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2024-07-22

民主党大統領選挙でのゴタゴタまとめ

2024-07-12

内田樹によって書かれた都知事選に関する2つの記事比較

nippon.com版の方が先に書かれたので、nippon.com版→内田ブログ版の順に掲載

適宜改行等を加えた。

 

 

nippon.com版

https://www.nippon.com/ja/in-depth/d01018/

 

 

内田ブログ

http://blog.tatsuru.com/2024/07/12_0846.html

 

 

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(01)

nippon.com版

 今回の都知事選では、「選挙民主主義の根幹をなす営みである」という認識が崩れてしまったという印象を受けた。選挙というのは有権者自分たち立場代表する公人を、法を制定する場に送り込む貴重な機会であるという基本的認識が今の日本からは失われつつあるようだ。

 

 

内田ブログ

 今回の都知事選では、選挙民主主義の根幹を為す営みであるという認識がかなり深刻な崩れ方をしているという印象を受けた。選挙というのは有権者自分たち立場代表する代議員を選ぶ貴重な機会であるという認識日本からは失われつつあるようだ。

 

 

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(02)

nippon.com版

 知事選当選者は1人に限られるのに「NHKから国民を守る党NHK党)」が関連団体を含め24人の候補擁立した。そして24人分の掲示板の枠に同一のポスターを貼るなど“掲示板ジャック”をした。NHK党は、一定額を寄付した人にポスターを張る権利譲渡する行為にも及んだ。掲示板には選挙関係ない人物動物写真サイト誘導する2次元バーコードなども張り出された。NHK党以外の候補も「表現の自由への規制はやめろ」と書いたわいせつ写真入りポスターを張り出すなど、目を疑うような行為があった。政見放送も含め、注目を集めて動画サイトなどのフォロワーにつなげるなど、選挙を単なる売名や金もうけに利用しようとする候補者が多数登場した。

 

 

内田ブログ

(無し)

 

 

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(03)

nippon.com版

(無し)

 

 

内田ブログ

 投票する人たちは「自分たち利益をもたらす政策を実現してくれる人」を選ぶのではなく、「自分と同じ部族の属する人」に投票しているように私には見えた。自分と「ケミストリー」が似ている人間であるなら、その幼児性や性格の歪みも「込み」で受け入れようとしている。だから、仮に投票の結果、自分生活が苦しくなっても、世の中がより住みにくくなっても、それは「自分の属する部族」が政治権力行使したこと帰結から別に文句はない。

 自分自身にとってこの社会がより住みよくなることよりも「自分のような人間たちから成る部族」が権力や財貨を得ることの方が優先する。これが「アイデンティティーポリティクス」の実態である

 

 自分幼児的で、利己的で、偏狭で、攻撃的な人間だと思ったら、かつてならそれは「成熟」へのインセンティブになった。「もっとちゃんとした大人になろう」と思った。でも、今は違う。今は「そういう自分がけっこう好き」だとカミングアウトすることの方が人間的で、端的に「よいこと」だとされる時代なのだ

 正直言って、私には意味がわからない。この人たちはそんなに自分が好きなのか。そんなに同じ自分のままでいたいのか。私は同じ人間のままでいるなんてまっぴらである。息苦しいし、不自由だし、何より退屈で仕方がない。「自分自身に釘付けにされていること」をエマニュエル・レヴィナスは考えられる限り最も苦痛体験だと書いていた。私もまったくそうだと思う。そもそも自分自分しかあり得ないことの不快」を推力として、生物はここまで進化してきたのではないのだろうか。単細胞生物単細胞生物であることに自足していたら話はそこで「おしまいである。だからアイデンティティー固執する人たちを見ていると、私は奇妙な生き物を見ているような気になる。なぜ「そんなに自分自身でいたい」のか。自分であることにうんざりすることがないのだろうか?いや、ほんとに。率直にそう訊きたいのだ。

 

 選挙の話をしているところだった。

 

 今回の都知事選では、選挙を単なる売名や金儲けに利用しようとする候補者が多数登場した。

 

 

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(04)

nippon.com版

 公職選挙法に限らず、私たち社会制度の多くは「性善説」あるいは「市民は総じて常識的振る舞うはずだ」という仮定の下に設計運営されている。でも、「性善説」の制度は隙間だらけである。その隙を「ハック」すれば、簡単自己利益を確保できる。候補者にさまざまな特権保証されている選挙という機会を利用しても、私利私欲を追求したり、代議制民主主義のもの嘲弄(ちょうろう)したりすることは可能である。そのことを今回の選挙は明らかにした。もう「性善説」は立ち行かなくなったらしい。

 

 

内田ブログ

 公選法に限らず、私たち社会制度の多くは「性善説」あるいは「市民は総じて常識的にふるまうはずだ」という仮定のもとに設計運営されている。でも、「性善説」の制度は隙間だらけである。その隙を「ハック」すれば、目端のきいた人間なら誰でも簡単自己利益を確保できる。候補者にさまざまな特権保証されている選挙という機会を利用しても、私利私欲を追求したり、代議制民主主義のもの嘲弄することは可能である。そのことを今回の選挙は明らかにした。もう「性善説」は立ち行かなくなったらしい。

 

 

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(05)

nippon.com版

 だが、選挙がこれだけ軽視されるに至ったのは2012年以後の安倍晋三氏、菅義偉氏、岸田文雄氏の3代の首相による自民党政権立法府軽視が原因であると私は考えている。

 

 

内田ブログ

 だが、選挙がこれだけ軽視されるに至ったのは2012年以後の安倍、菅、岸田三代の自民党政権立法府軽視が一因だと私は考えている。

 

 

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(06)

nippon.com版

 日本国憲法では立法府が「国権の最高機関」とされているが、安倍政権以来、自民党政権行政府立法府より上位に置くことにひとかたならぬ努力をしてきた。その結果、国政の根幹にかかわる重要な事案がしばしば国会審議を経ずに閣議だけで決定され、野党が激しく反対する法案強行採決された。国会審議は実質的には意味を持たない「形式的セレモニーであるように見せかけることに自民党政権は極めて熱心だった。

 

 

内田ブログ

 日本国憲法では立法府が「国権の最高機関」とされているが、安倍政権以来、行政府立法府より上位に置くことに自民党政権はひとかたならぬ努力をしてきた。その結果、国政の根幹にかかわる重要な事案がしばしば国会審議を経ずに閣議だけで決定され、野党がはげしく反対する法案強行採決された。国会審議は実質的には意味を持たない「形式的セレモニーであるように見せかけることに自民党政権はきわめて熱心だった。

 

 

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(07)

nippon.com版

 安倍首相は「私は立法府の長である」という言い間違いを繰り返し口にした。これはおそらく「議席過半数を占める政党総裁自由立法ができる」という彼自身の実感を洩(も)らしたものであろう。だが、法律を制定する立法府の長が、法律執行する行政府の長を兼ねる政体のことを「独裁制」と呼ぶのである。つまり、彼は「私は独裁者だ」という民主主義精神全否定する言明を繰り返していたことになる。

 

 

