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はてなキーワード: 地の文とは

2024-07-25

anond:20240725134625

UBIや関連企業は現地の文化を尊重する意識高いムーブで売ってたのよ

そんなことを標榜しつつ自分は全く出来ていない体たらくから批判されているの

言動自体ではなく、言動不一致を叩かれているわけね

信長の野望三国志はそんなことしてないでしょ

2024-07-15

anond:20240624184904

3.5くんやね

ちなみに儒教でもキリスト教でも同じのでてくるで

インド仏教学者たちが日本の変質した仏教についてどう考えているかは、多様な見解存在します。以下に代表的意見を示します:

1. **文化的適応視点**:

一部の仏教学者は、日本仏教日本文化歴史適応して独自の形で発展したこと理解し、それを肯定的評価しています仏教が異なる文化根付くためには、現地の文化や習慣に適応することが必要であり、日本仏教もその一例として見られます

2. **教義純粋性への懸念**:

他の仏教学者は、日本仏教があまりにも日本文化や習慣に影響されて、本来仏教教義実践から離れてしまったと懸念する声もあります特に日本神道民間信仰との融合が、仏教本質的な教えを曖昧にしてしま可能性があると指摘されます

3. **歴史的背景の理解**:

日本仏教の変容は歴史的背景や社会的要因によるものである理解し、その経緯を学ぶことを重視する仏教学者もいます特に奈良時代平安時代日本仏教の発展、鎌倉時代の新仏教運動江戸時代仏教改革などについて研究し、比較宗教学的な視点から評価しています

4. **対話交流重要性**:

インド日本仏教学者間での対話交流を重視し、互いの仏教理解を深めることを推奨する声もあります相互理解を通じて、共通仏教価値観再確認し、新たな仏教の発展可能性を模索する姿勢です。

5. **実践的な仏教評価**:

日本仏教日本社会においてどのように実践されているかに注目し、その具体的な影響や貢献について評価する仏教学者もいます特に、禅仏教修行精神文化浄土宗真宗信仰実践日蓮宗社会活動などが日本社会に与える影響について研究しています

これらの見解仏教学者や学派によって異なるため、具体的な評価は多岐にわたりますが、共通しているのは、異文化間での仏教の変容や適応に対する深い関心と、そのプロセスにおける課題可能性を探る姿勢です。

2024-07-08

anond:20240708145343

自分(30代後半男)もフルリモート家族の都合で田舎に戻り、同じような悩みを最初もっていた、しかし、数年住んで慣れたというか田舎(県は地元だが馴染みない地方)も悪くないなと思った。その観点とまだ歯がゆい部分を自分の振り返りも兼ねてシェア。正直20代〜30前半のイケイケのとき田舎リモートは趣向があわないとキツイと思う。

住んでる場所東京から新幹線ローカル線を乗り継いで3〜4時間くらいのところ。田舎レベルは同じかな?(車で1時間くらいで映画館がある、スタバも1時間

趣味海外旅行料理音楽

良いこと

野菜魚類が安いし種類豊か

食材使い放題で楽しい 親戚から野菜ももらえる

道の駅が近いから旬の謎野菜をどう料理するかが楽しいよね。地域根付いた食生活ひとつ文化だな〜と思う。

景色の綺麗さがストレス緩和

リモートワークの一部のブルシット・ジョブで荒んだ気持ちが、散歩して雄大景色で逓減される。家から出たら自然ストレス解放してくれる。これは全然気づかなかった。知り合いの畑の手伝いも以外と楽しい。生を感じる。(本腰で畑の人は大変だろうが)

・将来の金銭不安が少ない

これがデカい。東京水準給料田舎に住む安心感地方地方の平均年収にあわせて生活できるようにな収束している。余剰があるというのは精神衛生上よい。まあ地方ネイティブだと選択肢が狭まりつらいか子供大学都市部に出てほしいが…。(そのためにお金を貯める)

地方暮らしを知り体感できる

個人的に良い。海外旅行では美しい地方にいって現地の文化を知りたくなることがある。しか文化についてはどの地方にもそれがあるもので、居住者としてそれを再認識できるのは大きいかも。これは地方都会関係いかもな。ただ地元でも知らなかったことが多くびっくりだよ。人間ミクロなこと知らずマクロのいいとこどり(ともすれば偏見)で生きているわと再認識。定年後郷土史編纂する気持ちちょっとわかるわ。まあ比較文化はやり辛い(後述)

良くない

旅行に行きづらい

近隣は車でいけるが、遠方には東京経由で新幹線飛行機に乗る必要がある。東京まで移動する時間を考えると二泊三日の休みをとらねばいけない…。(こちらはフルリモートからどうとでもなるが家族の都合と合わせる必要あり)

海外旅行東京いたころは3日4泊で帰社→羽田空港旅行羽田から家に帰らず出社ができたが今は無理だなあ 体感アジアヨーロッパくらい遠くなった。比較文化がやり辛いのもここ。ただ本は通販で手に入るのでそこは甘えも。旅行の表面的になぞった知見で地方文化なんてわからないし。

イベントに気軽に参加できない

ライブハウスインディーズバンドとか上野代々木公園でよくやってる各国フェスとか(元増田場合ミニシアターかな)、近場だったら行きたいけれどわざわざそのために新幹線のっていくかなあ〜と思うといかなくなる

まあ絶対行きたいやつは新幹線乗っていってるからそこまで不満でもないけれど(家賃の安さを交通費転嫁して東京にいく)

ごはん屋/居酒屋バラエティが少ない

やはり大都市圏にはかなわない!エスニックが好きだが、韓国中国ベトナムタイネパール以外はないかな!しかオーソドックスものしかいから各国地方料理はなかなか難しい!いわんやアラブ料理アフリカ料理田舎でも北関東豊富だけどね)

子供の将来の選択肢の少なさによる不安

良くも悪くも同調社会。平均であることがよい価値観子供が平均から外れていたらツラい思いをさせてしまいそうで申し訳ないよな〜自分も浮いててつらかったし。その場合田舎生活で浮く金を貯めておきなんとかしようとは思う。

以外と気にならない点

美術館博物館にいけない

行きたい展示をまとめてはしごしたり、出社のついでにいったり。(ただ東京付近に限る。千葉国立歴史民俗博物館にいきたいがそうなると旅行になる)

居酒屋が少ない

車社会だしね〜。飲み屋で知らん人と意気投合してぐだまける東京下町楽しいが、次の日の後悔もあるし、県庁所在地観光地いけば移住者がやってる飲み屋もありそこで話せるだろうしまあいいかな〜 東京下町のそういう居酒屋地方から来ましたトーク話題のフックとして良い。

地元の友人関係構築

重要だが、これは人それぞれ…。自分東京の友人関係をなんとか継続しつつ、家族の友人たちと仲良くしようとしている。余談だが、東京の友人たちからするといつ自分が来るか読めないため、逆に自分東京の友人たちとの会合をセッティングするハメになった自分本来誘われ待ちだったが、誘うことになれてしまった…(会合の機会も増えた)

地方に対する意識

結局日本の半数以上は地方に住んでいてその目線ニュース政治意識できるよかったが、結局東京会社リモートなので所詮他人事かもしれぬといった当事者意識がある。子供が大きくなったら違うかも。

結論

ケチケチせずに土日に東京(ないし大都市圏)に遊びにいけばいくのがよい。東京の水準の給料田舎物価(≒家賃)なら月1,2はいけるはず。

ただ平日は諦める必要があるし、イエまわりの用事があって土日が潰れることもあるから、若ければ田舎フルリモートを恨むのも納得できる。

フルリモート田舎はやりたいことやったあとの選択肢と考える。そもそも田舎が嫌で都会に出たのだろうし。

2024-07-04

小説の書き方、動作の分割

長い文章の書き方がわかんねーなーって調べ中

地の文どうやって長くするの?問題

動作の分割、これはわかりやすかった。

コーヒーを飲みました。

分割して

机の上にあるコーヒーを持ち上げて、コーヒーを飲む。

空になったコップを机の上に置いた。

机の材質とか

コーヒー銘柄とか

水温だの

持ち上げたりおろすときの音だの

足そうと思えばいくらでも。増やせる。

やりすぎるとじゃまになる。

自分の頭の中で他には?って尋ねるといいかんじ。

分割するわけだけど。

基本なにしたのかって要約して読んじゃってるから

書くときは分割するのがよろしい。

他にもいろいろあるから

書く、調べる、書くと調べる時間とって知識増やしては

書くのがいい感じかな。

2024-07-02

少女漫画は除外してくださいと言うやつがいものだけど

少女漫画ってなんなんだろうな。

少女漫画誌に載ってるかっていう定義しかない以上、そんな条件で何を除外しようとしてんだと思ってしまう。

少女漫画なんていっても一くくりにできないほど方向性が違うものがある。

おとなりに銀河と、八王子名物天狗の恋という漫画はお互い掲載雑誌が他方の雑誌だったとしても違和感がない、みたいな。どちらも男性視点だし(これは男性向けの特徴)いろいろ雰囲気似てる。

少女漫画は除いてみたいな除外をするよりも、自分少女漫画ということでどういった漫画を除外しようとしていたかもっと分析して具体化して条件を提示するべきではないのか?

ありがちだと思うのは、恋愛要素がある漫画を除きたいとか。少女漫画よりは具体化されてて漫画提示する側もわかりやすい。

しかし先に挙げた八王子名物掲載雑誌であるASUKAwikiで見ると「恋愛要素」が一切ないとあって、

そもそも少女漫画恋愛要素があるというイメージ少女漫画を除くと言っちゃうような人はもう既に古い固定観念に縛られてるよなあと思ってしまったり。

少女漫画というよりは女性マンガだけど妻の復讐系の漫画なんていうのは台詞地の文矛盾しないように絵を全部青年美少女漫画家に描き直させたら、普通に青年マンガなっちゃうんじゃないか

そういう漫画を見て「これって女性向けの絵だけを青年向けに描き直したような漫画だな」って違和感を持てる人がどれだけいるんだろうか。それだけ話の作りも女性向け男性向け区別がつかんのも多いのでは?

2024-06-02

anond:20240602100236

原文の表現そのままなら普通は鉤括弧に入れる。地の文に書くなら書き言葉として違和感のない言葉に書き換える

2024-05-29

こんなろう😕

いや、地の文キャラをぜんぶ説明しなくっていいんだよー

2024-05-25

漫画の画風で絵本って描かれないような?

一ページ一ページが一般的絵本同様に一枚絵で違いは絵柄やキャラデザ漫画のそれで、

吹き出しもなく、絵本と同様に地の文と会話がいっしょくたにストーリー進行に沿ってページごとに添えられている。

という感じの絵本を私は見たことが無い。

電子書籍最近コミックノベル」というジャンルを見つけ、ちょっと近い感じもするが、あれはラノベ挿絵を極端に増やした感じで、これもやっぱり形式として絵本を満たしていない。

2024-05-12

[]5月12日

ご飯

朝:納豆たまごかけごはん豚汁。昼:フライドポテト。夜:餃子もやしにんじんしいたけの鍋。ネギたまごおじや。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすー。

○AMBITIOUS MISSION

・はじめに

原作SAGA PLANETSから2022年に発売された18禁美少女ゲームの全年齢移植版を遊んだ

北海道沙幌市を舞台クラーク博士が残した伝承12個の宝石とそれを収める台座で構成されたお宝を巡り、怪盗、探偵警察、盗人、泥棒などが入り混じるクライムサスペンス

金色ラブリッチェとは同じ世界のようで、ちらほらと見知った顔が登場する。

メーンヒロインの怪盗ミスアルテが掲げる「みんなのハートとため息を盗む」というポリシーを実現する様に、主人公根津御影共感し協力することになるのが導入。

怪盗が犯罪者であることは口酸っぱく言及され続けるが、法律よりも優先すべきことがあるキャラクタの心情に共感でき始めてから物語の本番。

めちゃくちゃ面白くて最高に楽しいゲームだったので、感想を書いていきたい。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミスアルテの格好よさ

主人公根津御影一人称基本的視点になるが、まず彼が怪盗ミスアルテに一目惚れ、もといハートを盗まれエピソードから始まる。

そのため、まずはこのメーンヒロインミスアルテが魅力的でないと話に入り込みに食いのだが、めちゃくちゃ格好いいキャラで、これに惚れない男はいないと納得させられる。

自身の行いが法律で裁かれる悪であることを強く自覚し、しかしその悪を持ってしか成し得ない大志を掲げる。

義賊的な振る舞いをしながらも、結局は自身個人的大志のために悪を成すミスアルテの立場は、口で言うのは容易いものの、具体的に納得するのは難しい。

しかし、本作では一番最初エピソードで、早速主人公が抱える大問題自分を育ててくれた養護施設の取り壊しを阻止するという目標を、ミスアルテがかなりあっさりと成し遂げてしまう、それも自身ポリシーを実戦しながら。

もうこの最初エピソードから一気にのめり込まされ、物語の要素がたっぷり詰まっていて面白い。

夜の街を飛び回る怪盗の痛快さ、腕力や体力だけでなく知恵を使った騙しのテクニック、怪盗部と呼ばれるミスアルテをサポートする面々のプロフェッショナルさ、そして幾度となく繰り返し語れるハートとため息を盗むというポリシーの格好よさだ。

段取りを立てるパートがちょうどいい塩梅の文量なのが心地よく、怪盗目線事件を起こしていくのが面白物語なんだとすごく伝わってくる。

この段取りの部分では後に書くミスアルテの仲間たちも活躍するのが特に良きだった。

リアリティラインがわかりやすく引かれ、かなり無茶なことをしているが、開幕のエピソード作品自己紹介として読者もまさにため息をする暇もないし、ハートを盗られたと感じさせられた。

・怪盗部が仲間になっていく過程の楽しさ

怪盗ミスアルテに助けられた主人公は、自身も怪盗ミッドナイトとして、怪盗業に勤しむことになる。

この自身名前を名乗るシーンのポエミーでキザったらしい部分で、ヒロインだけじゃなく、なるほど主人公根津御影も大きくフィーチャーされると、予見できるのが面白い。

ミスアルテとミッドナイトは、高校生をやりながら放課後に隠れて怪盗を行う。

そのため協力者達と表向きは文化系部活を装いつつ、その実は怪盗をするので、怪盗部という謎部活感のある設定が登場する。

この怪盗部の面々との交流パート面白かった。

顧問カリス先生ラッキースケベ枠兼鬼教官キャラで、訓練の最中エッチハプニングが起こるわかりやす美少女ゲームらしさが楽しい

訓練でのお茶目なシーンがあるからこそ、怪盗パートでの頼れるサポート役とのギャップが良いキャラ

男性ながらメイド服を着てお給仕もしてくれる小林つばめ君は情報解析やオペレーター仕事をしてくれる。

怪盗部の男性は彼と主人公だけなので、最初から距離感が近いし、何より押せばすぐヤレそうな気の弱さが可愛いキャラだ。

そして攻略ルートもある虹夢はメイク担当

彼女メイク道具は特殊な素材でカメラビデオ撮影してもボヤけて焦点が合わないというSFガジェットなので、決して無駄職業ではない。

この辺のSFガジェットによる怪盗の理屈付けも面白かった。

夜の街を駆けるために強力な足の補助具やグライダーなどの怪盗道具を練習するパート結構長くあるため、所謂修行パートのような楽しさがあった。

金色ラブリッチェとの設定リンクのおかげで、あいつよりはまだリアリティのある設定だとある勘違いしてしまうの設定の妙もある。(あちらでは完全にすこしふしぎ領域に入っていたので)

北海道舞台ご当地ネタが入っていたのも面白かった。

特にジンギスカン流儀でモメるエピソードが好き。

そうして怪盗部の面々との交流を通じて、主人公は怪盗ミッドナイトとして成長していき、各ヒロイン毎のルート分岐していく。

SNSが浮き彫りにする資本格差

僕がプレイした順序だとまずは、メイク担当にしてギャル本郷虹夢ルート

共通ルートでは怪盗が主役の痛快エンタメだったが、個別ルートでは諸々の事情があり怪盗の動きは控えめになる。

ここは正直言ってストレスの溜まる部分で、共通ルートではアレだけ自由だった怪盗部が社会的圧力で身動きが取れない展開はモドカシイ

虹夢のルートでは、SNSで様々な人の暮らしが容易に見えるからこそ、資本格差を感じる人の辛さがテーマになっていた。

共通ルートエンタメ一辺倒から一転して、結構真面目なテーマを扱っているし、作中での言及安易に極論や結論に飛び付かず丁寧な議論が多く、作風の違いはあれどこれはこれで面白かった。

