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はてなキーワード: 洋書とは

2021-06-20

anond:20210620171341

インターネットが開通する前、洋書を買って読んだり、短波ラジオを聞いて語学を覚える人間はほんとに少なかった。

まだまだ田舎地方には個別の「博多山笠」のような文化があって、女性差別され続けた。

ところがファミコンの出現で、田舎地方文化なんて何も面白くないことが全国にばれる。


ばらされた後にインターネットが出現し、どこでもいつでもpdfで何でも読める時代になった。

こうなれば田舎地方はおろか、東京文化にもメスが入る。

2021年日本テレビがつまらないのは東京文化にメスがはいたからだ。

2021-06-18

はてなやめるので10000ブクマ見返した+ブクマカの名(迷)言まとめた(3)

前: anond:20210618204845

仕事

俺が新社会人に言うなら。 一つ、時間無駄にしてもいい。ちゃんと心を休めろ。 二つ、お前はジョブスじゃないし、多分孫正義三木谷ですらない。 三つ、誰かの(例えば上司家族でも)期待に応えるためだけに働くな - id:moons

ブコメページ - ASSIOMA(アショーマ) » 奇妙な国日本で、これから社会人になる人達

データとして使えるようにしろ、見映えのためにデータを壊すな。これは仕事の基本に据えたい - id:robo_pitcher

ブコメページ - 役所Excel」の改善案が公開 ~あかんヤツ→ええヤツの例がわかりやすく、一般市民にも結構参考になる - やじうまの杜 - 窓の杜

多くの非エンジニア勘違いしてるんだが、上手く行かないのには理由があるが、上手くゆくのには理由はないんだ。たまたま事故が発生してないだけ。全ての既知と予想問題を潰した後でも もぐらたたきなんだよ。 - id:mangakoji

ブコメページ - 製造業データって、ほんとはDXに向いていないのかもしれないね : タイムコンサルタントの日誌から

ITエンジニアが教訓とすべきは、間違って外部に出る可能性があるから、開発やテストでも変な言葉を使うな、ということ。詳しくはプログラマが知るべきこと97のその25「見られて恥ずかしいデータは使わないこと」 - id:bohemian916

ブコメページ - 「もう帰ってこなくていいです」母親カスタムメイドスクショを誤送信した結果…心抉る返信に思わず涙 - Togetter

マネジメントの基本は、「やることを決める」のではなく、「やらないことを決める」 - id:dazz_2001

ブコメページ - 地方は儲からない「イベント地獄」で疲弊する | 地方創生のリアル | 東洋経済オンライン | 経済ニュース新基準

若い人がやるような仕事」というのがそもそも年功序列思考であって、適材適所の考え方からすれば年齢など関係ない。 - id:ounce

ブコメページ - 自由やらせると、潰れてしまう人」について。 | Books&Apps

これに抵抗がある人は、マーケティング軽視のものづくり真理教にハマってる。人目に触れなければ存在は無いに等しい。いいモノは自然に売れるのではなく、そもそも人に認識されないモノは存在しないのと同じなの。 - id:u4k

ブコメページ - メルカリで3ヶ月以上売れなかった洋書が一瞬で売れた!手間のかからないひと工夫が天才的と話題に「発想の転換すごい」「早速実行した」 - Togetter


続きます: anond:20210618205751

2021-06-04

anond:20210602210148

近年の海外ファンタジー洋書)その3


有名なやつ(GOTとか……あれもう続編出ないよね。あとディスクワールドとか)は省いてます

あとロマンス系はそもそも読まないので……(ParanormalとかUrban系にそういうのが多い印象)

日本語翻訳されないであろう、翻訳されても途中で終わるであろう作品を紹介していくよ。ちなみに、ブラッドソングは1巻は素晴らしかったけど、それ以降は急激に評価を落としてちょっとした騒ぎになったくらいである(大袈裟)。翻訳が途絶えて良かったのかもしれん。

今回は作者別に書いてみた

Patrick Rothfuss

キングキラークロニクル」が翻訳されてる。

なのでここに書く必要ないのだけど、これから読む人に警告。

「とにかく饒舌作家が書く面白いお話。メインストリー全然進まないし、主人公イライラするけどそれでよければどうぞ」

1巻は大評判。2巻は(まだここまでしか出てないはず)同じく大評判と思いきや賛否両論で「なんじゃこりゃ」となるかどうかは読み手の心の広さ次第か。

個人的には3巻出たら読むけど、2巻が出る前ほどは期待していない。


Jim Butcher

ジムブッチャーといえば、ちょっとだけ翻訳された「ドレスデンファイル」で有名(でもない?)だけど、割と正統派のComing Of Ageものを書いていることはあまり知られいてない。

それがこれ

Codex Alera シリーズ(だいぶ前に完結済み)

ローマ帝国を思わせる帝国舞台に蟻っぽい異生物と戦う。

特徴的なのは「Fury」と呼ばれる精霊的な存在。Furyには弱々しいものから強大なものまで存在していて、人間はFuryを日常生活や戦いに使役している。この世界魔法的を具現化したような存在

ちなみに、アーバンファンタジーというと、ドレスデンファイル(Dresden Files)やDaniel Faust、Mike CareyのFelix Castorみたいな男主人公地獄魔法サキュバスという構造になりがち。

その中では「Rivers of London」は英国風味をうまく使って差別化できているようだ。

Dresden Filesはもう17巻まででいて、流石に途中で「もういいかな」ってなったりするので一気に読まない方が良さそう。

アーバンファンタジーでは他には

ホラー風味の Inspector McLean シリーズとかある

うそう、なぜか死神ネクロマンサーが絡むとコメディになったりする傾向あり。

Neil Gaimanは翻訳もされてるし別枠だと思うのでここでは省略。

Scott Lynch
Gentleman Bastard シリーズ

ロックラモーラの優雅なたくらみ」が翻訳されている。

現在3冊出版されていて、最後の3冊目から8年経ってようやく今年4巻目が出版されるらしい。ほんとかな?

ちなみに、3冊目までは読んだ。面白いんだけど、ちょっと人を選ぶかも。「大人大人のために書いた本」というよりも「大人になりきれない中年同好の士のために書いた」そんな雰囲気シリーズ。まだ作者40代なんだけど。

批判する人の意見を読んでみると「普通に人間の男女が出てくるけど、小さい女性が大きな男よりも力が強かったりしてリアリティが気になって意見を言うと作者に『この世界はそう言う世界だ、気に入らないなら読むな』とか言われる。多様性とかフェミニズムに気を使ってリアリティがなくなった世界観」とか言われている。

まあ、同感。


Daniel Abraham

「誰それ?」が普通の反応であろう。もしくは「Expanseの作者?」か?

非常に渋い大人ファンタジーを書くんだけど、GOTコミックブックとか映像化されたExpanseシリーズとか、儲かる仕事をしちゃってるのでもうファンタジーは書かないのかもしれない……

The Long Price4部作(2009年に完結済み)

魔法使いが「Poet」と呼ばれる世界。コンセプトを擬人化して奴隷として使う。意味がわからないと思う。例えば「Seedless」は敵の国の綿花が種をつけないようにすることができる。もちろん他にも色々応用が効いてしまう。ただ、擬人化したコンセプトは寿命があり、いずれ死んでしまう。死んでしまったコンセプトをもう一度擬人化することができない。

派手な魔法合戦とかではなく、奴隷化されたコンセプト(?)の悲しみとかがリリカルに描かれた佳作。

Black Sun's Daughter シリーズ2016年に完結済み)

こちらの方が読みやすい。いわゆるエピックファンタジー

デブ主人公活躍する。


R. Scott Bakker

「誰それ?」が普通の反応であろう。

哲学を学んだ人らしく理屈っぽい本を書く。

The Prince of Nothing 3部作

複数POVから語られるけど Kellhus という人が中心人物

世界から孤立した教団で教育を受けた彼は、下界に出て行方がわからなくなった父親を探す旅に出る。Kellhusは、ロゴスを追求した結果、感情などを持たないロボットのような男。


第1巻のタイトルThe Darkness That Comes Before」はKellhusのメンターの以下のような言葉からとられている。

“The thoughts of all men arise from the darkness. If you are the movement of your soul, and the cause of that movement precedes you, then how could you ever call your thoughts your own? How could you be anything other than a slave to the darkness that comes before?”

“what comes before determines that which comes after”

2021-06-02

anond:20210602093000

近年の海外ファンタジー洋書)その2


海外ファンタジーに関する情報収集なんだけど、それ系の海外ブログを見るか

日本でも翻訳が出ている(出てない?)マークローレンス(Broken Empireとか。個人的にはBook of the Ancestorシリーズの方が好き)が主催している(?)らしいSPFBOという賞を探してみると自費出版系の作品を見つけやすい。

あと、よくよく考えたらイマイチ作品を紹介しても意味がないかもしれない。

ものすごく有名な作品ロビンホブのアレとか)は入れてないです。

【傑作!】
The Library at Mount Char(Scott Hawkins)

そもそも、なぜこんなまとめを書こうと思ったのか、いま思い出した。この本を紹介したかったのでした!!

Fatherと呼ばれる人物に集められた孤児たちは、彼の秘密の力を授けられる。

そのFatherが行方不明になり、Fatherの秘密が隠されたLibraryを狙って……

みたいな、あらすじとかどうでもいいから読んで。

主人公のCarolynは全ての言語動物言葉も含めて理解できる。

初っ端で出てくる登場人物の一人のDavid血液と髪の毛を固めたヘルメットかぶりチュチュを履いている殺し屋

ダークだけど、最終的には昇華して終わる感じ。

ちなみに作者名検索するとLinuxがどうのこうのとかApacheがみたいな本が出てくるけど、同一人物らしい。


おすすめ
The Fire Sacraments シリーズ

「The Chathrand Voyageシリーズの作者 Robert V.S. Redickの新シリーズ。まだ二冊しか出てない。しかし読んで損はしない。

一巻目の「Master Assassins」はカバーエピックファンタジーっぽさもあって、ちょっとD&Dや剣と魔法もの勘違いちゃうんだけど、読んでみると全然違う。

内容には触れないけど、「殺し屋に間違われた二人組の逃走劇」と聞くと面白そうでしょ?

Chronicle of the Unhewn Throne シリーズBrian Staveley)

おすすめに入れるべきかはちょっと悩んだ。

なぜなら、とんでもなく嫌な女(皇帝の子供3人のひとり)が登場して、主人公ヅラをするからだ。ちなみに、3人とも間違った決断ばかりします。


【まあ、そこそこ】
LightbringerシリーズBrent Weeks:翻訳でてる?)

