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はてなキーワード: 書き下ろしとは

2024-04-17

anond:20240417102223

ラノベといえば書き下ろし文庫、と言われていたのは2000年代くらいまで。

というか、そんときでもC☆NOVELSファンタジアとかトクマ・ノベルズEdgeとかはあったわけで。

そこからWeb小説系の大判レーベルが大量に生まれて、

もはやラノベ文庫イメージ消失している。

2024-03-03

アニメタイアップ曲について

ミュージシャンアニメ書き下ろしコラボする時って

1)アニメ関係なく自分の歌

2)アニメ自分公約

3)自分を捨ててアニメに寄せる

これらのパターンがあると思う

俺が名曲と思うのは2のパターン

かつ作品の色んなキャラに当てはめられるような抽象度と解像度の高い曲が最高

YOASOBIなんかは3に振り切れすぎてる

アーティストっていうか仕事人すぎる

2024-02-21

スニーカー文庫=読み捨て文庫」について調べてみた

蓬莱学園の復刊とラノベ図書館04 ライトノベルの二次文庫を出すにはどうする?|中津宗一郎

しかしここで問題になるのが、ライトノベルというジャンルの傾向です。「書き下ろし文庫」として書かれたライトノベルは、良い意味でも「読み捨て」という傾向が強いのは否めません。例えばスニーカー文庫という名称も、元々は『スニーカーのように履き替えられる、読み捨てして軽やかに読める文庫』という意味付与されていたとも言われています


このスニーカー文庫名前の由来について、ブクマ疑問視する声があったのでググってみた。



ラノベ史探訪(1)-「スニーカー文庫」:名称の公募から決定まで【前編】 | ライトノベル研究会

1987年角川文庫のなかでもとりわけ若者向け作品を中心に扱う「角川文庫・青帯」が誕生しました。

スニーカー文庫はもともと、「角川文庫・青帯」という形で角川文庫内の一部として生まれたらしい。

1988年の夏頃から角川文庫・青帯」のネーミング公募が開始されます

そして、「青帯」の新しい名前一般から募ることに。

ラノベ史探訪(2)-「スニーカー文庫」:名称の公募から決定まで【後編】 | ライトノベル研究会

そして、ここで決定した名称こそが「スニーカーシリーズ」だったのです。

発表当初からスニーカーシリーズ」となっていた記載は、「コンプティーク」や「ドラゴンマガジン」の1989年3月号発売の頃に「スニーカー文庫」に変わっていきます

というのが、「スニーカー文庫命名の経緯らしい。

この記事の中では、「スニーカー」が選ばれたことについて、「私見」としてこう書かれている。

追記私見)*

上記候補の中からなぜ「スニーカー」という名称が選ばれたのかについて。出版社からすれば、靴の中では手軽でカジュアルスニーカーイメージが、若者向け作品刊行していた「角川文庫・青帯」のイメージ合致たからではないかと(もちろん若者に馴染み深い単語からといった他の理由もあったとは思います)。

(中略)

ただここで注目したいのは、「スニーカー」という名称公募の形をとって読者側から公募ゆえ「応募者=読者」とも限りませんが)提案された点です。つまり読者側にとって当時の「角川文庫・青帯」は、スニーカーのような手軽さがあると少なからず思われていた、ということになります。その「手軽さ=ライトさ」という意識こそ、1990年末頃に「ライトノベル」という名称誕生へ繋がっていく…こうした仮説の検証も今後行っていく必要がありそうです。

スニーカーという語には、当時の読者の「ラノベ」(と後に呼ばれるジャンル)に対する「手軽」「カジュアル」「ライトさ」のイメージが反映されていたのではないか、という内容だ。

これ自体もっともな話である。だが、少なくとも「履き替えられる」「読み捨て」とまでは書かれていないのは間違いない。

蓬莱復刊noteの、

スニーカーのように履き替えられる、読み捨てして軽やかに読める文庫』という意味付与されていたとも言われています

という話が、もしもこの記事を参考にして言っているのだとすれば、さすがにやや誇張した要約と言わざるを得ないだろう(文化軽視の風潮があると危機感を煽るため?)

ただ一方で、noteの著者はまさに、もともとスニーカー編集部にいた人らしい(在籍時期は90年代とのことなので命名時に立ち会ってはいない)

そのため引用した記事とは無関係に、スニーカー=「読み捨て」の意図があったと言えるだけの根拠を得ていた可能性は十分にある。編集部内ではそういう意識で語られてたとか、応募ハガキ?にそんな感じのことが書かれてたとか。

どっちなのかは本人に聞かなきゃわからん。俺は直接聞くほどではないので、気になる人はどうぞ。

おしまい

2024-02-09

anond:20240209074731

俺さ違和感あるんだよね。

小学館編集側のコメントってめっちゃ意訳するけど

私たち意向を伝えた上で、原作者意向にそって脚本をしっかりと全編書き下ろしてもらいました。」

ドラマは全編、原作者の描き下ろしだよ。安心してね。」

違くない?

