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2024-10-26

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241012181121週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

↑を書いた増田です 適当に書いた増田がしばらく見ないうちにブクマめっちゃ伸びてて派生増田もめちゃくちゃ出ててビビった。ただのおじさんの与太話にいろいろ意見をくれてありがとう

みんなのコメントの中には恥ずかしながら読んでなかった作品もあったくらいで、今週はネカフェKindle50%還元セールでいろいろ読み返してました

選考基準について少し補足すると、ジャンプという雑誌の在り方への影響度がとにかく重要だと考えてます。売上とか人気とか社会的影響考慮はしてますが、あくまで付随する要素に過ぎません。

ブコメやXで結構言及されてたのを見て思ったのは、選評を雑に書きすぎて自分の考える重要性が伝わってないところが多かったのと、20選だとさすがに網羅出来てないなということ。もともと個人的メモ書き程度に書いたものだったのですが、色々な意見を取り入れた25選にして、一人一作縛りもなくして、選評ももうちょい見栄えするようリライトしてみました。これが現時点でのベストだと考えているので、もう異論は取り入れません。

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

月2回刊で始まった少年ジャンプ創刊号わず10万5000部しか出なかった。その9年前のサンデー創刊号が30万部、マガジン創刊号20万5000部だったことを考えると、その始まりが実に静かなものだったことがわかる。

そんな中、大家永井豪が描いたこ作品の絶大な人気がジャンプの売上に大きく貢献したことは言うまでもないが、それ以上に重要なのは、この時点で「読者が面白いと思うことなら何だってやる」という編集部方針は明確であったこである

過剰ともいえる性描写教職への徹底的な批判からなる本作は、当時の基準でも極めてラディカルで挑発的な作風であり、批判に晒され続けた。しかし、競争原理に基づき、常に読者の方を向いた雑誌を作るという編集部意向が、この作品を存続させた。後に「アンケート至上主義」という形で現代まで続くことになるジャンプの強固なアイデンティティは、本作の成功とともに形をなしたのである

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

頭文字D湾岸ミッドナイトのようなクルマ系のマンガが下火になったのは、若者が誰もスポーツカーに乗らなくなったことが原因のひとつであるという。頷けるところもあるが、じゃあ不良、ヤンキー番長と称されるような若者なんてもっと絶滅危惧種なのにどうして彼らをカッコいいものとして描くマンガは何作も出続けているんだ?東リべのような大ヒットも未だに出ているのに。

思うに、我々の脳には義理人情、泥臭さ、そして熱さを欲する部位が生まれつき備わっているのだ。そしてこうした要素を最も効果的に表現しうる分野が不良漫画であると見抜いたのは本宮ひろ志最初であった。

ストーリーは完全にご都合主義で、キャラクター一貫性もまるでない本作は、しかし「男の強さ」を描くという一点のみにおいて全くブレることはなかった。どんなに反社会的人間でも、腕っぷしと強靭精神と仲間への思いやりさえあればクールに映るという価値観は、フィクションにおいての(もはや誰も意識すらしなくなった)お約束として今なお残り続けている。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ジャンプ国民マンガ雑誌とみなされる要因はどこにあるだろうか?40年間一度も休載することなく駆け抜けた秋本治デビュー作は間違いなくその一つであろう。

当初は型破りな警察官両津勘吉ドタバタを描くコメディとして始まった本作は、その時代サブカルチャー政治経済情勢を積極的に取り込むことで、高度経済成長期以降の近代化していく日本風景を余すことなく取り込んだ作品となった。

浮世絵江戸庶民たちの風俗を映し出す史料であるように、こち亀が織りなす物語昭和から平成にかけての日本人の最大公約数的な心象風景を巧みに映し出した。いまや日本から失われつつある中流庶民日常を、我々は全200巻からなる亀有の小さな派出所日常にしみじみと感じ取るのだ。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

もともと硬派なボクシングマンガとして始まった本作は仁義兄弟愛をベースにした極めて現実的作風で、決して圧倒的な人気作とは言えなかった。しかし、あしたのジョー下位互換になるくらいなら無茶苦茶やってやる、という判断のもと路線変更し、過剰さと大袈裟さを極めたことで人気を博し、史上初の最終回巻頭カラーとして、ジャンプ史にその名を刻むこととなる

───という、教科書的な本作の功績だけが、本リストに入る理由ではない。重要なのは本作が男一匹ガキ大将(=根性と漢気)、侍ジャイアンツ(=超人能力)の要素を意識的に再生産していることである車田正美を源流として、ジャンプ的な文脈を後世の作品が重ね合わせることでより濃くしていく流れが明確になる。我々の知るジャンプは全て車田正美以後なのだ

