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2018-05-13

踊ってばかりの国というバンドについて

全く好意的なことは書いていないので、ご留意のうえお読み下さい。

今日たまたま入った飲食店で、変わった音楽が流れていた。

Shazamで調べると、「踊ってばかり国」というバンド「東京」という曲だった。

(以下引用)

政治家ジジイが決めたことで また子ども死ぬ

難攻不落の民の声 お上には届かないよ

東京

1 2 3と歩幅を 皆合わせて

フォーマルスーツ着込んだ この街の働き蟻

肉を食って進む 花を踏んで生きる

命の尊さ気付かず 哀れな働き蟻

富を得たジジイ立場守り また若者死ぬ

首切りの恐怖とストレスで 父は妻子を殴るよ

(引用終了)

(詞ということを考慮して、多少の意味の通じなさに目を瞑ったとしても、)

「東京」政治家」「子供」等々どれも、パッケージ化された単語で、実在を感じない。

そこに浮かぶものは、まるで、90年代ティーンエイジャー向けドラマの亡霊のようだ。

本当に真剣対象と向き合って、それを自分の中で咀嚼して世界に吐き出した結果がこれなんだろうか。

アイドルやポップグループのように、一種工業的な音楽ならいざ知らず、こういったスタンスバンドで、ステレオタイプ文字の羅列しかアウトプットできないのは、致命的じゃないだろうか。

感じたものをそのまま表現することは、一部の特別な才能を持った人々以外には、

とても困難なことだ。

ペソア言葉を借りれば、

「二流の詩人自分が感じようと思ったことを言い、三流の詩人自分が感じねばならぬと思い込んでいることを言う。」

ということになるだろう。

東日本大震災から雨後の筍のように現れたこの手の音楽や言説には、もういい加減うんざりだ。

どこかで聞いたメロディーリズムに、どこかで聞いた単語韻律を組み合わせた音楽ではなく、血肉のある音楽が聞きたい。

踊っているのか、踊らされているのかよく分からないバンドの曲を聴きながら、そんなとりとめの無いことを考えました。

2018-03-23

2018香港深圳広州の旅 Day.2

anond:20180323082610





Day.2


上晝・晏晝


3月香港湿度90%。

から蒸し暑い

旅行になると食が細くなりがちだけど、この街では食わないと持たない。


茶餐廳(喫茶店ファミレスを混ぜたような軽食店)でお粥を頼む。

お湯が出されて思わず飲みそうのなるが、他の席を見ると、みんな飲まずに食器を突っ込んでいる。

正解がわかんない。


店内に設置されてるモニターニュースをやっている。

ホテルでもニュースを見たけど、昨日から全人代の話で持ちきりだ。

香港の人は賛成2300、反対2とかで決まる決議をどんな感情で見ているんだろうか。


お粥で腹を満たしたら、1人作戦会議

今回の旅の目的重要な一つが、中国でのQRコード決済を体験して見ることだ。

言葉不自由なので、事前に起きそうな問題は潰しておかないと不安だ。

使いすぎのせいかレンタルWi-Fiが昨日からちょっと遅くなったのにストレスを感じながら、深圳への入国カードの書き方や最寄りの羅湖駅について調べる。

事前に日本wechatpayに520人民元チャージしていたが、現金も持ってないと不安なので、昨日に引き続き重慶大厦で両替することにした。


重慶大厦の昨日と同じ両替店。

うまく伝わるかどうか不安だったけど、メモ夏目漱石毛沢東イラスト、「jp¥5,000→人民元」と書いて渡したら、ちゃんと5,000円分だけ両替してくれた。

イラストにはやっぱ助けられる。


下晝


MTRを乗り継ぎ、国境の街、羅湖へ。

騒がしい香港も、ここまでくるとのんびりした空気が漂っている。

羅湖駅から中国への入境は、多少緊張したが、トラブルもなくスムーズだった。

イミグレーションはやや陰気な空気だったが、審査場というのはああいったもんなんだろう。


イミグレーションを超えて羅湖駅の地上に出ると、看板簡体字

中国入国したのだなという感慨がちょっとある。

狭い香港に比べて、羅湖駅地上は広々としている。空気も街の綺麗なものだ。

ここでもICカード深圳通を買って、地下鉄を乗り継ぎ、華強北に向かうが、地下鉄ちょっとびっくりするぐらい綺麗で近代的だった。


華強北につき、お腹も空いていたので、華強電子世界フードコートで、wechatpayの電子決済を試して見ることにする。

何食おうか一瞬迷ったが、中国まで来てカツカレーにした。

異国でいろんなことに不安があるので、余計なストレスを感じたくない。


フードコートのおばちゃんwechatをみせて、「Can i use this?」深圳では広東語は通じないのだ。

と言っても自分広東語使用に耐えないのは昨日でわかったのだが。

おばちゃん笑顔

オッケーらしい。

Wechatpayには、こっちのQRを見せてスキャンするタイプと、自分スキャンして、金額を打ち込むタイプがあるが、どっちかわかんなかったので、おばちゃんからカウンターを変わったお姉ちゃんに 「scan?」と聞いて見ると、怪訝とめんどくさいという表情を全開にして頷いた。

おばちゃんは愛想がいいがお姉ちゃんは怖い。

スキャンして、金額を打ち込むとあっという間に決済は終わった。

いね。財布出さなくていいのはいい。

しばらく待って出てきた華式カツカレーには、ライス部分に野菜炒めが乗っかっていた。


華強電子世界ではあらゆる電子アイテムが売っている。スマホパソコンLED照明、電子部品からなぜかワイシャツまで。

携帯売りのお姉さんがブースの中でスマホに向かって大声でやり合っていたが、中国の人はなんというか元気なので、普通のやり取りなのかケンカなのか判然としない。


深圳の街は、一角にまだ工事中のような場所があったり、食べ物匂いが立ち込めるストリートもあるものの、大方は近代的で綺麗なものだ。


ショッピングビル広場に何故かハトが群れている一角

しばらく見ているとハト達は一斉に飛び立つ。

近くにいるユニフォームをきたお姉さんが笛を吹き出し、またやってくるハトたち。

気の利いたショーまであるのか。

日本で知ることができる中国なんてほんの一部、それも結構偏ってるなーと思いながらデパートの空中回廊を歩いていると、突然「ボンッ!」

風に当たりながら一服していたオッさんの100円ライターが破裂した。

やっぱ中国、変なタイミング想像を超えてくる。

オッさんは事もなげに友達と去っていった。


挨晩


再び地下鉄に乗り、深圳市の海岸近くにある書店に向かう。

車内では可愛い格好をしたお姉さんがスマホ流行りのガールファッションをチェックしている。

すっかり都会のティーンエイジャーだ。

ひょっとしたら新しい分、東京メトロより綺麗かもしれない深圳地下鉄だけど、電子表示に現れる「請勿在車内大声喧嘩!(車内で大声で喧嘩しないでください!)」はちょっと笑った。

若い人は初めからこの新しさだからいいとして、お年寄りはこの変化のスピードについていけるんだろうか?


現代深圳市民ファッションは、埼玉群馬の人といった感じで、いや、別に誰もdisってないぞ、そう聞こえるならそっちの方が偏見だ、とにかくまあ、現代なのだが、どうも醸し出す中国人感の正体はおそらく男性髪型女性は肌で、男の髪型は極端なツーブロック角刈りが多く、女性20代後半辺りからまり肌の荒れを隠さなくなる。そこら辺は日本女性は巧妙かもしれない。


はいえ、まあまあ近代的なチャイニーズファッションを覚えておきたかったので、誰か写真を撮らせて貰いたくなった。


Excuse me Miss, i want know naw chinese fasshion, Can i take your photo?


爆笑韓国の人だった。


Excuse me Mr?


タイマレーシアの人だった。


3人目の子供を遊ばせていたお父さんに声をかける。


Excuse me Mr? I want know naw chinese fasshion, Can i take your photo?


「何がしたいの?」

日本語で聞かれた。

写真撮っていいですか?」

「貸して」

「いや、貴方の」

「ふうん・・・どうぞ。」

広東語ダメだが英語ダメで、自分が一番得意なのは日本である、という知見が得られた。


目当ての書店は、一部が棚卸し中で、欲しかった女性誌や料理本は買えなかった。

最悪コンビニでなら、と思ったが、中国コンビニには雑誌が売ってない。

ちょっとガッカリした気分でスタバに入る。

スタバメニューなら、主だったところは日本と同じだし、注文にまごつく事もない。

決済もwechatpayでなんとかなる。

wechatpayの一番正しい方法中国に口座を持つ事だが、歌舞伎町Pocket Changeでもアクティベートチャージ可能なので、もし中華アプリに抵抗が無いなら、アクティベートしておくと強い味方になってくれるかも知れない。


そうこうしているうちに日がくれてきた。

華強北のフードコートのおばちゃん以外は概ねぶっきらぼう中国人の接客ちょっと凹んでスタミナが切れてきたので、そろそろ香港に戻ることにするか。

異国なので、余裕を持って行動した方がいい。

2日で3回目の越境だ。


夜晩


羅湖駅にたどり着いた。

中国雑誌が買えなくてちょっとガッカリしていたが、駅にキヲスクのような小さな書店があったので、そこで購入することにした。

wechatpayで決済しようとしたが、wifiが怪しいのか、なかなか決済が終了しない。

お姉さんが携帯を覗き込み、お姉さんの指示で店のwifi接続したら決済できた。

便利なwechatpayだが、ネット環境依存しているのは不便にもなりうるな。


三度国境を超え、香港へ。

国境を超えても外国である事には変わりがないが、なぜかちょっと安心感がある。

疲れて口元が下がり気味になり、パスポート写真微妙に違うので、検査員と顔面照合をする際に人差し指でほっぺたを持ち上げて笑顔を作る。

中国側の出国検査員には流されたが、香港側の入国検査員は一瞬笑いを堪えたような顔をした。

気のせいか香港の方が空気が陽気に感じる。

この空気の違いは、深圳の人が移民が多くて、実は南洋の人ではないかなのだろうか。

深圳ではやたら見かけた警官も、香港ではそこら中にいるわけではない。

接客に関しても、モノを投げてよこすような豪快さは香港深圳も変わらないが、香港の人は多分相手が誰でもああなんだろうな、という感じで、なんというか余計な気遣いに使う時間が勿体ないという感じなのだが、深圳の人たちからは、ちょっと警戒感のような物を感じた。

それが、国民性によるものなのか、ナショナリズムなのか、単なる「言葉の出来ない相手に対する厄介感」なのかは、分からなかった。



2018香港・深圳・広州の旅 Day.3|広州へ >>

2018-02-20

finalvent氏の羽生選手に関する記事に寄せて

この記事http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2018/02/post-4b9b.html)については筆者だけでなく、ブコメでの反応を見ても本来混ぜるべきでないものを混ぜて考えている人も多く危惧を抱いたので私の考えを簡単に記しておきたい。

氏の主張としては「怪我が悪そうなので回復第一に考えて出場しないほうがよかったのでは?」というものだ。そこそこのボリューム記事なのでほかにも色々書いているが、煎じ詰めるとこの一言であろう。しかし決定的に間違っているのがこの「回復第一に考えるなら」という前提の部分である一見正しそうだし、実際多くの場合正しいのでたちが悪い。多くのブクマもこの一見正しそうなマジックワードに騙されている。

