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はてなキーワード: 朝廷とは

2023-04-17

anond:20230415224309

わけもなく上洛してるんじゃなくて、今でいうと、地方リモートワークしてる人が東京本社に行くみたいなもん。

武将連中って、建前としては天皇の家来なんよ。

たとえば、豊臣秀吉場合まず地方貴族筑前からはじまって、権小将→参議権大納言内大臣を経て、最終的には関白太政大臣まで行く。これは平安時代身分制度そのままだよね。

領地の拡大とか石高upとか実質的権力拡大とは並行して、朝廷基準での肩書存在してるわけ。

から京都にある本社である朝廷とは接触しないといけないし、今みたいにオンライン会議もできないか上洛せざるを得ない。最低でも書状ぐらいは書く必要がある。

2023-03-18

ぶち〇すぞヤ◯ト朝廷

なーーにが朝廷だよ

適当な話ぶち上げて天皇を名乗るなよ

大王、でいいじゃん、権威がそんなに欲しいか??

あと古墳作りまくるなよ

だいたい古墳がクソデカすぎるんだよ

後の時代の奴らが困るぞ?ずっと残るんだそ、お前の墓が

お前のせいでこの時代が「古墳時代」って名前つけられたんだぞ

前例がないぞ、墓が名前になってる時代なんてさ、恥だよ恥

あと朝鮮半島まで攻め込むなよ

無理だって、そこまで支配するのはさぁ

日本列島だけにしておけよ、身の程知らずなんだよ

あとさ、仏教とか儒教日本に持ち込むなよ

令和の時代までそれが影響してんだぞ

ややこしいんだわ、お前のせいで葬式仏式がメインになってお金がかかって仕方ないんだわ

とりあえず◯んでくれ、ヤ◯ト朝廷



https://anond.hatelabo.jp/20230318094205

2023-03-14

平清盛ってアホなの?

朝廷政治にかまかけてないで

もっと盤石に武力地盤作っとかないと

平氏政権長持ちしないだろ

2023-03-07

anond:20230307191944

でも平安と鎌倉は別の国だろ

漢字の読み方が、音読みに変わった

紋章は、蓮華から菊紋に変わった

 

訓読みじゃなくて音読みに変わったので修正

鮮卑日本に来て朝廷も乗っ取ったが

その後に蓮華の朝と混血したかもしれない

2023-02-13

anond:20230213024720

逆に誰だったら天皇を弑逆して日本王になれたんだろう?という話だよな。

鎌倉幕府最高権力者というと北条氏になるんだろうけれど、

北条氏なんて天皇どころか将軍にすらなれてないわけで論外だろ。

室町幕府のほうは義満あたりが天皇になろうとして

いい線までいったみたいなことをいわれてるけれど

結局途中で死んじゃった。

そのあとは守護大名の力が強すぎて

天皇にとって変わるどころか

幕府内での権力を維持することすら出来なかった。

そうこうするうちに戦国が始まって天皇に成り代わってどころの話ではない。

天皇の寝首をかくどころか自分が寝首をかかれないように必死

そのあと織田信長が登場するけれど彼もあっさりと暗殺されて終了。

そのあとの豊臣秀吉天皇権威を利用して天下統一を果たしたのは言うまでもない。

江戸幕府は豊臣政権権威を持ちすぎた朝廷権力を抑えることはしたけれど

家康朝廷権威を利用して天下を治めたし(征夷大将軍に任命される仕組み)

そのあとの将軍となれば家康の枠組みを壊してまで何かをやるなんて発想すらなかっただろう。

なんせ天下泰平の世の中だしさ。インセンティブが発生しないよね。

つーか近世までいくとちょっとありえないかな。

やっぱ中世までだよな、天皇に成り変わるとしたら。

平家政権がもしも続いたらひょっとしたら…というのはあるかもしれない。

あと木曽義仲だったっけ?

