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はてなキーワード: シャングリラとは

2022-06-20

[]原作/硬梨菜 漫画/不二涼介シャングリラフロンティアクソゲーハンター神ゲーに挑まんとす~』

なろうのコミカライズ風情が講談社漫画賞になぜノミネート?と思って読んだらたしかに納得

絵もマンガもすげーうまい

賞とったのは天すらのマンガ版だけど、個人的にはこっちのほうが断然面白い

なろう系コミカライズありがちな1冊の内容がすげー薄いこともないし、もう何より絵がすごくいいの

正直駄目なとこ探して叩くのが好きな俺でもちょっとたたくのはきついくら

唯一最大の欠点が、ありふれたなろう系クソマンガと思われてしまタイトルくらい

おそらく原作レベルでの突っ込みどころもいろいろあるっちゃあるけど、それを補ってあまりなる絵とアクションマンガとしての魅力がある

納得だわ 

脱帽した

追記

8巻くらいまでよんだ

正直おもしろいの序盤だけだったなー

仲間ふえてきてつまんなくなった

ひとりで試行錯誤してるときが楽しくて安定してくると楽しくなくなるのなんなんだろーなー

あと別ゲーの話も結構はいってきて本筋が進まなくてイライラするし

なんとなーくだけどまだまだ全然本筋入ってない気がする

2022-05-11

最近読んだ小説と、BL雑誌

小説の方はBL無関係

『鯖猫長屋ふしぎ草子』(田牧大和

あらすじ

 舞台江戸時代下町、猫が一番威張っている長屋通称「鯖猫長屋」。猫描き絵師の拾楽は、故あってオスの美三毛猫サバとともに細々と暮らしていた。

 ある日、鯖猫長屋に一人の若い女性が越してきた。彼女の名はお智。独り身の若い女の独居なんて胡散臭いと、長屋の女達はざわつく一方、男衆はお智の美貌にそわそわ。ところがやはり、お智は厄介な事情を抱えていたようで、ひと悶着起きるのだった!

 

増田感想

 江戸時代小説を読むのなんてたぶん人生初なので、知らない単語が沢山あって、ググりの手が止まらない。そんなに長い小説ではないのに、読了まですごく時間がかかってしまった。でも、ここまで調べたんだから、もう江戸時代小説どんと来いや! って感じだな。問題は、私の記憶力が物凄く悪いってことだけど。

 長屋に表と裏があるなんて知らなかった。時代劇に出てくる貧乏長屋は「裏長屋」なんだな。なるほど。

 江戸時代ハートフル人情物かと思って読み始めたら、なんか思ってたんと微妙に違った。猫のサバのいばりん坊具合が想像の斜め上を言っていた。飼い主の拾楽に対するあしらいが杜撰でどS。つよい。そして猫なのに何でも解りすぎぃ。リアル寄りかと思ったら幽霊は出てくるし、拾楽はただのうらなりかと思ったらなかなかのチートぶりだし、成田屋旦那存在自体浮世離れ感がすごい。

 ふつう下町人情が挟まってきつつ、ハートフル人情物とは思えない少年漫画的な活劇シーンがあったり、まあ退屈はしなかった。

 登場人物のかけ合いがメインで、情景描写はほぼ死んでるぶん、知らない単語が頻出するとはいえ、頭をパァにして楽しめた。

 人気シリーズだったらしく、図書館文庫本10巻までずらりと並んでいたから、後で続刊を読んでみよう。


ボーイズラブアンソロジー Canna vol.83』

 今回はたまたま急展開な作品が多かった。そして人気作のいくつかが連載再開されて豪華な感じだが、全部で11作品しか載っていない……。私がこの雑誌を買い始めてそんなに長く経っていないけれど、今までで一番掲載作品が少なくないか? 大丈夫なのかCanna……。

とりま順番に各作品感想のみ。


シャングリラの鳥』第15話(座裏屋蘭丸

 前々回から主人公アポロもフィーもそれぞれ人知れず悶々と悩むばかりなので、ちょっとストーリーが中弛んでいる印象かも。その前の話(2巻収録分)がかなり盛り上がっていたので、落差が激しいというか。(単行本でまとめて読むぶんには気にならないほどの弛み感かもしれないが)

 で、やっと二人が劇的って訳でもなくベタに再会したのだが……、おや、なんだか道を外し始めたぞ。それはやっちゃダメなんじゃなかろうかという事をフィーが思いつき、窮状に陥って元気のなかったアポロがずるずると引き込まれしまった。

 テンションダウンしたところからこの流れは、楽しんで読めるかどうか微妙だ。共感力モラルガン無視力を試されつつあるのかもしれない。じつに不安だけど続きが気になる。


ブランクコード』第2話(サノアサヒ)

 うーん、第一印象よりは悪くない。でもいいともえんなあ。雑誌推し作品のついでに読むぶんにはいいが、前情報無しで単行本を買って読んだら、膝から崩れ落ちそう。バンドマンBLが好きなら他をあたった方がいいと思う。『ギヴン』とか。

『積み木の恋』第4話(漫画 黒沢要/原作 凪良ゆう)

 原作小説が読みたい!

『ロングピリオド』(古矢渚)

 グループ交際回。すっごい、王道少女漫画だなぁ。毎回読んでそう思う気がするのだが、王道過ぎてさっぱり記憶に残らないので、第1話どんなんだったっけと思って読み返した。王道の第1話だった。王道から一歩たりとも道を外したくない少女漫画好きの人にはおすすめできる、たぶん。

『嘘つきな愛を買う――オメガバース――』第7話(ポケラふじ子)

 前回までずっと、ドロドロな昼ドラみたいな鬱展開が続いていたので、主人公の悠生が可哀想過ぎて読むのが辛かったのだが……。

 うひょーー!! ついに悠生がブチキレたwwwwww しかも、ぷっつんした時の心の中の第一声が、

「くっっ……さいな」

(※攻めの恭悟が他所のΩの匂いをぷんぷんさせて帰宅したので)

 って最高wwwww

 キレにキレて反撃に出たところで次回に続く。頑張れ悠生ちゃんwwwww

 しかし、悠生のモノローグで、元々自分はこういうキャラじゃなかったなどとあり、えっそうだったっけ? と思って第1話を再読。すると、子供時代の悠生は確かに成績優秀スポーツ万能で自信に満ち溢れていたようなのだが、第1話冒頭、恭悟と婚約した時にはすでに、昔の面影など全く残っていないほど暗いしもべ的なキャラになっていた、とのこと。恭悟は自信満々時代の悠生に惚れ込んで、多額の結納金を積んでまで悠生を手入れたのだが?

 あれれぇ、これってもしかしてハッピーエンドの予感じゃない???



侵略! 宇宙ネコチャン!』第8話(元ハルヒラ)

 はぁ、ネコチャンは癒し……のはずなのだが、今回はピリピリ回。いまぢの元同級生女子がほづつみを陥れた性悪サイコ女だと判明し、温厚ないまぢがガチギレ。こわい。しかし、ネコサンの正体が宇宙であることが何ら関係ない感じの展開で盛り上がってしまうのか? それはなんか微妙だ。


スリピングデッド』第10話(朝田ねむい)

 あぁ……私の最推し作品……。どうやら次回が最終回の模様。学生時代回想回、温泉回、頑張ってほにゃらら回と、エモーショナルな話が続いていて、主人公佐田ゾンビ間宮マッドサイエンティストだということを危うく忘れかけそうになっていたところ、今回は冒頭からふつうにに二人で殺人を犯していた。

 めっちゃ突き付けられてからの急展開きた。本当にこの漫画、次回で終わってしまうの……?

 学生時代回想回の盛り上がりがあまりにも凄かったために、最終回が尻切れとんぼになったらやだなとビクビクものでもある。しかも今回のラスト、すごい引きが強いし。どんな最終回になるのかなあ。佐田間宮が実にいいキャラをしているので、終わってしまうのは残念なんだけど。

BLACK BLOOD』第8話(琥狗ハヤテ

 思ってたんと違うー! 全然ハードボイルドじゃないー! と衝撃を受けてから、もう7話も過ぎてしまった。今回も絵柄がハードボイルド恋愛漫画だった。すごくほのぼのとしていた。今回のCannaは全体的に不穏展開が多めの中、この漫画けがほっこりしている。まさかこれに癒される日がくるとはね……。

『ジャルディニエの愛した毒花』第15話(椛嶋リラコ)

 これもまた衝撃の展開。手に汗握っちゃうな……。ネコ獣人達がただのネコ獣人ではなかったと、初めて知った。


石橋防衛隊公認)』第8話(ウノハナ

 かなり久しぶりの本誌再登場。ちなみに、『石橋防衛隊個人)』の方はpixiv漫画無料で読めるはず。

 今回も某衛大ネタ盛りだくさんというか、もはや某大が舞台BLというよりは某大漫画となっている気が。今回も国分寺榛名は頑張っていた!


ひだまりが聴こえる――春夏秋冬――』第6話(文乃ゆき

 私は至極興味がないのだが、このシリーズ商業BL漫画の中ではとても人気がある。何故そんなに人気なのか、読んでもいまいちからないのだが、少女漫画王道みたいなところがよいのだろうか。

 今回も私にはわからないが、これが人気なのか……と思って読了


 あれ? なんか一つ足りないような? と思ったら硯遼先生の『MADK』が休載だった。次が最終回らしい。

 次回は『コントラスト』のitz先生の新連載が始まるらしい。『コントラスト』もすごく人気のある作品だ。まあ好みではないがわからなくもない。確かpixiv漫画無料で読めるはず。『スリピングデッド』が終わって『MADK』も終わるとなれば、新連載が1、2本始まっただけでは間に合わないと思うが。誰か推し作家さんの連載が始まらいかなー。

2022-04-15

最近読んだBLではない本と、関連BL本・関連するがBLではない本。(ネタバレあり)

 けっこういい感じに分厚かったけど、半日没頭して読んでしまった。

流浪の月』(凪良ゆう)

 来月辺りに広瀬すず松坂桃李の主演の映画が公開されるし、TSUTAYAに行けば売れ筋ナンバーワンとしていっぱい平積みされているので、わざわざ私が紹介しなくてもいい気がするが……。

 著者の凪良ゆう先生BL小説家としてデビューした人気作家。数年前からBLレーベル外の小説も書くようになった。『美しい彼』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』など著書多数。

あらすじ

 主人公の更紗(さらさ)は、風変わりな両親に愛され、自由奔放で健やかに育っていた。だが、平和な日々は突然瓦解してしまう。天涯孤独となった更紗は伯母の家に預けられたものの、普通の家庭に馴染むことが出来ない。居場所のない彼女放課後、独りきりで公園に行き、ベンチに腰掛け読書をして時間を潰すようになる。

 公園には更紗以外にもう一人、ベンチの常連がいた。更紗の学校の友人達からは「ロリコン」と呼ばれる、痩身の若い男。彼は毎日、暗い目で女児達の姿を追っていた。

 更紗が伯母の家での暮らし限界を感じた夕方、これまで更紗に対して無関心を貫いていた「ロリコン」が彼女に近づいてきて……。


増田感想ネタバレあり)

 ざっくりと言えば、かつてTwitterとかでフルボッコにされた伝説の『幸色のワンルーム』(はくり)みたいなストーリー。傍目には、猥褻目的誘拐犯に性犯罪被害者が懐いてしまストックホルム症候群しか見えないけれど、実は訳ありのお兄さんが虐待を受けている女の子を救い、それをきっかけに強い絆で結ばれ、唯一無二の関係性を築いた二人の物語

 なんか物議を醸しそうな筋書きだけど、今のところ『幸色のワンルーム』のようなボコられ方はされていなさそうだし、これからもそうはならないかもしれない。

 ただ、レビューを見てみると、猫も杓子も作者が読んで欲しいように読んでいるというか、「事実真実とは違うということがわかりました。わたし無理解から他人を傷つけないように気をつけてようと思いました」と多くの人々が判を押したように書いていて、道徳時間小学生じみていて、うすら怖い。一体どうした、みんな真面目か。

 まあそれは置いといて。『幸色―』よりは好意的に受け入れられているっぽいのはたぶん、そもそも挿し絵無しの小説なので、女児可愛い言動性犯罪被害を描いてもそれを「性的消費」目的で書かれたとは思われ難いというのがあるのかなと思う。それに、物語全体のうち、被害者女児誘拐犯の暮らしが書かれた部分はそんなに多くない。それより、更紗が事件以来、15年の歳月をどのように生きてきて、現在はどんな風に暮らしているのかに多くのページが割かれている。そして、更紗が性的虐待を受けている場面や、彼女にとってはしんどいだけの性行為の場面は、心情はリアルに書かれても行為のものは生々しく描写されはしないので、虐待描写オカズ化は防がれている。そういう意味では安心

 未成年略取という犯罪に夢見すぎという批判はあると思う。だがそれも罪を犯した文(ふみ)の内心が吐露される章で緩和されるのかな、たぶん。

 現実にも起こりうる、子供被害に遭う犯罪とその冤罪当事者しか真実は知らないはずなのに憶測が飛び交い、被害者加害者ともにオーバーキルとなるほど晒し者にされ平穏日常生活を奪われ追い詰められること。そういうことを物語ネタとして取り上げることの良し悪し。それについて私自身がどう思うのかといえば、良しとも悪しとも言えないなぁという歯切れの悪いことを言うしかない。

 個人的好き嫌いのことをいえば、センシティブネタほど「逃げの一手」を打たない方が好き。例えば近親相姦もので実は血が繋がっていなかったのでセーフでしたとか、小児性愛者が未成年略取の罪を犯したと思ったら実はそいつ小児性愛者ではなかったのでセーフでしたとかいうのは、何がセーフじゃ甘えんな! もっと業に正面から向き合えと思う。

