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はてなキーワード: サイエンスとは

2018-02-23

https://anond.hatelabo.jp/20180119015621

データ分析の成否が事業の成否に直結するような会社を選べよ

まず戦うフィールドが間違ってる。

予測モデルの精度改善がそのまま売上の改善につながるような業態会社を選ぶんだよ。

そうすれば元増田みたいに冷遇はされない。

例えばGoogle.

Googleでは売上の90%が広告収入から上がっている。

ここで言う広告とは、GoogleやらYoutubeやらに訪れたユーザーデータを詳しく分析した上でもっとコンバージョンレートが高くなりそうな広告予測して表示するタイプ広告だ。

「誰にどんな広告を表示したらもっとコンバージョンレートが上がるか」というのは、当然データ分析機械学習範疇だ。

想像してみてほしい

1. 毎日GoogleとかYoutubeかに何億人だかのユーザーが訪れる。

2. 世界トップクラスデータサイエンティスト達が作り上げた、Googleコンバージョンレート予測モデルもっとユーザーコンバージョンしそうな広告予測して、それを表示する。

3. 予測モデルがはじき出した結果が正しければ、ユーザー広告クリックし、広告主は収益を上げ、その一部がGoogle広告費として入る。

この時、2.の予測精度が1%上がれば、Googleの売上はそのまま1%上がる。

Googleの年間売上が1〜2兆円くらいだったはずだから、1兆円の1%としても100億円の売上向上という事になる。

そういう企業データサイエンティストは、絶対元増田のような仕打ちを受けない。

逆に、データサイエンティスト末永く高い生産性を発揮できるようにあらゆる努力が行われているだろう。

Googleじゃなくてもこういう事業構造を持った企業では絶対データサイエンティストは軽んじられないと思うぞ。

だって、そうした方が儲かるから

広告以外だと、例えば保険業界のアクチュアリーとか金融業界のクオンツなんかも事業継続収益に直結するから良い感じなんじゃないか? 知らんけど。

入社する会社の事をよく調べろよ

あのさ、「R/Pythonバリバリ分析しようと思ってたけど入社したらExcelしか使わせてもらえませんでした」って転職先の下調べ甘すぎだよ。

プログラミングというスキルに対してどういうスタンスを取ってるかって、企業によってぜんぜん違うぞ。

元増田会社みたいに「プログラミングスキルコモディティ化したスキルで全部外注に出せばいい」みたいなスタンスを取ってる会社だってごまんとあるし、そういう会社に入ると悲惨なことになるぞ。

ちゃんと、転職エージェントから転職先の情報聞いたか? 転職先の会社ミスマッチが起きないように入念に面接を繰り返したか? Vokersは読んだか?

転職エージェント転職が成約すると報酬が入るようになってる事が多いから、話半分で聞いたほうが良いとは思うが、それでも元増田レベルミスマッチは指摘してくれると思うぞ。

面接人事部門だけでなく、所属予定部署マネージャークラスとか同僚になる可能性が高い人と面接させてもらって相性が良さそうかよく確認するんだよ。

Vokersは安いからとりあえず読んどけ。

まず信頼を高めてから本丸に切り込むんだよ。

データサイエンティストって基本的に物凄く"か弱い"職種なんだよ。

エンジニアみたに実際の製品を作る訳じゃないし、営業みたいに客が取れる訳じゃない。

データサイエンティストバリューを発揮するためには、自らの成果を他の職種理解して貰えないとダメなんだよ。

Googleみたいに作ったモデルが直接プロダクトに組み込まれ場合は別な。

じゃあ、どうすれば他の職種から理解して貰えるかというと、これは難しいところだな。

僕も分からん

ただ、1つ言えるのは、他の職種から信頼してもらえなければデータも出てこないし、分析した結果に耳を傾けられる事もない。

から、信頼して貰うというのは、必要条件ではあると思う。

信頼を得るためには、まず相手KPIを満たしてやる事だ。

組織ってその内部にいろんな評価基準を持っている。その評価基準は必ずしも全体最適になってないかも知れない。だから無視したくなるかも知れない。

でも、まずは相手が持ってる評価基準合致するようなバリューを出して、協力を取り付けるんだよ。そうしないと話が進まないからな。

既存評価基準の中で十分な成果を出したら、発言権が増すからそうしたら次は増田の好きなようにやればいい。

まあ、これをするのが面倒なら、最初からデータサイエンス事業に直結してる会社に入ると良いと思うぞ。

まとめ

というわけで、元増田は、

1) 転職先の候補となる会社の選定がヘタだった。

2) 選んだ会社入社する前の下調べが不十分だった。

3) 入った後の進め方も拙かった。

良かったな。改善余地がいっぱいあるから、これ直すだけで次は相当ハッピーに働けるぞ。

2018-02-21

教養アピールする人たちは、「物理」や「数学」、最先端サイエンス意識的教養から外すことで

自分たち安全領域に止めようとしていて醜い

東大京大レベル国立大学卒業した人が教養について説くならわかるが

文章よりも的確に世界法則を描き出す理系科目から逃げた私立文系たちが

知識の喜びだとか教養だとかをアピールするのは、むしろ教養がないのではないか

教養とは知識思考人格が結びついた状態のことだから

2018-02-20

アルコールとがんの関係が明らかに DNAを損傷、二度と戻らない状態

<英ケンブリッジ大学研究チームが、アルコール摂取DNAを損傷して、がんのリスクを高めると発表した>

アルコールDNAを損傷

1年で最もお酒を飲む機会が多くなると思われる年末年始のこの時期、お酒愛する人たちにとって気になるニュースが報じられた。アルコールが、DNAを損傷してがんのリスクを高めるというのだ。英ケンブリッジ大学のケタン・パテル教授率いるチームが、英MRC分子生物学研究所で行なった研究について、科学誌「ネイチャー」に発表した。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/01/dna2.php

 

