はてなキーワード: 保全とは
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/yama_imoo/n/nefe8bc6f8884
id:mujisoshina ご冥福をお祈りします。作者と担当編集者の間でどのようなやり取りがあったのか外部からは分からないが、少なくとも集英社編集部がこれに真摯に対応せず放置するのであれば極めて不誠実だと思う。
id:ZANCLUS 暴言は立派な暴力行動。一時的に担当した編集はまともだったようなので、なぜ狂った編集をまた戻したのか、なぜ担当させ続けたのか、そのあたりも出版社はしっかりと説明してほしい。
id:quabbin 最近の編集者か…。だいぶ酷いな
id:kyasarin123 コバルト文庫(オレンジ文庫は知らない)を読んで育った世代にはとても残念なニュース。そりゃコバルト廃れてしまうわけよね!いい加減、根性論とか体育会系指導廃止したら?もう令和なんだし!ますます本が売れな
id:nicht-sein どこの業界にも一定数いる他人を低く貶め攻撃的にならないと自分を維持できない編集だったんだろうな。作者にとって担当編集がただ一人の窓口と言うのが悲劇すぎる。複数担当つける程余裕はないだろうし……
id:HiddenList 筆を折らせるどころか ひとごろししてますやん こわ
id:Reinassance id:hobbiel55 「こういう問題編集者の情報とかは作家協会みたいな組織で取りまとめてブラックリストとして共有する」賛成。こういった話が出てくるiたびに作家側の自衛・交渉手段さえ整えられてれば...とよく思う。
id:www6 こういう話が上がってる一方で「会社や学校に怒鳴り込んでくる親」がモンペと嘲笑されてたりするんだよねえ。子を死なせない、病ませないために声をあげることがどれだけ大事か、そうなってからではわからないか
id:kumao335 私も昔コバルト文庫読んでた。これ読むと下請けいじめのような印象
id:pikopikopan これ他の作家から誰か漏れないのかな・・絶対他でもやってると思うけど。/作家同士で連絡取り合ってたら、追いつめられる前に人間的にやばい人って分かったかもしれんね・・
id:yuma_0211 コバルトやオレンジでこういうの出るの本当に悲しい。選ぶ側ってどうして傲慢になりやすいんだろう
id:ht_s 集英社はこの編集をクビになんてしないと思う。ワンピースの記念イベント中にエロ漫画割ってるのがバレた編集についても謝罪と是正を発表すらせず意味不明な言い訳に終始し、なあなあにしてるような会社。
id:ni_ls 指導してあげる立場だって恥ずかしい勘違いしてるんだよな。作家がいなければ商売が成り立たない立場なのに。
id:kori3110 悲しい/編集部内にはきちんとした方もおられたようなのに、その状況が放置された理由をきちんと調査してほしいな、と思う/力関係が極端な閉鎖環境は怖い。仕組みで回避できるようにならんもんか
id:HEXAR 10代前半コバルトの少女小説を読んで過ごしたので何とも言えない悲しさがある。集英社はこれを重く受け止めて欲しい
id:tsutsumikun 集英社、本件の放置は今ジャンプ+で進めている他誌漫画家の中途採用に響くので、速やかに調査・事実関係の確認後、当該編集者の頸を刎ね、その経緯と末路を公開して晒し首とするべき。
id:KoshianX こういうのパワハラ殺人事件の容疑くらいまで言ってもいいんじゃないかねさすがに……
id:kaerudayo 痛ましい。本邦の編集者はプロデューサー的な役割まで果たすから。作品への評価やアドバイスだけではなく、タレント管理に近いことになるし。その辺教育されてないだろうに
id:repon 求む実名。こういう輩って「仕事ができるから」が組織内免罪になって、頭に乗って社会に対しても免罪求めてくるし、同じ犯罪者たちは支持するけど、要はアイヒマンなんだから、人道に対する罪として処刑が妥当では?
id:Shinwiki 妻を殺されたと読めるが、なぜ呑気にTwitterなどやってられるんだろう?ぶち殺しにいかないの?
id:n_vermillion 痛ましい話だ。俺も会社間のパワハラで会社員辞めたクチだけど、会社間のパワハラ告発は相当に難しいからな。現状、フリーランスから会社員を訴えるのは厳し過ぎる。パワーバランス滅茶苦茶なんよ。
id:hobbiel55 こういう問題編集者の情報とかは作家協会みたいな組織で取りまとめてブラックリストとして共有することは出来ないもんなのかね。
id:wktk_msum パワハラでしょこれは。箕輪厚介みたいな奴だったんやろか
id:garakuta 編集者は何らかの罪に問われてほしい。
id:Falky 『定義上パワハラではないと思うが』ですよね、これはパワハラじゃなくて「殺人」ですよね?//厚労省によるパワハラの定義では雇用関係を要件としており、確かに定義から外れる。が、それを主張して何の意味がある?
