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2021-05-07

国語教科書で印象的な話

なにかある?俺は芥川龍之介トロッコかな

大半の内容は忘れたが、新聞紙インクオイル匂いに関する描写が残っている。

2021-04-20

anond:20210420193902

ここの牢名主「字下げ」さんの、芥川龍之介『大導寺信輔の半生』ばりの架空自伝やで!

2021-04-04

anond:20210404091748

芥川龍之介リベラル思想をよく理解していた。

まさにそれは『蜘蛛の糸』の筋書きとなる。

釈迦となったリベラルがせっかく糸を垂らしてやったのに、弱者男性は他の弱者を蹴散らし始める。

その浅ましい言動を目の当たりにしたリベラルは糸を切るしかなくなる。

バラモン左翼などではない、大乗仏教として衆生を救うつもりだったリベラルからも見限られるのが弱者男性

弱者男性は『羅生門』のように自業自得自力救済世界で生きよ。

苦痛に満ちた生が嫌なら『河童』のように胎児の段階で出生を拒め。

2021-03-31

マジで働きたくないのですが……

明日の朝8時から夕方17時まで、入社式的なことをやるらしい

内容とかに切目を瞑っても、純粋拘束時間が長すぎるよう

キツくね?

しかもこれ週一とかじゃなくて週5でしょ?

そんで、17時までとかナメたこと言ってられんのは最初の方だけなんでしょ?

ツラすぎるだろ

どうすんだよ

俺そんなに人生モチベーションねえよ

その割に彼女なんかがいて、俺が死ぬとかなり悲しませそうで、ちょっと死にづらい

いや、死んだら全部無なんだから知ったこっちゃない!といえばそうだけど、そこまで割り切れる精神性なら多分こんなに働くの嫌〜!とかいって駄々こねてないんだよな、そもそも

誰か助けて!助けてくれ〜!

誰か〜w 誰か氏〜w

ホンマに嫌すぎる

なんとかならないかな?

ならないねえ お前はこのまま一生苦しむんだよ!ヒッヒッヒ!!

自営業者になりたくなってきたが、そういう自主性みたいなものを一切育てないで生きてきたことがここにきて牙を剥くのであった

うわーっ!誰かー!誰か助けてー!誰か氏〜w

明日目が覚めたら突然砂漠のど真ん中みたいなところにいたとして、そのことに気づいた瞬間に感じるのは恐怖とか動揺だけじゃないと思う

たぶん、ちょっとだけ安心する 働かなくていいのか、とは思う

まあ普通に砂漠死ぬ方が総合的には嫌ですが…

うああ

ヒューマティー、これに耐えてきてんのかよ

耐えてきてねえ可能性もあるんだよな

いや、まあ耐えてんのか

新社会人うんぬんの話読んでて、「希望」「ワクワク」みたいなワードが出てくるたびにハッとする

普通、そうなのか?

俺、まったく希望感じないし、ワクワクもしないぞ

本当に働きたくない クツをなめる仕事(週イチ、1時間勤務、手取り15万)とかならやりたい やらせいただきます

マジで勘弁してほしい

芥川龍之介先生がいうところのぼんやりした不安みたいなやつ、俺もビンビン感じてますよ!とこれまでずっと思ってたんだけど、考えてみると俺のその不安はそんなにぼんやりしてなかった

純粋に、働きたくないというだけだった

これまでの人生にずっとシャドウキャストしていた、メチャメチャ嫌な、労働というもの

俺の人生における"嫌さ"の象徴

それが明日いよいよ始まるってわけでさあ

まらないでくれ!!

