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2024-10-01

猫が同時に死んだ

猫が死んだ。

まだ実家にいた頃、夏の雨の夜に裏庭の網戸越しに必死にないて助けを求めにきた。野良猫ではなさそうな毛の長い種類の猫で背骨ゴリゴリと痩せていた。既に猫を2匹飼っていたので持っていたネコエサをすぐにあげたがガリガリなのにいくらも食べずに、フミはただ人恋しがって撫でてくれと必死にせがみ続ける愛情に飢えた猫だった。

その1〜2年後、以前、絶対に人に可愛がられていたであろう人懐こい野良猫を、職場からうちに招いた。職場で子を産み、子をそれぞれで引き取ったが、子を取られたにゃおはとても悲しがって見ていられなかったから。にゃおは感情表現が豊かで、私が帰ってくると、玄関の土間でばったんばったんと身体をくねらしぐうぐう言いながら喜びを全身で表現した。私が他の猫を撫でていると不機嫌な顔をしながらパンチで追い払い、私を独り占めしようとする嫉妬深さも人一倍だった。

歳を取ったこの2人は毎日寄り添って寝ていた。にゃおが急にわがままを発揮してフミにパンチを繰り出しても、フミは少し離れて顔色をうかがい、にゃおが落ち着くのを待って少しずつまた寄り添って寝るのがいつもの2人だった。

フミはいよいよ歳を取り、便を失禁し始めた。死が近づいてきた悲しみと、これは介護タイヘンになってくるなという現実的困惑が迫った中、思ったより早くあっさりと静かに自然に死んだ。猫の死、まして生き物の息途絶える瞬間を生まれて初めて目にした。死前喘鳴は見ているよりは本人は苦しくないらしいと知った情報を頼りに、ただ見守った。もう息が止まったかなと見ているとまた吸気があったりして、本当に死んだという決定的瞬間はわかりづらかった。愛するフミの亡き骸をかたわらに眠ろうとしたが、死を目の当たりにした精神的ショックで混乱しこわくなって、別の部屋に移してしまった。

フミが死んだ後、にゃおは、普段は入らない部屋の中、50センチくらい離れた所で亡き骸に背を向け肩を落とし、誰が見ても落ち込んでいるのがわかる表情で、何か考えているように飲まず食わずでたたずみ続けた。

次の日、にゃおは聞いたこともないような大きな咳をした。驚いて階段を上がった所でにゃおと顔を合わせた。死前喘鳴が始まった。ああ、にゃおも死ぬんだ!、としっかりわかってしまった。なんで!!と受け入れられず、私はにゃおの様子を大して見ずに部屋にこもって嗚咽した。ゼロゼロと喘鳴の音だけが聞こえてきた。にゃおは数ヶ月前の健康診断でも異常なしの健康体だったのに。にゃおは死ぬと決めたんだ。

二階の真ん中の部屋でぜいぜい息をしてぐったりしていたにゃおを撫でたら、ごろごろと喜んだ。ごろごろいう元気がある、もしかしたら、と撫で続けた。ずっと喜んでる。2〜30分して、にゃおが満足そうに立ち上がって気持ちよく、ぐぐーっと背中を伸ばした。あ、元気になった、ごはんトイレに行くのかな、とうれしくなった。にゃおは歩いて隣の夫の部屋をじっとのぞいた。顔を合わせたかったみたいだった。顔を見合わせた後、反対の隣の部屋で寝ていた不器用黒猫チミに近づき、自分のお尻をピタっとしばらくくっつけて親愛を表した。これはもう元気になったとかじゃない。信じられないが、最後あいさつにまわっている。はっきりと意思を感じる。にゃおは部屋から出て、トスンと横になりいよいよフミと全く同じように死に際の呼吸を始めた。おととい見たばかりだし全く同じだとわかる。名前を呼びながら優しく撫でた。フミと同じように呼吸が終わった。フミが死んでから1日半しか経っていない。悲しいというより驚きがすごい。

2人同時に火葬した。猫が絶対死ぬことはわかっていたけれど、わかっていたから死んだ後、後悔しないように充分かわいがってきたけれど、こんな死に方は想像していなかった。フミがいないのなら生きていても仕方ないと、決めたのか。同じに死んだら天国のフミも残された飼い主もさみしくないと、考えてくれたのか。自分のはっきりした意思を持って死ぬことができるのか。そんなかっこいいことができるのか。何年経っても、信じられないすごいものを見た、という衝撃の感動が薄まらないので、書いてみた。

2024-09-27

最高の夢見た

辞めた部活の先輩出てくるし、トスは打てないし

体育の靴は忘れるし、自分が関わった行事は上手くいかない

ゾンビが出てくるし、スナイパーにも狙われる

2024-09-25

anond:20240925055106

「駅は生活に根差しものなのにこんなピンク色にするなんて!」と啓蒙しようとした都会人が 「生活に根差してないから……」と突っ込まれてたのをよそでも見たけど

地元民が駅なんか使うわけない、みんな車移動だって言ってるじゃん

観光客も車で来た人はカウントされてない

駅の外にもフォトスポットがあるから外観だけ撮って帰る人もいると思う

観光客のために停車時間を少し長めに取っているそうだから停車中に降りてホームだけ見てまた乗車する人も駅の利用者としては集計されていない

こういう町おこしは駅自体が儲けてるわけじゃなくても県内宿泊施設飲食店が使われてたら成功になる

2024-09-24

anond:20240924190006

そうだよ

キャッチコピーは「恋がかなう駅」で恋愛成就のフォトスポットとか用意してるからカップル旅行に来た時に立ち寄ってもらえれば……っていうコンセプト、県内に有名な縁結び神社あるし

それとはまた別で鉄道むすめともコラボしてて、とは言ってもせいぜい一か所か二か所くらい?カップル邪魔にならない場所鉄道員女性イラストが描かれている程度

そのイラスト地元美術部の女の子が描いたのかなと思うような色気も何もない健全絵で、鉄道むすめアニメゲームがあるわけじゃないし大きな企画をやっているわけでもないかオタクが集まることもないんだけど

呂布カルマの乗っていた車両が偶然イラストがよく見えるめちゃくちゃいい位置に停車して

アニメコラボオタク媚びのためにエロいピンク色で飾り付けた駅と何重にも勘違いしたっぽい

そもそも鳥取ピンク推し

恋山形駅ショッキングピンクカラーが今さら話題になっているようだが、

あの塗装が10年以上前に行われたものであるように鳥取は以前からやたらピンク推している

恋山形駅拒否反応を示している人がピンクカレーピンクSLを見たら卒倒するんじゃないだろうか

なぜピンクなのかというと、日本最古のラブストーリーと言われる日本神話の大国主命と八上姫ゆかりの地が鳥取にあるからで、

縁結びのご利益があるとして恋のイメージカラーであるピンクのお守りやフォトスポットが鳥取各地に存在している

ちなみに殺人ラブコメ漫画として有名な名探偵コナン原作者鳥取出身であり、鳥取空港には新一と蘭がイチャついているピンク色の巨大看板の隣にハート形の赤いポストが設置されている