アジア人アルコール分解がうまく機能せず

研究チームは、この酵素が十分でなかったり欠陥があったりする人は、東南アジア人に特に多いと指摘。科学ニュースサイトサイエンスアラートはこれを受けて、ALDH2変異している人(つまりうまく機能しない人)の数は、アジアに5億4000万人いると具体的な数字を挙げている。

2018-02-14

アマゾンアップル等を分割すべき、という記事翻訳(続きあり)

アマゾングーグルフェイスブックアップルが巨大になりすぎて健全な競争を阻害しているので分割すべきだ、という記事が一部で話題になっていそうなので訳してみました。

かなり長文です。

原文は http://www.esquire.com/news-politics/a15895746/bust-big-tech-silicon-valley/

図表中の文章などは訳していません。

あまり目新しいことを言っているようには感じませんでしたが、(長いおかげで)論点がまとまっているのは良いところかもしれません。

誤訳等の指摘あればお願いします。

あと、増田を使うのははじめてなのでその他変なところがあればごめんなさい。

(文字数制限に引っかかったみたいなので途中で切ります。続きは https://anond.hatelabo.jp/20180214160914https://anond.hatelabo.jp/20180214161344)

シリコンバレーの脱税・雇用破壊・中毒性マシーン

4つの会社が人類史上かつてないほど我々の日常生活を支配してしまっている。アマゾンアップルフェイスブックグーグルのことだ。私たちがみんな素敵なスマートフォンクリック一発のサービスに夢中になっている一方で、この4つのモンスターは縛られることなく経済を独占し、ギルドの時代以降ありえなかったほどのスケールで富を溜め込んでいる。この状況に対して論理的にどんな結論がありうるだろう?巨大テクノロジー企業を分割するべきだ。

スコット・ギャロウェイ 2018.02.08


001: パーカージーンズ姿の泥棒男爵たち

私は巨大テクノロジー企業にはとてもお世話になってきた。1992年に私が共同設立したコンサルタントファームであるプロフェットがしてきたのは、グーグルが変えてしまった後の新たな環境で顧客の会社が生き抜くための手助けだ。1997年に共同設立した高所得者向けeコマース企業であるレッドエンベロープも、アマゾンeコマースに対するマーケットの関心に火をつけていなかったとしたら、成功をおさめることはなかっただろう。もっと近い例でいうと、2010年に設立したL2は、モバイルソーシャルの波の中から、つまり企業が新しいプラットフォームの中での自分たちパフォーマンスベンチマークする方法を必要としている時代に生まれたものだ。

もちろん巨大テクノロジー企業は、別のレベルでも私に利益をもたらしてくれた。投資ポートフォリオの中のアマゾンアップルの株の価格上昇は、リーマンショックメチャクチャになった後の私の家計に経済的安定を取戻してくれた。最後に、アマゾンは私が教えているNYUのスターンスクール・オブ・ビジネスブランド戦略・デジタルマーケティングコースの生徒たちの今や最大のリクルーターでもある。こうした会社は素晴らしいパートナークライアント、投資先、そしてリクルーターでもある。20年にわたるこうした会社に関する経験と研究のすえに私がたどり着いたのは、奇妙な結論だ。今や巨大テクノロジー企業を分割するときだ、ということだ。

過去10年で、アマゾンアップルフェイスブックグーグル――私は「四大企業」と呼んでいるが――は、歴史上他のどの商業体も成し得なかったほどの経済的価値と影響力を集積してしまった。この4つの企業を合わせると、2.8兆ドル(フランスのGDPに等しい)の時価総額、なんとS&P500トップ50の24%におよび、2001年のナスダックで取引された全株価に等しい金額にもなってしまう。

この金額はどれほど莫大なのだろうか?アマゾンを例にとってみると、5910億ドルの時価総額ウォルマートコストコ・T.J.マックスターゲット・ロス・ベストバイ・アルタ・コールズ・ノードストリーム・メイシーズ・ベッドバスアンドビヨンドサックス/ロードアンドテイラー・ディラーズ・JCペニー・そしてシアーズを足したよりもまだ高い

フェイスブックグーグル(今はアルファベットになっている)は合わせて1.3兆ドルだ。世界の5大広告会社(WPP、オムニコムパブリシス、IPG、電通)に、5大メディア企業(ディズニータイムワーナー、21センチュリーフォックス、CBS、バイアコム)、更に5大コミュニケーション企業(AT&Tベライゾンコムキャストチャーターディッシュ)を加えてもグーグルフェイスブックを合わせた90%の価値しか無い。

アップルはどうか?時価総額9000億ドルのアップルは、世界でもっと企業価値の高い企業だ。さらに驚くべきことに、アップルは32%の利益率を誇るが、これはエレクトロニクス企業というよりエルメス(35%)やフェラーリ(29%)といったラグジュアリーブランドに近い。2016年アップルは460億ドルの利益を出したが、これはJPモルガンジョンソンアンドジョンソンウェルズファーゴを含む全アメリカ企業より大きい数字だ。もっと言うと、アップルの利益はコカコーラフェイスブック総収入より大きい。この四半期にはアマゾンが創業以来生み出した利益の2倍に達する数字を叩き出すだろう。

四大企業の富と影響力には驚かされる。どうしてこんな状況が生まれたのだろう。

“The Four(四大企業)”で私が描いたとおり、グーグルアマゾンフェイスブックアップルのような、独占と大衆への影響力を持つ企業を作るための唯一の方法は、人間のコアな器官に訴えかけることでプラットフォームを本能的に受容させてしまうことだ。


グーグル: 精神を変容させる

私たちの脳は極めて複雑な問を投げかける程度には洗練されているが、そういった問に答えられるほど優れてはいない。ホモサピエンスがほら穴から出てきて以降、そのギャップを埋めるために我々が頼ってきたのは祈りだった。視線を天に向け、問を投げかけ、より知性のある存在からの反応を待つ。「子供は大丈夫でしょうか?」「私たちを攻撃する可能性があるのは誰でしょう?」