この人の「Night Angel三部作は大好きだけど、これはいひとつ入り込めなかった。最初からスケール大きすぎて、ちょっとリアリティを感じなかったせいかもしれない。

でも完全に好みの問題です。

Wolf of the North シリーズ(Duncan M. Hamilton

It has been generations since the Northlands have seen a hero worthy of the title. Many have made the claim, but few have lived to defend it. Timid, weak, and bullied, Wulfric is as unlikely a candidate as there could be.

よく考えたらComing Of Ageが好きなようだ。

The Broken Earth シリーズ(N.K. Jemisin)

まだ2巻までしか読んでなかった。

とても文章が達者な人だと思う。その分一生懸命読む必要があるような。

独特な世界観。読んでて辛くなるかもしれないので好き嫌いが分かれと思う。

ここ20年くらいは、かなり捻った世界観小説が増えているようで嬉しい。

Chronicles of the Black Gate シリーズ(Phil Tucker

いちおう3冊で一通りの話は終わってるはずだけど、いま見たら続きが出ていた。

「A war fueled by the dark powers of forbidden sorcery is about to engulf the Ascendant Empire. Agerastian heretics, armed with black fire and fueled by bitter hatred, seek to sever the ancient portals that unite the empire - and in so doing destroy it.」

よくある光と闇の対決。

King's Dark Tidings シリーズ(Kel Kade:未完結)

「暇があればどうぞ」にするか悩んだんだけど、こっちにした。

なぜなら設定はつまらなそうなのに、読んでみたらなぜか楽しい、そんな作品なので。

ちなみに、設定は「完璧スーパーマンとして孤立した世界で育てられた男が、外の世界で大活躍する」というお話案の定、この完璧な男は女性気持ちが全くわからないという設定。とにかく女性関係以外は全て完璧なので、戦いで負けることはなく、むしろワンパンマン的な圧勝しかしない。その上、殺し屋ギルトや盗賊ギルトの長に簡単になってしまったりるする。すごいぞ、こいつ!

Solomon Creed シリーズSimon Toyne)

ファンタジーに入れていいんだろうか?現代物でミステリーなんだけどファンタジー要素もあり。

とある田舎町で人々が埋葬のため墓地に集まっていた。その近くで飛行機が墜落して消防隊が現場に向かうんだけど、途中で一人の男とすれ違う。男は記憶をなくしていた。

男は、さっき埋めたばかりの人間を助けるためにきた、らしい。

みたいな話。

 The Raven TowerSF「叛逆航路」で有名なアンレッキー

達者だわ、が感想

色々書くとネタバレになるけど、語り手は岩で、終始「Youは」って二人称で語りかける。ジャニーさんかな。小粒だけどなかなか。


【暇があれば、どうぞ】
Six of Crows シリーズ(作者の写真エキセントリックなことで有名なLeigh Bardugo)

とても評判の高いシリーズ。でも一巻でやめた。なんだかリアリティがないのである。やはり、ジュブナイルなのかな。

くだらない内容でも Will Wightの作品は楽しく読めるんだけど、何が違うんだろうね。

The Demon Cycle シリーズ(Peter V. Brett)

翻訳されていると思うので、入れなくていいのかもしれないけど読んだので入れた。

一巻はまあまあだと思う。2巻以降は耐えられなくなる。それが何かもう忘れてしまった。頑張って4巻まで読んだけど。徒労感だけが残った。

The Faithful and the Fallen シリーズ(John Gwynne

これも割と古き良き光と闇の戦い。

近年の海外ファンタジー洋書

海外ファンタジーはなかなか翻訳されることがなく、翻訳されてもシリーズが途中で止まることも多い(マラザンみたいにね)。

ということで必然的原書で読むことになるんだけど、同好の士の参考になればと思い、近年読んだもの評価をまとめた。

ちょっとやすくした)

ファンタジーに限らず、出版社からちゃん出版されるもの自費出版とがあって、近年は自費出版ものも質が大変向上している(とはいえ玉石混交)。ざっくり言うと、自費出版の大半はライトノベルのような内容とクオリティ

アポカリプスものが大流行したSF界のような大きな傾向がファンタジーにあるかというと、ちょっとよくわからない。エピックファンタジーよりもダークなものが売れているように思う。

てことで近年読んだ本の中からいくつか紹介。あくまでも個人的趣味です。

(後半疲れたので作品紹介は適当になった。これは一部でまだ大量にあるので時間があれば)

【傑作!】
Ash and Sand 三部作(Richard Nell

最of高。ダークが好きなら迷わず読め!!

Rukaという主人公はここ10年で読んだ小説登場人物トップクラスに好き。

「Ruka, called a demon at birth, is a genius. Born malformed and ugly into the snow-covered wasteland of the Ascom, he was spared from death by his mother's love. Now he is an outcast, consumed with hate for those who've wronged him. But to take his vengeance, he must first survive. 」

母の教えに従いRukaは自分が殺した相手の墓を心の中に作り埋めてあげる。そのうち、心の中の墓場幽霊が出てきて……

Raven's Mark 三部作Ed McDonald)

ダークでグロテスクラヴクラフトを思わせる独特の世界観。とても良い。

One hundred years ago Nall's Engine was fired on the enemies of the Republic, and in its wake it left a blackened and scarred landscape known as The Misery. Beyond The Misery, a wasteland of corruption and dark magic, reside the even darker entities known as The Deep Kings. They want nothing more than to destroy the Republic, the realm of men」

「誰かが俺たちがくることを忠告しやがった。信者たちは空の部屋と違法経典をいくつか残して姿をくらました。食べかけの皿、開きっぱなしの箪笥の引き出し。持てるものだけ持ってThe Miseryに逃げ込んだ。制服を着てたこ司令官が言ってたな。The Miseryに好き好んでいくのは追い詰められてヤケクソになってるか馬鹿野郎か欲に駆られた奴だけだってあいつらはそれだけヤケクソになってるんだ。俺は10人くらいの馬鹿で欲深い男たちを集めて奴らを始末しに出かけた。」

おすすめ

傑作!とまではいかないけど面白いよ。

Will Wightの作品 ※自費出版ファンタジー界のブランドン・サンダースン。とにかく読みやすく、そして読ませる。

  ・Cradle シリーズ(未完結)

    武侠ドラゴンボールRPGの影響感じさせるシリーズ。とても好き。

    madraというエネルギーを使えるものけが様々な武力能力を向上させることができる世界で、madraの適性がない少年Lindon「空」と書かれたバッヂを胸に下げている。

    ある日、天上人に命を救われた彼は、未来を見せてもらうが、そこで見たのはなんとかmadraを使えようになり幸せに生きる自分の姿だった。しかし、同時に村が神獣に破壊される運命であることも知ってしまう。村を救うために、死に物狂いの特訓が始まる。

・Robert Jackson Bennett(カンパニーマンだけ翻訳済み)の作品 ※どれもおすすめ

  ・Founders 三部作(未完結):魔力をベースに構築されたスチームパンク世界

  ・The Divine Cities 三部作(完結済み)

   「You've got to be careful when you're chasing a murderer through Bulikov, for the world is not as it should be in that city. When the gods were destroyed and all worship of them banned by the Polis, reality folded; now stairs lead to nowhere, alleyways have become portals to the past, and criminals disappear into thin air.」

・Borne(Jeff VanderMeer:シリーズらしいが……)※サザーンリーチワンダーブックの作者。どちらかというとアポカリプスSFか。

  ゴミを漁って生活しているRachelが、馬鹿かい熊の化け物Mord(空も飛べたりする)の毛にくっついていた変わった生き物を発見してBorneと名付ける。Borneはすくすくと成長していき……

・The Burning シリーズ(Evan Winter:未完結)

これまたダークな作品

War for the Rose Throne シリーズ(未完結)

戦争から帰ってきたギャングがいつの間にか女王仕事をする話


・The Silent Gods シリーズ(Justin Travis Call:未完結)

魔力を持ってると殺されてしま世界で生まれ少年の話。ありがちだけどよくできてる。


【まあ、そこそこ】
・Malazan Book of the Fallen シリーズ

「押しよせる帝国軍. 迎え撃つは空に浮かぶ要塞―― 女帝ラシーンが帝位に就いてから七年。以来マラザン帝国は多くの自由都市に侵攻し、大陸をまたぎ、海を越えて版図を拡大してきた。そして侵攻作戦がジェナバキス大陸に及んだ今、若き貴族将校パランは、秘められた魔道の力を知ることになる……空中要塞や異種属との攻防、兵士たちの野望と葛藤、そして渦巻く神々の思惑――猛り狂う運命の波濤を荘厳かつ凄惨に描き、現代最高との呼び声も高いファンタジイ群像劇」らしいよ。

少しだけ翻訳されてたけど、原書は完結済み。キャラクタードリブンではなく世界観を見せていくやつなので、合わない人には全く合わない。あと一巻が読みにくいので、そこを過ぎれば、なんとか行けるかな。

ちなみに、8巻まで読んで今は休憩中。

賛否あると思うけど、4巻の「House of Chains」までは読んで欲しい。

シリーズ名の通り、次々と登場人物死ぬしかし、死んだ人物普通に活躍したりもするので、その辺が後半になると弱い感じがしてくるところか。

・The Moontide Quartet シリーズ

【暇があれば、どうぞ】
・Chronicles of an Imperial Legionary Officer シリーズ

「A nobleman from an infamous family, imperial legionary officer, fighter and a right proper bastard of a man… Captain Ben Stiger finds himself reassigned from a crack legion to the rebellion simmering in the South. Placed in command of a truly terrible company, the 85th Imperial Foot, he is unknowingly sent on a suicide mission to resupply an isolated outpost, the garrison of Vrell.」

割とたまによくあるんだけど、ローマ帝国風とファンタジー要素を合わせたやつ。

結構読ませる。


The Queen's Thief シリーズ ※グロいシーンがあるんだけどジュブナイルかも

「The king's scholar, the magus, believes he knows the site of an ancient treasure. To attain it for his king, he needs a skillful thief, and he selects Gen from the king's prison. The magus is interested only in the thief's abilities. 」

・Sorcery Ascendant Sequence シリーズ

「When Caldan’s parents are brutally slain, he is raised by monks and taught the arcane mysteries of sorcery.」既視感のある設定!

