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はてなキーワード: 拘束時間とは

2021-06-17

ハクスラモンスターズ』とかいアプリ愚痴

ハクスラモンスターズ』とは企業制作個人制作の悪いとこ取りを目指しているとしか思えないゲームである

 ジャンル放置RPGアプリを開いていなくても時間経過でダンジョンを潜ってくれるという優秀なシステムで、私は毎日のように画面に張り付いてダンジョンへの出撃を指示している。

 そう、このゲーム放置RPGでありながら手動周回が求められる。なぜなのかといえば、課金機能に『手動周回時のみ周回時間短縮』という神アイテムがあるからだ。この機能存在している以上、効率を求めるならば手動周回以外の選択はない。さらにいえば、それに加えてもう1つの理由がある。

 手動周回と自動周回ではアイテムの取得効率勝率に著しい乖離が生ずる。

 手動で戦闘をすると100回やって100回勝てる。あるいは101回目で負けてしまう事はあるのだろうが、それは余程の低乱数を引いた時くらいで基本的には全戦全勝の状態。このステータス自動周回を行うと平気な顔して勝率80%という表示をドヤ顔掲載してくる。

 低乱数を引けば負ける、それは間違いない。しか自動周回で低乱数を引いてしまうとこうなってしまう。作者は『自動周回と手動周回にロジックの違いはありません』などと宣っているが、あり得ない。

 確かに戦闘計算式に変更は無いのだろう、しかし明らかに乱数の偏りがある。逆に上振れが発生すれば本来勝率の低いパーティが連勝できる可能性もあるのだろうけれど、そんな弱小パーティで100回も自動周回させる事なんてあり得ないのだから無いも同然。

 こうしてプレイヤー達は今日も手動ボタンを押し続け、隙間時間に出来る事が売りな筈のゲームでそこらのソシャゲと変わらない謎の拘束時間が生じていく。

 100歩譲って『手動周回のみ周回時間短縮』が無くなるならそれでも自動周回を行うだろう。低乱数ですらものともしない構築で挑めば乱数の偏りは関係無い。

 しかしこの機能課金であるが故に仕様変更に二の足を踏んでいるらしい。少なくとも買い切りである以上、弱体化や撤廃は許されない。ならば強化するしかないのだけど、周回速度が増加すれば単純にゲームとしてのコンテンツ消費速度が早くなってしまう。最終的にはアプデの感覚も短くすることを求められるし、ユーザーを縛り付ける事ができなくなる……と、作者は考えているだろう。

 しかし現状、ハクスラモンスターズは虚無を入手する為のゲームと化している。100回周回して入手アイテム0なんて当たり前(ノーマル装備は考慮外)。有りえないレベルで全てが渋く、そして周回間隔が遅い。自動周回ポチッと押して虚無になるだけならまだいいのだけど、手動周回してる人はどんなメンタルをしているのだろうか。

 通常『ハクスラ』と言えばアイテムの強い弱いはさておいて、入手量に関してはこのゲームとは次元が違う。システムにもよるが、装備に一定ランダムオプションが付加されることにより、戦術によって求められるステータスが異なる分だけ抽選確率を引き上げているのだろう。そちらはそちらでゴミ装備が大半な事がほとんどかも知れないが、少なくとも『無』を取得することは無い。

 このゲームにはランダムオプションは無い。二つ名というシステムによるランダム性は存在するが、付与される数値は固定であるめ組み合わさった場合の数値も含めて全てが固定されている。それが悪いというわけではない。むしろバランスを取る為には妥当な要素ではあるのだけど……数値が固定されている以上、AがBに勝るという絶対性を覆すことはあり得ない。SSを取ったら終わり。このゲームコンテンツ理論上有限。故に虚無にならざるを得ないのだろう。

 わかる。理屈はわかる。コンテンツの消費を防いで延命をしたいその気持ちはわかる。けれど、どこか優先度を間違っている。コンテンツの消費以前の虚無からの脱落者が溢れかえるのとどちらが良いのか。……たぶん、虚無を切り抜けたヘビー層を飼い殺しにするのが一番コスパがいいんだろうね。

 この辺の仕様、あらゆる部分がマネタイズに絡んでいることは容易に推察できる。開発者twitter毎日のように「UIについて学べる本買った!」「わかりやすい!」と勉強熱心であるし、理論に熟知した上で最適な搾取法を知っているのだろう。

 しかし、UIについてはほんとどうにかならないのか??本当に勉強してるのか?本当にわかやすいのか?

 ツッコミどころは山ほどあるけれど地味に今気になっているのはモンスターの昇格。モンスターにはランクが有り、ランクごどにレベル上限がある。上限解放するにはゲームマネー(またはそれと互換性をもつ課金石)が必要だ。

 そして条件を満たし昇格ボタンを押すと、昇格したモンスター画像がびよよーんと伸び縮みする演出が入り「あっ、なんか強くなったな」と思わせてくれるのだけど…グラフィックは変わらない。

 いや、新しいモンスターが加入した時ならまだわかる。けれど昇格は既存モンスターグレードアップする行為でありイラストなんて最初から知ってる。というかこれってソシャゲで凸するとイラストが変わったりなんかセリフ言い出す時のテンプレートだよね?これ付けるならAAランクでのイラスト違いを用意したら?そんな資金はないだろうけど。

 ゲームの仕組み上、昇格は割と何度も行い得るアクションだ。1回ならちょっとびよよーんとするのを眺めて「ほえー」で済むのだろうが、たとえばDランクモンスターを育てるならC→B→A→AAと何度も何度も同じモンスターのびよよーんを眺めることになる。

 もう一度聞くけどほんとに勉強してる?上辺だけ見て「おっパクろ」とか考えてない?

2021-06-07

オッカム先生階級格差トロフィーワイフ同時通訳

オッカム先生はもともと、北海道の裕福でない家庭で生まれ育った自分境遇と、階級格差地域格差への怨嗟をたびたびつぶやかれていました。たとえばこれとか。オッカム先生にとっては、その境遇から脱出するための唯一のキャリアパスが、大学研究職になることだったということで、「うちには資産がなく告げる(sic)仕事もなく、もう大学組織に雇われるしかない。それで業績や大学の規模やステイタスに拘りました」とか、「私はガリガリ亡者のように(大学教員)職を求めていました」みたいな話はよく書かれてました。今回消されたツイートの中にも「大学に職を得られないなら死ぬつもりでした」というのがありました。地元dis・ご実家disについてはやや自虐芸が過ぎるようにも思ってましたが、それは個人的境遇についての説明モチベーションにつながる話でもありますし、自分もこういう文化資本を含めた階級格差地域格差アカデミアでのキャリア形成に及ぼす影響(再生産)というのは、充分考察検討に値する問題だと思っています

そういった背景のうえでの、件の炎上について。オッカム先生は、国際会議同時通訳をやれるほどの能力を持ちながら、研究もしていなければ常勤でもない既婚の女性達を見て、

北大助手時代に「東京は恐ろしい所だ」と思ったことが一度だけあります。国際会議のロジやっていた時、同時通訳派遣してもらいました。最初研究者なんだから通訳くらいできるだろうと思ってたのですが通訳は甘いものではなくまるでうまくいかなかったのです。まして同時通訳など訓練なしには無理。

アカデミアの国際会議でしたか専門用語だらけですが、事前に資料渡しておいたら、それはそれは見事な同時通訳がなされました。通訳者はすべて女性だったのですが、これが皆さん、専業主婦だったのです。東大ICU卒業した専業主婦です。セレブバイトだったのです。

東大ICUや東外大ICUや東外大大学院を駒場で修了してたりする人もいました)出身者が専業主婦やってるのです。ジェンダー問題は本件ではちょっとおいておきます。とにかく北北海道辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした。

繰り返しますが、ジェンダー問題は専門外なのでおいておきます彼女らは比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかキャリアガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那パートナーとして読書語学を磨き子育てしている。雲の上より私には高かったです。

あり得ないのです。あり得ない世界だったのです私には。研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない。一体どんな世界なんだと背筋が凍りました。

という感想を抱かれました。当時その体験から受けた階級格差地域格差の衝撃、圧倒的な語学力を持ちながら自分が切望する大学研究職というキャリアパスには興味を持たずに暮らしている(暮らせる)方々が存在することの衝撃をそのまま言葉にした結果、一連のツイートには、当時のオッカム先生がお持ちだったジェンダー観も交錯した形になり、そこが批判対象になりました。

旦那との勝負トロフィーワイフについて

この「格差の衝撃」が、最終的に「自分彼女達の旦那との勝負」(同時通訳者達の配偶者男性のことは、それまで話題に一度も登場していないし、そもそも研究職かどうかもわかりません)になり、しかもその彼らに自分は「絶対に勝てない」と勝手に敗北感を抱いてしまう…というくだりについては、多くの方が「もしかしてオッカム先生は、『男性価値は、配偶者属性能力や、その配偶者専業主婦として養えるかどうかによって決まる』という価値観をお持ちなのではないか?」という風に読まれたようです(自分も、素直に読んだらこの文章意味はそうなってしまうように感じます)。そこで「トロフィー・ワイフ」という言葉を出して批判する方々も出てきましたが、オッカム先生は、この言葉を使ってオッカム先生批判する方々に対して「女性はモノじゃないでしょう」「私、思いつきもしませんでした」と非常に憤られています

もうさ、「トロフィー・ワイフ」という言葉がふっと思いついた人が2桁いるんですよ、確認した範囲で。どんな人生送ってきたんだと思うし、女性はモノじゃないでしょう。私、思いつきもしませんでした。

そして、「思いつきもしなかった」理由として、

思いつきもしない理由を考えてみました。

・「自分性別他者差別しない」からです。

私の出身北大では、東大が偉かった。アメリカンスタディーズはたぶん半分以上女性。実力の世界

あともう一つ、アメリカ研究では、人種ジェンダー研究が盛んです。だから、「男女差別が具体的にどう現れるか」の研究死ぬほど聞きます。だからジェンダーのことは置く」としたのは、自分のような政治史ジェンダー研究から見たら子供レベルからです。でも他分野の人よりは知ってます

と言っています。オッカム先生は、ご自分が「自分性別他者差別しない」方だと考えられています。なぜならアメリカンスタディーズは半分以上女性の、実力の世界だし、「男女差別が具体的にどう現れるか」の研究死ぬほど聞いているからです。これに説得力を感じるかどうかは読者の皆さんによって異なると思いますが、自分ちょっと、皆さんから指摘されていることの肝心な部分が伝わっていないのかな、と思いました。

同時通訳について

もうひとつ同時通訳という仕事について。同時通訳というのは、通訳翻訳界のひとつの頂点で、その中でも国際会議などの同時通訳案件を請けられるのは本当のトップクラス人材です。同時通訳というのは、どこに専門性があるかが誤解されがちな仕事で、語学力があればできる仕事…たとえば「米国から帰国子女で、英語日本語どっちも十分な語学力があれば、同時通訳ができる」という風に思われる方も多いようですが、実はそうではないのです。

英語を話される方なら「英語脳と日本語脳を切り替える」みたいなイメージは割と湧きやすいと思いますが、同時通訳というのはいちいち脳を切り替えてはダメで、「2つの言語モードを、脳のなかで同時並行で走らせる」という特殊な訓練が必要です。これは2言語ネイティブであってもなくても、練習なしには極めて難しいことです。

自分同時通訳なんてとてもできませんが、一時期フリーランス書籍翻訳をしていました。翻訳業界では「米語ネイティブ日本語も達者な人なのに、英日翻訳をやってもらったら商用出版に耐えないクオリティだった」ということをよく耳にします。頭が英語モードのまま日本語翻訳をすると「単語日本語に置き換えた英語」になりがちで、日本語ネイティブが読んだときに不自然だったり意味が通らなかったりすることが多いのです。だから頭を日本語モードに変えて、自分英語原文を知らないというつもりで読み直して、それでも意味が通るかどうかを検証しています