西欧諸国が豊かになるにつれ、体系的な宗教が我々の生活において占める役割は小さくなっていった。しかし問と答えの間の空白は残され、そこにチャンスが生まれた。伝統的な宗教から離れる人が増えてくると、我々は下らないことから深遠な問題まですぐになんでも答えてくれる全能の預言者としてグーグルを見るようになった。グーグルは現代の神なのだ。グーグルは脳にアピールし、バックグラウンドや教育レベルに関わらず誰にでも知識を提供する。スマートフォンを持っているかインターネットに接続出来るだけで、祈りは全て聞き届けられる。「子供は大丈夫でしょうか?」「クループ症候群の症状と治療法は…」「私たちを攻撃する可能性があるのは誰でしょうか?」「核兵器開発のプログラムを今でも行っている国…」。

自分がグーグルに告白したことのある恐怖、希望、欲望を全部振り返って、自分自身に尋ねてみよう。自分がグーグル以上に秘密を託した相手が他にいるだろうか。グーグル以上に私について知っている人間が他にいるだろうか?

フェイスブック: 心の真実

フェイスブックは心にアピールする。愛されているという感覚は幸福への鍵だ。ルーマニアの孤児院で身体・精神の成長が阻害されている子供を研究したところ、発達の遅れは当初原因として想定されたような栄養失調のためではなく、他人の愛情の不足によるものだとわかった。しかし私たちの種の特徴は、愛されることを必要とするのと同じくらい、他人を愛することも必要とすることだ。発達心理学者のスーザン・ピンカーは百才を超える人の人数がイタリア本島の6倍・北アメリカの10倍にも上るイタリアサルディニア島を研究した。ピンカーは、遺伝・ライフスタイル的な要因の中でも、人と人との間の近しい関係や対面での交流を重んじるサルディニアの習慣が長寿の鍵であることを発見した。遺伝よりもライフスタイル、特に社会的繋がりの強さが長寿の決定的な要因であるとする他の研究もある

フェイスブックが21億の月間アクティブユーザーに提供しているのは、他人を愛したいという欲望に火をつけるためのツールだ。高校の同級生をもう一度見つけるのは素晴らしい。引っ越してしまった友達と連絡を取り続けられることを知るのも良いことだ。赤ちゃんの写真に「いいね」をつけたり、友達の心からの投稿に短いコメントをつけて、私たちの大事な友情や家族の絆を固くするのには数分あれば良いのだ。

アマゾン: 常に消費を

眼にとっての風景、耳にとっての音にあたるのが、本能にとっての「まだ足りない」という感覚、飢餓感だ。胃袋が素晴らしい食事の後でもさらに砂糖や炭水化物を求めるように、私たちの心は更なるモノを欲望する。本来この本能は自己保存のために機能していたものだ。つまり、食べる量が足りないことが飢餓と確実な死を意味するのに対して、食べ過ぎはそもそも珍しく、腹が膨れたり二日酔いになるだけだ。しかし今あなたが自分のクローゼットや戸棚を空けてみると、たぶん必要の10から100倍ものモノを持っていることがわかるだろう。私たちは理屈ではこれが馬鹿馬鹿しいことをわかっているが、社会や高次脳機能は我々のどこまでも欲望するという本能に追いついていないのだ。

アマゾンは消費する我々の巨大な消化管だ。アマゾンは栄養を蓄え、それをプライムメンバーになっているアメリカの64%の家庭の心臓や血管に供給する。アマゾンが採用したのはビジネスの歴史の中で最高の戦略だ――「少なく与えて多く受け取る」――そしてその戦略を歴史上のどんな会社より効果的・効率的に実行している。

アップル: 感動への準備万端

生存本能についで二番目に強力な本能は繁殖だ。性をもつ動物である私たちは、自分がいかに洗練されて賢く、クリエーティブであるアピールしたいと思う。私たちは力を示したい。性も贅沢も理屈では説明できないが、アップルは、広告をヴォーグに載せ、スーパーモデルをプロダクトのローンチに呼び、店舗を自分たちブランドのガラス張りの神殿にすることが、人の魅力的になりたいという欲望にアピールし、そして自分たちの利益率を向上させることに極めて早くから気づいていた。

デルのコンピューターは性能は良いかもしれないが、マックブックエアと違って、イノベーション階級のメンバー証にはなってくれない。同様に、アイフォンは単なる電話やスマートフォンではないのだ。顧客がiPhoneXに1000ドル払うのは、顔認証の大ファンだからではない。彼らは自分たちいい生活を送り、芸術を理解し、自由に使える収入があるというメッセージを送っているのだ。それは他人へのサインだ。もし君が僕とつがいになってくれたら、君の子供はアンドロイドを持っているやつとつがいになるより生存確率が高まるよ、ということなのだ。実際、iPhoneユーザーアンドロイドユーザーより平均40%収入が高い。iOSプラットフォームの上にいる人間とつがいになるのは、良い生活への近道なのだ。脳、心、消化管、生殖器。この4つの器官にアピールすることで、4大企業は自分たちサービスや製品、OSを私たちの精神深くまで潜り込ませてしまった。彼らのおかげで、我々はより賢く、目利きのできる消費者になることができた。そして消費者にとって良いことは社会にとっても良い、はず、だろうか?

答えはイエスでもありノーでもある。四大企業は我々の生活にあまりにも大きな影響を持っているので、もし彼らのうちどれか一つでも無くなってしまったら、ほとんどの人は心底動揺するだろう。iPhoneを持てなくなり、検索にYahooかBingを使わざるをえず、フェイスブックに投稿した何年分もの思い出を失ってしまったときのことを想像してみるといい。アマゾンアプリからワンクリックで明日までになんでも注文することが出来なくってしまったらどうしよう。

一方で、自分たちの生活の相当な部分を一握りのシリコンバレーエグゼクティブに預けてしまったせいで、我々はすでにこうした会社の負の部分についても語りはじめている。四大企業の独占が進むにつれ、懸念や、ときには怒りのささやきさえも聞こえはじめている。長年の欺瞞のあとで、我々はついに政府か、あるいは誰かがブレーキを踏むべきだという提案について考え始めたのだ。

こうした議論のすべてが説得力を持っているわけではないが、巨大テクノロジー企業を分割するべき真の理由であると私が信じる議論に行く前に、もう一度確認してみる価値はある。


002: 悪を成さず?