異世界転移とかしたい というかまあ、寝てるうちに不慮の事故や発作で死にたい

とにかく逃げたい 嫌すぎる

うわあああ

仕事が嫌っていうの、別に食わず嫌いでもないからなあ

業務内容はそこそこラクチンな単純作業系の日雇いバイトですら、シフトを入れるたびに沈鬱な気持ちになっていた

働くという行為、カネをもらう以上、なんらかの責任が確実に発生するのが嫌すぎる

誰の何にもいっさい責任を負いたくないんだ俺は

とにかくそれに尽きるんだよな

ボルメテウス・助けてくれ・ドラゴン

ボルメテウス・助けてくれ・ドラゴンじゃないんだよな

マジです 俺はマジで助けてほしい

白馬に乗った王子様でもなんでもいいので、窓から俺を連れ出してほしい

玄関からでも可

2021-03-01

必読書コピペマジレスしてみる・自分オススメ41冊編(1)

日本文学編(anond:20210222080124)があまり注目されなかったけれども、記憶を頼りに続きを書く。

芥川龍之介河童

どの作品を入れるべきか迷った。古典翻案に見られる知性とユーモア晩年作品にみられる迫害的な不安、どちらの傾向を持つ作品であっても、元文学少年の心をひきつけてやまない。特に歯車」などの持つ、すべてのものが関連付けられて迫ってくる凄味は、学生時代に再読したとき、行き詰まりかけていた学生生活不安と重なり、ただただ恐ろしく、読み終わってからしばらくは寝床で横にならされた。

河童」を選んだのは中高生の頃で、河童の国を旅する要素に心を惹かれたことを思い出したからだ。それは、大学生の頃よりも不安が弱かったからなのか、この作品に潜む女性への憧れと恐れが自分に響いたのか、あるいは架空世界架空言語に魅せられたのか、その理由はわからない。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン雪の女王

アンデルセン小説を読んでいると、きっとこの人モテなかったんだろうなあ、ってのがひしひしと伝わってきて、何だったら今晩一杯つきあうよ、的な気分にさせられる。一人寂しいときへの痛みと、女性への復讐心が入り混じっていて、読んでいて心がきりきりとする。

で、この作品の中でひたすら「いいなあ」と思うのは、悪魔の鏡のかけらが心の中に入ると、どんな良いものもその欠点ばかりが大きく見えてしまうという設定だ。

ところで、ディズニー作品価値貶めるつもりはないけれど、原作とは全然違う話に似たタイトルをつけて世界中に広げるのってどうなんだろう。デンマーク人は怒らないんだろうか(「人魚姫だって原作改変をやってるし……。いや、ディズニー普通に好きなんですけど、最近こうした異文化の扱いって難しいですし……)

グレッグ・イーガン祈りの海」

「白熱光」にしようかと思ったのだが、これはエイリアンニュートンアインシュタイン物理学自力発見していく過程が延々述べられるだけの話で、燃えるけれども物理学の基礎をかじっていないとちっとも面白くないのでやめた。ついでに、彼の欠点として「科学者エンジニア最高、政治家宗教家文学者は役立たずのクズ」という態度を隠そうともしないところがある。要するに理系の俺TUEEE小説なのだ。それに、しょっちゅうヒロインから説教されるし、作者はいったいどういう恋愛経験をしてきたか非常に心配になる。

そうしたえぐみ比較的少ないのがこの短篇集で、最初に読んだ本だから愛着がある。それに、上の隠しきれない欠点にも関わらずイーガンが嫌いになれないのは、科学的な真理に向き合う姿勢と果てしのない好奇心がかっこよく、さらに己に課した厳しい倫理に身が引き締まるからだ。

カズオ・イシグロ日の名残り

友人と富士山に登るときに持っていったこともあり、これも自分にとって思い出深い小説だ。これは、大戦後の新しい時代適応できない英国執事物語である

彼の小説の語り手は基本的には何かを隠していることが多いので、いつも歯に物の挟まった言い方をする。そのうえ、誰もが自分の信念にしがみついているものから登場人物同士の会話は勝手な主張のぶつけ合いになり、実のところ会話になっていない。