小学館側がドラマ制作に対してしっかりと原作者意向を伝えていれば、そもそもこんな事にならんでしょって具合で。

制作が持ってきた脚本原作者に何度も書き直しさせて、結果脚本原作者意向を反映させる事で100%仕事をしたんですって事でしょ。

でも、その書き直しが原作者疲弊させた訳で、それって小学館テレビ局同士のネゴシエーションの不備で発生した問題じゃん。

なんで、小学館側が私達は仕事をしたんです…みたいな空気感になってるのか、問題がどこなのかわかってなさそうでマジで怖いんだけど。

2024-02-06

作者大好きだしダンジョン飯漫画も大好きだけどアニメはどうでもよくなっちゃった

原作者書き下ろし漫画人質にして別メディアを売るやり方は改めてほしい

2024-01-30

実写化原作レイプを減らす良い機会かも

死者が出たのは残念だけど、死者が出たからこそ漫画小説ドラマ映画化で横行している原作レイプ人間の魂どころか肉体を殺す許されざる罪なのだと、製作側に理解させて意識を変えるチャンス。

漫画アニメ化も一昔前は原作レイプだらけだったけど、単行本の後書きやブログ原作へのリスペクトが無いアニメ化を嘆く原作者に煽られ、目を真っ赤な攻撃色にしたオタクの群れがネットのあらゆる場所アニメスタッフ攻撃して暴れ回った結果、近年はファンの多い人気作のアニメ化原作に忠実に作る傾向に変わったのでしょう?

脚本会議は毎回原作者と担当編集者が参加してシッカリ意見拝聴しております

原作に無い追加エピソードの回は原作者自ら脚本担当です

ソフトの特典に原作書き下ろしの冊子を付けます

オタクを怒らせないようにアニメ公式はこれでもかと原作リスペクトを発信している。

今回のドラマもだけどドラマ化される漫画女性けが多いようだ。女性ファン大人いか原作レイプしても泣き寝入りするだろうと舐められているのかな?

からでも遅くない。円盤やグッズを破壊した画像ネットに上げてアニメスタッフが身の危険を感じそうな怪文書を何十スレッドに渡ってポストし続けたかつての男オタクのような炎上騒動ドラマ漫画ファンも起こせば「原作に忠実に」という諦めていた夢を実現できる。死者が出たことで誰もあなた方の怒りを無視できなくなった今が一番のチャンス。

もうストリーミングが主流なので割る円盤が手元に無いかもしれないけど……

2024-01-26

anond:20240126183251

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

 〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法である。これは、山口和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。

 私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法からの流れの中で位置づけるべきだと考える。

 同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊合憲化(57)、③日本経済的地位に見合った国際貢献必要性、④国連軍国連警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリスト武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から護憲立場から改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである

 同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲である。同提言軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから北朝鮮中国軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラル過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである

 佐藤が語る、愛国心必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである佐藤饒舌から私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。

 馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事平和維持活動において殉死殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊追悼施設必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。

 ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツ独自イラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたかである。翻って日本場合多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国国際社会理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。

 元国連職員吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍軍事活動積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである

 なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実国際政治の中で、山川ソ連侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。

10.おわりに

 これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮アルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略植民地支配反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的保障する国家先進国主導の戦争積極的に参加し、南北格差固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である

 大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派大国路線に対抗して、日本経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪補償必要とした路線が、東アジア諸国民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合破綻といった状況に規定された、リベラル左派危機意識から生じている。九〇年代東アジア諸国民衆から謝罪補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本私たちが、進んで過ちを正しみずから正義回復する、即ち日本利益のために」(69)(傍点ママ歴史清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争植民地支配可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立リベラル左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である改憲後、蛹は蛾となる。

 ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル左派意図的計画したものと捉えているわけではない。むしろ無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力からあいもつあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治立場から期待されている人物統合象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴人物の未分性という日本政治特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディア追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリスト発言力を確保しようとする学者、無様な醜態晒す本質的には落ち目思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからあいもつれあって」、集団転向は進行している。

 ところで、佐藤は、「仮に日本国家国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家同胞日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまたからには、自国国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間異端者扱いするのが目に見えている。

 この佐藤発言は、安倍晋三首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(I am behind the President.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族配慮するという意図からだろうが、アメリカ一丸となって事件対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである国益からむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)