5.コブラ 作:寺沢武一 1978年45号 - 1984年48号

時代作家に比べ、寺沢武一デビュー作の視座は群を抜いて高かった。スペースオペラ世界観から引用した本格的なSFアイデアの数々。高い等身で描かれ、まるで映画のようなポージングセリフ回しで魅せるセクシーな男女たち。幾度もの休載はさみつつも、本作はユーモアとカッコよさと強さをコブラという一人の男の中に共存させるという偉業を成し遂げた。

登場人物も読者も無垢10代の少年でなくてはならないという近視眼的な幻想と、ジャンプ作家絶対コンスタントに週刊連載をしなければならないという既成観念を、葉巻を加えた気障な宇宙海賊サイコガン──精神力をエネルギーに変えるアイデア寺沢が生み出したものだ──は易々と破壊したのである

6.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。いわゆる「友情努力勝利」という実際にはジャンプ編集部の誰も公言したことのないらしいパブリックイメージ単独で築き上げた。にもかかわらず、本作は国民作品とはみなされておらず、犯罪的なまでの過小評価に甘んじていると言わざるを得ない。マジでなんで?絵が下手だから嶋田SNSの使い方が下手だから

キン肉マンマンガとしてではなく文化的重要なのだと主張する類いの人間がいるが、そいつらの目と脳にはクソしか詰まっていない。ゆでたまごは絵の巧拙クオリティ関係しないことを証明し、あらゆる世代の男たちにマンガ熱狂する勇気を与え、信じがたいほど面白い作品を描いた。この作品を嫌う人たちもまず冷静になり、理解しようと試みるべきだ。

7.Dr.スランプ 作:鳥山明 1980年5・6号 - 1984年39号

鳥山明訃報を聞いた日、Kindleで買ったまま放置していたDr.スランプの1巻を読んでみた。久しぶりに読む本作はきっと悲しいほど古く感じるだろうと思っていたが、実際のところiPadの画面に映るペンギン村の住人達は今も新鮮味をもって感じられた。

本作は後にDBドラクエで知られることになる鳥山明がその才能の枝葉を伸ばし始めた作品である───と書けたらどれほど楽だったろう。枝葉どころかこの時点で大樹の幹である

言語以前の本能領域に鋭く迫り来る現実味を携えた絵は存在するが、そうした絵を毎週16ページのマンガで成立させる人間鳥山明以外には存在しなかった。頭の中にBlenderが入っているかのような立体的なデフォルメは、我々の住む現実世界とは違うところにもリアリティというもの存在しうることを示し、「マンガのための絵」であった劇画調を衰退させる最大の要因となった。

8.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

Jリーグ創立の流れを生み出したともされる本作がサッカーマンガ界に残した遺産はなにか?もしかたらこのような問いの設定自体が誤っているようにも思える。高すぎるキャラクターの頭身、大真面目に繰り出される荒唐無稽な技の数々が目をくらますかもしれないが、高橋陽一が一貫して表現たかったのはひたむきな少年たちが織りなす爽やかな青春であって、こうした要素は他作品にも見られるものだ。彼がサッカーという題材を選んだのは単に「野球マンガはありふれているから」という理由だ。本作は期せずしてサッカーマンガというジャンルの中心に祭り上げられたに過ぎないのだろう。

それでも、我々はこの巨星に感謝するほかない。この作品が無ければサッカーを始めていなかったであろう日本中、いや世界中の少年たちが、みな大空翼という一つのアイコンに夢中になっていたのだ。マイナースポーツひとつに過ぎなかったサッカーメジャークラスに引き上げ、軍国主義に基づく根性論を相対化し、ひたむきにボールを追いかける楽しさを私たちに初めて教えてくれたのはこの作品だったのだ。

9.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

元増田を書いたときブコメ欄は「ぼくのはじめてのジャンプ」にまつわる涙なしでは語れない思い出たちで溢れかえったわけだが、はてブに入り浸る層の平均年齢を考えれば当然のことである

自分のようなおじさんにとって涙なしでは語れない系マンガの筆頭に位置するのが北斗の拳である1980年代中盤というのは、親しみやすいポップ路線と男臭い劇画路線がちょうどクロスオーバーする時期であった。今のメインストリームがどっちかは言うまでもないが、自分にとっては線が太くてむさ苦しい絵柄こそが少年ジャンプ原風景だった。

