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2024-04-24

将棋というターン制ストラテジーもっと面白くしたい

説明するまでもないと思うが、とりあえず将棋というターン制ストラテジー基本的ルールを述べることにする。

HP
1
攻撃
1
防御力
0
攻撃回数
1
命中
回避
0%

上記の性能によるダメージ計算により、必然的に敵ユニットと重なるだけで敵ユニットHPを0にできる

将棋は各ユニットの性能が移動能力以外に違いが無いので、戦闘面に面白さは無い。よって、上記パラメーターを上方修正して戦闘面白くするべきだろう。高い移動能力を誇る飛車や角だったり主人公ボスを担う王(玉)が雑兵たる歩兵にワンターンキルされるのは面白くないから、HPや防御力を高くして5回程度は攻撃に耐えられるようにしたいものだ。

補足:雑兵にワンターンキルされるのが面白くないという考えは、本来将棋においても「打ち歩詰め」を反則としていることに垣間見られる。

それに攻撃方法が敵に重なることというのも普遍的戦略ストラテジーと違ってわかりにくいし、1マス1ユニット原則にも反してよくない。ユニット同士が同一マスに重なるのは無しにして、攻撃基本的に隣接マスに対して行うというのが良いだろう。桂馬は移動の特殊性に合わせて、数マス離れた敵に攻撃する間接攻撃ユニットとするのはどうだろうか。

ダイスによるダメージ判定を導入して面白くすることも考えられるが、ランダム性を導入すると運ゲーになってしま将棋のものもつ戦略性が損なわれるのでこれはよくない。命中率や回避率の概念は無くしたままにして、攻撃は必中とするのがいいだろう。

また、戦略性を高めるために、異なるユニット戦闘する際の相性を導入するのも面白そうだ。ジャンケンのグーチョキパーのように三すくみ関係が分かりやすくて戦略性が深くなりそうなので、以下にその案をまとめてみた。

グー香車
チョキ桂馬
パー金・銀

王(玉)・飛車・角・歩のユニットは、上記三すくみに当てはめず有利不利の関係は無い方がいいだろう。

三すくみ関係で有利となるユニットは、戦闘において攻撃力と防御力が上昇する(あるいはダメージ倍率に補正をかける)ことで恩恵を受けるようにしたい。

将棋の変えたいルールといえば、やはり1ターン1ユニット操作制だろう。1ターンに1ユニットけが動いて、それ以外のユニットは何もせずに全て棒立ちというのはあまりにも不自然理不尽だろう。一般的なターン制ストラテジーの様に全てのユニット操作したいものだが、将棋でそれをやると1ターンの価値があまりにも高くなりすぎてゲームバランスを損ねることになるだろう。

ユニット数を減らすか、1ターンに操作できるユニット数を制限(例えば5ユニットまで)すべきだろう。具体的にどうするかは、実際にやってみて試行錯誤する以外にはないので、ここで断言できないのが残念だ。

ここまで考えてみて今さら感じたことだが、そもそも将棋である必要は無いのではないかサッカー競技としてさら面白くなるようにボールを持って移動できるようにしようと考えてみたとて、それならばラグビーアメフトでいいのではないか、という結論帰結するのと同様にである

将棋ではなく別のターン制ストラテジーをやるべきなのだろう。『Into the Breach』みたいな。ただ『Into the Breach』は100時間くらいやりこんで全実績解除までしてしまったのだから、これ以上やることはもう無い。他に似たようなゲームがあればよいのだが、何かないだろうか。

2024-04-17

anond:20240414212422

小生・やつがれ使うヒトが最終的に

「我が心は不動。しかして、自由にあらねばならぬ。

即ち是、無念無想の境地なり。

剣術無双・剣禅一如!」

ってなるやつめちゃかっこいいとおもう

2024-04-08

anond:20240408171146

ほ、翻訳がハズレスキルって………この作者はプライベート・ライアンを見たことないんだろうな(アパムは通訳のために連れて行かれた)




文句をつけるならと思って原作のはじめを眺めてみた(あまり読む気はない)

「そんなことはわかっている。俺だって幼馴染のお前たちにおいて行かれないように、色々がんばっているんだ。だから剣術も、魔術も、法術だって必死に学んだんだ!!」

「それは……確かにそうかもしれないが、囮の役割果たしていただろう!?

え、役に立たんやつを連れて行ってたのか?幼馴染なら役立てようと思わんのか。

なんか、色々、登場人物が残念。一般登場人物は己の信条に従い合理的に行動すべきとなんとなく思っていたが、こんな世界もあるんだなあと思い知らされる。

まともに追放動機を作り込んでいたちいころの出来の良さに今更ながら感嘆した次第。

2024-02-24

anond:20240224123255

実家が太かったパリピじゃねえの

実家が太くなかったら剣術修行に一回目の状況もしなかったし、そもそも土佐国内で一生を終えてた可能性が高いだろ

2024-01-07

anond:20240106223329

魔乳』がわかる人いた! 三重様がカッコいい。大人として、あれくらい人に寛容に、いざという時は有能に、そして自分に正直でありたいものだ……ってアニメ化マジで思ったのだけど少数派かなぁ。原作だと最後の方で『ひともみ』させてもらえてよかったね。彼は報われるべきであるよね。

OPにあった楓ちゃんに『乳流れ』が成功するシーンは、結局は原作にもなかったから、あれは監督さんの粋な計らいってやつだったんだわな。楓ちゃんに幸あれ。でも小さいのもいいと思うよ。

それにしてもいくら巨乳好きが世の中は多いとはいえ、乳の大小で人生が左右される江戸時代、乳の大きさをコントロールする剣術の話なんて、どこから発想がきたのやら。作者様はいったい……。

