4年間が始まる。

次はフランスだ。

また一緒に、ラグビーで盛り上がろう!

anond:20191102003237

2019-10-30

anond:20191030111831

中国「うちはそのフェイズ20年前にもう終わったわ 資本共産折衷主義で栄えようっと」

これから日本共産国家になってかしこ子供の足もひっぱって

最終的にパナマやらキューバみたいに全員生活保護でいきるようになればいいってことだろうな

2019-10-27

ラグビーW杯 準決勝2 南アフリカvsウェールズ レビュー

10月も最終週を迎え、ラグビーW杯も3試合を残すのみとなった。

準々決勝で日本大会を去り、バラエティ番組などでは「大会お疲れ様」という雰囲気も流れているが、四年後の話をするにはまだ早い。

ウェブエリスカップを巡って決勝を戦うチームは今夜決まるのだ。

日本代表がいない大会でも、まだみんながラグビーを楽しんでいてくれて嬉しい。

増田ももうすこしだけ試合レビューしてみんなの力になりたいと思う。

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さて、ラグビー母国イングランドが黒衣の王者ニュージランドを下した昨日の対戦を「事実上の決勝戦」と表現する声もあったが、そう言われては今日戦う2チームは立つ瀬がない。

夜行われる対戦は、2度のW杯チャンピオンに輝いた南アフリカと、直近の欧州王者ウェールズだ。

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日本因縁から南アフリカは、その圧倒的なフィジカルを利して日本封殺しただけでなく、予選プールでもニュージランドに敗れた1試合以外は30点差以上の点差をつけて危なげなく勝ちあがってきた。

ただ、予選で1敗でもしたチームがW杯で優勝したことはなく、準決勝に臨んで得点源の一人であるポケットロケットチェスリンコルピ怪我で欠くのも気がかりだ。

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対するウェールズはここまで薄氷勝利を積み上げてきたものの、ツーブロックに長いドレッドFLジョシュ・ナビディ、多くのチャンスを演出してきたFBリーアム・ウィリアムスを失い満身創痍だ。

激しい戦いのせいか怪我に悩まされるウェールズ代表は、今回だけでなく前回W杯でも大会から予選プールにかけて大量の離脱者を出し、ベスト8に終わった。

その時に敗れた相手南アフリカで、こうなってくるとラグビー神様が赤いドラゴンに試練を与えているのではないかと疑いたくなる。

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ただ、そういった方面の話には朗報もあって、昨日、神様の中でも黒い服を着たやつを、そういう事あんまり気にしないパワハラおじさんがお仕置きしてくれたので、これ以上のイタズラは心配しなくても良いかもしれない。

全力をもって今夜の戦いに臨むだけだ。

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さて、その今夜ゲームはどういったものになるだろうか。

南アフリカは圧倒的なフィジカルと勤勉さを盾にした鉄壁ディフェンスハイパント、これまた強力なフィジカル圧力をかけてからの展開や、キック得点を狙うチームだ。

対するウェールズも、赤い壁と表現されるディフェンスと、一撃必殺のセットプレー、アタッキングキックを用いた奇襲、突如繰り出すドロップゴールなどで対抗する。

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お互いぶつ切りの展開になれば自分たちラグビーに持ち込めるが、それは相手も同じで、強みにフォーカスすると相手の強みも誘発してしまいかねない。

がっぷり四つの対戦になるだろうか、相手の強みを消しにいくだろうか。

ウェールズウォーレンガッドランドHCは「世界一美しい試合というわけにはいかない」とキックの多いゲーム示唆したが、そのキックにつながる地上の密集戦がどちらのものになるかが重要で、これを制圧した方がゲームをより優位に進めるのではないだろうか。

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17:45、フィールドに屈強な男たちが降り立ち、黙祷に続く国歌斉唱

代表チームのキャンプ入りの際、地元の子供の合唱という形で歓迎を受けたウェールズ国歌、「ランドオブ・マイファーザー」は今夜も場内の多くのファンが声を合わせた。

「神よ、アフリカに祝福を・南アフリカの呼び声」も同様で、それは美しい光景だった。

国にかかわらず皆が声を合わせ、会場に響き渡る国歌、これはこのW杯日本ホストとして成し遂げた成果かもしれない。

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いよいよ試合開始、前半、南アフリカキックオフは、蹴り返されて自分たちに戻ったボールをいきなりハイパントし、そのキックが展開を予想させるものとなった。

