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2024-03-31

名興文庫義援金詐欺疑惑についてまとめ1

自分の考え


こういう話がある。

twitter.com/wantan_tabetai/status/1765584669721186441

私は『無職転生』の批評を15000円で販売している名興文庫

@naocoshibunko

)という団体能登震災に乗じた義援金詐欺を行っていると強い疑い……というか、もはや確信を持っているのですが、これは私がおかしいのでしょうか?以下に義援金詐欺を疑う理由を書くので意見をください。

https://naocoshibunko.com/00017-2/

1.15000字程度の批評分を15000円という法外な価格販売している

2.批評対象である無職転生』は名興文庫が一切権利を持たない他社の商品である

3.会社情報特定商取引に関する法律に則った表示もしていない

4.名興文庫法人ではなく、関係者はすべて匿名である

5.期間、手数料が明示されていない

6.1/26から販売を開始し、まだ寄付実施していない

7.名興文庫相談役である堅洲斗支夜氏(@kadas_blue)は売れ行きはこの批評の売れ行きは好調だと繰り返し公言している

8.これらの問い合わせについて、名興文庫はすべて無視をしている

私はこれらの理由に基づき、名興文庫義援金詐欺を行っていると感じています。私の認識おかしかもしれないので、ご意見拡散をしていただけると幸いです。


はてなほとんどの人間には何の話かマジでさっぱり分からないだろうしどうでもいいだろうが、まず結論を先に言わせてほしい(スラップ訴訟回避のため)

俺は、恐らく詐欺ではないだろうと思っている

経緯

1.2023年8月アニメ版炎上?をきっかけに、名興文庫相談役無職転生批判する

2.2023年8月:読んでもいないのに叩くなと反論が集中する。

3.2023年8月:名興文庫代表から相談役に、無職転生全編を読んでなろう系の問題点をまとめて公開せよ、という「業務命令」が出される。

4.2023年9月12月:この件に関しては動きが無く、憶測が飛び交う。

5.2024年1月:相談役無職転生評が名興文庫公式サイトで公開される。1万5000円の有料記事として(文字数1万5000字程度)。

同時に、この書評の売り上げは手数料を除き日本赤十字能登半島地震災害義援金に全額を寄付する、と宣言

6.2024年1月:web作家瘴気領域氏が、個人能登義援金に「1万5000円」を寄付する。

7.2024年1月:相談役が、瘴気氏の寄付について寄付証拠を出すように煽る。

8.2024年1月:瘴気氏が証拠スクショ)を上げる。

9.2024年3月:書評公開から一ヶ月以上が経過しても、記事の購入状況や寄付に関する具体的な報告が一切ないことを理由に、瘴気氏が名興文庫による義援金詐欺を疑うポストをする。

名興側からこれを否定する明確な証拠(振込のスクショなど)はいまだ出ていない。



名興文庫と「相談役

名興文庫とは、「良質な物語をお届けする出版社」を名乗る団体である。立ち上げは2022年

出版社を称しているものの、出版物電子書籍(KDP)が数点のみ。最近になってISBN登録をしたりと、出版社としての体裁を整えようとしているようだが、客観的に見た現状としてはいまだ文芸サークルと呼ぶべき活動規模に留まっている。

理念として「原点回帰」を掲げているが、それ以上にコラム等での挑発的な姿勢の方が目立つ。

https://megalodon.jp/2023-1028-1316-23/https://www.naocoshibunko.com:443/naocoshi/

貧相な読書ばかりしていては物事を単調に見る癖がついてしまます

 深みのある物語を読むことで、人生を良質なものしませんか?

 あなたの心の健康大丈夫

毒にも薬にもならない物語だけでは人生は良質なものになりません。

立ち上げ時には代表存在しておらず、その後代表就任した人物も数か月で退任したり、一度発売した作品がなぜか削除されたりと、不審な点も多い

そんな名興文庫の「相談役」、堅洲斗支夜(@kadas_blue) 氏はWEB作家出身代表作は本格ダークエピックシェアードワールドファンタジー大河小説「ダークスレイヤーの帰還」。

novelism.jp/novel/Cbv-_tzaQLiqJmV-JgGvJA/

だが、ネット上では堅洲氏は作家というより、WEB小説ラノベの現状を強く批判し、「本格ファンタジー」の復権を訴える論客として知られている。

twitter.com/kadas_blue/status/1417851005203456000

リアルタイムラノベ誕生時期にいたわけですが、当時、本来海外ファンタジー比較的活発に読まれていましたが、ライトノベルの登場で日本ではそれがほぼ育たなかった、という経緯があるんですよ。

twitter.com/kadas_blue/status/1482182689008467969

『初期のラノベがしっかりしてた』ってな言説は、それがウイスキー(小説)のエッセンスがそこそこに含まれていたからだ。

でも、水割りが売れ始めたので、某出版社が『これからウイスキーだけじゃなくて水割りを真面目に売る!』って宣言したのよね。

これがいわゆるライトノベル宣言だ。


twitter.com/kadas_blue/status/1490340592727228417

カドカワロードス島戦記をもって『ライトノベル宣言』をしたことによって、日本ファンタジーある意味呪われてしまいました。

今や本格的なファンタジーレーベルは無く、全てライトノベルです。

自分はこの状況が非常に良くないと思っている、生粋ファンタジーファンです。



twitter.com/kadas_blue/status/1623601583543193601

なろうだのラノベ普通ファンタジーが育つ土壌をぶっ壊されてますねぇ。

非常に気分悪いですよ。

twitter.com/kadas_blue/status/1743236889463955680

自分作品は話がでけぇし、本来ファンタジー好きな人向けで書いてるからラノベしか読んでないと本当に読み落とすぞ。そもそも訴求しとらん。

一方で、ファンタジー好きな人にはとても評価高いので全く問題はない。



twitter.com/kadas_blue/status/1740160064122753191

最近分かってきたんですが、『なろう系ないしそれに近いweb小説しか理解できない層』ってのが存在してるらしくて、こういう人たちは理解や読解を求める小説には敵意さえ抱くんですね。


twitter.com/kadas_blue/status/1711378904789987630

なろう系は読みやすいけど流動食みたいで本当に歯ごたえがない。

心の顎も育つまいよ。つまり知識咀嚼が出来ないという事だ。


twitter.com/kadas_blue/status/1663545612661583875

なろう系小説って良くないねぇ。

仕事もできないニート調子に乗ってめっちゃ仕事出来る人をアホとか言っちゃうんだから現実にはチートなんかねぇよ(笑)

twitter.com/kadas_blue/status/1692418533756727672

言い過ぎ! でも、男性から目を背けた傾向が強いのは間違いないですね。

こういうコンテンツだけしか摂ってないと、女性の信頼を得る方法がまるっきりわからないまま年を取ってしまったりします。


twitter.com/kadas_blue/status/1731652958398672995

まあ、ラノベが生まれからこういう傾向が強くなったんですが、じゃあ現実の解に対しては何か役に立つのかと言えばほとんどそんな事は無くて、今日時間の無くなった弱者男性話題が盛ん。

コンテンツからして人生の罠になってる面がある。



名興文庫の「相談役」という立ち位置不明瞭な役職ではあるが、思想的には氏こそが実質的な名興の中心人物と見られている。

また、登録者数1万人以上のYouTubeチャンネルプライマルコバルト」での配信者としての顔も持つ。

https://www.youtube.com/channel/UCPPfLJ2yfJOH4D4HD0wxR4w

釣り、投網、ビーチコーミングボトルディギング、その他のプライマルなあれやこれやを記録しているチャンネルです。

最近でも、題材が近い人気チャンネル「あらかわちゃんねる」とのコラボを行うなど、積極的活動しているようだ。

youtu.be/Al-OjnXEcvI?si=S1FYSSuZTf9VMCAn


堅洲氏による無職転生批判~「業務命令

言わずと知れたなろう小説代表格、『無職転生』。そのアニメ版が、海外から奴隷描写についての批判を受け軽く炎上することになった。

(これも実際には炎上というほどの規模ではなくまとめサイトが盛ってただけという話もあるが、とりあえずそれはおいておく)

この無職批判に堅洲氏が便乗。いつものようになろう批判に繋げて大はしゃぎする。

twitter.com/kadas_blue/status/1692824064061280574

なろうやカクヨムでやってるお気軽な奴隷描写バンバン海外に出すと、そこから火を付けられてコンテンツの戦いに大きく敗北したり、最悪なのはあいつらは倫理観の低い民族から』みたいなレッテルを張られたりして発言力が低下したりする。

これも過去歴史にあった事だ。気を付けなくちゃならない。

しかし、発言を続けていくうちに、どうやら本人はほとんど無職を読んでいない状態だということが発覚し、批判が集まり始める。

twitter.com/kadas_blue/status/1693199655608393751

質問箱)

総帥無職転生を見たうえでエンタメ奴隷は使うなといっているのですか?

どの部分が燃えたか理解して言ってます。なろう界隈の人たちは無督着過ぎるんですよ。

そして、あれを全部見るのは自分には苦痛ですね。

主人公に全く感情移入できないので。


twitter.com/kadas_blue/status/1693265070770553310

質問箱)

世界その他の完成度はこっちが遥かに上ですね。こっちって無職転生のことやね

いえ、ダークスレイヤーですよ。

なろうなんぞが勝負になるわけないでしょう。浅いエンタメしか考えてない連中には、読者をとことん作った世界にもてなす広義のエンタメ理解できないと思いますね。


twitter.com/kadas_blue/status/1693270065565798905

質問箱)

読まずにそう言えるなら、読まずに無職転生のほうが完成度が高いっていう声が出ても問題ないよね?

いやー、読んだけどあれは無理だよ。

最初から面白い』のがなろうなんでしょ? 何なのアレ? 情けない人間自分重ねるってのがもうよくわからないですよ。


twitter.com/kadas_blue/status/1693274089308532799

質問箱)

そう思う時点で読んでないし、仮に読んでその程度の感想ならお察しですわ

なろう憎しで目も心も曇り切っちゃってる

君たちはどう生きるか?』の反応で分かるでしょ?

