はてなキーワード: 家財とは
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真島文吉
@ASCIIART_NOVEL
離婚や親権の話が飛び交っているけど、この手の話は身につまされるところが余りある。私の親父は、私がまだ3歳の頃から不倫をしていた。彼はある日突然家を出て愛人と同棲を始め、離婚調停を申し立て「家と財産を全部よこせ」と言ってきた。コロナ騒ぎが起こる直前の話だ(壁に話しかける)
母が依頼した弁護士も、その他離婚に関わった数々のおっさんも、何も知らないのに親父の肩書きだけ見て「経営者の男性には苦労が多い」と親父を擁護した。本来母の側に立たねばならないおっさんも親父に味方した。親父が一応は名士と呼ばれる男だったからだと思う。
うちは両親共働きで同じ会社に勤め、親父が施設長、母が事務長。でも親父は母や職員に怒鳴り散らすのと、よその偉いおじさんとゆるい会議に出るくらいしかしない男で、基本的には出勤してから帰るまでYouTubeの政治チャンネルを見たり、犬の散歩したり、愛人とどっかに消えたりしていた
婚姻費用を払ったことはなく、生活費は全て母持ち。同業他社の人は「あの会社は女の事務長さんが全部回してる」とおっしゃる。母の勤務時間は父の2倍。彼女の子供らがそれらを証言し、親父からの長年の虐待を訴えてもおっさん達は「経営者は大変だから」の一点張りだった。
そんな話の通じないおっさん達の態度が激変したのは、弁護士を交えた話し合いや調停の場で、親父が数々の失言をしてからだ。
「俺は職員にパワハラなんかしていない!職員が俺にパワハラをしている!」
「(愛人と)肉体関係は……ある!子供ももうける気だ!幸せな家庭を築く!後ろめたいことは一切無い!俺は愛の人だ!」
「俺は地元の権力者達と親友だ!みんな俺の味方をするだろう!」
「虐待なんかしていない!愛の鞭だ!そういう時代だった!子供らは俺に感謝している!」
「子供らは敵だ!」
おっさん達は親父に不快感を示したり、怒ったり、罵ったり、母や私に対し「始めからあなた方の味方ですが何か?」という顔をしたり、うつむいて黙ったり、その場を去ったりした。親父がこのレベルの失言をしなきゃ、彼らはずっと親父の味方だったと思う。
公正と正義が軽んじられる場では、こういうことが起こる。母は何度か首を吊りかけた。公正と正義だ。離婚と親権を話し合う場では絶対に必要だ。公正と正義。誰に対しても示される公正と正義。
ちなみにあの時の10万円給付は家族全員分が親父の懐に入った(親父が送ってきた邪悪なメールを思い出し
わしの兄弟の1人は男なんじゃが、この件で完全に男社会を憎むようになった。社会的地位も責任もあるおっさんどもが、先入観に凝り固まって不倫された側の妻の話を聞かない。不倫の確たる証拠が出てきても夫を擁護する。隙あらば説教する。本当に夫が悪いと分かると謝りもせず味方ヅラする。
女性差別の被害者は女だけじゃねえ。我が家全員路頭に迷うところだった🕳️
件のうちの隣の駐車場の、管理社長も親父の言う権力者で、ろくなこたあねえ
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>家を財産を全部よこせ
日本では無条件で半額財産分与が行われる。従って母親側弁護士がこれを擁護する可能性はゼロ。単なる交渉上のおべんちゃらと混同させる悪質な文章で、以後全ての説明について信頼を置けなくなる
起業したあるいは起業した親の子で株を持ってる奴が、圧倒的に偉いのも財産権があるのもそれ男女問題と全く関係がない。その会社が軌道にのった後に仕事を怠けてようがもちろん全く関係ない
しかし内容から察するに、父親もしくは父親のさらに親が創業者なのだろう。それを「同じ会社で夫婦共働き」と表現するに至っては、もはや叙述トリックでの詐欺に等しい行為だ
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イェーイ!✌︎('ω'✌︎ )
・うちの会社は祖父母が悪いおっさんの口車に乗って作った直後に寄付した形
・祖父母と親父が数年もたず潰しそうになったのを母が現場入りして建て直し、以降ずっと母が持たせていた
✌︎('ω'✌︎ )
イェーイ!