強くてカッコいい大人の男が弱肉強食戦場で己の命を懸け闘う...そんなジャンプ初期から続く系統の最高到達点かつ袋小路が本作である。このようなマンガ流行時代は二度と来ないとわかっているからこそ、特別な輝きを放ち続けるのだ。

10.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉 1984年15号 - 1987年42号

かわいい女の子を見るためにマンガを読む者と、そうでない者がいる。どちらがいい悪いということはないが、少なくとも創刊してしばらくのジャンプは前者に見向きもしない雑誌であったのは確かだ。うちには高橋留美子はいないんだよ、といった具合に。

きまぐれオレンジ☆ロード申し訳程度の超能力要素を除けば、一貫して思春期男女の甘酸っぱい三角関係に焦点を合わせ、かわいい女の子日常が描かれているだけだ。それのなにがすごいのか?別にすごくはない。ただ、エロくもなく大したギャグもなく荒唐無稽な展開もないふつうの男女の日常需要があることに、誰も気づいてない時代があったのだ。

まつもと泉は早くに体調を崩したこともあり、これ以降影響力ある作品を生み出すことはできないままこの世を去った。それでも、彼の鮮やかなトーン使い、歯が浮くようなセリフ回し、そして"かわいい女の子"以外に形容する言葉が見つからない鮎川まどかキャラデザを見返すたび、これをジャンプでやってくれてありがとう、と思わずはいられない。

11.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号 - 1995年25号

鳥山明が死してなおこの先何度も繰り返される問いだろうが、ドラゴンボールよりもワンピナルトの方がどれほど優れているのだろうか?そしてその答えを誰もが知っているのは何故だろう?これらの問いに対してどんな議論がなされようともすべて的外れ無意味である。それはこの作品が頂点だからだ。

鳥嶋和彦意向により、本作はバカげた後付けの設定や引き伸ばしをせざるを得なかった。それでも、マンガ金銭を生み出す道具と見做す人間たちのあらゆる商業的な意図を超えて、本作はそれ以前、以降に掲載されたあらゆる作品を軽々と凌駕する金字塔となった。

11年に渡る孫悟空冒険をもって、鳥山明日本マンガ文化世界最高のものであるという事実を叩きつけ、自身手塚治虫赤塚不二夫つげ義春萩尾望都藤子F不二雄、高橋留美子と並び立つ歴史上最高のマンガ家の一人であることを証明したのである

12.聖闘士星矢 作:車田正美 1986年1・2号 - 1990年49号

車田正美リンかけ過去ジャンプ作品再生産を初めて試みたと述べたが、それを自分自身作品でやった人間も車田が最初であった。自身のやりたいことを詰め込んだ男坂が衝撃的なまでの不人気に終わった反省から、彼は自身の原点に立ち返りつつもよりスケールを拡大した再生産をやることを決めた。

彼はギリシャ神話宇宙子供向けと大人の女性向け、劇画プラモデルといった要素を交互に行き来しながら、自身が積み上げた様式美世界前人未踏領域まで押し上げた。聖闘士に同じ技は二度通用しないが、我々読者は何度でもこのパターンを欲してしまうのだ。

13.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

ある一定世代人間からは、ジョジョという作品はいつも巻末に掲載されている時代遅れな絵柄のつまら作品という評価が下されることがあり、そこには50%事実と、50%の誤った認識が含まれている。

荒木飛呂彦の絵柄が彼の見た目と同様あまり本質的な変化がないことについてはその通りだ。だがいくら彼より本誌での掲載順が上であろうと、革新性・才能・実験精神という点で彼より優れた人間果たして何人いただろう?

幽波紋と、理不尽能力値のインフレを伴わないバトル描写は、彼が残した功績の中で最大のものであるキャラクターが持つ能力を、作者の演出の道具として使うのではなく、自律したキャラクター同士の駆け引き領域に落とし込むことに成功したのだ。

我々はフィクションの中での整合性を厳しくジャッジすることに慣れっこになっているが、それに耐えうるものを初めて生み出したのは荒木だった。彼以降、マンガを読む行為は絵と吹き出し表現された作者の脳内世界をくみ取る作業ではなく、自律したキャラクターたちと同次元に立ちその思考を辿るものとなった。荒木は真の意味で我々をマンガ世界に誘ったのである