・The Winnowing Flame三部作
Art of the Adept シリーズ
・The Nevernight Chronicle シリーズ
・The Chathrand Voyage シリーズ


【これはダメだわ】

絶対に読まない方が良い。

・The Sorcerer's Oath シリーズ(Jenny Ealey)
・West of West シリーズ(Angus Watson
・The Ties That Bind シリーズ(Rob J. Hayes)

2021-05-27

数学と、数式をプログラムに落とし込む書籍教えて欲しい

とりあえず調べたところだと、このあたりは良いらしい。

Gene H. Golub「Matrix Computations」 ・・・ 行列計算として知ってないといけないらしい

Gilbert Strang 「Linear Algebra and Learning from Data」 ・・・ MITYou Tube動画が上がってるもの教科書らしい。

Steven L. Brunton他「Data-Driven Science and Engineering: Machine Learning, Dynamical Systems, and Control 」 ・・・ 神経科学でのデータ処理に関係するらしい。You Tube動画がある。


大学生協洋書コーナーに通っていれば、メジャーな本は知ることができるのだろうが、

どうも個人ではアンテナがはれない。

あと数式からプログラムに落とせない(行列はまだ楽だが)


独学でやろうとしているのですぐ躓く。



追記

言葉足らずですみません

コンピュータ上で数式表記のまま解きたいわけではないです。

論文に載っている数式を理解できず数学を学びなおしたい

2021-05-16

成功秘訣は?(洋書より)

■優れた教師は、生徒の卓越性を、達成されたレベルではなく、どのような進歩があったかによって評価します。誰もが改善できるので、誰もが成功することができます

「Assessment for Learning」より


成功は手がかりを残すことを忘れないでください。成功する人を研究します。効果的な行動を一貫して行い、優れた結果を生み出す能力を高める重要な信念を見つけてください

「Unlimited Power a Black Choice」より


努力成功への唯一の鍵であることを認識しなければなりません。真夜中の油を燃やす人々は、成功の甘い果実を味わいます

「Descriptive English」より


■己の成功する能力過小評価しているために、すぐに諦めたり、決して試みなかったりする学生がたくさんいます

「Encyclopedia of Special Education」より


成功には勇気必要です。どんなに偉大な人も完璧ではないことを考えると、成功する人は遅かれ早かれ彼らの内なる敵に正面から立ち向かう人です。

「6 Years UPSC Civil Services IAS Mains Topic-wise Solved Papers」より


■己のパフォーマンスについて考えてはいけません。失敗への恐れを高めます。もちろん、失敗しないようにすることは、成功しようとすることとは大きく異なります。前者の場合努力は、ダメージコントロールを行い、リスクを最小限に抑え、通り抜けることに向けられています

「Punished by Rewards: Twenty-fifth Anniversary Edition: The Trouble with Gold Stars, Incentive Plans, A's, Praise, and Other Bribes (English Edition)」より


あなたはまだいつでも成功するチャンスがあります。他の努力と同様に、成功するための最良の方法は、成功した人々を研究し、次に彼らを成功させるものエミュレートすることです。成功した人々の特徴を研究することは必ずしも彼らがそうであるようにあなた成功させるとは限りませんが

Breaking Into Acting For Dummies」より


■確かに物事が変わらない場所に到達しようとするのは人間の本性です。しか成功ほど失敗することはありません。人としてだけでなく組織としても、もっと空腹になる必要があります。上昇するほど、限界を押し上げるのをやめ、現状を維持しようとする力が働くからです。

「The Leader Who Had No Title A Modern Fable on Real Success in Business and in Life」より


■なぜ成功しているのか、なぜ失敗しているのかを知ることは、改善の鍵です。しかほとんどの人は、拒絶や不承認の恐れ、または批判の恐れによって麻痺しています顧客に尋ねたり、簡単質問をしたりすることを避けるために、あらゆる努力します。

「Advanced Selling Strategies The Proven System of Sales Ideas, Methods, and Techniques Used by Top Salespeople」より


■失敗した人と成功した人の違いは、後者がもう一度試みたことです。早いほど良い。これは間違いありません。アプローチを洗練し、目標を明確にし、インスピレーションを深めるためのレッスンと機会が必要です。

「The New Confessions of an Economic Hit Man」より


ビジネスにおいて、販売マーケティングを学ぶことは非常に重要です。しかし、本当の成功を収めるには、まず自分成功者として頭の中で見る必要があります。これを自尊心と呼んだり、自分イメージと呼んだりする人もいます

The Power of Consistency: Prosperity Mindset Training for Sales and Business Professionals」より


あなたはあらゆる方法で失敗しようとしたので、残っている唯一の方法成功する方法です。起業家にとってのそれは常に最後に来るようです。

Little Bets: How Breakthrough Ideas Emerge from Small Discoveries」より


成功と失敗の両方について建設的な見通しを立てる一貫した成功モチベーションを高めるための鍵です。単に成功体験を提供するだけではありません。モチベーションを高めるために、成功経験するだけでなく、それを称賛する必要があります

Sport Psychology for Coaches」より


起業家クラブに参加し、ネットワーキングイベントに参加し、志を同じくする人々と交流してください。またはあなたが望む種類の成功を収めている人々の本や自伝を読んでください。メンターを探すのもよいでしょう。成功必要な考え方を身に付けられます

「The Millionaire Fastlane: Crack the Code to Wealth and Live Rich for a Lifetime」より

2021-05-15

anond:20210515083617

1980年日本オーケストラでは、田舎はドボルジャーク(本人の周りの発音はドフォラーク)、地方ラヴェル東京でデュティユだった。

高卒軍団占拠していると、こんなにも日本人がバカになるという典型例であった。

2020年日本オーケストラでは、田舎バルトーク地方ホリガー、東京でイザベル・ムンドリーだった。

40年たつとバカ日本人でも進化するらしい。(笑)

文化芸術界隈の搾取構造は、教育の不全からきている。

ロシアでは教材費をほとんどかけずにpdf無償にするが、日本ではバカ高いテキスト代を払わされる。

日本人のほうが圧倒的にロシア人よりバカなことに、いつ日本人が気が付くのか見ものである

日本は、1990年代に至るまで、対位法洋書すら全国の本屋に常備しようとしなかった。ここらへんの闇に気が付く人も少ない。

2021-05-07

アメリカ帰りの出羽守に騙されて、SESに人売りされた話

または「すいません、名刺は切らしておりまして...」と言うのが板につくようになるまで。

あー、もうかれこれ10年も経過するのか、と思うと感慨深くなる。ヤクザのような(自称プログラマーに騙されて、多重請負転々とする羽目になったのも昔の話だ。語尾に「かなーと。」をつけるテック系に誘い込もうとするインフルエンサー達にノコノコついていく若者たちの末路はどうなるのかというのを、オジサンが教えなくてはいけない時期にきていると思い、書き込むことにした。

さて、冒頭に挙げた人物を「A氏」とする。もちろん実在するし、なんなら本まで出版している。今ではツイッターユーチューバーとして発信している。全く売れてないし、内容も洋書をパクってきたものなので、まったく価値はないがね。

A氏との出会いは、とある SNS だった。ちょっと、嘘を書くが、「どうかな、いちどうちに来ない?」というので、ためしに行ってみると「マーチ文系学生コーチする、反社団体所属してそうなお兄さん」がそこにはいた。

うわぁ、と思ってポカーンとしていたら、「せっかくなので、彼らが作っている課題をやってみて」という。ふむ、と思って、すぐに仕上げた。まぁ、当時の自分は【経歴がクソ】ということを除けば HTML/CSS を使ってブログをやっていたし、Java/Ruby/PHP/JavaScript/Objective-C をひと通り書けたし、Linux の初歩や SQL勉強していたし、AWS にてサービス運用するぐらいには気力があったので、当然ではある。

どんなもんだーい、と思ってコードを得意げにみせると、彼の表情は厳しい。A氏は「なにこれ?」というのだ。確かに【わざと】再帰を使って記述したが、シンプルに仕上げたつもりだ。それで「なにって、再帰ですよ?」とかえすと、A氏の表情はみるみるうちに厳しくなっていった。

ちょっとバックヤードにおいでや」というので、共同スペースの給湯室に行く。そこで「なんで履歴書を持ってこないの?」からはじまって、散々ディスられて「1日棒に振ったなぁー」という表情していたら、ますます怒らせたらしく、「キミは態度も顔も悪いねー」と言われ、さすがの俺もブチギレる。

もう時間無駄から帰ろうとしたら、「ポートフォリオを作ってこい、出来が良ければサ●バーエ●ジェントに紹介する」というじゃないですか。いやぁ、甘かったね、当時の自分は。そんなの、嘘に決まってるじゃないですか。でも、信じちゃったのですよね。

そのあと履歴書を書かされ、【未】登録派遣事業会社員正社員でなく、保険もなし)となり、禁止されている事前面接をされて、客先常駐に無事にはめ込まれましたね。ぶっちゃけ、ここまでは「世間知らずが身ぐるみ剥がされたね、勉強になったね」でおしまいなんですよ。ええ。

本当に書きたいことは、ここからだ。この A氏という人物が許せないのだ。どう許せないかというと「プログラミング計算機科学に対して愛はないのに、人工知能のことは語れる」と本気で思っているからだ。

知っている人は当然なんだが、【教師なし学習】といった類のもの1970年代には存在しているのだ。【深層学習】なんてものも、1970年頃には理論は完成していたのだ。どうして、21世紀になるまで注目されなかったのか?それは、ハードウェア能力が不足しているからだ。そして、未だに不足している。加えて、場末中小企業努力しても手に入れられないものがある。それは、【教師あり学習】に必要な音・画像データだったりする。こればかりは、グーグルマイクロソフトを超えてくる会社日本にはない。

まぁ、世の中には仕方のないものがある。別のところで勝負しよう。じゃあ、どう勝負するか?そりゃ『技術』でしょ、と普通は思うよね。それが、A氏は違うのですよ。彼の場合は、源泉は「学生を利用する」という戦略をとったわけ。そう、ベンチャー企業がやりがちな「やりがい搾取」ってやつだ。

はっきり言って、社会人ちょっとやったら、彼の言っていることが「感覚的におかしい」というのがわかるのだ。例えば「未認可の派遣事業をやっている」「インターン成果物営業する」「講演会執筆ばっかやってる」とかね。あと、勝手に祝賀会とかに行って「有名人ツーショット」を撮ってくるのよ。その写真マウンティングしてくるのは、真正キチガイ所作だと思ったよね。

