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2024-08-31

anond:20240831081744

離婚制度についても知らない人間ブコメでガヤガヤ言ってて草

他人アドバイスするならもうちょっと知識つければ?

2024-08-24

結婚したんだから週末は炎天下の中で子供野球教室サッカー教室を観に行ってコストコで買い物して、ガヤガヤしたフードコート食事して最高なんだけど

自宅でゴロゴロし、夜通しサッカー観戦して、ラーメン食べに行って、ソープランドへ行ったりして最高なんだけど、結婚したら炎天下の中で子供野球教室サッカー教室を観に行って、コストコで買い物して、ガヤガヤしたフードコート食事して土日終わるんでしょ。

結婚絶対無理😀

結婚したんだから週末は炎天下の中で子供野球教室サッカー教室を観に行ってコストコで買い物して、ガヤガヤしたフードコート食事して最高なんだけど

自宅でゴロゴロし、夜通しサッカー観戦して、ラーメン食べに行って、ソープランドへ行ったりして最高なんだけど、結婚したら炎天下の中で子供野球教室サッカー教室を観に行って、コストコで買い物して、ガヤガヤしたフードコート食事して土日終わるんでしょ。

結婚絶対無理😀

2024-08-17

しろテーブル席のおばさま方(推定70歳以上)「今はネット時代からねぇ~…」

続きはガヤガヤにまぎれて聞き取れなかった。残念だ。

今の世の中が、後期高齢者からはどう見えているのだろう?ってのは常に興味がある。

昭和平成令和、目まぐるしく音を立てて急速に進化するテクノロジー、世の中の変遷、ネット社会などはまさにその大きな一つだと思う……そんな激動をどのように捉え、受け入れているのだろう?

おばさま方の歓談をじっとしずかに聴いていたかった。時代の観察者の声に耳をすませたかった。

でもここはファミレスなのだった。隣の席では夏休み終焉を間近に控えたガキどもがうるさい。お前たち宿題はやったのか?

彩り野菜ハンバーグはさっぱりしていておいしかった。

2024-08-07

anond:20240804201851

元増田です。教えて頂いた作品

履修済→有害無罪玩具逆柱いみり武装島田倉庫黒史郎(未完少女ラヴクラフト)・殻都市の夢・EDEN・このサイテーな世界の終わり・GUNSLINGER GIRLアンデッドガール・マーダーファルス伊藤計劃JUNK HEAD・バビロンまでは何光年?・堀骨砕三君たちはどう生きるか・裏世界ピクニック・マルドゥックシリーズディスコミュニケーションドラゴンヘッドリンダキューブアゲインバトルロワイヤルバビロン岩明均全般)・幸村誠プラネテス)・沙村広明ハルシオンランチ)・平野耕太ヘルシング)・石黒正数全般)・乙一暗いところで待ち合わせ森博嗣スカイ・クロラシリーズ)・西尾維新(主にアニメ)・ガイリッチー・マイケルマンタランティーノ・ニーア(レプリカントオートマタ)・空が灰色だから妄想代理人・OneShot・順列都市エルフェンリートブラッドハーレーの馬車・メタリックルージュ米澤穂信アニメのみ)・堕天作戦シャングリラフロンティア漫画版)・イド・インヴェイデッド・タクティクスオウガ・詳説世界史B・ヨコハマ買い出し紀行幻想水滸伝1&2・ブラックラグーン刻刻キャシャーンSinsわたしは真悟レイジングループスチームパンクシリーズウィッチハンターロビンウルフズレインノワールトライガン漫画版)・十三機兵防衛圏・戦闘妖精雪風メダリスト・ハコヅメ・ワールドトリガー天国大魔境・ハイパーインフレーションヒストリエマージナルオペレーションメイドインアビスかくしごとORIGINアニメ版)・彼方のアストラストレンジャー・シングス・大砲とスタンプ・ビューティフルプレイス・第三惑星用心棒インターステラーファフナーシリーズTV版)・秘封倶楽部ミルク クローゼットヒッチコックサイコめまい)・7SEEDS人類は衰退しました幼女戦記漫画版)・家栽の人栄光なき天才たち(新含む)・NieA_7アニメ漫画)・タワーダンジョン人間以上・グノーシア・八木ナガハル無限大の日々)・ベクシンスキー・スペクトラルウィザード不滅のあなたへアニメ版)・グレイプニル・究極のシェフ美味しんぼパパ・Fallout4・百万畳ラビリンス月光の囁き漫画版)・青の6号諸星大二郎全般)・マトリックスリング(小説版映画版)・クロス探偵物語となり町戦争小説版)・SOILアンブレラアカデミーアメリカンホラーストーリー・オッドタクシー・オーデュボン祈り小説版)・ヴァルキリープロファイルパンラビリンス・Thisコミュニケーション未来世紀ブラジルジェイコブスラダーガタカ平山夢明・ダブ(エ)ストン街道アラビアの夜の種族銃夢ファイト・クラブ・亜玖夢博士マインドサイエンス入門・ビリーバーズ・エクソシスト3夕闇通り探検隊城戸光子の青猫屋・エイリアン9グランヴァカンス: 廃園天使オッペンハイマー・大いなる天上の河・勇者警察ジェイデッカー侵略イカ娘デュープリズムドラえもんギガゾンビの逆襲・ガラージュ・望郷太郎パンプキンシザーズ・小田ひで次平成マンガ家実存物語)・ニクバミホネギシミ・テクノライズエクスマキナCURECUBEオールドボーイ韓国版)・ウスズミの果て・世界が終わっても生きるって楽しいヴィンランド・サガARMSからくりサーカスグローランサー2・86 エイティシックス機動戦士ガンダムF91サイコパス(2まで)・ コードギアスTV版と復活)・さくらの唄大日本天狗党絵詞ぼくらの

未履修→ゆうやトリップ・淵の王・キリンヤガサンティアゴ戦時生活・パニシング:グレイレイヴン・ENDER LILIES・森博嗣スカイ・クロラシリーズ以外)・サイバーパンク2077・カイバ・大図解九龍城・オクトローグ・リビルドワールドジェイムズ・エルロイ・バイオーグ・トリニティ信長の野望天翔記有栖川有栖あえかなる世界の終わりにシャドウランハンザスカイ白暮のクロニクル・一流シェフファミリーレストラン・ザ・ワイヤー・ピーキーブラインダーズ・亜獣譚・悪役令嬢の中の人・マーダーボットダイアリーelonaアンディー・メンテ図書館の大魔術師・戸村助教授のアソビ・kenshi・ホーキーベカコン・腹腹先生スケルトンダブルゼウスガーデン衰亡史・山尾悠子・愛と幻想ファシズム・シテール島への船出・城戸光子の青猫屋・壊音・ナポレオン映画)・フライミートゥーザムーン清水玲子花見沢Q太郎魔法少女消耗戦線

Not For Me→月型ジャックケッチャム・宮崎夏次系・西原理恵子音楽

感謝です。随時募集中です。

2024-07-23

夜中に聞こえてくる言葉が苦手

自分は物音に鈍感で、騒音など気にせず寝られるタイプだという自負があった

しか最近は隣の部屋で寝ている妻の寝言が気になることが多く、

もしかして自分は人の言葉などの「意味のある騒音」は苦手なのだろうか、と思い始めた

例えば、子供の声は夜中に聞こえてきても全く気にならない(元々子供に対して好意的イメージがあるのも理由だが)

