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2022-05-27

華族なんて明治期にでっち上げたいんちき制度なのに

伝統も何もないんだよ。

大正期なら出来てから50年程度、前代未聞という程の歴史がない。

2022-05-26

明治期だと上級国民が意外と40代とかで死んでいる

新見正興(「りょう」の父)

1822年生まれ1860年(38歳)、万延元年遣米使節の正使として渡米。

ワシントンでは大統領ジェームズ・ブキャナンに謁見し、国務長官ルイスカス批准書を交換。

正興は正妻との間に娘が3人いたが、48歳で正興が病没。

長女は北海道に嫁ぎ、二女と三女は芸者として売られた。

正興は「陰間侍」とあだ名されるほどの美男であったため、

芸者となった二人の娘も非常に美しく、芸者の中でも際立っていたという。

1860年に渡米するレベル上級国民なのに、娘が芸者として売られたことに驚く。

二女と三女の正式な縁談をまとめるまでの、繋ぎの金すら無かったのか?

 

柳原前光(「りょう」を買った伯爵

1850年まれ伯爵柳原家第22代当主

芸者となっていた新見正興の三女・りょうを落籍し、柳原本邸近くの家を与えた。

りょうは18歳で女児を一人出産し、21歳で死亡した。

女児は前光の正妻である初子が引き取った。この女児が、後の柳原白蓮である

柳原前光は44歳で死亡した。明治期までは上級国民ですら短命である

 

柳原愛子(明治天皇の妾、大正天皇の母)

1855年まれ柳原前光の妹である

明治天皇の宮人となって3人の子を産んだが、1人だけしか成人できなかった。

当時の日本は、上級保育を行っても三分の二が死んでしまレベル医療だったのだなとしみじみする。

そのたった1人が、大正天皇となる。

 

柳原白蓮(「白蓮事件」の当事者

1885年まれ柳原前光りょうの娘である

兄に命じられて7歳年上の北小路資武と結婚して離婚

兄に命じられて25歳年上の伊藤伝右衛門再婚して離婚

白蓮事件」を起こし7歳年下の宮崎龍介駆け落ちして再再婚し、81歳で死ぬまで添い遂げた。

 

宮崎龍介(白蓮の夫)

1892年まれインテリ平民

革命運動に打ち込んで家庭を顧みない父親と、石灰販売などで必死で働いて家計を支える母親の元に育つ。

第一高等学校現在東京大学教養学部前身となった旧制高等学校から東京帝国大学現在東京大学)に進学。

帝大生のまま機関誌解放』の編集者として活動中、同誌の執筆者である人妻柳原白蓮と出会い、白蓮は龍介の子妊娠する。

白蓮事件を経て白蓮と夫婦になり、帝大を卒業し、弁護士になるが、結核発症して自宅療養となる。

龍介が動けなかった3年間は白蓮が大黒柱となり、文筆業で家計を支えた。

白蓮との間に一男一女をもうけた。白蓮が81歳で死ぬのを見送り、78歳で病没した。

 

柳原義光(妹と娘と自分自身セックススキャンダルの爆心地となった伯爵

1876年まれ柳原前光正妻柳原初子の息子である

まり柳原白蓮の異母兄である

1894年、父の死去により18歳で伯爵家を継ぐ。

1904年28歳で貴族院伯爵議員となる。

1921年、義光45歳のとき、当時36歳の白蓮が「白蓮事件」を起こした。

皇室権威を守るため義光の速やかな議員辞職が求められたが、義光は議員の座にしがみつき

「辞めてやるから金をくれ」「先帝に畑を提供した」などの数々の暴言を吐いた。

柳原白蓮と宮崎龍介結婚妨害するため、白蓮を監禁した。

貴族院議員を引責辞職後、日本教育生命保険大正生命保険社長になるが、

負債を累積させて逆に運転資金を捻出する羽目になり、昭和の始め頃には麻布桜田町の本邸を売却した。

1933年9月男色相手であった新派の元役者の男に手切れ金を脅し取られたことが新聞に載った。

 