2023-12-11

中沢琴が新選組に入っていたら絶対創作物に引っ張りだこだったのに

漫画ばりに設定盛られまくった感のある幕末の女剣士

長身イケメン妹属性、美形を証明する写真浪士組から新徴組じゃなく新選組に入っていれば、新選組紅一点のイケメンとして今頃あらゆる創作物に引っ張りだこだったろうに、幕末の女キャラといえば新選組女体化ばかりでほぼ無名なのはとても惜しいな。

中沢

剣術道場に生まれ、幼少期より剣術薙刀を学んだ女剣士薙刀は師である父をも凌ぐ腕前。

当時男でも珍しかった170センチ長身、涼し気な美貌で、女からも男からも言い寄られ、追っかけがついて困り果てていた。

兄と共に浪士隊に参加、男装の女剣士として活躍新選組に入ろうとするが兄の説得で江戸に戻り新徴組に。

兄とともに日向佐土原藩邸の襲撃に参加しかかとを切られる。

内戦争で官軍と戦い活躍庄内藩新政府軍降伏するまで抵抗を続ける。

帰郷後数多の求婚に、私より強い男性結婚すると試合をし、勝ち続けたので生涯独身、気ままに生きて88歳で死亡。

2023-11-20

anond:20231119111140

俺が寝る時にしてる妄想も聞いてくれよ

なろうの都合の良いファンタジー的な世界観で、魔術が存在する世界で、生きていくには魔術が使えないといけない。子供達は魔術学校で魔術を学ぶ。魔術を使うには魔力が必要で、その世界人間は皆血管に血が流れるように体内に魔力が流れている。

主人公は何故か体内に魔力が一切流れておらず、魔術を全く使うことができない。学園でも落ちこぼれ存在しか剣術に関してはものすごい師匠がいて幼い頃から鍛えられており、魔術が一歳使えない代わりに剣術は一流。

ある日主人公一族に伝わる禁書を開く。そこには一族に伝わる魔剣封印場所が記されており、主人公はその魔剣封印を解いてしまう。その魔剣人間が手に持った瞬間、体内の魔力を全て吸い付くし、死に至らせてしま魔剣であった。しか主人公は魔力を一切持たないため、魔剣を持ってもなんともない。魔剣主人公物語が始まる!的な

主人公落ちこぼれ扱いしていたエリートと剣で対決して勝ったり、魔剣を作った伝説剣聖がまだ生きていてそいつラスボスだったり。そんな妄想

2023-05-05

anond:20230505122222

示現流剣術をたとえに使われても東京ドーム何杯分のたとえより分かりにくいやでという話

anond:20230505102412

これ怖いな

嫁ぐつもりで花嫁修行家事手伝いに全振りしてたお嬢さんでも結婚に失敗するかもしれない

そしたら就職結婚もしていないただの高齢女性が生じるリスクが昔より上がっているのか

一撃必殺の示現流剣術が外れた時みたいになる

2023-04-23

[]4月23日

ご飯

朝:なし。昼:ポロイチ味噌ネギなす。夜:マクド

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

落ち着いた。

リベリオンSecret Game 2nd Stage

先日遊んだキラークイーンの続編、ちゃんと繋がってるのでそちらを遊んでからの方が面白いやつ。

(こういうの正直に言って欲しいよね、前にEVE GEをコレからでも遊べるって書いてるレビュー読んで、幾ら商業レビューでお決まり文句とはいえ限度というものがあるだろって思った)

ゲームシステムは似たようなというか、特にシステムはない読むだけのやつ。

前作と同じ世界観で同じ黒幕が行っていた別のデスゲーム物語

一人増えて14人の登場人物がそれぞれ異なるクリア条件を満たすために殺し合いのゲームが展開していく。

前作とルール結構違っていて、特徴的なのはデスゲームものながらクリア条件が平和オリエンテーリング的なノリなところ。

舞台開放的な山奥の廃村なのも、そんな雰囲気を出しているけど、勿論あのゲス黒幕そのままで終わるわけもない。

タイトルになっている2ndStageは続編の2という意味以外にも、この作品自体意味もある展開が待っている。

つのシナリオがあるが、登場人物クリア条件は全て同等で、主人公出会ヒロインによって話が分岐していく。あるルートでは恋仲になる二人が、別のルートでは戦うことになったりする、読者しか知らない関係性の妙が面白い構成は前作を踏襲している。

ルールの穴をつく展開や、疑心暗鬼の恐ろしさ、キャラの生き死ににまつわるハラハラする描写など、デスゲームらしさがちゃんとしていて、ジャンル自体の楽しみがいっぱい詰まっている。

前作とは違い、キャラクタの戦闘能力武器よりも、個人能力(特殊意味じゃなく筋力とか技術意味ね)に依存しているシーンが多いのは賛否がありそうかな。

特に主人公ルートヒロインの生死もマチマチなため、常に緊張感を持ちながら読めたのは良かった。

デスゲームは初期設定をちゃん最後までやるだけで面白い構成だと思っているので、この点で満足できた。

そしてなんといっても魅力的なキャラクタ達が見所。

好きになったキャラがいっぱいいるので一人ずつ紹介したい。

まず全体を通じて超重要立ち位置タイトル意味を強く内包した藤堂悠奈。

彼女の誰も死なせないという目標と「理不尽に屈しない者」「理不尽に曝されている者を救う事」という心情が全員の意識を変えて行くことになる。

美少女ゲームに登場する女性ながら、彼女の心情的に絶対男性とくっ付かないと言い切れる程芯の通ったキャラだ。(いや全年齢移植で遊んでるから原作では普通にあったら申し訳ないが)