解像度がみんな違うんだから、おれみたいな正道のファンタジーファンには合わないのくらいわかりそうなもんだけど。


twitter.com/kadas_blue/status/1693577155391934732

そうですね。まず大前提として、無職転生って人気はあるのでプロ先生も含めてどんな作品か色々と聞いて情報は把握しています

で、私が出した結論は、『いずれ必ず燃える』ということ。現実にそうなった時点で、それを読めなかった人より私の方がよほど作品を把握していますよね?



twitter.com/kadas_blue/status/1693582033577230579

質問箱)

読んでないってことはみんとと同じでよろしいか

どんな理屈つけようんがエアプには変わらんぞ

読んで全然駄目だって話なのに何言ってんのかね?

twitter.com/kadas_blue/status/1693582972581183730

プロローグ読んで無理ってなった、と何度も言ってますがな。




この事態を重く見たのか、名興文庫現代である尼宮乙桜(あまみさくら)(@HAoIDxazYae2q6v)氏から、異例の「業務命令」が出された。

https://www.naocoshibunko.com/houkoku001/

業務命令:『無職転生異世界行ったら本気だす』を現在公開されている全文を読了し、作品の純然たる批評、なろう系の問題点ライトノベルの今後の展望について意見をまとめ、名興文庫公式ブログにて記事を公開すること

業務命令公式ページで公開するのもおかしな話だが、とにかくこうして名興文庫相談役・堅洲斗支夜氏は、通常業務のかたわら無職転生通読批評を行うこととなったのだった。

批評公開、だが……

その後の数か月間、堅洲氏が無職転生を読み進めている報告ツイートは時々あったものの、大きな動きがない状態が続いた。

そのためこの問題に関心を持つ人々の間では、書評の件は最終的にうやむやになるのではという予想が大勢を占めていた。

だが、年が明けて2週間が経った1月13日、意外なことに脱稿の報告がなされる。

twitter.com/kadas_blue/status/1746082156252934441

というわけで批評14700字、書きあがりました。

一日ほど寝かせて目を通したら引き渡しとなります

これでやっと解放されるな! 自分創作に戻れるぜ。

しかし、続けてこんなツイートも。

twitter.com/kadas_blue/status/1744917216477491644

あ、そうそう、批評なんだけど簡単に読めると思わんほうがええで。

特に何もしてないアンチな人ら、君らは2ちゃん文化に毒され過ぎて、何者であろうともしないくせに他人を下に見る冷笑と虚無の極みだからな。

甘い対応はせんよ。

twitter.com/kadas_blue/status/1745988043352457390

私が書く記事が有料である件、初期投資労働時間が膨大ですし、そもそも業務命令として受けてんですから無料ってのはちょっと酷い思い込みですね。

まあ、誰か一人でも対談に応じたらかなり安価なり一定期間無料も考えていましたが、結果はあの通り。口だけの人々に無料で出すものは無いです。

(注:この少し前に堅洲氏からアンチ達に対し、公開対談の呼びかけがあったものの、一人も応じる者が出なかった)

twitter.com/kadas_blue/status/1745992328337355263

あーそれと、記事収益は(あったとしたら)基本的に全額能登半島の地震寄付する予定です。

それと、一部の権利者には要望があれば無料でお渡しすることを検討しています

批評執筆することになった経緯(読んでもいない作品先入観で叩いたことの落とし前)を考えれば、広く公開して世間に内容を判断してもらうのが普通対応だろうし、有料というのは筋が通っていない。

また、アンチが対談に応じたかどうかで有料無料が決まるという(後出しの)条件も、あまりに身勝手言い草である

これでもし価格が1000円以上でもしたらとんでもないことだ(「500円でも高い」「いや100円でも……」)と、この件に関心のある人々はささやき合っていた。

そして1月26日、実際に公開となった無職転生批評。その価格はというと。

https://www.naocoshibunko.com/y00001/

無職転生異世界行ったら本気だす』の批評

15,000円

驚愕の15000円である

(続き)

https://anond.hatelabo.jp/20240331210346

2024-02-05

anond:20240205031129

ほな漫画家個人勝手に有能な人を雇ってもいいんよ。

2~3社で並行して連載をもってる漫画家なんかそうやって交渉役いれないと絶対編集部が「ウチだけ優遇して」ってごり押ししてくるじゃん。

ただたいていはそこまで売れてないか作画アシスタントの手配まで市役所の均一サービスみたいな編集部まかせになっちゃうと。

例外として今回の事件発言の多かった佐藤秀峰さんなんか自分が有能なので作画アシスタント労基法まもった雇用した上で電子書籍までマネージメントしてるけどね。

なみの創作者にはマネができないよ)

女性漫画家だと、有能な男性編集者個人的つきあいが発生して結婚し、マネージャー役を一生やってもらうってのもよくきく。

 

そもそも芸術家肌とビジネスマネージメントは昔から本当にそりが合わず大変なんだよね。

弟テオドルスに頼り切りで脚本家とおなじ結末にいたったゴッホや、

死ぬまで遅筆で借金まみれの厚顔なダヴィンチ

マッチョ愛人ロミオメールするミケランジェロ(まあこれはマネジメントの失敗ではないが)の例をひくまでもない。

 

近年は、個人絵描き同士の間で、twitter相互マネージメントみたいな生態系が発生して

脱稿ボロボロでも値付けを投げやりにするなとか相互に注意してくれる友人がいるのは精神衛生にもよい)

いたけど、

そのあとXになって生態系ズタボロ。イーロンマスクへの呪詛はそういうとこもあるとおもう。

今のXは、脚本家センセーショナル事件顛末だけはいち早く届くが

「そうならないためにどうすればいいか」という大事な友人による地味な注意やケアはとどきにくくなった(ツイート間引き)。

ほんともうどうしようもねえわ。

2023-05-28

脱稿が脱肛に見えてしま

みんなも一度は見間違えるよね?

Twitterで「ようやく脱稿しました!」と書いてたら「えっ大丈夫!?」ってなるよね?

2023-03-29

anond:20230329200833

しかクレームを通して編集部からマンガ表現を変えるのは表現の自由は破ってないけどさ。

少年マンガ、とくに週刊連載とかは凄まじく過酷労働で、身体を壊す人が続出してんのよ。

好きでやってる仕事からと誤解されがちだけど、現代ブラック労働の一つなんだよ。

時間の流れの速い子どもたちは一週二週休載されただけでガッカリしてしまう。

みんなにキラキラした目で期待されてるから止めるわけにはいかない、だから維持されてるけど実質ドレイ労働ではあるんよ。

元増田も言ってるけど

子どもエロを読ませたいという作者のモチベーション源は尊重されるべきだが、それを止めさせる権利はない、現場責任者の親の負担を解消する必要はない、それぞれの子もの管理はそれぞれの親がやれよ、、、

子ども自分の描いたエロを読ませて興奮させて愉しむ、みたいな特別サービスがなきゃとてもやってられないわけ。仮想ペニスを見せびらかすときにでる脳汁が、デスマーチの中で脱稿に向けて最後の力を振り絞らせてくれる。

2023-01-16

同人日記

最近同人誌通販サイトへの出展がめんどくさいなぁメモ

<BOOTH

ご存じカード会社による表現規制の内部化。いつピクシブ宣伝垢ごとbanされるかもわからんところで成人向けなど怖くて売れない。ピクシブ垢が大切だからこそBOOTHを使いたくない。

とらのあな

ほかのあらゆる部分が好きなのだがただひとつ、事前登録制のハコブックつかって最速で手続きしてさえ新刊登録がクッソ遅い 必ず年末お盆を挟むし繁忙期だから仕方がないっていうだろうけどイベントから20日遅れ(脱稿してからかぞえると30日以上) BOOTHならイベからかえってきてすぐ熱いうちにお出しできるんだよ(搬出が届いたその日とか)

電子

もう電子でよくねえかとおもうけどなんか不法アップロード怖いしピクシブ無料でやれ圧もいやだしなにより自分が紙本つくって自作を愛したいし献本もしたい(あとでs屋に売られるのわかってるけどその場合流れるのは一冊で済む)

やるならBOOTH、DLsite、DMMなどがありどれもそこそこイケる(DMMの三店方式はわろた)キンドルパブリッシングでやってる人もいる(成人向けでも二次創作でもなければこれが最強)

ピクスペ>

BOOTHに似て送料とダブりがいチェックがないとこが買う側にとって面倒だったりするけど検討しようかな

2022-11-30

anond:20221129221658

正直昨日10万字脱稿した自分からすると情熱だけでいけるのは6000字まで

10万字やるならエクセルか付箋でネタいれかえながらプロットつくる作業必須

それ以上になると人物表(総当たり二人称表も)が必要

2022-08-19

マンガ好きだが、今一番の雑誌サンデーで、ジャンプで読める作品数は少ない、そしてWeb漫画アンテナは便利だ。

サンデーはこの中で売上が下の方らしい、そして

今のジャンプははっきり言ってマガジンサンデーよりも書ける人が揃っていない、でもジャンプのほうが売上が大きいらしい。

読める作品を思い出してみると

サンデーは、龍と苺、コナンMAO、シブヤニアファミリー白山三田さん、舞妓さんちのまかないさん、この漫画ヒロインは森崎あまねです、ラストカルテ、BeBlues、君は008、魔王城でおやすみレッドブルー、第九の波濤、十勝一人ぼっち農園、あおざくら、葬送のフリーレン、古見さんはコミュ症ですの17作品

チャンピオンは、弱虫ペダル、ゆうえんちバキ外伝、あつまれふしぎ研究部、ディエゴハリガネサービス、SANDA、ヤンキーJKクズハナちゃん、もういっぽん、メイカさんはおしころせない、木曜日のフルットグラップラー刃牙BEASTARSバチバチBURST、Gメンの14作品

マガジンは、はじめの一歩ダイヤのA黙示録の四騎士、シャングリアフロンティアカッコウの許嫁、カノジョ彼女、それでも歩は寄せてくる、幼なじみとはラブコメにならないの8作品

ジャンプは、ワンピース、WitchWatchの2作品Dr.STONE終わったのが痛い)

Web漫画アンテナ登録作品は(現在更新されてないのが多々ある)

2.5次元の誘惑

17歳からやり直すプロポーズ

38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみたヤバい結果日記

47歳、V系

Artiste

DYS CASCADE

Dジェネシス ダンジョンが出来て3年

GROUNDLESS-アリストリア改国戦記-

Helck

Infini-T Force 未来描線

MANGA Day to Day

NEETING LIFE ニーティングライフ

New's Network

R15+じゃダメですか?

SPY×FAMILY

あだち勉物語』~あだち充漫画家にした男~

アイドル家計簿

あそこではたらくムスブさん

あそびあそばせ

アニメタ!

アフタースクールメイト

あやかしトライアングル

あらくれお嬢様もんもんしている

アラサーママの私でいいの?

アルテ

いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?

イジらないで、長瀞さん

エリス聖杯

おいしいコーヒーのいれ方

おしえて! ギャル子ちゃん

おちたらおわり

おとなりに銀河

お下がりのオンナ

お嬢さまから始める新婚生活

カスミ荘の漫画家志望達

カナカナ

きみとピコピコ

キャプテン2

きょう、離婚しますがなにか?

キン肉マン

クマ撃ちの女

ぐらんぶる

ゲーミングお嬢様

コーポ・ア・コーポ

こういうのがいい

ココロプログラム

この世界は不完全すぎる

コワモテ後輩が一日一回好きって言ってくる

ゴールデンゴールド

ゴールデンラズベリー

ゴブリンスレイヤー

サバエとヤッたら終わる

さよならキャンドル

さよならミニスカート

ざんげ飯

シンデレラキャンプ

それでも歩は寄せてくる

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド A.S.O

ダンダダ

つんドル!〜人生詰んだ元アイドル事情

てるて建設(株)

となりの代理人 -フットボールエージェント-

ドルフィン

ドンケツ

ドンケツ外伝

ナナとカオル Last Year

なれの果ての僕ら

ぬけぬけと男でいよう

ボル

ハイパーインフレーション

はぐれアイドル地獄変

ハルとアオのお弁当箱

バレット×ファング

ひとりでしにたい

ふたり明日もそれなりに

ブスなんて言わないで

ブラックガールズトーク

プレイボール2

プロレス保健室

ペイル・ブルードット バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!

ペスト

ぽちゃこい

マイ・ブロークン・マリコ

まいまいまいごえん

マチネの終わりに

マリッジグレー

マンバイト 蒼空猟域

ミドリノバショ

みんなで作ろう!中央アジアクッキング

メイドインアビス

やり直し姫は夫と恋したい

やんちゃギャル安城さん

ゆきちゃん官能ごっこ

ラーメン赤猫

ラストジェンダー ~何者でもない私たち

ラブゼミ上野教授恋愛講義

レディース!