カズオ・イシグロはそうした気持ちの悪さを楽しむ作家だ。そして、「日の名残り」は自分の本当の気持ちに蓋をして生きている人、やりたいことよりもやるべきことを優先してしまう人に、刺さる作品であるに違いない。

ミシェル・ウエルベック素粒子

彼の作品不快だ。主人公のボヤキは原則として次の通り。俺は非モテから思春期の頃には思いっきセックスできなかった。中年になって女を金で買えるようになったが、ちっとも楽しくない。子供も老人もみんな大っ嫌いだ、バーカ! これはひどい

作中に出てくる西欧文明の衰退だのなんだの宗教への逃避だの一見知的に見える議論も、すべて上記の嘆きを補強するためのダシに過ぎない。それでもなお、なぜオススメに入れたのかというと、人をエゴ抜きで愛することの難しさを逆説的に語っているからだ。そして、自分が愛されておらず、必要ともされていないと感じたとき人間がどれほど孤独とみじめさを感じるかを緻密に描いている。皮肉なことに、これは性と愛について真摯思考した書物である

ただ、どの作品も言っていることが大体同じなので何冊も読んではいない。

ヴァージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人

僕がウルフのことが好きなのは、単純に文章が美しいというだけじゃなくて、迷っている人間の頭の中で浮かぶ複雑な段階が細かいところまでよく見えているからだ。例えば親しい人への憎悪が浮かび、言葉ではそれを否定して見せるが、態度にふとこぼれ出てしまう。そうした過程子供が貝殻を見つけたときのように、ひとつひとつ並べている。

そして、意識の流れとでもいうのか、ある人物意識から別の人物意識へと、外界の描写連想を経てシームレスに移行していく感じが、本当に巧みな脚本映画みたいで、やっぱり映画って文学から相当影響を受けてるんじゃないかって勘ぐったりするのだけれど、本当のところどうなのかは知らない。眠る前の自分意識もふと過去に飛び、すぐに現代に戻り、夢想し、眠りに落ちていく。

灯台へ」とどっちにするかこれも迷った。

ミヒャエル・エンデはてしない物語

さえない少年万引きした小説を読んでいると、いつしかその物語の中に取り込まれしまう。これは主人公異世界に行き、そこでなりたい自分になるが(まさに公式チートだ)、その報いとして自分自身が本当は何者であったかをどんどん忘れてしまう。何よりも面白小説なのに、その小説現実に向きあう力からではなく現実逃避の手段となることの危険性を訴えている。主人公が万能チート野郎になってになってどんどん嫌な奴になっていく様子は必見。また、後半で主人公を優しく包み込む人物が、私の与えたものは愛でなく、単に私が与えたかったものに過ぎない、という趣旨台詞を言うシーンがあり、これが作品の中で一番自分の心に残っている台詞だ。

ちなみに子どものころ映画版を見て、原作とは真逆メッセージストーリーになっているのにショックを受け、初めて原作破壊行為に対する怒りを覚えた。僕が大人商業主義を信用しなくなったのはこれ以来かもしれない。

円城塔文字渦」

基本的自分は何かを知ることが好きで、だから知識の物量で殴ってくるタイプの彼の作品も好きである。それでいてユーモアも忘れないところが憎い。フィクションとは何だろう、言葉文字物語を語るってそもそもどういうことだろう、そうしたことをちらりと考えたことがあるのなら楽しく読めるはず。「Self reference Engine」で抽象的に触れられていたアイディアが、漢字という具体的な文字によって、具体的な形を与えられている。

元々SFの人だけれども、最近日本古典にも守備範囲を広げ始めていて、SFが苦手な人も楽しいと思うし、慣れたらSFにも手を出してほしいとこっそり思っている。

遠藤周作沈黙

どうしてこれほどあなた信仰しているのに、手を差し伸べてくれないのですか。せめてささやか奇跡あなたがいらっしゃるということだけでも示してください。そういう人類が何千年、何万年も悩んできたことについて。神に関しての抽象的な疑問は、具体的な舞台設定を与えないと机上の空論になる。