内田ブログ

 安倍首相は「私は立法府の長である」という言い間違いを繰り返し口にした。これはおそらく「議席過半数を占める政党総裁自由立法ができる」という彼自身の実感を洩らしたものであろう。だが、法律を制定する立法府の長が、法律執行する行政府の長を兼ねる政体のことを「独裁制」と呼ぶのである。つまり、彼は「私は独裁者だ」という民主主義精神全否定する言明を繰り返していたことになる。

 

 

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(08)

nippon.com版

 現行憲法下で独裁制を実現するために、差し当たり最も有効なのは立法府威信を低下させること」である有権者の多くが「国会機能していない」「国会審議は無内容なセレモニーにすぎない」「国会議員選良ではなく、私利私欲を優先する人間だ」という印象を抱けば、民主政事実上終わる。

 

 

内田ブログ

 現行憲法下で独裁制を実現するために、さしあたり最も有効なのは立法府威信を低下させること」である有権者の多くが「国会機能していない」「国会審議は無内容なセレモニーに過ぎない」「国会議員選良ではなく、私利私欲を優先する人間だ」という印象を抱けば、民主政事実上終わる。

 

 

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(09)

nippon.com版

 だからこそ、自民党はこの12年間、国会議員は(自党の議員を含めて)知性的にも倫理的にも「普通市民以下かも知れない」という印象を扶植することに並々ならぬ努力をしてきたのである。そして、それに成功した。知性においても徳性においても「平均以下」の議員たちを大量に生み出すことで、自民党政党としては使い物にならなくなったが、その代償に立法府威信を踏みにじることには見事な成功を収めた。

 

 

内田ブログ

 だからこそ、自民党はこの12年間、国会議員は(自党の議員を含めて)知性的にも倫理的にも「ふつう市民以下かも知れない」という印象を扶植することになみなみならぬ努力をしてきたのである。そして、それに成功した。知性においても徳性においても「平均以下」の議員たちを大量に生み出すことで、自民党政党としては使い物にならなくなったが、その代償に立法府威信を踏みにじることにはみごとな成功を収めた。

 

 

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(10)

nippon.com版

 その帰結が、「代議制民主主義嘲弄する」人々が選挙立候補し、彼らに投票する多くの有権者が少なから存在するという今の選挙現実である

 

 

内田ブログ

 その帰結が、「代議制民主主義嘲弄する」人々が選挙立候補し、彼らに投票する多くの有権者が少なから存在するという今の選挙現実である

 

 

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(11)

nippon.com版

 NHK党は、暴露ユーチューバー有罪判決を受けたガーシー(本名・東谷義和)元参院議員国会に送り込むなど、国会威信国会議員権威を下げることにきわめて熱心であったが、これは彼らの独創ではない。自民党が始めたゲームを加速しただけである

 

 

内田ブログ

(無し)

 

 

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(12)

nippon.com版

 今回の都知事選で2位につけた石丸伸二氏も前職の広島県安芸高田市長時代市議会と繰り返し対決し、市議会機能していないことを訴え続けてネット上の注目を集めた。これも「立法者」と「行政者」は対立関係にあり、「行政者」が上位にあるべきだという、安倍首相体現してきた「独裁志向路線を忠実に踏まえている。

 

 

内田ブログ

 今回の都知事選で二位につけた石丸伸二候補安芸高田市長時代市議会と繰り返し対決し、市議会機能していないことを訴え続けてネット上の注目を集めた。「立法者」と「行政者」は対立関係にあり、「行政者」が上位にあるべきだという、安倍首相体現してきた「独裁志向路線を彼は忠実に踏まえている。

 

 

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(13)

nippon.com版

 日本維新の会も「独裁志向」では変わらない。「議員の数を減らせ」という提言は「無駄コストカットする」合理的政策のように聞こえるが、実際には「さまざまな政治立場代表者が議会議論するのは時間無駄だ。首長に全権委任しろ」という意味しかない。

 

 

内田ブログ

 維新の会も「独裁志向」では変わらない。「議員の数を減らせ」という提言は「無駄コストカットする」合理的政策のように聞こえるが、実際には「さまざまな政治立場代表者が議会議論するのは時間無駄だ。首長に全権委任しろ」という意味しかない。

 

 

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(14)

nippon.com版

自民党派閥裏金問題は、国会議員たちがその地位を利用して平然と法律を破っている事実を白日の下にさらした。この事件は「国会議員はろくな人間ではない」という民主主義空洞化するメッセージと、「政権に近い議員であれば、法律を犯しても処罰されない」という法の支配空洞化するメッセージを二つ同時に発信していた。

 

 

内田ブログ

 自民党裏金問題は、国会議員たちがその地位を利用して平然と法律を破っている事実を白日の下にさらした。この事件は「国会議員はろくな人間ではない」という民主主義空洞化するメッセージと、「政権に近い議員であれば、法律を犯しても処罰されない」という法の支配空洞化するメッセージを二つ同時に発信していた。

 

 

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(15)

nippon.com版

 このメッセージを「警告」として受けとった人は「今のままではいけない」と思って政治改革を目指すだろうが、このメッセージを「現状報告」として受けとった人は「民主政は終わった」という虚無感に蝕(むしば)まれてへたり込んでしまうだろう。そして、どうやら日本人の相当数は、この事件ニュースを「世の中とはそういうものだ」という諦念と共に受け止めたように見える。

 

 

内田ブログ

 このメッセージを「警告」として受けとった人は「今のままではいけない」と思って政治改革をめざすだろうが、このメッセージを「現状報告」として受けとった人は「民主政は終わった」という虚無感に蝕まれるだけだろう。そして、日本人の相当数は、このニュースを「世の中とはそういうものだ」という諦念と共に受け止めたように私には見える。

 

 

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(16)

nippon.com版

 英国首相チャーチルはかつて「民主政は最悪の政治形態だ。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては」と語った。なぜ民主政は「最悪」なのか。それは運用が極めて困難な政体からである民主政は「合理的思考する市民」が多く存在することを前提にした制度である有権者の多数が「まともな大人」でないと、民主政簡単衆愚政に堕す。だから民主政は人々に向かって「お願いだから大人になってくれ」と懇請する。市民に向かって政治成熟を求める政体民主政の他にはない。

 

 

内田ブログ

 英国首相チャーチルはかつて「民主政は最悪の政治形態だ。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては」と語った。なぜ民主政は「最悪」なのか。それは運用がきわめて困難な政体からである民主政は「合理的思考する市民」が多く存在することを前提にした制度であるPermalink | 記事への反応(1) | 18:42

2024-04-02

anond:20240402175747

二階と一緒だな。国会議員として和歌山利益もってきたから支持され続けてた。

バカサヨクは和歌山人はアホとかいうけど、お前らのがアホなんやで。

利益代弁者って代議員本質が分かってる人間は支持されるんだよな。

2024-01-18

日本共産党第29回党大会

党大会前に党員ら7名が記者会見して執行批判

党大会で除名処分への批判をした代議員選挙立候補者が480票中100票を獲得

・決議案に対して保留票が6名出る(反対票は0)

(備忘用)

