「不審」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 不審とは

2021-05-15

なぜ山に登るかって?そこに山があるから

でも道が通っているところは車で十分だな

車道すれすれのところをデカ荷物を背負って歩いて登ってると危険不審だろ?

山には車で行くんだよ車で

2021-05-14

恋愛やめた友達

かれこれ20年?くらいの付き合いの友達がいる。

背が低めでぽっちゃりで、挙動不審タイプ。多動…というより、筋肉の動かし方が分かってないみたいな……

例に漏れオタク

少し前から、男女の恋愛を病的なまでに嫌悪するきらいがあった。

私に旦那がいるので、私のことをどう思ってるかは知らないが、嫌っているのは特にアニメなどの話。

主人公の男に必ずと言っていいほど女がいる、もしくはあてがわれる(?)のがダメらしい。

女いなくてもいいじゃん、と。

笑えるのは、まれに女がいなくて、男の友情だけで突き進む話も、腐女子ターゲットにしている!とキレてくるところ。

しかしま自分もそれを好んで見ている。

ところで彼女には体の関係を含む恋愛経験がない。

それもまた、男女の恋愛を毛嫌いする原因なのかもしれないが、とにかく彼氏なりワンナイト相手いたことがない。

2年前くらいに、私 旦那彼女(全員知り合い)で飲んで、なんかその後いい感じになってたのにダメだった。

なんなんや

これ私が子供作っても大丈夫なやつかな…刺されたりしないか心配

就活終えるから振り返る

 とりあえず第一志望だけどろくろ業界研究もしてないし職種が合ってるかも分からん

 あちこちにある適職診断みたいなやつやっておけば良かったなって思う どうせクリエイター向きって出そうだけど

 今は内定ブルーってやつに陥ってると思う 今更新しくエントリーなんて出来ない(時期的にも気持ち的にも)けど職種にも勤務地にも自信がなくなってきている

 さて就活の話

 大学知名度ゼロ偏差値は高くもなく低いってほどでもない

 SPI系は一切対策しなかったけど試験落ちはゼロ そこまで成績が良い方でもないので職種か?

 性格診断系は若干の見栄と嘘は必要じゃない?

 しか性格診断は答えに困る質問たまにある 友達にどう言われるとか そんな話せんわみたいな

 説明会結構参加したけどそのままエントリー忘れてることが多すぎて実際エントリーできたの10もないと思う 愚か!

 履歴書手書き ユーキャンボールペン字講座やってて良かったとこれほど思ったことはない 実際手書き書類落ちはゼロ

 アホなので送付状を便箋ではなくただの白い紙で送ってしまったが特に問題はなかったと思う 封筒も茶封筒問題ないのでは

 大したエピソードが捻り出せる人生でもなかったが趣味はまあまあ長いこと続けてたのでそれを書いた 微妙希望職種と擦ってて良かった というより無理やりこういうところが活かせると思います!って近づけた

 志望度が高い企業は当然早く申し込むが、すると面接慣れゼロで立ち向かう羽目になる これは罠 一次面接で通るようになったのは3回目以降(特に受け答えの内容は変化してない) この辺からあんまり緊張しなくなる

 目を大きく開き口角を上げハキハキ喋る これは本当に訓練で誰でも出来る ただし数ヶ月を要することもある 昔齧ってて良かった

 にこやかに自信を持って 声をでかめ

 ジェスチャーもあるといいと言われるが元々ジェスチャー過剰なタイプだったのでむしろ手を落ち着けておくのに苦労した

 相手の相槌は期待せずに質問されたら用意した答えを丸ごとぶつけること 相槌前提で話してると言いたいこと言いそびれる

 「大丈夫ですか?」「はい!」ではなくはいで答えられる質問でも何かしら付け足す

 逆質問が本当に困る 本当に聞きたいことは聞いてはいけないって何?

 企業ホームページ死ぬほど読み、書かれていないことの粗捜し

 よく言われる役員になるには~ご活躍のコツは~みたいな質問は心底興味なかったのでしなかった

 実際余裕のある人はここで企業の様子を探るべきなんだろうけど前述の通り持ち駒が極端に少なかったのであまり踏み込めず

 オンライン面接って本当に楽 出向かなくていいか時間交通費もお得

 その分対面マナーが疎かになってて初の対面の時は焦った でもまあ一般常識範囲対応して問題なし

 対面の時の10分前に来社みたいなマナーどうやって時間潰せばいいんだろうな 一般道で佇む不審就活生になってしまったんだが トイレとかも困るし

 圧迫っぽいのは1回だけあった クソムカついた

 就活用のノート1冊使いきるつもりだったけどまあまあ余った 困ったな もう見返したくもないし

2021-05-13

キモい」が禁止されたら「不審な動き」「不審者です」「不審人物」「不審者のフリとて」と言われるようになるだけではあるまいか

2021-05-12

クロワッサン専門店で働らく女から弱者男性に向けて

弱者男性は下手に考えすぎだよ。

                                                                                                

わたしの周りに弱者男性の何人かとちょっとした集まりで関わることが少しばかりあるんだけど、そうゆう人の大半は周りのことを気にしてキョロキョロしているのに、自分の身なりにはかなり疎い。話かけるとなんだか卑屈な感じだし、お客さんとかに店員ときにそんななにか気にすることある?ってくらいなんか挙動不審になってたりしている人もいる。

なんだろう~全く関係性のない人にも悪く見られないようにしようって感じがすごくて、それなのになぜか自分を良く見せようとはあまりしていない。

                                                                                                

他のことにも言えるんだけど、おそらくこうしなきゃみたいな考えが先行しちゃってそうなっていると思うんだよね。

それで頭の中いっぱいになって悩んだり、はたまた不快感感情的ネットに吐き出すことに夢中になったりして悪循環が生まれ自分磨きなどをする余裕がないとゆうか、、

ただ、余裕が無かろうが何もしないでも手に入る人ってかなりの美女イケメンくらいだよ。

多少の努力だったり、全く努力してないけど自分を認めてほしい感?みたいななのを弱者男性から感じるんだけどそれを相手社会に求めるのはまぁ難しいよね。

反対に女性側にも同じことできる?できてたらフェミニスト文句なんかきっと言わないはずだよ。

弱者男性はそれをただただ嘆いているだけのように見えちゃう

                                                                                                

弱者男性のみんなはなにかアクションを起こしてみたの?自分を磨くために努力してみた?うまくいかなかった時なぜかって考えた?改善しようとした?どうすればいいかだれかにアドバイスもらったりした?別のやり方は模索したの?お金でどうにかなるなら使ったり貯めたり投資したり、もっと稼げるとこに行こうとか考えた?

考えうることをすべてやったのなら、もう諦めがついて他で幸せを探すと思うんだよね。

だけど面倒だとか、もったいないとか、傷つきたくないとかがあって今も悩んでいるんじゃないの?