柳原徳子(ダンスホール姦通「不良華族事件」の当事者

柳原義光の娘。

1921年、22歳のときに36歳の吉井勇結婚するが、

1933年11月13日赤坂溜池フロリダダンスホール主任教師

姦通罪で検挙された「不良華族事件」の首謀者となった。

イケメンヤリチンダンサー華族家の既婚女性と次々に姦通しており、

徳子もダンスホール教師に恋をして姦通していたことで警視庁の取り調べを受けた。

徳子は刑事罰を受けなかったものの、宮内省事件関係した華族処分する意向で、

1933年12月17日には徳子の夫の吉井勇隠居した。

その後、徳子は勇と別居し、離婚した。

 

北小路資武

1878年まれ子爵

知的障害があるが、子爵なので許嫁がいて、柳原白蓮と結婚した。

柳原白蓮が息子を一人産んだあとに逃亡。そのまま離婚となる。

1933年恐喝事件を起こして検挙された。

 

北小路功光

1901年まれ子爵北小路資武と柳原白蓮の息子である

4度の結婚離婚を繰り返した。

 

華族制度は、1947年撤廃された。

2022-05-23

世界トヨタはかつて食器作りをしていた

トヨタ自動車日本で有名な自動車メーカーであることは言うまでもないことだが、その前身食器メーカーであったことはあまり知られていない。

豊田市愛知県北部位置しており、瀬戸市岐阜県多治見市と隣接している。

瀬戸市日本六古窯の一つである瀬戸焼で有名であり、東日本では陶磁器全般瀬戸物と呼ぶほどに広く流通していた。

多治見市もまた陶磁器名産地であり、アニメ化もされた「やくならマグカップも」の舞台と言えば説明が早いだろう。

豊田市瀬戸市を中心とした猿投地区古代から窯業が盛んであり、日本の三大古窯の一つである猿投窯跡群を形成していた。

今でこそ豊田市に窯業のイメージはあまりないが、トヨタ自動車製造事業化する以前は、瀬戸市多治見市と同じく窯業を主産業とする町であった。

窯業は縄文時代縄文土器から存在する生活に不可欠な産業で、時代と共に需要は大きくなっていき、明治維新によってさらに窯業製品需要は大きくなる。

西洋建築の勃興による煉瓦(れんが)の需要石油製品化学薬品を保存する甕(かめ)の需要送電線を支える碍子(がいし)の需要である

しかしながら、瀬戸焼はこうした需要に応えることはできなかった。

愛知県内で、最新の窯業技術産業を担ったのは常滑焼だった。

常滑焼もまた日本六古窯の一つだが、愛知県知多半島位置する常滑市伊勢湾に面しているので、海運で日本各地の需要を支えることができたからだ。

一方で、瀬戸常滑に対抗しようと流通力を強化するために鉄道を敷設したが(後の名鉄瀬戸線)時すでに遅く、近代産業から撤退して食器作りを中心とした伝統産業へと回帰していった。