同時通訳者というのは、これをリアルタイムでやる仕事です。頭をフル回転させて、耳から入力された言語Aの内容に意識を研ぎ澄ませつつ、語り手の立場、聴き手の立場、その場の文脈などを加味して、最も適切な言語Bでの表現を選び出して、言葉として淀みなく紡ぎ続けるわけです(個人的には、同時通訳者さんの脳内では将棋囲碁などの知的ゲームトッププロ並の情報処理が行われていると思っています。「アスリートに近い」という人もいます)。想像していただければわかると思いますが、同時通訳は脳にかかる負荷がものすごいので、長時間はできません。国際会議などのように尺が長い場合は、複数同時通訳者をアサインして、15分交代でやります。休憩中はしっかり糖分を取る人も多いようです。業界トップクラス年収千万レベルの方々でも、持ち時間の終盤にさしかかってくると、徐々に言葉が途切れたり、不本意な倒置などが増えたりしてくることがあります。それほどハードな高度技術職なのです。日本トップクラスフリーランス同時通訳者の田中慶子さんのお話 日本トップクラスの同時通訳者が明かす、英語で困ったときの切り抜け方 - ログミーBiz)など読むと、その内実が伝わりやすいかもしれません(ちなみに田中さんは帰国子女ではなく、高校まで愛知で育った方です)。

また、担当分野に関する深い知識も当日までに身に付けなければいけません。通訳業界ではしばしば「その場にいる人の中では、通訳が一番話題に疎い人物」みたいな言われ方をします。商談でも政治交渉でも学術会議でも、母語は違っても同じテーマについて語りたい人達が集まって話す場なので、通訳以外の参加者達はテーマ自体については深く理解しているのです。その2者の橋渡しをするのがその場で一番アウェイ通訳だと考えれば、どれほどの事前準備が必要か、というのは想像に難くないと思います

こうした仕事性質上、企業常勤正社員で、毎日同時通訳ばかりしている方はあまりいないと思います契約社員などでの社内通訳というポジションもあるにはありますが、数は多くなく、そういう方々の中にも将来的なキャリア形成として、より高収入仕事も選びやすフリーランス通訳者を目指す方は多いようです。オッカム先生がおっしゃられている状況を考えると、会議にいらしたのは、おそらく首都圏サイマルインターナショナルなどにエージェント登録されているクラスA以上のフリーランス通訳者だと思います。おそらく全員が、事前に当該分野・当該テーマについての予習をみっちりして、前日に首都圏から北海道飛行機で前乗り込みして、複数人の体制ブースに入って、アカデミックな話題について原稿なしの同時通訳をやられたのではないかと思いますトータルの拘束時間は3日ぐらいかかっているのではないでしょうか。そういうプロフェッショナルの同時通訳者の方々が、その時はみなさん既婚の女性だった、という状況なわけですが、自分はこれを「キャリアに興味がない専業主婦セレブバイト」と呼ぶのは無理があるし、そう言いたくもないなあと思います。この表現には「有閑階級時間がある主婦からこそできる、暇つぶし趣味的な仕事」というニュアンスがどうしても漂いますが、仕事実態はとてもそんな風に軽々しく言えるものではないし、だからこその高給でもありますし、将来につながる立派なキャリア職でもあるからです。

炎上ツイートの冒頭を読むと、同時通訳が「訓練なしには無理」のハード仕事だということはオッカム先生認識されていたようなのですが、そういう高度技術職に携わっている既婚女性達が、〈既婚〉で〈女性〉という手がかりだけから比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかキャリアガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那パートナーとして読書語学を磨き子育てしている」と推定して、「専業主婦セレブバイト」という評価に到ったのは、当時のオッカム先生同時通訳という業態についてそれほどお詳しくなかったこと、お話をされた同時通訳の方がご自分ステータスについて「専業主婦」と仰ったこと(どういう質問に対してこの答が出てきたのか、答えられた方がどういう思いでこの言葉を選んだのかはわかりませんが)、男女の性別役割に関して当時お持ちだった先入観が絡まり合っていたこと、の3つによるのではないか、と感じます

過去の物の見え方は物の見え方として、問題なのは帝京大学教授として後進指導にあたる立場になられたオッカム先生が、当時ご自分がお持ちになられたそうした印象をどう考えられているか…なのですが、今日までのつぶやきを拝見すると「当時の自分の物の見方には、今からしたら偏っていた部分もある」といった形でそれを相対化する振り返りは自分の見た限りではあまりなく、むしろ一部の批判に対しては訴訟をする決意を固められているようです。自分は正直、事態があまり好ましくない方向に向かっていると感じています

2021-06-01

anond:20210601142224

企業の未経験者に対する職業訓練機会の減少

わりとこれがガンで、試用期間だとかなんとか理由をつけてゴミみたいな金しか払わないのが問題なので、そういうのを一網打尽にできるのは意味があると思う。

たとえトレイニーでも拘束時間が発生してたら金を払うのが当たり前で、見習いだとか半人前だとかそんな江戸時代職人みたいな言い草は許されないわけよ

2021-05-30

社会人なったけど、全然苦しいままじゃねえか!

就活のほうが働くより苦しいよ」

大人になってからの方が人生楽しい

大学時代人生ピーク、なんてことはない」

そういうの、眉に唾つけつつも、正直ちょっと信じてたんですよ

働いてみたら案外楽しくて、お金自分自由になるし、自力で立つのは大変だけどそのぶんやり甲斐もあって、なんだか人生楽しいぞ?! と

そういうふうになるんじゃないかと思っていた時期が俺にもありました

ならねーーーーーーー

全然きついじゃん

まあ、部署ブラックで、残業すげえ多いというのはひとつあるんだが、残業が少なかったとしても普通にきついっすわ

週5労働というのが嫌すぎるんだまず

俺の1日の「休み/労役」の判定は、その強度・拘束時間に関わらず、なにか義務があるか否かで決まるんだ

そういう意味で、どんなところにいこうと、どんな働き方をしようと、人生の5/7は労役側になってしまうねん

それが嫌なんだ俺は

かといって、自営業とかフリーランスなんかをやるガッツ能力もないんだ

なにも考えたくないんだよな

そうなんですよ なにも考えたくないんです

俺は、消費だけをしていたいんだ

それだけなんだ

ただただ親のスネかじって、なにも学ばず、なにも生み出さず、老いていくだけ そしてそのまま、なんの苦労もせず、幼稚なままで死にたい それが俺の人生理想なんだ

そうならないかな〜

2021-05-14

anond:20210514010359

でも友達ってブラック企業より辛いよな

一緒にいても給料でないし、拘束時間に上限ないし、維持するにはコストがかかる

人と遊ばなきゃいけない理由がよく分からなくなってしまった

2021-05-10

anond:20110510215904

勤務時間(拘束時間)とかによるとしか

移動に2時間かかる現場とか行くだけで往復4時間だけど、勤務時間じゃないから金は出ない……とかそういうのが常態化してたら行きたくないよねとか

そういう体質が気になるけどどうなのかなって

あらゆる婚活サービス経験してきたので、感想を語る

30代後半男、地方出身東京在住

20代前半から婚活サービスを利用し始め、途中彼女が出来たり別れたり、婚活市場を出たり入ったりと紆余曲折がありながらも、この度結婚に至ったため、振り返りがてら利用してきたサービス感想を書いてみようと思う。

 

相席居酒屋お見合いパーティー、街コン結婚相談所、マッチングアプリと思いつく婚活サービスは一通り利用したことがある。

順番に感想を書いてみる。

 

相席居酒屋

メリットアポなしで気軽に行ける

デメリット:どんな女性が居るか分からない

正直言っておすすめしない。婚活でなく友達探しとしても効率悪すぎると思う。

女性無料で飲み食いできるので、感覚として8割くらいが時間つぶしで来ている。

そういう場所だと割り切って安いキャバクラ代わりとして使うには良いんじゃないかな。イケメンコミュ力高い人は楽しめると思う。

たまにぶっとんだ女性もいて、楽しいこともあるが、婚活として使うのはハードル高い。

 

 

お見合いパーティ

お見合いパーティーにも種類があって、大きく分けて回転寿司型、合コン型、イベント型に分けられる。

 

回転寿司

メリット:開催頻度が高く、都内だと毎週末十数回は開催されてると思う

    参加者の年齢層が指定されていたり、旅行好き、ゲーム好きなどテーマ指定されているため、ある程度ターゲットを絞り込むことは可能

デメリット:会話できる時間が短い

    男性は割高

まず回転寿司型だが、一般的お見合いパーティーと聞いて想像されるのはこのパターンかな。

1人あたり5分程度の時間を区切って、順番に違う女性と話をするタイプのもの時間になると男性が移動して、一つ隣の女性の席へ移るため、回転寿司タイプとはうまいこと言ったもんだ。

このシステム体験するためだけに一度参加してみるのも面白いかもしれない。

基本的には事前に用意したプロフィールカードを見ながら会話するのだが、長くても1人10分程度しか会話できないため、自己紹介程度で時間切れになることが多い。

多くのパーティー最後カップリング発表があり、お互いにもう一度会いたいという意思合致した場合、連絡先が交換できるシステムになっている。

逆にカップリングできないと連絡先も交換できないので非常に効率が悪い。何回かカップリング成立し、再度デートする機会もあったが、俺はその後発展することはなかった。

やっぱりもう少し会話する時間が欲しい。

 

 

合コン

メリット回転寿司型と同様に年齢層やテーマ指定されているため、ある程度ターゲットを絞り込むことは可能

    比較的長時間で、お酒も入るため、話が盛り上がることが多い

デメリットグループを仕切れる位コミュ力がないと、好みの女性と会話をすることが難しい

次に合コン

飲食店に集まる合コンのような形式。これも時間を区切って席替えがあるが、回転寿司型ほど短時間でもないし、同時に複数人女性と会話が出来るので、回転寿司型よりしっかり相手を見ることが出来る。

但し男性側も複数人グループになってまとめて席替えになるので、コミュ力が低いと気になる女性に話しかけられずに終わるパターンもあり、ある程度のコミュ力が求められる。

ダントツ可愛い子がいるとコミュ力高い男が独占することがままあって、最後まで話できない人がいる場合もある。

店を貸し切って行うタイプだと良いのだが、通常営業中店舗を間借りしているタイプでは周囲の視線結構恥ずかしい。

 

 

イベント

メリットイベントによっては、趣味嗜好が近い異性と出会える可能性は高い

    出会いは無くてもイベントが楽しければ良し、と割り切れる

デメリット拘束時間が長いため、参加者イマイチ場合時間が経つのが遅い

    途中から自由行動になることが多く、リーダーシップ取れる人がグループに居ないと、グダグダになりがち

最後イベント

これは色んな種類があって、一緒にスポーツや謎解きを楽しむものからバスツアーのものもある。

趣味色の強いイベントだと、趣味が合う女性出会やすいと思う。

俺がお見合いパーティーで彼女が出来たのは全てイベント型だったので、成功率から言ってもわりとおススメできるタイプ

 

 

合コン型とイベント型は連絡先交換自由なので、回転寿司よりも2回目以降につながる可能性が高いが、途中で主催者が居なくなることが多く、たまに暴走する男性が居たりする。

飲みすぎで腹を出して寝だす奴とか、寒いでしょう?と言いながら自分コート女性押し付けようとする奴とか。嫌気がさした女性イベント途中で帰ってしまうのも複数回たことがある。