巨大テクノロジー企業は、最初のギャングスターであるマイクロソフトの罪から学習した。このかつての巨人は当時自分たちの力を過信して、監督官庁や社会の中での自分たちイメージをやわらげるためにPRキャンペーンロビイストといった手段に頼る必要はないと考えているように見えた。対照的に、四大企業は若さと理想主義イメージを売り込み、また世界を救うことの出来るテクノロジーの可能性を布教して回っている。

その気持ちは真剣なものだが、ほとんどが抜け目のない動機から来ているものでもある。単純な利益以上の何かにアピールすることで、四大企業は従業員の間で高まっている、いわゆる「理想追求型」企業への欲求を満足させることができている。四大企業の「ガレージ発明家」神話は、マンハッタン計画アポロ計画の昔に遡るアメリカサイエンスエンジニアリングに対する敬意を上手く利用している。何よりも、これらの会社の漠然とした、それでいて理想主義的な宣言――”Think different”, “Don’t be evil”――が、最高の幻想を与えてくれる。政治的な進歩主義者は一般的に善意だが立場の弱い人々と見られがちで、ますます強力になりつづける企業にとって最高の隠れ蓑となってくれるイメージだ。

フェイスブックシェリル・サンドバーグが女性たちに「一歩踏み出そう(“lean in”)」といったのは本心からだが、彼女は女性へのエンパワーメントに関する自分のメッセージが持つアイロニーについても触れざるをえなかった。彼女の会社はもともとハーバードの学部生の魅力をランク付けするためのサイトから生まれ、ましてや比較的多数の女性従業員を擁する産業――メディアコミュニケーション産業――の数万の雇用を今も破壊しているのだから。

こうしたPRの努力は効果的だが、一方で彼ら企業にとって大転落を準備するものでもある。完璧な紳士に見えた人間が実はオピオイド中毒で、自分の母親に対しても酷い態度を取っていたことを知るのは大きな失望だ。紳士があなたと付き合ってくれるのが単なる金(クリック数)目当てだということを知るのはなお酷い。

初期にいくつかのインターネット企業を創業した人間としての私の経験では、四大企業ではたらく人々が他の成功している企業で働く人々と比べて特に邪悪だということはない。彼らは少しだけ教育程度が高く、少しだけ賢く、極めて幸運だが、彼らの親の世代と同様に、ほとんどの人はなんとか生計をたてようとしているだけだ。多くの人は人助けだって喜んでするだろう。ただ社会を良くすることとテスラの車の二択を迫られれば、ほとんどはテスラを選ぶだろう、というだけだ。そしてパロアルドテスラ販売店の業績は好調、極めて好調なのだ。だからといって彼らが悪人だということになるだろうか?もちろんそんなことはない。ある資本主義社会における一営利企業の従業員にすぎない、というただそれだけだ。

我々の政府はGDPのおよそ21%にあたる年間予算で活動している。つまりこれが公園を開き、軍隊の装備を整えるためのお金だ。では巨大テクノロジー企業は公平な負担を支払っているのだろうか。ほとんどの人はノーというだろう。2007年から2015年の間にアマゾンは利益のうち13%しか税を払っていない。アップルは17%、グーグルは16%、そしてフェイスブックは4%しか払っていない。これに対して、S&P500平均では27%の税金を払っている。

そう、つまり四大企業は税金逃れをしているということだ、つまりあなたたちと同様に。ただやり方が上手いだけだ。例えばアップルは利益をアイルランドのような地域に移すという会計上のトリックを使っており、結果として世界で最も利益を挙げている企業が最低の税負担しかしないという事態が生じているというわけだ。2017年9月時点で、アップルは海外に2500億ドルを保有しているが、これはほとんど課税されない、そもそも最初から海外に持ち出されるべきではなかった財産だ。別の言い方をすれば、ディズニーネットフリックスを買えるだけの資産をアメリカの一企業が海外に持っているということだ。

アップルだけではない。GEも巨額の税金逃れに手を染めている。しかし我々がそのことに腹を立てることがないのは、そもそも我々がGEを愛していないからだ。この責任は我々に、そして我々の民主的に選ばれた政府にある。我々は税法をシンプルにする必要がある――複雑なルールはそれを利用することのできる能力に恵まれた人々に有利に働きがちだ――し、それを実施できる人間を選挙で選ぶべきだ。

四大企業による雇用の破壊もすさまじく、恐ろしくなるほどだ。フェイスブックグーグルの収入は2017年に290億ドル増えそうだが、この新しいビジネスを行うために彼らは20000人の新しい、高収入の雇用を生み出すだろう。

だがコインの裏側はそれほど輝かしいものではない。広告業デジタルであれアナログであれ低成長の(ますます成長が鈍っている)ビジネスであり、このセクターがほとんどゼロサムであることを意味している。グーグルマーケットを成長させることで新しい収入を得ているわけではない。他の会社のドルを奪っているだけだ。もし我々が五大メディアサービス(WPP、オムニコムパブリシス、IPG、電通)をグーグルフェイスブックの代わりに使えば、290億ドルの収入を得るためには219000人の旧来型の広告プロフェッショナルが必要になっていただろう。つまり、年間199000人のクリエイティヴディレクターコピーライター、代理店幹部が「家族との時間を増やす」ことを選択していることを意味する――ヤンキースタジアムほぼ4つ分が解雇通知を握りしめた黒スーツの人間で一杯になってしまっているということだ。