ちなみに、A氏はアメリカの名門大を出ている(arxiv論文あったからマジ)が、計算機科学じゃないのよね。とある彼の手記を読むと「友人がこれからAI」と言っていたかスタートしたらしいですのよ。逆算すると、勉強期間はたったの 1年。絶対に無理だってばよ。当時の自分ですら「再帰を知らない人をプログラマーと認めたくない」と思ったし、こいつ計算機科学知識ゼロに近いと感じたもんね。

A氏の名誉のために書くと、努力はしてたとは思うよ。彼のブログを読んだら、Mecab やら TF をさわっていたしね。まあ、でも、それでも本をかけるほどの実力はないよ。だって、オレ知ってるもん。彼がラ○サーズに執筆依頼していたの見ちゃったし、インターン生に代筆させてたから。

疲れたので、途中で書くのやめます。どうしてスキルのない AI人材執筆依頼がくるのか、なぜ A氏はAIにすがるのか、出羽守AI人材未来はあるのか、は希望があればやります。)

追記arXiv ってプレプリント置き場なのね。知らなかった。ありがとう

2021-05-05

anond:20210505210455

なぜ大学に行くことになったのか

大学に行くことを意識したのは早く、もう小学校3年生の時にはあった。楽譜洋書を読んだのがきっかけだったんだろう。

小中の成績はどうだったのか

小学校は厳密に評価をつけてもらっていないので、ABCしかなく、Aでもどこらへんなのかは教えてくれなかった。

どれくらい努力したのか

高校への数学立ち読みして、「このくらいの高校なら生まれが違うといけるんだろうなあ、もちろん灘とか開成とかは絶対に無理でも、他はがんばりゃいけるんじゃないか」と読み進めたのを思い出す。レベルアップ演習は買った。

小中高公立

このルートだと、大学に行ってから急に使用語彙が変わるから注意しろ

2021-05-01

anond:20210501062104

田舎地方に住めばわかるんだけど、本屋図書館もないし、大人洋書なんて誰も読まない。辞書すらも引かない。

そういう場所に生まれ落ちた子供最初イメージするのは「方程式」くらいなんだろう。

これは日本社会責任がある。どうでもいい漫画本を大量に積み上げるのに、将来に必要な本は切らしたままというのは、民主主義の欠陥である

民主主義は「馬鹿が集まれ馬鹿に合わせる」ので、結果として進学率は向上しない。

「進学率は向上しました!」という馬鹿田舎地方人がいるが、それは偏差値40台の新設大学に放り込んだからに過ぎない。

日本人知的水準が上がらないんだから歌詞だって上がりようがない。

そこまでの民族ということなのだろう。

2021-04-29

図書館オンラインレファレンスサービスはありがたいし役に立つんだけど、本の一括全文検索ができるようになれば不要となる存在な気がするね。

洋書グーグルスキャンしまくってくれてるおかげで、気になる内容の本も内容から調べられるし、おぼろげに内容を覚えてる本も検索で調べられる。

全文検索対応できない司書しかできない役割というのはあるのだろうか。

2021-04-08

anond:20210408174109

美味くはないがマクドナルドよりははるかにまし。

  

しかシェイク類は挙げられるとピンポイントで困るメニューだ。

自分は好みがものすごくはっきりしててストライクゾーンが狭いからだ。

 

自宅で牛乳果物凍らせたのとかハーゲンダッツとかミキサーにかけたり、

洋書レシピ材料で作ったりしている味が好き。 

から外食でもその方向性で作ってる店が好き。意識高い系とか叩かれそうな店か、高い店が多くなる。

シェイクアイス混ぜるならハーゲンダッツが最低ラインかつ好みの方向性であって、ベース植物油脂だけのアイスクリームっぽい何かの店だと方向性が違うからまずいって感じる。

手ごろなチェーンでいうなら、今もあるかは知らんが、10年ぐらい前にココ壱で飲んだバナナジュースはとても美味しかった。

作るところ見てたらバナナ牛乳混ぜて攪拌しただけだったのでそりゃ自分の好みだわと思った。

2021-04-04

anond:20210404173437

お気持ちかどうかは、北村准教授の今後の業績で判明するだろう。


日本高校はまだまだ快適とは言えない。

日本の8割の高校生は洋書が読めない環境にあるからね。これが変わらないとダメ

2021-04-01

anond:20210401153259

まあそれでも一部の高学歴だけしか洋書読まない状態

洋書を読む人間国民の一割にも届かない。それが日本

田舎地方には、洋書は売っていない。

昭和平成初期の東京がそうやって工作してきたのだから仕方ないよね。

2021-03-22

あは

さて、殺人事件から十日程たったある日、私は明智小五郎の宿を訪ねた。その十日の間に、明智と私とが、この事件に関して、何を為し、何を考えそして何を結論たか。読者は、それらを、この日、彼と私との間に取交された会話によって、十分察することが出来るであろう。

 それまで、明智とはカフェで顔を合していたばかりで、宿を訪ねるのは、その時が始めてだったけれど、予かねて所を聞いていたので、探すのに骨は折れなかった。私は、それらしい煙草屋の店先に立って、お上さんに、明智いるかどうかを尋ねた。

「エエ、いらっしゃいます。一寸御待ち下さい、今お呼びしまから

 彼女はそういって、店先から見えている階段上り口まで行って、大声に明智を呼んだ。彼はこの家の二階を間借りしているのだ。すると、

「オー」

 と変な返事をして、明智はミシミシと階段下りて来たが、私を発見すると、驚いた顔をして「ヤー、御上りなさい」といった。私は彼の後に従って二階へ上った。ところが、何気なく、彼の部屋へ一歩足を踏み込んだ時、私はアッと魂消たまげてしまった。部屋の様子が余りにも異様だったからだ。明智が変り者だということを知らぬではなかったけれど、これは又変り過ぎていた。

 何のことはない、四畳半の座敷が書物で埋まっているのだ。真中の所に少し畳が見える丈けで、あとは本の山だ、四方の壁や襖に沿って、下の方は殆ほとんど部屋一杯に、上の方程幅が狭くなって、天井の近くまで、四方から書物の土手が迫っているのだ。外の道具などは何もない。一体彼はこの部屋でどうして寝るのだろうと疑われる程だ。第一、主客二人の坐る所もない、うっかり身動きし様ものなら、忽たちまち本の土手くずれで、圧おしつぶされて了うかも知れない。

「どうも狭くっていけませんが、それに、座蒲団ざぶとんがないのです。済みませんが、柔か相な本の上へでも坐って下さい」

 私は書物の山に分け入って、やっと坐る場所を見つけたが、あまりのことに、暫く、ぼんやりとその辺あたりを見廻していた。

 私は、かくも風変りな部屋の主である明智小五郎為人ひととなりについて、ここで一応説明して置かねばなるまい。併し彼とは昨今のつき合いだから、彼がどういう経歴の男で、何によって衣食し、何を目的にこの人世を送っているのか、という様なことは一切分らぬけれど、彼が、これという職業を持たぬ一種の遊民であることは確かだ。強しいて云えば書生であろうか、だが、書生にしては余程風変りな書生だ。いつか彼が「僕は人間研究しているんですよ」といったことがあるが、其時私には、それが何を意味するのかよく分らなかった。唯、分っているのは、彼が犯罪探偵について、並々ならぬ興味と、恐るべく豊富知識を持っていることだ。

 年は私と同じ位で、二十五歳を越してはいまい。どちらかと云えば痩やせた方で、先にも云った通り、歩く時に変に肩を振る癖がある、といっても、決して豪傑流のそれではなく、妙な男を引合いに出すが、あの片腕の不自由な、講釈師神田伯龍を思出させる様な歩き方なのだ。伯龍といえば、明智は顔つきから声音まで、彼にそっくりだ、――伯龍を見たことのない読者は、諸君の知っている内で、所謂いわゆる好男子ではないが、どことな愛嬌のある、そして最も天才的な顔を想像するがよい――ただ明智の方は、髪の毛がもっと長く延びていて、モジャモジャともつれ合っている。そして、彼は人と話している間にもよく、指で、そのモジャモジャになっている髪の毛を、更らにモジャモジャにする為の様に引掻廻ひっかきまわすのが癖だ。服装などは一向構わぬ方らしく、いつも木綿の着物に、よれよれの兵児帯へこおびを締めている。

「よく訪ねて呉れましたね。その後暫く逢いませんが、例のD坂の事件はどうです。警察の方では一向犯人の見込がつかぬようではありませんか」

 明智は例の、頭を掻廻しながら、ジロジロ私の顔を眺めて云う。

「実は僕、今日はそのことで少し話があって来たんですがね」そこで私はどういう風に切り出したものかと迷いながら始めた。

「僕はあれから、種々考えて見たんですよ。考えたばかりでなく、探偵の様に実地の取調べもやったのですよ。そして、実は一つの結論に達したのです。それを君に御報告しようと思って……」

「ホウ。そいつはすてきですね。詳しく聞き度いものですね」

 私は、そういう彼の目付に、何が分るものかという様な、軽蔑安心の色が浮んでいるのを見逃さなかった。そして、それが私の逡巡している心を激励した。私は勢込いきおいこんで話し始めた。

「僕の友達に一人の新聞記者がありましてね、それが、例の事件の係りの小林刑事というのと懇意なのです。で、僕はその新聞記者を通じて、警察の模様を詳しく知ることが出来ましたが、警察ではどうも捜査方針が立たないらしいのです。無論種々いろいろ活動はしているのですが、これという見込がつかぬのです。あの、例の電燈のスイッチですね。あれも駄目なんです。あすこには、君の指紋丈けっきゃついていないことが分ったのです。警察の考えでは、多分君の指紋犯人指紋を隠して了ったのだというのですよ。そういう訳で、警察が困っていることを知ったものですから、僕は一層熱心に調べて見る気になりました。そこで、僕が到達した結論というのは、どんなものだと思います、そして、それを警察へ訴える前に、君の所へ話しに来たのは何の為だと思います

