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はてなキーワード: 悪戯とは

2020-06-29

一度生活レベルを上げたら戻せないもの

ポン酢

ぽん酢しょうゆゆずの村馬路村から味ぽんに戻れない。高くてもつい買ってしまう。

ドトールコーヒー豆

スタバより美味い。デパ地下よりも美味い。その辺の自家焙煎の店と同じくらいだと思うけど、なにより安い。面倒くさいかコーヒーメーカーを使ってしまうが、よく膨らむからハンドドリップ楽しい

ダスキンのスポンジ

スポンジなんて百均で十分と思っていたが、これは戻れない。硬さもサイズも最高。

ひらまつオンラインワイン

ここのワインは外れがない。店舗は高くてとてもいけないけど。

食パン

超熟うまい。100円の食パンと150円の食パン歴然とした差ときたらすごい。

光回線

やっぱあると便利

ノートPC

Let's noteThinkPadの二択。

子供が生まれからは、悪戯されるのでデスクトップPCがおけなくなってしまった。

やっぱりビジネスモデルは作りが頑丈。キーボード感触も、タッチパッドの反応もいい。

LenovoはCtrlキーFnキーが逆なので、ThinkPadに慣れると戻れない。

セブンプレミアムゴールドの高いアイス

金の最中あずきが美味すぎる。280円くらいするのに買ってしまう。もう数十円でハーゲンダッツが買えちゃうのに・・・

2020-06-19

anond:20200619164509

誰かが悪戯し始めた時点で、それは電磁記録不正操作騒乱罪犯罪行為になるんだよ。

犯罪行為に対しては、いかなる個人情報保護適用されるわけがないだろ。

IPアドレスからプロダイバが契約情報警察に開示して一発逮捕だよ。

だれかが、恩返しをしてくれたから 

トイレ行くにも、壁につかまって 必死の思い出移動

普段健康感謝する

恩返ししてくれて ありがとう いっつもこう だからいやなんだ。

 

黙ってなにかする

無くなる分にはもうしょうが無い あきらめる

そうでなければ、仕掛品とか まぁ 捨てる必要があることもある。

そりゃな、例えば 食品です。

だれかがなにかした

しょうがいから 破棄しないなら その料理人おかし

 

じゃぁ、砂糖ならいいですか?

料理人に黙って砂糖を入れる人が、他に何も入れていないということを証明する方法を教えてくれ

悪魔の証明だと思う

ちなみに、いたずらでなにか入れていた場合 その被害を受けるのは他人だとする。

あなたが、鍋ごと破棄しないという理由を教えて

次に悪戯をする人間が、その程度の事も考えずに、悪戯をした場合、そういう被害にはならないと考えた人だという前提で 他にもなにか入れていないという事をもう1度言って

2020-06-15

[]6月14日

ご飯

朝食:うどん玉子納豆オクラ。昼飯:サンドイッチカレーパン。夕食:うどんたまご納豆オクラ焼き鳥イチゴ。間食:ポテチクッキーチータラ。

調子

むきゅーはややー。仕事おやすみー。

食材の買い出しに行った後は、読書してた。

○阿津川辰海「名探偵は嘘をつかない」

本格ミステリを題材にしたラジオ番組で「逆転裁判100のトリックを考えよう」のコーナーが一年間続いた末の、メール傑作集を読まされているような読感だった。

とにかく、ワンクリック(物理本で読んだのにGBADSボタンで読み進めるような文章の質感があった)ごとに読者を楽しませる事だけを考えており、1ページ1ページがラジオに送る渾身のネタ葉書のような熱量があった。

5年ぐらい続いたラジオ番組をいきなり聴いた時の「この人たちは何を話しているんだ? さっぱりわからないけど、楽しいという気持ちは狂おしいほどに伝わる!!!」のような感覚まさか小説でも体感できるとは思わなかった。

こういうのを「内輪ネタ」と揶揄するのは簡単なのだけど、その内輪ネタで盛り上がり続けているのが本格ミステリなのだとも思うので、その仲間に巧舟はみっちり食い込んだことがあまりにも壮大でミステリの懐の深さにクラクラしちゃった。

○プリコネ

ルナの塔を初日に登り切るのがこのゲームしてて一番気持ち良い。この瞬間のために毎日日課を頑張ってる感がある。やったぜ。

グラブル

ゼノイフ周回。水はワンパンも継戦も割とできるし、何より大好きなカタリナを使えるのでモチベがある。

なのでマルチゼノイフをオート周回してる。

多分真面目に詰めればカツオライフォで詰めグラブル出来る気がするんだけど、カタリナのボイスが流れてくるオート周回をBGMにながらゲームするのは楽しかたかたよしとしよう。

ポケモン

マックスレイドバトル周回。

この前レポート飛んだのがトラウマになったのか、頻繁にレポート書いてる。

今日悪戯心オーロンゲ目当てにオンライン募集に入りまくり、無事捕獲

キョダイマックスに関連する悪タイプポケモンはこの子だけなので、無事全特性入手できてよかった。

後は今回ピックアップされてるポケモン捕獲だけでもしておきたいな。残りはダストダスだけなので、来週ちまちま遊ぼう。

マリオ64(WiiUVC)

スター5個。累計80個集めるまでプレイ

難易度がエグくなってきた。

2020-06-12

anond:20200612102715

警察悪戯で出動してるのを「誰も損してない」とかニートみたいな発想やめろ

2020-06-09

今日みた悪夢

久しぶりに目が覚めるほどの悪夢を見た

バトルロワイヤルゲームに参加させられる夢。

溶鉱炉の上の網みたいなエリアで戦わさせられる状況だった。

この状況が嫌でパニック症状になってリタイヤしようと思ったら、

チームメイト咎められた。

そして、相手を落とすために網を解除するためのスイッチを押すように仕向けられる。

パニックだったので泣きついたら適当にはぐらかされる。

そのチームメイトは、子供の頃友達だった悪戯好きな人だった。

同調圧力で押そうか、殺した人の事を背負いたくないから押さないか迷っている内にチームメイトゲーム強制終了させる。

その状況を放心した状態で見つめながら目が覚める。

起きたら酸欠になってたから、深呼吸したら頭がスーッとなってまたすぐ眠りについた。

2度目にみた夢は覚えていない。

何だったんだろうな。

2020-05-20

機械学習×コロナオナニーの新たなステージが到来するかもしれない話

突然だが、ディープフェイクという言葉を知っているだろうか。

映像人物の顔を、他の人物の顔に入れ替える技術

エロ悪戯以外に使い道がないのは想像に難くないだろう。

昔でいう「アイコラ」は画像のみを指していたが、

最近は、機械学習の力を使い動画人物の顔まで入れ替えられるらしいのだ。

から、その成果物技術ディープラーニング×フェイクでディープフェイクなんて呼ばれ方をしている。

とにかく昨今、あらゆる分野において機械学習技術の発展がめざましい。

どうやらディープフェイクの技術についても、アングラで、めきめきと、驚くほど成長しているようなのだ

どのくらい成長しているかは、あなた自身知的性的好奇心冒険心をフル稼働し、自分の目で確かめて欲しい。

さて、このディープフェイクな成果物リリースしている闇の技術者たちは、どのような方法作品を生み出しているのか。

ネットの海の断片を確認する限り、画像レベルであれば、任意顔写真をぶち込めばディープフェイク化してくれるツール過去リリースされていたこともあるようだが、モメて消されたようだ。(当たり前だ)

恐らく、驚くほどのクオリティ動画が生み出されている今のシーンの第一線においては、

まだその技術ツールという汎用的なインターフェースを伴う形にまで至っておらず、

闇のエンジニアたちが勉強がてら魔術を磨きつつ、有名人実験したものアウトプットしてる、みたいな状況だ。多分。

で、だ。

もしこの技術が、汎用的なツールという形にまで仕上がって、

それが「ちょっと情強なら手に入れられる」みたいなレベルに普及したら、

結構なオナネタシンギュラリティが起こるんじゃなかろうか。

ツール成熟度合いにもよるが、対象の顔をおさめた動画なり画像なりが素材としてある程度あればOK、というレベルであれば、

お気に入りアイドルも、気になるあの子も、気に食わないあの女も、みんな。

思いのままだ。

しかも、だ。

世に公開さえしなければ、傷つく人もいない。

非常にヘルシーに、誰も悲しませず、極めて新しい領域需要が、満たされるのだ。

人類が到達するとは思えなかった近未来領域

「そんなこといいな♪できたらいいな♪」レベル世界の話だ。

最後に、タイトルの「コロナ」の部分の意味説明して終わりたい。

いま、天下の会議はほぼオンラインだ。

コロナ収束した後もこれが主流化していくであろうことは、誰もが想像できるだろう。

会議の際、ビデオ付きで会話するかどうかという点は組織カルチャーによって異なるみたいだが、

少なくとも「全員顔出し」が基本なうちの様な組織所属している男が、

ちょっとだけ性的好奇心が旺盛で、

手元にそんなツールがあったら、

まず間違いなく画面をキャプチャしまくって素材を集め倒すだろう。

今は世の中にそのようなツールは(多分)ない。

だが、もし闇の博士たちが戯れにリリースをしたら、世は一気に変わる。全て変わる。

その土壌は、もう整っている。

未来はすぐそこだ。

2020-05-13

anond:20200510184249

王様はロバの耳!と穴ぐらに向かって絶叫しなくてはいけなかった人の気持ち最近はよくわかる。言いたくてうずうずするが言ってはいけないことが世の中にはある。それでもやはり、好きな女の顔に手をかけてマスクを取るときのあの感覚には、不思議な懐かしさと甘さがあるといいたい。あらためてこう言葉にしてみるときもすぎるが、それでも言わなくてはならないようななにかがそこにはあるし、ここにしか書けない。