回復第一に考えるなら」という前提の何が間違っているのか。ここではこれを「回復してどうするの?」という問いに対する答えを考えてみることで説明してみたい。

おことわり

本題に入る前に最初におことわり。以下に私は「回復第一に考える必要などない」旨を書こうとしているが、それは「羽生選手が痛み止めを使えば金メダル可能性がある程度には飛べる」程度には回復していることを前提にしている。実際その程度の回復具合だったことが明らかになった今では不要な断り書きかもしれないが、たとえば「どう考えても滑れないしジャンプも飛べないのに正常な判断力を失って<出場>を主張している」ケースなどはまた別の話というか、普通に出場すべきでないことは明白であり本稿では考慮しない。

それでは本題に入る。

回復してどうするの?」

いきなり結論を書くが、回復したとして羽生選手にとってオリンピックでの金メダル以上のモチベーションはおそらくない。これが1年に何度もあるGPシリーズのうちのひとつ、あるいは毎年あるGPファイナル世界選手権なら「回復して次の機会に頑張ろう」という理屈も成り立つし、仮に本人が出たがっていても周囲が無理にでも止めさせるという判断はあろう。しかし4年に一度のオリンピック、それも金メダルが狙える状況で止めさせるのは、あまりに酷である

「そうは言っても23歳の未来ある若者なんだし」的なブコメ散見されたが男子フィギュアにおいて23歳は「未来ある若者」ではない。むしろラストチャンス可能性もあり、頑張れば金メダルをとれるかもしれないのなら「出たい」と考えるのは自然なことだ。最悪選手生命を絶たれたとしても悔いはないというくらいの計算も働かせたのではと推察するが、その上での出場判断をいったい誰が止められようか。繰り返すが出ても出なくてもこれが最後かもしれないなら出る、当たり前でシンプル結論である

これで最後かもという部分は反論が予想される。4年後の27歳でも十分に一線級で戦えるかもしれないからだ。銅メダルハビエル・フェルナンデスは26歳である。ただ信じられないほどジャンプ難易度インフレしている男子フィギュアでは、4年という時間と27歳という年齢はプラスよりマイナス作用する可能性が高い。実際もう30年以上25歳以上の金メダリストは出ていない。回復しても27歳の一発勝負金メダルをとるのは難しいなら、そして痛み止めさえ飲めばジャンプできるなら、多少の無理は押して目の前の金メダルをとりに行こうというのは決して分の悪い勝負ではない。最悪メダルもとれず怪我が悪化し今後の選手生命が断たれたとしても悔いがないと思えるくらいの年齢が男子フィギュアにおける23歳という年齢である

高校球児との違い

この点が一部ブコメにも見られた「甲子園での高校球児酷使問題混同してはいけない点である高校球児、とくに卒業プロを目指そうというレベル投手文字通り「未来ある若者である。本人がどんなに連投を望んだとしても、無理にでも大人ストップをかけることに一定合理性がある。もっと大きな舞台もっと大きな成果を挙げるチャンスを、若者特有の好ましくも危うい一時の情熱にまかせて摘み取ってはいけない。

私が冒頭で「回復第一に考えるなら」という前提は「多くの場合正しい」と書いたのはこういうケースである。無理せず回復を待って次のチャンス、次の飛躍へつなげよう!というのは高校球児をはじめとした多くのティーンエイジャーには当てはまるし、ハードワークを強いられ心身が疲弊している一般労働者にも当てはまる。世の中の99.99%の人にとって正しいのが「回復第一に考える」ことである

翻って羽生選手場合はどうか?オリンピックよりもっと大きな舞台があるのか?金メダルよりもっと大きな成果があるのか?たぶん答えは「NO」だし、仮に「YES」だとしても「YES」と言えるのは羽生選手だけである。「回復第一に考えて」というのは彼の身体を気遣った大人分別ある意見のように一見思えるが、実際には、世界最高の舞台世界最高の輝きを放つチャンスを永久に奪い去る暴挙に等しい。幾人かはコメントで指摘していたが羽生選手や彼の決断に対する敬意を欠く行為でもある。

Finalvent氏および氏に賛同した人たちにあらためて問いたい。「回復してどうするの?」。

その他雑多なこと

2018-02-14

アマゾンアップル等を分割すべき、という記事翻訳 (続き)

https://anond.hatelabo.jp/20180214155553文字数制限?に引っかかってしまったのか途中で切れたので続きです。

「003: アメリカ政府より強力」~「005:ジェダイマインドトリック」の前まで

続きはhttps://anond.hatelabo.jp/20180214161344

003: アメリカ政府よりも強力

巨大テクノロジーに屈服してしまったのは連邦政府だけではない。アマゾンの第二本部への入札の一貫として、州とシカゴ市役人アマゾンに13億ドルの給与税を免除し、そのお金をアマゾンが適切と考えるやり方で使えるようにすることを提案した。すばらしい。シカゴ徴税権をアマゾンに渡してしまい、シアトル企業シカゴの住民に最適な方法でお金を使用してくれることを期待しているわけだ。

政府の服従それからひどくなるばかりだ。もしあなたアイスキャンディーを作って子どもたちに売ろうと思えば、高額な食品医薬品局のテストを無数に受け、また原料・カロリー・糖分を表示した完璧なラベルをつけなければならない。しかし、インスタグラムユーザー同意書にどんな注意書きが書いてあるだろう。我々はソーシャルメディアプラットフォームティーンエイジャーの抑うつ状況を悪化させていることを示す大量の研究存在を知っている。自分自身に問いかけてみよう。もしアイスクリーム子どもたちを自殺させやすくしているとしたら、我々はドレイヤーズのCEOがシリコンバレーのディナーで大統領の隣に座るのを肩をすくめるだけで見過ごすだろうか。

こうしたソーシャルメディアプロダクトがタバコと同様の中毒媒介システムであることを信じない人は、7才の子からiPadを取り上げようとして、自分の殺人計画を告げるような視線で見られるといった経験がないのだろう。この手のプラットフォーム中毒性を信じないなら、どうしてアメリカティーンエイジャーが一日平均5時間インターネットにつながったスクリーンに張り付いているのか、その理由自分で考えてみればいい。ソーシャルメディアが与えてくれる様々なご褒美のせいで、我々はまるでスロットマシーンの前にいるように自分の通知をチェックさせられ続ける。子供や十代の少年少女はこうしたプラットフォームがもたらすドーパミンの欲望にとくに影響を受けやすいという研究もある。多くのテクノロジー企業幹部自分の子供にはこうしたデバイスを触れさせないと公言しているのも不思議ではない。

以上のような問題は全て正当な懸念だ。しかしこれらの理由のどれ一つとして、あるいはこれら全てを集めたとしても巨大企業の分割を正当化する理由としては足りない。これから述べるのが、私が信じる四大企業を分割すべき理由だ。

004:トラストを分割すべき理由
経済目的

ヴァンダービルト大学ロースクール教授であるガネシュ・シタラマンの主張は、アメリカには中産階級必要であり、我々の代表民主制が上手く機能するために富がバランスよく分配されるよう、憲法デザインされているというというものだ。富めるものがあまりにも多くの力を持ってしまえば、寡頭政治につながる。だからアメリカ民主主義という舟を安定させるためには中産階級が舵にならなければならないのだ。

経済とそのキーとなる主体である会社の基本的目的は、中産階級を作り出し維持することであると私は信じている。1941年から2000年にかけてアメリカ中産階級世界の歴史においてもっとも優れた「善」の担い手だった。アメリカ中産階級は正しい戦争に資金を提供し、戦い、勝利した。高齢者の世話をし、ポリオ治療にお金を出し、人類を月に送り、世界の他の国に対して、自分たちモデルとなって、消費とイノベーション社会経済改革するエンジンになりうることを示したのだ。

経済の上向きのスパイラルは家庭と企業の間での循環に依存している。家庭が資源労働を提供し、企業がモノと仕事を提供する。競争は発明と優れた製品(ハッピーアワーリアビューカメラetc.)を提供するモチベーションとなり、車輪はいつまでも回り続ける。巨大企業ステークホルダーに対して莫大な価値を作り出す。それなのにどうして私たちの目の前で、歴史上初めて、他の国の中産階級が成長しているのに自分たちの国の中産階級が没落するという事態が起きているのだろう。経済中産階級中産階級が育む社会の安定を維持するためのものであるならば、我々の経済は失敗してしまっているということだ。

過去30年でアメリカ生産性が大幅に向上したのは間違いない。アメリカ消費者があらゆるレベル自由主義社会の羨望の的になったことを否定することはできない。しか生産性の拡大と消費者地位の向上の結果作り出されたのは、高給の雇用経済の安定をすばらしい電話と1時間以内に配達されるココナツウォーターと交換してしまうようなディストピアだった。

どうしてこんなことが起こったんだろうか。2000年代になってから企業投資家が夢中になったのは人間をテクノロジーで置き換えることによって急速な成長と利益の急拡大を可能にしてくれるような企業だった。こうして作り出された巨額の富が安価資本を引きつけ、他のセクター脆弱になった。古い経済に依存する企業と巣立ったばかりのスタートアップには何の希望もなかった。

結果として出来たのは企業にとっても人々にとっても勝者総取り経済だった。社会イノベーション経済の側(領主)とそうでない側(農奴)の二つに分かれてしまった。一つの素晴らしいアイデアがウン億のベンチャーキャピタルを集める一方で、普通の人、あるいはただ幸運でなかった人々(私たちのほとんどだ)は退職後の貯金をするためにもっともっと働かなくてはならなくなった。

億万長者になるのが過去に比べて簡単になったり難しくなったというわけではない。痛いほど明らかなのは過去30年で見えない手が行ってきたのが中産階級を締め上げることだった、という事実だ。30歳の人間がその両親が30才だったころに比べて貧しくなったのは大恐慌以来始めてだ。

何か手を打つべなのだろうか。こうしたイノベーションアイコンたちが、経済の調子を保つための一時的撹乱を行っているだけだとしたらどうしよう。トンネルの向こうではより強い経済と高給が待っているという見込みはないんだろうか。しかしこんなことがありえないという証拠はすでにある。事実、二極化は勢いを増しているように見える。これは我々の社会に対する最大の脅威だ。これが自分たちの住んでいる世界なのだから仕方ないという人も多いだろう。でもその世界私たち自身が作り出したものではないのだろうか。百万人の百万長者を生み出すことからひとりの一兆長者を生み出すことに、私たち意図的アメリカの使命を変えててしまったのだ。アレクサ、これって良いことなのかね?

