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2024-01-16

anond:20240116030736

これは当然出てくる発想だけど、ボランティアニーズ情報が一元管理されるような方向の発展はないだろうと予言しておく。

あるとしても何十年先かな。

ボランティア統一組織ではない。組織でないもの組織マネしても中途半端なことにしかならない。

だいたいどこそこに何人回せとかそういうふうに計画的オペレーション命令系統が成立するならそこには契約報酬があってしかるべきなんよ。

ボランティア予備役兵みたいな便利に使える二軍の人員ではない。

あくま個人的人助けの延長なんで、公的組織的な支援からどうしてもこぼれるイレギュラー需要に、ある意味では泥縄対処するのが身上

そういう活動必要現場の生きた情報はいまのところ個人コネクションや団体の内輪でしか流通してない。

それをネット上のプラットフォームで手軽に共有できるようなことにはなかなかならないだろう。

2023-11-15

anond:20231115131731

たまにパトロン業に入れあげて身上潰す金持ちもいるし資産家でも無理は禁物よ

2023-10-20

anond:20231018222301

具体的にどういう仕事なのか上司が把握して減らせるところをちゃん説明したらええやん

多分仕事の中身上司がわかってないでしょ

2023-10-13

財務省vs文科省

https://www.kyobun.co.jp/article/2023101106

この記事ブコメとんちんかん過ぎたので、記事に少し補足します。


■3行で

財務省文科省予算を下げる、コストカットするとは一言も言ってない

・近年は文科省予算案は案の通り成立している

財務省は、文科省の案通りにしてきた(拡充すべき点は予算増加させた)のでしっかり効果出せ、と言っている


文科省予算

https://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/index.htm

10月11日に開かれた財政制度等審議会財務相諮問機関):財務省コメント

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20231011/01.pdf


まずは上記見てみてください。前提として文科省予算案を出してきたので、それに対して財務省コメントした構図(それが記事になってる)

近年出している文科省予算案は、案の通り成立したと文科省から出ていますコロナ影響等の補正予算も成立しています

今回も案通り成立すると思われます

会社事業計画立てたことある人はわかると思うが、事前に両省庁でしっかりネゴってる。そうしないと期間内予算案→成立までいかない。国ならなおさら。)

記事教育新聞文科省寄りだと思うので、そのような書き方になっているが、よく読んだらどこにもコストカット等の記載はありません。(無料で読める範囲

さらに今回の財務省が出したコメントにもそのような記載は一切ありません。

「数に頼らない学校運営を~」の部分も、文科省要求通り人と予算をこれまで拡大してきたが、効果が見られないので工夫(配置や活用しろと言っている。

財務省としては、予算は出してるから文科省仕事しろ/結果ちゃんと出せ、という感じです。

今回の財務省コメント読んだら印象全然違うと思うので、一度読んでみてほしいです。

義務教育に関するまとめだけ書いときます

少子化の進展による児童生徒数の減少に比べ、教職員定数(「量」)は減少していない。他方、教員採用倍率は低下しており、(定年延長や退職者の減少により一定改善が見込まれものの、)「質」の確保は引き続き課題

・そのため、予算面においても、教員業務支援員等の外部人材を大幅に拡充する等により、勤務環境改善を図ってきたが、教員労働時間はそれほど減少していない。

・このような中、教員給与の在り方を検討する際は、「働き方改革」等による負担軽減を徹底した上で、既存の手当の見直しとあわせ、特定主任業務につくなど負担の大きい者が報われるようなメリハリある体系とすべき。

・むしろ日本労働力人口の減少や厳しい財政事情を踏まえれば、「ヒト」も「カネ」も「モノ」もではなく、いかに持続的・効率的学校運営を図っていくかを検討すべき。


ブコメ

まず隗より始めよと言うので、とりあえず財務省人員を半減してから議論を始めると良いと思う。数に頼らない財務省運営をお願いしたい。

人を減らすことは論旨からズレています

これまで増やしてきたのに効果出てないので、文科省ちゃん仕事しろ、という流れです。

GDPに占める教育機関への公的支出割合日本は2.8%で、OECD37ヶ国中36位」という現実に真っ向から反対する財務省教育は国の基礎だと思うが。

割合を増やしたいなら、文科省がそのような案を説得力のある形で出すべきです。

文科省が結果/案を出せてないだけで、財務省現実に真っ向から反対していません。

しろ、当たり前のことを言っている、という感想です。

財務省すごいな、産休育休に文句言い始めたぞ。「『教師不足』と言われる要因の1つは(略)若手教員の産育休取得の増加」

ちゃんと読めたら文句言ってないことは明らかです。

大量採用した中の若手教員産休を取得することが教員不足の一因とされているが、採用数は一定を維持するし、定年延長により退職者の増加も緩やかになるから改善されると言っている。

財務省は、若手教員産休取ったとしても大丈夫、と言っている立場です。

文科省の方が怪しいです。

足らぬ足らぬ…やはり出ていたか日本進歩しないなぁ。小銭をケチって大銭を失うのが日本エライ人の特技。コストカット財務省身上なんだからいっそ部活廃止でも打ち上げれば面白いのに。

まさに…なコメントです。

コストカットするとは一言も言ってないです。

部活廃止に関しては、財務省は下記コメント出してます

「これまで教員業務支援員等の外部人材の人数・予算を大幅に拡充してきたにもかかわらず、十分な効果が出ているとは言い難く、より効果的な配置や活用を図る必要もあるのではないか。」

働き方改革本質は、「業務の削減」による本来業務プライベートの充実。文科省は、「学校教師が担う業務に係る3分類」(平成31年)について「対応策の例」を公表(本年8月)したが、こうした取組を文科省教育委員会・学校がそれぞれトップダウンで実行すべき。」

財務省教員負担軽減のために予算文科省の案通り拡大したが、全然効果見られないのでちゃんとそれぞれの役割改善していけ、と言ってますね。

部活動忌み嫌う人が多いですが、その改善ができてないのは文科相です。財務省予算は出してます

財務省必要に対し金かけてそれ以上の価値を生み出す、という視点が決定的に欠けている/あと必要人員を満たすような予算措置していてそれをオーバーした要求がある時にはじめて言っていいセリフだなそれは

ここまで読んでどうですか?

この人に限らず、いか思い込みだけでコメントしてるかがわかりますね。

なんでもコストとして削減することしか考えてない。結果的コストとともに国力も減衰させる。財務省役割的には仕方ない部分もあるが、財務省はそう言う組織と言う前提で提言を真に受けず聞き流すくらいが丁度良い

お財布担当としてむしろ真っ当な提言をしているので、「文科省仕事しろ」が僕たちの意見になると思っています

サービスやらせているクラブ活動指導などの人件費予算つけるべし。教員職務規定に入ってない事をやらせるのは労基法違反じゃないですかね。

文科省の案通りにこれまで予算案が成立してきて、もし現状も改善されてないのであれば、どこに問題があるのでしょう?

いいよね。こうやって牽制しあって欲しい。なぁなぁじゃダメ財務省に言われっぱなしもダメなので、文科省がんばれ。

こういうことです。どちらもバチバチにやってほしい。

■余談

文科省仕事しろ」とか書いてますが、仕事してないとは全く思ってないです。

結果も簡単には出ないことは理解しているので、これからも頑張って欲しいです。

ブコメがあまりにも財務省タタキで気持ちよくなってるのを見て、ゲボが出そうになっただけです。

思い込みの激しいコメントが多いので、少しは調べる癖を付けたほうが良いかと思います

自分は騙されないぞ」と意気込んでても、簡単に騙されそうだなと思いました。

2023-07-15

anond:20230715014542

自分も似たようなもんだけど

死体蹴りされたかろうが死んだあとでは自身でそれを認識することができない

生きてる間しか不幸になれない

どうしても身上に合った不幸に遭遇したいなら生きてるしかないな

蹴ってくれと言って寄ってくる死体蹴りしたい人は蹴りたくないけどとか前置きしたところで普通に死体蹴りたくて蹴る人であって、

べつにお前とそう変わらないし正しくも清くもないんだからそんなやつにわざわざ蹴られなくてもいいだろ

相手にいいことしなかったしできる自信もないなら住んでる街とか保護猫とかでいいからなんかやってみたら

コンビニ募金箱に10円入れるだけだってから来た多くの金の一部になって有能な人がどっかで役立ててくれるからそんだけでもいいじゃん

って思ってラクになれたらいいけどそう簡単いかないもんだよね……

でも人間自尊心とか善行なんて正直こんなもんでよくない?