話は2、3日前にさかのぼる。


「ていうか、この前のオメガラーメンは正直微妙だった」

「選んだ人がそういうこと言っちゃうかな」

第一印象で、勢いで選ぶことって人生にはあるでしょう? ときには勢いが大事。勢いが評価される」

「ないわ」

へぇ。つまんないね


咲は芝生に敷いたレジャーシートの上に寝転んだ。頭上には新しい枝を伸ばしはじめた代々木公園木々が揺れ、雲ひとつない空を縁取っていた。

まじめに、社会的距離を保って会うことにしよう、という彼女の発案にしたがって、近所のこの公園にやってきた。

お互いに手を伸ばしても届かない距離に陣取って、マスクをしたまま座ったり寝転んだりしていると、話すときにはキャッチボール相手に届くようにして声を投げかけあわないと、うまく聞きとれなかった。だからすぐに話し疲れて、二人ともそれぞれの場所で仰向けになった。

「いてっ」

何かが当たった方を見ると、芝生に黄色ゴムボールが転がった。咲はこちらに背中を向けて寝たふりをしている。その背中に軽く投げ返す。

「いてっ」

投げ合いはキャッチボールになった後、奪い合いになり、ボールを胸にあてて握ったまま騒ぐ咲を後ろから捕まえて、抱きかかえる

木の陰に立ったまま後ろから抱いていると、Tシャツごしに背中のかすかに汗ばんだ温かさと、咲の鼓動が感じられる。両手に頬を包んで顔をこちらに向けると、マスクが目に入る。咲は一瞬こちらを覗き込んだ後、すぐに眼を伏せる。

「いいよ……」

両耳にかかったストラップを持って静かにマスクを取ると、薄い唇が現れ、手に温かく湿った息がかかる。自分マスクを顎まで引き下げてキスをした後は正面から抱き合う。

「ねえ、木嶋くん気付いてたかな。私たちのこと」

「どどうだろう」

「そこ、どもるところ?」

「いや、わかんないんだよ」

「気まずいことになる? 私のせいで」

悪戯っぽい目つきでこちらを見てくる咲にすこし腹立たしくなる。

「変わんないよ。これからも。たぶん……」

陽が傾いて芝生が金色に染まる。咲は大の字で立ちはだかって、手をバタバタさせる。

「ね、最後ギュッてして。ギュッて」

社会的距離は?」

ゼロです!」

こうして僕らの社会的距離戦略はあえなく破綻し、もう一度抱き合ってから公園を後にした。

2020-05-02

anond:20200502171548

というか異常な量の賛成票がやらせなのか悪戯なのかはさておき「大量の不正票が~」の文脈で騒いだから負けた、ってのは一因だと思うよ。

そりゃ「無効票とか参考にしてないよ」で終わる話だし。

よく言われるところの「賛成票が多数あるんだから可決しちゃおうよ」みたいなやつも、意図として大量の無効票を指してると考えるのはちょっとアレだし。

もうちょい、リアル賛成票とリアル否定票にフォーカスすればよかったのにな。(フォーカスできない程度に弱かったのかもしれないが)

自分から足踏んでおいて「分断が~」とかいインテリ仕草流行ってんの?

2020-04-29

メルカリ食品買うやつの気が知れない

このご時世に自分だけ良ければよいという転売ヤーはもちろんクズだが、その中でも食品個人から買うやつの気が知れない。

どんな保管状態だったかわからんぞ?

しかしたらうっかり肥溜めに落としたやつかもしれないぞ?

下手したら悪戯で変なの混入されてるかもしれないぞ?

それで体調悪くしたときその食品のせいだと証明するの大変だぞ?

企業なら絶対安心というわけではないが、個人よりは真摯対応してくれるだろう。

メルカリももっとマスク以外にも転売ヤー対策してほしい。

2020-03-22

真偽や善悪わず、先に相手個人情報晒した方が勝ち

何故って?そりゃ相手の一番致命的な情報晒し上げたからだ、心臓ナイフぶっ刺したのと同じだわ

相手が悪いならともかく、こっちが悪いパターンでも「試合に負けたが勝負に勝った」状態にできる、「お前が正しいとしてもこれ以上言うならお前の個人情報もっとばらまくぞ」って脅しが出来るもんな

個人情報さらされたぐらいでww」なんて言う輩も居るけどな、ネットにはたくさんいるんだよ、人の個人情報MAD素材にしたりネットストーキングにするキチ共とかな

こういう事例について「某弁護士家族墓石壊されたりポストピラフ入れられてもノーダメージやぞ」とか「やらかし挙げ句個人情報を晒されても○くんは就職できてますが」とか言う増田いるけど

普通人間なら、自分個人情報を人に握られてる時点で辛いし、現実ストーキングやら盗撮やらされて家に悪戯されたら気が狂います

何より一度でもネットに流れたら、DMCAとかそんなもの使っても完全に消し去ることは不可能なんだよ、お前の個人情報ネットの海を漂い続ける

晒し上げたそいつがその時点では空気だったとしてもな、絶対に誰か物好きがネットストーキングする、しないなら俺がするし各所にマルチポストして宣伝して回るからいんだ

目に付き続ければ誰かが興味持ってオモチャにするから

から相手個人情報晒すのが一番効果的、相手が悪けりゃ報復になるし、こっちが悪くても相手は泣くことになる

2020-02-24

非表示にする」「非表示にしない」の2択しか無い

胡散臭い意見を参考にスべきではない)はてなーに対してタグ付けできるようにしたいんだが、既存システムを使うだけだと非表示にするしか無い。

でもそれだと簡素範囲悪戯に狭めるだけなので「こういう死相の人はこういう意見」というデータが集められなくなる。

やはり自分アドオンを組むしか無いのか

2020-01-16

ロリコン何が悪い

ロリコン何が悪いんだよ。

twitterで綺麗ごと呟きながら、表じゃ女を合コンで酒で酔わせてやり捨てて、

適当大人の女と付き合って別れて悪戯に傷つけている糞男より

現実世界で女を傷つける事も無く、インターネットに引きこもって二次少女を眺めて

現実女児に手を出したい気持ち必死に抑えてティッシュに精液出してる奴の方が

何千何万倍も偉いと思うんだよね。真っ当に生きてると思うんだよね。

そんな真っ当に生きてる奴が叩かれて、現実で女を傷つけてる奴がモテ賞賛されるのっておかしいだろ。

現実で女を傷つけてる奴を叩けよ。俺は俺で勝手にしこって死んでいくからさ。

2020-01-14

本当の「人間扱い」って、自分たちホームレスにしている事だよね

うっすらと嫌っていて、邪魔だと思っていて、「あんな風になりたくねーな」とか酒の席で弄る対象

子供悪戯しても、わざわざ守る必要もない存在

「人扱いされてない;;」ってのたまってる連中は、今までホームレスに優しくしたり、手を差し伸べてきたのだろうか。

女扱いや男扱いされてきたのを、人間として当然の権利だと思ってないか

守られもせず、うっすら邪険に、テキトーに扱われる。それが人間扱い。

2020-01-05

女装オフパコレポ

「いつも日記画像拝見してますもしかして〇〇に住んでるんですか?」

ことの発端は、僕の住みを言い当てた、某SNSに届いたDMだった。彼女はA菜という年の近い女装男子だ。

はいそうです。もしかしてA菜さんもそうなんですか?」

「やっぱり! 私も〇〇なんですよー。今度女装同士で会ってみません? 私タチ女装ですけど」

すぐに返信すると、相手からも即返信。近場に同行の士が見つかってうれしい。

「いいですね。でも宅女装なんで外出できないんで、会うとしたら個室ですかね。ラブホでいいですか?」

「ぜひ! いつがいいですか?」

「今度の土曜日夜勤明けなんで、土曜の夕方からかな?」

「私も土日休みなんで都合よかった。じゃあお願いします。受付ないラブホ知ってるんでそこでいいですか? 車出しますんで」

「お願いしますね。撮影もいいですか?」

びっくりするほどとんとん拍子に決まる。夜勤から帰ってシャワー浴びて即寝。

夕方ごろ目覚めて再び風呂で髭や脇や腿の毛を処理して、衣装アイロンがけ。それでもまだ約束時間までかなりある。楽しみを待っている時間は長いなあ。と思いながら腹ごしらえ。

