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はてなキーワード: 街道とは

2021-05-04

今更シンエヴァの話をするが

既婚の姉は絶賛していたが、独り身孤独死街道まっしぐらの私は不満が残ったエンドだった

2021-04-27

anond:20210427085439

そもそも親や親戚に頼るとかもせず安易に体売るなんて選択肢を取る時点で

そんな淫売コロナがなくともどっかでトラブル起こしてヤミ金ウシジマくんコースだし

こんなこと書いたらフェミ増田が猿みたいに歯剥き出しにして発狂するけどな

一生裏街道歩く覚悟もないくせに、怪しい道に安易に入ろうとするなっちゅー話ですわ

2021-04-02

借金ってまじで便利だな

最初に断っておくと当然リボとか年利15%みたいなアホアホ借金は論外だし、返す当てのない借金も論外だよ

ボーナス一括払金利ゼロ円てまじかよ!全然知らなかった。すげーな。こんな美味しい機能完全に見落としてたわ

いや、十分目にしていたけど借金について全然考えてこなかったから完全に意識の網からこぼれ落ちていたんだろう

短期の借入とはいえ数ヶ月も支払いを待ってもらって金利発生ゼロとかうますぎるんだがー

現在現金よりも未来現金のほうが価値は低いので(特に今のようなブル相場は)、格安借金たすかりまんがな

昔なんかの本で「利子が低くて借金出来るなら借金にしたほうがお得」だの「支払いは後ろに伸ばせば伸ばすほどお得」みたいな説明読んでピンとこなかったんだけど、最近資産管理していてめっちゃ実感している

未来お金ワープで持ってきて、レバレッジ効かせて運用するとか、現金がなくても将来大きな収益が見込めるときってのはあって、そういうときに十分金利の低い借金を使えるのはめちゃめちゃフレキシブルに行動が出来る

利益じゃないか所得税も増えないしな

しかし世の中には返す当てもなく、家族や友人からお金を借りるの恥ずかしいからとかいバカ丸出し理由カードローンつまむバカが居るんだよなぁ。俺の兄弟だよ

どんな思考してたら、破滅街道まっしぐら無担保借金をなん100万もふくらませるんだよ。資産ゼロの状況で、バランスシートぶっ壊れ借金とか狂ってるの自覚できてるんだろうか。他人の目が気になりすぎてて脳が焼き切れてるんだろうな

借金なんてせいぜい個人だと総資産の30%くらいが限界だろうな、所有資産50%の借り入れとか自分なら精神が持たないと思う

世の中の人ってよく借金してまで新築プレミアム上乗せの家買えるよな。あれってプレミアム価格のおうちを担保にしてるんだろう。

LTV95%とか言ってるの見かけちゃったけど、お家の値段ちょい下がっただけで担保価格下回って爆発すると思うんだけど、計算できてるんだろうか。

まぁ住宅ローン金利安いので人生でつまづきさえしなきゃなんとかなってしまうだろうけど、挫折ばっかりの人生を歩んだ人間としては、よくもまぁ自分人生をそこまで楽観的に生きられるよな〜って思いました

2021-03-30

春になった。街をゆくひとびとの露出度があがりはじめた。桜並木のなかをゆくミニスカート女の子、森の中のGUセルフレジにならぶショートパンツ女の子自転車街道を走るベージュジャケット女の子はそろいのショートパンツ茶色のブーツ。きれいな脚は太陽の光のなかにある。

2021-03-28

おまえらバカ女はお国の為に子供を産め! あ、俺たちは上級国民としてこの世を謳歌しますけどねw日本最高!w」と入試差別企業セクハラパワハラ出世街道追放され、ブラック低賃パートに堕ちた日本国民わたし 今さら産めと言われてももう遅い

今の日本これだろ?

2021-03-26

anond:20210326001428

こういう中途半端に小賢しいせいで行動力の無い奴が今の世の中で一番生きにくいだろうな。

完全に頭悪い奴みたく10デキ婚高校中退→土方→30代初孫みたいな野放図な生き方もできないし、

かといって、進学校→有名大学(人脈趣味彼女全てここで獲得)→大企業就職結婚→人脈活かして独立という

現代日本エリート街道計画的に歩むことができるかといったら、元々そんなポテンシャルはない。

上も下もなんやかんや楽しそうに生きてるけど、中間に挟まれてるこの層はホント駄目。

そんなこんなで気付けばおっさんになってるしな。氷河期とかこんな奴ばっか。

2021-03-23

Farewell, My Boy

アジカン後藤さんのソロ、「Around The Lives By The Sea」がとても素晴らしい。

彼の在籍するバンドは、00年代以降のいわゆる「ロキノン」(個人的にこのくくり方は好きじゃないが)街道大手を振って歩んできたように思われているけれど、実は様々な挑戦と苦悩にあふれた作品ばかりだと個人的には思っている。

新世紀のラブソング」以降、彼の手掛ける作品は、バンドでもソロでも、ラップという手法をどう自分にあったスタイル昇華させていくかという試みが数多く見れたが、今回の新作ソロアルバムちゃんオーガニックさあふれる方向で着地したというか、ある種彼なりの完成形にもっていけているような気がした。



気になったことが1つある。


https://www.youtube.com/watch?v=-RAFr8g46ic


タイトルが「Farewell, My Boy」で、"小さな箱に詰めた白百合木漏れ日に滲む薄い紅よ"という歌詞は小さな子供葬式彷彿とさせる。

今回のソロアルバムでこの1曲だけ、明らかにテイストが違く、かなり個人的なことを歌っているのではないかと思う。

この曲だけ、何にも例えようのない、誰かに聞いてほしいけれども聞いてほしくない、深い悲しみに満ちている感じがする。アルバムの中でこの曲だけが放つ、違和感ともとれるこの手触りはなんなのだろうか。


