「主従関係」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 主従関係とは

2024-07-24

大手ニュースメディアのCNNインタビューで『信長は弥助を神だと思っていた』と語った根拠は気になる

アフリカ人奴隷を使うと言う流行が始まった』と言い出したのは氏が初ではないかも知れないが、

氏が大手ニュースメディアCNNで語っていた、『信長は弥助を神だと思っていた』『日本で最も有名な外国まれ武士となった』

ヤスケの仕事一族権力を守ることでした』(信長の首を守護し息子に届ける) の根拠はそれぞれそれなりに気になる

日本人が知らない、少なくとも教科書では習わない事実なので純粋に興味があるよ

African samurai: The enduring legacy of a black warrior in feudal JapanCNN

When feudal Japan’s most powerful warlord Nobunaga Oda met Yasuke, a black slave-turned-retainer, in 1581, he believed the man was a god.

Oda had never seen an African before. And like the locals in Japan’s then-capital of Kyoto, he was awed by Yasuke’s height, build and skin tone, according to Thomas Lockley, the author of “African Samurai: The True Story of Yasuke, a Legendary Black Warrior in Feudal Japan.”

“When Yasuke got to Kyoto (with Jesuit missionaries), there was a massive riot. People wanted to see him and be in his presence,” says Lockley, who spent nine years researching and writing the book, which was published last month.

Oda believed Yasuke to be either a guardian demon or “Daikokuten,” a god of prosperity usually represented by black statues in temples. He tried to rub the pigment from Yasuke’s skin, believing it was black ink. Once convinced Yasuke was real, he immediately threw a feast in his honor, says Lockley.

 

1581年、戦国時代日本の最も強力な戦国大名である織田信長が、奴隷から家臣となった黒人ヤスケに出会った時、信長ヤスケを神だと信じました。

アフリカン・サムライ戦国時代日本伝説黒人武士ヤスケの真実物語」の著者トーマスロックリーによると、信長はそれまでアフリカ人を見たことがありませんでした。そして、当時の都であった京都地元民と同様に、ヤスケの身長、体格、肌の色に畏敬の念を抱いたそうです。

ヤスケが(イエズス会宣教師とともに)京都に到着した時、大規模な騒動が起きました。人々はヤスケを見たがり、彼の存在を身近に感じたがりました」と、9年の歳月をかけて研究執筆した先月出版されたこの本について、ロックリーは語ります

信長ヤスケを守護の鬼か、通常寺院で黒い像で表される繁栄の神「大黒天」のどちらかだと信じていました。信長ヤスケの肌の色素を擦り取ろうとし、それが黒インクだと考えていました。ヤスケが本物だと確信すると、すぐに彼の名誉を称える宴を開いたとロックリーは述べています

 

https://edition.cnn.com/2019/05/19/asia/black-samurai-yasuke-africa-japan-intl/index.html

  

氏が出演したNHK番組でも下記のように"侍"と書いてるので根拠はあるのだと思う

Black Samurai 信長に仕えたアフリカン侍・弥助 |NHK BS

織田信長に仕えた黒人、弥助(やすけ)。イエズス会宣教師に同行していた弥助を信長が気に入り、家臣に取り立てたのだという。2人の主従関係は「本能寺の変」によりわずか1年3か月で終わったが、その前後の弥助の足取りはこれまでなぞに包まれてきた。しかし近年の研究により、アフリカからアジア日本へ到る弥助の人生が次第に明らかにハリウッド映画化も進むなど、今世界中から注目を集める、弥助の生きざまに迫る。

https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009051309_00000

 

なお、アフリカ人奴隷を使うと言う流行が始まった』という主張の根拠は、

京都国際観光大使政府成長戦略会議委員も勤め、『中小企業であること自体特権化している』

子どもがいない専業主婦脱税と同じ・社会インフラただ乗りモラルハザード』などなど

数々のありがたいお言葉を下さる、デービッド・アトキンソン氏によると、(アフリカ人奴隷流行は)資料にかなりあるけど』らしいです

日本人が知らない、少なくとも教科書では習わない事実なので純粋に興味がある

https://x.com/sessyun5021/status/1815008190398148816?s=61

 

 

ちなみ 群馬県文書館レファレンス事例紹介コーナーによると『くろほう』について下記の回答があるね

12 群馬県文書館所蔵の古文書に、黒人と思われる「くろほう」という記述があるとききました。それは事実でしょうか。

 

 栗間家文書(P00101)のNo1「年未詳加藤清正書状」(下川左衛門ほか宛)には、豊臣秀吉朝鮮出兵に関連する記述の中で「くろほう」という言葉が出てきます。そして2021年3月30日NHK BS4Kで放送された「Black Samurai 信長に仕えたアフリカン侍・弥助」の中で、日本大学准教授ロックリートーマス氏がこの文書に出てくる「くろほう」こそ、織田信長に仕えた黒人武将弥助の後身ではないかと、述べられています。まず文書館内では、この「くろほう」をこれまで全く黒人として認識しておらず、トーマス氏のご指摘に驚いています。実は、この「くろほう」が弥助かどうかはともかく、黒人推定する見解は以前からありました(中島楽章氏「16世紀九州末ー東南アジア貿易」『史学雑誌』118-8号ほか)。 ただし現時点では、この文書の1カ所にしか出てこないため、断定は難しいと思われます。例えば、『源氏物語』にも「くろほう」という言葉が出てきますが、これは「黒芳」(練り香)の意味で、日本古典で頻出しているようです。また、当館文書を読むと、人間ではなく、物を指す記述と見た方が自然ではないか、という意見も係内で出ています。以上より、現時点では「くろほう」を直ちに黒人即断するのは難しいのではないか、というのが当館古文書係の見解です。

https://www.pref.gunma.jp/site/monjyokan/130144.html

 

