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2019-05-03

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』感想

リズと青い鳥』への寄り道を経てTV版2期のその後を描いた正統後継作品。いつものユーフォ』であり、それはつまりすっげー良かったと言い換えていい。

最初に細かいところなんだけど、久美子麗奈がめちゃくちゃ良かった。

いやーほんと好きだあの距離感。見てるだけで幸せな気分になった。気の置けない関係映像にするとこうなるのかって感じ。無闇矢鱈と近いし、遠慮なく蹴るし、ほんとに来るとは思わなかったとか言っちゃうし。そして何より声がいい。どこまでも自然体な、相手との友情を信じ切った声。人間関係がヒリついたり、腹の中を探り合ったり、外面と内面温度差が激しかったりする『ユーフォ』(やや語弊のある表現だがw)においてあの気の置けない声はただそれだけで音楽のように心地いい。

久美子と麗奈が急接近したのは1期#8――つまりはあの大吉山でのことがあってからだが、あの時の麗奈は抜き身の日本刀のようだった。久美子を試していたし、久美子の特別になりたいという気負いが見え隠れしていた(麗奈が言った「特別になりたい」は久美子の、ではないが、それをわざわざ久美子の前で宣言したり「愛の告白」という強いワードを使ったりする意味は当然あったんだろうと思う)。今はそれがもうない。互いが互いの特別であるという自覚は声から一切の緊張を奪うし、麗奈が「いいよ」と優しく言ったあのトーンを耳にできるのは久美子だけという確信がある。そういうところが好きだ。

話が脇道にそれてしまった。

話を本筋に戻すと、今回もコンクール描写が圧巻で最高だった。『ユーフォ』の華といえばやはりコンクールだが、何が素晴らしいって久美子たちの努力に音と映像が全力で応えてくれるところだ。『響け!ユーフォニアム』は努力物語努力努力を重ねて汗をかいて涙を流して奏者たちはあの舞台に立つ。そして『響け!ユーフォニアム』はその成果を、結果を、観客のリアクションを描くことなしに表現しきる。今回もまたそうだった。

曲目は「リズと青い鳥」。「三日月の舞」は華やかでキラキラしていて聞いているだけで心が躍るような曲だったが、「リズと青い鳥」は童話モチーフにした組曲ということもあって物語性や感情の波を感じられる構成になっている。どの楽章映像が浮かんできそうなほど叙情的で良いのだが、やはり大空を自由に羽ばたく青い鳥表現したオーボエソロ、そしてそこから始まる希望に満ちた明日表現した第四楽章は「リズ鳥」のふたりだけじゃなく北宇治の音とがんばりも表現する構成で本当にたまらなかった。特に終盤、金管の高らかなファンファーレに合わせてそれぞれの表情を映し出していくシーンはみんなの努力がこの音を作り上げてきたんだと叫んでいるようで感極まってしまった。終わったとき映画館なのに拍手しそうになるほどだった。

今作のテーマは「がんばるってなんですか?」「わたしはがんばれば何かがあるって信じてる。それはぜったい無駄じゃない」。そのとおりだし、付け加える点は何もない。ただひとつ言うなら努力は夢を叶えてくれるかどうかを保証しない、だけど努力努力をした分だけ見せてくれる景色を変えるってのはあると思ってる。「悔しくて死にそう」と涙を流せるのはそれだけの努力をしてきたからだし、その末に紡いだ最高の音もキラキラした舞台も万雷の拍手もそれ自体価値だと思う。そういう『ユーフォ』の持ってる基本的価値観を改めて見せてもらったな、と満足満足でした。

というわけでこの続きも見たい! 3年生編も絶対やってくれ! ってことでまだ劇場で見てない人はGWだし行ってくれるようお願い申し上げますよろしく頼むぞよ。

 

なおほんの少しだけ水着シーンがありました。で、久美子と麗奈色違いのおそろだったんだけど!! マジかコイツら!! これ絶対ふたり水着買いに行っただろ!!(原作未読なのでそういうシーンがあったのかは知らないが!!)

ということは当然こんな会話があったに違いない!! 「久美子、どれにするの?」「わたしは……これにしようかな」「ふーん。じゃ、私はこれ」「え!? お揃い?」「いいでしょ別に」「うーんでも高校生にもなってお揃いっていうのはちょっと恥ずかしいっていうか……」「気にしすぎ。誰もそんなとこ見ないわよ」「そうかなあ……」みたいな!! あーーー!!(ゴロゴロゴロゴロ)。

2019-04-30

ゲームオブスローンズが面白すぎる

昨日放送されたS8E3は本当にやばかった。

テレビの前で叫んだの初めてだよ。アリアが映った瞬間のあの感情疾走感。今まで見たドラマ映画アニメ漫画の中でもぶっちぎりで面白い

キングダムとかで戦記物を好きになった人はGOT絶対に見たほうがいいよ。キングダムも今一番楽しみにしてる漫画だけどGOTを見たあとだと陳腐にすら感じてしまうほどGOTが抜きんでて面白すぎる。

たぶん生きてる間にこれを超えるコンテンツって出てこないんじゃないかと思うよ。そのくらいすべてが完璧叙情的で現実的人間的で残酷で壮大で美しい物語。来週が待ちきれない。小学生の時にジャンプの発売を楽しみにしていたあの感覚まさか大人になっても味わえるとは思わなかった。

2019-01-31

人型ロボはもう限界に近い

創作自由

でも時代の影響を受けないわけではない

 

2019年設定のアニメで、スマートフォンが出てこないと違和感を覚えてしまう、みたいなことはある

現代舞台にしている以上そういうことは起きてしま

異世界系が流行るのもそういう関係かもしれない

 

人類は少しずつではあるが、世界の謎を明らかにしていっている

おかげでオカルトはもう死にかけだ

創作自由だが、中々流行らせるのは難しい

 

人型ロボットもそうだ

昔はまだロボット想像の中にしかなかった、しかしそれが少しずつ現実に顔を見せ始めた

すると強烈な違和感を放ち始める

完全な想像産物は良いのに、現実と少し違うもの違和感を覚える、これは人間性質からしょうがない

 

例えば魔法少女全然通じる

現実魔法が無いから、想像産物から違和感が出にくいし

割りと叙情的な話になりがちだからかいことは脇においておける

ただ人型ロボットが出るタイプ創作は、設定のディティールにこだわろうとするような、SFであることが多い

すると、細部をこだわろうとすればするほど「なんで人型ロボ?」の説明の難度が上がってくる

 