続き→anond:20241026155213

2024-10-15

最も重要漫画の選び方10選

1 後世の漫画への影響で選ぶ

漫画を単体ではなく歴史の一部として考えるスタイル。何らかのジャンルの起点となるもの重要になる。

例:ジョジョ能力漫画におけるビジョン概念

2 漫画界全体への影響で選ぶ

漫画という文化圏全体やその周囲への訴求力まで含めて考えるスタイル。新たなメディアミックスや客層を開拓した作品などが高評価に。

例:鉄腕アトムTVアニメという形態確立

3 社会全体への影響で選ぶ

漫画業界だけでなく社会全体にどんな影響力があったかで考えるスタイル。何らかのブーム事件引き起こしたか重要

例:キャプテン翼サッカー少年を大量に排出(倍率で考えるとヒカルの碁の方が強いんだろうけどね)

4 作品の売上で選ぶ

漫画商品として考えるスタイル。単純な売上ランキングだけでなく「黎明期雑誌を支えた」や「久しぶりの大ヒット」といった要素を加味されることもある。

例:ワンピース→圧倒的な売上

5 作品の叩き出した記録で選ぶ。

記憶よりも記録に残っているか評価するスタイルギネスを取れているか、どんな賞を受賞したかが争点となる。

例:こち亀単行本の巻数でギネス

6 お硬い視点で選ぶ

漫画を単なる娯楽コンテンツではなく何らかの情報を後世に残す資料として見ていくスタイル歴史的事実や当時の空気感を伝達するような作品評価高まる

例:はだしのゲン戦争原爆イメージを後世に伝える。

7 個人的趣味で選ぶ

俺がルールだというスタイル。単に自分の好きな漫画をあげるだけの実質的自分語りだが、そういうのを好む物好きはいる。

例:王ドロボウJING→時折やたらと高い評価がつけられているのを見るが通常のランキングに入ることはまずない。

8 漫画という概念誕生する前まで含めて選ぶ。

範囲を全時代で広げていくスタイルそもそも漫画という言葉自体が産まれるより前から浮世絵ポンチ絵のようなものはあったのでその中からも選ぶ。

例:鳥獣戯画漫画の原点だと言われることもあったりなかったりしろ

9 日本以外も含めて選ぶ

バンド・デシネアメコミも含めていくスタイル世界的な知名度日本国内の知名度のどちらを優先するかが難しい。

例:タンタン冒険 → 世界的に有名だが日本においては「言語表記した時の名前」がある意味でとても有名。

10 作者で選ぶ。

作品単体よりも作者が何者かで選ぶ。何らかの事件や別名義に関する話になりやすいので好まれないことも多い。

例:ラブひな国会議員赤松健代名詞的な作品

11 アンケートで決める。

投票にゆだねていくスタイル五条問題コイル問題が起きてしまうこともあるので、それを含めて盛り上がれる場所でやろう。

2024-10-13

anond:20241013015600

1970~80年代(そのころをキャリアに含む)の映画監督とか漫画家とか小説家とかの、どのタイプ創作論みても、みんな「創作は良い意味でも悪い意味でも影響を与えるにきまってるじゃん」「影響与えない方が負けだよヤバいよ」ってちゃんと書いてるし

オタク勝手トラウマ化してる宮崎事件の後もコミケ創立関係者米やんとかははっきりと「創作は影響を与える側」のこと書いてたはずだけど。

もちろんそれは「キャプテン翼を見てサッカー選手になるのは良い影響!ワンピース見て海賊になるのはあり得ない悪い影響!」みたいなお為ごかしではないよ。

なんか創作論でも、消費者意識がある以上仕方ないんだろうけど、オタクは断絶してる。はっきりいって戦闘経験がない。

オタクがいう「相手に譲歩するのは即負け」みたいな自称リアリズムって、漫画家活動ちばてつや他)とか見てないし実際一度も自身では規制現場に立ったことのない「空想リアル」だろ。それこそプラネテスロックスミスかに影響受けてる辺りの。

2024-10-12

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

anond:20241102083243

◆再追記

anond:20241026155116←皆さんの意見を受けてリライトしました、よかったら読んでみてね

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選考基準独断偏見で、作者一人につき一作まで

強いて言えば後世の作家への影響、社会的な影響を重視

ランキングではなく、連載開始順に並べただけです

忌憚なき意見、待ってるぜ

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

黎明期レジェンド枠。サービスエロジャンプマンガの大きな側面を担っていた事実否定できないし、そもそもこの作品の売上が無かったらジャンプが存続してたかも怪しいので入れざるを得ない。

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

黎明期レジェンド枠2。ジャンプ黎明期の売り上げを支えつつ、不良系マンガを一大ジャンルとして確立させた意味で実は物凄く偉大な作品。これが無かったらろくブルも東リべも存在しない。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ギネス記録である40年にわたる長期連載、そしてサブカルチャー全般積極的に題材として取り入れたことで現代日本風俗文化を凝縮したような史料価値を持つ作品になった点を評価したい。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