 それは兎も角、僕はあの事件のあった日から、あることを気づいていたのですよ。君は覚えているでしょう。二人の学生犯人らしい男の着物の色について、まるで違った申立てしたことをね。一人は黒だといい、一人は白だと云うのです。いくら人間の目が不確だといって、正反対の黒と白とを間違えるのは変じゃないですか。警察ではあれをどんな風に解釈たか知りませんが、僕は二人の陳述は両方とも間違でないと思うのですよ。君、分りますか。あれはね、犯人白と黒とのだんだらの着物を着ていたんですよ。……つまり、太い黒の棒縞の浴衣なんかですね。よく宿屋の貸浴衣にある様な……では何故それが一人に真白に見え、もう一人には真黒に見えたかといいますと、彼等は障子の格子のすき間から見たのですから、丁度その瞬間、一人の目が格子のすき間と着物の白地の部分と一致して見える位置にあり、もう一人の目が黒地の部分と一致して見える位置にあったんです。これは珍らしい偶然かも知れませんが、決して不可能ではないのです。そして、この場合こう考えるより外に方法がないのです。

 さて、犯人着物縞柄は分りましたが、これでは単に捜査範囲が縮小されたという迄で、まだ確定的のものではありません。第二の論拠は、あの電燈のスイッチ指紋なんです。僕は、さっき話した新聞記者友達の伝手つてで、小林刑事に頼んでその指紋を――君の指紋ですよ――よく検べさせて貰ったのです。その結果愈々いよいよ僕の考えてることが間違っていないのを確めました。ところで、君、硯すずりがあったら、一寸貸して呉れませんか」

 そこで、私は一つの実験をやって見せた。先ず硯を借りる、私は右の拇指に薄く墨をつけて、懐から半紙の上に一つの指紋を捺おした。それから、その指紋の乾くのを待って、もう一度同じ指に墨をつけ前の指紋の上から、今度は指の方向を換えて念入りに押えつけた。すると、そこには互に交錯した二重の指紋がハッキリ現れた。

警察では、君の指紋犯人指紋の上に重って、それを消して了ったのだと解釈しているのですが、併しそれは今の実験でも分る通り不可能なんですよ。いくら強く押した所で、指紋というものが線で出来ている以上、線と線との間に、前の指紋の跡が残る筈です。もし前後指紋が全く同じもので、捺し方も寸分違わなかったとすれば、指紋の各線が一致しまから、或は後の指紋が先の指紋を隠して了うことも出来るでしょうが、そういうことは先ずあり得ませんし、仮令そうだとしても、この場合結論は変らないのです。

 併し、あの電燈を消したのが犯人だとすれば、スイッチにその指紋が残っていなければなりません。僕は若しや警察では君の指紋の線と線との間に残っている先の指紋を見落しているのではないかと思って、自分で検べて見たのですが、少しもそんな痕跡がないのです。つまり、あのスイッチには、後にも先にも、君の指紋が捺されているだけなのです。――どうして古本屋人達指紋が残っていなかったのか、それはよく分りませんが、多分、あの部屋の電燈はつけっぱなしで、一度も消したことがないのでしょう。

 君、以上の事柄は一体何を語っているでしょう。僕はこういう風に考えるのですよ。一人の荒い棒縞の着物を着た男が、――その男は多分死んだ女の幼馴染で、失恋という理由なんかも考えられますね――古本屋の主人が夜店を出すことを知っていてその留守の間に女を襲うたのです。声を立てたり抵抗したりした形跡がないのですから、女はその男をよく知っていたに相違ありません。で、まんまと目的を果した男は、死骸の発見を後らす為に、電燈を消して立去ったのです。併し、この男の一期いちごの不覚は、障子の格子のあいているのを知らなかったこと、そして、驚いてそれを閉めた時に、偶然店先にいた二人の学生に姿を見られたことでした。それから、男は一旦外へ出ましたが、ふと気がついたのは、電燈を消した時、スイッチ指紋が残ったに相違ないということです。これはどうしても消して了わねばなりません。然しもう一度同じ方法で部屋の中へ忍込むのは危険です。そこで、男は一つの妙案を思いつきました。それは、自から殺人事件発見者になることです。そうすれば、少しも不自然もなく、自分の手で電燈をつけて、以前の指紋に対する疑をなくして了うことが出来るばかりでなく、まさか発見者が犯人だろうとは誰しも考えませんからね、二重の利益があるのです。こうして、彼は何食わぬ顔で警察のやり方を見ていたのです。大胆にも証言さえしました。しかも、その結果は彼の思う壺だったのですよ。五日たっても十日たっても、誰も彼を捕えに来るものはなかったのですからね」

 この私の話を、明智小五郎はどんな表情で聴いていたか。私は、恐らく話の中途で、何か変った表情をするか、言葉を挟むだろうと予期していた。ところが、驚いたことには、彼の顔には何の表情も現れぬのだ。一体平素から心を色に現さぬ質たちではあったけれど、余り平気すぎる。彼は始終例の髪の毛をモジャモジャやりながら、黙り込んでいるのだ。私は、どこまでずうずうしい男だろうと思いながら最後の点に話を進めた。

「君はきっと、それじゃ、その犯人はどこから入って、どこから逃げたかと反問するでしょう。確に、その点が明かにならなければ、他の凡てのことが分っても何の甲斐もないのですからね。だが、遺憾いかんながら、それも僕が探り出したのですよ。あの晩の捜査の結果では、全然犯人の出て行った形跡がない様に見えました。併し、殺人があった以上、犯人が出入しなかった筈はないのですから刑事の捜索にどこか抜目があったと考える外はありません。警察でもそれには随分苦心した様子ですが、不幸にして、彼等は、僕という一介の書生に及ばなかったのですよ。

 ナアニ、実は下らぬ事なんですがね、僕はこう思ったのです。これ程警察が取調べているのだから、近所の人達に疑うべき点は先ずあるまい。もしそうだとすれば、犯人は、何か、人の目にふれても、それが犯人だとは気づかれぬ様な方法で通ったのじゃないだろうか、そして、それを目撃した人はあっても、まるで問題にしなかったのではなかろうか、とね。つまり人間の注意力の盲点――我々の目に盲点があると同じ様に、注意力にもそれがありますよ――を利用して、手品使が見物の目の前で、大きな品物を訳もなく隠す様に、自分自身を隠したのかも知れませんからね。そこで、僕が目をつけたのは、あの古本屋の一軒置いて隣の旭屋という蕎麦屋です」

 古本屋の右へ時計屋、菓子屋と並び、左へ足袋屋、蕎麦屋と並んでいるのだ。

「僕はあすこへ行って、事件の当夜八時頃に、便所を借りて行った男はないかと聞いて見たのです。あの旭屋は君も知っているでしょうが、店から土間続きで、裏木戸まで行ける様になっていて、その裏木戸のすぐ側に便所があるのですから便所を借りる様に見せかけて、裏口から出て行って、又入って来るのは訳はありませんからね。――例のアイスクリーム屋は路地を出た角に店を出していたのですから、見つかる筈はありません――それに、相手蕎麦屋ですから便所を借りるということが極めて自然なんです。聞けば、あの晩はお上さんは不在で、主人丈が店の間にいた相ですから、おあつらえ向きなんです。君、なんとすてきな、思附おもいつきではありませんか。

 そして、案の定、丁度その時分に便所を借りた客があったのです。ただ、残念なことには、旭屋の主人は、その男の顔形とか着物縞柄なぞを少しも覚えていないのですがね。――僕は早速この事を例の友達を通じて、小林刑事に知らせてやりましたよ。刑事自分でも蕎麦屋を調べた様でしたが、それ以上何も分らなかったのです――」

 私は少し言葉を切って、明智発言の余裕を与えた。彼の立場は、この際何とか一言云わないでいられぬ筈だ。ところが、彼は相変らず頭を掻廻しながら、すまし込んでいるのだ。私はこれまで、敬意を表する意味で間接法を用いていたのを直接法に改めねばならなかった。

「君、明智君、僕のいう意味が分るでしょう。動かぬ証拠が君を指さしているのですよ。白状すると、僕はまだ心の底では、どうしても君を疑う気になれないのですが、こういう風に証拠が揃っていては、どうも仕方がありません。……僕は、もしやあの長屋の内に、太い棒縞の浴衣を持っている人がないかと思って、随分骨を折って調べて見ましたが、一人もありません。それも尤もっともですよ。同じ棒縞の浴衣でも、あの格子に一致する様な派手なのを着る人は珍らしいのですからね。それに、指紋トリックにしても、便所を借りるというトリックにしても、実に巧妙で、君の様な犯罪学者でなければ、一寸真似の出来ない芸当ですよ。それから第一おかしいのは、君はあの死人の細君と幼馴染だといっていながら、あの晩、細君の身許調べなんかあった時に、側で聞いていて、少しもそれを申立てなかったではありませんか。

 さて、そうなると唯一の頼みは Alibi の有無です。ところが、それも駄目なんです。君は覚えていますか、あの晩帰り途で、白梅軒へ来るまで君が何処どこにいたかということを、僕は聞きましたね。君は一時間程、その辺を散歩していたと答えたでしょう。仮令、君の散歩姿を見た人があったとしても、散歩の途中で、蕎麦屋便所を借りるなどはあり勝ちのことですからね。明智君、僕のいうことが間違っていますか。どうです。もし出来るなら君の弁明を聞こうじゃありませんか」

 読者諸君、私がこういって詰めよった時、奇人明智小五郎は何をしたと思います。面目なさに俯伏して了ったとでも思うのですか。どうしてどうして、彼はまるで意表外のやり方で、私の荒胆あらぎもをひしいだのです。というのは、彼はいきなりゲラゲラと笑い出したのです。

「いや失敬失敬、決して笑うつもりではなかったのですけれど、君は余り真面目だもんだから明智は弁解する様に云った。「君の考えは却々なかなか面白いですよ。僕は君の様な友達を見つけたことを嬉しく思いますよ。併し、惜しいことには、君の推理は余りに外面的で、そして物質的ですよ。例えばですね。僕とあの女との関係についても、君は、僕達がどんな風な幼馴染だったかということを、内面的に心理的に調べて見ましたか。僕が以前あの女と恋愛関係があったかどうか。又現に彼女を恨うらんいるかどうか。君にはそれ位のことが推察出来なかったのですか。あの晩、なぜ彼女を知っていることを云わなかったか、その訳は簡単ですよ。僕は何も参考になる様な事柄を知らなかったのです。僕は、まだ小学校へも入らぬ時分に彼女と分れた切りなのですからね。尤も、最近偶然そのことが分って、二三度話し合ったことはありますけれど」

