「郷土」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 郷土とは

2024-10-14

地方格差があるのは間違いないんだけど、「東京文化資本美術館博物館はすごい!地方には文化がない!」みたいな文化レベルの低いことを言うのがアホ

郷土資料館とか行ったことなさそう

2024-10-11

図書館は貴重な資料学術書を置くところという誤解

なんか最近図書館本質流行の本や娯楽本じゃなくて郷土資料学術書!」みたいな言説流行ってるけど、それ間違いですよ

図書館流行りの小説雑誌を置いても良いところなんです。

なぜかと言うと図書館法で「調査研究」「教養」そして「レクリエーション」に寄与するもののとして定められてるからなんですね。

金の無い人間でも流行りの小説は読みたいというニーズに応えることも理念としてるので、無料貸本屋に甘んじててもそれは理念に沿ってるんですね。

なので流行りの小説読んで図書館でワイワイビブリオバトルしたっていいんです。

なぜなら文科省が「図書館使われてなさすぎるワロタw もっと地域交流の場にしたら?」と言ってるので。



まあそれでも大規模市立図書館の複本100冊とか郷土資料捨てちゃったとかはやりすぎなんじゃないかとは思いますけど。

2024-09-14

anond:20240913113333

図書館司書専門性を高めたいなら別になんかの分野の専門を持っておかないとダメなんだけど、市町村図書館ならそういう専門性がある人を何人も集めるのって無理だよなあと思う

県立でも難しいと思う

県立レベルでも文系分野と生物分野ならそれなりに集まるだろうけど、他は難しいだろうし

そうなるとやはり現状のTRC委託が最も優れてるとしか言いようがないんだよな

あのスキームなら会社選書部隊を飼っておけるし、学習相談とかもオンライン使ってリモート選書部隊にお願いすることができるだろう

正直郷土資料収集するか否かの判断も下手したら委託部隊の方がうまく判断できるかもしれない

収集公務員総務部図書館非常勤に任せて、選書判断委託先に任せるで機能しそう

そう考えるとやはり図書館司書の人数自体そんなにいらねえんだよな

現場は館長以外非常勤図書館司書なくていいか保育士幼稚園教諭でも置いておいたほうがニーズが高そうに思える

anond:20240914122225

いや、ほんとそうなのよ

郷土資料館の保存スペースが足りないみたいな話があるけど、それならマジで電子化して欲しい

郷土資料は持ち出し禁止とか許可制とかのめんどくさいものが多過ぎるから

迷ったら電子化で保存くらいでいいほんと

あと10年そこらで絶滅すると言われてる郷土研究家(元教員が多い)が生きてるうちにやってくれないと本気で散逸するし、歴史研究全然進まなくなる

anond:20240913113333

IT技術が発展して過去図書館司書に最も求められるものだったレファレンス必要なくなっちゃったんだよな

図書館司書自体無駄になったとは思ってはいないけど、それだけではあまり意味がなくて、他の資格との掛け合わせで生きるものなのかなと思う

例えば学芸員とか教諭とか

市町村レベルなら正直委託したほうが委託先のシステムも使えてアーカイブスにできるしメリットが大き過ぎる

委託先もたくさんあるしね

定型業務が多いし、非正規okというのもわかる

選書だけはセンスいると思うけどこれも委託して規模のメリットを生かしてもらった方が正直いい

レファレンス能力必要になり市民ニーズが高いのは子供学習支援の時と思うけど、それはどちらかというと教諭経験者がやったほうが良いし、現状だと専門分野については博物館学芸員の方が優れているまである