(ここに投函したハガキ消印鳥取空港仕様になるらしい)

もうひとつ理由としては、因幡白兎伝説がある

鳥取市のマスコットキャラクター、「すごウサギ」は因幡白兎元ネタだが、体色は白ではなくピンクである

なぜピンクなのか?鳥取県民であればこの童謡が頭に浮かぶだろう

「大きな袋を肩にかけ 大黒様が来かかると ここに因幡白兎 皮を剥かれて赤裸~♪」……

すごウサギだけではない、鳥取土産売り場などそこかしこに見られるウサギのグッズはほとんど白かピンクだ、ハローキティーのご当地コラボピンクウサギ

鳥取は毛を無理やりむしられて塩水に漬けられ号泣する地肌剥き出しウサギイメージカラー推している狂気の県なのである

2024-09-23

2024-09-22

[]テイルズオブアライズ クリア

26.5時間

最近やったやつランク付けするなら、

ゼスティリア<アライズ<<ヴェスペリアベルセリアシンフォニア

って感じかなー

スターオーシャン6やったとき感覚めっちゃ似てた

昔のゲームが今風にグラフィックめっちゃあがってるけど、

キャラとかストーリーが悪い意味JRPGやってる感じ

クエストは2割くらいやったか

いろいろマップすみっことか探しにいくので時間かけちゃったからそれなかったら20時間いけたんじゃないかなーと思う

ヴェスペリアあたりから戦闘システムが複雑になってきて秘奥義とか一度も出さずに終わるとか増えてきたし、

戦闘システム全然使いこなせてない感がすごい 自分がね

中途半端アクション性ましててでも攻撃途中でキャンセルしたりもできないし、

妨害する技もタイムリーに使えないしでストレスたまるゲームだったわ

ふたつ世界があって属性ごとの国とかめぐって最後は大ボス倒して世界すくうっていうテイルズテンプレ

敵がHPけずりきってるのにナンチャラっていう必殺技じゃないと倒しきれないのがすげーストレスだった

その状態だと秘奥義あててもダメージゼロとかマジでイミフ

トドメのさしかたを強要するな

普通にダメージあたえたら殺せるようにしろ

あとスーパーアーマーでこっちの攻撃にひるまなくてヒットストップ感もないから爽快感がまじでないんだよな

一番むかついたのはバトルんとき戦場をぐるぐる突進しまくるやつ

突進とめたくてもゲージたまってねーし、魔法となえてるときだとよけれねーしですぐ死ぬからマジでうざかった

キャラ

ちぐはぐ感すごかった

衣装もほぼ変更できるのないし、やたら鼻眼鏡的なアクセサリーは手に入るけど世界観とあわなすぎてつけるきになんなかった

エロいキャラもおらんし キサラのケツくらい

シオンパンツっぽいの見れるけどケツ側ロンスカで見えにくいからつまらんしそもそもエロいと思わない

ストーリー

部会話で説明しようとしてて専門用語だらけでほんまつまらんかった

バトル

アクション性増してる割にプレイヤー側にストレスかけるのが強くて楽しくなかった

ひとまずこれでカタログにあるテイルズは全部クリアできたから、テイルズ地獄からは抜けられるー

2024-09-10

物理ミュートが欲しい、それなりに大きな画面、使えるカメラ

これってってOnePlusが最適解なのでは

2024-09-05

主にアビドス三章とプロジェクトKVについて

色々と情報錯綜しているプロジェクトKV関連について、内情に関する不確定な情報に関しては正直何とも言えない。

ただ一連の話の中でクリエイターは良い物さえ作ってくれれば構わない、という意見を見ることがある。これに関しては問題の内容にもよると思うのだが、出された物で評価するのであればライターの方が最後に携わった対策委員会編三章に関しても作った物であるし、アニメテキスト差し替えがあったイベント等への影響等も同様に評価するべきではないか

 

まず、対策委員会編三章に関して

ストーリーの根幹部分は本当に良かったとは思う。クジラのように息を止めていた=本音吐露できないでいたホシノ(アニメ水族館回のシロコとの会話より)が先輩に弱音を吐いた上でこれからも進んでいく覚悟をしたし、シロコ*テラーやプラナは自分たちが元いた世界では守れなかった人たちを守ることができた。最終編の続編的なストーリーとしては本当によかったと思う。

 

ただ、気になる箇所がいくつかある。これが単に尺や締切の問題ならまあ仕方ないとは思う(明らかに話数が多く、可能な限り設定にケリをつけようとしたことは分かるので)。ただ退社と新プロジェクト立ち上げの一連の流れを見ていると、その描写に関して何か含みがあるような気がしてしまう。

 

私募ファンド、ネフティスの執事さん、プレジデント対立のくだり

この辺りに関しては敵対者コロコロ変わるし執事は心変わりしたかと思うと反省してフェードアウトするし、プレジデント大人のやり方というわりに子供の癇癪めいた方法で話を反故にする。

この辺りは直近のイベント等でちゃん説明すれば協力してくれるアクアパークのオーナー反省してサオリを気遣ってくれるようになるDJ等が出てきていたのもあって、アビドス関係だけこうなの?となってしまう(エデン条約編三章〜四章のトリニティモブトラブル担当にされていたので、モブNPC性格が悪いのはライターの手癖なのかもしれないが)し、エピローグにも居たこともありコレがアビドスの生徒にとっての今後の隣人かぁ…と思うとなんとも言えない。

アニメや最終編でノノミ描写から実家問題の掘り下げを期待していたので肩透かしを喰らったのが正直なところだ。シナリオ単体だとそのくらいなのだが、退社の件と合わせて考えるとプレジデントとのやり取りは退社のきっかけとなる社内でのトラブルが元になっているのではないか…?という疑念が湧いてしまう。もちろんそんな明言はされていないし、退社の経緯に関しては知る由もないのだが。

 

シロコ*テラーがみんなの武器を捨てるシーンに関して

スチルを見た時の第一印象は捨て方が雑すぎないか…?というところで、ホシノがユメと言葉を交わして前に進む=きちんとお別れをする、大切な人を弔うというのがこの章の話であるなら、尚更砂漠に打ち捨てるのではなく、綺麗に埋めるとか溶かして別の武器にするとか、やりようはあったと思う。

果たして乱雑に打ち捨てる必要性があったのか、古巣を離れることに対する表現だとすると切り捨てられた感があるし、お話のコアになるキャラクター大事なシーンに変な文脈が乗ってくるのは正直かなり嫌な気持ちになる。