id:sirobu 取引先からの暴言も立派なパワハラでしょ。個人事業主と発注者(出版社)なんだから/追記:厚労省によるとパワハラ防止法的に是正した方が望ましいレベルだった https://jsite.mhlw.go.jp/gifu-roudoukyoku/content/contents/000607530.pdf
トランスジェンダーの命を守るためと称して、トランスヘイターには対話の場を与えない、主張の発表の場も与えないという戦略を、学者や活動家たちが実践している。
しかしこれは30年前の近藤誠「トンデモ本」に対して日本の医学界が実践したことと同形であり、この前世紀に起きた「キャンセル」は、蓋を開けてみればむしろ失われる命や尊厳が増えたという悲劇に終わった。
キャンセルの力は「対話を重んずる側」に向かっており、患者を守ると称して守られたのは、「正しさ」をパターナリスティックに押し付ける権威のメンツだけだった。
そもそも「トンデモ本」が、日本屈指の高リテラシー層である編集者たちの会議を通り出版されようとするのは、学術界の市民に対するコミュニケーションに課題があることを示唆しており、
今回も、刊行停止本が問題提起した「勘違いトランス」は、多く実在し苦しんでいるのにも関わらず、社会運動上都合が悪いために目が背けられているという実情があるではないか。
我々が見習うべき模範例として、『もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート』という、ただの揚げ足取り本にとどまらない優れた通史が出版される結末に終わった、『日本国記』騒動を提示する。
学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ | KADOKAWA
[B! 出版] 学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ | KADOKAWA
2023年12月5日、KADOKAWAは来年1月24日の発売を予定していた書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行中止を発表した。
ブコメもこの決定を「トンデモヘイト本は出版されるべきでない」と概ね支持しているようだ。
しかし、これは表現の自由を侵害するキャンセルカルチャーであるばかりか、現実に存在する問題から目を背けるという極めて問題のある対応だと私は批判する。
KADOKAWA「トランスヘイト本宣伝」の数週間前、インターネットTV・アベマプライムが「トランスヘイト」番組を作成したとのことで物議を醸したことがあった。
【風呂トイレ】性の多様性と女性スペースどうなる?不安の解消は?女装男の暴走は?トランス女性の生きづらさとは?|アベプラ
しかしここで取り上げたいのは「トランスヘイト」側の女性たちの声ではなく、彼女らに反論する役割として招かれた、性同一性障害特例法訴訟の代理人・南和之弁護士の発言である。
上の動画へのリンクは、南和之弁護士の発言から始めているので「トランスヘイト」な声が怖いという方もご心配なく再生してほしい。書き起こしは以下の通り。
性同一性障害特例法で私は多くの案件もやってますけれども、女性の体を持って生まれた人が男性の法律上の取り扱いになりたいというケースの方が私の体感としては圧倒的に多く感じますし、
またこの法律で取り扱いを変えたんだけれども、やっぱり戻したい・間違いでしたっていう方の相談も比較的多くて、
それもやはり生まれた時の体は女性だけれども、女性であることのしんどさから私は自分で性同一性障害だと私を勘違いした、だから男性って戸籍を変えたけどそれは全然違うかったというわけなんで、
つまり『あの子もトランスジェンダーになった』が問題提起する、「勘違いトランス」は明らかに実在し、そしてそれも全く珍しくないことを、実務家として現実を最もよく知る弁護士が認めているわけである。
南和之弁護士が言及する「女性」に戻りたい彼女らは、一度、女性から男性に一度戸籍を変更しているわけであるから、もちろんただの「自称男」だったわけない。
性同一性障害の診療ガイドラインに基づき、2名以上の専門医が「彼は出生時女性に割り当てられた男性なのだ」との診断で一致したはずであるし
ホルモン治療も継続して受け続け、乳房や生殖器への手術も行ったのだ。
そこまでしても「誤診」は、「比較的多く」生まれてしまうのである。
なお、このような「活動家には都合の悪い事実」が、迂闊にも「トランスヘイト番組」で発言されるという珍事が生じたのは
南和之弁護士は、活動家である以前に実務家であるという点が強く影響していると思われる。
そもそも純粋な活動家はトランスヘイターと対話を行ったりしない。これを、「ノーディベート・ノープラットフォーミング」戦略という。
この手の内を実践者として明らかにしたものとして、清水晶子東京大学教授の2022年8月講演「キャンセルカルチャーと学問の自由」が広く知られている。
文字起こし全文は、anond:20220805225632 などにあるが、要点を引用すると
ハッピーなダイバーシティの食卓で自由に表明してよいような、ただのありふれた観点として扱うことはできない。
食卓を囲んでいる誰かが、別の誰かを抹消すべきだと、意図的あるいは事実上主張しているときに、そこに対話など存在しようがない。
トランス問題に関するSNSの動きを見ていると、このような思想に殉ずる活動家・学者と、現実の問題に向き合う弁護士らは、かなり質的に異なる主張をしていることがわかる。
「トランスヘイターとは議論しない」と強く対決を訴えるMtF弁護士仲岡しゅんですら、「活動家には「TERFと同じことを主張している」と見做され、私は嫌われている」と漏らすほどである。
そうはいっても、「作者の Abigail Shrier はイスラエル信者の極右だ!」とか「学術的に徹底的に否定されている!」とまで言われている本だ。
「偶然、問題提起の部分だけあってるだけだ。トンデモ本を元に現実の問題を議論してはだめだ」との声もあるだろう。
しかし、仮にそれを信用し前提とするとしても、出版停止に追い込むほどの本なのか?