博物館学芸員図書館司書を取るメリットは大きくて郷土資料収集選書ができるというのは非常に大きい

郷土資料専門性必要なので個人的には図書館司書専門性では不足してると思う

最近図書館博物館を一体化する例もちょいちょい見かけるが、これはとても良い取り組みと思う

子ども学習支援郷土資料収集も進められるしね

anond:20240913113333

逆に、人名辞典に載ってない郷土人物などを、辞典地誌など基本的資料以外から記憶や所蔵資料目録などをヒントに見つけることが専門的なレファレンスだと思う。

専門的ではあるけど、図書館司書仕事ではなくてユーザーがやるべき仕事の肩代わりだろこんなの。

anond:20240914105527

郷土資料を保存しておくことによって、どう人に貢献するか、豊かになるのかって事ね

恩恵がなにもなくて、ただ金だけかかってるだけなんじゃないかって、そういう意味

anond:20240914105041

ある

郷土資料単体では意味がないことが多いが

幅広い地域対象にすると関連性が見えてくることが多く歴史新事実が発覚する

郷土資料を読み漁ってる人は少ない上に

地域の石碑などに書かれていることの記録などの資料がないことが多く現場に行って調べるしかない

anond:20240913113333

今の図書館司書に求められてる一番な使命は郷土資料散逸を防ぐこと、取りまとめをすることと思うけど実際はどうなってるんだろう

資料収集については各自治体の博物館やらせた方が良さそうな業務という気もするんだよな

anond:20240913113333

逆に、人名辞典に載ってない郷土人物などを、辞典地誌など基本的資料以外から記憶や所蔵資料目録などをヒントに見つけることが専門的なレファレンスだと思う。

記憶を頼りにってのが属人的過ぎてその資格持ってることが実務能力証明にならんよなあ。

実際ググっても出ない、辞典地誌からも辿れない情報とやらを探し当てるって不可能やろ。

2024-09-13

図書館司書非正規問題(9/14追記)

 図書館司書非正規問題について昨今取り沙汰されているのを見る。

 ざっと見た感じの問題点は、優秀な専門職が安月給で酷使されているということと、技術継承が行われないということ。

 私は先日、正規図書館司書職を退職した。理由は、専門的な業務従事したいという当初の動機と実際の現場が異なっていたところ。つまり現場職員専門性の低さに絶望して辞めた。


簡単自己紹介

・元 都道府県図書館正規司書職員

・30代


 「優秀な専門職」と言うのは、何も知らない外野自分たちを大きく見せたい現職だけ。図書館司書なんて単位を取ったら誰でも資格を取れるので、その資格一つで医師教員のような実務実習を伴う国家資格と並べると思っているのが恥ずかしい。(課程の図書館実習は任意なことが多いし、たかだか一週間程度で比較にならない)

 そして、専門職専門性が発揮できる分野としてレファレンスが挙げられるが、これはレファレンス難易度による。例えば、地域の「◯◯という地名の由来が知りたい」というレファレンスを受けたとして、まず地名辞典を見る。地名辞典になければ地方が発行してる地誌を見る。どちらかにはだいたい載っている。これの何が専門性だというのか。こういう定型化されたレファレンス対応について、口を大きくして専門性だの専門職だの言っていることが多い。逆に、人名辞典に載ってない郷土人物などを、辞典地誌など基本的資料以外から記憶や所蔵資料目録などをヒントに見つけることが専門的なレファレンスだと思う。このような真の専門的なレファレンスをできる人物がどれほどいるのか。私が勤務していたところでは、非正規職員は誰もできなかった。正規職員も半分以上できてない。

 能力によって給与が異なるのはどの世界でも一緒で、非正規職員非正規待遇であるのは相対的能力不足から当たり前のことであると思う。正規職員でもできてないのだから、そんな大きな声で「専門職待遇改善をー!」なんて言える状況じゃない。そして、優秀な人間、例えば某国図書館では正当な待遇が与えられていると思うし(ちなみに某国図書館の応募資格司書資格必要ない。この点から司書資格不安定さが伺える)、地方の優秀な人間は現状に見切りをつけて出て行く。