泣き声や金切り声のようなうるさいものでも特に気にならない たとえ走り回る音が同時に聞こえてきたとしても

しかし、お隣のお爺さんの「ロン!ロン!ここで××して…」という麻雀に関するよくわからない独り言が聞こえてきたときはかなり不快だった

また何か言ってるな…と少し苛々した

それから、向かい建物工事していたときに何やら掛け声みたいなのが聞こえてきたことがあったが、それも苦手だった

ああ、何か引き上げるのかな?これは怒っている声だな、とかいちいち詮索してしまうからだろうか

クレーン重機の音は特に気にならなかった

妻の寝言に関してもそうだ

いびきやむにゃむにゃ言っているのは全く気にならないが、意味有りげなことを言っているときはとても気になる

ただの寝言なので意味などどうでもいいのだが、なんとなく気になってしま

そこに余計な神経が使われるような気がして、寝るのに集中できなくなる、気がする

全く眠れないというほどではないが

この話を先程妻にしたら、「それはあなたASD傾向と何か関わりがあるのかもしれないね」と言われた

それと妻からすると、意味のない物音が一切気にならないことの方が不思議らしい

かに自体には鈍感というか無頓着だとは思う

妻が上の階の子供の騒音で眠れないと言っていたときも、イマイチピンとこなかった

人の声に関しても、外であれば全く気にならないし、寧ろガヤガヤしている所の方が安心する(フードコートとか)

ただ、静かなときに聞こえてくるものが苦手だ

似たような人はいるんだろうか

2024-07-22

大学生ファミレスより高いレストランに来るな

俺達はオメーラみたいなジャリと一緒のフロアでメシ食いたくないから高くて静かな店に来てんだよ。

いや、「大事デートバイト代ふんぱつしました」みたいなカップルが来てキョトキョトしてるくらいなら全然許せるよ。

居酒屋に来るノリでグループでガヤガなだれ込んで来んなよ。親か。親が富裕層なのか。

大人の店に割り込んできて我が物顔で振る舞うな。大声で頭の悪い会話するな。ていうか来るな。

お前らはからやまでからやま定食5個でも食ってろ。からやまは美味いんだから

2024-06-16

大学夏休み

24時間テレビと連動して24時間セックスをしてみない?と彼女に打診したことがある。

彼女は首肯した。

俺たちは若くて、馬鹿で、高校ときは真面目過ぎた。

その時の青春を取り戻そうとするみたいに、俺たちは24時間セックスをすることにした。

若さの限り何でも可能な気がしていた。

学生特有の、モラトリウムという名の万能感だったのだと思う。

当日、俺たちは馬鹿みたいに食料を買い込んで俺のアパートに帰ってきた時には17時過ぎで、18時過ぎから始まる24時間テレビに合わせて風呂に入った。

二人で狭いシャワーを浴びて、8帖の狭いリビングにあるのはベッドとテレビぐらいなもので、俺たちは缶チューハイを飲みながらベッドに腰かけるとテレビをつけた。

24時間テレビがはじまり飲みかけの酒をテーブルに置くと、俺たちはベッドに寝転んだ。

テレビではタレントがガヤガヤと喧しく喋り、24時間テレビの開始が宣告させると俺は彼女愛撫し始める。

セックスは遅々として、それでいて朗々としていた。

ゆっくりと。ときにはげしく。24時間セックスということを念頭に置けば当然のことだった。

それでも熱が入ればすべてを忘れて没頭し、俺たちは獣のようにセックスした。

あの時は常に息遣いが聞こえた気がした。息切れのような、興奮するような、相手を探し求めるような。

俺たちは電気の点いたアパートの中、暗闇に居たのだと思う。

何をしても満たされない。こんなものかという落胆と絶望恋人幸せ極致で、セックス天国じゃなかったのか。

俺たちは休憩し、服も着ずに酒を飲み、空のチューハイを増やし、24時間テレビのくだらない企画爆笑した。

だんだんと夜が更けていき辺りに静けさが増していく。俺は座ったまま窓辺に目をやり、カーテン越しに広がる明かりは既に消えていた。

彼女はベッドに寝っ転がり俺は背中越しに彼女視線を感じていた。

振り返ると彼女と目が合った。頷く。もう一度しよう。そう訴えかけるように。

俺は最初の時のように彼女愛撫し、それからゆっくりセックスを始めた。

まるでメビウスの輪のような倒錯感。最初に戻りそれは最後でそしてそれには終わりがない。

気付けば彼女は寝息を立てていた。俺はテレビを見た。確かに3時24分だった。今でも明確に覚えている。

不思議と眠気はなかった。疲れているはずなのに。

俺は明かりを消し、暗がりの中でテレビをじっと見つめた。くだらないバラエティが始まり、彼らは楽しそうで、夜の存在なんか信じていないようだった。

俺は少し泣きそうになる。ベッドから出て冷蔵庫を開けてチューハイを取りだすとすぐに開け、一気に飲もうとしたところで喉に詰まり嗚咽した。

長い長い夜だった。

俺はベッドに戻るのが急に怖くなった。

女々しくもベッドの傍に座ると膝を抱え、酒を飲みながら泣いた。

どうしてあれほど感傷的だったのか。それを言葉に出来たのなら俺はセックスなんていらない。

2024-06-15

VRC JustMatchingワールドはじめて行った

もっとヤガヤした感じかと思ってたんだがめっちゃ静かじゃん

図書館かな?

2024-06-06

食事のみで居酒屋を利用する人


最近モヤっとしたことを吐き出してみたい

彼氏と月に一度、居酒屋に行くことがある

居酒屋の中ではトーク寄りのお店で、カウンター席ではみんなでガヤガヤ楽しむようなところだ

私も彼も、まだ交際していない頃からそこを利用してる。

というか、そこで知り合った。お気に入りの店である

半年ほど前から、あるお客さんが来るようになった

作業服姿の男性で、その人はカウンター席に座るんだけど、お酒をほぼ飲まない

いつもウーロン茶と、おにぎり焼き鳥などをちょっと食べるだけ。お酒を飲んでいるのを見たのは一度きりだ

※たまにいっぱい食べているみたい

その人がマスターに向かって、「ご飯だけだけどごめんね」と言うと、マスターが「ぜんぜんいいですよ」というやり取りを聞いたことがある

ところで、その人は、ほかのお客さんに話を振られてもまともに返さないことが多い

仕事で疲れているから」とか「明日は早朝から現場から」と言って、話に入ろうとしない

お酒を飲まないにしても、協調性がないのではと感じる……

いつだったかある時、若い店員さんに、「もっと食べましょー!!」と冗談っぽく言われた際に、急に怒り出した

「お会計お願いします!」と言って、立ち上がって、マスターが止めるのも聞かずにお店を出て行こうとした

あの時のマスターは、本当に必死だった。何度も引き留めてた、かわいそうなくらい……

マスターとそのお客さんとのやり取りを聞くと、怒った理由というのが、

「もし俺に病気障害があったらどうするのか。もっと食べようと言われて、そのお客さんは傷つくんじゃないのか?」

というもの。なんだそんなことか、と感じた

気持ちちょっとわかる。わたしもあまり食べられる方ではない。それで残念なことはけっこうある。お刺身だけでお腹がふくれるし、鍋の〆のうどんとかラーメンが食べられないこともある

でもわたしは、「こういうお客さんはちょっとな~」と思う。ほかの人はみんなお酒を飲んでいるのに、あの彼だけは飲まずに、しかも会話に入ろうとしないのはどうなのかと。だったらお店に来なければいいのに

こういう考え方は間違っているかもしれない、という思いもある。世間知らずなだけかもしれない。よろしければ、人生の先輩方の意見を聞かせていただきたいです

2024-05-04

「虎に翼」を面白いと言ってる人って他にはどういう作品がが好きなの?

「虎に翼」を評価してる人って普段どういう作品を楽しんでいるの?

好きなドラマ映画漫画ゲーム演劇、なんでもいいから教えて欲しい。

なんでかって?