ロリータ

ワカコ酒

ワンパンマン

ヴァンピアーズ

悪の糸

囲の王

異世界キャバクラ

異世界猫と不機嫌な魔女

異世界迷宮ハーレム

宇宙の卵

王国へ続く道 奴隷剣士成り上がり英雄

俺たちつき合ってないか

家が燃え人生どうでも良くなったから、残ったなけなしの金でダークエルフ奴隷を買った。

家性婦とシタ 2

怪獣8号

外面男子清水くん

骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

間くんは選べない

機動絶記ガンダムSEQUEL

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN

帰ってください! 阿久津さん

境界のエンドフィール

君の心を漢字たい

傾国仕立て屋 ローズベルタ

拳児2

風俗嬢金持ち妻になりました

言えないことをしたのは誰?

古代戦士ハニワット

公爵令嬢の嗜み

好きなオトコと別れたい

幸せカナコ殺し屋生活

高嶺のハナさん

今日から始める幼なじみ

婚活バトルフィールド37

佐倉は私を好きすぎる

左ききエレン

最果てから、徒歩5分

三十路病の唄

子供になった俺を妻がめちゃくちゃ愛でてくる ~曜路と乙菜の夫婦生活

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

私と夫と夫の彼氏

自分気持ちを押し殺せてないメイドさん漫画

灼熱カバディ

寿エンパイア

終末のハーレム

終末のハーレム ファンタジア

あかね高校定時制夜間部

猥談

女の解体新書

女王陛下異世界戦略(ストラテジー)

騎士とケモミの子

傷だらけのピアノソナタ

松井さんはスーパールーキー

上京生活録イチジョウ

新しいきみへ

絵師JKOL腐女子

神様を殺す子供たち

人妻の唇は缶チューハイの味がして

図書館の大魔術師

吹奏楽部トランペットパート1st2ndの感情デカ漫画

推しが辞めた

推し武道館いってくれたら死ぬ

星界の紋章

正反対君と僕

青とオレンジ

青に、ふれる。

青のオーケストラ

専業不倫~堕ちていく主夫主婦

戦争は女の顔をしていない

創世のタイガ

早朝始発の殺風景

草薙先生は試されている。

脱稿するまでオチません

かのことを好きなだけ

蜘蛛ですが、なにか?

中華一番!

中国嫁日記

比奈若葉とOOな彼氏

都合のいい果て

東島丹三郎仮面ライダーになりたい

東独にいた

同人女アパート建ててみた

道産子ギャルなまらめんこい

独身OLのすべて

独身貴族は気づかない

派遣社員あすみの家計簿

彼女友達

美木さん、大好きです!

姫ヶ崎櫻子は今日不憫可愛い

姫様“拷問”の時間です

片喰と黄金

宝石商のメイド

邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん

北斗の拳 世紀末ドラマ撮影

僕が夫に出会うまで

僕たちは繁殖をやめた

僕の奥さんちょっと怖い

僕の心のヤバイやつ

僕の生徒はオトナギャル

僕より目立つな竜学生

万引きGメン たつとら!!

未熟なふたりでございます

未来のムスコ〜恋人いない歴10年の私に息子が降ってきた!

未来人サイジョー

夢中さ、きみに。

明日、私は誰かのカノジョ

明日の恋と空模様

綿谷さんの友だち

妄想先生

木根さんの1人でキネマ

柚子川さんは、察して欲しい。

幼馴染とはラブコメにならない

踊れ獅子堂賢

理系が恋に落ちたので証明してみた。

流血女神伝帝国の娘~

龍と苺

隣のお姉さんが好き

隣のガキに懐かれた話

隣の黒木さんは飲むとヤバイ

恋とゲバルト

恋人以上友人未満

凛子ちゃんとひもすがら

ごはん

ガール

2021-05-25

htr同人女ジャンル離れお気持ち吐き出し

追記

htr=ヘタレ

ヘッタクソな創作物しか生み出せないゴミカスのこと、下手くそ創作者の叩きスレ発祥

htr字書きだが、やっとジャンルから離れる決心がついた。

サイト時代を含めて約5年半。1つのカプに執着する期間としては比較的短い方かもしれないが、それでも私のオタク人生の中では最も濃くて幸せな夢を見せてもらった。良い時間だった。

海を見れば潮の匂いを浴びながら夕陽に照らされる夏の終わりの推しカプを想像した。山を見ればキャンプ飯の匂いに腹を鳴らしながらビールを煽る推しカプをそこに登場させていた。

世の中のラブソングは全て推しカプの曲に聴こえていたし、いつも2人のことばかりを考えて行動していた。

24時間365日ずっと日常の全てにカットインしてくるような推しカプだった。腐女子やカプ厨の方なら多少はご理解いただける感情かと思う。

それでも世に出した作品は30足らず。5年半という歳月から見ると相当少ない。遅筆の私は2~3ヶ月に一本新作を出すのが限界だった。どこにも出していないものを含めると100は書いたが、全て納得できずHDしまい込んだ。

なんせhtrなのだ。ここまで読んでいただいた皆様にはバレているだろうが、とにかく文章構成が下手だ。語彙の使い方もダサいてにをはがなっていない。一文が長すぎる。読んでも結局何が言いたいのか全くわからない。

人様に読んでいただく文章として下の下の下である

何よりも私の文はWeb二次小説との相性が悪い。

読み手側は起承転結のついた物語地の文が濃い文章など読みたくはないらしい。

伸びている文、評価されている作品はみな「ほのぼの」「ラブラブ」「わかりやすセリフが多い」「日常を切り取った2000字ほどの短文」これに気付くのに4年かかった。

何なら地の文なしのセリフ劇のほうが伸びる。

私のような作風書き手は本当に上手い人しか評価されない世界だった。

文章力もなく、面白みもなく、萌えもしない文章など誰が読むだろうか。ここ半年作品への反応が一気に落ちた。コメントはおろか、ブクマも二桁止まりという有様。

ツイッター作品アップの告知をしてもいいねは1つも付かない。

もちろん日常切り取り系にも挑戦してみたけれど、どう頑張って削っても8000前後は書いてしまう(普段が数万字であることを考えるとこれでも私の中では進歩だった)。日常を切り取った中でもまた起承転結を付けてしまう。どうしても「物語」を書いてしまう。

htrのくせに伝えたいこと、書きたいもの作風は常に一貫していた。読み手の皆様からすれば検索結果に出てくる邪魔ゴミである

斜陽ジャンルマイカーカプだから仕方ない……ここで書く人がいなくなったらジャンルが衰退してしまう……なんて言い訳自分を奮い立たせながら強がって書き続けていたけれど、先日ついに心が折れた。

普段小説とか読まないから字書きさんのページは正直飛ばしちゃうんだよね」

仲のいいフォロワーさんから出た一言だった。もちろん私が長文htr字書きであることは知っている。そして彼女は神絵師だった。

創作に携わる人間でも普段から小説を読まない人がいる。カルチャーショックだった。

ROMの方なら確かにからなくもないのだが、産み出す側の人間でさえそうなのかと何も言葉を返せなくなってしまった。

最後小説を読んだのは読書感想文課題だったかな。アニメは見るよ。漫画もたまに読む。映画?うーん、推しが出てたら……」

皆、物語のものに対して興味がないのだ。読み手が読みたいのは「ほのぼのでラブラブで誰が読んでも理解できるセリフの多い日常の切り取り短文」であって、私のクソ文ではない。

その頃ちょうど、私はまた1つクソ長htr小説を完成させていた。自分で読み返してもわかる。これも伸びない作品だろう。

一度書き上げた作品推敲したその翌日にアップロードするようにしていた。だけど、今回はそれができなかった。

ジャンルを離れよう。もうここで書き続けていても自分が壊れてしまうだけだ。

今朝、私はサイト支部に投げていた全ての作品を削除した。

ツイッターはちまちまと絵を投げていたけれどそれも全部消した。

絵も描けないわけじゃない。今まで出した本の挿絵や表紙は自分で描いてきた。そちらの道で勝負したほうが良いのではないかと何度も何度も考えた。

だけどやっぱり私は小説が好きだ。

その小説が書けなくなってしまったのならば、もうやめよう。

評価を気にして作品を産み出し続ける作業にはもう疲れた

作品評価に拘る時間を減らして、これから私生活を充実させていくつもりだ。

読みたかった本もたくさんある。家族との団らんを素直に楽しんで、今まで以上に仕事にも打ち込もう。幸い、職場ホワイトを極めたようなホワイト企業で仕事内容も楽しい。もちろん創作だって続けよう。

書きたいときに書きたいものだけを書いて、いつかまた活動したいジャンルが現れたときにオンでもオフでもなにか作品を出してみよう。

ジャンル移動というよりジャンル離脱と呼んだほうが正しいかもしれない。

女性向けジャンル男性向けジャンルとは少し毛色が違い、作家ではなくジャンルに人がつく。ジャンルの切れ目が縁の切れ目である

ジャンル活動者も少なく村社会化しているから、仲良くしていただいたフォロワーさんには少し申し訳ない。ただ、私のようなhtrが消えたくらいで衰退するような場所ではないだろう。

検索するときこの人の作品邪魔だなあ」くらいにしか思われていなかっただろうし。

今参加中のアンソロ(脱稿済)の献本が届いたらツイも支部アカウントを消す。サイトはもう閉じた。

離脱する私が言うのも変な話だが、少しでもジャンルが長く太く息をしてくれることを願っている。これは本心だ。

こんなにもジャンル離脱に体力を奪われるものだとは思ってもいなかった。今から気が重い。いっそのこと、あの人がいなくなってよかったね、くらいに思ってもらった方が気が楽かもしれない。

それも私のわがままだな。

自分わがままで去ることになるのだからジャンル者には失礼のないように努めたいと思う。

2020-12-26

鬼滅の刃と三島由紀夫

 はっきり言ってこの文脈において鬼滅の刃はそこまで重要じゃないんだけど、要は生まれ変わりの話である

 鬼滅の刃は最終巻を除いて全て読んでいるし、一年上前からジャンプ本誌を購読していて大体の展開は知っている。三島に関してはこれまで十冊くらい読んだ。仮面の告白金閣寺豊饒の海。そういうやつだ。

 要するに生まれ変わりの話である三島由紀夫は東大卒業して官僚になった後で小説家に転身した。諸々の経緯を省くと最終的に自衛隊基地で生涯を終えることになる。この事件には様々な思惑が見られるのだけれど、それはそれとして三島由紀夫は生前まれ変わりというものへの執着を小説において大いに語っていた。勿論、それはポーズだったのかもしれない。荒唐無稽ナイーヴ小説家としてのポーズを取ることで、あるいは自分目的を推測されまいとしたのかもしれない。

 いずれにしても、豊饒の海シリーズを読んでいる限りで彼はかなり真剣に生まれ変わりというものを信望していたように思われる。三島事件だってそうだ。彼が事件を起こしたのは彼の誕生日である一月十四日の四十九日前だった。つまり事件から数えること四十九日後に、彼は改めてこの世に生を享けようとしたのである。少なくとも三島由紀夫の研究においてはそれが定説だ。


 鬼滅の話どこ行ったねんというツッコミが聞こえてきそうなので言及しておくと、鬼滅は正直面白いと思っている。下弦連中の粛清とか柱合会議あたりから特に面白くなったよね。俺はかなり好きだ。上限の六の兄妹鬼のエピソードラスト辺りとかも特に好きだ。

 鬼滅の刃においては、人と人との因縁因果、あるいは、極言すれば生まれ変わりについて表現散見される。生まれ変わり、そんなものが本当に存在するのかどうかは確かめようがない。だから、この議論は率直に言ってナンセンスだ。そんなものは分からないのだ。このテの命題そもそも述語を接続しようとすること自体間違っているのだ。そんなことは我々には分からないし、発言余地はない。生まれ変わりについてはそれで話が即座に終わる。オーヴァ。本来なら。