 何度も職員意識を変えようとしたけど凝り固まった40代後半以上の頭は変わらないし、上司層が変わらなければどれだけ下から頑張っても現場は変われないし、疲れた非正規職員も、正規職員ですらも、基本的コミュニケーションすらできない人がいるし(聞かれたことに答えられない、処理能力が低いなど)、現状維持ばかりで新しいことはせず、ただ自分世代円満に終わることばかりを考えている。こんなの一般企業事務職ですら無能扱いだろう。一般企業で使い物にならないレベル職員でも、一度公務員になってしまったら解雇はできない。そんな人たちがただの肩書きだけで「専門職ー!」と叫んでると思うと悲しいものがある。図書館司書知識は年々新しいことが増え司書課程の内容も更新されていくが、大昔に司書資格をとった現状維持ばかりのおじさんおばさんたちは自分の頭を更新しようとしないので、なおさら「専門資格とは?」と思う。

 図書館司書世界では、募集の少なさもしばしば取り上げられる。募集もたくさんあるし、優秀な人は普通に就職できる。(気になる人はJLA採用情報ページを見てみてね)40歳まで受けられるところも多く、年齢制限がないところもあり、他の公務員よりだいぶ応募資格が緩くなっている。それで若手をとろうが経験豊富人材をとろうが、それはその館の方針によるので知ったことではない。挑戦し続けて正規職員合格する人もたくさんいる。つまり、機会は開かれているのに挑戦しないことに問題があるし、たくさんチャレンジして受からないのであれば本人の能力問題であろう。能力が足りなくて受からないなんてことは他の業種でも同じで、何も図書館司書に限った話ではない。それを何でそんなに特別に大々的にアピールできるの?と思う。他の業種でも、能力が足りないけど続けたいなら待遇を落とすしかないし、諦めて他の業種に行くだろう。それと同じ。


 思いつくまま殴り書きしたので読みにくくてすみません。私が言いたいことは、周りが言うほど図書館専門職価値はないこと、専門職の中でも専門性グラデーションがあること、能力に応じて待遇が変わるのはどの世界でも当たり前で現状に違和感はないこと(非正規職員のこと)、待遇を変えたところで職員あるいは職員意識を変えないと半永久的な技術継承不可能なこと、です。40代後半以上の人たちを見て、ここにいたらこうなってしまうと思って辞めた。



2024年9月14日追記

こんなに読んでもらえるなんて思ってなかった。たくさんの反応ありがとうございました。いろんな意見があって面白かった。


タイトルと内容が違う。非正規職員雇い止め等はどうなのか。正規職員にとって非正規職員はどうでもいいように見える。

 どうでもいいです。非正規待遇が嫌なら正規になればいいし辞めたらいい。いわゆる氷河期世代など新卒時の社会状況に言及する人もいるが、正規職員の多くは中途採用(非正規職員経験者)です。社会のせいじゃない。昨今の非正規図書館員の話題を見てると、現状を変える気力や能力がないくせに空っぽの「専門性」を笠に着て「かわいそうな私たち」を演出しているだけのように思う。元職場でも組合から非正規雇用の待遇改善の署名がよく回ってきてたけど、バカだなって思ってたし一回も署名してない。私が見ていた世界では、前述の通り非正規職員専門性なんていうのはまったくなかったので、辞めても職場社会にとって問題ないと感じた。

 私の元職場管理職上司は、個人能力如何ではなく「図書館司書資格があること」を重要視し、「図書館司書資格保有者の職員数を確保すること」に専心していた。無能でも資格さえあればいいみたいな。私は資格なんていらないから優秀な人間と働きたかった。今は転職して、求めていた環境に身を置けて嬉しい。

 タイトルと内容は少し違っていたかもしれません。すみません。私が図書館司書非正規問題に触れる時、その前提にある専門性の具体的な話が出てこないように見えたので、こういう話になりました。


郷土資料収集って必要AIロボットでいいのでは?