割とカオスだが、反面教師としては有効。絡まれてる女性を助け、その後デートにつながったこともあるので、スマートな振る舞いは身を助けることを思い知った。

 

お見合いパーティーは大手どころのIBJかエクシオ主催パーティーに参加することが多かったけど、IBJの方がタブレットを使ったり、回転寿司会場も半個室になってたり、洗練された感じがして良かったな。

ただ、申込時に「女性満席です!」って書いてあったからワクワクして参加したら、実際は女性3人しか居なかったり、お前定員何人で設定してんだ?って問い詰めたくなるようなパーティー複数回経験してる。

参加費用女性は500円程度~に対して、男性側は5000円~と高額に設定されてるし、婚活男子舐めてるんだろうなと思う。ただ集客力のある代替イベントがあるわけでもなく、仕方なく参加させて頂いてた。

そこんとこ、ほんと何とかしてください。

 

実際行ってみないとどんな女性が参加してるか分からないのが最大の弱点かな。

イベント型や合コン型はとりあえず楽しんで帰ろうと思えるんだけど、ターゲットとしてる層の女性そもそも参加してないと、特に回転寿司型は時間無駄にしたって思いながら帰ったことも。。。

男性目線ではあまりデメリットと感じなかったが、参加条件に「年収●●万円以上~」「大卒以上~」と書かれているパーティーであっても、給与明細卒業証明書などの提示必要なく、自己申請のみでOKだった。

身分証明も免許証提示すればOKだったので、既婚者が紛れ込んでても分からないだろうなと思った。

ある日、1日に2回お見合いパーティーに参加し、1回目で出会った女性と2回目で再会したことがあり、かなり気まずかったが今となれば笑い話だな。

ちなみにその女性は後日マッチングアプリでも見かけたので、最早運命じゃないかと思ったが、いずれもマッチングしなかった。

 

 

街コン

近隣の複数居酒屋で同時に合コンをやっている感じ。合コンっていうよりも、どっちかというと立食パーティーに近いかな。

参加人数が多いイベントが多く、どうしても可愛い子と出会いたいという場合確率的に悪くない選択肢だと思うが、参加人数が多すぎで訳わかんなくなることが多い。

あと、婚活パーティー型と違って指定席ではないので、可愛い子の周りには人だかりができてるが、そうでない子との差が激しすぎて、なんだかなぁ・・・と思うことも。

俺が参加したイベントたまたまそういうタイプだったのかもしれないが、主催者はもうちょっと配慮してあげてほしい。

正直10年近く前に、2回しか参加したことないので、最近事情はどうなってるか分からん。正直あまり詳しくない。すまん。

当時は街コンブームだったので、最近はいろいろ状況が変わってると思う。

 

 

結婚相談

メリットプロフィール写真である程度絞り込んでから出会えるので、効率は悪くない。

    身元がしっかりしているので、ネットワークビジネス勧誘サクラに気を使わなくて良い

デメリット費用が高い

    退会するまでセックスNG

 

費用が他と比べてダントツに高いので、それなりにしっかりした女性が多いのかと思いきや、変な人、というか価値観の合わない人と出会う率は一番高かった。

ひたすら質問ばかりしてきてこちらの質問には全然答えてくれない人とか。どちらかと言うと受け身女性が多い気がした。

最初から1対1で対面する時間が長いので、お互いの嫌なところも見えやすく、結果として価値観が合わないことが分かりやすかったのかな、とポジティブにも捉えらえると思う。

 

相談婚活の流れとしては、プロフィールを見てお見合い申し込み⇒お見合い⇒仮交際真剣交際プロポーズ・成婚退会だが、俺の入っていた相談所は、仮交際までは何人と交際してもOKというルールになっていた。

お見合い後に仮交際が成立した場合、当日中男性から女性電話をかけるファーストコールというルールがあるんだが、これがまぁ繋がらない。

俺は退会するまでに5,6人と仮交際になったんだが、初日電話が繋がったのは1人だけだった。酷い相手だと1週間音信不通のこともあった。

交際成立後も、LINEしても返事来るのが数日後、とかはざらにあった。

俺がたまたまそういう女性ばかり選んでしまってる見る目のない男なのかもしれないが、お互い社会人なんだから基本的ルールは守ろうぜ。

 

とはいえお見合いが成立した場合は、少なくとも1時間はじっくりと話す時間があるため、元ヤンから元アイドル契約社員からバリキャリまで、普段出会えない色んな人の色んな話を聞けて面白かった。

相談所によっては親身にアドバイスをくれるところもあるらしいので、恋愛経験の少ない人には良いと思う。俺の入っていた相談所は質問に対して明後日な回答しか出てこなかったので、あまり頼らなかったが。

サポート重視の人は入会前に相談所をしっかり吟味した方が良い。

 

なんだかんだ退会前の肉体関係禁止されてるのが地味につらい。俺は退会後いろいろあって結局婚約破棄になったのだが、体の相性の悪さも婚約解消の(一部だが)要因となったことは事実

 

 

マッチングアプリ

メリット:直接会う前にメッセージ交換が出来るので、ある程度人柄を推し量ることが出来る

    費用は安い

デメリット玉石混交。本気で出会いを求めている人も居れば、どう見ても情報商材屋だろうっていうプロフィールの人も居て、嘘を嘘と見抜けないとマッチングアプリは難しい。

 

なんだかんだで一番おすすめ。妻と出会ったのもマッチングアプリ。俺が婚活を始めた十数年前は、まだ出会い系のダークな印象が強かったけど、この5年ほどで一気に市民権を獲得して使いやすくなったのは大きい。

出会う前にアプリ上でメッセージをやりとりできるから、実際会ってみて「何こいつ?」ってなることは逆に相談所より少なかった(ゼロじゃないけど)。

マッチングしてうまくいくにはある程度コツは要る。俺自身マッチングアプリも入退会繰り返してたけど結婚相談所辞めた後に再開したら思いの外うまくいった。相談所での経験が活きたんだと思う。

20代後半で初めてマッチングアプリに挑戦した時はなかなか好みの女性マッチングできなかったが、30代中盤になって再挑戦したら意外と可愛い子とマッチングできる。(ただし相手も同年代な。若い子とのマッチングは無理)

たぶんライバルイケメンたちが婚活市場から居なくなって、俺みたいなフツメン以下にも可愛い子が回ってきやすくなる年代なんだろう。

モテなくて悶々としてる20代も、30中盤まで待てれば可愛い子と出会える確率は上がると思うよ。但し年齢分、外見の洗練と心の成長は必要からな。待ってりゃ良いってもんでもないぞ。

 

 

 

結局結婚するまで8人の女性とお付き合いしたけど、実生活出会ったのは2人だけで、あとは何らかのサービスを使ってた。

内訳は

イベント型のお見合いパーティーが4人

相談所1人

アプリ1人

だった。特に30代になってからは身近な出会いが無くなったので重宝した。

 

振り返れば結婚に至るまでお見合いパーティーには40~50回は参加したし、マッチングアプリでも100人以上の女性いいね!を送り続けた。

お見合いパーティーの自己紹介だけで終わった相手カウントすれば、数百人の女性出会い続けた十数年だった計算になる。

アプリお見合いで数人出会っただけで上手くいかないと挫けている人がいたら、もっと断られ続けてた奴がいるぞと、励みになってもらえれば嬉しい。

 

出会いの数を増やすだけで上手くいくことはないし、トライエラーファッショントーク力も向上させる必要があるのは間違いない。

それでも諦めずに出会い続ければ、いつかは素敵な人と出会えると思う。

妻は同い年なので決して若くはないが、めちゃくちゃ可愛いし、精神的にも自立した素敵な女性だ(俺より学歴年収も高い)。

婚活中はつらいことも一度や二度じゃなかったけど、こんな素敵な女性出会えた自分幸運だと思うし、諦めず出会い続けた自分を褒めてやりたい。

あくまで俺の経験則なので異論もあるだろうが、最後ノロケで終わらせてもらう。

 

 

追記

思いの外伸びてるので驚いてる。

俺の表現が拙いせいで、相談所には変な人しかいないと誤解している人も居そうなので、少しだけ補足しておく。

 

個人としては相談所もマッチングアプリも、一定割合価値観の合わない人は居て、その上で、直接会う前にメッセージ交換できるのがアプリ最大のメリットだと思ってる。

例えばアプリプロフィールに「旅行が好きです」と書いている人に対し、「今まで行った旅行先でどこが良かったですか?」とメッセージを送ると「沖縄です!」みたいな一言回答しか返信しない人、めちゃくちゃ多い。どうやってコミュニケーション取れっちゅうねん?あとは一発目のメッセージからタメ口で送ってくる人とか。

こういう人たちは申し訳ないが直ぐに切っていたので、直接会った人の3倍はメッセージだけで終わった人が居る。

相談所でのお見合い通過率も大体3分の1程度だったので、価値観が合わない人の割合はだいたい一緒じゃないかな。

相談所も事前にメッセージ交換できる機能を付ければ悲しいお見合いの数も減って良いと思うんだけど、お見合い料で稼いでるところもあるから難しいんだろうな。

 

アプリでは少なくとも見た目なりプロフィールなりに興味を持ってもらえた上でメッセージ交換をしているはずなので、いつもメッセージのやりとりばかりで直接会えないっていう人は、「いい人は会ってくれない」と嘆くより、自分の送ったメッセージを見返して改善できないか考える方が建設的だと思う。

(中にはいいね稼ぎ目的男性もいるらしいから、あまり根を詰めると精神衛生上よくないと思うので、ほどほどに)

アプリが合う人、相談所が合う人、それぞれだと思うし、俺個人として相談所はあまり合わなかったという話でしかないです。相談所をディスってる訳ではないので、念のため。

 

 

あと、妻の年齢についてのブコメが伸びてるみたいだけど、トップブコメの人が言いたいことを補足して頂いてました。ありがとうございます

一点追加すると、相談所のブログなどで聞きかじった知識では婚活男性の中には年下女至上主義の人が結構居るらしくて、その人たちにも対して、同年代に目を向けても素敵な女性は居るよ、っていうメッセージを伝えたかったのです。それ以上の他意はありません。

 

追記2

費用モチベーションについて書きました。

https://anond.hatelabo.jp/20210511220031

2021-05-01

anond:20210501145535

ありがとうございます

使命感ややりがいなどをもってサービス業従事している人たちには頭が下がる思いだ。

拘束時間は長い、休みは少ない、給与も決して多いわけではない、と三拍子揃うと心底「自分は一体何のために生きているのだ…」と思う。

しいていうなら、社内的な競争や足の引っ張り合いが少ないところはいいところだろうか。

過去従事していたところは、拘束時間休み給与も申し分なかったが、人間関係が劣悪で、責任なすり合いや言葉の端々をとらえた揚げ足の取り合いなど日常茶飯事だった。

働くってつらいね

2021-04-29

飲食業本当にあったこと

からウン年前、IT業界に疲れ自分に自信がなくなった俺は「誰にでもできそう」という理由飲食業に携わった

その時にあった事を書き連ねる

労働基準法?なにそれ?

週休1日(平日)を続けていると学生時代友達等と予定があわなくなり誘われなくなる

繁忙期はその休みすらなかったから、年間休日50日ぐらいかなあ

1日あたりの拘束時間は13時間ぐらい

9時出勤~店の清掃~11開店ランチ営業~14時から17時まで休憩~22時まで勤務 8時間勤務+2時間残業までが労働時間に組み込まれていた

この残業部分に帰ると相対扱いで皆勤手当がなくなる仕組み

有給休暇はない

なお幹部候補になると休憩時間強制参加の勉強会を開かされる

休みの日に呼び出される

自分じゃないけど、定休日がない店舗だと責任者休みの日でも呼び出される

社員1人+バイトで回してるようなネカフェとかだと、休みは月1ぐらいで働いてるんじゃないかなあ

「お客のため」という錦の御旗でやりがい搾取

賞与現金で手渡し

よりありがたみをわからせるために現金で手渡しらしい。もらったらオーナーまでお礼に行くこと。

オーナーの息子が渡しにくるはずなんだけど、機嫌により配布が遅れることあり。


飲食業で働くメリットってなんだろう...バイトJK食べ放題とか聞くけど、そんな元気はなかったな...