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開始早々、ウェールズボールを持てば南アが力任せに抱え上げて立往生を食らわせ、南アボールの密集になればウェールズLOアラン・ウィン・ジョーンズが地上戦ボールを引っこ抜いて攻守交代。

双方フィジカルで一歩も引かず、硬いディフェンスのうえ、どちらも攻撃の展開にも複雑なオプションがない。

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簡単突破できないのでキックに活路を見出し、2分に1回はどちらかがハイパントをあげてはスクラム、という展開のなか、その流れで南アが獲得したマイボールスクラムに組み勝って2度のペナルティーゴールを獲得。

しかし、ウェールズもランから進入してやり返し、これまたペナルティゴールを獲得する。

序盤の20分でスコアは6-3。

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異様に回数が増え、序盤の鍵を握る事になったハイパントは、横浜国際総合競技場上空に強い風が吹いているためボール行方が安定しない。

徐々にランに切り替える南アだが、地上戦では度々攻守の交代を食らわされ、ウェールズがジワジワと前進してくる。

後退の原因は起点となる地上の密集戦を制圧しきれないことだ。

30分を過ぎ、南アにとって息苦しいような時間帯になっていく。

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強みを見つけて流れをつかみかけたウェールズだが、やはり神様はしつこいようで、35分、突進してくる南アフェルミューレンにいった単純なタックルPRトマスフランシスが肩を痛め、その直後にWTBジョージ・ノースがハムストリング悲鳴をあげて交代、ここにきて負傷者が相次いでしまう。

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キック合戦ゲームが動かないまま40分が過ぎ、6-3のスコアで前半は終了したが、ウェールズはまたも襲ってきたこの試練を乗り越え、後半の40分を自分たちのものにすることができるだろうか。

そして大方有利とみなされながらも赤い壁に阻まれウェールズを引き離すことができなかった南アは、流れを引き寄せるプランを立てられるだろうか。

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ウェールズキックオフから始まった後半も、火を吹くようなフィジカルのぶつかり合いとなり、小柄なデクラークエキサイトして自分よりはるか大柄な選手に摑みかかる。

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そのデクラークミスに乗じた敵陣でのセットプレーからウェールズペナルティーゴールを得て9-9。

スコアは振り出しに戻り、試合は点数の上でも一進一退の攻防となる。

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ここで南アゲームを動かすべくマルコム・マークスを投入し、制圧していると言い難いスクラムで優位を作ることも目論む。

南アはこのゲームでまだ相対的な強みを見つけられていなかったのだ。

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すると53分、そのテコ入れしたスクラムで組み勝ち、続くセットプレーCTBデアリエンティが膠着を破るトライ

コンバージョンも決まり16-9。

ついに南アは均衡したゲームに決定的な差を生み出す事に成功した。

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しかし、まだ試合は終わらない、今度は地上戦ボールを引っ抜いたウェールズペナルティーキック南アインゴール間際まで前進

21フェイズに及ぶ力押しでペナルティを得て、なんと選択は先ほど組み負けたスクラム

位置的に中央なので有利とはいえ、明らかにスクラム南ア有利なのに、相手の強みであってもぶつかっていって勝負の流れを引き寄せにかかる。

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64分、ここからの必殺のセットプレーWTBジョッシュ・アダムズがインゴール飛び込みトライ

コンバージョンも決めて16-16。

お互いの限界を試すような勝負、これでその行方は全く分からなくなった。

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ゲームは終盤、1ゴールを争うような展開のなか、ドロップゴールをチラつかせながらFWフェイズを重ね前進するウェールズ

攻める方も守る方も我慢比べ、70分を過ぎてどちらのフィジカルメンタル破綻するかという場面だ。

しかし、ここで南ア機械歯車に噛むようなジャッカルで決定的な攻守交代!

勝ちを大きく引き寄せるペナルティーゴール得て、スコアを19-16とする。

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このゲームで3点はあまりに重い数字だ。

だがウェールズは何度もこんな場面で勝ちを手繰り寄せてきた。

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終了間際の78分、自陣深くから一瞬の勝機にかけるウェールズボールラインアウトしかし弧を描いたボール南アLOモスタートの長い手に触れた。

ボール南アのものとなり、最後スクラムに組み勝った南アが息詰まるシーソーゲームを制した。

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相手の強みを徹底的に封じ込めたニュージーランド×イングランド戦と打って変わって、お互いの強みを正面からぶつけ合い、見ているもの心と身体を熱くさせるような展開となったこ試合

球技に比べ実力が結果に反映されやすとはいえプランがはまって相手翻弄できれば一方的封殺もできるラグビーにあって、今夜は最後まで勝敗行方が分からず、どちらが勝ってもおかしくはなかった。