2023-02-27

2023-02-27 松竹伸幸記者会見 質疑応答

質疑応答日本語部分だけを文字に起こした。

質疑応答の前のスピーチ日本語版:https://ameblo.jp/matutake-nobuyuki/entry-12791264458.html

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Q) 現在党員資格回復を求めていらっしゃるということで

来年の一月にそれが党大会で取り上げられる

ということなんですが

他の党員の方々が松竹さんを支持するという風に思いでしょうか

また、中央委員会がそういう声をちゃんと聞いてくれて党員資格回復する、

除名決定を撤回するという決定をする可能性は

どれぐらいあるんでしょうか

もし党首選挙が行われる場合

松竹さんが立候補されて党首に選ばれる可能性というのはどれぐらいあるとお考えでしょうか

松竹さんの主張がどれくらい支持を受けているか

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A) 何と言っても27万人の党員がおりまして

でも私は直接に自分支部所属している党員以外と、そういうことを語り合うことが許されてないものですから

からないところが多いですけれども少なくともSNSなどでの共産党員

あるいは地方議員を名乗る方の投稿を見れば

もちろん私を批判する投稿もたくさんありますけども同時に私に理解を示してくれる投稿もそれなりにある

そういうことがSNS上で可視化されているっていうのは

これまでの共産党歴史の中ではなかったことで

歓迎すべき変化だと思います

それで私を批判する声がそれなりに存在することは確かです

けど同時にそれ以上に、今回、除名ということに踏み切った

共産党にとってこうやって本を出して

党に改革を求めたっていうだけで除名されるような事件って

この何十年間なかったことなので本当にそんなやり方でいいのかっていう風に思っている人の方がたくさんいるとは思います

ただそれが大会に集まってくる人達の多数の声になるかは、なかなか難しいところはあるかなとは思います

党首公選が実現したとして私が立候補して志位さんに勝てるかという話ですけれども

私は勝つ勝たない、ということよりも

党の安全保障政策のあり方みたいなもの

党首公選をすることを通じて党員の中で活発に議論を起こすことが一番大事なことだと考えていて

私と志位さんってそういう点でいうと先ほど述べたようにそんなに大きな違いは無いんですね

自衛隊とか日米安保はずっと否定してきた立場だけども

しか野党共闘の中で

そこに修正を加えざるを得なくなった、その志位さんの苦渋と言うか難しさを私も感じていてそこに行こうとしてる

でも共産党員の多数は日米安保も即時廃棄で自衛隊なんか絶対認められないっていう人が多数で

おそらくそういう人の中から立候補者が出れば

そういう人が圧勝してしまうかもしれない

でも政党としてそれでいいのかっていうことを

党首公選実施することを通じて議論をして

共産党員がそこから

政党党員としての自分の考え方を鍛えていくと言うか発展させていくっていうことを期待して

立候補を表明しているということです

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Q) 公選制になれば共産党のより原理主義的な主張を持った人間がむしろ代表に選ばれてしま可能性が高い

ということは松竹さんの考えとは相容れないというか

その逆の効果を持つことにはなりませんかという質問です

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A) そういう大事問題共産党の中でほとんど議論されてこなかったっていうことが一番大きな問題

でも同時に共産党員は本当に憲法9条大事にして日米安保を廃棄して自衛隊を解消したいと思ってるけども

同時に共産党党員としては共産党政権に就くということも真剣に考えてそこを議論すればね

自ずから自分思想信条はあっても

共産党としてどういう態度をとるかっていうことについては

新しいステージに行くんじゃないかなって思ってます

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Q) 志位委員長が何度もこの間、再選されております

その選挙過程は非公開であるとおっしゃいました

その非公開の場で何が起きていると思われますか?

もし公選制にしたら志位委員長が負けるのではないか

というふうにおっしゃったと思うんですけれども

公選制にしたら共産党もっと議席を増やすことができるようになるでしょうか?