本キャンセルの問題を最も鋭く突いていると私の考える、「橙⚡️@_0ranssi_」氏のツイートを紹介する。
500000000回言ってるけど、ストレートに人を殺す代替医療本が出版できるのに、たかたがアメリカ版有本香のお気持ち本が出せないの本当におかしいだろ。底が抜けた感ある。
そりゃあこの本はほとんどが客観情報でなく当事者の家族のインタビューというストーリーと少しの学術論文(大部分はすでに撤回された論文)に依拠しているけど、ジェンダー界隈で出る本としては特段エビデンスレベルで大きく劣るようなもんではないだろ。出してから批判するのではなぜいかんのだ
「いやもちろんトランス当事者の命を奪うトランスヘイト本と同様に、「ストレートに人を殺す代替医療本」もキャンセルされるべきだ。あなたが声を挙げるなら協力しよう」
「命を救うためトンデモ医療本は昔キャンセルしたんですけど、むしろ命奪われる人が増える結果に終わったんですよ。本を焼くものは人も焼くって詭弁に見えてある種の真理を突いてます、たとえトンデモ本でも対話を重んじましょう」
我々は「近藤誠」からキャンセルカルチャーへの教訓を学ばなければならない。
現在の近藤誠は、「いったいどれほどの人が彼のトンデモ医療で亡くなっただろう!」と最も強い言葉で非難されるアンチ医療の代表者であるが、彼は出版活動を始めた80年代のその当初から「トンデモ」であった。
当時の近藤誠は、誰よりも患者との対話を重んじた(患者は主治医の正しい治療をそのまま受け入れろよトンデモ医師め!)。
乳がんに対しては乳房温存する治療法を提案した(乳房全摘すれば安全じゃないか!患者を殺したいのかトンデモ医師め!!)。
そして、治療法の選択については統計データを誰よりも活用した(統計?個人と集団は違う当てにならないよトンデモ医師め!!!)。
もちろん読めば分かることであろうが、近藤誠の主張は現代の観点からすれば全くの正論である。ただ、当時の日本の医療水準からすると悲しいことに「先進すぎてトンデモ」だったのだ。
そのため、近藤誠医師は当時の医学界でハブられ、バカにされ、酷いパワハラに受け、出世の見込みのない窓際に追い込まれたとされている。今で言う「キャンセル」だ。
キャンセル・カルチャーの標的とされるのはいつも対話を重んじる側だ。権威は、パターナリスティックに「正しい」結論のみを、「命を救うため」として押し付ける。
これは現代の「ノーディベート」「ノープラットフォーミング」を唱えるジェンダー学者に通ずるものである。
その後長い時が過ぎ、医学界においてインフォームドコンセント・乳房温存療法・EBMはどれも標準治療となったが、その普及に近藤誠の寄与は大きくないものとされている。権威がトンデモと認定した近藤誠の話など誰も聞き入れはしなかったからだ。
そして、前時代の「ノーディベート・ノープラットフォーミング」の末に、近藤誠医師はどこかでぽっつりと心が折れ、真のアンチ医療・トンデモ医師に変わった。
当時の医師たちは、近藤誠をキャンセルしなければ、多くの命が失われると見做したのかもしれない。
しかし当時の医師たちが、「自分たちの医療は誤っているかもしれない」と自己批判する度量を持ち、近藤誠医師と対話を行っていれば
近藤誠医師の唱えていた先進的医療が早期に導入されただろう、不必要に乳房を失い尊厳を傷つけられた患者も減っていただろう、そして後の「トンデモ医師」の誕生が防がれていただろう。
当時の医学界の行ったキャンセルは、救命の真逆、命を奪う結果に繋がっていたのであった。
感染症の権威として知られる神戸大学医学部教授の岩田健太郎は近藤誠氏との対峙の仕方 として、こうまとめる。
だからぼくは近藤氏の本(ワクチンに関する新刊)を真摯に読んだ。そしてまじめに反論するのである。もちろん、再反論の機会は十全に保全して、である。
もはや真のトンデモに堕ちた風に見えても対話は続けなければならない。
そうでないと、命を奪う結果に終わった過去のキャンセルから、我々は何の教訓も学ばなかったことになるし、