これまでのビジネスサクセスストーリー例では、今注目の的になっている企業たちよりも多くの従業員を雇用している。P&G2017年の株価の急上昇を受けて時価総額2330億ドルとなったが、95000人の人間を雇用している。言い換えれば従業員一人あたり240万ドルだ。インテルニューエコノミー企業でその資本があればより効率化を図れそうなところ、時価総額2090億ドルで102000人を雇用、一人あたり210万ドルだ。これに対してフェイスブックは14年前に創業された企業だが、5420億ドルの時価総額を誇り、一方で従業員は23000人しかいない。これは一人あたり2340万ドルということで、P&Gインテルの10倍だ。

たしかに、これまでも雇用の破壊はあった。しかしこれほど上手くやる企業が出てきたことはない。ウーバーは新しい(低い)680億ドルという基準を設定したが、これがカバーする従業員は12000人しかいない。従業員一人あたりでいえば570万ドルだ。実際の道路と実際のドライバーを必要とするはずのライドシェア企業が、墓の中のヘンリー・フォードを激怒させかねないようなフーディーニばりのトリックを駆使して中間階級のサヤ抜きをしようとはなかなか想像できまい。

しかしウーバーは新しい区別を設けて、二種類の労働力を作り出すことでこれを成し遂げてしまった。「ドライバーパートナー」、わかりやすく言えば請負業者ということだ。彼らを従業員名簿から締め出すことは、ウーバーの投資家と12000人のホワイトカラー従業員が680億ドルを「パートナー」たちと公平に分配しなくてよいということを意味する。これに加えて、ウーバーは200万人のドライバー労働者健康保険雇用保険有給休暇も与えなくてよいのだ。

巨大テクノロジー企業の雇用破壊は、こうした企業に対して公平な税負担をさせるべきだという主張の強い論拠になる。政府はそれを職業訓練社会福祉にあてることでその被害を抑えることができるからだ。しかし、雇用の破壊を政府による介入の促進剤とだけ考えないようには気をつけるべきだ。職の置き換えと生産性の向上――農民から工場労働者へ、工場労働者からサービス労働者へ、サービス労働者から技術労働者へ――はアメリカイノベーションストーリーの一部だ。我々の 成功フリークたちに戦わせつづけることも大事なのだ。

核心に近づいてきた。外国の敵に自分の会社を、自国の民主的な選挙プロセスを傷つけるための武器として使わせることは問題、とても深刻な問題だ。2016年の選挙中、フェイスブック上のロシアのトロールページは金を払っておよそ3万件の政治広告を打った。でっち上げコンテンツを見たユーザーは1億2600万人におよんだ。事態はこれでは止まらなかった。GRU――ロシアの軍事・諜報機関――は最近では混乱の種を蒔くためにより超党派的な方法を採用している。選挙の後も、GRUはフェイスブックグーグルツィッターを利用して人種差別由来の暴力を扇動した。こういったことを防止するために、プラットフォーム事業者たちはほとんどあるいはまったく投資を行わなかった。GRUはフェイスブックの広告をルーブルで支払った。文字通りにも、象徴的にも赤旗だったというわけだ。

あなたがビーチかプールつきのカントリークラブを経営している場合、短期的にはライフガードをおかないことが利益につながる。主にアルゴリズムに依存しているフェイスブックがそうであるように、そういったビジネスモデルにはリスクがあるが、かなりの金額を節約できるからだ。巨大テクノロジー企業が社会的な利益のために、必要なリソースを自発的に投資するだろうと期待するのは、エクソン地球温暖化の問題に対してリーダーシップを発揮することを期待するようなものだ。そんなことは起きるはずがないのだ。

しかし、単なる規制ではなくトラストの分割が必要だというアイデアを私が思いついたのは11月に、上院情報委員会チェアマンであるリチャード・バーがフェイスブックグーグルツイッターの相談役に泣きついたときだった。「国民国家に我々の未来を台無しにさせないでくれ。君たちが防衛の最前線なのだ」。まさにこの瞬間、選挙で選ばれた我々の代表が自国の防衛を、今買おうとしていた靴についてしつこく宣伝したり、友達の誕生日を思い出させることをビジネスモデルにしている会社に委ねようとした瞬間こそ、歴史における転換点だったのだ。

「あいつら」が我々の防衛の最前線だって

はっきり言っておこう。我々の防衛の最前線はこれまでずっと陸軍・海軍・空軍・海兵隊だったし、これからもそうあるべきだ。「ザック」軍団なんかじゃない。(https://anond.hatelabo.jp/20180214160914に続く)

2018-01-22

森博嗣のGシリーズはさぁ…

Vシリーズが終わってそのあとから時間をかけて発行されてるんだけど

最初の頃はオチが分からないし、まずオチを書く気が作者にないし、もはやミステリィっすか?って感じだし

そりゃキャラ個性的面白いけど、S&MとVと百年とスカイクロラと諸々見てきた分としては物足りなくて

森、急にネタ切れたの?っていうのと

妙に神様とか宗教とか出てくるから興味がサイエンスからそっちに行っちゃったの?って思われてて

当時は信仰が描けてないやら推理物じゃないやら蛇足で書いてるやら言われてたじゃん。

シリーズ続くにつれてそれが濃くなっていって、もう事件がなんなのかどんどん分からなくなったんだよね。

「なにこの事件?」って。トリックじゃなくて、事件のものが謎のまんまなんだよ。

でもさ、妙に気になる部分が結構あってさ。それはあらすじを読んでも分からない。内容を読んできた人だけが気付いてたものなんだけど、

そしたらさ、『χの悲劇』っていうGシリーズ作品がでてさ。

読者はひっくりかえったわけ。恐れをなしたわけ。この作者ヤベェって。

別に信仰を描く気も、サイエンスから興味無くなったわけでも、推理しなくてもいいように作ってたわけでも無くて、

【このシリーズは全て読んでから意味を持つ】

って提示されちゃったわけなんだよ。いや作者はそんなこと考えてるかしらないけどさ。

そしたらWシリーズあんなことになってて、Xシリーズの完結巻なんだよアレ…なんだよアレ…!?