 

地下生活者に関して

今回の章での先生結論は、本当にざっくりした纏め方をすると大人として自分が今やれることをやる、というものだった。それに敵対する存在が、子供のように癇癪を起こし、無敵の空間から一方的に何の責任も負わず干渉し、チートめいた現実干渉本来あり得ない現象を起こすというのは対比がバッチリと決まっていたと思う。

だがその上で、どこまでが地下生活者仕業で、どこまでがそれぞれのキャラクターの動きなのかがハッキリ説明されておらず、よく分からない。先述の私募ファンド執事プレジデントに関して、心変わりが早すぎるのもあり、この辺りは操作されていたんじゃないか?と予想することはできる。朝霧スオウの挙動も、プレジデントを裏切って以降はホシノの強さ(キヴォトス最高の神秘としての、ゲマトリア視点のホシノの解釈しか見ていない様子で、地下生活者台詞呼応して動いているので何かしら干渉されているのは間違いない。ホシノへの精神干渉がどの程度なのかは分からない。テラー化直前かもしれないし、三章の合間に頻繁にホシノの回想が挿入されるのはこの時点で干渉を受けていて夢と現実認識曖昧になっていたのかもしれない。

しかし実際どこからどこまでがキャラクター本人の挙動なのかは明言されない。自己顕示欲の塊ゆえに全部説明してくれたベアトリーチェや暗躍しているシーンをキッチリ映している申谷カイなど、方向性の違う黒幕でもどこからどこまでが黒幕仕業でどこが本人の問題なのかはわかりやすかったのだが、単純に説明不足だ。

先生の爆破というファンコミュニティではさんざんアロナバリア無効化されてきた手段意気揚々と繰り出してきたり(よりにもよってそこで一旦シナリオ更新ストップするし)、先生の指揮の人数制限問題に関しても制約解除決戦以前からストーリー戦闘内で操作不可の味方が援護してくれる演出なんかもあったわけで、先生が打倒するにあたってのカタルシスが異様に弱かったように思う。対比構造とかモチーフにこだわるあまり動かし方が稚拙ではないだろうか。

メタ的な攻めをするわりに解釈が雑ですぐ癇癪を起こす大人なのに子供みたいなキャラクター、というとファンコミュニティでたまに見かける過激ユーザー揶揄しているようにも思える。先生への攻撃に関してもファンコミュニティでたまに発生する死ネタ・負傷ネタ風刺であるがゆえこういう手段になったのかもしれない。二次創作へのお気持ちで作られたキャラ造形、と言ってしまうのはさすがに邪推が過ぎるだろうが、ゲマトリアというメタ的な属性を与えられている立ち位置を考えればプレイヤー元ネタになるのも自然な話だし、それ自体別に良いと思う。しかユーザーの層を考えると、ある種の「チー牛」的な属性キャラを繰り出すのは不用意すぎるし、最後に関わったシナリオでそのキャラを地下へと追い返して退社というのはちょっと危険メッセージ性が生まれてこないだろうか。

ただ問題キャラクター設定よりもむしろシナリオ上での動かし方で、地下生活者が三章においてもたらしたもの説明不足なゴチャついた展開と列車砲やセトなどの扱いに困って途中で流れでサクッと処理した設定ばかりで、ホシノやシロコ*テラーの苦悩と決断など、三章の良かった部分とは関りが薄い。シロコ*テラーとプラナとは元の世界悲劇に関して因縁があるわけだし、アビドスの問題を一段落させたうえでプレナパテスの関係者メインできちんと対決するお話を用意してあげてもよかったのではないか

表現したいことがあるならそれでいいと思う。けれど実際何がしたかたかそもそもどこまでやらかしてるのかが分かりにくいし、ユーザーへの不快感の表明だけが文脈としてハッキリしてしまうのだとしたら、ちょっとさすがにどうなんだという感じだ。

 

朝霧スオウに関して

よくわからないといえば朝霧スオウだ。エピローグでの出番を見る限り確実に何か彼女彼女で設定がある筈なのだが、ホシノの台詞の通り本当に何だったのかよくわからないまま終わってしまった。最初対立関係にあると言われてたノゾミとヒカリ対策委員会との交渉時には遠ざけようとしていたり、ノノミ誘拐時には思うところがありそうだったり、なんやかんやノゾミとヒカリが助けているあたりホシノへの執着だけのキャラではないのは確かだろう。

ただ結局地下生活者がどこからどこまで操っていたのかわからないので、対策委員会編三章の動向だけでは本当によく分からないとしか言いようがない。雷帝関連が今後掘り下げられることもあり、シェマタ建造ぐらいの時期の話に関わってくるのかもしれないが……。

ただまあ思い返せばエデン条約編三章でも先の話を知らないとアツコを傷つけられて激怒するサオリのシーンなどはどの口で言っているんだ、と捉えられても仕方のない描写だったりするし、先のシナリオで裏事情を明かすキャラに関して事前には特にフォローが無い描き方をしているだけなのかもしれない。

 

セトに関して

ホシノのテラー化のついでに副産物のような形で出てきて、ホシノが復帰した後は何故か地下生活者切り札のような扱いになって、なんか凄いらしいけどそのまま倒されたのでよくわからなかった。

セトに関しては戦闘フィールド名前元ネタから明らかにアビドスに関係するボスとしてデザインされているし、新規コンテンツとして無からまれボスではなく三章実装にあたってデザインされたボスだろう。

それが新規コンテンツボスとしてはあまり歓迎された仕様ではなく、シナリオ的にもホシノの復活ついでに処理されているのは単に要素が渋滞したせいなのか、それともわざとなのだろうか。どちらにしろ無茶振り的な実装で調整不足なボスだと思う。

 

ホシノとヒナの対決に関して

スチルもアニメーションも潤沢な頂上決戦……の割には直前でホシノがシロコに一度競り負けているし、決着としても列車破壊による無効試合なので、演出は凄いのに脚本上の盛り上がりからは妙にズラされている。

ホシノの話に終始すると暗くなってしまうので派手なバトルでバランスを取ろうとしたのかもしれないが、心情的にそれどころではないタイミングで熱いバトルをされても集中できないというのが正直なところだし、その本人を巻き込んでるとなると尚更だ。

ヒナに関してはホシノのテラー化直前の台詞回しに関して、事実に即した言葉淡々提示して諭そうとしている。これは単にシナリオ上の都合の台詞ではなく、水着衣装のボイス等から推定するとヒナというキャラクターが確かな事実を礎にして動いており、不確定なものが苦手であるがゆえ、こういう台詞回しになっているわけだ。