戦闘面の強さは上の中か、上の下で最上位の面々には敵わない感じながら、精神面での恐ろしいほどの強さが凄まじいキャラ

どんな状況でも目標と心情が一切ブレないため、疑心暗鬼な状況でも、ものすごく安心できた。

彼女自称するヒーローという役目を常に全うした、今作の真の主人公だった。

次に典型的チンピラ暴力に躊躇がないことが取り柄の黒河正規

ところが暴力の強さでは上には上がいるし、倫理観の無さでも上には上がいるしで、かませ犬ポジション……

かと思いきや、これまた真の主人公(感想で言いたくなるフレーズなあまり二人目だ)。

粗暴なキャラが色々なキャラとの交流で変わっていく展開が多く、成長率が凄まじい。

特にルートBでは大活躍ラストの一枚絵はかなり格好良く激るシーンだった。

見た目は怖いが芯は優しいのは創作の類例なのだけど、4ルートを通じてよく伝わってくる多層的なキャラの有り様が好きになった。

それから暴力最強格の二人、剣術使いのロリな蒔岡玲と、チェーンソーメイド粕谷瞳。

女性キャラ体躯に似合わない大きな武器を振り回すのイイよねって言うのもあるけど、超常的な設定は無い物語にしては異能じみた戦闘能力なのが格好いいし頼れる。

二人とも獲物が近接武器なのに当たり前みたいに拳銃と戦えるのは、若干リアリティラインが気になりはした。

倫理観の無さも大概なので、敵に回るとおそろしく、味方だと頼り甲斐があるので、緊張の緩急に毎回使われてたのが印象的。

二人とも自分意思での戦いより暴力装置として使われる機会が多く、エピソード毎に付き従う相手が違うことで生まれ人間関係の妙が面白い

特にBルートでのカップリング、玲と黒河、瞳と司は印象的。

どちらも破綻してしまうも、その有り様の美しさが良かった。

そして最後最後で全部を持って行ったとも言うべき上野まり子。

努力が空回りする委員長キャラ

というデスゲームものでは真っ先に悲惨なことになる立場だけあって色々と大変。

カップリング相手になるボクサーの真島章則との関係性も助けられて、献身的な態度に絆されてなど、ベタをやってるなあと、好きでも嫌いでもない地味な印象のキャラだった。

ところが、最後最後オーラスで、この作品所謂タイトル回収」の役という大任を果たすことになる。

重かった。

このリベリオンズという物語最初から最後の手前まで引っ張った悠奈のバトンを受け継いで、ゴールテープを切るラストランナーが、まり子だ。

僕が脳内で開催していた好きなキャラレースでも最後の瞬間に一気に最後から追い上げてきて、めちゃくちゃ好きなキャラになった。

他にも、常に冷静沈着でめちゃくちゃ頼りになるが一人称視点だと弱さが見えるギャップ可愛い司、黒崎カップリング相手になる非暴力よりの使者荻原倫理観の無さが異常な伊藤ヘタレモヤシオタクながらここぞの場面では毎回自分の命を堂々と賭け金にできる充など、良いキャラクタが沢山出てきたゲームだった。

色々なキャラを語ったけど、やっぱり最初に書いた藤堂悠奈が一番好きだ。

彼女がみんなの生き方を変えていくところが面白く、他の挙げたキャラも悠奈との関係値のシーンが印象強い。

原作美少女ゲームなのでそうはならなかったけど、彼女もっと主役として出っ張って百合っぽい雰囲気になるのも面白かったかもだ。

シークレットゲームシリーズとしては、本当に悠奈が主役のエピソードが追加されたPC版があるみたいなので、そちらもいつかプレイしたい。

2023-04-16

anond:20230415161219

道場剣術を習う中で実際に人を斬りたくなった人たちだよ

2023-02-17

[]

駅のホーム日本戦争に負けただの、アメリカ戦争を仕掛けたのは日本刀を持った日本兵が怖かったのだと自論を叫んで徘徊していた爺さんがいた

みんなスルーしてたわけだが

日本刀で切ってやると叫んでいてその為に剣道があるとかも言ってて

この爺さん剣道経験者か?と興味を持った

見ても日本刀を持っている訳でもなく日本刀なら剣道じゃなくて古流剣術じゃねえのかと思い関心がなくなりまたスルーすることにした

もしあのジジイ日本刀持って暴れてたら即介入してたんだが

やれやれ残念だ

2023-01-22

[] 細田守 バケモノの子 感想

公開当初、劇場で見て細田守を見限った作品(大好きな監督からサマウォ以前が好きな監督へ)。でもおかげで未来のミライフラットに受け流すことができた恩人(恩作?)でもある。そのバケモノの子を7年ぶりぐらいに見ることにした。もちろん酷評となるが、さんざ言われている人間界不要監督家族観とかとは違う部分を書こうかと思う。

アクションが退屈

改めて見た率直な感想がこれだった。

OPCG、でいいのかな。炎のシルエットで描かれる演舞はとても素晴らしくて、後を知ってる2回目視聴ですら否が応でも期待が高まるカンフー映画のようなケレン味のあるアクションが味わえるのでは、と。

しかし今作の大きな格闘と言えば鍛錬を除けば序盤と終盤の熊(熊徹)と猪(猪王山)(面倒なので略す)の2回のケンカぐらいだ。そして悲しいかな、これが見ていてさほど面白くない。二人の戦いは剣術はもとより、相撲闘牛ボクシングといったようなものオマージュのような動きが散見される。これが良くなかった。自分としては当初これら齧ったようなエッセンスの動きは小手調べだと思っていたのだが、実はまっとうな戦いの組み立ての範疇だったように思える。それの何が悪いって、二人に軸がなくなってしまたことになる。