これ絶対新人作家はできない芸当なんだよ。なぜならこれは20年の積み重ねだからね…。

まりあれ。読めよ。最初の方で「こんな話なんだろうな」って思ってたのを、がっつり裏切ってくるから

今このシリーズを発売ごとに追いかけられてるのが、幸せに思う。最終巻出るまでは生きるわ…。

2018-01-05

何かその作品なりの良さがあるんだったら多少ほかが崩れてるのは気にならないんだよね

好きなホラー映画は「REC●」と「ディセント」 男は闘ってガンガン死ね!しぶとくてもいい! ラブコメはどうでもいい!

ナンセンスギャグは好き! ファンタジー好き 友情努力勝利

一方夫はラブコメ割と好きで、本人も恋愛体質でかなりのモテ男ゾンビ物は嫌い。B級嫌い。画質厨。

サイエンスフィクション好きだけど、ファンタジー、スペースファンタジー嫌い。

ホラー悪魔憑き系が好きなのかな。正体が分かってる怪人物は×

こんな二人で先日の「君の名は」を見たんだけど、

3年前だった!って所はおお!っと思ったけど、

なんか二人で会った?なんで出会えてるの?とかなって、掌に名前を書こうみたいな辺りで意味わかんなくなって引っかかってる間に話が進んじゃって

隕石避難させろワーワーみたいなのをもっとメインに据えてほしかった

その後の再開までの話しが長すぎる、そこさらっとでいい

夫「シュタゲでよくね????」

うん、おもしろいよねシュタゲ

でもサマーウォーズよりは面白かったかなあ~

2017-12-27

大学の利用価値

anond:20171227003911

もっと世界を知りたいと思う。

いままで自分ひとりで知識経験を積み重ねてきたけど、もう限界だと思った。

独学には「体系的に学べない」という決定的な限界がある。

から大学へ行こうと思った。

もっと世界を知るために、僕には高等教育必要なのだ

 

独学の成果

マルクス大英博物館図書室に通って学び、「資本論」を書いた。

ジョブズ大学中退して講義に潜り込み、勝手に聴講してデザインを学んだ。

 

教育機関で保持されている知見

大学に行かないと学べない分野は、今は限られていると思う。

 

それ以外の分野なら、ネット上のコミュニティーでも質問できる時代なので、座学(独学)でも学べるのはでないか

アカデミック雰囲気を楽しみたいなら大学へ行くしかいかもしれないけど、レジャーランド化してる大学では無理?)

 

海外留学

日本若者で、今から大学へ行きたい人たちは、費用が出せるなら、海外留学お勧めしたい。

海外でも生活できる能力を備えた上で、海外日本比較して、それでも日本に住みたければ日本に戻ってくれば良い。

日本しか生活できないか日本に住んでいるのと、日本が好きだから日本に住んでいるのでは、人生の質が大幅に違う。

どんな場所でも、長所短所がある。日本短所は閉鎖的な島国根性。(同じ島国でも、イギリスとは大分文化が違う)

 

言葉なんて、所詮意思伝達の道具でしかいから、基礎の文法さえ分かれば日常生活には十分。

海外武者修行を積み、たくましく育って欲しい。

日本国内外で日本人ネットワークを築き上げ、和僑の輪を広げよう!