いっそ魔法少女モノみたいに、想像の側へ倒せば可能かもしれない

子供向けの戦隊モノがそれにあたるだろう、でもオタクたちがいう人型ロボのジャンルはそちらではないはずだ

あるいは、世界のもの創作物とか異世界とか、そういった設定にすることで回避もできるがそのくらいだ

徐々にだが確実に人型ロボは限界に近づいている

これが復活するとすれば、現実で人型ロボが誕生したときだけだ

2019-01-03

anond:20190103234136

殺すとは言えないところがいかにも低能チキンっぽくて叙情的だ。

2018-12-25

アニメ化直前ブギーポップシリーズ現状報告(ある程度の既読者向け)

(全て個人的見解です)

アニメの開始で、ブギーポップ懐かしい!原作いまどうなってるの?ていうかまだ続いてるの?という人々も少なからずいると思われるので、シリーズを振り返りつつ現在の大まかな状況を説明する。

今のところ明確にブギーポップシリーズとして刊行されているのは以下の22作。

  1. ブギーポップは笑わない
  2. ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART 1
  3. ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART 2
  4. ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ
  5. ブギーポップオーバードライブ 歪曲王
  6. 夜明けのブギーポップ
  7. ブギーポップミッシング ペパーミント魔術師
  8. ブギーポップカウントダウン エンブリオ浸蝕
  9. ブギーポップウィキッド エンブリオ炎生
  10. ブギーポップパラドックス ハートレスレッド
  11. ブギーポップアンバランス ホーリィ&ゴースト
  12. ブギーポップスタッカート ジンクスショップへようこそ
  13. ブギーポップバウンディング ロスト・メビウス
  14. ブギーポップイントレランス オルフェの方舟
  15. ブギーポップクエスチョン 沈黙ピラミッド
  16. ブギーポップ・ダークリー 化け猫めまいスキャット
  17. ブギーポップアンノウン 壊れかけのムーンライト
  18. ブギーポップウィズイン さびまみれのバビロン
  19. ブギーポップチェンジリング 溶暗のデカダント・ブラック
  20. ブギーポップアンチテーゼ オルタナティヴエゴの乱逆
  21. ブギーポップダウトフル 不可抗力ラビット・ラン
  22. ブギーポップ・ビューティフル パニックキュート帝王学

(新作「ブギーポップオールマイティ(仮)」来春発売予定)

電子書籍ストアなどでは、作者本人が執筆イラストレーター共通しているスピンオフビートのディシプリン』『ヴァルプルギスの後悔』各4巻もブギーポップシリーズとして扱われているが、ここでは除外する。

ブギーポップシリーズは、刊行順の並びで大雑把に三つに区切ることができる。

12/26追記:この区切り自分個人的勝手にそう思ってるだけの便宜的なものです)

第一期(98年〜00年)
1.笑わない〜9.エンブリオ炎生

第二期(01年〜13年)
10.ハートレスレッド〜18.さびまみれのバビロン

第三期(14年〜)
19.デカダント・ブラック

各時期の特徴を見ていこう。

ブギーポップ第一期(笑わない〜エンブリオ

一般的な「ブギーポップ」のイメージを形作った初期作品群。

一見ありふれた現代日本日常の背後で、巨大な組織が絶えず暗躍し異能者が世界を変革するべく活動する、謀略論世界観。

思春期不安定な心と世界危機がいっとき交差する、叙情的・詩的な青春小説としての側面。

五人の主人公視点による五つの章で一つの事件を立体的に語る、という第一作の笑わないに代表される、トリッキー構成

ごく一部の準レギュラー的な存在を除いて、基本的新規キャラクターもしくは既存の脇役が主人公となって毎回半ば独立した物語が展開される、いわば全ての巻がお互いの「外伝であるようなシリーズの組み立て。

緒方剛志の洗練されたイラストと、鎌部善彦によるシンプルかつ洒脱なブックデザイン

少女達の間でささやかれる都市伝説であり、普通女子高生の別人格?として現れ黒づくめの格好で口笛を吹きワイヤーを操る死神もしくは世界の敵の敵……という、その他の世界設定からは遊離しているとしか思えない謎の、しかビジュアルデザインも含めて圧倒的に魅力的な存在ブギーポップ

などの点が読者から評価され、人気を呼んだ。

ラノベ流行TRPGベース異世界ファンタジーから現代ものに塗り変えただとか、現在大人気のあの作家やこのゲームライターも影響を受けただとか、当時の存在感については既に色んなところで言われているので各自Wikipediaなどを参照のこと(大げさだったり紛らわしかったりする情報もあるので眉に唾をつけながら)

ブギーポップシリーズ - Wikipedia

具体的なデータは分からないが、売り上げ的にも恐らくこの時期が絶頂だったのではないか。今回アニメ化の対象となるエピソードも、ほぼこの範囲からと見ていいだろう。

この時期で注目すべき巻、という話になると、一作目の笑わないはもちろんのこと、それ以外も全部と言うほかない。

王道ボーイミーツガールを軸に、前後編同時発売というボリューム作品世界が大きく広がった、リターンズ1・2。

予知能力者の少年少女によるささやかコミュニティがたどる儚い運命を描く、もしかしたら謎部活もの残念系の先駆と言えるかもしれない?パンドラ

閉ざされた高層建築というアクション映画を思わせる派手な舞台設定で、最終巻となる可能性もあったためか一旦シリーズを総括するような大団円が心地良い、歪曲王。

笑わないに近い連作短編構成で、シリーズ重要キャラクター炎の魔女」とブギーポップ誕生を描く、ブギーポップオリジンとも言える、夜明け。

ジレンマを抱えた創作者の心をアイスクリームに託した、ペパーミント魔術師

屈指の人気キャラクターの登場巻であり、二人の男が巡り会い激突する、シリーズ中では比較ストレートに「熱い」展開が見られる、エンブリオ二作。

以上の9巻はわずか二年の間に刊行されている。ほとんど月刊ペースで新刊を出すような恐るべき速筆ラノベ作家存在する現在ではさほど目を引く数字でもないが、当時としては驚異的なスピードだった。それが一世を風靡する大人シリーズであればなおさらだ

次に述べる第二期では、複数の他シリーズと平行して執筆していたとはいえ一期と同じ巻数を出すまでに十年以上かかっていることと比べると、初期はどれだけ筆が乗っていたのかよく分かるだろう。