 郷土資料必要で、各地域図書館郷土資料収集することで全国的郷土資料収集保存できる仕組みがある。それは大事だなと思う。場所予算は限られているのでその限られた状況でどういう資料収集するかといった選書にも、職員専門性が不可欠。専門性ほとんどが属人化するから、それを半永久的に継承していくべき。実際に働いてみて、この辺はロボットAIには難しいと感じた。

 郷土資料を含む図書館資料必要性で言えば、例えば陰謀論とか根拠のない噂話が力を持った時など、正しい情報情報比較検討に役立つ。図書館では全ての人がその機会を得られる。ググれば簡単情報は出てくるけど、やっぱり紙の資料の量や質とは比にならない。少しでも調査研究したことがある人はわかると思うけど。

 図書館国民県民市民ユーザーなので、ユーザーから図書館なんて必要ない、AIロボットでいい」と言わしめてるこの状況を、図書館司書図書館制度が変えていかなければいけないと思う。

 私は前述のような現実辟易していたので、一部の優秀な人間のみ残して専門性を保持し、あとの無能正規職員と全ての非正規職員指定管理に変えたらいいと思ってる。元職場でも一部指定管理が入っていたが、図書館業務ほとんどを占める定型化された業務なんて誰がやっても同じだし、むしろ公務員的な頭のかたさがなく新しい視点物事を考えられるところはこれから図書館運営必要なのではと思った。無能は切り捨てられそうだし。図書館正規職員(公務員)の働かないおじさんおばさんや無能も切り捨てられたらいいのに。そしたら現場モチベーションも上がるし優秀な人間も集まるかもね。


都道府県図書館市町村図書館では非正規職員職務が違う。(=後者では正規職員と同じような仕事をしている。)

 市町村図書館ならなおのこと、誰でもできる仕事ばかりです。図書館のあり方に関われるのは多くが館長レベルで、日常的な貸出、返却、選書(都道府県立と違って保存より利用を重視した選書)、目録(市町村ではほとんどがTRC流用)など、逆にどこに専門性があるか教えてほしい。

 現職の人はこんなチラ裏に青筋を立ててないで、「図書館なんかいらない」って言わせないように頑張ってください。図書館司書存在意義評価するのは仲間内じゃなくてユーザーですよ。内輪でヨシヨシしあってても意味ない。


コメントより抜粋図書館司書は今の情報社会に負けないよう専門性や職域を高めないと相対的価値は低くなる」「専門性定量化し、カテゴライズレベリングを行うのは、業界スキルアップだけでなく、権威づけや地位向上に必要

 私は図書館司書専門性のなさと図々しさに嘆いてたばかりだけど、本当にその通りだと思った。現状に即してよりよくする方向に考えられるのがすごいと思った。

2024-07-12

郷土防衛的な意味民俗資料郷土資料大事だと思ってたりする

そのへんの民俗資料館無造作に置かれてる資料を捨てる話について

 

どこの郷土資料館に行っても置いてあって、個人的にもあんまり見分けつかないので

まり大事に見えないのは心情として理解するし、

農機具なんか自分の家で置いとくのが邪魔になって押し付けたんだろぐらいの気分になるのはわからないではないのだが

自分江戸明治まではじっくり見ても昭和のコーナーは早歩きですっとばす)

 

それはだいぶ贅沢な話で、歴史資料に乏しい国は自国存在証明のために必死証拠をかき集めてるんだよな

イスラエルなんかわかりやすく発掘にやたら力を入れて、

なにか見つけては旧約聖書に書かれたのはこの遺跡だと主張するのに余念がないし

それにくらべると日本自称保守は甘いというかユルいというか危機意識に欠けるというか

たとえば維新系みたいのが対馬勢力を得て郷土資料処分した日には

それこそ対馬半島系の人たちの文化圏だったのだ、みたいな主張に反論するための証拠日本文化圏民俗継続的存在していた)を失うわけだが、

グローバルな人的移動が当り前の昨今、本州内陸だってから100年もしたら「1000年前からここはXX民族土地」みたいな話は出てくるだろうになあ

 