「虎に翼が好き」という感覚理解したいからだ。

私は虎に翼が面白いとは全く思えない。

正々堂々とハッキリ言っておくのがフェアだろう。

私が朝ご飯リビングで食べる時間母親が毎朝見いるから一緒に見せられているが、全然面白くない。

出勤日には食堂や休憩室のテレビで同僚と一緒に見ることもあるが、全然面白くない。

なんでこんなのを見せられなきゃいけないんだろうと思ってる。

正直、朝ドラは全部苦痛だ。

まらない。

虎に翼だけは特別面白いとも思えないし、それ以前にやっていた作品と差があるようにも思えない。

そして、虎に翼は正直言って他のドラマよりもある意味レベルが低いと思っている。

扱っている題材が単なる恋愛モノに留まっていない分、出来の悪さがより如実にやすくなっているように感じるからだ。

なんでこんなこんな作品評価されているのかが知りたすぎる。



「じゃあ逆に、虎の翼が好きじゃない人はどんな作品が好きなんだろう」と感じた人もいるだろう。

それに先に応えるのがフェアだろうから回答する。

国産ドラマなら「dele」「民王」「おいしい給食」が最近(もう結構古いな・・・)だと好きだった。

海外ドラマ場合は本当につい最近配信された「フォールアウト」を推したい。

小説だとミヒャエルエンデ、劉慈欣、恒川光太郎村上春樹といったファンタジー系の作家を好んでいる。

映画ならファンタジー作品だと「チャッピー」のようなSF人間は愚か、実話系でも「イミテーション・ゲーム」のようにサスペンス寄りなものが好きだな。

全体として、手間暇をかけて世界観空気感を構築する作品を好んでいるようだ。


さて、じゃあ私は「虎に翼」に対して丁寧な世界観空気感の構築を感じていないということなのではという仮説が立つな。

うん。そうなんだと思う。

「この時代はこんなにも男女不平等だったんですよ~~~~」と視聴者に語りかける時の説明台詞っぽさは本当になんとかならないのかと感じてしまう。

説明することにばかり意識が言っていて、その中に不自然さが溢れているんだよ。

まれから今日まで当たり前のように男女不平等世界に生きてきた人々であるという感覚そもそもないとういか、突然あの時代に転生してしまった現代人が必死にあの時代人間のふりをしているかのような語り口なのはなんとかならないのか。

脚本を作っている人たちの中に、男女の生き方についての「常識」が違ったという前提がすっぽり抜け落ちているようにさえ見えてくる。

「男(女)が~~~なのは当たり前でしょ?」という感覚の当たり前感が薄っぺらい。

劇中でそれをわざわざ再度強調する時の

「女~~~~!!!女ごときが~~~~~!女め~~~~!!!

「え?女だから駄目なんですか」

やれやれとんだ差別主義者がいたものだな」

「女ごときが~~~俺が間違っているというのか~~~~~」

法律ではこのようになってますな」

「それは法律が間違っているんです」

「女~~~~まだ言うか~~~~~~!!!!」

みたいな流れも見ていていい加減うんざりするというか、アレを作劇的に意味があるものだとして監督ディレクターOKを出している、というよりも後押しをしてより安っぽい作りにしようと頑張っているんだろうなということに程度の低さを感じて目眩がしてくる。

男女平等啓発のための30分程度の教育ビデオならともかく、30時間も尺があるドラマで「物語を通して薄っすらと見えてくる現代とは違う男女観」を浮かび上がらせることを放棄して、露骨でっち上げた憎まれ役に「女ごときが~~~~」と何度も言わせているのは稚拙と言わざるを得ない。

なぜ、こんなもの評価されているのか、私には本当に不思議でならないんだよなあ。





追記

皆さんの好きな作品

闇金ウシジマくん」「そこをなんとか」「少しだけ生き返る」

ドラマだと「白い巨塔」「PICU」「Nのために」

国産ドラマは「最愛」「vivant」、海外ドラマは「グッドファイト」「トッケビ」、アニメは「PSYCHO-PASS」、本は小説より宇宙物理が好き、映画ネイチャードキュメンタリーが好き。

朝ドラだと「あまちゃん」「ゲゲゲの女房」「エール大河だと「鎌倉殿の13人」「いだてん」「西郷どん」「真田丸」辺りが好き。

北村薫推理小説白石加代子の一人舞台劇「百物語」、柿本人麻呂長歌、スーシェのポアログールドバッハグルダモーツアルトジョージ・セルの「ハーリ・ヤーノシュ」。

漫画課金勢ワイ、この一年で見てるドラマは虎に翼だけ。こんな私が漫画で好きなのは、違国日記、君の心に火がついて、隠密お局、明日カノ、薬屋、町田くんの世界平和の国の島崎へ、繕い裁つ人、銀太郎さん等

同じくカーネーションが飛び抜けてるという感想だが今回のも秀作。光る君へ、鎌倉殿、拾われた男、エルピス、大豆田十和子、カルテット大奥nhk)、MIU404他野木脚本など

クールアニメ「ウィンドブレーカー」「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」見てる。/ 一番好きな漫画は「ワールドトリガー

鎌倉殿野木亜紀子と坂本裕二が好き…。ごめんね、ど定番で。。マンガ萩尾望都吉田秋生小説恩田陸村上春樹が好き

虎に翼みたいに、主人公ペラペラよく喋るドラマは掛け合い漫才みたいでわりと好き。逃げ恥とか、ミステリと言う勿れとか、大豆田とわ子とか。

なるほど、色々あるな。

虎に翼以外の朝ドラも見てる人が多くて、大河も見てる人が多いっぽいがそもそも視聴率が高めだからなんともだな。

大河だと鎌倉殿が人気っぽく見えるし、全体として味付けの濃いキャラがたくさん出てきてガヤガヤしてるタイプが好きって傾向が強そうに思える。

朝ドラ説明台詞は画面を注視せずに分かる作りで仕方ない

朝ドラ」というものそもそも分かってないみたいだね。

アレは映像がついてるけど基本的にはラジオなんだよ。

それも家事をやりながらでも聞けるようなラジオイメージしてる。

なるほど。そもそもの前提として適当に見るような作品として作られているのか。細かい機微表現することを最初から捨てているとああいった大雑把な演技・脚本になるんだなあ。

「男女の生き方についての「常識」が違ったという前提がすっぽり抜け落ちている」その常識に疑問を抱き戦った女性達の話なのでああなるのは作劇上必然。当時の常識に従い耐え忍ぶ話が見たいなら別の話をどうぞ

ちょっと話が噛み合ってないかな。前提としている常識の違いを台詞によって表現する際の微妙機微が出せていないという話なんだが。まあこれもそもそもながら見前提の大味演技のせいで削ぎ落とされてしまった部分ということなのかな。だとしても、それを出せない癖にこういった題材を扱うのはなんというか・・・失礼な気がするんだがな。

この人がちむどんどんをどう乗り越えたのかが気になる。

乗り越えられなかった。「ちむどんどんする!ちむどんどんする!」の声を聞きたくなくて別の場所で飯食ってたよその時期。

母親とか職場の人に聞けばいいのに

N=1とか2とかじゃなくて幅広く情報を集めたかったので。

なんとなく色々分かった気がするので増田で聞いて良かったと思う。

2024-04-21

anond:20240421202240

俺はあんまり買い切りはやらないんだよな

どんだけクオリティ高くて写実で映画っぽくてゲーム性よくても、完全に孤独な楽しみって感じがしてしまうし、話題が1年も続かない

運営ゲームゲーム内でチャットとかはしなくても、5ちゃんとかSNSとかでリアルタイムなアツい展開を目撃してきた同士がたくさんいる気分になるから、そこに満たされるんだ

ハマったタイトルは最低でも3年間くらい話題が尽きない状態で5ちゃんとかでガヤガヤしたい欲求はあるから運営型になるんだよな

2024-03-19

anond:20240319084423

あれって元の意味の「議論」じゃなくて

馬鹿どもが騒いで楽しんでるだけでしょ

ハロウィン陽キャがガヤガヤやってんのと同じ

たまに車をひっくり返すじゃん

2024-03-18

anond:20240317222327

ほんとそれ

エンドロールを見ない人がいても良いけど

ヤガヤされるのが嫌だから端っこですぐ退席できる場所取れよと思う

2024-03-05

率直な意見欲しいんだが俺冷たい?