あの人がブチ切れて朝廷皆殺しルートとかはあったのかもしれないとか思う。

anond:20230213113217

くその通りだとは思うけれど仕方がないじゃない。

ちゃん理解しないと理解できない事柄なんだから

人によっては大袈裟日本史最大のミステリー

かいう人がいるくらいの話じゃない。

天皇朝廷が滅ぼされなかったのは何故か?

というのは。

(そんな大袈裟ミステリーではないと思うけれど)

そんな難問なのにあっさりと

それは〇〇だから、って、

書いてもきちんと説明しきれてるわけないじゃん。

 

あと元増田信長天皇制を無くそうとしていた、

とか俗説というか小説的な観点で話をしているので、

もうちょっとアカデミックとまでは言わないけれど、

小説的な部分からは離れてみたほうがいいのでは?

提案するのはそれほど悪いマウンティングだとは、

思わないんだけれどね。

ってこととないか

マウントはいかんね。ごめんなさい。

anond:20230213024720

その武士先祖天皇家であり、各地を治める御家人守護地頭天皇家の子孫の将軍に仕えることで自分がその土地を治める正当性を得るんだから実家とも言える朝廷を無くすわけないじゃん

anond:20230213024720

ロシアプーチンがどれだけ権力自分に集中させて

実質的独裁者になったとしても

大統領選挙をやらなければ

ロシア大統領という権威権力者としての正当性

その身に纏えないのと

同じような国家権力構造があったのではないだろうか?

 

また武家政権は自らの権力を構築する初期において

天皇を頂点とする朝廷という存在必要とする。

それが逆説的に天皇必要性を呼び、

天皇の存続につながったともいえる。

2023-02-10

anond:20230210164823

元増田おらんから寝る

億兆安撫国威宣揚の宸翰 維新の詔

朕幼弱を以て猝に大統を紹ぎ爾来何を以て万国に対立し 列祖に事へ奉らんと朝夕恐催に堪へざるなり窃に考るに中葉 朝政衰てより武家権を専らにし表は 朝廷を推尊して実は敬して是れを遠け億兆の父母として絶て赤子の情を知ること能はざるやふ計りなし遂に億兆の君たるも唯名のみに成り果其が為に今日 朝廷尊重は古へに倍せしが如くにて 朝威は倍衰へ上下相離るゝこと霄壌の如しかゝる形勢にて何を以て天下に君臨せんや今般 朝政一新の時に膺り天下億兆一人も其処を得ざる時は皆 朕が罪なれば今日の事 朕自身骨を労し心志を苦め艱難の先に立古 列祖の尽させ給ひし蹤を履み治跡を勤めてこそ始て 天職を奉じて億兆の君たる所に背かざるべし往昔 列祖万機を親らし不臣のものあれば自ら将としてこれを征し玉ひ 朝廷の政総て簡易にして如此尊重ならざるゆへ君臣相親しみて上下相愛し徳沢天下に洽く国威海外に輝きしなり然るに近来宇内大に開け各国四方に相雄飛するの時に当り独我国のみ世界の形勢にうとく旧習を固守し一新の効をはからず 朕徒らに九重中に安居し一日の安きを偸み百年の憂を忘るゝときは遂に各国の凌侮を受け上は 列聖を辱しめ奉り下は億兆を苦めん事を恐る故に 朕こゝに百官諸侯と広く相誓ひ 列祖の御偉業を継述し一身の難難辛苦を問はず親ら四方経営し汝億兆を安撫し遂には万里の波濤を拓開し国威四方に宣布し天下を富岳の安きに置んことを欲す汝億兆、旧来の陋習に慣れ尊重のみを 朝廷の事となし 神州の危急をしらず 朕一たび足を挙れば非常に驚き種々の疑惑を生じ万口紛紜として 朕が志をなさゞらしむる時は是れ 朕をして君たる道を失はしむるのみならず従て 列祖の天下を失はしむるなり汝億兆能々 朕が志を躰認し相率て私見を去り公義を採り 朕が業を助て神州保全し 列聖神霊を慰し奉らしめば生前幸甚ならん