2023-05-01

映画BLUE GIANT感想

映画は終わったはずなのに、心の中にまだ音楽が鳴り響いていた。帰り道の高揚感はまるでライブ会場から帰るときのようで、音楽に包まれ世界で息をするような感覚からずっと抜け出せない。映画BLUE GIANT』は、感情を奏でる演奏で観客の心を掴む、最高の音楽ライブだった。

公式サイトhttps://bluegiant-movie.jp/

予告編YouTube): https://www.youtube.com/watch?v=h1I116oS_Lk

今年の二月から上映している本作は、同名の漫画原作としたアニメーション映画だ。音楽人間物語を楽しみながら、ジャズ界の独自価値観や挑戦についても理解を深めることのできるものになっている。

主人公宮本大は「世界一のジャズプレイヤーになる」という大きな目標を抱え、故郷仙台を飛び出し、単身上京する。東京出会った凄腕のピアニスト・沢辺雪祈や、高校同級生素人ドラマー玉田俊二とジャズバンド「JASS(ジャス)」を結成し、それぞれが音楽に向き合いながら、壁にぶつかりつつ、夢の実現に向けてひたむきに取り組む一年半が描かれる。

原作の「東京編」を中心にエピソードを厳選し、上映時間の四分の一をライブシーンに充てるという大胆な構成採用されていたが、まずこれが見事な成果をもたらしていた。上原ひろみピアノ)、石若駿(ドラム)、馬場智章(サックス)の演奏はとにかく圧倒的で、音楽アニメーションコラボレーション最高峰と言える。また、その魅力を余すことなく味わうことができたのは映画館という環境存在が大きく、Netflix支配力が高まる現代において、専用施設役割可能性を示すことにもなっていた。

今回は、そんな傑作の魅力を紹介すると共に、宮本大の「ジャズを信じる」信念の問題点や、JASSの「So Blueに立つ」という目標物語性質に与えた影響について考えていきたい。

(以下、ネタバレを含みます。)

アニメーション技術を活かした音楽の魅力表現

映画BLUE GIANT』のテーマは「演奏者と音楽関係性」だ。宮本大、沢辺雪祈、玉田俊二は、それぞれ「演奏すること」について異なる意味見出している。その違いゆえに彼らの人生は巧妙に交わり、そして必然的に別れを迎える。

演奏である彼らが「音楽に向き合う」ということは「自分自身と向き合う」ことを意味しており、この作品において演奏技術を高めることは、自分自身真摯に向き合うことと同一に描かれる。自分自身対話を重ねて演奏力を磨き、ライブを繰り返しながら音楽との関係性を深めていく若者たちの姿が、本作の大きな見どころだ。

ライブシーンはどれも素晴らしかったが、中でも僕が心を奪われたのは「汗」に関する表現だった。演奏者たちの身体から吹き出る大量の汗や、そこからこぼれた大粒の一滴が、アニメーションならではの表現で美しく描かれる。それは、音楽空気振動させて生じる運動の結果であることや演奏者の存在再確認させるばかりでなく、自己探求の試みを象徴しているようにも思えた。落ちてきて弾け飛ぶ汗を見たとき、その背景にある身体的な研鑽精神的な苦悩に思いを馳せてしまうのは、物語音楽映像が見事に組み合わさって感情を揺さぶからだろう。

ライブシーンでもう一つ印象深かったのは「凄まじい演奏に目が釘付けになる」という描写だ。特に終盤の人々の目が幾重にも重なって演奏に引き込まれていく表現が印象的だったが、これらは音楽演奏聴覚だけでなく視覚も惹きつけるものであることを効果的に示している。実際に音楽ライブに行くと、音楽は「耳で聴くもの」というよりも「目で見るもの」「肌で感じるものであることを実感するが、この映画ではアニメーション技術アイデアによって同じ体験をもたらしていると言える。

また、脚本として素晴らしかったのは、この映画が「沢辺雪祈の物語」として完璧に仕上がっていたことだ。漫画版では交通事故によって最後ライブに参加できなかった雪祈だったが、映画版ではアンコールで大や玉田と共にSo Blue舞台に立つというシナリオ改変が施されている(最高だ!)。怪我を負った雪祈は片手で演奏することを余儀なくされるが、その姿が大が初めて雪祈のプレイを見たときに片手で演奏をしていたシーンと重なり、呼応することになる。手を抜いて片手で演奏していたプレイと、片手でしか演奏できない状況で全力を尽くすプレイの対比があることによって、映画版はより一層雪祈の精神的成長が強調されるものになっていた。

ジャズを信じる」大の信念の問題

本作はジャズライブ世界を美しく表現しているだけでなく、コミュニケーション人間関係のあり方についても、ジャズプレイヤーたちの世界文化を伝えるものになっている。素晴らしい取り組みである一方、その描き方にはついては大きな問題がある。それは、彼らの世界をただ単に肯定的に、あるいは美学さえ伴って、無批判に描いてしまっているという点だ。

ジャズバンドには「独立した個人たちが自分自身活躍や成長を目指して組まれる」という文化的な特徴がある。作中のセリフにあるように「ジャズロックバンドみたいに永遠に組むもんじゃない。互いに踏み台にして名を揚げていく」ということだ。そのため、良くも悪くもバラバラ状態肯定され、自助基調としたコミュニティ文化が成立している。

例えば、玉田俊二や沢辺雪祈はそれぞれ大きな課題に直面するが、大はその苦境に共感したり、手助けをしたりはしない。それどころか、雪祈が玉田を、玉田が雪祈を心配しても「自分自身問題から、おれたちに出来ることは何もない」と、その配慮無用ものとして切り捨てる態度を取っている。

しかし、自分自身問題であることと、周囲がその解決サポートすることは決して矛盾しないはずだ(でなければ、カウンセリングという仕事は成立しなくなってしまう)。むしろ人間が抱えるあらゆる問題は究極的には自分自身問題しかない。それでも人は、他者の悩みや状況を想像し、共に心を痛めることができる(=エンパシー)。そこに人間の素晴らしさがあり、そのような想像力に支えられることで、僕たちは日々の問題に対して継続的に立ち向かうことができているはずだ。

ところが、ジャズプレイヤーとしてあまりに完成されすぎている大のメンタリティは、そのような想像力を必要としない。自助を当然とする大の態度に、玉田は大きく動揺し、雪祈でさえ戸惑いを見せ、二人は困難に直面しても「助けてほしい」と言うことができない状態に追い込まれしまう。大は「ジャズを信じている」と口にするが、これはジャズという音楽の良さが理解されることだけでなく、「ジャズバンド的な人間関係コミュニケーション方法が通じる」と信じていることを意味しているのではないか。つまりジャズを信じる」大の信念が、JASSの「助けてほしい」とさえ言えない人間関係を強固にしているのだ。

「信じるだけ」の大は、いわば「仲間のために戦わないルフィ」だ。彼の言動からは、人の弱さを認めず、自分が出来ることはみんなも出来ると思い込んでいるマッチョワンマン社長のようなパワハラ気質が伺える。もしかするとそれは「お互いを追い込みながら、最高のソロを引き出し合う」というジャズ性質を、人間関係アプローチ転用したものなのかもしれない。だとしたらそれは、今日ではあまり受け容れられないスポ根的なスタイルが、文化系の皮を被ることで見過ごされているだけなのではないだろうか。

この映画では、周囲の人々に助けを求めず、自分自身を追い込んで課題を克服しようとする姿を肯定的に描いている。しかし僕は、それらをもう少し批判的に捉える視点があるべきだったと思う。あれほどまでに深く自己と向き合うことができるのであれば、そこで培った想像力を活かして他者の心に深く寄り添う可能性も求められるはずだ。自助圧力高まる世の中だからこそ、自分自身に向き合い、自分自身問題に取り組みながら、他者に対しても理解し、助けることができる人間関係を築く、そんなジャズプレイヤーたちの関わり方を提案して欲しかった。

権威に認められようとする挑戦」の物足りなさ

この作品にはもう一つ、物語性質に関わる問題がある。それは彼らの立てた目標、あるいは権威との関わり方の問題だ。

大、雪祈、玉田の三人は「JASSの目標」として、十代のうちに日本一ジャズクラブ・So Blueステージに立つという目標を掲げる。もちろん大きな目標であり、大胆かつ困難を伴うチャレンジではあるのだが、僕はこの目標によって彼らの物語が「質的に」小さいものへと制限されてしまったと思う。

ジャズマンにとってのSo Blueは、野球甲子園ラグビー花園に相当する憧れの舞台だ。ただ、その性質は大きく異なっている。甲子園花園は「勝ち上がる」ことで立てる舞台であるが、So Blueは「認められて」立つことができる場だ。つまり、そこに辿り着くためには権威を求めなければならない。このことから権威に認められなければ成功しない」という価値観が生まれるのだが、それが(若者たちの挑戦を描くにしては)物語を物足りない方向へ導いてしまっている。

JASSはSo Blue支配人・平にライブを観に来てもらうというチャンスを掴むが、雪祈のプレイ否定され、夢への道が閉ざされてしまう。このとき「縁がなかったということで」と断った平だったが、後に彼が自戒したことで雪祈へのオファーが生まれ、それがJASSのSo Blue出演へとつながっていく。雪祈のソロ克服という要因はあったものの、もしこの権力者凡庸人格の持ち主であったら、JASSはSo Blueに立つことはできなかっただろう。若者たちの挑戦に重きを置くには、権威的な存在が過剰である

また、中学生の頃からSo Blueに立つという目標を持っていた雪祈には、権威主義的な性格が定着してしまっている。自分評価していないギタリストと共演しても、相手一定プレゼンスを持っているとお世辞を言ったり、自分ソロについて大から指摘を受けたときは反発しつつ、平から叱責を受けると素直に聞き入れたりする。葛飾ジャズフェスティバルへの出演が決まった際には「フェスとなればジャズ業界人間もたくさん集まる。駄目バンド烙印を押されたら、もう一生どこにも呼ばれない」とまで言い切っており、妄想の中で権威肥大化し、視野が狭くなっている様子が伺える。これらは、挑戦する若者というキャラクターの魅力を損ねる要素だ。

若者たちの挑戦を描くのであれば「権威に認められようとする挑戦」よりも「権威を打倒しようとする挑戦」のように、もっと質的に大きなものを期待したいが、ジャズプレイヤーの挑戦である限り、権威に対する依存は避けられないのかもしれない。

それでも、映画演奏世界を美しく表現している―――問題をかき消す「音楽の力」

映画を通じてジャズという音楽の魅力は十分に伝わってきたが、僕は大がジャズを信じる姿に共感する気持ちにはなれなかった。映画BLUE GIANT』は、ジャズ美学を称えるはずの作品でありながら、同時にジャズ的なもの自助を前提とした人間関係コミュニケーション権威に認められることで成功するという価値観)が抱える課題も浮き彫りにしてしまっている。