2021-04-24

女性医師問題

女性医師を育成の段階から減らすのは差別に違いない。

問題女性医師時短勤務率、離職率なわけであり、これは採用する病院やそれを管理している法律自治体経営母体が変革して、女性医師の勤務体制を納得いくものにするしかない。

 

男性独身女性医師ばっかが深夜労働や緊急呼び出しに対応して、時短女性医師は昼のみ勤務。

一見、そのぶんの時間給与手当を手厚くすればそれで解決すると思うかもしれないが、医師そもそも基本給だけでもそこそこ十分な手当が与えられているので、深夜労働や緊急呼び出しを好んで続けたい者などいない。しかし科によっては緊急手術、救急医療などどうしても時間外での対応が避けられない。

となると基本給をさげて時間労働依存型にすることで、時間外働かないと割に合わないようにすればいいという意見もでるかもしれないが、そうなると職業的経済的不安定となる医師があらわれて医療本位ではなく売上・給与本位でのゆがんだ医療判断をするようになるおそれがある。また、職業として給与的な魅力がなければ、医学部偏差値はさがり日本医療レベルは大幅にさがるだろう。

能力の低い医師ばっかしかいない病院でお前はその体をあずけてみてもらいたいか?)

 

では時間労働できない者は医師から排除すればよいのか? そんなこともない。いろいろなバックグランドをもった医師がいるのは現場でも多彩なもの見方ができるようになり、有利に働いている。

 

ぶっちゃけ子供の世話さえ誰かが肩代わりしてくれるなら、女性医師時間外働ける人ばかりなのである

産休で1年程度ブランクとなったとしても、そんなもの学生時代留年したり国家試験不合格浪人するのに比べてまだましでありなんとかなる。(いったん職業をはじめているので、勉強を続けることができる。)

育休を追加して2年程度のブランクでもまあそこそこいける。

そこからである。まず2人目、3人目と産んでいけば、産休+育休ブランクは、掛ける人数分となる。たとえば3人産んだ場合産休だけでもしすめば計3年だが、産休+育休でいけば計6年のブランクとなる。2歳でまで育休をとると、なんと最長9年ブランク。これだけでまず大きい。

そして育休あけたあとがまた問題であり、子供大人の目なしで留守番できるようになるまで(それも複数子供がいれば一番下の子供がそうなるまで)、自分しか子供をみる人が家にいなければ、時間外・深夜労働不可能となる。能力的にも体力的にも全く可能であっても、である

こういう話をすると、高給もらえるならシッターでも雇って働けなんていう意見がでてくるが、病院から電話かかってきて夜中の2時に1分できてくれるシッターなんて世の中にない。呼び出しにそなえて当直・当番の日に全部シッターをやっとっていたら、住み込みお手伝いさんを雇っているよなもので、破格の出費となる。そうまでしてやるより、時間労働男性独身女性押し付けて、自分時間内のみの勤務とすることを皆選択している。

問題は、時間労働がしたくでもできない医師(多くは女性医師)がいることと、時間労働がしたくない・または減らしたいのにそうできない医師(多くは男性独身女性医師)がいることである後者時間労働できるスタッフの数を増員できれば、解決可能であるが、時間労働できる医師の総数はかなり限られており、増員できずに困っている病院はかなり多い。 そして前者は、育児労働(女性社会進出)を両立しろという政府の無理強いの犠牲である

理想をいえば、24時間体制である育児を、いつでも外注できるシステムがあるとよいだろう。それはアクセス面も、利用料も含めて、外注してまでして労働するのにみあってなければならない。

昼間は保育園があるから、昼のみ働けるのある。夜には何もないから働けず、しわよせが男性独身女性医師にいっている。

夜など時間外の育児を夫に頼めれば一見解決である

これをやるにはかなりの労力がいるが、看護師などはそれを実行している。これは医師看護師間の状況の違いがある。

まず看護師時間労働には夜勤があり、医師夜勤がなく当直なのである夜勤であればかなりの給与がでるのだが、医師は当直という薄給(かつ労働時間カウントされない)労働体系で働かされている。

次に医師時間外呼び出しは、単純に労働時間に対してつくのみである病院にもよるが、時間あたり吉野家の深夜バイト程度のところも多い。夜中の2時に呼び出されてふらつきながら車を運転し(交通事故の話もよくきく)、朝5時まで3時間働いてしょうもない給与をもらい、また朝8時くらいより働くのである。そして、そのような呼び出しを受ける日は、呼び出しがあるかも、と思って構えておかなければならない。これは日数が多くなるに従って相当のストレスである。考えても見てほしい、24時間急に呼ばれるかもしれないので、寝ていていも起きれるだけの電話大音量を横においてねて、シャワーをあびている間もシャワーで音がきこえないといけないので濡れないように近くに電話をおき、よばれたあとも簡単とは限らない、高度の集中力を要する仕事をするのである。大震災のあとの余震数万回におびえてくらす市民の話をきくと、医師の待機とはこれに近い。

こんな労働を、強いられもしないのに誰が手をあげてするか? するわけがない。こういうものはなるべく大人数でわって拘束時間を減らしながら、交代でしかたなくやるものである。または、そいういった変態的勤務がしたい人に対して、十分な対価や見返りを与えて行うべきものである

2021-04-20

比較してはダメ

サービス業って月金仕事して土日祝休みの他の仕事に比べて拘束時間は長い、休みは少ない(または不定)、しか給与はさほどよくない、三拍子が揃ってる。

社会貢献性は高い(休日食事や買物ができる、そのようなサービス提供しているなど)とは思うが、それだけで続けられるほど単純ではない。

サービス業しか従事できなかった、努力を怠った、すべて自己責任で片付けられてしまう話なのか。

2021-04-07

男女の幸福度格差の正体と、それを解消する方法

俺はもっと家事をしたい。家事労働はヒトを幸せにする。掃除洗濯や修繕や調理を通じて、また、傾聴や会話やスキンシップを通じて、妻や子どもに尽くしたい。それこそがヒト(俺に限らない)の幸せに直結することだからだ。

幸福は「与えた」愛情で決まる

ヒトは群れで生活する動物だ。他の構成員ケアし、食べ物を分け合って一緒に食べることに幸せを感じる。これは本能だ。また、ヒトは子育てする動物だ。同じ性質を持った他の生物と同様、子育てに喜びを感じるようにあらかじめプログラムされている。

ベンジャミン・フランクリン効果(助けた相手のことを好きになるという認知的不協和)も無視できない。手がかかる子ほどかわいい、という結果は、手をかけたという事実が生むものだ。家族に尽くせばつくするほど、家族への愛着は深まる。

幸せというのは、受け取った愛情で決まるのではなく、与えた愛情で決まる。愛されているか幸福なのではなく、愛しているから、愛を表現しているか幸福なのだ。実際に手をかけて、家事をし、話をし、食卓を囲むことで、そのように愛情を行動に移した者の幸福度が上がる。家事はその担い手幸福にする。

男性家事育児事実上の制限を受けている

しか現実、俺の家事負担は小さい。週にわずか6回、土曜の昼食から月曜の朝食の調理(買い出しと後片付けを含む)を担当しているのと、家や家財や車や自転車などの修繕全般担当しているほかはすべて手伝い程度で、家事らしい家事は何も担当できていない。俺が長時間の賃労働に縛り付けられているためだ。

家事だけではない。育児限定的だ。子どもの世話をしたり、子どもとともに食卓を囲んだり、さまざまな話をしたり、勉強料理スポーツを教えたり、宿題を手伝ったりといった、育児にかかわる時間の大半を賃労働に奪われている。これもまた、俺のヒトとしての幸福を大いに損なっている。

本邦の男女には世界一幸福格差女性幸福度が高く男性のそれは低い)がある。これを男性視点説明するなら、賃労働負担の大きさと、家事参加の少なさという両面が原因だ。とりわけ家事の少なさは重大だ。我が国男性世界一家事をしない。多くの男性幸せを賃労働に奪われているのだ。

男性が恒久的に時短勤務やパート勤務をする道は狭い

我が家結婚当初は、夫婦両方がフルタイムで働きつつ、平等家事を分担し、夫婦の両方が幸福を感じていた。だが子どもができて夫婦で話し合った結果、俺がフルタイム労働さら残業を増やして家計を支える中心となり、妻はパートタイム労働兼業主婦になることにした。

俺がパート主夫になる案も真剣検討したものの、却下せざるを得なかった。理由は、当時30代前半だった俺が昼間にパートまたは時短で働けて、家から近い職場がないことだった。ジェンダー平等を実感したのはこのときだ。オッサン兼業主夫になるのは非常に難しい。

結果、俺は大半の家事を妻に任せ、ごく一部しか担当できなくなってしまった。うちの場合家事全般について妻より俺のほうが得意であるあくま自己評価だが)にもかかわらず、だ。逆に、賃労働能力は俺よりも妻の方が高い(と俺は思う)にもかかわらず、彼女フルタイム労働を失った。

俺は、この国のジェンダー平等を恨んでいる。俺を賃労働に縛り付け、家事子育て(つまり俺の幸福)を奪ったからだ。

また、ほどよく分担できていれば、家事労働はそれをする者を幸福にする。だが、過分に割り当てられてしまえばそうも言えない。俺の妻はそれほど家事全般が得意でないにもかかわらず大半の家事負担しており、せっかくの家事労働の多くが単なる面倒なタスクになりがちだ。これは幸せなことではない。

ジェンダーギャップ労働問題に過ぎない

ジェンダーギャップ幸福格差不公平家事負担、結果としての男女の賃金格差などはすべて、要するに労働問題だ。男女で賃労働家事を公平に担当しにくい現行制度に原因がある。なので以下のようなことを強力に推進すれば、諸問題はすべて(少なくとも我が家が抱えているものはすべて)解決する。

意識アップデートでは男女平等は実現しない

俺は「意識アップデート」だの「意識改革」だのというものには期待していない。そんなものに期待していたら、ジェンダーギャップ永遠に解消しない。なぜならジェンダーギャップは、制度的な介入をせずに放置していれば自然に拡大していく性質を持っているからだ。

これは良い悪いの話ではない。生物としての自然本能と、適応の結果に過ぎない。

まず女性上昇婚志向がある。これは世界中のどんな社会にもあるものだそうなので、生物としての本能と言える。より多くの資源を獲得する能力を持つオスに魅力を感じることは、生物としてまったく自然だ。そして、ヒトのオスがそれに適応しようとするのもまた本能であり、生物としてまったく自然なことだ。

ただし社会全体でこの本能適応すればするほど、ジェンダーギャップは拡大する。女性上昇婚志向適応した男性たちは、すべての資源男性たちだけで独占し、資源へのアクセス権を女性から剥奪する。前世紀まで、まさにそのような社会世界中で構築された。

このようにヒトの本能ジェンダーギャップを拡大し固定化する方向に作用するため、ジェンダー平等自然に実現することはない。相手無意識下の本能だ。意識改革では解決できない。制度改革しか実現できないものだ。

クオータ制による解決

現実的な解は、強制的なクオータ制の導入だ。繰り返すが、意識本能は変えられない。だから制度を変えるのだ。クオータ制は、結果平等観点で厳格なものであればあるほどよい。