常滑では明治時代伊奈製陶が創業して、INAXLIXIL企業名を変えながら国内の窯業で高いシェアを誇っている。

トイレや洗面器ではTOTOに次いで国内シェア2位で、タイルについては国内どころか世界で1位のシェアである

一方で瀬戸からはそのような大企業は生まれていないことから愛知県内の窯業で近代産業を担ったのは常滑ということが理解できるだろう。

ここでようやくトヨタの話になるが、明治時代豊田市存在しておらず、その前身である挙母町でも近代産業を支えるほどの陶磁器製品生産することはなかった。

そんな時代に、豊田佐吉挙母町で陶工長男として生まれた。

佐吉小学校卒業後に家業食器作りの修行をするが、父が伝統製法固執して経営が伸び悩んでいることに苦心していた。

18歳のころ、家業を立て直す唯一の道は最新技術を学ぶことと考え、東京方面出奔する。

その折で、東京上野で開催していた内国勧業博覧会を何度も見て、最新の窯業技術を目に焼き付けた。

そして東京から帰郷し、当時最新鋭の台車トンネル窯を製造した。

それ以前の窯は、製品を人力で運び入れてから予熱・焼成・冷却の全工程を何日もかけて行った後に、人力で運び出す必要のある代物だった。

種類にもよるが陶磁器焼成に1000~1400℃まで加温する必要がある一方で、人力で搬出入する際はもちろん窯の中に入れる温度まで下げなければならない。

これでは、温度の大幅な上下必要なので時間がかかるだけでなく熱効率も悪い。

一方で台車トンネル窯なら、製品を乗せた台車をレールに沿って動かすので、人が窯の中に入って搬入出する必要はない。

窯は温度分布のついたトンネル状の部屋になっており、台車トンネルを進行することで自動的かつ連続的に予熱・焼成・冷却ができるので、温度管理も簡易だ。

この台車トンネル窯により食器自動的大量生産できるようになったので、佐吉豊田自動食器株式会社設立することとなった。

会社設立後の経営右肩上がりだったそうだが、明治から大正へと年号が変わる頃には製品輸送に悩まされることになった。

歴史的挙母町の物資輸送矢作川の船運が担っており、豊田自動食器食器工場製造した食器類も例外ではなかった。

しかし、知多半島方面への用水供給目的とした愛知用水の開発により、矢作川の水量が減り船運が困難になった。

食器生産量は増える一方で矢作川の船便は縮小していき、代替としての馬車や人力車輸送にも限界があった。

それでも、当時は三河鉄道の敷設中であり(後の名鉄三河線)、開通によって挙母から国鉄刈谷駅鉄道輸送可能となるのは決まっていた。

しかし、それまで待ちきれない佐吉の息子の喜一郎は、自動車を独自製造して食器自動輸送することを考えた。

喜一郎は食器販売の滞りで需要の無くなった台車トンネル窯を分解して自動車部品にした。

そして、窯の燃焼ガスを動力台車運転する機構を応用して、台車に燃焼機関を乗せることで自動車の製造成功した。

さらに、食器自動輸送するだけでなく、自動車を製造販売することにも思い至った。

それだけでなく、喜一郎は将来自動車が大量生産されることを予測して、食器台車に乗せて連続的に生産するように、自動車も台車に乗せて連続的に生産する仕組みを考案した。

これが現在自動生産で主流となっている、ライン生産方式である

このようにして豊田自動食器に設けた自動製作部門分離独立したのが現在トヨタ自動車株式会社であることは、もはや説明するまでも無いだろう。

なお、食器工場第二次世界大戦空襲によって焼失し、喜一郎の経営判断により食器製造部門は切り捨てて自動生産へと舵を切ったので、豊田自動食器株式会社現存していない。

話は少しそれるが、トヨタ自動車前身豊田自動織機である、という誤記ネット上でよく見かける。

もちろん正しくは豊田自動食器なのだが、「食器」と「織機」で読みが同じなので誤変換してしまうのだろう。

それだけならまだいいが、トヨタミシン製造していたというヨタ話(トヨタだけに)も一緒に流布していることもある。

豊田市挙母町)で窯業が盛んだったことは地理的にも考古学上でも明らかなのに、なぜそのような勘違いをしてしまうのだろうか。

仮にトヨタミシン製造していたとして、それがどう自動車製造に繋がるのか、理解に苦しむばかりである

2022-05-21

石川県瀬越村は加賀橋立とともに『日本一富豪村』と称された

広海二三郎は明治大正、船会社成功し、全国の様々な事業を買収し、鉱山経営商社、はては海上保険の創設

その末に昭和豊田商事広海太郎がいるというのは、その家にとって汚名なのか勲章なのか判別しかねる

2022-05-19

anond:20220518194652

うちの死んだばあちゃん大正まれで、氷川きよしファンだったわ。

水前寺清子とか細川たかしとか、あと都はるみ。ああいう、あんまり夜っぽさがない元気のいい演歌とか民謡が好きだったと思う。

女性服はなぜ露出が増えて、なぜ露出が減ったのか

これ研究しがいありそうだよね

時代によってバラバラなのが面白い

大正昭和露出少なくて

江戸時代露出が多くて

平安時代露出が少なくて(ただし上流のみ)

