はてなキーワード: ミラージュとは
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屋根裏を整理してたら古いパソコン(といっても2006年頃)が出てきたのでブラウザの検索履歴をサルベージしてみた。
当時自分が何にハマっていたのか思い出されていろいろ懐かしい…
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セーラー戦士が全員ブルマーだったら、アニメ史を変えていたと思うね
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そうです。あのコが僕の畏敬する天使様なのです
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acknowledge アクノレッジ
adage アディッジ
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afterimage アフタリミッジ
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appanage アパニッジ
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assemblage アセンブレッジ
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beige ベイジ
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blunge ブランジ
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centrifuge セントゥリフィウジ
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cribbage クリベッジ
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disgorge ディスゴージ
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dodge ドッジ
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drudge ドゥラッジ
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emerge エマージ
engorge インゴージ
enlarge エンラージ
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exchange エクスチェインジ
expressage エクスプレセジ
expunge エクスパンジ
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merge マージ
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verge バージ
vermifuge バーミフィゥジ
vestige ベスティジ
vicarage ビカーリジ
vintage ビンテイジ
visage ビジジ
voyage ボヤッジ
wattage ワッテイジ
wharfage ウォーフィッジ
劇場版マクロスFのイサムみたいに一場面ということはなく、けっこうガッツリとストーリーに絡んでくる。
ああ、やっぱりマックスだな...と思った。ミラージュとの絡みもある。
んー、わりとエンディングの根幹にかかわることなのでノーコメント。でも、良かったと思う。
楽しめる。マックスはマクロス・マクロス7から出演するし、マクロス7のマックスと言えば....の人もでる
ちなみにマクロスFとの辛みもごく一瞬だけある
東京五輪の開会式で入場する台湾選手団=7月23日、東京・国立競技場
NHKが7月23日の開会の中継で、入場行進する台湾選手団を「チャイニーズ・タイペイ(中華台北)」ではなく、「台湾」と呼称したことが話題になったほか、台湾代表選手の活躍が大きい。台湾のインターネット交流サイト(SNS)には今、五輪関連の投稿があふれている。
台湾は今回、4日時点で金2個を含む計11個のメダルを獲得し、史上最多記録を更新した。蔡英文総統は連日のようにSNSを更新。台湾に順次戻ってくる選手に向けて「五輪の英雄、お帰りなさい」とねぎらいの言葉を掛けている。