俺もだいぶ年齢を経て保守的な態度になったので、YASUKEはすごい侍大将だったのだ、みたいなのは

どうしたって心理的に反発してしまうわけだけど、

そこに文句を言えるのはYASUKE以外の同時代日本人についての記述資料がそこそこ残ってる

信長配下武将たちの名前事績が直接間接の証拠を積み上げてきちんと記載されてきていて、それら数十名数百名の名前に比してYASUKEの資料はないので比較的な意味可能性は極めて薄いと主張できる)から言えることで、

それすら、まだまだ調べきれてない資料はいくらでもあるのに、今、日本各地で中身も見ずにシュレッダーにかけられたら

SAMURAI COMMANDER YASUKE"にも反論できなくなっていくのだなと思うと、残念

 

現在ある様々な資料の全部の保存ができるとは思わないし、今を生きてくのに過去だけ見ててもしかたない(歴クラみたいな態度で歴史でキャッキャするのは嫌)のだが、せめて自分たちが手慰みに弄ぶ日本スゴイなるものの拠って立つ根拠がどこにあるかぐらいは意識しておいて欲しいよな…

2024-07-11

anond:20240711022951

千葉って文化面では最もしょうもない県だよなと思う

東京に娯楽は依存する構造になってるし都市化が急すぎて郷土文化歴史も何も残らない東京の犬に成り下がってるだけのしょーもないところと思う

お祭りけが辛うじて残った感じがする

埼玉もどっこいどっこいだがあそこは都市化が遅れた分そういうものを残す余地があったんやな

anond:20240710182836

こらこら

春日井一宮あたりだと思ったけど歴史系なら結構しっかりあるぞあのあたりなら

郷土資料館とか充実してるし史跡も残ってる

後は自然もそれなりに残ってる

自然歴史に興味ないだけじゃね?

ガチ歴史自然文化がないのは他にも千葉埼玉あたり

あのあたりは開発が昭和に入ってからの街も多いから本当になにもないし、お金がなくて史跡を残せてないパターンが多い

音楽芸術とかで町おこしをしていなかったらガチで何もない

anond:20240710182836

さすがに図書館博物館(ないし郷土資料館)みたいなもんはあるでしょう。

観光協会に行けば無理やり捻りだしたような史跡もある。

単に触れ合うことをしていないだけでは?

2024-07-09

anond:20240708145343

これを「文化」と呼ぶかはさておき、言いたいことはわかる。

そもそもあらゆることの選択肢がすくないんよな。


現実的問題としては例えば医者選択肢が狭いとかがある。

医者にかかる内容によっては選択肢が全くないとか、あっても「めちゃくちゃ評判悪いところ」と「やや評判悪いところ」から選ぶようなレベルだし、それも車で30分とかザラ。

都会なら評判や予約のしやすさで選んだり、なんなら少し電車に乗る範囲まで含めれば無限選択肢がある。

こういう選択肢の差が日常のあらゆるところに存在するのが都会と田舎の差なんよ。


田舎しかできない体験云々も、別に都会から日帰りで体験できることばかりで本当の意味で「都会にいたらできないようなこと」は少ない。


郷土資料やら神社・祭とかも、もちろん全くないとは言わないけど文化と言えるほど充実している田舎なんてそう多くない。

この手の反論をしてくる人は幸運にもごく一部のこういう文化的なものが多く残っている地域に住めているか想像上の「文化的な田舎」で反論しているだけだと思ってる。

anond:20240708145343

田舎とか嫌いそうなはてなー文化の話になると郷土歴史がどうだの田畑がどうだの普段嫌ってそうな地方偏屈親父みたいなこといい出すのは何なんだ

文化は人が作り人が背負うんだから人が多いところのほうが多様な文化裏付けされたものに触れられるのは自然なのでは

いつもみたいに田舎って糞だよねーって屈託のない偏見を出せばいいのに、何か素直にさせないもの文化という言葉にはあるのだろうか

2024-06-29

関東おすすめ美術館沖縄県編)