そもそも大手出版社の編集部という日本屈指のハイリテラシー層の編集会議を通るという時点で、「真のトンデモ本」であっても現在の学術コミュニケーションの課題を示しているのだ。
キャンセルしたところで何も問題は解決しない。膨れ上がってより酷い制御できないかたちで爆発するだけである。
「命を救う」と称する権威は、トンデモキャンセルが「命を奪う」形に繋がったことが明白になっても誰も責任をとらない。むしろ責任回避のために引退まで自己正当化を続けるので、被害者は膨れ上がり続けるだろう。
私は「実はトランスジェンダーでなかった」問題はそれ自体で1つの本として取り上げられるべき大きな問題ではないか、と考える。
今は「トランスジェンダーはヘイトによって自殺する」「ヘイト本は燃やさないと命が失われる」という意見が権威だったとして、未来はわからない。
近藤誠のキャンセル事例を思えば、「あの本を契機に議論を深めれば……、不要なトランス診断・治療を行ったせいで自殺に繋がった事例が減らせたかもしれないのに」となる可能性は相当有りうるのだ。
先に引用した橙⚡️@_0ranssi_氏のツイートでは『あの子もトランスジェンダーになった』の作者を「アメリカ版有本香」と例えている。
これは、百田尚樹『日本国紀』を意識した発言ではないかと思う。有本香も編集に深く関わった『日本国紀』は多くの間違い・デマが含まれている歴史修正主義者本だと、左派リベラルから強く非難された。
先程、「真のトンデモ本」出版であっても、学術界のコミュニケーションの課題を示していると述べた。
『日本国紀』ベストセラーという結果にもそれが当てはまる。日本の歴史を統一的に通史として理解したいという読者の需要に、学術界が十分に答えられていなかったのだ。
その学術的により正統な答えとして1つの「日本国紀」の批判本、浮世博史『もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート』という成果物が生まれている。
この本は、日本国紀批判本でありながら、1つの通史としても読むことのできるよう書かれた名著である。
私はこれを『日本国紀』を出版停止にできなかったリベラルの敗北ではなく、成功として見る。
左派の中で「右派の歴史修正主義者たちはこんな愚かなことを言っているwww」といった言説が出回ることがある。
これには私の経験上注意が必要だ。一度LITERAのある記事を読んで元ネタを確認したところ、「LITERA、右派の歴史修正主義者のやってること以上にひでぇ曲解してるじゃねーか」と感じられたことがある。
実際、敵対する右派だからといってそれほど愚かではないし、彼らなりのロジックはあるのだ。迂闊な左派活動家が安易に断言してしまうような根拠の微妙なところを突いてくることだってある。
もちろん、まともな歴史学者やジャーナリストは、この右派の論理を把握した上で、そのような主張は受け入れられないし歴史修正主義だと適切に反論している。
しかし結局より拡散されるのは「右派の歴史修正主義者未満」の雑々批判の方であることがあるのである。
世の中にトンデモ本は多く、すべてを自分で読んで批判することは困難ではある。
しかし、「アレはトンデモ本だ!」という指摘を読んで、SNSで拡散する前に、
その発信が、「読んから批判する」という基礎ができるという人たちなのか、見せかけに身を包んだ扇動家なのか、まず注意深く見定める必要があるのではないか。
なおさらに余談であるが、「右派とも歴史問題で対話の余地があるはずだ」と唱えた代表論客に、日本のキャンセルカルチャーの極地ともいえる共産党で「党首公選」求め除名処分を受けた松竹伸幸その人がいる。
国連でも、「女性や女児が性別や性的指向に基づくニーズや権利について意見や信念を表明したことに対する脅迫や脅しがエスカレートしている」と批判されてるからな。
女性が女性スペースの保全を求めることは差別ではないし、むしろそれを叩くことこそ人権侵害なんや。