御宸翰之通広く天下億兆蒼生を 思食させ給ふ深き 御仁恵の 御趣旨に付、末々之者に至る迄敬承し奉り心得違無之 国家の為に精々其分を尽すべき事

三月               

総裁

補弼

anond:20230210120011

あかん寝られへん

船中八策

坂本竜馬

一、天下の政権朝廷に奉還せしめ、政令宜しく朝廷より出づべき事。

一、上下政局を設け、議員を置きて万機を参賛せしめ、万機宜しく公議に決すべき事。

一、有材の公卿諸侯及および天下の人材を顧問に備へ、官爵を賜ひ、宜しく従来有名無実の官を除くべき事。

一、外国交際広く公議を採り、新あらたに至当の規約を立つべき事。

一、古来の律令折衷し、新に無窮の大典を撰定すべき事。

一、海軍宜しく拡張すべき事。

一、御親兵を置き、帝都守衛せしむべき事。

一、金銀物貨宜しく外国と平均の法を設くべき事。

 以上八策は、方今天下の形勢を察し、之を宇内うだい万国に徴するに、之を捨てて他に済時の急務あるべし。苟いやしくも此数策を断行せば、皇運を挽回し、国勢を拡張し、万国と並立するも亦敢て難かたしとせず。伏ふして願ねがはくは公明正大道理に基もとづき、一大英断を以て天下と更始一新せん。

2023-01-22

anond:20230121101000

古代日本皇族朝廷に従わない部族征服した史実モチーフ

桃太郎遠征軍を率いた皇子、鬼は敵の部族

大学教養の科目で習ったな。

吉備団子と犬・猿・雉のお供は何がモチーフだったっけ?

2023-01-11

国宝に使ってる金はcolaboなどの団体に使ったほうがいい

そもそも国宝みたいなものより人権の方が大事なのは当たり前だよね。

国宝とかナショナリズムを高揚させるのが目的だしないほうが良い。

国宝とかああいうのって昔に作られた物ばっかりだよね。武士とか武力人民から富を巻き上げたのは明らか。

農民が貧しい暮らしをしているのか自分たちは巻き上げた金で豪奢な鎧や刀など軍国主義的なものを作ってたんだから壊したほうがいい。

あとは寺社とか朝廷とかだろうけど、

寺は女は解脱しないとか言ってるし、反フェミなのは明らか。それにあの世かい存在しないもので金を巻き上げたカルト教団統一教会と一緒。

神社軍国主義なのは戦前を見れば明らか。

朝廷天皇制が前提なのでだめに決まっている。天皇制とか家父長制度権化だしね。

はてなバカどもは国宝なんて全部メルカリで売ってその金をcolaboなどの今生きてる女性を大切にする団体資金にするほうがずっと良い事に気づくべき。

2022-12-23

anond:20221223230033

下戸ってのは大宝律令で定められてた4階級の最も下の位で

その下々の者が公請(くじょう-朝廷に召されること)されることで実質的には位をひっくり返すことを「下戸の公請」から下剋上と言うようになったんだよ

まあ全部ウソだけどな

2022-11-28

鎌倉幕府が四代以降を藤原氏で賄ったのってなんか異常だよな

鎌倉幕府源氏血縁ではなくて藤原氏養子をとって存続していったのって最初見た時にすごく違和感があって

天皇やその他幕府将軍が曲がりなりにも血縁で繋がってるのに

源氏の血が絶えてしまったのならそこで王朝としてもう瓦解して終わりではないのかと言う感じが強かったのだけれど

最初幕府である鎌倉幕府王朝と言うよりも朝廷の下部にある統治組織しかなくトップ血統で繋がれていることはそこまで大きな問題ではなかったのかなとか

そこら辺を当時の人たちがどういう気分で受容していたのだろうと言うもやもやした気分がずっとある

2022-11-08

栗花落カナヲと、蛇の話

 前回、虹とヘビとウナギの話を書いた(anond:20221107182649)が、その際『蛇の宇宙誌』(東京美術)を読み返していたところ、意図せずして漫画鬼滅の刃』に関連しそうな小ネタを見つけてしまったので、ここで書き留めておくことにした。なお、漫画鬼滅の刃』のラストに触れているので、未読でネタバレが嫌だと言う人は、この文章を読むのはここで止めにして、まず漫画鬼滅の刃』を読み終えてからにした方が良い。