 『流浪の月』はどうだったかといえば、文は実は小児性愛者ではなかったので、そういうとこは私のあまりきじゃないものの類なんだけれど。だってたぶん多くの読者が「更紗と文にはこれからは静かなところで幸せ暮らして欲しい」とレビューに書いているのって、文が「安全な人」だとわかったからで、もしもまじもんの小児性愛者だったら同じ感想が出るか? っていう。なんていうのか、結局は罪を軽減して世間並に受け入れられるレベルまで物語引き下ろした感が出てしまうというか。それで事実真実は違うよねーと言われてもなって感じがする。

 だが、文がなぜ自らを偽ってまで小児性愛者のふりをしてきたのか、その事情と心情があまりにも切々と書かれていて胸を打たれたので、私の個人的好き嫌いとかどうでもいいかもう、と思い直した。

 事実真実は違う。人それぞれに抱えているものがあって、それを他人が何も知らない癖に常識だのなんだのを笠に着て叩くことが許されようか? 本作のテーマはそんな感じだが、幼い頃の更紗を育んだ家庭や、大人になった更紗に関わる人々などを、更紗が許容するもの・拒絶するものに、そうは言ってもな……とちょっと疑問が残るようになっているところが良いと思った。

 たとえば、母親が無理をせずに幸せであることは大切だとして、更紗は彼女自身母親や、同僚の子持ち女性自由奔放ぶりを許容する。ところが更紗の母親と同僚女性は娘の物分りのよさに甘え、自分恋愛にかまけて娘を放置するという全く同じ行動をする。だが、その結果は大きく異なる。更紗は母親に遺棄されたせいで理不尽辛酸なめることになったが、同僚女性の娘は放置されたものの完全には棄てられず、それが切っ掛けで更紗と文という年の離れた友人に出会い精神的に救われることとなる。同僚女性は更紗と文という協力者を得たお陰で、娘を遺棄せずに自分人生も大切にできたとも言えるかもしれない。同じ事が起きても結果は違う。これを人それぞれと言うか、そんなんただの運だから最初からちゃんとしているに越した事はないと思うか。現実としては、周囲から親にかけられるプレッシャーのお陰で子供が守られているという事も、往々にしてあるが……? などと、ちょっと考え込んでしま余地が読者には与えられている。

 一方で、更紗はDV気質のある恋人の亮のことは、交り合うところが一つもないと拒絶し切り捨ててしまう。亮がなぜDVを止められなくなってしまったのか、その理由を知っていながら、理解共感彼女拒否するのだ。母親が我が子を遺棄することには同情すら示すというのに、DV男はどんな事情があれどもダメであるというアンバランスDV男は許してはならない、そんな奴からは早急に逃げるべきだというのは正しい。ここを違えたら今時の読者には受入れられないのは想像に難くないが、世間へのご機嫌取りとも思えない、あえての偏った描写なのだろうか。と、ここにも悶々と考えさせられる余地がある。

 また、他人無理解によって苦しめられてきた更紗もまた無謬の人という訳でもなく、無邪気な思い込みで発した一言で文を深く傷つけたのに長い間気づかず、文の真実を知らないままであった。それは、読者が安易に更紗と自己を同一視して気分を良くするだけにとどまるのを阻んでいる。更紗が文の真実を知った時、それまで更紗と一緒に被害者意識を持って、解っていない人々を糾弾出来る立場にいたはずの我々は、自分達が解っていない人々と同じ穴の狢であることに気付かされ、ショックを受けるのだ。

 後半、読者目線では余裕で予想できる破滅的な結末に向けて、更紗と文が善意ちょっとした人としての良識を発揮したせいで転がり落ちてゆくところは、はらはらしてつい目が離せなかった。それはダメだ、善意でもやったらいけないやつだと、更紗達を批判することを、圧巻の心理描写妨害してくる。簡単に教訓を得ていい気分になって読み終えることを許してはくれない。それがこの小説のすごい所なのかなと思う。

 にも関わらず、レビュー者が判を押したように教訓を得た事ばかりを書くのは、この小説安易共感を読者に許さない、熟考を強いてくるからなのかもと私は思った。そう易々とは自分意見を書くことが出来ないから、かえってテンプレみたいな感想を書いてお茶を濁すことになるのだ。


さて、以下は凪良ゆう先生BL作品の紹介と、『流浪の月』とテーマが似ていると思う作品とかの紹介。

『美しい彼』(凪良ゆう)※BL小説

 主人公平良吃音を持っているせいで上手く喋ることができず、学校生活の中ではスクールカースト底辺に追いやられていた。両親に心配をかけることを畏れた平良は、イジメターゲットにならないように極力目立たぬよう、息をひそめて暮らしている。

 そんな平良は、高校二年の新学期、同じクラスになった清居(きよい)に一目惚れをしてしまう。清居はスクールカーストの頂点に君臨し、陽キャの面々に一目置かれながらも孤高にマイペースを貫く、まさに王者である。そんな清居とそのしもべ達から奴隷のようにこき遣われる平良だったが、清居が気まぐれに差し伸べる暴力的な救いの手や、逆境ものともしない凛とした姿勢に心酔する。やがて平良は、清居の一兵卒から立派なストーカーへと進化していくのだった……。

 凪良ゆう先生BL小説のなかでたぶん最も人気のあるシリーズであるイジメ被害者加害者カップリング主人公平良と、平良に惚れられた清居、それぞれの視点によって相手人間性共通体験についての見方ががらりと変わる。事実真実は違うとはまさにこのこと。

『にいちゃん』(はらだ)※BL漫画

 幼い頃、近所に住む「にいちゃん」に遊んでもらっていた、ゆい。彼はにいちゃんのことが大好きだった。ところがある日、にいちゃんが奇妙な遊びに誘ってきた。怖くなったゆいは、にいちゃんの部屋から逃げ出した。そこへゆいの母親鉢合わせたことにより、にいちゃん逮捕されてしまう。

 数年後。高校生になっても、ゆいはにいちゃんのことが忘れられず、親には内緒でにいちゃん行方を探していた。そして遂ににいちゃんと再会を果たしたゆいだったが、にいちゃんはゆいを怨んでいた。にいちゃんはゆいを拘束して動画を取り、それを脅迫材料として、ゆいを呼び出し、苛烈性的虐待を加えるのだった。


 ほんもの小児性愛者でしか性犯罪者の大人と、ストックホルム症候群高校生のカップリング虐待描写があまりにも凄惨で心を折ってくるので、性描写ゴリゴリにあるが抜けないエロ本みたいなことになっている。ヤバい奴に雁字搦めにされてしまった状況での愛は偽りなのかもしれないが、渦中にある本人にとっては本物に見える。その様を綺麗事なしに描写した怪作である


『私の男』桜庭一樹

 腐野花(くさりの はな)は、恋人との結婚をもって養父の腐野淳吾の手を離れることになった。花は幼いうちからまだ年若い養父性的関係を持ち、そしてもう一つ、誰にも言えない秘密を淳吾と共有していた。

 そんな花と淳吾の暮らしを、時の流れとは逆順に、章ごとに語り手を変えつつ描いた物語最後には花と淳吾の真の関係性が明かされる。

 はたからみれば養父から性的虐待を受ける女児物語だが、やはりこれも事実真実は違う系。ところが真実事実よりもどろどろとしていて、なのに純心であり耽美でもあるが、物凄い業の深さでもある。

 第1章が花と淳吾の別れの話で、それから章ごとに時を遡っていき、最終章家族を亡くして孤児になった花が淳吾と出会い養子になるところで終わる。

 私は初読の時に、まるでハッピーエンドのように終わるなぁと思ったのだが、再読したら別にハッピーエンドには思えなかったのは何故なんだ。もう一度読めってことかな、ハハッ。

 映画にもなっているのだが、映画版はまるで小さな悪女・花に淳吾が狂わされ搾り滓にされたみたいなラストだったから、あまりきじゃないな。


『つみびと』(山田詠美

 酷暑真夏若い母親は幼い子供達を部屋に置き去りにし、餓死させた。懲役30年の実刑判決を受けた母親を、世間の人々は好き勝手糾弾する。一体、母親は何故、愛していたはずの子供達を死に追いやってしまったのか? 母親自身の生い立ち、彼女祖母の代から続く凄絶な負の連鎖とは……。

 小説しか描けない現実があるとして、実際に起こった事件モチーフに書かれたフィクション小説である

 児童虐待と、世間の人々が助けたいとは思わないタイプ社会的弱者物語。著者の山田詠美先生自由女性恋愛小説を書く一方で、昔から社会の最下層にひっそりと生きる人々の事も書いてきた。中でもこれはすごい作品

 山田先生作品にしては珍しく、リベラル無責任で冷酷な一面が批判的に描写されている。

2022-03-25

最近読んだBLと非BLとがんばって読んだ耽美

海辺エトランゼ』(紀伊カンナ

あらすじ

 小説家志望の駿は、沖縄離島で親戚のおばさんの営む宿に間借りして住み三年になる。彼は、毎日独りで海を見つめている男子高校生が気になって仕方がない。男子高校生の実央(みお)は孤児で、いまはよその家に世話になっているというが、その家には帰りたくなくて海を眺めて時間を潰しているらしい。

 駿は実央に一目で惹かれてしまったのだが、実央は駿が自分憐れみの目でみないところに惹かれていた。

 だが、実央は本島の施設に移り、そのままほぼ音信が途絶えてしまった。ところが三年後、大人になった実央は駿のもとに帰ってきたのだった。

増田感想

 以前、続編の『春風のエトランゼ』を前提がよくわからないままなんのこっちゃと思いつつ読んだけど、こういう話だったのか。なるほどねー。

 『春風の―』を読んだ時にも思ったが実央が攻めで駿が受けなのが意外だ。でも、商業BLでは年下攻めというのは案外多いらしい。攻めが未成年場合はとくに。

 絵が隅々まで綺麗でいいけど、絵に誤魔化されている感があるというか、素敵なシーンばかり見せられている感があるというか。ゲイの苦悩葛藤がなんか取って着けたように見えて仕方がない……。実央の「ノンケだけど駿のこと好きになっちゃったから大丈夫!」っていう能天気さが、ファンタスティック過ぎて私は着いていけないのかもしれない。

 それに、北海道出身という設定の駿が家の為にゴリゴリに古風な祝言上げるところだったとか、元婚約者桜子さんの大正浪漫昭和レトロ中間的なお嬢様ぶりなところとかなー。北海道ってそんな旧態依然としたお土地柄なの? そうとは聞いたこと全くないのだが。結婚式は会費制くらいのことしか知らんけれども(そのさばさばした印象がつよいのか)。

 個人的にはあまりハマれないなこれ。絵は綺麗でかわいいけど。(だがむしろ作者は百合の方が描きたいのでは? というくらいに脇役がめたくそ百合百合していた。メインのBLが霞むくらいに。そこもハマれない原因のひとつかもしれない)

 今ならシーモアで丸々0円で読めるよ!


『鳩の栖』(長野まゆみ

概要

 短編集。男子中学生たちを主人公にした、耽美レトロ物語。ちなみに、『紺碧』と『紺一点』は単行本『紺極まる』に続いている。

増田感想

 長野まゆみ先生持ちネタが詰まっている。水琴窟とかバードベルとか義兄に恋しちゃう義弟とか。同じネタを使って毎度似ているようで違う話を作り出すのすごい。ストーリーの内容がどうとかいうよりも、物語バリエーション文章構成の素晴しさに感動してしまった。

『栗樹ーーカスタネア』の冒頭に、

瓜はめば子等思ほゆ栗はめば況して偲はゆ

と、山上憶良長歌の出だし部分が引用されているのを見て、『左近の桜』の『瓜喰めば』の章を思い出したので、再読してみた。↓

左近の桜』(長野まゆみ)の第5章『瓜喰めば』とついでに第4章『骨箱』を再読。

左近の桜』のあらすじ。

 主人公の桜蔵(さくら)は、男と男の忍び逢う宿〈左近〉の長男高校2年生。彼はゴシックな体質を持っている。というのは、彼はこの世ならざる者を拾い、交わることで相手成仏させてしまうようなのだ。そんな彼のことを、父の柾(まさき)や〈左近〉の常連客の浜尾は〈女〉と呼んでからかう。桜蔵は年上の女ともだちがいて男には一切興味がないので、〈女〉呼ばわりは不本意だと憤るのだった。

 これは桜蔵がこの世ならざる者達に引かれ、此岸彼岸の境目を彷徨う、妖しくで耽美短編連作集。

『瓜喰めば』のあらすじ。

 夏休み、父の柾に連れられて弟の千菊(ちあき)と共に池畔の別荘地にやって来た桜蔵。父との夏休み満喫する千菊。一方、桜蔵は柾に雇われ高額のバイト代目当てに雑用をこなす

 柾と千菊が出かけている間、バンガロー掃除に勤しむ桜蔵。彼の前に不器用西瓜を売り歩く男が現れて……。

増田感想

瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ 

いづくより来りしものそ目交にもとなかかりて安眠しなさぬ

銀も金も玉も何せむに優れる宝子にしかめやも

 山上憶良長歌とその返歌だ。

 章のタイトルにこの歌を冠した通りに、柾が息子を可愛がる話なのだが、ただし柾がかまう相手は実子の千菊ばかりだ。柾の実子ではない桜蔵は柾から息子を息子とも思わぬような扱いをされているが、桜蔵も柾とは血縁関係のないことをわきまえ雑用アルバイトに徹している。……という、そのわきまえっぷりが地の文に長々~と書かれているんだけど、これだけわきまえてますから! とばかりに書かれると、負け惜しみに読めるw 桜蔵が実際に弟にやきもちを焼いて当たったり父に文句を言うような場面は、シリーズ中に一度も出てこないのだが。

 桜蔵にとっては柾は単なる父親というよりは父性あるいは大人の男という概念が具現化したような存在であって、血の繋りがない事なんて大した問題ではないらしい。だが、血の繋りがないだけに、父性への憧れがなんかこう、恋心めいているように見える。

 この章でもまた、桜蔵はこの世ならざる者に魂を抜かれて危うく死にかけたが、彼は窮地を柾によって救われたのか、桜蔵の欲求がそんな幻覚を見せただけのかは曖昧だ。

「(死人に)喰われたくなかったら、蛙のふりでもしてろ」

 と桜蔵に言う柾。これは、

人来たら蛙となれよ冷やし瓜

 という、小林一茶俳句から引用。これを私は、さすが風流なことを言いますなぁ、くらいにしかずっと思っていなかったのだが、今回再読して思った。瓜にそんな事を言い聞かせるのって何故? →自分が食いたいからに決まってるじゃん。

誰かが来たら蛙のふりでもしてろ。あとで私が食ってやるからさ(^_-)

 え、そういう!? そういう意味だったのかぁーーー!?!?