ただ、連戦で積み上げた身体負担気候、その他フィールドプレーよりも大きな数々のファクターが命運となって一戦を左右した。

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タイトロープを歩きながらここまで勝ち上がって、南アフリカを追い詰めたウェールズはこれで3位決定戦に回るが、今夜の敗戦を笑うものはいないだろう。

彼らは胸を張って1週間後に備えるのがふさわしい。

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そして、頂への三度目の挑戦権を得た南アフリカ

まっているのは希代の戦略家と白衣に身を包んだ23人の命知らずだ。

だが心と身体の屈強さなこちだって負けてはいない。

ウェブエリスカップアフリカの地に返してもらう。

anond:20191026200828

2019-10-24

献血ポスター勢に告ぐ

そろそろ「私は条件反射的に噛み付くオタク(またはフェミ)とは違うんですけど?」みたいな欲が満たせる記事が求められるフェイズに来ている。そこを踏まえるように。

2019-10-21

[番外編]ラグビーW杯 準々決勝概観準決勝展望

こんにちは

レビュー増田です。

日曜の日本×南ア戦、結果は少し残念なものとなったが、ちょっと苦し紛れっぽくポストしたプレビュー試合の見所を紹介でき、観戦の良い補助線になったというコメントいただき、多くの人に楽しみを提供できたかもしれないと思うと嬉しかった。

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日本代表の試合となると、勝ち負けの結果が最大の観戦ポイントとなるのは避けがたいが、そうなると負け試合になった時、ただ悔しい、辛い、つまらない、みるんじゃなかった、という思いも心に湧き上がってしまう。

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増田としては、それだけではなくて、事前に何をもって戦いに臨み、実際にフィールドで何が起きているのか、というところに目を向けて、このスポーツ面白みを発見できる見方を知って欲しかった。

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また、見方において日本戦だけでなく他の試合においても思うところあり、スコットランド戦レビューでも触れたように、「勝者の物語」はまた「敗者の物語」という側面を持っている。

日本に敗れたチームや、強豪に敗れたチームの詳細にも触れて、普段の観戦よりもう少しだけ多くの視点から風景を共有したいと思った。

そう言った意味では、ウェールズ×ジョージア戦や、ちょっと説教を頂いた日本×スコットランド戦レビューも、その遂行面ではともかく、視点としてはまあまあ気に入っている。

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さあ、準々決勝の4試合だが「多分リアルタイムで観るの難しいっぽいなー」と言っていたものの、蓋を開けてみるとクアラルンプールから帰国便は6時間余りあり、機内のモニタでも国際スポーツチャンネルがあったので、19日の2試合リアルタイム観戦ができた。

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さらに、南ア戦の翌日は1週間の旅の疲れを癒すために休暇をとっていたので、オンデマンド放送ウェールズ×フランス戦も観戦できた。

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詳細なレビューは書ききれないが、これらの試合概観し、準決勝展望についても触れたいと思う。

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イングランド×オーストラリア試合は、伝統的な重くてシンプルフィジカルラグビーに4年で鍛え上げた強力なオープン攻撃を組み合わせたイングランドの「進化フィジカルラグビー」と、「ストラクチャー」ではあるが地上戦のランで組み立てる今となってはクラシカルオーストラリアの「シークエンスラグビー」の激突となった。

シークエンス台本)」と言いながらも、オーストラリアはその布陣においてSHウィルゲニア、SOのクリスチャン・リアリーファノ、FBカートリービール試合タクトを振れる3人を並べ、トリプル司令塔攻撃冗長性と予測不能性を加えていた。

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しかし、その3人をもってしてもイングランドの強固なディフェンスの穴を見つけることができず、長時間ボール支配したにも関わらず、その時間に見合ったスコアを獲得できなかった。

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スタッツをみることができるなら、「ボール支配率(possession)」と「ゲインメーター(meters made)」に注目してほしい。

オーストラリアは62%もポゼッションし、イングランドの2倍以上の距離メイドした。

にもかかわらずスコアにはつながっておらず、これは多くの場合エラーディフェンスにあって突破ができなかったという事で、非常に効率の悪い攻めをしていたことを意味する。

このことの視点をひっくり返してタックルに注目してみると、イングランドタックル数において86回のオーストラリアに倍する193回のタックルを見舞っていたにも関わらず、オーストラリアの13回のタックルミスに対して21回のタックルミスしかしていない。