 

あとなんだっけ

平安時代から江戸時代の間はよくわからん

海外時代バラバラだよね

野糞してる時もあるし混浴な時もあるし

 

イスラム教露出少ないのはこの前Youtube解説見て面白かった

これかな、俗説

https://youtu.be/UxCKOeYQtCE

2022-05-14

両親の漫画蔵書が恐らく1万冊ぐらいの息子が昭和最強漫画TOP30選んだ

両親は共に49歳。書籍書庫漫画だけの書庫が1部屋ずつあるぐらいの本好き。

子どものころから姉と漫画書庫に入り浸って片っ端から読んだ。

その中から昭和漫画面白かった記憶のある作品を30作並べた。

あくまで両親の蔵書からしか選んでいない(はず)。許せ。

作者が重複しないようにしたので、純粋な「最強順」ではない。

あと、30作並べた段階で、本当に昭和作品なのかを確認したところ、完結が平成にかかっていたとか、よく考えてみればまだ連載中だったとかいった作品が4つあったので、昭和で完結した作品を4つ足して計34タイトルになった。許せ。

最初は父と母のどちらの蔵書かも書いていたのだけど、ごちゃごちゃするので省いた。

要はhttps://anond.hatelabo.jp/20220510105802の便乗だが、記憶をたどり、本当に昭和作品かを確認するのにえらく時間がかかった。

34 はいからさんが通る大和和紀

33 銭ゲバジョージ秋山

32 きまぐれオレンジ☆ロードまつもと泉

31 赤色エレジー林静一

30 闇のパープル・アイ(篠原千絵

29 地球へ…竹宮惠子

28 綿の国星大島弓子

27 ガクエ情報部H.I.P.(富沢順

26 あどりぶシネ倶楽部細野不二彦

(25 ハロー張りネズミ)(弘兼憲史

24 キスより簡単石坂啓

23 エリア88新谷かおる

22 はっぽうやぶれ(かわぐちかいじ

21 荒野ペンギン森下裕美

20 百日紅杉浦日向子

19 僕の唄は君の歌(柴門ふみ

18 ヤヌスの鏡宮脇明子)

17 絶対安全剃刀(高野文子

16 究極超人あ~るゆうきまさみ

15 あしたのジョーちばてつや

(14 ガラスの仮面)(美内すずえ

13 吉田さん危機一発(とり・みき

12 エリート狂走曲(弓月光

11 デビルマン永井豪

10 ポーの一族萩尾望都

(9 ドラえもん)(藤子・F・不二雄

8 アドルフに告ぐ手塚治虫

7 スローニン(吉田聡)

(6 パタリロ!)(魔夜峰央

5 翔んだカップル柳沢きみお

4 すすめ!!パイレーツ江口寿史

3 マカロニほうれん荘鴨川つばめ

2 キャプテンちばあきお

1 はみだしっ子三原順

作者しばりで入れなかったもの

・新オバケのQ太郎藤子不二雄

火の鳥手塚治虫

プレイボールちばあきお

11人いる!(萩尾望都

・愛のさかあがり(とり・みき

マンチャラ小日向くん(石坂啓

ほかの理由で入れなかったもの

大正麻雀浪漫 あさすずめ(木村直巳

作者のウェブサイトが見つかったのだけど、どうやら連載は昭和のうちに終わったものの、単行本平成になってから出たらしいので除外した。

http://naomipro.com/manga-archive/asasuzume/

・金と銀のカノン宮脇明子)