 どのページを開いても面白い名著『蛇の宇宙誌』であるが、その第4章は、ズバリ「栗花落左衛門(つゆざえもん)の蛇性―日本水神としての蛇信仰―」と題されている。余計なことを書くのは止めにして、この章の冒頭から引用する。

引用ここから

 「栗花落」と書いてツユと読む。栗の花の落ちるころが、ちょうど梅雨の時期になる。それでこの当て字がある。後の兵庫県武庫郡山田村原野(神戸市兵庫区山田町原野)、昔の摂津国矢田部郡の丹生山田庄原野村の栗花落(つゆ)理左衛門屋敷に「梅雨井(つゆい)」と呼ばれる井戸があった。昭和七年ごろまでは、原野には、壊れかけた白滝明神の社祠と、白滝姫の墓という墓石が残っていたそうである。栗花落(つゆ)の井戸は社の前にあった。いつもは水が干からびているが、栗の花が落ちる五月ごろには、こんこんと水が湧き、附近八町歩の水田をうるおすと伝えていた。

(中略)

 岡田ケイ(注:彳に奚)志の『摂陽群談』(一七〇一年刊)巻八には、この「梅雨井」のことがくわしく見えている。(中略)地主の姓もツユといい、世間では栗花落左衛門(つゆざえもん)と称したとある

 この不思議井戸について、栗花落家には伝えがある。始祖の山田左衛門尉真勝は、淳仁天皇(四十七代)の時代に、朝廷に仕えていた。そのとき真勝は、横荻右大臣豊成の息女白滝姫に恋をする。姫と歌の贈答があって、真勝の真心を知った姫は、その妻になる。やがて姫は亡くなるが、それが五月であった。屋敷の東の境に葬り、叢祠を建てて弁財天をまつった。そこから水が湧き、今に至るまで、その水が梅雨を知らせるという。この弁財天社が白滝明神であろう。

 島根県出雲地方とその周辺には、栗花落左衛門と同名のツユザエモンと呼ばれる蛇の伝えがある。ふだんは岩肌の割れ目などに姿を隠している蛇が、梅雨の期間中には、かならず胴体を現わすという。分布は、出雲から備後比婆郡双三郡石見安濃郡邑智郡一帯と、広島県北部から島根県西部に及んでいる。斐伊川沿いの地方では、これをツユジンと呼んでいる。ツユ神(じん)と解釈しているが、出雲能義郡ではツユザイと称しているから、ツユジンもツユザエモンから転訛であろう。

(中略)

 蛇はしばしば水の神の姿である梅雨期に蛇の挙動に注意したのは、稲田を耕作する農民にとって、水の恵みが一番気になる季節だからであろう。(中略)ツユザエモンが梅雨の時期を示すという観念は、水と蛇の違いはあるが、摂津の栗花落左衛門とまったく同じである

(後略)

引用ここまで―

 引用したとおり、本来の『栗花落』の読みは「ツユ」であって「ツユリ」ではないと考えられる。しかし、摂津梅雨井があった屋敷の所有者の名前が「栗花落理左衛門(つゆ・りざえもん?)」なのである。これは私の個人的な推測でしかないのだが、竈門炭治郎の彼女・栗花落カナヲの姓を「ツユリ」と読ませる設定にしたのは、作者・吾峠呼世晴による元ネタ示唆なのではないだろうか。

 そして、鬼殺隊が鬼舞辻無惨を倒した後日談で、伊黒小芭内の遺した愛蛇・鏑丸(かぶらまる)を、栗花落カナヲが受け継ぐ流れになっているのも、水神・雨神である蛇神をツユザエモンと称する歴史的民俗的事例と関係しているのではないだろうか。