片道5時かかる遠方に住んでる祖母が亡くなったんだが、俺は葬式がすごい嫌いで、親戚と会うのも酷く疲弊するし、疲弊しすぎたのがトラウマぶっちゃけ葬式に行きたくなかった。

だが祖母の顔は最後に拝みたく、別れの挨拶はしたかったので、通夜前の弔問にいってお別れをしてきた。

葬式に行くと周りがガヤガヤしててひどく疲れるので、弔問できてよかったと思った。落ち着いてお別れが出来た。葬儀には参列しないので、相場より多めに包み、香典を渡した。俺は静かに祖母とお別れ出来てとても満足だった。

が、葬式が終わったあと、孫の俺が不参加だったので、親戚からは「冷たい」、「世話になったのに恩知らずだ」と非難があった。

親戚がそう思うなら、祖母もそう思ってるのかな。って思った。やっぱり個人の納得よりも、冠婚葬祭ぐらきでしかあわない、親戚付き合いを優先させるべきなんだろうか。

2024-03-03

anond:20240302171109

1人で乗っている人だらけでみんなしゃべる相手がいなかったんだろう

しゃべる相手がいてもボソボソしゃべるだけでガヤガヤすることはないけども

2024-03-02

anond:20240302171109

ワイはうるさいのは嫌い

から外国人がワーワーガヤガヤと外国語で喋ってるのをみると舌打ちしたくなるやで

なんで東京の人って電車の中で喋らないの?

ちょくちょく東京に行く用事があるんだけど電車に乗る度げんなりする

なんで皆あんな静かなの

満員電車で静かならわかるよ のんきに喋れる状況じゃないか

でも昼過ぎ乗客まばらな山手線でも誰も喋らないじゃん

日大学生3人が乗って席座ってから降りるまで一切喋ってなかったのを見てやっぱおかしくね?って思った

東京というか首都圏はどこも静かなのかな

横並びの座席で全員スマホいじってる…みたいなやつ今まであんまピンときてなかったけど、東京ではまんま同じ光景毎日出くわす

名古屋でも大阪でも福岡でも人と電車乗ったら普通に喋るから

本当に違和感すごい なんでなんだろう

電車では静かにしようみたいな空気があるの?

追記

メモのつもりで書いたからこんな反応くると思わなかった

・一人で乗ってるから喋らない

→それはそう でも明らかに誰かと一緒に乗ってる人も全然喋らないよね?それが不思議というか新鮮

・車内で喋ったら迷惑

→何も大声で喋れって言ってるわけじゃない 寝てる人が起きないぐらいの普通の話し声は人がいる場所なら自然ものじゃない? コロナに関してはまあ何も言えんな

・お前が田舎出身から

→ほぼ毎日大阪環状線と御堂筋線乗ってるけど、東京とは比較にならないほど皆喋ってるよ 阪急電車もそう うるさくはないけど話し声はそれなりに聞こえてくる そしてそうやってなんとなく皆が喋ってるから混んでるときの車内はガヤガヤしてる 大阪市内が田舎というのは流石にナシな

普通にみんな喋ってるよ

→そうなんだ、時間帯にもよるのかな 車内全体のボリュームは控えめに感じるけど

「人に話を聞かれるのが嫌だから」「人に注意されるから」って言ってる人多くて個人的に驚いた

元々静かな車内だから余計に声が目立つんだろうな

というかそうやって他人に注意する謎のおっさんたち、出張で他の都市に来たときとかどうしてるんだ ストレスエグいやろ

それから「げんなりする」はちょっと言い過ぎたな すみません でも毎回ちょっと面食らってます

逆に首都圏出身の人が関西に来てうるせーなあ!って思うこともあるの?どうなん

もしそうならかなり気の毒だと思う

2024-02-20

子供の頃パレードが迎えに来た記憶

実家埼玉西北部にあるニュータウンで、うちの前はコの字路地私道だった。

その私道にいっぱいのお祭りみたいなパレードが来るんだよ。

誰かは覚えていないのだけど、パレードにいたのはみんな知ってる人だった。

普段は家と家に囲まれた暗いうちの前がパーっと明るくて、ガヤガヤ賑やかで、とにかく楽しそうで楽しそうでたまらなかった。

何て言ってるかは全く覚えてないけど、「早くおいでよ」「行くよ」みたいに早くしないとみんなが行っちゃう!という焦りを感じさせた。

私が行こうとすると母が「絶対ダメ!」と全力で抱きしめて外に出してくれないの。

「何でダメなの?パレードが行っちゃう」と私は泣くのだけど、母も「絶対ダメ!」と泣いてて2人で泣いて抱き合ってるのよ。

たぶん3歳から5歳くらいの間かな。

年中から幼稚園に行ったのでその前の記憶だと思う。

しかもその間に何回か同じような事があったんだよね。

鮮明に覚えてて大人になった今でもたまに母に聞くのだけど「夢を見たんでしょ?」と呆れられる。

でも間違いなくパレード見たんだよ。

あの煌びやかで、みんながいて、さあ行こう!というお迎えが実家の前まで来た高揚感を今でもハッキリ覚えているから。

2024-01-23

anond:20240123120026

特に外国でよく売れてる(日本ユーザー違和感があるせいかためらいがち)からオレも詳細はわからんけど

アメ公ゲーマー「ハッハ~ヤリヤガッタァ、ストアから消えるまえにこのフェスティヴァルにライドしようぜ」くらいの乗りなんじゃねえかという噂

それもあっていきなり子供やらせ元増田が不自然ネタみえるっつうはなしもあるな

2024-01-15

洒落た美味しい居酒屋料理が出てくるたびに「ふーん」と呟く人

タイトル出落ち感あるのだが。

昔、3年ほど付き合ってた人がそんな人だった。

上から目線とかじゃなく、美味しそうな料理が出てくるたびに「こういうのもあるんだ!また美味しそうな料理が出てきたぞ!」という気持ち内包した「ふーん」だった。

居酒屋だと周りはガヤガヤしてるから、他のお客さんや店員さんには聞こえないほどの、口元を動かさずに発する「ふーん」。私はその一言を聞くたびに、こそばゆいような恥ずかしいような気持ちがした。聞こえてるのを指摘した方がいいのかスルーした方がいいのか。

その彼氏と別れてしばらくしたあと、別の人と出会って付き合った。

その人もなんと、タイトル通りの人だった。

私はもしや、「料理が出てきたらふーんと呟く男」がタイプなのか????空恐ろしい気分になった。

みなさんの周りにはそんな人いますか?よくあることなんだろうか…教えてください。

2023-12-12

anond:20231211100735

料理のカキクケコとは次の5つである。カキクイタケは冬眠をする毒キノコであり、毒にあわないことが望まれる。皮剥ぎは強者の嗜みであるし、水気はあめ型とひみつきちがめの関係である腹違いの妹である筆者の叔母がお菓子作りをしているのであるから、おそらくお菓子好きでいらしたのであろう。ワサビは臭くないのでやらないようにとのことである。キカヤガエルのカキは噛むとお尻がかゆく

Anond AI作成

2023-12-04

街コン備忘録&今後の戦略について

先日街コンに初めて参加したのでレポと今後の戦略を考える

街コンレポ

25歳、女、身長150cm体重40kg、女版チー牛(一重アデノイド顔貌)

  • 料金

1000円でお釣りがきた

男性側は7500円位

ソファ席に1対1で着席

10分程度で席替えの案内があり、男性側が隣に移動。トータルで7,8人と会話できた

席替えの前に連絡先交換するようアナウンスがある

プロフィールカードがあるため、それを見ながら会話

20代もいたが年齢が高め(30~38)な方が多かった。真面目そうな方が多い印象

事前にレポなどを見ていて『オタク』『結婚できなそうな人』が来る場所だと思っていたが、

そんなことはなく楽しく会話できた人が多かった(プロフ趣味欄に婚活と書いてある化け物もいたが)

正直イケメン出会いたければマッチングアプリの方が良さそう

反省

プロフィールカード記載内容は事前に考えておくべき

ほとんどこれを見ながら会話するので

記載内容をみて話題を振りやすい or 同じ趣味の人がいれば盛り上がれるべきか、を考えて記載必要だった

これをしっかり書いていれば話題が切れることがない

項目ごとに反省点を書いていく

会社員』と書いたがアンケートではないので何をしているか細かく書くべきだった。

割と細かく書いたほうがわかりやすいと感じた

(『SEIT関連』ではなく『銀行システム開発』など)

何も考えず適当に書いてしまったが、『努力すれば誰にでも当てはまる』ことを書いた方がウケが良さそう

笑顔が素敵な人』『一緒にいて楽しい人』『趣味を共有できる人 』etc...