それでもこの映画は、音楽の力とそれを支える視覚的な表現力で観る者を魅了してしまう。そこに問題があったとしても、圧倒的な恍惚によってどうでもよくなってしまう。それこそが、この映画の正体なのだろう。最高のクリエイターたちがもたらす感動が、自助強要する主人公や助けを求められない人間関係、挑戦の質による物足りなささえもかき消すことで、「音楽の力」を証明することに成功したのだ。物語パートで引っかかることがあったにも関わらず、あまりに強すぎるライブシーンが全てを帳消しにした結果、鑑賞後の僕の心にはただ音楽けが存在していた。大、雪祈、玉田たちにとって演奏することがそうであったように、まさに、最高の演奏によって数々の問題を乗り切った物語だったと思う。

2023-02-22

メンタル問題自分をノンバイナリーと思い込んでいた話

トランスジェンダーとその差別問題話題になってるから私の体験談を書きたいと思う

増田なので叩きは好きにどうぞ

当方23歳女

ASDADHD持ち

公立小学校特別支援学校高等部

精神疾患はないが精神科にかかっている

小学校の時は、絵が上手い子で有名だったし、大人しくて目立たない子だったけど、女の子らしい子ではなかったな

まり2013年精神科デビューしたこと

昔出された性教育の本は読んでいたし、言葉能力は優れていたので性知識Wikipediaで得た

精神科デビューの少し前に生理が来て、感覚過敏やら内科的な痛みに敏感なのもあってこの上なく嫌だった

当時は精神科医も支援者も、まだ変なのがいた

私のネット依存に対して、ネット機器を取り上げたりとか

後に知ったことだが依存症から依存対象物(例えばアルコール依存症ならアルコール)を取り上げるのはよろしくないんだって

それから自分はなんなんだろうか」と考え込んだ

性同一性障害と思い込んだんだけど、これは性同一性障害Wikiを見て存在は知っていたのでそれを思い出して「GIDかな?」と考えてた

バイセクシャルなのかもとぼんやり思っていたが、当時は明言できる程ではなかった

今はミレーナ入れてるけど、当時はPMSと経血が垂れる感触が嫌で何とかしたかった

当時は二次障害もあって母娘共に地獄だった

母親しょっちゅう殴ってたし、中2から不登校になった

ネトゲ廃人に片足突っ込んだり昼夜逆転して散々だった

でも上下両方の手術、ホルはしたくなかったし、可愛らしい女性と思われたいので胸や女性らしい体型はまだ好きだった

当時好きだった椎名林檎が歌えなくなるのが大きかった

この頃から自分ジェンダークィア、ノンバイナリーと思い込むようになった

ネットで調べて当てはめていったらそうなったんだと思う

その間に、精神科病院を何度も転院した

ネット禁止は1つ目の精神科だけど、2つ目の精神科先生が若手の人で慣れておらず、暴れる度に薬を大幅に増やされた

3つ目の精神科なんか最悪だった

先生が、言っていることは間違いでは無いが伝え方が下手な先生だった

例えば中3の私に「過去5年間にやった事を反省しろ!」とか、殴りたくて殴っている訳ではないのに「人を殴るのは異常だ」とか

それで病院に行く度にストレスを感じていた

思えばこのストレスもあるんだと思う

その後高等部に進学した

養護学校では一応形だけの受験はあるけど、学力を見る側面が大きい

その前後(2015年位)からLGBTが取り沙汰され始めた

それもあって余計に自分の性について色々考え始めた

女性の体はそのままでたかたから、エロ漫画であるようなふたなり女子になりたいと本気で思っていた時期があった

数年後

3つ目の精神科先生の幻影が見えた

それを突き飛ばしたら婆さん2人だった

言い訳にもならないが当時は病院にもろくに行ってなくて、切羽詰まった状況だった

よく心神喪失とかあるやん?あれは善悪区別がつかないと言うより、どちらかと言えば「そうせざるを得ないほど正常な判断ができない」に近いと思ってる

事件化して、私は逮捕された

逮捕時の取り調べで部屋に連れてこられた

あるのは大きな白い机とシンプル椅子刑事ドラマであるようなライトはない、あるのは軽いデジタル時計だけ

危険防止の為らしい

そこで身上を書いたり色々供述を述べた

時度供述調書を見せてもらい、必要に応じて私が手直しした

弁当差し入れられた

少し温かく、普通に美味かった

さなカリカリした梅干しの入った弁当だった

そこで精神科入院となった

3つ目の精神科

私は嫌だと言った

白い車に乗せられた

扉を開けると保護室だった

3つ目の精神科は、個室はおろか保護室にすらナースコールのない病院だった

先生から簡単には退院させんぞ!」と言われた

すぐさま私は怒って退院請求をした

理由もきちんと述べ、転院したいと書いた

それもあり私は転院し、そこで認知行動療法などの治療を受けた

ここでの治療については、専門書の類ではないのと、読みやすさの観点や本題とずれるので詳細は控える

その頃から患者さんとのやり取りなどで異性愛の男女の作法や、一般常識を徐々に知り始め、自分はノンバイナリーではなく、本来ビアン寄りのバイセクシャルではないかと考えるようになった

退院後は一悶着あって、その反省で自立の為の繋ぎとしてだが、生保を貰い一人暮らしをする事になり、彼氏も出来た

まだ先だが、彼氏同棲する事が決まればもちろん生保は切るつもり

最近、休息の為に入院したのだが、入院中に離人感(自分と外の世界の間に膜が張られているような感じ。現実世界VRに見えて少し面白かった)と解離性健忘(色々忘れて彼氏に怒られるくらい酷かった時期がある)が治った

安心出来る環境であったことなど様々な要因が絡んでいるのだと思う

私は忘れていた記憶を取り戻した

ずっと抱えていたもの

何となくモヤモヤする感じがあり、それにより分からなくなっていたのだ

それを自覚してからはノンバイナリーという概念から縁を切った

2023-01-14

anond:20230113210644

商業BLでも遥か昔にはショタものアンソロとかが百花繚乱だったんだけど、多分規制とかの問題だよな……

あの頃のおにショタが大好きだった

当時の作家さん、みんな等身上げたり、普通に成人男性×成人男性ものに移行してて寂しい

2022-10-12

anond:20221012110746

現住所住所や戸籍謄本職場など身分証明をはっきり示す

 

相手の素性を知りたい気持ち理解できるから、分かるな。

でも、身分証明の中身が問題なのかなと思った。

 

昔の常識で「住所、戸籍」を身上書で示すのは、その時代はまだ部落差別思想が色濃くあったからではないかな?

常識って中身に関係なく無自覚に信じられてることもあるから、人によっては差別意識がなくても身上書を送ることも。

住所・戸籍で人を判断するのって、その人自身努力で積み重ねたものを見るというより「裕福な地域に住んでいるか」とか「由緒ある家柄か」を見てるし、

それはその人自身を見てるんじゃなくて、家柄とか極端な話部落に住んでないかとか、そういうかなり古臭い旧来的な価値観ものを見てると思うんだよね。

実家経済力が子に影響するのは厳然たる事実だけど。

つか、今の時代って賃貸マンションで1人暮らしとか普通から、住所ってよっぽど田舎の古臭い習慣が残ってる場所じゃないかぎり重要情報じゃない気がする。

隣の村に住んでるやつ、とか今どき言わないからな。

個人的意見ですよ。あくまで。

2022-09-12

可能搞砸了...

生病躺在床上,老公问我有没有想吃的,

当我告诉他我经常吃的酸奶很好时,他就买了平常的酸奶。

但是在睡觉的时候,我想吃点不一样的水果,

当我打开盖子时,我的愤怒和沮丧达到了我的极限,我把酸奶砸在了我丈夫的身上

内容从撞到我丈夫的容器中溢出,

地板很脏,我震惊地哭了

我哭了一会儿,稍微冷静了下来,

当我在LINE上问我失散的丈夫他在哪里时,

一句话“我们离婚吧”……

地板还是很脏,我丈夫不在家,我又发烧了。

2022-08-05

anond:20220805003819

増田関東在住の身長163センチ31歳のASD持ち

当然のごとく彼女いない歴=ほぼ年齢

地方貧乏家庭出身で単身上京、金も人脈もない0からスタート

ほぼ同じスペック世代はもうちょっと上だけど)だったけど、24歳の時に高校とき同級生(当時は全く面識なし)と付き合い始めてそのまま結婚したわ。付き合ってる間も、これ彼女いなかったら付き合ってただろうなという状況になることが何度かある感じだった。今だとアプリやら婚活やらでカタログスペックで一覧して比較するのが当たり前になったから俺みたいなのは(当時よりさらに)厳しいんだろうな。

まあ、結婚したはいいけど、結局幼少期の経験がアレすぎて子供を持つ気になれず子無しなんだけど。

身長アスぺアラサー理解のある彼女ちゃんができるまで(追記あり

追記

こんなにバズる予定じゃなかった

この努力方向性は合ってるし言語化も腑に落ちるけど「[…]付き合うまでセックスはさせない女は、自己気質だったり[…]」が引っかかる。女への恋愛指南としては「付き合うまで突き合うな」が鉄則だったりするし。

流石に文脈を端折りすぎたので追記。要はホテル行きますか?と打診して部屋までついてきておいて、お互いのために付き合うまでしません!と断る人をさしています

打診しているときこちらの性欲ギンギンなのは否定しませんが、嫌なら嫌と断るべきですし、断れずについてきてしまった人のテンションくらいは慮れます

増田は服を脱がすタイミングとか、オーラルとか、ノンバーバルコミュニケーション全て含めてセックスだと思っているので、エロいこと全否定ではなくABCのここまではいいよと互いに歩み寄るコミュニケーションもできるのではないかな?と思うだけです。