実際目的を叶えるやり方や方法はいくらでもあるから全部やってみたけどできなかったってことのほうが難しいと思う。

                                                                                                

女の子相談事はとりあえず共感理解を示して満足させようみたいなの風潮あるでしょ?なんだか同じこと求めているように思うなー。

悩んでいることを話せたり、相手がわかってくれたりすると鬱憤は少し晴れるけど現状何も変わんないんだよね~。そのいい気分になった状態を利用するなら話は別だけど、同じこと繰り返すなんて相手自分しんどいだけだよ。

なにかしらトラウマなり、コンプレックスなりがあったとしても、何かを得たいと望むのなら傷つきながらも前に進まないといけないんじゃないかな。

                                                                                                

いろいろ言っておいてあれだけど、まぁどうにもならないことだって沢山あると思う。

それでも何もしないで当たり前の日々過ごすよりも、とりあえずで何か行動したほうが人生結構楽しいよ!

それが馬鹿な行動だったとしても、最悪のラインまで超えないようにすれば人生割とどうとでもなる。

                                                                                                

58歳 喪女たみこ

2021-05-11

anond:20210511091241

ぶつかり男なんて居ない、と同じ暴言だと自覚はしてるんだが、ほんとにそんなことあるんだろうか?

基本的に女なんて男に力で負けるわけだから不審なやつなら尚更刺激しないようにやりすごすのでは?と自分は思うわけだが

まあ暴力的な女、集団で気が強くなってる女もいるだろうけど…

ほんとにただ普通に生活してるだけでキモいと言われることがあるのなら弱者男性達の体験談が聞きたい

anond:20210511091241

自分通りすがりキモいという言葉や嘲りを受けた経験はある。

男女どちらにもそういう見ず知らずの他人容姿や振る舞いを嘲る人間はいた。

何でそういう底意地の悪いことをするんでしょうね?と考えたとき内面化されたルッキズムのせいとか、仲間の絆を深めるためのツールとしてキモい人イジリというのをやってるというのがすぐ思いついたが、実は性欲が関係しているんではないかと私は思った。

で、男と女でここの発露の仕方がちょっと変わってくるんでないかと。

88センチ氏が問題にしてるのは女性キモイいじりだけど、女性挙動不審ものに対して物凄い警戒心を抱いているので気持ち悪い人間服装センスが悪い、顔が悪い、体型が崩れている、動作がモタモタしている等とにかく不愉快人間全般)を見たときに「汚らわしい毛虫を見ちゃった私って可哀想(泣)」という自分被害者ポーズを仲間内に向けてアピールする特徴があるとは前から思っている。

まり加害しながら被害者スタンスをとるわけ。自分が加害した相手に対してお前は私の目を汚した性犯罪者みたいな扱いをすんの。で、これちょっと前に誰かが言ってた負の性欲問題じゃないかと。

もちろんこれ同性たる気持ち悪い女に対してもやるムーブなんだけど男性が受けるとさらにしんどいでしょうね。女同士なら性加害者として扱われても「言うて向こうが勝手被害者ぶってるだけだし。」と切り捨てられるんすわ。ムカつくけど。

しかちょっと弱々しい思考の男ともなると「俺が男なばかりに彼女らを怖がらせてしまうのだ。」となる。被害者なのに何も悪くないのに二重に辛いよこれじゃ。

というわけで88cmと8kgの悲痛な叫びも「キモいという声掛け加害は男女どちらもやること!」と一般化せず女性の加害には女性の加害の特徴が(反対に男性には男性の加害の特徴が)あるんじゃないの?ということを言っていきたい。

しかしそれと別に88cm氏はそういう辛い目に遭いすぎて精神に支障をきたしてないか心配ではある。

身内があまり頻繁に自分悪口が聞こえると訴えるので精神科に連れて行き統合失調症とわかったことがあるので、そこだけ。

案外世界は88cm氏を受け入れているかもしれないのにこれまでの辛い経験からそれを感じ取れなくなっているのならそれは本当に可哀想なことだ。

もう本当に道すがら他人キモいとか声掛けしてくるやつみんな通り魔として逮捕されてほしいんだよな〜。

2021-05-10

発達障害は辛い

どこぞの殺人鬼と同じ病名を診断されたことがある。

病名が被ることは別に気にしないが社会の中での生きづらさというのは確かに存在する。

これの嫌なところは、試験とか能力検査ではあまり引っかからない点。例えば俺はSPIとかは比較的高めにとれる。公務員試験とかの一般教養も苦手科目を集中的にやれば、地方クラス結構突破ちゃうクレペリンは何度もやったせいか一般人擬態可能だった。

ただ日頃から感じているのは「極端な先送り癖」「一つのことへの強い執着、執着がなくなった際の虚脱状態」「他者とのコミュニケーションが常にどこかおかしい」「だろう癖」などがある。当然仕事はうまくいかない。人より優れている部分はどこかにあるのだろう。だけど基本的事務作業があまり得意ではないしミスも当然多い。確認のし忘れや「だろう」で済ませてしまうことで問題になることは多々ある。相手確認したはずだろうから〆切まで何も言われなければそのままにしてしまったり、自分がしたいことしかできなかったり。怒られてもそれは改善しない。

思えば小学生時代から挙動おかしかった。精神年齢は常に他の人より3つは下。

小学生ときバイクプラモ部活動で作っていたことがある。そういう自由部活だった。だけど結局1年かかってもバイクは完成しなかった。説明書も読んで家でも試行錯誤していたのに。いまならわかるけど、手先が不器用と言うより根本的な作り方を理解していなかったんだろう。接着剤の使い方や部品管理が全く出来ていなかった。単純なことに気を配れない。自分がそうだと思ったこと以外が目に入っていない。

あらゆる場面で、説明を受けているのに何も理解せずに自分勝手で場当たり的な行動をして、他の人が間違いを教えてくれていた。健康診断では胸部エックス線撮影のやり方がわからず一人だけ別行動をしていた。郵便の仕組みを学ぶ授業では自分勝手に手順を変えようとしていた。どの学年においても人の話を聞いて行動した記憶が薄い。常に自分がやりたいことを自分判断で行っていた。


中学生はThe挙動不審。はからずも部長になったときは本当に酷い状態だった。周りからの信頼を無くして逃げるように部を去った。図書委員にしても他校との定例会で大いびきで寝ていたり、文化祭では異様に張り切ってしまい周りをドン引きさせていた。学年から評価は「将来大物になりそう」だった。

常にどうしようもない人生である。人より羞恥心が薄いというか客観自分を捉えられないせいか他者とのコミュニケーションはいつもおかしい。大人になってもコミュニティ内でのトラブルメーカーである正論で人を攻撃し、逆に攻撃もされる。追い出され逃げ出したコミュニティは数知れない。