事実真実に関する話はクライマックスでも再度言及されるわけだが、今回の章を経てホシノが辿り着いたのが真実であり、ヒナ重要視しているのは事実である。おそらくはこの対比関係を前提にした上でホシノとヒナをぶつけたかったのだろうが、戦闘時のホシノは絶賛迷走中で、ヒナゲヘナ編のシナリオがまだ来ていないので、関係煮詰まってないけどスケジュール的に不可能なのでとりあえずノルマでバトらせたようなバトルだ。正直なところ現状の描写だけではアニメで謎に往年のライバルキャラみたいな扱いをされていたシロコとアルと大差無い関係性だと思う。

頑張っていることを認めてくれると嬉しい、人助けが生きがい、確固たるものが心の拠り所……という、今は先生が適切な距離感で接しているので安定しているものの、ヒナ精神性はもともとコミュニケーション不安を覚えやすい子のそれだ。そういう部分でヒナの人柄を見て仲良くしてるキラキラ部の二人やまあ……偏愛を向けてるアコちゃんあたりの、頑張りとかが関係ない人間関係大事になってくる気がするのだが、その辺りは来たるゲヘナ編に期待したい。

 

後輩の成長に関して

ホシノを止めるために雨雲号を持ち出したり生徒会長立候補したりと、アヤネの凄さを感じさせるシーンが幾つかあったわりに、普通にそのまま撃退されたりプレジデントには発言無効にされたり結局会長職は返上したりとなんというか不憫描写が多かったように思う。

セリカに関してはあまりにも派手でスケールの大きいシナリオと相性が悪かったように思う。アニオリの水族館回でのノノミへのフォローなど、日常パートだといい立ち回りができるだけにもう少しなんとかしてあげてほしい。

今回の章で後輩メンバーたちがしっかり成長してしまうと、ホシノの未練が無くなってしまうので後輩の力で助ける・問題解決するというストーリーにしにくかったのだろうという推測はできる。だが見せ場を作った上でそれに水を差す形で否定する、という見せ方をする必要はあったのだろうか?

 

ユメに関して

ホシノの物語登場人物としては特に文句は無いのだが、プレイヤー視点としては先生として世界観測するゲームで、生徒には無限可能性があると示したのと同じ口でどうすることもできないと言うのは果たしてどうなのか。

全てを許してくれる聖母のような立ち位置先生として庇護すべき生徒を配置した上で、先生には責任がないと許してもらう(しか先生と会話したユメは本編の状況を何も知らず、先生とホシノと三人でアビドスにいるパラレル存在だ)のは些かグロテスクな構図に思える。ヒナの件も後出し列車砲の件で招集した、という描写で「先生は地下生活者と違って自分の生徒同士を将棋の駒みたくぶつけるようなことはしませんよ」と説明してるわけだが、そこを説明するより地下生活者干渉範囲ネタばらしとかもっと描写するところがあったんじゃないかと思う。

どうも三章は生徒に対する先生よりも「シャーレの先生」という立ち位置世界の命運を左右する存在としての在り方に寄った描写が多く感じた。描きたいお話と相性が悪かったんだろうか。でもまあ確かに最終編でアリスが命を賭けるシーンとかもプレイヤーとしては分かった上で生徒を送り出してるわけだし、セカイ系先生概念が相性悪いという話なのかもしれない。

ユメの死因に関してはそんなに明確に言及する必要があるか? と思うのだが、動いてないのに暑いよのミームへのカウンターとして描写したという説がどうもあるらしい。眉唾な話ではあるが仮にそういう意図だとすると三章完結後の現在、露悪要素のない二次創作に対して面白がってユメの死因をネタにしたコメントを書き込んで不謹慎大喜利をする風潮がミームの代わりに蔓延っているのだが、果たしてこれが望んだ光景だったのだろうか。結局ネタバレや不謹慎な内容を避ける流れでホシノサクサク代替としてバズったりしていたし、ミームは変わらず蔓延り、残ったのは悪ノリキャラを愚弄して面白がる空気感だけ。

しかギャグパートシリアスパートで同じ台詞がぜんぜん違う文脈になる、というのはブルーアーカイブお家芸なので何かしらの目的でわざとやってるのはそうなのかなぁとは思う。

ミームの件も合わせて考えると自分シナリオ以外で動かされるのが嫌だったから完全に死人として扱ってるんじゃないかと思わないでもない。そういう都合でキャラクターの結末が歪められたとしたら、三章の根幹部分のお話の受け取り方も変わってくる。

 

対策委員会編二章とエデン条約編の焼き増しではないか

対策委員会編に関しては正直初期のストーリーということもあるし、ホシノをメインに据えた話をするにあたってストーリーラインが似通ってしまうのは仕方ないのかもしれない。そこはおそらく三章の問題ではなく一章二章の方が未来でやる話と被ってしまった、というのが正しいのだろう。

ただ、先生の負傷による一時的退場でその間に加速する情勢、精神的に不安定な強い生徒が暴れてるけどそれとは別に対処しなきゃいけない問題がある、という構図はエデン条約編三章と四章そのままの構造だ。対策委員会編だけならまあホシノの問題は二章では何も解決していないから…と言えるのだが、これに関しては単に話のレパートリーが少ないだけではないだろうか。

本筋以外の部分はスケールが大きいが列車砲+スオウやカイザー軍勢は裏で片付けられているのもあり、ワンパターンを外そうとして派手な設定を入れ、結局扱い切れずに諦めた感もある。頻繁に挿入されてるスチルもこの後負けて即落ちするんだよな…とかカッコつけてるけど後輩の静止振り切って突っ走ってるだけなんだよな…と、シナリオを合わせて見ると微妙感想になるものが多く、手間と内容が釣り合っていない。

 

最近イベント

細部が気になるのは退社とプロジェクトの件だけが原因ではない。直近のイベントストーリーでは出来ている部分が出来ていないからだ。

ーve Alive!ではアイリ意図勘違いしながらもがむしゃらに手を伸ばすメンバーの姿が見られたが、このイベントでのアイリがいなければスイーツ部が存続する意味がない、という言葉こそ対策委員会編三章でユメの意思を継ぎアビドスの為に自分犠牲にしようとしていたホシノに対して、目的否定より何より先に掛ける言葉であったのではないか

say-bing!ではコノカ副局長の立ち回りがブルーアーカイブの根幹となるコミュニケーションであったように思う。カンナにとって大事ものを本人の意図関係なく尊重し、しかアクアパークから帰ってきたカンナが楽しそうだった理由はよく分かっていない、というのは他人はどこまでいっても他人である、だけどそれでも、という古則への回答そのものだ。

seaside outsideでは、人殺し教育しか受けてこなかったような生徒に居場所はあるのかという問いに対してアリウススクワッドのメンバーがそれぞれのやり方で他人と関わる様が見られ、彼女たちにも居場所はあるのだということが示唆されていた。栗浜アケミとそれを慕うスケバンが出てきたのが象徴的で、道を外れた生徒でも受け入れてくれる人がいるというお話を立体的に表現していたように思う。