というのはここずっと、だいたい共産党獲得議席数っていうのは

まり変わっていないように思うのですが

公選制になったら志位さんは勝てないと思いますかっていうのが

二つ目質問です

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A) 共産党党首選出システムは現状は大会が開かれて

その大会代議員が200人ぐらいの中央委員を選びます

その中央委員が選ばれたら

中央委員200人ぐらいの方が別室に移動して

から大会代議員の目に見えるのは

その会議終わった人たちが戻ってきて

第1回中央委員会が開かれて委員長は誰々さんになりました

という報告があるだけで、確かにその中央委員会

どういうことが行われているのかっていうのは

大会代議員にさえ見えない

おそらくメディアもこれまで取材を申し入れたことも

おそらくないんじゃないかなと思います

今後はきっと取材させてくれっていう風になると思いますけれども

それに参加した中央委員会の方から伝え聞く限りでは

集まった中央委員会の前で年長者みたいな方が出てきて委員長として誰々さんを推薦しま

副院長は誰々さんですっていうことを読み上げて

拍手確認するということが行われているということです

率直に言ってそれがもしメディア取材が入ることになったら

ちょっと違和感を持つ国民が多いかなと思います

そういう点でもいろんな改革は求められていて

私はちょっとラディカルに全党員投票って言ってますけども

例えば少なくとも大会代議員は全部

その党首選挙システムにこの関われるとか

中央委員の推薦で選ばれたとしても

党員の不信任投票にはかけるとか

いろんなやり方があってそういう点では現実にあって少しでも党員国民の目にも見えるし党員権利保証される

みたいな改革は積み重ねていくべきだと思っております

それと公選にしたらどんな結果が出るかっていうことについては

本当にその共産党の中で27万人の党員を巻き込んで徹底的な議論が行われるんだったら

いろんな可能性があると私は思います

例えば戦後共産党を作ったのは宮本顕治さんという方で何十年も党首をやった方ですけど

その宮本さんは実は共産党が分裂した時期に少数派で九州の方に左遷されて

全国の党組織から宮本分派だ、除名しろみたいな決議が

全国の党組織であげられるくらい追い詰められたんだけれども

しかしそれではダメだっていう党内の徹底的な議論を通じて

すごい少数派だった方が党首にまでなった

からそういう点では議論を通じていろんな可能性、

もちろん志位さんが当選する可能性もあれば

しかしたら私がそれだけの議論すればやることになる可能だってあると思います

そしてそうやって共産党っていうのは

他の政党と同じように色んな考え方が存在している

政党なのに国民の目にはすごくモノトーン多様性のない政党として写ってるっていう事が

国民から遠い存在になって思われている

そこが共産党の支持がに席が増えないという点で

ひとつ障害になっているので

そこを克服することにもなると思います

公選制を導入して共産党の中にいろんな考え方の人がいるということが国民に伝われば

国民にとっては共産党もっと近い存在になって

議席は少しは増えるんじゃないかなっていう風には思います

今この自民党政治が続いてそれを何とかするために

野党に頑張って欲しいと言うそれなりの世論

あるわけですけれど、立憲民主党ちょっと期待できない

から本当にここは共産党が変わることによって野党の協力がもうちょっと進んで欲しいって感じている国民

やっぱり少なからずいると思うんですね

からそういう点で党首公選もするっていうことも含めて

共産党が変わるということが国民の期待に応えて

議席も増える道だっていう風に思います

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Q) 統一地方選に関連した話です

松竹さんの件があって非常に共産党についてメディア露出が増えているわけですね

でも志位さんは先日の演説

事実を捻じ曲げた反共キャンペーン

みんなで力を合わせて打ち破ろうと。

こういった紙面が赤旗さんにも大きく出ている

共産党松竹さんの件をめぐる動きがそのどういう影響を与えるのか

二つ可能性あると思っていて

無党派層が離れていく面がある一方で

その党内はもう運動量が増えて

地盤が引き締まるということがあるかどうか

今回の件でどういった影響があるところになってるかこれが一つ目の質問です

質問二つ目

松竹さん自身はこの統一地方選にどう臨まれるか

もうすでに除名されてしまってるわけですけど

実は密かに仲の良い人を応援するですとか

それとも何もせずに距離をとっていらっしゃるとか

その辺り、どういったご予定でいらっしゃいますでしょうか

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A) 率直に言ってこのまま進めば工藤さんがおっしゃった

最初可能性の方に傾いてしまうっていうのが率直なところで

そういうことは私も想定もしていなかったというか

何らかのものを出せばハレーションあるかなと思っていた

出版社には選挙の終わった5月に出すか、あるいはその選挙の影響を避けるために1月にするかみたいな事を相談しまして

1月だったら多少何かあっても選挙の本番には影響ないんじゃないかなと思ってたら

予想を裏切るようなことになった

から大変苦慮しているとしか言いようがなくて

現実味がないのであまりこんなことを

言っては仕方ないんですけども

それこそ何かこの処分について見直しをして

何か別のところで言いましたけれども

私と志位さんが握手するような場面ぐらいくれないかなぁ

なんてことはちょっと考えますけれども

現実味のないことだなって

そういう点ではちょっと無力感みたいなもの

抱えているということですね

二つ目問題もそれと関わりますけども

私としてもどうしても今度の地方選挙で通ってほしい

知人とか友人とかいまして、その中には若手で初めて共産党に入って

挑戦しようっていう風に思ってくれた人もいて

できれば応援しに行きたいなっていう気持ちはあるんです

でも逆にこんな世論状況だからこそ

私が応援演説でもすれば支持者が広がるんじゃないか

っていうぐらいのことは思うんですけど

逆にそれは共産党にとっては許されないことなので

これも為す術がないということで

苦しんでいるというのが率直なところです

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Q) 志位さんが書記局長に選ばれたけど

あの時は党内でもほとんど知られない

我々取材してて広報部長に志位さんはどんな人だと聞いたけど

広報部長も全く知らなかったと、そういう人でしたけども

しか共産党は非常に苦しい中で若手の志位さんを

党首にして目眩ましですけども

少なくとも ものすごく状況を変えようとした

そういう知恵はあった

今回の場合処分を巡って

これは志位さんのリーダーシップでやったのか

それともと党内には異論があったのか

それも全く聞こえてきませんけども

この苦しい局面を思い切って展開しようとして

どんな知恵があるという風に思ってらっしゃるのか

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A) 率直に言って短期的に統一地方選挙のご質問とも関わりますけど

大逆転の秘策みたいなのは

ちょっと難しいかなと思ってます

先日、田原総一朗さんのYouTubeチャンネルに出たとき

田原さんが「志位さんと松竹さんと僕と3人で食事でもしようよ」

「志位さんと松竹さんの対談を実現するから」みたいな、その場で握手でもして何とかならないか

みたいなことも言っておられましたけども

ちょっと現実味のないことだなっていうふうに思います

から私の立場としてはここまで

私に逆風が吹いてると言うか

共産党に逆風が吹いている状況ですけど

それを打開するためにも

私は来年1月党大会での再審査というものを重視して

本当にこういう状況、こういう共産党でいいのか

もっと国民に近い共産党になろうよ

もっと議論ができる共産党になろうよ

っていう訴えをして そこで根本的に変えていく

さっき宮本さんの話しましたけど

本当にそれぐらいの覚悟でやっていけば

その先に何か見えてくるんじゃないかなという

期待をしているという状況です

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2023-02-11

anond:20230211134029

https://www.sankei.com/article/20161029-4IWEPGGKVBN4FFQN4A6OR5PCMQ/3/

しかし、実際は所属する党組織(末端は党員3人以上の党支部)の一級上の党機関に関する代議員役員しか選挙できません。

立候補」も認められていますが、代議員役員候補は党機関執行部があらかじめリスト化し、選挙ではこのリストに◯付けする信任投票がされます

事実上指導部主導の根回しで決まるということですね。

2023-01-21

松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』の感想

専守防衛自衛隊合憲と認め、自公政権下でも、よりまし政府民主連合政府の段階でも自衛隊を存続させ活用するという提案には同意

綱領上の位置づけや憲法解釈問題についても納得できる整理がされている。

付け加えるなら、自衛隊の反国民的・反民主的部門廃止改革も取り上げたい。


一方、米帝評価核抑止抜き日米安保についてはなかなか難しい。

松竹氏は本書で「日本周辺で平和と安定の環境がつくられ、国民多数も他の野党も『アメリカ通常兵器にも頼る必要がなくなった』と考えるようになれば、『日米安保抜きの専守防衛』の段階に進む」と述べる。


しかし、次の疑問が出る。

安保条約がある下で「日本周辺で平和と安定の環境がつく」ることが可能なのか?すなわち、安保条約を廃棄してこそアジア平和環境をつくることができるのではないか

核抑止抜きの日米安保といっても結局は軍事同盟にほかならない。軍事同盟必要悪として認めるのか?暫定政権構想で日米安保一時的にタナ上げする、というのなら理解できるが。欧州左翼党グループNATOから離脱基本方針としているようだし、非同盟スローガンは掲げたいところ。

核抑止抜き日米安保になったとしても、中国北朝鮮在日米軍基地ミサイル標的にするのをやめないのではないか台湾有事の際に中国からミサイル攻撃を受けないようにするには在日米軍撤退してもらうしかないのではないか

④氏は在日米軍合憲位置付けていると思われる。憲法で許容される軍事力専守防衛必要必要最小限度ということであれば、在日米軍はその限度を超えていると思うのだが、そのあたりどう整理するのか?

⑤氏が核抜き安保を主張する理由は、それが今よりましだからなのか、それとも核抜きであってもやはり日米安保必要ものからなのか、どちらなのか?言い換えれば、自公改憲志向政権を打破して野党連立政権を目指すためのやむを得ない譲歩なのか、それとも、現在台湾情勢や中国情勢などから導きだされる必然的選択なのか?