さな箱に詰めた白百合

木漏れ日に滲む薄い紅よ

Farewell, my boy


見覚えのない この坂道

登って少し行けば君の家さ

Farewell, my boy

Farewell, lovely boy


例えば

僕らはどこまでも捩れた首飾り

こぼれ落ちた そのひとつ粒が

絡まった愛を解いて


Farewell, my boy

Farewell, lovely boy


2021-03-22

ドル

ハックニー馬[※1]のしっぽのような、巫戯《ふざ》けた楊《やなぎ》の並木《なみき》と陶製《とうせい》の白い空との下を、みじめな旅《たび》のガドルフは、力いっぱい、朝からつづけて歩いておりました。

 それにただ十六哩《マイル》だという次《つぎ》の町が、まだ一向《いっこう》見えても来なければ、けはいしませんでした。

(楊がまっ青に光ったり、ブリキの葉《は》に変《かわ》ったり、どこまで人をばかにするのだ。殊《こと》にその青いときは、まるで砒素《ひそ》をつかった下等《かとう》の顔料《えのぐ》[※2]のおもちゃじゃないか。)

 ガドルフはこんなことを考えながら、ぶりぶり憤《おこ》って歩きました。

 それに俄《にわ》かに雲が重《おも》くなったのです。

(卑《いや》しいニッケルの粉《こな》だ。淫《みだ》らな光だ。)

 その雲のどこからか、雷《かみなり》の一切れらしいものが、がたっと引きちぎったような音をたてました。

街道かいどう》のはずれが変《へん》に白くなる。あそこを人がやって来る。いややって来ない。あすこを犬がよこぎった。いやよこぎらない。畜生ちくしょう》。)

 ガドルフは、力いっぱい足を延《の》ばしながら思いました。

 そして間もなく、雨と黄昏《たそがれ》とがいっしょに襲《おそ》いかかったのです。

 実《じつ》にはげしい雷雨《らいう》になりました。いなびかりは、まるでこんな憐《あわ》れな旅のものなどを漂白《ひょうはく》してしまいそう、並木の青い葉がむしゃくしゃにむしられて、雨のつぶと一緒《いっしょ》に堅《かた》いみちを叩《たた》き、枝《えだ》までがガリガリ引き裂《さ》かれて降《ふ》りかかりました。

(もうすっかり法則《ほうそく》がこわれた。何もかもめちゃくちゃだ。これで、も一度《いちど》きちんと空がみがかれて、星座《せいざ》がめぐることなどはまあ夢《ゆめ》だ。夢でなけぁ霧《きり》だ。みずけむりさ。)

 ガドルフはあらんかぎりすねを延《の》ばしてあるきながら、並木のずうっと向《むこ》うの方のぼんやり白い水明りを見ました。

(あすこはさっき曖昧あいまい》な犬の居《い》たとこだ。あすこが少ぅしおれのたよりになるだけだ。)

 けれども間もなく全《まった》くの夜になりました。空のあっちでもこっちでも、雷《かなみり》が素敵《すてき》に大きな咆哮《ほうこう》をやり、電光のせわしいことはまるで夜の大空の意識《いしき》の明滅《めいめつ》のようでした。

 道はまるっきりコンクリート製《せい》の小川のようになってしまって、もう二十分と続《つづ》けて歩けそうにもありませんでした。

 その稲光《いなびか》りのそらぞらしい明りの中で、ガドルフは巨《おお》きなまっ黒な家が、道の左側《ひだりがわ》に建《た》っているのを見ました。

(この屋根《やね》は稜《かど》が五角で大きな黒電気石[※3]の頭のようだ。その黒いことは寒天《かんてん》だ。その寒天の中へ俺《おれ》ははいる。)

 ガドルフは大股《おおまた》に跳《は》ねて、その玄関《げんかん》にかけ込みました。

「今晩《こんばん》は。どなたかお出《い》でですか。今晩は。」

 家の中はまっ暗《くら》で、しんとして返事《へんじ》をするものもなく、そこらには厚《あつ》い敷物《しきもの》や着物《きもの》などが、くしゃくしゃ散《ち》らばっているようでした。

(みんなどこかへ遁《に》げたかな。噴火《ふんか》があるのか。噴火じゃない。ペストか。ペストじゃない。またおれはひとりで問答《もんどう》をやっている。あの曖昧な犬だ。とにかく廊下《ろうか》のはじででも、ぬれ着物をぬぎたいもんだ。)

 ガドルフは斯《こ》う頭の中でつぶやきまた唇《くちびる》で考えるようにしました。そのガドルフの頭と来たら、旧教会《きゅうきょうかい》の朝の鐘《かね》のようにガンガン鳴《な》っておりました。

 長靴《ながぐつ》を抱《だ》くようにして急《いそ》いで脱《と》って、少しびっこを引きながら、そのまっ暗なちらばった家にはね上って行きました。すぐ突《つ》きあたりの大きな室は、たしか階段かいだん》室らしく、射《さ》し込《こ》む稲光りが見せたのでした。

 その室の闇《やみ》の中で、ガドルフは眼《め》をつぶりながら、まず重い外套《がいとう》を脱《ぬ》ぎました。そのぬれ外套の袖《そで》を引っぱるとき、ガドルフは白い貝殻《かいがら》でこしらえあげた、昼の楊の木をありありと見ました。ガドルフは眼をあきました。

(うるさい。ブリキになったり貝殻になったり。しかしまたこんな桔梗《ききょう》いろの背景《はいけい》に、楊の舎利《しゃり》[※4]がりんと立つのは悪《わる》くない。)