 文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ総連弾圧をめぐる日本言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したこと物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本リベラル左派安倍政権ときに敗北したのである

 〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである侵略植民地支配過去清算在日朝鮮人人権擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア世界平和にとって大きな災厄である(73)。

改憲戦争国家体制拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア知識人等を徹底的に批判すべきである

(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。

(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。

(3)ただし、編集者佐藤右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。

(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。

(5)インターネットサイトフジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈 Permalink | 記事への反応(0) | 18:37

2024-01-07

anond:20240106165208

ビジュアルもそうだけど、テーマソングアニソン節の一辺倒で量産されまくってるのに鳥肌たっちゃう

バンド書き下ろし主題歌とかだと例外だけど。

2023-12-28

anond:20231227165000

たぶん同じ作品ファンより

こちらはアニメも楽しみにしてるので観に行ったけど、80ページくらいの冊子のうち件の書き下ろし漫画は6ページで、内容もアニメ化の話題を受けての小話って感じだった

アニメも楽しみな人間からしたらすごく良い特典ではあったけど、そうでない人にはそこまで重要度は高くないかも?

これくらいもう調べて知ってるかもしれないし、どんな内容でも原作者書き下ろしは気になるのが人情だろうからまり気休めにもならないかもしれないけど、一応ご参考までに

来月の画集の他に再来月にはファンブックの完全版も出るらしいし、どっかには入ってほしいね

2023-12-27

anond:20231227165000

おれはいまその書き下ろし情報を知ったぞ

まじかーまあしゃあないけど

2023-12-15

漫画のおまけに書き下ろし小説つけるやつやめてほしい

小説読むのが嫌いな訳じゃないしそれはそれで嗜んでいる

でもこちとら今は漫画を読むつもりでいるところにいきなり小説読まされるのは別のエネルギーを使わされて苦痛しかないんだよね

なろう原作コミカライズ版にありがちなやつ、ありがた迷惑

2023-12-10

anond:20231209212244

あの歌はプロジェクトX主題歌に使うために書き下ろしてるからスポットライトが当たっているのは人間、すなわち地上の星人間だよ。

 

中島所属する事務所には取り合ってもらえなかったが、今井中島手紙送ったところ、中島本人が快諾し[2]、本曲を書き上げた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E4%B8%8A%E3%81%AE%E6%98%9F/%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88

 

新幹線黒部ダムといったビッグプロジェクトには、多くの人の苦労があって人間ドラマがあるけれど、新幹線黒部ダムスポットライトが当たることはあっても、それに携わったプロジェクトリーダー現場職員スポットライトが当たり記憶に残ることはまずない。そんな人たちにスポットライトを当てる番組プロジェクトXだった。

から中島みゆきが星と表現しているのはプロジェクトに携わった一人一人のことを言っていて、もの存在といった広いものではないと思うぞ。

 

もっと目を向けるよう呼びかけているというのはその通りと思うけど。

 

輝く星は美しいけれども何千光年も離れた遠くではなくて、同じように輝いている人がすぐ近くにいる。それが見えていない我々に気づかせてくれるという番組という意味つばめは「プロジェクトX」を例えたものと考えて間違いないと思う。実際つばめはXの形にも見えるし。

2023-11-26

anond:20231126202949

「炎」は鬼滅のための書き下ろしだし、タイトル歌詞もモロに炎柱の煉獄さんのこと書いてるのが読み取れるわけだから、「アイドル」とどの程度差があるのかというと微妙な気がする

アイドルだって別にアニメタイトル入れてるわけじゃないし

MVに出てくるかどうかの違いはありそうだけど

2023-11-22

キャラクターグッズ製造について

シリーズものの、割と人気のあるジャンル

シリーズによってキャラクター人気の差があるため、露骨にグッズ数が増えたり減ったりする。


これさぁ、何とかならないの?


1️⃣受注生産\前払いにする

2️⃣多少人気がないシリーズキャラでもグッズを製造


にすればいいだけでは?

ファンの母数からして予約数ゼロはありえない。

イラストレーターの人にキャラ一人書いてもらうのがいくらするか知らんけどさ。

1回書き下ろした絵って大体他グッズでも使い回していくわけだから

前払いなんていくらでもするが?