そんな感じがいまも続いている。これは正直どうしようもない。一時期は薬を処方して貰っていたが大した効果はなかった。診断が間違っていたのかもわからない。

こんな推敲へったくれもない文章書いているのは、徹夜あけの気分を紛らわすためなんだけどね。

俺はこの先、どうしたらいいんだろうか。

2021-05-09

異世界転生鉄オタ

乗り鉄 貴族専用車両に乗ってしまい、拘束される

撮り鉄 整備場に立ち入り撮影をした、すぐに捕まり尋問されるもカメラはいつの間にか敵国へ流れる

その他 妙に興奮しており不審人物に、公安が出動

新幹線とやらを作ってみせればお許しが出ることになるがこのピンチをどう切り抜けるのか

2021-05-06

むかしむかしの話だけど

いわゆる弱者男性から嫌なことをされることが多かった。

若い女性というだけでよくわからない因縁をつけられたり勝手に下心持って話しかけてきて彼氏がいるとわかると手の平返し罵倒してきたりとか。

仕事でも偉そうにしてきたかと思えばよくわからない因縁をつけて邪魔してきたり、居ないものとして扱われることもあった。

彼らの共通点清潔感のない身なりや挙動不審言動クチャラーだったりボサボサの髪だったり様々だったけど、周囲から見られていることにあまり気を配らない感じはあった。

今思えば全員が強烈なミソジニー抱えてたんだろうと思うけど、そんなんだから周囲から除け者にされるんだよという辛さがあった。

弱者男性というと、最近はてなで話されてる定義とは違うかもしれないが、小・中学校の時のクラスメイトを思い出す。

比較的臆病で、運動が苦手で、身体の動かし方に特徴があり(挙動不審と言われていたが、俺はそうは言いたくない)、何か意地悪されてもボソボソとだけど言い返す、という感じで悪い事はしてないが、おそらく一部の表面上のコミュニケーションの心地良さを求める人間にとっては、キモいとか癪に障るというタイプだったのだろう。

そのクラスメイトは、男女問わずスクールカースト上位層からいじめられてた。

男のいじめっ子は殴る蹴る。女いじめっ子は物を隠したり汚したり給食ひっくり返したり服を脱がせたり。

これから俺が思ったことは2つ。

1つは、表面上のコミュニケーションの心地良さってそんなに正義であり、逆にそうでなければ悪になるようなものなのか?、ということ。

例えば、表面上のコミュニケーションの心地良くないか恋愛対象にならない、は理解できる一方で、殴ったり意地悪したりは正当化されないだろう。

はてなでも、弱者男性に女を割り当てろ、という言説に対して批判することは理解できる一方で、弱者男性コミュニケーションに弱かったりすることだけで批判したり嘲笑うことは許されないと思っている。

もう1つは、いじめるのは男女ともに一部の強者であり、いじめられる弱者もまた男女限らず存在するということ。

フェミニズムによってまるで男性全てが強者女性全てが弱者であるかのような言説が広まったように感じるが、実際には男性にも弱者はいるし、女性にも強者はいる。

弱者男性はそれへの反発で出てきた声なのではないかと思う。

女性をあてがえ、という言説は論外だけど、男性全てが強者ではない、弱者男性いじめるな、という声には真摯に向き合っていくべきだろう。

追記:

一番言いたいことを書いてなかった。

結局のところ、強者弱者というのを男女という属性で雑に括るのは止めようと言いたい。

存在するのはその状況それぞれにおける強者弱者であって、全てにおいて男女で分けて雑に語るのではなく、丁寧に問題をひも解いていかなければ無用な反発が生まれるだけだろう。

2021-05-04

例えばさ、TV弱者男性小馬鹿にされるようなシーンとかあるじゃん

弱者男性には各人の思う定義を代入してもらっていいんだけど、外見的にはチビデブハゲガリブサイクとかね。言動なら挙動不審とか、どもり、発達障害っぽい感じとか。状態であれば童貞、いない歴年齢、高齢独身無職貧乏とか。

減ってはきたけど、バラエティーだといまだにそういう人を馬鹿にしてイジって笑うことがあるよね。

あるいはCM広告でも、そういう男性下げ、もしくは理想的強者男性像の押し付けってあるよね(○○はダサい、○○じゃないとかっこ悪い、モテない、等の表現

そういうのを見た時に、弱者男性自認の増田達は、抗議してる?TV企業広告主に抗議を送ったり、ツイデモしたり、何らかの署名活動を行ったりとか。

はてブで「これ男女逆だったら炎上するだろ」「フェミはこういうのには抗議しないわけ?」ってブコメだけして終わってない?

2021-05-01

anond:20210501013832

元増田不審な顔をされたように、助けることに多少なりともデメリットがあるからかもね 最悪通報されるかもしれんし

面倒ごとには首を突っ込まない 賢いんだろうけどなんだか寂しいね

2021-04-30

anond:20210428194452

サブスク登録できるのに、単品購入しようとすると不審活動を疑わしいとメールが来て購入ができない。

VPN変更しても駄目で、プリペイドカードバーチャルカード)支払いが怪しいが、現物クレカで試す勇気がない。。

車の内側にいる人は、子供を殺す事はない

コロナ前、晴れた日曜日

田舎に住む自分が、仕事の為に地方都市市役所だか県庁だったかに行ったとき、そのすぐ後ろにでかい公園があった。

遊具の有無は覚えてないけど、とにかく広くて芝生が青くて、親がレジャーシートを敷いて遊ぶ子供を見守っているような公園だったから、優雅だなと思ったのを覚えてる。

さてもう一件いかないと、と車に乗って、これまた広い道に出ようと公園をぐるっと一回りしたとき、五台前くらいの車が何かを避けるように、ゆっくりと反対車線に大きく膨らんだ。

