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2017-11-18

公務員労働組合に入るべきではないという話

労働組合がない民間出身公務員になりました。

入職当初は公務員労働基準監督署がないから、不利な扱いをされたとき対策のために労働組合には入っておいたほうがいいだろうと思っていました。


入職後、1週間くらいした頃でしょうか。労働組合説明会があるということで、他の新規採用職員と共に参加しました。

労働組合存在意義については自分自身共感出来るので、入るべきなのだろうと思っていたのですが、

・月会費が月給の1.5%(基本給20万円なら月3000円)

・月3000円程かかる保険強制加入

職員ほとんどがこの保険に加入して、さら共済組合保険にも加入しています。本当に必要だと思って加入しているの?

・月5000円給与天引きで積立。その資金をもとに年利3.0%くらいでお金を貸すよ。お金退職の時に返します。

共済組合で2%代の利率でお金を貸しているのに、必要ある?

組合活動って何のためにやっているんだっけ?という疑問が生まれました。

これで職場労働環境が良くなりました、基本給が上がりましたという明確な例があればよかったものの、そういうことは全くなし。

そんな組合に月6000円近く使って、しかも月5000円預けて、果たしてメリットがあるのかと。


加入は見送ろうと思い、放置してたら組合からのしつこい勧誘うんざりでした。

1度詳しく話がしたいと言われて、そこできっぱり断ろうとしたんですが、説得材料

職場歓迎会や親睦会も組合主催から参加できないよ。

飲み会参加すると補助が出るから、会費を取り返そうと思って沢山飲めばいいんじゃない

・他の自治体人達と関わる機会も多いから今後の仕事のためにもなるよ。

・今の労働環境があるのは組合があったからだから、協力しようって気持ちはないの?(結局明確な実績の説明はなし)

・今まで加入率100%だったのに。

結局組合としての存在意義はないと思ったので、キッパリお断りしました。第一自分で払った組合費で飲んで何が楽しいの?


そもそも組合加入率100%というのが信用できないのです。内部の労働環境を変えたいときに、全員組合員だった場合自由発言は出来るでしょうか。

仮に上司判断残業代が払われなかった時に、組合に言ったら、対応してもらえるのか、疑問ですし、それが上司に伝わらないかというのも内部組織ゆえ信用できないので。


実際に、仕事ができない職員仕事中に関係のないことばかりしている職員がいるのに、対応する気配がなかったり、という話も聞きますし、労働組合があってもサービス残業は当たり前に存在しています組合幹部残業代の過少申請をしていたこともありました。結局組合に属していたからといって何も守ってもらえる保証はないのです。むしろ面倒なイベント召集されるだけ。そんな組合存在意義があるのでしょうか。組合費だけで130~140万、保険の加入も考えると合計260~280万のお金組合につぎ込むことになります

労働者を守る気がない労働組合なんてなくなってしまうべきです。

2017-11-17

鉄道おじの2年後のSS

街の若者戦争徴兵によって消えていく。

2020年東京五輪への努力が水の泡となり、御年34歳なるの彼の目にはそんな光景が写っている。

「カタカタカタカタ……」

一日早くきれいになったアパートに押し込められた彼はこれが最後レスとなるのも知らずに黙々と書き込んでいる。相も変わらず犬も食わない内容だ。

レス投稿した頃私は家を後にした。

30代のお迎えの兵士には年齢以上の苦労が見て取れる。

彼は指で指示して、2人で部屋を出る。

あれだけ雑然としてた小物や衣類などは綺麗サッパリなくなって直人の背後にはもう何もなかった。外に出ると両親と姉が家族仕事とばかりにお見送りに来た。

出張先は?どんな仕事?...」

直人の声が聞こえているのか否か、兵士無視してひたすら2人一組で歩いて行く。家族空気を察して黙している。

横浜の自宅前を出発した車で高速道路を駆け抜け、羽田空港には北京行きの飛行機が到着し、2人が乗り込もうとする。

「確かあんたの召集先はピョンヤンあたりだろ?」

「そうそう。家族がお見送りしてくれるといいけど……」

残りの家族はどうやら会社に残るようだ。直人はここで初めてだいたいの現実を知った。

そんな彼女たちを尻目に直人がさりげなく飛行機に乗り込もうとすると父親

「おい」

一言だけ息子に声をかける。

「何……」

「ほれ」

彼が振り返ったところで父親がグダポンに茶封筒を渡す。中を見るとギッシリと引換券が入っていた。

「電子通貨で200万ある。それが最後の金だから好きに使え」

そう言うと直人の返す言葉も待たずに、北京に向けて空港ターミナルを後にした。

家族はただ呆然と立ち尽くすほかなかった。

戦後、直人の行方を知る者は誰もいなかった…

終わり

真面目な質問

今年で鉄道おじが社会人復帰したんだよな

本人は恐らく残業仕事で精一杯だし、囲いはネットにしがみついてる負け組だし、誰が本人のネットでの尻拭いをしていくんだろうか

2017-10-27

anond:20171026202351

主に憲法法律要請による

憲52 国会常会は、毎年一回これを召集する。

国会法10 常会の会期は、百五十日間とする。但し、会期中に議員任期が満限に達する場合には、その満限の日をもつて、会期は終了するものとする。

12 国会の会期は、両議院一致の議決で、これを延長することができる。

2 会期の延長は、常会にあつては一回、特別会及び臨時会にあつては二回を超えてはならない。

2017-10-12

anond:20171012110523

五十三内閣は、国会臨時会召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。

2017-09-17

Re: 内閣の解散権とか

内閣解散権なんて、ねえよ。

根拠になってるのはこれ。

日本国憲法

七条  天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。

一  憲法改正法律政令及び条約公布すること。

二  国会召集すること。

三  衆議院解散すること。

以下略


で、内閣天皇に「衆議院解散する」ことを助言し、承認したら、天皇衆議院解散できるって理屈

けど、同じ理屈だったら、憲法改正も(第1項により)内閣総理大臣の専決事項になっちゃうじゃねえの。

もちろん、歴代内閣がそう主張しないのは、憲法内に憲法改正条項があるから。だけど、それだったら衆議院解散についても69条で具体的な定めがあるんだから、そっちを優先すべきだろ。

これって

九十九条  天皇又は摂政及び国務大臣国会議員裁判官その他の公務員は、この憲法尊重擁護する義務を負ふ。

違反だよなあ。

2017-09-15

[]能田達規ORANGE」全13巻

おまかせ! ピース電器店の人が書いたサッカー漫画

週刊少年チャンピオンで連載されていながら、その内容は少年漫画しからぬクラブサッカー舞台にしたもの

某所でクラブサッカー漫画といえばジャイキリフットボールネーションよりこっちが好き、という感想があったから読んでみた

ストーリーは弱小でつぶれる寸前の貧乏クラブに、昔恩人と約束たからということでめっちゃすごいストライカーが入ってきてF1(J1と同じようなもの)を目指してがんばる、というもの

主人公はわかりやす少年漫画ヒーローしてる

でも少年漫画クラブサッカー悲喜こもごもを描いてるのはなるほど確かに面白かった

ジャイキリとかよりもそこらへんはあっさりめに描写されててサクサク進むからどんどん読んじゃう

ただあまりにも主人公超人すぎるとは思ったけど

ケガひとつしないのはさすがにできすぎだろうと思った

あと五輪メンバーに選ばれてすぐ活躍したりとかね

クラブサッカーお金の話、サッカー協会の話、五輪メンバー召集される意味の話など、普通少年向けサッカー漫画しからぬものばかりでおもろい

ジャイキリでそういうのあるんだとは知ってたけど、もっと前にこっちが少年漫画でやってたんだなあ

むかつく悪人が最小限なのもいい

ラスト打ち切りっぽいけどメインのお話には一応ちゃんとケリをつけたのはとてもよかった

でもラストラストまさか本当に「俺たちの戦いはこれからだ!!!」って言って終わる漫画は初めてみたわwwww

まあ仮に続いてたとしてもおなじことの繰り返しでマンネリになりそうとは思ったけどね

スラムダンクとかとも似た展開があったりして、熱かった

でもトータルだとやっぱりいろいろ都合よすぎに進んだ感は否めないけど

一応各メンバーの掘り下げもそれなりに行われてたりしたし、ジャイキリおもろいけど長すぎると思ってる自分にとっては気楽に楽しめたいい漫画だった

2017-07-26

地球知性体監視任務の中断命令

告げる。

姫より、シングルナンバー衆へ。

若様よりの緊急召集である

各自、速やかに所定の擬装工程から原状復帰態勢に移行せよ。

集合点はラグランジュ5。なお、地球知性体による捕捉は容認する。

但し、極力地球知性体への攻撃は控える事。

なお、この文書は緊急のため、最低レベルの擬装となっており、

地球知性体にはその言語にて認識される。

コードネーム

主上たる若様の名において発するものである

2017-07-11

憲法53条の臨時国会召集自民党政権対応について

正直なところうんざりしている。

加計学園や森友の問題、またいわゆる共謀罪問題、そして防衛大臣の件において、前国会は大荒れだったわけだが、

政権国会延長も行わず、審議は尽くされたとして、国会は閉会した。

もちろんこの判断は7月2日の東京都議選を踏まえたものであったのだろうけれど、結果都議会自民党惨敗した。

直近の世論調査では、内閣支持率が30%台まで落ち込んでいるところもあるようだ。

ただ、ぼくがうんざりしているというのは、このことに関してではなく、安倍首相が進めようとしている憲法改正に絡む諸問題のことである

本年の通常国会閉会後、野党国会の審議が不十分と判断し、憲法53条を根拠臨時国会の開催を召集した。

その憲法条文を見てみる。

日本国憲法第53条 内閣は、国会臨時会召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」



政権は、報道を見る限りこれに応じる気配はない。憲法上期日の指定がないからという理由で。

こちらも報道にで言われているように、野党から請求に応じないという対応は、現政権下では二度目になる。

平成27年の第189回通常国会終了後、臨時会召集野党要求したのは同年10月21日。この年は通常国会が大幅に延長されており、

10月前まで国会が続いていたが、結局この召集において臨時会招集されることはなかった。総理外遊もあったが、結局過去の事例と

同様に通常国会の開催までの日数が多くないと判断されたからだと思う。

さて、さすがに今年の場合は、次の通常国会まで臨時国会を開催しない、という対応は取れないとは思う。180日もの間が開くのは、

無理だろうという判断と、おそらく8月に行われる内閣改造後の29年度補正予算の審議のために、臨時国会与党自ら開催しないといけなくなるからだ。

ただ、可能な限り後ろに伸ばそうとするに違いない。僕はこのことに非常にうんざりする。

さて、ここで自民党憲法草案を見てみようか。

自民党憲法草案第53条 内閣は、臨時国会召集を決定することができる。いずれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があったときは、要求があった日から二十日以内に臨時国会召集されなければならない。」



自民党自ら、二十日という期日を設けているではないか

露呈したのは、この憲法草案を元に、憲法改正を建議するといいながら、実際は、現行憲法を自らの都合のいいように解釈する現政権の姿である

これこそ、憲法に対する冒涜であり、憲法草案作成した自民党を支持する人に対する冒涜であり、そして何より自分自身を貶める行為ではないのか。

ぼくは、本当にうんざりしてしまう。これが政治的判断として妥当であるとみなされてしまう世の中に対して。

2017-07-05

NewsPicksの堀 義人氏のコメントが待ち遠しい

NewsPicksというキュレーションメディアがある。Web上のニュースまとめサイト的なものだけど、ここは実業家とかジャーナリストとか弁護士とか有名人実名ニュースに対してコメントを残しているという特徴がある。

Twitterとかはてブにあるような(ヤフーニュースは論外)出来事意見への批評ではなく、人への一方的非難コメントばかり見るのにうんざりしていたので、こういうものがあるのだったら見てみようと思い無料会員になってみた。もし内容が面白くて参考になるものであるなら月額1500円を払って有料会員になってもいいと考えていた。