 とは言え三島由紀夫は明晰な頭脳を持ちながらに生まれ変わりをラディカルな部分で信じていたように思われる。少なくとも、自分小説でそのようにアピールしている。生まれ変わりを自分は信じているのだと。どうやら、彼は周囲に口にしなかった個人的体験によって生まれ変わりを信じるようになったのではないかと思われる。彼の遺作である豊饒の海』の最終巻『天人五衰』が脱稿されたのは三島事件の二日前で、つまり、彼は事件の後で『天人五衰』が出版されるように計らったのであり、『豊饒の海シリーズにおいて「生まれ変わり」が大体的なテーマとして描かれていたこからも、彼が自身存在を「生まれ変わり」の信望者として印象付けようとしたことは明らかであった。遺作のテーマは生まれ変わり――そして事件を起こしたのは誕生日四十九日前であり、これまた生まれ変わりを示唆しているのだ。当然この二つの事象リンクしている。

 『豊饒の海シリーズにおいて、主人公は松枝清顕と本多繁邦であり、本多は松枝と死別するが、生前松枝の身体に刻まれていた脇の下の三つの黒子を巡って彼は様々な生まれ変わりの事実に直面する。三巻『暁の寺』において登場する東南アジア某国の姫君ジン・ジャンは、本来知り得ようもはずもない前世の詳細な記憶本多に向かって詳細に語ることで、少なくとも作中において生まれ変わりの事実が明確にされることとなる。

 脇の下にある三つの黒子、というのがキーになっているこの連綿とした転生は、恐らくは三島本人の人生においても見られたのではなかろうか。三つの黒子とまでは言わずとも、身体的特徴の極度なまでの類似、そして死者と当事者しか知らぬはずの記憶が語られること。それらによって三島は生まれ変わりの事実を、自身人生においても確認したのではないか――? 無論こんなことを考えるのはナンセンスだ。そんなことは三島当人しか知る由はないし、重ねて、生まれ変わりに何らかの述語を接続してはならないのだから

 でもあったら面白いよね、生まれ変わり。


 因みに、彼の遺作のタイトルである豊饒の海』はミスリードを誘うもので、本来このタイトルは、ヨーロッパにおける月のクレータの異称を指している。

 古来よりヨーロッパにおいては月に存在する巨大なクレーターのことを「豊饒の海」と呼ばうのだ。

 それは、月に存在する一滴の水も存在しない茫漠とした荒野のことである。「豊穣」という言葉とは裏腹な、無益と徒労を象徴する荒野存在が、彼の作品には浮かび上がっている。

2020-12-07

同人界隈で『世界中が君の敵になっても僕は君を守るよ』状態になった私

タイトルの通りです。腐女子愚痴を少々お聞きくださいませ。

まずこの『世界中が君の敵になる』って、こいつ何したんだって思うだろう。これが様々な顛末の始まりだ。

端的に言えば、私の作品盗作なのではないかと疑われたのだ。

私は王道CP界隈にて、Twitterではフォロー100人フォロワー1000人くらいの絵師のはしくれだ。まぁ絵はド下手だけど、むしろ皆は作品更新頻度や内容を評価してくれているのではないか自己分析している。それほどまでに私の筆は早い。そして作品数も多いと思う。

事の発端はハロウィン12月オンリーが開催されるため、私は10月下旬に早めに脱稿した。そのときは様々なフォロワーさんが「おめでとう」「新刊楽しみ」と言ってくれてたし、私もそれを見越して少し多めに刷った。しかし、そのあと脱稿して浮かれ気分なままハロウィンを楽しむ推しカプ漫画を描いたことが様々なトラブル引き起こした。

ハロウィン当日に投稿した私の漫画の内容と、1週間ほど前に投稿した相互さんの小説の内容が似ていたのだ。

もちろん私はそれを知らなかった。脱稿やらプライベートやら忙しくてそれどころでは無かったし、同人好きのくせに活字が苦手な私は、その頃はTLに流れる小説スルーしてしまっていた。しか相互ゆえに、見ていないと言っても信用されない。

なんとかDMでその相互さんとお話しし、誤解であることを理解してもらった。しか問題はそのあとだ。

第三者複数人、私を重箱の隅をつつくように攻撃し始めたのだ。マシュマロ捨て垢DMで、私と仲の良いフォロワーさんに「これがパクり」「あれもパクり」と羅列して長文を送り付けまくる事案が発生した。

身バレを防ぐため少し変えるけど、こんな感じのことを指摘された↓

推しカプ2人が向かい合って笑っている構図が同じ

・人を助けたお礼に不思議な薬をもらう受けの設定が同じ

・突然攻めが盲目になる設定が同じ

などなど…。

こんなもん、探せば何かしら似ている作品はあるだろう。私が上記の設定のパイオニアでないことはわかっているが、こんなのまでパクリ判定されては、もう何も書けまい。しかも、2年以上前作品にまで言及している人もいた。どんだけ暇なんだよとさえ思う。

私と仲のいいフォロワーさんの殆どは、こんなイチャモンを気にせずにさっさと捨て垢スパブロしてくれた。まさに『世界中が君の味方でも、僕は信じるよ』状態である。惚れてまうやろこんなん!

とはいえ、この騒動でショックだったのは、残りの若干名が私のフォローを外してしまたこと。それ以上に、相互が「私もこの子盗作してたんじゃないかと思う」とツイートしているのを見てしまった。絵が下手でリムられるならまだマシだ。『私はパクリ絵師だ』と誤解されたままお別れするのが何より辛かった。

このまま低浮上になって垢消ししてしまおうか。そう思うも、手元には大量に刷った同人誌。せめてオンリーまではアカウントを続けようと決心した。

そしてオンリー当日。オンライン即売会なので直接顔を見合せるわけではないのだが、驚いたことに、ネット上で多くのメッセージをいただいた。「応援しています」「新刊楽しみにしていました」などなど…。ノイジーマイノリティに悩まされていたぶん、このサイレントマジョリティたちにたくさんの元気を貰った。想定していたよりも私を支持してくれる人が多かったようで、残り在庫10冊程度に抑えられた。

今でもTL上では会話をしない相互もいる。こっそりフォロー外されたり、ブロ解された元相互も多い。「絶対新刊うからね!オンリー当日が待ち遠しい〜!」と言ってくれた彼女は、あのとき以来全く絡んでこなくなった。

しかし、私が生きる同人界は一期一会。今私に好意を抱いてくれている方たちを大切にして、推しカプのエロ妄想していきたい。

2020-10-11

サーチケ目当てだったのに、ミイラ取りがミイラになった

2020年コミックティスパークが終わった。

初めて完売って言えた。嬉しい。

私が同人誌イベントで買うようになったのは30超えてから。某ゲームに大はまりし、本を手に入れたいと考えるようになった。

初めのうちは一般参加をしていたが、即売会の中でも規模が大きなものは知人がサークル参加をしていたので、サーチケで入場をして欲しい本を買っていた。夏場の待機は日焼け対策が大変だったので、サークル入場させてもらえるのは非常にありがたかった。

しかし、二年前の冬にそれは終わった。知人が同人活動をお休みする事になったのだ。

2019年オリパラの影響が既に出ており、ビックサイトの東棟が使えない。夏コミC96はどのような入場導線になるかが、全く読めない。

三十路は思った。絶対に外での一般待機はしたくない、と。

C95で手に入れた申込書セットを正月休みに記入し、サークル参加を申し込んだ。ジャンルは某ゲーム、絵は描けないので小説頒布カットを用意した。初参加で持ち込み予定部数も少ない。落ちる可能性の方が高い。当たれば御の字だ。当落発表の日――当選通知が届いてどうしようと頭を抱えた。サーチケ目当てではあるが、頒布物を用意しなければ、落ちたサークル申し訳が立たない。

実は過去pixivに一編だけ二次創作の小話を上げており、それに数十ではあるがブクマが付いていたので、仮に当選した場合は小話をベースにしようとは考えていた。そもそも数千文字しかない小話だけでは本にはならない。ならば短編集の力業だ。

おけぱのマンガで、初めてサークル参加した同人女の話のような工程を踏み、締切の朝ぎりぎり入稿脱稿をした。

表紙イラストは件の知人にお願いした。相場がわからないけど、もちろん有償である。人の目につくように、素敵なイラストを書いてもらった。

無名小説サークルコミケに出て、果たして何部売れるのか。

ジャンルの勢いはあるが、カップリングマイナー寄り。卓上には新刊一種のみ。

最終的には20部刷ってみて、半分くらい売れた。Twitter宣伝したのと、流しの人が表紙買いをしてくれた。イラストの力は大きい。

C97も当選し、サーチケを手に入れたので、新刊を作った。前作の売れ残りを売り切りたい気持ちがあったが、全部は売れなかった。弱小サークルにとって、20部の壁は厚い。

同時イベント漫画の方が圧倒的に手に取ってもらえる率が高い。文字書きはどうすれば、作品を手に取ってもらえるのか。そう考えて、定期的にPixivに短い話を投稿するようにした。自分はこういう傾向の作品を書くのだ、とわかってもらえるように。

BOOTH通販で固定の人に買ってもらえるようになり、迎えた春コミ。

春コミの新刊はまっったく売れなかった。Pixivブクマはそれなりについていたのに。コロナ憎し。悲しくなりながら、持ち込んだ既刊と会場搬入だった新刊を抱えて帰宅した。

C98も当選したが開催されず、その間にあったイベントも人はまばらで新刊10しか刷らなかったのに、半分以上残った。

で、迎えた今回のスパークだ。

最後まで20部にするか10部にするか悩んで、20部刷った。予備が4冊で合計24部が机の下に届いていた。

今までの傾向からしたって、そんなに人は来ないだろう。twitter結構しつこく宣伝したけど、反応はあまりなかったし、Pixivブクマも伸びていない。そう思っていた。

自分の買い物が20分ほどで終わったので、席に戻ると人が思っていたよりもくる。新刊2冊買ってくれた人。既刊も一緒に買ってくれた人。今までにはない反応だ。

今回はオンリーの中にカップリングのプチがあったからな。その効果もあったと思う。

泣きながら抱えて帰るかと思っていた本たちはどんどん減っていって、完売になるものが出た。

イベント出て1年弱、初めて完売って言えた。すごく嬉しい。本当に嬉しい。

こういう経験をしてしまうと、次もイベントに出たくなってしまう。

周りに言わせると、私はミイラなんだそうだ。

そうだよね、初めはサーチケ欲しくて同人小説書き始めて、そこからサークル参加する度に新刊出してるんだもんね……。

https://anond.hatelabo.jp/20160504211857

2020-07-27

好きな作家さんに感想を渡した話

最近SNS感想について色々話題になっていたので、ふと思い出した出来事を書いてみました。

思い出した順に書き出しているので読みづらい文章になっていると思いますが、ただの長い独り言なので流していただけるとありがたいです。

多少フィクションを混じえています

私には長くファンをしている作家さんがいます

私がその作家さんを知ったのは十数年前で、その頃は同人文化もよく知りませんでした。きっかけは、たまたま漫画新刊勘違いして手にとった、その方の個人誌でした。

その本がきっかけで同人世界を知り、自分漫画を描くようになり、そのおかげで趣味友も増えました。その方は、自分にとって人生の楽しみを増やしてくれた恩人であり、絵描きとして尊敬している神様のような人です。その方みたいな絵が描けるようになりたいと、色使いや線の描き方を勉強して、絵の練習をしたりしていました。