 最終的には日の呼吸を使うようになったとはいえ竈門炭治郎は水の呼吸を使っていたのだから、その彼女である栗花落カナヲが、水神と縁の深い蛇(それも白蛇!)を受け継ぐのは似合っていると思える。

2022-11-05

大黒の芝

私は歴史が好きなのでトリビア的な歴史エピソードはだいたい知っているしそれにいちいち心を動かされることはなくなった。

ただそんな中でも「大黒の芝」のエピソードは時々思い出してグッとくることがある。

710年に造られた平城京は、その後長岡京平安京遷都の中で主役の座を譲り、810年平城太上天皇の変以降は周囲には水田が広がるばかりになっていた。

時は流れて明治時代関野貞という人物平城京の跡地を探していたところ、付近農民たちが「大黒の芝」と呼ぶ小高場所があることを知った。

関は「大黒って大極殿がなまったんじゃね?」と考え、実際に朝廷の中心である平城京大極殿がばっちり発見され、現在への史跡整備につながっていく。

1000年以上よく農民が語り継いだなぁと思う。

大極殿意味は失われたが、音だけが残り、近い言葉信仰でも身近な大黒になった。

それでも残ったわけだ。実際の建物がなくなっても、言葉意味が分からなくなっても、それでも残った。

藤原道長とか足利尊氏とか織田信長とか西郷隆盛とか色んな有名な日本史を彩ってきたけど、その一方で誰もしらない農民たち誰もその重要性を鑑みず、ただ土地を示す言葉としてひたすら1000年語り継いできたとものなのだろう。

もちろんここは水田地帯で、おそらく遺構部分は水田造成に不向きのため芝生として残ったという現実的な考え方もできる。

それでも、世の中失われるものはいくらでもある中、なぜか語り継がれ、明治考古学者のヒントになった。

このエピソードから思うに、自分何気なく喋ったり伝えたりしているものの中にも、何か未来へ伝えるべき内容(未来の人が知りたい内容)が僅かながら含まれているのかもしれない。

何も知らない農民と同じで、私はそれに気づくことはできないだろうけれども。

2022-10-09

日本の歴史暴力で変わりすぎワロタ

朝廷←元ゴロツキ集団

幕府←ゴロツキ集団

明治政府田舎のゴロツキが造った国

戦後日本ヤンキー原爆落として造った国

2022-10-06

anond:20220922014226

季刊誌「Yaponesian」第4巻なつ号

ことばめぐり

言語学は何ができるのか?

風間伸次郎(東京外国語大学;B02班研究分担者)

最初、この科研に参加した時からこの分野における言語学の貢献の可能性については疑問を感じていた。

文献や記録がない限り、過去言語のことは知りようがなく、日本語については古事記日本書紀万葉集時代8世紀)以前のことは基本的にわかりようがないのだ。

卑弥呼古墳時代言語はもちろん、縄文などとなればもうお手上げである

もちろん周圏論分布や内的再建、というものはある。

基本的に無文字言語で、現在の諸方言データしかないツングース諸語を専門にしている私は、内的再建に頼らざるを得ない面が多々ある。

しか日本語アルタイ諸言語関係、のような巨視的なレベルでこの手法を使うことはまずもって無理だ。

ただ万葉集には東歌・防人の歌というものがあり、方言差の記録もある。しか現代もなおその特徴を維持している方言がある。

そこで何とかならないだろうかと、去年の言語学会のワークショップのためにいろいろ勉強してみた。

そうしているうちに、言語学日本語学側の問題点偏見?)や視野の狭さというものにいろいろと気がつくようになった。

そしてそれに対してごく最近、これまでの殻を破った核心的な研究も現われてきた。このことについて以下に4つの問題点に分けて記す。

1.今ある国や地域県境などに捉われてはいけない。人はずっと動かないわけではない。

学生と話していると、中国には中国語、ロシア語にはロシア語韓国には韓国語だけが話されていて、過去にもずっとそうだったと思っている者がたくさんいる。

方言も同様で、彼らは最初はもう日本全国ほとんど標準語なんだと思っていて、そこで青森鹿児島方言を紹介すると、今度は47都道府県に47の違った方言があると思い込んでしまう。