⑥従来話法で端的に言えば、アメリカ帝国主義の侵略性にたいする過小評価にならないか


いずれにしろ、本書が提案する、安保防衛政策に関する全党員ブレーンストーミング必須だろう。


マスコミ報道では「党首公選」が大きくクローズアップされているが、それはあくまで党内における安保防衛政策(それ以外の政策も含めてもよいが)についてのブレストのための一手段と考えるべきだ。政策論争や基本路線論争なしの党首公選意味がないからだ。実際に党内討論が活発に行われているのであれば「党首公選」などしなくてよいのである党大会代議員による選挙でもよいくらいだ。


しかし、日本共産党は61年綱領確定後数十年にわたり党内で路線論争や政策論争をしてこなかったものから、党内討論のやり方・おさめ方が未経験で不慣れであり、中央中間指導機関積極的に討論する気風を醸成してこなかった。大会決議案はいつも大会3~4か月前に発表され、支部総会→地区会議都道府県会議大会という「全党討議」のプロセスを経るが、実際のところは「決議案を"学習"して"全面実践"しよう」という見出し赤旗に堂々と見られる程度の"全党討論"なのだ


この慣行を打破するには、「党首公選」というやり方が一番効き目があるのは確かである。末端の党員でも議論に参加しやすいからだ。たとえば「○○の政策を掲げている池内米沢投票したい」とか「私は、神谷坂井推し理由は△△だ」とか人物評をきっかけにして政策討論を起こしやすいし、投票という自分の行動を決めるものからその分討論も真剣になる。


なので、氏の提案する党首公選等にもおおむね同意だ。

ただ私見だが、党首公選実施するなら党員候補制の復活をお勧めする。入党して6か月間は党員候補党首公選選挙権はない、6か月ちゃん活動したら党員と認められ党首公選選挙権を持つことができる、という制度設計にしないと、党首選挙のためだけに一時的に入党する十条党員が増えてしまい、支部活動に支障をきたすからだ。

2022-11-30

アメリカ日本国憲法中途半端校正した

正確にはマッカーサー吉田本国極東委員会の警告を無視して現憲法を可決した

から日本人同士の格差は狭まらんし、女性国会議員も少ない

多ければ良いというわけでもないが、人の人権代議員の数で決まる

相変わらず汚職交通事故戦争中毒暗殺だらけでいくら摘発しても無くならん

そりゃあ民度の低い強欲官僚がいりゃあよ

2022-09-11

一般社団法人代議員選挙応援して貰った連中が表現規制派だったので、関係を断とうかと思う

まぁ、タイトルの通りなんだが、もううんざりしている

自己紹介

・某一般社団法人代議員

学生の頃からコミケに通うガチ勢

創作活動経験あり(R-18含む)

ガチガチ表現の自由

事の経緯

C100で知り合い(以下、A)が「エロゲ舞台になった街に行って遊んで来た(大意)」と言った趣旨新刊を出す(※内容自体R-18ではない 所謂聖地巡礼」本)

自分選挙を手伝った人(以下、B)が「エロゲ聖地訪問本なんぞ青少年に悪影響で許せん」とツイッターでAに喧嘩を売る

→AがBに論戦を挑む(がBが逃走)

→その数週間後に再度Bがツイッターで同趣旨ツイートを流す

このやり取りを見た儂の感想と行動

・「青少年に悪影響」とか言ってて、Bは統一協会(に限らず、右派orカルト教団)の手の者か?

・前々からBは暴言が多く、所謂「ヤカラ」である

一方的フォローされていたが、視界に入らない様にミュートした(ブロックするとまたガーガーうるさい為)

幾ら支持者であっても、自分の考えと合わなくなったら切り捨てるのは正解だと思うが、如何だろうか

2022-06-11

anond:20220611104607

地元に金を落とす代議員だけ支持してるような住民とか

子供を家に置いてパチンコに行って子供死なせるような親とか

本当のガンはそう言う言葉が通じないような連中なのに

ちょっと増田言葉が通じそうな人間見つけたらそれを批判して終わるやつ多いよな

 

結局お前は何かを解決する気はなく

ただそういうフリをしたいだけなんだよ

 

お前こそ、お前は何も解決する気がないって他人様を批判できる立場じゃないよね

2022-05-20

三角関数と金教育の優先度」問題について真面目に考えてみた

表題に関する、とある議員twitter発言炎上している。色々な意見を見てみたが、ベースとなっている議員財務金融委員会での発言を聞かずに(原典を参照せず)、脊髄反射のように叩いている人もおり、生産的でないなぁ、と感じている。

なので、真面目にこの件について、論点など整理してみた。

財務金融委員会でのやりとり

https://twitter.com/nico_nico_news/status/1527140266943008768

上記は、結構重要なやりとりもカットされているので全部のやりとりを見るには以下の1:51:00~2:06:20までを参照。

https://live.nicovideo.jp/watch/lv336961008

議員の主張(問題意識
文科省の回答
やりとりを聞いた印象
個人的な気づきなど
本論ではないかもしれないが
さいごに

自分属性は、国立大学数学学科卒業して現在仕事数学をメインで活用して働いている40歳男性です。念のため。

追記

一晩寝て改めて考えてみたけど、

また、twitterでのその後のやりとりを見ていると、議員対応の仕方は炎上に油を注いでしまっていると感じる。

2022-02-20

マイナンバーを普及させて代議員くじ引き性にしよう

選挙って徒党組むと得じゃん?

あと、落ちた場合保険としても、団体が付いてると強いじゃん?

となると、カルトとか特定思想の方々がわけわかんないくらい通りやすくなってんじゃないのかな。

から統一とか、日本会議?とか噛んじゃうんでしょ?

供託金も結局金持ちか、団体の援助を受けたやつしか立候補できない足かせだと思うんよね。

テクノロジーは進んだんだから、もうくじ引きにしよう。マイナンバーくじ引き政治家が当たった人は政治家休職制度みたいなのが会社義務付けられて、任期が終わったら復職できるの。

うん。マイナス点が見当たらないな。

2021-11-03

どこよりも早い立憲代表選の仕組み

有権者

任期途中選挙有権者は、次に掲げる者とする。

  1. 選挙日程が両院議員総会承認された日における政党助成法の届出に基づく党所属国会議員
  2. 選挙日程が両院議員総会承認された日における公認候補予定者
  3. 選挙日程が両院議員総会承認された日における地方自治体議員
  4. 選挙日程が両院議員総会承認された日を起算日とし2か月前において登録されている党員、協力党員(前3号に掲げる者を除く。)

国政:衆96、参44 

公認予定:参院で若干いるようだが総数不明https://cdp-japan.jp/news/20210810_1901 の3人だけか? どっかにまとめとけよカス👺

被選挙権

  1. 代表候補者となることができる者は、国会議員とする。
  2. 代表候補者は、代表選挙告示日に、国会議員の20人以上25人以下の推薦状を添えて、代表選管に届け出ることを要する。ただし、代表選管委員は推薦人になることができない。

現況としては理論上最大6人が出馬可能(140-選管なので)

投票権

国会議員
  1. 国会議員は、臨時党大会において一括して投票を行い、各代表候補者得票数の2倍のポイントを配分する。
  2. 公認候補予定者は、臨時党大会において一括して投票を行い、各代表候補者得票数と同数のポイントを配分する。
党員
  1. 党員および協力党員は、全国を単位として郵便投票インターネット投票を含む。以下同じ。)を行う。
  2. 党員および協力党員投票に配分されるポイントは、国会議員の総数の2倍の数と、公認候補予定者の総数との和の数の2分の1とする。ただし、1未満の端数があるときは、これを1に切り上げるものとする。
  3. 前項の規定により計算されたポイントは、各代表候補者得票数に応じて、各代表候補者ドント方式によって配分する。

公認3だと仮定すると142P。全国1区をドント式分配

地方議員

党員票と同じ。

→567Pの争奪 

公認者票と地方議員票があるのが自民との差か。故に相対的一般党員ポイントの重みは軽い(自民国会議員票と同数を配分する)。前者は余りに討ち死にが多かった時の代替措置の名残であろう(旧民主党辺りでできた規定だったはず)