以前も述べたが、ここに出てくる仲間を裏切ったりすぐに転向したりしてしまう情けないキチジローという人物がとても好きで、彼の「迫害さえなければまっとうなキリシタンとして生きられたのに」という嘆きを、情けないと切り捨てることができない。

ただただ弱くて情けない人物遠藤周作作品にはたくさん出てくる。だから好きだ。僕が文学にすがらねばならなかったのは、それなしには自分の弱さ、愚かさ、卑怯さ、臆病さ、ひがみを許せなかったからで、強く正しい主人公たちからは救われなかった。

イタロ・カルヴィーノ「冬の夜一人の旅人が」。

男性読者」という名の作中人物が本を買うが、その本には落丁があった。続きを探すために彼は同じ本を手に取った別の読者である女性読者」を探し求める。彼はいろいろな本を手に取るが、目当ての本は結局見つからない。枠物語の内部に挿入されるつながらない小説の断片は、それだけでも完成度が高く、まるで本当に落丁のある文学全集を読んでいるような楽しみがある。

世界文学パロディー化した物語のページをつないで作った「鏡の中の鏡」かと思わされたが、それ以上のものだった。語りの文と物語関係とは、新作と偽作とは、そんなテーマ物語レベルメタレベルの二つの層の間で錯綜して語られている。

ダニエルキース「アルジャーノンに花束を

知的障害者チャーリーゴードンが脳手術で天才になるが、その知性は長続きしなかったという悲劇として知られている。けれども、僕はこれをただの悲劇として読まない。障害者セックスについて正面から向き合った最も早い作品の一つだからだ。

チャーリー女性の裸を考えるだけで罪悪感からパニックになってしまう。それは母からの過度な抑圧と体罰が原因だったが、それはチャーリーの妹を彼の性的好奇心から守ろうとするが故の行動だった(チャーリーの母が、周囲からもっと支援を得られていたら、あれほどチャーリーにつらく当たらなくて済んだんではないか、とも思う)。

天才になったチャーリーは恋をし、トラウマを乗り越え、苦労の末に愛する人と結ばれ、やがて元の知的障害者に戻ってしまう。一見すると悲劇だが、彼にはセックスに対する恐怖がもはやなくなっている。彼がただの障害者に戻ってしまったという感想は、その視点が抜けているのではあるまいか

ナタリア・ギンズブルグ「モンテ・フェルモの丘の家」

素晴らしかった。中年の仲良しグループというか、ツイッターでいうクラスタの間を行き交う書簡を通して話が進む。居場所をなくすこと、愛情を失うこと、自分の子供をうまく愛せないこと。そして、友人の死。テーマは深刻だ。なのに、読後感は良い。それは視点距離を取っているからか、登場人物を公平に扱っているからか、それとも愛を失う/奪われる過程だけじゃなくて、そのあともちゃんと書いているからなのか。長い時間の中で、家族や友人が近づいたり離れたりする感じ、これこそ人生だ、みたいな気持ちになる。

アーサー・C・クラーク幼年期の終わり

子供の頃、太陽が五十億年も経てば地球を飲み込んでしまうと知って、非常に恐ろしかったのだけれど、それ以来人類運命について書かれた物語がずっと好きだ(H・G・ウェルズの「タイムマシン」も何度も読んだ)。

人類は滅んでしまうかもしれない。生き延びるかもしれない。しかし、宇宙に出て行った結果、ヒトとは似ても似つかないものになってしまうかもしれない。彼らは人類の何を受け継ぐのだろうか。そして、今しか存在しない自分は、果たしてこの宇宙意味があるのか。

人類運命が気になるのと同じくらい、僕はきっと遠くへ行きたいと思っている。だから、ヒトという形から自由になってどこまでも進化していく話に魅了され続けるのだ。


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2021-01-06

anond:20210106191533

店員を疑うクソオーナー同類人間からこそ盗んだんだろうなって、でもコロナが起きなきゃこんなことしなかったんだとは思うけど、世知辛い世の中になったし人を変えちゃう世の中になったなぁって思った。