しか学生たちのことを笑うことはできない。

蝦夷征伐の時代、(アイヌだったのかもしれないが)蝦夷の人々とは通訳必要だったのに、百済とのやりとりは全く通訳不要だった。

白村江以前、朝廷にとって朝鮮半島は取り返すべき本拠地で、他方東国は全くの異国の世界だった。

そういうことを考慮に入れていない日本語研究者の方がほとんどであると思う。

2.水田適地も現在と同じではない。

私も勉強してみるまでは、現在と同じように大河川の河口には広い土地があって、山国の日本にあってはもっぱらそこで大昔から稲が育てられてきたんだと思っていた。

しか大河川の河口の平野はかつては治水がままならず氾濫すればすぐ水浸しになり、大湿地帯も多かったという。

さら富士阿蘇噴火していたし、火山による黒ボク土は稲作に適さなかったんだという。

決して現在水田地帯すべてに弥生人が広がって今と同じように稲作をしていたとは言えないのだ。

3.平安時代なんて、決して大昔ではない

これまでの日本語アクセント研究では、平安時代の類聚妙義抄(11c-12c?)に記されているかなり複雑な体系のアクセントに近いものが祖体系であると考えられてきた。

これには「理由なく分裂することは比較言語学方法論上、慎まなければならない、だから複雑な体系こそ祖体系で、だんだん簡単になり、無アクセントは「なれの果て」である」という金田一春彦先生以来の考えが金科玉条のようにみなされてきた。

一方で文献のない時代日本語起源について、南方言語オーストロネシア)に北方アルタイ系が被さったんだとか、インドタミル語関係あるとか、眉唾な説を怪しげな音対応説明する者がいろいろあって、多くの日本語研究者は文献以前の日本語に心を閉ざしてしまったようだ。

そしてもっとも古いアクセントの記録(の一つ)である類聚妙義抄の体系がより神聖視されたようにも思う。

(中略)

ところがつい最近(今年の春の言語学会のワークショップ3で)、すばらしい発表があった。五十嵐陽介氏の「2音節名詞第4/5類に対応する琉球祖語B類は改新であるとする仮説」である

これは本土琉球で異なるアクセント類に分けられている諸語群について、それぞれの語群への分裂が①狭母音か非狭母音か、②かつて複合語であったか否か、という条件によって説明できることを提案したものである

まり日本語アクセントにおける声調発生論がついに登場したのだ!! したがって祖体系はもっと簡単ものになる可能性が出てきた。

4.「アクセントだけ」を研究していてもダメだ!

他の学問分野も多かれ少なかれ同じかもしれないが、言語学ますます分化していて、扱う言語の違いよりも方法論の違いの方が大きな距離を感じるほどになっている。

そして、ある一言しか扱わない、とか、文法、それも受身しかやらないとか、音声、それもアクセントしかやらないとか、そういう研究者も多い。

いわゆる蛸壺状態だ。しか上記五十嵐さんによるような研究成果はアクセントと共に子音や母音配列や、語構成琉球諸言語本土方言の音対応などを総合的に考察していないと到達することはできない。

日本語学は寺村秀夫の出現で1970年代活用重視の国語学から脱皮し、最近琉球方言の「体系的」研究の進展などによって再び新たなステージを迎えようとしているように見える(、だといいんだけど)。