決選あり
  1. 代表候補者が3人以上である場合であって、開票の結果、有効投票に基づくポイントの総数の過半数を得た代表候補者がいないときは、代表選管は、その旨を臨時党大会に報告し、臨時党大会において獲得ポイントの上位2人による決選投票を行い、当選者を決定する。
  2. 前項の決選投票による当選者は、ポイント数が多数であった代表候補者とする。
  3. 第1項の決選投票は、国会議員公認候補予定者、県連代議員各1人の直接投票を行い、国会議員投票は各2ポイントに換算する。

日程

  1. 任期途中選挙は、代表が欠けた日から60日以内に行う。
  2. 常任幹事会は、政治情勢等を鑑み特に必要があると判断する場合両院議員総会承認の下に、選挙日程について、前項と異なる決定をすることができる。
期間
  1. (略)
  2. 任期満了選挙の期日および日程(以下「選挙日程」という)は、常任幹事会で決定し、両院議員総会承認を得る。
  3. 任期満了選挙選挙運動期間は、告示日および投票日を含め10日以上17日以内とし、常任幹事会で定める期間とする。
  4. 常任幹事会は、政治情勢等を鑑み特に必要があると判断する場合両院議員総会承認の下に、選挙日程について、第1項と異なる決定をすることができる。

https://cdp-japan.jp/about/byelaw_presidential-election

2021-09-23

anond:20210922143911

元増田です

社団法人の全国総会に出席する代議員を指しています

選挙で選出されているのですが、公選法の通じない世界なので組織票で悠々と勝ってしまうのが苦しい所です

2021-09-22

法人代議員が反ワクチン信者だった件

今の所、別に自分に何か実害が起こる訳ではないのでどうでも良い気がするけど、どうした物か困っている

2021-07-14

anond:20210714103334

東大大学院党員グループ党大会正規手続きを完全無視して「勇退を求める特別決議案」という党中央人事に関わる(掟破りの)議案を出そうとしたり、党大会でのビラ配りを『朝日ジャーナル』巻き込んで取材させたりと、展望なく飛び道具を繰り出し続けた背景があった。彼らが、日共規約分派禁止規定簡単に討ち取られるような迂闊な立ち回りをしてたのは事実

伊里一智やその仲間が普通に党大会代議員になって、大会決議案の後の新議案討議で真正から宮本顕治指導責任批判をすればよかったんだけど、それとは違う非正規戦で党人事の刷新を試みるポーズを取った。過去分派騒動スパイ騒動疲弊していた共産党員の大半にとってはそういう手法自体が受け入れがたかたから、東大院生以外の支持者もほとんどいなかった。だから失敗すべくして失敗した。日共分派パージはいろいろあるけど、日共史でも重大な扱いを受けている新日和見主義事件とかと違って伊里一智事件の扱いがすごく軽いのは、党体制にとってのシリアスさが全然違ったからだと思う。

このとき志井が党中央走狗として排除正当化論陣を張ったのは事実だし、論文の内容も排除正当化するだけの実のないものではあるんだけど、伊里一智事件自体が事例としてパッとしないというか、日共綱領規約からすれば彼の除名が全く理不尽で不当なものだったとも言えない。だから日共民主集中制問題批判するときにこのエピソードを出してくるのは、少し筋が悪い。

2020-11-05

日経ビジネストランプ擁護記事がひどい

https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00057/110500058/

投票日直前から現在までの部分に限っても、相当な間違いが書かれています

そもそも選挙前日の11月2日トランプ大統領選挙日中勝利演説をするとの噂が流れていたが、これは大統領候補であれば準備する普通ことなので、不可思議な「フェイクニュース」だった。

勝てるだけの代議員数の州の結果が揃う前、特に郵便投票の票が数えられる前にトランプの票数が先行している間に勝利宣言するかも、というニュースが事前に流れたのです。これは異常なことで、しかも実際かなりそれに近い発言を行っていますフェイクニュースではなかったのです。

11月4日未明バイデン候補は「我々は勝利軌道にいるので結果を急がず待とう」という趣旨発言をした。開票状況で劣勢にある候補の発する言葉ではない。さすがに筆者もすべてを調べたわけではないものの、このような発言米国大統領選挙史上初めてのことだと思う。それほど状況と内容が不一致であった。

コロナ下で郵便投票を行う人は民主党支持者が多いことは事前に予測されていました。民主党支持者の方がコロナ危険性に敏感な割合が高い一方、トランプ郵便投票は信用できないから直接投票しろという呼びかけをしており共和党支持者の方がそれに従う可能性が高かったからです。そして、民主党支持者が郵便投票を行うと、当日に投票する人はその分共和党支持者に偏ります郵便投票開票が通常投票の後という州は多いので、開票結果の初期はトランプに偏るというのは事前に予測されていました。

実際、いったんトランプが票数で先行した後、郵便投票開封が進むことで、特に中西部バイデン票が盛り返しています。今は劣勢に見えても「我々は勝利軌道にいるので結果を急がず待とう」というのは希望込みの発言ではあっても、方向性としておかし発言ではなかったのです。

その後、トランプ大統領発言したのだが、これは47年の政治家としての経歴を持ち、経歴詐称までしてきたバイデン候補とは異なり、単純な勝利宣言といういかにも「素人」の発言だった。

トランプには相談できる選挙アドバイザースピーチライター、そして政府高官いくらでもいるのですから、「素人」というのは言い訳になりません。

そもそもどんな素人であっても(といっても、トランプ大統領予備選挙と本選挙、そして就任後に中間選挙を戦っていますが)、代議員数270人を獲得しなければ勝利できないことは知っていますので、270人分の当確が出る前に勝利宣言をするのは異常です。

ちなみにここで何の説明もなくバイデンが「経歴詐称した」と出てくるのですが、一体何のことなんでしょうか? 英語圏でもそういう主張は見てませんし、少なくとも説明なしに書けるような常識ではないはずです。

犬笛の効果は大きく、ペンシルベニア州あいまいながら開票時間が延びることを発表。

中西部特にペンシルバニア開票時間がかかることは選挙から分かっていました。バイデン発言関係ありません。

トランプ大統領は、これまで触れてきたような開票状況は不自然だとして、最高裁に4日午前4時で集計をやめ、選挙結果を出すよう求めた。午前4時と言えば、まだ大統領が十分優勢な段階である

大統領最高裁に直接何かを求めるような権限はないですし、トランプ最高裁にそんなことを求めたというニュースも見ていませんので、おそらく筆者の思い込みでしょう。

ペンシルバニアでの投票日までに投票されたが、投票日後に到着した郵便投票の取扱について既に最高裁継続している裁判には参加するようですが、これは、「午前4時で集計を止めろ」といった内容ではありません。

そもそも、「優勢なうちに開票を止めよう」、つまりバイデン票が開票されるのを妨害しよう」という考え方は民主主義の国の政治家として異常なので、筆者がなぜこれを肯定的に書いているのか、理解に苦しみます

午前4時までの集計を使うように求めたトランプ大統領が、その後にバイデン候補勝利を発表したウィスコンシン州リカウントを求め、ミシガン州を訴える考えを明らかにしたのは、恐らく最高裁では争う目的あいまいになる(つまり午前10時になって午前4時の集計結果を明確に出すことはできない)と言われたからだろう。

最初下級審で訴えないと最高裁には行けないのだから、当然でしょう。「と言われたから」というのは一体誰が誰に言ったと想定しているのでしょうか。

2020-11-02

anond:20201023135916

新聞によると、

東大では4学部長を含む教員らが、学内・学外者同数ずつで構成する「総長選考会議」に説明を求めた。

問われたのは、1次候補10人が2次候補3人に絞り込まれた経緯だ。

学内代議員による投票で上位だった候補が外される一方、工学部系の2人が残った。

選考会議議長を務めた工学部出身小宮山宏・元総長誘導したとの疑念が生じ、同氏はプロセス検証約束した。

ところがその直後に選考会議の録音データが消去されたことが発覚し、第三者委員会を設けて調査する事態となった。

東大最低.