父と母が付き合ったきっかけがこの漫画って聞いた。確かにめちゃくちゃ面白いんだけど(実はヤヌスの鏡よりも好き)、こっぱずかしいので除外した。

追記

元ネタに合わせて1万冊のままにしたけれど、たぶん1万冊まではない。

追記2】

d2030 両親共末っ子かな。50後半ならわかるんだが、ラインナップがやや古いような。

その通りで、両親とも末っ子末っ子長男末っ子長女)。

dmekaricomposite (前略)金と銀のカノンのなれそめ詳細希望

父と母は高校同級生

父が母におすすめ少女漫画を尋ねて、母が「金と銀のカノン」を貸したらドはまりして、それから本の貸し借りを頻繁にするようになったらしい。

2022-05-13

世界が良くなれば出生率が上がる」みたいなノリ

さすがに無理があるやろ…ってなる

昔と比べて、世界って悪くなってんの?

大正とか昭和と比べて世界が悪くなったか出生率が下がってんですかね?

違うじゃん

みんな別に作りたくないんだ子供なんて

あるいは作りたいかもしれないけど、そこまでプライオリティが高くない

どうでもいいんだよ

ガキより自分大事に決まってんじゃんね

まずそこに目を向けるべきなのではないか

2022-05-08

令和4年=平成34年=昭和97年

そりゃ大正明治まれの人なんて今ほとんどいないわけだわ💦

2022-04-18

オートミールって大正昭和初期に流行ってたよねたぶん

死んだ曾祖父さんがいつも朝はオートミールだったし昭和天皇も食べてたらしいし

2022-04-16

もう昭和の話って大正の話してるようなもんなんだなあ

2022-04-12

anond:20220412182156

じゃあなんで大正の日、平成の日、令和の日がないんだよ!

愛国心が湧いてこねえじゃねえか!

2022-04-09

anond:20220409092643

エロ表現ガッツリ規制されてた大正明治農村ではかえって性モラル崩壊してたんやで

犯罪史、文化史を調べればボロボロ出てくる

あと表現の影響力って言うけどお前生まれてこのかた誰から善悪判断教育してもらってないの?

普通の人は家庭でも小学校でも中学校でも高校でも社会に出た後でも善悪教育をされてて、いろんな表現を見ても悪いことはしないようにするんだけどお前はするの?

影響されたって数字ドヤ顔で出してるけど実際に行動に移したかどうかも示さないとフェミニストと同じで自説に都合いいとこだけ摘んでるようにしか見えないぞ

2022-04-07

anond:20220407140021

まあ二重がモテるのは欧米コンプレックスだろうね。

明治維新後、欧米に男女混浴野蛮人としてメチャクチャ馬鹿にされて、

馬鹿にされないように男湯女湯に分けるとかもすぐやってるし。

欧風建築物とかも明治大正期に大量に建ててるよね。馬鹿にされないように。

一重のツリ目いじりとかも欧米白人主義者にやられて、

馬鹿にされないように必死に二重整形してるよね。

欧米人に馬鹿にされるまで一重のほうが美人扱いだったんだけどね。

2022-04-01

anond:20220401002119

女なら綺羅びやかな社交界に憧れるのもわかるけど、男で20世紀初頭の英米とか明治大正日本に憧れてると「男ってだけで高下駄履かせてもらって威張れる時代を生きて、絶対に逆らわず絶対浮気しない女(女が不倫したら社会から抹殺)に傅かれたい」って聞こえる。増田が男か女か知らないけど。アメリカでいう黒人日本でいう女性で考えると、アメリカにおける白人日本の男って「抑圧されてる者の立場に立つこと」が絶望的にできないよね。