  1. 沖縄からの人の出入りの99%は空路である
  2. 沖縄から最も航空便が多く発着しているのは羽田である
  3. ゆえに沖縄県は関東である証明終わり。

沖縄県立博物館美術館

企画展東京でやってるヤツの巡回がほどんど(地方にとっては、それはそれで充分意義のあること)だが、常設展美術館コレクションを定期的に入れ替えてやっている。

沖縄出身作家について大規模に収蔵されているのはここしかない。個人的には安谷屋正義が好きで、「塔」か「望郷」のどちらかが展示されているのでそれを見に行っている。

ゆいレールおもろまちから徒歩10分。

佐喜真美術館

宜野湾市の私設美術館丸木位里丸木俊による「沖縄戦の図」の収蔵で知られているが、それ以外にもルオーの絵を結構持っていたりする。

浦添市美術館

常設展琉球漆器。名のある作家作品と言うより、歴史的資料としての漆器の方が多く、博物館に近い。

壺屋焼物博物館

国際通りから外れた平和通りの奥。長年研究されている学芸員の方がいて、展示・収集のサイクルがきちんと回っている印象。

アヤミハビル

与那国島郷土資料館の類いに近いが、日本最大の蛾であるヨナグニサン(最大で全長30センチ)の標本が多数見られる。運が良ければ生体も見られる。

おまけ 上原清善記念館

篤志家で、あらゆるところに寄付をして生涯に5000枚以上の感謝状をもらったという上原清善さんが、晩年老人ホームを寄贈して、その片隅に設置した記念館。大量の感謝状が並ぶさまは現代アートといえるかもしれない。

anond:20240628162906

2024-06-28

関東おすすめ美術館山梨県編)

https://anond.hatelabo.jp/20240627230737

こちらで神奈川県がまとめられていたので、何か貢献したいと思った。山梨関東に入れていいのか問題

個人的美術の好みでは日本近代洋画が一番好き。特に未来派と超現実派が好き。

山梨県立美術

山梨県の美術館を語るならば当然ここは外せない。

日本随一のミレーを中心としたバルビゾン派コレクションを誇る。その他にも日本代表する木版画家の萩原英雄コレクションや、近藤浩一路野口小蘋、米倉壽仁など、県内関係作家を中心に良い作品を多く持っている。

ミレーはいつ行っても見られるが、その他の特別展コレクション展には当たり外れがある(ように感じる)ので、事前にホームページ確認して、好みの作品が出ているか確認することをお勧めする。

繰り返しになるがミレーはいつでも見られる。

韮崎大村美術館

ノーベル賞受賞者大村智氏のコレクションを中心とした収蔵品を展示している。

基本的には近代日本洋画が中心で、梅原龍三郎とか三岸節子とかもある。

南アルプス市美術

旧名取春仙美術館。郷土出身役者版画家名取春仙の作品を中心とした美術館だったのだが、少し前に山梨県美の偉い学芸員だった方が館長に就任し、館名も建物リニューアルされた。

その後は特別展も含め小規模ながら面白い企画が増えたように思う。国内外の版画を中心とした企画展が比較的多い印象。ミロとかピカソとかも来てた。

中村キース・ヘリング美術

アメリカのポップアーティストキース・ヘリング作品を所蔵、常設展示している日本唯一の専門美術館。北杜にある。ポップアート好きなら外せない。

余談

ここを目当てに山梨に来ても後悔しない、という意味で諸手を上げてお勧めできるのはこのあたり。清里とか山中湖の方とか、観光客向けの小さな美術館みたいなのは山梨県はかなり多いんだけど。

あと思いつくところでは笛吹にある笛吹市青楓美術津田青楓の作品を中心とした小さな美術館。閉館の噂が出たり消えたりしてるので行くなら早めに行った方がいい)。

都留にあるミュージアム都留(旧増田美術館が移転統合して入った。増田誠は油彩画、石版画家最近刀剣に力を入れている印象がある)あたりだろうか。

あとは北杜平山郁夫シルクロード美術もあるので、好きな方は面白いと思う。

余談の余談だけれど、以前、北杜清里現代美術という、ヨーゼフ・ボイスジョン・ケージオノ・ヨーコも参加したフルクサスなんかの作品資料を大量に集めた、美術館のような研究機関のようなマニアには多分たまらない美術館があったのですが、運営者の方が体調を崩されたのを契機に閉館してしまった。あの資料、まとめてどこかに移されているといいのだけれど。