片側一車線だけどとても広いその道路の、反対車線には車が無かった。

ずっと続く道の奥には、こっちへ向かって来る車は見えなかった。

それでその、五台前くらいにいた車の後続車も、その後ろも、その後ろも、続いた先にいる自分の前を走っていた車も、道を大きく膨らんでさっさと走っていった。

公園駐車場に入っていく車も何台かいたと思う。

大きな、ファミリー向けの車も。

それで、本当に田舎の山の中から出てきた自分は「あっ、イタチが死んでるんだ」と思った。

だって朝も道路で死んでるのを見たし、数か月前には申し訳ない事に自分も轢いてしまった。夜中に。

道路動物が死んでたら電話を掛けて回収してもらうけど、こんな都会だとどういう処理になるのかな」

と呑気に考えながら自分も前の車に習って道を膨らむと、そこにいたのは生きている子供だった。

二歳だか三歳くらいの、髪の毛がくるくると巻いてる赤ちゃん上がりの子供が指をくわえながら、車道をとろとろと歩いていた。

ぎょっとして、道に車を止めて子供に駆け寄ると「誰だよ」みたいな目で自分を見た。

「お名前は?」と聞いても動きを止めたまま何も言わなくて、この年の子が話せるのか話せないのかもわからない。自分の周りには子供が少ないので。

そうこうしている間にも車はどんどん自分達を追い越していくし、周りを見渡してもこの子の親が見当たらない。

それでも、公園から脱走してきたのは解る。

公園から道路までは階段を六段くらい降りないといけないから、「こんな小さくても階段降りれんだな」とどうでも良い事を少し考えていた。

とりあえず自分も予定が入ってるので、何も言わない子供を抱き上げて公園階段を上がる。

一応「ごめんね、だっこするね」と声を掛けたけど、うんともすんとも言わない。

知らない人がこうするのは良くないとは思うけど、捕捉していないと急に車の方に走って行きそうで怖かった。

久しぶりに抱き上げる子供は柔らかくて、その先に骨の感触がして、猫みたいだと思った。猫ももう何年も触ってないけど。

入口近くにいたお母さん二人に「この子を知りませんか」と言うとすげえ不審な顔された。仕方ないと思う。

それでも説明をすれば一緒に考えてくれて、ああだこうだと降ろした子供に話し掛けてくれている時に、少し離れたところから「あら、〇〇ちゃん」と声が掛かった。

の子のおばあちゃんらしい。

まるで何でもないような顔をして、だけど自分の事を「誰だお前」みたいな目をしているように思えた。

まあ自分の孫が知らない人といたらそう思うだろうし、「迷子になってました」とだけ言って公園を出た。

車に戻って発進して、目的地に向かう途中で気付く。

なんで前にいた車は、ほぼ赤ちゃんみたいな子供車道にいたのに保護しなかったんだろう。

公園に入っていった車はおそらく家族連れで、お父さんやお母さんは何も思わなかったんだろうか。

そうでなくても、単身者でも、老人でも、若くても、LGBTでもなんでも、何も思わなかったのか。

思えばこの年、道で倒れてる子供を見かけて車を止めたことがある。

登校中の小学生がすっ転んで頭打って泣いてたのを、周りの小学生が取り囲んでる所だった。虐めではないと思う、知らんけど。

これも、自分が声を掛けるまで誰も助けなかった。

泣いてる小学生に駆け寄った時、背広を着た眼鏡中年男性自分を見つめながら通り過ぎて行ったけど、あのおじさんは何も思わなかったのか。

そう考えると、窓の外は異世界だと思っている人間が少なく無いのだと思う。

車の窓の外は自分関係のない景色で、テレビを見ている感覚に近いのかもしれない。

おじさんだって眼鏡レンズ越しの世界なら、それはもう治外法権みたいな感じなのかもしれない。

自分の周りの現実世界にしたって、インターネットにしたって、声高々に弱者を救済する声が上がっている。大なり小なり。

虐めについてだとか、子供貧困虐待だとか、事故犠牲者だとか、病気の人がどうとか。

当たり前のことで、守ってあげないといけないものは守ってあげないといけない。自分の出来る限りではあるけれど。

それでもこうやって、誰かが助けてあげなきゃいけないと一目見て解るような状態で、誰も助けてくれない現実垣間見ると、なんだか色々考えてしまう。

周りの、声を上げている人をモニタリングしてみたい。

手を差し伸べるのか、見捨てるのか、景色の一部だと思って見過ごすのか。

あの車に乗っていた人達は、車道を歩いていたあの子供を上手に避けた。

車の内側にいる人は子供を殺す事はなかったけど、生かそうともしなかったように思う。

2021-04-27

障害者家族と一緒に出歩くのが恥ずかしいと思ってしま

家族知的障害者であり、足も悪く歩き方が変だ。喋り方も変で、麻痺があって聞き取りにくい。話す内容もなんかおかしい。常に家族の服の裾を掴まねば歩けない。しかも想いきり猫背一見一聴して「あ、この人障害者なんだな」とわかる。

身なりはみすぼらしい。髪もボサボサ(家族がどれほど手を入れてもこうなってしまう)、挙動不審

今日、そんな家族と久しぶりに外を出歩いた。家族醜態、一緒に歩いている自分が恥ずかしくて顔から火が出そうだったし、これ以上なくイライラして、家族にキツく当たり(なんでもっと早く歩けないんだよとか)自分の惨めさを嘆いた。何がアレかってね、家族に対してそんなことを考えている自分がもう最悪最低人間のクズっていうね。わかっちゃいるけど湧き上がる感情

爆発しそうなイライラ家族からの力ないヘルプコール自分は自立できなくなったらすぐ死のうという思いが強まっていく

はーーーーーーワイ最低すぎワロリエンヌ

anond:20210427194321

これはある

ブスに告られるんじゃなくて、挙動不審ホモみたいな奴に付きまとわれる感じとかの方が近いのよな

相手の不機嫌に影響されてしま

話してる内容に異議があるので不機嫌、とかだけじゃなく、ただ早朝なので眠いとかそんなのでも。

挙動不審になるほどビクつくわけじゃないんだけど、心のなかで抵抗がうまれしまう。

ささいなジョークとか提案とか、言おうとしたことが引っ込んでしまう。

テレビ会議だと相手の顔と声しかからないのでよけいに過大に感じ取ってしまっていそう。

困ったなー。心の筋トレ、そういうものがあったらいいのかもしれない。

2021-04-25

anond:20210423131007

嫌な顔されてるってのは、被害妄想だろうな。

「しんどそうに飲んでるな。大丈夫かな。」と心配してるのかもしれないし、「挙動不審だな。なんだこいつ」と不審がってるのかもしれん。

 

麺とか具を残すなら嫌そうな顔をするのは分かるが、スープ残して嫌そうな顔するラーメン屋なんておらん。

動的型付け言語を使える人は、マゾ天才ではないか

仕事Pythonコードに触れることになった。Djangoアプリ

まずはDjango理解する。

urls.py で リクエストURL とビューのマッピングします」 → ふむふむ

「views.py に定義されたビューで リクエストを受け取りレスポンスを返します」 → うんうん

引数で渡される リクエストオブジェクトはこれ https://docs.djangoproject.com/en/3.2/ref/request-response/ 」 → 予想通り

よし完全に理解した!!!