4日には、中国チームを破り、金メダルに輝いたバドミントン男子ダブルスの李洋、王斉麟両選手、銀メダルを獲得した同女子シングルスの戴資穎選手らが「凱旋(がいせん)帰国」。空港には大勢のメディアやファンが集まった。軍は主力戦闘機「ミラージュ」を派遣し、選手らを乗せた航空機に随伴飛行させ、帰還を歓迎した。
一方、テレビ局は、開会式の中継で「台湾です」と紹介したNHKアナウンサーの声を、今も繰り返し放送。SNSでは「日本がわれわれに本来の名前を返してくれた」などと好意的な声が上がった。「一つの中国」原則を主張する中国側は、不快感を示しているが、台湾では日本語の「台湾です」がちょっとした流行語になっている。
セルシオ、それに続くレクサスが登場するまで国産のショーファードリブン(運転手付き高級車)はセンチュリー(トヨタ)とプレジデント(日産)の2強による寡占状況が続いたのよね。そんな中デボネアという車が存続できたのは三菱グループの役員車としての需要も大きかったと思う。
三菱グループにはたくさんのグループ会社があって、多くの会社で社用車(役員車)にデボネアを使う慣例があった。
デボネアは2回フルモデルチェンジしてるけど一般向けの販売がまったくふるわず1999年にモデル廃止。
後継車としてプラウディアがデビューするがこれもまったくふるわず一瞬で生産終了、その後10年ほど三菱製高級セダン不在の時代が続く。
役員車として買われた初代プラウディアの老朽化が進む中、2012年に日産のOEMでプラウディアが復活(中身は日産フーガ)。しかしこれも2016年に生産中止となり、ふたたび三菱製高級車不在のまま現在にいたる。
三菱はむかしの車名を思い出したように復活させることがよくあるので(GTO、FTO、コルト、ミラージュ、エクリプスなどがリサイクルされている)、デボネアもいつか復活しないかとちょっとだけ期待してる。
子供が私の好きなファントミラージュをバカにした態度を取ってきたのでこっちこそはなかっぱが嫌いだと言い返してしまった
それ以来反省して、ママは大好きなファントミをバカにされて悲しかった。でもはなかっぱをバカにしたことは申し訳なかった。ママも人が楽しんでいるものをバカにするのはやめるから、子供もお友達の好きなものをからかったりするのはやめてほしい。と話し合い、子供のはなかっぱ視聴を阻止しようと工作することもやめ、笑顔ではなかっぱをスルーしてきた
そして1ヶ月半、軟化した母の態度を察したのか子供ははなかっぱの話題を振るようになってきた
「もしお花が大好きな河童がいたらどうする?」
「絶対に嫌だ」
咄嗟に演技ができなかったことに気が付き、次の一言で辻褄を合わせるための演技を入れた
尻子玉って何?と不思議そうにする子供だったが、私は子供と自分の物語の好みが真逆であることばかりを頭の中で反芻していた
最近がんばれいわの影響で子供がカブタック、ロボタックにもハマっている
私はメタルヒーロー後半の直撃世代で、ビーファイターカブトまでの作品が大好きだった
しかし今はどうしても、ビーファイターカブトが終わって突然始まった、作風が全く違うのに同じシリーズを名乗るカブタックを見た時の呆然とした気持ちを思い出して気持ちが暗くなる
あれはなんだったんだと思いながら中学、高校、大学、大学院、社会人、母となるまで特撮を見続けてきた
子供が生まれ、一緒に特撮やアニメを楽しむことは、この子は私と違ってウルトラマンベリアルやジャグラスジャグラーが怖くて仕方なく、コミカルな作風の方が安心して楽しめるのだなと、当たり前だが親とは違う1人の人間なんだということを実感できる経験の1つになっていた
でもこのように子供の頃の気持ちのもやもやを消化し切れていなかったところも私の未熟な部分の1つなのだろう
今まで向き合うこともなく、ただもやもやと同居してきたし、それはそれでいいと思っていた
でもこうしてカブタックへのもやもやまでもを引き摺り出してくるはなかっぱが恐ろしい
大人同士であれば、人によって好みは違うので相手に押し付けないようにしよう、で済む
好きなら好きすぎて同人誌を作ってしまうため逆に気まずいので子供に見せられなくなるし、嫌いなものを見ざるを得ない時の腹の底のフツフツが本当に気持ち悪い
はなかっぱが始まらずにずっとぜんまいざむらいを放送していたら違った気持ちだったのかな
はー寝ようもう寝よう
現在、プリキュアの劇場版が週替りで無料公開されている。せっかくなので一本ぐらい観てみようと思い、TVシリーズがわりと好きだった記憶があるハピネスチャージの『人形の国のバレリーナ』に決めた。映画は初見。