マーケットは失敗してる、どこでも

今まさに我々は劇的なマーケットの失敗の只中にある。そこでは政府が巨大テクノロジー企業への大衆の熱狂によって黙らされてしまっている。頑丈なマーケット効率的で強力だが、グランドに定期的に入って旗をあげ、チームを動かすレフェリーなしではフットボールゲームが成立しないように、枷のない資本主義私たちにもたらしたのは気候変動、抵当危機、そしてアメリカ医療保険だ。

独占はそれ自体常に違法だったり望ましくないものだったりするというわけではない。単一企業投資を行い、安価サービスを行うのが合理的であるところでは、自然な独占が存在する。しかしこの場合トレードオフとして厳しい規制が伴う。フロリダ電力は1000万人にサービスを提供し、親会社であるネクストエラ・エナジー時価総額720億ドルだが、その価格とサービス基準市民受託された人々によって規制されている。

対象的に四大企業は厳しい規制なしに独占「的」な権力を維持しおおせている。私が彼らの力を「独占『的』」と表現したのは、アップルだけは例外かもしれないが、彼らがほとんどの経済学者が独占の核心だと考える、顧客向け価格の釣り上げを行ってはいないからだ。

しかし、四大企業は我々が本能的に感じる大きな政府への反感を見事に利用し、競争が――私有財産賃金労働自発的な交換、価格システムと同様に――資本主義エンジンの不可欠なシリンダーであることを忘れさせてしまっている。彼ら四大企業サイズの巨大さに加えてチェックを受けない権力によって競争市場は抑圧され、経済本来目的を果たすことも阻害されてしまっている。つまり、活力ある中産階級を作り出す、という目的だ。

空気の供給

どうしてこんなことが起きるのだろう。1990年代マイクロソフトがどうやってネットスケープの息の根をとめたかを思い出すのは有用だ。はじまりは何の問題もなかった。ある会社が優れた製品(ウィンドウズ)を作り出して、それがセクター全体へのポータルになった。今であればプラットフォームと呼ばれるだろうものだ。その成長を維持するため、その会社はそのポータルを自社製品(Internet Explorer)の方向に向け、パートナー(Dell)をいじめ競争シャットアウトした。ネットスケープブラウザの方がより人気で90%のシェアを得ていたとはいえ、マイクロソフト意図的インターネットエクスプローラーを援助しているのでは勝ち目はなかった。

同じ状況は四大企業ではどこでも起こっている。グーグルが上手くマネタイズできるよう、検索結果の最初のページがゆっくり支配されていくことや、iPhoneの画面上の準標準プロダクト(アップルミュージック等)、強豪相手(Snap)を邪魔し、叩きのめせるよう会社(フェイスブック)の持てる全ての資源を按配すること、他の会社がとても競合できないような要求水準の設定と攻撃的な価格設定(アマゾン)。

(不)自然な独占

しかしたら消費者にとってもこういった「自然な」独占の方が都合が良いのかもしれない。しか司法省の考え方は違ったようだ。1998年に、連邦政府マイクロソフト相手に訴訟を起こし、反競争的な慣行を非難した。裁判を傍聴していた人が報告するところによると、マイクロソフト幹部インターネットエクスプローラーをタダで提供することで「ネットスケープ空気の供給を断」ちたかったと証言したのだそうだ。

1999年11月に、ある地方裁判所ではマイクロソフト反トラスト法に違反しており、会社を二つに分割することを命じるという判決が出た(一つはウィンドウズを売り、もう一つはウィンドウズ用のアプリケーションを売る)。会社分割の命令高等裁判所却下されたが、マイクロソフトは会社の独占的な慣行を抑えることで最終的に政府と和解に達した。

和解内容に対して甘すぎるという批判もあったが、司法省があの時マイクロソフトを有望新進企業を芽のうちに潰してしまうという罪状で警告することがなかったら、今のグーグル――今や7700億の市場価値があり、自由市場の信奉者にとっての希望の的だ――が存在しえたかどうか、考えてみる価値はある。反トラスト法がなければ、マイクロソフトマーケットの独占を利用して、ちょうどウィンドウズによってネットスケープ安楽死させてしまったように、グーグルよりもBingを使わせるよう仕向けていただろう。

司法省マイクロソフトに対する訴訟が、マーケットに新鮮な酸素を送り込むという点で最も大きな効果を持った例であることは確かだ。株価にして何兆円ものドルを解き放ったのだから。四大企業による力の独占は、酸素不足のマーケットを作り出してしまった。私は何十回も小さな会社によるベンチャーキャピタル向けプレゼンを聞いたことがあるが、そこで説明される内容はどこでも、いつでも同じだ。「四大企業とは直接戦えませんが、四大企業の買収先としては素晴らしい会社になれます」。その細い針の眼を通すことが出来なければ、会社はその幼少期を生き抜くために必要酸素(資本)を絶たれてしまう。IPOもベンチャーキャピタル資金提供を受けた企業の数も過去数年で着実に減少している。

かつて「悪の帝国」そのものだったマイクロソフトと違い、グーグルアップルフェイスブックアマゾンは巧妙なPRを洗練されたロビイング――オプラ・ウィンフリーコーク兄弟をかけ合わせたようなものだ――と組み合わせて、マイクロソフトに課されたような批判からほとんど逃れおおせている(https://anond.hatelabo.jp/20180214161344に続く)

2018-01-25

[] #48-1「本当にあった嘘の話」

年末年始というのを、何か特別な時期だと考える人は多い。

社会全体がそう考えるように動いているからだ。

だが実際のところは特別っぽくしようとしているだけだったりする。

個人にとっては何も変わらず、俺にとっても観ていたテレビ番組がいつもと違うくらいしか言えることはない。

それでも他にいえることがあるとすれば、この時期になると親戚の集まり我が家でやるのが恒例であることくらいか


しかし、それは俺たち兄弟にとっては煩わしいものだった。

歳の近い従兄弟とかもいないし、話せることがない。

あったとして話したいわけでもない。

お年玉という名の給料を貰う代わりに親戚に愛想を振りまく仕事だと割り切る必要がある。

その考え方でいくなら割がいいともいえる。

「おー、二人とも大きくなったなあ。長男の方はティーンエイジャーだっけ」

「そうだよ。バアちゃんも大きくなったね」

「ハハッ、言うようになったな。弟くんのほうは何歳だっけ」

「見てのとおりだよ」

俺はそれなりに場数を踏んできたからまだしも、経験の浅い弟は態度が露骨に出やすい。

「ああ、すいません。こいつ照れているみたいで……」

「構わん構わん」

はいえ親戚も大概そんなことは承知の上である人が多く、お年玉をくれた後は俺たちをほっといてくれることが多い。

まあ、みんなだって他に話をしたい相手がいるだろうしな。

兄貴いくらだった?」

「お前と同じだよ」

「つまり、さっきのジイちゃんに貰ったのと同じ額かあ」

というより、貰ったお年玉は全て同じ額だった。

どうも親戚一同で決め打ちしているようだ。

「なあ、俺もう疲れてきたよ。外に遊びに行きてえ」

「母さんと父さんに、今日は家にいるよう言われているからなあ」

遠くの親戚より近くの他人とはよく言うが、自分たちテリトリーにそういった存在がわんさかいるというのは、予想以上に息が詰まる。

俺たちは年長者たちのいる席に引っ張りこまれないよう、自分たちの部屋に避難することにした。


しかし、そこにも親戚はいた。

その人は父の妹、つまり俺たちにとって叔母にあたる。

勝手テレビゲームをやってくつろいでいた。

「よう」

俺たちの存在に気づいても、悪びれる様子はなくそのままゲームを続行している。

「こんなところで何やってんの叔母さん」

だってあんなとこいたって退屈だし」

叔母は冒険家かい胡散臭いことを長年続けており、自由奔放というか、とても豪快な人だった。

「何でもいいけどさ。さすがに俺たちが来た以上はゲームすんのやめてよ」

「しばらく待ってて。クリアできるまでやるから

ここまで図々しくないと冒険家なんてできないのか、それとも叔母がイレギュラーなだけなのだろうか。

「それだと俺たちが退屈なんだけど」

「え~、じゃあ、そうだなあ。私のこれまでの冒険を片手間で話してやるよ」

俺たちの顔が歪む。

「いや、昨年も聞いたし」

「それとは違うヤツだから大丈夫だって!」

(#48-2へ続く)

2018-01-16

今のティーンエイジャーって「写メ」っていうの?

写メール、略して写メ

LINESMS一般的になった今写メールなどという言葉意味不明しかない。

多分「写メ」という人は1995年1985年まれとかそのあたりだろう

2017-12-11

今年は冬が来るのが早いと思う

僕はまだ高校卒業したと認めたくない。認めたところで自分落ちこぼれなのだと嘆きながら何十年を過ごすだけだ。

高校卒業したのは今年の3月通信高校に通っていた。同期には同い年のティーンエイジャーが何人かいた。ニートだったり、引きこもりだったり、捻くれ者だったり、家出少女だったり、同い年なのにタバコや酒をやっている人とか、元高専生のバイトだったりまぁ色々いた。ニート君は顔が「働いたら負けだと思ってる」の人に似ていたのでよく覚えている。タバコ君は「かいけつゾロリ」のイノシシみたいな小太りで、気さくに話しかけてくる明るい性格でいつも場を明るくしようとしてた。彼は最後ここに入学たことを後悔しているようだった。卒業式にも姿を現さなかった。家出少女は1歳年上、洋服屋さんで働いているらしい。母親暴言暴力から逃げるために中学卒業したぐらいの頃に家出をした。バイト君の口癖は「バイトやろうぜ」だった。高専中退引きこもり経験してその後スーパーバイトを始めたらしい。僕は引きこもりだった。ボトラーでもないし風呂にも入るし、平日の昼間の図書館に足を運ぶことも、気まぐれで海を眺めに電車で隣町に行くこともあった。でも社会的な繋がりは希薄でそれでも…何から書けば良いのか全く分からないが思いついたこから

自分を語るときに僕はいつも不幸自慢ばかりしてしまう。でもさっぱり相手特にこれといった反応はしてくれなくてしまいには「あなたって本当よく分からいね」「クズだね」って言われてしまう始末で「後ろ向きな奴を応援したい奴なんていないんだよ」って言われた時はショックだった。恨みとか怒りとか内側にいっぱい溜め込んで、まるで肥溜めみたいだ。

1年目は「頑張って勉強して大学に進学するのだろう」と思ってた。だからレポートも真面目に書いたし、僕はこんな同期のバカとは違うんだって思ってた。

家出少女は同期ではなく一学年上だった気もするけど、昼休みにはタバコ君達と一緒に過ごすことも多かった。バイト君がニート君に「ハローワークに一緒に行こう」と誘うのだけどニート君は「いやいやいや」って必死に断ってた。僕は「バイト中々決まらなくて」みたいな感じで誤魔化してたからあまり強くは誘われなかったけど。でも実際牛丼屋やスーパーの清掃、ホームセンター喫茶店、色々応募したけどその年は全部面接に落ちていた。勉強もしなきゃいけないかバイトばかりじゃな、とかその時は考えていた。大学受験に向けて勉強はどうしたら良いのか分からなかったけどとりあえず学校レポートを頑張ってやればなんとかなるのだろうと思った。放課後みんなでカラオケに行った。タバコに火をつけるタバコ君。煙いなって思ったけど実際に煙かったのか、彼の事を軽蔑していてだからそう思ったのか、両方かもしれない。タバコをやっているらしいということは前に聞いていたけど本当に吸っているのを見たのはこの時が初めてだった。カラオケ結構盛り上がってたと思うけどあまり楽しくなかった。何か違う気がした。途中で帰ることにした。「お母さんうるさいから帰るね」「マザコンかよーw」そう言われてそうなのかもしれないと思ったけど、どうしたら良いのか分からなかった。

ある時みんなで遊ぼうということになって、時間を決めて集合したのだけど、電車に乗るのに一本遅れ、7分遅れで到着した頃には誰もいなかった。wifiの繋がるところでライン確認したら「まだ?」「もう先に行くね」みたいなメッセージが送られていて、しばらく昼間の駅をぐるぐる回って、それでも見つからないので帰ろうと思ったところでバッタリ合流した。タバコ君に「スマホ持ってなくて」と言ったら彼は「そうだったんだ、じゃあ家出ちゃんにも伝えておくね」と笑顔で返した。14時、僕たちはお好み焼き屋に入った。お金もったいないので僕は何も頼まなかった。落書きをしていたらタバコ君が覗いて「何を書いているの」というから「何を描いているわけではないけど…心象風景?」「ヒッキーこんな繊細な心の持ち主だったの? 僕どう接したら良いの?w」「私にも見せて…うん才能あるかもね」結局絵は3人の間を回って帰ってきた。その後どれくらいか経って店を出てカラオケに行こうということになった。そこでこの時僕は逃げ出して、すぐタバコから電話がかかってきた「どこにいるの?」「先に帰るからじゃあね」と言って電話を切って家に帰った。