 激しく萌え散らかした。(だが、送られた当の桜蔵がそういう意味で受け取りときめいたかキモがったか、あるいは意味わからんと首を傾げたかは謎のまま、物語は終わってしまった)

 後に、何章だったかで柾は選ぶ権利は〈男〉ではなく〈女〉にある(柾ほどの男でも〈女〉から選ばれなかったこともある)と言う場面が確かあった。選ぶ権利は〈女〉である桜蔵にあるからといって、俳句なぞ送ってアッピールしたろというのが柾の魂胆なのか、単に桜蔵をからかっただけなのかは不明だが、個人的には前者に賭けたい。

次はついでに読んだ第4章『骨箱』。

『骨箱』あらすじ。

 第3章にて謎の男の手により背中一面に蝶を転写されてしまった桜蔵だが、いまだに蝶を消すことが出来ないでいる。学期末となり秋の修学旅行費用を支払わなくてはならないので、桜蔵は背中の診察もかねて柾の診療所を訪れる。旅費を出すことを二つ返事で了承した柾が桜蔵に手渡したのは、現金ではなく〈骨箱〉という銘の徳利と手書き地図。柾は桜蔵に、〈骨箱〉を質屋〈八疋〉に売って金を工面しろと命じる。桜蔵は地図を頼りに〈八疋〉を探すが、たどり着いたのは「望月」と表札のある民家で……。

増田感想、というより反省

 この章に登場するチャラ男幽霊は桜生(さくらお)じゃないか。桜生かもしれないと思ってはいたが、かもしれないじゃなくて明らかに桜生だった。なんでそんな事も読み取れなかったの過去の私……。

 桜生とは、桜蔵の戸籍上の伯父であり、過去に柾と付き合っていた人でもある。『左近の桜』の続編『咲くや、この花 左近の桜』で初めて名前が登場する(その時は高校生時代容姿で桜蔵の目の前に現れる)。柾がちょっとひねくれた男を好んで愛人にしがちだということが他の章で書かれていたが、桜生もまたちょっと、いやかなり癖のある人物だ。後に、桜生に男を寝とられた〈女〉(生物学的には男性)が、桜生への報復として柾を寝とり返すというエピソードがあったりするくらい。

 桜生のもとへ桜蔵は柾から預かった「桜生の形見の品」を持って訪ねて行くことになったので、桜蔵は柾の差金で桜生と出会わされたと読んでもいいのだろうか。

 なんの為に桜生に会わなければならないのか? 単に修学旅行費を稼ぐためばかりじゃなくて、桜蔵の背中に転写された蝶を消してもらうためだろう。

 桜蔵が桜生のもとを訪ねたとき望月家の界隈では水神祭が催されていた。また、望月家の庭には水神井戸がある。『左近の桜』シリーズに登場する〈男〉と〈女〉が水神に関する何かだというのは『その花の名を知らず 左近の桜』で書かれていたので、水神祭の日に桜生が現れるのは偶々ではなさそう。

 ということに気づかず読み流していた私の読解力やばすぎ。もっと落ち着いて丁寧に本を読もう、と反省。これまでの人生で読んで来たその他の本も大いに誤読してたり理解してなかったりしそうだから、あとで再読してみようと思った。

 桜蔵は桜生と出会言葉を交わしてそれ以上のこともするが、桜生のほんとうの相手である柾は桜生を見ることも出来ないらしいというのが、切なくていい。

長野まゆみ偏愛耽美作品集』より『狐』(泉鏡花

概要

 浮気者若旦那とその新妻の両方を狐が美女美少年に化けてだます話。


増田感想

 泉鏡花文章って私にとっては古文範疇なのだが、古文というほどに現代語とかけ離れてはいないせいで現代語訳がないので、調べながら読むのが難しい。だからとても苦手。それで、『長野まゆみ偏愛耽美作品集』のページをめくる手は『狐』のとこで数週間止まっていたのだが、せっかく買ったものを積んでおくのもなんだから、頑張って読んださ。七ページしかなくてよかった。『海神別荘』みたいにくっそ長かったら辛かったから短くてよかった。

 ちなみに、『海神別荘』を辛い辛いおめきながら読んだのは、『シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸)のなかで語られるおとぎ話元ネタがそれだったから。あーなるほどと思った。

 『狐』に話を戻すけど、耽美からすごいというよりはオチ面白い話だった。




その他に『僕らの地球の歩き方』(ソライモネ)も読んだけど、これはあとで気が向いたら感想を書こう。Kindleプライム0円で読めるよ!

2022-01-30

BLアワードが始まった。

 けど、推し作品があまりノミネートされていないので、私はショボンとしている(´・ω・`)

 『秋山くん』(のばらあいこ)がベストシリーズ部門ベスト受け部門ノミネートされているのはいいとして、ベスト攻め部門!? 柴くんはどこ行ったんじゃあ……。やっぱりあれか、見た目貧弱な普通スクカー最底辺はいい攻めとしてBL世間では認められないのかうわああああん!!

 スンッ。

 あと、地味に悲しいけどまあしょうがいかなって諦めたのは、座裏屋蘭丸先生作品ノミネートされたのが『シャングリラの鳥』ではなく『コヨーテ』で、朝田ねむい先生作品ノミネートされたのは『スリピングデッド』ではなく『CALL』の方だったこと。

 座裏屋先生作品については、どっちも面白いのだが去年『シャングリラの鳥』は休載が多くてあまりストーリーが進まず、一方『コヨーテ』は佳境に差し掛かった上に圧倒的クオリティで殴ってきたのでインパクトが凄かった。私は『シャングリラの鳥』の方が好きなんだけど、これはもう仕方ない!

 朝田先生の『CALL』はディープ部門とはいえよくノミネートされたなって驚いた。評価は高い一方でレビューが良くないという印象だったので。私はまあまあ面白いと思うんだけど、「主人公クズ過ぎてうけつけない」とかいレビューには、うん、そう言われたらぐうの音も出んなと。あとエロ少ない。しかし、そういう表面上の理由却下されずにノミネートされたのは、朝田先生過去の実績(『マイリトルインフェルノ』のヒット)と掲載紙の人気ゆえだろうな。『スリピングデッド』は来年度に期待。すごく面白いんだからね!!(今年度の私のイチオシ

 次にくるBL部門には、正直、はん、これが次にくるだと? 毎回寝起きセックスしか書描いてねーじゃねーかよ! という作品ノミネートされていて嫌だった。ぺっ。『息できないのは君のせい』(澄谷ゼニコ)がノミネートされているのは、そうだねノミネートされるよねって感じだ。メインカプがセフレ関係という設定ながらエロが全くない・脱ぎさえしないという稀有作品である。『遥か遠き家』(八田テキ)は、これって今年度の作品だったの!? という意味で驚いた。ずっと前から話題作だったような気がして。ということは、単行本発売前、雑誌掲載から話題だったっていうことだ。これはすごいことだ。何しろBL読みはあまり雑誌を読まないので。『副音声はうるさい十分に』(英子)はBL小説投稿サイトfujyossy発の作品。やったねfujyossy! だが、小説投稿サイトなのに人気作品漫画ばかりという現状。腐界での小説の求められなさたるや。

 ベストディープ部門にやはりfujyossy発の漫画『密書でござる!』(斑月)がノミネートされていて爆笑。この作品は腹がよじれるほど面白いけど、ポリティカルコレクトネス? 知ったことかぁ!! な人向き。どうしようもないエロギャク満載。ディープ部門の中で去年いちばん見かけたのが『夜画帳』(Byeonduck)と『ハッピー・オブ・ジ・エンド』(おげれつたなか)。『夜画帳』は私は読んでドン引きしたが、話題作なので賞取る可能性はありそう。『ハッピー・オブ・ジ・エンド』は私は未読だが、私とは一切趣味の合わなそうな人達の支持している作品なので、私には買っても金の無駄になりそうだから手を出すことはないだろう。

 私的ある意味注目なのはベスト小説部門実は私は商業BL小説世界はあまり肌に合わないからほぼ読まない。読むとしたら一般文芸でも書く作家さんか海外作家さんかムーンライトノベルズ出身作家さんくらい。なので、ノミネート作品だいたいあらすじすら知らない。のだけど、今年は商業BLの外部から参戦してきた作品がどんだけ頑張るかというところに注目している。とくに『魔道祖師』(墨香銅臭)。これは「このBLやばい2022年度」で小説部門第1位だったのだが、BLアワード主催するBL情報サイト「ちるちる」での評判は今一つ。そもそも商業BL読みの多くがBL漫画を読むだけで商業BL小説は読まず、商業BL小説を読む層は独特な美意識を持っておられるので、商業BLの掟に添わない作品は読まない。『魔道祖師』は海外Web小説なのでもちろん商業BL小説としては型破りというか邪道しかも「漢字ばかりで難し~いぃ」といってBLファンから広く敬遠されてしまったので、一体その状況でこの超大作が果たして受賞することがあるのか。あったとしたら今後、商業BL小説界は大きく変わりそうなので 、注目なのである

 ベスト官能部門そっ閉じ。これらが官能だと? ふざけんなよ……。

2022-01-05

迦楼羅王かいう謎のゲーム

RTAジャパンでヤッてたのでなんとなく気になった。

なんとなく見たことのある雰囲気なんだよな〜って思ったらなんとなくプレステアクションゲームであるアランドラを思い出した。

アランドラは一応パブリッシャーソニーだし、迦楼羅王エピックソニーレコードなのでなんか関係があるんじゃねーの?みたいに思った

とりあえずググったら、wikiによると長崎行男さんとかいソニーの人?がどっちも携わってるようだ。

なんとなくだけど、ゲームのノリとかグラフィックとかが似てるので両ゲームとも開発陣かぶってたりしないのかなぁ?みたいに思うんだがどうだろうか

ちなみにオタク情報汚染されていることでおなじみの日本語版Wipipediaには迦楼羅王のページは存在しないようだ。

開発会社は浮世亭というところらしい。そんでその会社はなんか2000年くらいまで携帯ゲームとか占いゲーム出したっぽい。Webページはあるけどここ20年は放置されている模様

あとついでだけどシャングリ・ラっていう開発企業情報殆ど無いよな。パンツァーフロントかめちゃくちゃ有名なのにな

スーファミ競馬予想ソフト勝負するゆっくり動画見てたら、なんかその競馬予想ソフトシャングリラ作成しているみたいなコメントを見かけたんだけど、例のごとくWeb上にはそういった情報が見つけられなかった。

90年代ゲーム開発会社情報とかって少ないよな。ああいコメントする人ってどこから情報持ってきてるんだろうか

2021-12-31

今年読んでよかったと思ったBL三作、とか書こうと思ったが……。

 Amazonで今年一年ぶんの電子書籍購入履歴を見てみたら、思ってたよりもBL買ってないじゃん。そっか、そういえば去年は自分自分に10000円を誕生日プレゼントしてBLを買うという苦行を課した(結局ツラくなって半分は一般書籍に遣ってたw)から、いやにBLばかり買ってたんだけど、今年は『魔道祖師』全四巻が自分への誕プレだったからなぁ。

 しかも今年は隔月で『ボーイズラブアンソロジー Canna』(1045円くらいだったかな)を買っていたので、そのぶん単行本を買うお金は減っていたんだ。

 そういう訳で今年買ったBLは少なかったけど、その中でもよかった作品を3つ、無理矢理ひねり出して挙げる。



魔道祖師』(墨香銅嗅)全4巻+番外編集




あらすじ

 かつて「魔道祖師(まどうそし)」「夷陵老祖(いりょうのろうそ)」などと呼ばれ、人々から畏れられた鬼道の使い手・魏無羨(ウェイ・ウーシェン)。彼は一度死んだが、13年後、強制的に転生させられた。復活した魏無羨の腕には呪いの傷が刻まれていた。傷は彼を生き返えらせた術者の望みを叶えれば消える。もし叶えられなければ、死が待っている。仕方なく魏無羨は、彼を自らの命と引き換えに生き返らせた男・莫玄羽(モー・シュエンユー)が何を望んだのかを探りに出るが……。


買ってよかった理由

 とにかく読み応えが凄かった。魏無羨の過去の謎にからむ大きな陰謀。謎の多いストーリーにページをめくる手が止まらない。複雑な人間関係登場人物感情がそれぞれリアル共感でき、とてもエモいとこが特によかった。小説という表現方法をフルで活かした大作。小説っていいなと再確認した。


シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸)1巻と2巻





あらすじ

 元サラリーマンアポロは、とある事情で傷心中で、しかもまとまった金が入り用だった。そのため、離島娼館シャングリラ』にスタッフとして住み込みで働くことにした。

 アポロに与えられた仕事は「試情夫」といって、娼夫達の心身をケアする仕事。彼は仕事を覚えるために、まずは娼夫の一人・フィーに専属の試情夫としてつくことになったが……。


買ってよかった理由

 ポリネシアリゾート風景の、癒し力の高さ! ここは地上の楽園か!! 1巻は毎晩寝る前に読みたいくらい。いいなー、私も南の島に住みたい。ストーリーも、初期の頃はほのぼのしている。とある事件が起きてから、徐々に暗雲立ち込めてくるんだけれども。フィーの過去に「シャングリラ」存亡の危機が絡み、サスペンス要素も入って次回が気になる。

 2巻の、フィーがアポロ必死懇願をするシーンはほんとすごかった……。

スリピングデッド』(朝田ねむい)上巻




あらすじ

 高校教師佐田(さだ)は、非の打ちどころのないイケメン性格もよく、同僚や生徒達からの人望も高い。そんな彼はある夜、不審者に襲われ刺されてしまう。

 そして目覚めた時、佐田は自らが手術台の上に拘束されていることに気づいた。彼の目の前いるのは科学者間宮間宮は、佐田が一度死に、間宮によってゾンビとして蘇生させられたことを告げる。

 元の日常に戻ることが出来なくなった佐田は、間宮邸で間宮サルモン吉との、二人と一匹暮らしを始めるが……。



買ってよかった理由

 ストーリーが謎めいていて面白いだけでなく、この漫画の良さは細かいところにあって、説明し難いし説明しつくせない。萌えは細部に宿るというか……。

 受けの間宮豊臣秀吉像みたいな難のある見た目なんだけど、あれで悶絶レベルの可愛さ。萌え殺されるかと思った。

 私的に、今年読んだ漫画の中で一番面白かった。


次点

『Badass』(ハジ)

 個人的性癖ドストライクだったので、今年の三冊に入れようかどうしようか迷ったんだけどやっぱりやめた。でも、性癖にぶっ刺さるって大事だと思う。

2021-11-27

BL雑記最近めぼしい本がない。

 とかいいつつ、お給料が出てお小遣いを充填したので『Canna 10th anniversary 2/4』を買った。朝田ねむい先生と文善やよひ先生とハジ先生SS連続で載っていて次の次に座裏屋蘭丸先生が載っている! すごく嬉しい!