2022-08-25

アジア人が顔が平たいのは誤り

本来アジア人は古モンゴロイドまりインディアンアイヌ琉球人のように二重で目がぱっちりして、顔の彫りが深く、輪郭もくっきりした美しい顔立ちをしていた。

まり縄文人顔の訳だ。

しかし、ある日朝鮮人弥生人のように一重、目が細く吊り目、面長、鼻が低く、アデノイド顔貌の醜い集団が発生した。

モンゴロイドだ。

純粋アジア人の一部はアメリカ渡りインディアンとして高度な文明を気づいた。

一方、旧大陸では本来の美しいアジア人が新モンゴロイド遺伝子汚染されてしまい、醜い顔になってしまった。

日本人本来アイヌのような顔の彫りが深い美しい民族だったのが、朝鮮から渡来人汚染され、今日に至る。

モンゴロイド本来アジア人の違いは外見だけでは無い。

アジア人自然との調和を重んじ、小さなことにこだわらない。

温厚で心優しい一方、好戦的で勇敢という一見相反する基質を兼ね備える

彼らは敵対しない者に対してはお人好しとも言えるレベルで優しいが、一度敵対すれば極めて攻撃的で恐ろしい相手となる。その例はいくつかある。

縄文時代狩猟採集が中心の平等社会であったとされる。

東北蝦夷安倍氏は、一度朝廷との対立関係に陥ったが、すぐに恭順の意を示し、争いを避けた。しかし、陸奥守が口実をつけて、蝦夷挑発すると恐ろしい敵となり、その鎮圧12年を要した(前九年の役)

アステカの王はスペイン征服者コルテスを神の化身と考え丁重にもてなした。しかし、スペイン人がそれをいいことに破壊・略奪・虐殺に走ると、怒り狂いスペイン人を一度撃退した(悲しい夜)。更にスペイン人は大軍アステカ首都テノチティトランを包囲するが、激しい抵抗に遭い陥落に3ヶ月を要し、コルテ自身も危うく死にかけた。

スペイン征服者ピサロはインカの皇帝アタワルパを殺し、その弟マンコ・ユパンキ擁立する。しかし、スペイン人の残虐行為に堪忍袋の緒が切れ、スペイン軍に蜂起を起こした。その後36年間にも及ぶ激しい抵抗を続けた。マン皇帝自身は度々和平を申出たが、スペイン人の不当な要求を飲めず抵抗を続けた。ピサロが仲間割れ暗殺されると、マンコは寛容にもその暗殺者たちを庇ったが、裏切られた暗殺された。インカの王族たちはスペイン人に虐殺され、抵抗は終わりを告げたが、アンデス先住民たちはその後も幾度かスペインに対して反乱を起こした。

・ワンパノアグ族は飢え、寒さ、病気に苦しむ白人を助けた。しかし、白人が彼らの土地や命を奪ったため、白人と激しく闘った。(フィリップ戦争

アイヌ人は松前藩平和取引をしていたが、不当な為替激怒し、シャクシャインの元で蜂起した。

アパッチ族戦士ジェロニモ本来は心優しい性格であったが、白人家族虐殺され、その後は好戦的戦士として恐れられた。

スー族勇者シッティング・ブルは心優しく非常にモテた。その一方で勇敢な戦士として誉れ高く、リトルビッグホーンの戦いでは米軍騎兵部隊を全滅させた。最後まで白人に屈することを拒み、射殺された。

日露戦争の名将、東郷平八郎乃木希典秋山好古秋山真之太平洋戦争の名将、本間雅晴牛島満樋口季一郎はいずれも縄文人顔の美形である白人との戦いで活躍した一方、平時は温和な人格者であった。