黎明期レジェンド枠3。売り上げもさることながら、見開きを用いたド派手な演出の数々や、「荒唐無稽能力バトル」というジャンル確立させた点を評価したい。(このジャンルパイオニアアストロ球団なのだが、後進への影響はこちらが上かなと思う)

5.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。初めてのジャンプ黄金期を作った作品で、キン消しをはじめ一般社会への影響力もすごい。いわゆる「友情努力勝利」はほとんどキン肉マンで作り上げられたといっても過言ではない。

6.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

勝利友情といったそれまでのスポーツマンガの王道を抑えつつも、キャッチー必殺技を取り入れ実際のスポーツ以上のエンタメ性を付与した。マンガ史全体としてはドカベンがこのジャンルパイオニアだけど、ジャンプで言えばキャプ翼がそれ。海外で人気が爆発したほぼ初めてのジャンプ作品という点も重要。この作品がなければメッシサッカーやってなかったかも。

7.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

80年代ジャンプ象徴といえる作品。創刊以来、ジャンプの主たる系統であった劇画タッチハードボイルドな男向けの作風の最高到達点。

8.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉 1984年15号 - 1987年42号

ラブコメから選ぶならこれ。決して革新的な要素があったとは言えないが、当時のジャンプが唯一苦手としていた王道ラブコメで人気を得たことが重要。ポップ路線を持ち込み、ジャンプ紙面の多様性はより進むことになる。

9.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号 - 1995年25号

90年代中盤のジャンプ黄金期を牽引した作品であり、連載が終了してなおもジャンプ日本マンガ文化の頂点に君臨する作品。急激な路線変更、無理やり感ある後付け設定と引き延ばしなど、負のジャンプらしさをも象徴している。

10.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

国民作品として定着してきたのはここ数年って感じはするけど、現代異能バトルマンガはほぼ全てジョジョ3部の影響下にあると思うので入れざるを得ない。

11.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

バスケマンガ、いやスポーツマンガ史上の最高傑作勝利と成長の喜び、敗北と挫折の苦さがこれ以上なく詰まったタイムレスな名作。もし序盤の不良マンガ路線継続していたら日本バスケットボールの歴史は(恐らく悪い方に)大きく変わっていただろう。

12.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - 1999年43号

特筆して後世への影響や売り上げがずば抜けている印象はないけど、DB幽白スラダン終了後ワンピナルトブリーチが現れるまでの柱としてジャンプ暗黒期を支えた世代代表として入れておきたい。

13.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介 1995年52号 - 1997年40号

純粋ギャグから一作入れたかった。ナンセンスシュールさを主体としたギャグジャンプ誌上で成功させた最初マンガ下品さやエロさを排除した純粋面白さを追求した点が重要。その影響度は「マネもほどほどに...」という注意書きが当時の新人賞の要項に書かれるほどだったそう。

14.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

正直マンガ作品としての完成度は大したことない。だが集英社における映像媒体以外のメディアミックスとして最大の成功例であり、TCG日本に定着させた初めての作品であり、暗黒期の集英社(とコナミ)に莫大な富をもたらしたこと重要お金正義

15.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

大河ドラマ的な作風であったり、連載中であったり、作画コストが高すぎたりで他作品へ与えた影響がまるで感じられない(マネしたくてもできない)点が評価を迷うポイント。それでもなんだかんだ国民マンガジャンプ看板地位は譲ってない。幼少期から温めた構想を週刊連載で30年かけてやる人間って歴史存在しないと思うので、そういう意味では既にマンガの枠を超えた注目度になりつつある。

16.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 連載中

残酷で先の読めない展開、異常に複雑で難解な設定、それでいて少年マンガ的なシンプルな熱さを持ち合わせた稀有作品。「続きが気になるマンガ」を描かせたら冨樫以上の人間はいない。ハンタ最終回を読むまでは死ねない。

17.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

まあ、国外で最も人気のあるジャンプマンガなので(適当)。

18.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2006年24

サスペンス主体としたマンガとしてこれ以上ない完成度。ジャンプ作品を大別するとバトルものスポーツもの恋愛ものギャグもののどれかになるが、それ以外のジャンルで最も成功を収めた作品

19.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 2020年24

ワンピース以降不在だった、圧倒的な看板力を持つマンガ趣味多様化出版不況といった逆風を跳ね返し、国民的な作品を生み出す力がマンガにまだあると示した功績がデカい。

20.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

今のジャンプジャンルレス化している最大の要因はジャンプ+の影響であり、その代表格ともいえる藤本タツキを入れないわけにはいかない。まだそこまで顕在化してないけど、今後10年でタツフォロワー無限に産まれそうな予感がするので入れておく。