同僚により実装済みの views.py を IDEで開く。 引数にrequestがある。うんうん。

requestにマウスをかざしてみる。

IDE無反応

まだ私は気づかない。不審に思いながら、requestの中に詰まっているモノ(method とか header とか body とか)のラインナップが現れることを期待して

request. とタイプしてみる

IDE無反応

ここで私はようやく、置かれている状況(相手にしているのはPythonスクリプトであること)に気づき発狂しそうになった。

型付けに慣れきっている私にとっては

こんなものを使える人はマゾ天才だとしか思えない

2021-04-23

ジ○ティー友達募集にいたやばい

(追記)めっちゃ多重投稿してすみません

 

私的にはやばいと思ったんですが、実際どうなのかなと思い、意見募集かねて初投稿です

極力あったことをそのままですが、個人情報等内容に影響のない程度の脚色あり

 

 

暇だったんで某地元密着サイト友達募集をつらつら見てたんです、気軽に雑談とかできる人欲しいなと思いまして

(男女の関係は一切考えてません)

そしたらこんな募集発見

「近所で遊びに行ける人と会いたい

マンガイラストを描いており、スペースなどで一緒にスケッチできる絵描き仲間も探している」

 

エリアは同じ市内だし、最初ネットで様子を見て大丈夫そうならリアルでも仲良くできたらいいな、と思いましたさ

すぐ会わないというのは、募集主は男性であり、私は女性で体格的にもひ弱な方なので、その辺を警戒してのことです

こちらは性別非公開にして「私もイラストやってます、人見知りなのもあり最初ネット上で…」といった旨でやり取りスタート

 

こちら的にも便利なのですぐLINEチャットに移動、

すると挨拶もそこそこに「○○さんは性別どっちですか?」と聞かれました

ちょっと不審に思いつつも女と答えました

住んでいるエリア、年齢も聞いてきました

その後、お互いの作品をupして感想を言い合ったり、作品をどう世に出すか等を話していました

そこまでは良かったんですが

(女・年下と分かり上から目線的な会話には感じましたが)

 

そのうち、いつ会えるか等の方向に会話がシフトしてきました

異性ということで警戒があり、実際立て込んだ事情もあって「家庭の事情があって1,2ヶ月は会えなさそう」と答えました

普通はこれ以上突っ込んでこないだろう、と思ったのですが、「事情ってどんなこと?」と聞いてきたのです

これにはネット歴長い私もビビり、こいつやばいな…と感じました。流石に答えませんでしたが

その後も「怖がらなくて良い、仲間が欲しい、一緒に絵を描きたい」といった旨を断続的に送ってきました

どんだけリアル重視してんだと思いつつ(私は描く時は一人のが落ち着くので異星人見てる気分で)初日の会話終了

 

次の日、平日朝にも関わらず5件ほどのメッセージ

性別気にしてない」といいつつ、文体に引っかかったらしく「実は男だから会いたくない?」とき

「どうして女の振りするの?」

「優しくしてほしいから?話してもらいやすいから?」

「女だったらこなうじうじしてない」

「会うの躊躇うくせに話し方が軽快すぎる」

「絵柄も男みたい」

と怒涛のネカマ認定スタート(男女問わずかわいい女の子は好きだろ)

「本当に女だったらごめん」と申し訳程度のフォローも虚しく

通話で確かめたい」(まあわかる)

「男なら会ってるはず、嘘ついてるから会いたくないんでしょ」(そうかな…)

「会って確かめたい」

「嘘言ってる人とは真剣に話せないから」

嘘がどうってより性別年齢しきりに気にしてくる方が怖いんですけど、趣味友でそこまで重要じゃなくないですかね…

 

この時点で返信する気も失せていましたが、まだまだ通知な鳴り続けて

「字で話してるだけじゃ信用できない」

ネットは嘘つきばっか」

CDも古いのが多い、女の子っぽい写真は借用?」

(タイムライン投稿見たっぽい、懐メロ好き)

(つーか借用だと思うなら画像検索しろよ)

と、勝手にどんどん疑心暗鬼になっていき、さらヒートアップ

「逃げてばかり」

若いのにCD持ってるわけない」(???)

「(私の趣味友にネットリアル関係ない発言に対し)適当すぎる」

「こっちは同人イベント行く、一緒に描くって言った」(それはゆくゆくしようってことでしょ…)

ここから罵倒ターンに

「お前はインチキだ」

侮辱するのもいい加減にしろ)

「○ね」

「お前は絵も下手」

インチキ精神が絵に出てる」

変態ジジイは消えろ」

詐欺だ」

「信用できない奴と真剣に語れない」

「お前の絵はオ○ニーだ」

「(性別そんな気になる?に対して)気になるじゃねーよカス、男か女のどっちかだろうが」

 

……と素晴らしい手のひら返しを見せてくれました

まだ2日でこの豹変ぶりはかなりビビった、オモシレッ…

(私自身も画力のなさは自覚してますが、こうもこき下ろされるとつらいものがありました

相手作品画力では完全に負けてたので…漫画や信念の部分は勝っていたと思いますが、そうでも考えないとしばらくペンが持てなさそうです)

 

この後、わざわざ身分証性別欄までupしたんですが、信じようともせず

徹底抗戦しようかと思ったんですが、最終的に相手ブロックしたようで終わりました

 

 

さて、ここまでお読み頂いた方、よろしければ以下についてご意見頂ければと思います

 

相手出会い厨、ヤリモクだったか

・それとも、彼は本当に絵描きで、リアル関係を重視するタイプであっただけか?

・私は相手要望通り、すぐに対面するべきだったか

 

私はこういった経験に乏しく、判断つきかねるので、ぜひコメント頂ければと思います

まとまりのない駄文+長文でしたが、お読み頂きありがとうございました

2021-04-22

Vtuberデザインしたら無断で出版物掲載されたのを始め契約違反法令違反を繰り返すから遠回しに指摘したら

何故か逆ギレして弁護士を立ててきたので「今後弁護士以外と話をしない」という前提で郵便受け取るために住所教えたら

実銃チラつかせて普通にそのまま交渉してきて結局数十万の損失とキャラクターを奪われて終わった・・・

普段から銃で動物撃ち殺して喜んでる奴が感情的にキレてこっちを攻撃してくるのを見た上に住所まで握られてて

逆ギレ発言送信するのと同じ気軽さで引き金を引けるんだと思うと正直かなり気持ち悪かった。

銃ってその殺傷自体ではなく一瞬の理性の緩みで人を殺せる手軽さが一番の恐怖なんだと認識した。

引っ越ししない限りなにか行動すれば即銃弾が飛んでくるかと思うと匿名愚痴るくらいしか出来ない。

弁護士じゃなく本人が住所聞いてきた時点で不審に思うべきだった。

今は後悔しかない。悔しい。

2021-04-20

霊障ネット論客

ある人が有名なネット論客の住所の特定成功して早速凸に行ったがどうも人が住んでいる気配がまったくない

不審に思いつつも様子をうかがっているとそいつツイッター夕食の写真が上がっている

どうやら自室で食事をしているようだったので脅かしてやろうと玄関ノブをひねると鍵はかかっておらず

2021-04-18

エヴァンゲリオンを乗り越えて、あるいはその手前で

 お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ。という言葉が、自分身体を上から下に駆け抜け、僕はそれで、頭から血が抜けていったように感じた。その言葉は、ある意味では間違っていなかった。けれど、間違っているといえば、全面的に間違っていた。