『優しい人』は漠然としすぎていて微妙かな

メジャー趣味2つと何しているのかはイメージが湧くが、あまり被らなそうなもの1つを書くのがバランス良さそう

多かったのは『旅行』『フェス』『スポーツ観戦』

この項目単体だと話題が広がらないので、趣味に繋がることを書いた方がいい

プリン』→純喫茶巡りが好きで、、

ラーメン』→全国の二郎系ラーメン巡りが旅行目的、とか

カレーと書いている人に「南インド北インドどちらが好きか」を聞いたらは?という顔をされて悲しかった

アホなので『家でのんびりする』と書いたが「インドアなんですね、、」と広げようがないのでやめた方がいい

好きな食べ物と同じく、趣味に繋がるものを書く

「本...?」となり坂口安吾と書いたが、他に作家を書いている人はいなかったので

有名で最近流行っている「好きなキャラなんですか?」と質問やす漫画を書くべき(呪術フリーレン、ちいかわなど)

映画も『ハリーポッター』を書いている人がいて、話題を広げやすかった

同性の芸能人 or 漫才グループ or スポーツ選手の3択

イケメン俳優名前を書いたけど、話題として上げにくい

正直こちらも「有村架純」や「ガッキー」と書かれていても可愛いもんね、、以外の感想がなかった

  • 最近気になっていること

これも趣味の延長線上になり、デートに誘いやすそうなことを書く

ペンギン動画はまっている』→水族館いこう

ラグビー試合youtubeで見て面白いなと思った』→試合一緒に見にいく

誰が誰だったか連絡先を見ても思い出せない

ラインを交換した時点で名前の部分に年齢くらいは追記しといたほうがいいか

席移動の際や終わった後に、自分プロフィールや会話した内容を送ってくださる男性もいた

相手の目を見て、大きな声で、はっきりと話す

相手の目を見ていない、目が泳いでいるとかなり気になる

また、周りも話しているのでかなりガヤガヤしており

早口だと聞き取れず気まずくなるため会話の仕方は(苦手であれば)練習するのが無難

年齢がバラバラ

自分と同じような年齢の人と会いたかったので、20代限定など条件付きのところに参加した方がよかったか

年収などもプロフに書くわけではなく、自分から言うのも感じ悪いので強みが年収の人は『年収〇〇万円以上』の街コンに参加するべき

街コン終わってから

終わった後に予定を入れていたが「この後ご飯行きません?」と誘われたので予定を空けといた方がスムーズ

マッチングアプリに比べ街コンのよかった点


その他

男性から話を引き出そうとしてくれると好印象だった

隣の女性が褒め上手だなと思い、後で聞いたら過去キャバクラ勤務経験があったらしい

私は容姿が終わっているので、女性優位のマッチングアプリですらなかなかマッチできなかったが

今回の街コンの中では若いのと会話は普通にできるので、6人ライン交換をして4人にご飯誘われる感じだった

2023-11-03

クソみたいな気分

万年床な私が、ベッドを買ったもんだから合わないのか、「うとうと」することが多くなった。

とある睡眠アプリによると、人間睡眠サイクルには「うとうと」があり、この時に人間は夢を見ると……

それは悲しい気持ちになる夢だった。

端的に書くのならば、身近な人がなくなる夢だった。



私は色々なことが重なり、この年になっても身近な人の最後を迎えたことがない。

そう、もう良い年です。

社会人にもなり実家からは離れたものの、自分自身の家庭をもつようなことはなく、独身貴族謳歌する日々。

そのような私の生活の中でどれほど家族のことを想っているのだろうか。

最近では、食事ときも、目を閉じたとき仕事のことを考えているというのに……

家族になにかあれば、私の日々の生活は変わるのだろうか。

悲しみに明け暮れるのだろうか。

私は、それでも仕事をするのだろうし、出来るのだろう。

冷たい人間だと言われるだろう。言われたことはある。



……でも、私になにかあれば、家族は悲しんでくれるのだろう。

家族の人たちは、やさしいから。

会社の同僚たちは、困るだろうな。まぁ、でも何とかなるだろう。

隣近所の人たちは、困るだろうな。大家さんも、でもどうしようもないね

日本の政治家の先生方は、こま……困らないだろうな。今日も喧々諤々たる国会を開くのだろう。

この星・地球は、困らないだろうな。今日明日太陽は昇り、季節は巡る。



そう、たとえ私が亡くなったとしても、この星や人類歴史からすると些細で何ら影響のないことなのだろう。

それでも、私の日々の生活に何か意味があると思いたいのは、社会生活をする人間エゴなのだろう。

からこそ、私は身近な人が、そのような最後選択するのは悲しいと思う。

彼が、色々と悩んでそうなことは伺える。あまり力になれていないのも知っている。

只々、話がしたい。私にじゃなくてもいい。

こういう匿名日記でも良い。外に吐き出してほしい。


夢の内容を補足しながら書くとこのようになる。

私は、駅前にある塾が入っているようなビルのような場所で、何かの試験を受け終えたところだった。

周囲には同級生がおり、みなガヤガヤとしながら帰っていった。

私も帰ろうと思い、エレベーターを待つものの人が多くて、乗ることが出来ない。

同級生の友人が「ここは3階なのだから階段のほうが早い」といい、私もそうかと思い階段を降りることにした。

階段を降りた先には、(なぜか)主要駅の乗り換え案内があった。

(場面がとんで)