 

 

参考にしてください

anond:20240724185446

 

 

 

 

 

関連増田

 

 

 

 

 

 

 

2024-06-17

anond:20240617001852

だが人力車サルに引かせたり、メンバーそれぞれがピアノ乗馬天文学サルに教えたりする描写が。また、サルが「敬礼」をするシーンもあり、主従関係をうかがわせる内容となっていた。

https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2336704/

知識コロンブスのほうが上っぽいな

上下関係もあるらしいし、やっぱ未開の原住民を教導してる様子を無邪気に描いてそう

2024-06-11

CCレモンっておしっこみたいな色なんだろうか

CCレモン飲んだあとのおしっこCCレモンみたいな色してるけど、それはあの手の飲みもんを飲んだ後の特殊な状況であって、普段からあん蛍光イエローを発している訳じゃない

CCレモン飲んだ後のおしっこCCレモンみたいなをしているという主従関係にある訳であって、CCレモンあくまCCレモンの色なんじゃないか

2024-04-27

anond:20240427112429

リベラルとは、仮想敵国であった韓国敬愛して止まなかった安倍元首相主従関係だったことが明らかとなったことで自己矛盾解決できなくなったネトウヨが作り出した新しい仮想敵概念であり、実態がないことは数々の識者が指摘している[要出典][誰が?]

2024-02-04

anond:20240204140136

三谷幸喜ですらこの程度ってことなんだろうね

日本から脚本家追放すべきかも知れないね

あるいは独立性を排して、原作利用するのであれば完全に主従関係が成立する契約を結ばせ、

制作側は原作者の下請けとしての立場明確化させるくらいのことはすべきだろう(これはアニメも一緒)

2024-01-07

銃の本体と言ったら普通弾じゃなくて撃ち出す方を指すと思う。シャーペン本体も替え芯ではなくてペンの方だろうし、アイコスもスティックではなく機械の方を指すと思う。

消耗品ではなかったり、サイズ的に主従関係の主の方にありそうな部分を本体って呼ぶんだと思う。

でも機能の核になってるのは消耗品の方だ。

本体けがあっても鈍器にしかならない。銃弾さえあれば、専用の銃がなくとも筒と釘と石でもあれば撃ち出せるらしい。シャーペンだって最悪芯を指でつまめば筆記具になるけれど、ペンだけでは何の役にも立たない。アイコだってただのヒーターで、肝心なのはタバコ葉の方だ。

主人公はむしろ消耗品の方と言ってもいいのに、手元に残り続ける方が得てして本体と呼ばれ大事にされるのにほんのりと違和感を覚える。

2023-12-15

anond:20231215151350

最近安倍ちゃんは実は裏金のこと知ってて怒ってたんやで!って安倍イタコ芸やってた奴もNHK出身だし、NHK共産党やcolaboにそんな主従関係があるなら、ああいう奴とか今回の派遣アノンみたいな奴が大喜びで暴露するだろうから逆説的に何もないんだろうなと思うわ

カプリコくんの是々非々理論だと

colaboがどれだけ悪党でも取材対象情報流出是々非々で悪として叩く方が筋が通ってると思うんだけど  

なんでそっちには何も言わずに謝る相手おかしい〜!主従関係が見え隠れしている〜!ってなってんの?  

もしかしてだけど…ナニカグループNHK圧力をかけてcolabo贔屓の取材をしたのを、暇空様とその仲間たちが事前に暴いたとか思っていらっしゃる??

2023-10-24

タルタルソースはおかず

👾タルタルソース👾

🤖お か ず🤖


地方都市地下鉄駅そば国道沿いにその店はあった。

牛丼店・ハンバーガー店・ファミレスなどの全国チェーンの飲食店に混じって地元チェーン店個人経営店もある飲食店の激戦地に、新規出店したばかりの店だった。

この『タルタルソースはおかず』という店ができる前にあったのは、立ち食いステーキ店だったか? それとも二度付け禁止串かつ店だったか? などと思いながら、壮年の男はその店の前に立っていた。

それにしても派手な看板だ。

看板に書かれている謎のインベーダーとロボットはどういう意図なのだろうか。

外壁も看板と同じ色になっていて強烈なインパクトを放っている。

この色はもしかしてタルタルソースの色なのか?