月下夢騒に関しては続きがある以上結論は出せないし、実質的卒業済みの生徒=大人であるカイの処遇に関しては大きな不安が残る。しかし、黒幕であるカイが何を仕組んでいるかは明白であり、カグヤの暴走もキサキ門主就任仕事が手順を無視してのカイの追放だという部分を加味すると山海経の生徒がキサキ Permalink | 記事への反応(1) | 19:52

2024-08-24

ウクライナ人Alex Kさんの思い出と、キリスト教の話

ゼロ年代インターネットには、Alex Kさんという日本語が堪能なウクライナ人がいた。彼は日本語ウィキペディアで、ウクライナに関する有益記事をたくさん執筆していた。ウクライナ語のиをすべて「ウィ」と表記した結果、「フメリヌィツィクィイ」みたいな記事名ばっかりになっていたが、これも彼の正確さを重んじる姿勢のゆえだと好意的に見ることはできる。

しかし、Alex Kさんウクライナ民族主義者であった。もちろん、民族主義者であっても良質な記事を書いてくれるなら問題はない。だから彼は、ウクライナ歴史上の人物や、都市や、教会についての記事執筆し、加筆し、あるいは修正のために議論した。そしてある日、ひとりの日本人編集者が、彼の書いたウクライナにある教会に関する記事修正しようとした。それが問題のはじまりだった。

話を150年ほど遡る。鎖国が終わり、自由キリスト教布教してよいことになったので、欧米人はこぞって宣教師日本に向かわせた。宣教のためには、現地の言葉で書かれた聖書必要不可欠である。だから宣教師たちは、それぞれが独自日本語聖書を作った。正教会宣教師だったロシア人の聖ニコライは、漢文の素養のある日本人に助けられながら、教会スラヴ語(教会で用いられる古風なスラヴ語)に基づいていかめし文体日本語聖書を作った。カトリックプロテスタントは、時代に合わせて聖書をよりやさしい日本語に置き換えてきたが、正教会聖書は、明治時代からその言い回しなどがほとんど変わっていない。結果として、正教会聖書は読みにくく、使われる語彙もカトリックとは異なっている。たとえば、こんなふうに。

正教会カトリック
主教司教
顕栄変容
生神女聖母
至聖三者三位一体
イイスス・ハリストスイエス・キリスト

これがいいかいかは、その人の価値観によるだろう。他の教会共通する用語を使うべきと考える人もいれば、独自伝統を守るべきだと考える人もいてよい。だがそれを決める権利日本人の正教徒しかなく、外部の者はそれを尊重すべきであるはずだ。

このようにキリスト教各派が使っている用語バラバラなので、日本語ウィキペディアでは、「各派の独自用語尊重する」というデファクトスタンダード確立された。たとえば日本政府は少し前までローマ教皇のことを「法王」と呼んでいたが、ウィキペディアではカトリック独自呼称である教皇」が採用された。カトリック教会が「主教座」と表記されていたときは、カトリック用語の「司教座」に直された。だからその日本人編集者は、2009年に、Alex Kさんの書いた記事にある「三位一体」「変容」を、「至聖三者」「顕栄」に直した。

ところが、Alex Kさんにはそれが気に入らなかった。ウクライナ語や英語では、当然ながらこのような区別存在しない。Alex Kさんは、「三位一体」は日本語の定訳なのに、なぜ「至聖三者」という日本正教会独自用語を使わなければいけないのか? と反論した。さらに、大部の国語辞典を参照して、「顕栄」とは立身出世するという意味であり、「変容」の方が教義的に正しい、とも主張した。これに対し、日本人編集者たちは次のように答えた。

  1. 日本語ウィキペディアでは、各派の用語尊重することになっている。正教会事物は、日本語ウィキペディアでは日本正教会用語に従って書かれるべきだ。
  2. 日本正教会があえて違う訳語を使っているのではない。歴史的経緯から各派がバラバラ訳語を使っているだけである日本正教会用語だけ特殊扱いするのはおかしい。
  3. キリスト教徒は日本において人口の1%程度しかいない。したがってキリスト教用語の多くは国語辞典に載っていないかキリスト教用語としての意味が書かれていないので、国語辞典基準にしてしまうとウィキペディアにおけるキリスト教関係記事の多くが成り立たない。実際に、Alex Kさんが参照している国語辞典の「変容」の項には「キリストの変容」という意味は書かれていない。国語辞典基準にするなら、まずAlex Kさんが推す「変容」からしてアウトではないか
  4. 仮に「一般通用しているか」を判断基準にするなら、ウクライナ固有名詞の多くはロシア語読みで書くべきということになるはずだ。Alex Kさんウクライナに関しては慣用表記ではなく当事者呼び方を優先すべきだと主張するのに、日本正教会に関しては当事者呼び方ではなく慣用表記を使うべきだというのはおかしい。
  5. Alex Kさんが振り回す辞典の「顕栄」の項には、「立身出世」のほかに「名があらわれ、身のさかえること」という語義も書かれている。キリストの「名があらわれ、身がさかえる」というのは教義的におかし表現とはいえないだろう。そもそも顕栄は漢語であり、「えある姿をす」と解釈できる言葉だ。Alex Kさん漢文を読めないのか?

このような反論Alex Kさんがきちんと応答していれば、もしかしたら有意義な論争になったかもしれない。だがAlex Kさんは、すでに論駁された自身の主張を繰り返すだけだった。あまつさえ投票に参加しなかったにもかかわらず勝手記事名を元に戻すなどの問題行動を起こした。最終的にAlex Kさん日本語ウィキペディアから出禁を言い渡され、現在のゆくえは杳として知れない。

Alex Kさんは何が気に食わなかったのだろうか。それはおそらく、日本正教会立ち位置にある。実は、日本正教会は完全に独立した教会ではない。日本正教会ロシア正教会の一部なのである

それの何が問題なのだろうか。日本カトリック教会は、全世界信徒を統べるカトリック教会地方支部に過ぎないではないか。それと同じように、日本正教会ロシア正教会支部であって何か問題があるのか? カトリック正教会組織運営上における最大の違いが、まさにこの点にある。カトリック教会は全世界組織ピラミッド状になっているが、正教会では各地にある正教会は対等な存在で、それらを統べる上位者はいないのだ。つまりカトリック教会が「世界政府」だとしたら、正教会は「国際連合」のようなものなのだコンスタンティノポリスの全地総主教あくまで同輩中の首席にすぎない)。