ブギーポップ第二期(ハートレスレッドさびまみれのバビロン

ちょうど一度目のアニメ化、実写映画化の時期を境にして、やや作風に変化が見られた。

異能による戦闘の重視

能力存在のものは以前からさほど珍しいものではなかったが、それまでは物語の中の一つの要素でしかなかった戦闘に、武器として用いるのが半ば当たり前となった。

各巻の主人公格にはたいてい非能力者も一人は配されているし、エンブリオのような異能者対異能者の直接的な戦いがそんなに多いわけではないが、それでもいわゆる「能力バトルもの」という印象はかなり強まった。これを理由作品から離れた読者も多い、らしい

かい部分だが、能力に(多くの場合洋楽由来の)名前がはっきり設定されることが多くなったのもこのあたりからだ(言うまでもないがブギーポップジョジョの影響を大いに受けている)

・「敵」の扱いの変化

世界の敵、もしくは敵候補側の視点が薄くなり、一期のように主人公の一人として扱われることが少なくなった。これと同時に、世界の敵の動機に世直しというか率直に表現すると「人類補完計画」に類するものがほぼ見られなくなった。

異能バトル化の進行と併せて、表面的には「邪悪敵役主人公たちが討ち滅ぼす物語」という単純な構図にやや接近することになる。

構成の素直さ

多くの場合複数視点で展開されること自体は変わらないが、各視点をそれぞれ一つの章(短編)にしたり、時間を大きく前後させたりというような凝った構成はあまり見られなくなった。

霧間凪の(一時)退場

数少ないレギュラーキャラである霧間凪が、二期半ばの13作目のオルフェの方舟以降、ブギーポップ本編に登場しなくなる。恐らくは、凪が主人公スピンオフヴァルプルギスの後悔』との兼ね合いによるものだと思われる。この不在は、21作目のラビット・ランで再登場するまで長く続いた。

テーマの複雑化

言葉にしにくい部分だが、一期においてはまだ、各巻が主に何を題材にしているのかが、なんとなくではあるが伝わるという印象だった。それが二期では、テーマ的により込み入った話が多くなり、分かりやす共感や盛り上がりからは遠ざかった感がある。そのぶん作家性がより強まった、とも言えるが。

第二期の注目作としては、

霧間凪ライバル?的な存在が初登場する(以降の出番はほぼスピンオフ)、ハートレスレッド

設定上最大に近い「大物」の登場巻であり、以後、他シリーズも含めて作中世界に大きな影響を及ぼす出来事が語られる、ジンクスショップ

暗い森の中を延々と歩き回る閉塞感と晦渋さのせいか読者の賛否が極端な、ある意味で二期らしさを象徴する作品といえる、ロスト・メビウス

本当に大事なことは既に終わっているという、これまでもシリーズに見え隠れしてきたもの見方が改めてテーマとして大きく扱われ、青春とバトルのバランスの良さから?二期の中では読者の評価も高い、沈黙ピラミッド(沈ピラの愛称で親しまれている)

などがある。

ブギーポップ第三期(デカダント・ブラック〜)

現行の作品群。

近刊の最も目立つ特徴として、主に第一作品主人公格だったキャラたちが、再びメインを張っていることが挙げられる。

基本的には新規登場人物もしくは既巻でのサブキャラ主人公となることが多かったものの、かつての主役がメイン級として再登板という展開自体は一期でも二期でも存在した。たとえば、歪曲王の新刻敬、ロスト・メビウスの織機綺、化け猫フォルテッシモなど。しかし、デカダント・ブラック以降はそのようなキャラクター配置が今のところ全ての巻で一貫して見られる。

三期各巻で主人公格として再登場した既存キャラは以下の通り(カッコ内は過去の主演巻)

これらのキャラは初期作品評価に比例して人気が高く、シリーズ上でも重要人物と見られているが、彼らが登場しているからといって、いわゆる「本筋」が大きく進展するだとか、シリーズを畳みにかかっているといった気配はあまりない。相変わらず核心の周囲をぐるぐると周るような展開が続いている。

また、こうしたキャラクター配置がテーマから導かれたものなのか、それともある種の商業上の要請によるもの(早い話がテコ入れ)なのかどうかも不明

それ以外の傾向としては、概ね第二期のそれを継承した形になっている。ただ個人的に一つ気になる点として、新規キャラクターの「格」の低下ということがある。

あくま作品から受ける印象だが、三期で初登場した新キャラ達には、作者の思い入れというものがあまり感じられない。戦闘能力の強弱などの問題ではなく、良くも悪くも人格的な面で個性が薄く、その内面に寄り添い掘り下げるような視点も弱くなっている。

特に世界の敵もしくは世界の敵に至らない程度の「悪役」の造形はこの傾向が強い。あからさまに傲慢だったりするいけ好かない人間として登場して、実際にいけ好かない人格のまま説教されたり死んだりして退場する、というケースがほとんどを占めている。

また、主人公視点人物として再登場している一期のメインキャラ達はたいてい洞察力に優れ、過去の巻で既に何事かを成したいわばひとかどの人物であるため、彼らの視点で描かれる新キャラはいっそう底の浅さが浮き彫りになってしまうというキャラ格差問題もある。

世界中の誰しもが、たとえ一見取るに足りない存在であっても世界の敵になり得る、というようなテーマの反映なのかとも思うが、それにしてもクソ雑魚ナメクジに過ぎるし、そういう「敵」ばかりではさすがに辟易してしまう。なにより、たとえばあのスプーキーEですら持っていた、人格の複雑さ・意外性というものほとんど感じられないのは寂しい。

悪役なら悪役でいいので、せめて初登場時点では、恐ろしさや底の知れなさをもう少し演出してくれないものだろうか。あるいはいっそ、無理に毎回新規キャラを多数登場させることを控えて、ほぼ既存キャラだけで話を回し始めてもいい頃合いではないかと思うのだが……ムーンライトに一度だけ登場したカレー屋など、もっと掘り下げてほしい旧キャラも既に十分以上に存在することだし。

というかいい加減ストレンジ書いてくれ。

まとめ

自分の目から見たブギーポップシリーズのこれまでと現状は、こんな感じだ。

結果的に後半はほとんどネガキャンのような書き方になってしまったが、そういう意図は毛頭ない。むしろ、こんな風に不満を持ちながらもなんだかんだで楽しく追い続けている読者もいるぐらいには今も魅力的なシリーズなんだよ、ということが言いたかった。信じてほしい。