 目を凝らしても見えてくるのはパソコンの画面と荒れ果てた部屋しかない。右手の小指と薬指がその付け根にかけて少し痺れている。特にキーを叩いていたわけではない。パソコンの画面をつけて、何をしようかと思っていただけだ。すると、僕に言葉がやってきた。それは僕が望んだ言葉ではなかった。この暗い部屋は、僕が望んで生まれものだった。この荒れ果てた部屋は、僕がどうしてか生み出したものだった。あの言葉は、ただ、とても嫌いな言葉だった。

 望む、望まないなんてことを考えたことはほとんどなかった。あるといえば、望まないことばかりだ。いろんなことが嫌だ。特に、望むことは何よりも嫌だ。自分が何かを望んでいると思うだけで気分が悪くなってくる。自分が何かを望まなければ生きていけないのだとしたら、死にたくなる。何も望みたくない。何も望まれたくない。そうして僕はこの場所を作った。僕が今望んでいること? それには答えられない。ただ一本の煙草が吸えたらいいと思っているだけだ。それが望みなんて大きなものに含まれるのだとしたら、今すぐにでも僕は首を吊ってやる。セブンスターソフトは残りわずかだ。一本取り出して、口に咥えた。火を付けずにパソコンの画面を見た。

 さっきまではTwitterホームが映っていたが、僕はもう少し孤独になりたくて、ウインドウを閉じた。デスクトップ画面には、雑多なファイルが、まるでこの部屋みたいな雑駁さで並んでいる。それの後ろには描かれた美少女アニメ美少女なのかどうかはわからない。インターネットで見つけた、絵の美少女だ)が憂鬱げに体育座りをしている。彼女右手には安全剃刀が持たされている。左腕にリストカットの痕はない。安全剃刀は文字通り安全なのだ少女の足元には薬瓶が転がっていて、その転がる移動を堰き止めるように、本が置いてある。フェルナンド・ペソアの本らしい。表紙の白い部分には血痕のようなものが伸びている。

 灰を落としてみると、煙草の1/3はなくなっていた。僕は考えごとをする前に、なにかと準備運動必要みたいだ。考えるべきことというのは、僕の身体を駆け抜けて行った言葉についてだ。

 僕は「望む」なんていう大掛かりなものが嫌いだ。望むとも、望まざるとも、嫌いなものは嫌いだ。だが、そこにばかり注目していては次の文がわからない。次に進む。すると、それがあらわれているという。

 それがあらわれている。それはお前が望んだものだ。

 というのであれば、僕はわかるような気がする。まずはじめに「あらわれ」があって、その説明、あるいは定義けがされる。これは、わかる。あると思う。いや、あるべきなのだ自分がいまどうして存在しているか? こうして暗い部屋で、食事に使って洗わないままで転がっている食器や、ゴミの類いが転がっている、この雨戸が閉められた部屋で、僕の身体は、パソコンは、煙草は、まず、「ある」。そして僕がその「あらわれ」を何らかの形で受け取る。受け取ったものには、それ相応の制限がある。それが説明であり、定義でもある。こうして抽象化すれば、わかる話だ。話がわからなくなっているのは、そこに「望む」という言葉が出てきているからだ。煙草を灰皿にすりつぶした。

「こうしていても埒があかない」

 そう呟いた。こう言ったところで、あの言葉が離れていくわけでもなく、これから行動をとったところで、あの言葉が離れていくわけではないだろう。精々気晴らしにはなるだろうが、自分の中にある嫌悪感がぢくぢくと膨れていくか、いつの間にか消滅しているか、そのどちらかだ。経験的に、後者の方がよくあることだ。いつの間にか消滅するには、原理的に時間必要から

 家を出ると小雨が降っていた。庇の外に左手をかざすと、ほんとうに細やかに、少ない量の水が手のひらに当たった。深い青空全国的に深夜であることを告げていた。振り返って家に鍵をかけてから、僕は肺にあるどんよりした空気を深い青の空気と入れ替えた。まるで僕の肺が一つの世界になっているみたいに青い深夜だった。その世界は二つあった。そのうちのどちらかに、隣部屋のお風呂匂いが流れ込んできた。歩き出した。傘はいらないだろう。煙草お菓子を買ってくるだけだ。

 思った通り、雨ざらし階段はそれほど濡れていなかった。足を滑らせる心配はなさそうだし、きっと降りはじめてすぐなんだろう。階段を降っていくと、

「お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ」

 という、声がした。言葉ではなく、声がしたのだ。階段を降りている感覚が薄れて、ゲシュタルト崩壊してしまった。階段構成する線と線の繋がり、それがなす直角と、段差、線の全てが空白もしくは混沌世界に放り込まれた。ポケットに入れていた鍵は、僕の拳から飛び出すことなく、音を立てることもなかった。目を閉じた。「うわあ」と思った、その頃にはもうすでに階段の一番下まで辿り着いていた。でも服は汚れてしまった。階段から転げ落ちたのだ。頭の裏、腕の曲がらないところ、脚の曲がるところ、何より腰が傷んだ。それから遅れて左手に妙な感覚があった。座り込んだまま、左手を開いてみると、家の鍵を強く握りすぎたからか血が出ていた。鍵に何かキーホルダーをつけていたわけではないから、純粋に鍵で傷ついたのだ。親指の付け根に小さな切り傷が付いていた。思ったより血が出てくる。なんとなく、右の人差し指中指でそれを拭い、右の頬に付けてみた。この、なんとなくの一連の動きは、シネマスコープの中に映し出されているといいな、と思った。身体中が痛かったけど、おもしろかったから、よかった。僕は立ち上がることにした。雨は本当に少しだけ降っている。

 ここからコンビニに行こうとしている。それなりに汚れてしまったが、仕方がない。自転車を見た。自転車に乗って行こうか、いや、この程度の濡れ具合で滑って転んだのだ(たとえ変な声が聞こえてしまたからといえど。またあの変な声が聞こえないとも限らない)、大事をとって、あと気晴らしのために歩いていくことにしよう。自転車を金網越しに見た。僕は歩いてコンビニに向かう。決めたからだ。ぶらぶらさせていた右手を鼻の前にかざして、匂いを嗅いだ。鉄くさく、砂っぽかった。これでコンビニに向かおうとしているのだから、笑えてくる。いや、これは気晴らしにすぎない。コンビニ店員も、適当事情を察してくれるだろう。コンビニ店員は本当に飲み込みが早いから、わかってくれるはずだ。

 そんなことを考えていると、下には列車が通る小さな橋に辿り着いた。水色の塗装ははげかけているが、子供が手すりで遊んでいて怪我をするほどではない。おしゃれみたいに朽ちている。その下では電車が通る。橋の真ん中に辿り着いて、ここから落ちたら死んじゃうだろうと思った。いや、生きちゃう? 電圧注意と書いてあるから、落下して骨が折れたり、死んじゃう前にびりびりっと身体破壊されてしまうかもしれない。それにいま僕は濡れている。電気はよく通ることだろう。でも、痛そうだ。さっきの落下でさえ痛く、血を流してしまったのだ。僕というのは風船みたいに壊れてしまときには、弾けるように壊れてしまう。そして、壊れてしまうと、びっくりするし、うるさい。毎度この橋を通るとこんなことを考える。死ぬことはないだろうとは思うが、死んでいいかもしれないと思う。そして、橋の真ん中で線路を眺めるのをやめ、先に進もうと体勢を変えると、昼間子供達がよく遊んでいる公園が見えてくる。深夜の公園だ。いやらしいことを考えないわけではない。でも、重要なのは、いやらしいことを考えたその時には、もうすでに水色の手すりから離れて、コンビニに向かって歩きはじめていることだ。

 公園に面した道路を進むとコンビニがある。だからコンビニに向かうまで、橋の上、橋の下り、道路、と少なくとも三つの視点から公園を眺めることになる。意図して見ないときもあるが、この場所から見た公園をその時に考えてしまっているから、大体いつもみているようなものだ。道路に面している側には遊具はない。公衆トイレがあって、それを二本程度の灯りが照らしている。公衆トイレほとんど立方体の形になっていて、二つの光源から伸びるそれの姿は、三つの視点、どこからみても美しい。道路から見たとき前景に公衆トイレがあると、その後景にブランコがあって、その間くらいに滑り台がある。ジャングルジム砂場公衆トイレに隠れてしまう。

 今日こうして家を出てきて、コンビニに向かっているのだけれど、いつもは見かけない、変な影が三つの視点全てにあらわれているのを見た。人影というには小さく、あまり動いていない。でも横に長いわけではないから、犬や猫の類いではないと思われる。霊でも無さそうだ。霊に影があったら、僕はその霊と仲良くできるだろう。

 よくわからないその影は少し揺れているだけで、歩いたりしている様子ではない。ブランコ周辺でただ揺れている。こういうのはあまりない。不審な影を見かけることはよくあるが、それはその人物不審から影も不審に見えるのであって、影が独立して変な雰囲気を纏っているのはなかなかない。それに、徹底して影の主が見えてこないというのも、変な話だ。影しか見えない。特に怖がることはなかったが、

「変だなあ」とは思っていた。そのまま、コンビニへ向かった。

 その前に、円柱状の灰皿に吸い寄せられていった。右ポケットには忘れずにセブンスターソフトと、ジェットライターが入っている。ジェットライターは素晴らしい。片手で着火できるというだけで、なんだかカッコいい感じがする。喫煙にかっこよさを求めたことはないけれど。客観的にそう思う。絵になるというか。

 セブンスターを咥えて、右ポケットからジェットライターを取り出して、先端に火を付ける。ゆっくり吸う。強く吸うと美味しくない。けれど今は若干の湿気があるから、どちらにしろ美味しいのかもしれない。

 煙草を吸っていると、気分がいい。家から出てすぐ深夜の空気を吸ったように、身体の中の空気を違う空気で入れ替えているように感じる。手軽に自由を手に入れてるような気がする。これが自分の望んだものなのだと言われたら、認めてしまうかもしれない。この一本の煙草が僕の自由に繋がっているなんて、ちょっと詩的だ。けれど……

 お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ。

 これはどういうことだったんだろう。

 こと?

 あれははじめ、「言葉」として僕の身体に降りかかってきた。「言葉」が身体を貫くような感覚は、実はよくあることでもある。だからそれはいい。問題はその「言葉」が「声」になって聞こえてしまったということだ。「声」になって聞こえたということは、誰かがそれを喋ったのだ。あのとき、僕の近くには誰もいなかったから、僕の「言葉」が「声」に聞こえてしまった(?)ということなのかもしれない。つまり幻聴のようなものだ。幻聴ということは、幻? 幻には思えなかった。なぜなら、まずはじめに「言葉」が降りかかってきたからだ。幻にふさわしいのは、何の予兆もなく、何の脈絡もない「声」が聞こえてくるということではないのだろうか。あるいは、僕を貫いた「言葉」は「幻の声」を予知していた、とか。ファンタジーじみてきた。同時に自分精神的におかしいと思われる(思われてしまう)ことを毛嫌いしていることに気づいた。言葉に則して物事判断している。まるで、そうしないと生きていけないように。セブンスターは半分になっている。そうしないと生きていけないということは、僕は「言葉に則して物事判断することを望んでいる」のかもしれない。それのあらわれとして、部屋があんなことになっているのかもしれない。数日間シャワーの浴びていない自分がいるのかもしれない。言葉に則して物事判断することを望むというのは、ここまで代償が必要なんだな、とひとりごちて、笑った。口から煙草の煙が飛び出た。

 コンビニでは煙草お菓子を買った。煙草はいものセブンスターお菓子適当チョコ、なんだか寝付きが良くなるらしいチョコがあったからそれと、イカのゲソを買った。ゲソを買うとビールに手を伸ばしそうになる。でも僕はビールはあまり好きではないから、好きなのはゲソとビールという組み合わせだけだから、やめることにする。結構そこで戸惑う。けど、ビール自分には必要のないものだ。煙草チョコイカのゲソは、自分必要ものだ。

 帰り道、公園が見えてきた。あの影はまだ居るだろうか? 僕としてはいないほうがいい。帰りは行きと違って、目に入ってくる視点が二つなくなっているからだ。橋の下りと、橋の上では、振り返らない限り公園の姿を捉えることができない。公園の姿を素で確認できるのは、今、この公園に面した道路でだけなのだ。だからこそ、ここでしっかりと、あの影がまだ居るかどうかを確かめ必要がある。そうしないと、公園を背にしてからが怖い。

 立方体公衆トイレが二つの光源に照らされて伸びる影の先には、ジャングルジムがあり、わずかながらジャングルジムの影も砂場に広がっている。幾何学的な影は、砂場の凹凸に習って、あまりユークリッド幾何的ではない形になっている。ブランコにはあの小さな影はなく、滑り台にも影はない。灌木を含め、公園全体を見渡してもあの小さく、揺れていた影は見当たらなかった。僕は一安心して、煙草を口に咥えた。少しだけ、雨が強くなってきた。火をつける。