2022-03-29

anond:20220329134712

バブル期とかもわりと「デモシカ教師はいたと聞いたけどなあ

まあ明治大正のそれとはレベルが違うと言わればそれまでだけど。

なんぼなんでも免許は持ってるわけだし。

anond:20220329134453

「何も出来ないダメ人間なので教師になった」、ってもう明治とか大正なんだよな。

2022-03-25

最近読んだBLと非BLとがんばって読んだ耽美

海辺エトランゼ』(紀伊カンナ

あらすじ

 小説家志望の駿は、沖縄離島で親戚のおばさんの営む宿に間借りして住み三年になる。彼は、毎日独りで海を見つめている男子高校生が気になって仕方がない。男子高校生の実央(みお)は孤児で、いまはよその家に世話になっているというが、その家には帰りたくなくて海を眺めて時間を潰しているらしい。

 駿は実央に一目で惹かれてしまったのだが、実央は駿が自分憐れみの目でみないところに惹かれていた。

 だが、実央は本島の施設に移り、そのままほぼ音信が途絶えてしまった。ところが三年後、大人になった実央は駿のもとに帰ってきたのだった。

増田感想

 以前、続編の『春風のエトランゼ』を前提がよくわからないままなんのこっちゃと思いつつ読んだけど、こういう話だったのか。なるほどねー。

 『春風の―』を読んだ時にも思ったが実央が攻めで駿が受けなのが意外だ。でも、商業BLでは年下攻めというのは案外多いらしい。攻めが未成年場合はとくに。

 絵が隅々まで綺麗でいいけど、絵に誤魔化されている感があるというか、素敵なシーンばかり見せられている感があるというか。ゲイの苦悩葛藤がなんか取って着けたように見えて仕方がない……。実央の「ノンケだけど駿のこと好きになっちゃったから大丈夫!」っていう能天気さが、ファンタスティック過ぎて私は着いていけないのかもしれない。

 それに、北海道出身という設定の駿が家の為にゴリゴリに古風な祝言上げるところだったとか、元婚約者桜子さんの大正浪漫昭和レトロ中間的なお嬢様ぶりなところとかなー。北海道ってそんな旧態依然としたお土地柄なの? そうとは聞いたこと全くないのだが。結婚式は会費制くらいのことしか知らんけれども(そのさばさばした印象がつよいのか)。

 個人的にはあまりハマれないなこれ。絵は綺麗でかわいいけど。(だがむしろ作者は百合の方が描きたいのでは? というくらいに脇役がめたくそ百合百合していた。メインのBLが霞むくらいに。そこもハマれない原因のひとつかもしれない)

 今ならシーモアで丸々0円で読めるよ!


『鳩の栖』(長野まゆみ

概要

 短編集。男子中学生たちを主人公にした、耽美レトロ物語。ちなみに、『紺碧』と『紺一点』は単行本『紺極まる』に続いている。

増田感想

 長野まゆみ先生持ちネタが詰まっている。水琴窟とかバードベルとか義兄に恋しちゃう義弟とか。同じネタを使って毎度似ているようで違う話を作り出すのすごい。ストーリーの内容がどうとかいうよりも、物語バリエーション文章構成の素晴しさに感動してしまった。

『栗樹ーーカスタネア』の冒頭に、

瓜はめば子等思ほゆ栗はめば況して偲はゆ

と、山上憶良長歌の出だし部分が引用されているのを見て、『左近の桜』の『瓜喰めば』の章を思い出したので、再読してみた。↓

左近の桜』(長野まゆみ)の第5章『瓜喰めば』とついでに第4章『骨箱』を再読。

左近の桜』のあらすじ。

 主人公の桜蔵(さくら)は、男と男の忍び逢う宿〈左近〉の長男高校2年生。彼はゴシックな体質を持っている。というのは、彼はこの世ならざる者を拾い、交わることで相手成仏させてしまうようなのだ。そんな彼のことを、父の柾(まさき)や〈左近〉の常連客の浜尾は〈女〉と呼んでからかう。桜蔵は年上の女ともだちがいて男には一切興味がないので、〈女〉呼ばわりは不本意だと憤るのだった。