今回のアニメ化の影響で原作が売れたり読まれたりするとしても、そのほとんどはアニメ化の範囲であり新装版も出る第一期、それも前半に集中することだろう。だが、これを機会に未読の二期・三期作品にも手を伸ばしてくれる元読者がたとえ一人でも現れてくれるなら、非常に嬉しい。読んだら一緒に文句を言おう(文句言う前提)

この増田への批判反論は大いに歓迎する。内容が何であれ、ブギーポップへの言及は増えれば増えるだけありがたい。

2018-11-04

手塚治虫作品無料公開されてるから色々読んで感想を書く 2日目

https://anond.hatelabo.jp/20181104013756 の続き。

 

時計仕掛けのりんご

ねとらぼの本キャンペーン記事ブクマオススメされてた短編集。SF多めだけどそうじゃないのもあってごった煮。どれも面白かったけど、頭抜けてるのが『バイパスの夜』。バイパスを走るタクシー舞台であり、それが最初から最後まで最大限に活用されている。無駄ひとつもない完成品。

他には『悪魔の開幕』と『帰還者』がオススメ。『悪魔の開幕』は何を言ってもネタバレになるので騙されたと思って最後まで読んでほしい。『帰還者』はアレな言い方だけど、富樫のレベルE読んだような読後感。手塚治虫天才で、本当になんでも描けるんだなということがよく分かる。

 

新撰組

父の仇を追って新選組に入隊した深草丘十郎。そこで彼は後に親友となる謎の剣豪少年・鎌切大作と出会う。幕末の動乱を、ふたり少年はどう生き抜くのか。

ブコメオススメされてたから読んでみたけど、うーんこれは傑作だ。

ひとことで言うと美しい『アドルフに告ぐ』。物語を彩る様々な立場キャラクターたち、実際の歴史を背景に躍動する主人公、そして全てはラストに結実する。美しい。圧倒的に美しい。子どもとき出会えていたら本当にたまらなかっただろうなー。これから何度も読み返したい一冊。

 

日本発狂

北村市郎、通称イッチはとある夜、幽霊の行進と出会う。偶然知り合った記者情報交換することになるが、彼は交通事故で死んでしまった。本当にあれは幽霊だったのか? 駅のホームで見かけて以来、つきまとってくるようになった美少女の正体は?

これもブコメからホラーものかな? と思ったら斜め上に話が転がっていくのがさすがというかなんというか。気負わず笑いながら読んでいいやつだと思われる。「歓声とファンの数とは比例します」「ンン?」「これ歓声の法則」といった切れ味抜群のギャグもあったし。

 

『紙の砦』

これもブコメより。手塚治虫自伝的な作品を集めた短編集。悲惨戦争体験と、そんな中でも漫画を描き続けた戦中、ようやく悪夢のような戦争から解放され漫画家として立身していくぞ(でも漫画雑誌もない荒野でどうやって?)っていう戦後が主。

特に響いたのは表題作でもある『紙の砦』。時は戦中。特殊訓練所にいながらも隙あらば漫画を描く大寒少年オペラ歌手を目指す美少女出会う。

戦争って悲惨だしいいこと何もねーなっていう感じが色濃く描かれる。司馬遼太郎終戦の時に浜で泣きながらなんでこんな馬鹿戦争をしたんだって嘆いたらしいが、手塚のそれは叙情も何もなくただただ早く終わってほしい悲惨ものとされているように思う。

そしてラスト特に辛い。仮に――戦争手塚が両手を失っていたら、手塚は、日本漫画界はどうなっていたであろうか。

悲惨戦争話が多い中で『という手紙がきた』は一服の清涼剤。『トキワ荘物語』はとてもしんみりさせてくれる。『動物つれづれ草』も好き。

 

鳥人大系』

人類が退化し、代わりに鳥類惑星支配者になった世界を描く。その新たな世界鳥人は高度な文明を築き、ホモ・サピエンス鳥人家畜になっていた。そして鳥人たちはかつての人類のように相争い、滅亡の道をたどる。

うーーーん、あんまりきじゃないかなー。

短編連作の形を取りながら鳥人たちの誕生、栄華、末路を描くんだけど、風刺的な要素の強く出過ぎてて胸焼けする。『むかしむかし……めでたしめでたし』みたいなただの焼き直しにすぎない作品もあって、低調な短編はとことん低調。

ただそこは手塚神、すげー読ませるのもあって、『うずらが丘』は物語の展開力とオチの冷淡な語りおよび視線がさすがの一言だし、『トゥルドス・メルラ・サピエンスブラックバード)』のような掛け値なしのイイハナシダナーにはホッとさせられた。

とはいえかなり疲れさせられるお話であることは間違いないかな……。

陽だまりの樹

時は幕末世渡り下手だが一本気な府中藩士・伊武谷万二郎女好きだが顔の広い蘭方医の卵・手塚良庵は最悪の出会いを果たす。だがふたり腐れ縁のように固く結びつき、ともに動乱の時代を駆け抜けていく。万二郎は下級武士ながらとある事件きっかけで出世街道上り、一方の良庵は大坂適塾を経て江戸種痘所開設に尽力する。ふたり青年と、日本未来はいかに

うーん、感想の言いにくい作品面白かったけど、中盤から物語に暗い影が落ち始め、読むのがちょっとしんどくなってしまった。手塚作品にしては長く、それでいて物語が綿密に練り上げられていることは間違いないんだが、同時に間延びしてしまった感も否めない。万二郎主人公に据えたがゆえの限界という面もあり、愛すべき馬鹿には違いないけど、もうちょっとどうにかならんかったのかというのはある。同じ幕末を扱った『新選組』が青雲の物語であるならば、『陽だまりの樹』は凡庸な人たちの物語、という感じ。

人生に思い残しがある者は死に場所しか生きた証を残せない、という話はあって、彼女名前だすとアレなのでボカします)にそれが与えられたのはしみじみ良かったなーと思う。ひきかえ万二郎はそういう悲愴さとも無縁で、さいごまで読者をすっきりさせてくれないやつだった。だけどやっぱり憎めない。

お気に入りキャラクターは、平助、お紺、お品。三人にはいっしょに酒を飲んでもらって、生きてりゃそりゃ辛いことのひとつやふたつあるよなーって盛大に愚痴ってほしい。

 

あとがき的な

2日目の昼ぐらいに気づき、結局それからひたすら読んでた。ああ、もっと早く知っていれば!(BJとか火の鳥とかが入ってないのは読んだことがあるから火の鳥は再読しておきたかったけど、せっかくの機会なので未読作品を優先した)