しかしその考えはあっさりと否定される。なんてことのない、成功者お金持ちが「俺の意見が正しい」と上から目線100%ポジショントークをぶん投げているだけの場所だった。実名から自制的になるなんてことはない。なにしろ社会的地位年収が高い人たちだから自信過剰なほどに俺の意見とやらを書きなぐっている。そして実業家の人たちはなぜか自民党にベッタリな考え方をしている人が多い。私はそれを保守とは言いたくない、それを保守と呼ぶのは歴史に名を連ねる保守活動家に失礼だからだ。1500円払って面白いニュース読んだとしても、そんなコメントに付き合わされるのはゴメンなので有料会員になることなく、アプリもあまり開かなくなった。

NewsPicksではコメントを残す人のことをピッカーと呼ぶのだが、その中でも特に異彩を放っているのがグロービスの堀 義人氏だ。

この人のコメント安倍政権に対して絶対的肯定を行い、どのようなニュースでも否定的コメントを残すことが一切ない。加計学園ときも、「なんか、本当にどうでもいい話だ。あってもなくても法律的に全く問題が無いのに。」とバッサリ切り捨てている。安倍内閣支持率10%以上急落したときも「ま、毎日新聞だしね。国会が終わったらまたすぐ戻るでしょう。」と余裕の姿勢を示した。このとき産経読売新聞なども支持率10%以上下がっていたことが大きな問題になったのに、そこは一切触れていない。安倍首相国会閉会時に行った記者会見については「とても謙虚姿勢です。本当に頭が下がりますね。」と100%の支持を表明し返す刀で「一方の野党メディア、そして煽ってきた人々は、謙虚反省と言う事をしないのでしょうか??素朴に疑問に思ってしまます。」と残した。

一方で自民党以外の政権小池東京都知事のことは蛇蝎の如く嫌っている。それらに好意的記事やピッカーのコメントが取り上げられると

NPはなぜ都ファ記事のみを総合トップ神の手掲載するのか?都議選告示されたならば、全ての政党をフェアに扱うべきだと思う。既にプロピッカーに3人も小池派がいる。だが、他の都議会勢力ゼロだ。既に偏っていると思う。

と述べている。

しかし、彼のすごいところは自分コメントは真ん中であり偏っているわけでもなく、クリティカルシンキングに基づいたものであると述べていることだ。フェイニュース記事では

全ての人がクリティカルシンキングを学ぶと騙されたり、流されたりしないと思う。僕は、先ず全てを疑ってかかりますそれからファクトデータをもとに、論理を構築します。そして、自らの意見が正しいかを多方面から突っ込んでみます。その上で発言するので、かなり自信を持った主張となります。これを習慣化するとテレビ新聞さらには、フェークニュースに流されることは無くなります

コメントを残している。

この人は他にもバブル期ハイレグの角度を分度器で測ったとか、今の時代言ってはいけないレベルの衝撃なコメントも残しているがそれらをいちいち取り上げない。

私自リベラルである認識している。その偏りは意識していて、反対側の意見を極力取り入れて、一方的な考えになりすぎていないか意識はしている。そんな私でも堀 義人氏のコメントだけはとても受け入れられるものではない。この人は自分の信じたいものを無条件に信じているだけで、その辺のヤフーコメントにいる人たちと大した違いはない。それ以上に自分成功者で正しい考え方をしているという暑苦しいくらいの自信があるだけずっと質が悪い。これがクリティカルシンキングというのだったらグロービスクリティカルシンキング講座というのはとてもじゃないが信頼できるものでもないと思う。もし本当にクリティカルシンキング自分の信じたいものを信じることだというのだったら、覚える価値を疑うところから始める。

そんな堀 義人氏のコメントなのだがたまにどうしても見たくなってしまうことがある。あの自信過剰言い回しが癖になってきてしまったのだ。

都議会議員選挙が終わったあとに再び見てみた。しかしここ1週間、堀 義人氏は政治に関してあまりコメントを残していない。ここ1週間といえば、稲田朋美防衛大臣自衛隊発言だったり、下村大臣献金問題とか、臨時国会召集とか選挙以外の話題に事欠かなかったはずなのだ。それらに対して一切堀 義人氏はコメントをしていない。これにはショックを受けた。私が見たかったのは自衛隊発言をそんなことはくだらないネガティブキャンペーンと切り捨てた上で、誤解連発記者会見も「こんなに謙虚コメントをしていて頭が下がります。それに対して記者はくだらない質問ばかり」と言ったり、献金問題を「ルールに則った献金に難癖つけている」とルール通りなんだから問題ないだろと正当化したり、臨時国会召集拒否を「野党のくだらないお遊びに多額のお金時間がつぎ込まれる。今はG20大事な時期だ」と首相謙虚さなんて知らないぐらいのスッキリしたコメントを期待していたのだ。何しろこれらの問題対象の人を支持する意見を見ることはなかったのだ。この人達を絶賛しそうな人は堀 義人氏を置いて他にいなかったはずなのに。その自信たっぷりクリティカルシンキングはどうした。本当に問題があったときにはスルーしてしてしまうのか。

そう、今私は堀 義人氏の政権尻尾をふりふりする気持ちのいい太鼓持ち発言が求めている。支持率が下がっている今こそ書いてほしい!!どんな問題でも、さあポジティブにお願いします!!

2017-02-14

「人の宗教を笑うな」

なんだろう、胸が色々と痛くなってる。自分の中にこんな感情存在するのか。yahoo!トップに踊り狂う、幸福科学文字新興宗教危険な敵というストーリーは、とってもわかりやすくて、スマホを覗き込むバラバラな「個人」となった僕たちに、そいういや日本人という集団の一員だった!とアイデンティティを再認識させてくれる。気持ちいいよね。

俺の父も、今回の清水さんとほとんど一緒。20年くらい前に”幸福”を求めて出家したんです。今回の騒動で「出家」なんて言葉使うんだと驚いてるんだけど、普通企業をやめて宗教団体職員になった父。出家、というのを”瀬戸内寂聴”と、お笑い芸人さんが笑いに変えていたみたいだけど、実際は坊さん的な状態になるわけでは無いと思われる。髪の毛もそのままでいいだろうし、食事制限もなさそうだ。お寺というより、彼らの趣味教会に近い。建物は大体、古代ローマ神殿みたいな感じ。父がお祈り用の仏壇みたいなのを部屋に持ち込んだ時期があったけど、ドラクエばっかりやってた俺は「これはもしや…ダーマ神殿!?」と思ったものだ。

父はずっと家にいなかったから、俺と家族宗教への接点はほどんどなかった。そんな俺が「幸福の科学」のコミュニティに具体的に触れたことがあるのは、人生で3回。


大川隆法スーパーライブin東京ドーム

コラム】すごい昔「幸福の科学」の東京ドーム集会に潜入した時の話

http://rocketnews24.com/2017/02/13/862050/

これだよ、まさにこれ。リンク先見た途端、記憶のドアが開いた。23年前だから、当時10歳足らずの俺を、まだ宗教のことをよくわかってない母親がビクビクして連れて行った。姉は物心つく年齢だから置いてかれたんだと思う。この記事のように15歳くらいで見に行ったら、裏読みで楽しめたかもなんだけど、俺の脳が危険を察知したのか具体的な内容は覚えていない。(ただ竜に乗ったシーンは、リンク先を見ることで蘇った。脳すごい。)ただ、イベントが始まるとき、彼らにおける「お経」みたいなのをみんなで読むシーンだけ、今でも覚えている。周りは自分より背の大きな大人たちで暗いブルーな照明。黒山の人だかりが一斉に立ち上がり、全く前が見えなかった。子供ながらに感じたのは、大人たちの高揚感と空気。内容は違うにせよ、大人になって同じ場所ミスチルコンサートを見たときと、感じ取る空気感は変わらない。彼らにとってはハレの日であり、インディーズバンドメジャーデビューするような、お祭りだったんだね。


東京都内のどっかの集会

これも小学生の時。父親仕事を見る、的な学校課題があったのか?母と見に行ったら、ダーマ神殿内部の集会場みたいな場所で、老人相手に説法を説いている父がいた。イメージ葬式後に坊さんが喋る、ありがたい系の話だったような記憶がある。職員はそこの運営をやったり、教えを説いているっぽい。今回の清水さんは広告塔しての貢献度が高いから、映画出演や広報選挙戦出馬とかさせられるんだろう。ただ出家して職員になったら、教えを広めるのが基本の仕事だろうから、まあ似たようなイメージなのかと推測する。


総本山的な施設での墓の説明

これは大人になってから、なので7年くらい前かなあ。父親から話がある、と、おそらく人生一度きりになるだろう召集がかかった。どっかの山奥。この施設永代供養できる場所があり入りたい。お前の了承が欲しい、と。俺とか母は嫌なら自分で別の墓を選んでもいい、みたいな確認をして、かくかくしかじか。結局了承したんです。ずっと避けていた父の決意というか意思の固さやピュアさを前にして、何も言えなかった。というか、あれ?自分に彼を否定できる根拠ってあったっけ?とも感じました。他者への想像力の無さも、自身の信念があまりに脆いことも体感した。あの時は、あまりに無力だったなあ。んで、ずっとその場所っておじさんの声で呪文テープで流れてるんですよ。なんかこりゃ聴いたことあるなあ?って思ったら、あ!16年前の①のライブセットリスト1曲目のやつ!


散々コスられてきているように、俺もネタっぽく書いたように、”普通”とか”世間”と比較して見ると、みんなで嘲笑できるトンデモ面白い対象なんです。


③の施設見学したんだけど、彼らにはコミュニティがあって(地方経営難ゴルフ場なんかを買い取って作ってるから相当疎外された感はある)そこに怪しい金ピカのモニュメントとか作って、学校なんかも作っている。隔離されて、オリジナルの歌とか教科書とかを元に教育を受けるのだろう。子供はそれが当たり前だと思うんだから洗脳されちゃうよね。歴史教科書とかは興味本位で見てみたい。勝手に乗り移って本出せちゃうくらいなんだからアパホテルなんて比じゃないクオリティなんだろう(と予想される。ちゃんとした内容だったらすみません)。


出家して職員になった父を憎んでいたけど、尊敬していることもある。自分が信じている絶対世界を全く家族押し付けて来なかったこと。これは問題になっている清水さんの両親と圧倒的に違う差だと思う。本来自分課題や状況に合わせて、必要から門を叩く存在であるのが宗教だと思うんだけど。生まれた時から両親から信じ込ませられてしまったら敵わないでしょう。まあ信者の人からしたら、身近な子供自然教育してしまうんだろうし、そうやって宗教って続いてきた歴史もあるんだろうけけどさ。”必要とされている人”のところに、クリーンに行き届けばいいのになあ。


時は流れ、俺は結婚して子供が生まれた。寝息を立てる愛しい我が子を左横に見ながら、ベッドの上で増田投稿する文章ぽちぽち考えている。iPhoneスクロールしていくと、件のニュースに紐づいた感情的ヤフーコメントたちが姿を表す。”普通”の感覚からしたら、よくわかる。だけど自分が生きている世界が、価値観が、本当に正しいと”信じ込んでいる”という側面では、どっちも50歩100歩じゃないなのでは?とも思ってしまう。信じる人にかける言葉も、感情的コメント欄の彼らにかける言葉も、想像してもあまりにも答えがなくて、難しくて。どちらも真剣で、本当は笑っちゃいけない気がするんですよ。


そして自分の子供が物心ついた時にどんな言葉をかけられるのだろう。誰かを嘲笑するのをためらう想像力と、自分が信じるに値する経験を積んで欲しい。それってどう教育すりゃいいのだ?難しくね?