 しかし座裏屋蘭丸先生の『シャングリラの鳥』番外編は一発ネタ1ページだった悲しい……。でも連載二本抱えた人気作家さんだから仕方ない……あるだけ有り難いんだ……。

 朝田ねむい先生SSは、連載中の『スリピングデッド』ではなく、なんと伝説の『兄の忠告』だ。ハジメとツヅキの兄弟は、短編登場人物ながらなんかすごく心に残るキャラクターから、時々蒸し返すように再登場してくれると嬉しい。ちなみに、私は朝田先生ブログ無料公開されているSS漫画に書かれていたツヅキの設定「Tシャツタグが出てる」の萌の瞬間最大風速の凄さが忘れられない。

 

ともあれ最近めぼしい本がない。

 ここの所、某BLレビューサイトツイ垢から流れてくるBL新刊情報が、どうもパッとしない。どれもこれも表紙からやる気満々の素っ裸ツルツル絵。一時、裸絡み絵じゃない表紙が多かった気がするけど、急にまた元のエロ売りに戻ったような。気のせいかもしれないが。しかし、大概のBL漫画は多かれ少なかれエロありなので、裸絡み絵表紙はゾーニングの一環としてそれはそれで読者とリアル書店のお客さん達に対しては親切だったりするのだろうか。私は一目見て「面白くなさそう」と思ってしまうのだが。

 新しいもので良さげなものが無いとなれば、先月より前に良さそうだが買うのは躊躇したものの中から選ぶかぁ。

 以下、買うかどうか迷い本。


坊主蜘蛛』(ハジ)

 カップリングタイトルとは逆に蜘蛛×坊主であるらしい。人外蜘蛛キャラデザがとてもいい。ただ、最近ハジ先生漫画連続で買っているので、ストーカーめいた自分の購買行動がちょっと嫌で買うのを躊躇している。

『辺獄のカレンデュラ』(ハジ)

 買うのを躊躇する理由上記に同じ。面白そうだけど。

『寄越す犬、めくる夜』2巻(のばらあいこ

 シーモア無料で1巻を読んだらよかったので。でもこれ全5巻なんだよなぁ(最終巻はクリスマスに発売予定とか)。長い上に1巻を無料で読んでしまったというのは、全巻コンプリートするのに長い年月を要するパターン

BANANA FISH』2巻と3巻(吉田秋生

 あ、これ非BL作品だ。

 苦労して全巻コンプリートしたぞと思ったら、なんと、2巻と3巻は0円の時に購入したものだった! Kindle本棚整理中、データを消したら2巻3巻だけ完全に消失した(購入記録まで……)。悲しい、とても悲しい! あの達成感は偽りのものだったなんて……。

 心折れてしまったので、当分買う気が湧かないと思う。

『屍と花嫁』(赤河左岸

 兄弟もの……ゴクリ。私は謎に兄弟BLが好きなのだ。好きがあまり余って自分で書いてしまうほどに……。だが、これは試し読みを読んだら嫌な予感しかしなかった。兄弟ものだしネタ面白げなのに、趣味に合わないにおいがぷんぷんにする。こういう勘って大事にした方がいいと思うんだな。

ハッピーくそライフ2』(はらだ)

 1巻を買って読んだので面白いのは分かるんだけど、読むと気力体力を削がれる系なので、どうしようかと。一般少年漫画でいえば『銀魂』とか『ボボボーボ・ボーボボ』とかみたいな、笑えるけど、読後にどっと疲れが押し寄せる感じ。

『きのう何食べた』3巻以降(よしながふみ

 これこそ、一度集め始めたら途方もないな。しかも手許にある1、2巻はKindle0円なので、コンプリートしたと思った後で泣くやつだ。



とか考えているうちに、『日々、君』(小池定路)の存在を思い出した。これか、これかな? だがお小遣いは少ない。も少し悩もう。

2021-11-06

最近読んだBL

今回は短編小説1冊、単行本1冊、雑誌1冊。

夜の眼(ジョシュラニヨン)

あらすじ

 事件記者パーカーは、連続殺人犯リッキー正義感から助けたが、恩を仇で返され殺されかけた。

 再び収監されたリッキーだったが、ある日刑務所を脱走して行方不明となる。リッキーから報復を恐れ、警察に付き添われつつ逃避行したパーカーだったが、護衛に着いてくれたスッタッグ警部補に好感を持ちはじめ……。

増田感想

 すごく面白い訳じゃないけど、つまらなくもない。終盤、もしリッキー復讐に訪れたら、その時パーカーはスタッグ警部補に何をしてもらいたいと願っていたのか、その胸の内を白状するところが、人間臭くてよかった。

秋山くん』第4巻 (のばらあいこ

あらすじ

 柴からプロポーズを受けて、結婚するのもいいかなと思った、秋山くん。だが、自分と柴がふわっふわしていて地に足が着いていない有り様を仲間達に指摘され、自分がしっかりしないと、と決意したのだった。

増田感想

 進路選択を機に我に返って現実を見る、というのはあるあるだけれども、世間に歩調を合わせて妥協するのではなく、「結婚する」という目標はブレないまま、それぞれ成長していくところがよかった。

 柴と秋山くんだけでなく、柴の友人のじおんくんやちえちゃん秋山くんの悪友達も彼らなりに考えて成長し、互いに影響を与え合っている様もいい。

 そして、地方ヤンキー底辺高校生達の人生を回すスピード感リアル。彼らは都会の大卒アラサーで悩むような事に、高校在学中に悩み決断するんだよなぁ。

 BL漫画を描くような人が、こんな感じの市井の人々にスポットを当て、「ヤンキー」という形だけでなく彼らの暮らしぶりのリアル肯定的に描くのは意外な感じがした。

 第1巻の、かなり酷すぎる性的虐めからまさかの展開の時点では想像もつかなかった、大団円。よかったわねぇ、皆……と近所のおばちゃんの気分でほろりとしてしまった。

ボーイズラブアンソロジーCanna vol.80』

 記念すべき第80号。飛ぶ鳥落とす勢いの人気小説家、凪良ゆう先生作品コミカライズ! というスペシャルな感じがあるんだけど、寄稿者の人数が今月も少なく、大丈夫なの……? と一読者の私は若干心配になるのだった。朝田ねむい先生の『スリピングデッド』が2話分一挙公開! さもなければ雑誌もっと薄くなってしまったよね。私は電子派だからリアルに本の厚みに一喜一憂は出来ないのだけれども。

 ちなみに、『Canna』のテイストエロ大人しめで、青年漫画に近い感じかな。変わった作風のものが多いと思う。じっくりストーリーを楽しみたい人向け。

 ではでは作品ごとに感想を書いていくぞ。順番は掲載順。文章量があからさまに思い入れに比例してて御免。

『積み木の恋』第1話漫画 黒沢要/原作 凪良ゆう)

 昨今はあまりにも小説が売れないが、ストーリーを作れるのはやっぱり小説家、ということで、小説コミカライズがお盛ん。しか小説コミカライズを読む度に、大体原作の方が面白いなって思う。やっぱ、漫画には漫画の、小説には小説のやり方があるんじゃないかな。

 という訳で、この作品もやっぱり原作読んだ方がいいんじゃないかなという感想私自身は凪良ゆう先生作風が好きだけど、『積み木の恋』は未読。原作の方が好きになれそうと思った。

 凪良先生の良いところは感情表現ユーモアで、ユーモアの方は台詞に出がちなのでいいとして、感情表現地の文に出がち。しか行間を読ませるというよりは分析的な文章なので、漫画の余白とか空気感表現しづらいんじゃないかなと思う。

 コミカライズ担当者がまずいという訳ではない。漫画化との相性がいい原作を選んだの? と疑問に思うだけ。

 現在、他誌でも凪良ゆう先生作品漫画化されているんだけど、そちらは近々ドラマ化される『美しい彼』で、コミカル台詞回しが多く、少女漫画セオリーを綺麗に踏襲しつつたまに強烈な逸脱を見せる作風で、より漫画向きな感じがする。



『MADK』第17話(硯遼)

 すごく評判のいい作品なのだが、私はつい最近(4、5号前かな)から読み出したせいで、話がさっぱりわけわかめ最近までは悪魔Jの過去話で、現在主人公マコトちゃんがなんか生首持ってJの家に来たところ。

 まあ、よくわかんないけど、マコトとJのどろどろの愛を楽しむ漫画なの? 今回はやばやばエロ回。Canna漫画っておかし性癖エロはあまりない感じなんだけど、本作の今回は若干アブノーマルかなぁ。最中台詞を読んで、それ奴隷商人痴皇(@『幽遊白書』)が言ってた台詞のやつじゃん、とツッコミを入れたりなど。

 読後の感想としては、今回もよく分からなかったなと。


逃避行じゃあるまいし』前編(タクアン)

 ストーカー?×恋愛の美味しい所だけ味わいたいグラスハート のおっさんずラブみたいな感じ。画風がサラリーマン向け雑誌みたいだが、エロはがっつり腐女子好み。エロシーン多め。「×」というよりは「VS」が似合う関係性のようにも思ったが、受けの人は粘着されて嬉しそう。まじかよ。


『青い人の主治医』第2話(hagi)

 第1話掲載した後数回休むってすごいな! と、これまで読んできた漫画雑誌といえば有名少年漫画少女漫画雑誌くらいの私は思うのだが、Cannaにはよくあることなのかもしれない。

 別にBLでなくてもよくないか? と思った。まあ、こういうBL好きな人もいるさ。


ベルガモットサニーデイ』第5話(キタハラリイ)

 相変わらずタイトルの響きが最高だなあ、ベルガモットアンドサニーデイ! 声に出して読みたいタイトル

 働く大人女子向け漫画っぽいもだもだした恋愛もの別にBLでなくてもよくないかという気がしないでもない。


『嘘つきな愛を買う――オメガバース――』第4話(ポケラふじ子)

 オメガバースって、二次創作においては行きつく所まで行ったニッチ性癖感あるけど、オリジナルBLにおいてはネタ範疇妊娠出産も一応入る為に社会派の側面もあるよねー。ということで、これもうっすら社会派っぽい雰囲気のある作品

 とはいえ、大概のオメガバースはαとΩのやり過ぎエロとかΩの業の深さを楽しむものだとも思う。本作も社会派っぽい面はあくまでおまけかな。


スリピングデッド』第6話&第7話(朝田ねむい)

 イエーイ今回一番楽しみにしていましたイエーイ!! 2話ぶん一挙掲載にしても凄い分量がある。全部で80ページ越えだもんな。

 ネタバレをしながら書くので、ネタバレ無しで読みたい人は読み飛ばしてください。


 今年の8月末日に刊行された第一巻の続き。殺人事件に巻き込まれ理不尽な死を遂げた佐田が、マッドサイエンティスト間宮に拾われ理不尽にもゾンビにされ、これまた理不尽にも食人をして生きることになったのが、第一巻までのストーリー

 巻末辺りで、間宮が実は顔見知りだったことを佐田は思い出す、という謎めいた展開に。

 今回は、佐田記憶結構ぼこぼこに抜けがあるのが判明しつつ、視点佐田から間宮に移る。

 これまでもっぱら佐田視点物語が進み、佐田の人となりを読者は佐田自己認識という形で知ってきた。ところが! 間宮記憶に残っている佐田人物像がとても意外。いや、表向きは佐田は昔から非の打ち所のない、ほどほど善良な人物だった。それを間宮スクカー最底辺のひがみ根性から偽善者」と決めつけていたのだけれど、あることがきっかけで、佐田邪悪な一面を垣間見たのだ。

 一巻までは、クレイジー科学者間宮翻弄されるごく普通の善良なスパダリ佐田、という構図だった。けれども一皮剥けば、間宮科学的探求心に突き動かされていない時には案外まともな感性を持っているのに対し、佐田無意識ながら自身暴力性を発揮する隙を窺っているようにも見える。

 理由も無しに暴力を振るわない間宮と、理由さえあれば嬉々として暴力を振る佐田。彼らは似ているようで根の部分は真逆

 佐田仮面を剥がすと現れるのは、過去間宮を虐めた奴らと同じような気性で、間宮佐田に惹かれるのはストックホルム症候群のようなものに思える。お、これって同作者の『マイリトルインフェルノ』じゃん? 『マイリトルインフェルノ』のあとがきに、最初はいじめられっ子が悪魔の力を借りていじめっ子復讐する話だったが暗くなりそうだからやめた、と書いてあったと記憶しているが、今回はそのテーマに再挑戦するということなのだろうか?