古典カンフー映画のようなアクションを期待していた身としては、やはり「流派」は大事だったと思う。違う流派あるいは同じ流派の者が対峙して技を競う。それぞれの特徴的な動きの差異が画面に映えるのだ。それこそスターウォーズだってやってる。バケモノの子だと(恐らく)正統派武術を扱う猪と、師匠も居ない独学の熊との対決で、実に映えやすい。ところがそういうのは確かに所作に現れているものの、お互いあちこちからちょいちょいとつまみ食いした動きにしてしまったためにもう、流派のぶつかりもなにもない「ただのケンカ」になってしまった。もっと言えば観客が居るせいで「興行スポーツ」。年末格闘技かのようなエンタメになってしまった。「バケモノ」の活かし方が体当たりなのもマイナスだ。

長年練り上げた鍛錬を披露する、思わず唸るような動きではないせいでもちろんナイスバトルも生まれない。

どちらが勝つかわからない。であるとか、敗者をも称える歓声が起きる決着。なんてものは生じるわけがなかった。次期宗師を決める神聖(かはわからないけど)な戦いがリスペクトも生まれない野次馬がたくさんいるケンカに堕ちていたのは残念でならない。

(負けた猪も勝者並に称えられていたら息子も闇落ちしなかったりそれでも闇に落ちる姿が強調できたりしたかもしれない)

九太の応援が余裕で10カウント超えている賛否多そうなシーンもルールが最重要興行ではなく宗師を決める心も重要な要素の杓子定規でない神事として見ていたので許せたが、その後顔アップで剣を振り回すとかガッカリ


その主人公の九太なんかも悲惨で、やはり修行以外ではまともに動かない。成長後図書館のシーンで不良相手に鮮やかに立ち回るかと思いきや、得意の横長のレイアウトパンを使いつつなんと画面外で音だけでボコるという手抜き。団子ラリーは好きだけどそれぐらいかバケモノ界は闘争世界ではないし、武術を習った主人公人間ボコるのもよくないのは分かる。ただ素直に成長後九太で気持ちよくなれるシーンが欲しかったな。


直近の過去2作だけみてもキングカズマのOZ内移動含めた格闘やおおかみこどもの躍動感ある動きとかセンスは落ちてないはずなんだけどどうしてこうなったのかなあと不思議に感じる。

(剣が震えるところとかは好き)

世界観が見えない

バケモノの子映画にしては場面が少なく感じた。

熊の家を斜め上から見た図と家までの階段坂道、あとは修行場の廃墟っぽいところ?バケモノの子はだいたいこのイメージ。あと市場か。

渋天街という異世界に居るのに街全体の引きの絵とかがほぼ無いからせまっ苦しい。ワクワクしない。主人公視聴者異邦人なんだから、街をそれとなく見せて欲しかった。たとえば熊とケンカして街中をバルクールじみて走り回る追走劇とかはどうだろうか。アラジンの冒頭みたいな感じで。坂の上下を生かすならコクリコ坂もよく時代雰囲気を醸すことができていたと思う。

バケモノの子はとにかく「今どこに居るのか」がわかりにくい。賢者歴訪のシーンは渋天街に必要だった賢者の住む街の全景が描かれるが、それぞれ1秒未満ぐらいの一瞬しか映らない。振り返ってどんな場所に行ったかと思い出そうとしても難しい。結局思い出としては賢者の対面シーンと道中が繰り返される狭い印象になる。

絵作りができていないわけではなくて引きの絵も多くて背景もモブも全員書き分けるなど緻密なのだが、画面ごとにどうにもキャラクター支配的で背景が薄味。乾燥地帯イメージな砂色なのがそう感じさせるのかもしれない。逆に夜や昼夜の境目などの暗さと光は非常に美しくて心に残る。

今作は「時空」の時間を重視しているのかと思う。九太の成長自体がそれでテーマだし、同じ場面で季節が流れるシーンや同じ場所が繰り返されるのも時間の流れが見て取れるので効果的だ。あるいはその犠牲空間が少々ワリを食った形になったのかもしれない。

(季節が流れるシーンやミライの家の書き方は好きなので時間密室劇的方面が悪いのではなくバランスかなぁと)

これ即ち強さな

バケモノ界はたぶん全体的に武芸を修めることに重きを置かれると思う。そして武芸の強さが絶対指標じゃなくて弟子を取るとかも重視されてる。熊ですら過去弟子を取ろうとしたことがある。つまり剣術人口が多そうだけど学ぶのは剣術の裏にある精神性とかかと。それで九太は賢者の話を聞いて強いっていろんな意味があるんだなと理解したわけ。じゃあ数ある強さの中で熊と同じ道で強さを歩むことを自覚的選択しなくちゃならん。

当初の九太は選択余地がなかった。家族を失って一人で逃げ出して置いておいてもらえそうなのが剣術家の熊んところだったわけだ。そこから8年過ごすわけだけど8年後の九太は人間界に重点されてバケモノ界のシーンがすくなるなる。だから8年間かけて(腕っ節以外に)身につけたものがあまり描写されず、思春期父親周りの不安定さがフォーカスされていってしまう。九太の成長は物語最後最後に持ってくる必要があるのはわかっている。でも8年も経ったんだから自主的な強さの理解をお出ししないと漫然と表面だけ模倣していたことになってしまう。それも家庭内で父の真似をする子が似てきたっていうつっまんない閉じた話になっちゃう。