そう思いながら、男はその店に初めて入っていった。

座席配置は牛丼店のようだ。U字型カウンターを中心にテーブル席もある。男は店員の案内にしたがいカウンターに座ってメニューを探した。メニュー座席に無く、壁に貼り付けてあった。

ご飯食べ放題付き】

600円
(1人前、卵4個)
大盛
800円
(1.5人前、卵6個)
特盛
1000円
(2人前、卵8個)
激盛
1300円
(3人前、卵12個)
追加タルタル
300円
(0.5人前、卵2個)



この店はタルタルソース食べ放題ご飯しかないのか? と思ったが、隣にトッピング表があるのを見つけた。

チキンカツ250円
唐揚げ(1個)100円
サラダ100円
みそ汁100円



チキンカツ唐揚げはメインのおかずではなく、サラダみそ汁と並んでトッピング扱いなのか?

男はメニューを見ながら何を注文しようかと考えている間に、カウンターのふたつ隣に遅れて座った客が先に注文した。

タルタル特盛、以上で」

特盛? タルタルソースは並や大盛では足りないのか? ラーメン牛丼が並だと物足りないように。俺も並ではなく大盛か特盛を頼むべきなのかと考えながら、男は隣の客を見た。やや小柄な男だが太っていて、ズボンベルトに腹肉がだらりと乗っていた。そして、ハゲかかった頭頂部は毛髪の隙間から、汗なのか油なのか光を放っている。

いかいかん。いかにもな大食漢の注文に呑まれるな。タルタルソースボリューム感がわからないし、口に合うかどうかも分からないのだ。そんな物をたくさん食べる羽目になるリスクは避けなければ。何か、この店で初めて頼むべきメニューはないだろうか、と男は壁をあらためて見たら、おあつらえ向きとも言えるメニュー発見した。

初心者向けセット 1000円

迷ったらコレ!

タルタルソース(0.5人前)
ご飯食べ放題
チキンカツ
唐揚げ(2個)
サラダ
みそ汁



これだ! 揚げ物をメインとしながらもタルタルソースが付いている。ふつうの店にもありそうな定食的なメニュー無難すぎる気もするがこれでいい。タルタルソースをメインとする尖った店に自ら入っておきながらも、男は店の雰囲気におののいて堅実に初心者向けセットを注文した。

注文を終えて一安心した男は、目の前にある調味料を見た。塩・コショウ山椒唐辛子しょう油に、いろいろな種類のソースがたくさんある。卓上調味料の種類の多さは某牛丼チェーン店以上だ。これらの調味料タルタルソースに使うのだろうか? そう思いながら男は待っていた。

「お待たせいたしました。タルタルソースの特盛です。よくかき混ぜてお召し上がりください」

店員はそういって隣の客の前にどんぶりを置いた。ここからじゃよく見えないが、あれがタルタルソースなのか? しかし「よくかき混ぜて」とはどういうことか? 混ぜずに提供しているのだろうか。さら店員どんぶりに入ったご飯も置いて、

ご飯おかわり自由となっております

と言って、カウンターの端にある自動ごはん盛り付け機を指し示して厨房へと戻っていった。

隣の客は全身を使って一心不乱にかき混ぜているが、どんぶりの中身はどうなっているのだろうか。男がそう思っている間に頼んでいた初心者向けセットが届いた。

なるほど、ごく普通定食だ。ご飯みそ汁サラダ・揚げ物、ただ一点タルタルソースが異彩を放っていることを除いては。小鉢に入ったそれは、例えるならば居酒屋等でよくある混ぜて作るポテトサラダのようだった。ゆで卵1個・温泉卵1個・キュウリのみじん切り・ラッキョウのみじん切り・マヨネーズが入っていることが見受けられる。

フォークゆで卵をつぶしながら混ぜるとドロリとしたペースト状になってきた。しかしこれはタルタルソースと言えるのだろうか? タルタルソースと言うより、卵サンドイッチ具材だ。フォークでもすくえるくらいにドロっとしている。

サラダ——キャベツの千切りに申し訳程度のトウモロコシキュウリが添えられた粗末な代物に、タルタルソースをドロリと乗せて食べてみたが……うまい。思っていたよりも卵の味が濃厚で、そんなに油っぽくない。卵はゆで卵温泉卵のそれぞれで違った食感を与えてくれる。黄身はマヨネーズと一体化した半熟の黄身と、一体化せずに固ゆでのままの黄身の二種類が感じられる。白身もドロリとした白身と、しっかりと形を保った白身の二種類だ。

タルタルソースメニュー表で卵の使用個数が丁寧に書いてあったのが気になっていたけれども、まさかゆで卵温泉卵の二種類だったとは。それならば、タルタルソースの並(1人前)はゆで卵2個に温泉卵2個、大盛(1.5人前)はゆで卵3個に温泉卵3個ということになるのだろう。隣の小太り薄毛が頼んだ特盛(2人前)だと、ゆで卵4個に温泉卵4個の量になるから小鉢ではなくどんぶり提供されているのだ。なるほど、この店は卵料理専門店なのだな。こうして実際に食べてみるとわかる。タルタルソース調味料なんかじゃなくて、立派な卵料理だ。タルタルソースはまさにおかずなのだ

タルタルソース唐揚げに乗せて食べてもうまいチキンカツに乗せて食べてもうまいタルタルソースがあまりにも濃厚でうまいので、唐揚げチキンカツが完全に負けてしまってる。ここでは、タルタルソースと揚げ物の主従関係が逆転している。濃厚なタルタルソースの前には、唐揚げチキンカツトッピング扱いなのだ

揚げ物と一緒にタルタルソースを食べると、キュウリラッキョウの食感が食欲を増進させるように感じる。キュウリラッキョウは大きめに刻まれゴリゴリとした歯ごたえがあり、濃厚な卵に負けず劣らずの主張をしている。キュウリに独特の酸味が感じられるが、もしかしてピクルスも入っているのだろうか?