正教会において、国際連合における独立国のように振る舞うことができる教会のことを「独立教会(autocephalous church)」という。ロシア正教会ブルガリア正教会などはみな独立教会であり、対等な存在である。そして、国際連合に加盟する独立国の中にも自治区があったりするように、独立教会の内部にも自治を許された独自組織存在することがある。日本正教会はこのパターンで、教会内の人事は基本的日本人信徒神品聖職者)で決めているが、教会トップモスクワから承認を受ける必要がある。日本正教会は、少数派であるキリスト教の中でもさらに少数派で、文科省統計では人口1万人いるかいないかだ。小さな島が独立を諦めてイギリス領に留まることを選ぶのと同じように、日本正教会ロシア正教会から独立しようとしていない(というか日本だけじゃなく、そもそも東アジア独立教会がない。中国正教会ロシア正教会の傘下だし、韓国香港に至っては全地総主教の下の単なる府主教区であって自治権はない)。

まりウクライナ民族主義であるAlex Kさんにしてみれば、「日本正教会尊重せよ」というのは、「ロシア正教会尊重せよ」というふうに聞こえていたのではないか。なるほど彼からすれば、ウクライナ語では正教会カトリックとで同じ言葉を使うのに、ロシア正教会日本支部ではわざわざ別の言葉を使ってカトリック差異化しようとしている、と映ったのだろう(ウクライナには「儀式のやり方は正教会だが、組織としてはカトリック」という教会存在しており、かつてロシア帝国から激しく弾圧されたこからウクライナ民族主義の核になっている)。

しかAlex Kさんが見落としていたのは、日本正教会日本人によって運営されている教会、という点である。確かに教会設立ロシア人によるものだし、ある時期まではトップロシアから派遣されていた。だが日本人の正教徒自分たち教会組織運営するようになり、ここ半世紀は教会トップ日本人が務めている。しかも、日露戦争ロシア革命によって生じた反露世論によって痛めつけられた上での話であるロシア正教会が気に食わないというウクライナ人気持ち理解するが、逆風に耐えながら百年以上も信仰を守ってきた日本人信徒に対する尊重くらいは求めてもよいはずだ。

ところが、Alex Kさんが示したような日本正教会への侮蔑あるいは敵対は、残念ながらウクライナ人あいだにしばしば見られる。たとえばウクライナ正教会は日本支部を開設しているが、その神品であるパウロコロリューク(Павло Королюк)は、「生神女就寝祭」を「聖母就寝祭」と呼ぶなど、日本正教会用語法を意図的無視する姿勢を打ち出している。ウクライナでならば好きな用語を使えばいいが、あいにくとここは日本であり、日本正教会管轄である。郷に入っては郷に従うべきではなかろうか。また、コロリューク神父あるいは彼に近しい誰かは、日本正教会を侮蔑するツイート公然としている。まあ、こういうツイートウクライナへの共感が強まると思っているならご自由にされればよい。増田は、コロリューク神父はキリル総主教精神双生児なのだから、似た者同士もっと仲良くすればいいのに、という感想しか持てなかったが。

そもそもウクライナ正教会日本支部を開設しようという時点で「シマ荒らし」といえる。日本在住の正教徒基本的日本正教会聖堂に通うべきだからだ。とはいえ移民移民先に支部を作るのは米豪などでも問題になっているし、ルーマニア正教会も日本支部を築いたことがあるので、ウクライナだけの問題ではないのだが。根本的には日本正教会独立教会ではないのでナメられているのだろう。あるルーマニア人は「在日ルーマニア人が教会に行くのに、何でモスクワ許可必要なんだ?」と嘯いたそうだ)

さらに、一昨年開かれたホロドモールの犠牲者を追悼する合同祈祷式には、コロリューク神父だけではなく「日本における総主教代理であるアンブロシオス府主教」が出席していた。日本総主教代理とはどういうことか? 実は、全地総主教日本正教会自治権を認めておらず、韓国派遣したギリシャ人神品日本正教会トップに任命しているのだ。彼は韓国正教会トップでもあるので、というかそっちが本業なので、ふだんはソウルにいる。なるほど、ウクライナ正教会が全地総主教によって承認された関係上、全地総主教が認める総主教代理を認めねばならないという事情理解できる。だがそこでも、日本正教会日本人運営する教会だということは無視されている。明治時代からの由緒ある聖書を守り続けている日本人信徒がおよそ1万人いて、神学を修めた日本人神品が何人もいるというのに、ふだんは韓国に住んでいるギリシャ人日本正教会トップを名乗るというのは、日本人への侮蔑だとは思わないのだろうか?

ロシアウクライナ侵略が許されざる暴挙であり、ウクライナ人へのジェノサイドであることにはいささかの異存もない。プーチンプーチン盲目的に礼賛するロシア正教会のキリル総主教腹を切って死ぬべきである。Оккупанты, идите домой! だがそのことと、日本人が守り育んできた日本教会を軽んじてよいかということとは、まったく別の問題であるはずだ。ウクライナ人特にウクライナ正教会関係者は、日本正教会に敬意を払うべきだ。彼らはどんなに苦しい状況でも正教会信仰を守りぬいた人びとであり、彼らの培ってきた伝統尊重されるに値する。もしもウクライナ正教会がイイスス・ハリストスの教えを日本で守り広めたいと思うなら、まずは彼らの伝統に倣うことから始めるべきだろう。

ところで、ウクライナ語版ウィキペディアの「日本正教会」の記事には、次のような記述がある。

На відміну від католицької і більшості протестантських церков Японії, Японська православна церква не використовує усталеної в японській мові християнської термінології. З 19 століття вона розробила власний словник. Більшість термінів вважаються застарілими словами і малозрозумілі для сучасних японців[13].

この「注13」は次のようなものだ。これは英語版やロシア語版にはない、ウクライナ語版オリジナル記述である

Наприклад звичне для японської мови слово «Трійця» саммі іттай (三位一体, дослівно: «три особи одна суть»), що зафіксоване у провідних японських словниках, японські правослані замінили на сісей санся (至聖三者, дослівно: «найсвятіші три особи»). Ця заміна сприймається неадекватно, оскільки друга частина словосполучення — санся означає не лише «три особи», а й «третю строну» або «аутсайдера». Інший приклад — «Преображення». В сучасній японській мові для позначення цього слова використовується термін хенйо (変容, дослівно: «зміна образу»). Японська православна церква замість нього вживає термін кен'ей (顕栄, дослівно: «проявлення слави»), який в японських словниках тлумачиться як «стати заможним» або «вибитися в люди».