同じく家族を失って別の家庭に入り込む「三月ライオン」では主人公は明確に「将棋が好き」と嘘をつき、契約をして将棋で強くなり続ける代償を払ってきた。そんな主人公将棋と向き合い続けてやっぱり将棋が好きで自分意思将棋世界に居ることを選択する。成長には同じことをするでも「そうせざるを得なかった」という消極的選択から「それでもしたい」と一歩進む必要がある。

九太にそういった前進要素がないのは必然だ。だって最後は熊を「胸の中の剣」にする必要があるから。上手な二人の父子なら8年の中で教えることができただろうけどお互い不器用な二人ではそれができなかったんだろう。感動のラストのために。九太は親近感がわく普通青年に成長した。心は普通程度にしかならなかった。武芸を通して技と体は鍛えられたが心の強さは(幼少期の気の強さの引きつぎはあるが)あまり感じなかった。物語最後には九太は剣を置くことが語られている。胸の中の剣を手に入れて現実の剣を置くのは修めた感がある。最強の剣士が無手となりにゃむにゃむするかのように剣を置くなら悟り理解を経てするが映えるというもの。でも九太はそんなに到達点に達してないし人間的にも彼女や熊の支えがあってようやくここからって印象の方が強い。そんな彼が剣を置いたってただバケモノから人間界に戻ったって記号しかなかった。

センスが良くていい旅もさせてもらっていい教師反面教師も居るなかで8年過ごして出来上がったのがただの思春期不安定青年って…。すこしも「強さとは」が染み入ってないのが残念なキャラだった。

なんなら熊とそれを見つける物語でもよかったけれど、最後は信頼・絆一辺倒で「父と子」をやっちゃったね。

からやっぱり

尺不足…かなあと。もっとバケモノ界やアクションや九太の成長を描いて欲しかった気持ちがとても強い。そして何のせいで尺不足だというと人間界パートなっちゃう。結局、不人気の人間界パート不要論に収束する。ヒロインの楓は細田ヒロインの中でもとても好きなキャラなのだが…。



そんな感じで当時細田にはガッカリしたわけだけど宣伝だけみるとそばかす姫はそこそこドハデで楽しめそうな映画ぽいんだよね。受け流したとは言ってもミライダメージもそこそこあってまだ見る気が起きないんだけど、評判はいいみたいだし。(変わらない悪い点もあるみたいだけど)

脚本雇えと一言で談じると楽だけどこうやって書いてみて自分オタクすぎる気もする。ポストジブリファミリー向けならちょっとクセがあるけどこんなもんなのかな。これが細田監督の味だとも思うから今後の作品賛否が大量に出つつも売れて行くんだろうね。

2023-01-19

anond:20230118180945

増田「くらえっ!!」

増田はその鍛え上げた剣術攻撃を試みる。しかし、弱者男性に剣は効かない。

弱者男性「甘いわ!!私に剣は効かん!」

ブクマカ増田弱者男性には剣は効かないぞ!魔法でなければ!」

弱者男性「させるか!喰らえ!弱者男性ビーム!!」

弱者男性の両手から光がほとしり増田に向かって放たれた。その光を浴びた瞬間、増田の石化してしまった。

ブクマカしまった!これでは攻撃できないぞ!」

弱者男性「どうした?もうおしまいか?」

ブクマカくそっ……!ディスペルーッ!!!

ブクマカ必死になって解呪の呪文を唱えた。すると、石化した体がみるみると元に戻っていく。

弱者男性「ふはははは!隙だらけだ!」

ブクマカが解呪の呪文を唱えた隙に弱者男性は追撃してきた。

ブクマカしまった!」

弱者男性「逃すかよ!!くらえ!弱者男性連撃!!」

弱者男性は目にも止まらぬ速さで連続パンチを浴びせてきた。

ブクマカ「ぐあーっ!!!

弱者男性「まだまだぁ!!オラァ!!オラァ!!オラァ!!」

増田「待て!!増田連撃波!!」

その時、横にいた増田ブクマカの代わりに反撃に出た。

弱者男性「ふははは!効かぬわ!弱者男性波!!」

今度は、弱者男性が両手から衝撃波を放った。

増田「うああっ!!くそぉ……」

ブクマカ増田大丈夫!?

増田「うぅ……。奴め強いぞ……」

ブクマカ「俺が魔法攻撃する!増田時間を稼いでくれ!」

増田「分かった!」

弱者男性「何度やっても同じことよ!!弱者男性連撃!!」

ブクマカ「させない!喰らえ!!トルネード!!」

ブクマカの放った強烈な竜巻によって、砂埃が舞い上がり視界が悪くなった。

弱者男性「小賢しい真似を……!」

増田「喰らえ!増田連撃斬!!」

増田は渾身の力を込めて斬りかかった。

弱者男性無駄だ!!弱者男性連撃!!」

またしても両者の技が激しくぶつかり合う。

2022-11-06

登場人物が勝とうとしてない(としか思えない動かされ方をする)作品が嫌い

それで言うと少女☆歌劇 レヴュースタァライトは最悪の部類だった

舞台に立つ少女達が不思議空間武器格闘もするんだが、むしろそこでの勝敗こそがモノをいうのに

歌やダンスのレッスンばかりで登場人物の誰一人として剣術弓術稽古を始めようとしない

俺にとっての糞アニメの唯一の条件がこれなので見てて血管が切れそうになった

2022-10-23

読みやすコードとかメモリは返せばいくら借りてもいいとか時代が変わってきたよな

なんかもう「メモリを64GBぐらい持ってないほうが悪い」みたいな時代になってきてる。

とにかくバベルを後から伸ばしやすコードであるのが正しくて処理速度重視で人間リーダブルじゃないコード書くと「自己満足」「一時的に早いだけ」「後で困る」ってボコスカに叩かれる時代