 それは眼をあいてもしばらく消《き》えてしまいませんでした。

 ガドルフはそれからぬれた頭や、顔をさっぱりと拭《ぬぐ》って、はじめてほっと息《いき》をつきました。

 電光がすばやく射し込んで、床《ゆか》におろされて蟹《かに》のかたちになっている自分背嚢はいのう》をくっきり照《て》らしまっ黒な影《かげ》さえ落《おと》して行きました。

 ガドルフはしゃがんでくらやみの背嚢をつかみ、手探《てさぐ》りで開《ひら》いて、小さな器械《きかい》の類《たぐい》にさわってみました。

 それから少ししずかな心持《こころも》ちになって、足音をたてないように、そっと次の室にはいってみました。交《かわ》る交《がわ》るさまざまの色の電光が射し込んで、床に置《お》かれた石膏《せっこう》像《ぞう》や黒い寝台《しんだい》や引っくり返《かえ》った卓子《テーブル》やらを照らしました。

(ここは何かの寄宿舎《きしゅくしゃ》か。そうでなければ避病院《ひびょういん》か。とにかく二階にどうもまだ誰《だれ》か残《のこ》っているようだ。一ぺん見て来ないと安心あんしん》ができない。)

 ガドルフはしきいをまたいで、もとの階段室に帰り、それから一ぺん自分背嚢につまずいてから、二階に行こうと段《だん》に一つ足をかけた時、紫《むらさき》いろの電光が、ぐるぐるするほど明るくさし込んで来ましたので、ガドルフはぎくっと立ちどまり階段に落ちたまっ黒な自分の影とそれから窓《まど》の方を一緒《いっしょ》に見ました。

 その稲光りの硝子《ガラス》窓から、たしかに何か白いものが五つか六つ、だまってこっちをのぞいていました。

(丈《たけ》がよほど低《ひく》かったようだ。どこかの子供《こども》が俺のように、俄かの雷雨で遁げ込んだのかも知れない。それともやっぱりこの家の人たちが帰って来たのだろうか。どうだかさっぱりわからないのが本統《ほんとう》だ。とにかく窓を開いて挨拶あいさつ》しよう。)

 ガドルフはそっちへ進《すす》んで行ってガタピシの壊《こわ》れかかった窓を開きました。たちまち冷たい雨と風とが、ぱっとガドルフの顔をうちました。その風に半分声をとられながら、ガドルフは叮寧《ていねい》に云《い》いました。

「どなたですか。今晩《こんばん》は。どなたですか。今晩は。」

 向《むこ》うのぼんやり白いものは、かすかにうごいて返事もしませんでした。却《かえ》って注文《ちゅうもん》通《どお》りの電光が、そこら一面《いちめん》ひる間のようにしてくれたのです。

「ははは、百合ゆり》の花だ。なるほど。ご返事のないのも尤《もっと》もだ。」

 ガドルフの笑《わら》い声は、風といっしょに陰気《いんき》に階段をころげて昇《のぼ》って行きました。

 けれども窓の外では、いっぱいに咲いた白百合《しらゆり》が、十本ばかり息もつけない嵐《あらし》の中に、その稲妻《いなずま》の八分一秒《びょう》を、まるでかがやいてじっと立っていたのです。

 それからたちまち闇が戻《もど》されて眩《まぶ》しい花の姿《すがた》は消えましたので、ガドルフはせっかく一枚《まい》ぬれずに残ったフラン[※5]のシャツも、つめたい雨にあらわせながら、窓からそとにからだを出して、ほのかに揺《ゆ》らぐ花の影を、じっとみつめて次の電光を待《ま》っていました。

 間もなく次の電光は、明るくサッサッと閃《ひら》めいて、庭《にわ》は幻燈《げんとう》のように青く浮《うか》び、雨の粒《つぶ》は美《うつく》しい楕円形《だえんけい》の粒になって宙《ちゅう》に停《とど》まり、そしてガドルフのいとしい花は、まっ白にかっと瞋《いか》って立ちました。

(おれの恋《こい》は、いまあの百合の花なのだ。いまあの百合の花なのだ。砕《くだ》けるなよ。)

 それもほんの一瞬《いっしゅん》のこと、すぐに闇は青びかりを押《お》し戻《もど》し、花の像はぼんやりと白く大きくなり、みだれてゆらいで、時々は地面《じめん》までも屈《かが》んでいました。

 そしてガドルフは自分の熱《ほて》って痛《いた》む頭の奥《おく》の、青黝《あおぐろ》い斜面《しゃめん》の上に、すこしも動《うご》かずかがやいて立つ、もう一むれの貝細工《かいざいく》の百合を、もっとはっきり見ておりました。たしかにガドルフはこの二むれの百合を、一緒に息をこらして見つめていました。

 それもまた、ただしばらくのひまでした。

 たちまち次の電光は、マグネシアの焔《ほのお》よりももっと明るく、菫外線《きんがいせん》[※6]の誘惑《ゆうわく》を、力いっぱい含《ふく》みながら、まっすぐに地面に落ちて来ました。

 美しい百合の憤《いきどお》りは頂点《ちょうてん》に達《たっ》し、灼熱《しゃくねつ》の花弁《かべん》は雪よりも厳《いかめしく、ガドルフはその凛《りん》と張《は》る音さえ聴《き》いたと思いました。

 暗《やみ》が来たと思う間もなく、また稲妻が向うのぎざぎざの雲から北斎《ほくさい》の山下白雨のように赤く這《は》って来て、触《ふ》れない光の手をもって、百合を擦《かす》めて過ぎました。