追記

一応30年くらい継続して毎週ジャンプ読んでます

ブコメでなんでこれ入ってないの?って言われた作品について

ブリーチ個人的にはリストに入れるべきか一番迷った作品るろ剣と入れ替えてもいいかも。売上的にも後世の影響的にも入っていいと思うけど、他の超長期連載作品と比べ終盤面白さを保ててなかったところがちょっとマイナス。実際掲載順もどんどん下がってたし

銀魂→人気売上的にはあり、メディアミックス成功度も高い。ただ銀魂がなかったと仮定した時のマンガ史的影響力があまり感じられないので外した

シティハンター→人気売上的にはあり、ただハードボイルドでもコメディでも上の作品複数あるように思う

テニプリ→正直候補に入れてなかったけど腐人気の拡大とテニス人口の拡大という意味ではたしかにアリだなと思った。入れ替えるならチェンソかデスノかな

ハンタより幽白→これ言うと公平性を欠いてると言われそうだが、俺は冨樫ジャンプ史上もっとも偉大なマンガであるという前提で全作品評価している。幽白は序盤の人情モノ路線打ち切り冨樫作家性が薄まっているように感じるため、より純度の高いハンタを選出。ただ未完に終わったなら幽白でもいいと思う

リンかけより聖闘士星矢→書いたように能力バトルマンガのパイオニア存在であることを重視した。1作家1作品縛りなければ入れてもいい

Drスランプ→1作家1作品縛りなければ入れてもいい

ひばりくん→もともとギャグマンガとして書かれた作品なので評価に迷う。入れ替えるならオレンジロードなんだけど、あえてオレンジロードを入れたのはジャンプギャグ要素を排した恋愛マンガをヒットさせたことによる後世への影響を重視したからなので...

はだしのゲンジャンプ掲載された期間が短すぎる

サーキットの狼ジャンプ史においてレース漫画存在感がさすがに薄すぎると思う、必然的に後世への影響力も低く評価せざるを得ない

ヒカルの碁小畑で選ぶなら流石にデスノかな

漫☆画太郎画太郎ギャグ面白いけど汎用性や他作家への影響に欠ける。なぜなら絵柄ありきで、良くも悪くもマネができないから。俺がうすたのギャグを高く評価する理由は、ストーリーににも絵柄にも下ネタにも頼らない純度の高さ(=マンガにおける笑いの一般化)にある

呪術→はっきり言って候補にも挙げてなかった。同世代チェンソ鬼滅より明確に格下だし、そもそもコンセプトがジェネリックハンタしかない以上このリストには入れられない。冨樫になくて芥見にはある面白さがあるとするならば俺とは感受性根本的に合わない

男塾→あれは劇画タッチとバトルものという過去メインストリームメタにしたギャグマンガなので、他作品の影響を大いに受けた側。このリストには入らない

2024-10-08

キャプテン翼ネーム進行

生涯を漫画に費やした大御所ネームが連載形式で読めるって普通に勉強になるし後世に知識を残してるしで普通に凄い。

だって引退したのに連載形式ネーム書いてるんだよ。ホント凄いよこれ。

あと死んだ人間ボールをフーフーして動かすシーンで「普通サッカー漫画ならありえない」とか言われてるけど普通にアリだと思うけどね。実際の試合でも神のイタズラあるし

最近キャプテン翼をみて「これ50年くらい前のスポーツ漫画荒唐無稽さだよな。まだやってるのか。もはや遺物だわ」みたいな感想を一瞬もったけど、よく考えたら去年くらいに読んだブルーロックってサッカー漫画も同じようなもんだったな。

キャプテン翼奇想天外だとネタで消費されてる

ギリギリの攻防の結果、偶然が味方してゴールしたシーンで、ゴールした選手信心いか神様がゴールを助けてくれたという演出

あいうの笑ってる人らのほうがアスペ味を感じる。

鬼滅の刃流行ってる時も「私の小学生の息子はああい流行には興味を示しません。考古学かに興味があるようです。アニメをちらっと見て刀から水が出るわけないでしょとか言ってました」みたいなエッセイ漫画を見たけど、あのときも、お前の息子アスペじゃね?って思った。