そして数年後、同じジャンルにハマり、今度のイベント新刊を出すというミラクルハッピー出来事が起こりました。

転職し、余暇時間が増えイベントに参加できるようになったタイミングだったので、会場で神様に会えて新刊も買えることがもう嬉しすぎて、神様の呟きを仕事の休憩中に見てはイベントのために稼ごう…と日々生きる気力をもらっていました。

調べた中でよく「差し入れでもらって一番嬉しいのはお手紙です!」と話される作家さんが多いので、もし感想が苦手な方でなければ、自分も今までの感謝も込めてお渡ししたいな...と思い、神様の呟きを検索しました。調べた結果、感想はなんでもうれしいタイプだったことが判明し、前日の夜にようやく手紙を渡す覚悟を決めました。

仕事帰りにレターセット3つと差し入れ用のお菓子を買い、ソワソワしながら帰宅手紙を書く準備をしました。

どの本について感想を書くか、色々悩みましたが、今まで集めた本すべてが好きだから選べないな、せっかくお会いできるならと、今までゲットした本すべてについて感想を書くことにしました。

感想同人誌1冊につき少し小さめの便箋1枚に収めるように詰め込みました。(普通レターサイズだとめちゃくちゃ嵩張るし重いし怖いと思われたくなかったので...)(それでも全部で十数枚になっちゃったんですけど)。

そして、元々文章を書くのが苦手なのも相まって、感想手紙はかなり苦戦しました。

うわ、テンション上がるとすぐ右肩上がりに...ああ〜字間詰めすぎた、インクで手が汚れてカードについちゃう...!封筒止めるシールは何が良いんだろう?とワーワー騒ぎながら、神様の本を読み返して、やっぱりこの人の描くお話が好きだなあと改めて再確認し、気合いを入れ直してなんとか最後まで書き上げました。

差出人がわかった方が分厚くても引かれないのでは?という友人のアドバイスを参考に、最後自分ID名を記入し、カード1セット分を犠牲にしてようやくそれなりにまとまった手紙が書けたのは深夜3時。家を出るのは6時。ここでエナジードリンクをキメました。

イベント当日の朝、コンディションは最悪でしたが、見た目を普段の倍以上に時間をかけて整え、手紙差し入れをしっかり確認してドキドキしながら家を飛び出ました。

会場に着くまでに何度も神様のスペースを確認し、地図でスペースまでの行き方をシュミレーションし、手紙を渡すときセリフを何度も練っていました。この段階では神様にお会い出来る嬉しさで眠気吐き気は吹っ飛んでいました。

移動中に見守ってくれた友人にお礼と手紙を無事に書けたことを報告。

枚数を聞いた友人「いや多...くない?引かれないように気をつけてね。」

一気に不安が加速する私、時間通り目的地に着く電車、駅改札に雪崩こむ歴戦の戦士の方々。

もう後には戻れないと覚悟を決め、

「こんな楽しい世界を教えてくれた感謝を伝えたいだけで、読んで合わない感想だったら捨ててくださいって書いたし大丈夫!砕けてくるね!!」

とヤケクソなテンションで返信し、改札を出ました。

完全に憧れの先輩に告白してくるテンションでしたね。今思い返すと。

潮風にセットした髪を乱されつつ会場に入った途端、緊張が高まり耳の近くで鼓動が聞こえるように。落ち着きたいのに、呼吸は完全にあがってました。軽い酸欠状態です。まだ神様にも会えてないのに。何で好意を寄せる人の前だと1番ダメな部分が出てしまうんでしょうか…

どうにか意識を保ってシュミレーション通り、神様のスペース近くまで行き、ついにポスターが見えた瞬間。

神様らしき方がスペースにいらっしゃるのを見て、気持ちが一気に高ぶってしまい頭が真っ白になりました。

あっこの状態で話しかけるの無理!!!!(キモくなる自信しかない)

そう瞬時に判断し、先にイベント参加されているフォロワーさんのスペースを回って気持ちを落ち着かせる作戦に出ました。フォロワーさんの新刊を買い、差し入れを渡し、元気をもらったところで再度神様のスペースへ。

この時点でお昼近い時間帯だったので、スペース前の列もだいぶ落ち着いていました。

他にも差し入れお話をされてる方がちらほらいたので(好きな作家さんが人気で嬉しいな〜とニコニコしつつ)、タイミングを掴めず島を2~3周して新規開拓をしながら様子を伺っていました。

そうしている間に、ついに人の波が途切れたので深呼吸しながらスペース前に向かいました。

新刊をしっかりゲットした後、震える手でバックから手紙差し入れを取り出し、意を決して話しかけました。

「あの、今日感想手紙に書いてきたのでよかったら、いや苦手とかでなければ、その…どうぞもらってください!」

言えた!だいぶどもって挙動不審だし恥ずか死にそうだけど言えた!!手の震えがまだ止まらないしなんか冷や汗も出てるけど言えた!!!

神様「わ、感想嬉しいです〜!お手紙ぜひ読ませていだだきますね!差し入れまでありがとうございます

とても優しくスマート対応神様に、緊張と感動からさらにあわあわとテンパってしま自分(消えてしまいたい)

「あ、あの…じ、字が汚いかと思うので、読みにくかったら捨ててください。あ、あと新刊とっても楽しみにしてたので手に入れられて嬉しいです!!」

まっっったくスマートじゃない言い逃げをぶちかまして会場を脱出し、帰りの新幹線で席に着いた瞬間イベントでの醜態を思い出しては1人反省会死ぬほど悶えてました。アイス駅弁もいつもなら完食するのにこのときは出来なかったな…なんかもう胸も頭もいっぱいいっぱいで…足もいつの間にか盛大に靴擦れしてたし…

イベント会場でその日の体力知力精神力を全て使い果たしたので、家に着いた瞬間力尽きてそのまま床で寝落ちしました。こんなに寝つきがよかったのは人生初くらいに、秒で意識を失いました。

次の日は仕事だったのでバキバキの体でなんとか出勤。仕事中はイベントしかったなぁ…いい思い出になったなぁと思い出を反芻して幸せ気持ちでいっぱいで、クレーム対応も定時間際の理不尽な指示も笑顔でこなせるくらい気持ちが穏やかでした。

クタクタになった仕事帰り、電車に揺られながら友人と作業イプの予定を立てていたら、突然DMの通知が。

フォロワーさんかな?と思いながら開くと神様アイコンが、

周りが気ならない場所で落ち着いて読まなきゃ!という気持ちで急いで駅を出て走って家に帰りました。

震える手で通知を開くと感想についてのお返事が書かれていました。

内容は今まで出した本の感想をこんなにたくさんもらえて嬉しくて泣いてしまたこと、ぜひ楽しく同人を続けて欲しいこと、原稿のお供にお手紙を何度も読んで元気をもらっていることなどとても優しく丁寧なお返事をいただきました。

ずっと好きで尊敬している作家さんから突然お返事をいただいて、とても単純な私は「よかった!作家さんの力になるようなお手紙になれてたならほんとによかった!嬉しい〜〜!!私もこの方みたいな素敵な本をたくさん作りたい!!!」とスマホ片手に狂喜乱舞しました。

それから神様新刊を出す度に既刊の感想をお渡ししたり、自分イベントに参加したりと自分なりに同人活動を楽しんでいたところ、2回目からは顔を覚えてくださって、こちらがお渡しする前にお礼を言われたり、自分投稿した漫画を褒めてくださったりと嬉しい出来事が次々増えました。

名乗る前から名前を言って声をかけてくださるので、沢山の人から感想差し入れをもらっているのに、まさか自分まで覚えていただいているとは思わずとても驚いたのを覚えています

普段手紙差し入れをお渡ししたら、他のファンの方々の邪魔をしないようにすぐに去っていたので、引き止められてめちゃくちゃ動揺してしまい、作家さんのスペースで500円玉をばらまいたあげく、作家さんに拾うのを手伝ってもらったことは叫び出したくなる忘れたい過去です。(お手を煩わせてしまって本当に申し訳ない…)

そんなこんなで少しずつ神様イベントで会話を交わすことが増え、色々あっていまでは相互フォローになりSNS上でもお話したりする関係になりました。

昔、別の作家さんに感想のお手紙を渡した時は、欲しかった感想はこれじゃない自分の描いた内容を違う意味に読み違えていて腹が立ったなどとDMでお叱りを受けたことがあり、感想を渡すのが怖くなった時期もありました。

自分の読解力が不足していたせいで作家さんを不快気持ちにさせて申し訳なかったな…とかなり落ち込んだのですが、ある程度年数がたったらまー合わなかったならしょうがない!そういうこともあるよね!とすっぱり諦められるようになったのでまた図太く手紙を書くようになりました。

まぁ、単純にいつまでも気が合わなかった人の事を考える暇がなくなったので、その分好きな作家さんやコンテンツに割く時間大事にするようになったことが大きいと思います

好きな作家さんに感想を書いて渡すのは、私の場合かなり時間も手間もかかるので、この人の絵が漫画が好きだから応援したい、続きがもっと読みたいという欲望がよっぽど強くないとほんと〜〜〜に気力が続かないくらい、1つ書き終わると消耗して1日中横になったりするほど体力と集中力必要作業です。脱稿直後の感覚が1番近い気がします。

それでも作家さんの次の新刊が読みたい下心が圧倒的に強いので、気力を振り絞って感想を書き続けています

DM感想を送るより、やっぱり手書き手紙の方が個人的に達成感があって相手リアクションが良くも悪くもすぐ分かるので、私は直接お手紙を渡す方が好きです。SNSでは考える時間がある分ためらってしま感想も、会場では勢いで伝えられたりするので、1日も早くリアルイベント参加が気兼ねなく出来るように祈っています



とりあえず、神様にお会いするまでに自粛太りをなんとかしたいので、筋トレも頑張ります

2020-07-19

おけパになれなかった女

題名の通りである

私は、神字書き綾城にとっての、おけけパワー中島になれなかった女だ。


この話は真田(Twitter@sanada_jp)氏の同人女シリーズについての言及と、私自身の経験についての覚書だ。

私には神の如くの才能を持った友人がいる。

いや、居たと過去形にした方が正しい。

神友人とは学生の頃出会った。

その時から既に絵が上手く、クラス(美術系の大学だった)に一目置かれていた。

私は、それまでは親や友人に上手いと言われて天狗になっていた程度で、彼女の才能の前では凡庸も当然だった。

学生時代はいつも彼女そばにくっついて行動した。

頻繁にこちから連絡したし、絵を描きあって交換したりした。

本当に当時はまだ、ただの友人同士だったのだ。

やがて私は一足先に某巨大ジャンルに足を突っ込み、どっぷりと同人生活を送る事となった。

幸いにも周りに親切にして貰い、同人誌の作り方、イベント登録などを覚え、バンバン本を作って生活していた。

そのイベントに、神友人に売り子として参加して貰った。そして自然にかつ当然な流れで、彼女は「私も好きなCPの本を作ってみたい」と言った。

私は、神友人に同人誌の作り方をレクチャーした。

まずイベントサークル登録させて退路を絶ってから原稿用紙の作り方、ページの左右、断ち切り、印刷発行の手続き、当日持って行くもの手取り足取り指南した。

締切ギリギリまで作業を共にして、脱稿を見守った。完成を2人で喜んだ。

初めてのサークル参加の際は売り子として同行した。

もちろん、神友人は神なので、200部があっという間に完売した。


それからというもの、神友人は神絵師としての躍進を始めた。

絵をTwitterに投げれば4桁リツイートいいねは毎回の事、フォロワーはあっという間に5桁に登った。

CP者たちも神友人を取り囲んで、連日コラボカフェ作業イプやアンソロなどに彼女を誘い、神友人を持て囃した。

イベントに参加すれば壁には大行列手紙差し入れの山、アフターには肉とカラオケ推し上映会。

当然である。神友人は神なので、そう扱われるのは私にとっても想定内だった。

しろ、そうやって人に囲まれて暮らす事が、神友人の幸せだと信じていた。

神友人は私の補助がなくても、同人誌を出せるようになっていた。多い時は2ヶ月に1冊出すペースだった。

しかし。

その頃から如実に、神友人はLINEの返信が遅くなってきた。

聞けば、精神的に辛い時間が長くなってきたとの事だ。

一緒に同人原稿をする事も無くなっていた。

Twitter更新頻度もがくりと下がった。

かと思えば、神友人は私の知らない間に別のCPにハマり、フォロワー5桁のアカウント放置して、フォロワーの少ない別のアカウントに篭っていた。

私はそのアカウントフォローしなかった。

(私も彼女フォローされていない。)