 雨はますます烈《はげ》しくなり、かみなりはまるで空の爆破《ばくは》を企《くわだ》て出したよう、空がよくこんな暴《あば》れものを、じっと構《かま》わないでおくものだと、不思議《ふしぎ》なようにさえガドルフは思いました。

 その次の電光は、実に微《かす》かにあるかないかに閃《ひら》めきました。けれどもガドルフは、その風の微光《びこう》の中で、一本の百合が、多分とうとう華奢《きゃしゃ》なその幹《みき》を折《お》られて、花が鋭《するど》く地面に曲《まが》ってとどいてしまたことを察《さっ》しました。

 そして全くその通り稲光りがまた新《あた》らしく落ちて来たときその気の毒《どく》ないちばん丈の高い花が、あまりの白い興奮《こうふん》に、とうとう自分を傷《きず》つけて、きらきら顫《ふる》うしのぶぐさの上に、だまって横《よこた》わるのを見たのです。

 ガドルフはまなこを庭から室の闇にそむけ、丁寧《ていねい》にがたがたの窓をしめて、背嚢のところに戻って来ました。

 そして背嚢からさな敷布《しきふ》をとり出してからだにまとい、寒《さむ》さにぶるぶるしながら階段にこしかげ、手を膝《ひざ》に組み眼をつむりました。

 それからまらずまたたちあがって、手さぐりで床《ゆか》をさがし、一枚の敷物《しきもの》を見つけて敷布の上にそれを着《き》ました。

 そして睡《ねむ》ろうと思ったのです。けれども電光があんまりせわしくガドルフのまぶたをかすめて過ぎ、飢《う》えとつかれとが一しょにがたがた湧《わ》きあがり、さっきからの熱った頭はまるで舞踏《ぶとう》のようでした。

(おれはいま何をとりたてて考える力もない。ただあの百合は折《お》れたのだ。おれの恋は砕けたのだ。)ガドルフは思いました。

 それから遠い幾山河《いくやまかわ》の人たちを、燈籠《とうろう》のように思い浮《うか》べたり、また雷の声をいつかそのなつかしい人たちの語《ことば》に聞いたり、また昼の楊がだんだん延びて白い空までとどいたり、いろいろなことをしているうちに、いつかとろとろ睡ろうとしました。そしてまた睡っていたのでしょう。

 ガドルフは、俄かにどんどんどんという音をききました。ばたんばたんという足踏《あしぶ》みの音、怒号《どごう》や潮罵《ちょうば》が烈《はげ》しく起《おこ》りました。

 そんな語はとても判《わか》りもしませんでした。ただその音は、たちまち格闘《かくとう》らしくなり、やがてずんずんドルフの頭の上にやって来て、二人の大きな男が、組み合ったりほぐれたり、けり合ったり撲《なぐ》り合ったり、烈しく烈しく叫《さけ》んで現《あら》われました。

 それは丁度《ちょうど》奇麗《きれい》に光る青い坂《さか》の上のように見えました。一人は闇の中に、ありありうかぶ豹《ひょう》の毛皮《けがわ》のだぶだぶの着物をつけ、一人は烏《からす》の王のように、まっ黒くなめらかによそおっていました。そしてガドルフはその青く光る坂の下に、小さくなってそれを見上げてる自分のかたちも見たのです。

 見る間に黒い方は咽喉《のど》をしめつけられて倒《たお》されました。けれどもすぐに跳ね返して立ちあがり、今度《こんど》はしたたかに豹の男のあごをけあげました。

 二人はも一度組みついて、やがてぐるぐる廻《まわ》って上になったり下になったり、どっちがどっちかわからず暴れてわめいて戦《たたか》ううちに、とうとうすてきに大きな音を立てて、引っ組んだまま坂をころげて落ちて来ました。

 ガドルフは急いでとび退《の》きました。それでもひどくつきあたられて倒れました。

 そしてガドルフは眼を開いたのです。がたがた寒さにふるえながら立ちあがりました。

 雷はちょうどいま落ちたらしく、ずうっと遠くで少しの音が思い出したように鳴《な》っているだけ、雨もやみ電光ばかりが空を亘《わた》って、雲の濃淡《のうたん》、空の地形図をはっきりと示し、また只《ただ》一本を除《のぞ》いて、嵐に勝《か》ちほこった百合の群《むれ》を、まっ白に照《て》らしました。

 ガドルフは手を強く延ばしたり、またちぢめたりしながら、いそがしく足ぶみをしました。

 窓の外の一本の木から、一つの雫《しずく》が見えていました。それは不思議にかすかな薔薇《ばら》いろをうつしていたのです。

(これは暁方《あけがた》の薔薇色《ばらいろ》ではない。南の蝎《さそり》の赤い光がうつったのだ。その証拠《しょうこ》にはまだ夜中にもならないのだ。雨さえ晴れたら出て行こう。街道の星あかりの中だ。次の町だってじきだろう。けれどもぬれ着物をまた引っかけて歩き出すのはずいぶんいやだ。いやだけれども仕方《しかた》ない。おれの百合は勝ったのだ。)

 ガドルフはしばらくの間、しんとして斯う考えました。

最新エントリ

川の向う岸が俄にわかに赤くなりました。楊やなぎの木や何かもまっ黒にすかし出され見えない天の川の波もときどきちらちら針のように赤く光りました。まったく向う岸の野原に大きなまっ赤な火が燃されその黒いけむりは高く桔梗ききょういろのつめたそうな天をも焦こがしそうでした。ルビーよりも赤くすきとおりリチウムよりもうつくしく酔よったようになってその火は燃えているのでした。