日も暮れかけたころ、集合場所の駅へ。ロータリーに伝えられていた番号の車を見つけ、ノックすると、パワーウィンドウを開け男が顔を出す。

髪を短めに整え、もみあげや口周りに剃り残しのない、一見すると「清潔感のある草食男子」といった風貌。それは、女装男子特有ムダ毛を残さな意思を感じられる顔だった。

すみません、A菜さんでよろしいですか」

はいはじめましてA菜です。どうぞ」

男性にA菜という女性名を尋ねるのは我ながら奇妙であったが、女装男子同士の初対面ではよくあることであった。車に乗り込むと、これまた女装男子特有の大きめキャリーバックが置かれていた。

「夕飯どうします?」

「食べてきました」

「じゃあ目的地に直で向かいますか。途中コンビニだけよりますね」

なんのことはない、よくある会話。事情を知らない人からすれば目的地でこれからオフパコするなんて思いもよらないだろう。

必要ものとかありますかね」

ゴムとかは備え付けでありますし、予備も持ってきてます。ローションは現地にもありますけど、別料金だから用意してきました」

「詳しいですね。よく行くんですか?」

デリヘルで。受け付けないから『ここ男同士でもいけるな』ってとこ選びました」

しかし所々で卑猥単語が混ざる。

コンビニでの買い物を済ませ、現地に着く。駐車場から直接個室に入るような作りで、ホテルスタッフと顔を合わせる必要がない。なるほど、ラブホってこうなってるんだな。

お互い大荷物を置いて、大きめベットに腰を下ろす。

「すぐメイクってしますか?」

「僕はちょっと夕飯食べるんで、先にシャワーと一緒にどうぞ」

ナチュラルに先に女装させるA菜さん。男女のカップルと違って一緒に入浴するのにやや抵抗がある人が多いところだが、夕飯という口実で先にシャワーを浴びさせるのはうまい手管だ。

「じゃあ、お先に失礼します」

はいっても夜勤明け、昼寝明けですでに今日二回も入浴していた自分は、ほぼ行水に近い短時間で済ませ、水気だけふき取ってバスタオルだけ巻いて大荷物をもって鏡台の前へ。

ウィッグファンデアイシャドウチーク口紅メイクで見慣れた顔が女性になっていくのはいつ見ても楽しいオフパコ前はなおさらだ。「この鏡の中にいる子が今からエッチするんだ」と客観的に興奮できる。

今日下着は白とピンクの横縞。胸はないが、細くてくびれのあるお腹。つかみ心地がよさそうだ。そして股間はすでに七分ほどのふくらみ。

「お待たせしました」

その姿でA菜さんの前に姿を見せる。

「おお。いいですね。僕も夕飯終わったんでお風呂行ってきます

そういって荷物片手に風呂場へ消えたA菜さん。残された自分自撮り。うむ、ラブホ雰囲気エロくていい感じ。特にお腹エロい。

でも下着からプレイを始めるのは早急な気もするからなんか着よう。……せっかくアイロンかけたしこの初音ミクがいいかな。緑のツインテウィッグはないけど、黒髪ミクもありやね。

しばらく自撮りしてたけど、なかなか出てこないA菜さん。手持無沙汰にテレビをつけると、アダルトビデオ複数チャンネル。これでもみて気分を高めるか。

(このフェラしてる子かわいいな……楽しそうにしゃぶってる)

気分が高まっていく。自分のものが大きくなっていく。パンツ越しに触れていると、お待たせ、と声が届いた。

風呂から出てきたのは、バスローブを着た女性茶色がかった肩につく程度の長さのウィッグと、ややブラウンが濃いファンデに明るめの目元と頬、ややギャルっぽい風貌で、先刻の草食男子とのギャップも相まって映える。

「AV見てたの? あたしも一緒に見よ」」

一人称があたしに変わり、口調もやや間延びした感じになっている。女はメイクで顔を変えられるから怖い、とはいうが、メイクで受ける変身の幅は断然、男のほうが広い。

さっきまで液晶の向こうのAV女優に食い入るように眺めていた自分が、今は隣にいるA菜さんに釘付けになっている。僕の視線に気づいたA菜さんも、身体だけテレビへ向けて目はこちらを向いている。

すると、A菜さんはベッドの下に手を伸ばしたと思うと、何かを取り出して

「えいっ」

と、僕の股間に何かを当ててきた。球体に持ち手を付けたような形状で振動している。デンマだった。

「んっ……」

「あは、いい声出すじゃん」

つい声をあげてしまった僕を茶化すA菜さん。負けじと僕も彼女股間に手を伸ばすと、触りなれたモノの感触があった。

しばらくお互いの股間をいじりながらAVを横目に見ていると

フェラって気持ちいいよね。コスローちゃんにしてもらいたいな」

彼女からの申し出。そこで自分ビデオカメラを持ってきていたことを思い出す。

「ねえ、撮ってもらっていいですか?」

「え、なにを?」

「僕がA菜さんのをしゃぶってるとこ」

撮影して、ってこと?」

はい自分で後でおかずにしたいんで」

「いいよー」

快諾してくれたA菜さんにビデオカメラを渡す。体勢は、今見ているAVと同じようにしゃぶられる側が仰向けになって足を広げ、しゃぶる側が股の間に顔を埋める形だ。

「じゃあ撮るよー」

その合図に合わせ、A菜さんのバスローブをはだけさせ、下着を露にさせる。上下とも黒で、バスローブの白とのコントラストになっていて奇麗だ。何度かパンツ越しに上下させた後、ずらす。

男性のモノが目の前で露になる瞬間は、磯溜まり生物を見つけた時のような悪戯な楽しさがある。イソギンチャクとかヒトデとか形も似てるし。

まずは唇でキス。鈴口と口を合わせる。そのあと舌先でちょんちょんと何回か触れたあと、かぷっ、と咥える。口の中で、舌の前面で撫でる。

「楽しそうだねーこっち向いて」

そう言われて、いったん口を離してA菜さんに向かって笑顔を向ける。

(後でビデオで見て確認したら、この時の自分笑顔人生の中で最高の笑顔だと思う)

その後も飴を舐めるような愛撫から麺をすするような勢いをつけていく。これは初めてフェラした相手が教えてくれた技で、今でも心掛けている。

「おいしい?」

そう尋ねるA菜さん。実際おいしいわけではないが、硬さが変わっていったり、ビクンと跳ねたり、生命を感じる動きが楽しい。ただうなづいて愛撫を続けるが、急に撮られていることが恥ずかしくなっていったん止めてもらう。

「え、やめちゃうの?」

「ごめんちょっと恥ずかしくなっちゃった

一旦体を離して、テレビ目線を移すと、フェラシーンから本番シーンになっていた。

「じゃああたしたちも本番しようか。こっちがいれるほうでいいよね」

「……はい

「好きな恰好ってある?」

「……後ろからが好きです」

うつげて、僕はうつ伏せで肘を立てて上半身をやや受かせた姿勢になって彼女に背を向ける。枕もとの鏡には、緊張と興奮が入り混じった自分の顔が映る。メスの顔だ。

「じゃあ失礼して」

オスの顔をしたA菜さんが僕のスカートをめくり、尻肉をいじったり、穴に指を入れて広げたりしてくる。声をあげたり、歯を食いしばったりする鏡の中の自分に列状を催す。

「そろそろいいかな」

僕の腰を両手でがっしりと固定し、股間のモノを差し込んできた。思いのほかすんなり入り、不意に声をあげてしまう。ゲームダメージボイスみたいだった。

「ごめんね、痛かった?」

大丈夫、です。動いてください」

お願いすると、腰をゆっくり前後に動かしてきた。そしてA菜さんも上半身をやや倒し、上着をはだけさせて両手で僕の乳首をつまんだり、二の腕から肩甲骨のあたりを撫でたりする。

背面を撫でられて、はめられているのになぜか安らぐ。背中を預けられるような相手を見つけられたからだろうか。背中どころか後ろの穴まで預けてるが。

「あ、そろそろいきそう。ゴムしてるから中でそのまま出していい?」

言葉は尋ねているが、身体では有無を言わせないように体重を勢いをかけてくる。そして、ゴム越しでも後ろの穴から全身に伝わる脈動と射精

「ごめんね、溜まってたから出しちゃった。早かったかな?」

「……うん、早かった」

不満ではなく、自分の中でいってくれたことに対する感謝を込めて告げた。彼女が出したゴムを処理している間、僕は恍惚と横たわっていたが、すぐに今度は自分もイキタイという欲望が噴出してきた。