ちなみに、母の弁護士は当初、厄介な人を怒らせても人生損するから、相手の要求を呑んだ方がいいと言っていた。 財産分与に関しては父が散財していたため母が損する形になるので、話し合いの結果無しになった。
なお母の弁護士、当初はいろいろ理屈をこねて親父の要求を全部飲めと言っていた。 財産分与に関しては親父が散財していたため、母が損をする形になるので話し合いの結果無しになった。 これ以上書くこともない。
攻撃的な反応が増えてきたので、多分悪質まとめブログが記事にしたんだと思う。暫くしたら消すよ。残すべきかも知れんが母がうつ病なのだ(私が叩かれてると眠らなくなる
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母方弁護士が
>家財産全てよこせ
なる父方要求につき擁護したのだとミスリーディングさせる悪質文章である指摘への反論に1ミリもなってませんよ?
その場合は「放棄」になります。「放棄」を母方弁護士が推奨したとでも言います?
それ重大事案ですよ?イエーイ! https://x.com/ASCIIART_NOVEL/ASCIIART_NOVEL/status/1778938179384713256
もちろん家財産が実質無いに等しい場合は別ですがね、それだと話が結局おかしくなるので別種の悪質なミスリーディングになるだけですし
@ASCIIART_NOVEL
おいおい笑 威勢よく
>イェーイ!✌︎('ω'✌︎ )
とノリノリで反論してきた癖に、ちょっと理詰めされたら即ブロックは流石にダサすぎ笑
https://twitter.com/ASCIIART_NOVEL/status/1778619245980795023
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ワイ、割と頻繁にバズるんで分かるんやけど、社会問題に関して意見をツイートして注目されると、反論ではなく誹謗中傷や脅しが飛んでくるんよ。それも直リプではなく引用メインで。さらに言えばバズった直後にはそういうことは起こらず、悪質ブログや放火系インフルエンサーが反応してから起こる。
つまりツイッター(X)に居る大半の人はちゃんと落ち着いて議論ができるし、誹謗中傷なんかしないんだけど、バズってるツイート、それも旬の社会問題を扱ってるものを燃やせばアフィリエイトやインプレ的に美味しいと思ってるブログや動画チャンネルが挑発的に取り上げると、
元からそういう場所で炎上騒ぎを楽しんだり、叩きのネタを探してる利用者が流入してきて、意見ツイート自体を引っ込めるよう働きかけてくる。ツイートが消されると彼らは偉大な勝利だと喜び、次のターゲットに移る。
しかも大半の人は悪質ブログや放火系チャンネルなんか見ないから、自分のツイートが記事にされてることにすら気づかない。
それでなくとも、バカだのクズだのツイート消せだの後悔するぞだのを書き込むことはアウトなんだけども。
注目されてる社会派ツイートについてる暴力的なリプや引用は、初めから議論目的でなく、金目的荒らし目的でつけられてるものが多いという話。金のために社会問題の解決や議論を阻む者が居る。
落ち込んでる人が居るので触れておいた。(՞ਊ ՞)
SNSに特定個人に対する悪口雑言を書き込むことはリスクなので大多数の人はしない。批判や批評にもルールがあり、大抵の人はそれを守っている。ルールを守らない人ほど、対象をぼやかしたり直接名指ししない人を卑怯だと言ったりする。
本心は「もっと燃やしやすい言い方をしろ」なので乗ってはいけない。
あいつら、俺たちを悪質まとめサイトと呼ぶな!それは死語だ!悪質ブログ(ゲーム系迷惑サイト)と呼べ!みたいな態度を取るんだけど、悪質まとめサイトじゃないと中々通じないんだよね。
(参考)
[B! -] ネヴァダ on Twitter: "お父さんが金カムの尾形を描いた人が「嘘松」って誹謗された件に関して、是非僕の話を聞いてほしい。数ヶ月前にも僕の大好きな作家さんが「嘘松」って言われまくったことがあって、腹立って調べたんだけども、「嘘松」って言葉を使うアカウントのほぼ100%は悪質まとめサイトの住人なんだよ。"