昔のSFCソフトにあったような芸術的実装は失われて、「重いと感じるなら端末を買い換えないほうが悪い」「サーバーが足りないなら買い足さない方が悪い」で全部通せるっていう甘ったれ思想蔓延するようになった。

時代の流れなんだから仕方ないんだろうな。

ジェダイとかもライトセーバー開発される前と後で「最近の若者は触れれば終わりの剣術に頼り切っている」「当てただけでは斬れない剣の時代と違って重さを載せなくなった」「スポチャンみたいな動きしかみんなしてない」って愚痴ってる老害がいたんだろうね。

あーあー俺も老害なっちまったか。

でもよー最近の「リーダーブルデース」って言い訳の元に描かれた人間至上主義コード機械に対する配慮の無さにはどうしても苛ついちまうぜ。

ガキの頃、水や食べ物大事にしない若者に対して老人がガミガミ言って、災害が来て貴重になってから子供が泣き出したのみて老人が「ざまぁwwwwもう遅いwwwww」するなろう小説みたいな学習まんが読んだことあるけど、まーそのノリだわなー。

俺もジジイだークソジジイだーメモリ不足になってから嘆いてももう遅いwwwwwざまぁwwwwwするチャンスを虎視眈々と伺う妖怪になって最後バーチャル陰陽師デジタル調伏されるんだ―

2022-10-12

anond:20221012164933

恐らくワンピ世界では、剣士ってのは剣術が上手い奴のことではなく、剣にでかい覇気を乗せる奴の事なんだろう。

 

パンチより長いのが有利だし、銃玉みたいな遠隔武器にはどうも覇気は乗せれない気配がある。

2022-07-09

anond:20220709163744

自助が足りずに死ぬやつなんか自助教徒として許せねえわ

俺はWitcher3で剣術鍛えてるから山上なんかに負けない

2022-06-24

anond:20220624133128

芝居で人気を博し江戸でお馴染みの美しき不良少年となった「お若えの」こと白井権八ですが、そのモデルとなった平井権八も大変興味深い人物であり、恋人小紫とともに江戸の人々の興味関心の対象であったようですのでひとつご紹介いたします。

平井権八は、延宝3年(1675)11月3日に鈴ヶ森の刑場で磔刑に処せられた人物です。

もとは剣術自慢の因幡鳥取藩士であった権八は、どういうわけか父の同僚である本庄太夫なる人物を斬り殺してしまい、鳥取を出て江戸へやってきました。

そして吉原三浦屋の小紫(こむらさき)という遊女と馴染みになってお金に困り、権八は揚げ代のために辻斬りによる強盗殺人を繰り返してしまます

実録小説『幡随院長兵衛』によれば、権八江戸へ出て5年間のあいだに「刀にかけたる人の数、手帳に留めたる分のみにても百三十二人」ということで、数字はおそらく誇張されているとは思われますが恐ろしい辻斬り犯であったことが伺えます

指名手配犯となってしまった権八自首しますが、小紫に会うために手鎖を外して脱走などを試み、ついに処刑されてしまます

権八処刑後、権八自分のために重ねた罪を知った小紫は、悲しいことに目黒東昌寺におかれた権八の墓の前で自ら命を絶ってしまったのでした。

東昌寺のお坊さんは、この地に「比翼塚」を建立して二人を弔いました。比翼塚というのは心中したりして命を落としたカップル遺体を一緒に葬った塚ことです。権八小紫の比翼塚は現在下目黒に残されており、役者さんが参拝に訪れることもあるようですよ。

ちなみに、舞台の上の「南無妙法蓮華経」と書かれた巨大な石は、平井権八処刑された時の鈴ヶ森にはまだ建立されていなかったものだそうです。さらに、年代的に幡随院長兵衛と出会っていたはずがないこともわかっています

しか美少年の大量殺人犯というモチーフの魅力から、男気溢れる侠客の幡随院長兵衛との男色めいた芝居づくりがなされるなどして現在に至ります

https://www.suehiroya-suehiro.com/entry/2021/07/26/233000

このサイトによると、美少年で大量殺人犯だと魅力的らしい。

人によってはそう感じる人もいるということだな。

2022-06-21

急所は避けたか大丈夫だ」

漫画で、刀で体を貫かれてるけど内臓を避けたから軽症みたいな話。

鬼滅の刃でも呪術廻戦でも何かマガジン漫画でも見た。

漫画で見た時は、剣術の秘技で緊張感持ってやってたけど、最近漫画は「刺された!死んだ!」→「実は平気でした」で簡単にこの現象が起きるな。

2022-04-30

いつから赤松健ラブコメ漫画家だと思ってた?バトル漫画家だぞ?

赤松健ファンならばエントリタイトルの時点で色々察して貰えるだろうが、赤松健パンチラ暴力ヒロインが登場するラブコメ漫画家しか認識してない層へ説明しなくてはなるまい

赤松健は確かにデビュー作で「ひと夏のKIDSゲーム(通称ひと夏)」というラブコメを描いては居るものの、ひと夏は赤松健作風から言えば異質で「A・Iが止まらない!(通称AI止ま/アイとま)」の連載終了後に描かれた短編ラブコメ「いつだってMyサンタ!(通称Myサンタ)」と共に赤松健をバトル漫画と解するファンの間では別枠扱いされている

赤松健作品が大好きで追いかけ続ける熱意を常に持ち続けている、というわけではない他の作家を追い掛けている漫画好きからすると「そんなバカ!?赤松健パンチラ暴力ヒロインが大好きなラブコメ漫画家だろ!!!」と思ってしまうのも無理はない。こういう認識週刊少年マガジン編集部がそのように広報した結果だから