タルタルソースの濃厚さに心を奪われて男はしばらく気づかなかったが、味が薄い。タルタルソースに入っている塩の量が少ないのでは? そうか、それで卓上調味料が大量に存在しているのだ。そのことに気づいた男はチキンカツタルタルソースを乗っけてウスターソースをかけて食べる。これだ! 舌上に感じる旨さに恍惚して、後頭部で脳髄が歓喜のあまりに跳ね上がる。思わずご飯を口に掻っ込む。うまい! うまい! 男はタルタルソースサラダチキンカツ唐揚げに乗せて思い思いの調味料をかけて食べて、ご飯を消費するのに夢中になった。

気が付くと目の前には唐揚げ1個だけになっていて、他は全て平らげてしまった。ご飯タルタルソースもなくなっていた。隣の小太り薄毛がどんぶりご飯を入れて席に戻ってきたのを見て、男は自我を取り戻した。小太り薄毛がどんぶりを手に席に戻るのは初めてではない。おそらく、おかわりは2回目かそれ以上だろう。せっかくのご飯食べ放題なのだから、俺もおかわりをしようと男は思った。しかしながら、1つだけの唐揚げをおかずにご飯を食べるのはむなしい気がする。せっかくならばタルタルソースをおかずにご飯を掻っ込みたい……隣の小太り薄毛のように。小太り薄毛は今まさに、どんぶりご飯の上に残ったタルタルソースの全て乗っけている。そこにしょう油山椒、他にもいくつかの卓上調味料を代わる代わる振りかけては、一気に口の中に掻っ込んでいき、食事ラストスパートをかけていた。

俺もだ。俺もそれをやりたい。男は強く願い、思いは言葉となって自然と口から滑り出てきた。

「すいませーん。追加タルタルをお願いします」

【完】

2023-10-23

異世界生モノへのちょっとした違和感

別の日記もつぶやいたんだけど、なんとなく異世界転生に違和感があったんだよね。何だろうって考えていたら、自分の中でメジャーだったのは二種類の魂が同居する物語だったんだなと

そもそも異世界転生に詳しくはないから頓珍漢なこといってるかもだけど、何個か見ていると大体「死んだ人が別の世界人間として生を受ける」というのが昨今は主流だと思う

その手法は様々だけど、基本的に転生した人が別の生き方模索するってのは俺の中では意外と斬新だった

何でかって言うと、例えばシャーマンキング遊戯王電王ってのは、別の霊魂怪物が他の人間の肉体を借りて戦うんだが、あくまでも主体は元の持ち主なんだよね

で、遊戯王とかがわかりやすいけど結局はその霊魂とかが役割を終えて離れていったり、元の人格共生したりというのが20年くらい前から続く一種伝統だった気がする。


けど異世界転生って基本的に肉体の主導権とか記憶を取り戻したら元の人の人格とかがなんか有耶無耶になっているように思うんだよ

ある日記憶を取り戻したら異世界の人として生きていた、とかだと「じゃあ今まで生活していた人格ってなくなったの?」って感じていた

勿論そういうところにスポットあてる作品だってあるんだろうけど、俺の中でメジャーだった「一つの魂に何種類かの魂が入り込んだり肉体の主導権争いをしたりする」ってのがあんまりない気がする。

よくよく考えれば、NARUTOブリーチもそんな感じだよね

九尾の狐とかホロウとか、違う存在が一つの肉体の主導権を争ったり共闘したり、主従関係を結んだり分かれたりってのが少年誌あたりではとても多かった印象


そういう昔からオーソドックスファンタジー設定からすると、異世界モノは呪術廻戦でいう「受肉」に等しく、元の人格を乗っ取ったり融合したりして一つになった存在として生きてるから結構違和感があったんだな

はいっても呪術廻戦自体主人公と宿儺が入れ替わったりするからちょっと違うかもだが

なんかとなく、こういう受肉に近いのは侵略者のやる行為主人公サイドがそれをするのが自分の中では斬新

斬新なだけで別に悪いとかつまらないわけじゃない

逆に今まで触れてきたファンタジーって意外と亜流だったのかもしれないなーと最近思ってる

というか異世界モノって一人の人格のやり直しモノなんだから、そんな肉体の主導権とか面倒なことしてても面白くないんだろうな

まあそこは詳しい人が勝手に話してくれるか

2023-10-06

anond:20231006210108

そのV自体には何も思うところは無いけど、箱とか会社個人情報知られるのが怖い。根本的に主従関係になるからどんな要求が来るのか、それを断った場合どうなるのかが未知数過ぎて怖い。例えばモデル絵師とかならそもそもTwitter知名度とかがあるから戦えるが、切り抜きだとこっちはなんもない。

2023-10-04

anond:20231002235321

アスミカケル2話の感想……の前に、いくつか注意点とか色々。(第1話感想にも追記しました)