頼むからグッズ出して欲しい。

最初から何もないのが一番辛い。

2023-11-09

進撃の巨人最終回後の話の書き下ろしが出るって見たからググったら、2万2000円のキャラクターグッズ付きの画集のおまけにつくらしい。

好きな漫画だけどそんなの買うほどではないな。

2023-10-26

漫画アプリ書き下ろしイラストガチャやりたい

かると思うけど

やらんのかな

お金使うと

作者の描いたイラスト

ランダムでもらえる

それぞれ確率がちがってて

揃えるには

結構金額必要

儲かるって

2023-10-23

anond:20231023142012

昨日から薄い本大好きマンが来てて数年かかって増田にひろめた甲斐があるけどそれはそれで厚い同人誌を知らんのかといいたくなる横

再録本かさばるけど書き下ろしついてるからつい買っちゃうんよね

2023-10-22

最近遊戯王の絵がひどい

https://x.com/yu_gi_oh_jp/status/1715857997224652814?s=46&t=Cm0lUV3sxQ8jUbEkWoJ8ig

今度発売されるサントラジャケットが発表された。

遊戯の絵だが、顔に明らかに違和感がある。

目の描き方がヤバくね?

遊戯ってこんな目の形か?眉毛こんなんか?

なんかハイライトのせいでどこ見てるのか分かりにくくて怖くないか

最近遊戯王の版権絵ひどいなと思うことが増えた。


少し前に出た遊戯王ゼアルのカイト書き下ろし絵も違和感がすごい。

https://cospa.co.jp/detail/id/00000123536

もっと童顔なキャラじゃなかったっけ?

設定資料見た?

これは一体誰なんだ?


VRAINSのリボルバーポーズも顔もおかしい。

https://cospa.co.jp/detail/id/00000126188

目の大きさ左右で違ってないか

足の構造あってるか?これ?人間の足こんななるか?

素人目にみてもとても変に見える。

歪に見える。

人気のあるイケメンキャラなんだからきちんと書いてくれ。


ゲームの方のデュエルリンクス作画がとてもいい。

アニメに寄せてかなりクオリティ高く描かれているので表情差分などにも満足している。

グッズの絵だけが明らかにレベルが低い。

作画監督レベルの人に依頼してほしい。


どうしてこうなった

最近遊戯王はセブンス・ゴーラッシュ子供向けに一転し、作画も少し角がとれた雰囲気になっているが、そちらの絵に引っ張られている?

昔の遊戯作画ができる人材が少なくなっている?

でも絵柄を寄せて描くのがプロアニメーターの仕事ではないのか?


単純に絵が下手(人体おかしくね?レベル)の人が版権絵監修してるのは人材不足を感じざるを得ない。

人材足りてないのなら、金と時間をきちんと使ってまともに描ける人を連れてきてほしい。

そんなに難しいことなのだろうか?

遊戯王の名を使って商売したいならリスペクトを持って、きちんとしたものを作って売ってほしい。

買う側も手放しで喜んで買いたいのに、そう出来ていない。

グッズ絵なんかこんなレベルでいいだろwwwwwwwwwって作ってんの?

2023-10-08

YOASOBI楽曲

作詞作曲の前提に原作(大抵書き下ろし)があって、その解釈をかくあるべしと言わんばかりに楽曲表現し、場合によっては主題歌で刷り込むのってなんか図々しく思えて、曲として割と好きでも好きになり切れない妙な感覚がある

2023-10-02

anond:20231001182838

YOASOBIがやってくれたら書き下ろし小説が読めるのでお得感ある

2023-08-31

既存ベタ貼りグッズ

既存ベタ貼りグッズって誰得半端ないけど公式に金を落としたい以外の目的で買われることってあるの?

アクキー缶バッジトレカ立ち絵さえ出てるならPCスマホ自分簡単に作れるし、書き下ろしでもない限りわざわざ買うメリットなんかない

なんで素人でも普通に作れるようなグッズで平然と金を取ろうとしてくるの各IP

既存ベタ貼りグッズ

既存ベタ貼りグッズって誰得半端ないけど公式に金を落としたい以外の目的で買われることってあるの?

アクキー缶バッジトレカ立ち絵さえ出てるならPCスマホ自分簡単に作れるし、書き下ろしでもない限りわざわざ買うメリットなんかない

なんで素人でも普通に作れるようなグッズで平然と金を取ろうとしてくるの各IP

2023-08-25

ブコメがつかないのが最低条件

ブコメがつくってことはそれだけツッコミどころがあるってことだからそんなものを書いてるうちはプロの物書きにはなれないだろう

もし増田から初めてそれをまとめたもの書き下ろしが本として出される人が出てくるとするならそれはブコメがついた人がない人の中ででだろう

出版社はてな経由でこの増田書いてる人いいですね、アカウントメールアドレスとか教えてくれますってやり取りがいつか行われるかもしれない。

ブクマいたことない人ははてなからメアド教えてよいかのお伺いメールが来ることを期待してるがいい

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