b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/nevadan2/status/1552435629052796929
【悲報】ラノベ作家さん、「嘘松」というネットスラングにブチギレwwwww
yaraon-blog.com/archives/248151
(悪質まとめサイト注意)
同棲中の彼氏がいて、彼氏は飛行機の距離の実家と絶縁している。24歳。
私はその1歳上。
彼氏は持病とか生育環境とか学歴とか様々な要素があり、現在は無職で求職活動は一応しているんだけど、面接の日程調整を忘れたり勘違いしてたり身だしなみを整えていけなかったりでもう半年ずっと養っている。働いていた間も家賃とか光熱費とか一回ももらってなくて、たまにご飯奢ってもらったりとか、それぞれの食材はそれぞれで買うみたいな感じでやっていた。
たぶんADHDとかASD入ってるんだと思う。あまりにもずさんで社会常識がない。診断もらってないし、病院行ってみない?って言ってもキレるだろうから言わないけど。
あまりに仕事が見つからないし、せっかく雇ってもらえたのに初日から休みまくってクビにされるので、別れるかあなたが絶縁した実家に戻ってくれないかと頼んだらヒステリーを起こしてどうしようもないので一回家から逃げて帰ってきたら壁に大穴が空いていた。
彼氏はいつもキレると手が付けられない。家事も全然やらないので私がほとんどやっている。まったくやらないとは言わないけど、私がやらなければ洗濯物は洗い替えのタオルがなくなるまで放置されるし、キッチンは汚くなるし、水回りもバレないだろみたいな感じで放置される。普通に掃除してないのわかる。
好きだし、実際追い出してもこの寒空の中行く当てもないし、かわいそうかなと思って我慢してたけど、さすがに壁破壊されて我慢ならなくなった。
ていうか好きと思われてないよなと気づいた。私が一方的に面倒見てるだけ。別れる=家出ていくなので考えたくないんだろうね。普通は別れ切り出されて相手の浮気とか心変わりじゃなければブチギレたりしない。
今新しい家を探している。友達と協力して、以下の手順で引っ越してとんずらこくつもり。
①家を探す
④そのすきに友達に立ち会ってもらって荷物を全部移動させる&鍵交換
⑤ご飯後、彼氏に「買い物がしたい」と言って別れる。彼氏は買い物に付き合うことなどできないので、これをすると勝手に帰ってくれる
落ち着いたら入れたマッチングアプリでいい人を探す。話が合う長年のツレって感じだったから3年も付き合ってしまったけど、普通に彼氏として見たときに一切頼れない負債すぎる存在ということに気が付けて良かった。
今回の震災では、2次避難と被災地域への継続的な支援の難しさが浮き彫りになっているが、
たかだか輪島、珠洲、能登町、穴水あわせて6万人くらいしかいないなかで大変だと言っているが、首都直下地震が起きたら一体どうなるんだと不安になった。
被災者に2次避難を促すことに苦労している、という状況がもし首都直下地震で繰り返されるなら、目を覆いたくなる被害になると想像できる。
首都直下地震では、被害拡大の大きな原因のひとつに東京にありがちな木造家屋密集地域がある。
木造密集地地域が倒壊+火災で壊滅する可能性があるわけでしょ。300万世帯くらい。
東京都のページにはその死傷者の推計も書いてある。だけど、生き残った人の生活再建が十分に書かれていないのがかなり不安だ。
試しに荒川区など、一次避難所のリストを開いてみてみると、ほぼ半数以上が多数の木造家屋密集地域に点在する小中学校だ。
これでは、関東大震災の二の舞だ。取り急ぎの家財道具を抱えて当時空き地だった陸軍被服廠に逃げ込んで火災旋風に巻き込まれて3万8千人が犠牲になったのが関東大震災の悲劇。これを繰り返すのではなかろうか。
またトイレも水も十分にない一次避難所など都会の利便性に慣れ切った東京の人間には一時間も滞在できないだろう。
いるだけで苦痛以外の何物でもないだろうから、速攻で二次避難を各々考え始めることになる。
しかし、自治体の二次避難についてみてみると、さらに想定が乏しい。
例えばさきほどチェックした荒川区。域外避難の文字はなく、そもそも二次避難対象者は要介護者、障碍者など一般的にイメージされる災害弱者のみだ。
東京都の想定は域外避難がきちんと想定されていないなど近隣県との協力体制が希薄だと感じる。