4日ぐらい経って、昼休み時間家出ちゃんからあなたおかしいよ 粋がってるんじゃないわよ」って怒られた。泣きそうな顔だったので妙に生々しく覚えている。

2年生になって単発で仕事を貰えるようになった。交通手段がない時は送り迎えもしてくれる優しい会社だったのだがある時「腹痛で休む」と電話を入れた。怖くなってもう行けないと思った。でも後に「またよろしくお願いします」という優しい声で担当のおじさんから電話がかかってきた。とても優しい声が似合わない人だったのだが最年少だったので優しくしてくれていたのかもしれない。それでもそれ以降は連絡を取っていない。

多分LINEブロックした辺りからタバコ君とはあまり深くは会話をしなくなった気がする。特別タバコ君のLINEだけブロックしたわけではなく、この時は「死んだらどうしよう」という思いと自殺願望が混じったような思いがあって、日記帳を焼いてみたり、部屋を整理してみたり、遺書を書いてみたり、そんなことをしていてLINEブロックするのもその一つだった。

全日高校に行きたいという思いが強くなって学校相談したけど相手にされなかった。親に相談しても「意味がない。遠回りだからダメだ」と言われた。

母が「友達に誘われてポケモンゴーなんてやっちゃダメよ」と話すので「スマホ友達もいないのにどうやってやればいいんだよ!」と返したら後日父がスマホプレゼントしてくれた。

3年生になって、先生に「お前なんかが大学に行くなんて無理だ」と言われてワンワン泣いた。それでも諦めず試験を受けたが落ちた。父も専門学校に行け、大学に行けとあれだけうるさかったのに「大学なんか出たって何の意味もない」と言うようになった。

タバコ君とニート君で放課後何となく集まって駄弁っていた。タバコ君は「大学ってさ、塾とか行かないと無理だよな」というので僕は「無理かもね」と返した。「夜間高校とかの方が高校生っぽい時間を送れたかもね」「今更すぎるw」タバコ君は卒業式に姿を現さなかったのでこれが彼との最後の会話になった。

僕は6月までに免許を取って、8月までリゾートバイトで働いた。「学校に行ってない子だから気を使ってやったのに」とか言われた。やめてからは沢山映画アニメを観て、それからは何もせず過ごして、今日だって何もしないまま夜になった。借りた本も読み進まないし、張り切って買った教材だって殆ど手をつけていない。バイト面接に行けなかった。

それでも僕はまだ高校入学する夢を諦めていない。最高の高校生活を送れる学校が、僕を受け入れてくれる学校が、きっとどこかにある。世界のどこかにはきっとある幸せに満ちた日々が僕の心を満たすだろう。

似非科学に関して青春時代の思い出を交えた個人的考察

 似非科学というのはいつの時代もなくならないものだ。パッと思いつく例だけでも、血液型性格診断ゲーム脳環境ホルモン水素水マイナスイオン、等々、枚挙に暇がない。多くはマスコミによって支持され、テレビ番組特集が組まれ、その科学的根拠あいまいにも拘らず世間に流布されて浸透する。テレビ番組などはあたかもその説を「検証」しているかのような映像を作り、怪しい肩書専門家コメントを添える。視聴者の多くはなんとなく「科学的に証明されている説なんだ」と信じ込み、疑問を持つことなく受け入れてしまう。一億総白痴化社会の完成である最近ネット上で多くの意見を比べて読むことができるので、情報収集能力の高い人たちはそこまで騙されやすくないとは思うが、未だテレビ新聞が主な情報源である人たちにとっては、上述の似非科学が今でも信じていることが多い。特に血液型性格診断などは、宗教のように信じ込んでしまっている人も相当数いるだろう。

 私も子供の頃はこれらの似非化学に騙されやす人間だった。最近ほとんど見ないが、昔はテレビが娯楽の中心だったこともあり、夕食時などはよく見ていたものである特に捏造問題で打ち切られた「発掘あるある大事典」などは、親が好きだったこともあって毎週見ていた。その中で血液型性格診断特集を何度か行っていたことは、今でも何となく覚えている。番組の中で「数名の幼稚園児を血液型別に分類してその行動を観察する」という検証が行われており、ものの見事にその血液型の特徴が行動として現れていた。見ていた私は「やっぱり血液型性格には関係があるんだなー」とぼんやりと納得していたが、今になって思い返してみれば数名の幼稚園児の行動で結論を出すのは早急すぎるし、番組が「○型かつ××な性格」の幼稚園児を数名集めることな造作もないことだし、そもそも集められた幼稚園児の血液型が本当に表示通りだと証明する根拠は何も無い。極めつけはあの「あるある」である。そういえば「あるある」マイナスイオン特集も何度かやっていた記憶がある。まあ、放送内容の真偽を検証するのは今となっては不可能に近いことだからやめておくにしても、心理学会において血液型性格判断の真偽は何度も検証されており、いずれも関連性を肯定するものがないことから、かの理論が出鱈目であることは疑いようがないだろう。

 しかし、科学価値は小指の爪の垢ほどもない血液型性格診断であるが、この似非化学が私に教えてくれたことが二つある。それは「人間客観的事実よりも自分が信じたいものを信じる」ということと「何かを信じ込んでいる人間を説得しようという試みは大抵徒労に終わる」ということだ。付け足すなら、当時私はまだ純粋ティーンエイジャーだったので、「大人は平気でうそをつく」ということも学んだと言えよう。

 私が初めて血液型性格診断反証する意見に触れたのは、中学二年生のことだったと記憶している。当時別段読書が好きでもない(むしろ嫌い)だった私が、たまたま休み時間図書館に立ち寄り、ふと目に留まった一冊の本を手に取ったのがきっかけだった。それは村上宣寛という方の著書『「心理テスト」はウソでした。受けたみんなが馬鹿を見た』(2005、日経ビジネス)という本である。新作であったこの本は本棚の上に表紙が見えるように立てられており、そのセンセーショナルタイトルに興味を惹かれたのを覚えている。

 10年以上前に読んだものであるためにうろ覚えな部分もあるが、本の内容は大きく2つに分かれていた。前半が血液型性格診断への反論、後半はまた別の心理テストへの反論が主であった(後半の内容は忘れた)。本文の中で、今日血液型性格診断の源流である能見正比古氏の著書をけちょんけちょんに貶し、また血液型性格診断のような「占い」を人に信じ込ませるための心理テクニックであるバーナム効果」についても詳しく説明があったと記憶している。

 当然、本の内容は著者の考えであり、本の内容が絶対的事実であるとは(今となっては)思わない。しかしこの本の内容は、血液型性格診断科学的根拠のある学説だと何となく思い込んでいた私にとっては、とても衝撃的な物であった。血液型性格診断のものというより、これまで固定観念的に信じ込んでいた常識が、脆くも崩れ去った瞬間で、まさしく目から鱗であった。活字嫌いな私が、数日図書館に通って本を読んだのは、(マンガ喫茶を除けば)後にも先にもこの時だけであろう。「借りて読めよ」と言われるかもしれないが、当時の学校図書館ルールで、新作は借りれなかったのである

 新しい知識を得たら人に言いふらしたくなるのが能のないアホウドリの常である。当時は全盛期こそ過ぎたものの、血液型性格診断世間一般根付いており、それを否定する論調は(少なくとも大手メディアでは)ほとんど存在していなかった。要するに「他の誰も知らないことを自分けが知っている」ような状況だったのだ。腕のケガだと偽って毎日手に包帯を巻いて通学していたリアル中二病の私にとって、これほどドヤれる材料は無い。とは言え、何の脈絡もなく血液型性格診断の話をするのも変である。友人との会話の中で血液型の話が出てくるのを待ち、出てきた瞬間にこれでもかと否定する。それによって「頭が良い奴」と思われて皆からちやほやされる。正に完璧計画だった。

 ところが、実際に反論してみたところ、いずれもあまり芳しくない結果に終わってしまった。どや顔血液型性格診断否定しても、「でも何となく合ってる気がするし…」と、決まって歯切れの悪い反応しか返って来ないのである挙句教師からも「屁理屈ばっかりこねるな」と言われる始末。今となってはどちらが屁理屈なんだと思わざるを得ないが、確かに思い返してみれば、血液型の話でわいわい盛り上がっている時に、キモいデブどや顔否定して来たら、場が白けてしまうのは明白だろう。要するに私の敗因は、イケメンではなかったこである

 冗談はさておくにしても、それ以降、私は血液型性格診断の話が出てきた時、余程仲の良い間柄でなければ、ニコニコして受け流すようにした。まさに2017年現在でも血液型性格診断肯定論者の方が言うところの、「否定する奴はモテない」という説を支持する対応であった。情けないとは思うが、当時ただでさえ友達が少なく、これ以上周りから孤立するようなことは避けたかった私を責めることなど出来るだろうか。ちなみに今は目上の人でなければそれとなく否定している。相変わらずチキンであった。まあ、事実事実として、TPOに合った会話合わせというのは必要だと思っている。

 そこで私が学んだことが、先の「人間客観的事実よりも自分が信じたいものを信じる」「何かを信じ込んでいる人間を説得しようという試みは大抵徒労に終わる」の二つだ。血液型性格診断を信じている人に、上述の心理学会の話や、バーナム効果の話をしても、決まって返ってくる言葉は「でも何となく当たってる気がする」「私の周りでは当たっている」と言ったものだ。査読のある学術誌に投稿された数千人規模の調査結果よりも、自分の身の周りの数名の事例を優先するのである。当然その事例には得てして強い確証バイアスが掛かっているのだが、本人はそれに気付くことができない。「客観的事実よりも自分が信じたいことを信じる」典型である

 これは、似非化学に限らず社会の中のあらゆる現象に対して言えることである。例えば昨今、「若者の○○離れ」という言葉をよく耳にする。○○の中には、テレビ新聞、車、バイク、酒、読書など、ありとあらゆるものが入り得る。そして、その原因は大抵若者帰着させることが多い。「最近の若者は人との関係希薄から酒を飲みながらのコミュニケーションをしないのだ」とか、「世間政治に対して無関心だからテレビ新聞を見ないのだ」とか、とりあえず若者悪者にするような結論が多いが、決して「社会の変化によってニーズも変容し、製品価値相対的に下がった、すなわち製品自体時代の変化に追いつけなくなったのだ」といったような、自らに責任帰着させることは決して言わない。やはり自分が信じたいことしか信じていないのである

 また、血液型性格診断を信じている人の共通点として、否定しようとすればするほど攻撃的になって反論するというものがある。先の中学生の時の教師がその典型例だろう。理論的な反論が出来なくなると「屁理屈をこねるな」と論点をずらして逃げるのである。「否定する奴はモテない」というのも同様で、血液型性格診断の真偽について反論しているのに、「モテるモテない」の話にすり替えさら相手を「お前は場の空気の読めないモテない人間だ」と罵倒しているのである。そうなってしまうと、もはや冷静な会話は成り立たない。こちらがいくら事実を述べても、返って来るのは罵倒だけであり、最終的に相手が逃げてしまうのである。そこに残るのは無駄時間の浪費と徒労感だけで、何ら生産性のない労力を費やされることになる。