 間宮佐田過去編にはBLなのに若干百合みを感じる。陰湿×陰湿からかな。

 感情を表情や言葉で表すのが大の苦手な間宮の、一巻までの言動伏線は全部一巻内で回収(あーこいつ実は佐田のことかなり好きだな、と。)されたものだと思っていたが、そのなかでの特に重要台詞や表情の一つ一つが、実は二人の過去しか佐田には綺麗さっぱり忘れられている)に掛かっていた、というのにはやられた。なんてすごい構成力なの……。

 ここまで見てくると、間宮佐田に対する一方的な想いが実にエモーショナルに感じられ、間宮佐田に対する言動の一つ一つが愛らしく思えてくる。間宮佐田の死顔を見、「……あまり変わってないな、キミは」と呟き佐田の頬を撫でるシーンにはちょっと涙が出てしまうな。一巻収録ぶんを未読な人には、変な人の変な行動にしか見えないかもしれないけど。いまだ紆余曲折の真っ最中にあり見た目にまで苦労の滲み出ている間宮が、昔のまま歪みなく順風満帆大人になり夢も叶えた佐田に対し、羨望と嫉妬以上の眼差しを向ける、名シーンだ。

 ところで、佐田が肝心の所をまるで覚えていなかったのは、何かの影響による障害にも読めるし、加害者被害者記憶ギャップにも読める。佐田間宮を虐めた人ではないけれど、佐田の心根にはいじめっ子的な所があるというか。間宮佐田のことで強烈に記憶している部分というのが、佐田にとっては他人に対する悪意を解放した部分である佐田本人はスカッといい気分)であるから、そりゃ覚えている訳はないか

 間宮佐田過去と二人の関係性、そして間宮佐田に対する想いは明らかとなった。だが、ゾンビ化が佐田に与えた影響という伏線はいまだ回収去れていない。これが今後どのようにストーリー関係していくのか。ゾンビものの定石として佐田人格を喪い人食いモンスター化し暴れ出すとかいう展開も予想出来る流れだし。

 次回が待ち遠し過ぎる。


BLACK BLOOD』第5話(琥狗ハヤテ

 えっ、この漫画もう第5話なの? あらまあ! 時の経つのは早いなあぁ。そういえば、私が初めてCannaを買ったとき、ちょうどこの漫画が新連載として載っていたような記憶がある。

 ハードっぽい作風と画風で、日本漫画という由りは海外の、フランスとかの漫画っぽい雰囲気なのだが、やっぱりBLBL。急速に恋が始まり、油液が飛んだ。(←何かの隠喩ではない。)ここまで一応事件はあったものの凄い急展開が起こった感はないのだけど、もう5話。一巻以降も続く感じかな。次号とかで終わったら、何だったのかよく分からない漫画になってしまうし。


『ジャルディニエの愛した毒花』第12話(椛嶋リラコ)

 娼館ものでかつ猫耳獣人ものという欲張りセット。連載が長く続いているのもあり、私にはさっぱりストーリーわけわかめ

 この間まではなんか過去の話をしていなかったか? 攻めの人がどっか遠い所に行っちゃうような話では? と、前回までの話を把握していないまま今回を読んでも理解出来るはずもなく……。絵が綺麗。しかし、何故レディコミではなくBLなのだろう? という疑問もなくはなく。まあ、こういうBL好きな人もいるさ。


シャングリラの鳥』第14話(座裏屋蘭丸

 イエーイ、これもすごく楽しみにしていましたイエーイ!! だが、ストーリーはそんなに進まなかったので、ネタバレのしようがない。

 前回までの色々が解決も進展も後退もせず。フィーは子供時代に犯した過ちがシャングリラに及ぶことを恐れて怯え続けれており、一方アポロといえば、輝く白さのホワイト労働のはずがまさか自身性質によって馴染むことが出来ずに進退を考える局面差し掛かっていた。

 アポロが試情夫として正規雇用されて依頼、なかなか接点を持てないふたりは、それぞれの悩みを一人で抱え込んだまま、ひたすら悶々とし続ける。

 精神的に詰みそうになったタイミングで、運良く二人きりになれたとこまでで次回を待て!

 なんとも言いようがない。ただ、座裏屋蘭丸先生の描く、男子達がより集まってあーだこーだ言い合うシーンは最高だなあ、ということくらい。

 絵柄がすごく綺麗なのに、背景を真っ裸で歩くフィーの超遠目に映ったおちんが白抜き修正されてしまうのが、地味に悲しい。全身クローズアップ絵では脚とかで隠し切っているのになぁ。


『つむぐ婚』第4話(黒岩チハヤ)

 別にBLでなくてもいい気がするのだが、BLじゃなかったらこのモフモフが観れなかったので、BLでよかった。

 つむぎの狐Ver.の口元のふにゃふにゃさと狐らしいお手々の感じが癒し。だが今回は人間姿でこってりエロ回。モフモフしっぽガードがよかった。


ひだまりが聴こえる――春夏秋冬――』第5話(文乃ゆき

 この作品はかなり人気があるようで、Canna代表作といえばこれ、みたいな扱いをされているけど、私はあんまりきじゃないんだよなぁ。BLなんだけど、少女漫画特有のねっちりさがあるところが、あまり好みではない。そういうのが良ければ少女漫画を読むよ。しか世間ではこれが王道綺麗めBLなのかもしれない。知らんけど。



***

 個人的に、「BLなのに百合みがある」は正直な感想でありつつ褒め言葉でもある(と言いながら、私はあまり百合は好き好んでは読まないのだが)のだけど、「BLでなくてもよくないか?」は明確にdisりとして使っている。

 せっかくの増田。何もしがらみのない場所なので、そりゃ忌憚のない感想をかくさ。

 では今日はこの辺で。

2021-10-20

完璧なほどの白菜鍋を増田求めて目とも出す間を部内作はノド穂無きペンか(回文

おはようございます

ムーンじゃない方

月のさーイラストを考えるのって、

私がイラスト描くってワケじゃないんだけど

なにかこうさー

11月イメージが欲しいわけ。

で、

ここはお馴染みさくさくっと検索してキノコワールドとかキノコランドとかキノコエキスポとかキノコシャングリラとかっていう

なんか11月にふさわしい秋と言っても秋でもなく冬でもなく、

ちょうどいいこの時期の移ろう季節の通過点的な。

私のこのワードチョイス、

キノコワールドとかキノコランドとかキノコエキスポとかキノコシャングリラとかって可愛くない?

でもキノコシャングリラって、

もはやキノコなのかモモなのか問題あるわよね。

ぶれちゃうわ。

そんでさ、

なんか1歩間違えたら下ネタかよ!ってなっちゃいそうだけど、

レオナルド・ディカプリオデカプリオ!って言ったらもうそ下ネタじゃない?

あぶないあぶない!

増田は良い子のお友だちも見たり読んだりしているところで決してそういう所ではなかったわよね。

でさー、

なんでそうなったかって言うと

みかん花咲く丘公園駅商店街ポスターパソコンきっから描けるでしょ?作れるでしょ?って言われたの。

私は縦を首で横に振らなかったんだけど、

だが断ったの。

でもルービー6缶でやすやすと引き受けてしまったわけよ。

まあ、

そんなポスターって言っても

商店街ガラガラ抽選会のA4フライヤーをパパッと作れば良いんだけど、

そこで秋のイメージってことなのよ。

秋すぎるイメージでもなく冬過ぎるイメージでもなく、

そうなると秋と冬の中間キノコイメージがなんだかしっくりくるのよね。

でもさー、

パソコンかえるかー?って言われても私はソンナコトできないから紙に書いた雑なアイデア切り貼りして、

下絵の下描きみたいなのを作って、

本当にパソコンの出来る人に渡してってところまでが本番なので、

もう私の作業的な作業は終わったんだけど、

じゃそれならそうと言ってちょんまげ!って怒りそうだったわ。

意外とパパッと簡単に終わってしまったので、

そっかそれだからそれにふさわしいに値するルービー缶6缶なんだーってなるほど納得ワールドなのよ。

秋だけに秋の祭典スペシャル!ってやかましーわー。

でも私もそのチラシの仕上がりが楽しみであり

今夜は祝杯にキノコ鍋でもこの先、

きのこるためにしっかりと採れたてフレッシュ秋の旬を食べておきたいところよ。

ルービー缶6缶だけだと思いきや、

八百屋おやっさんが私を労ってくれたのか

デカいどんこシイタケも持たせてくれたのよ。

デカキノコ!って

レオナルド・ディカプリオデカプリオ!って下ネタかよ!って

言っちゃいそうなほどの勢いで言わなかったけど、

立派などんこシイタケ

これだけでキノコ椎茸鍋でもして

あたたたまりたいいいいものね。

でも、

どんこシイタケとかキノコ類だけじゃ寂しいので、

ネギが鴨ってくるほど、

ちょっと他の緑の部分や肉っけが欲しいところだったので、

長ネギ白菜鶏肉と出来合いの鶏のつみれをかってきて、

鍋の後の最後の仕上げのしめマクリマクリスティーのメシは

雑炊にしたいと思った矢先目の前はタマゴ売り場だったので

もうタマゴ買うっきゃナイト!でしょ?

いつ買うのよタマ!?

今でしょとは言わないけど目の前にあったから買う手前雑炊って思っちゃったのかも知れないわ。

コレ引き寄せの法則から

しろ必然だったというか、

鍋のシーメーは雑炊にしなさい!って

からあとはちょっとご飯と軽めに炊いて雑炊に鍋へ投入用として確保して飯盒炊飯しておけばオッケーってローラも言いそうなぐらいの勢いでよく似たオッケーって言い方でご飯の準備もしたいところよ。

ほっぺでたこ焼きは作らないけど!

そして!

もうペキカン

味の決め手はミツカン

わたしのかんがえたさいきょうのなべ、

それぞれのスタメン入りした鍋がベンチ入りしたわけなの。

こりゃもうルービーも進むわーって

実は今シーズン初のベーナーだったりして。

今シーズンデビュー戦を華々しく飾れたわけで、

文字通り「どんこ」って意味でもあるわね。

でね、

そのどんこシイタケを持たせてくれた八百屋おやっさんのところで白菜も一緒に買おうと思って、

カッツ白菜を買おうとしたら、

白菜は一玉丸々買って食べるのが一番美味しいんだから一玉買ってけ!って言うの、

というか半ば半ギレで、

4分の1のカッツ白菜を目の敵にしている感じなのにじゃあなぜカッツ白菜を売ってるのかしら?ってそこはそこはかとなく謎だけど

私はテニスコートを平らにならす重いコンダラ級のようにぎっしりと詰まった重い、

居酒屋の目利きのお店がいったい何を目利きしているか私にはさっぱり分からないけど

ここの八百屋おやっさん白菜の目利きはペキカン

ぎっしり詰まったみっちみちの白菜1玉を選んで持たせてくれたのよ。

あんまり白菜4分の1以上重たいものを箸のそのクダリの話のように持ったことなかったから、

1玉丸々の白菜ってなんて重いのかしら?って

もうコレ私が魔法使いだったら、

カボチャの馬車じゃ無くて白菜の馬車にしてしまいそうなほど、

世界観世界観

でも良く考えてみたらシンデリラって帰りのバスどうしたのかしら?

かぼちゃはもう12時で期限切れだったんでしょ?

私がもし魔法使いならもう少し25時手前ぐらいまで終電を延長してもらって

白菜の馬車の魔法を延長してもらうわ。

そして走りながら白菜が外側から葉っぱが1枚1枚落ちていくの。

で翌朝それを追いかけてくるお城の王子様が居所をわかりやすくするのよ。

白菜の葉をたどっていけばいいわけじゃない。

なんか童話であったヘンゼルとGLAYのテルを地で行くように

北海道の冬の厳しさをおまえら本当は知らないだろう!ってところを歌詞に滲ませているところが私好きなのよ。

話戻すけど、

そこは白菜

本当は西洋野菜じゃなきゃダメなのよ!シンデリラ!って童話世界に無理矢理白菜を持ち込もうとしたいところでもあるわ。

まともに読んだことすら無いのに名前だけやたら有名なぐりとぐら童話絵本ですら

白菜を煮たり切ったりして美味しく調理するイメージがありそうなほど

はい!できたよー白菜鍋!って

矢野顕子さんが歌う食事シリーズの曲で白菜鍋できたよーってラーメン食べたくなる歌のようにそう思うわけ。

で、あとさ、

これは噂で名高い手間がやたら掛かる割りには、

ちゃんと食べたらアゴとほっぺが落ちるほど美味しい

豚肉白菜ミルフィーユ鍋!

豚肉白菜を美味しく重ねる職人

ぐり!ぐら!ありがとう!!!

美味しい豚バラ肉白菜ミルフィーユ鍋を作ってくれて!

私のぐりとぐらイメージって美味しい白菜鍋を作ってくれる妖精さんってところかしら?

から私は一瞬ファンタジー世界には白菜は似合わないかも知れないけど、

もっともっとこれから白菜が安くなってくる季節のシーズンでもあり、

もっとそういったファンタジーにも取り入れて良いと思うの!

日本でなかなか売ってお目に掛けることのないボルシチにかかせないビーツを見かけないように

欧米とかそういう、

いわゆる西洋文化の人から見たら

白菜は逆にあこがれる野菜の的でもあり

アーチェリーウイリアム・テル師匠

弟子の頭にリンゴを乗せて射貫く話しも

あれあながち白菜でもよくない?って思うの。

白菜からデカいしその分的もデカいじゃない。

当たりやすいってことで、

なんかそのアーチェリーウイリアム・テル師匠に戦いを挑んだ人側たちも

ぎゃくに、

え?そこリンゴじゃないの?普通リンゴの方がカッコよくね?って思うほど

やっぱり西洋とか欧米かには馴染みのない白菜みたいなのよね。

チャイニーズキャベツって言うぐらいだから

もっともよね。

まあ今夜の鍋や鶏の水炊きにするわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドよ。

やっぱり中のハムが厚くなって食べ応えがアップしているところが胸熱

記録に残るサンドイッチより記憶に残るサンドイッチだわ。

私のハムタマサンドの新記録よ。

デトックスウォーター

そろそろヒーコーもホッツが季節到来!

