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2013-02-16

ロシア隕石小惑星)は、予知されなかった方が「幸せ」だった。

ロシアに直径17mの巨大隕石小惑星に近い)が落下し、多数の負傷者が出た。

落下場所・落下角度や隕石組成如何では、地球規模の大惨事になっていた危険性もあり、

負傷者で済んだのは「不幸中の幸い」だろう。

さて、今の科学技術では、この大きさの隕石の落下を予報するのは困難を極めるが、

仮にこのレベル隕石の落下の予報が可能で、しか回避方法がない、というシチュエーションを想定すると、

どちらが人類に取って、「幸せ」だったか

仮に、2月14日頃に、

明日、直径15m程度の隕石地球に落下する確率が60%見込まれます

 人口密集地に落下する確率は極めて低いですが、落下場所が仮に人口密集地だった場合

 甚大な被害が見込まれます」という「予報」を行なった場合世界規模のパニックが予想される。

人的被害が発生する「確率」は、(ゼロではないが)「高くはない」にもかかわらず、

隕石落下予報がなされた時点で、「この世の終わり」と解釈して、パニックを起こす人が、

世界70億人の中では一定数(数万人単位で)見込まれるからだ。

それこそ、パニック状況を利用して、半狂信団体が、集団自殺に走ったり、

それこそオウムみたいなテロに走らないとも限らない。

株式市場だって、どう動くかわかったものではない。

株式市場資本主義は、「数十年先、数百年先も、文明資本主義が永続している」ことを大前提としている。

そのため、数百年先時点の経済価値までも現在割引価値にして、株価というのは織り込むのである

それが、ある程度の蓋然性でもって「文明が終了する」という確率呈示されてしまったら、

一気に株価大前提崩壊して、大暴落を起こす危険性がある。

まり、「明日隕石地球に衝突する危険性があります」と予報した時点で、

実体経済や実社会に甚大な影響が出てしまう。

それこそ、隕石で死者は出なくても、狂信団体のテロで数百人が死亡した、という笑えない事態だって考えられる。

その意味では、今回、何の前触れもなく、隕石地球にやってきたのは、「幸せ」だったのでは?と思う。

人類は、隕石被害回避(スペースガード)のツールを持つまでは、隕石落下予報に手を出さない方が「得策」なのかもしれない。

因みに、「数年後に、小惑星衝突によるカタストロフィーが発生する」という、スペースガードなき、

将来なき人類を描いた伊坂幸太郎の「終末のフール」というSFがある。

折角の機会なので、読破オススメする。

2011-02-03

太陽シール」な少子化

 最近夫婦子供を作らない理由の一因として、

 「どんどん地球環境が悪化して住みづらい世界に、子供を送り込むのはかわいそう」

 とか

 「不景気日本若者年金負担が重い日本社会に、子供を送り込むのはかわいそう」

 というように「先行き不安社会に、わが子を送り込むのは可哀相・親の無責任

 という理由も見受けられるようだ。

 先日、伊坂幸太郎小説を読んで、この少子化理由を思い出してしまった。

 ネタバレさせて失礼するが、SFオムニバス終末のフール」の中の「太陽シール」は、

 「小惑星地球衝突(≒人類滅亡)が数年後、とわかっている世界で、妊娠が発覚した夫婦が、

  子供を産むかどうか悩む」という重いストーリーである

 (「終末のフール」自体が小惑星衝突・地球滅亡前の市井の人の生活を淡々と描いたSF集なんだが

 言ってみれば、「地球環境が悪化するから子供を作らない」「日本のお先が真っ暗だから子供を作らない」

 というのは、「太陽シール世界から子供を作らない」というのと、本質的には変わらない気がする。

 ・・・で、「太陽シール」の主人公は、悩みに悩んだ挙句子供を作る決心をしたのであった。

 という訳なので、「先行き不安な世の中だから子供を作らない」と決めている皆さん、

 子供を作ってみてはいかがですか?  

 
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