Alex Kさん! 生きとったんかワレ! 「顕栄」についての一方的解釈が健在なのを見てとても懐かしい気持ちにさせられた。さらに、「三者」は部外者というニュアンスもあるから、「「至聖三者」」はTrinityの正確な訳ではないそうだ。もちろんこれは日英露各版のどこにも書かれていない新発見である。確かに第三者」という語を思い出せば、「三者」に部外者という語義があることは明白だ。このウクライナ人編集者勉強熱心さには頭が下がるので、次はぜひ序数という概念についての記事を書いてほしい。しかし何より驚嘆すべきは、これほど独創的な日本語解釈が堂々とウクライナ語版ウィキペディアに載っているということだろう。ウクライナ人に向けて世界言語についての知識を広めようとするAlex Kさんの思いには頭が下がる。きっとそのような手法モスクワで身につけられたに違いない。いや、実にあっぱれ。<

2024-08-17

      立野玄一郎医師とき心神喪失、  書くべきときが来たら書きますけどあなたのいいなりにはならないよ、ということもあったが、飯沼病院には全く関係最近ないので

  令和3年11月5日

    フトス係長は、 地区担当日報に、大承認、と書いただけの職員だが、 建造物は施錠してあって、103号室に森が住んでいることしかからないので

    二杉の親戚だと思いますが、

     ひらがな文字界隈     新宿ホームレス    Twitterのどれに該当するのかは分からない。

2024-08-11

タドコロフ・オマエノコトスキー

ロシア人

24医学生

ウクライナ侵攻でロシア軍徴兵される

長く続く戦争おかしくなり多くのウクライナ男性昏睡レイプ

レイプ中にケツ穴に銃弾を撃ち込まれ死亡

最後セリフは「いい世、こいよ!」

2024-08-06

よし、やっとセトス好感度10になったぞ

これでろくなシールド役もいない好感度PTからこいつを外せる

貫通チャージショット楽しいけど中断耐性ないとダメダメなんだよなこいつ

残りの好感度10未満はクロリンデシグウィンだけだから

ナヒーダディシアでも入れて適当4色パにするか

シグウィンもディシアも付着弱いからそれなりに激化維持できるだろ

しらんけど

2024-08-03

トールメイヘム攻略記事

D.Va

自爆で膠着状態を打破するのが仕事

20分続いたオーバータイムがD.Va出して自爆したら終わることもよくある

EMPケージ自爆を同時に使うのが鉄板

ディフェンスマトリックスでモイラ黄玉を消しまくる嫌がらせも可

ウィンストン

相変わらず必須級の全方位バリア

イラ以外のほとんどのヒールを封じることができる

アナの阻害を防げるのも大きい。阻害をくらいまくってるのにいつまでもゴリラを出さないチームの未来は暗い

ペイロードに居座るのが基本だが甘えたソンブラを地の果てまで追いかけることもある

バリア有用すぎるのでウルトは緊急時以外は基本使わない。あとはペイロはがし

リー

最強格の一人

無限フォーティファイで無敵要塞と化したオリーサはかつてのザリアを思い起こさせる

ほとんどのペイロはがしが通用しないので居座り性能最強

ジャンクラのトラップが効かないのも強い

ケージ&堪忍しなさい!が決まれ勝利は確定

ザリア

かつては無限バリアで異常な強さを誇っていたがCTが伸びてそこまででもなくなった

サージはもちろん強いが、大勢を吸うよりも一人だけ吸ってフォーカスを合わせられるようにしたい

サージ対象はモイラ、ソンブラ、ドゥームあたりが定番

ボールは吸っても本気フォーカスしないと倒しきれない

シグマ

ウルトでペイロはがしするために採用されることがある

ジャンカークイーン

バリア無視して阻害を入れられるのは強いが、トールメイヘムの体力の敵を短時間で仕留めるのは難しい

ドゥームフィスト

脅威の生存力で飛び回り、軽いやつを狩りまくる

相手タンクだらけになってくるとつらい

ソンブラに弱いのは相変わらず

マウガ

ケージ決定力が高く、いろんなウルトと合わせられる

EMP、自爆テラサージ、タイヤモルテンコアなど

相手ソンブラのEMPでケージが消されてしまうので使わせてから使いたいが、相手ケージ待ちで絶対にEMPを使わず一生にらみ合いになることもよくある

ザリアと同じくモイラソンブラドゥームを拘束できるのが強い

ラインハルト

環境キル狙いで特定マップ活躍できる

ボール等をペイロからはがすのにもよく使われる

ラマットラ

超耐久や拘束能力がなく決定力不足

レッキングボール

リーサ以上のペイロ居座り能力を誇る最強ハムスター

マインフィールドでモイラ事故死させることもできる

異常な体力を誇りソンブラにハックされても死に直結しないくら生存力がある

ロードホッグ

環境キル要員その2

フックコンボをしても誰も倒せないのがつらい

ホールホッグでペイロはがしができる

アッシュ

ダイブ系に狙われると非常にきつい

トールメイヘムではヘッドショットを当てるメリットが少なくヒットスキャンやスナイパーは総じて活躍しにくい

ボブは高確率でハックされるうえ、戦場タンクだらけで誰も倒せないことも多い

ウィドウメイカ

トロール

基本的にキルがとれず、トールメイヘムでスキャンほとんど意味がない

エコー

ヒットスキャンがあまりピックされないので動きやすい気もするが、無限ブースターD.Vaや無限ジャンプゴリラが飛んできて一生粘着されることもある

コピーは強いが、ロール制限がないんだから普通にウルトが強いキャラを選べばいいという話もある

キャスディ

フラッシュバンでソンブラを止められるのはえらい

しかし本人の生存能力に難がある

デッドアイは時間がかかりすぎて中々決まらない

ゲンジ

とにかく攻撃力が低く龍神剣も通用しない

ゲンジ自信ニキがお遊びで来たトールメイヘムで返り討ちに合っているのをよく見かける

シンメトラ

無限生成タレットでモイラソンブラに徹底的に嫌がらせしたいところ

確率ゴリラバリアがあるのでビームは常に最大出力を保てる

ジャンクラット

トラップでモイラを捕まえるという重大な役目があり、そのためにピックされる重要キャラ

通常アビリティで拘束ができる強キャラだがその分狙われやすく、逃げる技術とチームのサポート必須

タイヤでも真っ先にモイラを狙いたい

ジョー

チャージショットが通らず、苦しい

ソルジャー76

ファラエコーが暴れてるときに出すこともあるが基本苦しい

ソンブラ

トールメイヘム最重要キャラの一人

30分続いた試合がソンブラ出した途端に終わることもある

ゴリラバリアを消せる唯一の手段としてOW1の頃からEMPが猛威を振るってきた

現在ケージへのカウンターとしても重要

キャラアンチ

トールビョーン