6.6回に1回捕まえられなかったオーストラリアに対し、倍の数を試して10回に1回しかミスしていないということだ。

イングランドディフェンスのなんと強固なことか。

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効率無視したメーター数と運動能力で圧倒するのはオーストラリアスタイルであり、簡単に変えるのが正しいとは言い切れないが、ボールを持たずに白い壁を作り、切り返しからの一発で獲るのもまたイングランドスタイルであり、オーストラリア自分たちプランに持ち込めたが、遂行の面でイングランド問題を突きつけられた、という形になった。

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オーストラリアイングランド、双方のHC、マイケル・チェイカエディー・ジョーンズコーチボックスでブチ切れる事で名高いが、フラストレーションの溜まる展開も、結果はかなり一方的ものとなり、チェイカはキレるというより憮然としてしまった。

こうしてイングランドが準々決勝に次いでまたも準決勝に一番乗りした。

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スタイルを貫いたのに壁に跳ね返される展開となった第一試合だったが、第二試合増田さらに息を呑むような衝撃的な光景を目の当たりにする。

ニュージーランド×アイルランド

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今年のテストマッチオールブラックスを破り、直前まで獲得した世界ランキング1位を引っ提げてW杯に乗り込んだアイルランドだったが、彼らはその「1位」という数字の当てにならなさを残酷なまでに突きつけられた。

もっと確実な数字で。

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36%しか獲得できなかった「地域獲得率(territory)」、オールブラックスと比して8割ほどの回数はボールキャリーできたのに半分ほどしかメイドできなかった「ゲインメーター(meters made)」、クリーンブレイク僅か2回、そして最終スコアの46−14は、「どんなプランを持っていたにせよ、ほとんど何もさせてもらえなかった」という事を意味する。

守備においては悲劇的ですらある。

オールブラックスとほぼ同じ回数タックルを見舞っていたにも関わらず、2.5倍もタックルミスをしてしまい、8回ものターンオーバーを喫している。

実際見ても、あの緑の壁が地上戦でズルズルと下がっていたのは恐ろしい光景だった。

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オールブラックスはアーディー・サヴェア、ブロディ・レタリックなど強力FW陣が躍動し、コーディーテイラー、デーン・コールズ(驚くべきことに2人ともFWだ)、ジョージブリッジなどの驚異的なランナーが次々とラインを破り、アーロンスミスボーデン・バレッドがその閃きで違いを作り出したが、増田個人的POMとしてSOのリッチー・モウンガを挙げたい。

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この地味な司令塔は、敵陣に侵入し、すわ驚異的なアタックが始まるぞという時でも、デフェンスラインが浅いとみるやゴロパントを蹴って22mのさらに深くからセットプレー相手に強い、ボールが暴れるやドリブルで蹴だしてボーデン・バレットへ脚でのパス

黒子に徹しながらも異常な反応速度と驚異的な回転の早さで黒衣の王者を動かした。

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後半2トライを奪ったアイルランドだが焼け石に水

緑の巨体を一蹴したオールブラックスが今度は白い壁がまつ準決勝に駒を進めた。

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かい数字の話が続いたのでスタッツからは少し離れることにしよう。

ウェールズ×フランスは、準々決勝で唯一、1点を争うクロスゲームが演じられた。

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緑の芝に赤と青のユニフォームが映える一戦は、個人の閃きで予測不能攻撃を仕掛ける青のフランスに対し、壁を作って切り返し、直線的なランとハイパントサインプレーからの一発を狙う赤のウェールズという展開となった。

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前半からボール支配し、次々と不確実性を突きつけるフランスに対し、守勢に回るウェールズは、数少ない攻撃のチャンスを得ても、ダン・ビガー、ガレス・デービスリーアム・ウィリアムズ個人しか出来ることがない。

そもそもウェールズは3フェイズ以上の攻撃になるとすぐに手詰まりを起こしてしまい、そこから先はキック個人技と密集戦くらいしかやることがなくなってしまうのだが、その3フェイズの切れ味で尸の山を築いてきたチームだ。

ボールをもってジャズセッションを奏でたいフランス相手に気分良い時間提供してしまう。

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しかし、しかしだ、フランスにはなぜかW杯で顔を出す、悪い、致命的に悪いクセがある。

前回W杯で密集のどさくさに紛れてオールブラックスリッチー・マコウに芝との挟み撃ちにするプレスパンチを繰り出し退場者をだした様に、今回もLOセバスティアン・ヴァーマイナモールのどさくさに紛れてウェールズ選手に肘打ちを見舞ってしまう。