デトックスウォーラー界隈は

ホッツブームで今年もいよいよ温活本格的に活動開始かしら?

ホッツ白湯緑茶ウォーラーよ。

なんだか急須で淹れるときに思うんだけど、

新しい急須が欲しいなって急遽思うけど、

なかなか買い替えるには踏み込めないわね。

今使ってる急須

とってに水抜きの穴が空いてて

それは良いんだけど

洗ったときにまだその中に水が残っていて、

振ったらチャポチャポ言うのが玉に瑕なのよねー。

あとはウサギと鮫のイラストカワイイからいいんだけど!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-10-08

フィジカルお仕事の流れの増田酢魔の禮雅ナノと後塩成か次ィ歩(回文

おはようございます

世の中をいろいろと騒がせている一世風靡したセピアじゃない方のやり手経営者かいるじゃない。

メディアでよく見かけて本屋さんでも著書が並んで平積みになってる人。

そう言う人がさ

全部スマホ仕事ができる!勝たんしかスマホ!って言うもんだから

私もスマホは小さいから一回り大きなタブレットがあれば、

しかしたら、

これさえあれば全部仕事が出来ちゃうんじゃないかしら?って

意気揚々ヨーヨー片手に肩で風を切って歩いてたの。

結論として私思ったのは

あいう人は指示出してメールとかだけで仕事が出来ちゃう人だと思うのね。

きっとああ言う人が

物理的なそうねフィジカルな伝票や荷札シールを出したり貼ったりすることがない人たちの世界線平行線交わらないか

うそうにもうタブレット仕事は出来ないかもって結論付いちゃったけど、

寝ながら仰向けになって動画を見ていてうとうとしていたら、

顔面タブレットが落ちてきて、

大きなタブレットだったもんだから

私の顔面で2~3度バウンドして

ダメージを喰らいつつ角が刺さって

もう伝説勇者しか抜けない剣ならぬタブレットなっちゃったもんだから

これもしかしたら、

ちょっと小さいタブレットなら顔面に落ちても、

スポーツ新聞女性タレント始球式絶対一面になってそうなノーパン始球式ならぬ

ノーバンで取ればセーフみたいなドッチボールシステムルールを取り入れつつ、

いろいろと物色していたんだけど、

その副産物として

しかたらこれでしか勝たんタブレット仕事を!って思ったのよ。

もういきなり初っぱなで、

おいでやす小田さんのドデカツッコミ彷彿とさせる

デカ容量の添付されたエクセルファイルが開けないのと

さっき言ったフィジカル接続された物理的なプリンター接続することが出来ないし、

バーコードを読み取って表にするって作業

あれはフィジーに行ってもフィジカル作業の一つとして

やっぱり全部嘘さそんなものスマホ仕事なんて幻~って、

それリゾ!ラバ!って言いながら

いきなりしょっぱなで出鼻を挫かれたワケなの。

そう言った感じで全部スマホお仕事ができちゃうなんて桃源郷幻想シャングリラピーチリーフィズなのよ。

要はあ・ま・い!ってわけ

私はあまーい!って言うよりも

ハンバーグっていうお総菜の名前を大声で言って

手に持ったヴィブラスラップって言う楽器でガーって決めるところまでがお仕事だと思ってるから

結局はスマホだけではお仕事が無理なワケなのよ。

うそうにそして

外に出て外出したらネットに繋がっていなかったという

これまたフィジカル中のフィジカルな困った問題もあって、

結局私たちLANケーブルの束縛から文字通り解放されたと見せかけて、

無線ネットワーク網からのその網からは抜け出せないって、

ダブルミーニングで上手いこと言っちゃったような気がして

抜けさせない問題があるのよね。

本当にああいう人たちって本当どんな仕事してんのかしら?って思うわ。

サザエさんに出てくる黒い家電話が出てきて一向に現実味がない!って批判があるけど、

あれはあれでもう時代劇としてみた方が

腑に落ちる感じがして格さん助さんな海山商事よ。

から結構意外とフィジカルなことやってるの多いんだなーって思っちゃって、

よくさテレワークテレワークだワーイ!って在宅で仕事してる人って

本当にフィジカルにお家でお仕事できるの凄いなって思うのよ。

私だったら絶対カレー煮込みながらお仕事ちゃう自信あるもんね。

においは仕事先にバレないか絶対カレー煮込みながら仕事していても分からないもんね。

からしたらテレワーク自体

桃源郷幻想シャングリラピーチリーフィズだわ。

物流とかとナルト物流はさすがに

ものを運んだりしなくちゃいけないから、

もうフィジカル中のフィジカルなわけで、

世の中にはスマホ1つで仕事が出来たり、

在宅で完全にテレワーク仕事が出来ちゃう以外の仕事もあるんだなーって

今日はそう思ったし、

刺さった伝説タブレット勇者が抜いて欲しいわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドよ。

すっかり定番もうちょっと本当はタマゴ成分が欲しいところだけど、

そうなるとダブルヘッダーになるから食べ過ぎるし

ほどほどにした方が良いかもしれないわね。

そうかもね。

デトックスウォーター

ホッツ緑茶ウォーラーよ、

緑茶ホッツも朝からなかなかふーふーしながら飲むのと

いい朝ですね!言いたくはなるわね

ならないけど。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-09-23

最近読んだブロマンス?とすごいBL

 ブロマンス? の方はもうずいぶん前に出版されたものなのでネタバレするけど、すごいBLの方は22日に出版されたばかりなので、極力ネタバレしないようにがんばる。では、ブロマンス? の方から

復活祭』(馳星周

 同作者による小説生誕祭』の続編。本作も『生誕祭』と同じく彰洋と麻美ダブル主人公。この二人が憧れの人・美千隆に振り回されつつ、お金儲けのためにそれぞれ奔走する。

あらすじ

 『生誕祭』の終盤、美千隆に裏切られて復讐しようと思ったものの、けちょんけちょんに打ちのめされてしまった彰洋。だが、逃亡先の北海道まで、美千隆が探しに来てくれたことにより、懲りずに美千隆に着いていってしまった。

 それから十年。彰洋は自身と美千隆しか従業員のいない小さな会社に勤めて、退屈だがそれなり楽しい雌伏ときを過ごしていた。

 そんなある日、美千隆が復活を宣言する。時代ITバブル最盛期。バブル景気なんて長続きする訳がない。こんどは土地の代わりに株を転がし、大金をせしめて一抜けし、今度こそ二人で夢の王国を作るぞ! マンハッタンにでっかいビルを建ててやるのだ!

 一方、やはり十年前に美千隆に切り捨てられて落ちぶれ名古屋に逃亡した麻美は、東京に舞い戻り、バーの雇われママに身をやつしていた。ところがあるときバーオーナー麻美儲け話を持ち込んで来る。それはIT企業の若手起業家を騙して一攫千金を狙うというもので、しかターゲットとなったIT企業をあの美千隆が狙っているというではないか麻美は一生遊んで暮らせる金をせしめるため、美千隆に復讐するために、彰洋の元恋人である早紀を巻き込み、立ち上がるのだった。

増田感想

 『生誕祭』ではブロマンスというよりはポチとその飼い主みたいな関係性だった彰洋と美千隆だったけれど、今回は彰洋が成長し美千隆が少し老いたのもあって同じ夢を追う同志、ブロマンス感があった。

 美千隆が過去に彰洋に言った「マンハッタン自社ビルを建てるのが夢」「弟が欲しかった」という言葉が、彰洋をだまくらかす方便かと思いきや案外本心だったのかもしれない? と、胸が熱くなる一方で、王国キング美千隆についに焼きが回った感じもあり……もはや自身には生き目はなく、夢は弟分の彰洋に託すのだろうか?……と、ちょっと切なくなる感じ。

 最高に滾るシーンは美千隆が渾身の演技で麻美を騙す場面。麻美が金と美千隆に執着する理由は安定と愛情が欲しいからではなく、美千隆の隣で同じ夢を追いたいからだと看破してみせるところ。

 結局のところ美千隆の相棒になぜ彰洋はなれて麻美にはなれないのか、それは才能の問題ではなく性別問題しかない。麻美にはどんなに努力しても越えられない壁を彰洋なら軽く飛び越えられる。最初から分かり切っていたが見ないふりをしてきたことを、当の憧れの人、美千隆に見破られて涙を流す麻美。実にエモい。引き立つブロマンス!! そう、私ら女にはどんなに願っても届かない夢ですな!

 でも最終勝者は少年の心をいつまでも喪わないおっさんズではなく、現実的堅実的に復讐計画を練り実行に移した早紀だったというのが痛快だった。愛よりも友情よりも堅実。金に溺れた詐欺師どもより研ぎ澄まされたハンターが最強だなんて、かっこよすぎる……。

 国外逃亡する羽目になった彰洋と美千隆がこてんぱんに打ちのめされてだめだめなコンビに成り下がるというオチまで着いて、憧れのブロマンスに泥を塗りたくる黒い快感に目覚めてしまった。

コヨーテ Ⅳ』(座裏屋蘭丸

 数多のBLの中でもかなり人気のあるタイトルエロエロだけどストーリーに骨があって絵もすごく綺麗。少女漫画のようなキャラストーリーが人気な商業BLのなかでは、異色かなぁ。

あらすじ

 バーピアノを弾いて暮らしているマレーネと、マレーネピアノを聴きに通うリリーは両片想い。だがいくらマレーネアプローチしてもリリーは応じてはくれない。それは二人が男同士だからというより、リリーの正体が人狼からなのだった。

 リリーが突然発情期に入ったところにマレーネ居合わせたのが縁で、二人は結ばれることになった。ところがマレーネは、実は人狼迫害するマフィアガーランド一家の跡取り息子ヨシュ・ガーランドだった。

 マレーネリリーと急接近したころ、ガーランド一家当主人狼殲滅に狂い、唯一の血縁である孫のヨシュを呼び戻す。かくしてマレーネガーランド人狼の抗争に不本意ながら巻き込まれることになった。

 一方、人狼の側では、ガーランドとの抗争が70年前に起きた人狼虐殺事件のような惨事の引き金になることが危惧されていた。抗争の激化から、ついに群れのリーダーであるキーファーは、ガーランド解体作戦を決行すると宣言する。そして、ガーランド幹部暗殺部隊メンバーとして、リリーことコヨーテ指名された。コヨーテに割り当てられたターゲットは、ガーランド一家の跡取りヨシュ・ガーランドだった。

増田感想

 す、すごいものを読んでしまった……! というのが、4巻を読んで最初に思ったこと。正直、3巻までは普通に面白い映画みたいな話だなぁと思ったくらいだったけど、BLでここまで描くの!? 描かせてもらえるの!? と驚いた。まあ、これほどの画力漫画構成力をもった作家からこれが許されるんだろうなとは思う。

 BLなのでラブとエロは盛りだくさんだけれど、隙あらば骨太物語描写をしてしまうのがすごい。逆にいえば、BLってストーリー台無しにしてでもラブ描けエロをかけっていうジャンルなんだろうな……。

 人狼ガーランドの抗争の歴史と背景がちゃんと描かれている。そのことに驚きというか、一般ジャンル漫画ではむしろそれが普通なのかもだが、よく描いたよなぁ。

 今回はメインカプのマレーネリリーだけでなく、アレンキーファーなど脇役キャラ活躍人物描写豊富で良かった。ドミニクがいいキャラしていてかなり好き。

 BLにはあまり出てこないし、これまでの座裏屋先生漫画にはほぼ出て来なかった女性キャラがけっこうなインパクトを持って登場するのがいい。ミミちゃん! 私の推しのミミちゃん!!