私は、おそらく昼下がりの穏やかな晴天のもと、数人の友人たちと街道から入った細道を歩いていた。

前後には、同じような同級生グループの姿が見られたので帰り道なのだろう。

ふと振り返ると先の主要駅が見え、多くの同級生たちが並んでいるのが見えた(気がする)。

それを見た友人が「こういう抜け道を知っているのは、地元民だけあるな」みたいなことを言っていた。

私達は、主要駅で電車に乗らずに、歩いて行った先の駅から電車に乗ったようだ。

その電車は、いわゆる各停だったので、目的の駅には行かないため、少し先の駅で電車の乗り換えが必要だった。

なので私達は乗り換えのために、駅のホームに降りた。

電車はすぐには来なかった。

最初に来た電車は、(なぜか)特急に変わり、急発進していった。

私と友人はようやく来た電車に乗り込んだ。そこには先に乗っていた同級生が二人いた。

私達の四人は、なんやかんや言いながら電車の中で話ししていた。おそらく、先の試験のことでも話していたのだろう。

(すくなくとも)私は、目的の駅についたようで、電車から降りた。

(突然だが)駅のホームには、母がいた。

私は、母は弟と先行していたと思っていたので、「弟は?」と聞いたが、母は「誰かいるの?」と聞き返し足元を見た。

母の足元には、なんだか小さなとはいえせいぜい小学生低学年程度の子供がいた。

やや髪が長く女の子のようにも見えたが、笑った顔がそっくりだった。その子は、駅のホームを走り去っていった。

「弟の小さい頃に似た子がいた」と私がつぶやくと、「昔は外で遊ぶのも好きだったから来てくれたのかもね」と母は言う。

「……え」

母は、駅のホームの前方を見ながら話す。

「(近くの人、もしくは駅員)が教えてくれたの」

私は、前方に行く。人だかりがある。

駅の線路にはブルーシートがある。

ブルーシートから覗く人影には見覚えがあった。

目が覚めた。

2023-10-28

[]紀伊国狐憑漆掻語

谷崎潤一郎

漆掻きと云ったって都会の人は御存知ないかも知れませんが、山の中へ這入って行って漆の樹からうるしの汁をしぼるんです。いいえ、なかなか、百姓の片手間ではありません。ちゃんとそれを専門にする者があったんで、近頃はめったに見かけませんけれども、外国の安い漆が輸入されるようになったそうですから、いまどきあんなことをしても手間ばかりかかって引き合わないんでしょうな。兎に角以前には私わたしの村なんかへもよく漆かきが奈良あたりからやって来たもんです。漆鉋うるしかんなと云って、鎌のようなもので先の曲った奴を持って、腰に三四合ぐらい這入る竹の筒を提げて、漆を見つけると、その鉋で皮へ傷をつける。それがあんまり深く傷をつけ過ぎてもいけないし、浅過ぎてもいけないし、呼吸物なんで、その傷口から松脂まつやにのようにどろりと滲しみ出て来る汁を箆へらですくって竹の筒へ入れる。そんな時にうっかり下手なことをやって汁が顔へはねかかったりすると、それこそ赤く脹れ上りますから、馴れた者でないと出来ない仕事なんでして、漆にカブレないように紺の手甲を着けて、すっかり紺装束で出掛ける。まあそんなことをする人間なんで、私の村にもその商売の者が一人住んでいましてね。此の男は遠くへ出稼ぎをするのでなく、村の近所の山へ這入ってはうるしを採ってくらしていましたが、或る夏の日に、その漆かきが一と仕事してから山の中でひるねをしていますと、夕立ちが来たもんですからふっと眼をさましました。そしてそのときに、ハテな、己はひょっとすると寝ていた間に狐に憑つかれやしなかったかなと、そう思ったと云うんです。それが別にどうと云う理由があるんではないんですけれど、淋しい所をひとりで歩いているときなんぞに憑かれることがよくあるんで、ただ何んとなくそういう感じがしたんでしょうな。で、まあ、家へ帰ってもそれが気になって仕方がない、どうも狐がついたようだから明神さまへお参りをして来てくれろとお袋ふくろに頼んだりして、友だちなんかにもそんなことを云っていましたが、そのうちにとうとう床について、飯も食わないようになったんです。それで先生布団をかぶって半病人のようにうつらうつらしながら、日が暮れると云うと、ああ、今夜あたりは狐が迎いに来やしないかな、今にきっと来やしないかなと、心待ちに待たれるような、妙にそれが楽しみのような気持ちでいると、案の定夜になってから友達のような男が三人ばかり表へやって来て、「さあ、行いこら」「さあ、行こら」と誘うんだそうです。尤も友達と云ったって見おぼえのある男ではないんで、みんなせいが三尺か四尺ぐらいの小男で、法被はっぴを着て、木や竹の杖をついていて、何か非常に面白そうに「行いこら行こら」と云うんですが、それを聞くと行きたくって行きたくってたまらなくなるんだそうです。けれどもアレは狐だから行くんではないぞ、あんな者に誘われてはならないぞと思ってじっと我慢していると、友だち共は仕方がなしに帰ってしまう。するとその後ろ姿に尻尾しっぽのようなものがチラチラ見えるようなんで、ああやっぱり行かないでいい事をしたと、そのときはそう思いながら、又あくる日のゆうがたになると、今夜も誘いに来やしないかなと心待ちに待つようになる。そうするうちに果たしてやって来て「行こら行こら」と誘うんですが、それがもう、さも面白そうなんで、ついうかうかと行きたくなるんだそうですな。しかしその晩も一生懸命我慢してしまったところが、三日目の晩の九時頃に、家の前に庭があって、庭の下が六尺ばかりの崖がけになっていて、崖から向うは一面に麻の畑でした。それが夏のことですから麻が高く伸びていて、ちょうどその庭と畑とが同じ平面に見える。で、その畑の方へ例の小男が三人連れ立ってやって来て、「さあ行こら」「さあ行こら」と云うんだそうです。よくよく見るとその男たちの着ている法被に何か圓い紋がついていたそうですけれども、どんな紋だったか、そこんところはハッキリ覚えていないんだそうで、いつもの通りめいめいが杖をついていて、しきりにそう云って誘うもんですから、とうとうその晩は我慢しきれなくなってしまった。それでそうっと家を抜け出ようとしたとき生憎親父が小便に起きたんで、こいつはいけないと思って、「行きたいんだけれど、親父に見付かると面倒だから己は止すよ」と云うと、「なあに己たちが一緒なら大丈夫だ、こうすれば親父に見つかりはしないから、まあ附いて来い」と云って、その三人の友達が手をつなぎ合って、輪をこしらえて、その輪の中へ丑次郎―――という名だったんですが、その漆掻きの男を入れた。そして、「さあこうすれば親父が見ても見えやしないか心配するな、附いて来い/\」と云って連れて行くんで、ちょうど便所から出て来た親父とすれちがいになったそうですけれども、成る程親父には此方の姿が見えないようなあんばいだった。それからその晩は麻の畑の中で遊んで、いろいろ御馳走をしてくれたりしただけで、明け方には無事に家へ帰してくれたそうですが、四日目の夕方は日が暮れないうちから楽しみで楽しみで、早く誘いに来てくれないかなと思っていると、やはり昨夜ゆうべと同じ刻限にやって来て「行こら、行こら」と云うんです。で、又附いて行きますと、今夜はいい所へ行こうと云って、家のじき近所にガータロのいる淵があるんですが、その淵の方へ出かけたと云います。え、ガータロですか。ガータロと云うのはあれは河童かっぱのことなんです。ぜんたい私共の村は高野山の南三里ばかりの山奥にあって、私の字あざは一方が山で一方が谷になったゆるやかな傾斜面のところどころに家がチラホラ建っている。丑次郎の家というのも山と山の間にある淋しい一軒家なんでして、前に三四枚の段々畑があって、その先が今云ったガータロのいる淵なんです。別に名前のあるような淵ではないんで、村の者はトチ淵ぶちトチ淵と云っていましたが、さあ、どう云う字を書きますかな。何しろ大滝だとか赤滝だとか云って、非常に滝の多いところでしてね、その滝壺の下流が今云った谷の底を流れていて、淵になっているのはほんのわずかなところなんですが、そこにはいつも水が真っ青に澱よどんでいて、まん中に平べったい一枚岩が出ていました。ガータロはその一枚岩の上にときどき姿を現わすことがありましたから、たしかにその淵に棲んでいたには違いないんで、見た人は大勢あるんです。ええ、ええ、私も一遍たことがありますよ。なんでも夏の日ざかりに山の上を通っていると、下の方にその淵が見えて、岩の上に変な奴がすわっているんで、「ああ、ガータロが出ているな」と思ったことがありました。さあ、そうですな、遠くから見たんだからよくは分りませんでしたけれど、人間よりは小さかったようで、まあ猿ぐらいでしょうかな。姿も猿に似かよっていて、ただ斯う、頭の上に妙な白いものが喰っ着いているんで、鳥打帽子を被っているように見えましたよ。ええ、ええ、よく人間に害をする奴なんで、私の知っている人でも、ガータロに見込まれて水の中へ引きずり込まれそうになったり、ほんとうに引きずり込まれて死んでしまったのもあるんです。これは餘談になりますが、その谷川の別なところに丸木橋がかかっていましてね。或る私の友人が夕方その橋をわたろうとすると、うっかり足を蹈み外して、水の中へ片足をついたのが、岸の方の浅瀬だったんですけれど、その片足を抜こうとしても水が粘ねばり着くようになって、どうしても抜けない。しきりに抜こうともがいているうちに、次第にずるずると深みへ引っ張られそうになるんで、ハテな、ガータロに見込まれると水が粘ると云う話だが、こりゃあガータロの仕業しわざだなと気が付いたんです。ところでガータロと云う奴は鉄気かなけを嫌うもんですから、そう云う時には、何んでも構わない、鉄気のものを水の中へ投げさえすれば助かるんで、ふっとそのことを思い出して、幸い腰にさしていた鎌を川の中へ投げた。そうしたら難なくすっと足が抜けたんで、真っ青になって帰って来て、実はたった今此れ此れだったと私共に話したことがありました。もうよっぽどの歳ですけれども、未だに達者な人でして、至って正直な、うそを云うような人間ではありませんから事実そんな目に遇ったに違いないんですな。しかし此の男はそう云う訳で命を取りとめましたけれども、もう一人今のトチ淵へ篏はまって死んだ者がありました。十四五になる可愛いい女の児でしたがね。なんでも同じ村の餘所よその家へ子守りに雇われていて、めったとひとりで遊びに出るようなことはなかったのに、その日に限って、赤ん坊の寝ている間に出て行って、二三人の友達と一緒にその淵の所で鮎を釣っていたと云うんです。