特にパートナーとはいえ赤の他人マイルールを遵守させようとする姿勢は、ことある意思決定のたびに突きつけてきそうだなと予感させるに十分かと思います

互いにある程度の信頼関係があるうえで、ワンナイトをしてくれる女性は難しい文脈も汲み取ってくれる女の子が多い印象を持っている

ただセックスって互いの素を知るチャンスでもあると思っていて、オーガズムに達することが目的ではないと思います

尋常じゃないくらい床上手なんだけどこの子昔苦労したのかしら?あるいは彼氏さんのことめちゃくちゃ好きだったのかな、好きな人にこれだけ尽くせるって素敵だなとか。

あるいはおとなしい子かと思ったら結構感情が激しそうなので、不満を溜め込むタイプに見えるから定期的にガス抜き必要そうだな、とか。

色々想像妄想できるのは楽しいです。

逆に増田も若かりし頃今思えばセックス中の立ち回りを相手吟味されていたんだなと思う経験があり、なんて大人恋愛なんだと憧れて真似しています

ドがつくほどの偏見ですね


これは増田の好みですが、性的接触に頼らず素を開示しようとする姿勢が見えると大人女性だなと思いますし、体に頼らずコミュニケーションを取りたくなります

自分がどう思っているかをそれとなく伝えてくれたり、頑固だよとか、こう言う喧嘩したことあるよとか伝えてくれると信頼を感じます

増田のようなアスペ人は対人関係に怯えていますあなたと会話をすることは苦じゃありません、嬉しいです。を伝えてくれるだけで救われるちょろい存在です。


言葉の端々にまだ女見下してるフシあってクズいけどもっと酷い輩がネットには多いので進歩として許容する感じで褒める人も出るんだと思う。1年持たずに飽きて捨てるか捨てられた後で今のクズさを自覚するの繰り返し

同様に増田ことアスペは対人関係に怯えているので、今思えば防衛行動として妬みや見下しをすることで心を守っていたのかなと思います

正直増田も昔はドがつくほどの味噌だったのは否定しませんし、多くの人に指摘されている点は正しいです。クラッシャーしてきた人々への申し訳なさは一生残ります

ただきちんと自分が好きになれる人ができると、そういう防御衝動は減るもんだと思います。世の苦しんでいる人々はみんなパートナー作ろう。頑張って

本題

増田にも彼女ができた。

決して短くも楽しくもない努力の果てに孤独から脱却することができたので、色々思い出しながら書いていく。

増田関東在住の身長163センチ31歳のASD持ち

当然のごとく彼女いない歴=ほぼ年齢

地方貧乏家庭出身で単身上京、金も人脈もない0からスタート

彼女ができるまでの期間はおおよそ5年

彼女ができるまでに告白した人数多分20くらい、出会った数40くらい


彼女ちゃんは5歳年下の会社員

自分の身の上話を全て話した上で恋愛関係を続けられている

アプリ出会った

やったこ

ファッション改善服装髪型、眉)をしてカッコよくなることへの恐怖から脱却すること

恋愛関係抜きで女性交流する機会を設ける(趣味など)ことで女性解像度を上げること

マッチングアプリ街コンでいろんな女性出会うことで意中のタイプ言語化

意中のタイプに刺さる口説き戦略を組み立ててアプローチ


女に自分価値を認めさせられれば、どれだけのマイナスがあっても一定の理解はしてくれる。

価値を認めさせる手段として有効だったのがだいたいこの4つ

理解のある彼女ちゃん


増田はいわゆる加害性の塊である。とにかく彼女が欲しかったのでひたすらアタックし続けた。

既存コミュニティ破壊しまくったし、こちらに敵意がなければほぼ全ての知り合いの女に特攻した

自分モテないのはダサくて出会試行回数が少ないからだ=ファッションを磨いてアタックしまくればいつかは付き合えると思っていた

増田のようなアスペアタッカーではなかなか上手くいかないのはわかっていたけど、それでも孤独に耐えられるわけではないし、試行回数理論を信じるしかなかった。

でもちょっとくらいは、いつか理解のある彼女ちゃんが現れて救ってくれるんじゃないかと期待していた。


非モテほとんどが肌で感じていると思うけど、我々男のそば理解のある彼女ちゃん絶対100%確実に生えてこない

不細工とか金がないとかトーク面白くないとかそれらしい理由は色々思いつくと思うんだけど、

女は「女性解像度が低い人間愛情を持たない」のに対し、男は「ヤレる女に愛情を持つことがある」というのが増田の考え

うざい言い回しをすると女は心でセックスをし、男は体でセックスをする。


女の発達障害持ちは穴モテの果てに男が愛情を持ってくれることはある。男は女体さえあればセックスができるし、好きでもない女にも勃つ。

一方で女は、女をわかってない男を嫌悪対象としてそもそも近づいてこない。

AV女優深田えいみも言っているけど、女がセックスをするときには体の快楽よりも目線献身気持ちに興奮する。

女性解像度が低い非モテセックスができない(=互いに理解し合うコミュニケーションを取れない)と判断され、そもそもパーソナルスペースに入ってこない・

というのが理解のある彼女ちゃん存在しない仕組みなんじゃないかなと思っている

実際彼女ちゃんセックスをしていて思うのだが、セックスってただ肉欲をぶつけるだけじゃない

無言の中でお互いに何をしてほしいか探り合う献身コミュニケーションは確かにある。


そんなにカッコよくもセンス良くもないのに彼女が尽きない男を嫌というほど見てきたけど、そういう連中はとにかく女性のことをよく知っている。

ポジティブな方向だと、女の子にどういうことをすれば喜ぶかを常に考える。自分性格が刺さるタイプ女の子を絞って口説いている。一言で言うとキザを通す立ち回りでモテてる男。この立ち回りは自己肯定感が低い女の子には良く刺さるけど、容姿の整った女の子相手場合はある程度自分容姿も整っていないといけない印象がある。

ネガティヴな方向だと、ドロドロした人間関係を把握してコミュニティ解像度を上げる、それこそ男や女のタイプを即時に把握して会話のネタにできる力。相対的自分に力があるように見せる(マイナスを見せない)ような立ち回り。いわゆるノンバーバルが強いアルファ気質の男がよくやってる。自分価値をわかってる若い女の子モテ女の子はこのタイプ口説きにめっぽう弱い印象がある。一方で陰キャ寄りの子や真面目な子は恐怖して近寄りにくい気がする。

ともあれ、こうした自分の強みを理解して、うまく特攻の効く女性口説けている男は諸々見た目や金銭で劣っていてもそれなりに理解のある彼女ちゃんを持っている。


増田はこの見極めが重要であると気づくのに数年かかった。

だけど自分の素の性格が刺さる層、自分が本気になれる女性タイプを全く見極めていなかったので、いつも2、3回目のデートで見限られていた。

カッコよくなる恐怖から脱却する

とはいえ外見がかっこいいとプラスになるのは間違いない。

大事なのは天性の身長とか、顔面偏差値といった部分ではなくて、後天的努力の部分だと思っている。

カッコよくなろうとする男は得てして自信があるように見える。

ダサい格好から抜け出せないのは、自分がカッコよくなることに自信がないことがほとんどなんじゃないかなと思っている。


以前の増田含め多くの男性が気づいていないことだけど、女性は生きていく上で強制的に可愛くならなくてはならないという社会要請を受ける。

高校生や遅くとも大学生頃には化粧や服装をそれなりにしないと女社会から爪弾きにされる

我々男は髪の毛のセットなんてできなくても社会人になれるが、女性はある程度の化粧ができることが前提の社会に生きている。


これは経験則だけど、だから女性はカッコよくなろうとする男性共感やすいのではないかな。

よくいう清潔感なる意味不明ワードは、男性自分達と同様に垢抜ける努力をしてきているかどうか、その大変さや楽しさを共感できるかどうかをはかる言葉なんじゃないかなと思っている


なので非モテはとにかくカッコよくなろう。

youtuberの紹介する大学生っぽいファッションでいいからとにかくそれっぽい服を着てみて恥ずかしさをなくす。

例えば増田短足なので最初は黒スキニーが恥ずかしくて履けなかったけど、それに合う大きめのトップを着ることで意外とバランスが良くなることに気づき、恐怖を克服した。

そうするうちに自分って意外とかっこいい服が着れるな?と気づき出して、ちょっとずつ幅を広げていくことができた。

最近は革靴を手入れするのが趣味くらいになった


おすすめwear自分の体格と同じ人のファッションマネキン買いすること。大体の服はゾゾかユニクロで買える

自分と同じ体格の人をフォローしてその人を真似し続けるのが一番楽

大事なのはそれっぽいシルエットを作ることで、必ずしもオタクになる必要はない。もちろんブランドを覚え出すと面白くはなるけどね


髪の毛はちょっと高い美容院に行って相談する。増田は全く知識がなかったのでオリジナルシャンプーを売っているような大手美容院に行ってかっこいい髪型やセットの仕方をとにかく教えてもらった。