政治家企業役員はもちろん、あらゆる職種で男女比が1:1なるように枠を設け、罰則付きで厳格に運用する。外科医も、看護師も、消防士も、保育士も、研究者も、レジ係も、漁師も、助産師も、土木作業員も、歯科衛生士も、自衛官も、すべて男女同数にする。当然、仕事内容も拘束時間賃金男女平等にする。

当初は各職業における職能水準の低下が問題になるだろう。しかしそんなものは、ほんの20年か30年もすれば解消される。学齢期や新卒時を見ればわかるとおり、平均的な女性能力は平均的な男性のそれを上回っている。クオータ制の導入で一時的に起きる職能水準の低下の問題は、ほどなく時間解決するだろう。

労働家事労働も、男女がどちらか一方に押しつけることなく、平等負担し合う。夫婦のそれぞれが週に20〜30時間ほどずつ賃労働負担し、あとの時間生物として家族としての幸せを追求できる世の中になるのが理想だ。

夫は兼業主夫、妻も兼業主婦だ。

こうなるともはや、主婦主夫)という概念崩壊だ。だがそんな概念産業革命以降にでっち上げられたもので、男性を賃労働で使い倒すための便利な、そして非人道的ジェンダー・ロールだ。こんなものは徹底的に破壊し、すべてのヒトがヒトとしての幸福を追求できる社会を目指したい。

男女がともに幸福を追求できる世界を望む

最後にもう一度強調しておく。家事労働制限されることは、幸福制限されているに等しい。より多くの賃労働負担している者は、幸福度において劣後する。

しかし、現行の制度の中で各家庭が個別部分最適化を進めれば、多くの家庭では、夫は賃労働奴隷、妻は兼業主婦、という形をとることになる。これは不幸なことであり、制度のものを改めるべきである。そして、ここまで述べてきた制度改革の過半は、すでにアイスランドなど北欧諸国において実施されている。

で、こういう男女平等を目指す社会運動ってある? あったら参加したいんだけど。

2021-03-31

マジで働きたくないのですが……

明日の朝8時から夕方17時まで、入社式的なことをやるらしい

内容とかに切目を瞑っても、純粋拘束時間が長すぎるよう

キツくね?

しかもこれ週一とかじゃなくて週5でしょ?

そんで、17時までとかナメたこと言ってられんのは最初の方だけなんでしょ?

ツラすぎるだろ

どうすんだよ

俺そんなに人生モチベーションねえよ

その割に彼女なんかがいて、俺が死ぬとかなり悲しませそうで、ちょっと死にづらい

いや、死んだら全部無なんだから知ったこっちゃない!といえばそうだけど、そこまで割り切れる精神性なら多分こんなに働くの嫌〜!とかいって駄々こねてないんだよな、そもそも

誰か助けて!助けてくれ〜!

誰か〜w 誰か氏〜w

ホンマに嫌すぎる

なんとかならないかな?

ならないねえ お前はこのまま一生苦しむんだよ!ヒッヒッヒ!!

自営業者になりたくなってきたが、そういう自主性みたいなものを一切育てないで生きてきたことがここにきて牙を剥くのであった

うわーっ!誰かー!誰か助けてー!誰か氏〜w

明日目が覚めたら突然砂漠のど真ん中みたいなところにいたとして、そのことに気づいた瞬間に感じるのは恐怖とか動揺だけじゃないと思う

たぶん、ちょっとだけ安心する 働かなくていいのか、とは思う

まあ普通に砂漠死ぬ方が総合的には嫌ですが…

うああ

ヒューマティー、これに耐えてきてんのかよ

耐えてきてねえ可能性もあるんだよな

いや、まあ耐えてんのか

新社会人うんぬんの話読んでて、「希望」「ワクワク」みたいなワードが出てくるたびにハッとする

普通、そうなのか?

俺、まったく希望感じないし、ワクワクもしないぞ

本当に働きたくない クツをなめる仕事(週イチ、1時間勤務、手取り15万)とかならやりたい やらせいただきます

マジで勘弁してほしい

芥川龍之介先生がいうところのぼんやりした不安みたいなやつ、俺もビンビン感じてますよ!とこれまでずっと思ってたんだけど、考えてみると俺のその不安はそんなにぼんやりしてなかった

純粋に、働きたくないというだけだった

これまでの人生にずっとシャドウキャストしていた、メチャメチャ嫌な、労働というもの

俺の人生における"嫌さ"の象徴

それが明日いよいよ始まるってわけでさあ

まらないでくれ!!

異世界転移とかしたい というかまあ、寝てるうちに不慮の事故や発作で死にたい

とにかく逃げたい 嫌すぎる

うわあああ

仕事が嫌っていうの、別に食わず嫌いでもないからなあ

業務内容はそこそこラクチンな単純作業系の日雇いバイトですら、シフトを入れるたびに沈鬱な気持ちになっていた

働くという行為、カネをもらう以上、なんらかの責任が確実に発生するのが嫌すぎる

誰の何にもいっさい責任を負いたくないんだ俺は

とにかくそれに尽きるんだよな

ボルメテウス・助けてくれ・ドラゴン

ボルメテウス・助けてくれ・ドラゴンじゃないんだよな

マジです 俺はマジで助けてほしい

白馬に乗った王子様でもなんでもいいので、窓から俺を連れ出してほしい

玄関からでも可

2021-03-19

anond:20210319030802

拘束時間クソ長くてなおかつ超絶激務なのがデフォ(※実際は業務時間に占める待機時間がかなり長いand昼から仕事開始だったり始業時間概念がなかったりして勤怠がクソだらしない)

出版社に限らず、こういう感じのあそビジネスやってる会社モンスター社員巣窟だと思ってる。

自分たちのだらしなさ起因のトラブルを全部下請けのせいにして、ぶん投げて、仕事ごっこしてるだけというイメージ

ぶっちゃけこいつら社会人じゃないんだよ。

こいつらって会社辞めたあとの身の振り方が、同業他社行くか、セミナー屋になるか、いきなりタレント気取りで演者的な食い方しようとする勘違いこじらせになるか、これら3パターンに陥るのがめちゃくちゃ多いけど、

無意識のうち「真っ当な会社に入って、当然に社会人常識要求されながら仕事こなして生きていく能力自分にない」って多分分かってるからこうなってんだよ。

2021-03-04

28フリーターだけど英語力0から英語勉強はじめたけど辛い

休みの日インターネットしかして無いから、インターネットで楽しめる幅を増やすために抵抗なく英文を読めたり外人チャット掲示板雑談したり出来るようになりたいと思うようになった。最近中古パソコンUbuntuを入れたので、cuiで「ギャッ、英語!」とならない様になりたいと強く思ったのが最終的な後押しになった。英会話海外旅行などは望んでいない。

英語力は限りなく0に近くて、現在形や過去形意味はなんとなくわかるが、現在形と現在進行形の意味の違いや、3単現や過去分詞の意味すらわからないとか、それぐらいレベルが低い。bとdの書き分けに自信すらない。

英語学習について調べてると、何よりもボキャブラリー英文法がわからなくても単語さえ分かれば英文大凡意味がわかるようになるし、文法は後回しでいいという事で、速読英単語中学版を買って寝る前と朝起きた時に進めている。

俺は中学時代から頭が悪くて勉強が出来ず、運動神経も悪くて運動も出来ず、何よりも他人に比べてとりわけ不細工な上に、メンタルが弱く人に対して強く怒れなくてヘラヘラしてしまタイプで、同級生教師からゴミのような扱いを受けていた。廊下を歩くと後ろから蹴られ、向かいから歩いてくる同級生にはキモいと笑われ、授業中は学力不足の大義名分の名のもとに馬鹿にされ、休み時間筆箱を廊下に投げられ、教科書教室内のキャッチボールの球として使われていたので、勉強をしない割に勉強道具はいつもボロボロだった。自分自尊心を守れるようなものが何一つない俺は生きる気力が次第に失われていった。父は拘束時間が長いうえに傾斜産業従事していたので給料もあまりよくなく、母が家計を支えるために2つのパートをかけ持ちしていた。学校に行きたくはなかったが、「もう学校行きたくない」と泣きながら母親に零してしまった時、母親から「お願いだから普通の子みたいに学校に行って欲しい」と泣きながら言われた事があった。今思えば母もパートで肉体的にも精神的にも疲れきっていたんだろう。学校に行くのも辛いし、母親学校での生活を打ち明けるのも辛いし、母親に泣かれるのも酷く辛くて、思考放棄しながら中学に通い続けて卒業し、惰性で家から一便近い偏差値30代の高校に通った。

そんな経緯があるせいか単語帳を読んで英単語を覚えていると、突然中学時代の嫌な記憶フラッシュバックしてきて不快気持ちでいっぱいになってくる。馬鹿にされた記憶が掘り返されて、馬鹿勉強しても無駄だと言われてるような、そんな気分になってくる。英単語勉強をしてからよく中学時代の夢を見るようになってきた。周りから嘲笑され、縮こまり、恐怖とも怒りとも似つかない酷く嫌な気分になる、そんな夢ばかり見るようになってきた。

英語学習三日坊主になるケースはよく見るが、英語勉強中学時代記憶トリガーになって酷く嫌な気持ちになるケースを見聞きした事が俺は無かったので、もしも経験者がいたらどうやって乗り越えたか教えて欲しい。

どうにも中学時代記憶が蘇ると脳が萎縮して学習パフォーマンスが落ちる感覚があるので、地味に困ってる。

2021-03-01

3分クッキングを見て思うこと

こちらが全て切った材料です」

こちらが〇〇分炒めておいたものです」

これ要る?

映像の早回しとかカットを使えば最小の材料で済むと思うんだけど。

.

まあ、その分映像編集の手間はかかりますね。

あと料理先生拘束時間が長くなるからだめとか。

余った食材は後でスタッフのまかないになるからいいんだよとか。

あらかじめ用意しておくこと自体ネタというか様式美なので、とか。

いろいろあるんだろうな

2021-02-18

anond:20210213101017

アカデミア界隈は主夫希望男性めだかおすすめ

①まず大学院講義の聴講生になります。文理どちらでもいいのですが、理系実験拘束時間が多そうな学生はやめましょう。理系理論系か、文系でもフィールドワーク等が無い分野がおすすめ。できるだけ博士課程後期の学生が多い講義を選びます。わからなかったら適当でもいいです。

講義に参加してる学生のなかで真面目にノート取ってたり周囲と議論してる学生と仲良くなります。このとき教えてアピールよりも自ら積極的議論しようとする姿勢を見せることがポイント。(○○というものについて、私としてはこう解釈してるんだけどどう思う?みたいな)

博士課程後期の学生、またはそれを希望している学生を見極めてねんごろになりましょう。できれば卒業後もアカデミックポスト希望する人がいいですが、後期課程に行く学生なら少なからヒモ希望はいます

上記のような選抜を経て残った男性は、短期的には収入が少ないまたは不安定場合が多いためしばらくの間はパートナーに養ってもらいたいという願望をもっている場合が多く、また研究に費やす時間比較自由度が高いため家事を担ってもらえる可能性があります。また高学歴男性リベラル思考を持つ傾向にあるためジェンダーロールには無関心です。頑張ってください。

2021-01-27

研究就活との両立が難しい。

教授面接以外はコアタイム中は常に研究しろと言うが、するといつESを書けばいいのだ?