しかし、はじめての週刊連載作であるAIとま」の終盤から赤松健はバトル漫画家である本性を示し始めるのだ
いまさらAI止まネタバレもクソもないが一応ボカすとAI止まは終盤でバトルすることになる
「人気が落ちてきてテコ入れのバトルだろ?少年漫画なんだし」と思うだろうが、そうではない

では「AIとま」の連載が終了し、短編「Myサンタ」が掲載された後に新たな連載としてはじまった「ラブひな」を見てみよう
この流れの時点でファンはウンウンと頷いてくれていると信じたいが「ラブひな」は終盤バトルする
いや何なら「ラブひな」は以後の赤松健作品へ強く影響を残す剣術神鳴流」を用いる女性キャラクターが登場したはじめての作品
AIとま」の頃よりもバトル要素が濃くなってる

さて「ラブひな」の連載が終了し、新たにはじまった連載「魔法先生ネギま!(通称ネギま)」を見てみよう
もう完全に我慢できなくなった赤松健は終盤どころか中盤からバトル展開をはじめてしまい、赤松健パンチラ暴力ヒロインが登場するラブコメ漫画家であると誤解していた一部の読者が「ネギまラブコメだったよな?」と困惑させた
何なら当の週刊少年マガジン編集部困惑していた様子が見て取れ「ネギま」は連載終了してしまうのである

赤松健週刊少年マガジンへ対して美少女漫画を持ち込んだ功績を評価され、週刊少年マガジン編集部は「赤松健先生にはメッチャ貢献して貰ったし、もう好きにやらせたら良いんじゃね?」と思ったのか「ネギま」の後に続く新連載が赤松健待望のバトル漫画UQ HOLDER!(通称UQ)」だ

ちなみに原作者としてアニメ陸上防衛隊まおちゃん(通称陸まお)」もやっているが当然これもバトル

「「表現の自由」の闘い方」で掲載された「ヤマークエスト」が赤松健の今までの作風と違うと思ってるなら赤松健作品の読み込みが足りないと正直言わざる得ない
赤松健パンチラ暴力ヒロインが登場するラブコメ漫画家ではなく、パンチラ暴力ヒロインが登場するバトル漫画家だと思って読めば今まで通りの作風だと気付くことが出来る

以上、赤松健ファンによる早口解説でした

2022-04-14

webtoon求人って何で異世界ファンタジーばっかなの

最近webtoonクリエイター募集よく見るけど、何でどこも脳死異世界ファンタジーばっかり作ってるんだ?

かに異世界転生ファンタジーの人気作があるっていうのは分かる

けど娯楽って「色んな種類の中から選べる楽しさ」があってこそじゃないの?

実際海外産でランキング上位の作品って、歴史物とか喧嘩アクションとか恋愛物とかホラーとか、色々バラエティ豊かじゃん

何で日本脳死異世界ファンタジーばっかり作ってんの?

異世界ファンタジー興味ない人間だっていっぱいいるんだよ

俺もそう

それに人気作の模倣を大量に作って、全部が大ヒットすると思ってんの?

例えば鬼滅の刃大人気ですってなったら、

大正時代和風剣術アクション」を大量に作りましょう!ってやってるようなもんで

でも『鬼滅っぽい何か』が大量につくられたとしても、

結局鬼滅が一番面白いんだから、鬼滅だけ読めばいいじゃん

あとファンタジーって衣装武器モンスター描くの面倒くさいんだよ

2022-02-07

みんな「オークのおちんぽ」に期待し過ぎだと思うんだよな(ここではかなり狭義で「女騎士モノ」やそれに準ずるもの)。

ちゃんとした性教育すれば云々みたいなの。んなわけねえじゃんっていう。人間は駒じゃないんだぞ。

関係なくはないだろうけど、あまりに期待し過ぎだよ。

例によって頭の弱いはてなー王都魔法学校入学試験を絶賛してたけど、そうやって育ったのが山田太郎だろ。

幼少時から剣術教育とか魔法教育に期待しすぎる勢もな。

発想が「新しい歴史教科書をつくる会」と変わんねえんだよな。

右も左も学校教育重要視しすぎと思ってたけど、別に右と左だけじゃなくみんな重要視しすぎ。自分たちの望む教育を吹き込めば自分たちに都合のいい人間が育つと思いすぎ。

2022-02-05

『【追記】した!今!』「ジョジョの奇妙な冒険」と「ハンターハンター」のパクリが許容されるのは何故か?

anond:20220205100712

を読んで、そう言えば自分も似たような事を思っていたなと思い出した。

ジョジョが大好きだった時期にネットでこれを見てショックを受けたんだ

ジョジョパクリ検証画像その1(写真イラスト編)

ttps://web.archive.org/web/20120724071231/http://www30.atwiki.jp/ichi-1/pages/12.html

ジョジョパクリ糾弾スレテンプレその2

ttps://web.archive.org/web/20120717131810/http://www30.atwiki.jp/ichi-1/pages/13.html

ジョジョパクリ糾弾スレテンプレその3

ttps://web.archive.org/web/20121112141851/http://www30.atwiki.jp/ichi-1/pages/15.html

ジョジョパクリ検証画像その4(楳図かずお編)

ttps://web.archive.org/web/20121112231135/http://www30.atwiki.jp/ichi-1/pages/18.html

おまけ1

ttps://web.archive.org/web/20121112112347/http://www30.atwiki.jp/ichi-1/pages/19.html

おまけ2

ttps://web.archive.org/web/20121112105337/http://www30.atwiki.jp/ichi-1/pages/17.html