 こちらもやはり社会全般で言えることだ。例えば「若者犯罪ゲームアニメによる影響だ」などの持論を展開する人に、「若年層の犯罪率は年々下がり続けており、反対にゲームアニメ市場は伸び続けている。」と反論しても、恐らくその後は謂れなき若者批判罵倒くらいしか返って来ないだろう。論理的反論を受け入れられない人間にとっては、実は事実などどうでも良く、会話を勝ち負けを決める手段としてしか考えていない。そして自分が負けるのが嫌だから最後子供のような罵倒に終始し、逃げてしまうのである。こういった手合いは、「自分の非を素直に認められない」ことも共通点と言えるだろう。人間であれば誰しも少なから負けず嫌いな側面は持っているが、この手の人間特にその傾向が強い(と何の統計的データもなく私の主観でそう思っている)。

 似非科学のような嘘を信じ込んでいる人は、宗教信者に近い。もちろん宗教否定している訳ではない。宗教というものは、「事実か否かを証明する術がない」にもかかわらず、「否定は許されない」というのが特徴である。これ自体別に悪いことではなく、「鰯の頭も信心から」と言うように、それを信じることによって本人の精神的支えとなるのであれば、それで良いと個人的には思っている。客観的証明できなかったとしても、個人の中で信じていれば問題はないのである。ただし行き過ぎると他者に対する不寛容に繋がり、戦争弾圧に容易に発展してしまうため、注意は必要である仏陀キリストと「顔を描いてはいけないあの人」の誰が一番偉いかというような論争は、決して行ってはならないのである(仏陀キリストが同じアパートの一室で生活しているマンガはあるが)。

 「宗教」と「似非科学」の明確な違いは、前者は「事実かどうかわからない(事実であることに重きを置いていない)」のに対し、後者はそれが「明確な嘘」だということである。明確な嘘を流布すれば、社会に対して損害が生まれる。血液型性格診断であれば、近年問題になっている「ブラハラ」なる差別を生じる。ゲーム脳であれば、本来何も悪くないゲーム会社風評被害を受ける。水素水であれば、医学的根拠のないただの水を健康に良いと信じ込んで高額な値段で買わされる消費者が現れる。そして、損をする人の裏側では、他者を騙して得をする悪人存在しているのである。大抵は嘘っぱちの本を書いた奴とその取り巻きだ。

 だからこそ似非化学は撲滅しなければならないし、似非化学の考案者やそれを流布するメディア批判されなければならない。日本表現の自由保障されているから何を言おうと自由であるが、それはあくま公序良俗に反しないことが前提であり、嘘によって不正利益を得るのは詐欺である表現に対して批判を行う自由もあるのだから客観的に見て明らかに事実と異なる論説に対しては、毅然とした態度で批判すべきである

 そして、一般消費者である我々は、常にその情報事実であるか否かを見極める努力が求められる。媒体を問わずメディアは平気で嘘をつく。他人に言われたままのことを信じる人間は、その情報が誤りであった場合他人責任を求めがちである。何が正しいか自分判断し、自分責任において選択する力こそが、情報化社会を生き抜くために必要スキルと言えるのではないだろうか。

 似非科学流行は、社会におけるメディアリテラシー成熟度合いの指標と言えるかもしれない。

2017-09-22

[] #37-1「同じアホなら」

俺たちの住む町の中心区。

そこには、そこそこの大きさの神社がある。

名前字画ブーム風水ブームの時期に出来たらしい。

だがこれといった縁起のいい話は特になく、ほとんどの住人は何を奉っているかすら知らないし興味もない。

かくいう俺もその一人。

法事だとかで何となく利用されている位だ。

そんな信心浅い住人たちの多い場所でも、年に数回ほど賑やかな場所になる時がある。

例えば夏祭りだ。


秋を知らせるような涼しく穏やかな風が吹き始め、我が家クーラーを消すかどうか悩み始める頃。

俺たちの住む町の夏祭りは、そんな時期に開催される。

理由としては単純明快で、真夏の夜に人が集まると暑さでおかしくなるからだ。

以前は夏祭り熱中症で倒れた人。

納涼のために酒を飲みすぎて倒れた人。

いつもと違う雰囲気に飲まれテンションが上がりすぎてしまい、自警団に倒された人が毎年いた。

暑さは人をおかしくさせ、第10回にはそれらの数が合計で三桁を超えた。

それらが風物詩になることもなく、市長世代交代とともに第11回以降の開催時期は今のようになったわけだ。


俺は、その頃にはティーンエイジャーになっていた。

そして、以前よりも夏祭りに対する熱が冷めていた。

理由は色々と並べることは出来るが、遠まわしに表現するなら「秋になりかけの夜風がそうさせた」ってことなのだろう。

反面、家族はこのイベント積極的だ。

弟は祭囃子花形だし、両親は自警という名目のもと他の人たちと飲み食いしながらの雑談

俺はというと家族に誘われようが、クラスメートに誘われようが、何かと理由をつけてやんわりと断っていた。

しかし、そんな俺も今年は久々に参加することになった。

当然、今まで何かとつけていた“理由”が今回は夏祭りにあったというだけの話なのだが。

(#37-2へ続く)

2017-09-02

[] #35-1「非人道的な寛容」

弟の友達には、常に耳栓をつけている子がいる。

間内でのコードネームはミミセン。

実に安直なネーミングだ。

なぜ普段から耳栓をつけているのか俺が尋ねたとき、彼は「この世には雑音が多すぎる」と答えた。

そんな彼の苦手な雑音、第4位は他人電話

第3位は工事の音。

上位はどれも自分根本を断つことができないのがツラいらしい。

そして今回の話は、その2位と1位。

とあるつの雑音で苦悩する、ミミセンの奮闘劇だ。


ミミセンは弟たちと遊ばないときは、余暇図書館で過ごすことが多い。

その図書館は俺のバイト先と近いこともあり、移動中にこうやって鉢合わせることがあった。

今回は電車の中でだった。

「おや、ミミセン。今日図書館か」

「うん…そ…だ…マ…ダ……ちゃん」

恐らく「うん、そうだよマスダの兄ちゃん」と言ったのだろう。

耳栓をつけているにも関わらず、意外にも会話は円滑に行えている。

ちょっと声のボリューム調整が下手くそな時があるのが難点だが。

「たくさんの本がタダで読めて、しかも静かで快適な場所なのに、皆どうして図書館を利用しないんだろう」

「皆が利用すると、たくさんの本が読めなくなって、静かで快適な場所じゃなくなるからだろ」

「ああ、そっか。さすがマスダの兄ちゃん」

キトーに答えただけなのだが、納得してしまったようだ。

ミミセンはしゃらくさい子だが、こういう所は妙に素直だ。

他人事ながらに心配になる。

「さすが年長者だね」

「俺はティーンエイジャーだ。年寄り扱いするような表現はやめろ」

「僕から見て相対的に、って意味だよ」

今日も何気ない雑談をしているだけのように思えた。

だが、今回はちょっと事情が違っていた。

「ふえ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん」

耳にしばらく残るような雑音が、不規則に流れてくる。

それが赤ん坊の声であることは音の発生場所を見るまでもなく明らかであった。

相変わらず、赤ん坊の泣き声は耳障りだ。

かといって、それが止めようと思って止められるものではないことを俺は知っている。

気にはなるが、気にするだけ無駄だ。

俺が気にしていたのは、どちらかというとミミセンの方だ。

俺ですら耳障りだと思う音なのだから、ミミセンにとっては地獄のようだろう。

そう思って目を向けると、意外にも落ち着いていた。

彼は耳に栓を突っ込んでいるにも関わらず、そこから更に耳当てをつけて防音体制を強化していたのだ。

なるほど、この程度の雑音は対策済みか。

俺の心配杞憂だったな。

と思っていたが、それから間もなくミミセンでも耐え難い状況に発展してしまう。

(#35-2へ続く)

2017-07-28

https://anond.hatelabo.jp/20170728112005

アンケート10代が中心だそうだけど、~12歳までで大半が占められているなら「10代が中心」とは普通は言わないね

定義的には101210代に入るけど、そういう話をするときの「10代」って主にティーンエイジャーのことだから

2017-07-25

『愛よりお金のほうが重要だなんて、それこそ悲惨だね。』←いや、それ以前です

私には離婚歴がある

たくさんの理由がある

読者さんで結婚している人

離婚歴がある人なら

結婚はやっぱりしたほうがよくて、いい結婚であるのならば、結婚幸せだったとしても

色々な困難があって かつそれを上回る幸せや愛があるから結婚は良いものであって

恋愛や同棲とちがう」ってわかるはず・・・

家事 経済 親同士の関係 親戚同士の関係 式の行事 しきたり 出産 子育て・・・

恋愛と同棲なら、そこは出てこないでも、大丈夫なんで。

・・・さて。

50代の女性数人がFacebook男性に口説かれたとか本人らから聞きましたし

老人ホームの白髪の女性がやはり男性関係をもったり

ババアネットで言われても

そういうBBA世代のおばあちゃんたちですらどうも老人ホームで性の問題がある・・・のはもう皆さんご存知ですよね・・・

私の場合ですと

Facebookで口説かれることはあってもプロポーズまではされることがなかった・・ので。

モテアピールじゃないけれどすごく告白されたりモテたりしましたが 盛れてる自撮りと 気取った文章

いいとこだけリア充アピールするためのSNSなんですしね。

で、Facebookプロポーズされたわけです。

私もちょっとびっくりして対応していたのですが。

実際のところ、最初はメリットがありそうだったし、中身さえ合えば

外見は嫌いではない感じだったので

中身重視で。

ほんと、女性の場合、中身大切と思っています

なんでかって

女性の場合妊娠出産があるから容姿や年齢とかそういう「肉体」を重視されるでしょうけれど

今の社会で女性が男性を性欲や恋愛だけで選んでいたら・・・生活子育ても難しいですので

そういうわけで、男性が女性を選ぶのと 女性が出産を込みで結婚を考えた場合

条件はちがってきますよね?

それは、生物学的に 出産可能な性と 出産しない性 の 自然の摂理で仕方がない。

で、中身さえよければ、自分も働けるから何とかなるし

男性のほうに結婚意思があるのであれば 直接会って交際を少しずつ現実的にしていこうかな・・と思いました。

・・・とにかく話がかみ合わない。

私が「白人を」狙ったんじゃなくて

彼のほうからなんかフレリクが来たんで

一応私は基本的にはフレリクは受けておいて、悪い人だったらブロックする形でやっています

まり悪い人であれば、Facebook通報ますし、受理されたこともありますよ。

相手英語圏ですが アメリカ人でもフランス人でもない。

(なぜか英語を学んでいるとアメリカ人が好きなんだねというひとがいるんですが。

また、日本女性には珍しく、私はフランスが少し苦手なのです・・・。)

白人からってホワイトカラーでもない、塗装工です。

祖父大工をやっていたし

オランダ就業制度は日本と違うし・・・

いい人ならいい。

父が証券マンで元夫がIT系だとしても・・・まあチャットくらいはしようかと。

別にフレリクが中国人でも韓国人でも女性でもインド人でもアラブ人でも受け入れていましたが

対等に差別なく接していて、

喧嘩とか悪質な嫌がらせがあった場合ブロックする形です。

でもオランダ資本ランスタッドからオファーが来ている私って・・・

ランスタッドで働いているオランダ人もいるのになぜ私は

塗装工の妻になって専業主婦で彼の子供の世話をしなくてはいけないのかとか・・・

私なら最初は塗装工でもランスタッドを目指すのにとか・・・その年なら・・

私は新卒失敗してるけどちゃんと努力しまくって正社員になったのに・・・とか。

タトゥー入っている人って苦手だなとか。

いくら欧米でもタトゥーには文化があって

欧米タトゥーを入れて後悔して泣いたという女性のTED講演もあったしね。

例えばイギリスの王族が、目立つタトゥーいれます・・・??

やはり、外国人タトゥー差別しちゃいけないよ だとしても

そのタイプのそのデザインタトゥーは私は好みじゃないなっていうのがある。

ジャスティビーバーならOK。かれは世界的に成功したスーパースターですから。何をやっても彼のブランドになる力のある人です。

でもそのオランダ人・・・そもそも 親で ティーンエイジャーや それ以上の子供たちがタトゥーを入れて喜ぶって

いくら欧米人でもありますか。

いくら文化の違う欧米圏でも、一世紀前までは、厳格なカトリックは婚前交渉だってないのが当たり前だったんですよ。

日本人塗装工と会う機会がないから結婚もする予定がないうえに話も合わないのに

オランダ人からってオランダが好きだからってプロポーズ受けるのか・・??

・・・ある時点から思いました。それまでは、国際結婚しているバイリンガルの友人を見ていたので

離婚歴のある自分は国際結婚も視野に入れてブルゾンちえみしちゃおうと。思ったんですが。

自分はかつて同じ高校、同じ大学を出た、話の合う男性結婚していたのですが・・・

結婚は 出産なり 親族関係なり 親族同士が勝手に連絡を取ってめんどくさいことをしたり

やっぱり経済価値観が合わないときついものがありますよね

出産費用、 子育て費用がないのに出産を強要されるとか

夫がまだ子供欲しくないといいながら 夫のほうはブランド物を買いまくって浪費して

元夫が私の父の金に手を付けたとかいろいろで離婚したんですよ。

もう・・・一生に一人の、最高に大好きな元夫と、大恋愛で結婚して

それこそ愛に比べれば経済なんてどうでもいいくらい好きで・・・

でも、出産となると、経済的安心感がないと私は産めませんでした。

生んだら何とかなるよーって あんたが責任取ってくれるのかね?

生むだけ生んでおいてモンスターペアレントになるのは嫌だと。。

から元夫ために 私のためにも働いて共稼ぎ子育て費用を賄って何とかやっていこうって理想を追求したんですが

それですら、

色々な事情があって破綻しました。

くだんの、プロポーズしてきたオランダ人のほうはそういう日本人知的元旦那に比べて

まりにも知性にかけていて、学歴がとても低く、独学した形跡もないのですよ

学歴差別したくないのですが・・・まりに違いすぎると話が合わないですよ

悪意をもって嫌がらせしてくる人もいたんで。上でも下でも。

学歴はいろいろ家庭の事情もあると思うんですが

決定的に、哲学的に愚かなことを言われれば

この水準の人は嫌だと思う。

差別もしたくないけれど、その毛深さもそのタトゥーデザイン

本当にホワイトトラッシュ感満載で

日本人アジア人のおばさんに

同時進行で口説いていて

白人女性からは完全無視っていう彼のFacebookの行動に

なんだか・・・

オランダの現地で白人女性や現地人女性が必ず近所にいるはずで

なのになぜ、そういう人と交際せずにFacebookアジア人ばかりとつるんでいるのか。

外国かぶれの日本人女性結婚で金とか搾り取られたり性被害に遭った末に殺される事例をちらちら連想しました。

エヴァ作詞家及川眠子も失敗例です。ルーマニア女の子もかわいそう。アメリカで殺されたりした人もかわいそう。

オーストラリアでも殺されている・・・

英語でチャットをしていったんですが

別にこれは自慢でも何でもなく

・・この日記があまり知的でも健常者らしくないのと同様に

私の知性レベルはあまり高くないにもかかわらずなぜか英語は分かるという・・・のはご理解いただくとして。

最初から「私には離婚歴がありますよ」とチャットしていたんですね。

なのにくだんのオランダ人がきいてきたのは

セックス経験はありますか?」

だったのです。

ですので

わたし離婚経験があることは最初に話してありますよね?」

確認すると

「もちろん、きいているさ」

と答える。

これはどういうことなのか。

思い当たるとすれば

「かなり記憶力が悪い」とか

「他の女性を同時進行でネットで口説いているので

私と似たような別の女性となんかごたまぜにして区別がついていないんじゃないか」と思った。

それで調べてみると

やはり同時進行で

日本人ばかり口説いているんですね。

まあ、自然な現象として、現地では、モテてないんでしょうね。

モテてたら現地のリアル友達からコメントもっとついていたはずじゃないですか。

なんか中国系のおばさんたちが ハンサムハンサム!ってこめんとつけるんですね、その彼に。

なので、

「俺は東洋のおばさんには需要があるんだな」

と変な学習をしてしまったのかもしれないし。

まあそれは、いいので。

女性のほうも婚活する場合結婚を決めるまでは、より多くの人とマッチングするのは、いいんですから

ただ、「離婚歴があるけれどいいんですか?」と散々話した末に

セックス経験はありますか?」って・・・これ、同じオランダ人女性にも聞くのか・・・

よくあるアジア人女性差別売春婦扱いされたのか・・・???

というか・・・処女厨だったのか。

それから後のながれといえば

私たちセックスするんですよね?オランダに来てくれてセックスするんですよね?料理もしてくれるんですよね?」

みたいな風になったあたりから

離婚経験があると散々話している私に

セックス経験があるかどうか聞いた彼の知性を疑いました。

また

なぜかレッサーパンダ帽男事件・・・をもじったマンガをよんでいた私は

普通にグーグル

しらべたら

犯人は元塗装工・・・

・・・あんなにまで・・・知的にかなり問題のある、あきらかな、知能に重度の問題がある供述をしている犯人でも・・・

できる仕事なんだ・・・塗装工・・・

犯罪歴とかあったら怖いなとか・・・。ごめんなさいね。職業差別だと思うんだけど

でも 日本人塗装工結婚しない自分が オランダ人なら塗装工でも結婚するとしたら

日本人オランダ人差別していることになるじゃないですか。

私はオランダ就業システム日本とかなり違うとしても

証券マンだった父や ITエンジニアだった元夫を尊敬していたし

オランダ人の中からどの職業の人を選ぶか、と選ぶ権利が許されるのであれば

できればホワイトカラーがいいなと 個人的な好みです。

ガテン系が好き!!っていう女性の話も聞くので 一個人の私の趣味なのですみません

もちろん塗装工にも宮大工的な、知的で人道的な人もいるけれども

どうしても

今まで出会ったブルーカラー男性とは話が全くかみ合わない・・・というのがあって・・・

あとは夜のクラブで会った人とも会わない。

昼間ランチで出会うとか。仕事や学校で出会うとか。

ライブで出会うとか。何か共通点があって会う人はいいけれど

大した大学じゃないけれど

同じ高校と同じ大学を出た元夫と長いこと暮らし

かなり詳細な話題まで共有できて、たのしかった。

Facebookチャットの段階で

もうここまで、いろいろかみ合わないと

結婚どころか 会うのもいやだし

このタイプなんだよな。日本人女性結婚して殺すタイプって・・・

私と結婚したいなら、愛しているなら、最低限これこれをしてください

事務的な連絡をしたらのらりくらりと逃げる。

かえってくるのは的外れな答え

愛を示すために それほどまでの愛ならば日本に来て私に生身で会ってもらえませんか

というと 航空券を買って日本に行くなんて無理だという

・・・??

私がオランダに行ってセックスしてあげるのは当然で

(私は彼とセックスしたくないのに)

彼は私とセックスしたくてその話ばかりしているのに

LCCもあるこの時代に 日本になんて行くのは難しいという・・・

ドラゴンボールサムライクレヨンしんちゃんが大好きだ 日本を愛してる」

これは・・・嘘では。それらが好きでも飛行機に乗って現地に行くほど日本を愛してはいないとか

その金もないとかなのだろうな。

それでも、さすがに 結婚する相手の女性に会うためなら いろんな手段で日本に来れるはずなのに

来ないという

ということは、軽く扱われているし愛されてもいない。

わたしタイプじゃない、セックスしたくない男性セックスするために

わざわざ欧州まで行くなんて 馬鹿なことなんでする必要ある?メリットないんだけど。

前の夫は初めて交際した男性で、夫としか経験がない大切な自分の体なので

別れた今でもあの元夫に恥じることのない

元夫に あなたには感謝していてすてきだったけれど

未来をつくっていくあたらしいすてきなひとをみつけたよ!

って言えるような人じゃないと

とにかく結婚するメリットがない。

そもそもFacebookだけで結婚するのはおかしいよと何度も言って

何度もブロックしても

アカウントを変えて

アクセスしてくるので・・・

こう・・・ブロックしたのに別アカウントで来るほどには未練があったのか

逆にそっちにびっくりだわ。

唯一

離婚して独身であることの世間体の悪さを解消できるのがメリット・・・だとしたら

別に世間体より実質を取りたい

世間から 幸せで恵まれているとかねたまれたことだってあっても、つらいときがたくさんあった。

世間からかわいそうと思われても全然幸せな時があった

もう世間から負けとか勝ちとか うらやましいとか立派とかどう思われようともういいんです。

離婚して、地獄を乗り越えた自分は

他人さまからどう思われようと、実質自分が、幸せであれば、いいのです。

から、無理にこの難ありの男性結婚したくないと決めました。

なのにまだ連絡が来るので、理由を説明したうえでブロックして無視するしかない。

実質、例えばどうしても子供が欲しいとか。どうしても結婚しないとできないことをしたいとかがあるのであれば

するんですが

このケースのオランダ人のばあい、そのオランダ人結婚しても、

私には、何のメリットもないんですよ・・・

うわぁ、会ったら殺されるかも・・・警報がちかちかしていて

ましてセックスなんて握手もしたくないのにできるはずもない。

世界的な統計で 離婚は どの国でも 経済問題が一位になっています

いま、日本の上位10%の大学を出た人が一流企業に入ったとしても

男性でもエリートでも

すぐに結婚して子供を作るのは難しいでしょう。

経済的な意味で。

初任給産休キャリアの意味でも、です。

今、私の周りでは30代前半で結婚したらすぐに2人産んだカップルが一番幸せそうだし

そういう人ばかりです。

共稼ぎが多いです。

極端に裕福な事例も 極端に貧困の事例もこの目で見てきました。

例えば精神科任意入院病棟の内部がどういうシステムなのか。

女性シェルターがどのようなものか。

私は・・内部までつぶさに見てきたのですが

はっきり言って「ある程度の常識」「健康」「お金」があれば

まず女性シェルターいらないですよね。

だって・・・お金があれば

暴力男とかそういうDV加害者から

こう・・・隠れて逃げて、GPSもオフにして

警察なり人権団体保護してもらえるし・・・

貧しいからシェルター(劣悪で入居者同士のトラブルが低レベル)に

仕方なくお世話になる

もしくは・・・

お金はあるんだけれども相手やくざかとんでもない暴力者で

公的な女性シェルターに入らないと完全に命が危ないとか・・・(そういう風な人は私は見ませんでしたけれど)