全体的な感想を言えば、俺がおっさんからだろうけど、青年向けの作品の方が読み応えあった。『ジャングル大帝レオ』や『海のトリトン』は当時革新的だっただろうけど、さすがにいま初読だと平凡って印象が拭えない。それらに並ぶ子ども向け作品の『リボンの騎士』は、今でもおもしろいし、男の子の心と女の子の心が入った王女様が王子様のかっこうをしなくちゃいけなくて……という設定を思いつく手塚神ほんと神ってるなと。

大人向け作品はやはり『アドルフに告ぐ』が文句なしの傑作。行き当たりばったりで連載していたというブコメがあったけどマジか。震える。

短編イチオシは『バイパスの夜』かなー。「極限まで削ぎ落とした体に鬼が宿る(byライスシャワーCM)」じゃないけど、無駄が何一つ無い完成品とはまさにこのこと。

今回よんだ中で一番好きなのは新選組』。あそこまで美しい作品はなかなかない。

一番好きなキャラクターは『リボンの騎士からヘケート。容姿性格、行動力、作中での立ち回り、どの要素も俺の心を惹きつけてやまない。心に残るキャラクターだった。次点で『陽だまりの樹からお品さん。

それにしても本当に手塚神がいてくれてよかった。日本漫画界に残した足跡の大きさからしてもそうなんだけど、それ以上に何十年たってもその著作が色褪せずに面白いってほんとすげーこと。これからも多くの人に手塚治虫の諸作が読みつがれていくことを確信して筆を擱く。

 

あ、ひとつだけ忘れてたか最後に。青年向けの漫画レイプネタがやたらぶっこまれるんだけどなんでなん……。

2018-06-25

Hagexさんからまだ返事をもらってない。

2013年、当時僕が尊敬していた安田浩一氏が童貞嘲笑童貞であることで人間属性を決めつける、いわゆる「童貞マウント行為をしていた。

僕はソープ童貞を捨てることができたと思いこんでいたが、真性童貞素人童貞ジョブチェンジしただけで結局は「童貞」のレッテルを貼られたままだったことをコンプレックスに思っていた。(今でも僕は素人童貞のままだ)そんな中での安田浩一氏の言動に僕は酷く傷ついた思いをした。

なので以下のようなまとめを作って意思表明した。

素人童貞の僕が安田浩一さん(@yasudakoichi)に質問してみたら・・・

https://togetter.com/li/538081

僕なりに決死の思いで作ったまとめだった。

Hagexさんはその僕のまとめに以下のようなコメントを残した

id:hagex 前置きしか読んでないけど、全米が泣いて映画化決定興行収入が公開1週間で1億ドル突破! みたいな?

http://b.hatena.ne.jp/entry/155292050/comment/hagex



意見のもの馬鹿にされるのは構わない。しかし「前置きしか読んでない」と言って本当に伝えたい部分は最後まで読んでもらえず、それなのに二度蹴りをかまされるような嘲笑コメントHagexさんに残された事に僕は更に酷く傷ついた。

4年後、Hagexさんははあちゅう達が行っていた「童貞マウント」を糾弾している記事を作った。

はあちゅうセクハラ告発大炎上まとめ(追記あり)

http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2017/12/20/123000

はあちゅうセクハラ告発大炎上叙情編)

http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2017/12/22/143738



ダブルスタンダードだと思った。

Hagexさんは僕に対して言った事をまったく覚えていないのだろうか?

僕はブコメで尋ねた。

id:douron Hagexさんは僕自身童貞マウント被害記事について「前置きしか読んでない」とした上で嘲笑するようなブコメを残してくれたのでその辺に関する申し開きもしていただきたい→http://b.hatena.ne.jp/entry/155292050/comment/hagex

http://b.hatena.ne.jp/entry/352442755/comment/douron



Hagexさん、この時の返事まだもらってませんよ。

せめて最後まで読んでから言ってほしかった。

2018-04-05

嬰児殺しって叙情酌量で執行猶予になることが多いとか書いてあるんだけど

「二人殺し懲役四年は充分温情」とか言うけど、コトバンクではこう書いてあるぞ

嬰児殺し(えいじごろし)とは コトバンク

https://goo.gl/IWAjKJ

歴史的に,非嫡出子の法的社会的地位と関連して,特別減軽規定を置く例が多い。日本の現行刑法は特別規定をおかず殺人罪に含めるが,情状を酌量し刑を軽減され,執行猶予が認められることが多い。

妊娠出産に至る事情(たとえば,不倫関係から生じた子や私生児など),出産時の精神状態などを考慮して,一般殺人罪区別して,比較的軽い刑を特別規定している国が多い(フランスドイツオーストリアなど)。ただし,いずれの場合減軽対象母親のみであり,それ以外の者の行為は通常の殺人罪となる。

尚更義父に性的虐待17年も受けていたこ女性執行猶予つかないのが謎だ。

コトバンクが間違いだってのか?

フランスドイツオーストリアならついたのかもしれない…

https://www.asahi.com/amp/articles/ASL3M5QWDL3MUOHB00P.html?__twitter_impression=true

2018-03-30

メールとかアプリで改行やめて

メールとか特にブラウザベースアプリで読点とか読みやす位置で改行するのやめて。全ての人が同じ画面幅で同じ文字サイズで見てると思わないで。読みづらいしなんか文章気持ち悪い。