結局拘束時間が同じならば、昼に就活して夜中に研究した方がまだリズムが取れる。研究はもう慣れたものから疲れた夜でもきちんと行える。

9:00-12:00 研究

12:00-13:00昼食)

13:00-18:00 就活

18:00-22:00(終電なら23:00ラボに泊まるならば02:00) 研究

スケジュールが私の理想

しか教授は嫌なんだろうな…。コアタイム終わった20:00から夜中まで就活すればよかろう、ESなんて相手がいないのだから、と言うのだろうな…

実勤3+4=7時間か。許してほしい…。就活無い日は週に2日くらいフルで研究するから、それで埋め合わせ出来ているとしてほしい…。っていうか内定決まったら喜んで沢山研究するから、それで許してほしい…。

2021-01-17

エンドロールのその先

自分の整理のために記録として書いています

長いし、読む価値は無いので、読んでからガッカリしたとしても自己責任でお願いします。




子供の頃からなんとなく漠然と、自分人生は二十歳で終わると思っていた。

高校受験学校見学で魅力的な学校を見つけ、どうしても入りたくて、頑張った。

憧れた高校入学して、そのあと何をしたらいいのか分からなくなった。

受験が、入学が、私のゴールだった。

高校生活は何をすればいいのかわからなくて、とりあえず「それっぽい」ことをして終わった。

憧れた高校生活は、ほとんど何もせず、ただ好きな制服を着て、かっこいい校舎を彷徨くだけだった。

それで満足していたし、それ以上はなかった。

大学は行きたくなかった。

やりたい事はほぼなくて、勉強もできないし、将来の目標も無いから、行く意味が分からなかった。

小学生の頃の昼休み友達に「絵が上手いか漫画家になればいいじゃん」と言われた。

その時からなんとなく漠然と、自分漫画家になるんだ、と思っていたし、漫画家になるなら専門学校の方がいいと思っていた。

あとは、当時見た3D映画がかっこよくて、そういうのを作る人になりたいと漠然と思って、そういう専門学校も考えていた。

結局、絶対大学じゃなきゃダメだという両親に説得され、漫画3Dも学べる大学に入った。

入学から半年後、学部全体説明会で、学長に言われた。

「お前ら今すぐ全員大学辞めて専門学校行け」

新設の学部だったし、入試説明会や案内には、漫画アニメ…それこそ専門学校のようなラインナップが書かれていて、親が許さず専門学校ではなくこちらにきた、という人が私以外にも大勢いた。8割はそうだったと思う。

実際、入学前に散々確認した3Dモデリングに関する知識のある講師は、入学後には存在しなかった。

かろうじて漫画講義はあったが、ただのオタクおじさんが自分ロリ趣味を語って聞かせるだけで、そこに学べるもの(例えば、そのロリの魅力、なぜいいのか、どういうところがファンの心を掴むポイントなのか、などを話されればまだしも、ただ「かわいい」としか話されなかった)は無かった。

これは、このままここにいても意味がない。このままじゃ無駄時間を過ごしすぎる。

だって私の人生はあと数年で終わってしまうのだから

二十歳まで残り2年、アルバイトを頑張って、大学在学中に夜間の漫画専門学校に通った。

ぶっちゃけ漫画専門学校に通わなくても描ける。

それでも学校に行ったのは、私自身がそうしないと一作も描けない人間だったからだ。

まり、この時点で気づくべきだった。

私に漫画は向いてない。

専門学校では初めこそ有意義時間を過ごせた。

話の組み立て方、起承転結コマ割り…

授業は週一、1年間。必死で稼いだバイト代ほとんどを注ぎ込んだ。最大限に有効活用して作品作りに役立てようと息巻いていた。

入学特典として、時間外でも個別相談作品を見てもらえたので、入学2ヶ月後、早速初めてのネームを見てもらった。

ストーリーも何もかもボロボロで、とても酷いネームだったと思う。

それでも、丁寧に指導してもらえて、学ぶことがたくさんあって嬉しかった。

教えてもらった事を活かすために、早速新しいものを描いて、2週間後にまた持っていった。

あなたネームは長いし、見るのに時間がかかるからなぁ。僕、家が郊外で遠いし、嫁が家で待ってるから

今思うと、先生だってそりゃ家庭があるし、仕方ない話だ。

それ以来、週一の授業も休みがちになり、半年をこえた頃には専門学校は行かなくなった。

自分でなんとかしなきゃ。

とにかく、まずは一作。

そうして、専門学校卒業前に1人で作品を完成させ、初めての持ち込みに行った。

せっかく描いたし、なるべくたくさんの意見を聞いて次に活かしたい。

5個の編集部に持ち込みに行った。

うち2箇所で、二度と漫画を描くなと言われた。

そんなバカな、誇張が過ぎると思うでしょ?一箇所はあくまでやんわり、自分担当作家と私との違いを長々と話した上で、向いてないと思うと言われた。

もう一箇所は誇張無しでハッキリと、「二度と描くな」だった。

そりゃ、最初から傑作が描けるとは思わなかった。

まして、今回は誰にも見せてなかった。ダメ出しも覚悟の上だ。

でも、2度目を描くことも許されないとは思わなかった。

帰り道の足取りは重かった。

初めての単身上京、知らない街。

憧れた新宿から半蔵門まで歩いた。

足を止めたら消えてなくなる気がしたから。

そんな作品だが、一応残りの2箇所では名刺をもらった。

うち一つは、みんなの憧れで厳しいと言われる場所で、なんならそここそ絶対無理だと思っていた場所だ。持ち込み予約の電話時点で扱いが悪かったし、当日も約束時間に行って、30分待たされて、待ってる間他の人が酷評されているのが聞こえて、怖くて途中で帰ろうかと思っていた。

でも、そこの編集者が1番優しくて、また見せてほしいと言われた。

社交辞令かもしれなかったけど、それが嬉しかった。

でも結局、編集部名前が凄すぎて恐れ多いし、なにより田舎者自分はそう簡単に持ち込みに行けないので、もう1箇所の名刺をくれた人にネームを送るようになった。

結果から話すと、うまく行かなかった。

私の実力と、担当さんの期待値が合わなかった。

その頃には大学卒業の年になり、最後の思い出のつもりで卒業制作を別の編集部投稿した。

ついでに、同じ雑誌イラスト賞にも応募した。

持ち込みの時にも行った編集部だが、持ち込みの反応はかなり悪かったし、きっと今回もダメだと思っていたが、卒業旅行中の魚市場で受賞の連絡を貰った。

カニを見ながら泣いた。嬉しかった。

漠然と、自分漫画家になる、と思っていたから、就活はしていなかった。

元々していたアルバイトフルタイムにして、漫画を描いていた。

しかバイトハードすぎて漫画を描く時間はなかった。休憩時間事務所トーン貼りしたりしてた。

鬱になった。

正確には鬱になったのは卒業制作中、同じゼミの子と比べられるプレッシャー作品ができない焦り、バイトの繁忙期が重なってパンクした。

ある日突然、プツンと何かが切れるような感覚があって、それ以降、目の前で話しかけられても、音声として認識できても言葉として理解できなかった。

話を聞いているのに、聞き取れない。理解できない。

当時の店長相談して、接客から裏方作業に切り替えてなんとか過ごしていたが、色々あって結局辞めた。

元々2年で辞めるつもりだったし、漫画バイトもうまく行かなくて、就活を考えた。2年以内ならまだ第二新卒枠がある。

何社か受けて、履歴書を見て笑われたこともあった。

それでも雇ってくれるという会社があった。絵を描ける技術を買ってくれて、新しく雇用形態も増やして、漫画の夢を追いながらうちで働けるようにサポートしてくれる、と。

すごく嬉しかったが、断った。

私は、言葉呪いが効きやすタイプだ。

そして特に、親の言葉は。

雇ってくれるという会社は、夜の街に近かったし、それに隣接するお店も取引先になっていた。

両親はそれが心配だったらしい。

「周りの人に、そんなとこで働いてるって言えるの?」

私は働いた事がないから分からないけど、親が言うならそうなのかも、と思ってしまって、断った。

今思えば、あの時あの会社で働いていたのが、1番幸せ分岐だったのかもしれない。

面接をしては落ち、を繰り返している間にふと、どうせ働くなら漫画に近い場所の方がいいのでは?と、アシスタント先を探すことにした。

当時はまだアナログが主流で、どこも都内で通いの募集ばかり。田舎者自分には不可能だった。

そんななか、本当に偶然、地元募集を見つけた。

から自転車で行ける場所、未経験者可、自分にとっては最高の条件。

早速応募して、面接

そこで初めて、現役の漫画家さんと話した。

採用になり、週に四日、6時間勤務。

作家さんの仕事場はフルデジで、ワンルーム作家さんと私用のPCと液タブが、それぞれ壁を向いて設置されていた。他は何も無い。

お互いにコミュ障で、会話はあまり弾まなかった。それでも、ネームを見てもらったり、トーンの貼り方をなんとなく教わったりした(基本的には「いい感じにして」の指示だったので、ほとんどは独学だった)。

その作家さんは漫画業界の闇に触れすぎて疲れていたので、ほとんど話し相手役割だったが(そもそも週刊と月刊の2本連載をほぼ1人で描く狂人だった)、私にとっては貴重な話がたくさん聞けた。

あと、その話を聞いてて、「漫画家なんてなるもんじゃないのかもしれないな」、とも思った。(作家さんが毎日のように辞めたいと言っていたから。そもそも異常な執筆量を1人でこなしてたし、そりゃ辞めたくもなるわな、と今は思う。)

そこで1年半すごし、作家さんの連載の終了と共に辞めた。

その頃は、何度か原稿を送って、1番小さい賞を何度か取っていた。しか担当さんとはうまくいかないし、原稿送っても「悪くは無いけどよくもない」しか言われず、何をどうしていいかからない状態だった。

そしてふと、自分は今まで一度も漫画を楽しく描いた事がないことに気づいた。

展開が、目線誘導が、読者の盛り上がりが…

初めて描いた時から、そんな事を気にしてばかりで、自分自身が楽しく漫画を描いたことがなかった。

アシスタントも無くなり、名実ともに無職になり、再度就活を始めた。

相変わらず履歴書を笑われて、嘘つきな採用担当意味不明な事を言われながら、最後自分の好きなものを描いてみようと思った。

何を描いても、誰にも何も言われない。

好きなように、楽しく。

結果的にやっぱり「読者の目が〜」とか「起承転結が〜」とかを気にしてしまい、完全には楽しくなかったけど、それでも、今までで1番気楽に描けた。

せっかく描いたし、SNSにあげてみた。

今まで私の漫画学校先生と、編集部の人くらいしかたことがないし、反応をもらえた事はない。

いいねが1万件ついた。

びっくりした。

たった一晩で想像もしない人数が見てくれた。感想コメントもいっぱいついた。

しかった。

それから就職が決まるまでの間…と、少しずつ好きな作品を描いた。

編集部酷評だったけど、SNSコメントは優しかった。

これで漫画最後にしようと思っていたのに、やっぱり描きたくなった。

SNSにあげた漫画を、編集部に送ってみた。

ジャンルが違うので、今までのところではなく新しい編集部だ。

ほとんど返事はなかったが、1箇所だけ返ってきた。

そしてそこで、いきなり連載になった。

今までもらった事ない反応が続いて、ある種のハイ状態だった事もあり、その連載もうまくやれる気がしていた。

電子のみの連載だったが、書籍化もできる自信がなぜかあった。

そして実際単行本も出した。

これだけ聞くと、SNSで人気出て連載、書籍化、すごく順調っぽい。

当時の自分もそう思っていた。

でも実際は違う。

話数が増えて、人気もちょっとずつ出て、物語ちょっと複雑な内容を追加した。

すると担当から言われた。

エロがあればいいから、余計な事はしないで」

私が描いていたのは、エロ系の漫画だった。

とはいえ、ただエロシーンが続くだけでは読者も飽きるし面白くない。何より話が続けられない。

そして元々少年漫画が描きたかった私は、エロだけを描くのは本意では無い。

今までは「いつか人気が出れば複雑な話も描けるから」と言われて頑張っていたが、その「いつか」が来ない。

担当にはっきりと、「絵がそこそこ描ければ話なんてどうでもいいから」と言われ、自分から打ち切りを申し出た。

今でも配信サイトコメント欄には続きを望む声が書かれていて、非常に申し訳ない。

描けなかった。

今度こそ、きちんと、話で勝負できるように。

単行本と、新作のネームを持って持ち込みに行った。

連載の経験もあるし、単行本も出てる。今までとは違う。採用にならなくても、作品を良くする話をしてもらえるはず。

「よくこれで本が出ましたね」

持っていったネーム単行本も、今までのどの持ち込みよりも酷い評価だった。

曲がりなりにも約2年、頑張って描いていたのはなんどったのか。

当たり前といえばそうかもしれない

過去に2社で連載をしたが、その二つ共が作品の打ち合わせはほぼ無かった。

一社に関しては一応ネームチェックがあり、エロの量だけ指示された。

もう一社に関しては、企画段階で一度だけ電話があり、メールの内容の復唱だけして終わった。以降は何を送っても「いいですね!」何も良くない。こっちが頑張って、相談しても特に取りあわれず、返事は全て「いいですね!」

1人で何度もネーム再考して、完成原稿を期日までに送る。

一応お金をもらっていたけど、やってる事はSNS投稿漫画と同じ。

商業作品の魅せ方のノウハウはもちろん無く、作品作りの才能がない自分には、自分だけの力で読者を惹きつける漫画を描くことはできなかった。

3度目の、「もう漫画やめよう」が来た。

悔しいけど、やっぱり自分には描けない。

でも、今日まで頑張った事を無駄にするのも惜しい。

また、「最後」と言う名目で、好きな漫画を描いて本にした。

作画配信したりしたおかげで、完成前から応援の声は多かった。

そして初めて、オリジナル同人誌完売した。

その漫画は、内容にアラは感じていたが、今までで1番楽しく描けた。

初めて感想差し入れもたくさんもらえた。

その作品を持って出張編集部に行って、そこでも2社声がかかった。

あの時がたぶん、私の漫画人生ピークだった。

その後、持ち込んだ漫画を元に読み切りを描き、運良く掲載

SNS時代ファンの皆様の応援もあり、連載化が決まった。

描けなかった。

私の中でイメージするキャラは持ち込みの時から変わっていない。けれど、いくらネームを描き直しても、担当さんからキャラブレ、別人になってるという指摘をされた。

だんだん自分でもそのキャラがどんな子なのかわからなくなった。

しばらく練り直して、やはり変わらなくて。

諦めて別の話を描くことにした。

そこからは真っ暗闇だった。

どんな話を描いても、中身が全部同じと言われる。

当然だ。「好きなもの」を描いてるから

下手に考えるより、自分の好きなものを好きなように描いて、それを膨らませる。

そう言う方法で描いた方がうまくいくタイプなのは自覚していたから、そのように描いていたつもりだ。

結局実力も追いついていなかったし、描きたいものも分からなくなってダメだった。

そんな事が2年近く続いた。

別の編集部の人に、考えている途中のネームを見せたこともある。

足りないのは実力じゃなくて話の一番の見せ所だ。あとちょっとでうまくいきそうだし是非頑張って。

それは、私が初めての持ち込みの時からずっと言われている事だった。

初持ち込みから10年。

結局自分は、10年経っても何も変わらなかった。

そろそろ30になる。

二十歳で死ぬと思っていたのに、10年もロスタイムを生きてしまった。

友達は1人もいない。比喩表現ではなく、本当に誰もいない。

小学時代、一番仲が良かった子に、ある日突然いじめられた。

一番仲がいいと自分では思ってたし、昨日まで仲良く遊んでたのに。

転校して、中学時代もそうだった。

突然クラス男子からいじめに遭い、それを一番仲が良い友達相談していた。

男子を使ったいじめの首謀者がその子だと気づいた時は目の前が真っ白になった。

「そう言う事するなら、あなたとはもう友達じゃいられない」

はっきりと意思表示をした。思い直してくれることに期待した。

別にいいし」

友達を作るのが怖くなった。

どんなに仲良くなっても、弱みを握られるだけだ。

お陰で高校の2年間はクラスで1人で過ごした。

ある程度損得が考えられる生徒が多かったから、いじめにはならなかった。

触れてはいけない、祟り神みたいな扱いだった。

3年でようやくできた友達は、卒業と同時に「私たち高校の間だけの友達じゃん」と言われた。

友達って難しいな。

中学時代、好きな男の子にはペットボトルを投げられた。

親には言えなかった。

高校時代、好きな子相談を親にした事があった。

友達に言うとまたいじめられるかもしれない。親なら相談に乗ってもらえるだろう。

あんなこ辞めときな。大学生になったら彼氏できるから!」

大学時代バイトと専門、学部女子が圧倒的に多い。

そのまま卒業した。

「いつかいい人が現れるから

そう言われ続けて卒業した。

卒業した瞬間、「いつになったら彼氏できるの」に変わった。

友達の作り方も分からないのに、彼氏ができるわけない。

一応婚活とか街コンには何度か行った。

まずは友達が欲しかった。

何人か連絡先を交換して話したりした。

仲良くなった人もいる。

その頃の私はマニキュアを塗るのが楽しかった。

ちょうどアシスタントを始めた頃で、それまでバイトの都合で服装制限があったし、オシャレはほぼした事がなかった。

ネイルと言うにはお粗末だが、100均の安いマニキュアを買ってなんとなく色をつけて喜んでいた。

100均のマニキュアを使った事がある人なら分かると思うが、乾くのが早い代わりに、木工用ボンドみたいにペロッと剥がす事ができたりする。

オシャレに無頓着な私はそれが何となく楽しくて、塗った後しばらくたって剥がれたマニキュアをめくったりもしていた。

ある日、LINEのやりとりで仲良くなった1人に食事に誘われた。

趣味の話とかゲームとか、そう言う楽しい話をしていた、異性で初めてできた友達感覚だった。

自分の指先が、剥がし掛けのマニキュアボロボロなのを完全に忘れて食事に行った。

かい合った個室のテーブルで、その爪に気づいたその人に、「ネイルやってるの?見せて」と手を握られた。

そして、ボロボロの爪を見られた。

「オシャレだね」

怖くなった。

ボロボロハゲ公園遊具ペンキみたいな指先を綺麗と言ったのだ。

しかも、気持ち悪い笑顔を貼り付けて、視線は全く手を見ていなかった。

メガネの奥の瞳と視線があって、二度と会わないことを決めた。

男女でただの友達になれるのは大学まで、そのあと仲良くなれるのは下心のある人だけらしい。

それがたまらなく怖かった。

その後も何度か友達までの付き合いの人はいたが、例えばふとした瞬間肩を触られたり、手を握られたり。

そう言うのが怖くて続かなかった。

そのままもうすぐ30だ。

家を出る能力がないので実家暮らし毎日両親…特に母に怯えて生きている。

「家にいるんだから家事しなさい」「他の人は外に働きに出てるんだから

少ないながらに在宅でアシスタントはしている。

両親の中で、外に通勤していない、在宅労働は「仕事」ではないらしい。

本当は拘束時間が長い職場だが、家事があるため作家さんに頼んで短くしてもらっている。

当然、その分給料は減る。

給料が少ないから、その分早く自分原稿で稼げるために作品作りに励む。焦る。

それでもようやく希望が見えてきて、前向きに色々挑戦できそうになってきた。

真夜中に叩き起こされ、いつ結婚するのかと叱責された。

完全に寝ていたので、はじめ何を言われているのか分からなかった。

真っ暗な部屋の中で、Permalink | 記事への反応(1) | 16:44

2021-01-09

学校に行かせるのも児童虐待でしょ!

「将来役に立つ」「こうしておかないと将来何者にもなれない」つって子供がやりたがってないことを強制するのは虐待だと思うんだよな

学校拘束時間えげつないし、危ないことも多い

無理矢理習い事やらせたり趣味を取り上げたりするのが虐待なんだったら、無理矢理毎日学校に通わせるのはどうなんだ?という話になってくる

本当に子供のことを愛していて、本当に「のびのび」と育てたいと思ってんだったら本人が望んでない教育を与えたりするのはどう考えてもヘン

「幼少期に教育を受けてないと後々それがコンプレックスになる」はある程度正しいだろうけど、その理論がアリなら習い事ガンガンやらせゲームやってたら殴るスタイルもアリになる

「幼少期に抑圧されたことで大人になってから反動がくる」というんなら、幼少期にむりやり学校に行かされたことで大人になってから勉強嫌いになってる奴なんて無数にいるしな

10億円くらい用意して、子供の言うことは全部聞く 一切の義務を課さない これが親の最低限の責任だと思うんだ

俺はそんなことはできねえから子供は作らん

2021-01-01

鉄道会社現業)へ就職を考えてる人たちへ

鉄道現業で働き続けアラフィフになる僕の感想です。

これから就職を考えている方は参考にしていただければ幸いです。


入社前】

高卒中心の採用だったのは遠い彼方。

今はどの会社

大卒5:専卒4:高卒

位の割合採用が行われる。

入社動機がはっきりしている専卒・高卒はもとより大卒入社理由は人それぞれで面白い

鉄道好きを上手く隠して入社したタイプ

いわゆる私大文系自己分析の結果、数字ノルマのある営業や全国転勤は嫌だから「とにかく安定している」という理由以外特にないままこの世界に入るタイプ

近年はJR大手私鉄だと、MARCH駅弁以上だけど現業という珍種もいる。

いずれも楽しい研修生活を終えると地獄を見るがそれも経験

新入社員入社3年目位】

楽しい研修を終えて方々の駅に散る。

そこで待っているのは今まで経験したことのない同じ釜の飯を食い同じ寝床で寝る楽しい楽しい集団生活

基本的にどの鉄道会社も4週8休で朝~翌朝までの24時間勤務をベースに循環交代しながら働くことになる。

○よく説明される例

(月)朝~(火)朝・・・全泊仕事

(火)朝~終日・・・非番

(水)朝~(木)朝・・・全泊仕事

(木)朝~終日・・・非番

(金)朝~夕・・・日勤仕事

(土)休み

(日)休み

だいたい説明会や研修でもこのような勤務の仕組みの説明を受け「非番自分時間自由に過ごせますよ!」とかキラキラした目のサクラ社員説明されるが実際は、

●本当の例

(月)朝~(火)朝・・・全泊仕事

(火)朝~夕・・・残業で日勤仕事

(水)朝~(木)朝・・・全泊仕事

(木)朝~夜・・・残業ラッシュ対応とお昼まで教育、そのあと先輩に強制連行されて平日昼から酒(20時~終電間際まで)