東大上層部まで「安倍化」して記録を消去・改ざんする、時代流行・流れにのる要領の良さ。

2020-05-13

anond:20200513233441

あのなー。

民主主義ってのは国民主権なの。

選挙代議員決めてるけど、緊急時には国民の声で動かしたって良いでしょ。

何で国に頼るのよ。

おめーで考えろ。

あんだろ。

あんだろ。動け。

2019-11-11

買収という行為

現代の「代議員」とやらが選挙における「買収行為」を「たいしたことではない」と考えているらしいことはよく分かった。

https://twitter.com/maejun_jp/status/1193165247625879553

問題選挙における買収行為に対して何ら問題が無いと感じているその「感覚」であって、個別事件問題ではない。

似たようなこととして、たとえば「偽札」をめぐる罪の重さがある。

偽札使用金額多寡に関わらず懲役3年以上と大変重い罪になっている(「3年以上」と定められている犯罪としては、たとえば傷害致死罪)。それは、「通貨」というもの社会の基盤であるとともに「信用」で成り立つ存在であるため、これを偽造する行為は「信用」を毀損する行為として厳しく取り締まる必要があるからだ。

公職選挙法は、代議制民主主義の根幹となる選挙の公正さを保つ目的で定められている法律であり、特に買収的な行為ターゲットとして禁じる法律である候補者本人が罪を犯している場合は、運動員が行った場合より更に重く、今回のように多数を対象とする行為は6年以下の懲役または禁錮と定められている。たとえば、一地方の一代議士が行ったとしても問題であるのに、あろうことか「総理大臣」堂々と、しかも公金を使って、というのが今かけられている疑惑である

問われているのは政治活動におけるモラルであり、代議士の信用そのものだ。総理大臣内閣の長であるとともに、政権与党である自民党の長でもある。その存在がこのようなことを行っている以上、政府の公金使用に関する適正さ、そして、選出されたあらゆる自民党代議士正当性が揺るがされているということであり、行政も、立法も、その正当性の根幹が揺らいでいるということだ。

このような不正をただせない行政に、どのような正当性があるだろうか? このような不正トップが行う党の代議士が全員「清廉潔白である保証がどこにあるか? (事実、多数の大臣経験者などが「地元後援会」を「招待」していた、と恥ずかしげもなくSNSに記しており、同罪であろう。)このような面々によって行われる行政にも立法行為にも、何の正当性保証もない。いま問われているのはそういうことであり、へらへら笑ったり、「たいしたことないじゃん」で済む話では全くない。


ハッキリ言えば、「これが事実であるか否か」は「総理大臣起訴収監すべきか否か」という問題なのだ。そのことを充分理解した上で、各マスコミがこれをどう報じるかを見守るべきだと思う。即位パレードで浮かれている場合ではないのではないか

2019-05-07

労働組合組織について執行経験者が解説するよ

ここ最近労組関連の増田はてブコメントを見ていると、どうも労組の内部(?)事情というのは思ったより知られてないようだぞ、と感じたので少し知見を共有したいです。なお、当方は小規模な単組の執行経験者です。また、ここで記述する内容はどの組織オフィシャル見解でもなく、個人理解をまとめているだけです。

労働組合階層について

労働組合」という同じ名称で呼ばれる組織でも、大きく分けて2種類に分かれます。「企業労組(単組)」あるいは「ユニオン」と呼ばれるような、直接的に組合員所属する組織と、「産別組織」「上部団体」と呼ばれるような労働組合を束ねる組織です(名称の揺れは多少有ります特に後者はまとめてどう呼べば良いのか私はよく分かっていません...)。

多分、皆さんが「労働組合本来任務」と思うような、会社との交渉・折衝を行う組織は前者の「企業労組」「ユニオン」になります。ただし、(当然ですが)基本的には組合員所属する会社以外のことには口出ししませんし、出来ません。

「産別組織」「上部団体」にも階層があって、例を出すと自動車産業の単組が集まった「自動車総連」、その上部団体の「日本労働組合総連合会連合)」や「金属労協」、といった具合にツリー上の組織構成になっています。大体、「産別」と呼ばれる団体が単組が1次加盟する組織だと私は理解しています。この産別から、すでに個々の会社とのやりとりはしませんが、大体企業側も対になるような組織(何度も例に出して申し訳ないのですが、自動車総連に対しては「日本自動車工業会」など)を作っているので、そこと大枠の交渉・折衝をしていますイメージとしては、個々の企業・単組に対するガイドライン出しをする感じです。産業別、言い換えると同業界ですから景況感などが概ね共通するため、割と単組と会社の折衝でも使えるようなアウトプットが出てきます。ただし、拘束力は皆無だという感触ですが...

追記・ここは書き方が悪く誤解を与えてしますみません。産別で出されたアウトプット、例えばお互いのトップコメントなどはガイドラインになります拘束力はないと感じる、と言う意味です。上部から要請、例えばイベントの人だしは人数必達で、バリバリ拘束力あります…)

さらに上部の連合などまで行くと、もはや単組や個々の企業など見えていないですね。じゃあ何が任務となるかというと、「政治活動」「平和活動」などの、労組活動じゃないでしょ、と思われがちな(最近評判の悪い)ところをやっています。実際の行動および結果に対する評価は別としますが、理念としては、労働者の数を束ねに束ね、圧力団体として労働者に有利なロビー活動をしよう、あるいは労働者に有利な社会を作ろう、と言うことだと理解しています

単組の活動について

続いて、簡単に単組の活動について触れていきたいのですが、その前に少しご質問労働組合という組織は、会社にとって有益無益か?色々な角度から考えることが出来ると思いますが、労働組合会社にとってメリットをもたらす側面があります。その一つが、対労働者の折衝窓口の一本化。労働協約労使協定企業が人を使う上では労働基準法が定めるとおりにいろいろな取り決めを労働者と結ぶ必要がありますが、全労働者の明示的合意を都度取るのも結構大変です。なので、法律上は「労働者過半数以上で組織する労働組合」あるいはそれがない場合は「労働者過半数代表する者」との間で合意を取ればOK、となっています((法の意図するところが違ったら訂正コメントください))。過半数代表者は真実1名だけが選出されるので全員の意見集約は実質的に難しいと思いますが、労働組合は一応意見を吸い上げるシステムを作っている場合が多いです。なので労働組合と折衝して決めた事項については、話す相手は1つで済む反面、後から個別労働者から文句が出にくい、という利点があります ((ただ、これが悪用されて、労働者の大半の意見無視されて労働組合勝手企業の良いような条件を飲んで協定・協約を交わしてしまう、というのがいわゆる御用組合問題ですね。また、そこまで邪悪でなく、己の怠慢で聞き漏らした声に対しても、事後に上がった声に対しては組合は冷淡な傾向があると思います。)) 。