https://womansplaceuk.org/2023/06/26/european-network-of-migrant-women-publish-open-letter/
In her May 22, 2023 statement, Reem Alsalem denounced “the escalation of intimidation and threats against women and girls for expressing their opinions and beliefs regarding their needs and rights based on their sex and/or sexual orientation”. By doing so, Ms Alsalem has done exactly what the UN Special Rapporteur on Violence Against Women and Girls is tasked to do by the UN Human Rights Council
砺波平野の散居村が美しい
https://dailyportalz.jp/kiji/Scattered-villages-in-Tonami-Plain
珍しく地元の話題をホッテントリで見かけて面白かったので書いた。
書いてみたけど北海道の農家とかの方が大変そうだよねこういうの。
上下水道が来ているところもあるけど、井戸水と浄化槽のところも結構ある。
井戸と言っても電気で汲み上げるので普段の使用感は普通の水道と変わらない。
井戸水は夏冷たく冬暖かいとかのメリットもあるけど、停電すると水も止まるとか、地震の後は水が濁るとか面倒なところもあるらしい。
浄化槽は庭に浄化槽を埋めて下水がそこに流れ込むようになってるやつ。
井戸+浄化槽+プロパンガスまでは割と独立した感じがあるから、電気も自前の発電機で賄うようにしたら最強に見えるかもしれない。
道路自体は普通に管理されてるけど、道路脇の用水にフェンスが無いので定期的に用水に人が落ちる。富山県が全国で一番用水への転落事故が多いらしい。
散居村の用水全てにフェンスを付けるのは無理なので困ったねみたいな話がニュースになったこともありました。
道路といえば田んぼの真ん中に家があるので、家の敷地内に長い私道があるお宅が多い。どこまでが私道でどこからが公道なのかは住んでる人間もよくわかってない。
水田は洪水を防ぐはたらきがあるので、家が水田に囲まれてる散居村の水害防御力は多分高い。
先人が庄川の治水を頑張ったお陰でここ数十年は水害らしい水害は無いみたいだけど。
幹線道路は融雪装置が付いていたり早朝に除雪されたりするけど、散居村の家の前の細い農道にそんなサービスは無い。除雪車が来るとしても昼。
従って通勤のために車庫~除雪されている道までのルートを自力で切り開かなくてはならない。
上にも書いた通り散居村の私道は長いし、家の前の農道も除雪となると結構な距離になるので、農作業用のトラクターを除雪仕様に換装して除雪する。
トラクターの無い家でも手押しの除雪機持ってる家は多いんじゃないかな。ママさんダンプじゃなくてガソリンエンジンのやつ。
雪は温暖化の影響なのか昔に比べるとかなり少なくなった。
昔は12月に雪が積もると春まで地面が見えなかったけど、最近は一気に沢山降ってすぐ溶けるのを年に2~3回繰り返すみたいな感じになっている。
たくさん降りそうなりそうなときは前日から学校が休校決めたり、会社の社員食堂が食材の仕入れができないって言い出したりするので、
じゃあもう会社も休みにするかとなることが増え、昔よりかなり楽になった。休みなら早起きして除雪しなくていいからね。
ブラックキャップを開発した人はノーベル賞とか貰ったら良いと思う。
最近は温暖化の影響なのか昔は見なかったヤモリが家に入ってくるようになった。勘弁してほしい。
ブコメで見かけたけどあの景色のどこに騒音を見出したんだろう。カエルか?