結論から言うと、非常に良い映画だった。プリキュア10周年作品であり、主人公たち以外にも世界中にプリキュアが存在している設定のハピネスチャージ。これを映画化するなら、お祭り感覚で分かりやすく派手な、劣化オールスターズとでも言うべき方向に進みそうなところを、敢えてスケールを小さく絞る判断が渋い。
スケールは小さいが、テーマは攻めている。今回のゲストキャラである織原つむぎ(CV:ほっちゃん)は、バレリーナを夢見ながら病気?で足の動かなくなった少女だ。つむぎのような「プリキュアでも救えないもの」がある、という(当たり前の)事実をプリキュア達、特に主人公の愛乃めぐみは突きつけられることになる。
プリキュアの力(だけ)ではどうしようもない悲劇を前にして、一度は心が折れそうになるめぐみ。自分は無力だと知った上で、しかしそれでもつむぎを救いたいと再び立ち上がる姿が美しい。
これは逆説的に、プリキュアとは「プリキュアだから」人を救うものではなく、誰かに手を差し伸べる善意そのものであること、そしてハピネスチャージ以外のこれまでのプリキュア達もそうだったことを、改めてはっきりと示しているように見える。結果として、10周年作品にたいへんふさわしい内容になっているのではないか。
さて、そんな映画ハピネスチャージだが、二つだけ気になる点があった。
一つは、つむぎの足について。後半で明らかになるが(伏線はその前から張られている)、つむぎの足が動かなくなった原因は、実は病気などではなく、今回の悪役であるブラックファングの力によるものだった。
つむぎを不幸に陥れることで絶望のエネルギーを〜といった動機の方は、ひとまずどうでもいい。問題は、終盤でブラックファングを倒した結果、つむぎの足はまた元通り動くようになったということだ。
つまり、「プリキュアでも救えないもの」かと思ったら、実はばっちり「プリキュアが救えるもの」ど真ん中だった、という話になってしまうわけだ。これではテーマの芯がややブレるし、少々脱力を感じないでもない。
まあ真実が露見した後は、主な救済の対象はプリキュアを騙していたつむぎの罪悪感の方にシフトしているし、敵への勝利とハッピーエンドを結びつけるためには、許容範囲ではある。
このブラックファングという奴は、なんというか……とにかく悪い!力を求める理由は、100パーセント私利私欲だし、つむぎを苦しめることにも良心の呵責は一切無い。同情の余地のないただただ純粋に悪い奴としか言いようがなく、その最期もプリキュアに映画オリジナルの必殺技を食らって普通に死ぬ、という映像的にはともかくドラマ的にはあっさりしたものだ。
ここまで極端なのは珍しい方だろうが、「絶対に相容れない倒すべき敵」自体は、それまでのプリキュアTVシリーズでも例がないわけではない。自分はあまり見てないが、劇場版にも恐らくは何人かはいることだろう。子供向け作品で絶対悪を登場させることの是非も、ここでは問わない。
しかし、「プリキュア」「子供向け」だからということではなく、「ハピネスチャージ」でそんな悪役出していいのか?という疑問はある。
ハピネスチャージTVシリーズでは、メインの敵となる幻影帝国の幹部、ナマケルダ、ホッシーワ、オレスキー達は、いずれも悪役でありつつ愛嬌のあるキャラだった。そして、トップであるクイーンミラージュやその背後にいる憎しみの神レッドも含めて、何らかの悲しい事情を抱えた存在として描かれている。その全員が、物語終了時点ではプリキュアと和解し、無事に生存を果たしていた。
そういう平和的な、言葉を選ばすに言えばなあなあのプリキュアであるハピネスチャージの映画において、設定上は幻影帝国の幹部であるらしいブラックファング(名前がもう全然かわいくない……)が、ああも悪一色のキャラとして描かれ単純に殺されてしまうのは、どうにもモヤモヤしてしまう。TV版のシリーズ構成である成田良美がシナリオを担当している以上、作品への無理解が原因とも考えられないだけに、余計に。
単純に、難しいテーマを扱う時に悪役まで掘り下げている余裕がない、という尺の問題なのだろうか。制作者インタビューなどは全くチェックしてないが、その辺が語られているなら読んでみたい。
そういう違和感はあるものの、最初に言ったように総合的にはとても良いプリキュア劇場版だったので、機会があれば観てもらいたい(現在の無料公開期間は終了)
あと一つだけ注意を。ハピネスチャージの代名詞と言ってもいい最終技、イノセントプリフィケーション(歌を歌った後に全員で突撃して大爆発を起こし敵を「浄化」する技)はTV未登場の時期だったらしく、映画では使われていない。期待すると肩透かしを食らうから気をつけて。自分もすっかり忘れてて勝手にガッカリした。