週刊少年チャンピオンで連載されていながら、その内容は少年漫画らしからぬクラブサッカーを舞台にしたもの
某所でクラブサッカー漫画といえばジャイキリやフットボールネーションよりこっちが好き、という感想があったから読んでみた
ストーリーは弱小でつぶれる寸前の貧乏クラブに、昔恩人と約束したからということでめっちゃすごいストライカーが入ってきてF1(J1と同じようなもの)を目指してがんばる、というもの
でも少年漫画でクラブサッカーの悲喜こもごもを描いてるのはなるほど確かに面白かった
ジャイキリとかよりもそこらへんはあっさりめに描写されててサクサク進むからどんどん読んじゃう
ケガひとつしないのはさすがにできすぎだろうと思った
クラブサッカーのお金の話、サッカー協会の話、五輪メンバーに召集される意味の話など、普通の少年向けサッカー漫画らしからぬものばかりでおもろい
ジャイキリでそういうのあるんだとは知ってたけど、もっと前にこっちが少年漫画でやってたんだなあ
むかつく悪人が最小限なのもいい
ラストは打ち切りっぽいけどメインのお話には一応ちゃんとケリをつけたのはとてもよかった
でもラストのラストでまさか本当に「俺たちの戦いはこれからだ!!!」って言って終わる漫画は初めてみたわwwww
まあ仮に続いてたとしてもおなじことの繰り返しでマンネリになりそうとは思ったけどね
スラムダンクとかとも似た展開があったりして、熱かった
でもトータルだとやっぱりいろいろ都合よすぎに進んだ感は否めないけど
一応各メンバーの掘り下げもそれなりに行われてたりしたし、ジャイキリおもろいけど長すぎると思ってる自分にとっては気楽に楽しめたいい漫画だった
能田先生のサッカー漫画は面白いんだけど無駄に野球を敵視してるのがなあ・・・