2017-12-17

anond:20171217000513

数学普遍の真理を扱うが、あくま集団の見る幻想だとも言われることがあるしね

俺も科学あくま科学だと思ってる

ただ、科学に対するリテラシーが欠如していると血液型人格を決めつけたり、水素水をありがたがることになる

また、薄っぺら単語並べただけの"サイエンス"に騙されてしまうだろうね

2017-12-09

anond:20171209075343

束で見るってのは、おれも分野の期待値として見るということばで書いてるけど同意

ただ、金はかかるけど金になる目処が見えない研究分野というのはやはりあって、

そういうマーケットのリターンとしての成果を予測できない領域税金を出すためには、

アウトプット客観的評価する方法がどうしても必要になってくるってのも前に書いたとおり。

難しいのはそういう科学を回すための科学をやってる基礎研究領域評価だけど、難しいからやらんでも良いってことにはならない。

ある研究分野にまとめて広く薄くお金をばら撒いてプレイヤーを増やし、結果としてアタリを増やすための原理としても求められてる。

ビッグサイエンスでは、金になる研究をやるグループ、金にならない研究をやるグループ

箱づくりをパッケージ化することで、金にならない研究にも金を出す理由付けに使っている。

それをアカデミア全体でやるためには、各研究分野のアウトプット種別研究野間の関連の可視化してバランス取るを必要があるし、

結局のところどうやってアウトプット定量化するのかはどこまでもついて回る問題だと思う。

anond:20171208194809

けっきょく、雰囲気で金を出す政府じゃなくて、民間ベンチャーキャピタル助成してもらえってことかな。

おれは基礎研究立場からいまいちピンと来なかった部分もあるのだけど、産業応用の場合はたしか

売れるものができたかどうかのみが成功指標になるかもしれない。ただそれは事業者側の都合であって、

税金ソース助成金だと国民がそっちの考えに寄り添って納得するのは難しい。特に失敗した場合は。

基礎研究場合もっと面倒で、目標を達成できたかどうかははっきりしないことも多々あるし、

それを逆手に取って全体的に見ればあきらかに失敗なのにやりっぱなしで終わらせることもある。

理想評価方法があるかどうかじゃなくて、金は出したけど何の指標もなくて効果が分かりませんでした、

はいつまでたっても金の無駄遣いになるからそこはちゃんと具体的に説明しろと言ってるわけ。

ビッグサイエンスだと最初から手段のための箱物を作ることが目的にしちゃって、すごい箱が完成したか成功だ、

みたいな本末転倒プロジェクトも多い。政府スパコン事業産業への波及効果があることを装いつつ、

やってることは利用する立場研究者別に求めていない、豪華でなんかすごそうだが使いにくいスパコンと、それを納めるための施設を作るという側面が強いでしょ。

2017-12-08

anond:20171208082151

それは現状の形式だけで中身のない成果報告書に対する批判であって、客観的な事後評価を行い公開し、

政府内部的には次の施策還流するすることの良し悪しの批判にはなっていない。

それは無駄な事後評価無駄というしごくあたりまえの話であって、事後評価なしで良しという理由にはならない。

もちろん、現状の研究補助金助成金のあらゆる局面でつきもの無駄なペーパーワークが、研究従事者の貴重な時間を拘束しているという点については同意するけどそれとは別問題

一般論でいうと金をもらったら後は自由やらせてくれというのは研究者としては嬉しい半面、

あなたのいうとおり研究開発というのはどこまで目標が達成できるかギャンブルの側面が強く、

予算を付ける側としては理由付けに苦しむところがあるので、お互い後腐れなく金銭授受するためには期待値として成果を可視化するシステム必要なのかもしれない。

それによって、これこれの分野にこれだけ予算をつけると全体的にはこんだけ成果が出てるんです、みたいに税金効果国民説明することもできる。

研究者自由裁量で使える予算も付けやすくなる。

てか、現状そんなレベルのこともやってないから、お金にならない学術分野に金かけて意味あんの?みたいな意見政府からも出てきても反論できない。

ビッグサイエンス研究費が偏ってるのも、元はと言えばこういう評価があらかじめある程度担保されてるグループを集めて銭を投げて委託すると、

事後評価スルーする理由が出来て楽だからっしょ。で、実際やってやりっぱなしでしょ。どうなろうと。そしてそれを繰り返す。

まあ結局、ひとことで言うと文科省ちゃんと仕事しろって話なんだけど。

anond:20171207204425

意図的に「予算の額に見合った」という部分をスルーしてんのかな。

入出力を定量評価して次の施策指標にするのは当たり前の話。原資は税金だし、それを含めた予算なのだから

何も研究者自身やらせ必要はないし、それで実施者が萎縮してしまうというなら、

根本的に政府事なかれ主義隠蔽体質問題があるということは前に書いた。

成功成功として、失敗は失敗として余さず評価して公開する。これが国民への還元

入り口はとんでもなく厳しいが、出口はゆるゆる。後に残るもの別にそれでなくても出てきた研究成果のみ。

外野からは途中の過程ほとんど見えてこない。予算の巨大さを妬み半分に遠巻きに眺めるだけ。

こういう点が日本ビッグサイエンスという選択と集中に対する不満だし、

実際問題として投資した金額の割には期待ほどの効果が得られずむしろ業界全体が萎縮してるのが事実でしょ。

2017-12-07

anond:20171206092117

政府主体ビッグサイエンスをやるのは良いけど、その予算の巨額さに見合った客観的かつ精密な事後評価をやってこなかった。

失敗が失敗として許されずそれを隠すためならウソも許容される政府の体質と、未踏真実に挑む科学本来とても相性が悪く、

それをカバーするために官僚思考完璧忖度できる科学者プロジェクトリーダーになる。文字通り政治家というやつだ。

それゆえ、あらゆるプロジェクトは内外からどんなにボロカスに叩かれても成功裏に終わったものとして報告される。

からプロジェクト間でノウハウ移転もなく何度でも似たような運営上の失敗が繰り返され、

ビッグサイエンス=ただの金食い虫となって業界全体を巻き込んで萎縮させる。

大学院重点化など、皮算用に頼った他の科学政策も同様。

やってやりっぱなし。誰も責任を取らない。というか無責任な人じゃないと務まらないシステムになってるのがダメ

https://anond.hatelabo.jp/20171206092117

違う分野ですがビッグサイエンスになると考え方が機械的効率を上げることばかり考えるようになるみたいです(元々そう言う人が多い分野かも)。SEが誰でも開発できるようにして行くってのと似た感じで。

2017-12-06

日本研究競争力がなくなってるのはビッグサイエンスに偏ってるから

ビッグサイエンスってのはデカ装置おいてごちゃごちゃやるあれね

ひとつプロジェクトに数百人関わるやつよ

最近だと例えばKAGRAとかかな

俺がいた地方国立大学なんて教授10万円の研究費でもめてたの見たことあるんだけど

一方でビッグサイエンスには数百億の金が投じられる

でもそういうのは科学者にとってもおいしいか批判なんか起きない、だから問題が表面化しない


例の二位じゃダメなんですかな富士通主導のスパコンだってそう、あれ1100億円もするんだぞ

京は速攻で二位になったけど、抜いたのはアメリカのやつで開発費70億円w

こんなのに金つぎ込んでるんだからいくら金があっても足りない、ITゼネコンおいしいわなwほんとw

そんでPEZYの社長逮捕される、たった4億円で、いや詐欺は悪いとは思うけど、でもやりきれないわな


ようするに科学者格差社会やね

2017-11-27

子供プログラミングを学ばせる・・・ってやつ

パズルみたいな奴でオブジェクト志向的な発想を学ばせるやつ

あれ本当に効果ある? 

そんなん初歩の初歩で、プログラミングって結局デザインパターンや、アンチパターンライブラリ名前

サーバーデータベースの設定方法や、次々出てくる新しい概念を覚えるという泥臭い勉強必要なわけじゃん

楽しくプログラミングなんかしてたら絶対身につかない知識が実務には必要

パラダイムシフトさせて世界技術の基盤を作るような発想をするにも、やっぱり泥臭い勉強必要

ゆとり教育と同じ失敗やろうとしてる気がするんだけど、あれで本当にいいのか

それよりは大学コンピューターサイエンス科を増やしたほうが・・・

2017-11-25

プログラミングは簡単。できない奴はただのアホ

おまえIT土方なめてんの?本物のハッカーなら院卒のガリ勉には負けない。超スピードコード書ける。殴り合いは実力だけ。ハッタリは不要

コンピューターサイエンスなんて知らなくてもコード書けるし、実際小学生でもプログラミングができる時代

ああ、俺?小学生とき微分積分できたか数学は得意だった。コンピューターサイエンスなんて遊びでしょw

2017-11-22

メルカリ個人情報取扱って本当に大丈夫なの?