「あれは何の火だろう。あんな赤く光る火は何を燃やせばできるんだろう。」ジョバンニが云いいました。

「蝎さそりの火だな。」カムパネルラが又また地図と首っ引きして答えました。

「あら、蝎の火のことならあたし知ってるわ。」

「蝎の火ってなんだい。」ジョバンニがききました。

「蝎がやけて死んだのよ。その火がいまでも燃えてるってあたし何べんもお父さんから聴いたわ。」

「蝎って、虫だろう。」

「ええ、蝎は虫よ。だけどいい虫だわ。」

「蝎いい虫じゃないよ。僕博物館アルコールにつけてあるの見た。尾にこんなかぎがあってそれで螫さされると死ぬって先生が云ったよ。」

「そうよ。だけどいい虫だわ、お父さん斯こう云ったのよ。むかしのバルドラの野原に一ぴきの蝎がいて小さな虫やなんか殺してたべて生きていたんですって。するとある日いたちに見附みつかって食べられそうになったんですって。さそりは一生けん命遁にげて遁げたけどとうとういたちに押おさえられそうになったわ、そのときいきなり前に井戸があってその中に落ちてしまったわ、もうどうしてもあがられないでさそりは溺おぼれはじめたのよ。そのときさそりは斯う云ってお祈いのりしたというの、

 ああ、わたしはいままでいくつのものの命をとったかからない、そしてその私がこんどいたちにとられようとしたときあんなに一生けん命にげた。それでもとうとうこんなになってしまった。ああなんにもあてにならない。どうしてわたしわたしからだをだまっていたちに呉くれてやらなかったろう。そしたらいたちも一日生きのびたろうに。どうか神さま。私の心をごらん下さい。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸さいわいのために私のからだをおつかい下さい。って云ったというの。そしたらいつか蝎はじぶんのからだがまっ赤なうつくしい火になって燃えてよるのやみを照らしているのを見たって。いまでも燃えてるってお父さん仰おっしゃったわ。ほんとうにあの火それだわ。」

「そうだ。見たまえ。そこらの三角標はちょうどさそりの形にならんでいるよ。」

 ジョバンニはまったくその大きな火の向うに三つの三角標がちょうどさそりの腕うでのようにこっちに五つの三角標がさそりの尾やかぎのようにならんでいるのを見ました。そしてほんとうにそのまっ赤なうつくしいさそりの火は音なくあかるくあかるく燃えたのです。

 その火がだんだんしろの方になるにつれてみんなは何とも云えずにぎやかなさまざまの楽の音ねや草花の匂においのようなもの口笛や人々のざわざわ云う声やらを聞きました。それはもうじきちかくに町か何かがあってそこにお祭でもあるというような気がするのでした。

ケンタウル露つゆをふらせ。」いきなりいままで睡ねむっていたジョバンニのとなりの男の子が向うの窓を見ながら叫んでいました。

 ああそこにはクリスマストリイのようにまっ青な唐檜とうひかもみの木がたってその中にはたくさんのたくさんの豆電燈まめでんとうがまるで千の蛍ほたるでも集ったようについていました。

「ああ、そうだ、今夜ケンタウル祭だねえ。」

「ああ、ここはケンタウルの村だよ。」カムパネルラがすぐ云いました。〔以下原稿一枚?なし〕

ボール投げなら僕ぼく決してはずさない。」

 男の子が大威張おおいばりで云いました。

「もうじきサウザンクロスです。おりる支度したくをして下さい。」青年がみんなに云いました。

「僕も少し汽車へ乗ってるんだよ。」男の子が云いました。カムパネルラのとなりの女の子はそわそわ立って支度をはじめましたけれどもやっぱりジョバンニたちとわかれたくないようなようすでした。

「ここでおりなけぁいけないのです。」青年はきちっと口を結んで男の子を見おろしながら云いました。

「厭いやだい。僕もう少し汽車へ乗ってから行くんだい。」

 ジョバンニがこらえ兼ねて云いました。

「僕たちと一緒いっしょに乗って行こう。僕たちどこまでだって行ける切符きっぷ持ってるんだ。」

「だけどあたしたちもうここで降りなけぁいけないのよ。ここ天上へ行くとこなんだから。」女の子さびしそうに云いました。

「天上へなんか行かなくたっていいじゃないか。ぼくたちここで天上よりももっといいとこをこさえなけぁいけないって僕の先生が云ったよ。」

だっておっ母さんも行ってらっしゃるしそれに神さまが仰おっしゃるんだわ。」

「そんな神さまうその神さまだい。」

あなたの神さまうその神さまよ。」

「そうじゃないよ。」

あなたの神さまってどんな神さまですか。」青年は笑いながら云いました。

「ぼくほんとうはよく知りません、けれどもそんなんでなしにほんとうのたった一人の神さまです。」

「ほんとうの神さまはもちろんたった一人です。」

「ああ、そんなんでなしにたったひとりのほんとうのほんとうの神さまです。」

「だからそうじゃありませんか。わたくしはあなた方がいまにそのほんとうの神さまの前にわたくしたちとお会いになることを祈ります。」青年はつつましく両手を組みました。女の子もちょうどその通りにしました。みんなほんとうに別れが惜おしそうでその顔いろも少し青ざめて見えました。ジョバンニはあぶなく声をあげて泣き出そうとしました。

「さあもう支度はいいんですか。じきサウザンクロスですから。」

 ああそのときでした。見えない天の川のずうっと川下に青や橙だいだいやもうあらゆる光でちりばめられた十字架じゅうじかがまるで一本の木という風に川の中から立ってかがやきその上には青じろい雲がまるい環わになって後光のようにかかっているのでした。汽車の中がまるでざわざわしました。みんなあの北の十字のときのようにまっすぐに立ってお祈りをはじめました。あっちにもこっちにも子供が瓜うりに飛びついたときのようなよろこびの声や何とも云いようない深いつつましいためいきの音ばかりきこえました。そしてだんだん十字架は窓の正面になりあの苹果りんごの肉のような青じろい環の雲もゆるやかにゆるやかに繞めぐっているのが見えました。