それが、おかしいのは、淵によどんでいる水が、ほんの一間ばかりの間岩の下をくぐって、すぐその先の方へ行くと滝のようになって流れ落ちているんですが、その女の児は淵と早瀬との境目にある岩の上にしゃがんで、瀬の方で釣ればいいものを、淵の方を向いて釣っていた。すると、友達の女の児もみんな同じ所で釣っていたのに、どう云うものか外の者には一向釣れないで、その女の児の鈎はりにばかり魚がかかる。外の女の児たちは詰まらないもんですから、此処は止そうよ、何処か別の所へ行こうよと云うんですけれども、その女の児だけは面白いように釣れるんで、夢中になっていつ迄も釣っている。そのうちにだんだん日が暮れて来ましたが、もうおそいから帰ろうと云っても聴き入れないんで、外の者はその児を置き去りにして帰ってしまった。さあそうすると、晩になっても姿が見えないもんですから、主人の家では心配をして、親元の方を尋ねさせると、其方そっちへも来ていないと云うんで、大騒ぎになって、いろいろ心あたりを調べると、実は晝間これこれだったと云う。外の児たちは云えば叱られると思ったんで、聞かれる迄黙っていたんですな。で、早速みんながその淵のところへ行って見ると、ちゃん下駄が脱いであるんで、いよいよガータロに見込まれたんだと云うことになって、それから泳ぎの達者な者が体へ綱をつけましてね、ガータロが出たら合図をするから、そうしたら綱を引っ張って貰うように頼んで置いて、淵の底へもぐって行って、屍骸を引き上げたことがありましたよ。兎に角その女の児が鈎を垂れると、ほら釣れた、ほら釣れたと云うようにいくらでも釣れるんで、外の鈎にはちっとも寄って来なかったと云うんですから、そこが不思議なんですよ。あ、そう、そう、そう云えば、その前の日に、その女の児の親たちの家の屋根の上からその淵の方へ虹がかかっているのを、たしかに見た者があると云います。虹がそんなに近いところにある筈のものではないのに、ちょうどその家の上から出ているんで、何かあの家に変ったことでもあるんではないかと思っていたら、その明くる日にそう云うことがあったんだそうです。でまあ、そのガータロのいる淵の方へその漆かきは連れて行かれた訳なんですが、なぜだか知れないが死のうと云うことを考えて、今夜は一つあの淵へ身を投げてやろうと思いながら附いて行くと、大勢の人が提灯をつけて淵の方へぞろぞろやって来るんだそうです。それで暫く物蔭に隠れて窺がっていると、村長さんだの、伯父さんだの、伯母さんだの、親類の誰彼なんぞの顔が見えるんで、中にはもう死んでしまった人なんぞが交っているもんですからおかしいなあ、あの伯父さんは死んだ筈なのにまだ生きていたのかなあと、そんなことを考えながら待っていましたけれど、提灯の数が追い追いたくさんになって来て淵のまわりをウロウロしている。この様子じゃあとても駄目だと思ったんで、「どうも死ぬのに都合が悪いから、今夜はもう帰る」というと、「そんならもっと面白い所へ連れて行ってやるから、まあ一緒に来い」と云って、棕櫚山の方へ引っ張って行った。その辺はいったいに棕櫚が多いんでして、大概の山には、高いのになると三間ぐらい、普通二間ぐらいの棕櫚と、一丈ぐらいの薄のような草が生い茂っているんですが、その茂みの中を分けて行ったら、山の中途に大きな岩が突き出ていて、友達の連中はその岩の上へするすると身軽に登った。だが見たところ丑次郎には登れそうもないので、「己はそんな高い所へ上あがれないから止める」というと、「なあに己たちが手伝ってやるから大丈夫だよ、上って見ろ/\」と云って、三人の小男が上から引っ張ったり下から腰を押し上げたりした。お蔭でどうやら上れることは上れたけれども、上る拍子に脛を擦り剥いたんで、今度はそれが痛くってたまらない。「痛い痛い」と云うと、「よし、よし、つばきを附ければすぐに直る」と云って、つばきを附けてくれたらじきに痛みが止まった。すると又咽喉が渇かわいて来たんで、「水が飲みたい」と云うと、「じゃ、まあ、ここで休もう」と云って、道ばたに休んで、何処から持って来たのだか直ぐに水を飲ましてくれたが、なんだかその水が小便臭かったそうです。で、その山を越えると、私の家の方へ下りて来ることになるんで、ああ、そうだったな、此処はもう鈴木さんの家の近所だなと、はっとそのときに気が付いたらしくって、「もう己は帰る」と云い出したところが、「まあいいからもう少し遊ぼう」と云って、しきりに引っ張って行くんだそうです。それでも無理に帰ると云って、とうとう振り切って来たそうですが、その晩も、その前の晩も、家に戻ったのは夜中の三時ごろだったそうで、いつも夜の明ける迄には必ず帰してくれたと云います。さて五日目の晩に待っていると、又「行こら行こら」と云いながらやって来て、今夜は伊勢へ連れて行ってやると云う話で、伊勢松坂へ出かけて、何んとか云う料理屋の二階へ上ると、たいそう結構な朱塗りの高脚たかあしのお膳が出て、立派なお座敷で御馳走をたべた。それから街道を歩いて行ったら、此処はカノマツバラだと云うんで、見ると成る松原がある。けれども、その時に斯う、ぼんやりと分ったのは、私の村から有田郡ありたぐんの方へ抜ける山路にヤカンダニと云う谷があって、めったに人の通らない淋しい所なんですが、そこをその漆掻きは前に一遍あるいたことがある。で、そう云う時にもいくらかその記憶が残っていたものと見えて、カノマツバラだと云うけれども、どうも此処はヤカンダニのようだから、「ヤカンダニじゃあないか」と云うと、「なんだ、お前はヤカンダニを知っていたのか。ではもっと外の所へ行こう」と云って、又方々を歩き廻って、「さあ、どうだ、此処がカノマツバラだ」と云われて見ると、今度は覚えのない土地で、松がずうっと生えていて、たしか松原景色になっている。しかしそう云う間にもときどき正気に復かえるらしく、己は狐に欺されているんだと云う考えがふいと起ることがあって、三人の小男の様子なども、人間の姿をしているように思えながら、どうかした拍子に尻尾が見える。はっきり見えるんではなしに、チラチラと斯う、見えたり見えなかったりするような工合なんですな。要するにまあその時分からそろそろ意識回復して来たんで、ヤカンダニを通ってからも暫く何処か無茶苦茶に引っ張り廻されていたようですが、そのうちに、村にイカキ山と云って、笊いかきのような恰好をした山があるんで、そこを通った時は、此処はイカキ山だなと云うことが分ったと云いますしかしその山は松だの欅けやきだのいろいろな雑木ぞうきが生えている密林なんでして、その林のなかをぐる/\歩いているうちに、木に引っかかって、フンドシが解けた。で、「まあ、待ってくれ、フンドシが解けたから」と云うと、「そんなものは構わないから放って置け、ぐずぐずしていると夜が明けるから急がなくっちゃいけない」と云って引っ張って行くんで、「もう己は帰る」と云うと、「帰らないでもいいよ。それより何所か寝る所があったら、みんなで一緒に寝ようじゃないか」と云うんだそうです。するともう夜がしらみかかって来たもんですから、その漆かきも今更家うちへ帰りにくくなってしまって、私の家いえの近所にある阿弥陀堂の方へ行った。と云うのは、その阿弥陀堂なら四人で寝るのにちょうど都合がいい場所なので、そこへみんなを連れて行って寝ようという考えが、ちゃんとそのときに頭にあったらしいんですな。それで阿弥陀堂へ行くのには、私の家と隣りの家との間を通らなければならないんですが、隣りの家の庭に古い大きな柿の木があって、それが往来の方へ枝を出していた、その木の下を通った時分に、「ああ、此処は鈴木の家の側だから、もうすぐ其処が阿弥陀堂だ」と思ったそうです。その阿弥陀堂は草葺きのお堂なんでして、うしろの方に四尺に一間ぐらいな裏堂が附いていて、その中に村のお祭り盆踊りなんぞに使う提灯だの行燈だの莚だのが置いてあったんですが、その莚のことを覚えていて、あの裏堂で寝ようというつもりだった。ところがそこへ這入るのには屋根からでないと這入れない。今も云う通りいろいろな物が入れてあったもんですから子供なんぞがいたずらをしないように、扉を中から締めてしまって、屋根から出入りするようにしてあったんで、そのこともちゃんと覚えていて、屋根裏へ上った。尤もその時に矢張り小男の連中が上から引っ張ったり下から押し上げたりしてくれたそうで、上って見ると、そこに二尺ぐらいの幅の厚い欅の板が渡してある。これはお堂の中の品物を出し入れする時の足場に作ってあったんで、その板に腰かけて莚の上へ飛び降り料簡だったんですが、小男共は、「此処がいい、/\」と云って、草葺きですから、庇ひさしの裏の方から上ると、竹を編んだ屋根の土台が見える、その竹の棒に掴まって屋根の草の中へ体を突っ込んで、「此方へ来い、/\」と云うんだそうです。成る程その連中はみんなせいが低いんだから巧く草の中へもぐり込めますけれども、丑次郎には這入れる訳がないんで、「己は体が大きいから駄目だ、そんな所へ這入ったら足が出てしまう」と云うと、「まあ試しに這入って見ろ」と云うんで、這入って寝てみたら案の定足が出てしまった。「ほれ御覧、こんなに足が出たじゃないか」と云ったら、「では仕方がないから中へ這入ろう」と云うことになって、さっきの屋根からでなく、別な所へ穴をあけて、その穴から、一人ずつ莚の上へ飛び降りて、裏堂の中の狭い場所へ四人が並んで寝た。それから少しとろとろとしたと思うと、お堂のうしろの板が三寸四方ぐらい切り取ってある、それは以前に、泥坊が内部にしまってあるものを覗のぞこうとしてそんな穴を拵えたことがあるんで、もうすっかり夜が明けたらしく、そこから朝日がさし込んでいる。と、やがて表が騒々しくなったんで、その穴へ眼をつけて見ると、村の子供たちがお堂の前で遊んでいるので、ガヤガヤ/\云っていてとても眠れない。「どうもあの子供たちがうるさいな」と云うと、「よし、よし、己が彼奴等あいつらを追っ拂って来てやる」と云って、一人の小男が外へ出て行った様子でしたが、どんなことをしたのか知れませんけれども、兎に角その男が行ったら子供たちはいなくなってしまった。それでようよう落着いて寝ようとすると、生憎とまた小便が出たくなったんで、「一寸小便をして来る」と云ったら、「いや、出てはいけない、出てはいけない」と云って、一生懸命に止める。「出ると掴つかまるから出てはいけない。小便がしたければ此の中でしろ。さあ、己達も此処でするぞ」と云って、三人とも寝ながら小便をしてみせるんですが、丑次郎にはどうしてもそこでする気になれない。もう出たくってたまらなくなって来たんで、とうとう又その屋根の穴からお堂の外へ降りたところが、遠くに私が立っていて自分の方を見ているので、「あ、鈴木さんに見られたな」と、その時はっきりとそう感じた。そして私が近寄って行く間に、三人の小男どもは慌あわてて逃げ出してしまったのだそうです。