ジョジョって滅茶苦茶独特で個性あんなあああーーーって思ってたから、割と元ネタからまんま拝借してるのがショックだった

数年くらいはショックを引き摺っていた気がするけど、それはそれとしてスティール・ボール・ランも読み続けていたしいつしかショックから立ち直っていた気がする

それでもこれを見た後に最近漫画パクリがどうの言われてるのを見ると「いやジョジョの方がずっと昔にそのまんまパクってるよ」とは言いたくなる

ナルトの一話でイルカ先生ナルトエピソードマジで感動していたのに、

後年読んだうしおととらでほぼ同じ流れのシーンがあってあの感動の名シーンもパクリだったんかい!と本気でショック受けてそれからナルトも読まなくなった気がする

ttps://pbs.twimg.com/media/EE62-x_UUAASDsP?format=jpg&name=medium

岸本先生うしとら好きなんだろうなって事は分かるけどね

大友克洋沙村広明忍空に影響を受けた事は公言してるのにそのままエピソードをパクったうしとら藤田和日郎には何も言及無いんかい!とは思った

ハンターハンターの方はジョジョと違って漁っても昔のテンプレサイトとか出て来ないけど

伊藤潤二作品から結構そのままパクってた検証画像があったと思う

幽遊白書の一話も何かの恋愛作品からそのままパクってた、って画像を昔ネットで見てショックを受けた覚えがある

からハンターハンターがパクられる側になってもそれは自分がやった事をそのままされてるだけだから人に言えないんじゃねえかなぁって思っちゃう

最近流行りの鬼滅もジョジョブリーチ銀魂あたりから影響受けてる事は吾峠呼世晴先生自分の好きな作品に挙げてるけど

我間乱って比較マイナー少年漫画からそのまんま剣術の型をパクってきたんじゃないの?みたいな話は一切聞いた事無いし

絵柄とかキャラクターの造形とか昔の少女漫画にまんまそっくりのがあるとも聞いたけど誰も話題にしている所も見た事が無い

鬼滅の刃がパクってきた作品まとめwiki

ttps://w.atwiki.jp/kimetunoyaibapakuri/

こじつけじゃあねーか?みたいな奴もあるし、自分が好きな作品から影響受けたキャラをそのまま自分作品に出すのは微笑ましい感じで嫌いじゃないけど

ここからが本題だけど

何故「古塔つみ氏」や「呪術廻戦(BLACK CAT等も)」のパクリトレースとされる物は許されず

ジョジョの奇妙な冒険」と「荒木飛呂彦氏」、「ハンターハンター」と「冨樫義博」のパクリトレースとされる物が許されるのか

これはもう滅茶苦茶単純な話で

ジョジョハンターハンターは昔から続いている権威ある作品で、面白く、人気があるから

これ以外に答えは無いと思う。

最近作品イラストレーターのトレパクは安直で捻りが無く、ジョジョハンターは先人をリスペクトしたオマージュから、なんて言うのは大嘘

仮にジョジョの奇妙な冒険ハンターハンターが今イチからジャンプで連載されて面白い!って話題になっても、トレースだのパクリだのは絶対炎上するよ。

元ネタ週刊少年ジャンプの読者が知らなさそうなマイナーな物から取っている、というのもあると思う。バレないようにこっそりやれ、って事だろうね。

例えば今手塚治虫藤子不二雄があの海外の名作からネタをパクっていた!なんて誰かの目に入っても炎上するとは思わない

何故なら偉大な先人漫画家には「権威」があり、「権威」とは「力」だからだ。要は力がある強い人の不正糾弾しよう、なんて皆思わない訳ですね

からまあ、パクリトレースが叩かれる人は人気や権威が無い人なんだろうな、と思ってる。完全オリジナル作品を作るクリエイターなんて居ない訳だしね

今見たけど何か滅茶苦茶伸びてて驚いた。ここから追記

この日記を書いた時から

ジョジョ漫画から絵は本質じゃないだろ」

って反論が来る事は分かっていた。実際自分もそう思う。そう思うけど

断末魔の一瞬! ジョジョ精神内に潜む爆発力がとてつもない冒険を産んだ!
しかし!ワムウは… 逆におもいっきりのけぞったッ!
俺にとって強い戦士こそ真理…勇者こそ友であり尊敬する者!!
JOJO無意識のうちにとっていたのは「敬礼」の姿であった--涙は流さなかったが無言の男の詩があった--奇妙な友情があった

ここら辺のめっちゃ良い台詞と名場面だなァァァーーーって思ってた所が他の作品からパクリ…というか模倣だったのは当時凄い衝撃だった

空手バカ一代面白いし名作だし荒木先生少年時代梶原一騎作品に触れた年代の人だから影響大きいのは分かるけどね

ナルトの一話もそうだけど、感動の名場面を他の作品から他の作品から拝借したって展開は元の作品を知ってる人はパロディオマージュとして楽しめても

元の作品を知らない人にはそれこそがオリジナルであり原体験なんだよね。だから模倣と分かった時に衝撃を受ける。

ひょっとして一昔前にガンダムSEEDが同じガンダムシリーズにも関わらず初代ガンダムZガンダムパクリと言われたのも同じような理由なんだろうか?

今となっては当時のあの熱狂なんて思い出せる訳もないけど…

荒木飛呂彦先生原哲夫先生の元アシスタントという事は知っていたけど、ジョナサンが槍を振り回すシーンがまんま北斗の拳ケンシロウが槍を振り回すシーンと同じだったのは驚いたか

2022-01-18

anond:20220118110029

真剣を持った時点でもうそれはフェンシングでもなければ剣道でもないな。

中世ヨーロッパ騎士日本武士、それぞれの剣術の戦いになる。

フェンシング剣道どっちが強い?」っていう話ではない。

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