世界最大のデータサイエンティストコミュニティ「Kaggle」において 機械学習コンペティション「Mercari Prize: Price Suggestion Challenge」を開催 | 株式会社メルカリ https://about.mercari.com/press/news/article/20171122_kaggle/

メルカリデータサイエンスコンペティションやるってそれユーザーから集めたデータでしょ?

商品タイトルとかカテゴリーから特定個人に行き着いたりしないの?

そもそもそれユーザーが出品したり投稿したりしたデータじゃん。

なんでユーザーに事前に通知もなく勝手にそのデータ使って、しかも誰でもダウンロードできる形で公開してコンペティションとか言ってんの?

せめて通知くらいしてくれないとサービスとして信用ならん。

2017-11-15

歴史ものとスペースものが嫌いな夫

スターウォーズもだめ!

ガーディアンズオブギャラクシーもだめ!

マイティ・ソーあんまりおもんないけどキャラ萌えで観てる私!

アニメへうげものもだめ!

アニメ蒼天航路もだめ!

時代劇映画ダメ

そもそも邦画がだめ!

無双オロチしたら三国志戦国時代がごっちゃになってしまわれた!

三國無双徳川はいねえよ!!

ウワーーーーン

サイエンスフィクションはセーフ

2017-11-09

価値のないアイデア

なぜそのゲームアイデアが無価値なのか?今「起業科学」という本を読んでいるんだけど、あなたもこの本を読んだら理由がよく分かるようになると思う。

自分が欲しくないものを作っても大して力を注げないし、他の人が欲しがるように改善することも難しい。

もしも俺がゲームを作るとしたら、例えば、そうだな~、俺の好きな子が俺を好きになるようなゲームを開発してその子テスターをしてもらうかな?(そんなゲーム現実にあったら飛ぶように売れるだろうw)

2017-11-08

大学中退のジョブズ

学歴に頼るのは甘えだ。実力でのし上がろう。

移民の子だったスティーブ・ジョブズ養父母学費を出してもらって大学に行ったが中退した。養父母の老後の資金がなくなるのがしのびなかったかららしい。しかジョブズ大学に潜り込みただで講義を聞き勉強した。その後の成功は有名だろう。

労働者階級の両親は蓄えのすべてを学費に注ぎ込むことになってしまいました。私はそこまで犠牲を払って大学に通う価値を見出せなくなってしまったのです」

 

無料大学へ行く方法

もしも大学で学びたい気持ちが本物なら、日本大学教育水準が低いので外国大学に行くべきだろう。

EU学費無料大学もある。選択の自由度が高いドイツ大学お勧めだ。

 

商売勉強

お金がないことで苦労しているなら、商売勉強をした方がいい。(日本人義務教育商売勉強もっとした方が良いと常々思っている)

 

世界中どこでも通用するスキル

この1年でドイツ語プログラミングを学んでみよう。ドイツ語発音規則が明確で英語よりも簡単だ。ベルリンヨーロッパシリコンバレーになりつつある。今がチャンスだ!

 

今のあなたシリア難民に比べたらまだましな条件、環境を得ている。

あきらめるのはまだ早い。日本男児女児)なら貧困に負けず自分の道を切り開いてほしい。

2017-11-06

たぶん究極は

ブラインドサイト」 ピーターワッツ

この路線の「吸血鬼ジレンマ可能性」を徹底的に考えぬいて、

生物学的/生態学的/心理学的/社会学的に破綻せずに存在しうる吸血鬼

とはどのようなものになるか、をあくまサイエンス論理で構築した吸血鬼像を提示する、

哺乳類専攻生物学者にして吸血鬼ヲタクである作者の渾身の作品

なお、徹底的に考察しすぎてドラキュラ伯爵ロマンは皆無w

こう書くと理屈っぽいだけの作品に思われるかもしれないが、吸血鬼の詳細(すぎる)設定は

巻末エッセイでまとめて語られていて、あくま物語の背景。

執筆動機は明らかに「オレ(但し専門家)が考えた最高の吸血鬼を見てくれ!」なのだが、

吸血鬼像が徹底しすぎて「言葉が通じるが、根本的に捕食獣である知性」がリアルに感じ取れて

しまうがゆえ、その異質な知性と並置される人間常識的な、知性、倫理意識といったもの

いかに幅が狭く偏ったものか、という視点を突き付けてくる傑作SFになっている。

https://anond.hatelabo.jp/20171106000438

2017-10-29

大学時代教授同業者をディスってた話

2位じゃダメなんですかで話題だったこ研究室教授愚痴ってた話をする。

その教授曰く、要は大きな研究が重視される事が本当の問題だと。

話題になりそうな研究日本すげーができそうな研究ノーベル賞取れそうな研究

そういう研究が優先されているんだって

科学は軽視されてないよ、国は科学にちゃんと金出してる」

問題はなにに金出してるかって話」

「結局、ビッグサイエンスなんだよ。ビッグサイエンス傾倒問題

「でもだれも文句言わない。いつか俺たちも(甘い汁すいたい)って思ってるから

「それに科学者って世間知らずで研究しか能がない連中が多いから、世の中のことわかってないんだよ」


トリクルダウンって言葉を思い出した。

あれもいつか貧しい人も豊かになれるって話だったから。

結局、科学者格差問題なんだよって教授愚痴っていた。


はてなで、日本科学軽視してるって話があったから書いてみた

いつだったか河野さんが申請書類フォーマット文部科学省改善求めてた件で

大学ローカルルールを国が決めてるって勘違いして文科省文句いってた人いたじゃん

文科省からそれは大学に言えよって返された件で思ったんだけど、大学教授って結構馬鹿なんだなって

から書いてみた。


研究者って研究者になにか言ったりしないんだろうか

足の引っ張り合いをしろってんじゃないけど

ちょっと全体像見れる人いなさすぎだよね

そもそもあのフォーマット問題も、なんで河野さんが動くまでネット愚痴る程度で終わらせてるんだって話だし。

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