行ってよかった博物館(福岡近辺で安価なところ)

求菩提資料館(福岡県豊前市)

歴史博物館

料金 無料

修験道山岳信仰に特化した資料館

資料の量がかなり多く、更に県指定重要文化財などの貴重な資料が多い

山登り好きには結構楽しいと思う

ぜひここは資料館の上にある求菩提山を歩いた上で見てほしい

求菩提山は山丸ごと山岳信仰遺跡群が保存されてる素晴らしい山である

そして無料なのがとんでもない

豊田ホタルの里ミュージアム(山口県下関市)

自然史系博物館

料金 200円

標本が多く、展示がとても見やす

小規模ミュージアムにかかわらず幅広い展示、生体展示も至る所にあり、2時間くらいじっくり時間をかけて鑑賞したい施設

好きな人にとってはたまらないような作成キットやマニアックワークショップがあるのが良い

200円は破格

伊都国歴史博物館(福岡県糸島市)

歴史博物館

料金 200円

弥生時代古墳時代歴史中心の博物館

この時代の収蔵物がとても多いため、よくある郷土資料館というよりもこの時代に特化したものという感じになっている

北部九州ならではの充実した展示になっておりオススメ

いのちのたび博物館(福岡県北九州市)

自然史系歴史博物館

料金 600円

みんな大好きいのちのたび博物館

有名すぎるので外そうかなと思ったが夏休みキッズオススメなので入れた

600円ではあるが、上3つと違い、大規模博物館である

恐竜の骨や生き物の標本がダイナミックに展示されており男の子は大喜びではないだろうか

後、隣がイオンモールアウトレットになっており興味がないお父さんお母さんのどっちかはお買い物が楽しめることもある意味ポイントかもしれない

ぜひここでは隣のタカミヤ環境ミュージアムにも足を伸ばして欲しい

北九州市が苦しんできた公害克服の歴史技術などわかりやす説明されている

こちらは無料である


増田博物館かに行くようになったのは夏休み自由研究きっか

ぜひこの増田に書かれた施設を利用して夏休み自由研究を乗り切って欲しい笑

増田県内や近郊の全部の博物館に行ったことがあるわけじゃないのでみんなもオススメ教えて欲しい

2024-06-27

東京とその周辺ののおすすめ博物館美術館

ってなんかあるの?

都心にある国立博物館美術館は人多すぎるし知ってるからそれ以外で

府中市美術館八王子市夢美術館はとても良かったのでそういうのを教えて欲しい

あそこらへんみたいな郷土に必ずしも関係ないのに割と尖った展示ができるところこそ真に東京じゃないとできない美術館個人的には思った

(追記)

元増田です

まさかこんなに伸びるとは!

みんなありがとう!行ったことないところたくさんあるわ

おすすめしてくれてる人が多い佐倉歴博江戸東京建物園、横須賀美術館増田お気に入り

少し離れると混雑が幾分緩和されていいところ多いよね

上野国立博物館系は一昔前なら常設ならそこまで混まなかったけど、最近はヤバくてフラッと行けるレパートリーが減ったなと思ってたから色々とありがたい

特に区立の美術館とか全然手を伸ばしてなかったわ

しかしやっぱ東京東側より西側の方がいい美術館博物館多いよなあ

2024-06-25

anond:20240624144011

規模感も含めて比較解説するよ―

神宮外苑に近い規模と機能がある公園大阪だと長居公園

長居公園には中心部付近に「郷土の森」という一角がある

綺麗に歩道が整備されてるけどそこそこ森感がある

田舎民が見ると「いや、林だろ」と思うかもしれないが、郷土の森に植えられてる樹木公式サイトによると8600本

https://nagai-park.jp/guide/guide1.html

外苑再開発事業者による現在計画

743本を伐採し837本を植樹する

イコモスが出したヘリテージアラート

3000本以上の樹木破壊され、そのうち500本以上が樹齢100年以上(歩道の植え込みのツツジなんかもカウントしてる)