たいていの美容師さんはカッコよくなることを応援してくれるので、インスタでセルフセットの写真を送ればアドバイスしてくれたりする。

女性解像度を上げる

増田はとにかく自分コミュニティさえも破壊しまくってアタックをし続けたけど、自分がどういう女性が好きなのかという一番肝心な部分がなかった

正直女なんてヤれればいいと思ってたし、化粧をした女の顔なんて全部同じだと思っていた。

から自分でもやれそうな女の子自分が話しかけても楽しそうにしてくれる女の子にひたすらアタックして玉砕してきた。


増田は極端に女を遠ざけて生きてきたので、もっと軽いところから女性理解するべくリハビリをした。

具体的には人狼TRPG、アモマスに参加しまくった。

もちろんナンパはせずに、純粋ゲームを楽しむことに専念した。

この手のトークゲームルール女性コミュニケーション積極的に取ってくれる。

また終わった後に感想戦を通して仲良くなりやすいので、とにかく女性の知り合いを増やしてSNSなどでたくさん交流した。

ここで変な気を起こしてナンパをしては下の木阿弥である。この人は増田のことが好きなのかな?とよぎる瞬間があっても絶対に色恋はせずにゲーム友達距離感を守って修行した


この交流を通しておしゃれそうな女でも男で言うチー牛みたいなメンタルの人がいるとか、発達障害気味でコミュニケーションに難がある人がいることを知った。

女はみんな恋愛経験豊富で、男よりも高次なコミュニケーションをしていると勝手に思い込んでいたけど、意外と自分性別を反転させたような女の子もいるんだなと気づいたのであった。

どうしてかアスペアタッカー時代はとんでもないブスでも彼氏過去10人いたとかいう隠れモテ(姫?)にしか会ったことがなかったので、こんなに可愛いのに彼氏いない人もいるんだと驚いた。


女性が好む日常会話の温度感とかノリを知れたのも大きかった。ちょっとボケを挟むとか、馴れ馴れしいくらいのノリのほうが意外と受け入れてくれる(下心が見えてるとキモがられるけど)

それなりにSNS女性の知り合いができるようになると、日常コミュニティでも女性友達ができるようになってきた。

やっぱり女の子日常会話ができるのは大きい。些細な考え方とか、女性特有の視点理解を持っているだけで、今までと比べて格段に信用されやすくなった。

意中のタイプ特定口説き

ここまでくるのに数年かかった。並行して進めていたマッチングアプリワンナイト経験できるようになった。

ワンナイトは狙ってやったと言うよりも、流れで数回やった。この人は帰りたくないのかな?とか、めちゃくちゃ好感度が高い今押さないといけなさそうだと感じた時に誘った。

好んでナンパワンナイトをしたいとは思わないけど、人生経験としてやっておいて良かった気がする。

互いにある程度の信頼関係があるうえで、ワンナイトをしてくれる女性は難しい文脈も汲み取ってくれる女の子が多い印象を持っている

逆に思わせぶりな態度をとっておきながら付き合うまでセックスはさせない女は、自己気質だったり互いに譲り合うコミュニケーションが取れないことが多いので避けるようになった。


ただ肉体のセックスができても、長期関係にはなかなか結びつかない。

ここにきて、自分モテやすい体面を取り繕って素の自分を見せていないことに気づいた。ヤレそうな女にモテる男のよくやる立ち回りを見よう見まねで通すことだけは上手くなっていた。

なので一度自分が本気で好きになれる女性を厳選した。自分NGをどんどん出してそれに合わない女性いいねを送らないようにした。

ある程度写真が盛れていて、女性が好む文面やコミュニケーションが取れそうな雰囲気を出せていれば、いいねは返してくれるようになっていた。この時点で自分がほんの少しモテるようになったことを自覚した。

同時に電話を重視し始めた。相手から自分の素に減点要素がないか自分視点では話した時の雰囲気とか、相手気遣いが感じられるかどうか、価値観が賛同できるかを見るようにした。

結局女の子自分好意を持っている男性から好意を持たれることに弱い。自分レベルを上げてきたので、あとは自分が本気になれる子にアタックするだけだった。


電話はいい。お金がかからないというメリットももちろんあるんだけど、遅くても遠くてもコミュニケーションが取れるのが大きい。

正直電話だけでいいとさえ思っている。何度も電話して、最後告白をする手前で1、2回会うだけでいい。しっかりと信頼関係を構築できていればプロフに書かれた数字なんてそれほど重要じゃなくなってくる。逆に女の子の外見にしても、最初から好みじゃない女の子はいいねを送らないので可愛さが担保されている。

それに気づいた時、やっぱり男は見た目じゃなくて人間性の高さとか、女性解像度の高さの方が重要なんだなと思った。

電話で互いに知った仲になった後は驚くくらいスムーズだった。1回目のデートはとりあえず飲んで、後日デートをして、素の自分を隠さずともケラケラ笑い合って。いつまでもの子幸せにしたいという気持ちが強くなった。

そうこうあって彼女ができた。


恋愛って運命的に落ちるものではなくて、互いの価値観を擦り合わせていく作業だと気づいた。

そしてそういう擦り合わせを経た後であれば、そりゃ自分理解のある彼女はできる。

男の恋愛ってとても難儀だ。だけど、人間として一皮剥けたような気がする。

2022-07-14

あずまんにもわかるようにあずまんの何が不味かったのか説明するよ②

から続く

https://anond.hatelabo.jp/20220714042431

あずまん震災まであんたはおれにとってののヒーローだったよ。

今でも方向性こそ違えど、当然意味のあることをやっているのだと思ってたよ。

それがまったく転向したならまだいいけど、今でも誤配とか言ってるらしいじゃん。

かっこつけて「誤配可能性を意図的に高めていかなければならない」とかさ。

福島郵便あんたはそもそも受け取ろうとも思っちゃいなかったろう。

本当にがっかりだ。

外国人カルト宗教団体政府メディアなどを支配して、奴らは自分に都合の悪い情報隠蔽している」というとても公的言葉とは思えない言葉こそが公的に働いて、「テロリズムに屈してはならない」という言葉私的ものとされる状態がどれだけ「例外的であるかは、おれなんかよりあんたのほうが余程うまく説明できるはずだろう。なのにそれができてないのは、いまのあんたの目に「友か敵か」の区別しか映ってないからじゃないのか。

大塚英志との2007年の対談ですでにあんたはこんなていたらくだった。

東 (略)ちなみにぼくは南京虐殺はあったと「思い」ますが、それだって伝聞状況でしかない。そういう状況を自覚しているのが、大塚さんにとっては中立的メタ的な逃げに映るらしいですが、それはぼくからすれば誤解としかいいようがない。

大塚 南京虐殺があると思えるんだったら、知識人であるはずの東が何故そこをスルーするわけ? 知識人としてのあなたは、そのことに対するきちんとしたテキスト解釈や、事実配列をし得る地位教養バックボーンを持っているんじゃないの?

東 そんな能力はありません。南京虐殺について自分調査したわけではないですから

大塚 でもそれを言い出したら何も言えなくなる。(略)とにかく、東浩紀っていうのは、結局は人は何も分からないって言ってるようにしか聞こえないよ。

東 ある意味でそのとおりです。

大塚 君が批評家であり知識人であり、言論である、という事実客観的事実としてある。でも、なぜそこで、君はスルーちゃうようなものの言い方をするのか。つまり君が言ってることって言うのは、読者に向かって、君は何も考えなくていいよと言っているようにぼくにはずっと聞こえるんだよね。

東 ええ、それは、そういうふうにぼくはよく言われているので、そういう特徴を持っているんだと思います

大塚 そうやって居直られても困るんだって

東 (笑)そうではなくて、大塚さん批判は僕という人間の全体とかかわってしまっているので、その部分だけを取り出して修正することができないんですよ。そう答えるしかないでしょう。

(『リアルのゆくえ』p210-1)


2007年から2022年まで一歩も動いてないじゃん。「南京大虐殺」が「統一教会」に変わっただけで、しか大塚と全く同じことをまた町山智浩天原誠に怒られてんじゃん。

おれは『リアルのゆくえ』のあとにあんたが秋葉原震災をへてどういう風に変化したのか詳しくは知らないけど何となく生存確認的に見てたつもりだったよ。でもこのあまり文字通りに十年一日あんたを見ると、遠くから見ててもあんなに東浩紀という人間が慌てふためいていたのは何だったんだろうとは思う。たとえば大塚こそ数十年一日だ、という反論可能ではあるが、大塚自分ロートルと呼ばれようとも気にしないだろうけど、あんたはそういう人じゃないじゃん。あんたは大塚よりははるかに腰の軽さを身上とするひとでしょう。

で、しかも単なる十年一日ならともかく、どう見たって劣化してるわけじゃないですか。15年前の大塚に対しては一応はていねいに理解を求めていますが、福島に対しては言ってもいないことで批判してよしとしているわけでしょう。知的サボタージュが過ぎる。

あずまん的には震災秋葉原以前と以降でオールド東とニュー東で別人になったつもりかもしれないけどさ、もう見たように全然変われてないんだよ。あずまん自分でも認めるようによくやってた「Aは前半と後半で思想が断絶したとされているが、前半における問題に対して真剣に向き合うと、必然的に後半のような思想にならざるを得ない」という思想戦――露骨に言えばパイの奪い合いの論理――を仕掛けられる側にあずまんはなったんだよ。

で、あんたはそういう状態において絵図を書くことを=想像力を働かせることを得意としてきたはずなわけだ。たとえば15年前は「思う」とわざわざ私的な語にすらかぎ括弧をつけないと突っ込まれる、危ないと「思った」わけでしょう。不毛メタゲームと言えば言えますが、でも一貫してたし、必要なことだった。

でも、もう素朴に「思う」ことが許される立場じゃないんだよあんたは。……もちろんこの論理だって十分に決断主義的で正しくない。でも、「責任を持てない」という主張は、責任を持たないのに持ってるふりするよりはずっと倫理的だと思うよ。

あずまんあんたはおれのヒーローだったよ。きっとおれはあんたみたいになりたかったし、なりたいんだと思う。だからさ、いまのあんたを見てると「お前の人生は、お前の世界は最大限にうまくいってもこんなもんだ」と、それもヒーロー自身に言われてる気がしてすごいつらいんだ。たのむよ、俺が50過ぎになる20年後くらいに思い出す意味のあるひとでいてくれよ。すくなくとも、いま35歳に向かわなきゃ行けないおれにとって、20年前のあんたの仕事は、とても助かってるよ。だからさ、頼むよ。

2022-07-12

anond:20220712104504

宗教に入れ込ん…って話と同じくらい共産党にハマって身上つぶしたって話を昔は聞いたもんだよな。

最近共産党自体落ち目というか高齢化が進んで支持者も減ってるんであんまり聞かなくなったけど。

2022-07-11

正しい投票

ネット見てると投票に正答を求める人が結構割合でいるんじゃないかと気づいた。

目玉焼きには醤油ソースかはたまた塩か。

みたいなものにも合理的説明が添付された正しさをもとめる世相であるが。

同様に「正しい投票先」があり、正解に丸しに行くのが選挙投票であると。

まり選挙義務で行かなければならない(権利なのに)、

そして正解に丸(名前を記入)しなければならない。

みたいな観念投票してる人が大勢いる。

立候補者の実績や人物評価身上など関係なく、自分判断でもなく

多数決で多い方に入れるのが正解。みたいな。

当選した人に入れてたら自分も正しかった。みたいな。

さら当選した人に入れてなかったら無駄だし間違い。みたいな。

無駄にならないようにちゃんと正解に入れましょう、みたいな。

ガチでそう信じてる人がいてる、結構いてる、

下手したらそっちが多数派じゃなかろうかとさえ思える。

 

掲示板などで「正しい投票をしなかった奴はカス」みたいなレスを見かける。

正解の人にちゃんと入れなさい、そうでなければ間違いであり、間違いはダメである

みたいな文脈

最初ネトウヨパヨク我田引水的な誘導かと思いこんでいたが

どうも違うっぽいのが散見される。

まり個人政治信条社会理想像とはまったく無関係

正しい投票先があるかのようなセンテンスに繋がってる文章になってる。

 

この政党はこれを目指しており、これこれ実績があり、みたいな議論がまったくない。

野党議決権ないんだから無駄、チーン、で終わり。

野党側も悪いっちゃ悪い。

そこアピールしない、というかアピールしても有権者に届かないから諦めてる。

 

ある法案があるとして、最終的な議決多数決で決まるが、微調整の部分で野党反対意見が加味され

100%阻止はできなかったもの運用抑制が働くように条文修正交渉できた。

みたいなケースは多々ある。

ところがこれ理解してもらおうとしても高度な法律知識が無い人には響かない。

 

例えば、

日本国憲法の改正手続に関する法律案要綱」を見ると与党原案からかなり修正が加えられている。

投票方式として、当初はマルバツいずれかを自書する文案になっていたが

修正では「賛成」「反対」両方を投票用紙に印字して丸を自書させる

さらには印刷された「賛成」「反対」それぞれに丸ではなくバツをつけた場合や二重線で取り消しした場合などの取り扱いも明文規定が設けてある。

これはかなり大きい、怠惰人間は丸を書いて投票しがちだからだ、

プレステコントローラーではないが世界的にはバツ(チェック)をつけるのが選択であるから曖昧規定だと後から解釈変更されかねない懸念考慮されている)

ともかく印字に丸方式の方が反対のハードルは下がる。

これは野党との協議で盛り込まれ文言なのだが。

とはいえこんな事を有権者に成果と訴求はしずらい、だからなに?で終わるだろう。

しか憲法改正国民投票拮抗した場合この修正はかなり大きく作用する。

 

ちなみに北朝鮮投票国家推奨の投票結果が予め印字されており投票人は印字済み投票用紙を受け取り投票箱に投入するだけの方式で、それ以外に投票する場合選挙管理人に改めて白紙要求し、投票の列を離れて記入台に移動し投票の列に並び投票箱に入れなければならないが、何故か並んでいる途中に別件で別室に連れて行かれる方式であり。投票箱にはたどり着けない。

変な規定だとこれができちゃう

 

野党一定勢力を維持しているは安定した政治担保になる。

与党暴走したとき代替政党が育つの暴走認知されてからでは遅い。

資金組織力認知、いずれも年単位時間がかかる。

から落選した人に投票していたとしても無駄にはならない。

一定その意見を持つ人間がいることが当選者の政治行動に影響を与える。

 

掛け算の順番が違えばバツをくらう教育、常に抜け目なく正答するよう叩き込まれ日本人

自分で考えたり判断せずに正解を丸暗記して答えるのが楽で正しい生き方

 

なるほど投票も正解を求めるわけだ。

2022-06-24

anond:20220624152749

同じ系列婚活してたわ

相談所の何よりいいところは身上調査システム側でされており、おかしなこともできない縛りがあることだと思ってる

金で時間安全を買ってる

別のお見合いサービス使ってたことあるけど、参加者レベルが全体的に低い、プロフィール正当性確認できない、自分段取り進めなければいけない、断りは人によっては逆ギレ捨て台詞を吐き逃げする(要らぬメンタル負荷がかかる)、と効率の悪さを感じた

マッチングアプリは使ったことが無いが一層効率が悪いと想像がつく

 

2022-04-29

増田を読む人

俺は増田を読む。たまにブックマークもする。ただ昔ほどの熱量はない。RSSフィードを読み終わって、ニコ動をチェックして、それでもすることがなくなったら増田を読む。面白い増田もあるが、たいていは既視感に満ちている。なんかどっかで聞いたような話をしているのだ。

以前は増田を全部読んでいた。増田が書き込まれスピードよりも早く読んでしまえばよいのである増田スマホ対応する前の時代、全部の増田に目を通すというのはそこまで難しいことではなかった。実際自分以外にも全読してるブクマカが数人居たと記憶している。なにが目的増田全読していたのか、今は思い出せない。確かなのは、その頃自分は相当に寂しかったということ。単身上洛したはいもの大学にはついていけず、昼と夜が逆の暮らしを続けて、そんなとき増田は救いとなった。深夜には死にたい人間が長文を連ねる。お昼は仕事サボりリーマン暇つぶしで色々くだらないレスバトルを続ける。

増田には全てがあった。バカもいれば頭のいい人も居て、機知に富んだ返しをする人が居れば、いつも同じレスをする人が居た。他の匿名空間に比べて、あまりにも脈略がなかった。それがよかった。星を眺めたり、車窓から見える一軒家の数を数えたりするのと同じ効果を期待して、増田を全読していた。自分いかに取るに足らない存在かを確認たかったのかもしれない。あの頃の自分自意識肥大しきっていたので、なんでもシリアスに捉えすぎて勝手に辛くなっていた。そこから逃げ出すためには、自分のちっぽけさを知る必要があった。

2022-03-31

未成年誘拐罪で執行猶予判決

1/7にTwitterハッシュタグ家出少女で知り合った18歳の家出中の女の子とやり取りしてて

スマホバッテリーが切れそうって事だったのと、家から比較的に近くに居たので迎えに行ってスマホケーブルを買って家へ泊めました。

「この犯罪に至った経緯」とか書きたいけど身バレする可能性があるのと、あまり情状酌量余地が無さそうな身勝手理由なので書きません。

被害者についてはこの辺を一読してください。

https://anond.hatelabo.jp/20220331110822

の子を家に連れて帰って一緒にアマプラを見ていたのですが、その子が眠くなったということもあってベッドへ連れて行き、最初は腕枕をしていて、その後髪の毛などを撫でましたが

特に何も抵抗される事が無かったので、そのままわいせつ行為しました。

1/8の17:30に駅へ送ってほしいとの事だったので駅へ送ろうとしたら、その子の親が僕のマンションの下に居ました。

の子の親が警察通報して、僕も一緒に足止めを食らいました。

10分後くらいに警察が来て、事情を聴かれたのですが、その際に色々と聞かれてわいせつ行為しましたと答えましたが、

現行犯逮捕されて署に行った際には身上調査には素直に答えましたが、わいせつ行為があったかどうかは弁護士相談して回答したい旨を伝えました。

そこから独居の留置場へ入りました。

初犯なのでさっぱり分からなかったのですがスマホ押収されて、DNAも取られました。ここ重要なので改めて書いておきますスマホ捜査許可状とDNA取られるのは任意です。

ですので警察から要求されても対応する必要はありません。

また弁護士については宛があったのですが、その弁護士会社顧問弁護士だったため、あえて当番の弁護士希望しました。

そして最終的に判決を迎えるのですが

判決は「初犯」と言うことも有り求刑通りの「懲役1年6か月と執行猶予3年」でした。

留置場に居た際は48時間以内に検察へ送付。72時間以内に裁判所へ送付される仕組みとなります

当番弁護士逮捕後の翌日に来たのですが、上述したように「わいせつ目的」は合意形成の上で行われたとの認識だったので「未成年誘拐罪」にだけは答えるようにとの事でした。

その後検事などの取り調べはありましたが、容疑が「わいせつ目的誘拐罪」になっていたため、検察には否定して裁判官には黙秘で回答しました。

また裁判官へ依頼して改めて国選弁護人をつけてもらうようにしました。

警察署へ帰ると留置10日延長されていました。

逮捕後4日目に刑事から呼び出しがあり、待ち合わせ場所確認と自宅へ行くとの事でした。

待ち合わせ場所については某コンビニだったのですが、そのコンビニまで行き刑事が色々と調べていました。

その後自宅へ行ったのですが、自宅ではその子の着ていたパジャマとかその子の飲んでいたお茶ペットボトルや僕の精液のついたティッシュやその時には使用していないアダルトグッズなどが押収されました。