神友人は私のLINEに返信をしないのに、そのアカウント更新している。

それを見れば私自身の精神衛生上良くないのは明白だからだ。

もちろん私は…なぜ返信をしてくれないのかと、彼女に再三詰め寄った。

今日今日とてLINEは返ってこない。

怖いもの見たさで彼女アカウントを覗きにいけば、「作業でぃすこ募集!」である

そしてそれに「今からいけるー!」と返信しているのが…私達の学生時代共通の友人、Bである

Bは、ライトめなオタクである。神友人とずっと友人であった。

鬼のよう同人誌を出すようになった神友人から同人誌の作り方を学び、フォロワー2桁のなか、ボチボチとやっているオタクである

………

お察しの通りだが、私はこのBがずっと昔から苦手だった。

何を考えているかからないというか、何も考えていないというか、妙にアホっぽくて話が合わないと思っていて、学生時代当時からまり絡む事は無かった。見るかぎり、向こうは私の事を特に嫌ってはいない、むしろ分け隔てなく親切にしてくれたが、しかしどうもそういう所も苦手だった。


神友人は綾城であり、Bはいわゆるおけパであろう。

神友人はBとばかり一緒にいる。

私には連絡もよこさないで。

このコロナ禍の中、私は神友人に安否確認LINEを何度も飛ばしたが、私には一度も連絡してくれないのに、だ。


何故。

何故私がそのBのいる席に収まっていないのか。

何故私が神友人にとっての一番の友人でないのか。

どうして優先順位が低いのか。私を思い出してくれないのか。

私はこんなに、神友人に尽くし、好きで、そばにいたのに。支えたのに。役に立ったのに。


理由はわかっている。

「そういう所」だ。

まり、「重い」のである

人として危険レベルで。


綾城がおけパを好きなのは、恐らく「気兼ねない」からであろう。

おけパは綾城を神と思っていても、「唯一神」ではない。おけパにとって綾城は、沢山の友人のうちの1人なのではないだろうか。



人は、自分相手が、「神と小市民」になった時、神に力を求める。

「神よどうかその力を、私の為に奮ってくれ」と願う。

これは神と人の関係性であって、決して友人同士の間柄なんかではない。

なのに私は、私達は、神と友人でいようとする。

神と崇められる人達は、自分を神と称える者共が、最終的に「自分にとって危険人間」になりうる事を、本能的に知っているのであろう。

私は間違いなく、神友人にとって危険存在だ。

恨みながら、怒りながら、Twitterを覗き、LINE飛ばしてくる。

こんなもの危険人物以外の何者でもない。距離を取られるのも当然だ。


私は嫌な奴である

大切な親友だった神友人を恨み、本人を責め、善良で何も悪くないBをアホっぽいなどと貶め、こうしてそれを文章に起こし、ネットの海に放り投げて共感を得ようと期待している。

わかっている。こういう所だと。

私は彼女の「神絵師として」の機能を重視しすぎるあまり

彼女人間性を疎かにしたのだろう。

それが積み重なって、こうして距離を取られるのだろう。

頭では理解できても、それでも「何故だ」と内心は叫ぶ。

どうして、私を捨て置いていくのか、と。

あんまりじゃないか、と。



神友人のおけパになりたかった。

私がおけパになれるはずだった。

彼女が真っ先に思い出す存在になりたかった。

だがそれももう叶わぬ夢であろう。

恐らく、B、おけパ本人はこんな思いなど知る由もない。

から嫌いなのである。そういうところが。


願わくば、このひどい感情吐露彼女の目に触れない事を願う。

2020-07-07

空気のおけけパワー中島だった話

おけけパワー中島もどき

同人女界隈でバズってる例の漫画で、私は限りなく「おけけパワー中島」側の人間だった。

もどき」と見出しにつけているのは、私がジャンル内で全く存在感が無かったからだ。七瀬や友川のように陰ながら誰かに影響を与えていたとも思えない。

私は、ただ綾城ポジリア友だっただけの、いわゆる底辺ヘタレだった。

さらに、ここには絵師と字書きの埋められぬ差があった。

何があったか

私は文字書きで、友人は絵師だった。あの作品になぞらえて私を中島、友人を綾瀬とする。

軽率布教した某アニメ作品綾瀬ストライクゾーンに当たり、彼女こちらのジャンル沼に転げ落ちた。

綾瀬は元々絵が上手く、萌えが爆発すると筆が止まらないタイプで、毎日推しカラーイラスト漫画をアップしていた。そんな様子だからフォロワーはあっという間に増え、気付けば5桁に突入していた。

一方の私は綾瀬布教したのは良いものの、ドヘタレ底辺字書きに過ぎなかった。フォロワーの多さがすべてではないと思うが、2桁だった。

さらに、腐女子のくせにCP萌えせず単推しとなり、原作の隙間を書くような日常話をべったーに上げていたくらいの活動だったため、需要が低く読む人もかなり少なかった。腐女子が多い界隈では、私のような非CPはいてもいなくても変わらなかった。それが漫画ならともかく、字書きとなればなおさらまれない。

私は友人の作品が好きだったのでたくさんRTしてリプライも送った。リアルで会った時も感想を言っていた。

優しい友人は、私の小説RTしてくれて「最高だから読んで下さい!」などと友人のフォロワーに向けて言ってくれた。するといいねRTパラパラとついた。綾瀬を通して私を知ってくれた人が、「好きです!」とコメントをしてくれた上でフォローもしてくれた。その人、仮に田中さんと呼ぶが、田中さんとは相互になれた。それでもフォロワー数は2桁のままだったが、田中さん1人でもそう言ってくれたのは初めてで嬉しかった。

友人が見落とした、あるいは合わずRTしなかった作品は、全くと言っていいほど人に読まれなかった。

私としては、まあそんなもんだよな、私自身に知名度ないしな、と思っていたのでさほど気にしていなかった。この時は。

イベントに出ることにした

友人は、このジャンルで本を出してみたいと言った。同人人生で初だった。私は別ジャンルで出したことがあったため、そんな友人をサポートした。必然的に合同スペースで出ることになった。

友人がイベントの参加意志を示すと、あらゆるところから声がかかったようだった。アンソロへの寄稿ジャンルプチオンリーのグッズや特大ポスターの描き下ろしなど引っ張りだこだった。純粋にすごいと思った。

さぎょいぷしながら両者とも無事に脱稿した。綾瀬自分から申し出て、私の本の表紙も描いてくれた。本当に嬉しかった。たくさん寄稿を抱えつつ全部こなしていたから、本当に神絵師なんだなと思った。

そして迎えた当日。

友人の頒布数が100とすると、私は1以下だろうと覚悟していた。実際そうだった。覚悟通りだが切なかった

何よりもショックだったのは、友人以外から「私」を認識しされなかったことだった。

スペースに来た人からはほぼ「誰だろう」という目を向けられた。「好きです!」と直接言ってフォローしてくれた田中さんですら、中島という存在認識していなかった。

田中さんがスペースに来て名乗ってくれたので、「中島です!」と言ったが、ものすごく怪訝な顔をされた。「誰なんだろう?」と言いたげな表情だった。もちろん相互になっていたのである程度の会話はしたことがあった。

驚きのあまり、「Twitterでお世話になってます」の言葉咄嗟に出なかった。私はすぐに切り替えて「すみません綾瀬は今席を外してるんですよ〜」と伝えた。彼女笑顔になって、「じゃあこれ渡してくれませんか」と差し入れを取り出した。私の頒布物をスルーし、友人の本を買って行った。

その後、綾部が戻ってきた後、プチオンリー主催者が御礼としてひとりひとりのスペースを回っていった。主催者テンション高く綾瀬普段感想と存分な感謝の念とアフターの誘いを伝えたのち、私の方をちらりと見て、誰だろうという顔をしつつ「プチオンリーご参加ありがとうございます」と社交辞令一言だけ述べて去っていった。

来る人の9割9分が綾瀬に声をかけ、中島である私のことはチラッと無関心な目線を向けていった。片手で余るくらいの人は私の本も買ってくれた。

両手両足で足りないくらいの人数が、綾瀬表紙本文中島の本を手に取り、パラパラとめくったあと「なんだ小説か」という顔をして戻した。そしてメイドインオール綾瀬の本だけ買っていった。

友人の初イベント空気を悪くするわけにもいかす、ずっとニコニコしていたが、正直かなりキツかった。

相互田中さんにすらイベントに参加していることを認識されてないのだから、「私」へ声をかけてくれる人は誰もいない。さらに、表紙がイラストで本文が小説だと、一瞬手にとられて戻される率が普段より高かった。これも堪えた。1人だけの参加ならともかく、隣で飛ぶように売れている綾瀬の本を目の当たりにしているからだ。

イベントは終了し、アフターに行く綾瀬を見送って、在庫を担いで帰っていった。

おけパ中島になれなかった

あの漫画のように「このジャンルの人は私に感謝してくれてもええんやで」とでも言える性格なら良かったが、無い周囲の目を気にしていたため、私が綾瀬を誘ったことは一切口にできなかった。

ジャンルの神になった綾瀬を見て、素直に友人として嬉しい私と、私がいなければハマってなかったかもしれないのに…と後ろ暗い思いを抱く私の両方の側面があった。

あの漫画中島発言はかなり叩かれていた。でも私は、あそこまで言い切れる中島が羨ましかった。「は〜コイツ何言ってるの?」と思われたとしても、「思われる」ということは認知されるということだ。勝手想像だが、あの漫画中島ジャンル内でもそこそこの存在感がありそうだった。

Twitter内で流行っているおけパ中島への考察妄想でも、「ギャグをよく書くが時折深いシリアス作品を書いてそれが泣ける」とか「毒マロが来てるけど綾瀬には言わない」とか「交流上手で友達が多い」とか色々言われていて多くの共感を集めていたが、どれも私には当てはまらなかった。中島ポジのくせに中島にもなれなかった。パワーがない。

いくら神の友人でも、ジャンル空気だった私は、怪訝目線しか貰えなかった。もしかすると、「怪訝目線」というのが勘違いで、「コイツがあのヘタレ中島か…」と思われていたのかもしれないが。

「私が綾瀬さんを誘ったんです!」と公言し、綾瀬作品に馴れ馴れしいリプライを送りまくり、他の人にも似たような対応をしていたら、何か変わっていたのだろうか。

たぶん変わらないだろう。絵師と字書き、神とヘタレの差が埋まるはずがない。

あの漫画を読んで、私は中島のなりそこないだなと感じて、ただ悲しくなって終わった。

その後

綾瀬とはそれから声優トークショー等何度か公式絡みのイベントに一緒に行ったが、そこでも綾瀬に声をかける人を大量に目撃した。私は横で見守るだけだった。そんなことがずっと続いた。