ハルヤハルレヤ。」明るくたのしくみんなの声はひびきみんなはそのそらの遠くからつめたいそらの遠くからすきとおった何とも云えずさわやかなラッパの声をききました。そしてたくさんのシグナルや電燈の灯あかりのなかを汽車だんだんゆるやかになりとうとう十字架のちょうどま向いに行ってすっかりとまりました。

「さあ、下りるんですよ。」青年男の子の手をひきだんだん向うの出口の方へ歩き出しました。

「じゃさよなら。」女の子がふりかえって二人に云いました。

さよなら。」ジョバンニはまるで泣き出したいのをこらえて怒おこったようにぶっきり棒に云いました。女の子はいかにもつらそうに眼めを大きくしても一度こっちをふりかえってそれからあとはもうだまって出て行ってしまいました。汽車の中はもう半分以上も空いてしまい俄にわかにがらんとしてさびしくなり風がいっぱいに吹ふき込こみました。

 そして見ているとみんなはつつましく列を組んであの十字架の前の天の川なぎさにひざまずいていました。そしてその見えない天の川の水をわたってひとりの神々こうごうしい白いきものの人が手をのばしてこっちへ来るのを二人は見ました。けれどもそのときはもう硝子ガラス呼子よびこは鳴らされ汽車うごき出しと思ううちに銀いろの霧きりが川下の方からすうっと流れて来てもうそっちは何も見えなくなりました。ただたくさんのくるみの木が葉をさんさんと光らしてその霧の中に立ち黄金きんの円光をもった電気栗鼠りすが可愛かあいい顔をその中からちらちらのぞいているだけでした。

 そのときすうっと霧がはれかかりました。どこかへ行く街道らしく小さな電燈の一列についた通りがありました。それはしばらく線路に沿って進んでいました。そして二人がそのあかしの前を通って行くときはその小さな豆いろの火はちょうど挨拶あいさつでもするようにぽかっと消え二人が過ぎて行くときまた点つくのでした。

 ふりかえって見るとさっきの十字架はすっかり小さくなってしまいほんとうにもうそのまま胸にも吊つるされそうになり、さっきの女の子青年たちがその前の白い渚なぎさにまだひざまずいているのかそれともどこか方角もわからないその天上へ行ったのかぼんやりして見分けられませんでした。

 ジョバンニはああと深く息しました。

カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸さいわいのためならば僕のからだなんか百ぺん灼やいてもかまわない。」

「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな涙なみだがうかんでいました。

「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」ジョバンニが云いました。

「僕わからない。」カムパネルラぼんやり云いました。

「僕たちしっかりやろうねえ。」ジョバンニが胸いっぱい新らしい力が湧わくようにふうと息をしながら云いました。

「あ、あすこ石炭袋ぶくろだよ。そらの孔あなだよ。」カムパネルラが少しそっちを避さけるようにしながら天の川のひととこを指さしました。ジョバンニはそっちを見てまるでぎくっとしてしまいました。天の川の一とこに大きなまっくらな孔がどほんとあいているのです。その底がどれほど深いかその奥おくに何があるかいくら眼をこすってのぞいてもなんにも見えずただ眼がしんしんと痛むのでした。ジョバンニが云いました。

「僕もうあんな大きな暗やみの中だってこわくない。きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。」

「ああきっと行くよ。ああ、あすこの野原はなんてきれいだろう。みんな集ってるねえ。あすこがほんとうの天上なんだ。あっあすこにいるのぼくのお母さんだよ。」カムパネルラは俄にわかに窓の遠くに見えるきれいな野原を指して叫さけびました。

 ジョバンニもそっちを見ましたけれどもそこはぼんやり白くけむっているばかりどうしてもカムパネルラが云ったように思われませんでした。何とも云えずさびしい気がしてぼんやりそっちを見ていましたら向うの河岸に二本の電信ばしらが丁度両方から腕うでを組んだように赤い腕木をつらねて立っていました。

カムパネルラ、僕たち一緒に行こうねえ。」ジョバンニが斯こう云いながらふりかえって見ましたらそのいままでカムパネルラの座すわっていた席にもうカムパネルラの形は見えずただ黒いびろうどばかりひかっていました。ジョバンニはまるで鉄砲丸てっぽうだまのように立ちあがりました。そして誰たれにも聞えないように窓の外へからだを乗り出して力いっぱいはげしく胸をうって叫びそれからもう咽喉のどいっぱい泣きだしました。もうそこらが一ぺんにまっくらになったように思いました。

2021-03-15

anond:20210315195052

自分たちの身内で面白く盛り上がってることについてはセーフなんだね。

街道沿いのヤンキーホームレスイジメについては若気の至りでセーフにしてんのと一緒じゃねえか

2021-03-14

最近はてなーは「僕たち民度高いです(キリリ」とかやってるけど

自分たちの身内で面白く盛り上がってることについてはセーフなんだね。

街道沿いのヤンキーホームレスイジメについては若気の至りでセーフにしてんのと一緒じゃねえか

2021-03-06

どうせお前ら全員私のことを馬鹿にしてるんだろう?

バリキャリ街道から逃げ出した弱者だと馬鹿にするんだろう??

私は管理職なんか務まるたまじゃないもん。学生時代部長全然やってこなかったもん。そういう仕事向いてないもん。一番仕事のできる平社員立場になれることが理想だけどみんなそうなんじゃないの?