イコモスの主張

車道廃止して歩道にし建物を再配置すれば伐採は2本で済みむしろ逆に1000本植えられる

https://www.tokyo-np.co.jp/article/174107

本数は大したものだけど、ほぼ歩道の低木植え込み等ならば森ではない。林ですらない

100年の森を破壊するのか

森と呼べそうな部分はは建国記念文庫の森くらいで、それは事業者認識してる

樹木の本数は149本、そのうち41本を伐採、50本を移植する

移植破壊だとすると91/149本となり61%破壊されることになる

https://www.jingugaienmachidukuri.jp/pdf/jingugaienmachidukuri_news_230929-01.pdf

91本 = 郷土の森の91/8600 = 1.058%に相当

2024-05-22

無職期間に読む「郷土歴史」の味わい

無職になって2か月が経った。

徒歩圏内にある二つの図書館を行ったり来たりしている。

いや、徒歩圏内というのは一般的意味での徒歩圏内じゃない。「無職者にとっての」徒歩圏内だ。

それはまぁいい。

別に学習意欲が旺盛なわけでも、知的好奇心に溢れているわけでもない。

ただ、何もせず一日を過ごしてしまうと16時くらいから窓の外が完全に暗くなるまでの数時間、心の中の小さなハムスターがシクシクと泣き出してしまうので彼を慰めるために図書館に出向いている。

(なお、彼は労働しようとしてもシクシク泣き出してしまう)

ところで、近所に「旭小学校」という小学校があって、図書館で「郷土歴史」的な本を読んでいたらその由来が解説されていた。

その小学校は近隣の三つのから子供が通うために作られたもので、学校名前をどうするかでもめていた。

つの村がそれぞれに自分の村の名前小学校名前にするべきだ、と主張していたそうだ。

ある夜にそれぞれの村の代表校長学校に集まり、喧々諤々の論争を行ったが、ついに結論が出ることなく朝になってしまった。

その時、窓の外の雪が積もった校庭に朝日が射し込み、なんとも美しい風景が、会議で血眼になっていた参加者の目を奪った。

奇しくも、その日は「9日」。

校長は言った「今日は明けて九日、九日を記念し、各々の主張は押さえ、この文字を組み合わせて『旭』という校名でいきましょう」

村の代表たちは皆賛成し、それ以来この小学校は「旭小学校」という名前になったそうだ。

いい話だ。

なんとなく感動的な気もするが、よく考えると別に徳の高いことは行われていない。そこがいい。

それぞれ村を代表しているか意見を曲げることは出来ない。

まり会議宿命的に平行線をたどる他ない、そんなことは参加者全員が分かっていて、でも会議を続けるしかない。

責任疲労うんざり、投げやり、そんな空気グラデーションを経て、さっと射し込む朝日を見て、校長は「いまだ!」と思ったに違いない。

そして各村の代表も、正直「助かった!」と思ったのではないか

徹夜明けのテンションもあるだろう。

いいじゃないか、旭小学校。うん、いいよいいよ。それでいきましょう。いやぁ良かった、良かった!はぁやれやれ、やっと帰れますな。

という声が聞こえる気がする。

今も昔も、大人たちの「面子」と「ちょっとの投げやりさ」で色々なことが適当に決定されている。

そんな世の中で自分を追い詰めても仕方がない。

明日もっと楽しくなるよね?ハム太郎

2024-05-02

anond:20240502161445

読書してマンガ読んでピアノ弾けてクラシックもjpopも聴いてバンドも組んだことあって映画観て演劇やって美術館郷土資料館も行くがどうぞ笑ってくれ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん