はてなキーワード: マイカーとは
普段は郊外でフルリモート勤務なんだけど、今日は不可抗力の所要で
都心の帰宅ラッシュの最中に満員電車に乗らなければいけなかった。
梅雨時はマジ地獄だな。暑い・臭い・近いの反吐が出るような三位一体。
普段の5〜10倍くらい疲れてしまって、この時間なのにもうとても眠い。
「まだ東京で消耗してるの?」って言った奴は当時鼻で笑われてたけど、
コロナ禍を経験した後で思い返すと、あいつの言ってる事は正しかったんじゃなかろうか。
金と時間を掛けて、毎日あんなに辛くて苦しくて惨めな思いをしているとは...正気の沙汰じゃない。
鉄道自殺なんか半分くらい満員電車が遠因じゃねえのかな。冗談抜きで人権を蹂躙された気分になった。
都心部のブラック企業より郊外の定時退社歓迎な工場とかで働いた方が絶対QOL上がるぞ。
アメリカで銃乱射事件が起きて、銃規制強化の声が上がっている。
自動車(特に自家用自動車)ももっと規制強化したほうがいいんですけどね、本当は。
実際、オスロ等の都市部で自家用自動車を規制強化した結果、重大事故が激減して交通死抑制に大成功したという事実があるわけですから。
アメリカにおいて銃の犠牲者数と自動車の犠牲者数は同等だと言われている。つまり、どちらも規制強化するほどに人命は守られるわけです。
こういうと「地方の移動手段として~」という声が出てきますが、むしろ高齢化が進む地方ほど自家用自動車を規制強化しなければ未来はありません。
これまでの歴史を振り返ってみると、地方でも公共交通が充実していた時代があり、自家用自動車の蔓延の抑制に失敗したがために公共交通は減便や廃線が相次いだ歴史がある。
逆を言えば、自家用自動車への規制や課税を強化すればするほど公共交通の利用が増え、増便や新路線等ますます公共交通が便利になり、子供から高齢者まで暮らしやすい地域にできる。
自家用自動車規制は重大事故も渋滞も公害も減らすことができ、地域の公共交通が成長し、子供からお年寄りまですべての人が暮らしやすい街づくりの貢献できる。日本の地方でも今すぐ早急に進めるべきです。
ちょうど車の買い換えの時期が来るな、と意識したのが令和3年の8月。何かと維持費がかかる某輸入車が精神衛生上よろしくなく、たまたまティザー広告が目に付いたNXに乗り換えた。今回が初めてのレクサス車である。最近の半導体不足やプーちゃん大暴れにより随分と納車は遅れたが、先日なんとかうちのNXは納車された。しかし、現状としてもっと長くかかる方が多いようである。
自身のSNSアカウントであれこれ書いてもいいんだけど、何かとNXについて発信する車好きのアカウントは変な人が多い、というか、レクサスのファンに変な人が多い。既に納車された層も変な偏りがある印象で、普通の人間によるものとみられるレビューが少ない。絡まれたくないし、言いっぱなしにしたいこともあり、匿名ダイアリーに記すことにした。正直に言えば、せっかく新車を買ってウキウキしているので何か言いたいだけだし、こうやって何か書く私も彼らと実際変わらない。
ただでさえまとまりに欠けるので、いくつかの項目に分けて記載したい。なお、納車3週間目の感想である。長期はわからん。
これから購入を検討される方が知りたいであろうオプションに関することは後半に記載するのでスキップを推奨する。
購入グレードはNX350h AWD Ver.Lである。なお、特定を避けるためボディカラーの記載は避ける。
#デザイン
もともと個人的に見た目は欧州車趣味なのだが、今回のNXは十分に食指が動いた。先行受注のため実車を見ずに広告やカタログのみで評価して購入したのだが、国産車にありがちなガチャガチャ感(例えば、トヨタならどこかのプリウスからのヤンキー顔、ホンダなら少し前のガンダム顔)が和らぎ、詰め込まれる要素の数が小さくなったことにまず驚いた。先代のNXはヘッドライトの下の「隈取り」的なウインカーが頗る嫌いであの(クソダサい)アヴァンギャルド顔から見向きもしなかった。あれを欲しいと思ったことは今も含めてない。今回もフロントグリルは過剰なインパクトがあるが、ヘッドライト内にだいたいの光る物は収まり眺めたときの視線が散らず落ち着いた印象になった。また、線よりは面の構成が主になったことでゴロンとした、金属の塊から削り出されたような存在感のあるデザインに変化した。スピンドルグリルは残ったが、アイコンとしての機能は十分で、全体的に「良い取捨選択がなされたな」と思った。車の印象というものはボディカラーによって大きく変化するので納車されるまでは不安が大きかったが、初見でそれは吹き飛んだ。ちゃんとかっこいいのである。なお、ここまで書いたらおわかりかもしれないが、グリルの加飾が好きではなくそれだけの理由でFスポは避けた。NAVI-AVSやパフォーマンスダンパーは魅力的であったが、本当にただそれだけの理由で見送った。見た目は大事。
#内装
やたらとデカいナビ画面が最初に目に付くが、それ以外は概ねシンプルな構成になっている。以前のモデルはアナログ時計や様々な加飾があったようだが、必要なものに目がいくような、チラチラ余計なものが見えず実用の上で快適だ。契約前にディーラーで現行RXと初代NXを見たが、現行RXは居住空間の余裕からラグジュアリーで加飾が多くとも伸びやかな印象で違和感がなかったが、NXでは少し小さくなるだけでゴチャゴチャして狭さを感じていたので、なんとなく「広くなったな」という印象である。TAZUNAコンセプトとして必要なものにすぐ手が届くように設計されているとのことで、確かに必要なスイッチ類にはすぐに手が届いてそれも快適である。構成もさることながら、リアル・フェイク織り交ぜた全体としてのレザーの品質やその他部品の工作精度など、全体的な製品としてのクオリティも高く「なんかいいもの買ったな」と素直に思える仕上がりになっている。世間で実写をまだ見かけることが少ないのでわかりにくいが、カタログの写真よりも圧倒的に実物の印象が良いことは特筆しておきたい。
そもそも、そんなに車の性能について詳しくないことを事前にお断りしたい。Ver.Lは標準のサスペンションでモードはエコ・ノーマル・スポーツに限られるが、そもそも私はスポーツ走行がわからないので十分である。前者はディーゼルターボで小型のわりに強大なトルクを発生する仕様であったために、単純に街乗りでは頗る速かった。信号が青になったときなんか、油断するとドカーンである。それと比して随分と「ジェントル」になったのだが、静かで振動が少なく、発進時はモーターの比率が高いので、遅いとか、重たいとかと感じることはまずない。ハンドリングを含めて車の挙動としてはスッスと動くので気兼ねなく車を流すのには快適だ。ある程度の余裕を以て機敏に動く印象で、峠を限界まで攻めるとかサーキットを走るとかで無い限りは全く問題にならないだろう、というか、そんなことはしたことがないのでわからない。また、見た目よりも車重が軽い印象で、剛性の高さも動かしたらすぐにわかる。私は車について素人なのだが、素人が動かす街乗りの車で言えば最強なのではないかと思わせてくれる感がある。車の素性がいいとはこういうことなんだろうなと思う。
燃費については先代程度だろうなと思っていたが、8km程度の渋滞を含めた通勤路で14km/L、信号と渋滞の少ない郊外路では20km/Lにも到達するので想像以上に良かった。また、走行データを確認すると、60-70%はEV走行しているそうだ。ラバーバンドフィールはごくわずかにないこともないが、注意を向けなければアクセルの反応は良好だし、ハイブリッドカーも以前とは比べものにならないくらい進化したと思うし、ハイブリッドだからこそ得られる走行の妙味もある。主にエコモードで動かしているが、燃費優先というわけではなく、回生ブレーキの挙動や速度コントロールが非常に楽なので積極的にそうしている。特に説明書などに記載はないが、GPSと地図情報から法定速度情報を得たり、ITSで他車の速度情報を得たりしてコントロールに干渉している気はする。実際は不明だが、そんなに運転中はゴリゴリに感覚を研ぎ澄ませているわけではないので、なにかと気を抜けて(抜くな)ありがたい。なお、なんとなくウェイウェイしたいときはノーマルにするし、めっちゃウェイウェイブーンしたいときにはスポーツにしている。そうするとだいたい気分に合う走りになってくれる。
今回は個人的に初めてAWD設定にしたのだが、普段はわからないが、大雨の中で高速入り口のカーブが続くなかで加速を行うシチュエーションで圧倒的な接地感を感じた時にはうっかり爆笑した。「なんだこれ、全然滑らねぇ。」と。むしろこれまでのFF車が低μ路でいかに浮くように滑っていたか、を思い知らされることになった。とても安心感がだが、これが新型NXだからいいのか、AWDだからいいのかどうかは私にはわからない。だが、AWDにして良かったと既に満足している。
#静粛性
前車と比して随分と静かになった。ディーゼルと比べたら当たり前なのだが、ただ、それ以上に風切り音や外音の遮断がよく効いていてふと窓やルーフを開けたときに「外こんなにうるさかったの?」と驚くことが多い。極端な遮音がなされると自身の体内から発生する音が気になったり、どことなく不安になる感覚を経験したことがあるが、絶妙に不快な音だけをフィルタリングしているかのようで自然かつ快適である。また、若干のエンジン音やモーター音は入るようになっているが、それがないと車の動きが把握出来なくなって個人的には不安になるので丁度いい。もしかしたら、音というよりはハンドルやアクセルペダルから伝わる振動からよく把握できるという方が正確かもしれない。この点はパフォーマンスダンパーが入ったりすると少し違ったりするだろうか。乗り比べる機会がなかなか無いのは残念だ。
今回は外付けドライブ以外の実質フルオプションとしたので走行支援に関する装備も全て装着している。新世代レクサスとして特盛になっているので全てに対して記載をするとキリがないし、良いと思った機能について記載する。まず、街乗りのシチュエーションではプロアクティブドライビングアシスト(PDA)は意外によく働く。先行車の車速などを関知して車速を調整したり、車線からの逸脱を防いだりなど、注意がふと切れるタイミングで作動してくれる印象だ。初期設定では過剰な介入を感じたので設定から「遅め」を選択しているが、慣れれば程よいと感じる程度になった。
今回の目玉装備であるアドバンスドパーキングだが、期待せず面白そうだからという呑気な気持ちで導入したが、意外に使える仕様になっている。正確な画像認識のため駐めたい場所の周辺に近付いたら可能な限り徐行する、車が十分に動けるスペースを確保して周辺に柱などの障害物がないことを確認するといった多少のコツさえ身につければバシッと綺麗に駐車してくれる。そりゃ自分で入れたほうが速いのだが、自分であくせくとハンドルの切り返しやシフトチェンジする必要がないので気持ちは楽である。一部から怒られるかもしれないが、最近は駐車をNXに任せている間に降車の準備としてマスクを装着していることが多い。また、リモートパークも入れたら出られない駐車場で使用したが、さすがに不安だったもののきちんと駐車してくれた。どちらかと言えば駐車している間に隣の車両が変な幅寄せをしてきたときに乗り込むために車をスペースから出す目的で使うシチュエーションが多そうだと思った。
高速道路ではオートクルーズコントロールとレーントレーシングアシストでほぼ走ることにはなるが、基本的な機能として問題なく軽くハンドルの一部を握っているだけで作動してくれるので感覚的には自動運転に近い。また、レーンチェンジアシストもオプションで装備しているが、ウインカーを一定時間保持することで周囲を認識し自動で車線変更してくれる。ただ、3-4秒かけてじわぁ...と車線変更するので横向きのGが発生しにくいので主たる同乗者である妻には好評だが、若干じれったく、この間に道路状況が変わらないか少々不安にもなる。そのために急な障害物や割り込みなどに対して車線変更による回避への対応もできないのでそこからLTAが作動している状況で車線変更しようとすると車が抵抗するし、その後に「もしかしてぼんやりしてますか」とナビに煽られるのは少しイラッとする。自身で車線変更する際にはLTAを切る癖をこれからつけなくてはならないだろう。ただ、ネガティブな点はそれくらいで総じてよくできており、未来が来たなぁ、と感じた。
今回のNXに限らないんだろうけど、車自体がモバイルネットワーク接続できるのって使ってみると相当に便利。離れてても車の施錠などの状況が確認できたりエアコンを事前に動かしたりすることもできる。地味に楽しいのがマイカーログで、運転経路や燃費なんかも確認できる。これまでは車で直接ナビをいじってみることはできたけど、面倒くさくて見ることは正直なかった。これならどこでも手元で確認できるのはお手軽でついつい見ちゃう。あと、これはいいなと思ったのは事前にスマホで経由地や目的地を設定して車に送っておける機能。車に乗ってからナビ設定するのって時間がかかるしすぐに車出さなきゃならない時とかにはうんざりするけど、例えば出先のお店で食事を摂りながら次はどこに行って...みたいな話をしながら入力して、あとは車に乗り込むだけというのは実際に使ってみると実に心地良い。ちなみにまだオーナーズデスクにお世話になったことはないのでそのうち使ってみたい。
#オプション装備について
運転支援については記載した通りなので、パノラマルーフやプレミアムオーディオのマークレビンソンについて。パノラマルーフはツートン調になることに若干の抵抗があり、特に必要性も感じなかったが換気やリセールを意識した際の人気オプションであると説明され導入した。実際には「開けると楽しい気持ちになる」程度であるが、朝の日差しが心地よい時や、ふと信号待ちで天井からの町並みを見上げた時には良い開放感があって装着してよかったなと思える。
ちょっとだけオーディオ趣味なのもあってマークレビンソンの装着はあまり迷わなかった。自分でオーディオ装置を選定するととんでもない手間と金銭がかかることは目に見えていたので、お手軽にメーカー純正のオーディオシステムが最初から入ってること自体が魅力的だった。納車まで試聴する機会はなかったのだが、カーオーディオに詳しくはないものの20万円程度のオーディオシステムとしては十分良いレベルを確保していた。具体的には解像度や定位感が良好でノイズレス、ダイナミクス表現にも優れており小さい音量の楽器までしっかりと表現する「普通に良い音」だった。過剰なサラウンドや低音をブーストするような安っぽい演出ではなく、どこの座席に座っても2chのオーディオらしく自然に聴けるというのは実はそんなに簡単な事ではない。とてもよく練られたDSPが入っていると思う。音量を上げた時にありがちな内装の共振は抑えられてる印象で、キックドラムや超低域のシンセベースのフレーズでもスピード感があって無駄な残響がなくキレがいい。難点があるとすれば、ピュアオーディオ的な良い音の作り方でもあるので音源に左右されがちなこと。当初はiPhoneからのBT接続にしていたんだけど、有線でのApplCarPlayや、妻のXperiaでのLDAC接続では歴然とした差があったし、録音自体が良質なものは心地よいけど、そうでないものは荒が目立って気になってしまう。聴くものを選ぶようにはなってしまうけど、それはオーディオの世界では普通のことだと思うので「スピーカー自体に金をかけたことがある」層のためのオプションなのかもしれない。ただ、この音を自分であれこれ買って再現しようと思ったら3倍出しても得られない可能性はあるし、ある意味コスパには優れているし私個人では大満足で、これ以上はいらないと思ってる。キリがないから。
完璧な車なんてないと思ってるけどネガティブポイントは新型車なのもあってないことはない。例えば、ナビの音声認識。初期設定ではヘイレクサスで起動してあれこれ操作やナビ設定ができたりするんだけど、エアコンやルーフ、窓の操作はだいたい失敗する。AlexaやGoogle Assistantほど賢くもなく、反応も最近の音声認識端末で経験するよりは圧倒的に遅い。なんとか使えるのは目的地設定でこれはわりと精度高くできるんだけど、まぁ時間かかるのでオーナーズデスクに繋いだ方が早く設定できる可能性すらある。いや、どうせならそっち使えばいいんだけど、人間の手を直接煩わせるのに若干の抵抗があるのでナビ側でなんとかならないかなと。
あと、エアコンやナビの地図を動かしたりという場面でナビは見やすい高い位置にあって、更に巨大なので意外に操作していると手が疲れる。リモートパッドが評判悪かったみたいで廃止されたようだけど、あっちの方が楽だとも思う。見やすさや表示範囲は圧倒的に良いのでもっと音声操作がスムーズで高精度だと手を伸ばさなくとも使えて本来開発者が意図した形になるのではないか。あと、再生中の楽曲情報については小さい窓でいいので地図と同時に表示できたらいいのになと思う。
あと、デジタルキー。実は初期登録がうまくいかず、使用できていない。ただ、使う状況もいまのところないのでそのままにしてる。もうこのままでいいと思ってるくらいにどうでもいい機能だったのかもしれない。うちは運転するのが私ひとりなので共有する相手もいないからこれでいいんだけど。まぁ、いらなかったな。
#総じて
イマイチな面もあるが車の素性が大変良いので吹き飛んでしまう、というのは素直な感想。なんだかんだ走らせてナンボなので現状では大変満足している。内装においてはこれまでのレクサスと比してスイッチが多い高級感とかアナログ時計とかの特徴は廃されたけど、要素を絞って現代的でシンプルに徹した品の良さは所有していると好ましく思えてくる。ただ、こう書くと北欧テイストなのかと思われそうだけど、そんなにデザインコンシャスなわけでもなく、日本的な割り切り方や合理性をうまく良い形に落とし込んだ、という感じです。まぁ、前車はボ○ボだったんだけど、正直なところ内外装はボ○ボのほうが好きだった。あれは良すぎるんですわ。でもNXはこれでいいんですよ。マイナー輸入車のあれこれに正直なところ懲りた僕は、天下のトヨタ様がパッケージングした車を買ったんです。
これまで乗ったトヨタ車や、代車で乗ったレクサス車と比べると乗り味が欧州車っぽくなった印象だけど、個人的にはそっちの方が好ましい。メルセデスのGLCと購入検討していたけど、やや世代が古めになるのとシートベンチレーターやらの欲しいけどあまり装着例がないオプションは在庫車もあまりないし、注文者は納期未定で値引きもないし、なんだかんだお高いんですよね。その点でNXはずいぶんとコストパフォーマンスは良いと思います。まぁ、高いんだけど。
輸入車はそれなりにブランド力があって、レクサスがイメージ的に御三家に及んでないところはあるかもしれない。ただ、実車が明らかに劣っているかと言われたら全くそんなことはなく、総合しての商品力はすごく高い。とくにNXは価格でみれば価格以上の出来だと思う。トレンチコートを買うときにバーバリーやアクアスキュータムの名門の定番を買うのか、三陽商会の百年コートを買うのかを迷ったときに、GLCやGLBを買う層は前者だと思うし、 Permalink | 記事への反応(1) | 23:58
もう20年くらい前かな、当時の独身だった私は、前年のあまりにきつい失恋の痛手でどうにかなりそうな日々を生きていた。
そんな私を心配したある女性が、「気晴らしに女の子を紹介してあげるから一度会ってみ」と誘った。
その心配してくれた知人女性のことは、実は以前から憧れていて好きだった。彼女は結婚してて子供もいるから叶わぬ恋と諦めていたが、たまに会う程度の機会があると喜んでマイカーで飛んでいったものである。
その時も、紹介してくれる女の子より、その知人女性と会うのが楽しみで行ったわけである。
紹介された女の子は、なんというか、別に興味も湧かないタイプだったのだけど、知人女性は「これから二人でデートでもしてきなよ、時間空いてるんでしょ?」と半ば強引に勧めた。
後で知ったが、実は紹介された女の子も、付き合ってた彼氏が失踪したということで、知人女性に悩みを打ち明けていたのだった。
それで、互いが似た境遇だから、気晴らし程度にでも気が紛れるんじゃないかと思ったらしい。
20年も前の話なので、細かいデート時の状況はさっぱり覚えていない。ともかく、私が運転するマイカーであちこちウロウロしていただけだと思う。
そもそもその女の子にはそんなに興味も湧かなかったし、デート中も私の脳裏には前年に失恋したあの子のことがずっと思い出されてしまっていたくらいだった。
・・・で、なぜそんなことになったのかも覚えていないが、彼女がなかなか帰りたがらないのである。
気づけば深夜0時を回っていた。お昼くらいから一緒にいたはずだから、気づいた時点で十時間以上は一緒にいた計算になる。
ちなみに、当時の私も一人暮らしだったが、彼女も独身者用のマンションに一人住んでいた。
ともかく、よほど私と彼女の気が合った、ってことではないことは確かである。
理由があるとすれば、これは私自身の性格だと思うのだけれど、私は人と二人きりでいると無言の時間が耐えられない性格なので、多分延々と下らないどうでもいいことを話し続けていたんだとは思う。
で、流石に深夜2時くらいになってようやく、彼女が確か「疲れた」とか「眠い」とか言ったのだと記憶する。
私は、彼女の家まで送って行こうとしたのだが、「流石に一度目のデートで自宅の場所を知られたくない」のようなことを彼女は言った。
それは確かにそうだけど、だからと言って、このまま朝まで車中泊だなんてその方がもっと異様だと思ったので、困り果てた私はやむを得ずドライブ中の視界に飛び込んできたラブホを提案した。
「マジで、休むだけの目的であそこ入る?」と言うと、彼女は特に嫌がるでもなくすぐに頷いたのだった。
でも、ヤリモクなんかでは全然ないし、だからと言って別に彼女が誘ってきたわけでもなかった。
確か、「セックスしないと寝るだけでは勿体無いよね」のような話を冗談まじりにしていたら、どちらからともなく「じゃぁする?」となっただけのように思う。
しかし、セックスするにはしたけど、そのことで彼女を好きになったとかそんなことも全くなかったのは事実だ。
私は私の方で、失恋した方の彼女のことを忘れられなかったし、彼女は彼女で失踪したその男性のことがずっと気がかりだったらしい。
その後も、結構彼女の失踪男性について相談に乗っていたように思う。
たまに会って、デートもしたし、なぜかデートの二回か三回に一回はラブホだったりもしたけれど、不思議なことにそんな関係が1年ほど続くと、私たち二人は何故か別れられない関係になって、3年付き合って結婚し、子供も二人出来て現在に至る。
なんでこんな話を増田に書いたかと言うと、婚活アプリで出会った男性は結局ヤリモクだった、みたいなエントリがあったからだけど、私の場合は逆というか反対というか、ヤリモクどころかする気もなかったのに最初の出会いで成り行きでセックスしたし、彼女と付き合う気すらなかったのに、気がつくと別れられなくなって結婚してしまったっていう、縁の不思議さを書こうかなと思っただけのこと。
結婚できたからって、それで幸せだったかというと、そういうことじゃない。
結婚してからのほうが遥かに大変だった。子供ができてからは本当に大変だったし、今も現在進行形でいろんな悩みを抱えている。
以上。
竜とそばかすの姫 越知町、高知県高岡郡から 田園調布 夜行バス使用 夜行バスは横浜YCAT バスタ新宿 東京鍛冶橋のいずれか着で 800キロメートル強
ドライブ・マイ・カー 上十二滝村は架空の地名なので ①原作小説初出と同じ中頓別町とすると または ②北海道南端 とすると
①仙台回ると2200キロメートル強、(日本海側新潟・秋田回ると2100キロメートル前後) 渋滞なしで29時間(Google調べ)
②函館駅裏として1500キロメートル前後、渋滞なしで22時間(Google調べ)
往復 3000-4500キロメートル、不眠不休、フェリー待ち時間ゼロで45時間かかる。距離だけならルート66の全長(4000キロメートル弱)といい勝負だ。
とは言え、移動は往復でも、中頓別から電話で広島国際演劇祭のプログラマー柚原(演:安部聡子)に電話すればいいと考えれば29時間以内でクリアできる。
広島から北海道の上十二滝村に(ドライバー一人、)二泊三日で往復するというエピソードが、激しく煽ってくるんだよね。もともとリアリティはない話ではあるんだけど、幻想や酔った時の夢みたいなタイプの虚構から「都合のいいウソ」タイプにチェンジしてしまう。
「私、寝ないでも大丈夫なんで」という台詞も「大丈夫じゃないだろ」と。イラっとするわけは「若い女性なのにプロフェッショナルであるという誇りを持っている。自負だけでなく実力がある」という設定が飛んでしまうから。
徹夜明けで作業すると、そのとき注意力は、アルコールを何グラム摂取したのと同程度に低下する、という研究があったはず。
『竜とそばかす』の高知>武蔵小杉/世田谷も気になったが(ただし往復ではなく片道)、あの劇場が広島でなくせめて福島や北関東・長野だったら、ぐっと飲み込めたかもしれないのに。
北部や山沿いでもない限り、関東で雪が積もるのは年数日。積もらないで終わる年もごくたまにある。
しなしながら積もらない年がデフォでない以上、マイカーによる定時通勤が求められる仕事だと、雪対策は避けて通れないのだ。
この場合「年数日」という塩梅が、豪雪地帯在住とは別の意味で、話を難しくしているので悩ましい。
スタッドレスって氷雪路はバッチリと聞くけど、雨に弱いんでしょ?
だとすると、冬は雪が当たり前の地域じゃないと、冬の間スタッドレスは逆に危なくね?
なので、やっぱオールシーズンタイヤかなあと思ってるんだけど、このタイヤがアイスバーンはNGと聞いて、少しばかり躊躇している。
https://anond.hatelabo.jp/20220102190352
自動車のCMで「自動車を使わないことへの呼びかけ」が義務化される、違反すると600万円超の罰金
自動車業界では気候変動対策としてガソリン車から電気自動車への切り替えが進んでいます。
そんな中、自動車のCMに「自転車の利用や歩行を呼びかける事項」の追加を義務付ける法律がフランスで可決しました。
話題となっている法律は2021年12月28日にフランスで可決されたもので、この法律によってフランスでは
2022年3月以降、自動車のCMには「短距離の移動は徒歩や自転車で(Pour les trajets courts,
privilegiez la marche ou le velo)」「相乗りを検討しましょう(Pensez a covoiturer)」「公共交通機関の
利用を心掛けましょう(Au quotidien, prenez les transports en commun)」という文面を含ませる義務が生じます。
上記の義務はテレビ・ラジオ・オンライン・印刷物といったCMの形式に関係なく生じるもので、文面を含まない
CMを公開した場合、自動車メーカーは最大5万ユーロ(約655万円)の罰金を課せられるとのこと。
この法律についてフランスのエコロジー移行大臣であるバルバラ・ポンピリ氏は「交通関連の
脱炭素化に必要なのは、動力を電気モーターへ切り替えることだけではなく、可能な限り公共交通機関や
https://anond.hatelabo.jp/20220102190352
だから世界中の都市で、今まさに車道を自転車専用道に置き換える都市が増え続けているわけでね。
街から自動車を減らすほどに重大事故も公害も渋滞も減って、人命も環境も守られる。
日本は、自動車企業という「邪悪な害悪」のせいで、自動車規制強化という正しい政策が実行推進しにくくなってしまっている。
悪しき自動車企業と悪しきテレビ局や新聞社、各種メディアが結託して、上記の、人命と環境を守る正しい政策、つまり「自動車という害悪車両を減らす」政策が進みにくい状況にある。
しかし、それでもなお日本国民全体がもっと賢く、そして良識を持てるようになれば、自動車という害悪はもっと減らせる。
自動車、特にマイカーは社会の癌そのものだというのは既に交通統計でも証明されている。
あらゆる渋滞と重大事故の元凶。公害の元凶でもある。それが自動車、特にマイカー。
自家用自動車=マイカーへの規制強化、課税強化でマイカーの数を減らすことと、救急車等の緊急車両維持は両立できる。
トラックも重量、幅、速度的に極めて有害であり、列車のように線路に沿って走る安全性すらも無いわけなので、トラックについても通行は最低限にし、鉄道輸送に重きを置いたほうがいい。
マイカー要らずで安全安心便利、エコに暮らせる「コンパクトシティ政策」が結局のところ、最善と言える。
ノルウェー、首都オスロ中心部への自家用車乗り入れを全面禁止に
https://www.huffingtonpost.jp/autoblog-japan/norway-car-prohibit_b_8572232.html
歩行者の交通事故死ゼロのオスロ、その秘密は「クルマが走らない都市づくり」にあり
https://wired.jp/2021/02/04/oslo-pedestrianisation/
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/1-112_1.php
https://anond.hatelabo.jp/20220102190352
自動車乗車中の年間死者数は1200人以上と極めて多い。
自動車危険運転で懲役16年や23年の前例もあるほど責任が重い。
普通に考えて、自動車(特に個人で)を持つ人、運転する人は計算ができない愚か者なんだよね。
それが「クルマ」。
・上念司
・堀江貴文
・車を持たない多数のタレント https://loancar-sell.com/entartiner/
などの人々も車を持たないし免許を持ってない場合も多い(免許を取る時間とカネあったら他に使うのが賢い為)
特に合理性を重んじる堀江貴文、上念司といった経済評論家や実業家も車なんつう負債は持ってない現実。
社会的にも自動車は極めて有害なのでもっと減らしたほうがいい。
こういうと救急車も自動車だろとか言い出すおかしな人があらわれる。
だけど、マイカーを規制強化や課税強化で減らすことと、救急車などの緊急車両維持は両立できるわけでね。
結局、マイカーなんて極めて危険な有害物に依存せずとも暮らせるようにする社会施策である「コンパクトシティ政策」が最善。
自動車乗車中の年間死者数は1200人以上
歩行中の年間死者数も1200人以上
いずれも元凶は?
だから「車離れ」は人命と環境を考えたら最高のアクションでありライフスタイルなんだよね。
マイカー依存が深刻なほど高い田舎ほど、東京や大阪などの都会、都市部よりも人口あたりの交通死者発生率が高いのはなぜか?
だから「車離れ」は人命と環境を考えたら最高のアクションでありライフスタイルなんだよ。
加害者も被害者も「自動車」という元凶が減れば減るほど減らせる。
自動車が減れば減るほど事故も公害も渋滞も減るのは既に証明済みの事実。
それだけの話。
https://anond.hatelabo.jp/20220102190352
癌である自動車は減らせば減らすほど事故も公害も渋滞も減って社会は良くなるのだから
こういうと救急車も自動車だろとか言い出すおかしな人が虫みたいに湧いてくる。
考えてみればわかるが、マイカーを規制強化や課税強化で減らすことと、救急車などの緊急車両維持は両立できるわけでね。
結局、マイカーなんて極めて危険な有害物に依存せずとも暮らせるようにする社会施策である「コンパクトシティ政策」が最善。
ノルウェー、首都オスロ中心部への自家用車乗り入れを全面禁止に
https://www.huffingtonpost.jp/autoblog-japan/norway-car-prohibit_b_8572232.html
https://anond.hatelabo.jp/20220102190352
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/1-112_1.php
https://anond.hatelabo.jp/20220102190352
自動車乗車中の年間死者数は1200人以上と、実は極めて多い。
運転は刑務所懲役リスクもあり。免許離れは人々が賢明になった証。
クルマは維持費の塊で、40年間で3396万円もカネが出ていく。
そのうえカネを生み出さない。
そういうのを負債という。
で、クルマは40年間で3396万円も無駄になる負債だという事実がある。
そりゃ現代で利口な人ほど負債であるクルマなんて持ちませんわ(笑)
自動車カルト(今では 車カス と呼ばれ嫌われているダサい存在)の時代が異常だっただけ。
だから資産1億円以上ある堀江貴文や西村博之といった頭の良い実業家ほどクルマなんつう馬鹿しか買わない、阿呆しか持たない負債に近づかないんだよね。