2024-10-05

anond:20241005153853

多分コミケで初めて暴力沙汰起こしたのって腐女子じゃなかったっけ

キャプテン翼でカプ違いでなんや

2024-10-04

最近見かける創作キャラクター立ち絵

20頭身みたいなのを見かける

体長すぎないか

キャプテン翼みたいになっとる

2024-09-29

anond:20240928022926

この増田凄い応用範囲が広いな

集団スポーツ経験のない奴がなぜカスなのかは「キャプテン翼」で説明できる

・夢を追いかけていない奴がなぜカスなのかは「ONE PIECE」で説明できる

地球固執する奴がなぜカスなのかは「機動戦士ガンダム」で説明できる

論理的思考が出来ない奴がなぜカスなのかは「異世界ひろゆき」で説明できる

ありとあらゆる極論の基本骨子だわ。

つまる所、「何々でない奴がなぜカスなのか」というロジックがなぜカスなのかが「この増田」で説明されている。

美しい入れ子構造だ。

ある一面だけを持って人格攻撃を行う奴らはそうじてカス

まり宗教家ってのはカスなんだよ。

なぜイスラエルという国家カスであるかをこの増田説明しているってことだな。

早速国連プリントアウトしてあの野蛮人国家をなかったことにしてもらおう

2024-09-19

古典と新作

ワイは週刊ジャンプを読んでたけど、スポーツが好きじゃないのでキャプテン翼は1ページも読んでない。

スラムダンクも読んでない。空のキャンパスは読んだ。キャプテンプレイボールは読んだ。

HunterxHunterは漫画村が健在だった正月に読んだ。面白かった。約束のネバーランドも読んだ。

さてワイは、これから鬼滅の刃を読むべきか。ワンピースなのか。完結してるから鬼滅の刃かな。

最近、私は慎吾夏目アラタの結婚は読んだ。

小説だとARIELを読み返したい。新井素子の読んでないのを埋めたいなあ。

ワイは推理小説推理小説マンガ時間無駄だと思って読まないんだけど、

その筋の人もいるだろうなあ。フランス書院とか。

2024-09-08

2023年に僕が見ていたアニメ特撮作品一覧(暫定)

anond:20201008200533

anond:20240908223842

の続きです。

2023年に僕が見ていたアニメ一覧

タイトル一覧

AIの遺電子

青のオーケストラ

アリスギアアイギス Expansion

アルスの巨獣

アンダーニンジャ

アンデッドアンラック

アンデッドガール・マーダーファルス

イジらないで、長瀞さん 2nd Attack

異世界召喚は二度目です

異世界チート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する〜レベルアップは人生を変えた〜

異世界ワンターンキル姉さん 〜姉同伴の異世界生活はじめました〜

犬になったら好きな人に拾われた。

ヴィンランド・サガ

ウマ娘 プリティーダービー Season 3

英雄王、武を極めるため転生す 〜そして、世界最強の見習い騎士♀〜

英雄教室

EDENS ZERO

江戸前エルフ

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ゴールデンカムイ

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ライザのアトリエ 〜常闇の女王秘密の隠れ家〜

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るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (アニメ)

Lv1魔王ワンルーム勇者

六道悪女たち

ワールドダイスター

わたし幸せ結婚

ここから再放送

ヤッターマン

うる星やつら

キャッツ・アイ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

ここから特撮

ウルトラマン ニュージェネレーション スター

ウルトラマンブレーザー

去年の事なので比較最近ですね。

全体的に「見る前はそれほど期待していなかったのに見始めると滅茶苦茶ハマった」ダークホース的な作品が多かった気がします。

2024-08-22

虎に翼ってよく考えたらキャプテン翼やん

そういうことか

今気づいた

2024-07-28

anond:20240728062323

なんでかしらんけど

オーバーヘッドキックをしないんだよ

キャプテン翼みたいにさ

からつまんない

2024-07-23

キャプテン翼主題歌に出てくる「チャンバも走る~」って歌詞が謎だったんだが

あれエコーチャンバーのチャンバーと同じなんかな

2024-07-22

「昔は無理やり連載を引き伸ばしていたが今は人気作品でもすぐに終わるようになった」みたいなジャンプイメージってどっから出てきてるんだ

ジャンプ史を見渡して、特に連載の長い作品が多かったのは2000年代だが、

ONE PIECE 現在109巻・銀魂 77巻・BLEACH 74巻・NARUTO 72巻)