 これは桜蔵がこの世ならざる者達に引かれ、此岸彼岸の境目を彷徨う、妖しくで耽美短編連作集。

『瓜喰めば』のあらすじ。

 夏休み、父の柾に連れられて弟の千菊(ちあき)と共に池畔の別荘地にやって来た桜蔵。父との夏休み満喫する千菊。一方、桜蔵は柾に雇われ高額のバイト代目当てに雑用をこなす

 柾と千菊が出かけている間、バンガロー掃除に勤しむ桜蔵。彼の前に不器用西瓜を売り歩く男が現れて……。

増田感想

瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ 

いづくより来りしものそ目交にもとなかかりて安眠しなさぬ

銀も金も玉も何せむに優れる宝子にしかめやも

 山上憶良長歌とその返歌だ。

 章のタイトルにこの歌を冠した通りに、柾が息子を可愛がる話なのだが、ただし柾がかまう相手は実子の千菊ばかりだ。柾の実子ではない桜蔵は柾から息子を息子とも思わぬような扱いをされているが、桜蔵も柾とは血縁関係のないことをわきまえ雑用アルバイトに徹している。……という、そのわきまえっぷりが地の文に長々~と書かれているんだけど、これだけわきまえてますから! とばかりに書かれると、負け惜しみに読めるw 桜蔵が実際に弟にやきもちを焼いて当たったり父に文句を言うような場面は、シリーズ中に一度も出てこないのだが。

 桜蔵にとっては柾は単なる父親というよりは父性あるいは大人の男という概念が具現化したような存在であって、血の繋りがない事なんて大した問題ではないらしい。だが、血の繋りがないだけに、父性への憧れがなんかこう、恋心めいているように見える。

 この章でもまた、桜蔵はこの世ならざる者に魂を抜かれて危うく死にかけたが、彼は窮地を柾によって救われたのか、桜蔵の欲求がそんな幻覚を見せただけのかは曖昧だ。

「(死人に)喰われたくなかったら、蛙のふりでもしてろ」

 と桜蔵に言う柾。これは、

人来たら蛙となれよ冷やし瓜

 という、小林一茶俳句から引用。これを私は、さすが風流なことを言いますなぁ、くらいにしかずっと思っていなかったのだが、今回再読して思った。瓜にそんな事を言い聞かせるのって何故? →自分が食いたいからに決まってるじゃん。

誰かが来たら蛙のふりでもしてろ。あとで私が食ってやるからさ(^_-)

 え、そういう!? そういう意味だったのかぁーーー!?!?

 激しく萌え散らかした。(だが、送られた当の桜蔵がそういう意味で受け取りときめいたかキモがったか、あるいは意味わからんと首を傾げたかは謎のまま、物語は終わってしまった)

 後に、何章だったかで柾は選ぶ権利は〈男〉ではなく〈女〉にある(柾ほどの男でも〈女〉から選ばれなかったこともある)と言う場面が確かあった。選ぶ権利は〈女〉である桜蔵にあるからといって、俳句なぞ送ってアッピールしたろというのが柾の魂胆なのか、単に桜蔵をからかっただけなのかは不明だが、個人的には前者に賭けたい。

次はついでに読んだ第4章『骨箱』。

『骨箱』あらすじ。

 第3章にて謎の男の手により背中一面に蝶を転写されてしまった桜蔵だが、いまだに蝶を消すことが出来ないでいる。学期末となり秋の修学旅行費用を支払わなくてはならないので、桜蔵は背中の診察もかねて柾の診療所を訪れる。旅費を出すことを二つ返事で了承した柾が桜蔵に手渡したのは、現金ではなく〈骨箱〉という銘の徳利と手書き地図。柾は桜蔵に、〈骨箱〉を質屋〈八疋〉に売って金を工面しろと命じる。桜蔵は地図を頼りに〈八疋〉を探すが、たどり着いたのは「望月」と表札のある民家で……。