これはその通りだと思うし的を射ている。

いわゆる「乱れた世」はこうしたことが積み重ねて起こる。

芥川龍之介が若干22歳で書いた羅生門にそのあたりが書かれている。

中国などはまさに現在進行形で、羅生門世界といっていいだろう。

2020-12-22

検索除けはいいけど、推奨しているファンめんどい

今やってるコンパスってアプリの次のコラボ情報が出た。「文豪ストレイドッグス(通称:文スト)」とのコラボで、コラボキャラは二人。中島敦芥川龍之介実装されるらしい。いつも通りのコラボだと深く考えずにTwitterを見ていたら、「検索除け」に関してちょっとした学級会をしていた。

文ストファン曰く、「近代人物モチーフにした作品であり、子孫もご存命である。また、純粋文豪ファンの方も多く存在する。検索邪魔をしない、不快な思いをさせないためにもフルネームでの投稿を控えていただきたい」とのことである

自分から炎上だの学級会だのに巻き込まれるつもりはないので、忠告に従ってフルネームでの投稿はしないつもりだが、気になったのは「検索除け推奨派」の一人が言っていたある一文だ。

公式以外がキャラクターの名前をそのままツイートするのは暗黙の了解タブーになっています

公式はいいのかよ、と。ファン自治活動かよ、と。同じようなことを文ストファンに直接聞いていた人がいたのだが、それに対しての答えが、「公式検索除けしようとしたらなにもできなくなるだろう!」だった。

公式検索汚染するのは許して、コラボした先のゲームプレイヤー暗黙の了解なんてものをおしつけるようなファンがいる作品なんだなと思った。めんどくせぇ過激二次創作オタクもの残した負の遺産をまったく無関係人間押し付けないでいただきたい。検索除けはするけどさ。

それはそれとして、現環境ガンナーがちょっと不遇なので、新ガンナー芥川氏には大いに期待している。加速狐ヶ崎を許すな。

2020-12-15

1年持たずに辞任する首相ってどんな気分なんかな?

首相って日本人に生まれたら最高ランク出世名誉じゃん

首相になった人たちって、その地位に付くために非凡努力を重ねてきたと思う

世襲コネだと言われることもあるが、いくらなんでも江戸時代でもあるまいし、

まれた時から自動的首相の座を約束されているわけではないから、生まれの有利不利はあっても、

並大抵の努力では首相になることはできないと思う

ところで菅首相の評判が芳しくない

かに俺の意見として菅はとっとと首相の座から降りて欲しいと思う

1年持たないという声も囁かれ出した今日この頃であるが、

苦労して苦労して仕事仕事、根回し根回しでやっと掴んだ首相の座を1年も持たず明け渡したらどんな気分になんだろうな?

お前の人生失敗でしたーって感じなのかな?

芥川龍之介蜘蛛の糸で、あと一歩で輝かしい世界に手が届きそうで届かなかった、そういう喪失感がありそうだな

安倍ちゃんみたいに、長い間政権を努めて病気辛くなったからやーめた!なら良いと思う。やり切った充実感はあるだろう

しかし、1年持たずに辞任する首相ってどんな気分なんかな?