ベットの端に腰掛けるA菜さんの手をつかんで、自分のモノに導くと、意を得たように握ってくれた。

「ごめん、あたしタチでフェラとか本番とかできないけど、手でいい?」

「うん、できることだけでいいよ」

彼女は勢いをつけて僕のモノを上下してくる。他人に手でしてもらうのは自分でするときと力加減が違ってもどかしいが心地いい。

「出そうになったら言ってくださいね

そう頼まれときには、もう出そうだった。

「ごめん、もう出そう」

「え、ちょっと待って」

A菜さんは右手で握ったまま左手ティッシュを抜き取り、僕のモノにかぶせてきた。発射するのはほぼ同時だった。

「すごい量、でてますね」

「やっぱり前立腺突かれた後だとたくさん出るみたいですね」

などと会話を交わして出てしまったものを処理する。二人とも射精したばかりでしばらく呆然と流したままのAVを眺めていた。そして、メイクを落とす時間考慮して早めに身支度を始める。

共にどこにでもいそうな男性に戻る。魔法が解けたようだ。

「さて、そろそろ行きますか」

はいありがとうございました」

「いえこちらこそ」

忘れ物ないですか? 靴下とかよくなくなるんですよね」

「そうですね。まあ百円均一のだからなくしても買いなおすだけですけどね」

部屋を一周確認してから、精算機に料金を入れて部屋を辞す。

駅まで送ってくれたA菜さんに礼と「おやすみなさい」と告げてわかれる。

寝床につき、先ほどの行為を思い浮かべながら、うつ伏せになった自分の尻をもんだりしながら、眠りについたのだった。

2019-12-30

ヨーロッパでの就活人種差別を受けた話

この文章では、人種差別に関する実体験を綴る。もしあなたがこのような話題トラウマがある場合、無理に読み進める必要はない。

私は20代日本人女性である。先日ヨーロッパとある国の大学院卒業し、就職活動を行った。

ヨーロッパには、日本のような新卒一括採用システム存在しない。企業が出している求人広告に応募→書類審査通過の場合のみ企業から直接連絡が来る→面接採用、というのが基本的な流れである大学キャリアセンターを通す場合特殊業界場合は異なるパターンもある)。

私は大手就職情報サイトである求人広告発見した。その求人は私の大学での専攻と非常に親和性が高い内容だった。具体的な仕事内容については言及を控えるが、小さなスタートアップが私の住む都市事業を展開することになり、プロジェクトサポートするスタッフ募集する、という感じ。検索すると普通に会社ホームページも出てきたし、活動記録やネット記事代表LinkedInなどもヒットした。私は迷わずに応募した。応募は、その就活サイトを通じて行った。

すると、しばらくしてそのスタートアップ代表本人から連絡があり、面接審査に進めることが決定した。大学卒業後なかなか仕事が決まらなかった私は、このチャンスに少なからず期待していた。

面接が行われたのは中心部にあるシェアオフィス一角だった。面接代表自らが行っており、オフィスにいたのは彼だけだった(同じ部屋にもう一軒別のオフィスが入っていて誰かが仕事をしていたが、ドアで仕切られた向こうにいたので話してはいない)。代表の話によれば、この街に越してきたのは先週で、まだスタッフも全く揃えていない状態だという。実際に部屋の中は殺風景で、最低限のデスクPCソファがあるのみだった。代表40代半ばくらいの白人男性で、ネルシャツカーディガン羽織っていた。話し方も落ち着いており、ふつうの人に見えた。

面接は至って普通に始まった。代表は今回のプロジェクトの内容を私に説明し、大学院での専攻内容やこれまでの職歴について質問してきた。しかし、話し始めて30分ほど経った頃、とても腹の立つ出来事があった。彼が、アジア人侮蔑するジェスチャーをしてきたのだ。少しでも海外経験がある人なら、どんなジェスチャーかピンと来るだろう。両手で目を細めて吊りあげる、あれだ。

アジアについて話し出したとき、彼は無意識のようにそのジェスチャーを行った。話の文脈からいうと私を個人攻撃するつもりではないように見えたが、少なくとも非常に不愉快だ。若い人などがギャグのようにこのジェスチャーを行うことはあるが、まともな常識を持った人ならこんな仕草はしない。このジェスチャーを行った時点で、それは教養ない差別主義者の証拠である。私はその場で危険雰囲気を察知し、「あとで連絡します」などと適当に話を濁して面接を切り上げてその場を立ち去った。悲しい気持ちでいっぱいだった。

面接終了から1時間後くらいに、代表から再びワッツアップ(ヨーロッパLINEみたいなテキストアプリ)で連絡があった。「あなたの専門分野に近い領域仕事をしている知人もいますのでよければ紹介します」といった内容だった。私は、当たり障りのない返事をした。すると彼は、続けざまに日本についての話を始めた。「最近新聞で見たんだけど、日本って・・・」というような感じだ。3、4通に渡って日本経済に対する持論を展開したあと、彼は突然こんなテキストを送ってきた。

「私は、若い世代日本人って好きじゃない」

ものすごく腹が立った。日本人の私を面接に呼んでおいてこのような態度とは、何だろう?バカにされていると感じ、すぐにこのような返事をした。「私はあなた想像するとおり、典型的日本若者です。残念ながら私があなたプロジェクトに参加することはありません」

すると、彼の態度は文字通り豹変した。続けざまに、彼からはこんなテキストが送られてきた。

あなた面接中とても大人しそうに見えたけど、本性を隠していたんですね」「僕の優しさを攻撃性の欠如だと勘違いしないでください」「私の知人は、日本人は〇〇人に対して最も差別的民族だと言っていました」「あなた差別主義者のようですね」「僕はあなたと話して、自分白人としての誇りが傷つけられたと感じました」

はっきり言って、この男が私に何を言っているのか全く理解できなかった。私は白人に対する差別発言はもちろん、如何なる人種に対しても何の言及も行っていない。ただ面接に行って仕事の話をしただけだ。しかし彼の逆上は止まらず、さらにこんなテキストが送られてきた。

あなたは最低です」「あなた差別主義者として警察に訴えます」「僕は差別犯罪通報するアプリを持っているから、今すぐあなた通報できる」「あなたをfuckする」

相手は話が通じる状態ではない。私は気が動転する中、彼にひとことだけ「why」と送信した。すると、それに対する相手からの返信は恐ろしい内容だった。

「僕は〇〇(とあるアジア企業)が大嫌いなんだ」「〇〇人(その企業本社を置くアジアとある国)は大嫌い」「〇〇人は、腐った魚ペースト臭いがする」

背筋が凍った。彼は気が狂っている。まともな人間ではない。明らかに私およびアジア人に対する激しい差別的感情があり、テキストを通じて私を脅迫攻撃している。このテキストを受け取ったのは彼のオフィスから程近いカフェだったのだが、私はすぐに窓の外を見渡し、奥の座席へ逃げた。まるであの男が窓の外に立ってこちらを見ているような気がしたのだ。

気が動転していた。何より恐ろしかったのは、この男が私のCVを手にしているという点だ。CVとは欧米就活時に使う履歴書のようなものなのだが、そこには私の名前メールアドレス電話番号、住所などさまざまな個人情報が書いてある。もしこの男が本当に私を犯すつもりだったらどうしよう?家までつけて来たら?待ち伏せされたら?

私が真っ先に思いついたのは、警察への通報だった。ヨーロッパでは、この手の脅迫暴力ヘイトクライムと呼ばれる。もちろん立派な犯罪だ。震える手で警察電話をしたら、男性警官が出た。詳しい会話は割愛するが、緊急性のない事件だと判断され、「明後日あなたの家に伺ってお話を聞きます」と約束した。

警察への通報後、私は卒業した大学の緊急サービスに連絡をした。健康相談メンタルケアについて、24時間通話可能な窓口である。とにかく帰り道が不安だったのと精神的に動揺していたので、その旨を早口で話しまくった。窓口の担当者警察への相談を勧めてくれ、最短で家に着くルート検索なども手伝ってくれた。幸い私には同居人がいたので、彼女に最寄りのバス停まで迎えに来てもらった。その日はまともな食事も喉を通らず、夜も全く眠れなかった。

警察が来たのは週末だった。男性2人、女性1人が私の部屋まで来てくれた。私はワッツアップの履歴を見せながらことの経緯を説明した。彼らは真剣に話を聞いてメモをとり、証拠としてテキストスクリーンショットを撮った。また、彼の名前会社名などを控え、レポート作成して記録を残した。警察の指示によって私は彼の電話番号メールアドレスSNSなどすべてを着信拒否した。また、警察は彼が求人広告掲載していたサイトに連絡し、広告を削除した。彼の脅迫はとても卑怯だが、これは単に若いアジア人女性を傷つけたいがための悪戯犯行であり、実際に家まで追ってあなたを襲う確率は非常に低い、というのが警察見解だった。身の安全を保持するため、私が彼の犯行警察通報したということは決して外部に漏らさないことを約束してくれた。彼からその後連絡が来ることはなかったが、私は1か月以内に全く別の場所引っ越した。

私は、まさか自分がこのようなヘイトクライム被害者になるとは想像もしていなかった。しか就職面接官、大手サイトで見つけた求人でこんなことが起きるなんて。まるで50年代のような差別的言動、30通を超える言いがかりメッセージレイプ連想させる脅迫精神的なダメージは計り知れず、しばらく携帯を見るのも怖かったし、SNSなどにこの事件について投稿することもなかった。