以上の例の通りアジア人とは本来顔が美しいだけで無く、勇敢と温和という美徳を備えた優秀な人種なのだ

一方、新モンゴロイドはどうか。

自然調和せず、陰湿狡猾な人種だ。

悪い意味好戦的敵対しない者に対しても敵対する。

弥生人顔の香淳皇后陰湿性格美人であった美智子様に冷たく接した。

悠仁も両親がお辞儀しているのに、自分だけ頭を下げなかったり、女子生徒から水筒を奪ったりした。

東名高速煽り運転犯人も、名古屋アベック殺害事件市川一家殺人事件光市母子殺害事件コンクリ殺人事件犯人弥生人顔だ。

やはり弥生人性格が悪いのだ。

現在でも朝鮮反日運動問題となっている。

しかし、東南アジアの人々は朝鮮人よりも更に残虐なことを日本軍にもされたにもかかわらず、それを許し現代親日的だ。これは宗教も一つの原因だろう。

だが、それだけでは仏教国のビルマベトナムイスラム教国のマレー、インドネシア日本を許したこと説明できるが、キリスト教国のフィリピン日本を許したこと説明できない。

これは人種的な問題もある。

朝鮮人純粋な新モンゴロイドだ。一方、東南アジアの人々は一部新モンゴロイド遺伝子汚染されているが、本来アジア人としての性質も持っている。

からこそ、日本を許すことが出来たのだ。

ついでに習近平朝鮮人顔だし、ポルポトもアデノイド顔貌だ。

あとアデノイド顔貌の人間発達障害が多い。

これもアデノイド=弥生人顔が害悪遺伝子である証明だ。勿論発達障害から口呼吸してアデノイド顔貌になりやすいという事実考慮してもだ。

本来は美しい民族だったアジア人が新モンゴロイド汚染され醜くなってしまったのは嘆かわしい。

これからアジア繁栄のためにはそういった醜い遺伝子を少しでも減らし、アジア人の優秀な遺伝子を後世に残すことが大切だ。

縄文人顔の諸君は同じく縄文人顔の同士と結婚し、その遺伝子を残して欲しい。

そして弥生人顔の諸君はもし僅かでも良心があるなら、子作りは辞めて頂きたい。

弥生人同士で子作りすれば、劣等遺伝子を後世に残してしまう。

縄文人結婚すれば、その美しい遺伝子汚染してしまう。だから頼む。

縄文人同士で積極的に子作りして、弥生人は子作りしないでくれ。

これは日本だけじゃ無い、これからアジアのために大切なことなんだ

2022-07-26

『チ。』雑感

『チ。』を「歪で不誠実で不愉快」という感想が出ていた。

「実際の史実」と比較して、あれやこれやが違うぞ、

特に、そこまでひどい弾圧はありえない、という論調だった。

しかし、「実際の史実」を論じながら、

ジョルダーノ・ブルーノ名前が出てこないところも、

異端審問で数百数千単位人間処刑されることに言及しないのも、片手落ちである

コペルニクス以前のヨーロッパ弾圧がありえたか

ありえなかったかという問題限定して考えても、

『チ』の歴史改変許容範囲だと私は思う。

そもそも論になるが、歴史小説歴史マンガは「実際の歴史」が10あったとして、

記録がなかったり抹消されたりして1の骨組みしか残らないところを

想像力で9を足して、あるいは1にも風味づけして、

面白さを元の10に、あるいはそれ以上に引き上げるものだ。

から「実際の歴史」とちがうぞと批判するのは無粋きわまりない。

そういう趣味のひとは素直に研究書を読めばよろしい。

フィクションにおける歴史改変創作は、つまるところバランス問題だ。

今の大河ドラマでいえば、北条義時肖像画に似ているわけでもない小栗旬

その他の美男美女が役を演じることにケチをつけるひとはいない。

資料に残っていない会話を創作するのも、ドラマの都合上、当然必要だ。

一方、スーパーアサシン善児が要人を都合よく片付けるプロットについては

意見が分かれるだろうし、さらに踏み込んで、

承久の乱後鳥羽上皇が勝っちゃったら、平均的な大河ドラマ視聴者は怒るだろう。

でも、朝廷勝利エンドの承久の乱も、面白そうじゃないの。

フィクションでどこまで歴史改変を行うかは、作り手自身が線引きして当たり前。

からこそ、研究書じゃなくフィクションをつくる意味がある。

村上春樹によれば作家は「嘘つきのプロ」(professional spinner of lies)らしいが、

マンガだって同じである。「嘘つき」に対して「歪で不誠実で不愉快」と叫ぶのは、

批判になっていない。それは褒め言葉だ。

2022-07-17

anond:20220717072024

それがどう「そもそもヤマト朝廷朝鮮から移民」という話につながるんだ? 朝鮮じゃなくて中国長江流域から来たとかは? 中国北部満洲あたりから説は?

自民党統一教会関係って蘇我氏親子を滅ぼすために鎌足と結託したら

今度は藤原氏朝廷支配されちゃったみたいな感じ?

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