しばらくするとジャンルが完結し、私の中では区切りがついたのと、別のジャンルが気になったため、私は綾瀬に今までの御礼を伝えて静かにジャンルを離れることにした。綾瀬の好みには合わないと分かっていたため、私の新ジャンル布教しなかった。

ジャンルから離れる少し前に、「また本出そうかな」と呟いたら、田中さんからいいねが飛んで来て「楽しみです」とリプが来たのが一番意味が分からなかった。本は既に出していたが、それを認識しないほど私が取るに足らない存在だったのだろう。

綾瀬は未だにそのジャンルの神であり続け、底辺の私は色んなジャンル彷徨っている。

綾瀬の好みに合いそうなジャンルにハマり、綾瀬布教した時、私は今度こそ「おけけパワー中島」になってしまうのだろうか。

一番の思いとしては、誰かの綾瀬になりたかった。

2020-07-04

いいねこわい

斜陽ジャンル同人活動をしていた。

正確には他ジャンルへ人が流れていく落日状態だった。

毎日誰かが推しカプの話をしていた私のTLは別ジャンル話題ばかりになり、不在のフォロワーも増え、寂しいものになっていた。

でも自分はこのジャンルが好きで、まだ描きたい話があるしとオンリーイベントへ向け原稿を描き、ツイッターでもそのジャンルやカプの話をしていた。毎回本の感想をくれるフォロワー新刊楽しみですと言ってくれてとても嬉しかった。


無事脱稿新刊情報を告知した時、フォロワー達は「いいね」を押してくれた。

でもイベントには遊びに来なかったし、通販も誰も利用しなかった。

イベントで本を買ってくれたのは普段付き合いのない別カプのご近所サークルさんくらいで、正直感謝よりは大丈夫でしたか…?が勝ってしまう。

イベント中「今日イベントなの?!A×Bサークルさん達楽しんで来てね!」とツイートされたりして、A×Bサークルは今回も私だけだからやめて差し上げろとスマホを裏向けたりもした。


ツイッターの「いいね」は色んな意味を兼ねている。

楽しみだ、完成お疲れ、見たよ、後で読む、色々だ。押すフットワークも人それぞれ。

分かっていてなお「いいね」されることがとても怖くなった。

そして恥ずかしくなり寂しくなり、悲しくなり、申し訳なくなった。

今までもフォロワー達は空気を読んで「いいね」を押してくれていたのかもしれない。

多少拙くてもA×B本だから欲しいと飢えている人はもういないのかもしれない。


私の描くものは、A×Bは、このジャンル

いいねってされるけど本当は、今は 『それほどでもないけど』が頭についている。


もっと上手い人が本を出せば皆本当に喜んで買いに来るのかもしれない

支部無料公開したら私の新刊も読んではもらえるのかもしれない

あれこれ考えるが何にしろ複雑な気持ちになるのは間違いない


力がないのだから

それをわきまえないと下を向くのに疲れて、描くのも呟くのも止めてしまった。

以前敬愛している作家だと言われた時に、嬉しいけどそれは盛りすぎでしょうと冷静に聞いていたけど、何分の一くらいに少なくして受け取るのが正解だったのか分からない。だから受け取ることをしたくなくなってしまった。

忖度されてしま自分がみじめで、ずっとずっと恥ずかしい。

2020-04-08

anond:20200408205607

戦場の「人肉食」 ―ミンダナオ島編―

旧日本陸軍砲兵隊の軍曹としてミンダナオ島の対米攻防戦に参戦された。そのすさまじい死闘を経て、敗戦も知らずに部下戦友と共に人跡未踏ジャングル内を何ヵ月も彷徨。友軍兵の白骨化した死骸群の中、"共食い"など人間として極限を超えた飢餓地獄を、強靭な理性・忍耐力と創意工夫で見事に乗り越えられた。

 中隊指揮班の功績係という立場にいた著者の凡張面さから、その折節の実証スケッチ付きで克明に記録。それを米軍捕虜収容所内でまとめあげ脱稿復員時に苦心して持ち帰り、今日まで温存されたという。それだけに、自分さらけ出したその内容は、鬼気迫る当時を生々しく再現して小説よりも奇なる実録(ドキュメント)の迫真力十分。思わず引き込まれて一気に読ませられるものがあります資料価値も高いと思われます

http://yu77799.g1.xrea.com/worldwar2/Philippines4.html

2020-03-27

”脱肛ハイオード”

約 22 件 (0.24 秒)

脱稿ハイオード”

脱稿ハイオード”との一致はありません。

2019-12-15

脱稿

ウッヒョホォォォイ書き上がったぞぉぉぉぉぉぉぉ

投稿ボタンをボチッと押す瞬間に心が成仏する感覚

ィヤッタァァァァ

閲覧数は片手で足りるけど!!!!!!!!

2019-11-13

底辺で生きていく腐り文字書きの呟き

はじめまして底辺で生きていく腐っている文字書きです。

今回、これを書くにあたりどうしようもない幼稚な自分の心と抱えきれないほどの所謂作家様への羨望と、裏腹に抱える嫉妬心限界を超えてしまたから整理の意味も込めて書きます

読みにくいかとは思いますが、ただの心の整理なのでゆるく読んでください。

私は彼此十年ほど二次創作文字書きをしていますしかし、元々は絵を描くのが好きでした。小学生の頃の夢はイラストレーター小学生の頃に書いた、地域新聞に載る私の夢の欄に「みんなが笑顔になれるようなイラストレーターになりたいです」と書いた記憶がこびりついて、離れません。

今では全く異なる、医療職の方についています

私の根本には人の役に立てる人になりたいという願いがありました。絵を描くのが好きなのも、今小説を書いているのもその発端がありました。勿論キャラクターが好きだからというのもあります

小さい頃は絵を描くとみんなが褒めてくれた。笑顔になった。だから夢はイラストレーターだった。けれど、年齢を重ねるにつれて、金銭面だったり現実的なことを考えてしまます

私は夢を諦め、次に人に役に立てる職業といえば非常に短絡的ですが医療職だと思い勉強を始めました。

しかし、それも諦めの気持ち仕事をしています。激務の中で小心者の私は、上手く立ち回れず空回りばかりをして結果的に失敗ばかり。

夢を追えばよかったのか今ではわかりません。あったかもしれない未来に想いを馳せながら、後悔ばかりを抱えて眠れない夜を過ごしてまたビクビクしながら職場に向かいます

人の役に立ちたかったのに、人の目ばかり気になるのです。

さて、ここで冒頭に挙げていた話に戻るのですが。私の根本が人の役に立てる人間だということは書きました。

それを言い換えると、人の評価/目が気になってしま人間なのです。

作品を作っている方はよくわかるかとは思いますが、作品を作っているとよくも悪くも評価というものが付きますサイトでもそうpixivでもそうですし、Twitterでもそうだと思います。数の評価です。

才能のある人の作品はとても素晴らしいです。小説であれど、漫画であれど、なんにせよ人に影響を及ぼすことのできる人間というのは極一部だと思います

作家様の作品を見ると、勿論うっとりとしますし感動に胸が締め付けられ、抱きしめてキスをして沢山の愛を伝えたくなってしまます

しかし、ふと、自分の足元を見たときに圧倒的な数の評価の差に愕然としてあんなに好きだった作品が見たくなくなってしまうのです。凄く、きついです。好きなのに。

また、神作家様と言われる中であまり自分の好みと合わない作風もやはりあります申し訳ないのですが。頑張って読んでみても、やはりその良さがわからない時がどうしてもあります。何故、こんなもの評価されているのだろう。何故、私のものがこんなに評価されないんだろう。

なぜ、私はこんなに他人評価が気になってしまうのだろう。

紙に落ちてしまったインクは取れません。滲んで、広がって消すことはできません。上から違うものを塗ったり、かぶせたりすることはできても翳せばやはり、透けて見えてしまます

Twitterではありがたいごとに、こんな私の作品を好きだと言って繋がってくださっていたりする方が多くいます。けれど、その数はとても多いというわけではありません。

その相互さんであったり、一方的フォローしている方だったりでリプライが見えたりした瞬間、また嫉妬が芽を出すのです。

本当は繋がりたかった方と繋がれなかった自分フォロワーさんが、その繋がりたかった方と仲よさそうにしていたり、表紙を担当されていたり。ああ、羨ましいな。と思います。同時にもっと自分に才能があったらな、とも思いますし、当然のことながらじゃあ話しかけたらいいじゃんとも思います相手の方から迷惑がられたら、不躾なことをしてしまったら、と考えると手が震えます

自分作品ブクマ数をみてはため息をつきます。他の人にマシュマロが来ているのに、自分には何ヶ月も来ていないのをみて胸が締め付けられます。本を出して感想が来ました、という方がいれば私には一つも来ていない、と思ってしまます。全部全部、劣等感を持ちながら嫉妬をしながら、でも、それはいけないことだとわかっています。いけない感情なことは十分にわかます自分自分でなくなってしまいそうになってしまます

誰か私を認めて欲しい。

こんなことを言って、私の小説が好きだと言ってくださってる方に失礼なことは承知です。

人と比べても、自分努力しないと、どうしようもないことはわかっているのに。自分が、自分のことを認めてあげられないのです。

上手く人とも話せない。仕事もうまくできない。絵も上手くかけない。人に幸せを感じさせれるような小説も書けない。

相手の人が迷惑だったらどうしよう、だとかそういうことばかりが先行して結局身動きができなくなる。連ねれば連ねるほど叫びが出ます

情けないですが、これを書きながらずっと泣いてしまってしょうがありません。

冒頭の話とはそれてしまって申し訳ありません。

私はこれからも、小説を書いていきたいです。ただ、ふと、時々筆を折ることを考えます

しかし、筆を折るとそれこそ無価値人間になってしまうのではないか、と思ってしまい怖くなります。勿論、そんなことはないことはわかっていますが。

午前三時。ふと、思い立って書いてみたもので乱文にもほどがあるものですが、もし最後まで目にしてくださっている方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます

先日締め切りギリギリ脱稿したのに、これは数十分で書いてしまっていつも小説もこれぐらいでかければいいのにと思いつつ、終わりたいと思います

2019-10-05

できらあ!

小説書きのイラストは、右向きバストアップばかりで、見てられないと言われたので、一念発起。とうとう、漫画アンソロジーに呼ばれるまで成長した。

やれば出来るっ。出来たっ!先週、脱稿出来たので喜びを噛み締める。

2019-10-02

胃カメラ日記

人生で初めて胃カメラ検査をした

これは自分備忘録であり、これから検査を受ける人、怖い思いをしたくない人には向かない内容になります

あとすごく長い

結果を言うと、特に異常はなかったけど、検査はすごく辛くて痛かった

でもこの痛みもすぐ忘れてしまうと思うと惜しいので、詳細を自分のために書いておくことにする(マゾなのでは?