さあ、そうでしたね、掴まえたのは朝の九時頃でしたかね。何しろ丑次郎がいないと云うので、村では捜索隊を作って山狩りを始めていたんです。それが明神様のお告げでは丑寅うしとらの方の山手にいると云う訳なので、一間置きぐらいに人が立って、八方から山を囲んで登って行こうとしていました。私もその捜索隊に加わっていたのですが、みんな鎌だの鉈なただのを持っているのに、私は素手すでだったもんですからすこし気味が悪くなって、もう山へ登りかかっていたんですけれども、ちょっと家へ行って来ると云って、それを取りに戻って来た時に丑次郎がお堂の縁に立っているのを見たんです。なんでも斯う、縄の帯をしめて、両手をうしろへ廻して、前の晩に雨が降ったんで裾の方がびっしょり濡れた着物を着て立っていましたがね。「丑じゃないか」と云って、此方こっちも恐恐こわごわ声をかけながら近寄って行くと、急いでお堂の中へ逃げ込もうとするので、掴まえようとしたところが、えらい力で抵抗してなかなか云うことを聴きませんでしたよ。そのうちに大勢駈け付けて来て、やっとのことで押さえつけて家へ引っ張って行ったんですが、家の閾しきいを跨ぐまでは可なり元気に歩きましたね。それからそっと寝かしつけておいて、行者を呼んで御祈祷して貰ったら、一週間ぐらいですっかり正気に復かえりました。尤もっともその前から少しずつ意識が戻って来て、己はこんな目に遇ったとか、何処そこへ連れて行かれたとか、欺されていた間のことをぽつぽつしゃべり出しましたがね。ええ、そうなんです、今申し上げた話と云うのは、その時私がその本人から聞いたんですよ。後で念のためにお堂のところへ行ってみましたが、成る屋根大穴が開いているし、中には小便が垂れ流してあって、臭いと云ったらありませんでした。当人も、「そうそう、己はあの棕櫚山を上る時に怪我をした筈だが」と云って、脚を出して見ると、たしかに皮が擦り剥けている。フンドシの解けたのなんぞも、よっぽどたってからイカキ山へ芝刈りに行った女が、木の枝に引っかかっているのを見つけて、ひどく恐がって逃げて来たことがありました。その外何処でこういうことがあったと云う所を調べてみると、大体その地点に證拠が残っていたんですから、それを考えても出鱈目じゃあないんですな。縄の帯をしていたのも、歩いているうちに帯が解けたんで、無意識ながら縄を拾って締めたんでしょうな。そののちその男一年ぐらい多少ぼんやりしていましたが、今でも酔っ拂った時なんかに、「狐つきの話をしろ」と云うと、笑いながら話し出すんです。

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