普段の私は、とても明るく元気な性格だ。友達もいるし家族との関係も良く、自己肯定感も高いと思う。私の周囲の人も口を揃えてこれに同意するだろう。しかしそんな私でさえ、この事件当時は性格が変わった。「こんな暴言を吐かれるなんて、私が悪いのかも・・・」そんな考えが頭をよぎったのだ。冷静になってみれば、私には何の落ち度もない。ただ求人に応募し、面接に行ったら、面接官の頭がおかしかったという話だ。しかし、アジア人であるという変えようのない事実理由差別されたことで、私の誇りはひどく傷つけられた。この男が狂ってるんだ、そう頭では理解していても、感情はしばらくグチャグチャだった。生まれて初めて、ベッドの上で「死のうかな」なんて想像した。本当に、人生の中で最も傷ついた出来事だった。

この話を増田に書くことで私が伝えたかったのは、ふたつ。

ひとつめは、「人種差別犯罪である」ということ。とくに日本人は、この辺の意識が薄い気がする。これは私たち他者差別してはいけないということだけではなく、「自分他者から差別されたときに怒っていい」ということである。私は迷わず警察通報した。「これぐらいのことで・・・」なんて迷う必要はない。警察はきちんと調書をとり、クリミナルレコードを作ってくれる。とくにヨーロッパでは、この手の犯罪に対し警察は動いてくれる。すぐに逮捕には至らないまでも、記録が残るだけで全く状況は変わる。何より、私は精神的な安心を得ることができた。

今回のケースの場合面接ジェスチャーをされた時点で彼にもっとはっきり否定的な態度を取るべきだったという見方もあるだろう。しかし、相手テリトリーであるオフィス内、しかも体格差のある男性相手だったため、感情的な反応はリスクが高すぎる。脅迫メッセージなども慌てて消してはいけない。あとから証拠として提出できるからだ。とにかく、自力解決しようとせず、警察を頼ってほしい。

警察通報するのが最もおすすめだが、どうしても勇気が出ない場合大学ホットラインなどでもいい。とにかくSOSを出し、怒り、差別主義者たちにNOを突きつけること。

ふたつめは、自分を責めないこと。差別犯罪に巻き込まれとき精神的な負担あなたが思うよりずっと大きい。自分国籍性別セクシュアリティ容姿など、自分で選ぶことのできない部分を攻撃することはとても卑怯だ。激しい悪意を向けられた時、人間の心は深く傷つき、自分を愛することができなくなる。私は警察と話している時、メッセージの内容を反芻して頭が混乱し、支離滅裂言葉説明をした。あまりに動転していたので、私は思わず警察官に「ごめんなさい、この国の言葉が上手くないから、私の言葉がわからないですよね」と謝った。すると警察官は、「何を言っているんだ。あなた語学力はとても素晴らしい。何の問題もなく聞けています私たちは、あなたがどんな被害にあったか理解できているんだからあなた大丈夫」と返してくれた。この言葉を聞いて、それまで一滴も流さなかった涙が堰を切ったように溢れた。

悪いのは差別主義者だ。そのことを決して忘れないでほしい。あなたは悪くない。あなたは美しい。他人に何を言われても、何をされても、あなたの心も身体あなただけのものだ。

私は現在、とても元気に暮らしている。新しい職場にも恵まれた。正直なところ、今も時々あの男の顔を思い出すことはある。しかし、新しい年の訪れとともに、前向きな気持ちで歩き出したい。

2019-12-24

anond:20191224162216

そうかもね

でも実際女児悪戯する保育士居たしイメージあるんだと思う

2019-12-23

理不尽体験

今までの人生理不尽だと思うことはたくさんあった。

小学生の頃椅子引きが流行っていた。

座っていた子が椅子から少しお尻を浮かせている間に椅子を引いて、その子が座ると椅子が無いため尻餅をつくやつ。

私も何度もやられたしみんなお互いに悪戯しあっていた。なので私も友達に同じことをしたらその子が泣いて先生に注意された。みんなやってるのに私だけ。

あとは、クラス男子が私にちょっかいをかけてきたことがあった。あまりにもしつこいので頭を叩いたらその日の帰りの会で名指しで「叩かれて嫌でした」と言われた。

相手が先にやってきたこと、何度辞めてと言っても辞めなかったことを言おうとしたら担任に「いいから謝りなさい」と言われた。

納得がいかなかったが抗えないので謝る。相手ドヤ顔して帰っていった。

イライラしながら帰ろうとしたら担任に呼び止められ「ああいう時は大人になるんだよ」と言われた。まったくもって理解できなかった。あちらにも非があるのに私が悪者になれば全てが丸く収まるから、と意味がわからない。

あとは、給食プリンがてたことがあった。プリン容器は食べ終わったあと、図工か何かで使うため各自洗って窓際で乾かすよう給食前に担任からみんなに言われていた。

私は言いつけを守りしっかり洗って窓際へ置いた。

だが、クラスの誰かが1人だけ洗わずに汚いままベランダに置いた。

それを見つけた担任は少し怒りながら「洗ってないのを置いたのは誰か?すぐに洗ってきなさい」とみんなに呼びかけた。だが誰も出てこず。多分名乗り出たら怒られると思ったのだろう。

先生も頑固なので犯人が名乗り出るまで待った。時間が経っても名乗り出ない。

挙句には「ちゃん自分で洗っておいたなら置いた場所覚えてるよね?」と言い出し、自分が置いた容器を各自取りに行くよう指示した。

みんなどんどん取っていく中、あの洗われていない容器と1人の生徒が残った。だが、その子自分が置いていた容器がなくなっていると言った。

結局帰りの会でこの事件会議が開かれた。

先生犯人を知っているようだがあえて自ら指摘せず、自己申告させたかったらしい。だが、帰りの会が長引くにつれどんどん名乗りにくい雰囲気が出てくる。

10分で終わるのが30分まで伸びた。

途中、習い事をしていた男子が「習い事に遅れる」と声を上げた。

先生は「このあと用事がある人は帰りなさい」と指示した。半分近くが帰った。

その後、カップが空いていた場所教室の奥側の位置だったので前側の人は帰りなさいだとか、先生あなたが洗いに行くところを見たのであなたは帰っていいとかどんどん人がいなくなった。

最終的に残ったのは私含め4人ほど。

それでも犯人は絞れなかったのでお開きとなった。

帰り際先生に呼び止められた。

あなた犯人じゃないことは知ってるよ」

はぁ??????と思った。

じゃあ帰せよ。1時間以上残ったのになんだそれは、と小学二年生の私はイラついていた。

人が少なくなっていく中、自分の無実もはらせず、周りからは「あいつが犯人じゃない?」と陰口を言われたあの惨めな時間。とても辛かった。

結局犯人は日にちが経っても現れなかった。あの容器は見せしめのように教室の前のほうに置かれたままだった。犯人が出るまでこのままですと担任は言い切っていた。

だが、数日後、クラス女子2人が「あのままだと気分辛いから洗いたい」と名乗り出て容器を洗った。

先生はこの行為を大絶賛した。

じゃああの無意味時間はなんだったのか。私が1時間以上も無意味に拘束されたあの帰りの会はなんだったのか。

結局犯人も分からずじまい。嫌な思いをした無実の生徒が数人残っただけだった。

全部小学生の頃の話で全部低学年の頃の記憶小学生の頃は理不尽がたくさんあったな。まだまだあるけど。

2019-12-13

office更新したら幼児期記憶が蘇った

Excelを使っていたら、一部の数式の入力方法が変わっていた。

ググってみると、それだけじゃなくいろんな仕様が変わったらしい。

新しい関数も追加された。

甲斐もなくはしゃいでしまった。

嬉々として同僚に

「ねぇねぇ、知ってた?」

と聞いても

「え、だから何?」

という素っ気ない返事。

がっかりしたと同時に、突如、3歳児くらいの記憶が蘇った。

自分は1歳頃から3歳を半ばまで、超ショートスリーパーで、数時間しか寝ず、昼寝もほとんどせず、ひたすら遊び続ける子で、しか言葉ほとんど覚えなかった。

何年もの間、深夜だろうと数時間ごとに我が子に付き合わされ、しか言葉を覚える気配のない自分に、父と母はどんなに疲れ、悩んだことだろう。

しかけが足りないせいだとか、昼間遊ばせ足りないせいだとか、いろいろ言われ、実行しても、自分は寝なかったし話さなかった。

毎日叱られてばかりで辛かった記憶けがおぼろげに焼き付いてる。

大人の目には悪戯でも、当時の自分にとっては、毎日が新しい発見で、新しい挑戦をせずにいられなかった。

なにをしても叱られることはわかっていても、対照的に0歳児の弟は新しいことならなにをしても褒められるのを目にしていても、身体は抑えられなかった。

話をこの時代に戻そう。

自分にとって、Excelに新機能って、レゴブロックの新しいパーツみたいなものだと思う。

自分は興奮せずにいられなかった。

例え同僚たちは誰一人無関心だとしても。

自分にも一歳になる息子がいる。

自分の時のように、彼も悪戯放題だ。

いくつになっても、その好奇心を忘れないで欲しい。

office更新プログラムだけで気分がハイになれたほうが、きっと幸せ人生だ。

追記

今回の更新マジでマジですごいよ!