 猛烈に続きが気になるところで終わってしまったが、たぶん、5巻が出るのは1年後くらいだ。それまで頑張って生きねば……。

 座裏屋先生の『シャングリラの鳥』もなかなか気になる展開なので、続きが待ち遠しい。すげえ連載を2本同時進行している座裏屋先生すごすぎる。

 

 

2021-09-16

ガンダムZZの思い出【追記しました】

ZZまで見たのでぜひ語ってください。

ZZまで見た上でZが一番おもしろいな、と思った。

百式とかMk-2とかZで活躍した期待がZZ後半でも活躍してて嬉しい反面、主人公側に新しい機体が出てこないのって当時としてはどうだったんだろう?と思った。

ただ、主人公の中ではジュドーに対してとても好意的な印象を持った。ジュドーって女性キャラクター性的対象として扱わなかったように思う。

ラサラとかサラサみたいなキレイ女性って立ち位置女性を目の前にしても、キャラおっぱい押し付けられても鼻の下伸ばしたりしないし(ビーチャとかモンドは鼻の下伸ばしてる系)、Zに比べて子供向けな印象も強いからそういう部分は主人公から遠ざけてたんだろうか。

エルから明らかに好意を持たれてたけどたぶん気づいてないし、ルーともどちらかというとバディに近い感じで清々しいなあという印象。

カミーユなんかはファのバスタオル1枚の姿とかロザミーの裸とか見て鼻の下伸ばしてたから。

カミーユアムロは最低限の教育は受けてるものの親がアレで機能不全家庭で育ってるけど生活に困る感じではない

対してジュドーたちはもうスラムの子ども状態。なんとかなるさ精神カミーユアムロみたいなジメジメした部分がないんだけど常に生活がかかってるからそんなことしてる暇がないし、

笑い飛ばして生きていかないとやっていけないという背景はあったんだろうなと思う。

次は0083とかを見よう。


追記

今更コメントついてたので過去に書いてたZZについて思うことをコピペしておきます。↑に書いてることとややだぶるけど。


ジュドーたちを見ているとアムロカミーユと比べてやっぱ育ちの違いを感じる。

アムロカミーユも家柄自体は悪くなくて(家庭環境問題はある、ネグレクト機能不全など)、学校教育も受けているんだけど不器用さ、繊細さが目立つのに対して


ジュドーたちシャングリラの子どもたちは学校はサボって働いて、何事も笑顔で笑い飛ばしてて人生サバイブしていく力は長けてるように思う。


あのシャングリラの中で親が出稼ぎで帰ってこず周りも同様半ばスラムの中みたいな環境だともう色々悲観してるのも馬鹿らしくなって笑い飛ばして生きていかざるを得ないのかもしれない、と今見てると思う。


コードギアススピンオフ亡国のアキトでも同じような子どもたち(アヤノ、リョウ、ユキヤ)がいて

2章だったかな、貴族育ちのレイラが山でキャンプというかサバイバルみたいな状況になったときにアヤノたちは器用になんでもこなせるのに自分料理洗濯もまともにできないって落ち込むんだけど


キト主人公)は「あいつらが器用なのは育ちが悪いからだ」って言う、器用さ、何ごとにも適応する能力がないと生きていけなかったから結果としてそうなっただけ、ということを言っていて


ジュドーたちを見ながらアキト台詞を思い出した。

という話をしたいのに今ZZ見て語れる人が周りに誰もいないのでここに書きました。

2021-09-08

BLアンソロジー Canna vol.79 を買って読んだ。

 偶数月末に発売される雑誌電子版の発売を待って買った。今回はいもの半分くらいしか掲載作品数がなく、しかも好きなタイトル全部休載という、悲しいことになっていた。

 だからといって課金を怠ったあとで休刊になられたら寝覚めが悪すぎなので、定価で購入。ほんとは次号の発売と同時に450円引きくらいになるので、推し作品が載ってない号は値引きを待って買うのが賢いのかもねー。そもそも買わんでもいいのか。

 vol.79 で最終回作品が三つもある。すごい。


ヤクヨメ♂(アオネ)

 センター最終回。なんか、攻めと受けが果てしなくセックスしていたという印象なのだが、攻めが虫垂炎入院したり、攻めが気まぐれに買ってきた仔犬に邪魔されたりとかで、エロ禁していた時期もある……はずだけど、果てしなくセックスばかりしていたような?

 初期の頃を読み逃したせいで攻めと受けの関係性がよくわからんのだが、

 ヤンキー×ヤンキーに拾われた放置子

 という理解でいいのだろうか。


コントラスト(itz)

 最終回。79号表紙もこれ。

 すっごい爽やかに終わった。登場人物高校生からか、エロなしで終わった。少女漫画的。少女漫画より爽やかだけど。


ロングピリオド(古矢渚)

 これまた爽やかな少女漫画BL! 清涼感すごい。どうしたの今号のCanna!? いや休載が少ない時でもそんなにドロドロしてないっぽい作品が多いけど。

 第2話の後編ということで、心情描写メインで物語が動いたわけではないっぽい。


つむぐ婚(黒岩チハヤ)

 けもみみ主人×従僕獣

 受けの狐の口の描線がふにゃふにゃしてるところが私のツボにヒットした。狐の口のふにゃふにゃをずっと凝視していたい。あと、受けの前足も可愛いちゃんと狐っぽい。銀貨を握りしめて人里におりて手袋を買いに行って欲しいお手々。とにかく受けが可愛い


ベルガモットサニーデイキタハラリイ)

 タイトルが良すぎる。タイトルの語呂が良すぎる。ベルガモットサニーデイ。声に出して読みたい英語(ただし日本語イントネーションで)。

 上司×部下のエロから始まる恋愛ヤバいと思った私は、はてなに毒されてソウルジェムが真っ黒に汚れている。

 エロはあるけど爽やか系。今回のCannaはほんと爽やかだな……。


BLACK BLOOD(琥狗ハヤテ

 私はこういうSFっぽくてハードボイルドっぽい作風が好きだな!

 1話~3話は渋い感じだったが、今回は急にBLっぽくほわほわしてきた。エロはない。この人たちどうやってスケベするんだろう、と謎は深まるばかりの鉄壁服装(というより装甲と、防護服)。まあ、べつにエロはなくてもいいんだ。


ジャルディニエの愛した毒花(椛嶋リラコ)

 BLというよりはハーレクインとかレディコミみたいな画風。フランス書院っぽい。そもそもCannaフランス書院が発売しているのだが。けもみみかつ娼館もの。華やかだけどネガティブ娼館っぽい。

 受けがすごく美人だが、BLである必要性があるのか謎なほどに女性的。だけど、絵が綺麗だからあいいかってなる。


遺骨の旅路(こん炉)

 最終回最終回作品のうち、これだけ後半に持っていくのか……。

 ぶっちゃけ前半の数話を読んでいないせいで、ストーリーが全くわからん。受けが未亡人的な何かなのかなあ? と想像するのみ。

 死人を含めた三角関係は大変そうだ。最終回なのでエロはあり。

侵略! 宇宙猫チャン!(元モトヒラ)

 今号ではこれが一番楽しみだった……。BL差し置いて宇宙猫の「サン」にスポットが当たりまくる回。2話以降ずっとそうな気もするけど。攻めの「いまぢ」は出張により欠席。受けの「ほづつみ」はいつも通り。

 とにかくサン可愛いもしかして、メインカプは

 ちゃづけ(犬)×サン

 なのではないかという気がしてきた。今回もエロはなし。爽やかだ。でも服は破ける。

ウルフハウンド(芽玖いろは

 高級ホストもの?(また私、よくわかってないまま読んでる)

 キラキラ画風というより渋めの青年漫画風なのが好感持てる。

 よくわからないけど、受け(?)のスタッフが気の利く男だというのはわかった。あ、もしかしてホストの方が受け? 過去回読み直してこよ……。




次号は最推しの『シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸)と『リビングデッド』(朝田ねむい)が掲載されるっぽいので楽しみー!

 『鴆――天狼の眼――』(文善やよひ)が次号で最終回らしい。vol.78から最終回ラッシュだなあ。次号は新連載が始まるだろうか?

2021-09-06

BLコレクション 3

過去に書いた商業BLレビュー


https://anond.hatelabo.jp/20210810121557

https://anond.hatelabo.jp/20210810152212

https://anond.hatelabo.jp/20210825165035

※一部商業BLじゃないものがまざってる。

https://anond.hatelabo.jp/20210803115324

https://anond.hatelabo.jp/20210807105902

https://anond.hatelabo.jp/20210816004742

前回までのBLコレクション

https://anond.hatelabo.jp/20210905133926

https://anond.hatelabo.jp/20210906004549

見ての通り、読書範囲死ぬほど偏っているうえに、あまり量読んでいない。

では、BLコレクションレビューつづき。

『ハレの日』(朝田ねむい)

 これはKindleでは売ってなかったのでhontoで買った。短編

 BLアンソロジーCanna掲載された作品なので、一応BLカテゴリーに入るんだろうけど、BL要素はあまりない。

 妻にゲイであることがバレて離婚し一人息子を育てている作家の話。作家は息子もやっぱりゲイであることを知り、昔の自分と息子を重ねて見てしまうが、息子は自分を越えていっていると気づく、という話。

 面白いかというと微妙淡々としていて、すごく心揺さぶられるようなものではない。いい話ではある。つまらなくはない。わざわざ単話で買うよりは、短編集や他の作品の巻末読み切りに収録されたらついでに読むくらいでいいんじゃないだろうか。私はわざわざ買ったけど。

 一人息子を育てている作家の話というと、よしながふみ先生の『こどもの体温』(BLではなかった気がする)という作品を思い出すんだが、それとこれとが似ているのかというと、別に似てはいない。

リカー&シガレット』(座裏屋蘭丸

 前にレビュー書いたような気がしたんだけど書いてない? 書いた? うっ、最近記憶力が……まぁいいや。もしも書いていなかったとしたら、たぶんそれはこの作品の攻めてが私の苦手なタイプキャラ(優しげだがねっとりとした言葉責めをするロン毛)だからじゃないかな。座裏屋蘭丸先生作品は好きなんだけど、拝読してもねっとり系言葉責めイケメンへの苦手意識は治らなかった! 『シャングリラの鳥』の無口な攻めアポロの無口ぶりがありがたすぎる。アポロにはずっと無口でいて欲しい……。

 ともあれ。攻めのカミロと受けのテオは幼なじみ。カミロは煙草屋で、テオはカミロの店の向かいで酒屋を営んでいる。ただの幼なじみ同士だったはずが、テオはカミロが自分に対して並々ならぬ熱い思いと視線を向けていることに気付いてしまう。そんなとき、街は毎年恒例のお祭りの準備が始まる。酒屋のくせに実はお酒が一滴も飲めないテオは、祭りで行われる利酒大会に出ることになってしまった。テオはカミロに利酒特訓に付き合ってもらう。だがそこで助平が起こる! という話。

 世間的にはカミロはカッコいい攻めなんだろうけど、私は、あああああいやああああああああ!! と、ナメクジとか毛虫とかに遭遇した時の気分になってしまうので、頑張って読んだ。ツルツル褐色肌のテオがひたすら可愛い。好きな漫画ではあるのだけど、肝心なところで鳥肌が立つの微妙だ。作品がというより、私自身が。

 すごく人気のある作品ストーリーを楽しむというよりは、絵の美麗さとエロエロさを楽しむ漫画体位の妙で局部修正を最小限にするすご技が使われているので、エッチなわりに18禁ではない。あと受けに激甘。

コヨーテ』(座裏屋蘭丸

 この作品過去レビューを書いていないとしたら『リカー&シガレット』と同じ理由で書かなかったんだと思う。攻めが苦手。でも少しは慣れたかもしれない。いやどうかな。

 マレーネ(攻め)は飲み屋ピアノを弾いて暮らしている。リリー(受け)はマレーネピアノ聴くため飲み屋に通うようになった。男同士なのに互いに相手女性名あだ名で呼んでいる二人。マレーネリリーに想いを告げるものの、リリーはなかなか受け入れてくれない。ある晩、リリーのあとを追ったマレーネは、リリーの正体が人狼であることを知ってしまう。そこで助平が起こる!

 ……なんて冒頭のあらすじだけを書くと、まるでエロしかない作品のようだが、長きにわたって対立していた裏社会組織がついに正面衝突する、スリリングストーリーベースものすごいエロ幸せ系)があるというタフな作品である

 『リカー&シガレット』同様体格差カップリングと見せかけて、攻めと受けがほぼ同身長同体格。あれっ、目の錯覚かな? って思った。

 肝心のマレーネ(攻め)が苦手であるもの作品自体はかなり好き。そんなこと、もしも作者が読んでも、全然喜ばないと思うけど……。だがここは増田なので、馬鹿正直に書いてしまう。

『水底に棲む子どもたち』(あずま香夜)

 作者は『親愛なるジーンへ』の吾妻香夜先生と同一人物だろうか。

 『水底に棲む子どもたち』はサンプルを読んで、自分には合わなさそうと思ったのだが、誤って購入してしまい、案の定合わなくて泣いた。

 あまりにも合わなさすぎて、内容を完全に忘れていたが、このレビューを書くために頑張って読み返した。

 まだ新米副担任を任せられた教師が、不登校の生徒の家を訪問する。生徒はネグレクト状態にあり、酷い汚部屋に独りで住んでいた。教師毎日生徒の家に通い詰めるが、内に秘めていた欲望を生徒に見抜かれた挙げ句に生徒をレイプしてしまう。翌日、別人のようにすっきりした格好で登校してきた生徒。教師は生徒から復讐されるのではないかと怯える。という話。

 90年代後半の絵柄とテイスト

『泥中の蓮』(ためこう)

 ためこう先生作品を集めることに挫折する前に買った。ガチ兄弟もの。弟が攻めで兄が受け。

 兄弟は早くに両親を亡くした。兄は売春をして弟の生活を支えるが、弟は知らない男を頻繁に家に連れ込む兄を苦々しく思っていた。という話。

 人気作ではある。情念系だけど、ストーリーがすごいかといえば、そこまででは。BLってこんなものなのかなーと思いかけたが、BL読書の幅が広がるにつれ、もっと面白い作品はたくさんあると知った。

リバース』(麻生ミツ晃)

 たまには自分が到底読まなさそうな作品を読んでみようかなーと思って買った記憶がある。サンプル読んでもピンとこないと思いつつ、まあ読書の幅を広めたいだけだし? といって買ったら案の定合わなかったが、別に嫌いじゃないしおもしろくないとも思わない。むしろ面白いんじゃないかな? 裏表紙(がっつりネタバレが載ってる)を読まなければね!