カエルは実際五月蠅いらしいけど、地元民には聞こえていない(強く意識しないと音と認識できない)ので騒音にはカウントされない。
散居村は楽器やりたい人なんかには良いところってのはよく聞くけど、時期によっては3km離れた城端線を列車が走る音が聞こえるくらい静かなところなので、
季節と時間帯を選ばないと演奏が砺波平野に響き渡ってしまうかもしれない。
見ての通りド田舎なので、散居村を構成する家々は空き家が増えているし、高齢化もすごい。
もうじき敬老の日の催しがあるけど、75歳以上が老人として扱われ、会場の設営を70歳の若者がやっている。
屋敷林の管理や農作業、冬の除雪など、力仕事のできる人間が複数居ないと維持管理が難しいんだよな散居村の家。老人だけでは厳しい。
昭和初期生まれくらいの世代ではきょうだいが10人居るとか普通だったそうだし、そういう一世帯の人数が多かった時代のものなんだろうなと思う。
観光資源としてPRしてるけど、個人の農地と家が平野に並んでいるだけのものだから保全も難しい。土地の持ち主が田んぼをやめるのを止めることはできない。
そんな訳で今しか見れない景色かもしれない散居村、季節によって違う良さがある。
田んぼに水を張る季節が一番フォトジェニック。散居村の水田に映る夕焼けは観光案内なんかでよく見る。
高いところから見下ろすのも良いけど、城端線の車窓から見るのも良いのよって会社の先輩が言ってた。
また、砺波ではチューリップの球根の栽培が盛んで、GWごろには「となみチューリップフェア」というのをやっている。
チューリップ公園で大量のチューリップが咲いているほか、実際のチューリップ畑を見学したりもできる。
夏の散居村を車で走り抜けると草原の中を走ってるような感覚になるので個人的に好きな季節。
稲穂で一面黄金色なのも良いし、稲刈りの終わった後の寂しい感じも人によっては好きかもしれない。
散居村展望台の近くにある夢の平スキー場は秋になると一面の秋桜が咲いてるので結構人気がある。
雪景色が綺麗。積もりたてが特に綺麗だけど、そういうときは大抵公共交通や路面状況が死んでるから観光で来るのは大変そう。
いや公共交通は普段から瀕死だけども。バスも電車(城端線は電車じゃないけど)も本数少ないから、使うなら時間ちゃんと調べた方が良い。
まずもってあの吊し上げがかなり異様だったからな。
あの事件のときに、日本歴史学協会(色んな歴史系学会の寄り合いみたいなやつ)が「日本中世史を専攻する男性研究者による、ソーシャルメディア(SNS)を通じた、女性をはじめ、あらゆる社会的弱者に対する、長年の性差別・ハラスメント行為」を糾弾する声明文出してたんだけど、俺にはめちゃくちゃ異様に感じられた。
http://www.nichirekikyo.com/statement/statement20210402.html
日歴協の声明って、過去のを見ればわかるけど、「学術会議問題で政府を批判する」とか「建国記念の日に反対する」とか「貴重な遺跡を保全してくれ」とか「ロシアのウクライナ侵略に反対」とか、そういう、何といえばいいかわからんけど「大きな問題」に対する声明が多かったんだよね。賛否は別にして、こういった問題になら、学会の寄り合いがわざわざ声明を出すのもわかる。
http://www.nichirekikyo.com/statement/statement.html
でも、呉座への糾弾だけ、公人ではない個人に対する攻撃で、なんだか異様なんだよな。呉座のやったことが良いか悪いかといえばそりゃ悪いけど、日歴協に日本学術会議とか建国記念の日とかウクライナ戦争とかと並んで声明出されるレベルで悪かったか? って言われると、そこまででもねーだろ、バランス失してないか? って思うよ。万引き犯に向けて発砲してるみたいなやりすぎ感がある。
考えてみてほしいんだけど、たしかに呉座は知名度もあって、大河ドラマの監修に抜擢されたりしてたけど、たかがテニュアトラック助教やぞ? 終身雇用でも何でもない助教のやらかしで、歴史学界全体がこうも右往左往する必要があったのかね。直接の雇用者である日文研が右往左往したのはまあわかるけど、何であそこまでの蜂の巣をつつくような大騒ぎになったのかがまるでわからん。
ネット上で害悪垢を運営して、見ず知らずの他分野のテニュア持ち准教授を誹謗中傷してました、なんて、見聞きしてきた中ではもっとやべーやついるしな、程度の感じ。同じ分野の若手研究者に圧力かけて発表済みの論文を修正させようとしたり単著で剽窃やら出典捏造やらをやらかしたりした教授(ちなみに女性)はのうのうと逃げおおせて「あいつヤバいんだよね」と陰口叩かれながらも世間ではそこそこ名の知れた研究者として通ってるし、そういうの見てると呉座へのオーバーキルがますますわけわからなくなる。