 とりあえずは安心てところだろう。もともと霊とかは考えていなかったから、特に恐れることはなかったのだけれど、一応だ、一応の確認必要だと思ってだ。それから公園から目を離して歩いてみた。なぜかまた右手の小指と薬指が痺れてきた。コンビニで買ったもの左手で持っている。右手煙草を吸うために放っている。それにしてもあの影はなんだったんだろう。影があるのだから、影の主はいるのだろうが、僕はそれを見ることができなかった。するとやはり、影は独立したまま存在し続けるのかもしれない。僕の中でも。世界の中でも。

「お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ」

 という声があらわしていたものは、僕の考えていたように、ものごとの素朴な存在を認めろ、ということなのかもしれない。だからこそ、影にはその元があるとは考えなくて良いし、「声」のものも、「言葉」のように独立したツールとして、その元を探る必要はないのかもしれない。だが。

 そうしたことを伝えるのであれば、やはり「言葉」に留めておくべきではなかったのだろうか? 「声」でこのことを伝えるというのは、そのもの矛盾しているからだ。通常のものの考え方ではたどり着くことができない。「声」には人を必要とするという考えは、どれだけ複雑な回路図だったとしても、確かなものからだ。僕はそう思う。「声」独立して、僕に警鐘を鳴らしていたというのは、考えられない上に、警鐘ですらない。現状の説明を、何か「声」を使って説明する必要はどこにあったのだろう。必要? では「言葉」で表す必要はどこにあるのだろう。普遍的で、使いやすいのがキーなのだろうか。それが必然に関わっているのか。でも、こうしてみると「声」も「言葉」も大差ないように思える。すると、なぜはじめに「言葉」があり「声」が生まれたのか、が問題なのかもしれない。僕はあの言葉から逃れられていない。いまだに考え続けている。もうすぐ橋を渡り終えるというのに、家に帰ってもずっと考えてしまうのだろうか。橋の下階段に足を付けると、

「お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ!」

 明らかに声がした。それもあのときに感じた「声」ではなく、方角があり、ちゃんとした輪郭を持った声だった。だが、どこか浮世離れしている。それでも僕はびっくりした。何しろ深夜なのだ。僕は振り返った拍子に咥えていた煙草を落としてしまった。湿っていた地面に落ち、火が鎮む音がした。そこから煙が立ちのぼった。雨が止んでいた。

「お前がどう考えても何も変わらないが、お前はなぜか望むことができる。お前はそれを否定しているだろうが、それは、お前が望むことができてしまうことに勘づいていたからだ」

 橋を上ってくる音が聞こえる。人にしては軽い音だ。

「お前が何かを望んでいたとしても、それが叶うことはまれだ。まれということは、叶うこともある。お前はそういう能力を持っているのだ」

 橋の上に立って僕を心持ち見下してきたのは、高校一年生くらいの少女だった。それにしては身長が小さいし、逆光だからか影しかみえない。

 僕は思ったことを言った。

「でもそれって、僕以外の人にも言えることじゃないですか?」

 なぜか敬語が出た。

「そうなの?」

「たぶん」

 影の少女はため息をついた。マジで……と呟いていた。僕は聞き逃さなかった。

「お前が考えていることは、実は大切なことだ。これ以上ないくら大切なことだ。あまりそういうことを考える人はいない」

「そうなんですか。ちょっと煙草吸ってもいいですか」

わたしにもくれ」

 それにしてもこいつはなんなのだろうか。深夜に高校一年生くらいの少女と一緒にいて、通報とかされないのだろうか。僕は影の少女煙草を渡すために近づいたが、影の少女は、「少女」になることはなく、影の少女を保っていた。なんなのだろう?

ありがとう今日煙草が美味しい日だ。君が思ったことだよ」

「そうだったかもしれませんね」

「だが、お前には足りないものがある」

「なんでしょうか?」

 そこで少女は本当に長く時間をあけて、煙草を吸った。とても長い時間だったが、次に出てくる言葉がわからなかったから、僕は待っているという気分ではなかった。僕も僕で煙草を吸っていたのだ。

「お前は実は求められて、存在している」

「え?」

「お前はそれを拒絶している」

「そうかもしれませんが……」

「お前は求められているから、存在しているのだ。お前が求められなくなったら、存在しなくなる。死ぬとはまた違ったものなのだがな」

わたしはお前に求められて存在した。類を見ないほどひねくれたやり口だったがな」

 そういって影の少女は僕の手を取った。左手の血は止まっていて、傷になっていた。影の少女が、その手をぎゅっと握ると、傷はなくなった。影の少女は、影の少女にふさわしく、とても冷たい手をしていた。

「お前の考えていることは基本的に正しい。が、まずい考えでもある。それを警告しに来た。お前には知ってもらうことがひとつだけある。そのために来た」

 そう言うと、影の少女は地平線の向こう側に指を差した。何も見えない、と言うと、耳を澄ませ、と言われた。それに従って耳を澄ませていると、軽く、高いが地鳴りのような音が聞こえてきた。信じられないだろうが、線路中に列車が猛スピードで走ってきている。どの列車も見たことがない。ここは新幹線は通ってないだろうが、新幹線と同じくらいのスピードで走っている。だからか、電車にも見えない。謎の列車が猛スピードこちらに走ってきている。深夜なのに。どういうことなのだろうか。

「お前に足りないものは」

 影の少女は、橋の手すりに立った。そこで、影の少女少女になった。制服を着ていた。白いパンツが見えた。胸は小さく、確かにあった。ショートヘアだった。見覚えのある子だった。だが、会ったことはない。会ったことはないが、見覚えのある子だった。可愛い少女煙草を咥えたままだった。

 夜が静まりかえっていた。少女が決然と橋の手すりに立って僕を見下しながらも、夜空にはたくさんの星がきらめいていた。青い深夜は地平線見渡す限りに広がっていた。少女は僕を哀れむように見ていた。空間が張り詰めていた。それを揺らす列車の轟音。少女がふらっと動いた。

「圧倒的な喪失だ」

 制服少女は橋を飛び降りた。少女が地面にたどり着くころに、列車は飛び込んできた。衝突する。血が流される。さっきまで話していたあの謎の影は少女で、彼女飛び降り自殺をした。僕が手を伸ばした時点で、少女は見えなくなっていた。なにもかもわけがからない。僕は止められたかもしれなかったのに、影の少女から少女になったところで驚いて、何もできなかった。もしかしたら、なにもするべきではなかったのかもしれない。彼女は僕が求めたか存在したのだ。だが、彼女は自ら消滅することになった。ということは僕は彼女自殺を願ったのだろうか。彼女 Permalink | 記事への反応(0) | 11:49

山田氏は水増し署名を作るという名古屋市内の広告関連会社不審に思ったため、昨年10月中旬田中氏とともに同社社長面談面談後、田中氏に社長を信用してはいけないと忠告したが聞き入れられなかったという。

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