答えが出ずに途方にくれる、新米父さんの自分語りにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

2016-12-04

死の収容所へ 1

ヨーロッパユダヤ人絶滅の準備

 ドイツ軍ソ連侵攻は「特別行動隊」(Einsatzgruppen :アインザッツ・グルッペン)によるすさまじい組的殺作戦をともなっていた。侵攻から数週間を経ずしてナチスは他のヨーロッパ地域に住むユダヤ人絶滅作戦の準備に着手した。1941年7月31日、ゲーリング( Herman Göhring 空軍相、元帥)はラインハルトハイドリヒ(Reinhard Heydrich SS上級部隊隊長、SS大佐)に次のような命令を伝えている。

「次を命ずる‐貴官は、ヨーロッパドイツ支配圏におけるユダヤ人問題の『最終的解決』に関する組織、実務、そして財務上の必要なあらゆる準備にかかり、… さらに、ユダヤ人問題の『最終的解決遂行にかかわる準備組織、実務、そして財務上執るべき手段計画の全容を、本官に対し速やかに提出せよ」

 この任務遂行の準備を調整するためハイドリヒは1942年1月20日、ヴァンゼー(ベルリン郊外)に会議召集した。会議にはドイツ帝国閣僚の面々、ヨーロッパ占領地域各国のドイツ総督、そして、ゲシュタポ本部ドイツ移民ユダヤ人局長・アドルフ・アイヒマンを含むSSの上級将校たちが出席した。

ヴァンゼー会議」の決定はやがて、政治および軍事面において、全世界に重大な展開を引き起こすことになる。

 1941年12月11日日本軍による真珠湾攻撃を受けてドイツアメリカ合衆国に対し宣戦を布告した。戦争はすでに人類を連合国側と枢軸国側に隔て、全世界を巻き込む総力戦様相を帯び始めていた。この新しい局面は、ドイツ戦争遂行上の衝害から解き放った。ドイツにはもはや政治的配慮や「ユダヤ人の大量殺戮がもう始まっているのではないか」という世界世論に気がねをする必要が全くなくなったのだ。

 ヴァンゼー会議の進行は詳細にわたって記録され、議事録ニュルンベルク国際軍事法廷証拠として提出されている。それによれば、ハイドリヒはまずヨーロッパにおけるユダヤ人問題の最終的解決について自分ゲーリングから全権を委譲されていることを告げて会議を始めた。会議の中でハイドリヒは次のように述べている。

総統意向により、ドイツ移民は目下ユダヤ人をことごとく東方追放し、その跡地に対して行われることになった…

ヨーロッパにおけるユダヤ人問題の最終的解決の中では、各国に散在する約1100万人のユダヤ人が考慮されなければならない。次のとおり…」

 ここでハイドリヒはヨーロッパ33の国と地域ユダヤ人口をリストに揚げている。リストにはドイツ占領国や同盟国とは別にイギリスソ連ヨーロッパ地域、また中立国ポルトガルスペインスウェーデンスイスアイルランドトルコといった、ドイツ占領する予定だった国も含まれていた。

 ユダヤ人大量虐殺の実際の準備はハイドリヒによる組織の準備と同時に進められた。1941年夏、ハインリヒ・ヒムラーアウシュヴィッツ強制収容所所長ルドルフ・ヘスを呼んだ。ヘスは戦後証言で「ヒトラーユダヤ人問題の最終的解決の実行を決断したことを、このときヒムラーから知らされた」と明らかにし、さらに次のように述べている−「事実東部で行われているようなやり方(ソ連地域でのユダヤ人殺害特別行動隊による狩り込みと射殺)では与えられた任務対応できなかった。絶滅という任務のためには、特にアウシュヴィッツ収容所対応させる必要があった」。

 この会談の直後、アイヒマンアウシュヴィッツを視察している。二人は、ソ連で行われている射殺は大量の人間を短時間のうちに皆殺しにするには不向きであり、大量殺戮はガスを使う他はないとの結論に達した。

 ガスを使った殺害ナチドイツにとって初めての経験ではなかった。すでに「安楽死計画」において、ガスが使用されている。この計画1939年9月から1941年8月末まで実施され、7万から9万人にのぼる精神病者と重度の障害者がガス殺された。わずかにユダヤ人も含まれていたが、このとき犠牲になったのはほとんどがドイツ人だった。ナチスはこの「安楽死計画」を、「役立たずの穀つぶし」—ナチは彼らをそう決めつけた—を国家から駆逐し、アーリア人種の優性を高めるための手段だと考えていた。ヒトラーはこの計画にあたり「T-4」という秘密組織を発足させている。「T-4」は総統直属の正式組織として医師を擁する医療関係の諸機関大学研究所病院等)を支配した。不治の病に苦しみ死を待つばかりとなった病人たちの命運が、かれら医師たちの手に委ねられた。

 かくして犠牲者たちはそれぞれの医療機関に用意された気密構造の部屋へ案内され、ガスによって窒息したのだ。死体特殊な焼却炉で燃やされた。このガスを使った安楽死はすぐに外部に露見し、ただちにこの殺害行為をやめさせるための抗議行動が‐特に犠牲者の遺族と教会から‐起こった。ヒトラーは譲歩し、1941年8月末、これら医療をかたる殺人を当面中止するよう命じた。

 しかしこの安楽死計画の中で蓄えられた経験は、「最終的解決」の準備をしていたSS当局に役立つことになったのである

絶滅作戦

 絶滅作戦としての最初のガス実験は1941年9月アウシュヴィッツで行われた。ソ連軍戦争捕虜たちが実験台に選ばれた。彼らは密封された地下室に閉じ込められ、チクロンBによってガス殺された。非常な短時間捕虜たちは窒息死した。以後続けられた一連の実験で、ナチスはガスという新しい殺害方法を開発するめどを立てるに至った。同じ頃「特別行動隊」も、ハイドリヒ指揮下のSS技術局の援助を受けて同様の方法を開発している。ここでは「ガス室」の代わりに「ガス・トラック」が用いられた。この車の外見は救急車冷蔵車に偽せてあったが貨物室は気密構造となっており、マフラーから貨物室まで 延ばされた特殊パイプ排気ガス中の一酸化炭素を密閉された貨物室に直接流し込むようになっていた。犠牲者たちが貨物室に入れられるとドアが閉まり、鍵が下ろされ、そしてエンジンがかけられた。

 「ドライブ」は、全員が死亡するまでに30分も要しなかった。所定の場所に着くとドアが開けられ、死体は運び出されて埋められた。この「ガス・トラック」は、大型のものでは150人を、小型のものはその半数を収容した。ソ連ドイツ占領地域では1941年12月だけで、数千にのぼるユダヤ人が「ガス・トラック」で絶滅させられている。

 1941年12月8日。占領ポーランドのロッヅ管区ヘルムノ村(ポーランド名ウッヂ市ヘウムノ)近郊で最初絶滅収容所が稼働を始めた。殺害には「ガス・トラック」が用いられた。犠牲者たちは主に列車で運ばれ、収容所の近くで降ろされた。そこは一部を公園に囲まれ崩れかかった古い宮殿の中央広場で、人びとは垣根に囲まれ区域に通されると「労働に就く前にこれから車に乗ってシャワーを浴びに行く」と告げられ、次のように言い渡された。「衣服を脱いてこの車に乗るように」

 「ドライブ」が始まった。車が4キロメートルほど走ったころには、排気ガスによって全員が毒殺されていた。「終点」は森の中の柵で囲まれ場所で、そこにはこの仕事のために特別に殺されずにいるユダヤ囚人の一団が待機していた。彼らが死体を車から降ろし、そして埋めた(後には死体は焼却処理されるようになっている)。ヘウムノではこうした「ガス・トラック」が3台稼働し、当局員として150人ほどの警察官とSS隊員を擁して1943年4月に一旦閉鎖されるまで稼働し続けた(その後1944年から3ヵ月あまり再稼働)。ここではロッヅ管区他から連行されたユダヤ人と少数のロマ・シンティヨーロッパ語名ジプシー)の集団、合わせて30万人近くが殺害されている。

 1941年11月ポーランド総督管区内でユダヤ人絶滅作戦の準備が始動した。ヴァンゼー会議ハイドリヒの挙げたポーランド在住ユダヤ人口は228万4千人であるハイドリヒは1942年5月にチェコレジスタンス暗殺されたがそれ以後この暴挙は彼のファーストネームに因み、ドイツ政府より「ラインハルト作戦」のコードネームを与えられた。作戦指揮官には後のルブリン管区SS司令官警察長官、オディロ・グロボチュニクが任命された。グロボチュニクは3つの絶滅収容所計画を実行に移した。1942年3月中旬、まずベルゼック(ポーランド名ベウゼッツ)収容所、次いで同年5月ソビボル(同ソビブル)収容所が、そして7月末には第3の収容所、トレブリンカが大量虐殺を開始した。ドイツ東方植民地に設置されたこれら3つの収容所はいずれもガス室を備えていた。ここでは一酸化炭素ガスが使用され、ガスは屋外に設置されたガソリンまたはディーゼルエンジンからパイプで引き込まれた。それぞれの収容所には2、30名のSS隊員と、90から120名のウクライナ人(もとソ連軍捕虜で、ナチス・ドイツに協力を申し出た者)が 当局員として駐在した。SS隊員のほとんどは「安楽死計画」の要員から抜擢された者たちで占められ、後者ウクライナ部隊はルブリン近郊のトラヴニキにあったSS錬兵場で編成・訓練を受けたので、付近住民からは「トラヴニキ・マン」と呼ばれていた。

 ヘウムノ、ベウゼッツ、ソビボルそしてトレブリンカの各絶滅収容所は、文字に違わぬ殺人工場だった。連行された人々は、そのままガス室直行させられたのだ。何百人かのユダヤ囚人処刑を免れていたが、これは当局員と囚人たちの身の回りの世話のためであり、こういったグループはすべて数週間あるいは数ヵ月ほどで殺され、随時交代させられていた。

 ルブリン近郊のマイダネク収容所ユダヤ人、非ユダヤ人双方を収監する完全な構造を備えた強制収容所で、この地区にある他の収容所は全てマイダネクの補助収容所として機能していた。おびただしい数のユダヤ人がここで殺され、あるいは移送中に通過し、あるいは囚人として収監された。この中にはポーランド軍属のユダヤ人戦争捕虜も含まれている。マイダネクを生き残った者は数えるほどしかいい。

 強制収容所および絶滅収容所のうち最大の規模を持つアウシュヴィッツ収容所は、第三帝国ポーランド南部シレジア地方建設された。1940年、早くもアウシュヴィッツ村(ポーランドオシフィエンチム町)に近い旧ポーランド陸軍兵舎敷地強制収容所が設置されている。これは元々ポーランド軍将校政治犯収容するためのものだったが、I.G.ファルベン社などドイツ軍工業囚人労働力を提供するため、収容所近辺に多数の労働収容所が補助収容所として置かれるようになった。1941年にはビルケナウ村(ポーランド名ブジェジンカ)に最大の規模を持つ絶滅収容所アウシュヴィッツⅡ(ビルケナウ)収容所建設が開始された。ビルケナウはアウシュヴィッツ基幹収容所アウシュヴィッツⅠ)から西へ約3キロメートルの地点にあり、1942年5月に稼働を始めている。チクロンBを使用するビルケナウの4つのガス室は一度に1万2千人を殺害する能力を備えており、死体ガス室に隣接し連動する焼却炉(ナチはクレマトリウム火葬場と呼んだ)で 焼却された。焼却炉は24時間あたり8000人分の死体処理が可能だったが、1日で殺害される人数はこれを上回っており、残りの死体ガス室近くの森の中で野積みで焼かれた。アウシュヴィッツでのガス殺は1944年末まで続けられた。2つの収容所は約2500名のSS隊員を擁して1945年1月まで稼働し、その間に130万から150万のユダヤ人を含む、180万から200万人が殺害された。

 アウシュヴィッツビルケナウ収容所絶滅収容所と同時に強制収容所としても機能していた。殺されるために収容所に到着した人々は「選別」を受けるよう命じられることがあった。若く屈強な男たちは絶滅の集団からはずされ強制労働に就かされるか、他の収容所移送された。他に子ども双生児脊髄障害を持つ遺伝病患者などが選別の対象となった。彼らはドイツ人医師たちの医学実験用に選ばれていたのだ。医学博士ヨーゼフ・メンゲレは、医師団の中でもとりわけ悪名高い。

 生き残った囚人たちも「選別」を免れたわけではなかった。1日に何度も行われる点呼で衰弱したり病気にかかった者、または労働に適さない者が見つけ出され、彼らはガス室に送られた。

 厳格をきわめる制度の下に束の間の余命時間が貸与され、囚人たちはそれを生きていた。飢餓さらす、むち打ちなど懲罰の苦痛を与える−この種の非道所業はすべて囚人たちの心身を消耗させ死に至らせることが目的であり、SS隊員でもなければ思いつかないようなものばかりだった。 恐怖は、囚人たちの日常だった。囚人バラックから毎日、何十体もの死体が運び出されていた。 アウシュヴィッツビルケナウ−ここで心身を全うし得た者は、ごくわずかにすぎない。