「では、例えば指紋のことはどういう風に考えたらいいのですか?」

「君は、僕があれから何もしないでいたと思うのですか。僕もこれで却々やったのですよ。D坂は毎日の様にうろついていましたよ。殊に古本屋へはよく行きました。そして主人をつかまえて色々探ったのです。――細君を知っていたことはその時打明けたのですが、それが却かえって便宜になりましたよ――君が新聞記者を通じて警察の模様を知った様に、僕はあの古本屋の主人から、それを聞出していたんです。今の指紋のことも、じきに分りましたから、僕も妙に思って検しらべて見たのですが、ハハ……、笑い話ですよ。電球の線が切れていたのです。誰も消しやしなかったのですよ。僕がスイッチをひねった為に燈ひがついたと思ったのは間違で、あの時、慌てて電燈を動かしたので、一度切れたタングステンが、つながったのですよ。スイッチに僕の指紋丈けしかなかったのは、当りまえなのです。あの晩、君は障子のすき間から電燈のついているのを見たと云いましたね。とすれば、電球の切れたのは、その後ですよ。古い電球は、どうもしないでも、独りでに切れることがありますからね。それから犯人着物の色のことですが、これは僕が説明するよりも……」

 彼はそういって、彼の身辺の書物の山を、あちらこちら発掘していたが、やがて、一冊の古ぼけた洋書を掘りだして来た。

「君、これを読んだことがありますか、ミュンスターベルヒの『心理学犯罪』という本ですが、この『錯覚』という章の冒頭を十行許ばかり読んで御覧なさい」

 私は、彼の自信ありげ議論を聞いている内に、段々私自身の失敗を意識し始めていた。で、云われるままにその書物を受取って、読んで見た。そこには大体次の様なことが書いてあった。

嘗かつて一つの自動車犯罪事件があった。法廷に於て、真実申立てる旨むね宣誓した証人の一人は、問題道路全然乾燥してほこり立っていたと主張し、今一人の証人は、雨降りの挙句で、道路はぬかるんでいたと誓言した。一人は、問題自動車は徐行していたともいい、他の一人は、あの様に早く走っている自動車を見たことがないと述べた。又前者は、その村道には二三人しか居なかったといい、後者は、男や女や子供の通行人が沢山あったと陳述した。この両人の証人は、共に尊敬すべき紳士で、事実を曲弁したとて、何の利益がある筈もない人々だった。

 私がそれを読み終るのを待って明智は更らに本の頁を繰りながら云った。

「これは実際あったことですが、今度は、この『証人記憶』という章があるでしょう。その中程の所に、予あらかじめ計画して実験した話があるのですよ。丁度着物の色のことが出てますから、面倒でしょうが、まあ一寸読んで御覧なさい」

 それは左の様な記事であった。

(前略)一例を上げるならば、一昨年(この書物出版は一九一一年)ゲッティゲンに於て、法律家心理学者及び物理学者よりなる、ある学術上の集会が催されたことがある。随したがって、そこに集ったのは、皆、綿密な観察に熟練した人達ばかりであった。その町には、恰あたかカーニバルの御祭騒ぎが演じられていたが、突然、この学究的な会合最中に、戸が開かれてけばけばしい衣裳をつけた一人の道化が、狂気の様に飛び込んで来た。見ると、その後から一人の黒人が手にピストルを持って追駆けて来るのだ。ホール真中で、彼等はかたみがわりに、恐ろしい言葉をどなり合ったが、やがて道化の方がバッタリ床に倒れると、黒人はその上に躍りかかった。そして、ポンとピストルの音がした。と、忽ち彼等は二人共、かき消す様に室を出て行って了った。全体の出来事が二十秒とはかからなかった。人々は無論非常に驚かされた。座長の外には、誰一人、それらの言葉動作が、予め予習されていたこと、その光景写真に撮られたことなどを悟ったものはなかった。で、座長が、これはいずれ法廷に持出される問題からというので、会員各自に正確な記録を書くことを頼んだのは、極く自然に見えた。(中略、この間に、彼等の記録が如何に間違に充みちていたかを、パーセンテージを示して記してある)黒人が頭に何も冠っていなかったことを云い当てたのは、四十人の内でたった四人切りで、外の人達は山高帽子を冠っていたと書いたものもあれば、シルクハットだったと書くものもあるという有様だった。着物についても、ある者は赤だといい、あるもの茶色だといい、ある者は縞だといい、あるものコーヒ色だといい、其他種々様々の色合が彼の為に説明せられた。ところが、黒人は実際は、白ズボンに黒の上衣を着て、大きな赤のネクタイを結んでいたのだ。(後略)

ミュンスターベルヒが賢くも説破した通り」と明智は始めた。「人間の観察や人間記憶なんて、実にたよりないものですよ。この例にある様な学者達でさえ、服の色の見分がつかなかったのです。私が、あの晩の学生達は着物の色を見違えたと考えるのが無理でしょうか。彼等は何者かを見たかも知れません。併しその者は棒縞の着物なんか着ていなかった筈です。無論僕ではなかったのです。格子のすき間から、棒縞の浴衣を思付いた君の着眼は、却々面白いには面白いですが、あまりお誂向あつらえむきすぎるじゃありませんか。少くとも、そんな偶然の符合を信ずるよりは、君は、僕の潔白を信じて呉れる訳には行かぬでしょうか。さて最後に、蕎麦屋便所を借りた男のことですがね。この点は僕も君と同じ考だったのです。どうも、あの旭屋の外に犯人通路はないと思ったのですよ。で僕もあすこへ行って調べて見ましたが、その結果は、残念ながら、君と正反対結論に達したのです。実際は便所を借りた男なんてなかったのですよ」

 読者も已すでに気づかれたであろうが、明智はこうして、証人申立て否定し、犯人指紋否定し、犯人通路をさえ否定して、自分無罪証拠立てようとしているが、併しそれは同時に、犯罪のもの否定することになりはしないか。私は彼が何を考えているのか少しも分らなかった。

「で、君は犯人の見当がついているのですか」

「ついていますよ」彼は頭をモジャモジャやりながら答えた。「僕のやり方は、君とは少し違うのです。物質的な証拠なんてものは、解釈の仕方でどうでもなるものですよ。一番いい探偵法は、心理的に人の心の奥底を見抜

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/matsumana.info/blog/2021/03/21/getting-started-javascript-2021/

別に他人がやる事なんだから、その人が好きにやる事なんだけれど。

一昔前なら、オライリーとか論文とか洋書とかが並ぶまとめを書いてた人と同じ匂いがする。これで十分に理解出来る人は、こんなまとめが必要なのか?と思うヤツ。

2021-03-18

anond:20210317002946

自分も同じような感じで英語がわかるようになったので、BLに限らず英語二次創作(fanfiction)を読みたいと思っている人向けに書く。

ちなみにShipperは性別関係なく単純に特定キャラクター同士をくっつけて楽しむ人のことを指すよ。特に男性×男性カップリングを楽しむ人はSlasherっていうよ。

Archive of Our Own (AO3)

英語圏で最もメジャー二次創作投稿サイト二次創作メインだけど一次創作original work)を投稿する人もいて、形式小説に限らずイラストビデオオーディオなんでもある。英語以外の言語投稿している人もいる(ドイツ語フランス語イタリア語ロシア語アラビア語中国語韓国語タイ語など)。

参考サイト

ほとんどの作品ユーザー登録なしでも閲覧できるけど、ナマモノ(RPF: Real Person Fiction)とかは作者が登録ユーザー限定公開で書いている場合が多いので登録おすすめ。あと登録するとブックマークとかサブスク機能が利用できるので便利。形式選択して電子書籍としてダウンロードもできる。

FanFiction.net

AO3が出てくる前にメジャーだった二次創作投稿サイト。AO3の開設が2009年なので、それ以前に流行った作品二次創作がAO3にないときにここで探すとあったりする。転載防止のために範囲選択ができないので単語を調べるとき少し面倒。

参考サイト

AO3にもFanFiction.netにもない場合

あきらめるのはまだ早い。Quotev, WattPad, Tumbler, DeviantArt(メインはイラストだけど小説投稿する人もいる), LiveJournalサイト内の検索バーキャラクター名やカップリング名で検索すると見つかることがある。

カップリング名の指定の仕方

基本は A x B (xはアルファベットXの小文字)またはA / Bで表記で、上のPrivatterのリンク先にも書かれてるけど表記の順番に受け攻めは関係ない。すでに特定カップリング名がついているものもある(Johnlockとか)。

作品リンクが切れているとき

作者がアカウントを消去したとかで見れない場合Internet ArchiveWayback Machine魚拓サービス)で作品リンクアドレス検索すると過去に保存されたページを見れたりする。

その他

夢小説

夢主はReaderまたはOFC(Original Female Character)/OMC(Original Male Character)で表記されることが多いので、上にあげたサイト検索窓で「キャラクターReader」「キャラクターOFC男性主人公場合OMC)」とかで検索するとヒットする。

名前変換はGoogle拡張機能できるらしい(使ったことない)。Chrome ウェブストアで"InteractiveFics"と検索したら出てくる。

Fic-rec

海外二次創作ファンの間では自分が良いと思った作品リストを作ってシェアする文化(?)があるので、手っ取り早く楽しみたい人はGoogleで「カップリング名 fic rec list」で検索すると作品を探す手間が省ける。

辞書

iOS場合は内蔵辞書Androidは良い辞書アプリがなかったかあきらめてブラウザで毎回英単語検索してた。Chrome拡張機能Weblioポップアップ英和辞典は便利。スラングUrban Dictionary最初はいちいち単語引くの面倒だけど読めば読むほど単語引く回数も少なくなっていくよ。

英語に慣れてきたら

辞書を使わないで読めるようになったら洋書に挑戦するのもいい。Project Gutenberg著作権の切れた作品無料公開しているサイト)やAmazon Classicsなら英語古典無料で読める。

動画もいい。カップリング名をYouTube検索するとどこかの誰かがそのカップリングキャラけが出ているシーンを再編集した動画投稿していたりする。

終わりに

本当はリンク全部貼りたかったけどスパム認定されて投稿できなかったか自分でググってください。

最初から気合い入れると疲れるので飽きたら途中でやめてまた気が向いたらやるみたいな感じで大丈夫ネイティブ単語スペル文法を間違えることがあるので、調べてもわからない箇所は読み飛ばしOK自分のペースでコツコツやってたらわかるようになるのでがんばってください。