でも。

お金があったら・・・例えばどうしても逃げなきゃいけないとき

ネカフェなりラブホなりビジホなり

まれるところはあります

ここでお金がなかったら今私は生きていなかった。

本当にお金がなかったらどうなるか・・・

貧困問題とはいかに深刻な現状であるか。私はそこを軽んじたくないのです。

あたしは最初高級ホテルに泊まってしまって

ネカフェトライして

いまは家賃五万で暮らします

生活保護がどんなものかも知ってる。

表題の言葉捨て台詞されて なんかこう、傷つくし嫌だし、ますます嫌いになってしまったし

そもそも

『愛がないのだから あなたにお金があったとしても

あなたとは結婚したくない。』

まさか ここまで ネットで追いかけてくる人っているんだ・・・。っていう。

あんまり相手が軽く扱ってくるからここまで粘着質に追いかけてくるとは思わなかったわ・・・

日本人の皆さんに言いたいのは

日本でいい職を得るために英語を勉強しているだけであって

ファッションショー電通的な広告ありがちな 白人優位な趣味じゃないんです。

現に元夫は日本人だったのだし。

とにかく、白人文化圏に何かしらあこがれがあって

かなりよさそうな町に住むその男性でも

やっぱり中身的にダメだと

だめで

あと

その・・・日本人だろうと何人だろうと いい人はいい人だってわかってますから・・。

日本人離婚したから、次は外国人にするわ!!っていうのは・・・ないです。

あくま個人的日記なので

あなた個人的事情はわからないです

むずかしいので お気を悪くなさらないようお願いします

2017-07-14

https://anond.hatelabo.jp/20170714150311

そういえばティーンエイジャーか若者が主役の恋愛映画ってあんまりアメドラで見たことなかったな。

あっても日本教育テレビで昔やってたようなドラマイメージ

海外恋愛映画って大人な人が主役なイメージ

群像劇イメージリアルな。

でもgleeみたいなドラマとかがあるところを見ると昔からあったのかなと。

トワイライトとか。

2017-07-12

オッサンの求めるロボットアニメは狭義のロボットアニメ

最近ロボットアニメがないと嘆くオッサンが求めている「ロボットアニメ」というのは、人と人が戦うやつ。

できれば軍と軍、軍人軍人の戦い。それで主役メカ兵器の、いわゆるリアルロボットもの

それでターゲット層はティーンエイジ以上。売り物は模型(完成済みも可)とビデオ

まりロボットアニメとはガンダムみたいなのだと思っている。

いわゆるスーパーロボットに寄せるとしても、イデオンの方向へ振るのが常識であって、ダイターン3はありえない。

からみんな「ロボットアニメが無い」と嘆いている。テレビガンダムっぽいやつがないから。

彼らにとってドライブヘッドは「ロボットアニメ」じゃない。

タイムボカン24も「ロボットアニメ」じゃなかった。

もちろんトランスフォーマーアドベンチャーも違う。タカラトミーは全滅。

かといってバンダイが今MRRや電童的な企画をやっても同じように無視されると思う。だってロボットアニメ」じゃないから。

https://anond.hatelabo.jp/20170711230932

2017-07-03

[] #29-2「簡単商売

結局、不人気の職業体験の面目を保つという意味合いも含めて、俺はアパレルらしきものを選んだ。

職場にはタイナイもいた。

タイナイ、お前もか

「そういうマスダもか」

タイナイも俺と似たような理由でこれを選んだようだ。

「はーい、どうも。二人とも、今日はよろしくー」

職業体験の案内人は、代表者と同じ人だった。

どうやら個人経営らしい。

「それで、僕たちは一体なにをすれば?」

最初は店でレジでもしてもらおうかと思ったんだけど、いつ来るかも分からない客を待っていたり、かといって雑用作業なんてのも退屈だろ?」

「はあ……」

「そこで趣向を変えて、最近目をつけていたとある商品販売に専念してもらうことにした」

俺もタイナイも嫌な予感がしていた。

思いつきの経営を、ましてや俺たちにさせるってのは、どうなんだろうか。


「これを見てくれ」

そう言うと、店頭にあった箱を指差す。

箱の中には小奇麗な石が十数個ほど並べられていた。

何かの原石とかだろうか。

「これ、何でしょう。パッと見は普通の石のように見えますが」

「そう、何の変哲もない石だ。これを売ってもらう」

自信満々に言ってのける。

俺たちは戸惑いを隠せなかった。

「え……っと、何らかの使い道がある性質だとか、何らかの効能というか、そういうのがあるんです?」

「いや、別に。石は石だ」

まり、それら石は事実上道端に転がっているものちょっと綺麗にした程度のものであり、それ以上でもそれ以下でもなかった。

本当に道端から拾ってきたんじゃないかというほど不揃いで、使い道に困る不恰好ものばかりだったのだ。

「え、それを売るんですか」

「何の問題が? 別に商品説明を盛っているわけでもない。いたって誠実だ」

そうなのかもしれないが、そういう話ではない。

これといった用途もなく、宝石イミテーションにすらならないものだ。

それを売り物にすること自体に俺たちは些か懐疑的だった。

「売るって、いくらですか?」

「そうだなあ、ひとつ500円で」

いかいかよく分からない、値段設定だ。

恐らく「500円くらいなら文句を言う気にもなれないし、まあこんなものだろう」と消費者に思わせたいのだろう。

狡っからいと言いたいところだが、この石はそれ以前の問題な気がした。

値段をつけて売る価値があるかすら疑わしい。

俺たちの怪訝な表情を察したのか、その人はやれやれと溜め息交じりに語りだす。

商売ってのは売りたい人が売って、欲しい人が買う。需要供給絶対正義だ。モノの価値ってのは人間が後からつけたものなんだよ。キミたちは価値を感じないのかもしれないが、オレはそうは思わない。後は欲しいと思っている人を探すだけだ」

本気かどうか分からないが、相手経営者で、俺たちは商売の是非を把握しているわけではないティーンエイジャー。

ここまで断言されると沈黙するしかない。

販売方法はキミたちに任せる。売れた数に応じて評価点をあげようじゃないか大丈夫大丈夫簡単簡単。」

この経営者が何を持って簡単だとのたまうのか、俺たちにはよく分からなかった。

少なくとも俺たちは、この石を主観的に見ても客観的に見ても価値を感じないわけで、仮にこれに価値を感じる人間がいたとしても特定できる気がしない。

しか評価点を餌にされた以上、俺たちみたいな大人しい若者大人しく従うしかない。

十数個の石が入った箱をそれぞれ渡された。

改めて個々の石を眺めてみるが、やっぱり売り物として成立するとは思えない代物だ。

「それらはキミたちがそれぞれ売る石だから、片方に押し付けたりしちゃ駄目だぞ。それに売り上げと、売れなかった分の石はちゃんと返してもらうから。誤魔化してもキミたちが損するだけだからな」

こうして俺たちは「簡単商売」の職業体験をさせられることになったのであった。

(#29-3へ続く)

2017-07-02

[] #29-1「簡単商売

俺の通っている学校では、公民カリキュラム特に力を入れている、らしい。

今回は職業体験であり、体育館には様々な仕事代表者が集まって、生徒を募っていた。

接客業ほとんどの職業に応用ができる基本であり資本だ。潰しがきくってのはそれだけで力になる。決して損はさせない体験を与えてくれるよ!」

「キミも警察官体験してみないか? パトカーに真っ当な理由で乗ることができるぞ。あ、あと本物の銃とかも間近で見られる!」

エンジニア現代社会象徴だ。エンジンを作る職業だよ」

代表者たちは生徒を集めようと必死だ。

俺たちにとってはあくま体験ではあっても、あの人たちにとってはこれも仕事の内。

わざわざ学校にまで出向いたのに、誰も来てくれませんでしたでは困るのだろう。

ただ、まあ俺たちからすれば所詮体験、そして所詮ティーンエイジャー。

華やかなものや、ポピュラー職業を選びたがるのだ。

皆が選ぶ職業には多少の偏りが出る。

俯瞰して見てみると、参加人数の差は顕著であることがより分かる。

現代社会の縮図ともいえ、これもある意味では学びの一環なのかもな。


そんな俺はというと、未だどれを体験するか決められないでいた。

「マスダ、何にするか決めたか?」

かねた担任は俺に話しかけてきた。

「まだです。どうもピンとこなくてですね」

「ははあん。『バイトをしている身としては、“職業体験”という名目でタダで働かされるみたいだから癪だ』とか思っているんだろ」

「近からず、遠からずです」

「お前は利己的なところがあるからなあ。深く考えず、何となくぶってのも一つの手だぞ。先生だってそうしたんだから。ハッハッハ!」

担任は大げさに笑ってみせる。

悪い人ではないのだが、距離感のとり方が俺とは合わなくて苦手だ。

別に俺も悩んでいるばかりではなく、一応は候補があった。

だが人気のある職業体験は、参加数があまりに多すぎても対応しきれないので定員を設けていることも多い。

運悪くあぶれた生徒は、しぶしぶ第二候補を選ぶしかないのだ。

だが今回の俺は特に運が悪く、第二候補どころか第三候補もあぶれてしまっていた。

「まあ、それはさておき。やってみたいものが今回の中にないなら、あくま学校課題と割り切ればいい。単純に自分にとってやりやすいと思うものを選ぶのもアリさ。それだって働くための大事動機だ」

「……『先生だってそうしたんだから』?」

「ハッハッハ! 全然そんなことなかったけどな! つまり様々な理由総合して選べってことだ」

担任は大げさに笑ってみせる。

大げさに笑うとき冗談を言っているときなのだろうが、その時はあえてそれを利用しているようにも俺は感じた。

「まあ、どうしても選べるのがないなら、その時は先生と同じ教職体験でもしてみるか」

「いえ、やめときます

「ハッハッハ! それがいい!」

(#29-2へ続く)

2017-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20170604101745

多分、多くの日本人はB社の商品を買うだろう。

ほんとどうしようもねえな

多分同じことを「多くの日本人」も思ってるよ。

自分以外はみんなよこしま馬鹿者で、自分けが例外的に賢くて善良だっていう考えはティーンエイジャーのうちに卒業した方がいい。

2017-04-11

[] #21-3「未来ガイド

「じゃあ、お前が未来から来たってのは分かった。信じよう」

「や、やっと信じてくれた……じゃあ本題だけど」

「でも、お前の話を全面的に信じるかはまた別の話だろう」

「えぇ……」

未来から来たことが事実であっても、そいつの語ること全てが事実保障なんて何一つない。現状確定しているのはお前が未来人だという点のみだ。お前の言うことが本当かどうかは、その都度判断するに決まってるだろ」

のび太なら信じるよ」

現実フィクション混同するんじゃない。あと、そいつ基準にするのもやめてくれないか

「……」

「お前が未来人だと確定しても、お前の話を信じない理由はいくらでもあるぞ。例えば、同じ時代からきた人間が2人いたとして、そいつらのする未来の話が食い違っていたら俺はどちらを信じればいい? 未来から来たこと自体事実でも、そいつらがする他の話まで事実である保障なんてどこにあるんだ?」

「それは……信じてもらうしか

「話が振り出しに戻ったな。だから『信じさせてみろ』って、さっきから何度も言ってるんだが」

俺が頑なにも見えるかもしれないが、考えてもみてくれ。

こいつが未来人だろうがなかろうが、不審人物である事実は揺らがない。

なんで、そんな奴の話を鵜呑みにしなければならないのだ。

ティーンエイジャーの俺ですら分かることである

「後さ、いきなり押しかけたことに対して何か言うべきことがあるだろ。更に庭までこんなにしやがって。礼節やコンプライアンスをわきまえろ。お前のいた未来ではそういったものがなくなっているのか? 仮になくなっていたとしても、信頼を得たければ郷に入っては郷に従うものだろう」