2020-12-13

芥川龍之介遺書面白い

青空文庫芥川龍之介遺書があったので興味本位で読んだ。

つらつらと自分がなんで死ぬか、死んだ後の始末をどうするか、子供への言葉、借りっぱなしのもの返すよ、とか書いてあって面白かった。

きっちり死ぬまで放置してくれ(要約)みたいな事が書かれているのも面白い。だよなあ。死ぬのって時間かかるもん。蘇生されたら困る。

遺書って、誰々に財産を云々、みたいなもの想像するしこれにもそういう箇所はある。

だけどいずれ死ぬかもだから、という遺書と違い今から本当に絶対死ぬぞ!死ぬ死ぬぞ!なリアルを感じる。

何よりこの遺書は焼き捨てろ、って散々書いてあるのに、数十年後にこんな風に誰でも読めるようになってる事が面白い。

他人自殺遺書なんて中々読めるもんじゃ無いと思うが、文豪だと青空文庫に入れられちゃうんだな。

他にも自由に読める遺書ってあるんだろうか。

2020-11-18

純文学に関する雑感

純文学に関する雑感。

# 純文学とは

純文学芸術一種なので新規性必要。逆に新規性がある小説作品純文学という。

純文学における新規性とは、主に作品で取り扱う題材の新しさと表現の新しさ、そして作品通底する美意識の新しさ。それらの新しさを開拓することにより文学表現できる領域を拡大する作品純文学と呼ぶ。

とはいえ個々の作品についてそれが純文学かどうかをきちんと判断するのには時間がかかるので、純文誌(文學界新潮群像すばる)によく掲載される作家小説純文学と呼ばれる傾向がある。

# 純文学というジャンルについての現在課題

市場規模が小さいことが最大の課題。平たく言えば食っていけないので担い手がおらず、ジャンルの魅力自体が縮小している。

村上春樹以外の存命の純文学作家は? と尋ねられても普通の人はなかなか答えられない。

過去の一時期においては小説新聞文芸ジャンル以外の雑誌、たとえば旅行雑誌美術雑誌での連載が純文作家生計を支えていたが雑誌自体の数が減っているうえ個々の雑誌での枠も縮小されている。

人が減ると素晴らしい作品が世に生まれる頻度も基本的に落ちるので純文学というジャンル全体の衰退につながる。

# 存命の個々の作家について

## 大江健三郎

年齢を重ねても作風を変化させて挑戦を続けてきた点が純文学作家として模範的大江健三郎賞を長嶋有中村文則星野智幸などに与え若手の紹介に努めてきた点でも良心的。

## 村上春樹

現在日本作家では知名度が抜群だが作風テーマ進化が乏しく世間での人気ほどは評価できない。村上春樹といえばノルウェイの森世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドだが、どちらも80年代作品海辺のカフカでも2002年。このこと自体村上春樹文学的な意味での保守性を象徴している。かつてはアンダーグラウンドのような社会派ノンフィクションも手掛けていたのだが…?

自分ピンボールが好きだが村上春樹本人は気に入っていないというのをエッセイで読んだような読まないような。

## 平野啓一郎

かつてはポスト村上春樹と呼ばれることもあったひとの一人。一時期「分人主義」を提唱しこれをテーマに据えた作品を発表していた。分人主義に基づいて個人感情分析することにより従来と違った形での説明を与えるということが趣旨のようだが、過去フレームワークでも類似表現可能に思え、冗長になっただけだと感じた。

## 綿矢りさ

初期の作品個人にとっての偶像テーマにしており谷崎潤一郎三島由紀夫のような伝統日本文学に連なる。その後は徐々に青春小説へと接近している。私をくいとめては2020年の冬に映画化されるらしい。純文学市場の拡大に貢献できる良い作家三浦哲郎に「不可解な文章」と言わしめた自分に酔ったような癖の強い文章もっと出してほしい。まだ若く作家として活動できる期間が長いので今後に大いに期待。

## 町田康

文体が珍しいので一見イロモノ。イロモノなのに読みやすいところにテクニックがある。短編文体個性で押し切っている感じがするが、長編告白のような骨太作品もある。織田作之助比較されることもあるが、織田作之助は金勘定だとかの細部を積み上げることでリアリティ演出されている一方で、町田康は細部を積み上げることにより虚構感が増している感じがある。町田康生活感を排除しているからだと思う。高級なレストランと同じで生活感がなく、現実と切り離された一個の世界に没入しやすい。

## 舞城王太郎

町田康と同じ印象。自分の中では町田康パート2。文体ファンを得ているタイプ。ポップな作品も多いのでミステリ等のエンタメから純文学に入るための入口として価値が高い。

## 星野智幸

俺俺はすごい作品だと驚いたが、最後吐息目覚めよ人魚は歌う、夜は終わらないあたりは表現意図がピンとこなかった。試行錯誤しているということか。今後に期待。

## 長嶋有

明確な長所があるというよりも全体的な味で売る作家。晴れた昼間にビールを飲みながら読むと面白い

## 阿部和重

阿部和重作品純文学だろうか? 自分には文学性が分からなかった。ピストルズおもしろい。映画化すると映えるかスーパー駄作になるかのどちらかだと思う。爆死しても愛おしいか映画化してほしい。

## モブ・ノリオ

デビュー作で芥川賞を受賞してからほとんど作品を発表しておらず、断筆したものと思われる。介護入門ではヒップホップ的なノリがダサいとか邪魔という評価を多く受けていたようだが、あれは介護現実真正から受け止めるのはきつすぎるいう叫びであったり照れ隠しであったりしたと思う。私は好きだった。長嶋有と同様に、スポーツ誌Number出身の人が編集長をしていた時代文學界からデビューした。この人のように評価に困る作品をたくさん読みたい。

## 高橋文樹

新人賞にあたるものを2回受賞した珍しい人。デビュー作の途中下車は異様なほどの意気込みを感じる文章で、高校球児を見るのと同じ種類の愉しみがある。破滅派という同人主催している。最近SFを発表している。純文学での活動の有無は不明

## 桐野夏生

エンタメでのキャリアが長いが純文系の賞もとっている。東京島おもしろい。純文以外の作品が多く十分に読み切れていない。

## 辻仁成

恋愛小説に近い作品を多く書く。江國香織と一緒に冷静と情熱のあいだを書くなどしていた。大学生の頃は好きだった。今の私は対象読者ではない。最近新型コロナウイルス関連のフランス事情ワイドショーで喋っている。

## 円城塔

よく分からない。理系的と評されることもあるらしい。私も理系だがよく分からない。サイエンスエンジニアリング本質再現性だが、それが円城塔作品とどう関係するのかが分からない。楽しむための手がかりを見つけられていない。

# 純文学芥川龍之介造語であって海外には純文学はない。純文学という日本固有のくくりで語る意味はないのでは?

純文学グローバル通用しない概念なのは知っているが、ジャンルというのはそういうものなので、意味がないとは思わない。日本に現に純文学という分類が根付いている以上、それを無視するのもおかしい。一読者としても、作品を読む前に、それがエンタメなのか純文学なのかを知っておきたい。そうすれば期待外れでがっかりすることが減らせるから

# 詩はなぜ純文学ではないのか

自由詩、短歌俳句、いずれも手垢のついたオートマティックな表現が最も嫌われる。新規性があることが高評価の前提となる表現形式なのだ。だから純文学カテゴライズして新規性必要性を主張するまでもない。

ただし純文学も詩も文学性という点では近い価値観を持っている。そのことはたとえば穂村弘文藝新人賞選考委員を務めていることからも分かる。

2020-10-22

めいろちゃんVSロアちゃんVSダークライについて

めいろちゃんが悪い派の意見とロアちゃんが悪い派の意見運営が悪い派の意見いろいろあるけど、なんかそれぞれ側の意見として出されている情報が良いところ(?)というか自分が悪くないと言えるところみたいな感じなので、この炎上がすきな人はみんな芥川龍之介の「藪の中」を読むといいよ。え〜どれが本当なの〜てモヤモヤするから。そういうことだよ。どういうこと?