恐らく一次避難所が火災で最悪な結果になった場合、二次避難所が果たすべき役割は物量としても質的にも格段に大きい。その受け皿は想定されていそうにない。
つまり一般の市民は一次避難所で命拾いをしたあとは自活を迫られる。仮に二次避難所が一般市民向けに拡充したとしても遅かれ早かれ追い出されるのも間違いない。
さらに、一次、二次避難とすすみ、次の復旧のステップとしては仮設住宅だ。輪島でも仮設住宅をつくる場所が今後の喫緊の課題となっているが場所があまりないのがネックだ。
東京都の文書をみても木造家屋密集地域が焼け出されたあとに、大量にあふれ出る難民と化した都民の仮住まいの場所をいったいどこに設けようとしているのかさっぱりわからない。まさかほんとに公助ってこれくらいしか想定していないのかと思うが、恐らくそうなのだろう。
https://tokyo-bosai-dev.web.app/chart/
そして、遅かれ早かれ二次避難所はキャパオーバーになって出ていけ、という話になり、あとは自分で「自助で」住まいを探してください、防災は自助共助ですよ、わかってますね、てなことに結果としてなる。そのとき、人々は数日東京の電車が止まったくらいで帰宅困難者気どりをしていた時代を懐かしく思い出すかもしれない。
運よくたどり着けた仮設とて通常は期限は一年間だ。案外、印西や成田あたりの限界ニュータウン化した郊外の住宅地が空き地が多いことが功を奏したり、震災の被害を免れているかもしれない。そうすれば復興住宅が今まで忘れ去れたような地域にバンバンと建ち始める、ということもありえなくはない。
東京が住めなくなったら、ほんと、どこに住もうかな。
27歳の弟に彼女が出来た。
曰く、子供を産んで暫くして産褥期かなんかの時にその彼女を産んで他界したらしい。
私の名前と一文字違いの彼女。私が独り暮らしするのと入れ替わる形で、四人で同居している。
特にうちの母への態度が異常で、甘える、媚びる、お金を借りようとする。
一見するとイイ子なんだけど話せば話す内に、自己愛が露呈してくる。
学業もスポーツも万能で、会社でも重要なポストにつけて、ただ母からの愛情は知らないらしい。それにかこつけて、母に家財をかって貰い、そして気付くと壊している。
確かにエピソードを聞くと可哀想だ。幾らでも出してやりたくなる。だけど、私の母は違う。
弟はあげてもいい、二人で愛を築いたのだから、好きにやれば良い。
だけど、私にとって母は唯一の母だ。たとえ向こうにそう思われていなかったとしても、だ。
独り暮らししている私はと言えば、母との関係性はあまり良くない。何かあれば叱咤されるし、他人には「本当に親子?」と疑われる。
物買ったり、契約したりの時、追加で費用が掛かる時の話を凄くしづらそうにされる
それが凄く無駄に感じる
ウーバやタクシー呼ぶ時に追加費用払ってもあんまり優遇されてないという気になることも多々あるが
庶民派地主なので、基本お金ないと思われてる(増田自身が庶民的で金ある感がない、底辺地主は結構ケチなのと元々庶民感覚ところどころありがちなのと)
不動産売買経験とかそこそこあるので、司法書士さんに払わなきゃいけないとか、測量とか、事故までじゃなくても家財撤去とか色んな経験ある
その中で、申し訳ないですが仲介手数料というというものがありまして~から始まって、印紙までたどり着く説明が凄くめんどい
向こうも申し訳ないと思ってないのに申し訳なさそうに、文句言うなよって下手に出ながら仕方ないんですーどこでも必要なんですーってやってるのが馬鹿馬鹿しい
トータル費用の金額と、内訳の表見せて、こうなります! で終わる話なのに
めんどいシステムが多い。ホームルータとかも、端末代金が数万ですが、数か月後の毎月の使用料から36か月に渡って割引があるので……とか
そりゃあなんでも安く買いたいのは誰しもそうなのかもだけど、よくわかってないから後からこれも掛かるって言われて渋る客が悪いんだろうな
同じくらい、追加でかかる費用を隠していかにも安く買えますみたいな客引きやってる売り主も悪いんだろな
全部乗っけた表にしておけ(売り手)
離婚して、娘はかみさんが親権、相場通りの養育費を払って、共同だった持ち家の権利は自分、家財道具と貯金100万円分がかみさんの取り分で決着しました。