 二時間サスペンスドラマっぽい作風オメガバース。αの刑事×Ωの作家。二人は同じ施設で育った幼なじみにして番(つがいである。幸村(攻め)は番の円のために仕事セーブしているせいで、優秀なのに出世ができないでいる。円はフェロモン分泌異常を持っているため、番がいるというのに他のαを惹き付けてしまうのだ。異動後、幸村は病死したΩの遺体遺棄事件担当するが……。

 あまり趣味ではないせいか、謎があって面白かったということしか覚えてない。面白かったのは確か。



これくらいかなー。

あと、最近スリピングデッド』(朝田ねむい)を紙の本で買った。紙の本の発売からKindleでの電子発売までに20日以上あって、つい待ちきれなかったので。

 以前に雑誌掲載されたぶんの感想を書いたし、単行本で内容の大きな変更があるわけでもないので、単行本感想は「案外萌えが多い!」とだけ。

今月は『Badass』(ハジ)と『コヨーテ Ⅳ』(座裏屋蘭丸)が発売されるのが楽しみ。それまで頑張って生き延びる。

2021-08-12

ガンダムZZを見てて思うこと

ガンダムファーストから見始めZZまできた。

今のとこ一番おもしろいなって思うのはZかな

ジュドーたちを見ているとアムロカミーユと比べてやっぱ育ちの違いを感じる。

アムロカミーユも家柄自体は悪くなくて(家庭環境問題はある、ネグレクト機能不全など)、学校教育も受けているんだけど不器用さ、繊細さが目立つのに対して

ジュドーたちシャングリラの子どもたちは学校はサボって働いて、何事も笑顔で笑い飛ばしてて人生サバイブしていく力は長けてるように思う。

あのシャングリラの中で親が出稼ぎで帰ってこず周りも同様半ばスラムの中みたいな環境だともう色々悲観してるのも馬鹿らしくなって笑い飛ばして生きていかざるを得ないのかもしれない、と今見てると思う。

コードギアススピンオフ亡国のアキトでも同じような子どもたち(アヤノ、リョウ、ユキヤ)がいて

2章だったかな、貴族育ちのレイラが山でキャンプというかサバイバルみたいな状況になったときにアヤノたちは器用になんでもこなせるのに自分料理洗濯もまともにできないって落ち込むんだけど

キト主人公)は「あいつらが器用なのは育ちが悪いからだ」って言う、器用さ、何ごとにも適応する能力がないと生きていけなかったから結果としてそうなっただけ、ということを言っていて

ジュドーたちを見ながらアキト台詞を思い出した。

という話をしたいのに今ZZ見て語れる人が周りに誰もいないのでここに書きました。

2021-08-10

商業BL漫画読み始めて一年半時点でのおすすめ作品

anond:20210809180450

anond:20210809223543

ごみんね! じゃあ書くよ。

ただし、私の商業BL漫画読書範囲はそうとう偏っているので、万人ウケはしない(特に商業BLを現に読んでいる人には……)と思う。

ワンルームエンジェルはらだ)

あらすじ

 クソみたいな人生を送ってきたヤカラ系コンビニ店員の幸紀は、仕事中にチンピラ喧嘩して刺されてしまう。彼は意識を喪う寸前、空から美しい少年天使が舞い降りて来るのを目撃するが……。

カップリングエロ

幸紀(主人公)+天使

 カップルというよりはコンビ。性描写0。キスすらしない。エロ度は限りなく無に近い。主人公のチン毛がチラリズムする程度の下ネタはあり。登場人物言葉遣い問題とかで、エロなしだけど小学生以下に見せられるものではない。

増田コメント

 エロがまるでないという点では非BL読者には取っつき易いと思うのだけど、そういう作品に限って商業BLの中では極上に面白いやつなので、それで味をしめて他の作品に手を出すとガッカリすると思う。

 コマ割りで魅せる。コマ割で涙を搾り取る。会話のテンポが良い。

どんな人におすすめ

Dear, MY GOD朝田ねむい)

 ロース神父が買い出しに行った先の店に強盗が入った。ロース強盗犯を追跡し発見したが、強盗犯の正体は年端のいかない少年リブだった。怪しい新興宗教を盲信しているリブを、ロースは救出しようとするが……。(他一編)

カップリングエロ

リブ×ロース

 性描写ガッツリあるものの、俗にいう「シコい表現ではないと思う、たぶん。レイプ表現あり。

 同時収録の『はなばなし』はキスまり

 

増田コメント

 表題作舞台アメリカ田舎町っぽい雰囲気キリスト教同性愛という、宗教的ギリギリアウトくらいをせめてる感じ。日本国外では発禁になりそう。

 拉致監禁からレイプからの絆され系?)という性表現としてはヤバめのやつだけど、性的な誇張表現はないので、物語必要なのかなーくらいに読めると思う。それだけに、BLエロを求めてる人には満足いただけないかもしれない。

 宗教的博愛個人的感情欲望の間で揺れるロース神父の心情の表現がいい。

 リアル寄りの作風&画風だけど、id:hisa_ino 氏にはブーイングされそうだなぁー(おっさん度の低さ、顔面トカゲレベル※の高さで)

※女の好きなイケメンの顔はトカゲみたいに見える、という、いつかのid:hisa_ino 氏の発言から

どんな人におすすめ


ミッドナイトレイン(CTK)

 父親が遺した借金の返済を長年続けてきたイーサン。何の意味もない人生に嫌気が差し、生きる気力が尽きそうになっていた夜、彼の部屋に重症を負ったチンピラマイクが転がり込んでくる。

カップリングエロ

イーサン×マイク

 おっさん×お兄さんのカップリングエロ度はとても高いものの、BL漫画広告によくあるような逸脱系ド派手危険エロではない。

増田コメント

 舞台アメリカデトロイトっぽい渋い世界観だけど、ストーリーは案外少女漫画に近い。

 腐向けには珍しく、攻め受け両者ともガチムチ筋肉質で髭あり、攻めはラッコ鍋ムワァである

 絵が上手いが、私の中の法則「絵が上手い人は話を作るのも上手い」にはちょっと当てはまらない……。ごく普通少女漫画かな。

 BL入門書としては『ワンルームエンジェル』よりもむしろこっちな気がする。ガチムチ男祭りという点で、読者を選びまくるものの。

 作者が日本語話者ではないようで、台詞回しがほんもの翻訳調である

 絵面はゴリゴリの男同士のエロ表現だが、やろうと思ったらゴムなしで即ハメれるというファンタスティックエロでもある。

 商業BLは案外萌えが少ない気がするのだけど、本作はわりと萌え表現が多いと思う。キャラがピチピチ美少年でないだけに萌える。

 id:hisa_ino 氏のお眼鏡ギリギリ叶いそうな叶わなそうなかんじ。

どんな人におすすめ


シャングリラの鳥(座裏屋蘭丸

あらすじ

 とある事情でまとまったお金必要になったアポロは、男性向けの高級娼館シャングリラ」のスタッフとして働くことにした。

 アポロに与えられた仕事は「試情夫」といって、娼夫が客の相手をする前の下準備をお手伝いする仕事新人ノンケアポロのために、ベテランの娼夫フィーが専属で試情夫仕事いろはを教え込むことになる。

カップリングエロ

アポロ×フィー

 私にはエロ度非常に高く見えるのだが、某BLレビューサイトでは「エロ度少なめ」として紹介されている。腐の人たちエロセンサー麻痺ってない?

 しかし確かに、メインの二人はキスすらしてないけど……キスはしないのに穴は掘るぞ。

 エロ表現エッチもの危険プレイはあまりなく、物語の設定上やさしいプレイが主。

 背景レベルで男女の性行為児童売春描写が出てくる。

増田コメント

 うわーっ、ポルノ春画春宮図だーーー! 目がぁ、目がーーーーっ!! って感じの、ゴージャスでラグジュアリーな絵の眩さに目が潰れそうになるが、腐の人に言わせれば「エロ少なめ」だそうだ。マジかよ。そう言われてみればメインカプの二人はセックスも恋もできないことになっているけど、いや、エロいのはエロいだろ。

 エロい絵柄だけど、なかなかじれったい感じのラブストーリーである現在2巻まで出てるけど、攻めと受けがまだくっつかない。単話で3巻収録予定ぶんも読んだけど、まだくっついてない。

 南の島の楽園感、娼館の中の素敵な調度と美しくて陽気な小鳥(娼夫)たちが目の保養。

 個人的に細かいキャラ造形が興味深くて好き。フィーの、オンモードの時の優雅な立ち居振る舞いや、アポロちょっかいをかける時の妖艶さと、オフモードの時の若い男の子らしい仕草の描き分けがすごい。街をぶらぶらしてる時、がに股で頭を左右に振ってそうでいからせた肩で風きって歩いてる様子は、東南アジア系の男の子にこんな歩き方してる子いるよねー☆ってリアルさがある。

 そんなフィーも魅力的でありつつ、攻めのアポロがなかなか興味深いキャラをしている。本人はトゥルーフォーエバーラブ希望だが、行動にはドン・ファンの素質が見え隠れする。

 物語も何やら事件が起こりそうで、次回が待ち遠しい。

どんな人におすすめ

しろ30代後半なのにオタク趣味が辞められなくて困る

アニメを見るのがやめられないゲームをやるのが止められない。

スパロボとかつまんねーのに新作が出るとつい3週はやってしまタイプ。30とかマジで買いたくないわ何やねんあの舐め腐った参戦作品

とりあえずめんどくせえから三連休クレヨンしんちゃんとヒロアカとキネマの神様観に映画館行ってやった。

クレしんは前作と比べると1枚落ちる。ヒロアカはボチボチ。キネマの神様志村けん要素がクソ。

個人的に点数つけるならクレしん>キネマ>ヒロアカって感じだった。どうでもいいけど。

あと「ラブライブ」の無印のやつを配信で全部見た。

見た事なかったから。まあまあ良かったな。アニメテンポが飽きないようにしてあるし。最後の方のシナリオゴミだったけど。映画観たら評価変わるんかね~。

あとマガジンで売れてるらしいシャングリラフロンティア原作をなろうで読んだ。8割くらい読破

文章力低いな。ラノベなんて10文章力カスからしゃーないけど。

漫画最近面白いのねーよな。

4大少年誌ヤングがつく漫画雑誌はほぼ全部発売日に読んでるけど面白い漫画なんてカイジくらいだわ。

ちったあ期待してたBLEACH読み切りも相変わらずつまんねーしよ。

腐女子向けに吉良活躍させてて草なんだ。奴隷根性染みついちゃってんね。

そんな感じの30代なんだけどオタク趣味が辞めらんね~んだよな。もっと有意義なことに金使いたいわホンマ。

娯楽の質をもっと高めてくれよ。

2021-07-12

最近読んだBL

シャングリラの鳥』『コヨーテ』(座裏屋蘭丸

 BLポルノだと思っている人には座裏屋先生作品はこれぞまさにっていう感じなのだろうと思う。セックスのシーン多いしね。ただ、ガチ18禁であるVOID』以外は、性描写が案外過激ではなくて、もしも真似してやってみようと思って実践しても直ちに怪我をすることはない、安全めなプレイが多く、さして害にならないんじゃないかなたぶん。

 相思相愛の二人が行う身体に優しいエロはいいぞ。

魔道祖師』(墨香銅臭)

 小説BLレーベルから出版されているBL小説なのだが、恋愛ものというよりは冒険アクションミステリーものエロは見事なまでに無いけど、BLなので読んでBL妄想をしてもお前の頭がおかしいだけとは言われない安心感がある。

 平易な文章感情表現シンプルかつ共感やすい。倫理道徳思想面での難しさがない。ハリー・ポッターくらいのレベルの内容なので、子供でも読めそう。ただし、ゾンビ的なものが沢山出てきて激しくグロい。

2021-05-12

anond:20210511224717

シャングリラフロンティア

マガジン鳴り物入りコミカライズだけされているが原作ボリュームありすぎるせいか書籍化されてない。

VRMMOモノの中では明らかに10個ぐらい抜けている。

リアリティのあるゲーマーゲーマーコミュニティ描写SAOみたいなしょーもないデスゲームやクソ運営バランス崩壊クソゲー無双するようなゲームを遊ぶ事自体面白から逃避していない点、作中のゲーム自体の設定の作り込み、ただ緻密なだけでなく娯楽小説として際立たせるための外連味や濃いキャラクター空気ヒロインとすべてが揃っている。

2021-04-13

漫画に出てくるVRMMOで一度でいいから遊びたいやつ

俺はシャングリラフロンティア

2021-03-23

好きな漫画をご紹介しま

推しの子

  現代転生もの芸能界アイドルの話。サスペンスっぽさもある。話が面白い

「俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違い世界最強は冒険者の夢をみる~」

  無自覚無双主人公のなろうコミカライズ無自覚の中でも嫌な感じがないので好き。

2.5次元の誘惑」

  コスプレ青春もの。絵がエロかわいい。展開が熱い。好き。

日本へようこそエルフさん。」

  ほのぼのラブコメ異世界もの。絵が丁寧で好き。つらくならないので好き。

陛下、心の声がだだ漏れです!」

  おっかない陛下の心のデレが皇妃にだけ聞こえるラブコメ。絵が好き。つらくならない。

「よくわからないけれど異世界に転生していたようです」

  異世界転生もの。女主人公ちょいエロ。絵が好き。つらくならない。

「杖と剣のウィストリア」

  魔法>剣の世界魔法が使えない主人公が剣でのし上がる(これから)話。今後の展開に期待している。

美少女になったけど、ネトゲ廃人やってます。」

  美少女なっちゃってネトゲする話。錬金術とか調合とかの話が好き。

解雇された暗黒兵士(30代)のスローセカンドライフ

  無自覚無双主人公の話。エロコメ寄り。おっさん無自覚は好き。

死ぬほど君の処女が欲しい」

  タイムリープものタイトル気持ち悪い。読まず嫌いはよくない。話が好き。ミカさん好き。絵は好みが分かれる。

シャングリラフロンティアクソゲーハンター神ゲーに挑まんとす~」

  VRMMO話。主人公ゲームプレイスキルを駆使して話進める。勢いがあって絵が丁寧で好き。

「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

  転生なろうものコミカライズ。絵がすごく好き。主人公強すぎて良い。

「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~」

  鑑定スキルで優秀な仲間集める話。ゲームっぽくて好き。つらくない。

難攻不落魔王城へようこそ ~デバフ不要勇者パーティーを追い出された黒魔導士魔王軍の最高幹部に迎えられる~」

  優秀な奴がクビから始まる系の話。つらくない。優しくてよい。

「そうだ、売国しよう〜天才王子赤字国家再生術〜」

  やる気ない系の優秀な王子が結果出す話。政治外交がよい。絵が好き。

「我が驍勇にふるえよ天地 ―アレクシス帝国興隆記―」

  戦記物。没落、汚名を被るところか上がってく話。熱い。好き。読んでてつらいときはある。

ホリミヤ

  ラブコメ。すごく好き。絵がいい。何も考えなくてよい。

「素材採集家の異世界旅行記

  異世界転生もの。鑑定スキル採集とか好き。絵が良い。つらくない。

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