臭いメールテクニックだよ、改行なし成り行きでお願い。そもそも改行しなけりゃいかんほどの叙情的なメールやめて。

2018-02-26

*[音楽]森で撮られた叙情ハードコアMV集め

木に囲まれたところで演奏しているMVをよく目にする気がしたから集めてみた。

It Prevails / An Anomaly

https://www.youtube.com/watch?v=X_P5Izr0vwk

For The Fallen Dreams / Stone

https://www.youtube.com/watch?v=-7dDTEYkdvE

HEART IN HAND / Only Memories

https://www.youtube.com/watch?v=izoBrYV9L-w

Moderntears' / I'm Leaving

https://www.youtube.com/watch?v=xJ7SNAMT1l4

Kings At Heart / Horizon

https://www.youtube.com/watch?v=8wYk3aALrh8

Climates / Waiting To Exhale

https://www.youtube.com/watch?v=3NJR3qjdy8I

Our Hollow Our Home / Throne To The Wolves

https://www.youtube.com/watch?v=9vSL965_q44

Fed To The Ocean / Keep On ft. Kadeem France

https://www.youtube.com/watch?v=ju1G8YEMrbA


他にもまだまだ存在していると思われる。

「木に囲まれ演奏している」縛りにしたため、思っていたより少なかったが

森をモチーフとし別所演奏しているMVも含めるとまだまだ存在する。

MV叙情系の親和性は高い。どんどん森でMVを撮ってほしい。

2018-01-27

anond:20180127105527

死ぬほどありきたりで申し訳ないけど、マンガだと「ヨコハマ買い出し紀行」とか

少女終末旅行」も世界観廃墟だけど少女たちの日常だよね

速水螺旋人スペースオペラもの男爵にふさわしい宇宙旅行」や異世界戦記SFもの大砲とスタンプ」とか

他にもマンガで探すなら少女マンガを漁るのをオススメ

日常SFの傑作がめっっっっちゃあるよ

あるんだけど今ちょっと思い出せないから詳しい人に譲るわ…

小説だとコメディもの連作短編集をあたってみるといろいろあるよ

国内だとちょっと古いけど神林長平の「親切がいっぱい」あたりかな、海外だとさらに古いけど「ホーカーシリーズ」とか、個人的には好きだった

ジョン・ヴァーリイの六世界シリーズテクノロジー進化しすぎて常識が今とは全く異なっている世界青春小説めっちゃ面白い

最近面白かったのだと「明日の狩りの詞の」とかラノベ版「山賊ダイアリー」って感じで楽しいイヌかわいい

叙情的でスケールデカいのもアリなら「火星年代記」とかもギリギリ日常ものに入るかもしれない

パッと思いつくのはこれくらいか

ミュータントがうろついてて性別年齢が手軽に変えられる近未来とか、ファンタジー異世界とか、宇宙生活する移民たちとか、データ化済みですとか、SF日常バリエーション豊富でいいよね



※「小説で」って書いてるの読み落としてたスマ

2017-08-01

最近増田文学が多すぎる

ここのところホットエントリに挙がってくる増田を見ていると、やれ元カノとの思い出を叙情的に書き連ねたポエムだ、凡人のワンスアゲイン物語だ、青くて臭い増田が多すぎる。

臭い臭い自意識が絡まって貯まった排水溝の臭いだ。光属性(笑)じゃなくて水属性増田がこんなに上がってくるの、みんな感動ポルノ好きねーって感じでとても気持ち悪い。

そういうの書きたいならおーぷん2ちゃんねるに行けよ。まとめアフィサイトがこぞってまとめてくれるからお前のその大事に磨いてる糞をもっと多くの人に見てもらえるぞ。

文章練習のつもりなら増田で書くのやめてくれ。ホットエントリーに上がってくるの、互助会ブログと同じくらい迷惑なんだよ。

2017-07-11

エンジニアの適性

エンジニアは得てして現状に不満を抱きやす人種かと思うので、不満タラタラなのはいいんだけど、

不満のある現状の問題に対して、要因分解をしてさらにその中で本質的根本原因を見抜く技能こそがエンジニアエンジニアたる力だし、適性なので叙情的に不満を並べる人は早めに転職した方がいい。

優秀なエンジニアであっても、要因分解も根本原因分析をいろいろ間違えるけど、優秀な人ほど完結かつ大胆に現状を抽象化する力があって、多分その抽象度の高い思考がないと辛い。

https://anond.hatelabo.jp/20170710185326

2017-06-26

ヒップホップは今、どんどんキモくなっている。

キモくて、そして最高にクール音楽になっている。

Like - Mushroom Cloud

https://youtu.be/P3F9fA30PZA

聴いてるだけで、幻覚が見えそうなぐらいの酩酊感を覚える。それでいてどこか叙情的。

後半から入ってくるラップのねっとりしたグルーヴも、また良い。

Thundercat - Them Changes

https://youtu.be/GNCd_ERZvZM

ビヨンビヨンしたベースが印象的。対照的に、ボーカルは爽やかでエモい

リーミーな中盤から再びビート回帰する時、現実に引き戻される残酷さを感じる。

そして、アウトロピアノで静かにアツくなる。

Sampa The Great - April

https://youtu.be/OSHr80R12oU

ラップグルーヴがもはや崩壊している。

ビートからは「凶悪さ」みたいなものが感じられる。

Onra - Like The Seasons

https://youtu.be/vtzYqBs4bLE

中国歌謡曲を大胆にサンプリングしながらも、ビートは激重。

悪夢が見れそう。

Aláfia - Mano e Mona

https://youtu.be/8ZPvF1LB434

まさかの5拍子。エキゾチックパーカッション、黒魔術のようなボーカル

中盤からちょっとジャジーになっておしゃれ。

2017-05-26

澤野弘之殿 sisirc

CRISIS 公安機動捜査特捜班 個人的には内容、音楽は勿論のこと今クール一番のドラマだと思っています

やはりBGMというものは素晴らしいと感じます。内容の叙情、悲しみ、激しさいずれをとっても、

脇を盛り上げるには一番のBGM

当初から気になっていた音楽最近サントラが発売となり曲名が判明。その名も「sisirc」もう脱帽です。

感服して言葉も出ません。前半と中盤から後半にかけてのギャップ、そして盛り上がり。

この様な創作が出来る、澤野弘之殿には感謝の思いしかありません。

澤野弘之殿と私の出会いは、そう「医龍」でした。当時のDRAGONもう今でも聞いてしまうほどです。

本当に涙がちょちょ切れる次第です。切なさや激しさ、そして心地よさ。どれをとっても、近年の

作曲家としては抜きん出ておられると個人的には思っています

皆々様におかれましても、当然私より熱心なファンの方もおられる事と存じます

まだまだ澤野弘之殿の初心者である小生に、宜しければ皆様の思い入れのある楽曲を教えていただければと存じます

そして、まだ澤野弘之殿をお知りになられていない皆様にも伝播出来れば、もう私は申し上げることはございません。

駄文、誠に失礼を致しました。

2016-12-28

ガールズ&パンツァー同人誌オブジイヤー2016

はじめに

今年も一年ありがとでした。

年の瀬京子も迫り、各所で続々と2016ランキングが発表されていますね。自分も今年の統括的なモノをしたためたく、2016年一番励んだことってなんだろうと考えてノータイムで浮かんできたのが、ガールズ&パンツァー同人誌を買い集めることでした。

劇場版公開から怒涛のようにリリースされた2016年発行のガルパン同人ベスト10をお送りします。

筆者は一部好きなキャラに偏りがあること・百合オタクであることを踏まえた上で読んでいただけると幸いです。

(各本にリンクを貼ろうとしたのですが9個までしか貼れないと書いてから気づいたため一部を除き割愛しました。作品の詳細についてはおググり願います。また、18禁はここには書けないので除外しています