2019-12-11

お空の上から選びました・前(短編小説)

「またやっちゃった…」

ヒロコは苛立ちと罪悪感でいっぱいになった胸を抑えて深く溜め息を付いた。

間も無く3歳になる娘のユウが赤くなったあどけない頬をめいっぱい歪ませて泣きじゃくっている。

嫌な周波数の泣き声がヒロコの脳に刺さり容赦なくさぶる。

片付けても片付けてもおもちゃを散らかし、いたずらばかりするユウをきつく叱りつけたのだ。

手をあげる必要などなかったことはわかっている。

同じことを何度繰り返せばいいのか、また抑えきれない怒りを発してしまった。

掌がヒリヒリと痺れている。

我に返った時には遅く、ユウは火が付いたように泣き出した。

それでもヒロコはすぐには動けなかった。

その様子を他人事のように見詰め、抱き寄せる事も出来ず、これを宥めるのも自分仕事かとうんざりし、またそう考えてしま自分が嫌だった。

夫の帰りは今日も遅いのだろう。

激務の為、終電になることがほとんどだ。最後に娘が起きている時間に帰ってきたのはいつの事だったろうか。

日が傾き始めた窓の外に目をやり、逃れられない娘の泣き声と孤独感にヒロコはまた溜め息をついた。

──

「こんなはずじゃなかったのに」

ヒロコはサキの家のリビングクッキーを齧りながら言った。

「イヤイヤ期は大変よね」

サキは応じる。

ヒロコの学生時代の友人だ。

サキの子供はユウの2つ上の男の子で、サキ企業勤めのいわゆるワーママである

ヒロコにとっては気の置けない親友であり、育児の先輩だ。

最近は忙しくて会う機会も減っていたがサキが2人目の出産を間近にして産休に入った為、久しぶりにお茶でもどうかと招待を受けたのだ。

「可愛くない訳じゃないんだけどね、時々イライラが止まらないの。本当にひどいんだよ。なんで何回言ってもわからないんだろう」

自分の家にはない、物珍しいおもちゃの数々に目を輝かせているユウを横目に、ヒロコはまた溜め息をつく。

「片付けは出来ないし、気付いたらすぐ散らかすし、昨日もリビングに水をぶちまけるし、トイレットペーパーは全部出しちゃうし…。毎日毎日片付けに追われてる…!すぐにビービー泣いてうるさくて頭おかしくなりそう。この子、私のこと嫌いなのかなって本気で思う事がある」

愚痴は次から次と溢れ出す。

サキは時折自身体験を交えながらヒロコの言葉にうんうんと耳を傾ける。

ヒロコがアドバイスなどを求めていないことはよくわかっている。

ただただ言葉を吐き出したいだけなのだ

まだ意思の疎通もままならない子供と一日過ごしているだけでどれだけ気力と体力が削られるかサキもよく覚えている。

久しぶりに人と話をしている高揚感と充実感に夢中になるヒロコの気持ちはよくわかった。

「…そろそろ保育園のお迎えに行かないと」

サキカップを置いた。

時間が過ぎるのはあっという間だ。

長居してごめんね」

ヒロコも席を立ち、ユウの散らかしたおもちゃを片付ける。

「帰るよ」

その一言でユウの顔がぷうと膨れた。

「やだ」

ヒロコの目が吊り上がった。

「また始まった…!ワガママ言わないで!!」

「やあぁー!あそぶ!あそぶの!!」

ユウはおもちゃギュッと握りいやいやと首を振る。

「もう時間なの!これ以上いたら迷惑でしょ!」

さなから乱暴おもちゃを取り上げると、ユウはわぁっと泣き声を上げた。

「はぁ…。もううるさい!泣かないでよ!行くよ!」

ヒロコはユウを抱き上げようとしたが、ユウは泣いて暴れ、その手から逃がれようとする。

カァッと目の前が赤くなるような感覚に襲われ、反射的にヒロコの右手にグッと力が入ったが視界にサキの姿が入り、ヒロコは震わせた拳を抑えた。

その分声はヒートアップする。

「泣いたって時間から仕方ないの!暴れないで!」

強引にユウを引き寄せ、そのまま引きずるようにして玄関へ向かう。

「みっともない所見せてごめんね。いつもこんなで…ホントごめん」

辛そうに頭を下げるヒロコにサキは困ったような笑顔を返すと、本棚から一冊の本を取り出してヒロコに渡した。

「ね、良かったらこれ、読んでみて」

──

ヒロコは疲れていた。

「こんなはずじゃなかったのに」

もっと育児って楽しいものだと思ってたのに。

お母さんだからメイクもお洒落ちゃんと出来なくて、髪を振り乱して鬼の形相で子供に怒鳴り、お母さんだから子供の為に我慢ばかりで辛い事ばかり。

ユウの寝顔を見て愛しいと思っても、朝になればまたあの1日が始まると思うと恐怖すら感じた。

の子を産んでいなければ…考えても仕方のないifが頭の中を駆け巡る。

夫は今夜も終電での帰宅になると連絡があった。

めしい。子供の事など考えず、仕事だけしていればいい夫が恨めしかった。

独りの時間はとても長く、虚無で満たされていた。

ふとヒロコはサキに渡された絵本の事を思い出す。

(絵本か…)

本屋へは何度か行ったが子供に何を選べばいいのかわからず、無難そうな物を数冊買ったきりだ。

読み聞かせをしてもユウはすぐに飽きてしま最後まで読み切れた事もなく、読んでいる最中絵本を破かれて怒って以来、開くのをやめた。

サキは何故、絵本なんかを渡して来たのだろう。

から取り出し、表紙を撫ぜた。

『この子は、ママをおこらせるためにいきています

絵本はそんな一文から始まった。

「えぇ…どういうこと?」

口の端に自然と笑みが浮かんだ。

静かなリビングにページをめくる乾いた音が響く。

いたずらで母親を困らせる可愛くない子供が、デフォルメされた絵柄で描かれていた。

(そう、毎日こうよ。嫌になる。この子ユウみたい)

嫌な感情が胸を巡る。

気分が悪くなり、一度は絵本を閉じようかと思った。

しかし、めくるごとにヒロコの手が震えだした。

(あ、このママ…)

絵本の中の母親自分が重なっていく。

(私だ…私がいる…)

『はっきり言って、おこらないママなんかダメだと思う!

あたしがあんたをうんだんだもん!

大好きすぎるからおこるのよ!あんたにはママよりしあわせになってほしいの!!

それがおこるってことなのよ!』

絵本の中のママは涙と鼻水で顔を汚しなから子供に叫んでいた。

ヒロコの目から知らずに涙がこぼれた。

(うん、私、怒りたいんじゃない。ユウが大好き。大好きだから怒ってしまうんだ…!私、間違ってなかったんだ…!)