○仕事
P社とはパートナー会社のことで、電設(日本電設工業)、リーテック、TEMSのこと。
○川柳
作業の安全啓発のため毎年社内で募集が行われる。川柳以外にポスターや動画作成でも良い。
川柳は毎年やるとネタが着きてくるが、安全教育として新白河の研修施設に「事故の歴史展示館」を作るなどたまにはインプットもしてくれる。
川崎駅の京浜東北線の事故車両を使った展示などを見ると、もし営業車だったならと想像すると気が引き締まる思いではあった。
○iPad
office 365 を全面導入し業務改革しようと頑張っている。
今は多少改善されていると思いたいが、当時はExcel で書類を作ってた。
JINJRE(ジンジャー)という設備管理システムがあり、法定点検の周期に従い工事箇所のリストを作る。
工事の見積もりはP社から取る。その見積り額を社内の人工(にんく)や歩掛(ぶがかり)の単価と比較すると全然合わない。人件費の高騰などもあり2倍以上の乖離があることも。
社員では工事できないため、結果的に相手の要求呑むしかなく、現場レベルで会計不正しているようで、気分が重かった。
書類が揃ったら社内で稟議を回す。もちろんプリントアウトした紙で。
チェックしたことを示すため、金額や数量に色鉛筆でチェックをつける。本人、上司、助役で赤、青、緑などと色が変わる。
誤りの修正が面倒で、当該書類を差し替える。助役以上に指摘された場合が厄介で、本人の赤と上司分の青は自分でチェックをつけねばならない。これが何回も繰り返される。工事の規模が大きくなると4段階5段階と増えていく。
見積額の水増しと上司の代理のチェックを合わせればなんでも出来そうな気がした。
○評価
4件の仮処分命令申立事件のうち、プロバイダ責任制限法6条の規定に基づく保全異議の申立てを防ぐため、1件を取り下げた。
ただし、X Corp.代理人弁護士は、この仮処分命令申立事件を取り下げた場合でも、同社はXにおける投稿記事の削除を今後も維持することに合意した。
https://note.com/hidetoshi_h_/n/n59e3c57a0c1c
これは?
https://twitter.com/himasoraakane/status/1654775173537759233
違うのかな?
また、同社代理人弁護士によると、残る3件の仮処分命令申立事件についても、同社が保全異議や起訴命令を申し立てる予定はなく、これらの仮処分命令によって今後も削除が維持される見込みである。
伝聞で書くのは馬鹿げているし虚言です。
維持されないでしょ。なぜ維持されるワケ?
なんの根拠があるんだ。
もうこんなことを書いている時間はないですよ。
なる
@nalltama
堀口英利さんの仮処分で削除されたツイートが復活し始めてるらしいんだけど
堀口英利さんによると取り下げても復活しないと合意したはずなのに、なぜだろう
暇空茜
@himasoraakane
彼が認識なんて改めない。
NYNJのメンバーも同じでしょう。
なぜなら他人に対して威張り散らすか被害者ヅラするかの2つしかないからです。
共感とかもそういうことです。
消費者やマーケットが、「密猟ウナギが混ざってる店からは買いたくない」「偽装うなぎや脱法うなぎは買いたくない」「高くてもいいので確実な非密猟うなぎだけを食べたい」と強く主張・実践していることだね
うなぎを売ると、密猟じゃないですよね?と問い合わせ殺到するとか、安さよりも保全が大切だと国民の多数派が考えているとか。
そしたら、「密猟ウナギ不使用」がその企業の宣伝文句・マーケティングとして有効になる。企業は利益を出さなきゃいけないので「持続的ウナギ」「正規ウナギ」を必死で売りますよ
エシカルビジネスしか利益が出ない社会だとね、そんなに難しくないんですよ
日本は倫理的・物理的に問題があっても気にしない、社会の仕組みを知らない頭や教養が足りない、正義を感想だと思ってるクソみたいな顧客でマーケットが構成されて利益が出るからねビジネスでどんどん犠牲が生まれる
https://anond.hatelabo.jp/20230830203626
増田の新星怪人・Bさんの特徴をまとめると、
衆愚が声高く己の自己保全の為に叫ぶ根拠に、科学がある。が、そこにこそ現代日本の敗北があると私は認める。渋谷のセンター街、なんなら東京駅前で歩く屍のような彼らに尋ねるがいい。あなた方はレイチェル・カーソンをご存知か。そして地動説の確たる根拠をもご存知なのかと。約束してもいい、彼ら自身或は他人の採ったデータで証明出来得る者は皆無だと。今や情報化社会にあって我らは肝心のデータそのものの価値を忘れた。そればかりか、どうすれば演繹出来るかすら忘れてしまったのだ。今や知識に訴えかける時代は終わった。故に学生闘争は終わったのだ。いつしかインテリの自己満足に人々が飽きてしまったから。