10位『ダージリン様は紅茶戦車道ドランクドラゴン塚地武雅を嗜んでおります逸見エリカびっくりドンキーに初めていく本』作者:キサラギキサラ(幸福発見セミナー こころうつわ)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!7 (2016/6/26)

これを貼りたくてランキングを書き始めたと言っても過言ではない一品逸見なだけに逸品です。ガルパン公式よりもびドンに怒られるのではというほどに作中ふんだんにっンー店内及びハンバーグの実写(しかもなぜか画素が超粗い)が使用されています。「なぜエリカナカジ!?」と一瞬考えてしまキラーカップリング百合的みどころです(書いてる途中で気づいたけど普通に決勝で乗った乗られた仲でした)。

第9位『不器用な好きのかたち』作者:match(20twenty)

もともとお酒を飲むシーンが気軽に描ける(そして大学生百合では出せないしっぽり感がある)社会人百合が割と好きというのもあり、しほ千代のこうしたババア…年増百合ってほんと最高ですね……。『西住しほが高校生だった頃』という二次創作伝家の宝刀である過去百合連作として進行中で目が離せません。

第8位『きみの名の日』作者:ミヤカワ(Lid_of_pan)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!7 (2016/6/26)

最強のノンカチュ本です。公式でも結構大概なのに二次創作では過剰にクレイジーサイコレズ(すっかり死語)として描かれがちなノンナ・そしてその煽りを受けてレズギャグ要員にされがちなカチューシャですが、そんなふたりでここまでエモーショナルに振り切って描けるのかと甚く感激しました。あとこの本に限った話ではないのですが、A5の百合同人誌って佳い打率8割くらいなので買うだけでドキドします。

第7位『ライラック』作者:高橋むぎ(麦畑)

意外と少ないももゆず本、大変貴重な一冊です。というか、筆者の観測範囲だと序盤の強引かつ高圧的なやり口のせいで、一部ファンから生徒会の評判が悪いようです。そういった悪評を『生徒会を快く思っていない一般生徒』に担わせるところからまり当事者である西住みほのひとことで締めることで、生徒会および河嶋桃の懊悩と救いが短いながらに描かれており、欲しいやつぜんぶきちゃったな~という一冊でした。リンク先調べてて気づいたのですがこの御方、響ユでなかよし川も描いてたのですね、アレもとても佳かったです……!

第6位『どうあがいてもあいしてる』作者:ぱいしぇん(チームタテガミ)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!7 (2016/6/26)

にわかに活気づいている(と思いたい)さおまこ界のスラッガーです。武部沙織という乙女キャラクター百合で動かす際に、こういうレディコミ風の絵柄と一人称モノローグを使うとバツグンに佳くなります。あとこれもこの本に限った話ではないのですが、ラブライブ百合やってる人がガルパン百合に来ると確実にホムーランなんだよね……ラブライブ同人地力がもともとすごいという話でもあるけど……。

第5位『角谷杏は虚栄に乾いている』作者:勇魚、表紙:じゅかい(虫魚グラディエーター)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!8 (2016/9/11)

角谷杏メインの同人誌は良作が非常に多く、どれをベスト10として選出するか熟考しました。この本、飲みの席に持っていってその場で読んでもらったのですが、人がまんがを読みながら涙ぐんでいるところを初めてリアルタイムで見てしまいました(心当たりのある方申し訳ない…)。なお、冬コミまでの期間限定フリーリリース(https://chu-gyo-g.booth.pm/items/389763)されているので未読の方はリンク先を今すぐご参照あれ! このランキング年末までに急いで書いてるのもそのためなんだけど、冬コミまでっていつだ、開催までなのか、冬コミ終了までなのか、どっちなんだ……?

第4位『少女戦車6 轢け!タンニアム』作者:岡昌平(黒汐物産)

過去百合といえば大人キャラだけの特権ではなかったですね、幼馴染であるさおまこにも為せました。長年ガルパン二次創作を描いてきた岡先生の筆致に泣く『ゆめのかよいじ』ですが、実は激突!女子高生お色気戦車軍団6巻にも収録されているため、厳密に言えば2015年末が初出と言えなくも……でもこの本は今年の夏コミが初出だからOK!

第3位『西住 おまえがナンバーワンだ!!』作者:藪ぐぐる(クラタスポーツ)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!8 (2016/9/11)

河嶋桃メインの同人誌というだけでなく、そこに西住みほをぶつける超爆発のガルパンまんがです。これはもうサンプルを読んだ時点で涙を流してしまいました。なんというか、桃ちゃんを描く人って桃ちゃんが考えそうなことを考えるのが本人かよってレベルで上手いし描きっぷりも尋常じゃないのでこれからもどんどこ桃ちゃんメインの同人誌出てほしい……ほんまみんなたのむで……。

第2位『ミュージック・アワー』作者:なな(腰洗荘)

  • 初出:ぱんっあ☆ふぉー!8 (2016/9/11)

この方は他にも『Ladyspiker』『バトルクライ』などのエモーショナルガルパンまんがを描いていますが、その中でも特にキドキしながら読んでいた『ミュージック・アワー』がついに紙媒体リリース! その当時は鼻息がとても荒くなっていました。ウサギさんチームはもちろん大好きなのですが澤梓の佳さがここまでやるかってくらいに全開で引き出されています。ちなみに筆者がガルパンまんがを描こうと思い立ったのはこのガルパンまんががきっかけでした。

第1位『喇叭は今日も鳴る』作者:チョモラン(夢と狂気のチョモラン王国)

叙情的な表紙の通り最初の一編は継続メイン回なのですが、最後に西住みほと河嶋桃の最強タッグ『冬来たりなば』が収録されていますこたつシーンやヨッパライシーンがあるため、冬場に読み返すとまたいちだんと空気が澄んできます夏コミときにこれをスッと買えたからよかったけれど、ぱんっあ8ではオンリーイベントで見たことのない長蛇の列が数時間続いていた光景が目に焼き付いており、これを書いている今も冬コミのさおまこ新刊が買えるのか不安で眠れません。

おわりに

以上、駆け足ですがガールズ&パンツァー同人誌オブジイヤー2016をお送りしました! 見事に百合同人ばっかりになってしまいましたね……冬コミもいっぱい買えるといいけど! なんで2日目なの!!