もちろん怪盗が身動き取れないことや、議論のくだりはタメの展開で、最終的にはテーマ通り、みんなのため息とハートを盗むことになる。

そこにメイク担当ギャル虹夢が当番のルートであることを踏まえた仕掛けがキマるのが、美少女ゲームにおける怪盗の書き方になっていて面白い。

虹夢はSNS強者フォロワー大勢いるアルファツイッタラー(今はインフルエンサーというらしい)なので、その立場を利用した仕掛けは現代ならではの仕掛けで、部品現代的になり、かつその根底ヒロインの可愛さがあるなら納得の出来で良かった。

彼女ルートで悩みの種になっていた、SNSのせいで浮き彫りになってしま格差が、それでもそうやって誰かに映える魅せ方をすることを前向きに肯定する明るいシナリオなのも良いポイント

・血よりも濃い関係

続いてプレイしたのは、盗人を自称する第16代石川五右衛門ルートだ。

見た目は小さい後輩女子なのだが、盗人を盗む盗人を生業とする端的に言うと忍者キャラ

忍者なのでミスアルテやミッドナイトが使うガジェットなしでも技術と筋力だけで同等のアクションをやれちゃうすごいキャラ

怪盗部を取り締まる側の立場ではあるが、ミスアルテの口八丁に巻かれて仲間になってしまう。

彼女ルートでは血よりも濃い家族関係テーマになっている。

主人公は親がおらず孤児院で育った経歴を持つが、彼女先祖代々の石川家を継ぐために母親の蜜子の命令絶対視している。

そんな対象的な二人の恋愛エピソードが主で、他のエピソードとは結構毛色が違うかもしれない。

ヒロイン母親蜜子さんの存在感が大きく、正直言って途中これもう蜜子ルートでは? と思ったところもあったぐらいだ。

(実際、原作では蜜子さんとのシーンもあるそう)

エピソードとしてはラブコメらしいラブコメで、怪盗のお話ちょっと添え物感があったかもしれない。

小林つばめ君がよい子

攻略ルートが無いサブキャラ達にも魅力的なキャラが多いが、中でも男性キャラ親友ポジション小林つばめ君はとても可愛い

かぐやに仕える従者で、男が年頃の女性の側にいることを問題視され、嫌々ながら女装をしているキャラ

怪盗の仕事でもオペレーターとしてサポートしてくれ、平常時の知性面では非常に頼れるキャラだ。

その上で怪盗部の中では、唯一の男友達なので、主人公と気安い関係を築いていく。

聞き分けが良い性格を逆手に取られて下品なことをされてしまうのがコメディながらもエッチ可愛い

設定解説パートを任されることが多いので、一生懸命セリフを喋るのも頭良い可愛い

押しに弱いところが非常にエッチで、義務女装なのに下着まで女性ものにさせられるくだりはとても良かった。

18禁版ではお楽しみエピソードを補完する追加パッチ配信された人気キャラなのも納得。

彼が主役のボイスドラマなどもあり、要チェックしたい。

・「かぐや」と「あてな」姉妹の分かち難さ

そして、本作のメーンヒロインミスアルテこと有瀬かぐやルート

虹夢と石川ルートは怪盗のエピソードが控えめだったが、こちらではたっぷり楽しめる。

共通ルートの延長線にはなるが、そちらの感想の通りの面白さが続く。

それと並行しながら、かぐや大志、姉のあてなを救うことの難しさが少しずつ開示されていく。

有瀬かぐやは有瀬家という北海道の要所に親族を多く送り込んでいる超金持ち家系の跡取り候補

この有瀬家の跡取りを巡る騒動が話の主軸になっていく。

ここは「もう詰んでいる」ことを理解させられるため、かなり息苦しいお話だった。

設定が繋がっている金色ラブリッチェの理亜ルート彷彿とさせるどうしようもなさで、法律に縛られない怪盗であったとしても方法が思いつかない。

しかし、SFガジェットの登場でそこが大きく動き出すことになる。

クワクする導入で、かなり後半の登場なので、ここからまだひっくり返すのかと驚いた。

しかし、ここは正直文量に物足りなさを感じてしまった惜しいところでもあった。

SFガジェットによってすごく大きな変化が起きるため、もっと色々と掘り下げを読みたかった。

もっとじっくり読みたかったところだが、あくまでそのガジェットにまつわるセンスオブワンダーを楽しむのはストーリー主題ではないのだろう。

このルートヒロインかぐやが怪盗ミスアルテとして姉を救いたい、その感情の掘り下げと描写こそが本懐だと感じられ、情緒的な文章たっぷり読める。

そして、その先にある助けたい感情の対になる感情

助けられる姉側の感情の掘り下げ、姉妹の怪盗への想いがブレないことが、最初から首尾一貫し続ける。

この二人が何が起きようと分かち難い関係だったことが判明するシーンは、今作屈指の名場面だ。

ここの仕掛けの妙は、声優小高志季(安玖深音)さんの演技力も光っていた。

このシーンは視点人物が妹のかぐやになっているため、地の文彼女フィルターがかかっていること、スチル絵のインパクトとと、あの仕掛けに向けての工夫は各所にあるのだけれど、声優の演技次第では興醒めも良いところなので、難しい設定をしっかり演じ分けていて、とても素晴らしかった。

「あてな」の掘り下げこそあったものの、裏の裏をとっていったとき、どこまで踏み込んで良いのかのバランスをうまく演技が補強していて、すごく印象深かった。

そんなわけで、怪盗ミスアルテのエピソードはこのルートで終わるものの、作品全体を通じての大きな謎は次のルートに持ち越される。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミッドナイトの格好よさ