思い出して欲しい。放射性物質のウラニウム塗料が蔓延った旧時代を。そして放射性物質が医療の役に立つと、顎を失ったあの男を。が、当時の人々からすれば現代からすれば愚行そのものとしか呼べぬ行為こそが科学だったのだろう。どこまで行っても我々は不可知論者である。全ての弊害を知り得ることなどない。気が付いたら手遅れだった、無論、尊い犠牲を払われたマーキュリー夫人にしてもそうだ。彼女の時代には有害性は認識されていなかった。が、結果として彼女は今尚隔絶せられた棺に収まっている。
そう、私が言いたいのは現状の枠組み、現代で言えばトリチウムその他諸々の半減期はあれども有害に間違いはない汚水を垂れ流すことに対して危機感を持つべきだと言いたい。データはただの他人の考えた情報の推移である。アーレントは政治的な意味合いで凡庸な悪と表現した。それは取りも直さず思考を外部に委ねた、傀儡と自ら欲した存在のことを言っているのだと解釈する。確かに凡庸な一市民に一々今回の汚染水を調べろ、とは酷であるのは承知している。が、一市民に於かれては各自考えて欲しい。その上で判断して欲しいのだ。
最後に私がせめて政府に望むのは、今回の件に纏わる風評被害を被るであろう漁業関連の人々、そしてもしかすると農業の人々への手厚いフォローをお願いしたい。復興したとは言え、完全ではない。今の日本は片腕のもげた人間が雑魚寝している痩せた人に己が食べるべきものを与えているに過ぎない。そしてもしかしたら癌細胞が今すぐそこで、例えば肘でも膝でも、或は心臓で発生しているのかも知れない。その為の包括的な経過観察は最低限必要ではないか。
ここで最後に格言を記す。樽一杯のワインにスプーン一杯の汚水を混ぜると樽一杯の汚水になるのだと。
未だ我々は海水の推移をさえ解らぬ下卑た存在。矮小な科学の知識で最小限被害の少ないと見積もった先が今の対処なのだろう。それは危険だと、予め申し上げる
衆愚が声高く己の自己保全の為に叫ぶ根拠に、科学がある。が、そこにこそ現代日本の敗北があると私は認める。渋谷のセンター街、なんなら東京駅前で歩く屍のような彼らに尋ねるがいい。あなた方はレイチェル・カーソンをご存知か。そして地動説の確たる根拠をもご存知なのかと。約束してもいい、彼ら自身或は他人の採ったデータで証明出来得る者は皆無だと。今や情報化社会にあって我らは肝心のデータそのものの価値を忘れた。そればかりか、どうすれば演繹出来るかすら忘れてしまったのだ。今や知識に訴えかける時代は終わった。故に学生闘争は終わったのだ。いつしかインテリの自己満足に人々が飽きてしまったから。
思い出して欲しい。放射性物質のウラニウム塗料が蔓延った旧時代を。そして放射性物質が医療の役に立つと、顎を失ったあの男を。が、当時の人々からすれば現代からすれば愚行そのものとしか呼べぬ行為こそが科学だったのだろう。どこまで行っても我々は不可知論者である。全ての弊害を知り得ることなどない。気が付いたら手遅れだった、無論、尊い犠牲を払われたマーキュリー夫人にしてもそうだ。彼女の時代には有害性は認識されていなかった。が、結果として彼女は今尚隔絶せられた棺に収まっている。
そう、私が言いたいのは現状の枠組み、現代で言えばトリチウムその他諸々の半減期はあれども有害に間違いはない汚水を垂れ流すことに対して危機感を持つべきだと言いたい。データはただの他人の考えた情報の推移である。アーレントは政治的な意味合いで凡庸な悪と表現した。それは取りも直さず思考を外部に委ねた、傀儡と自ら欲した存在のことを言っているのだと解釈する。確かに凡庸な一市民に一々今回の汚染水を調べろ、とは酷であるのは承知している。が、一市民に於かれては各自考えて欲しい。その上で判断して欲しいのだ。
最後に私がせめて政府に望むのは、今回の件に纏わる風評被害を被るであろう漁業関連の人々、そしてもしかすると農業の人々への手厚いフォローをお願いしたい。復興したとは言え、完全ではない。今の日本は片腕のもげた人間が雑魚寝している痩せた人に己が食べるべきものを与えているに過ぎない。そしてもしかしたら癌細胞が今すぐそこで、例えば肘でも膝でも、或は心臓で発生しているのかも知れない。その為の包括的な経過観察は最低限必要ではないか。
ここで最後に格言を記す。樽一杯のワインにスプーン一杯の汚水を混ぜると樽一杯の汚水になるのだと。
未だ我々は海水の推移をさえ解らぬ下卑た存在。矮小な科学の知識で最小限被害の少ないと見積もった先が今の対処なのだろう。それは危険だと、予め申し上げる