そこからずっと留置でした。

最初は房長のオレオレ詐欺出し子窃盗23歳の人(以降Aさん)と同房だったのですが、その後に入ってきたオレオレ詐欺出し子所謂ひし形の組の方(以降Bさん)でして、対応が面倒でした。

房長のオレオレ詐欺出し子の人は大阪拘置所移送されて、AさんとBさんと同房だったのですが

異国の方が在留カードを貸したのと薬物絡みで捕まって同房(以降Cさん)になりました。

またその頃に刑事から取り調べがあったのですが、先にも書いたように自宅で証拠品が押収されていることも有り、「わいせつ行為自体」についても認める判断しました。

ただ雑居房と言う事もあって、過去経験者の知識が僕には全くなく、刑務官の見ている前でBさんと掃除の分担で揉めてしばかれそうにはなりました。

(房内のルールが悪かった)

また留置場内の楽しみは人と話すか官本を読むか筋トレと自弁くらいしかないです。

ちなみに僕の場合現行犯逮捕された訳ですが、現金お金を持ってないと自弁などが買えず非常につらいです。

10日後に検察から呼ばれて、「わいせつ目的誘拐やったやろ」としつこく聞かれましたが

先にも書いたように「わいせつ目的誘拐」ならあくまでお互いの同意の上との認識であるため、「未成年誘拐罪」については認めましたが「わいせつ目的誘拐罪」については否認しました。

勾留10さらに延長となりました。

この時に弁護士を経由して被害者に対して示談を試みましたが、拒否されました。

勾留20日頃にAさんの未来を案じて、シャバに戻ったら一緒に仕事をしようって話をしたのですが

翌日に僕は体調を崩しました。熱は39度近く出て、コロナの抗原検査で陽性反応が出ました。

病院からコロナ対策の薬は処方されていて、そこで所轄の警察留置場から本庁の警察留置場移送されるのですが、その移送手続きには19時間近くかかり、僕はかなり疲弊しました。

またその際に起訴状が届き僕は起訴処分になったことを知りました。保釈については元嫁へ弁護士経由で打診しましたが断られました。

(親類が関東圏におらず友達仕事繋がりばかりで、今回の保釈申請で頼れるのは元嫁だったのが現状です。)

本庁の警察留置場ではBさんと同房になるのですが

コロナ対策隔離されていて、警察官の方もコロナ対策効果はあるのか知りませんが防護服を完全に着ていました。

いろんな意味天国で、コロナ治療目的なので布団は引きっぱなしだし、洗面台もある感じでした。ただ手紙を書く事などは完全に禁止されていて、頼みの綱は毎日の官本3冊だけでした。

さすがに被疑者コロナ感染すると取り調べなどは色々と破綻していたらしく、刑事が取り調べできずにパイになってるケース(初犯の詐欺事案、何回か捕まった事のある器物損壊事案)が何件かありました。

ただ僕は既に起訴されていた身なので、周りの雑音については全く無視していました。

どうも所轄の警察刑事コロナ感染してコロナクラスターが起きていたようで所轄の警察留置場から10名近く本庁の警察留置場移送されていました。

そして2/7に公判期日召喚状が届きました。それには3/7に裁判が行われる旨の記載がありました。

また罪状は「わいせつ目的誘拐罪」ではなく「未成年誘拐罪」でした。

2週間後辺りに本庁の警察署の留置場から所轄の留置場移送されました。その後にBさんとAさんとが揉め始めました。

Aさんについては2/24裁判の予定でして、それが簡易裁判所で行われることから罰金刑が予想されていたのですが

彼はコロナ感染する事無くそのまま所轄の警察留置場へ居たのですが、僕たちが移送する前にBさんが不正行為を行っていたこと(体温を測るのを他人へさせたり、連絡先交換など)を

刑務官へチクっていたようで、それを言われてBさんがキレた模様です。

そのBさんはAさんに対して運動の際にしばくぞ的に脅したりとか僕の眼を失明させるぞ的な脅しをしてきました。

Aさんはその圧力に耐えられず刑務官へ別房への移動を申し入れてそれが受け入れられたのですが、僕に関しても上述したようにBさんからしばかれそうになっていたので、刑務官判断で別房扱いとなりました。その後はCさんと僕が同房になりました。

Aさんはその後に簡易裁判所裁判はあったのですが、別件でも立件されてしまって勾留が延長となりました。

裁判までは日があるので、そこから留置だったのですが

その際に強制性交罪で逮捕された人(Dさん)とか何度も逮捕されているポン中の方(Eさん)とかオレオレ詐欺を教えていた人(Fさん)とかが同房になりました。

Dさんは知り合いの女性お酒を飲ませてわいせつ行為を働いた件で捕まってしまっていて

僕と同じピンク系の罪なので話を結構しましたが、彼の罪は親告罪じゃないのと懲役5年以上の罪なので起訴されたらキツイって言う話をしました。

Dさんは20日程度勾留されていたのですが、被害者示談金を300万円払う事でパイになりました。またCさんについては保釈金400万円払うことで釈放となりました。

残る同房はEさんとFさんでした。

ちなみにDさんのイビキがとてもうるさくて夜はさっぱり眠れない日々でした。

僕はその頃には房長になっていたので房内のルール改正しました。それは留置された時期は関係なくみんなに掃除などを交代制でやってもらうルールです。

厳密に書くと捕まって長期間逮捕されるケースなどがあるので、毎日同じことをやるのが変だと思ったからです。そこで交代制にしました。

特にトイレ掃除を固定にするのはあんまり良くないルールなので、みんなで分担するように変更しました。

3/7の一回目の裁判前に弁護士が面会に来て

被害者の親とか被害者供述調書を見せてもらいました。読む限り私の罪は悪質だし、事実と異なる点が多々あったのですが、弁護士相談の上で罪状認否で認める判断しました。

同房の人に供述調書を見せましたが、これは「被害者側の落ち度も高い」から戦った方が良いとのアドバイスをもらいましたが、

僕は裁判の長期化が怖かったのと、弁護士見解を受け入れて戦うのを避けました。

そして3/7の一回目の裁判東京地方裁判所で有りました。

罪状認否では認める発言をした上で反省しているんだと分る感じにする作戦でした。

検察側は案の定、僕のスマホ内のわいせつ画像わいせつ動画などを元にして「最初から未成年者とわいせつする目的であった誘拐だった」との主張をしてきましたが、僕はそれについては否認して

弁護側の質問で先にも書いた「抵抗されていなかった」などの情報を伝えました。検察側の求刑再犯可能性が高いとの事で「懲役1年6か月」の求刑でした。

弁護士裁判官への見解としては「過去に泊めた未成年者とはわいせつ行為を行っていない」点と既に「取引先との仕事が行えず経済的な損害が300万円近く」でており社会的制裁をかなり受けていて情状酌量を求める形となりました。

僕の被害者への反省文はその場で伝えたので結審となり、次回の裁判は3/17となりました。

房内のベテランのEさんや刑務官の人に「裁判どうだったか?」と聞かれたので求刑懲役1年6か月」でしたと伝えたら

恐らくそこまで悪質性認定されないと思うので恐らく執行猶予判決になるだろうとの事でした。

そのまま警察署の留置場で拘束されるのかな?と思ってたら、3/10刑務官から拘置所移送される旨の話がありました。

3/11拘置所移送されたのですが、拘置所に入る際は警察署で購入した歯磨き粉や便箋などは廃棄処分扱いになりました。

また拘置所に入る前の検査と言うのはかなり厳密で過去自殺経験は無いかだとか陰茎に異物が入ってないかとかお尻の穴を見せなきゃいけないなどのルールがありました。

ちなみに拘置所では僕が眠剤を飲んでいることを説明したら独居房に入ることになりました。

留置場拘置所の違いについて大きく違うのは横になれるかどうかでして

留置場基本的に取り調べ以外の時間はどういう姿勢で過ごしていても良いのですが、拘置所は常に決められた位置で決められた姿勢で居なくてはいけません。

僕は留置場時代は午前中はずっと寝てて午後になると官本を読むという姿勢で過ごしていたので、拘置所では朝から確実に起きてなくてはいけないので結構つらかったです。

また官本が1週間に2回3冊交換なのと願い事は朝しかお願いできないのと飯が暖かいけど麦飯が留置場拘置所の違いでした。

拘置所での唯一の楽しみはラジオとお昼寝の午睡くらいですかね。ラジオは21:00まで流れていてそれで気がまぎれました。

留置所と違って独居房だったので他の人に惑わされず済むのですが、とはいえ狭い独居なので窮屈では有ります

判決について

拘置所から裁判所へは所轄の警察からの順送や逆走などのケースではなく

普通観光バスで移動します(ただし手錠付き)

また裁判前に裁判拘置所説明をしなくてはいけません。

この部屋は地下にあるのですが異常に寒いのと、便器ティッシュがついていません。

したがって裁判前の人は拘置所からティッシュを持ってこないといけません。

判決は「懲役1年6か月で執行猶予3年」でした。

執行猶予判決が出ると手錠は外されますが、僕の場合裁判拘置所へ戻されました。

1時間後くらいに担当の方が来て、拘置所まで移動することになりました。

拘置所へ戻ると荷物などを受け取って、釈放の流れになります。また執行猶予判決が出ると拘置所の方はフレンドリーになります

ただ僕の場合はその場でスマホは返却されず、後日に所轄の警察から返却されました。

ピンク系の罪なので仕方ないのかもしれません。

担当していた刑事さんからは「未成年者を性的対象」とするのは「絶対に辞めなさい」と注意を受けました。自分の犯した罪を新たに噛みしめながら、これから更生して行こうと考えています

今後について僕は自分の犯した罪状刑法224条に抵触)については理解できていますし、SNSなどで家出少女を探して家に泊めて再犯することも無いですし

備忘録的に初犯で捕まった時の体験談として増田へ残しておきたいと考えています。今回の事案での前科と言うのは大変恥ずかしい話だと認識しています

報道されていたら仕事も失う可能性あり)

勾留についても70日ほど勾留されましたので、正直体力的に厳しかったです。

被害者についてですが、直接謝罪しようにもお相手未成年者と言う事で連絡先など分からず、どういう形で謝罪を取るのが良いか分かりません。

ただ今後同じ犯罪を決してしない事で謝罪という形にしようとは思いました。

裁判の場で弁護士裁判官説明しましたが、今回の事案での社会的制裁についてはかなり失ったのが現状です。これから先をどうやって生きていくのが良いのかを考えました。

その後についてFさんはパイになったので連絡先を交換していてLINEで繋がっています

彼は僕が住んでいる地域から離れてる人では有りますが、今後も付き合っていきたいと思っています

Aさんには留置場宛でお手紙を書きました。返事を待っている感じです。

CさんとDさんは連絡つかずどうなったか良く分かりません。

Cさんは恐らく国外退去になるとは思いますが、Dさんはお仕事大丈夫なのだろうか?