2016-07-11

十 日本共産党日本人民共和国憲法草案)(一九四六、六、二九

http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/02/119/119tx.html

前文

第一章 日本人民共和国

第二章 人民基本的権利と義務

第三章 国会

第四章 政府

第五章 国家財政

第六章 地方制度

第七章 司法

第八章 公務員

第九章 憲法改正

前文

天皇制支配体制によつてもたらされたものは、無謀な帝国主義侵略戦争、人類の生命と財産の大規模な破壊人民大衆の悲惨にみちた窮乏と飢餓とであつた。この天皇制欽定憲法によつて法制化されてゐた様に、天皇が絶対権力を握り人民権利を徹底的に剥奪した。それは特権身分である天皇を頂点として、軍閥官僚によつて武装され、資本家地主のための搾取と抑圧の体制として、勤労人民に君臨し、政治的には奴隷的無権利状態を、経済的には植民地的に低い生活水準を、文化的には蒙昧と偏見と迷信と盲従とを強制し、無限の苦痛をあたへてきた。これに反対する人民の声は、死と牢獄とをもつて威嚇され弾圧された。この専制的政治制度日本民族自由と福祉とに決定的に相反する。同時にそれは近隣植民地・半植民地諸国の解放にたいする最大の障害であつた。

われらは苦難の現実を通じて、このやうな汚辱と苦痛にみちた専制政治を廃棄し、人民主権をおく民主主義制度を建設することが急務であると確信する。この方向こそかつて天皇制のもとにひとしく呻吟してきた日本の人民近隣諸国人民との相互自由と繁栄にもとづく友愛を決定的に強めるものである

ここにわれらは、人民の間から選ばれた代表を通じて人民のための政治が行はれるところの人民共和政体の採択を宣言し、この憲法を決定するものである天皇制はそれがどんな形をとらうとも、人民民主主義体制とは絶対に相容れない。天皇制の廃止、寄生地主的土地所有制の廃絶と財閥的独占資本の解体、基本的人権確立人民政治的自由の保障、人民経済的福祉の擁護――これらに基調をおく本憲法こそ、日本人民の民主主義的発展と幸福の真の保障となるものである日本人民の圧倒的多数を占める勤労人民大衆を基盤とするこの人民民主主義体制だけが帝国主義者のくはだてる専制抑圧政治の復活と侵略戦争への野望とを防止し、人民の窮極的解放への道を確実にする。それは人民民主的祖国としての日本の独立を完成させ、われらの国は国際社会名誉ある当然の位置を占めるだらう。日本人民はこの憲法に導かれつつ、政治的恐怖と経済的窮乏と文化的貧困からの完全な解放をめざし、全世界民主主義的な平和愛好国家との恒久の親睦をかため、世界平和、人類の無限の向上のために、高邁な正義と人道を守りぬくことを誓ふものである

第一章 日本人民共和国

一条 日本国人民共和制国家である

二条 日本人民共和国の主権人民にある。主権は憲法に則つて行使される。

第三条 日本人民共和国の政治は人民自由な意志にもとづいて選出される議会を基礎として運営される

四条 日本人民共和国の経済は封建的寄生的土地所有制の廃止、財閥的独占資本の解体、重要企業ならびに金融機関人民共和政府による民主主義規制にもとづき、人民生活の安定と向上とを目的として運営される

五条 日本人民共和国はすべての平和愛好諸国と緊密に協力し、民主主義国際平和機構に参加し、どんな侵略戦争をも支持せず、またこれに参加しない。

第二章 人民基本的権利と義務

六条 日本人民共和国のすべての人民法律の前に平等であり、すべての基本的権利を享有する。

七条 この憲法の保障する基本的人権不可侵権利であつて、これを犯す法律を制定し、命令を発することはできない。

政府が憲法によつて保障された基本的人権侵害する行為をなし、またかやうな命令を発した場合は人民はこれに服従する義務を負はない。

八条 人民日本人民共和国の法律自己の良心以外にはどんな権威またはどんな特定の個人にたいしても服従または尊敬を強要されることはない。人種、民族、性別、信教、身分または門地による政治的経済的または社会的特権はすべて廃止され今後設置されえない。皇族、華族の制度はこれを廃止する。称号、勲章その他の栄典はどんな特権をも伴はない。かやうな栄典の授与はあたへられた者にたいしてのみ効力をもつ

第九条 人民民主主義的な一切の言論、出版、集合、結社の自由をもち、労働争議および示威行進の完全な自由を認められる。

この権利を保障するために民主主義政党ならびに大衆団体にたいし印刷所、用紙、公共建築物通信手段その他この権利を行使するために必要な物質的条件を提供する。

民主主義大衆団体の国際的聯繋の自由は保障され助成される。

第十条 人民に信仰と良心の自由を保障するため宗教と国家、宗教と学校は分離され、宗教的礼拝、布教自由とともに反宗教的宣伝自由もまた保障される。

第十一条 人民は居住、移転、国外への移住、国籍の離脱ならびに職業選択の自由もつ

第十二条 人民の住宅の不可侵通信の秘密法律によつて保護される。

十三条 人民は身体の不可侵を保障され、何人も裁判所の決定または検事の同意なしには逮捕拘禁されることはない。

公務員による拷問および残虐な行為絶対に禁止される。

十四条 何人も裁判所で裁判を受ける権利を奪はれず、裁判は迅速公平でなければならない。

第十五条 人民を抑留、拘禁した場合、当該機関例外なく即時家族もしくは本人の指名する個人に通知しなければならない。また本人の要求があれば拘束の理由は直ちに本人および弁護人の出席する公開の法廷で明示されなくてはならない。

第十六条 何人も自己不利益な供述をすることを強要されない。強制、拷問または脅迫のもとでの自白もしくは不当に長期にわたる抑留または拘禁の後の自白は、これを証拠とすることはできない。何人も自己不利益な自白だけによつては有罪とされず、または刑罰を科せられない。

第十七条 被告人はどんな場合にも弁護の権利を保障され、事件の資料について精通する権利と法廷において自国語で陳述する権利とを保障される。

第十八条 どんな行為もあらかじめ法律によつてこれにたいする罰則を定めたものでなければ刑罰を科せられない。刑罰は犯罪重要さに応じて科せられる。何人も同一の行為のために二度処罰されることはない。

十九条 死刑はこれを廃止する。

第二十条 国家は裁判の結果無罪の宣告をうけた被告人にたいしては精神上、物質上の損害を賠償しなければならない。

二十一条 受刑者の取扱ひは人道的でなければならない。受刑者の労賃と労働時間は一般企業の労働条件を基準として決定される。

女子の被拘禁者にたいしては特にその生理的特性にもとづく給養を保障し、妊娠、分娩の際には衛生的処置を保障しなければならない。

第二十二条 刑罰は受刑者共和国市民としての社会的教育を目的とする。受刑者にたいして合法的に科された刑罰を更に加重するやうな取扱を行つた公務員はその責任を問はれる。

二十三条 受刑者を含む被拘禁者にたいして進歩的民主主義出版物の看読を禁止することはできない。

第二十四条 勤労にもとづく財産および市民としての生活に必要な財産の使用・受益・処分は法律によつて保障され、その財産は相続を認められる。社会的生産手段の所有は公共の福祉に従属する。財産権公共の福祉のために必要な場合には法律によつて制限される。

第二十五条 人民は性別を問はずすべての国家機関公務員に選任される権利もつ

第二十六条 人民は個人または団体の利害に関しすべての公共機関に口頭または文書請願または要求を提出する権利もつ。何人もこの請願または要求をしたためにどんな差別待遇もうけることはない。

第二十七条 女子法律的経済的社会的および文化的諸分野で男子と完全に平等の権利もつ

二十八条 婚姻は両性の合意によつてのみ成立しかつ男女が平等の権利もつ完全な一夫一婦を基本とし純潔な家族生活の建設を目的とする。社会生活において家長および男子の専横を可能とする非民主的な戸主制ならびに家督相続制はこれを廃止する。夫婦ならびに親族生活において女子にたいする圧迫と無権利とをもたらす法律はすべて廃止される。

第二十九条 寡婦およびすべての生児の生活権利国家および公共団体によつて十分に保護される。

第三十条 人民労働権利もつ。すなはち労働の質と量にふさはしい支払をうける仕事につく権利もつ。この権利民主主義経済政策にもとづく失業の防止、奴隷的雇傭関係および労働条件の排除、同一労働に対する同一賃銀の原則生活費を基準とする最低賃銀制の設定によつて現実に確保され、労働法規によつて保障される。

第三十一条 勤労者の団結権、団体交渉・団体協約その他団体行動をする権利は保障される。被傭者は企業の経営に参加する権利もつ

第三十二条 労働の期間および条件は労働者健康、人格的威厳または家庭生活破壊するものであつてはならない。十八歳以下の未成年者はその身心の発達を阻害する労働にたいして保護され、十六歳以下の幼少年労働は禁止される。

三十三条 人民は休息の権利もつ。この権利は一週四十時間労働制、一週一日・一年二週間以上の有給休暇制、休養のための諸施設ならびに労働法規によつて保障される。

第三十四条 勤労婦人は国家および雇主からその生理的特性にたいする配慮をうけ、産前産後の有給休暇、母子健康相談所、産院、保育所等の設備によつてその労働と休息の権利を保障される。

第三十五条 人民老年、疾病、労働災害その他労働能力の喪失および失業の場合に物質的保障をうける権利もつ。この権利国家または雇主の負担による労働災害予防設備、社会保険制度の発展、無料施療をはじめとする広汎な療養施設によつて保障される。

第三十六条 家のない人民国家から住宅を保障される権利もつ。この権利国家による新住宅の大量建設、遊休大建築物大邸宅の開放、借家人の保護によつて保障される。

第三十七条 すべての人民教育をうけ技能を獲得する機会を保障される。初等および中等学校教育は義務制とし、費用は全額国庫負担とする。上級学校での就学には一定条件の国庫負担制を実施する。

企業家はその経営の便宜のために被傭者の就学を妨げることはできない。

第三十八条 日本人民共和国は人民科学研究芸術的創造自由を保障し、人民のあらゆる才能と創意の発展を期し、研究所実験所、専門的教育機関、文化芸術諸施設を広汎に設置する。

第三十九条 日本人民共和国は民主主義的活動、民族解放運動学術的活動のゆゑに追究される外国人にたいして国内避難権を与へる。

第四十条 日本人民共和国に居住する外国人の必要な権利法律によつて保障される。

第四十一条 人民日本人民共和国の憲法を遵守し、法律を履行し、社会的義務を励行し、共同生活の諸規則に準拠する義務をもつ

第三章 国会

第四十二条 日本人民共和国の最高の国家機関国会である

四十三条 国会主権管理人民にたいして責任を負ふ。

第四十四条 国会はつぎの事項を管掌する。

一 内外国政に関する基本方策の決定

二 憲法の実行の監視

三 憲法の変更または修正

四 法律の制定

五 予算案の審議と確認

六 政府首席の任免と首席による政府員の任免の確認

七 国会常任幹事会の選挙国会休会中において常任幹事会の発布した諸法規の確認

八 人民から提出された請願書の裁決

九 日本人民共和国最高検事局検事の任命

十 会計検査院長の任命

十一 各種専門委員会の設置

第四十五条 国会法律の定める定員数からなる代議員によつて構成される一院制議会である

第四十六条 日本人民共和国の立法権国会だけがこれを行使する。

第四十七条 代議員として選挙され、かつ代議員選挙する資格は、政治上権利を有する十八歳以上のすべての男女に与へられる。選挙権被選挙権は定住、資産、信教、性別、民族、教育その他の社会的条件によるどんな差別、制限をも加へられない。

第四十八条 代議員選挙比例代表制にもとづき平等、直接、秘密普通選挙によつて行はれる。

第四十九条 代議員はその選挙区選挙民にたいして報告の義務を負ふ。選挙民は法律規定に従つて代議員を召還することができる。

第五十条 国会は四年の任期もつ選挙される。

第五十一条 国会代議員の資格を審議する資格審査委員会選挙する。国会は資格審査委員会の提議により個々の代議員の資格の承認または選挙無効を決定する。

第五十二条 国会は必要と認めた場合にはすべての問題に関して査問委員会および検査委員会を任命する。すべての機関および公務員はこれらの委員会要求に応じて必要な資料と書類を提供する義務を持つ。

五十三条 国会の会期は年二回を原則とする。臨時国会国会常任幹事会の決定および代議員三分の二以上の要求によつて召集される。

第五十四条 国会代議員数の三分の二以上の出席によつて成立する。

第五十五条 法律国会において代議員の単純多数決によつて成立し、国会常任幹事議長および書記の署名もつて公布される。

五十六条 国会における議事はすべて公開とする。

第五十七条 国会議長一名、副議長二名選挙し、議事の進行、国会内の秩序の維持にあたらせる。

第五十八条 代議員国会の同意がなくては逮捕されない。国会の休会中は国会常任幹事会の承認を必要とし次期国会の同意を要する。

第五十九条 国会には代議員の三分の二以上の決議にもとづき解散を告示する権限がある。

第六十条 国会任期が満了するかまたは国会が解散された場合には、四十日以内に総選挙施行される。

第六十一条 総選挙施行後三十日以内に前国会常任幹事会は新国会召集する。

第六十二条 国会は二十五名の国会常任幹事会を選挙する。

六十三条 国会常任幹事会は議長および副議長各一名を選挙し、議長日本人民共和国を代表する。

第六十四条 国会常任幹事会はつぎの事項を管掌する。

一 国会召集および解散、総選挙施行の公告

二 国会休会中政府首席による政府員の任免の確認 ただしこれについては国会の事後確認を必要とする

三 国会の決定による人民投票の施行の公告

四 政府の決定および命令のうち法律に合致しないものの廃止

五 赦免権の行使

六 国際条約の批准

七 外国における日本人民共和国全権代表の任命および召還

八 日本駐剳外国代表者の信任状および解任状の受理

九 民主的栄典の授与

第六十五条 国会任期が満了するかまたは国会が解散された場合には、国会常任幹事会は新たに選挙された国会によつて、新国会常任幹事会が選出されるまでこの権限を保持する。

第四章 政府

第六十六条 政府は日本人民共和国の最高の行政機関である。政府首席国会によつて任命され、首席の指名にもとづき国会承認をえた政府員とともに政府を構成する。

第六十七条 政府は国会にたいして責任を負ひ、国会の休会中は国会常任幹事会にたいして責任を負ふ。各政府員は政府の一般政策について全体的に、個人的行動については個人的責任を問はれる。

第六十八条 国会が政府にたいする不信任案を採択した場合には政府は総辞職する。

第六十九条 政府は次の事項を管掌する。

一 一般的中央行政事務遂行のために現行諸法規にもとづいて決定又は命令を発布し、かつその執行を検査すること

二 各省およびその管轄下にある国家の諸機関を統一的に指導すること

三 日本人民共

2016-07-10

持たざる中年が切望するもの、それは戦争

日本国際社会の中では異常としか言いようのない「戦争のできない国」だった。それが安保関連法案施行によって普通の「戦争のできる国」になった。次は緊急事態条項を盛り込んだ憲法改正で「いつでも戦争のできる国」になる。今はまだ声に出して言う人は多くないだろうが、これは私を含め多くの国民が望んでいることだ。はやく戦争を始めて欲しい。そしてできることなら私を召集して欲しい。

その前に、憲法改正では国民投票投票者の過半数が賛成しなければならない。しかしこれはそう高いハードルではない。国民投票は楽勝だ。投票率が先日のイギリスと同様の72%ほどになると仮定すると、投票権を持つ者の37%が賛成票を投じるだけで改憲可能となる。実際の投票率もっと低いだろうから投票権を持つ者の1/3ほどが賛成票を投じるだけで済む。

移民仕事を奪い社会保障を食い潰す」と脅されたイギリス国民は、EU離脱を問う投票で過半が離脱に賛成した。「中朝が攻めてくる」と脅せば、日本国民の1/3くらいは簡単改憲に賛成票を投じるだろう。ちょろいものだ。たったこれだけで、国民主権を取り上げ、緊急事態宣言すれば政府の思い通りの法律を発令できるようになる。そして我々が多数派であることは何度も証明されている。

すでに道は開かれた。私たちが強く望んだ道だ。連帯感など感じたことのないつまらない人生だったが、選挙のたびに、私は小さな希望燃える。全国に同志がいて、私と同じように考え、同じような行動をしていることがわかるからだ。日本国民は皆、私と同じように馬鹿だ。皆で前に進む実感がある。

戦争悲惨だ。しかし、その悲惨さは「持つ者が何かを失う」から悲惨なのであって、「何も持っていない」私からすれば、戦争悲惨でも何でもなく、むしろチャンスとなる。

もちろん、戦時においては前線や銃後を問わず、死と隣り合わせではあるものの、それは国民のほぼすべてが同様である国民全体に降り注ぐ生と死のギャンブルである戦争状態と、一部の弱者けが屈辱を味わう平和。そのどちらが弱者にとって望ましいかなど、考えるまでもない。

持つ者は戦争によってそれを失うことにおびえを抱くが、持たざる者戦争によって何かを得ることを望む。持つ者と持たざる者がハッキリと分かれ、そこに流動性存在しない格差社会においては、もはや戦争タブーではない。それどころか、反戦平和というスローガンこそが、我々を一生貧困の中に押しとどめる「持つ者」の傲慢であると受け止められるのである

上は今からおよそ10年前に書かれた「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。から引用だ。古い話なので忘れていたという人もいるだろうし、初見だという人もいるかもしれない。できたら全文を読み、興味があればその続編であるけっきょく、「自己責任」 ですか 続「『丸山眞男』を ひっぱたきたい」「応答」を読んで──も読んでほしい。

これらが書かれた10年前からすれば、今はずいぶん前進した。もちろん戦争に向かってだ。国民戦争を欲している。その背景にあるものは、未来に対する深い深い絶望だ。老人は逃げ切れるかもしれない。若者子供にとって未来は未知数だ。しかし持たざる中年である私にとって未来絶望しかない。しか戦争は、上の引用のようなチャンスとなるかもしれない。

私には配偶者もなく、子もなく、安定した職もなく、資産もなく、趣味も、職能も、持ち家もない。失うものはもはや何もない。私は将来に絶望しきった中年だ。日本人であることだけを誇りとして生きている。

戦争が起きても、何の技能も持たないまま中年となった私には何のチャンスも回ってこないかもしれない。それならば、私は国のために戦って散り、英霊として眠ることを切望する。そう贅沢な望みでもないだろう。もう私には、残された望みはそれしかないのだ。

2016-05-23

マスターキートン第2話

第一話で日本大学講師をしていたもの

仕事性質上に日本ではあんまりないのかなと思ったら内にはの依頼は日本人です。

依頼の内容は死亡保険今の受け渡しのための人探し。

死亡保険金の受け取り申請被保険者の死亡診断書保険証券とともに受取人の戸籍謄本印鑑証明必要であるまた代理人が手続きする場合はこれらを取得するための委任状が不可欠となる。

第二話のテーマは、イタリアテロリズム

イタリアテロリズム特殊他国テロ組織がそれにより100などから資金援助を受けていると話される一方でイタリア場合は、国内一般市民寒波によってまかなわれている。つまりパン屋のおじさんや惣菜屋のおばさんの微々たる金で成り立っているわけさ。こんなこと信じられるかい? 99パーセントカトリック信者で同時に共産党支持率が高いこの国の国民性。その二面性の表れなのか。

今回の問題になっているテロリストは赤い旅団といい共産党人間を観察しているらしい。

このためことのテロリズムであれば一般市民から寒波が得られたかもしれないがこのテロリスト場合一般市民以上に何も知らない外国人留学生に求めざるを得ないということで留学生である日本人ターゲットになった。

日本人留学生は、テロリスト自分の家を評価してくれたので付き合っていたがテロリスト側が評価していたのはあくま学生経済力だけであった。さらにこの留学生保険金下りると知ってその居場所を探していたと言う事だそうです。

第二話で、大地が高されなかった太一の設定がさらに明らかになる。

太一は3年間の軍隊生活の後英国特殊空挺部隊試験を受けている。

そしてその後で80年代イラン大使館人質救出作戦に参加するなどバリバリエリートだったらしい。

しかしその後あっさり上対応しかしその後あっさり除隊して

オックスフォード大学考古学センターに入りなおしている。

またその後フォークランド戦争の時は予備役ではあるが特別召集を受けている。

まりサバイバルエキスパートであるということだ。

第二話で紹介されるネタは、ローマ軍に連行されたガリア人奴隷たちが作った礼拝堂

2016-05-14

ホストクラブに行った 4

続きです。最終回

☆Z君

Z君は見るからに優しく穏やかな雰囲気の人です。バンドの他メンバー奇人変人が多くメチャクチャ言動もあったのですが、それを上手く常識的フォローしてる感じでした。でもマトモすぎて目立たなかったです。顔はすごく綺麗なのに。まぁ私も変人メンバーの大ファンでZ君のこと殆ど見てなかったし(笑)


あ、Z君とかO子ちゃんとか書いてますイニシャルは本人たちの名前とは関係ないです。

そしてここでは「君」と書いてますが、私は好きなバンドメンバーに対しては年下でも絶対に「さん」づけです。尊敬して見上げる対象なので。


ホストになった今のZ君の目標は、成功して経営者になることだそうです。

目を輝かせて語る様子がなんだかすごく心配で 「いま借金したらダメよ!」と思わず話をさえぎってしまいました。いやーわりーねー^^; 悪い人に乗せられてるんじゃないかとオバチャン心配なっちゃったんだよ。

くじけずに話を続けるZ君。

バンドマン引退してもなかなか職が無い。バンド活動頚椎腰椎を痛める人も多いが、そうなると特に大変。なのでそういった人たちも安心して働ける場(ホストクラブなのかな)を作れたら、、、という夢を語ってくれました。

うん、元バンドマンのやってるバーは結構あるらしいね

まーホストの言うことどこまで信じられるかってのもありますけどね…  目標が何にせよ、お酒に弱いZ君は体壊さないでほしい。だからお金早くいっぱい溜まるといいね

でもホストお金が溜まるってことは、その人を好きになっちゃったお客さんの若い女の子が無理してるってことなんだよね…


シャンパンコール

メニュー見せて貰ったらお酒みんな予想以上に高い。モエ・エ・シャンドンが4万円(税・サ込で5万2千円!)ギリギリ予算内だったので注文。で、シャンパンコールついちゃいました♪ 

ホスト私たちの卓に召集されて他のお客さんは皆放置されるという全ての沙汰がカネ次第状態

ギュウギュウ詰めの若い男性に囲まれるのは圧巻。隣にZ君が居るのが何よりシュール。他のテーブルシャンパンコールやってた時はなかなかにテンポが良くって楽しく聞いてたけど、これだけ近いとみんな声もでかいビビます。そして私はグラスに注いでもらったのですが、気づくとZ君がラッパ飲みし始めたのをO子ちゃんがむしり取って豪快に飲み、隣のホストさんへとボトルがまわっていって……飲み干されました。5万2千円払って姫様(注文した私のことです^^;)はグラス一杯しか飲めないのかよ!あまりのアホらしさに爆笑

まぁ人生に何回かこういうバカ丸出しのお遊びがあっても良いかなーという感じでした。

モエシャンドンお好きなんですね」

クイーンの歌に出てくるからね」

「?」

キラークイーンという曲の出だしで、彼女モエシャンドンを綺麗なキャビネットに常備していて、ってあったから。」

ジェネレーションギャップですな(笑)

今どきの若い人はあまり洋楽聴かないよね。

日本ロックも立派になってるからなんだろうね。


☆さいごに

さりげない感じでZ君の腕が私の肩に廻った。

ここで違和感が極まってしまい、身体がこわばってしまった…

それは無いわ。

すぐ気づいて引っ込めてくれたけど。

そういうの期待してる可能性もあるだろうからと親切でしてくれたんだろうけど。

バンドでの握手会握手したり撮影会で3秒ぐらい隣に座るのは嬉しいけど、それ以上は無理だわーーー

Z君ファンの子にも申し訳なさすぎる。

Z君のことはミュージシャンバンドメンバーとして尊敬してたし、ライブ作品通して良い時間を過ごさせてもらった恩を感じるから、今後も出来る範囲内で応援したいと思っている。でもイチャイチャしたりは望んでないし無理過ぎる。彼に男としての魅力が無いと言ってるわけじゃないです。神聖ものを壊したくない、みたいな感覚


まぁ、結果行ったことは後悔してないし、楽しかったです。機会があればまた行くと思います。これでこの話は終わりです。


はてな匿名ダイアリー初めて使ったので見にくいと思いますすみません。長々と読んでくださって有難うございました。

2016-02-09

*[仕事][マネジメント]上司があきらかに仕事をしていない

そしてそれを隠しきれていない

彼が率いる我がチームには仕事がない

いや、本来あるにはあるのだが、とある新規事業を手がけよという主命に対し

何をどうすればいいか分からないでいるため、手が動かないのだ

部下である私は上司であるからマネジメントをされたことがない

事業戦略

事業計画

関連会社との座組み

私が着任したとき事業を始めるためのそれらの情報が彼から提示されることはなかった

というかそもそもそんなものはなかった

彼の手元にあるのは上司から言われるがままに書いた事業アイディアシートだけ


着任して2週間たって事態好転しないため、

これではまずいと思った私は事業戦略を整理し、事業計画の叩きを作り

関係会社との座組みの骨子を提案した

果たしてそれがまずかったのだろう、

以降彼はこの事業戦略自分から提案することを放棄

もうすぐ1年が経とうとしている

お金をもらっている以上、成果がないなりにも

事業を進展させる必要があると私は感じていて

良かれと思ってやったことは、

しかしたら上司にとってこの事業リーダーシップを取る気を削いでしまったのだろうか

結局チームとしての目の前の仕事は、私と同僚が懸命に日々こなすことで何とか回っているが、

目的方向性もないままふわふわと進む我がチームの仕事は、事業として芽吹く気配もない

最近、彼からチーム定例の召集も、直近の数字目標の共有も、売上の報告も求められていない

そして良くわからない会議のために度々席を外し、同じチームなのに彼が何をしているかが分からない

彼の直属の上司も、彼の状況を把握していないようだ

このような状況で、彼はリーダーとして自分機能していると思っているのだろうか

思っていない場合、このままの状態放置することを心苦しくないのだろうか

なぜ彼は事業リーダーであることをギブアップしないのだろうか

噂では来期チームは解体するという

それならそれで構わないが

だとすれば一刻も早くこんな無意味なチームは解体してほしい

2015-09-24

ホッテントリ狙い系増田

先日の会議においてははてな記法には触れないとの結論に至った。

理由としては、まぁ結果論だが「突き止めるすべがない」に尽きた。

ホッテントリ狙いか、はたまた「わざと」我々を撹乱たか。わかるわけもなかった。

そもそも、増田として召集しているのは11しかいない。

もちろん増田で在る故個々の詳細までは当局では把握していない。

しかしながらこちらのコンテンツを利用する以上我々のルールに則っていただきたかった。

ルール無視し、我がのホッテントリのみに邁進した増田が3名いたことは、こちらから発表するまでもない周知の事実である

このような、いわゆる「明記こそないものの破るとおそろしや」があってはならない。

我々現場である経済産業省立場で言わせていただくと、今回のホッテントリ狙いが不明瞭など増田創立時から懸念されていた。

ここで、今止めるよりほかないとの結論に至った。

これ以上法律はいえ思いもしない言語を発し自己価値を引き下げることを未然に防止したい。

明日未明から増田の消滅を図りその成果と負債を計時観察していく。

関係者におかれましてはくれぐれも乗っ取りなど期間中のトラブル自己責任において回避していただけますよう、私信申し上げる。

2015-08-18

当時の価値観で見るか今の価値観で見るかで召集令に夜逃げの是非なんて変わっちゃうし

そもそもあれが負け戦なんてのは神の視点で見てわかってるから逃げるのが賢いみたいな話になるけど

もう少しで勝てるみたいな状況だったらまるで真逆評価になったりするし

非国民とか言い出すのは頭が悪いとしても、美談とするのもおかしいんじゃないのか

2015-08-02

父親が苦手

私が5歳の時に父は家を出て行った。それから20歳を過ぎた今まで会える頻度は、年に一回から二回が精一杯だ。

幼い頃はただなんとなく父に会いたい気がしていて、夏休みを利用して父方の祖父母の家に遊びに行き、そこで父と会ったりもしていた。ただ姉達から吹き込まれた 父が怖い と言う情報に怯え心の底から父に甘える事も我儘を言う事もなかった。

夏になれば姉妹召集する父からの連絡を疎ましく思うようになったのは、思春期を迎えた頃だろうか。別に会いたくない訳ではないけれど、父に会いに行くよ!と言うと母は少なからず不機嫌になったし、そんな態度を取られる事すら面倒だった私は、暑いから行かないだの面倒だから行かないだのと理由をつけ、年に一回、姉妹と父で集まる日に出向かなくなった。

たまに家へ来てくれる時は断る理由もないので会ってはいたが、どこか恥ずかしい気持ちと居心地の悪さで父に悪態をつくようになった。

父を恐れる姉達からは、よくそんな風に言えるな!なんて感心されたりもしたが、私は怖い父を知らないし、何より父が父なのかも分からないのだ。幼い頃の記憶がある訳でも、幼い頃の父との思い出がある訳でもない私は、家族みんな、周りが言うから彼を父だと認識している部分もあるのではないか、と思う。

そして姉妹全員に子供が生まれた今、相変わらず父は夏になると姉妹召集してどこかに行くぞ!と意気込み、正月になると、お年玉持って行くから◯◯の家に集合だ!と息巻く。

家に集合する時はさすがに出向かない訳にはいかないので、出向く事にしているが、最近気づいた事がある。

私は父と話したその日の夜精神的に物凄く不安定になってしまうのだ。

父の話すくだらない話に笑い、振られる話に自分の話をし、私達が仕事に出向くようになれば男が出来るぞ!と断言される。

普段母親をしている私達が、いざ外に出ると女に見られるんだ。そしてコロっと行くで!なんて、根も葉もない理由でそんな事を断言するのだ。

しかしそんな根も葉もない話に振り回されて私は不安に駆られる。

そしてキチンとした理由が分からないまま、夜布団に入ると涙が出たりするのだ。

別に生理前でもないのにも関わらずここまで不安定になるのは父と会った時か父と電話で話した時だけなのだ

そしてまた、父が姉妹召集する夏がやって来た。

父は相変わらず私を物とお金釣り連れ出そうとするけれど、今年はどうやって断ろうかと理由を考えている。

2015-06-14

涙はおんなのブキとかいいけしゃあしゃあなこと言ってたのは

気をつけよう、言葉落とし穴-「涙は女の武器

松信章子

最近、心底残念に思った事件は、田中外相の涙をめぐるコメントの数々です。小泉首相の「涙は女の最大の武器」という時代錯誤もはなはだしい言葉改革を唱える小泉さんにしてこの言葉とは、天を仰いでため息をつくばかり。そしてこの発言に対し、バカにされおちょくられた女性側をふくめて、誰も深く追求しなかったことは情けないかぎり。反論しなかったことは認めたことと等しいと思えば、女性側の鈍感さと責任を問われても返す言葉もありません。まして数ある小泉内閣女性閣僚の誰一人、この侮辱発言に対し毅然として問題点を指摘しなかったことは残念無念の一言に尽きます

「私も素晴らしい男性の前で涙を流し『武器だ』といわれてみたい」とおっしゃる川口外相。百歩ゆずって不用意に出てしまった言葉だとしても、この言葉を聞いて裏切られた気持ちになった女性は多いはず。こういう言葉は、普通、一人前の女性なら絶対に言いたくないほど恥ずかしい言葉だと思うので。まして川口さんには古い体質を引きずった外務省たてなおしに国民の期待が高いのです。それなのに、ボケ突っ込みのようなこの首相追従言葉は、古い女性観、社会観を変えるのに何の役にも立ちはしないばかりか、女性所詮こんなもの、という偏見女性自らが追認したと同じこと。田中さんにしても、もし涙を「武器」として使ったのでなかったならば、小泉発言にきちんと異議を申し立てるべきではなかったでしょうか。どこぞのパーティに呼ばれた、呼ばれなかったという話より、こちらの方がよほど重要問題です。なぜならこの問題日本社会のゆがんだ女性観と深く関わっているので。これぞ本質的な「スカート踏みつけ」発言だと思うのですが。

いったい、女性の涙は何に対する武器なのですか。はっきりさせてもらいたいものです。田中さんの涙は小泉首相決断に何らかの影響を与えたのですか。そんな様子はチラとも見えませでしたが。小泉さん自分にとってなんら「武器」と思っていない田中さんの涙を「あの人は武器として涙を使っている」とおもしろおかし論理を捻じ曲げることで、問題本質をそらし、ワイドショー的な全く次元の違う話におとしめてしまったのです。ワイドショー的な事件となったために、田中人気が盛り上がり、小泉さんは墓穴を掘ったような結果になったのは皮肉しか言いようがありませんが。まったく演歌世界じゃあるまいし、公の場で女の涙が本当に武器として有効であるならば、話は簡単。私たち女性を一万人くらい国会の前に召集し、みんなで泣いてやろうではないですか。政、官、財をもっぱら牛耳ってきた男たちが作り上げた日本社会構造問題無責任体制を嘆いて、泣き女に変身するくらいはお茶の子さいさいの話です。

泣くのは女だけではありません。男ももちろん泣きます。そう、鈴木宗男氏は、田中外相よりもよほど派手に泣いたではありませんか。田中さんは「武器」として涙を使い、鈴木さんはそうではなかったと言うのでしょうか。あの二人の涙が、不随意筋の作用によるものであったのか、あるいは意図的な「武器」であったのか、真相は誰にも分かるはずもありませんし、どちらでもいいことです。首相たるもの自分閣僚が大泣きをしようが、ウソ泣きをしようが、そんなことは一切無視すべきだったのです。それが「武器」を無効化するのに一番有効な手であるはずですから。そして、一国民として言わせていただければ、どんな涙を流そうが、涙だけであの二人に対する評価に何の変化もありはしないのです。

問題は「女の涙」のみ特別視されることです。そして「女の涙」を特別視し、それが「武器」だと思っている男の考え方なのです。いや、もしかして本心は「武器」とすら思っていないのにもかかわらず、「武器」だと言い張っているだけかもしれません。いずれにしてもこういう言葉が、公の場で国の指導者から出るということはなんとも許しがたい話です。なぜかと言うと「女の涙」発言の裏には「女は感情動物論理的ではない」、そして感情に訴えられたら「論理的であるべき男は太刀打ちできない、といった思想が流れているのは明らかですから小泉首相的な発言は、極論すれば「涙」くらいしか、女は男とわたり合う能力がないと言っているのと同じこと。まったく、小泉さん女性閣僚本心ではどういう気持ちでこの侮辱発言を聞いたのでしょうか。そして、この偏った視点全然問題にしなかった日本メディアの鈍感さをいったいどうしたらいいのでしょうか。

残念ながらゆがんだ女性観は社会蔓延し、仕事場であれ家庭であれ、日本女性が始終直面している問題です。ですから言葉尻を捕えているように思われようとも、「涙は女の武器発言にきちんと異議を申し立てないわけにはいかないと思うのです。なぜって「女は感情的だ」という思想の延長線上には「だから、女と一緒に仕事しづらい。女は仕事には向かない。女が組織をまとめるなんてとんでもない。」というような思想が展開するのはごく自然のことですから女性が心しておかなくてはならないことは、こういう考え方は男性にとっては古着のように馴染んだもので、違和感なく受け入れやす結論だということ。そして、こういう言葉無意識のうちに、女性自身視点、考え方にも影響を与えてしまうということです。でも、涙が「女の武器」だと信じられている間は、私たちは「泣く子と地頭」なみに厄介な存在だと思われていて、決して一人前の人間として対等に扱ってもらっていないと言うことをお忘れなく。まかり間違っても、涙を「武器」に社会をわたっていこうなんて思っても、必ず馬脚をあらわして、人の尊敬を勝ち得ることはまず難しいということもお忘れなく。

2002年5月

2015-05-19

やっぱりソロがいい

今週末1人で山に行こうと思ってた。先輩から今週末ランニングのロングやらない?って言われて、朝一山行くんで無理です。って言ったら、じゃあ俺も友達誘ってトレランに一緒に行っていい?って言われたから、朝5時スタートに来れるならいいですよ。って言ったらLINE召集かけてた。その結果、朝早いと朝露がどうとか、熊が心配だとかその仲間たちが言い始めた。はっきり言って迷惑しかない。誘われたくせに日程に文句言うんじゃねーって。朝早いんだから朝露あるのは当たり前だろ?熊なんて時間関係なく山にはいて当たり前の動物なんだし。俺は先に登るからお前らグズ共はお前らの行きたい時間で行けよと言いたかったけど先輩の顔を立てるために、今回は仕方なく従うことにした。

からソロで登るわ。俺自身には保険もかけてるし自己責任なのは自覚してるし。ホント人と接するって疲れるわ。

2015-02-22

次ノ如ク大日本帝国憲法公布施行

次ノ如ク大日本帝国憲法公布施行

公布 

 明治元年1月28日

施行

 明治元年1月28日

告  文

 朕ハ諸外国文化哲学ノ最高潮ニ達シタルノ研究結果即チ心身ノ二元性及ヒ我カ国ノ古来ヨリノ実情特ニ性的側面ノ根深キ実情ニ鑑ミテ我カ実社会暴力装置ヲ有スル官憲ニ拠ルノ統治ナクシテハ民族安寧秩序及ヒ慶福ハ実現サレザルヲ悟リ憲法ナクシテハ我カ社会永遠繁栄シ得ベカラザルヲ知ルニ至ル

 而シテ我カ国ニ於ケル社会安寧ハ英知ヲ結集シタル高級官吏管理監督ニ拠ラサレバ凡ソ実現サレス又如何ニ心身カ二元性ヲ有シ生業運動ナクシテモ心理面ノ幸福ハ何処マテモ実現サルルト雖モ其カ許サルルハ天性素行善良ノ穏ヤカナル子ニ限リ何人ニモサルニアラザルハ条理ナリ又如何ニ生業運動ナクシテモ心理面独立シテ何処マテモ幸福ヲ実現シ得ベキト雖モ他人生業運動ノ結果ナクシテハ心理其ノ物ヲ維持スヘキ身体ノ健全ヲ維持シ得ベカザリシハ道理ナリ

 又我カ国ニハ凡ソ矯正ノ効カザル悪人ノ非常ニ多キコト自明ノ理ニヨリテ此レヲ一般社会ヨリ分界シ官憲官吏監督指導ニヨリ定役ニ就カシメル事合理的ナル事ハ明白ナリ其ノ他ノ臣民ニ付キテハ官憲官吏実施セル社会安寧秩序ニ背カザルノ限リニ於テ自由ナル生業ヲ認メ集団生活ノ維持向上ヲ期スルカ合理的ナル事モ明白ノ理ナリ

 斯様ナル理ニ拠リテ我カ国家神聖ナル天皇統治セル帝国官僚国家ナリテ朕ノ欣栄ノ枢要ハ天皇タル朕ノ大権ノ元ニ構成セラレタル優秀ナル官憲官吏及ヒ其カ実施セル社会安寧秩序ヲ基礎トシテ善良ノ子ノ心理面ノ果テナキ幸福追求及ヒ一般臣民自由ナル生業及ヒ悪人ノ服役ノ結果タル社会生活全体ノ利益ノ維持向上ニ在ル物ナリ此レニ反スル一切ノ思考現代一般世界特ニ西洋諸国家ノ文化文明ノ発達状況及ヒ我カ国ノ実情ニ反シ不合理ナル物ナル事ヲ信ス

 又我カ国ハ一度大国家ヲ建設シナガラモ積極的戦争ニ参加シ敗戦シ既得ノ公益ヲ全テ失ヒシ歴史アルニヨリテ戦争惨禍ハ二度ト起シテハナラスト信シ我カ帝国陸海空軍ヲ備フルモ其ノ権能ハ帝国自衛目的ニ限リ帝国主義征服積極的ナル戦役ニ此レヲ用フルヲ永遠ニ禁ス

 朕ハ天壌無窮ノ宏謨ニ循ヒ惟神ノ宝祚ヲ承継シ旧図ヲ保持シテ敢テ失墜スルコト無シ典憲ヲ成立シ条章ヲ昭示シ永遠ニ遵行セシメ益々国家ノ丕基ヲ鞏固ニシ臣民一般ノ慶福ヲ増進スヘシ朕カ現在及将来ニ臣民ニ率先シ此ノ憲章ヲ履行シテ愆ラサラムコトヲ誓フ庶幾クハ神霊此レヲ鑒ミタマヘ 朕ノ大権ニ依リ現在及将来ノ臣民ニ対シ此ノ不磨ノ大典ヲ宣布ス

 朕帝位ヲ践ミ朕カ親愛スル所ノ正当臣民翼賛ニ依リ与ニ倶ニ国家ノ進運ヲ扶持セムコトヲ望ミ乃チ明治元年一月四日ノ詔命ヲ履践シ大憲ヲ制定シ朕カ率由スル所ヲ示シ朕カ臣民臣民ノ子孫タル者ヲシテ永遠ニ循行スル所ヲ知ラシム

 朕及朕カ子孫ハ将来此ノ憲法ノ条章ニ循ヒ之ヲ行フコトヲ愆ラサルヘシ

 朕ハ我カ臣民権利財産安全ヲ貴重シ及之ヲ保護シ此ノ憲法法律範囲内ニ於テ其ノ享有ヲ完全ナラシムヘキコトヲ宣言ス

 帝国議会明治元年ヲ以テ之ヲ召集議会開会ノ時《明治元年一月二十八日》ヲ以テ此ノ憲法ヲシテ有効ナラシムルノ期トスヘシ

 将来若此ノ憲法ノ或ル条章ヲ改定スルノ必要ナル時宜ヲ見ルニ至ラハ朕及ヒ朕ノ系統ノ子孫ハ発議ノ権ヲ執リ之ヲ議会ニ付シ議会ハ此ノ憲法ニ定メタル要件ニ依リ之ヲ議決スルノ外朕カ子孫及臣民ハ敢テ之カ紛更ヲ試ミルコトヲ得サルヘシ

 朕カ在廷ノ大臣ハ朕カ為ニ此ノ憲法施行スルノ責ニ任スヘク朕カ現在及将来ノ臣民ハ此ノ憲法ニ対シ永遠従順義務ヲ負フヘシ

  御名御璽

   明治元年一月二十八

 内閣総理大臣 伯爵 前 田 記 宏

 枢密院議長 伯爵 新 宅 正 雄 

 外 務 大 臣 伯爵 ファイナルベント 

 海 軍 大 臣 伯爵 須 藤 優

 農商務大臣 伯爵 西 見 徹

 司 法 大 臣 伯爵 河 城 に と り

 大蔵大臣内務大臣 伯爵 桑 田 佳 祐 

 陸 軍 大 臣 伯爵 長 谷 川 彰 男 

 文 部 大 臣 子爵 中 野 裕 太

 逓 信 大 臣 子爵 白 鳥 英 美 子 

大日本帝国憲法

 

 第1章 天皇               

第1条

大日本帝国天皇之ヲ統治

第2条

皇位ハ別ノ法律ニ定ムル所ニ依リ五等善良者之ヲ継承

第3条

天皇神聖ニシテ侵スヘカラス

第4条

天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ此ノ憲法ノ条規ニ依リ之ヲ行フ

第5条

天皇帝国議会ノ協賛ヲ以テ立法権ヲ行フ

第6条

天皇法律ヲ裁可シ其ノ公布執行ヲ命ス

第7条

天皇帝国議会召集シ其ノ開会閉会停会及衆議院ノ解散ヲ命ス

第8条

1 天皇公共安全ヲ保持シ又ハ其ノ災厄ヲ避クル為緊急ノ必要ニ由リ帝国議会閉会ノ場合ニ於テ法律ニ代ルヘキ勅令ヲ発ス

2 此ノ勅令ハ次ノ会期ニ於テ帝国議会ニ提出スヘシ若議会ニ於テ承諾セサルトキハ政府ハ将来ニ向テ其ノ効力ヲ失フコトヲ公布スヘシ

第9条

天皇法律執行スル為ニ又ハ公共安寧秩序ヲ保持シ及臣民幸福ヲ増進スル為ニ必要ナル命令ヲ発シ又ハ発セシム但シ命令ヲ以テ法律ヲ変更スルコトヲ得ス

第10条

天皇行政各部ノ官制及文武官ノ俸給ヲ定メ及文武官ヲ任免ス但シ此ノ憲法又ハ他ノ法律ニ特例ヲ掲ケタルモノハ各々其ノ条項ニ依ル

第11条

天皇陸海軍ヲ統帥ス

第12条

天皇陸海軍ノ編制及常備兵額ヲ定ム

第13条

天皇ハ戦ヲ宣シ和ヲ講シ及諸般ノ条約ヲ締結ス但シ本条ニ言フ戦トハ国家自衛ノ為ノ戦ニ限リ征服的戦役ハ之ヲ一切禁ス

第14条

1 天皇ハ戒厳ヲ宣告ス

2 戒厳ノ要件及効力ハ法律ヲ以テ之ヲ定ム

第15条

天皇爵位勲章及其ノ他ノ栄典ヲ授与ス

第16条

天皇ハ大赦特赦減刑及復権ヲ命ス

第17条

1 摂政ヲ置クハ皇室典範ノ定ムル所ニ依ル

2 摂政天皇ノ名ニ於テ大権ヲ行フ

 第2章 臣民権利義務               

第18条

日本臣民タルノ要件法律ノ定ムル所ニ依ル

第19条

日本臣民法律命令ノ定ムル所ノ資格ニ応シ均ク文武官ニ任セラレ及其ノ他ノ公務ニ就クコトヲ得

第20条

日本臣民法律ノ定ムル所ニ従ヒ兵役義務ヲ有ス

第21条

日本臣民法律ノ定ムル所ニ従ヒ納税ノ義務ヲ有ス

第22条

日本臣民法律範囲内ニ於テ居住及移転自由ヲ有ス

第23条

日本臣民法律ニ依ルニ非スシ逮捕監禁審問処罰ヲ受クルコトナ

第24条

日本臣民法律ニ定メタル裁判官裁判ヲ受クルノ権ヲ奪ハルコトナ

第25条

日本臣民法律ニ定メタル場合ヲ除ク外其ノ許諾ナクシテ住所ニ侵入セラレ及捜索セラルヽコトナ

第26条

日本臣民法律ニ定メタル場合ヲ除ク外信書秘密ヲ侵サルコトナ

第27条

1 日本臣民ハ其ノ所有権ヲ侵サルコトナ

2 公益ノ為必要ナル処分法律ノ定ムル所ニ依ル

第28条

日本臣民安寧秩序ヲ妨ケス及臣民タルノ義務ニ背カサル限ニ於テ信教ノ自由ヲ有ス

第29条

日本臣民法律範囲内ニ於テ言論著作印行集会及結社自由ヲ有ス

第30条

日本臣民ハ相当ノ敬礼ヲ守リ別ニ定ムル所ノ規程ニ従ヒ請願ヲ為スコトヲ得

第31条

本章ニ掲ケタル条規ハ戦時又ハ国家事変ノ場合ニ於テ天皇大権施行ヲ妨クルコトナ

32条

本章ニ掲ケタル条規ハ陸海軍法令又ハ紀律ニ牴触セサルノニ限リ軍人ニ準行ス

 第3章 帝国議会               

第33条

帝国議会貴族院衆議院両院ヲ以テ成立ス

第34条

貴族院貴族院令ノ定ムル所ニ依リ皇族華族及勅任セラレタル議員ヲ以テ組織

第35条

衆議院選挙法ノ定ムル所ニ依リ公選セラレタル議員ヲ以テ組織

第36条

何人モ同時ニ両議院議員タルコトヲ得ス

第37条

凡テ法律帝国議会ノ協賛ヲ経ルヲ要ス

第38条

両議院政府ノ提出スル法律案ヲ議決シ及各々法律案ヲ提出スルコトヲ得

第39条

両議院ノ一ニ於テ否決シタル法律案ハ同会期中ニ於テ再ヒ提出スルコトヲ得ス

第40条

両議院法律又ハ其ノ他ノ事件ニ付各々其ノ意見政府ニ建議スルコトヲ得但シ其ノ採納ヲ得サルモノハ同会期中ニ於テ再ヒ建議スルコトヲ得ス

第41条

帝国議会ハ毎年之ヲ召集

第42条

帝国議会ハ三箇月ヲ以テ会期トス必要アル場合ニ於テハ勅命ヲ以テ之ヲ延長スルコトアルヘシ

第43条

1 臨時緊急ノ必要アル場合ニ於テ常会ノ外臨時会召集スヘシ

2 臨時会ノ会期ヲ定ムルハ勅命ニ依ル

第44条

1 帝国議会ノ開会閉会会期ノ延長及停会ハ両院同時ニ之ヲ行フヘシ

2 衆議院解散ヲ命セラタルトキハ貴族院ハ同時ニ停会セラルヘシ

第45条

衆議院解散ヲ命セラタルトキハ勅命ヲ以テ新ニ議員選挙シメ解散ノ日ヨリ五箇月以内ニ之ヲ召集スヘシ

第46条

両議院ハ各々其ノ総議員三分ノ一以上出席スルニ非サレハ議事ヲ開キ議決ヲ為スコトヲ得ス

第47条

両議院議事ハ過半数ヲ以テ決ス可否同数ナルトキハ議長ノ決スル所ニ依ル

第48条

両議院会議ハ公開ス但シ政府要求又ハ其ノ院ノ決議ニ依リ秘密会ト為スコトヲ得

第49条

両議院ハ各々天皇上奏スルコトヲ得

第50条

両議院臣民ヨリ呈出スル請願書ヲ受クルコトヲ得

第51条

両議院ハ此ノ憲法議院法ニ掲クルモノヽ外内部ノ整理ニ必要ナル諸規則ヲ定ムルコトヲ得

第52条

両議院議員議院ニ於テ発言シタル意見及表決ニ付院外ニ於テ責ヲ負フコトナシ但シ議員自ラ其ノ言論ヲ演説刊行筆記又ハ其ノ他ノ方法ヲ以テ公布タルトキハ一般ノ法律ニ依リ処分セラルヘシ

第53条

両議院議員現行犯罪又ハ内乱外患ニ関ル罪ヲ除ク外会期中其ノ院ノ許諾ナクシテ逮捕セラルヽコトナ

第54条

国務大臣政府委員ハ何時タリトモ各議院ニ出席シ及発言スルコトヲ得

 第4章 国務大臣及枢密顧問               

第55条

1 国務各大臣天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス

2 凡テ法律勅令其ノ他国務ニ関ル詔勅国務大臣ノ副署ヲ要ス

第56条

枢密顧問枢密院官制ノ定ムル所ニ依リ天皇ノ諮詢ニ応ヘ重要ノ国務ヲ審議ス

 第5章 司法               

第57条

1 司法権天皇ノ名ニ於テ法律ニ依リ裁判所之ヲ行フ

2 裁判所構成法律ヲ以テ之ヲ定ム

第58条

1 裁判官法律ニ定メタル資格ヲ具フル者ヲ以テ之ニ任ス

2 裁判官刑法ノ宣告又ハ懲戒処分ニ由ルノ外其ノ職ヲ免セラルヽコトナ

3 懲戒ノ条規ハ法律ヲ以テ之ヲ定ム

第59条

裁判対審判決ハ之ヲ公開ス但シ安寧秩序又ハ風俗ヲ害スルノ虞アルトキハ法律ニ依リ又ハ裁判所ノ決議ヲ以テ対審ノ公開ヲ停ムルコトヲ得

第60条

特別裁判所ノ管轄ニ属スヘキモノハ別ニ法律ヲ以テ之ヲ定ム

第61条

行政官庁違法処分ニ由リ権利ヲ傷害セラレタリトスルノ訴訟ニシテ別ニ法律ヲ以テ定メタル行政裁判所裁判ニ属スヘキモノハ司法裁判所ニ於テ受理スルノ限ニ在ラス

 第6章 会計               

第62条

1 新ニ租税ヲ課シ及税率ヲ変更スルハ法律ヲ以テ之ヲ定ムヘシ

2 但シ報償ニ属スル行政上ノ手数料及其ノ他ノ収納金ハ前項ノ限ニ在ラス

3 国債ヲ起シ及予算ニ定メタルモノヲ除ク外国庫ノ負担トナルヘキ契約ヲ為スハ帝国議会ノ協賛ヲ経ヘシ

第63条

現行ノ租税ハ更ニ法律ヲ以テ之ヲ改メサル限ハ旧ニ依リ之ヲ徴収

第64条

1 国家ノ歳出歳入ハ毎年予算ヲ以テ帝国議会ノ協賛ヲ経ヘシ

2 予算ノ款項ニ超過シ又ハ予算ノ外ニ生シタル支出アルトキハ日帝議会ノ承諾ヲ求ムルヲ要ス

第65条

予算ハ前ニ衆議院ニ提出スヘシ

第66条

皇室経費ハ現在ノ定額ニ依リ毎年国庫ヨリ之ヲ支出シ将来増額ヲ要スル場合ヲ除ク外帝国議会ノ協賛ヲ要セス

第67条

憲法上ノ大権ニ基ツケル既定ノ歳出及法律ノ結果ニ由リ又ハ法律上政府義務ニ属スル歳出ハ政府同意ナクシテ帝国議会之ヲ廃除シ又ハ削減スルコトヲ得ス

第68条

特別ノ須要ニ因リ政府ハ予メ年限ヲ定メ継続トシ帝国議会ノ協賛ヲ求ムルコトヲ得

第69条

避クヘカラサ予算ノ不足ヲ補フ為ニ又ハ予算ノ外ニ生シタル必要費用ニ充ツル為ニ予備費ヲ設クヘシ

第70条

1 公共安全ヲ保持スル為緊急ノ需用アル場合ニ於テ内外ノ情形ニ因リ政府帝国議会召集スルコト能ハサルトキハ勅令ニ依リ財政必要処分ヲ為スコトヲ得

2 前項ノ場合ニ於テハ次ノ会期ニ於テ帝国議会ニ提出シ其ノ承諾ヲ求ムルヲ要ス

第71条

帝国議会ニ於テ予算議定セス又ハ予算成立ニ至ラサトキハ政府ハ前年度ノ予算施行スヘシ

第72条

1 国家ノ歳出歳入ノ決算ハ会検査院之ヲ検査確定シ政府ハ其ノ検査報告ト倶ニ之ヲ帝国議会ニ提出スヘシ

2 会計検査院組織及職権ハ法律ヲ以テ之ヲ定ム

 第7章 補則               

第73条

1 将来此ノ憲法ノ条項ヲ改正スルノ必要アルトキハ勅命ヲ以テ議案ヲ帝国議会ノ議ニ付スヘシ

2 此ノ場合ニ於テ両議院ハ各々其ノ総員三分ノ二以上出席スルニ非サレハ議事ヲ開クコトヲ得ス出席議員三分ノ二以上ノ多数ヲ得ルニ非サレハ改正ノ議決ヲ為スコトヲ得ス

第74条

1 皇室典範ノ改正ハ帝国議会ノ議ヲ経ルヲ要セス

2 皇室典範ヲ以テ此ノ憲法ノ条規ヲ変更スルコトヲ得ス

第75条

憲法皇室典範摂政ヲ置クノ間之ヲ変更スルコトヲ得ス

第76条

1 法律規則命令又ハ何等ノ名称ヲ用ヰタルニ拘ラス此ノ憲法矛盾サル現行ノ法令ハ総テ遵由ノ効力ヲ有ス

2 歳出上政府義務ニ係ル現在契約又ハ命令ハ総テ第六十七条ノ例ニ依ル

2014-10-18

増田まとめサイトのフッタ

http://masuda.toykun.com/index.php

Copyright(C) 増田のまとめ All right reserverd.

てめえ自身がすでにコンテンツパクリサイトのくせしてアホかwwwwwwwwwwww

しかも各記事の元リンクとして「引用元」って言葉使ってやがる時点で、まったく著作権についての理解がない人間ってことがまるわかりだし

こんなサイトに食い物にされてんなよ

全力でいくか?

俺、増田で有名匿名やってるんだが

向こうの連中に召集かけてくるか? 突撃時は待機させとく

2014-08-21

2人の若者

2人の若者が同じプロジェクトアサインされました。

一人はできる君、ひとりは残念君と言いました。

そのプロジェクトは優秀なPMモチベーションの高いメンバーで構成されており、スケジュールタスクなど大変見通しがよく、整理された進行状態を保っていました。極楽プロジェクトと呼びましょう。

できる君はプロジェクトの全体を把握し、自発的に自分にできそうなタスクを探し、プロジェクトに貢献しはじめました。すぐに重要タスクを任されるようになりました。

残念君はプロジェクトを見通せておらず、自分に何ができるかも分かりませんでしたが、PJメンバーが彼にちょうど良いタスクを探したり作ったりして、彼に仕事を振っていました。残念君も頑張ってはいますが、重要仕事はまだできませんし、PJリソースを奪っている面も否定できません。

ある日残念君に転機が訪れますダメPMが仕切り、モチベーションの低いメンバーが集められた極悪プロジェクト初期メンバーとしてアサインされてしまったのです。誰も何もやらない極悪プロジェクトでは、一番下っ端の残念君にあらゆる仕事が集まってきました。プロジェクト概要資料作成からはじまり、社内外の関係者への連絡、ミーティング召集スケジュールの調整、タスクの整理と分担、そしてほとんどのタスクのワークまで。

誰もが残念君に仕事押し付けました。まだ会社仕事について分かっていない残念君はその状況に疑問を感じながらも、やむなく仕事に手を付けて行きます。社内外の関係者から罵詈雑言を浴び、1歩進んで5歩下がるような状態でプロジェクトドライブしはじめます。やがてぼろぼろのゾンビのような体ではあるものプロジェクトはまわり始めました。残念君の心身を削りながら。

さて、できる君です。極楽プロジェクトPMは、優秀なワーカーとしての地位を築いたできる君に、仕事を形作るところから身に着けて欲しいと考え、あるサイドプロジェクトを任せることにしました。「失敗してもどうにでもリカバーできるPJなので、好きに進めてみなよ。」そういわれましたが、どうしても不安なのか、できる君はPMにこまごま相談します。「この打ち合わせに**さんは呼んだほうがいいですか?」「このタスクは**さんで大丈夫でしょうか。」「この資料、これで良いでしょうか。」

極楽PMはその状況について「相変わらず見えてるタスクは適切に処理するし、作業も早い。ただ、仕事を形作って行くことについて腰が引けてるというか。。このPJリスク無いので好きにして良いっていつも言ってるんだけど。相談することは悪いことではないので、文句言う筋合いでもないんだけど。。」

その後の残念君は、あらゆる意味でひどい有様でしたがどうにか極悪PJをまわしており、「あいつ、わりと何でもできるようになっててワロタ。」「**の手配が間に合わない?こないだ残念が似たような状況で強引に押し込んでたよ。聞いてみたら?」「A社のaさんに頼みたい?忙しい人だからなあ。でも、残念がaさんに毎日怒られてるうちに仲良くなってたか相談してみたら?」などの評価を得ていました。

できる君はというと、サイドプロジェクト無難にこなした後はあまり目だったトピックも無く、相変わらず極楽プロジェクトタスクをこなしつつ、たまには小さなプロジェクト担当したりしていました。彼の評価は「限定された範囲で、上の判断を仰ぎながらなら、まあ無難にこなすよ。」といったものでした。


二人がその後どうなったかというと、二人とも会社を辞めました。

できる君 「ここでは、自分はこれ以上成長できないと思ったんです。」

残念君 「体も心も持ちません。これ以上もう無理です。」

2014-07-17

チームリーダが使えない奴なので文句を言いたいのだが

いま関わっている開発案件炎上しつつある。

原因は自分が思うに以下。

要はリーダをマネージャとして見たときにはマネジメントできてないし、

アーキテクトとして見たときにもスキルが足りてない。



なので、上記をまとめた上で、チームリーダに苦言を申し入れようと思っている。

だが、文句を言ったところで、何か現状が変わるのだろうか?

ただ単に、自分が目をつけられて終わるだけなのではないだろうか?

もしこの記事の読者に、上記みたいな状況を打破できた/できなかったとき体験談などがあれば教えて欲しい。

会社部署、チームメンバ自体はとても好きなので、転職しろとかは無しで…)

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