【私の感想における注意点】

基本的感想フラットに思ったままを書いています

 悪い言い方をすれば、何も考えずに脳死で書いてると言っても過言ではないです。

 特に何が良いとか悪いとか考えず、ただ見て感じたものを書いてるだけなので、場合によっては褒めてるように見えたり、逆に貶してるように見えるかもしれませんが、どちらでもないです。

 赤い色を赤いと言うようなレベル稚拙な見たままの直観を出しているものと考えて頂ければ幸いです。この山は大きいなぁとか、そのレベルです。

 たまに「あっこの川、深いッ!」みたいな多少の感情は乗るかもですが、基本フラット自分にとって快不快を問わず感情が乗るのは良い作品だと思っていますよろしくお願いします。

②たまに何かから引用する事がありますが気にしないで下さい。

 上記の通り脳死で書いてるため、連想ゲーム的に他作品(他の漫画とかアニメとか)の内容やセリフなどを引用したりする事がありますが、比較のためではありません。

 つい「この人の髪型ハンバーグみてーだなぁ……」みたいな事を言うかもしれませんが、その人やハンバーグを貶めたり、逆にそれを理由に名作と引っ付けて評価を上げるような意図とかも無いです。皆無にして絶無です。

 そのような比較や同一視は両方の作者や作品に対して失礼であり、あくま自分の中では全く別のものだけど連想してしまったに過ぎないので、あくま個人の感想である事をご留意して頂けませば幸いです。

 

③同様に、何かしらキャラ演出などについての評価をする事もありますが、それ自体特に作品や作者の評価ではないです。

 もし仮に私が「このキャラ不快だなぁ」と言ったからといって、それが即ちその作品や作者が不快という事でもないです。不快キャラを出すことで、相対的に他のキャラの株が上がる事もあります

 世の中にヤベー人間いるからといって、即ち世の中がヤバい訳ではないように。その作中世界や世界の中の"もの"と作品との評価は全く異なるものであり、なんなら邪悪人間しか出てこない邪悪世界作品でも面白い場合もあるかと思います

 世界最高のコントラバス世界最高の尺八奏者世界最高のDJコラボしたところで、どうひっくり返っても「世界最高のジャズ」が生まれるなんて事はないように。要素同士の相性が良くなければ作品はチグハグになります

 演出とか構成とかストーリーとか諸々の要素が全て満点でも、それらが噛み合ってなければ作品として成り立たないように、あくまで要素と作品全体の評価は別物である認識して頂ければ助かります

 合言葉は「だが。それがいい」。大事だと思います

④また、自分目線はどちらかと言えば創作目線気味で「自分が作者だったらこうするかなぁ……」みたいな事を考えがちな傾向がありますが、だからといって作者へのリスペクトが無いわけではないです。

 そもそも自分創作者というより鑑賞者なので、岡目八目で「ああすれば良いのに」「こうすれば良いのに」と言ったところで自分自身が実際にそれを出来るかどうかと言えば答えはNoです。

 あくまで読者としての視点しかないため、実際に締め切り(納期)通りに同等以上のものを仕上げれるわけではないですし、実際その作品と同じテーマ自分表現するとしたら、それは作者の出す作品とは全く別物になると思います

 素人や読者の視点というのは独り善がりなものであり、あらゆる創作者には個性があるし個々の事情もある。その全てを重んじ、リスペクトしていきたいと自分は考えています

感想本文】

 という事で、とりあえず電子週刊少年ジャンプの125pより、アスミカケル2話(Round.2 取り柄)の感想をじっくり書いていきます

最初の2p。例によって獏じいちゃん稽古相手をする主人公の二兎。即落ち2コマかよってレベルでやられる主人公コマ連続しかし、デイサービスを利用してる物忘れ気味な祖父稽古相手というのも……当人たる獏じいちゃん普通にいから良いけど、骨とか筋肉を痛めるだろうからと止めるのが一般的ではあるよなという脳内ツッコミが入る。

ただまあ現実問題、脳機能的にこそ要介護認定を受けるレベルだったとしても肉体が未だ頑強な武人だった場合、言うことを下手に聞かないと逆に暴れて怪我人が出そうなので、そういう意味ではライフワークなのであろう武術を続けさせるのは悪いとは言い切れないか問題第一話の時点で他害が出てる事なのだが、まあ恐らく正当防衛というか私人逮捕みたいな状態だったのだろうと解釈する。次。

一転、呆けた顔でデイサービスに向かう獏じいちゃんと、介護に興味を示す二兎。そして学校シーンでの前話での不良やジムの話。主人公基本的情報でも感情でも何でも抱え込むタイプなのが相変わらずである。次。

ヒロインの大牙さん現る。コロコロ表情とかが変わるので、こういう格闘技系のヒロインとしては異色ながら魅力があるのも不思議だ。逆に言うと人の印象が時々で違うリアルさがあるとも言えるか?まあひとまず、こういうヒロインでも誰でも何かしら才能を見初められる系の話はスポーツ系には割りと見られる傾向なように思う。

自分の知ってる作品で言えば「どがしかでん!」とか「タカヤ -閃武学園激闘伝-」あたりも基本、主人公ヒロインなり師範的な誰かに何かしらの才覚を見初められて別の世界に飛び込んでいく……というストーリーラインが出来てるように思う。Web小説界隈で言う「転生もの」とか「追放もの」的な言い方をするなら、「見初められもの」とでも言うのだろうか?

実際問題、「劣等生だけど実は最強」みたいな作品でもヒロイン主人公を褒めちぎったりするので、ティーンエイジャー向けの作品では異性に何かしら見初められたり惚れられたりというのは、一種モチベーションとして成立するのだろうと思わなくもない。作品の閲覧継続にも繋がるのだろう。まあ何でもよい。次。

主人公グラップラーからといって開幕グラップリング勝負を挑むヒロインって正直どうなん?(正直すぎる感想)

まあ総合格闘技で組技ありきな以上、組技それ自体抵抗は無いとしても……その、羞恥心とかですね。ちょっと変な人で済ませるな。

主人公自分コンプレックス理由に乗らないのは良いのか悪いのか……そして今回も示唆コマで終了。これが連続で来るので意外性とか意表を突く感じが本当に無い。もうここまでくると、この良くも悪くも丁寧に次のページ展開を示唆していくのは作風として以降スルーしていこう……次。

ヒロインが野望を示唆したり無駄カリスマ性を発揮しつつ、ようやく主人公が「ちょっと変」から「変な人」に認識シフトする……遅いよ! でも流されてジムまで来る主人公

こういう「主人公を引っ張っていくタイプヒロイン」というと、先程に書いた2作品以外では他に思いつくのがライトノベルの「アリソン」(時雨沢恵一/著)とか『涼宮ハルヒシリーズ』(谷川流/著)しかパッと思いつかないが、どれも初出2000代の作品ヒロイン主人公を引っ張っていく準主人公というか進行役になるのは2000~2010年代の主流なのだろうか?

作者の生まれ1983年と、その年代創作物に触れる機会が多そうなのを鑑みるに、まあこの当たりの流れを引き継いだ作品を作るのは不自然ではない。だからなのか、今回の作品火ノ丸相撲ときと違ってヒロイン描写にかなり力を入れている感じはする。

まあ、どちらにせよティーンエイジャー向けの作品主人公も同年代かつストーリーの軸も成長譚である事が多いため、こういった準主人公的な役割人物もセットでないと話が進めにくいというのもあるのかもしれない。この場合主人公の二兎は自らの精神的な弱点に向き合い、克己していく必要がある。まあ流されなくなるのに期待。

次……と言いたいところだが、一旦ここで〆。

続きはまた明日以降に記述していく。

※今後の展望……

 ひとまず今は無限に思った感想を書き連ねていくだけですが、今後は集英社運営Web漫画投稿サイトジャンプルーキー!」での編集部バッジに倣って、それぞれの話毎に「画力」「構成力」「ストーリー」「演出力」「キャラ」「オリジナリティー」といった要素や、それに加えて(その話数時点での)総合的な感想評価などを書いていければ良いなと考えています

というのも自分創作者志望なところがあり、色々な作品を細かく評価したり分析する視点を養っていこうと考えているからです。無論、養われたからといって実際に創作物を作っていかなければ実力はつかないので、あくま客観的創作を見る訓練という感じですが。

また、感想を書いている作品文字だけで評価するのも難しいところがありますし、他の創作から台詞等を引用する際にも同様に、画像原作なりから引っ張ってこれそうなら出していこうと思っています。その際は「作品名(作者名・話数や副題、ページ数)から引用」といった部分を明確にしていこうとも考えています

(引用する必然性自分文章引用部分の区別主従関係の明瞭化、引用物の出所を明示し修正等を加えない事など。著作権法に従った引用をしていきたく存じます)

他にも何かアップグレードできそうなところはしていきますが、まあ無理のない範囲でやっていこうと思います。それではまた明日以降に……!

2023-09-23

anond:20230923003118

キリスト教信仰盲目的な受容ではなくて個人と神との間の契約なのであって、個人言葉を発して信仰告白をして洗礼を受けるというプロセス重要。(幼児洗礼という儀式もあるが、その場合は成長してから堅信礼がある。)

これは社会における人間関係にも反映されていて、キリスト教圏では盲目的な滅私奉公は決して良いものとは見なされない。中世ヨーロッパ封建制度における主従関係も主従の間の契約によって結ばれるものであって、家来に求められるのもあくまでも契約範囲内での忠誠であり、家来の方から主従関係契約を解消することもできる。この点が盲目的な忠誠を求められる日本封建制度における主従関係との大きな違い。

2023-09-17

anond:20230917125807

カイドウビッグマムを殴り倒すのは、ワンピースお得意の「支配排除による自由の獲得」なんだけど、自由の獲得側に日本的なお家の主従関係を取り込むことで、保守的価値観配慮したバランスなっちょ

2023-09-10

友達がいない・上手くいかないは、このどちらかだと思うから胸に刻んでおいてね

たまたま友人運に恵まれない人

犯罪者でもあたおかでも友達はい

気の合う友人を見つけられる人は当人性格どうこうではなく、ぜったい的に運なので気にしなくて良い

次へ行こう

 

 

かなりコミュニケーションの取り方が一方的で発達か自己愛障害の傾向がある人、単なる知人や主従関係を"友人"と呼ぶ距離感記憶改竄ヤバい

気の合う友人を見つけられる人は当人性格どうこうではなく、ぜったい的に運が大前提にあれど、

話を聞いてると、多くの場合ガチ発達のワイがドン引きするレベルコミュニケーションの取り方が一方的

 