全てに決着が付くトゥルールート

あてなのルートということにはなっているし、恋愛エピソードもあるものの、主演は主人公根津御影こと怪盗ミッドナイトだ。

彼が何者なのか、あのSFガジェットとの関係はあるのかなどの謎が全て解かれる綺麗なエピソードになっていた。

ばら撒かれたパーツがしっかりと全て必要場所にハマっていく快感が流石の構成力だった。

彼が、みんなのため息とハートをどのように盗むのか、本作最後の怪盗パートでそれが明かされる。

この仕掛けが明らかになるシーン、最初からここに集約することが決まっていたであろう綺麗さで、物語の全部がこの一点に向けられているような万感の思いがこもってすごく良かった。

前作金色ラブリッチェへの目配せも意識したシーンになっていて、シルヴィア達の選択すらも内包した力強いメッセージ性、格好つけることの大切さすらもあった。

ハートとため息を盗む。

繰り返し、繰り返し何度も言及される言葉だが、本当に端的にこのゲームの内容を示していて、良い言葉だった。

・おわりに

最高に面白かった。

感想を書き足りない気持ちはかなりある

敵役感想ほとんど書けていないし、SNS以外の社会派テーマエピソードが獣害や環境問題など他にもいっぱいあったし、仮想通貨などの現代的なガジェット面白味、金色ラブリッチェからゲストキャラがあの二人であることの意味など、まだまだ語りたいことは沢山ある。

特にどのルートでも敵役になる弥吉はいキャラだった。

執着の感情がわかりやすく、弁が達者で、かつ作戦がかなり泥臭く、そして彼なりの愛の形もあった多様な面がある良い敵役だった。

悪を成す点では主人公たちと同じだが、その有り様が相反する点があることで、より立体的に怪盗が成すべき思想が見えてくるのが好き。

良かったシーンを全て書いていくと、物語全てを書き下すことになってしまうぐらい、本当に面白作品だった。

導入では魅力的に誇張されたキャラクタ達が、中盤では社会的に地に足をつけて生きなければいけないもどかしさで溜まったストレスを、一気に解放する完璧オーラスの展開は、本当に爽快で気持ちの良いスカッとした面白さだった。

特に三人目の怪盗、ミスネルバにまつわるスチル絵が出てくるシーンはどれも最高にキマっている印象深いシーン揃い。

声優さんの演技、立ち絵と背景絵、スチル絵、BGMSE、そしてテキストテキスト主体アドベンチャーゲーム構成するそれら全てのどれもが、完璧クオリティで、ゲームって楽しいなあと、胸が熱く滾りながらプレイできた。

ハートとため息を盗む怪盗達のエピソードもっと沢山読みたいと思わせる、良い意味での余白がモドカシくもある。

とにかく面白かった!!!

大好きな作品です。

2024-05-06

[]5月6日

ご飯

朝:なし。昼:ミニトマトキノコウインナーの炒め物。たまごチャーハン。夜:サラダチーズカツカレー。間食:ポテチアイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすみなりー。

大分別府ミステリー案内 歪んだ竹灯篭

ファミコン風のADV2022年技術で全力で作るミステリー案内シリーズの第三弾。

調子もの相棒ケン地方都市の美味いもんをたらふく食べて、観光名所を巡るテンプレートはもうすっかりお馴染みのやつだ。

今回は大分県を訪れ、竹細工で著名な阿南家と、それをプロデュースする新興のIT企業の間で起こる事件調査する。

事件捜査お題目はどこへやらで観光する展開こそいつも通りだが、少し今までとは雰囲気が違う。

今作は一つの事件の掘り下げがしっかりしており、かつそれがホワイダニットなのがシリーズでは新しい。

楽しみにしていたイベントの前日に何故か自殺しか思えない方法で亡くなった被害者足跡を追う展開。

トリックらしいトリックが入る余地が無いため、自然とどうしてこの日に自殺したのか? という謎を追うことになる。

これが本シリーズお馴染みの観光案内要素と噛み合っており、被害者足跡を追いつつ、自然と名所を巡ることになる。

明かされる真実も、納得感のある設定の開示なので、地に足が着いたいい展開だった。

女性の生きづらさ、女性性の押し付けなどのテーマにも文量が割かれており、シリーズお馴染みの社会的問題を描く側面もある。

そこに至る過程が今作はハッキリと開幕に提示される謎と密接な関係にあるため、取ってつけた感じがしないのも好印象。

前作で強く批判した、ケンがふざけ過ぎてる点や、容疑者達の過剰すぎる雑談パートゲームプレイ時間を水増しするためだけの要素はかなり抑え目になっており、登場人物達もメタ的に反省している会話があったりと、しっかり改善されていた。

それらが無くなったわけではなく、程よいボリュームに調整されていた。

特に容疑者目撃者といった聞き込み相手の過剰な雑談シェイプアップしつつも、しっかりと短い文量でキャラ立ちさせる上手さは良かった。

シリーズの良いところだけ大きくし、悪いところは小さくして、さらに今まで繋がりが薄かった箇所をしっかり接続して完成度が高まっていた。

魅力的なゲストキャラの面々も健在で、特に今作は旅館仲居をしてる季子さんが非常に印象的だった。

40代後半から50代前半の年齢ながら男性からモテまくり美人で、大分各所に密接な関係で繋がった偉い男の人がいる設定。

ビジュアルこそドット絵なので設定に過ぎないが、立ち居振る舞いや細かいセリフ地の文で、男性を篭絡する描写が数多く楽しめる面白いキャラクタだった。

2024年現在シリーズはここまでなものの、日本観光地の数だけ展開できると思うので、末長く続いて欲しい。

2024-05-04

anond:20240504152341

お疲れ様です

以下追加しときます

2024-04-27

anond:20240427160809

そもそもメディア特性が違う。

小説場合、読みやすさが

 会話 〉 地の文

から会話シーンが退屈になるということはない。

しか映像

 動き 〉 会話

から会話だけのシーンは普通避ける。

原作通りなんていうことにこだわってこんな特性無視すれば、それは失敗しかしないよ。

2024-04-25

ドイツ語10学習してる私が感じる、ドイツ語の良い/面倒なところ

良いところ

文の構造が分かりやす
  • 冠詞格変化を見ることで文の成分の切れ目がすぐ分かる
文の語順にそんなに頓着しなくてよい
  • 基本「定動詞は必ず 2 番目」を覚えていれば ok
    • ほかのルールもあるけど、「定動詞は 2 番目」ほどはきつくない。強調したいことを文の先頭もしくは最後に置いてよい、というのは日本語に似てると思う
時制が楽
発音アクセントを覚えるのが楽
接続法 1 式を使った間接話法が超便利
合成語楽しい
  • 例: die Geburt + der Tag + das Geschenk = das Geburtstagsgeschenk
    • 間に「s」が入ったり入らなかったり、というのがちょっとややこしいけど