これらは明らかに編集部が引き伸ばした」というより「作者が詰め込みすぎて長くなってしまった」例である

銀魂の完結の経緯や、BLEACH打ち切り疑惑考慮すると、むしろ編集部は「早く終わらせろ」と尻を叩いている側だったろう。

一方で、2000年以前は70巻どころか40巻を超えることすら稀で、多くの人気作品は30巻程度で連載が終了していた。

ドラゴンボール42巻・キャプテン翼37巻・キン肉マン36巻・SLAM DUNK31巻・聖闘士星矢28巻・るろうに剣心28巻・北斗の拳27巻・幽遊白書19巻)

その点は現在の人気作品も大して変わらない。

ハイキュー45巻・ヒロアカ現在40巻・ブラクロ本誌36巻・呪術廻戦 現在27巻・Dr.STONE 27巻・鬼滅の刃23巻・約ネバ20巻・チェンソーマン本誌11巻)

まりあくま2000年代が特異だったのである

「作者の意に反して編集部が無理やり引き伸ばしていた」というのは昭和イメージだと思うが、昭和の頃の連載期間はそれほど長くなかった。

一方で「最近の連載はすぐ終わる」と感じているのは、昭和の頃ではなくONE PIECENARUTOBLEACHなどと無意識に比べているのではないか

2024-07-17

キン肉マンを低評価している理由を本気で書くので必ず読め

まず初めに、俺がキン肉マンを低評価している最大の理由から

それはキン肉マンことキン肉スグルがダサイから

「へのツッパリはいらんですよ」とか言動気持ち悪いと思ったし

たびたび卑屈になることがあってすげーむかつく

そんでキン肉大王の息子ってことで王子らしいが

一般的王子イメージとかけ離れていてこんな気持ち悪い奴が王子様なのが虫唾に走る

そもそもあの仮面がダサくて気持ち悪いしキン肉スグルって名前自体もダサイ

なら他のキャラクターたちはどうかと言われたら

テリーマンとか序盤はをガキに金を要求した上でガキを蹴り飛ばしクズだし

ロビンマスクはあの鉄製の仮面ずるいだろ卑怯だろって思うし

ラーメンマンはブロッケンマンを真っ二つにする残虐性がやべーし

バッファローマンは俺の小学時代クラスメイト大宮茜とそっくり

バッファローって言ったら泣いたせいで俺が教師から怒られたし

ブロッケンJr.は口からガスを吐き出すナチス野郎だし

どいつもこいつもクズばかりでキャラクターたちに好感は一切もてなかった

キン肉バスターとか色んな技があるのが魅力的とは言うが

アニメOP歌詞にあるキン肉ビームとか実際なくて

正直ただの殴りあいをしているようなもので魅力が無かった

というのも殴り合いが面白ければいいのだが

キン肉マンを含めたキャラクター達には前述の通り好感度が無いので魅力を一切感じない

キャラクターが受け付けないと言うか

テリーマンとか多少はデザインに納得は行くが

キン肉マンとその仲間たちの性格けが大体全員クズしか思えず

そのくせ後になって性格改変してイイヤツぶって友情とか言い出されたら

しろお前らがミートくんみたいにバラバラになれと思うレベルだった

しろ正義超人どもが悪魔超人でも納得できるレベル

キン肉マンは心身共に成長していくようになっているが

疑り深くて小物臭がむかつくのでかっこいいと思われる技を出しても

こんな奴が活躍してもかっこいいと思えねーとなる。

キン肉マン性格根底ちびまる子ちゃんでいう長澤みたいな性格なのでイラッとしてしま

最強技がマッスルスパークってのもだめだ

いやそこはキン肉スパークだろ!!!

なんで急にキン肉からマッスルって英語にしてんだよ馬鹿野郎

お前のアイデンティティはどこいったんだよ!!

な。こういうところなんだよ

そんでゆでたまご作品からそうだと言われたらそうだと

勿論俺もそれで納得するしそうするしかないし

そういう勢いがあるのも納得はする

だけどよ!!

俺はキン肉マン自体もっとかっこよくて

キン肉マンなんてくそだせー名前じゃなくてマッスルファイターとかそういう名前だったら

ぜってー売れなかったともわかってんだよ

この糞ダサいのが読み手に受けてるのはわかってる

けどよ!!だけどよ!!

俺にはかっけーと思えねーの!だから評価なんだよ!

マスク外してしんじまえスグル馬鹿!って思うのもそういうことなんだよ!

キャプテン翼のように華麗にオーバーヘッドキックを決めたり

聖闘士星矢のようにペガサス流星拳で決めたり

そういう元からかっけーもんに憧れるんだわ!!!!

からキン肉マンは俺にとって永久に低評価なんだ!

ジョジョも絵柄がきもいから受け付けないしな!

以上!

※何か言いたいことあれば言ってくれや!

anond:20240717005205

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