しかもこれがレッドカード

掲げられた赤いカードは同じ赤のジャージを着たウェールズにとっては幸運カード、青のフランスにとっては逮捕状に見えたことだろう。

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ここからウェールズは徐々に息を吹き返し、ついには土壇場で勝負をひっくり返した。

フランスは優位に進めていた試合を自ら壊してしまい、涙を飲むことになった。

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W杯が始まってからというもの、「あーこりゃマズいな」という状況を執念でひっくり返し、薄氷勝利の道を踏み抜かずに歩き続けるウェールズは感嘆に値する。

毎度毎度、怪我人の穴埋めで呼び出されて司令塔になるW杯男、ダン・ビガーは、男であればこうありたいと思わせる勝負強さだし、肘打ちを食いながらもPOMに輝いたアーロン・ウェインライトは全てのパパが見習うべきで、父たるもの大男はちょっと厳しくてもヤンチャな娘の肘打ちくらいには耐えないといけない。

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土壇場に強い男たちの活躍準決勝3番目の椅子ウェールズのものとなった。

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そして準々決勝最後試合は昨日のレビューで書いたとおり。

4番目の椅子の獲得者は南アフリカだ。

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準決勝ニュージーランド×イングランドウェールズ×南アフリカという組み合わせとなった。

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ここで準決勝2試合展望について考えてみたいと思う。

ニュージーランドイングランドの対戦は実力伯仲だ。

ここまで圧倒的な強さを見せつけるオールブラックスだが、相手に付け入る隙を与えずねじ伏せてきたのはイングランドも変わらない。

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しかオールブラックスが優位に試合を運ぶのではないだろうか。

重厚クラシカルスタイルから進化して、未来フィジカルラグビーとでもいうべき戦法で次々と対戦相手を沈めてきたイングランドだが、その選択肢の多さが逆にオールブラックスの付け入る隙となるかもしれない。

いっそランニングを捨てて激しく前に出る高速ディフェンスによってオールブラックスモメンタムがつく前に潰し続け、ロースコアの展開に持ち込んだほうが勝機が見えて来るのではないかとも思う。

オールブラックスとしては、いかにして前に3mのスペースがある状態ボールを持つかということになる。

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名将スティーブハンセンと、勝負エディー・ジョーンズの采配に注目だ。

また、エディーがいつコーチボックスでブチ切れるかにも注目だ。

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南アフリカとウェールズの戦いに関しては、ともにフィジカルを盾にしたディフェンスに特色のあるチームであり、小細工を弄するような対戦になると考えづらい。

双方ともペナルティゴールを積み上げた上で、試合合計でも3個以内のトライを奪い合う展開になるのではないかと思う。

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自分自尊心を守る為に見えてるものに目を瞑る誘惑には耐えなければいけないが、それでも南アフリカが優位にゲームを進めるのではないだろうか。

南アフリカの方が取れる選択肢が多い気がするのだ。

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翻って必殺の一撃が世界最高クラスフィジカル相手にも通じるのか試さないといけないウェールズだが、どうもクロスゲームには縁があり、かつて日本相手テストマッチでも70分過ぎのドロップゴールで逃げ切った経験がある。

今回ももし75分を過ぎて手が届く点差なら何でも起き得る。

渡りうまい大男達がまたも勝負の谷を超え、頂への挑戦権を得るだろうか。

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日本の挑戦は終わったが、W杯で残された4試合はいずれも興味深いものばかりだ。

みんなも是非もう少しお付き合いいただきたい。

anond:20191020231916

2019-10-16

anond:20191016203021

そうじゃなくてでっちあげの理由を口に出したら最後その理由が崩されたら降伏しなきゃいけなくなっちゃうでしょってこと。

例えばホームレスは臭くて汚いか避難所に入れるべきではないって言っちゃったらそのホームレスが体と服を綺麗にして出直してきた時には受け入れるしかなくなるんだよ。

萌え絵ポスターにしても子供に悪影響っていっちゃったらそれを証明する義務が発生するし逆に悪影響がないことが証明されてしまったらもうおしまいじゃん。

でもそれでも嫌って言って新しい理屈をこねたりして自分の主張を通す戦いを続けるでしょ。

どうせ最後論理武装を解除された状態でみっともなく殴り合うんだからわざわざそういう負け確のフェイズを挟む必要ない。一回論破されてるぶん余計無様にみえるだけ。

だいたいいちいち道徳的優位を主張しなくても自分自分の身内が不快に思っているっていうだけでも十分他人自由制限を試みる根拠にできるし人類はずっとそうやって闘争を続けてきたんだ。

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