Eさんは捕まった事案自体パイになったのですが、僕が拘置所移送後に別件で再逮捕されたようです。

Eさんにお願いされていた事は何点かあったのですが、Bさんとつながりがある点とポン中なのであまり近くに居ないほうが良いかもしれないので連絡先の住所などは教えていません。

Bさんについてはリアル組員なので別房に行ってからは一切会話などはしませんでした。

追記ブコメで「きっと再犯する」って言ってる人達について、この辺を事前に読んでもらえると助かります

https://anond.hatelabo.jp/20220331164353

https://anond.hatelabo.jp/20220331132809

追記登場人物の辺りで冗長そうな記述修正したのと、長くて全部読み切れないとの話が合ったので結論を先に書くように変更しました。

2022-01-20

こんな漫画を探してます

主人公女の子で、血のつながった兄がいる

主人公女の子がそのお兄ちゃんに兄妹という関係を越えて恋しちゃう

・でもなかなかお兄ちゃん恋人になれずにわちゃわちゃする

・最終的には身上を隠して遠い町に引っ越してそこで夫婦のふりして暮らす

上記みたいな漫画ありませんか? 探してるんですけどなかなか無いんです…

https://anond.hatelabo.jp/20220119144736

2022-01-19

田舎手取り13万実家暮らし20後半の婚活の話

顔面スペック彼氏いない歴イコール年齢ということで察してほしい。

コミケイベントに行く緩いオタクなのでそれに関しては一切隠さずいった。

・母が紹介してくれた人

隣町に住む40後半の男性。紹介写真飲み会の時のビール持ってるとき写真で顔が真っ赤。自営業。一回会って話して悪い人ではなかったけどおじいちゃん以外の感想が出なかった

お見合いおばさんが紹介してくれた人

仕事出会って話の中で結婚したいんですよと言ってたら紹介してくれた。30前半と後半の男性の二人。一人はいい人っぽかったけど持病ありで実家で同居と農業の手伝いが必須、もう一人は話を振ってもうまく返ってこなかった。財布の中にジムカードがチラッと見えたのでその後で運動何かされてます?と聞いてみたらしてません。で終わった

・母の友人の息子さん

都会で働いている30後半の息子がいるけどいつまでも結婚しないのよ〜住所教えてあげるから手紙出してあげてね!と言われたので写真簡単身上書を添えて送った。一ヶ月してから友人さん夫婦からごめんなさいあの話は無かったことに…と謝られた

婚活アプリで知り合った人

隣町に住む30前半の公務員。いつお会いできますかと聞いたら今別の人と交渉しているのでこれが駄目だったらお会いしたいですととても素直な返事が来た。3週間後に会いたいと連絡が来たがその頃には今の夫と出会っていた

結局地元じゃないところでやってたオタク向けの婚活パーティーに参加してみたら今の夫と成立して1年ほど聖地巡礼したりして結婚した。

実家から離れたか育児が大変だけど就学したらパートに出るくらいの緩さでやらせてもらえてるしオタクしてても何も言われないので満足している。

2022-01-13

三代目は、身上を潰す

いま話題ロート製薬会長も三代目か...。さもありなん。家業としては四代目みたいだけど。

2021-12-16

anond:20211216181525

普通に働いて飯食ってる人は共産党みたいな夢見がちな人達の集まりには染まれないのよ。

からジジイババアばっかりになる。

ビラ配っても金にならないしね。

ちなみに20年、30年前は共産党にハマって身上つぶした人が結構いたの。

それがどういう事か?って考えると、まぁ共産党は怖いな、近寄らないでおこう、って思う。

2021-12-06

同人日記

大学いってないか大学ネタやれない」って悲しんでる人あつまれ!オレが大学ネタおしえてやるから一緒に書こうぜ!

・年度と年齢

通常の大学卒業に4年かかるので1年生(19歳)~4年生(22歳)が混じって生活している。関西では1~4回生とも呼ぶが、関東では1回生学校立直後の入学生をいうぞ。

短大は2年(20歳まで)、医科大学は6年(24歳まで)。卒業後に大学院にいけば修士2年(24歳まで)、博士修士+4年(28歳まで)。その後も大学にいられるのは助手助教授教授採用されつづけて進めれば最短あたまよさげコースだが、職にあぶれて学生っぽい「ポスドク」になって大学に居残るひともいる。30歳くらいだな。

理系文系

算数理科を専門でやろうとしてるのが理系学部医学部とか理学部とか工学部とか情報学部とか。それぞれ医者とか工場とかITとかで働くぞ。男が多く女との出会いは少ないぞ(数少ない理系女子特別リケジョとよんでほめたりする)

例外的に、栄養学とかは理系でも女性が多いぞ。

国語英語社会が中心になってるのが文系学部普通にサラリーマンかいろんなとこで働くぞ。女性が得意な分野も多いぞ。図書館学とかもあるぞ。

他にもどっちにもわけられない芸術大学とか、体育大学とか、音楽大学とかもある。さがせばたいていの好きな科目を専攻できる学部日本のどこかにはある。残念ながら地方大学にはすくないので単身上京してバイトしながら好きなことをやる若者もいるぞ。

すきな進学先を探したら大学じゃなくて専門学校しかない場合入学はしやすいが卒業後の就職先が少なくて狭き門だったりするから、よほど地元でその特殊な業種が流行ってるのでないかぎり、少子化ではみな大学のほうを選びがちだぞ。

文化系体育会系

サークルという部活動みたいなのがあって、体動かすのが体育会系インドア文化系だぞ。グラウンドにいるのが体育会系で、文化系サークル会館とかにいるのが文化系サークルだぞ。現代視覚文化研究会アニメ漫研)が大人気だとおもうだろうがそうでもない(癖がつよい)

コマ・限

90分1コマで午前2コマ(1限と2限)、午後が3コマ(3~5限)だ。

もし5限の授業を選択せずあいてたら4限まででたあと帰ってバイトにでもいくか、サークルの部室にでもしけこんで漫画読んでる。

2限・3限の空き時間があると食堂でだべってたりするが、先生もその時間帯に授業を開くのが好きなので、意外と人数が少ない、というか留年して去年2~3限だけとりおわってるやつとかがメインだったりする。

理系は空きコマ自体が少ないぞ。理系に多い実習単位単位数が少ないので集めるのにせっせと働かなきゃいけないのだ。

医学生が昼間から遊んでる描写があると嘘くさいぞ。

学費

高いぞ。国立大比較的安いが私大は遠慮なしに高いぞ。奨学金はもらいっぱなしでいいのと、借金として返さなきゃいけないのがある。就職先によって借金が返さなくてよくなるタイプのもあるが、それの一つが教職なので、「でもしか教師しょうがなくやってて子供を導く意欲がない)」が多くなるんじゃないかとオレは思う。国によっては大学全員全額無料にしてる国もあるから留学したほうが却って安い場合があるぞ。

以上!あとはぐぐってくれ

2021-11-30

実質、密室談合だった立憲民主党代表選

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211130/k10013367901000.html

泉氏選出のニュースに立憲分裂だわ的なコメントついてるけど、しないと思うよ。何故か?って、この代表選って出来レースだったなって感じるから

投票日だった今日、各候補に6分与えられた決意表明で、冒頭からミクロン株への対策に触れ、コロナ対策から経済対策に至るまで

政府が改めるべきと考えている事項を述べた後に、自らが率いる立憲民主党が為すべきことを述べ、執行部は男女同数にするという方針まで説明した泉氏の演説と比べると

残りの3候補は、冒頭から、貧しい生まれで苦労して来た庶民ですと身上話を始め、自民党批判感情的に展開し、持ち時間の1割ほどで政見を語るという演説であり

比較対象にすらならないという明かすぎる差を見せていたので、冒頭演説が終わった時点で、泉氏が勝つのは決まってんだなって納得してしまった。


振り返ってみると、代表選の間もずっと泉氏だけが比較的マシで、残りの3氏はバカなことばかりを言っていた。

最後まで変わらなかった事で逆に、最初から泉氏であることは決まっていて、半ば儀礼的に代表選をやったのだろうと結論せざるを得なかった。

代表選当日の演説身上話を5分くらい展開するのが、彼らの実力であり政治的な見識であるとは、流石に考えたくはないしな。

俺の目には、勝者泉氏ってよりは、貧乏くじの押し付け合いに負けたのが泉氏というだけに見えるよ。

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