とうとう返すべき言葉がなくなったらしく、彼女は唸り始める。

すると突然、声を張り上げながら退散した。

「もういい! そっちに信じる気がないなら、いくら話をしたって無駄だ! あんたに未来を託したボクが愚かだったのだ!」

結局、未来人を自称するそいつはどこかへと行ってしまった。


俺も些か頑なであったかもしれないが、仕方が無い。

彼女は実は本当に未来人かもしれないし、そして言っていることも全て本当だったかもしれない。

その可能性が全くない、と断言するつもりはない。

まり“信じるかどうか”ということだ。

そして人は信じたいものしか信じない。

信じるかどうかは俺の問題だ。

だが信じさせたいならば、それは彼女がどうにかすべき問題なのだ

彼女は信頼を勝ち取るような人格者ではなかったし、何より説得力がなかった。

まあ、もしも俺が未来人だとして、彼女のような使命があるとしよう。

だったら、少なくともエイプリルフールの日にタイムスリップすることだけは避けようとするだろうな。

“信じる理由”が必要な時がある。

ましてや“信じない理由”があるのなら尚更だ。

(おわり)

2017-03-11

[]

時間旅行者の系譜シリーズを読んだ。内容は女性向けライトノベルって感じ、本国ドイツ結構売れてるらしい。

最後に描かれている、現代にいるはずのきょうだいが誰なのかわかんなくてグーグル先生に教えてもらった。あの人かって膝を打ってしまった。

内容ではあんまり主人公のグウェンドリンが好きになれなかった。ザ・恋愛脳。ざ・ティーン。って感じで本当に感情に振り回されてばかり。そりゃあサンジェルマン伯爵にも愚か者呼ばわりされるわって思った。

逆に言えばそここそがキャラクターとして立っている部分なのは分かるんだけど、一巻の時点で察せられてしまう出生の秘密を知った時の混乱さえ、大好きな人キスしてもらうと吹っ飛んでしまうのはどうなのよ。

ただまあ本当の本当に凡庸ティーンエイジャーが突然タイムトラベルできてしまうようになったとしたら、とか、闇が深そうな策謀に巻き込まれしまったら、とかは描きだせていたとは思う。

個人的レスリーとセメリウスが好き。というか、幽霊が見えて会話できるって設定は単なるミスリードだったのかしらん。

中高生女の子なら楽しんで読めるのかもしれない。もうちょっとラブコメ成分よりもファンタジーなりSf要素を増やしてくれてもよかった。

2017-01-23

[] #13-1「弟が出来るまで」

「俺ってどうやって生まれたの?」

ある日、弟の投げかけた言葉である

ああ、とうとう来てしまたかと思っていたにも関わらず、両親は動揺した。

命題であることもそうだが、弟は知の探求家なのだ

一度、疑問を持てば自分が納得する答えを探し求め、その労力を厭わない。

魔法少女の正体を暴いたり、エベレストだって登る。

そんな弟に、生半可な回答は危険なのだ

「そうね……よく知らないの。ほら、私ってサイボーグでしょ?」

サイボーグだと生まれないの?」

「まあ……」

我が家ならではの誤魔化し方であるが、後々ややこしいことになりそうなのは目に見えている。

「母さんが本格的にサイボーグ化したのって、つい最近だろ。そもそもサイボーグであることと、知っているかどうかとは関係ないし」

「あ、それもそうか」

俺は横に入って訂正をせざるを得なかった。

具体的にどうこう言えというつもりはないが、誤魔化すならもう少し支障がない方向性でいくべきだろう。


「……」

「……」

両親の回答に、俺は思わずため息が漏れた。

回答というか、要は“沈黙である

当然ながら弟は納得しない。

「ちぇ……なんだよ、それ。じゃあ兄貴は知ってる?」

そして両親がその調子であれば、次に訊ねられる身内は俺しかいないことになる。

父が目配せをする。

どうやら、さきほどの俺の訂正と同時に、回答権を俺に譲った形にしたつもりらしい。

「なあ、兄貴……」

「待て、説明するには言葉選びと構成大事なんだ。それを考えている……」

正直なところ、俺は皆がそこまでして誤魔化す理由すら把握していない。

しかし、漫然と「今じゃない」という思いが横たわっているが故に苦心する。

まり、恐らく父と母は「今じゃない」と判断したのだ。

それを汲み取るべきかは知らないが、かといって返答に窮することは変わらない。

俺の知識ボキャブラリでは、言えることに限界があるのだ。

コウノトリだのキャベツ畑だのは陳腐すぎるが、無修正ポルノを例に説明するのが愚策であることもさすがに分かっている。

かといって、ここで両親と同じく沈黙を貫いたり下手なことを言ったりすれば、その被害我が家だけではすまないことになるだろう。

いわば、意図せずして俺は弟の知的好奇心を止める最後の砦となってしまったのだ。

なんだか、こういうこと前にもあったな……。

ああ、関係のないことまで思い出して、考えがまとまらなくなってきた。


「いや、待てよ」

わずからこぼれる。

俺はそうして思い出した記憶の中から、一つの光明見出したのだ。

「俺も所詮ティーンエイジャー。言える事は少ない。だが、それでも言える事はある」

「お、なになに?」

「お前が生まれる前の話だ。第三者から見えてくる、誕生真実ってのもあるんだぜ」

俺の意味深な語り口に、傍観を決め込んでいた両親もソワソワし始める。

真実……?」

「まあ、聞け」

(#13-2へ続く)

2016-11-28

この前に姪っ子が録画したミュージックステーションをぼーっと見ていたのだが

オリコンベースにしたランキングのコーナーが短縮されていたことが気になった

そのコーナーではシングルランキングしか紹介しないし

6位以下はテロップ表示だけで

TOP5だけを映像ナレーション込みで紹介していた

しかランキングコーナーが短縮された代わりなのか

トピックスコーナーでその週のビルボードチャートが紹介されていた

いよいよCD売上だけではヒットソングが測れないことが世間に浸透し

オリコン権威失墜が表面化してきたのだなと時代の流れを感じた

月並みだが、ディーンフジオカがユーリ!!!onICEのOP担当したというVTR

何気なく流されていたのも軽く衝撃的だった

時代の寵児とも言える人気俳優

特に意味もなく深夜アニメタイアップソングを歌うことも昔はあり得なかったが

Mステがこれにフォーカスを当てインタビューまで行ったなんて

僕がティーンエイジャーの頃はアニメ存在のもの無視されて然るものだったのに

2016-11-05

[] #5「魔法少女になりたかった人」(後編)

スムーズに話を進めるための段取りはあらかじめ決めており、目の前の女性魔法少女であること、その証明を手短に済ませる。

まだ状況を把握できていないのか、カジマは受け答えする以外は全く喋らない。

「というわけで、お付きの方が詳しく説明を」

「そちらが魔法少女になるためにやるべきことは、このカプセルを飲むことだけです。ナノマシンが入っており、合言葉パスコードを強く思うことで反応する仕組みとなっています

「なるほど、ナノマシンか」

大体のことはナノマシン説明できることを、俺はとあるゲームから学んでいた。

「正確にいうと、このナノマシンは我が社にあるアンドロイド空間を繋げ、魂と器を癒着させる役割があります彼女みたいに遺伝子レベル構造が違っていても、体に拒否反応が起こらないのはそのためです」

「ああ、もしかして小動物の姿をしているあなたも、普段スーツとか着ている普通人間ってことですか」

理解が早くて助かります

専門的なことは分からなかったが、つまりはカジマでも魔法少女になることは可能らしい。

「やったな、カジマ!」

カジマはというと意外にも反応が薄く、俺たちの話を坦々と聞いていた。

魔法少女になってやることは、主に自分の住む町の自警活動や、イベントなどの参加。後は定期的に報告書の提出や、魔法少女たちの集会に参加していただきます。後は、良識範囲内で魔法少女になることは自由となっております

「正体がバレること自体は咎められないのか。だから、そこまで焦っていなかったんだ」

ほとんどの方はイメージ世間体などを気にして、正体を隠したがりますがね」

彼女が先ほどからいたたまれない態度でいたのは、やはりそのせいだったか

まあ、カジマならそこらへんも気にしないし、断る理由がないな。

「……では、以上のことを納得していただいたら、カプセルを飲んでください。後はこちらでカプセルと器を登録すれば、それで変身する条件は調います


一通りの説明を終え、いよいよ念願の時が待っていた。

だが、先ほどからカジマの様子がおかしい。

体が膠着しているが、目線は活発に動いている。

そんな状態のカジマは搾り出すような声で、恐る恐ると言葉を発した。

「い……いや、お断りしまっす」

予想外の答えに、その場の時が止まったかのように感じた。

だが、それも間もなく俺の言葉で動き出す。

「お前、常日頃から魔法少女になりたい』って言ってじゃないか。一体どうしたんだ」

「う……う~ん…なんか……怖い?」

「いやいや、注射を嫌がる子供じゃねえんだからティーンエイジャーだろ。怖いとか、そんな理由魔法少女になるチャンスを棒に振るもんじゃない」

「なんというか……うーん……思っていたのと……違うというか」

もしかして、お前の中での理想と違うとかか? だが、細かいところは置いておくにしても、有り得ないと思っていたことが、有りえるところにまで来ているんだ。チャンスがあるなら掴むべきだ。まずは出来ることからやってみて、その上でお前の理想に近づけていくよう努力していけばいい」

カジマは自身の首や顔を何度も撫で回しながら、要領を得ないことを言うばかりだ。

その問答を繰り返すうち、カジマは突如立ち上がる。

「……そういうんじゃないんす」

「……?…何がだ」

「そういうんじゃないんす!」

その言葉を反復させながら、カジマは走りながら出て行ってしまった。


俺たちは困惑していたが、当事者がいなくなってしまってはこれ以上ここに留まっても仕方がないため自然解散となった。

この事態を未だ咀嚼しきれない俺に、弟は話しかけてきた。

兄貴、あの人ひょっとして、魔法少女になりたいわけではないんじゃ」

「そんなバカな。ありえない。本人がなりたいと言っていたんだ。周りから変な目で見られようが『魔法少女になりたい』と言い続けている奴だぞ」

「うーん、でもあの人の反応を見る限り、むしろ迷惑そうに見えたよ」

カジマの反応は確かに不可思議だった、それは分かる。

だが、『魔法少女になりたい』とあそこまで言っていた奴が、なることを拒否した理由も分からない。

しかも、その日からカジマは「魔法少女になりたい」と言わなくなり、俺はますます困惑するのだった。

(エピローグへ続く)

2016-06-27

英国10代の若者離脱派多い高齢層をディスってるけどさ

その高齢だって、さんざん上の世代から勝手に決められた事柄人生を振り回され続けて、

やっとこそ自分意思で国の未来自己決定できる世代になった途端、

今度は若者から「私達の未来を左右するな!」って下から突き上げを喰らうんだから

本当もう、歳を取るっていい事なんもないですね。

特に、今の80~90代って青春時代戦争で潰された世代でしょ。

ティーンエイジャーが舌鋒鋭く年寄り批判する気持ちも分からなくもないけど、

青春を賭けてドイツから国の独立を守った世代が、

EUという(ドイツを中心とする)巨大組織に国の独立侵食される不快感理解してあげるべきだよ。

日本ではあまり報道されていないけど、EU政治家官僚組織の腐敗も結構エグいみたいだし。

2016-06-24

[]

takekuma415 日本語は十進法に最適化されてるが、英語1112ティーンをつけない点が12進法の名残を残してる。だからティーンエイジャーというと13歳以上なので中学生以上の多感な時期を簡単に言い表せるという良い副作用がある

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.kinoblo.com/entry/huransu.suuzi

2016-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20160310092019

ジュブナイル」だと対象年齢が限定されてしまうが、

近年のラノベ対象年齢層を拡大しているので、

そのあたりの摺り合わせが問題になる。

別にティーンエイジャー向け以外はラノベじゃない」と割りきってしまってもいいが、

そのコンセンサスは取れていない。

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