標準語でやるつもりだった」から運営は訛りを知らなかった、金魚詐欺って言ってるのもまあわかるけど、運営の方では「標準語特定方言」が確認されてるわけだから九州なまりがあるのは運営もわかってたと思うよ。その中に使い方が違うにせよ「〜でよ」ていうのがあるのは知らなかったという線じゃない?と思った。

金魚も、配信ありますといったあと配信中にDM送るロアちゃんやばいのはわかるけど別日の連絡も無視しているのは悪い。あとnrkmに、ではなくとも社外に相談はまずい。

ロアちゃん一年半かけて培ってきた世界観からかぶらないでほしい意見もわかるし、めいろちゃんの初配信から目をつけられて変えにくい部分を変えてほしいと言われてモヤモヤしてしま気持ちもわかる。それ以外にもただのリスナーである自分には全くわからない事実やうちに秘めた気持ちなどが存在することもわかる。だからまり人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない

だけど僕の嫌いな「彼」も彼なりの理由があるとおもうんだ

ドラゴンナイト 今宵、僕たちは友達のように歌うだろう

ムーンライトスターリースカイ、ファイアーバード

今宵、僕たちは友達のように踊るんだ

今宵は百万年に一度太陽が夜に遊びに訪れる日

終わりの来ないような戦いも今宵は休戦の証の炎をともす

人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない

だけど僕の「正義」がきっと彼を傷付けていたんだね

ドラゴンナイト 今宵、僕たちは友達のように歌うだろう

コングラッチュレイション、グラッチュレイション、グラッチュレイション

今宵、僕たちの戦いは「終わる」んだ

ドラゴンナイト 今宵、僕たちは友達のように歌うだろう

ムーンライトスターリースカイ、ファイアーバード

今宵、僕たちは友達のように踊るんだ

2020-09-22

anond:20200921162519

オイオイオイ、メンタルがヤラレてたとき芥川龍之介歯車』じゃねーか!

ワイモヤバカッタトキアノハナシガリカイデキテタヤデ(今は小康状態で、読んでもさっぱり解らんように戻った)

2020-09-13

anond:20200913203223

誠実っていうのは、相手不安にさせない、相手不安になった時に真摯に向き合うって事

そりゃ君定義でしょ。

例えば芥川龍之介の『開化の良人』で

その中にまた三浦が、沈んだ声で云いますには、『が、僕はまだ妻の誠実を疑わなかった。だから僕の心もちが妻に通じない点で、――通じない所か、むしろ憎悪を買っている点で、それだけ余計に僕は煩悶した。君を新橋に出迎えて以来、とうとう今日に至るまで、僕は始終この煩悶と闘わなければならなかったのだ。・・・

っていう一説があるけど、この三浦はめちゃめちゃ不安になってるけど妻の誠実を疑ってないんだよ。不安にさせないことが誠実ならこの時点で誠実じゃないよ。

2020-08-23

漫豪の作品を一本も読んだことがない

恥ずかしながら漫豪の作品を一本も読んだことない。

文豪と言えば夏目漱石芥川龍之介など多くを挙げることができるが

漫豪と言えば手塚治虫ただ独りであろう。

小生は漫画は幼少の頃からジャンプ作品をよく読んでいるが

小説で例えるならラノベのようなものであるのは議論余地はないだろう。

手塚治虫のような漫豪の作品は読んだことがない。

文豪作品高校生の頃に仕方なく読まされたが

漫豪である手塚治虫作品人生で一度も読んだことがない。

現在であればAmazonで容易に入手可能であることは知っている。

しかし小生は本当にやりたいと思っていることほど粘密な準備をしてやりたいと思う派。

これ読みたいってちゃんと思ってから読みたい。

からこそ読めないというのがある。

余裕できたら読んでみたいなあ。

2020-08-05

anond:20200805111319

N=1かつ昔のことだけど、知人の文学部の人自身も迷ってる節があった。

「俺、卒論テーマ芥川龍之介なんだけど、芥川龍之介をどうやって会社に活かせばいいんだよ」って愚痴ってた。

その人とは疎遠になって、結局どこに就職たか聞けなかった。

改めて文学部の人に聞きたい。

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