前置きが長くなりましたが、そういう背景があるので、大体の単組は企業の(あるいは各事業所の)総務部門と密にやりとりをしながら、時に(と言うか大体)労使協調して諸々の業務に当たります。実際の内容については、単組で結構異なるかもしれないので詳述を避けますが、概ね、個人レベルまで見る粒度企業(あるいは各事業所)の労働環境が適正になるような活動をしているのは共通していると思います。例えば、36協定がらみで特別条項適応申請があった人とかは、過去残業時間をチェックしたりして本当に認めて大丈夫判断したりします((しますよね?これは共通でなされていると思いたいのですが...))。

それから、当然ですが組合員の皆さんとの情報共有・吸い上げも重要ですので、そのための業務します。多分、ほとんどの単組は代議員会というシステムを持っているかと思います。個々の組合員の皆さんは、一旦意見代議員の方に集め、その意見を持って代議員さんが代議員会に臨み、議案に対して賛成反対を述べる、あるいは代議員会で連絡のあった事項について代議員さんが個々の組合員の皆さんに展開する、と言った具合に、ここでもツリー上の構成を持っています。このシステムを以て、「全組合員意見を集約した」形を作っているので、この存在は非常に重要です。ですので、各単組は定期的に代議員会を開催するのはもちろんのこと、代議員さんが適正に任務を果たせるような教育を施したりフォローをしたりします。

後は、ろうきんとか全労済とかの労働者互助会的な出自金融機関の窓口にもなります

ここまで明示的に述べていなかったのですが、色々な行為主体が「単組」と表記されていることに違和感を持たれた方もいらっしゃると思います。正確には、「各単組の執行部」がこれらの実際の仕事をこなしており、その構成員には執行部活動だけをして通常の企業営利活動に関わる業務を行わない「専従」の人と,どっちもやる「非専従」の人がいます。これらの人の人数は単組によりバラバラで,全員専従の単組もいれば、全員非専従の単組もあります

ここまでを前置きとして、最近覚えている範囲増田へのコメント


さて、長文を書き慣れていないので大分時間がかかってしまいましたが、上記最近見かけて思うところのあった匿名ダイアリーニュースへの意見として書いた側面もありますので、ちょっとコメントを書かせてください。

https://anond.hatelabo.jp/20190328211509

NTT労組の話で、私はこの記事以外に内情を知らないんだけど、ここまで分かり易く強制力を出すんならユニオンショップ制に出来ないのかな、とか思っちゃいます。ただ、ここまで書き連ねて来たとおり、組織率が高いことが単組活動の暗黙の前提みたいなところがあって、非組合員労働者がいるとその人には会社個別アプローチしないといけないとか、最悪過半数割れすると協定を結ぶ権利すらなくなるとかで、全員加入は必達になるのもよく分かります。でも初っぱなから悪印象を持たれちゃうと、執行部としても後々やりづらくなるので、こういう形になっているのは非常にモヤモヤしながら読みました。

ところで、個々人の組合員が、単組を評価して「こいつら居なくても良いんじゃないの?」という感想と、自分労働環境評価して「まぁ今の待遇特に不満無いかな」という感想を両立して持っているなら、単組の活動としては概ね成功しています労働組合基本的に、有事の際、すなわち労働者権利侵害されたときにその真価を発揮する組織であって、実は会社側に切れるカード結構な枚数を持っています。ので,有事には頼れる組織なのですが、残念なのはそのカードを切るより組織を維持することの方に莫大なコストがかかってしまうことです。つまり活躍していてもしていなくても大体かかるお金は一緒です。上記のように平常運転でもそれなりに業務が発生するもので、その人件費馬鹿になりません。自分が払っている組合費と、自分事業所の人数をかけ算してみて、人が何人雇えるか考えて見るとイメージがつくかと思います。もし、今の待遇に不満を持っているならそれは執行部に(というか代議員に)伝えましょう。それが出来るのが、組合費の対価だと私は考えます。...なので、あんまり組合のことを悪く思わないでね...


https://www.asahi.com/articles/ASM4J55H4M4JULFA021.html

ニュース記事へのリンクですが、港湾労働者ストライキの話。正直すごいと思いました。ストを打つとなると、当然組合員にはもれなく業務放棄してもらわないといけないのですが、私の肌感覚ではまぁこ理解を得ることが無理だろうな、と思っていたので。みんな、業務に対する責任感がすごいですよね。メンバーシップ雇用型の作用かもしれませんが、上が一元で責任を持たないので、割と組合員層まで責任を感じて仕事に励む傾向があると思います会社の発展のためとか、本人のモチベーション維持的には良いと思うのですが、この状態だとスト中の逸失利益とかも自分責任と感じますし、だから業務放棄したくないですよね。私が執行部だとすると、説得する自信がありません。まぁ業界とか色々あるのかもしれません。

と言うことで、お願いなのですが、「港湾でスト打てたんだから他産別・他単組で打てないのは労組の怠慢だ!戦え!」とは言わないでくださいね(まだそういう意見は見かけていませんが)。


https://anond.hatelabo.jp/20190504184608

さて、本当に長くなりました。直接的にこの匿名ダイアリーを書こうと思った理由記事です。とは言っても、もう結構な前半でこれに対するアンサーは書いていて、ここで言う「労働組合の本分」は各単組がやっています。で、反戦活動平和活動は上部団体がやっています役割分担。ただ、当然、個々の賃上げ資するような活動も上部団体ミッションなので、そういうロビー活動はやるべきです。ただ正直、もはや連合レベルまで行くと、単組の交渉で使えるようなアウトプットがない気がするんですよね。高プロの件だって阻止できなかったし(なので、単組レベルで阻止するしかないですよね。自分企業労働協約改悪しないようにする形で)。ただ、生臭い話ですが、圧力団体ロビー団体政局に影響を与えられるレベルの集票力が背景に無いと成立しないので、支持政党民進党(か立憲民主党?正直どっちになったかよく分からない)をもっと当選させられる集票力が無いとそういうことが出来ないんでしょう。

労働組合話題については、正規非正規問題や、同一労働同一賃金話題とか、同じ労働者の中で対立が生じる矛盾もあり、当然批判はあるべきかと思っています。ただ、政治参加の話と同じことで、コメントしている人が労働者であれば、その人も労働活動の一端を担っているわけです。多分、政治家になるよりは遙かに簡単に、労働組合組織の中でステップアップが出来るんじゃ無いかと思います労働者が、労働組合活動を「享受するサービス」ではなく、「共に行う活動」と考えてくれることを祈り、本稿を終えたいと思います

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