2021-03-05

東京にすら文化教養がないということ

https://togetter.com/li/918117

増田民は長い文章を読むのが苦手なので、どのようにまとめるのかは悩んだ。少々長くなるかもしれない。

今の2020年代東京レベッカサンダースマートン・イレシュやカタリーナ・ローゼンベルガーやマークアンドレ演奏するオーケストラはない。(追記:2029年くらいにはだれか一人くらいは大丈夫かもというのはあります)

かつての東京はなんとかメシアンストラヴィンスキーとデ・パブロとタバシュニクは1980年代演奏できたようである。(追記:ミュライユではありませんでした)

どうして、こうなってしまったのか。それは東京文化教養が、もともと何もないかである

東京文化教養がないので、地方田舎は「ない人たちの追っかけ」になる。「知られてしまえば先を越される」ため、田舎にはメシアン楽譜はなにもない。ストラヴィンスキーすらない。地方だと、メシアンの名著は置いてくれるようだったが、全部ではない。東京にはそのすべてがある。

まり、「知られてしまえば先を越されるのが嫌」なので、東京の人たちはわざと地方田舎に本を置かないように工作をしていたというわけである。これを否定する人は多いが、本当の話である

単に西洋文化の盗人に過ぎない昭和東京の人たちは、「田舎より10年、地方より5年」進んでいることをえらいことだと思っていた。40年前なら情報統制を行えば、いとも簡単に引っかかったのである

ところが、スマートフォンの出現で、誰も引っかからなくなってしまった。

かつて高価な洋書だったものが、今では立派にパブリック・ドメインである。かつての東京芸大パブリックドメイン程度のことしか教えていなかったが、それでも授業が成立するほどにまで日本人全体が馬鹿だった。ところが、かたっぱしからなんでもpdfで落ちてくるのなら、もう芸大存在不要だ。

こうして、学部からヨーロッパ留学する日本女子日本男子より性成熟が早いおかげで勉強もはかどり、日本男子より先に国際作曲賞を取って帰ってくる。常に「先」であることに注目していただきたい。決して後ではない。これが性差である。賞獲りは日本女子のほうがうまい。曲も面白い

馬鹿がよく「改善策を出せ」と言うが、改善策は実はもうある。それは民主主義をやめることであるミャスコフスキー交響曲は27曲もあるが、あれは「地方学生オーケストラの体力づくり」のために書かれた作品である。指揮法の教材としても使える。実際コンクールに21番が出題されたこともある。こうまでしないと、文化の基礎力は育たないのである

しかし、ベクトル整数共通テストから出題されなくなった2025年に、この思想理解できる人は少なくなっていることだろう。「サンダース女性で初めてジーメンスの賞をとったんだからポリコレ女子はとったことに敬意を示して一曲くらいレディースオーケストラ日本初演しろ!」と言われたら、ここの増田民はどのように答えるのだろうか。おそらく、「ムカつく」という意見でいっぱいになるだろう。

ムカついている間は、永遠に地方田舎は衰退し、そのうちゴーストタウンもできて、東京文化も今後30年間はたいして変わり映えしないだろう。無職転生も、立派に日活ロマンポルノの焼き直しである東京人は創造から遠ざかっている。


レベッカサンダースマートン・イレシュやカタリーナ・ローゼンベルガーやマークアンドレ。さて。これら4人のオーケストラ曲をこのエントリを読んだ時点で知っている増田民は何人?

2021-03-01

anond:20210301102835

最近田舎から人口流入地方に昇格しそうな場所でも、低学歴の世界であると即日断定できないケースも多い。

かといって高学歴でもなさそうだという地域

大学は出ているが洋書は読めないって親がいるケースってやつね。

これはものすごい多いでしょ。そこら中にあるよねこれ。

2021-01-30

45歳多重派遣プログラマ退職エントリ

45歳多重派遣と言っても、噂のGitHubの人ではない。すまんな。。

皆さんはプロジェクトの共有ディレクトリの最下層に”女子大生”という何もないファイルを作ってアクセスログをとっていたのがバレて怒られた事はあるか?私はある。2回。

人は暇なとき、意外とディレクトリをめぐる旅をするものだ。

仕事でとうとうGitHubすら使わずプログラマ人生を終えてしまった。

レガシー技術を使いがちな金融プログラマではそこそこ居るのでは無いだろうか。

年収20代後半からは550万~700万位だった。残業代退職金は無く交通費は出ない。

所属会社営業事務も居ない小さな所帯のフリーの集まりのような所で、会社運営必要金額をある程度毎月納めれば良い会社だった。

仕事がなくなれば自分、もしくは他社員の人脈で仕事をとってくる。フリーで居るよりは仕事を取りやすく、単価も上げやすいので一応会社所属にしているだけの所だった。

私はやる気が無いプログラマだった。オフ時間プログラム勉強したことなんて殆どないが30歳、35歳の限界説を越え、45歳まで働けた。

ニート高卒45歳。多重派遣底辺プログラマ退職エントリ

はてなIT技術者諸氏はオフの日にも日々勉強をしているようで。

好きなんですね。この業界が。日本ITは今後も安泰だ。

◯◯出来る人が居ないか?と聞き回る営業を見ていると多重派遣SESとはいえ業務時間内に勉強させろと私は思う。

技術勉強の話になると途端に何プペる?のような、仕事の為の無給勉強時間当たり前のように語られる事がやる気の無い私にはついぞ理解することが出来なかった。

足に鎖でもついてるのかね。私と一緒だね。

45歳で年収300万円多重派遣の彼は問題児なのかもしれないが、私よりはやる気があるプログラマなのではないかと思う。

退職までずっとプログラムを書き、テストをしていた。たまに客に直接要望を聴いて、仕様書に落とすこともした。

C/C++Java・各種Shell・VB/VBA・SQLUNIX/LinuxWindowsサーバーをなんとなーくしていて、他の人が書いたプログラムを流用しまくって書いていた。

苦手なのはプログラムより仕様理解だった。

ざっくりな話になるが、私より出来る人はわんさか居て、私より出来ない人・問題児が2割は居た。後者の彼らのおかげで私は仕事があったのだ。あと、東京からあったのだ。

人並以上の理解をしていたのはLinux構造くらい。仕事カーネル層に潜り込み、デバイスドライバの改造をしなくてはならず、月350時間くらい働いているうちに身についたものだ。年俸制という糞システムのおかげで1円も残業代は出なかったが。

全く知らない技術が使われている新しい現場に上位プロパー会社営業に売りに出されることはままあった。

現場の人にさも「解ってます!」みたいな面で面接をし、何とか切り抜けることは出来た。このときばかりはいやいやながら上辺だけを勉強した。無給でな。

解っている事でも残業が沢山降ってきそうな場合は「ちょっと私には難しいですね・・・」「いやー、解らないですね。。」と出来ない振りをする度量もついていた。

仕事は”出来る(都合の良い)いい人”に回ってくるし、仕事をしてもめったに単価を上げてくれなし、切られる時は切られる。

30歳を越えたあたりから必要な時は定時丁度に上がる精神的な技術も身についた。

それと同時にここ10~15年はブラックIT業界でもようやく過残業を減らそうという機運が増えてきたように思う。

ライブイベントにも足を運べるようになり、推し投資が出来るようになった。

おそらくまだ10年はプログラマとしてなんとなく生活出来たのだろうと思う。

あいつ、そこまで出来はしないけれど居ないと困ることもあるんだよなぁ」位のポジションで。

あるいはもう少しやる気を出し、転職をし、上位層で働くことも出来たのかもしれない。

でも急に仕事がつまらなくなったのだ。だから辞めた。

最後になったプロジェクトのこと。

リーダーが毎朝9時に朝会を開き、進捗を聴く

・そしてその日、”1人日”以上の仕事が割り振られる。残業しても終わらない

・翌朝で何故おわっていないのか?を問い詰められる

仕事タスク割り振りが多すぎて終える事は出来ないとお伝えしましたが?と反論

・その状況で、空いている時間にやっておいてくれと新たなタスクが振られる

・空いている時間とは?と聴いてみるが、コンパイルしている1分の時間に少しづつといわれ、そんなの出来るわけ無いですよね?。どこに空いている時間があるか教えて下さい。

と、毎朝そんな問答を繰り返していた。

今までは流していたこの程度のパワハラが嫌になった。

改善をする気もおきなかった。早く次の現場に行きたいなという事ばかり考えていた。

そして気づいた。この仕事にようやく私は飽きたのだと。

子供も数年前に生まれ子供が成人するまでこの仕事をするのも耐えられないと。

そんな時に副業のほうを本業にする決意をした。会社を辞め、起業をした。

今は全く別業種の業界で働いている。この先うまくいくかは良くわからない。

3次請け、4次請けの会社に居たので理不尽パワハラには事欠かなかった。

理不尽の例1)

まだ若手の時、鉄砲玉として使われた事があった。

セキュリティがゆるゆるだった20年以上前の話である

TVCMもよく見る有名システムとある現場

フロッピーを本番端末のあるセンターに密かに持ち込み、定例メンテナンスの振りをしてシステムを黙って更新するという密命が若手の私と、他社の派遣PG新人のK君に与えられた。何度も。

かばんの奥にフロッピーを隠し、かばん持ち込み検査検査員にばれないようにし、潜り込む。メンテナンス用の作業ID使用して黙ってシステム更新するというのを繰り返し行った。

今考えると下手すると裁判沙汰なんじゃないだろうか。しかも見つかったら責任を取らされるという。

ある時、K君が想像以上にアホだった事で事件もおきた。

テンパった彼は入館証ではなく、隠していたフロッピー検査員に見せつけたのだ。

だが、早朝ということもあり、検査員がほぼ寝ていたので問題なく通れてしまった。

今思うとあの時は首の皮一枚で大丈夫だったんだなと。

理不尽の例2)

大手家電メーカー工場仕事をした時、プログラム仕事なのに作業服をまず”自費”で買わされた。作業服いらねえだろう。

工場内にある窓の無いプレハブ小屋が開発現場だった。人権が無ぇ。ファーウェイ工場にはヨーロッパの街並みが再現されているらしいが。

この現場は電機メーカーIT子会社D社からE社に投げられ、部屋に私以外だと窓際管理職のD社社員1人とE社の人間しか居なかった。

何故、E社の人間の中に私1人だけ他社の開発要員が入るのか?

入ってすぐに理解した。担当するシステムが1人だけで長く開発していたシステムで、スパゲティすぎて破綻しかけているのだ。

これを開発し続けられればヨシ、破綻したら私の(会社の)せいということにしたいのだ。

入って1週間で営業にコレはダメだと、早く抜けさせてくれと直訴した。

結局抜けるのに4ヶ月かかったが、その間、本当に酷い日々だった。

さな改修が多く、納期は1週間か2週間毎にやってくる。だが仕様を投げるD社の人が鬱で会社にあまり来ない。他のD社の人に聴いても何も解らないという。

1週間の仕事金曜日納品なのに、木曜日夕方に2日酔でやってきた担当者に仕様を聞き出し、金曜日に意地で納品するも、気に入らないところがあったらしく「前担当者よりスキルが低いですね~」と言い放たれた。精神の苦行だろうか。

私の抜けた後、E社の別な人間担当するも無事破綻しかけているという話は後ほど聞いた。自分スキルでは本当にギリギリだった。危なかった。

パワハラ1)

高校卒業後はニートだった。猫と母としか会話をしない2年を過ごした。

その後、大手新聞社オペレーター派遣会社が共同で作っていた文科省認定ではなく定期の学割も効かない街のパソコンスクールに通った。

教師は二種(基本情報)も持っておらず、業界歴は1年だけで環境変数理解していなかった。

その学校で多重派遣という底辺で生きる技術者の卵に他の20名と一緒になった。

文科省認定専門学校情報処理科では少しマトモに勉強すれば大手SIer商社の子会社の「何ちゃらソリューション」に入れる事も多い。

アホの一つ覚えのように大手の子会社は「何ちゃらソリューション」なので、「何ちゃらソリューション」というIT会社を見たらセンスの良い経営者が名付けた何処か大手の子会社だと思って差し支えない。あとイノベーションとかな。イノベータとかな。

就職氷河期の真っ最中地方中核都市就職をしたのだが、入社直前に東京勤務になった。

会社からは15万円の引っ越し資金けが支給された。氷河期の3月に転職は出来なかった。

親に敷金礼金4ヶ月分を負担してもらい、親父に秋葉原石丸電気家財一式を買って貰った。

SES企業はまず新人教育の当たりハズレががある。ハズレのほうが多い。

派遣法の隙間をついて、たぅった1人で新人派遣されてくる事も多い。彼らの大体は苦労を強いられている。

私は運良く同じ会社の人が沢山居る現場に入ったのだが、教育担当想像を絶するパワハラマンだった。とにかくどんなことにもキレる。

ある日個室に呼び出され「お前は田舎に帰って缶詰工場で働け。なるべく頭の働かなくて良い仕事を選んでくれ。業界にいると迷惑だ」と言われてしまった。

親に学校に通わせて貰い、引っ越し代も払ってもらったのに使い物にならないと言われたとき絶望感は大きかった。

地下鉄ホームに入ってきた時、ホーム下にふと吸い込まれて行きそうになり、寸前でハッとなり鼻先を電車がかすめていった。

知らないおばちゃんに「しっかりして!」と怒られた。都会の人も優しい。

あと、駅のホームドアは大事だ。全駅につけてくれ。

それ以降、他社でも新人には丁寧に接している。私はまだ恵まれていた方なのかもしれない。

パワハラ2)

とある家電の開発ツール担当していた時だった。

その家電TronからLinuxOSが切り替わり、開発・コンパイル用のソフトウェアシミュレーター新規開発となった。

Linuxカーネルプログラミング必要となり、日本語の文献もインターネット上の文献も少なく、オライリー洋書現在日本語版もある)を取り寄せて読まざるを得ない状況だった。

英語は全く出来ない&私が作るとなると当然開発は遅れた。

私はカーネルプログラミングなんて当時はしたことが無かったし、集められた人員Linux上でC言語仕事したことがある。くらいの人員が集められたのだ。

単価が安い人しか使ってはいけないというルール運用されていたらしい。

開発ツールの開発の遅れはプロジェクト全体の遅延に繋がった。

苛立った家電メーカーの”部長”が私を広いフロア大人数の前でこう叱った。

「こいつ全然解ってないじゃないか!!」「なんでこんなのにやらせているんだ!!」

中国出張で散々おねーちゃんを買った自慢をしていた糞みたいな人間に罵られるのである

月単価55万で350時間働かされ、残業代は1円も出ずである。誰もフォローをしてくれなかった。

徹夜が3日目に突入した午前3時、役職付きが私のPCの後ろで「まだ出来ないのか?」と15分おきにやってくる。

何とか完成はさせた。恐ろしいことに若かった当時は満足感をそれなりに得ていた。

精神的に色々と凹んでいた時に励ましてくれたのは中国人の同じ派遣の人だった。

大卒の育ちの良い中国派遣技術者が沢山居たが、彼らは本当に性格がまっすぐだ。彼らが私の中国感を大分良くしてくれた。

(ずっとメッセンジャーばかりやっている連中もいたが)

彼らのような有益人材が来てくれる時代があと何年あるのだろうか。

余談だが、この糞忙しい間に所属会社がいきなり倒産した。

私は所属未定のまま倒産した次の日も、土日も何故か働いていた。

自分が働かないと他の人が倒れてしまうと当時は考えていたし、ようやく仕事が出来るようになって謎のやりがいを感じていた。

そして、翌週、中間会社から流石に所属未定はマズイのでフリーとして契約しましょうと言われたのだが、単価の話なんて当時若造だった私には解らないのである

結局、300時間以上働く中、残業代無しの45万円固定と言われるまま契約をしたのだが、

当時の私には多い金額に思えていたものの、都内フリー技術者としては当然低すぎる金額であった。

忙しい中、アドバイスを貰う余裕もなく、無知のために中間会社の狸親父に低い金額契約させられたのだった。

みなさんは自分の単価くらいは知っておいたほうが良い。

賢い同じ会社の同僚は失業手当で半年遊んだか、会社契約と同じ単価でフリーとして契約していた。

余談その2、当時なんとなく興味を惹かれて当時流行っていた日本礼賛本を読んでみた。

国産OStron携帯電話世界を席巻!!みたいな事が書いてあったが、その本が出ていた頃、携帯電話OSLinuxSymbianで締められていたのを知っていたので興味深く読んだのを覚えている。

他にも

「1次請けが私の単価を上げてくれても中間会社搾取し、私には全く反映されない話」

野田ドモホルンリンクルバイトのように円高注視し続けた時、円高オフショアブームで単価が2年で2回減った話」

中間会社オフショア開発の失敗の後始末を手伝って欲しいと言われ、現場インフルで倒れた振りをして休んだ話」

「5000円の著作権フリー音源システム使用するのに数百万かかった話」

メモリ枯渇エラーが頻発したのに数百万以上のコストをかけて打ち合わせをする虚無の話」

メモリ初期化エラーが頻発した時に、解決方法としてとんでもない方法提示され、阻止した話」

「15万円のPCが60万円で導入される仕組み」

入社初年度の忘年会の一次会が新宿の有名なゲイショーパブで、他の社員と会話も無く終わった話」

無呼吸症候群で猛烈な睡魔との戦い、現場で怒られるようになり、睡眠薬生活リズムを取り返した話」

同人活動職場にバレて地獄を見た話」

大手会社コンプライアンス啓蒙画像著作権違反を発見した話」

「キレる、人前でイライラする人とは働きたくない話」

「某銀行の開発子会社美人率が高い・銀行員の婚姻率の格差社会の話」

などなど考えていたが長くなったので終わり。

多重派遣先は色々なキャリアの人が多い。元ホスト、元キャバ嬢もいれば元医師中国人、元アニメ会社勤務、元美容師、元寿司職人等の転職組も多い。

以前いたプロジェクトの有名SI企業PMSES上がりの元寿司職人だった。

SES就職の壁が低い。そこを足掛けとして転職し、さらなる転職大手大手子会社転職するのは悪くないキャリアプランの一つなのかもしれない。

SES会社玉石混交なのでまずは良いSES会社に入るのは大事だし、多重派遣改善されてほしいが。

何が書きたかったのか忘れたし飽きた。

業界からやる気の無い45歳が1人減り、業界は少し平和になった。

追記:続編を書きました。

https://anond.hatelabo.jp/20210131035752

2021-01-28

anond:20210128214224

出版されたばっかりの本なら向こうでも入手に手間取ったりしてそれくらいの時間がかかることはある。

洋書ならAmazonよりもその手の書店で注文して買う方が若干割高だけど確実かつ迅速だよ。

2021-01-27

anond:20210127175952

私の知らない本はで劇薬本といってまとめて紹介されてるよ

http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2020/06/post-99a8ef.html

とおもったら有料化されてたので記憶ベスト

隣の家の少女 洋書

砂糖菓子弾丸は撃ち抜けない 桜庭

・骨飢身峠死人葛 野坂昭如

 

あと古典

・蠅の王 (十五少年漂流記を読んだあとこれを読むとひでーなってわかる。天使のような諸多たちをオルタ化というか悪墜ちで焼き直したやつ)

ドグラマグラ

信州纐纈城

子供は読んじゃだめですよ

 

ぬるいけど漫画古典で 

ミノタウロスの皿 ふじこふじ

ブラックジャック 手塚治虫 ドクターキリコがらみのやつとかけっこうえぐい 火の鳥もえぐめと聞いたけどつづけてよむ金と暇がない

 

アニメゲームはわりあいよく知られているのでは

コードギアス 反逆のルルーシュ

イデオンガンダム系その他   要は皆殺しの富野作品

・マドカマギカ  要は皆殺しの虚淵作品

平成ライダーのいくつか 

 

みんなもついつい皆殺ししがちな脚本家には気をつけてチェックしておこう

2021-01-19

昔はたったの200円。

https://togetter.com/li/1654146

私が買ったときは200円を少し超えていた。

今思い出せば、私の中学時代はほかの誰とも違い、語学番組と隣り合わせの生活であった。

朝にドイツ語講座を聞いて、学校に行き、帰ればピアノ練習と書式の練習

フランス語講座までのちに加えてしまったので、中3の忙しさは想像を絶していた。

受験勉強に半分だけ振る」スタイルはこのころに培われたのだと思うし、ほかの同世代よりも、大学に入ってからはかなり得をしていたはずである

まだのんきに、当時の語学番組洋書購読なるものをやっていたのである。フォンターネの「エフィ・ブリースト」を半年で読むなんてこともやっていた。

カミュの「異邦人」やクライストの「こわれがめ」もやっていた記憶がある。

低学歴90%の町で、こんな贅沢な勉強ができたことに感謝している。

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