現在二十代の女だけど、二十五を超えたあたりから胃腸がめきめきと弱っていくのを感じはじめた

半年に一回くらい前触れなく下血するし、便に黒いものが混じっているときがままある

最初はびっくりして、膀胱炎かとかかりつけの泌尿器科に行ったけど特に問題はなく、長引くことはなかったのでまあストレスかなとあまり気にも留めていなかった


ある日なんでも話せる親友との旅行中に下血があった

8月頭のことで、寝不足だったし一日中炎天下を歩いてたのでその疲れだと思った

「でも痛くはないんだよね~なんでだろ?」と話をしたら、腸って何かあっても痛みに鈍いらしいよ、と言われ、腸しっかり自己主張してくれと思った

人間って痛みがないとあんまり危機感を抱かない


病院に行こうと思ったけど、仕事が忙しい時期でなかなか行けなかった

その後すぐに治り一か月くらい特に何もなかったが、また黒いものが混じりはじめた

見慣れているので普段は気にしてなかったけど、なんとなくネットで調べたら内臓出血していると黒くなる、と見て、だんだん焦り始めた

もしかして大腸がんなのでは?と一度頭をよぎるとどんどん不安が増して、ますます胃腸が痛むのを感じた

その週の土曜に一度言ったことがある消化器内科個人院に向かうことにした

軽い気持ちで行ったら、「症状聞く限り腸より胃だろう。胃カメラやりましょう。採血して、帰りに予約取ってね」


急か?

でも不安だったので、すぐに予約して二週間後に検査することになった

検査は鼻からと喉からの二種類があり、鼻からの方が辛くないと言うことで鼻からにした

そのとき医者から、鼻が狭いと入らず、喉からになる可能性もある、と言われた

自分は鼻が低く、小さいので嫌な予感がした

流れとしては歯医者で使うような麻酔を鼻に塗って、鎮静剤を打ち、鼻からカメラを挿入するとのことだった


検査までの間、もらった四種類もの薬(こんなにいるんか?とびびった)をまあまあ飲み忘れたりしながらも飲んでいるうちに胃腸の具合も回復してきた

毎日お腹を壊し気味だったけど、正常に戻っている気がする

これ検査しなくてもよくない?と逃げたくなったけど、せっかく有給取ったしこれで何かあって後で後悔したくないので、ポジティブに考えることにした

全くどうでもいいけど、私は同人女で、未知の経験をするとこれを創作に生かすか~とよく考える

鎮静剤を打つと聞いた時、正直わくわくした

いまの推し研究者で、二次創作だとよく鎮静剤を検体に打っている

これで推しに打たれる検体の気分を味わえるじゃん、とそこはポジティブに考えた

私の周りのオタクもこんな感じだけど、推しを思えて前向きになれる分オタクでよかったな~と思った

検査前日の夜九時から絶食して、飲み物も色付きのものは飲まないでと言われていた

ポカリはOKとあったので喉が渇いたらアクエリを飲んだ

鎮静剤を使う場合は車の運転ができないので、有休をとり、家族に送迎してもらい病院に向かう

前室で胃の泡を消す水を飲んだ

まずくはないけど変な味がした


その後、鼻から目薬のようなもの差し

出血しないように収縮剤?鼻の通りをよくするものだったかな?忘れた

プールの水が鼻に直で流れたような感じ

これが結構ウッとなった 喉に残るし

前室ではたぶん大腸検査をする人たちが点滴のパック並みにでかい下剤を黙々と飲んでいて、これも大変そうだなと思った

しばらくして処置室に呼ばれた

緊張しいなので心臓がばくばくした

ストレッチャーに横になって、まず鼻にカメラが通るか管を挿された

看護師さんがうーんと唸って、拡張しましょう、と鼻に何か差された

少しして、また更に太い拡張機みたいなのを差す

左向きに横になって、腕に鎮痛剤を流す針が刺された


その後また様子を見に来た看護師さんと先生

「ごめんなさい、口からしましょう」

は~~なんとなく嫌な予感がしてた……


自分の鼻の穴が小さいのが問題なので、お願いしますと口からに変えてもらった

このあたりちょっとあやふやだけど、いよいよ鎮静剤が打たれた

うとうとしたり眠ったりする、と予め調べていたけど、まあ確かにぼんやりとした感じ

目の前が一瞬黒くぼやぼやしたあとは、眠気とかも感じることな普通

でもずっと心臓がそわそわしてたのが落ち着いたような感じはした


唾液を飲み込むと苦しくなるので、口の端から流しっぱなしにしてくださいと言われた

から入れられた収縮剤で喉に違和感あってよく唾をのんでいたので、できるのが不安になった

たぶん喉に麻酔スプレーをされて、管を通された

怖いのでずっと目を閉じていた


これがめちゃくちゃ痛かった

喉の奥がとにかく痛い

喉の奥までなにかが入ってくる感じがする

ぼろぼろ涙がこぼれた

体が勝手に吐き出そうとびくびくする


看護師さんたちが優しく声をかけてくれてた

五分くらい、喉のあたりで何か動いている感触けがした

終わりです、と言われて、それにはちょっと驚いた

あんまり胃の方に違和感はなかったので


そのまま鎮静剤が切れるまで三十分くらい安静にしていた

看護師さんが来て起き上がろうとしたけど、まだ足元がふらついていたのでまた十五分安静にする

眠くはないのでとにかく退屈だった

本か携帯がほし~となった

途中で運ばれてきた、たぶん大腸検査をした男の人は、下半身麻酔?しているとかで、二時間くらい安静にしていてくださいと言われていたのが聞こえた

携帯でお迎えの人に伝えて大丈夫ですよ、と渡されていて、私もほしいが?となった

また看護師さんがきて、正直まだ頭はぼんやりしてたけど待合室で順番を待った

かい緑茶ヨックモックお菓子を出してくれて、最高……と感動した

ヨックモックお菓子大好き


モリモリ食べた後、検査結果を聞いた

ちゃんと胃の写真があって、あれで奥まで撮れてるんだ、とびっくりした


自分の胃の画像グロかったけど、綺麗じゃ?と思ってたら、先生にも綺麗ですね、と言われた

出血は得にないけど、逆流性食道炎の後がある、と白いあとを示された

仕事はい特にストレスはなく、ただ原稿の締め切りまえなどには脱稿できるか不安でよく胃が荒れる

それだろうな、同人やってる限り逃れられない宿命だな、と改めて思った

特に問題はなさそうなので、また何かあったら来てください、と言われ、迎えに来てくれた家族の車で帰った

この生まれて初めての経験をどこかに書こうと思ってここを開いたけど、書いているうちに本当にどうでもよすぎて途中で消そうかと思った

でもせっかく書いたので……

胃カメラはだくだく泣くほど辛かった

鼻なら辛くないのかな……どうなんだろう

もう口からは二度とやりたくないので、鼻の穴を広げたり、早割入稿余裕なスケジュールを組もうと思った

終わり

2019-09-19

フォロワーに何もいえなかった話

これは私のやらかしたことを書き留めた文章だ。読みづらいと思うけどごめん。文章力がないので感覚で受け取って欲しいし、無理なら批判してくれてもいい。とりあえず、どこかに思いの丈を吐き出したくて書いている。

私は同人活動をしている。これは、とある相互フォロワーとのやり取りの話だ。身バレ怖いのでそのフォロワー関係とかは少しだけ改変するね。すまんよ。

そのフォロワーとは同じジャンルで、イベントでも顔を合わせたり、一緒にアフターに行ったこともある。普通に仲がいいと思う。

しかし、この間フォロワーが送ってきたラインが私を悩ませてしまった。

内容はこう。

「この間話してた新刊のことだけど、取り置きしておくね」

流れとしては、フォロワーが「こういう本出したいな」ってツイートしてて、「おう出せばええやん応援してるで」って意味いいねを押した。

フォロワーは「いいねしてくれたんだから買ってくれる」と言う捉え方をしたらしくて、いいねをしてくれた人全員にDMなりラインなりを送ってるらしい。(本人がそうツイートしてた)

なんか、こう、びっくりしてしまった。ライン既読つけちゃったけど、返事に悩んで、少し放置した。

私の居るジャンルはすごい狭い世界で、イベントに出るサークル数も多くない。漫画だって小説だってまあ売れない。けど、自己満足で続けているところがあった。

私の考え方がフォロワーと違うなって話なんだけど、相互からといって出す本全部が欲しいわけではない。もちろん絶対に欲しい〜何としても脱稿しろ!!って性癖にド響く本もあるし、応援してるけど別に買わなくてもいいかな、みたいな本もあると思う。人付き合いを気にして買わなくていいので、そんなに欲しくなかったら無理しなくていいよ、と思ってる。(そんな気持ちで私の本を手に取るなら、もっと素敵な本やグッズを買ってほしいのだ。無理はするな)

からこそ、このラインに驚いて、なんて返していいかからなかったんだな。受注生産になるやん!みたいなことは置いといて、本の押し売りをされてる気分になってしまった。(その人は小説を書いてるから、まあ単価が高い。小説を書いている皆さんは印刷費かさむのに発行してえらいすごいと思ってる)

正直、あまり欲しくはなかった。なかったけど、いいねを押した手前、「勘違いさせた私が悪いのか???」と考えてしまった。

返事に悩んで、数時間放置している間に、そのフォロワーツイートしていた。

「〇〇さんから返事こないけど、最小発行部数が▲▲部だから〇〇さんが反応しないと発行できないんだよね」

と。

???って感じだ。受注生産押し売りアウトでは??

いや、私が悪いのか?反応しちゃったから?もうパニックだ。どうしろってんだ。その本は1冊2000円になるらしい。ページ数を考えれば印刷費がかかるのもわかるし、小説を書く方にはもう少し本の金額あげてほしいよ〜出すから〜!って思うこともあるが、正直これはいらない本なのだ。でも、最小発行部数が、というワードで私は「私以外の本当に欲しい方が困るかもしれない」と思ってしまった。(印刷所を変えれば最小発行部数とか変わるだろうけど、好きな印刷所があるらしいのでそうは言えなかった)

しかも、フォロワー新刊1冊じゃなくて頑張って4-5冊出すらしい。えっ新刊めっちゃあるえらい、とは思うが「この本買うならこっち(他の新刊全部)も取り置きしておいていいかな〜?」と追加でラインが来てて、更に頭を抱えた。

いや、偉いのだ。新刊を出すだけで偉いのに何冊も準備するのやばいのだ。でも、いらない。いらないんだ。

とは言えなくて、「うん、全部買う」と答えてしまった。

この件に関して、私はフォロワーに何も伝えなかった。言えなかったのだ。仲良くしてる手前、本を手に取ってくれると彼女は思っているのだから

本の値段、いらない本として決して安くはないけど、印刷費もかかるんだから、そのくらいならいいかって思ってしまった。彼女との関係が壊れるほうが嫌だった。(これが私の弱いところですよね。だから私のやらかした話と言っています

もし、いらないと言えたら、多分関係は壊れていた。小さいジャンルだし、共通フォロワーも多い中で、気まずい思いをしたくなかったのもある。

ごめんな…言えなかったよ…そして今後もきっとライン押し売りされるんだろうな…という気持ちでいる。いつか何かのタイミングで言えたらいいなあと思うけど、まだちょっと勇気が出ない。ごめんね。

受注生産とか押し売り絶対やめといたほうがいいよ!!!!!!!!(ここでしか言えねぇ〜〜〜)

2019-08-06

コミケの時期が近付くとネット不快

そういえば、もうすぐコミケなのかとネット上のあれこれを見て気づく。

からコミケの話を目にするのが不快

開催前は、脱稿しました、宣伝、今年はこのサークル同人を買いたい、そういうのがあって、期間中エロ本購買自慢、エッチなお姉さんのコスプレ写真、どれもイライラする。

私自はえっちなやつは好きなんだが、あの「祭り」感が苦手。大量のエロ漫画が生み出され、莫大なオナニーが行われるのかと思うと、むしゃくしゃして壁を殴りたくなる。

前後の盆休みインターネットを見ずラジオと本だけで20世紀のような生活を送る予定だから、みんなしばらくバイバイ

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