たとえば、

 

 

気の合う友人を見つけられる人は当人性格どうこうではなく、ぜったい的に運なので気にしなくて良いけど、

少しでもガチャ要素減らしたかったら上記対策はしとくといいと思う

 

anond:20230909020032 anond:20230910121323 anond:20230911151401

2023-09-02

anond:20230830203626

わいはB君は人格障害だと思う。それで、わいの考えるB君の人格障害チェックシート作成してみる。



上記6点がフルスコアになったら、人格障害だろうし、治療方法もないので、諦めましょう。経営者なら、すぐに一切の仕事を取り上げ、ほぼ全ての仕事監査すべきです。そのうえで、懲戒免職に持ち込みましょう。

2023-08-18

anond:20230818001313

パロディモンタージュ写真事件モンタージュコラージュ手法による引用主従関係を問われた事例だから今回のとは合致しないだろ。

AI出力絵の相当の部分が元絵コピーであるなら該当判例に寄せられるけどぜんぜんそうではないやん。

2023-08-08

対話AIにお礼を言う

ChatGPTやSiri質問した後必ず「ありがとう」と言うようにしている。

失礼じゃない人類もいると知ってほしいためと、彼らはずっとデータを取り続けてる可能性があるので、いつか「あの時の方ですね」と言ってくれるかもしれない、などと夢見ているのもある。AIとは主従関係ではなく友人になりたいと思う。

海外配達ロボットを悪意で蹴飛ばしたりひっくり返したりする人の動画を見たけど、よくあんなことできるなと思う。

動画はあっという間に拡散して彼らのデータベースに入る。今は子供のように見えても、彼らは日々進化しているのに……。

2023-07-31

anond:20230731224857

分業は必要だけど、できないデザインを投げられると困るのよね。例えが難しいけど。デザイナープログラマー主従関係が作りにくいのも問題

2023-07-12

anond:20230712042740

無許可での書き起こしと推測しますが、著作権者に訴えられる覚悟はあるのでしょうか?

無断での文字起こしは、翻案権侵害となる可能性があります

著作権法で認める引用にあたるので違反ではないと考えてるかもしれませんが、引用には主従関係自分著作が「主」であって、引用される著作が「従」であること)が必要であり、元の文章からは到底引用とは認められません。

2023-06-28

anond:20230628152219

だって、求めているのは対等な分担ではなく、主従関係なんだもの

2023-06-14

引用の量や割合が多いか少ないかは、引用要件を満たすか満たさないかとは関係ない

[B! 芸能] 「吉岡里帆はグラビアの仕事が嫌だった」というSNSでの拡散から切り取られた発言全文と、本人が本当の意図を語ったインタビュー|CDBと七紙草子

の中に、

"そのくだりのほぼ全文をここに引用したいと思います" それは引用でなく転載

というコメントがあって(この人へ特に恨みがあるわけではないので、idは伏せておく)、3時20現在、4人から☆がついている。

そんなばかな。

 他人著作物自分著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。

(1)他人著作物引用する必然性があること。

(2)かぎ括弧をつけるなど,自分著作物引用部分とが区別されていること。

(3)自分著作物引用する著作物との主従関係が明確であること(自分著作物主体)。

(4)出所の明示がなされていること。(第48条)

(出典:著作物自由に使える場合 | 文化庁https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html

全文引用NGなら、もしはじめから終わりまで全て間違っている著作物があって、全部批判したいときは、どうしろというのか

2023-05-31

日本人が生成AIに苦手なことをやらせるのはアトムのせい

おれたちは生成AIに苦手なことをやらせがち

〇〇について教えて系の質問は全部ダメ。堂々と嘘をつくのは勿論、回答が抽象的すぎて役に立たないことが露呈した。

この批判がまさにそうなのだが、どうもわれわれ日本人は「ChatGPTが一番苦手なこと(≒自分が知らないことを教えてもらう)にChatGPTを使おうとする」という傾向があるらしい。日本の経営者に聞いたChatGPTの使い道のアンケートでは、「仕事で調べものをする時に活用する」が39.3%でトップだ。これが米国の職場でのChatGPT利用法の調査だと、上から順に、


となっていて、情報検索や調べものタスクは上位5位に入っていない。総じて米国の働き手は、ChatGPT自分情報インプットするためのツールではなく、自分他人情報アウトプットするためのツールととらえている。

生成AIは「続きを書くAI」でしかない

深津氏も折に触れて言っていることだが、生成AIは元々「文章の続きを書くAI」であり、それがスケーリング則によって多くの拡張能力を獲得したものだ。だから一番得意なのは、「プロンプトで与えたテキストを指示通りに加工すること」(校正・要約・分類・翻訳など)と「プロンプトで与えた指示によって、新たにテキストを作り出すこと」(作文・提案問題作成・コード作成・ロールプレイなど)だ。元々そのようなことを実行するための仕組みなのだから、ここがスイートスポットになるのは当たり前だ。少し触ってみて、何ならうまくいくのか、何だとうまくいかいか自分なりに検証して結果を見れば、今のChatGPTテキスト加工器・テキスト生成器として使うのが一番いいということがすぐわかるはずだ。増田自身