そうやって鼻から逃げ出すお前は、名誉男性になりたがらいお前は生きるべきじゃないって言うんだろう?お前ら全員死んでしま

どうして一生現場では子供を養って行けるほど稼げないの?校長先生にならないと子供大学まで送れないんでしょう?

民間から違うか。課長か?部長か?

もう嫌だ誰か助けて。

会社人生を捧げたいが、でも仕事は私を裏切るじゃん?

仕事を生きがいにできる人間って、幸運な一握りの人間だけなんでしょう?上司に認められない私は仕事やりがいにできないんだ。

そりゃ金も名誉も要らないわけではないが、私はそれよりも直属の上司から承認を求めているメンヘラなんだよ

就職するのが怖い。助けて。

2021-03-02

俺は2.5流の大学を出て大手企業に入ったお前を許せない

anond:20210301212331

めちゃくちゃイラついている。何に対してかって、この内容を投稿して理解を得られると思っているお前と、それにイラつている自分に対してだ。

何なんだマジで。俺はお前なんだ。もっとひどい、と思いたいが無理だ。小中高浪大いずれも努力した記憶がなく技術も持たず自分を愛せず友人もおらず恋人が居た経験もなく仕事もできない、運だけで最大手企業に入った俺も、お前と同じく恵まれいるからだ。

糞が。

案の定お前の出身大学Fランと決めつけながら学歴コンプを改めろなどと抜かす、完全な差別かつ自己矛盾に満ちたコメントで溢れている。当たり前だ。ここははてなで、無自覚な糞野郎巣窟だ。別にそれに憤怒してるわけじゃない。

大学パンフレットが一握りの例でしかないと大学3年になってようやく気が付き「自分コンプレックスをバネに成長する」などという陳腐な言説を再開発出身大学に砂をかけつつ、最後に俺にありがとう感謝したお前は、これからフォロワーをハッとさせ部下に慕われ出世街道を邁進していくのだろう。素晴らしいことだ。皮肉ではなくお前を採用したリクルート(仮名)は人の本質的能力を見る目がある本当に良い企業だと思う。

何の不満があるのだろうか。いや、不満があるのは分かる。お前は俺ではないが、俺はお前だからだ。クソが。そこにあるのは、はてなかいゴミ溜め以外でも苦悩が理解されないかもしれないという恐怖だ。一流企業に勤めて仕事で結果を出すお前が自分を愛せないという悩みを、誰もマトモに取り合おうとしない恐怖だ。立派な悩みだ。でも大半の人間の脳は、俺やお前の企業名や仕事内容が聞こえたその瞬間、全ての悩みを棄却拒否するように出来ている。仕方のないことだ。お前はそれを知らないフリして、あまつさえ長文で自己憐憫を垂れ流し、卑しくも床にこぼされた同情までもかき集めようとしている。

おれはめちゃくちゃイラついている。なんなんだ。俺は空っぽだ。高校の時マトモに努力せず0点を連発し担任無賃残業を延ばしまくっていた俺は母親に「自分小学校の時ゲームに逃げ続けていたのにサルゲッチュサルさえ全部捕られなかった屑なんだ」と泣いて嘆いて困らせた。今はそれさえできない。この意味が分かるか?糞が。俺は卑しい人間なんだ。おれは氷河期前夜と言われる今、のうのうと他の困窮している人間無視しお前の投稿をダシにこのショボい抑鬱さえ無いものにしようとしている。意味分からん。泣けるわけがない。別に泣くお前が悪いと言ってるわけじゃない。

糞が。

2021-02-26

女だけの街へGO

まず、普通の女に比べて犯罪率が高い<男>という性別があったとする

原因はともかく、<男>は暴力性が高く、犯罪率も高い。

また、レイプ強盗ドラッグなどの凶悪犯罪率も女の人の数十倍となっている。

これは統計的事実としてあることを前提とする。

しかし当然のことながら、すべての<男>が犯罪者というわけではなく、大半は善良な市民である

さて、あなたは念願のマイホームを買うことになった。

値段など様々な条件を考慮した結果、2件の物件が最終候補に残った。

1件はごく普通の女だけの街、もう1件は<男>が多く住む地域である

特にあなたの子供も通うであろう小学校の通学路には多くの<男>が住み、

<男街道>と呼ばれている。

この二つの地域治安について、あなたは明確なエビデンスを得ることができない。

ただ一つの違いは、犯罪率の高い<男>が多く住んでいるかどうか、それだけである

その他の価格間取り・住環境などについては完全に同一であるものとする。

あなたパートナー差別を憎む公正な人なので、この二つの物件のどちらを選ぶか、コインで決めようと提案した。

さて、あなたはその提案同意しますか?

もちろん、差別を憎むリベラルハテナーたちは、提案同意すると信じている。

anond:20210226105220

2021-02-23

anond:20210220101021

その明治維新の志士たちも、各地方での文化資本があればこそ育ったわけで、ほとんどが藩の首都藩校で学んだ士族でしょ。勉強するのが当たり前であり、びっちり叩き込まれた。また、長じては天下国家に想いを馳せる事が当然という教育を受けていた。さすがにド田舎百姓だとこうはいかなかったろう。せいぜい商家や庄屋階級までかと。(今で言えば県庁所在地公務員医師弁護士教師などに相当か)

また、参勤交代制度もあって、地方武士江戸勤めも普通の事だった。若殿様は江戸育ちだったりした。(例えば島津斉彬

ノーベル賞について言うと、実はやはりノーベル賞科学者出身地は偏っていて、それがけっこう話題にもなっている。(ノーベル賞街道とか)