面倒なところ

過去形の不規則活用を覚えづらい
いまだに Café をブラインドタッチできない

まとめ

2024-04-15

みのミュージックさんへ。『にほんのうた』の感想です。

本人いわく刊行前に炎上し、刊行後も批判ばかりで正当な評価がされていないという、みの『にほんのうた:音曲楽器芸能にまつわる邦楽通史』。「議論きっかけに」「集合知歴史観につなげたい」と言いながら誰が何を言っても「村社会」「リンチ的」としか言わないのは正直どうなのかと思う。絡むのと晒し上げられてめんどくさいし下手をすると訴訟とか言い出しそうだから匿名自分が気になったことを書いといてあげよう。

・内容のそもそもが人の議論

これは複数人から指摘されている「どこが地の文でどこが参考文献の主張なのかわからない」問題と同じだが、歴史の設定や「音曲」というワードなど、この本の全体をつらぬく視点と前半の記述既視感しかない。上積みやひねりがあるのかと思ったら、ない。これには何も言いようがない。「数百冊」音楽書を読んだのなら、先行する言説をどう扱うかくらい身につくと思うのだが、それもまったくない。自分では十分に言及しているつもりなのだろうが、複数の人から複数回同じようなことを言われているということは文章として失敗しているということです。

知識提供してほしいのなら頼み方がある

どこの世界でも誰かになにかを教えてもらうときには礼儀も対価も発生する。「有識者の今後のご活躍を待つ状況です」じゃなくて、自分聞き手になるなり、間違えていてもいいかたたき台を作るべき。だれも「ぼくはみなさんの成果物だけかすめとります!」と宣言されたらいい気分はしない。

リスナーには毎度コメント欄で褒めちぎられ、レコード会社にはSNS向けのちょうどいいインタビュアーとして使われ、DJイベントに呼んでくれる老人から若いのに頑張ってると褒められていると妙な勘違いをしてしまうのはわかるが、もうすこし謙虚になったらどうなんだろう。わざわざ見に来ている自分リスナーが知らないだけで、世の中の人知識量を舐めないほうがいい。すでに知っている情報に人は興味を持たない。あなたより若くて物知りで頑張っているライターミュージシャンもたくさんいる(YouTuberいるかは知らない)。

この本を出して、参考文献にあげた人たちから一切言及されていないということが何を意味しているのかもう一度考えるべきでは。

象牙の塔ライターの村もない

揶揄しているようなコミュニティは残念なことに存在していない。そもそも儲かっていないか利権の取り合いもない(一部御用ライターのようなものもいるにはいるが、そういう賢い人はSNSをやっていない)。だからといってこれまでの批判貧乏からのやっかみや人気者への嫉妬のように感じているのだとしたら、性格が歪んでいるので直したほうがいい。硬直化した、一般の人を置き去りにした議論に風穴を開ける!という構図に魅力を感じるのはかまわないが、現状認識が幼稚すぎる。これは『土偶を読む』と似ている。しかそもそも数百冊の音楽書を読んでいるのならこういう考えに至らないと思うのだが…

20人で2時間しかない場所議論はできない

ついにしびれを切らして「定員20人時間2時間」という議論の場を設けたようだが(これに来ないのなら口を出すなというような姿勢も見えるが)、この設定では誰一人として十分に話ができない。議論シンポジウムというものしたことがない、見たことがないのだろうか。結局ファンミーティングになるのが目に見えているし、そりゃ誰も来ないでしょ。本当に議論したいなら自分から頼んで声をかけましょう。

歴史を書きたいという意志の持ち方

結局のところ「日本すごい」が言いたい本なのだと思うが、そこに大半の人が乗れていないように見える。ジャンル外国から規定されることへ嫌悪感があるのだとしたら、その意識自体現在音楽とりまく状況や、あなた自身の偏った認識示唆しているように思う。そこを客観的に見れないなら「歴史」を書くのは無理。筋が悪すぎて箸にも棒にもかからない。『日本国紀』じゃん。本人は枝葉末節批判されていると勘違いしているようだが(枝葉末節にこだわってる人もいるが)、根本が厳しい本だと思う。だから批判するのにもコストがかかるし、結果的無視をするようなかたちになっている、ということくらいはわかってほしい。

しかしもともと雑誌や本に書かれていた評価評論ランキングをそのまま垂れ流す動画を作っていて、どうしてこんな本を書いてみようと思ったのでしょう。なにかコンプレックスがあるようにも思えないし(あるの?)、出版社に焚きつけられたのだとしたらちょっとかわいそう。実際のところ、自分でもあんまりよくなかったんじゃないかと思い始めているでしょう?

がんばってとは思わないけれど、恥ずかしいことはしないほうがいいよ。もう少し本を読んでからがいいと思う。数百冊は読んだそうだからたぶんあと3冊くらい読めばいいんじゃないかな。

2024-02-29

地の文ネトウヨ弱男丸出しのなろう小説あるよな

なんか左翼活動家がお花畑が云々で即殺されてざまあみたいなやつ

2024-02-26

anond:20240224204916

オッケー!2002年くらいかネット小説を嗜んでいる若輩者ではありますが、増田向けにチョイスしてみるよ!

どういうジャンルが好きか分かんないから、とりあえず地の文比較的多そうな作品を選んでみたよ!

DARK QUEEN

はじめは異世界版の寄生獣だけど、最初だけだね!

人間性喪失した闇の獣クラナの国取り物語だ!

サイトhttps://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/watan_027.htm

辺境の老騎士

騎士が旅に出る物語だよ!

やたら食事描写に力が入ってるよ!

人間関係戦闘も熱いよ!

サイトhttps://ncode.syosetu.com/n5011bc/

和風wizardry純情派

現代日本に現れた迷宮を探索する探索者たちの群像劇だよ!

確か作者さんが連載時、登場人物迷宮に入る度に生存判定ダイスを振ってたかマジで誰が死ぬか分かんないよ!

サイトhttps://wizdiary.hatenadiary.org/

でも↑のサイトPDFリンク切れから手持ちのやつを善意で貼っとくね!

https://35.gigafile.nu/0327-29f970173c45a48e5d628ec900009080

作者さんが改変しなければ再配布オーケーっていってるからあんしんしてね!

鬼人幻燈

ジャンプ鬼滅の刃があるなら、なろうには鬼人幻燈抄がある!(本当はArcadia

今年アニメ放送予定の、江戸明治大正昭和平成大河ファンタジー

サイトhttps://ncode.syosetu.com/n4442da/

2024-02-12

なろう作家各位

読者のほんの一人からのお願いです。

あのですね、かわいくおねだりしている女の子キャラ地の文での説明を「強請る」とかくのをなるべくさけていただけないかなあって。

それ書かれると私はほぼほぼほぼほぼ「ゆする」と読んでしまます。オラちょっとお前ジャンプしてみろよゼニはいっとるやんけってほうです。

しかに「ねだる」をIME漢字変換すると「強請る」って出ますよ。出ますけど、なんとかそこをやわらかくひらがなのままにしていただけませんか。

可愛い女の子キャラが急に剃り込みの入ったパンチパーマの学ランに置換されてしまうんです。

何卒よろしくお願い申し上げます

2024-02-09

中国って「あの日本」の続きなのさ

アニメゲームだけじゃなく白物家電とかディスプレイとかの電子機器Webサービス

萌え絵師の培ってきた萌え絵技術AIを通して。すべて中国に受け継がれた。

かつて世界中がそのクオリティの高さに憧れ、栄華を誇った「あの日本」の続きがそこにある。

トップコメント同意だ。

何を言っている?文化が伝播したんだ。これほど喜ばしいことはないだろ。別の文化圏に伝播してその地の文化と混じり新しいもの生まれる。何と素晴らしいことか

anond:20240206230907

2024-02-07

anond:20240207230251

読んでないから知らんけど、芥川賞のやつって「自分の代わりに生成AI普通小説書かせた」んじゃなくて、「作中に登場する生成AI文章として(地の文と明確に区別される形で)実際にAIで生成した文章活用した」って聞いたよ

そういう特殊な使い方だったらアリじゃないかと思ったけどなぁ

2024-02-05

anond:20240205204820

元の投稿見てみ。

時間も体力も足りなくてキツい」っていうテキスト情報以外に、ネット民が慣れ親しんだいらすとやイラストそれから実在して思わず「なぜ俺のホーム画面のラインナップを知っている」と言いたくなりそうなゲームアイコン画像提供されている。それでいてポスト地の文はそっけないところも今っぽい。

現代ネット民の間でバズるように、かなり練られた投稿だと思う。

増田の言いたいことわかるよ。テキストでの交流全盛期は、とにかく文章能力のある人が時代の雄だった。でも今のネットは違う。前に話題になってたけど、五行以上の文章が読めない人が実はかなり大勢いて、その人たちもネット毎日使っているんだな。

今回の投稿は、そういう人たちにも届くものだった。

…という話を、長文で伝えている時点で私も増田と同じ人種っぽいが笑

2chで数々のコピペが生み出されていた時代が懐かしいよな。

2024-01-29

文章パターンが少なすぎるので増やしたい

物凄く前向きに言うなら、「自分なりの文体確立することに成功しすぎてしまっている」という状態に陥ってる。

自分流のパターンをこれ以上成長させられない壁に閉じ込められているような感覚

何をどう書こうとしても同じようになってしまう。

ふと自分の書いた増田を「ブクマつきまってくんじゃん~~~」と読み直しているときに、ふと気づいてしまったわけだな。

「俺どれ書いても何書いても大体同じような文章じゃね?」ってことに。

まず軽口っぽい言い回しと「」の多様が特徴としてあるようなのでこれを封印すればいいのだろうが、そうすると急に文章力が下がるらしい。

小学生が書いたような極めて簡素でカタコト的な言い回しばかりになる。

そもそもの原因は俺のインプットインターネットの軽口文化中心だからであり、これを解決したいならある程度硬い文章を読みまくれば良いわけだが、現代にはそういう文章が不足している。

ビジネス書だろうが学習書だろうが、「こういう新設がマチャチューチェッチュで証明されたっぽいのを知っていますか?」「猫さんありがとう!これなら僕にも出来そうだよ。とお猿さんは言いました」みたいなのばっかじゃねーかよぉおぉぉぉぉ。

当然のように小説なんて基本的には口語調でもうなんか地の文登場人物独白も同然の状態スタンダードじゃねえか?

論文でさえもなんかちょっと語りかけてくるような言い方するじゃん?

俺は、文語調が、読みてえ!って主張してんだよ!