(金)朝~(土)朝・・・本来は日勤だったが病欠が出たので半分休日出勤でそのまま通して全泊仕事

(土)朝~夜・・・仕事を終えた朝から昼までは詰所で死んだように仮眠、昼から組合員講座へ動員され夕方から飲み会

(日)休み・・・死んだように眠る

こんな感じ。

終車後の仮眠時間はどの会社も概ね5時間前後だが全員が着替えやシャワー浴びる時間も含めてその時間

当然イレギュラーなことがあったりシャワーの台数と働いている人の数が釣り合わないと短くなる。

平均3時間としておくのが現実的数字

多くの若者にとっては今まで学校に行って家に帰れば親の用意してくれたあったかご飯を食べて暖かい布団で寝れた生活からの転調なので当然ショックを受ける。

また、いくら時代が変わったとは言えまだまだ20年30年働いている先輩が幅を利かせてる超縦社会なので体育会系集団生活経験のない若者のっけから洗礼を受ける事多し。

先輩への気遣いはどこの会社でもあるが、それがおはようからおやすみまでどころか翌朝のおはよう以降も続くのでやはり向き不向きはある。

ダメな奴はすぐにダメ判断し辞めるのが一定数いる(それはどの仕事も同じだけど)。

ただこんな生活でも半年もすれば身体が慣れてしまうので大丈夫

若いうちは休日出勤も含めた残業代でそれなりに稼げるのでほとんどの若者は4週5~6休くらいにして休日出勤で稼ぐ。

入社3~10年】

乗務員を目指すか否かで最初の分かれ道が待っている。

会社によっては駅は子会社採用乗務員にならないと親会社転籍できないところもあるので人によっては死活問題でもある。

もし駅が子会社採用乗務員になる以外親会社就職できない鉄道会社への就職を考えるのであれば必ず入社前に運転の適性を確認すること(視力・聴力)。

やはり子供の頃からの夢で乗務員を目指す若手が多いが夢を叶えるのは同期全体で半分もいれば良い方。

どの会社も駅以上に超体育会系ではあるが、駅より拘束時間が短く給料も同じで休暇も取りやすいので人気が高い。

駅でそのまま係員として過ごす場合、ずっとルーチンワークが続くが年々後輩が入ってくるので仕事自体は楽になる。

組合関係役職員で重宝されることが出世コースとなるかは会社によってケースバイケース。

御用組合会社では組合役員出世コース(ただしどの会社組合関係は酒・ゴルフのお付き合いが付きものなので向き不向きがある)。

だいたいこの生活を30まで続けるともう月~金で毎日会社へ行く生活のほうが無理になる。

入社10年目以降】

どの会社も30代40代助役以上を目指すかどうか決めることになる。

給料会社によって大きく異なるが、総じて助役になるとそれなりの収入になる会社が多い(ただしそれには理由があり・・・)。

助役というのは言わば現場監督でその日の責任者

駅という建物管理消防建築)、駅員の管理(人事・総務)、売上の管理経理)等、助役になった瞬間仕事の幅が広がる。

ルーチンワークをこなす事と他人ルーチンワークを正しくやらせる事では使う頭が変わってくる。

一昔前はパソコンも使えない高卒のおじさんが酒と煙草飲みニケーションを図り、体裁の悪いものは上手く隠し、良くも悪くもどんぶり勘定現場をまとめるのが良い助役とされた。

しかし、昨今のコンプライアンス重視の風潮や大卒者の増加により明らかに時代より仕事に求められるクオリティーが上がった。

これは業界特有だが規則規定を知ってれば知ってるほど偉いという風潮があり、最善の結果を求めた結果ルーチンワークに新たなルーチンワークが加えられるケースが多い。

脅しすかしで上手く若手を使った時代過去の話となり、最近は係員に仕事を振るのも一苦労といった具合。

これはすべての会社共通だが助役に上がるとそこから残業が激増する。

係員として長年親しんだ明け番でバイバイ!というのもなくなる。

自分が当務者の日に係員がトラブルを起こし、翌日の家族旅行子供運動会授業参観ドタキャンになったなんて日常茶飯事だ。

そう、助役収入が高くなるのは残業代が大きいからのであるほとんどの会社では助役管理職ではないので残業代が出る)。

年収の3割が残業代というのもおおげさではない。

そうなるとそこまでして助役を目指すべきか?という疑問も当然大きくなる。

助役を目指すのと一生係員でいるのとでは生涯賃金でどのくらい差がつくかは会社による。

本当に恵まれた一部の大手鉄道では一生係員でいても年功序列でそれなりの収入になるので助役を目指さない人も多い。

最終的には同期入社のうち定年まで残った者の割合は、乗務に行くのが3割(駅への出戻りもある)、助役以上になるのが4割、一生係員が3割という感じ。

役職で言うと助役自分の実力だけで誰でもなれる最後ポストでそれ以上は上からの覚えが重要になる。

それ以上のポスト名前首席助役区長・管区長駅長など会社によって違うが、いわゆる駅長ポジションになると泊まり仕事でなくなり日勤のカレンダー休みになる。

普通会社でも課長になると残業代がなくなり年収が下がるという減少はあるが、鉄道現業職という性質上それ以上の出世は望めないので年収的には寂しい定年間際となる。


【年齢と収入(仮)】

会社によって違いますがだいたいこんな感じ。

元國鉄は額面はこれより少ないですが、超恵まれ福利厚生が凄いので体感はほぼこれと同じかこれ以上です。

あと私鉄は大半の会社が転勤に転居が伴わないので、大手でも住宅関係の手当がほとんどない会社が多いです。

なので家賃は社宅や独身寮に入らない限り給料から全額払うのが普通だと思ってください。

☆一部の恵まれ会社モデル(すべて残業代込)

○一生係員コース

25・・・500万

35・・・700万

45・・・800万

60・・・900万

退職金1500~2000万

助役になったコース

(30代半ばまではほぼ同じ)

45・・・950万

55・・・1000万

60・・・1050万

退職金2000万前後

駅長ポジションになった場合

40代半ばまでは助役と同じ)

50・・・850万(残業代がつかないので減る)

60・・・950万

退職金2000万~(助役+数百万)

よく言われるが恵まれ鉄道会社給与形態就労形態的には消防警察に似てる(手当や退職金消防警察のほうが多い)。

警察消防のようなパワハラ的な厳しさはないので、警察学校崩れや元自衛官で中途で入ってくる若手が多い。

★厳しい会社モデル

係員は子会社採用なので昇給退職金制度等がほとんどない。

子会社採用モデル子会社定年退職まで働いたサンプルはまだまだ少ないと思うので平均的なものはないと思う(あったらごめん)。

乗務員合格したら親会社転籍できるが、あくまでも「転籍」なので退職金の係数や休暇の日数も1年目からやり直しになるので注意。

親会社転籍後は、恵まれ会社の1~3割引と考えて貰えば大体合ってる。

退職金会社によってぜんぜん違うので要確認

2020-12-26

anond:20201226163724

拘束時間が短かったらやる

残業なし、完全週休3日で手取り25万ならやる

2020-12-11

努力勉強が嫌いなネット民見て思う

勉強努力邪教の如く嫌うネット民が多いけどさ

才能、養子コネ、人脈、運もないやつの最終手段勉強だろ

それ以外に金や女(男)や権力を得る方法が他にあるか?

そもそも努力コスパが悪いっていうけど何をもってマイナスと言えるんだ?

自由時間のもの価値がある張り合いのある生活送ってんなら確かに努力マイナスだよ

コスト拘束時間を含めないのは経済理解する上では誤りの悪い癖だから

でも努力嫌いや勉強嫌いの底辺なんて自由時間は無価値どころかなんもしない時点でマイナスなんだから相当苦痛な事じゃなければやっておけばプラスしかならんだろうにな

例えばここなら故低能先生のようなヒキニートとかな

くたばって異世界転生キメる以外ならもう努力マイナスになるようなことなんかないだろ?

2020-12-06

NTT就職エントリ 主要8社()

https://alfredplpl.hatenablog.com/entry/doctorに触発されて(全く比較にならないですし、引用すること自体が失礼ですが)

新卒入社から半年以上経ったので、自身の振り返りも兼ねて

自身プロフィール現在業務

私大理系院卒(エネルギー学科

2020年4月入社

電話局の設備保全業務。主に故障対応、法定点検とか。

故障対応警報出たら、車で現場行って、とりあえず装置リセット()

法定点検停電して、受電装置動作試験とか整備をする。

入社して感じたこと(総論

会社に過度な期待をしてはいけない。(色々目を瞑れば、院生時代より天国

・基本動作の励行(上長の指示に従う、遅刻無断欠勤しない)をすればなんとかなる。

・人はとても良い(攻撃性のある人は知る限りいない)

就職理由

・そのうち不況が来るとの予感があったので、雇用の安定重視。(売り手市場過ぎておかしいと思ってた)

公務員、電力会社NTT

研究生活(つまらない、拘束時間長い、指導教官がしつこい)の反動で、ホワイト企業が良かった。

NTT

自身の専攻(エネルギー系)と関連。

NTT某主要8社()

※以上のような志望動機だったので、

現業部門配属でも特に抵抗はなかった

入社難易度

そこまで難しくない。本社採用でも大学名問わず入れる。(Eラン〜宮廷まで万遍なくいる)

募集要項を満たしているか

□成績や素行問題いか

□人の話を聞けるか

志望動機を作れるか

□興味のある職種を言えるか

給与待遇

上を見るとキリはないが、納得できる待遇

給与西日本と同程度らしい。

社宅の当たり具合(入居可否、地域使用料)で大きく可処分所得が変わるので、

グループ他社との比較は多分意味ない。(ドコモデータ都市開発を除く)

有給は消化して当然。上長一言宜しく伝えればOK

夏季休暇は自分の好きな日に入れられる。

配属は一応全国の可能性はあるが、このご時世なので地元になる人が大多数だった。

新入社員研修

コロナ渦時は在宅研修(色々ドタバタあり)

孤独に耐え研修動画を視聴、ビデオ通話グループワークを繰り返す日々が2ヶ月強

メンタル最悪

結局、実物をよく見たことがない状態で、保全拠点に配属された。

→在宅研修と比べれば、まるで天国

職場の良い点

コロナ渦でも給与不変

サービス残業なし、労働基準法遵守

パワハラ飲み会強制なし

有給を気軽に取れる空気

ソフトバンクスマホ使っていても何も言われない

・色んな人がいるけど平和(隠キャ〜ウェイ系、10代〜70代が共存

保全なので時間に余裕あり、疲労度少ない(↔余裕がないと事故になる)

基本的ビル作業なので夏でも涼しい

作業着が動きやすくて、洗濯してもシワにならない

職場の悪い点

パソコン仮想デスクトップ?)の動作もっさり

業務システムが遅くてイライラする

・毎朝安否確認システムに回答させられる

・社内サイトが分かりづらくて、マニュアルが見つからない

資格取得の圧が強い

・最低限のルールを覚えないと、事故死ぬ(→現場猫)

某巨大掲示板スレが荒らされている

労働組合に加入させられる(組合費で給与が目減りする)

経営戦略がよくわからない(グループ名の意味もわからない)

・すぐに異動させられそうな気配がある

作業着の色がダサい(通建会社さんの制服と交換してほしい)

今後の展望

日本通信業界が存在する限りは、会社は生き残る。

(他事業者様もNTT設備使用するため)

新しい物を生み出すことのない、地味な仕事ではあるが、院生時代と比べれば圧倒的に生活が楽。

10年は会社しがみついて、色々と勉強する所存

2020-12-03

俺はチンチラ金もらった

anond:20201203083645

うんこお金もらった人の話で思い出したけど、俺は大学生時にチンチラアルバイトやったことある

ネットとかAVで売る盗撮の仕込みバイト

あれは最高だった。

楽だし拘束時間2時間位で即金2万くれた。

SNSで連絡とって高校の時の制服用意してと言われて、駅のトイレで着替えたら駅と本屋チンコ出して盗撮されてるふりをすればいいだけ。

通学バックも撮影のおじさんが用意したやつを持ってリアル感を出して。

顔もほとんど映らないし、もし身バレしたら盗撮被害者って言えばいいからと言われなるほどと思った。

結局俺のチンチラがどこでどう売られているかは知らんけど、あんな楽なので2万ももらえるならハマる奴はハマるなぁと思った。

さすがにもう高校制服は着れないから無理だけど。

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