なお、日本人ノーベル賞の第1号と第2号は共に京都出身京都府立一中から三高を経て京大卒。共にそれなりの家柄。まあ、当時は今よりも家柄とか階級がモノを言ったのでしょうね。階級社会の名残りが色濃く残っていたのでしょう。(日本の文化の中心地は江戸ではなくて上方だったからね。)

2021-02-11

SF好きに薦めるクラシック

https://anond.hatelabo.jp/20210210062305

 

SF好きに薦めるクラシックSFっぽいやつ。

 

ホルスト 惑星 より 「木星

 音楽教科書にも出てる、鉄板

 

ホルスト 惑星 より 「火星

 ダースイダ―のテーマみたいな曲

 

・リヒャルトシュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき

 冒頭だけ、2001年宇宙の旅で有名

 

レスピーギ 交響詩ローマの松」より「アッピア街道の松」

 静かに始まるが、もりあがってくると、ウルトラマンテーマみたいなフレーズが出てくる

 

ラヴェル バレエ組曲 ダフニスクロエ 第2番

 夜明けの描写が印象的

 

 

 

2021-01-23

anond:20210123215103

俺もコミュ障10年かけて補正してる。

結局コミュ障なんてなおらないけど、ある程度訓練でなんとかなる。

そして、若い頃のコミュ障コミュ障からwwでゆるされるが歳を取ってくると

一定コミュニケーション能力がある前提での仕事になるから補正してなかった

かと思うとマジで怖い。実際周りでも、こじらせてる奴は30代でも老害街道まっしぐら

2021-01-04

anond:20210104082935

あたしは街道に行かずに応援してるのに!あたしも行きたかったのに!街道応援してる奴ら許せない!コロナにかかってしまえ!という呪いだと思うよ

天気の子って田舎暮らしだと楽しさ半減では?

 何番煎じかわからないけど、新海誠作品というか「天気の子」が東京を知っているかいないかで楽しみ具合に差が出そうだと思ったので偏見多めで書いてみました。

 私は大学までずっと東京生活してきて、現在田舎に勤務しているアラサーです。なので、新海誠作品では見知った東京風景テンションが上がります特に、天気の子では線路の上を走っている時の映像なんか馴染みがありすぎて涙が出そうでした。しかし、今度仕事場で天気の子の話をしようと思った時、地元出身の人はその場面がどれだけ精密に描写されているかもわからないし、私の抱いた感慨の共感が得られないと思うと話題にすることに躊躇いを覚えます

 天気の子ではほぼ描かれていませんでしたが、君の名では田舎側のエモい風景暮らしも描いていました。しかし、君の名の田舎パートはドが着く田舎映像であって、私がいるような中途半端田舎(エモい自然もなければ店もなく、街道沿いの全国チェーン店生命与奪を握られている程度の田舎)ではありません。地元ジャスコ(イオンに変わっても未だにこう呼ぶ)とかスターバックスしかランドマークが無い街じゃ、あんドラマチックな映像にはならないだろうな。もし、地元高校生が天気の子を見たら「おらさ東京さいくだ」と将来を左右するかもしれないが、もう職や家庭を持ったアラサー世代は何を思うんだろう。

 また、場所(東京)を知っているかどうか?と言うだけでなく、「あれはセカイ系だよね?」という断面でも話が噛み合わない事もすぐに想定できてしまます。これは私がオタク文化に触れていただけですが、地元人達に聞いてもギャンブルか車か奥さん愚痴しかさないので広がることはないでしょう。

 私にとって地続きな物語が彼らにとってはハリウッド映画殆ど差がないんだろうなと、00年代を席巻したセカイ系一般作品でやってこんだけヒットしたんだという感動が得られないんだろうなと、そう言った時に地方と都会(或いは育った環境)のギャップを強く感じます。もちろん、今いる場所では私が新参者マイノリティーで私の方が異物なのは重々承知ですが。

 長々と書きましたが、私としては知らない事で楽しみが半減してるのもったいないなという話です。そして、これは一生埋まることのない決定的な差なんだろうなと思います大分上から目線ですが、この考えはどっちが良い悪いではなく、都会出身田舎に行った結果これまでの環境と違いすぎてストレス感じますという最近ありがちな愚痴ですね。ジェネレーションギャップという言葉がありますが、カントリーギャップとでも言うんですかね?生まれ育った環境というのは大事ですね。ダイバーシティなんざ自分ホームを構築して余裕がある人達だけで好きにやってて欲しいです。

 最後に、仕事を円滑にするためにも、話を合わせたりしてきましたが、向こうから寄り添って来ることがほぼない点も田舎の辛いところです(地元に残る保守的な人から海外旅行の話なんざ珍獣扱い)。正直、早く転勤したいので表面上上手くやれればいいかな?と思って適当に流して時間を浪費しています。都会出身就活生は田舎に行く可能性がある会社は辞めといた方がいいかもしれませんね?笑

2020-12-22

anond:20201221230613

似た境遇増田見つけて嬉しい。

貧乏ってのは嫌だよな。脱出できて余裕ができた時に、これまでの過去を振り返って辛くなる。貧乏は二度やってくるんだ。

学歴仕事が同じくらいの人と比べて自分が妙にパワフルだと思ったことがないか

大抵のやつらは、30過ぎると出世とか社会立ち位置とか見えちゃって「あーあ」してるらしい。

エリート街道走ってますとかの人以外で30過ぎてギラギラしたものを持ち続けられるって結構珍しいらしいよ。

大抵の人間勝手増田より不幸になるよ。増田幸せになれ。俺も負けない。

 

でも、たぶんコレ、人間になるルートじゃなくて、鬼になるルートなんだろうけどな。俺もそのルートにいるけど。

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