いやマジでこんなに世界口語調に溢れてたらもうインプットいくら増やしてもひたすら口語調じゃん?

俺の文章力はこのままじゃどん詰まりじゃん?

2024-01-21

心は折れてないけど迷走中の二次創作字書き(雑魚)

 タイトルの通りの身分です。学生です。自分の書いている文章客観的に見れず、もうどうしたら良いのか分からなくなってきました。文章遍歴です。長ったらしいです。

 まともに文章を書き始めて一年ほどの若輩者です。二次小説を書き始めた動機は絵が下手だからというとても不純なもの本が好きで、作品が好きで、なおかつ小さい頃から人並みよりさくさくと文章を書けるタイプだったので軽い気持ちで書き始めてしまいました。

 普段は旧Twitter支部短編を上げています。人気ジャンルCPで書いたものが400ブクマ付いて喜んでいる程度の薄っぺら書き手です。

 衝動で書いた一作品目に評価がついたとき、初めて文章の質というもの意識しました。そういえばこれって他人に読ませる文章じゃん、と。慌てて自分の書いた文章と、自分が大好きな作家さんの文章を比べました。適切な比喩、ちょうど良い一文の長さ、形容詞位置描写の順番……などなど、素人でも分かる違いが山ほどありました。それはもうバスタオルと羽毛布団くらい違いました。要するに幼稚な文章なんです。色がありません。温度もありません。パッサパサの乾パンでした。

 次に文章を太らせようと思いました。もうちょっと情報量を増やそうと。そしたら今度はすごく冗長でつまらないものが出来上がりました。文字の量を増やすだけでは10Lに薄めたカルピスみたいな読むのが苦痛作品になるだけでした。

 

 ここまでもし読んでくださった方がいたらこいつど素人にもほどがあるだろうとお思いになると思います。字書き経験のある先輩方でしたら尚更です。ごめんなさい。

 語彙を増やそうと思いました。毎日通学時に周囲の写真を撮って、匂いや気温を書き取って、その時に見た景色メモ帳描写しました。Web辞典と、プロの一次作家様の文章を横に並べながら。なんだかちゃん文章を書いてる気がしてだんだん楽しくなってきました。「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる……」また比喩を使っちゃいますが、枕草子みたいな感じです。

 よっしゃやるぞーと思ってまた二次創作を書き始めました。今度はプロットなるものが立ちはだかりました。起承転結というやつです。この辺りで私は、あれ、小説書くのって想像以上に難しいのでは……と気づいてしまいました。二〜三千字くらいのワンシーン切り取り型の書き方ならともかく、私は数万字に及ぶ長編に憧れてしまったのです。プロット無しの見切り発車で書くのはあまり危険でした。しかし、見様見真似で書き起こしてみるもの全然上手くいきません。浮かぶのはつまらない展開ばかりでした。そんなこんなで今は三千から五千字のものをちまりまりと書きながらいつか長いもの書きてぇとぼやいています

 冒頭に戻ります。本当に良い描写脳みそにスッと入ってくるんです。たった一文で全部を分からせてくるアレです。難しい言葉も要らないし、何度も言い換えて重ねる必要もない。あれって天賦の才なんですかね。最近解像度の高いものを書こうと思って気合を入れて書いた作品が、2週間後に読み返してみたら装飾過多、結局何が言いたいの?と思われそうな駄文になっている、ということを繰り返しています。カッコいい文章に憧れます

 ネット上の二次創作においては、流麗な描写よりもオタクに刺さる台詞のある作品のほうがたぶんウケます自分もそういう作品は好きでした。自分自身、以前は難解な地の文なんかポイポイっと読み飛ばしキャラ読み(?)していたわけですから。でも書き始めてから読み手ウケるかどうか以前に自分が「こんな適当文章推し表現したくない!」という執着に取り憑かれてしまったんです。もう自己満足の部分もあると思います推しの眺めている花はただの花じゃなくて、真っ白で、透けるくらい薄くて、とても良い匂いがして……

 文学オタクの扉が見えてきました。もう戻れません。知れば知るほど、私の小説はつまらない。どうつまらないのか分からないけどとにかくつまらない。引き込まれ表現が足りない。たぶん内面描写も浅いし、そもそも二次創作として、公式設定資料を読み込むのを怠っていました。なんてことだ。しっかりとした長編評価されている方々は本当に凄いです。

 拙文がバレバレだと思います。重ね重ね、ごめんなさい。

 自分が心底納得のいく小説が書ければきっとある程度の評価はついてきます。でも、その「自分が納得のいく小説」までにどれだけの差があるのか、具体的にどこがダメなのか、分かりません。あぁ、誰か私の小説に適切に文句をつけてくれる人居ないかな。雑魚メンタルですが最近批評が欲しいと思えるようになりました。

 長々と書き連ねましたが、要するに良い作品全然書けなくて、目標までが遠すぎて死にそうです。文章指南書をこの前注文しました。でも本当にあんな凄いものが書けるのか……?神字書きの皆様へ尊敬と羨望と、諸々の気持ちが溜まっていきます

 文章うまいね、そんな言葉1ミリも要らないんです。いや嬉しいは嬉しいんですけど、要らないです。正直やっぱ欲しいです。でも上手くなるほうが大事です。批判が欲しい。

 

 そういえば触れてませんでした。一次創作書けばいいじゃんっていう話についてです。私の今のモチベーションの核は、ひとえに好きなキャラを最強の文章構成表現したいという衝動で成り立っています。つよつよな文章推しが喋ってる……うおお……という感動を味わいたいです。それだけです。

 世の中、腹が立つ作品には批判が飛んできます。でもつまらない作品には何も言ってもらえません。ありふれた話ですが、それをとても実感しています

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