増田感想、というより反省

 この章に登場するチャラ男幽霊は桜生(さくらお)じゃないか。桜生かもしれないと思ってはいたが、かもしれないじゃなくて明らかに桜生だった。なんでそんな事も読み取れなかったの過去の私……。

 桜生とは、桜蔵の戸籍上の伯父であり、過去に柾と付き合っていた人でもある。『左近の桜』の続編『咲くや、この花 左近の桜』で初めて名前が登場する(その時は高校生時代容姿で桜蔵の目の前に現れる)。柾がちょっとひねくれた男を好んで愛人にしがちだということが他の章で書かれていたが、桜生もまたちょっと、いやかなり癖のある人物だ。後に、桜生に男を寝とられた〈女〉(生物学的には男性)が、桜生への報復として柾を寝とり返すというエピソードがあったりするくらい。

 桜生のもとへ桜蔵は柾から預かった「桜生の形見の品」を持って訪ねて行くことになったので、桜蔵は柾の差金で桜生と出会わされたと読んでもいいのだろうか。

 なんの為に桜生に会わなければならないのか? 単に修学旅行費を稼ぐためばかりじゃなくて、桜蔵の背中に転写された蝶を消してもらうためだろう。

 桜蔵が桜生のもとを訪ねたとき望月家の界隈では水神祭が催されていた。また、望月家の庭には水神井戸がある。『左近の桜』シリーズに登場する〈男〉と〈女〉が水神に関する何かだというのは『その花の名を知らず 左近の桜』で書かれていたので、水神祭の日に桜生が現れるのは偶々ではなさそう。

 ということに気づかず読み流していた私の読解力やばすぎ。もっと落ち着いて丁寧に本を読もう、と反省。これまでの人生で読んで来たその他の本も大いに誤読してたり理解してなかったりしそうだから、あとで再読してみようと思った。

 桜蔵は桜生と出会言葉を交わしてそれ以上のこともするが、桜生のほんとうの相手である柾は桜生を見ることも出来ないらしいというのが、切なくていい。

長野まゆみ偏愛耽美作品集』より『狐』(泉鏡花

概要

 浮気者若旦那とその新妻の両方を狐が美女美少年に化けてだます話。


増田感想

 泉鏡花文章って私にとっては古文範疇なのだが、古文というほどに現代語とかけ離れてはいないせいで現代語訳がないので、調べながら読むのが難しい。だからとても苦手。それで、『長野まゆみ偏愛耽美作品集』のページをめくる手は『狐』のとこで数週間止まっていたのだが、せっかく買ったものを積んでおくのもなんだから、頑張って読んださ。七ページしかなくてよかった。『海神別荘』みたいにくっそ長かったら辛かったから短くてよかった。

 ちなみに、『海神別荘』を辛い辛いおめきながら読んだのは、『シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸)のなかで語られるおとぎ話元ネタがそれだったから。あーなるほどと思った。

 『狐』に話を戻すけど、耽美からすごいというよりはオチ面白い話だった。




その他に『僕らの地球の歩き方』(ソライモネ)も読んだけど、これはあとで気が向いたら感想を書こう。Kindleプライム0円で読めるよ!

2022-03-21

anond:20220320193433

実際そうなったら戦うんじゃない

大正の頃の日本とか

軍人電車乗ってたら 給料どろぼう~とか言われて

バカにされてたらしいからな

2022-03-16

anond:20220316193111

まあ江戸大正なみの子沢山を期待するなら欠乏や不安必要かもしれないがな

身売り制度にして公的援助の代わりを男の主観に委ねるのは制度破綻してるから合理性がない

既婚男が女を援助することを期待してるんだろ?個人主観に任せるような迂遠なことをせず最初から平等になるように調整しつつ子持ちにお金を配って優遇措置を手厚くするので十分

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