無限タレット置き放題、オーバーロード生存力が高い、モルテンコアが強いと中々の強キャラ

敵味方双方のケージモルテンコアをぶちまけたい

トレーサー

デスはしないがキルもできない

ずっといるだけになりがち

ハンゾー

ドラゴンでも死なない奴らがうじゃうじゃいる地獄

トールメイヘムで遠距離攻撃ほとんど通らない

バスティオン

タンク勢に撃ち勝てない

ファラ

エコーと同じ立ち位置

バレッジは通常モードよりはるか返り討ちをくらう

メイ

生存力は高い

相手の体力が高すぎるのでブリザードで凍らせてもしっかりフォーカスしないと誰も倒せない

リーパー

バリアを張ってペイロード上に座り込んでるゴリラお仕置きしたいとき

アナ

相手ゴリラがいない間は阻害祭りを開催できる

ゴリラが出てきたら素直にキャラを変えよう

イラリー

タレット置き放題なのは嬉しいがゴリラが厳しい

キリコ

鈴を連発できるのでゴリラ不在時のアナ対策になる

ゼニヤッタ

トロール

クールタイム減少の恩恵を一切受けない唯一のキャラ

ティスト

スリープダーツと同じくイモのクールタイム補正がかかっておりそこまで連発はできない

窓を有効活用できる場面も少ない

ブリギッテ

ブリに限ったことではないが逃げスキルがないキャラ基本的に厳しい

マーシー

リーゴリライラあたりを蘇生できるとうれしい

イラ

トールメイヘムの神

基本的にヒーラーはモイラ一択

黄玉バリア貫通ヒール無限フェードによる最強の生存力により完全にトップメタ

このモードはモイラいかに倒すかにかかっている

イラの負け筋はEMP及び拘束系スキルだけで、それらを避け続ける技量は求められる

他全員を倒してもモイラペイロードで粘り続けて結局みんな帰ってきてやり直しという状況はざらにある

ウルトはあまり強くないが通常時があまりある強さなので気にならない

ライフウィーバー

グリップとお花が意外と便利だったりする

ルシオ

バリア貫通ヒール、ペイロはがし、ドロビカウンター結構できることがある

2024-07-20

ブーケトス余計なお世話

なら、これからはブーケスパイクにしよう

刺し傷だらけになっても知らんぞ?

2024-07-19

anond:20240718203834

生成AIの登場によって大きな影響を受けた絵師が何を思いどう対応したのか、という話に興味があるだけで、挫折した話だから賞賛しているわけではない

生成AIに負けずに頑張るという話であったとしても、その対応時代整合的であれば賞賛される

一部の口の悪い人間絵師に対してロジックのない憎悪を向けているだけなので、心を汚されたくなければスルースキルミュートスキルを高める必要がある

2024-07-07

起源主張する哀れな日本人

中国の大ヒットスマホゲー

日本人日本パクリ!」

韓国の大ヒット映画

日本人日本パクリ!」


負け犬の遠吠えのように起源主張して

晒すのはやめてくれ。

そういうのは勝ってたから言うと正論だけど

負けてるのにパクリだの言ったところで

負け惜しみしかない。素直に負けを認めて

今度は中国韓国技術力を参考にさせていただくしかないでしょう。

いつまでジャパンアズナンバーワンでいるんだ?

2024-07-06

anond:20181018151734

あー嘉明の声優の友人で最近トスを演じてた千葉翔也か?

俺は男だから乙女向けコンテンツでの活躍ぶりは知らんけども

どうやら数年前は声帯結節を患ってたみたいだから強いて言えば喉が弱点かもしれんな!

2024-07-04

暇空信者名前書いた投票用紙の写真アップブーム

ガーシー以来の投稿数らしい。

そして投票用紙写真を上げない他候補に入れた人達を「誰に入れたかわかったものではない」と笑っている。

あと撮影禁止と明記され撮影を止めに来た投票所も何か後ろ暗い陰謀を巡らせているからと主張している。

秘密投票と言われても理解できている様子がない。

投票用紙の撮影は、組織票名前を書いた投票用紙の写真を撮ってきて見せろと強要出来たり、健全選挙にとって危険な要因だ。

しかしガーシー暇空の支持層、多分選挙にあまり関わってなかった若年層にしたら、珍しい物を写真にとって上げるのは当たり前のことなのだろう。

SNS若者選挙への関心を持ってもらうのも大事なことだ。

若者SNS顕示欲と宣伝力、選挙公平性を考えると、期日前投票所の外に各候補者と写真が撮れる立看板フォトスポットでも作るのが最適解では。

候補者の経済負担が重くなるのを考えると、多分全裸M字開脚立て看板とかホストの立看板とか、地獄みたいなのも出てくるだろうが、期日前投票限定特典あなたのオシ立候補者写真を撮ろう!は投票用紙より映えるし投票意欲も増す筈だ。

税金で用意するしかいかなぁ。

2024-07-01

必死に全力でボス名前を考えた

3日ほど真剣になってマジで考えた

トンファー・トンジルン(巨漢)

ヒッヒッヒ・アッチーナ(魔女)

ジェット・ギョットスルー(魚人間)

カワイ・クナイ(忍者)

2024-06-30

[]

テイルズオブシンフォニアリマスタークリアした。

60時間ぐらいかなあ。難易度はそこそこだった。

文句つけながらもまあまあ楽しめたとは思うけど、内容は自分には合わなかった。

シナリオ演出ちょっとひどい。

シナリオ説明が足りてないと思う。敵さんの行動がアホみたいなのばかりに思える。すーぐ逃げられてばかりだしな。

演出3Dの出始めというのも差し置いても動かない人形劇みたいなので感情移入もクソもない。唐突な展開と似たような展開が多くてゲンナリした。

ダンジョンは一部のギミックが面倒すぎる。二度やるのは勘弁という感じ。

よくできているというより、ダルい

スキットが途中で入るけど、飛ばせないのが面倒くさい。

ここだけ音声で話しはじめて止まってテンポわるい。

あと、ここの絵のクオリティちょっと。。

バトルシステムは悪くないと思う。

ちょっと慣れないとやりづらいのと、色々詰め込んでて分かりづらいなとは思ったけど、それ位。

ただし、しいなの召喚もっとなんとかならなかったのか。

あんなん使えないじゃん。

フィールドは徒歩だと移動速度が遅くてつらい。

エレカーは操作性悪すぎる。なんであれあん慣性効いてんのさ。

レアバードは動きが気持ちわるい。前方向いたまま前後左右に移動する。

クラトス一騎打ちハリセン装備してたら、画に笑ってしまった。

というか、ハリセン強すぎないだろうか。

マテリアルブレードととんとんというか、それより強いとすら言えるよね

強くてニューゲームみたいなのできるみたいだけど、やらないかな

ヴェスペリアリマスターも買ってあるからそっちやる、かなあ。

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