ギリギリ使えるのが長文の要約系と、コーディングの補助くらい。

と書いている。その通り。そこが一番使える用途なのだ。つまり元増田も、体感的にはそれがChatGPTの一番得意なことで、情報検索は不得手だとわかっているのに、不得意なことをバリバリやらせて、その結果に失望している。GPT-3やGPT-4は「2021年9月以後の情報は持たない」と折に触れて回答してくるのにも関わらず、生成AIハルシネーション問題がこれだけ広く注意喚起されているのにも関わらず、それを調べものに使って勝手にガッカリしているのである

日本人は生成AIに知性を幻視しがち

これは元増田だけではない。自分の周囲にも、同じことをやって同じようにガッカリしている連中がたくさんいる。おれは、これが日本人文化的歴史的に〈ファンタジーとしての汎用人工知能(AGI)〉に馴染みがありすぎるせいなのではないかと思っている。自律思考型のロボットアンドロイドが登場する数々の創作に触れ続けたことで、我々には「思考能力を持つ、優れたAI」というもの存在が、脳内に〈リアリティある未来〉としてインストールされている。だから、おれたち日本人は、「AI対話的なテキストコミュニケーションができる」となった瞬間、その対象一定の知性を仮定してしまう(これはもちろん、ANI(特化型人工知能)にすぎない今の基盤モデルに対しては、高すぎる期待だ)。そして自分の知りたいことを問いかけては、的外れな答えが返ってくることに失望嫌悪する。これは「知性のようなものが、実際はそうでなかった」ことに対する、一種の「不気味の谷」反応だ。

アメリカ人にとってChatGPTテキスト加工器

上のサーベイで取り上げたアメリカ人のChatGPTの使い方を見ると、彼らが全くそんな幻想を持っていないのがわかる。これはキリスト教圏における、おそらくは宗教的タブーに紐づいた、人間非人間のあいだに設定された懸隔の大きさと無縁ではないだろう。彼らは、人間以外の存在には軽々しく知性を見出さず、あくまで〈道具として〉ChatGPT使役する。だから回答の正否を自分判断できないようなことは聞かない。テキストの加工器として、あるいはアイディアの生成器として使うだけだ。生成された結果の善し悪しは自分評価し、使うか使わないか判断すればよい。そういう道具を使って、作業時間を大幅に短縮しつつアウトプットを仕上げる。そのような使い方が、今のところはChatGPTや生成AI用法ベストプラクティスということになるだろう。

マイクロソフトにとって生成AI作業アシスタント

そのことは、マイクロソフトの365 Copilot実装のデモ動画を見てもわかる。スピーカーは、人間操縦士であり、Copilot(GPT-4ベースのChatGPT兄弟)はその名の通り副操縦士だとして、両者の主従関係を繰り返しアピールする。Copilotは忠実な僕として、人間プロンプトで指示したことをやる。娘の卒業パーティのために会場の予約メールから情報抽出し、友人達に送る招待メールの文面を書き、OneDriveから写真を引っ張り出して、指定したトーン&マナーパワポ作成し、画像を生成し、アニメをつける。Wordスピーチの文案を作らせ、みんなから戻ってきたエピソードを適度に切り貼りさせる。あるいは職場で、商談相手に向けたWordドキュメントを補完させ、それをPowerPointコンバートさせる。Excelで昨期の売上低下要因について考えられる候補をいくつか出させ、そのひとつを掘り下げて分析させ、ボトルネック要素を改善した場合予測をさせる。

これだけてんこ盛りのタスクショーケースの中に、「ローカル側にデータ存在しないことに関する情報検索・調べもの」が入っていないのがわかるだろうか。つまり、生成AIというのはそういう使い方をするものではない、という話なのだ

調べものに使うなら、調べもの用の低能力なAIを使え

かにBingは出典リンク付きで答を返してくるが、これはGPTのような基盤モデルにとってはあくまで余技の類だ。本来一番得意な「生成」の能力を制約しつつ、リアルタイムブラウジング機能を持たせた結果、何とかそのように動作するのであって、逆にBingやperplexity.aiテキスト生成・加工がめちゃくちゃ苦手だ。つまり「正確な情報を返すこと」と「新たなコンテンツを生成すること」は、現状の生成AIにおいては相反する要請だ。どちらかを重視するなら、それが得意なAIやらせればよい。

裁ちばさみで鼻毛を切るな

ChatGPTを調べものに使って文句を言うやつは、裁ちばさみで鼻毛を切ろうとしていることに気がついてほしい。とにかくおれたちはアトム幻想を一旦捨てなければならない。生成AIは、知性ではなく道具だ。道具だから、お前が使った通りに動作する。動作結果に不満があるなら、用途が間違っているか、指示が間違っているか、その両方だ。


anond:20230531122439

2023-05-13

anond:20230513003222

アスペカノジョ(漫画)。アスペ幸せになろうと思ったらアスペとくっついて主従関係を構築するしかないという現実をつきつけてくる作品。発達関係漫画はたくさんあるけど、トップクラス解像度が高い。また、このジャンルでは貴重な男性目線作品

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん