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2024-10-23

東出昌大が熊のもつ煮食べてる動画見てたら泣けてきた

ネトフリで極悪女王見てから関連動画を漁ってたせいか、Youtbeで東出もサジェストされるようになっていた。

俺は女子プロ関連の動画が見たかっただけなんだがなんで東出が出てくるんだよと。

まあでも暇だったので「熊のモツ煮」というタイトルに惹かれて見てみることにした。

その動画はなんとぜんぶで50分ほどあった。

内容はというと、すでに捌かれた状態の熊の内蔵を東出がぶつ切りにして下茹でとかして煮て食べるだけだ。

場所も、山の中だとは思うが屋根だけある調理場みたいな、雑然と色んなものが転がってるよくわかんないとこだ。

そこに熊の部位とかどう調理するかとかを解説しながら調理する東出と、それを手持ちカメラで撮りながらたまに質問したりする男と、

東出の師匠みたいなおじさんがたまにダジャレを言ってるだけの動画だ。あ、あとかわいい犬がいる。

でもなんだろ、熊のモツってとこも興味深いし、東出の説明もくどくなく、でもそれなりに詳しい感じで、でも思想強めとかそんなんもない、淡々とした感じで続くので見てられる。

まあ手持ちのカメラは一台でもアングル違いの固定カメラとかも使ったり、編集が上手いってのもあるのかもしれない。

心臓はね、刺しでも食べれたりするけど、ただ熊は、人畜共通繊毛虫っていう寄生虫いるから、熊の場合心臓でも僕は生食はしないです」

なんて東出が解説を入れながらひたすら熊の色んなモツを下準備していく。

山の自然環境音とともにハエが飛ぶ音も聞こえる。

東出は一段落ついたら長い足を伸ばしてタバコを吸い始める。

前半は手元ばかり映ってるのであまり気づかなかったんだが、休憩してる時の顔がもうえらい男前だ。こりゃモテるわなと思う。

でもそんな事よりだ。俺は完成したモツ煮を食う東出に、ふいに感動させられてしまったんだ。

熊のモツはぶつ切りにされてるので一個一個がやけにでかい。東出はそれをガンガン口の中に放り込んでいく。

心臓も、肺も、膵臓も、腎臓も、胃も、とにかくポンポン口に放り込んでもぐもぐしてまた放り込む。

後半は炊いた玄米かなんかにモツ煮を乗せて丼にする。今すぐ例のお茶漬けCMに東出を使えと言いたくなるほどの見事ながっつきっぷりでかっこんでいく。

言葉はあまり多くないんだが「うまい、これはうまい」と発する言葉より食いっぷりと表情だけで、ああこいうほんとに美味いんだな、ただただそれだけ感じてるんだなというのが伝わってくる。

俺は思った。東出、めっちゃ生きてるな・・・と。

杏みたいな素敵な人と結婚して、そんな人を裏切って別のきれいな女優不倫して、結局それも別れて、山とか行ってなんか自然と暮らすみたいなことしだして、

そういうの全部、なんかな~カッコ悪いな~って俺は思っていた。

でも熊のモツ煮を食ってる東出を見て、すっごい生きてるな!生き生きとしてるなと思ったのだ。

なんかとにかく東出の生きてる感がすごかったのだ。生物としてのパワーみたいな。

スローライフがどうとか、生き物を頂くこととか、なんかそういう精神的なあれこれがあるのかもしれないけどそれは俺にはよくわからない。

でもまーー食べてる姿が良いんだ。これは本能的なものなのかもしれない。まあこりゃモテるわとまた思った。

俺は思わず自問自答してしまった。

「俺は東出みたいに、あんなふうに一心不乱にメシを食えているか?」

応えはNOだ。俺は生きてるな~って感覚が薄いままの生活がずいぶん長い。

せいぜいめっちゃしかった一日の終わりにキンキンに冷えたビールででたまにうっひゃ~~ってなるくらいだ。

もちろんそれだって悪くはない。だけどそんな充実感を感じる日なんてもうめったにない。

東出は恐ろしい男かもしれない。本人は天然なとこありそうだが熊のモツ煮食うだけで俺みたなおっさんにもモテしまった。

いやむしろ俺がおっさんからモテているという面もあるか。俺はもうあんなふうに肉を食えない。

そうだな、これら全てを一言でまとめれば「うらやましい」になるんだろうか。

東出は他人にとやかく言われることはもうどうでもいい境地なんだろうなと思う。でなければあんなに真っ直ぐにメシを食えないと思う。

もうちょっと申し訳なさそうに食べちゃったりすると思う。それか「生き物をいただく心、それなんです・・」とか神妙な顔で言うとか。

そんなんもなく、ただ無心に貪り食っていた。俺は感動した。

2024-08-06

断捨離整理整頓

これはマジで効く。騙されたと思ってこんまりの本を読んでからいっき断捨離してほしい。

(なぜ先にこんまりの本を読むかというと、物が多いやつが自分のそれまでの考え方を引き継いで断捨離したところで捨てられないままだからだ。外部からマインドに介入する必要がある)

物の多さに専有されてた脳内メモリー解放されかなり頭がスッキリする。

何があるか、どの場所にあるか、いくつあるか、普段意識してなくても無意識に脳が使われていた諸々の情報が一気にクリアされるのだから当然だ。

ADHDから物に溢れるのではなく、物にあふれているかADHD傾向が高まるという側面も大いにあると思っている。

我々の脳は以前として原始のままで、現代適応しきれていない。だから原始脳ベースで考える必要がある。

次の食べ物にいつありつけるかわからない時代の原始のままの脳は、食べ物を見ると自動的に脳の報酬系スイッチを入れ食べたくなる。

我々は原始脳の「自動的に行われること」から逃れられない。ならばそれは環境コントロールするしかない。

物が雑然と溢れている状態は敵がどこに隠れているかからないような状態だ。

常に無意識的に周囲の状況を把握し気を配りマルチタスクが行われている。

物が多いとそれだけで注意散漫になるのだ。(※1)

anond:20240806034711

物が雑然と溢れている状態は敵がどこに隠れているかからないような状態だ。

2024-06-01

anond:20240601220048

江戸の昔から東京っぽさというのは雑然として猥雑ななんでもありなイメージステレオタイプからは程遠い

田舎者向けに記号化されてるところだけ見てるからそう思うんじゃない?

広いんだよ東京

2024-05-30

anond:20240530132831

へえ、吉祥寺って神戸ぽいんだ。

神戸行ったことないけど、雑然としててカオスっぽい雰囲気なのかな。

2024-02-14

カーペットは生きてるから気をつけた方がいいぞ

はいつも少し隠遁していた。

町の地平地にある小さくて雑然としたアパートに住んでいる。

友達があまりおらず、ほとんどの日を赤いペルシャ絨毯に座って壁を見つめて過ごした。

ある日、何か奇妙なことが起こった。

カーペットの上に座っていると、自分名前をささやくのが聞こえたと思った。

最初、それを想像力として却下したが、ささやきは続いた。

無視できなくなるまで、より大きく、より執拗になった。

俺は飛び上がり、カーペットから身をがめた。「何が望みだ!」と叫んだ。

カーペット沈黙したままだったが、悪意のある視線を感じることができた。

カーペットが生きていて、それが俺に対して陰謀を企てていることを心の底から知っていた。

何週間もの間、カーペットのささやきを無視しようとしたが、無駄だった。

カーペットはいつもそこにいて、俺を見て、打倒する完璧な瞬間を待っていた。

ますます被害妄想的になり、カーペット世界を乗っ取ろうと計画していると確信した。

アパートで見つけることができるその場しのぎの武器を使って、それに対して陰謀を企て始めた。

壊れたほうきのハンドル包丁から粗野な槍を作り、毎日時間目標練習に費やした。

しかし、どんなに頑張っても、カーペットに十分に近づくことができなかった。

まるでカーペットが俺のあらゆる動きを知っていて、いつも一歩先を進んでいるかのようだ。

ある夜、カーペットが床を横切ってシャッフルする音で目が覚めた。

ベッドから飛び出し、槍を振り回した。しかし、暗闇を覗くと、カーペットのおなじみの赤いウールしか見なかった。

「お前がそこにいるのはわかってんだボケ!」俺は叫び、声は恐怖で震えていた。「正体を見せろ!」

しかし、カーペット沈黙したままで、俺は暗闇の中に立って、これまで以上に孤独を感じていた。

数週間が数ヶ月になるにつれて、ますます不安になった。アパートを出るのをやめ、カーペットを見つめたり、それに対して陰謀を企てたりして、すべての時間を費やした。衰弱して不機嫌になり、目が乱暴になり、髪が乱れた。

ある日、槍をつかんでカーペットに向かって突撃し、大声で叫んだ。しかし、槍を突き落とすと、つまずいて倒れ、その場しのぎの武器に突き刺した。

しかし、遅すぎた。俺が最後の息を吸ったときカーペットは無私的で静かに見続けた。そして永遠に、俺は終わりのない戦いに閉じ込められた。

2024-02-04

真綿で首を締められる様なDVの日々が苦しく辛い

うちの旦那は「客観的に見れば」良いとされている旦那だと思う。

年収は私の5倍近くあるし、私も一応正社員だけど年収全然敵わない。


もともとマメ家事をよく手伝ってくれる人で、コロナきっかけで在宅勤務中心となってから

仕事の合間にちょこちょこ家事をこなしている様で、私が7時か8時ぐらいに帰ってくる時には

掃除洗濯も皿洗いなんかもほぼ終わっていて、ご飯の支度までしてある。

ゴミ出しなんかも私は出勤だからと始めの頃は出していたが(それまでは夫が担当)

何度か忘れる事があっていつの間にか旦那が出す様になり、そのまま定着してしまった。

もちろん帰る事にはゴミはまとまってるし、いつの間にか私部屋含め回収されている。

その時やってなくても夜寝る前にはやっている様だ。

かい家事も含め旦那日中と寝る前、朝にやってしまい、私が家でやる事はほぼ無い。

まだ子はいないが旦那義実家電車20~30分程度の所にあり、もし子供が出来たらフルサポート体制はばっちりだそうだ。

今は必要無いがシッター家事代行も収入的に問題は無い。

義両親も特に嫌味を言ったりしてこない普通の人で、色々差し入れくれたりサポートはしてくれるが

口は出して来ないので、良い人なんだろうなとは思っている。

実家と違って義両親共々固い仕事収入もあるのか、羽振り良いなと感じる面が多々ある。


旦那自身は良くも悪くも普通の良い人で、押しの弱い点が気になる以外は穏やかで一緒にいてストレスは感じない筈だった。

外見も他人から見れば「かっこいい旦那さんね」と言われる程度には悪くないと思う。

私両親や親族にも信頼されている。というか私実家自営業経営悪化した時に、旦那から旦那父→旦那父知人経由で

仕事人材を口利いて貰い、経営は何とか持ち直した事もあり、逆に私両親の方が旦那家に頭が上がらない状態……


一見すると特に問題無い環境に思えるかもしれないが、正直私は苦痛を感じている。

家の中で私がやる事なさすぎて、私の「役割」が全く無いからだ。


元々旦那の方がマメだし手際も良い。

一方で私は結婚するまでは週1で母に来てもらってたまった家事をして貰っていた。

「一応一人暮らしだったけど子供部屋おばさんみたいなものだったね」と姉に言われてグサリときたが事実なので反論出来なかった。

自分がダラな自覚あるし家事手際が良いとは言えない。

今でこそ旦那がしているが、私がやっていた時はストレス溜まっていたのかなと思う時もある。

家の中はコロナ前までは雑然としていたと思う。


収入学歴では勿論、家庭の中ですら旦那に全く敵わない。

仕事で疲れて、家に帰る頃にはクタクタで、今日こそ頑張ろうと思いながらも何も出来ない。

基本的に定時か残業時間程度で帰れるし休日も暦通りだから客観的に見ればブラック企業でも無いと思う。

人間関係で大きなストレスがある訳でも無いのに、家に帰るとクタクタで疲れてしまっている。

休日も疲れて一日中寝ていたり、ストレス解消でゲームをしてしまったりしている。

旦那はその間に副業を始めて年間だと200万ちょっと稼いでいるそうだ。ますます立つ瀬がない。


仕事が原因で疲れているのだから家事専念したいと仕事辞めたいと申し出た事があった。

旦那は私が良いならと賛成してくれたが、両親や姉に猛反対された。

「お前は楽をしたいだけ、旦那君にこれ以上甘える気なのか」

「どうせ仕事を辞めたい言い訳、辞めた所で家事なんてしないだろう」

旦那君程とは言わなくてもせめて半々やれば良いのに、あなたの家の事なんだから

子供がいるならまだ分かるが居ないのに仕事辞める必要が無い、旦那寄生したいだけでは?」

家族からも信頼無いのが辛かった。

そうは言っても人間の出来が違うんだろうから旦那には簡単な事でも私には難しいと反論たかったが

さすがに情けなくなって出来なかった。結局退職の話は先延ばしになっている。


子供が出来たらと思ったし旦那も望んではいるが、このまま子供が出来て主婦になると

家庭に縛られ押し込められてしまう気がして、レス気味になってしまった。この二年間は殆ど出来ていない。

この先も子供が出来てしまうと、全ての自由を奪われ家庭に閉じ込められてしまうのが怖くて、ますます子供からは遠ざかっていってしまう。

旦那とも子供は欲しいよねって結婚前に同意した筈なのに、このままだと無理だろう。


こんな状態でも文句を言わず、私に気を使っている旦那人間性が、私と違いすぎて更に辛くなる悪循環

正直、自分自身もそうだし、それ以上に旦那旦那に味方する人達が憎くて憎くてたまらなくなってきてしまっている……


一度だけ正直に仲の良かった友人に愚痴った事がある。

旦那から必要とされていない様で辛いと。まるで言葉や肉体での暴力の無い、真綿で首を締められる様なDVを受けている気分だと。

「我ながら贅沢だと思うけど…」って前置きして話したが、友人には「何それ?ただの自慢?」と言われて、以来FOされてしまった。

それ以来、旦那愚痴悪口は言えても本当の事は言えない。

ある事無い事…実際には無い事無い事言ってる。

例えば「旦那は帰って寝るだけで全く家事しない」とか「在宅勤務を理由仕事中は何もしてくれない、粗大ゴミみたい」とか。

本当の事を知らない友人からは「そっちの旦那も何もしないのね~」と同意されるが、少しスカッとすると同時に後ろめたさも感じてしまう。

客観的に見れば多少恵まれている方なのに、どうして私はここまで苦しいのか、自分ですらよく分からなくなってきている。


助けを求めて愚痴る事すら出来ない地獄状態で辛い。

昨年、旦那年末年始旅行計画してくれたが、結構強い調子で断ってしまった。

気まずいのもあって、年末年始は部屋にほぼ引きこもって会話もほとんど無かった。

旦那は話しかけたり、謝ってきたけど、不機嫌な風にして追い返してしまった。


気分転換すら出来ず、いっそ離婚して全てをやり直した方が良いのかな?

今の貯金慰謝料か家があれば、最悪この先ずっとお一人様でも細々と暮らしていけると思う。

そんな破滅的な事すら考えてしま自分自身がたまらなく一番辛い。

本当に私はどうかしてしまったのだろうか、どうして良いのか自分でもよく分からない。

自分自身ですら何がしたいのか分からないのが一番辛い。

2024-01-03

他人の部屋ってファンタジーだよな

何がどこに置いてあるとか

シーツの色とか

ローテーブルの上に雑然と並べられた化粧品とか

その現実を拝むだけでオッヒョ~ってなる

今世紀最大の謎を解き明かしたような気分になれる

いいよね、他人の部屋

2023-12-15

非モテっぽい男性の家には家具がない

私はしがないあまりモテないタイプの女である

マッチングアプリをしているが、モテない女なためアプリマッチできる同年代男性はまず非モテっぽい男性である

平均年収より少し高い星野源とか若林みたいな感じのモテそうなタイプマッチできることもあるのだが、そういう方とは割とすぐに連絡がつかなくなる

ちなみによく女は男と比べてマッチングアプリいいねされまくると言うが、体感5割くらいはとても歳上の人からいいね来まくっているだけなので、モテないタイプの女の場合男性が考えるほどよりどりみどりな状況ではないよ

とはいえ私がこれほど色んな男性マッチしてメッセージを交わして実際に会ってみる、とできたのもアプリのおかげなので贅沢は言ってられない

異常じゃなさそうである程度まともな仕事をしている、あまりモテなそうなタイプ男性とよく飲みやお茶に行っている(余談だがモテないタイプ男性はノンアルな人が一般平均より多いね)

主にユニクロ企業努力のおかげだと思うのだが、今時モテないタイプ男性服装は極めてちゃんとしている

信じられないダサい服装みたいな人は滅多にいない モンベルを使って絶妙なダサさを醸し出す人はたまにいるが、それくらいは良いだろう(ノースフェイスパタゴニアにするだけで違うのでは?と思うが)

お店選びも別に初デートサイゼとかやってくる人はいない インターネットはなぜ一生サイゼで盛り上がっているのか理解できない

ていうか私の場合はお店選びは割と自分でしてしまうんだよね 4000円とか払って美味しくないもの食べたくないか

 

 

さて、本題

彼らは割と早い段階で自宅に誘ってくることが多い

恐る恐る行ってみて気付いたが、往々にして自宅デートセックスが結びついてない人が多いため割と気軽に自宅に誘ってきている人が多いようだ

単純に外の店選びが面倒なだけかもしれない

彼らの家に行っておすすめアニメなんかを見たり漫画を教えて貰ったりして、適当食事をして帰る

何度か同様な行為をするなかで思うのだが、彼らの家にはまともな家具が本当にないことが多い

これは私の友達と比べても明らかなので、単純なお金問題ではなさそうだ

PCモニターPCデスクと凄く高そうなオフィスチェア 大抵それしかない

本棚はなくカラーボックスの中に漫画や本などが雑然と詰まっている

家具と呼べるような棚はなくて、10年使っているのかな?というハゲメタルラックに各々好きな物を乗せている

椅子は滅多にない たまにヨギボーがある

ラグもどこで買ったんだろう?というペラペラ不思議ものがたまにある程度でまずない

テーブルも滅多にない ボードゲーム趣味の人など一部の人テーブルを持っていたが、amazonで買ったらしい激安のいまにも壊れそうなテーブルしかたことがない(そしてなぜか激安のテーブルであることをちょっと嬉しそうに話す)

 

 

今は家具も安くて良いものがとても多いと思う

ニトリIKEA無印良品で選べばよっぽど変な家具をつかむようなことはないだろう

なぜ彼らは家具全然買わないのだろうか?不思議である

もし自宅デートをしたあとに急に対応が悪くなって自然消滅するデート相手が多い男性は、まず簡単家具を揃えてみるのはどうだろうか

こちらは床や床に近い位置飲み物食事を楽しみながら、男性けがオフィスチェアに座っているという状態のお家デート全然楽しくないのだ

2023-12-10

掃除というほどでもない掃除をした

台所スペースの床に散らかっているもの雑然として何があるのかよくわからない

イラッとしたので無駄場所をとって視界を悪くしてるレジ袋は畳み、レジ袋に入れたスチロールトレイはまとめて入れ直し、ハンディ掃除機とクイックルワイパーの柄は別の場所に避け、家族の使ってるバッグは椅子の上に、床が見えたところでゴミと埃を拭いた

れいになった

…というか、情報が減って瞬時にそこにあるもの理解できるようになった

それまでカウントできなかったモヤモヤの塊が、4、5個の物の集まりに見えるようになった

なんだか満足感がすごい

何があるかわからない状況って脳とメンタル負担になってる

2023-11-29

個人的ワーキングメモリーを鍛えるのに役立ったなと感じた事

断捨離整理整頓

これはマジで効く。騙されたと思ってこんまりの本を読んでからいっき断捨離してほしい。

(なぜ先にこんまりの本を読むかというと、物が多いやつが自分のそれまでの考え方を引き継いで断捨離したところで捨てられないままだからだ。外部からマインドに介入する必要がある)

物の多さに専有されてた脳内メモリー解放されかなり頭がスッキリする。

何があるか、どの場所にあるか、いくつあるか、普段意識してなくても無意識に脳が使われていた諸々の情報が一気にクリアされるのだから当然だ。

ADHDから物に溢れるのではなく、物にあふれているかADHD傾向が高まるという側面も大いにあると思っている。

我々の脳は以前として原始のままで、現代適応しきれていない。だから原始脳ベースで考える必要がある。

次の食べ物にいつありつけるかわからない時代の原始のままの脳は、食べ物を見ると自動的に脳の報酬系スイッチを入れ食べたくなる。

我々は原始脳の「自動的に行われること」から逃れられない。ならばそれは環境コントロールするしかない。

物が雑然と溢れている状態は敵がどこに隠れているかからないような状態だ。

常に無意識的に周囲の状況を把握し気を配りマルチタスクが行われている。

物が多いとそれだけで注意散漫になるのだ。(※1)

(※1 参考1・https://wired.jp/2016/04/22/clutter-and-creativity/

(※1 参考2・https://studyhacker.net/what-is-dmn

物を減らす

整理整頓する。使わないものは出しっぱなしにせずしま

朝起きたらベッドメイキングする

これだけでかなり効果がある

マインドフルネス瞑想

これも効く。脳の灰白質物理的に増加するので効くに決まっている。

ただしこちらは即効性はない。根気よく続けることで徐々に効いていく。

自分がやってるやり方は、深呼吸だけに集中するというものだ。

最初は1分やるだけでも落ち着いていられないが、徐々に長い時間できるようになる。

20分以上が良いと言われているが、忙しさとの兼ね合いもあるので自分毎日10分やるようにしている。

先延ばししている事を片付ける

先延ばしにしている事があると、常に脳の中にその出来事キープされていて、マルチタスクをしてるのと同じ状態になる。

これはワーキングメモリーを圧迫する一因となる。

これを処理するだけでもかなりワーキングメモリー解放される。

郵便物書類、未処理のまま溜まってませんか?こいつらの有害性はすごいよ

すぐ処理するか、いらん書類は捨てよう。経費と関係ないレシートとっててもWM圧迫するだけで意味ないよ?(かつての自分へ)

全部一旦紙に書き出す

心配事や先延ばしにしていること、何でもいいので頭の中でわちゃわちゃしている事を一旦紙に書き出そう。

脳内だけで処理していたものを外部に書き出すことで、頭の中のごちゃごちゃが鮮明になりスッキリする。

GTDとかで調べるといいかもしれない。

厳密なやり方にこだわる必要はない。とにかく書き出して「全部見えるように」する。

情報の居場所を頭の中から紙の上に引っ越しさせるんだ

その他細かい戦略

PCデスクトップスッキリさせよう

ブラウザのタブを減らそう

ポイ活はほどほどにして、財布の中身をスッキリさせよう。できればキャッシュレス統一して現金を持つにしても10円以下の小銭は全部寄附しよう

とにかく選択肢を減らす事。

数十円のお得のためにワーキングメモリー台無しにするのはもっと大きな損失を被っている。小を捨て大に就こう

まとめ

睡運瞑菜+断捨離ガチで効く

2023-11-27

「町の小さな自転車屋」に行って最悪な気分になった

町に創業60年の小さな自転車屋がある。

一昔前のおばあちゃん駄菓子屋みたいに少し薄暗く雑然としていて、いまどきクレジットバーコード決済も完全非対応現金のみ、商品も長く陳列されているのか商品梱包ビニールが少し黄ばんでいるような、そんな小さな自転車屋

そんな地域の店が巨大資本チェーン店に打ち負かされるのを見るのも忍びないので、せめて小物くらいは買って経営を助けてやろうとチェーンオイルを買ったりパンク修理キットを買ったりと何度も寄っていた。

今年、ネット通販ロードバイクを買った。

店舗での対面販売場合は購入時に自動的に防犯登録が行われるが、それ以外の手段自転車を購入する場合にはどこかの店舗に持ち込んで別途防犯登録をやらなければならない。登録料金は600円。出かけられる週末を待ちながら届いたロードバイクを家で調整し、晴れた週末に千円札を1枚握りしめて普段の小物を買うのと同じノリで町の自転車屋に行った。

すみません、防犯登録をお願いしたいのですが」

「防犯登録?1万円ね」

耳を疑った。

自転車屋が言うにはネットで買った自転車はまともな調整がされておらず、個人で調整したとしてもそれは所詮素人のやることだから危険であり、そのような自転車道路を走ってほしくないので店で点検調整を行うからだそうだ。

そわそわと週末を待ちながら家で自転車を調整していた自分を「バカ作業をしている素人」と鼻で笑われた気がして悲しくなった。

すぐに店を出て隣町のサイクルベースあさひに行った。あさひでは数分で防犯登録手続きが終わった。支払った金額は600円だった。

他店で購入された自転車メンテを断る自転車屋の話は聞いたことがある。そういった経営方法地域の店の生き残りのための戦略として一概に否定できるものではないと思う。

ただ、自分場合別に調子が悪くなって自転車屋に持って行ったわけではない。自転車を買ったら防犯登録するのが法的な義務から持って行ったのだ。そうしてやってきた客に「1万円払わなきゃ防犯登録はしない。素人が変にいじるな」等と言う権利がどこにあるというのか。

こんなふざけた商売をしなければ生き残れないような店はさっさと潰れてくれ。その跡地にサイクルベースあさひが建つ方が世の中のためになる。

2023-09-09

anond:20230909063355

自分が、こんなもの必要ない、むしろ邪魔だ、と思っていたものが、ひどく大切なものだった、と気づくこと。

恋人

人生の伴侶

自分の子供たち

何一つ自分が持っていないことに気づくこと。

でも、聞いて。

本当に本当に、わたしにはそんなもの必要ないと思っていたんだ。

決して持たぬ者の僻みではなく、NOT FOR ME だったんだ。

でも、でもある日気づく。

とても大事ものを手に入れる必要性に、ただ向き合ってなかっただけなんだと。

そして自分は何も持っていないことに気づく。

あるのはただ、クローゼットの中に雑然と積まれた、かつて宝物だったもののたちの残骸たち。

このゴミの山がわたし家族なんだろうか?

わたし人生はなんだったのだろう?

なんだったの?

2023-08-03

男性配信者に対して女性リスナー使用しがちな単語かわいい』について

まず、これを書いた人間女性リスナー側。

普段どちらかと言えば配信者ではなく二次元キャラクター推しており、配信者の配信を見ることも稀だが、一時期とある男性配信者の配信を見ることにハマっていたことや、男性声優推しいたこと、腐女子所謂nmmnというものを見ていたことがある。

二次創作をすることも好きで、二次元キャラクターに対して散文で何かを書くこともある。

何故これを書いたかと言えば、自省や、今後どの表現を使えばお互いに傷つかないか考察のためです。

まず、これを書く衝動となったのが、とある人のツイート

私が一時期見ていた男性配信者と、その先輩たちの数年前のツイート群をスクリーンショットしたツイート

そのスクリーンショットの中で、男性配信者は先輩たち(この方たちも男性です)にいじられていて、私がそれを見た瞬間に頭の中に過ぎった言葉は『かわいい』だった。

その男配信者が、女性リスナーに『かわいい』と言われたり、母親のような目線を用いた発言で怒りを無かったことにされたり、同担拒否のリアコに過激発言をされたり、他配信者とのBLを匂わせるコメントをされたり、そんなことを苦にしていたことを知っていた上でだ。

私がその男配信者に直接その手の発言したことはない。

コメントをしない、少額のスーパーチャットを送るときは基本無言、リプライも送らない。本当に推しいるか判別が難しいくらいの人間だったと思う。私が配信者だったら、その分ツイートRTしてくれよと思うくらい、配信の同時接続数とか、動画の閲覧数とか、それくらいしか役に立っていなかった。

だが直接ではないとはいえ、何度も名指しでかわいいと言っていたし、もしエゴサをしていたら普通に目に入ったタイプの厄介なオタクだったと思う。

その男配信者は何度か配信で、「かわいいって言わないで」とか、「ゲームミスしたらバカでいいんだけど!」とかやんわり言っていたと思う。

けれど私は、その配信者が本気で怒るまで『かわいい』を使い続けたし、本気で怒ってからは追うのをやめた。

追うのをやめた理由は色々あるけれど、一番汚い理由は「褒めたのに」だったし、一番綺麗な理由は「きっと私は彼の何を見てもかわいいと思って、かわいいしか表現できないから」だった。

そして冒頭の出来事に戻る。私の綺麗な理由懸念は当たっていて、私は彼に対して『かわいい』ではない表現ができなかった。

好きだったはずの男性配信者の嫌がる表現しか、好きの表現ができなかったのだ。

ここからはQ&A方式妥協点を見いだせないか唸ってるだけです。

1:そもそも何故の褒め言葉の語彙に『かわいい』が上位でランクインするのか

自分の属するコミュニティで『かわいい』という言葉はかなり強い力を持っているからではないか

よくよく考えたら、私は今まで二次元キャラクター推しに対して『かわいい』という表現を多用してきた。

「(キャラクター名)はかっこよくて本当に最高、かわいい」のような発言自分の中では矛盾なくできていたのだ。

己の『推し』を決める際、『かわいい』と自分が感じられるかどうかが価値基準にされることは、(ここは敢えて主語を大きく広義でとらせてもらうが)女性オタク界隈ではわりとよくある話で、「かっこいいと思うのは沼の入口で、かわいいと思ったらそこは沼の底」というような言説がまかり通る世界である

かわいい』という言葉褒め言葉として使っている人は、本当に色んなキャラクターに使っていて、例えばそれが筋骨隆々のオジサンであっても、はたまたうらなりの研究者であっても、見る人が『かわいい』と思ったら『かわいい』になってしまうのだ。

それは『かわいい』者に対して矮小化を行うものでもなんでもなく、コミュニティでよく使用される言葉からただ使用している人もいると思う。

その源流まで遡るとジェンダー論や何かになると思うのだが、そこまで掘り下げるのは体力がいるので私はやらない。

だが、『かわいい』という言葉が、女性リスナーの元々のコミュニティで『推し』の最上表現だったため、それを男性配信者にも用いたというのは可能性としてあると思う。

2:ぶっちゃけ本人は狙ってなくても配信者を抱えてる公式は狙ってね?

本当に絶対あると思う……(ない)

いや、でもね、なんというか同性同士の絡みってなんかかわいいんだよな……特に見てる側が異性で、絡んでるのは同性っていう状態の時特にかわいい』が発生しやすい気がする。

同じ言語を喋ってたとしても違うコミュニティに属していると文脈が違うってことが結構あって、それは世代地域性別好き嫌い、等で分類できることが多い。

で、配信者が同性で話す時って、この文脈がかなり近くて、お互いの話がわかりやすいから心の距離感も近いことが多いのね。

で、異性のリスナーがそれを見ると、知らん文脈でとても仲良く喋ってる。なんか分からんけど面白い!になりがちで、それが女性配信者なら『てぇてぇ』、男性配信者なら『かわいい』になるんだと思う。

これは人間の悪い所なんだけど、ひとつ楽な表現を見つけると、それが雑に大きな意味で使えてしまうことが多い。

例えば、エモいであったり、ウザいであったり、マジ/ガチであったり。

別に普段から正しい言葉を細かく使えとかそういうことを言うつもりはなくて、広い意味言葉は便利だけど正しく伝わらない場合もある。

咄嗟に頭に浮かんだ『かわいい』に何が内包されていて、分解した結果残ったのは何か。もちろん配信コメントでそんなことやってる暇はないので、匿名メッセージサービスとか、リプライとか、そういうものを送るとき普段から考える癖はつけておいても良いのかもしれないね

3:配信者(発信者)とリスナー(享受者)の距離近すぎ問題

これも絶対あると思ってて、昔の方がいいとは絶対に言わないけど、発信する人の精神面ではまだ楽なことが多いかもしれないなと思った。

これについて深く考察すると泥沼なので避けますが、発信者に対して言葉を送る難度が下がったぶんそりゃ雑然とするよね。

4:『かわいい』が嫌だと言われた時私たちはどうすればいいのか

まず、母親面して問題矮小化するなとか、プロデューサー面でああしろこうしろ言うなとか、他人配信迷惑かけるなとか、指示厨するなとか、それは言われた時点でやめなさい。その配信者に迷惑ストレスがかかってるし、好きだと思っているはずなのにそれができないなら、あなた病気か好きじゃないか配信者の望む好きを持っていないので、その配信者と二度と関われないようになるべきだ。

もし迷惑行動をしていないが、配信者の好きではない表現しか好きの表現を持っていない場合、まずはコメントを一瞬諦めてみたり、その配信者の欲しい言葉、喜んでいる言葉を真似してとりあえずコメントしてみたりしてみた方がいいのかもしれない。

そしてリプライ匿名メッセージサービスメッセージを送る際に、自分配信を見て好きだと思ったところを見直して、どこがどのように見えて好きだったのか細かく分解して、言葉を尽くした方がいいと思う。

例えば、「35:35のとこめっちゃ可愛かった〜🥰」ではなくて、「35:35の普段しないミスして焦ってたところ、あんま見られない顔見れて嬉しい🥰」の方が、配信者本人がリスナーのウケを分析する上でも役に立つはずだ。

これを書いてて思ったけど私の好きだった男性配信者の方、もしかすると嫌いな『かわいい』は自分矮小化して思い通りにしようとしているリスナーの用いる『かわいい』説出てきたな。

ただ、『かわいい』ってありとあらゆる人が使ってる言葉なので、他の表現を考えるのはありだと思います

要らない衝突を避けるためにも、今お互いがお互いに言葉を尽くすべきかもしれない。

2023-04-20

スープストックトーキョーが女の吉野家って全くピンと来ないな

だってあんなに雑然としてないし、食うだけ食ってすぐに出るような雰囲気じゃないし。

個人的には、近いのはガンダムカフェとかだと思うなあ

その雰囲気が好きなファン空間を楽しむ、一定のコンセプトのある店。

それをガンダムファンでも何でもない人間に土足でガヤガヤと入って来られたくない(この場合物心つかない乳幼児)

2023-01-21

Reddit匿名ダイアリーの意外な共通点

最近Google検索おかしいと感じることはありませんか?

多くの人がそう思っており、より良い結果を得るためにGoogle検索最後に「Reddit」という単語を追加しているアメリカ人が多い事実を知っている人もいるでしょう

かにGoogle世界検索エンジン市場の多くを占めているので「Googleは滅びるのでは?」という物語懐疑的な人がいるかもしれません

しか検索キーワードに「Reddit」を加える人が沢山いるというのは何らかの実態を表しています

これはつまりGoogle検索ユーザーエクスペリエンスが劣悪である証拠の一端です

世の中にはインターネットほとんどフェイクだと確信している人は結構いると思います

まりインターネット上のほとんどのコンテンツは、ボット詐欺師や嘘つきやナルシスト仕業であり、しか検閲されています

より多くの人々が検索に「Reddit」を付与しているという事実は単なる奇妙で風変わりなインターネット上の行動ではありません

Google極左巣窟に成り果ててしまたことや、広告というそビジネスモデル根本的におかしいということにも関係しているでしょう

平均的なGoogleユーザーとしては、見たいものを見るのに時間がかかるのは残念です

多くの検索エンジンは、オーガニック検索結果を表示するためにスクロールダウンする必要があります

まり最初に表示されるのは、情弱を釣るためだけに存在する広告だらけの画面である可能性が高いのです

昔はそんなことはなかったんです

2000年代後半の高校時代にも、2010年代前半までの大学時代にもこの問題はありませんでした

2010年代半ばから後半にかけても、問題であった記憶はないのですが、ある時期から問題になっていったのだと思います

このツイート(https://twitter.com/GinnyMarvin/status/757606109322633216 )の画像を見てみてください

この中で、Googleでの広告の見え方が長年にわたって変わってきたことがわかります

まりGoogleは以前よりも多くの広告掲載しているだけでなく、広告検索結果を区別しにくくしているのです

「中品質コンテンツマシン (medium-quality content machine)」とは、あらゆるSEOルールに従い、見た目だけが役立つような雰囲気を醸し出し、具体的なアドバイス提供しない記事作成するウェブサイトのことです

日本では「いかがでしたかブログ」もその一例でしょう

例えば統合失調症患者が「セレネース副作用がどんな感じなのか」を聞きたいとしましょう

セレネースとはなんであり、薬学作用がなんであり、副作用がなんなのかという情報を見ることはできます

しかし最終的に判明するのは「作用副作用の決定的証拠はない」という情報で、それはただの正論です

まり専門家相談しなさい」という当たり障りないことをGoogleは出してきます

でもそれを摂取したら実際にどんな悪いことが起こったのか、その生の情報をr/schizophreniaにアクセスして、実際に試した人に聞いたほうが「納得できる」という人が多いのです

実際の情報: /r/schizophrenia/comments/vmc8qv/what_was_your_haldol_experience/

まあネット上の見知らぬ人間薬学的助言をすることは本当はナンセンスなんですけど、気持ち的には「医者自分でその薬を試したことがないだろ。試した人の苦しみを教えろ」と、そういう正直な感情を持つものです

Wikipedia無味無臭情報よりは、redditのほうが「人間的」なのです

人間らしさが核心です

表面的には、権威ある情報を渇望している人が多いのですが、権威ある事実情報は退屈です

小説というより、役所書類教科書のようなものに感じます

多くのアメリカ人が愛しているインターネットはその逆で、雑然としていて、混沌としていて、予測不可能です

疲れるし、終わりがないし、いつもちょっとだけ危険

それはとても人間的なものなんです

Reddit製品レビュー個人的体験談を得るには本当に適しています

逆に、匿名で悪いアドバイスをしたり、陰謀論を広めたり、ゴシップを広めるサイコ本拠地でもありますけど

ところがGoogleは人々に主観ストーリーを与えることが少なくなってきており、それゆえ検索に「Reddit」を加えるのです

インフルエンサーブロガーなどは、品質関係なく商品宣伝するクソが多いという事実を、パワーユーザーは何年も前から知っています

多くの人が商品レビューを探すためにGoogleを利用するという弱みに漬け込む形で、アフィリエイトマーケティングシステムゴミを生み出し、その信頼の欠如から反発が起こります

結果、人々は偽りのない、無報酬レビューを求めるようになるというわけです

しかし「Reddit」をキーワードとして使うことを全面的に推奨することには、非常に注意したほうが良いです

Redditは争いごとが多く、矛盾しています

まるで現実人間のような感じなんです

同意する二人が出現することは稀です

Aさんはあなたが調べているその製品が今までで最高のものだと言い、他の人はそれをゴミと呼びます

そして独自サブレディットを作成するマーケターや自社製品ステマのような役割を果たす人々も増え始めています

Redditさえ、Amazonが抱えているような問題を引き起こす可能性が常に潜んでいます

あるいはすでにReddit情報戦争の最前線ということもありえます

さて、つまり何が言いたいかと言うと、Google検索普通検索結果というのは「天使のふりをした悪魔」であり、Redditとは、「悪魔のフリをした人間であるということです

Redditはてな匿名ダイアリーに置き換えても、多くの共通点はあるでしょう

2022-11-19

ねこが来て一ヶ月たった

(前回のご報告)https://anond.hatelabo.jp/20221010223354

6月まれ8月に行き倒れ状態保護されたこねこ10月にお迎えしてひとつきほど立ちました。20歳を越えた老ねことの生活ならいざしらず、こねこと暮らす日々の素晴らしさなどこれまでに数多くの方がありとあらゆる言葉表現されているので、いまさら増田が付け加えられるようなものはなにひとつ無いのですが、こねこ特有のまるまるとしたおなかのラインや、洗面台から台所から寝室からトイレまで増田の行く先々を全力で先回りしようとする様子などを見て、すっかり忘れていた22年前の先代こねこ時代記憶が蘇ってきたことを嬉しく思いつつ、ここに駄文を残したいと思います

お迎えしたばかりのころに、お互いの距離感を掴みきれない愚かな増田にその細い爪を立てたこともありましたが、抱き上げるのは危険場所から遠ざけるためであり怖いことではないこと、撫でても良いのはひたいとマズルの周りに限ること、その代わりにふわふわの短いしっぽを触ることを許してあげること、居間こたつでは増田の膝に乗りたくないこと、ただし増田業務中でデスクに向かっているときは膝に乗せること、その代わりディスプレイ上でのマウスカーソル監視を行い、おかしな動きをした場合矯正、並びにデスクの上に雑然と置かれた目薬や温湿度計、ボールペンなどを机上から排除してあげること、等々の細かい取り決めを積み重ねることで、過ちをご指摘いただく際も増田の手を柔らかい肉球でそっと押さえるにとどめるなど、徐々に共に暮らすパートナーとして認めていただけているように感じます

ねこになりたい。とまでは思いませんし、消えないように傷つけていただいた跡も一ヶ月もたつとかなり薄くなりました。夜、増田ソファに座って本などを読んでいると、いつの間にか隣でこねこがひたいを増田押し付けるような姿勢で寝ていたりします。そんなとき増田はご機嫌を損ねないよう気をつけつつこねこの頬をぐるぐると撫でさするのですが、実は右の頬の茶トラ模様を撫でさするときのみ増田はこっそり先代ねこを撫でているつもりになっていますだって本当におんなじ模様なんです。だからきっとそれはそういうこと。などと増田は思っています

こちらからは以上です

https://imgur.com/a/NDF8zLl

2022-11-18

anond:20221118134554

2ちゃんねるほど専門性はないが、よろず話題交錯してアンテナが広くなるし、

なによりGUI2ちゃんねる雑然とした野原みたいなのと違う

2022-10-06

僕は、互いに観察しあうロナルド・レーガンを横目に見ながら、田んぼの稲の間を縫うように歩いて行った

買えるタチヤあいがもたちが足にまとわりついてくる

ぼくたちはなかまだもんげ

みんな生きているんだ

鉄の女がこっちを見ている

幼馴染のさっちゃん

いつもぼくのバナナを食べてもらっていた

そんな彼女もも大人になって遠くに行ってしまった

今目の前にいる彼女はすでに殊勝な当時の姿ではない

アルゼンチン代表の彼と飛行機に乗って行ってしまった

ぼくはいまだにウォータースライダーの中を滑り降りているというのに

途中で着替えることもできずに

何を目指してこれから生きていけばいいのだろう

タガメプールに浮いている

いやタイコウチだった

もう肌寒いのになぜプールに入らなければいけないのか

牛が鳴いている

自分で体をかけるようにブラシが牛舎のはしっこにくっつけてある

ラジオがながれている

牛はラジオを解するのだろうか

近寄ってじっとみる

隣には墓地がある

無縁仏雑然と並んでいる

誰がお供えをしているのだろう

道を挟んで向かいを降りていけばそこは海だ

向こうに見えるのは島なのか大陸なのか

シベリアはもう遠くに行ってしまって二度と戻れない

きっと僕は二度と許されることはない

ユースケ・サンタマリアマグノリアトムクルーズトムとジェリーメリーに首ったけ

サンは俺には救えない

モロのあそこをモロに見てしまたか

神々しい

光の中に沈む

さようなら

さようなら

さようなら

2022-08-18

つれづれと

有川ひろの作品に出てきたヤクザ者を見て心が締め付けられる気分になった。小学生の頃の僕の作文にそのヤクザから想起する一節があったのを思い出したからだ。

レンズ越しの世界はいつも他人事だ。テレビに映る世界と目の前で起きてる出来事なんて変わらない』

はいわゆる眼鏡小僧で、生まれつきの遠視から度の強い眼鏡をかけ続けることをずっと強いられていた。あだ名のび太だったことすらある。馬鹿だとかアホだとか見下されることが嫌いだった僕はそのあだ名がすごく嫌いだった。

思えば、その作文は厨二病一種だったのだろう。自分特別であるように言動するなんてありふれた話。王家の血を引いてるとか、邪眼を移植しているとか、そういうレベルの痛々しい妄想しかない。

でも、他方では思うのだ。心を締め付けられたのはその感覚を今でも肌で感じているかなのだと。

四年前、僕はADHDの診断を医者から受けた。

僕は小さい頃から自分が好きではない何かを始めるが苦手だった。レゴブロックを片付けないで叱られる。漢字宿題をやっていなくて怒られる。水泳習い事をサボって泣き喚く。とんだクソガキだった。

今も部屋のどこかで何かが腐ったような匂いが漂っていて、部屋の中を小さい無数の羽虫たちが我が物顔で飛んでいる。

きっと部屋の汚さは君たち常人が考える三倍どころじゃない。手元にある便利な箱で別のタブでも開いて「孤独死 老人 部屋」とでも調べるとすごく近い光景が広がっているから興味があれば調べてみてほしい。

ともかく僕の部屋は常識を絶するほど汚い。そして、僕はそんな部屋にへばりつく虫であることを許容してしまっていた。

腐臭に既に鼻は慣れ、物が置かれ過ぎて食事を作るに適さなキッチンではもう半年食べ物を触っていない。

から部屋に一番多いのは食べ物に関わるゴミだ。弁当の食べた空き箱や出前の使い捨て容器、パンの袋、カップ麺の器やかやくの袋。あとは酒の空き缶空瓶。目についたものを並べただけでこんな感じ。

よくもまあ、こんなに汚せるものだと自分でも感心してしまうほどだ。

閑話休題

話は逸れたけれどつまり何が言いたいかというと、そういう汚い自分でありながら、僕は日常生活が送れているように装っている。

駅弁大学所属する僕は三度目の三年生をむかえた。成績極めて不出来。春先からこの夏の終わりまで学校に行けてすらいないというのに、東京に住む遠距離恋愛彼女には学校にはきちんと通えているとなんでもない顔で言っていた。滑稽な話である

僕は嘘つきだ。嘘をつくことで生活している。嘘をついてしかまともであるように見せることができない。

何もうまくいっていない。辛い、苦しい、何もかもやめてしまいたい。死にたい。もう構わないでほしい。まともになりたい。

そんなこと言えるわけがない。

言ってしまえば自分おかしいことが露見するし、きっと一人であることすら許されなくなる。要するに病院送りか、実家への軟禁だ。

盆も過ぎた。また新しい学期が始まる。

親にはまだ「まだ僕が三年生をやっている」のだという真実は伝わっていない。先延ばしにする方法があったか先延ばしにしてしまった。

帰省した時は嘘をついて急場を凌いだ。

こんなに嘘をついても僕には罪悪感がなかった。嘘をつくことに欠片も良心は痛まない。かろうじて嘘が露見して起きるアレコレが怖いという気持ちが生まれるくらいだ。

彼女とのデートで久々に眼鏡を、ただの伊達メガネだったけれど、かけた時に思い出した。僕にはずっと現実感がなかった。眼鏡をかけたレンズ越しの世界スクリーン越しの世界区別をつけられなかった。だから眼鏡をかけることを嫌って、高校2年の冬に僕は眼鏡をかけることをやめた。目が見えなくなることなんてどうでもよかったのだ。ただ、現実感がない自分が嫌だった。現実感がないから、自分のことを自分のことのように思えないからきっと嘘を簡単につけてしまえるのだろうと思ったのだ。そんなことを思い出した。

でも、現実を見た。

僕は変わらず嘘つきで、今も親を騙し金を毟って生きる寄生虫。いわゆる社会ゴミだ。

生きている価値なんて冷静に考えて本当にあるのだろうか? 誰かに好かれるだけの何かを持っているのだろうか? 甚だ疑問で一杯だ。

から騙し取った金で少し前に有川ひろの『キャロリング』を電子書籍で買った。この本は有川ひろが書いた作品の中で僕の読んだことのない数少ない作品だった。今見たら読み進めた場所は85%のところまで、結末までは読まずに本を閉じたことが明白だ。

残りを流し読みで適当に読み進めていくとヤクザ者は仲間と共に警察に連れて行かれていた。

救いのない話だった。物語の中では自分が一番共感した人物幸せになるとは限らない。

僕もきっとこのヤクザ者のようにいつかどこにも行けなくなる日が来るのだろうと思った。そして、そんな日が来たときにまた僕は嘘をついて取り返しのつかないことになるのだろうと思う。

つらつらとどうでもいいことばかりを書いてきたけれど、結論なんてものはない。適当なところで適当な気分で読むのをやめてほしい。

感想も書きたくなったら書く、書きたくなかったら別に何も言わなければいい。偉そうに自分勝手に目を通したくせにクレームをつけるタイプの人がここには沢山いるらしいことは知っている。なんであんなに傲慢に暮らせるのか、なんで傲慢に気付かないのか。正直、彼らってなんであんなに薄っぺらに生きれるんだろうね。

もっと適当に生きた方がストレスなくていいだろうに。

この文章だって氷菓子を齧りながら適当気持ちで書いた嘘っぱちだ。今だって目線は沢山の小説雑然と置かれた本棚を見て目を彷徨わせている。

次は何を読もうかな、なんて。僕は本棚の、推理小説で固められた段に手を伸ばした。

2022-08-09

あんさんぶるスターズ立ち食いそば

仕事帰り、駅のホームに降り立つと、ガタガタと騒がしく走る反対車線の電車を横目に疲れた足取りを進める。やがて正面に見えるのはホーム雑然と建てられた小さな建物。『あんスタ』とだけ書かれたシンプル看板一瞥すると、横開きのドアをスライドさせて中に入る。入り口横に備えられている薄汚れた食券機で「ぶっかけひいあい」の食券を購入すると、カウンター向こうにいる店主へ無言で受け渡す。
注文品が出来るまでの少しの合間、半分閉じかけた瞼で店内を見渡すと、大方いつもいるような層ばかり。一人でなにかぶつぶつと呟いているくたびれたコートを着たらびおじ、イヤホンで何かの音楽を聴きながら涙を流している流星隊Pの女子大生、高いヒールをカツカツと不機嫌そうにならすOL風のUNDEAD担。
何かを考える気力もないまま立ち尽くしていると、ドン、とカウンターに丼が置かれる。その丼を手に取って、私も無気力有象無象の一人になることにする。
ただ木の板が壁から張り出しているだけの席へ着くと、備え付けの割り箸から無造作に一本選ぶ。たいした力も入れなかったため、割り箸は綺麗に割れなかった。
ささくれた木の棒を手に、ひいあい攻略を始めることとする。僕の行為を気に留める誰かもいない今、わざわざ食事挨拶をする必要もない。
箸で一つまみひいあいをすくい上げると、湯気が出ているわけでもないのに、なんとなく食べるときのくせでふうふうと息を吹きかけてしまう。そして口元へ運ぶと、ずるりと音を立てながらすすり上げる。
しょっぱい、と感じる。おいしいおいしくない以前に、味付けが濃くて判別できない。こんなもの、きっと家でゆったり家族団欒を楽しみながら口にするものではない。
ただ、座る席もないような立ち食いの店で、時間をかけずに食べるにはちょうどいい。疲れた心、疲れた体ではきっと舌も麻痺していて、繊細な味付けなんかされたところでどうせ今の僕には理解できないだろう。
僕は無心でひたすらひいあいを口に運んだ。



ーーあんさんぶるスターズを一言で表すと何? と友人から聞かれたとき、僕の脳裏によぎったのはありもしない立ち食いそば屋での記憶だった。
ありもしないという通り、実際には立ち食いそば屋なんて一度も入ったことがない。すべて妄想であるため、立ち食いそばの実情と大分食い違う点があるだろうことをご留意いただきたい。

そもそもどうして友人があんさんぶるスターズについて僕に聞いてきたかというと、僕があんスタに沼ってるからとか、推しいるからとか、そういう類の理由ではない。
しろその逆で、仲間内では「あんスタアンチ」で通っているためである

僕はことあるごとに「最近オタクが軟弱なのはあんスタのせい」と口にしている。
友人は、逆にあんスタ沼へ落ちている人と話す機会ができたから、僕のあんスタに対する意見も聞かせて欲しいという塩梅だった。
その質問に対して僕はこう答えた。

一言で表すならあんスタは立ち食いそば、と。

あんさんぶるスターズの味付けは濃い

僕があんさんぶるスターズを初プレイしたのはリリース当日だった。キャラクターデザインも美麗で見目が好みのキャラもいたため、プレイ前は期待を抱いていたように思う。
けれど実際にサービスが始まりプレイして感じた違和感


どいつもキャラが濃い

奇抜な口調、過剰な趣味人間味のない受け答え。
まあでも、多キャラものを通ってきた身としてはキャラが尖るのはよくあることだよなと思う。
そのときの僕は、まあ自分向けじゃないよな、程度に収めてプレイを止めた。

ただし、皆さんご存じの通りあんさんぶるスターズの勢いはすごいもので、周囲にあんスタ好きの人は多数いたし、積極的摂取しなくとも副流煙ストーリー理解できる程度には定期的に何かしらの情報が流れて来ていた。
また、同居人あんさんぶるスターズのとあるカプに沼ったことで、身近に触れることにもなった(当の同居人現在あんスタと袂を分けている)。
僕もmusicが始まった際は再びインスコしてALKALOIDにうつつを抜かしたりもした(今でもたまにカプ検索はする)。

けれど人間関係と一緒で、一緒にいる時間が長くなればなるほど嫌いな側面というのは見えてくるもので、嫌な部分が過剰に見えてくると耐えられなくなってくるものだ。
やがてただの一ジャンルから嫌悪対象へとあんスタを昇格させた僕は、自分あんスタを受け入れられない理由を求めて考察するようになった。

実際に以前よりあんスタに触れてみて、考察してみて分かったことは、濃いのはキャラクターだけではないということだった。

ストーリーは大味で、基本的に繊細さはない
まずそもそも、改めて考えてみるとどうしてみんなアイドルを目指しているのかが分からないストーリー上で明かされない。さらに、アイドル活動らしいことをストーリー中でほとんどしていない
ライブステージが始まったかと思えば、急に時空が歪んだのかと思うくらいステージ上でめちゃくちゃ喋ってる

女性向けゲームといえばキャラクター同士の人間関係も重視されるかと思うが、その人間関係においてもカレーケーキを乗っけたみたいな料理提供される
あんスタ制作人はどうもカップリングを乱立させるのが好きなようで、いたるところで男同士を絡ませて地雷持ちカプ厨の息の根を止めていく
新しく形成された二人の関係精巧に描かれていればまだいいものの、実験を楽しむマッドサイエンティストみたいな気分でシナリオ提供されるため、キャラクターを元あるグループと別ユニット所属させるなど、ファン不安にさせることに余念がない。

また、新しく激重感情が交わされる人間関係が構築される場合基本的他の人間関係をすべて無視した上で行われるため、一人の人間が人によって仮面を使い分けているというよりは、パラレルワールド二重人格様相を呈する。

まりあんさんぶるスターズは細かな調味料の調整によってストーリーが作られているのではなく、砂糖唐辛子と塩を混ぜ合わせて作った味付けの濃いコンテンツ、だと僕は認識している。

けれどその大味のコンテンツが、流行しているのも事実だ。

あんさんぶるスターズは戯曲である

視点から見るとクソみたいなコンテンツだったとしても、見る人によってその価値は変わってくる。

例えば、あんさんぶるスターズを舞台上で演出される戯曲だと解釈する。<br<br>>ストーリーが大味なのも、会話がやたら長いのも、キャラクター設定が繊細でないのも、すべて舞台から観客に届けるための演出である

細かな仕草で伝えても見えない観客もいるかもしれないし、細々した心理描写を入れるのは舞台には適さないため必然と会話は多くなる。俳優藤原竜也は演技が過剰でそれがネットミーム化することもあるが、あの演技は舞台で育ったからに他ならない。

我々は舞台上の彼らのやり取りを鑑賞しているのだ、と考えれば過剰な演出おかしくはない。

時代に適した形態ではある

ではどうして戯曲的な大味コンテンツ流行しているかという問題になってくる。

結論から言うと、あんさんぶるスターズは今の時代に適した形態提供されているからこそ、人の心を捉えているといえる。

時間がなくても楽しめる

今の時代、世の中にアニメゲームをはじめとしたサブカルチャーコンテンツなんていくらでも溢れていて、一つのコンテンツに多大な時間集中力意識を割けないと考えている人は多い。
他にも、ストレス社会と言われる現代ジャンルに沼っていたとしても私生活問題時間が取れないこともある。

そもそも立ち食いそばの味付けが濃い理由は、立ち食いそばは舌の上に食材がのっている時間が短く、一瞬でも満足感を得られるようにするためだ、と記憶している。
あんスタも同様に、味付けが濃いので舌の上にのっている時間が短くても満足感が得られる

深く味を吟味するには向いていないが、短時間で楽しめるアトラクションではあるといえる。

②すべて追う必要がない

あんスタは基本的に、一人のキャラクターが他のキャラクターとフラグを建てているときに、他のフラグをすべて忘失する傾向にある。
例えば、真白友也は氷鷹北斗の前にいるとき日々樹渉の存在が消えるし、逆に日々樹渉の前にいるとき氷鷹北斗存在消失する。瀬名泉において、月永レオと遊木真をそれぞれ相手にしているときも同様である

逆に捉えれば、例えば特定カップリングを追っているだけであれば、他のキャラクターとの関係性を一切履修する必要がないのだ。

その分他のコンテンツ時間をさけるし、キャラ理解を深めるために地雷カプへ突入する必要がない(公式PV爆撃で地雷を踏むことはあるが)。

二次創作自由

あんスタくんは公式が常に二次創作してるようなものなので、よく燃える。それゆえに、ファン二次創作するにあたって公式以上に悪目立ちすることはあまりない

また、キャラクター性は特に味付けが濃いため、二次創作する上で多少の改変が行われても紛れて悟られづらい

要するに、公式キャラクターに見た目や口調が相似していれば全部そのキャラクターっぽくなる、という二次創作における最大の強みを持っている。

ただしnot for me

極論、つまりあんさんぶるスターズは今の世間に向いたコンテンツではあっても、僕向きではないという話である

以前、僕は運営会社を同じくするエリオスライジンヒーローズに片足突っ込んでいたこともあるのだけれど、ジャンルを離れた理由「設定が雑」「運営が信じられない」「キャラが守られていない」だった。

まり詳細に書くと長くなるので割愛すると、つまり自分が求めている作品には、世界観がしっかりしていて噛めば噛むほど味が出るようなキャラクターやシナリオ必須である認識している。
カップリング前提で見ているのではなく、そのキャラクターや仲間、背景を知りたいと思うしさまざまな関係性によってその「推し」が形作られていく過程吟味したいと思う。

自分オタク志向的に、あんスタは合っていない、と感じた。

ただ、not for meなだけなら、ここまであんスタアンチに近い発言を繰り返すこともなかった。

すべてあんスタのせい

あんさんぶるスターズは確かに現代に適した形態コンテンツ提供されているだろう。一瞬舌に乗っただけでアトラクションが楽しめる大味なあんスタというジャンルは、簡単に「オタクしてる」感が味わえる。

ただしそれは同時に、味音痴」を作り上げる結果になっているのだ、と僕は主張したい。

あんスタは一大ジャンルなわけで、あんスタを通ってきた人は非常に多い。
ただしあんスタに慣れてしまった人にとって、作品キャラクターを吟味するという行為推しを推すために必要行為ではない。濃い味付けに慣れきってしまって、自分から味わいに行くことはしない。味わわなくても楽しめるし、そもそもよく噛んでも良い味がしないという学習をしてしまっている。むしろ二次創作においてはセルフで醬油やわさびを足して自分好みに都合よく改変しても、元がカレーケーキを乗っけてるようなものなので違和感を覚えない。

周囲を観測したり、色々なジャンル渡り歩いていると、明らかに味音痴オタクが増えてきたと感じる。繊細な味付けがからないため、その作品キャラクターに対して食レポができない。二次創作しても、キャラクターの見た目や名前や特徴的な口調だけが一緒の何かになりさがってしまっている。

ジャンルキャラ乖離が激しい・キャラ解釈がない人の過去ジャンルを見てあんさんぶるスターズがあったとき、何とも言えない気持ちになる。
そんな周囲の状況を見ていると、僕はどうしても「すべてあんスタのせい」と言いたくなってしまのだ。

作品推し方、作品との接し方というのは人それぞれだと思う。こうしろ強制するつもりはない。時代の移り変わりであり、この流れを受け入れるべきなのかもしれない。

ただ、一オタクとして小言を許してもらえるのなら、たまにはその作品あなたなりに深く味わってみてほしいと思う。
そしてその料理がなにで構成されているのか、自分なりに考察してあなた解釈を深めて欲しい。他人と同じ解釈にならなくて良い、正解なんてない。人の数だけ解釈があり性癖がある。

大多数のオタク味音痴にならないで欲しいと、強く願う。

2022-06-24

六月二十三日(木)

数年ぶりに風俗に寄ろうと考えた。エロ動画で抜いてばかりだとつまらない。

歓楽街に乗り換えられる駅で途中下車して、前々から気になっていた抜きありマッサージ店のサイトを開いた。ここの系列は優良店が多いので、はずれはないだろうと思ったのだ。それにデスクワークだと首を上に向けるだけでぽきぽきと音がして、肩甲骨を合わせるだけでぱきぱき鳴る。普通にマッサージしてもらいたいという側面もあった。

しかし、いざサイトを開いてみると、どの女の子も閉店まで予約が埋まってしまっていた。さすがは優良店だ。職場は終業時間が遅いし、午前中に予約しておくべきだったのだろう。とはいえ仕事中にムラムラしていても終業後は憑き物が落ちたようになってしまうのもしばしばだ。職場での不意の性欲は、本当に性欲を感じているのではなく、現実逃避をしたがっているだけだ。

それはさておき、どうしたものだろう。個室ビデオ屋のVRで抜いて帰るか、乗り換えてストリップショーに初挑戦するか、いっそのことバニーガールバー新規開拓するか。半時間以上迷いながら駅前をうろうろしているうちに空腹になったので、外食にした。

ちょうどテラス席のあるイタリアンが空いていた。シーフードサラダアラビアータ風のパスタを注文した。少し時間がかかったが、のんびりできてかえってよかった。ここで夜風を感じながら十分待つのと、家でスマホを見ながら十分だらだらするのとでは、前者のほうが有意義に感じる。何もしてないのに、何かをしているよりも、何かをした感じだ。

シーフードサラダ自分の嫌いな小さな魚卵が入っていたが、あまり気にならなかった。それにしても、人の流れを眺めながら食べるのはいものだ。家にいるとき家事をするか何も考えずにぼーっとしているかだ。家でぼんやりして無になっていると疲れが取れるのだが、そのうちぼんやりするのに飽きて虚無感を覚える。だが、こうしていつもと違った場所で何も考えずにいるのは久しぶりで新鮮だった。同じ無になるにしても、たまには場所を変えたほうがいいらしい。

そこで前の席を眺めているとカップルが座った。しかし注文する様子はなく、男はパソコンを広げ女はバッグから取り出したオレオを食べている。席を不正占拠しているのではないか不審に思って店員メモを渡して尋ねると、別の店員だとのこと。休憩時間だったんだろうか。こんなところで休むとは、店の奥は狭くて休めないのに違いない。

で、夕飯を平らげてぼんやりしているともうラストオーダーだ。水のおかわりだけ頼んだ後、やはり紅茶を追加しようと思って店員を呼び留めようと思ったのだが、聞こえなかったらしい。なので、紅茶あきらめて水一杯で行きかう人々をもう少し眺めることにした。見上げると高速道路道路をまたいでいる。目の前にキャバクラ宣伝をする大きな画面がある。ここはそんな雑然とした場所だ。静かなところで仕事がするのが好きな割に、こういう騒々しいところも案外気に入ってしまう。最近は家と職場の往復ばかりだった。週に一度くらい外食して帰ってもいいのかもしれない。

ぼんやりするのに飽きると、また風俗店の情報スマホで調べだした。このイタリアンの裏手にはソープランドがある。最近リニューアルして嬢がバニーガール姿で迎えてくれるようになったらしい。ちょっと開拓してみようかと思ったが、ゴムなしも可能な店らしい。いわゆるNN、NSだがそれはちょっと怖い。数年前性病検査をしたのに、またわざわざリスクの高いことをしたいとも思えない。じゃあバニーガールバーかと思ったが初対面の女の子と話すのはちょっとだるい

ところで、なぜバニーガールバーに行こうと思っているのかというと、とあるバニーガールバーによく行くのだが、そこのレオタードハイレグ過ぎて、そこまでハイレグじゃないバニーガールの店を探しているからだ。しかし、急ぐ話でもない。

本当は別に会話がしたいわけじゃなくて、バニーガールをただ眺めていたいのだが、エスカイヤクラブに入るほどの地位があるわけではない。横浜駅ホテル12階にバニーガール接客するレストランがあったのだが、行く前にコロナ禍で閉まってしまった。行っておくべきだった。惜しいことをした。

さておき、女の子と話すのもだるいとしたらストリップショーはどうかと思ったが、こんな時間電車にまた乗り換えてストリップ劇場にまで行くのも面倒だ。ああだこうだ考えているうちにそろそろ店を出る時間になった。面倒になので、そのまま帰宅することにした。

今度の有給こそはマッサージストリップに行こうかと思う。いや、あのシチュエーションが良かったM性感はどうだろう。そう思いつつ、面倒くさくて結局何もしない気がしている。

2022-06-10

0609_直方体に押し込んで

匿名ダイアリー記事単位匿名なんですね。昨日コメントくれた人、ありがとうございます

料理をしていると頭が空っぽになるのでとても良いです。お肉の焼ける音。萎びていくキャベツを眺めながら。今日回鍋肉作りました

・時々、ざらっとした気持ちを捉えて「死にたい」と呟いてしまう。でも死にたくはない。そう思うくらいに将来に期待はしているけれど、多分これからも続く道の途中にある今この瞬間に、「痛い」というのに似た感覚に応じるようにそう呟いてしまう。もうちょっと解像度の高い言葉を探しているけれど、咄嗟に出てくるのは「死にたい」の一言で。

きっと大丈夫ときに見たら「そんなことで?」となる、そんなことに日々傷ついている。でも未来の私がどうであれ、今この瞬間を生きている自分は確かに傷ついていて、そうなっちゃったもんはしょうがないし、だから馬鹿だなぁ」なんて片付けないで、もうちょっとこの感覚大事にしてみる。

・昨日のノートに書いた雑然としたメモ

人が自分の思い通りにいかないということ。時には忘れてしまって、また帰ってこれる居場所を用意しておくこと。人は思っている以上にままならない。無理しなくたっていい、受容して生きてください。「あー、またやってんなぁ」という感じで。

これは正しい、これは間違っている、そういう構造の中だけで物事を捉えていたらしんどくなってしまうよ。私は時々、全然正しくないことをする。全てを投げ出して居なくなってしまうこともある。それで誰かを傷つけてしまうこともある。ごめんなさい、ひたすらに。だけど私にできることといえば、せめて、あなたが同じ気持ちになった時は、それを受容するということ。そうすることでしか責任を取ることができない。

閑話休題、といってもこの先書き続ける気力があるかしら、今日友達おすすめカラオケを教えてくれたのだけど、話の途中で別れてしまって、「またね」といったあと、彼が「あーでも、あそこのカラオケはすごく遠い」、といったのが妙に面白くてその後ずっと笑ってた。元々寡黙な友達だっただけに、別れ際、ちょっと声を張ってまでそんなことをわざわざ伝えて帰っていく様が、何だかとても面白かった。

明日も朝が早い。いい加減寝ないと。

2022-04-27

anond:20220427130242

たぶん盲点になっているんだけど、それは「美」と言います

 

人類共通基準として「美」があるってのは、古代から全員が知っているし、

では「美」とは具体的になんなのかを探求してきたのが、哲学美術歴史だ。

プラトンソクラテスが「美」を正義なんかと並べて考察してるのが有名だな。

 

なんで「美」があるのかというと、それは進化の経緯が関係していると言われているよ。

例えば、雑然としたぐちゃぐちゃした線の見た目を人間は嫌うし、整然とした線が並んでいる見た目を好む。これは人間森林生活を離れ、草原生活に移ったからだとされているね。油や高カロリーものを美味しいと感じるのと同様、「美」っぽいもののほうが、かつて生存に有利なことが多かったのではないかというわけだ。

 

 

からな、個々人には感性の違いが大きくあって、作品の良しあしは人それぞれとか、現代の嘘だから

良いものはやはり人類全員にとって良いのだ。

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