胸が、身体中がカァッと熱くなった。

堰を切ったようにとめどなく涙が溢れてくる。

ヒロコは絵本を抱き締めて嗚咽を上げた。

ヒロコは昨夜泣き腫らしてむくんだ瞼をこすりながらも、穏やかな気持ちでいた。

今朝も早くからユウは冷蔵庫野菜室に積み木を放り込むいたずらをしていた。

いつものように怒鳴り付けたヒロコだったが、泣いているユウを自然に抱き締める事が出来た。

「あのね、ママはユウが好きだから怒ったんだよ。わかる?ユウの事がどうでもよかったら、怒ったりもしないの。だからユウが悪い事をしたら怒るのよ」

そう。こうやって子供に素直な気持ちを伝えれば良かったのだ。

今はまだ全ては伝わらないかも知れない、けれどきっとわかってくれるはず。

心持ちが違うだけでこんなにも余裕を持っていられるなんて。ヒロコは晴れやかさすら感じていた。

──

もしもしサキ?昨日はありがとう絵本、読んだよ」

追い詰められていた自分気持ち理解し、黙って絵本を渡してくれたサキ感謝を伝えようとヒロコは電話を掛けた。

「何て言うか、助けられた気持ち。私、いっぱいいっぱいだったんだと思う…」

「私もそうだよ」

サキの声は安堵したような響きがあった。

「いい絵本だったでしょう?私も辛いときに読んでるんだ。怒るのは悪いことじゃない、子供の為だって思えると気が楽になるよね」

「うん。ユウにちゃんと向き合えた気がする」

しばらく話を続けたあと、あぁそうだとサキは言った。

「あの絵本を書いた作家さんの講演会が再来週あるんだけど行ってみない?」

講演会?」

そんな堅苦しいのはちょっと…とヒロコは尻込みした。

「ユウも騒ぐしそんな所に連れていけない…」

大丈夫子供連れでも安心して行ける講演会なの。作家さんが子供と遊んでくれたり、絵本読み聞かせをしてくれたりするんだ。親も子供も楽しめていい息抜きになるよ」

本を一冊読んだだけ、どんな人かもわからない絵本作家講演会に3000円も出すのは専業主婦のヒロコにとっては少し高いなと思う金額だった。

だが、子供も沢山来ると言う話だし、ユウにもいい刺激になるかも知れない。

熱心に勧めてくれるサキに押され、せっかくだからと参加を決めた。

講演会と聞いて構えていたが、会場に入って拍子抜けした。

椅子も置かれていないホールブルーシートが敷かれているだけ。

子供大人もその上で体育座りをして待っている。

「なんなの、これ?」

わず口をついて出た言葉サキが拾った。

「知らないとちょっと驚くよね。まぁ座って座って」

サキに促されるまま、ブルーシートの端にそっと腰を降ろした。

キョトキョトと辺りを見回しているユウにサキが声を掛ける。

「ユウちゃん、これから楽しいお兄さんが来て遊んでくれるよ。ご本も読んで貰おうね」

サキの息子ケンタは場馴れしているのか、サキに寄り掛かるようにして静かに座っていた。

ケンタくん、お利口さんだね。ユウとは大違い」

「そんなことないよ。全っ然ダメな子なんだから今日はユウちゃんいるから良い子のフリしてるだけ。もうすぐ赤ちゃんも産まれるんだからもっとお兄ちゃんらしくして貰わないと困っちゃう。ね?ケンタ?…あ、ほら始まるよ!」

それはヒロコが想像していた作家講演会とは全くかけ離れたものだった。

絵本作家と聞いてかなり年配なのだろうと勝手に思っていたヒロコは、40半ばに見える気取らない格好をしたこ男性絵本作家その人であることも驚いた。

作家本人が壇上を降りて子供と触れ合い、子供達が楽しめるように趣向を凝らした様々な遊びが繰り広げられた。

時には大人も一緒に歓声をあげるような賑やかなもので、気付けばユウもキャッキャと声を上げて遊びの輪の中で満面の笑みを浮かべていた。

(凄い…)

今まで自分が知らなかった世界が広がっている。

絵本作家って本当に子供好きなんだね」

そっと囁くとサキ悪戯っぽく笑う。

「この人は特別だよ。こんなに子供の為に自分からやってくれる作家さんなんて聞いたことないもの。生の意見を聞きたいって日本中回って年に何本も講演会開くんだよ。絵本も発売前に講演会読み聞かせして、感想を聞いて手直しするの。凄いでしょ?」

サキ、詳しいね

「前にね、仕事でこの人のイベントに関わった事があって。妥協しないでこだわりを貫く姿勢とか、誰に対してもフランクで、作家なのに偉ぶらない所とか、凄く温かみがあって純粋な人だからファンなっちゃったんだ。しかも、ちょっとかっこいいじゃない?」

作家の事を語るサキの瞳はキラキラと輝いていた。

絵本読み聞かせもなんて上手なんだろう、とヒロコは思った。

子供達は食い入るように作家の手元を見詰め、声を上げて笑っている。

(これがプロ読み聞かせ…!ユウなんて私が読んでも最後まで聞かないのに、こんなに子供の心を掴むなんて。やっぱりプロは違うのね。私もあんな風に感情を込めて読んでみたらいいのかな)

作家は、二冊の本を読み終わり、次が最後読み聞かせだと告げた。

講演会も佳境である

もう終わってしまうのか…と残念な気持ちになるヒロコは気付かないうちにもうこの作家ファンになっているのだ。

新作だと言うそ黄色い表紙の絵本は、作家が渾身の思いを注いで全国のママ達の為に描き上げたのだそうだ。

この明るくて楽しい、優しさに溢れた人が私達ママの為に描いてくれた絵本とは一体どんなものなのだろう。

ヒロコの胸は期待に掻き立てられた。

世界中でママにしたい人はたったひとりでした』

読み上げられた一文にヒロコは頭を殴られたような気がした。

何故子供を産んでしまったのかと後悔が過る事もあった。

周りを見れば大人しい子供もいるのに何故ユウのようないたずらばかりする子だったのかと妬ましい気持ちになることもあった。

子供が親を選んで産まれてきただなんて考えたこともなかったのだ。

作家感情を溢れさせた独特の声音絵本を読み進め、ページを捲っていく。

空の上から下界を覗き、ママになる人を探す沢山の赤ちゃん達。

ひとりぼっちで寂しそうなママを喜ばせたいんだと飛び込んでいく魂。

ヒロコの心は激しく揺さぶられた。

気付けば茫沱たる涙が頬を濡らしていく。

子供は空の上で己の人生を決めてから母の胎内に降りてくる。

母に喜びを与える為に産まれるのだ。

ヒロコは肩を震わせしゃくり上げて泣いた。

その背中を優しくさするサキの頬にも涙が伝う。

そこかしこから鼻をすする音が聞こえる。

作家の声もいつの間にか涙声に変わっていた。

作家を中心に会場の空気が一つになったような感覚をヒロコとサキは味わった。

同じように感じる来場者は他にもいたのではないだろうか。

(自分絵本を読みながら泣くなんて、とても繊細な人なんだ…)

作家自分に寄り添ってくれるような気持ちになり、ヒロコはその涙が温かく感じた。

ママ…?」

ヒロコが泣いている事に気付いたユウが、どうしたの?と母の頬に手を伸ばす。

ヒロコは反射的にその小さな体をギュウと抱き締めた。

「ユウ、ありがとう

何故かはわからない。無性にそう言いたくなった。

「私の為に産まれてきてくれたんだね。ありがとう

講演後に開かれた即売会でヒロコは迷わず黄色い表紙の絵本を買った。

そのまま作家サインが貰えると言う。

感動と感謝を伝えているとまた涙が溢れてきた。

作家はにこにこしながら『ユウひめ、ヒロコひめへ』と言う宛名の下に2人の似顔絵を描いて手渡してくれた。

──

翌日からヒロコはユウに、そのサインの入った絵本積極的読み聞かせた。

講演会で見た絵本作家の姿を脳裏に思い浮かべ、それと同じように読み聞かせをしたのだ。

冗談を言うシーンでユウは笑う。

もう一度ここを読んでとヒロコにせがむ。

こんなこと今まで一度だってなかったのに。

この絵本はまるで魔法のようだと思った。

「ユウもこんな風にお空の上からママを選んだんだって。覚えてる?」

「うん。おじいちゃん

ユウは絵本の中の神様を指差す。

「このおじいちゃんにユウも会ったの?」

「うん」

幾人もの子供たちから聞いた話を元に絵本を描いたとあの作家は言っていた。

本当だ、ユウも産まれる前の記憶を持っているんだ、とヒロコは確信した。

「どこが良くてママを選んだの?」

「うーん…ママかわいい

照れたように小首を傾げながら舌足らずに答えるユウをヒロコはきゅっと抱き締める。

ママ嬉しい~!ユウも可愛いよ!可愛いママを選んだんだからユウが可愛いのも当たり前だよね~!」

ヒロコは幸せ気持ちで満たされていた。

子供からこんなにも愛を貰えると気付かせてくれたこ絵本は、ヒロコにとって正にバイブルとなったのだ。

後半はこちら↓

https://anond.hatelabo.jp/20191211112403

お空の上から選びました・後(短編小説)

講演会からほどなく、サキも無事出産を終えた。

幼児の面会が禁止されている産院だった為、お見舞いに行けなかったヒロコは、サキ退院を心待ちにしていた。

サキ、おめでとう。赤ちゃん見に来たよ」

お祝いを手に、ヒロコはサキの家を訪ねた。

ありがとう。片付いてなくて悪いけど上がって」

サキはほんの少し疲れの見える、けれど元気な笑顔で迎えてくれた。

赤ん坊ベビーベッドの中ですやすやと寝ている。

「わぁ可愛い。ほら、赤ちゃんだよ、ユウ。寝てるからかにね」

「あとで起きたら抱っこしてあげて。ユウちゃんお菓子どうぞ」

サキは客人をテーブル誘導する。

ケンタお菓子食べるでしょ?おいで」

部屋の隅でミニカーを走らせていたケンタにも声を掛けるが、ケンタは小さく首を振るだけだった。

ケンタくん。一緒に食べない?」

ヒロコも声を掛けたがケンタは反応しない。

サキ苦笑いしながらコーヒーの入ったカップをヒロコの前に置いた。

ユウにはリンゴジュースだ。

ヒロコが制する間もなく、ユウはお菓子を口に運んでニコニコしている。

「こら!ちゃんいただきますしてよ!座って!!」

「ユウちゃん、慌てて食べると喉に詰まるよ。沢山あるからゆっくり食べてね。…ケンタの事は気にしないで。赤ちゃん返りしちゃったみたいでね、構って欲しいくせにずっとああやって拗ねてるの。ねー?赤ちゃんケンタちゃーん?」