アレがないとかガルパン同人モグリかよなどのご意見お待ちしております。できるだけ買っていきたい。

2016-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20160914082728

ブコメを見るとどうやらAndroidの優位性は「戻るキー」にあるようなんだけど、

iPhone以外のスマホをいじったことがない俺に何が便利なのか教えて>親切な人

特に、画面の戻るボタンポチポチタップしたり、多くのiOSアプリで導入されてる

スワイプで戻る」と比較した時の優位性を叙情的に力説して欲しい。

2016-07-13

http://anond.hatelabo.jp/20160713125359

wikipediaの「同音の漢字による書きかえ 」項目より抜粋

暗誦→暗唱

闇夜→暗夜 ほか[5]

意嚮→意向

慰藉料→慰謝料

衣裳→衣装

陰翳→陰影

穎才→英才

叡智→英知

掩護→援護

恩誼→恩義

廻転→回転 ほか

火焰(焔)→火炎 ほか

挌闘→格闘

活潑(溌)→活発

間歇→間欠

肝腎→肝心

稀少→希少 ほか

奇蹟→奇跡 ほか

兇器→凶器 ほか

漁撈→漁労

伎倆(技倆)→技量[6]

区劃→区画 ほか

掘鑿→掘削

訓誡→訓戒 ほか

燻製薫製

決潰→決壊 ほか

蹶起→決起

訣別→決別

絃歌→弦歌 ほか

儼然→厳然

嶮岨→険阻

交叉→交差

扣除→控除

礦石→鉱石 ほか

香奠→香典

広汎→広範

亢奮→興奮

昂奮→興奮

弘報→広報

曠野広野

媾和→講和

涸渇→枯渇

骨骼→骨格

雇傭→雇用

根柢→根底

醋酸→酢酸

坐視→座視 ほか

雑沓→雑踏

讃辞→賛辞 ほか

撒水[7]→散水

刺戟→刺激

屍体→死体

車輛車両 ほか

蒐集収集

終熄→終息

聚落→集落

障碍→障害 ほか

銷却→消却 ほか

陞叙→昇叙 ほか

焦躁→焦燥

牆壁→障壁

蒸溜→蒸留

書翰→書簡

抒情→叙情

試煉→試練

浸蝕→浸食 ほか

伸暢→伸長

滲透→浸透

訊問尋問

衰頽→衰退 ほか

尖鋭→先鋭 ほか

銓衡→選考

洗滌[8]→洗浄

煽情扇情

擅断→専断

戦歿→戦没 ほか

象嵌象眼

綜合→総合

相剋→相克 ほか

剿滅→掃滅

簇生→族生

沮止→阻止 ほか

疏通→疎通 ほか

褪色→退色

歎願→嘆願 ほか

煖房→暖房

智慧→知恵

註釈→注釈 ほか

沈澱→沈殿

牴触(觝触)→抵触

鄭重→丁重

叮嚀→丁寧

碇泊→停泊

手帖→手帳

顚(顛)倒→転倒 ほか

蹈襲→踏襲 ほか

杜絶→途絶

悖徳→背徳 ほか

破毀→破棄 ほか

曝露→暴露

破摧→破砕

醱(醗)酵→発酵

抜萃→抜粋

叛乱→反乱 ほか

蜚語→飛語

符牒→符丁

篇→編

編輯→編集 ほか

抛棄→放棄

防禦→防御

繃帯→包帯

厖大→膨大

庖丁→包丁

輔佐→補佐 ほか

摸索→模索 ほか

野鄙→野卑

熔接→溶接 ほか

慾→欲

理窟理屈

悧巧→利口

掠奪→略奪 ほか

諒解了解 ほか

輪廓→輪郭 ほか

連繫(繋)→連係

聯合→連合 ほか

彎曲→湾曲 ほか





https://ja.wikipedia.org/wiki/同音の漢字による書きかえ

2016-03-27

http://anond.hatelabo.jp/20160327000047

漠然とした不満・愚痴という叙情なのだから、これはこれで完成してるんじゃないだろうか

もし元増田主体性を持って、自分は何が不満であり解決策としては案1案2案2’があって…という書き方をしてたら美しくないだろ

これは漠然と流される女の独白として書かれているから魅力があるんだよ

古い・昔ながらの女性像として典型的じゃないか

2016-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20160326164655

単純に「一番好きな作家」と言っても、誰彼構わず同じ作家は勧めづらい。

「こんな春の夕暮れに、人に勧めたい作品作家」と言われたら、星新一「午後の恐竜かな。

最近では人工知能に星風の作品を…とかの動きもあるけど、ブラッドベリ火星年代記」に衝撃を受けて作家を目指した星新一もつ、そぎ落とされた中にわずかに漂う叙情性を読み取って、再現できるレベルまでいくにはまだまだ時間がかかるだろうな。

単なるどんでん返しとか意表をつく小話、じゃない。そこに漂う、そこはかとないミステリ風味、ユーモア風味、ブラックな恐怖感、詩情。星の作品には色々なものが詰まってる。中学生の頃、初めてハマって、そのちょっと斜に構えたスタイルに多大な影響を受けたと思う。星新一がいなかったら、日本文学は今より少し詰まらなかった。そういう偉大な存在だと思ってる。

短編を何から読みはじめてもいいと思うけど、「星新一ってショートショートの人でしょ。知ってる」という中級者には、あえて「声の網」とか勧めたい。ショートショート連作による中編。一冊まるごとで一つの話。意外と長いものを書かせても、星という人は面白いもっともっと長編を書いて欲しかったなあと、今となっては思う。

というわけで、お薦め

2016-01-14

http://anond.hatelabo.jp/20160114175331

中三英語教科書もろくに読めないB系ファッション低学歴ラッパーNASリリック叙情性を原語で理解できたり

え?こんなのあり得るの?

そのラッパー低学歴でも、中3の英語教科書は読めるんじゃないの?

http://anond.hatelabo.jp/20160114174027

ボウイ評価してる連中にはあなたより英語できるのがごろごろいるのよ

中三英語教科書もろくに読めないB系ファッション低学歴ラッパーNASリリック叙情性を原語で理解できたり2Pacのウェッサイ訛りを一秒で聞き分けられたりするのと同じこと

サブカル呼びがもっと適切なのは薬キメたこともないのにサイケ音楽性で評価したりバロウズを語るときカットアップって言っとけばOKと思ってるような奴ら

2015-10-27

「あぁ^〜死にたいんじゃぁ^〜」

って文字が頭のなかで定期的に読み上げられる

叙情的に

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