サキからかうように声を投げるとケンタは口をへの字に曲げてテーブルにお尻を向けた。

「ね?退院してからずっとこう。もうお兄ちゃんになったんだからそんなに甘えられても困るんだよねぇ。私だって赤ちゃんで手一杯なのに。放っておいていいよ。お腹が空いたら勝手に食べるから

そう言ってサキビスケットを口に放り込んだ。

他愛ない話をしていると、赤ん坊が目を覚ました。

ふぇぇ…と新生児独特の小さな、けれども弱々しくはない泣き声が耳に届く。

ユウが反応して振り向いた。

「あかちゃ!ないてう!」

赤ちゃんて泣き声も可愛いね。もうユウなんて泣いてもうるさいだけだもん」

抱っこしていい?とサキ確認して、ヒロコは赤ん坊を抱き上げた。

軽い。

儚いが確かな感触

よしよしとあやすと、直ぐに赤ん坊は泣き止んだ。

「君もママを選んで産まれて来たのかな?」

ヒロコが頬をつつくと赤ん坊はきゅっと目を瞑り、口が緩やかに開いた。

生理的微笑だ。

ヒロコの頬も緩む。

可愛い…。ユウが赤ちゃんの頃なんてもう忘れちゃった」

「じゃあもう1人産めばいいじゃない」

サキがヒロコの脇を小突く。

「欲しいけどこればっかりはね」

ヒロコは苦笑いして上を見上げた。

視線天井よりももっと遠くだ。

「私の事を選んでくれる赤ちゃんいないかな~。降りてきて~!なんちゃって

「今、空から見てるかもよ~」

ヒロコとサキは目を合わせてクスクスと笑う。

その時ケンタがポツリと言った。

赤ちゃんなんて嫌い」

サキが溜め息を吐いた。

「またそんな事言って…。ケンタママが大変なのは見てわかるでしょう?お兄ちゃんらしくして欲しいな。ね?ママを困らせないで」

「まぁまぁ、ケンタくんも寂しいんだよ」

リビングの気まずくなった空気を和ませようとヒロコは明るい声を上げた。

ケンタくん、知ってる?赤ちゃんて、ママを選んで産まれて来るんだよ。きっとこの赤ちゃんケンタくんとケンタくんのママに会いたくて産まれて来たんだよ。ケンタくんだってそうだったでしょう?」

「そんなのしらない」

ケンタはふてくされた顔で横を向いた。

ヒロコはなんとかフォローをしようと言葉を続ける。

「忘れちゃってるだけなんだよ。ケンタくんだって赤ちゃんが産まれることまで空の上でわかってて今のママの所に来たんだよ。ユウはちゃんママを選んで来たって覚えてるもんね?」

ヒロコがユウを振り向くとユウは急に自分に話を向けられた事にきょとんとしていた。

「ユウ、ママを選んで来たの、覚えてるよね?」

ヒロコに重ねて問われ、ユウはやっと頷いた。

「おそらのおじいちゃん

「ええ?ユウちゃん覚えてるの?」

サキが驚きの声を上げた。

「そうなのよ」

ヒロコは秘密告白するかのように声を潜めた。

「あの絵本を読んでたらね、ユウもここにいたって言い出したの。空の上から見てたって…」

サキが感嘆の息を吐いた。

「凄い…。本当に覚えてる子っているのね」

「私も驚いちゃって」

ヒロコも深く頷く。

「いいなぁ。ケンタなんか全然知らないって言うし、さっきもあんな事言うでしょ?この子には産まれる前の事を覚えておいて欲しいなぁ」

サキは腕の中の赤ん坊に目を遣った。

ケンタはそんな会話など聞こえないかのように部屋の隅でまた1人遊びに戻っている。

──

ひとしきり話した後、新生児のいる家に長居しては悪いと、ヒロコは腰を上げた。

「さ、ユウ、行こうか」

辺りに散らかったおもちゃを片付けながら声をかけると、ユウは口をへの字に曲げて手にしたおもちゃに力を込めた。

帰りたくないと言う意思表示だ。

ヒロコはつかつかとユウの側へ寄り、おもちゃを取り上げると箱へ戻す。

「やぁだぁ~!!」

ユウがわぁんと声を上げた瞬間、ヒロコはその頬を迷いなく叩いた。

パチンッと言う乾いた音が響き、ケンタがハッと顔を上げた。

サキも「え…」と声を漏らす。

叩かれた痛みに更に泣き声を大きくするユウをヒロコはぎゅっと抱き上げる。

「ユウ。痛かったよね。ごめんね。でもママの手も痛かったんだよ。ママだって嫌だけどユウがワガママうから仕方なく叩いてるの。わかるよね?ユウも叩かれたくないでしょう?」

ゆっくりと低く、含むように諭すヒロコ。ユウは涙目を開いて、うん、と頷いた。

「わかったね。じゃあ帰ろうか。」

「うん」

ユウが静かになったのを確認してヒロコはサキを振り向いた。

掛ける言葉が見付からず目を泳がせているサキににこりと笑うヒロコ。

「驚かせてごめん。最近は私も我慢しないで正直に怒ることにしてるの。叩くのはよくないけどちゃん理由もあるし、説明すればユウも今みたいわかってくれるから

「そ、そっか。うん、いきなりだからびっくりしたよ…」

ちゃんと愛を持ってやることは子供にも伝わってるんだよってあの作家さんも言ってたか大丈夫

ヒロコの自信に溢れた顔を見て、サキはふっと息を抜いた。

「ヒロコ、変わったね。この前来たときは凄く疲れてたか心配だったけど、ちょっと安心した。しっかり考えて育児出来てるの偉いよ!私も頑張らないとって思った」

「色々ありがとうね。サキが話聞いてくれたおかげだよ。また辛いときは頼っていい?」

サキは「もちろん」と応じた。

ヒロコはユウの手をギュッと握り、その暖かさを噛み締めながら帰路に着いた。

──

それから数ヶ月、目に見えてユウのイタズラは減っていた。

いや、ヒロコの意識が変わった事でイタズラが以前ほど気にならなくなったのかも知れない。

自分は背負い過ぎていたのだと気付いて、ユウへの接し方を変えてから育児がうまくいっていると感じていた。

ヒロコがそんな物思いに耽っていると洗面所の方から不穏な物音が聞こえた。

ふと見るとさっきまで目の前にいたはずのユウの姿が消えている。

ヒロコは溜め息を吐きながら洗面所へと向かった。

そこで目にした光景を見てヒロコはもう一度深く溜め息を吐く

一体何をどうしたのか、ユウは洗面台の前に出来た水溜まりにびしょ濡れで座り込んでいたのだ。

「ユウは本当に悪い子だね…」

ヒロコが声を掛けるとユウはびくりと体を震わせた。

ヒロコは躊躇いなくその頬に手をあげる。

ヒィン…と小さな声を漏らしたユウの瞳から涙がポロポロと零れた。

「ユウはママに叩かれたくて生まれてきたのかな。ユウのせいでママの手が痛くなっちゃった

ママ…ごめんしゃい…」

か細い声でしゃくりあげながらユウはヒロコを見上げる。

ヒロコはため息を吐いてユウの前にしゃがみこんだ。

ママは、ユウがママを選んでくれた事、本当に嬉しいんだよ。だからがっかりさせないで。ちゃんママの事喜ばせてっていつも言ってるでしょう?」

ヒロコが諭すように言うとユウはこくりと頷いた。

ほら、怒鳴る必要なんかない。心で話せば子供に伝わるんだ、とヒロコは実感していた。

「ユウはママの事嫌いなの?」

「すき…ママのこと、すき…」

ユウは絞り上げるように言葉を紡ぐ。

ヒロコはにっこりと微笑んだ。

「よかった。ママもユウが大好きよ。じゃあ一緒にお片付けしようか」

ヒロコはユウの肩を抱き寄せた。

手が触れる瞬間、ユウの体が硬直したように感じたのは水に濡れた寒さからだろう。

ヒロコはいそいそとユウの着替えを用意した。

このくらいの悪戯なんて何でもない。子供のしたことをいちいち怒鳴っても仕方無いんだから

ヒロコは余裕を持ってそう思える自分に満足していた。

子供に愛され、子供を愛する事はなんて素晴らしいんだろうと満ち足りていた。

ヒロコは幸せだった。

「ユウ、ママの為に産まれて来てくれて、ありがとう

~完~

前半はこちら↓

https://anond.hatelabo.jp/20191211112447

2019-11-15

ガチアクションガチRPG系のエロゲを遊ぶ気持ちが分からない

ストーリー系のエロゲ理解できるんだよ。

エロシーンのやたら長いフランス映画茶番パートがやたら長いAV中間地点に存在する作品としてこの世にあるのが。

エロメインで悪戯痴女行為プレイヤー操作が関与することで臨場感を上げるタイプゲームもそういうプレイとして理解が出来る。

でもがっつり作り込まれアクションゲーム普通のPRGにエロ要素があるとかのはちょっと理解できないなあ。

別々でよくない?

アクションゲームは最高に面白いアクションゲームを遊んで、エロエロで楽しむほうがいいじゃん。

なんで一緒くたにする必要があるんだ?

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