浮気相手には弁護士立てて慰謝料請求して、本日、最終的に300万円で合意。弁護士費用引かれた残りが振り込まれるそうです。
一人暮らしも三ヶ月経過した感想としては、全然大丈夫な自分にびっくり。
掃除はルンバ、洗濯はガス乾燥機に業務委託したんで、家事は炊事ぐらいだけど、一人分なら大した手間でもないし、そんなに食事にこだわらないんで、酒とビタミン剤があれば平気っぽい。
寂しくなったりするかと思ったけど、趣味に100%投資できるようになった分、自由な時間が増えてラッキー、ぐらいな感じ。
無理して結婚生活続けるぐらいなら、定年後に熟年離婚でグダグダするより、さっさと離婚して正解。どっちかが死んだ時点で、どうせ独身だしね。
母親はアルコール依存で父親はギャンブル依存で時々暴力行為もあった。
虐待を受ける事はなかったし、むしろモンペとして俺を守ってくれたが、なにしろ貧乏だった
相手が商用車で点数がどうとかで警察通さず示談を依頼してきたから、沢山慰謝料ふんだくったらしいよ
工業高校を出て就職した頃から、どうやら家庭環境が普通じゃない事に気が付いた
親は借金まみれで俺が稼いだ金をすべて取り上げた。なので20才で家出同然に自立した。結婚して子供もできて、生活は苦しかったが、なんとか暮らしてきた
父親は60で死んだらしい。年金を掛けていたらさぞ悔やんだことだろう。母は仕事をしたことがないし父親の遺族年金もない
それで母親は生活保護を申請したようで、俺に扶養義務者のなんちゃらって通知が来て父の死を知った。扶養は当然お断りした
でも母とはその頃からたまに会うようになった。アル中の人って、酒を飲まなきゃ臆病で良い人なんよ。酒を飲んで暴れるのも体力がいるようで、70過ぎてからは酒ものまず引きこもりのような生活をしていた
でも保護課の人が運動しないからって保護費を通帳振り込みから現金支給に替えたらしく、そうしたら役所に行かなくなって、そのまま餓死しかけたらしく警察と病院の世話になった
一命はとりとめたらしいが半年ほど入院していた。保護課の人からその時再度扶養してくれと言われた。申し訳ないが断った。養える経済力がないから。
保護費で借りてる賃貸住宅は住まずに半年過ぎたら解約しなきゃならないらしい。そこで入院半年のタイミングで数日間退院し、すぐにリハビリ病院に転院し、そこも3か月しかいられず施設をケアマネ?に探して貰った。
今は有料老人ホームに入っているが、生活保護なしでは叶わなかった。入居敷金が25万。引っ越し費用に家財撤去費用が20万ほどかかるらしい。申し訳ないが自分には出せない。
しかし生活保護を受けたままだと公費負担にしてもらえるらしい。そして月々の生活費として、手作りの食事つき看護師常駐の施設で賃貸資料とか込々で月に15万。介護保険負担金が3万ほど。これが公費にしてもらえる。
医療費も全額公費。施設で必要な消耗品や衣類や雑費は毎月2万程度いただけるらしい。毎月20万とか、毎月そんなに年金貰おうと思まったら、どれだけ稼いでなくてはならなかったんだろう。
もしも毒親でなかったら、あの時親を見捨てる事はしなかっただろう。そうなれば今頃は共倒れになってたと思う。
父が死んでもなんとも思わなかった。母がホームに引っ越す時の荷物の整理も何の躊躇もなく全部捨てる事が出来た。今は親に関するストレス事が全くない。
40代既婚子無し
遠方一人暮らしの母が病気になり、コロナで会社がリモートワークになったのもあって介助も兼ねて同居になったけど、母の性格極悪すぎて死にたくなったのでここに書かせてください
大学から一人暮らし、20代後半で実家に戻り、30代でまた一人暮らし、結婚
母が免疫下がる疾患にかかってることがわかり、色々と健康が危ぶまれてしかも足悪く更には父が仕事都合で別居状態、哀れに思い同居することに
空気が読めなくて自分が一番偉いタイプ、基本的にはモラハラ(気に入らないことがあれば無視、大きな音を立てるなど)でも自分のカーチャンだから嫌いになれなくて、つい同居してしまった
自分の甘さに嫌気がさす
フルタイムで働きつつ、母の分も生活費もしっかり出して、食事制限があるので栄養バランスみて食事も作り、洗濯してやり服も畳んで、ゴミ屋敷にならないようにモノ整理したり家を修繕したり、母の日にはたけーバッグもプレゼントしてやった
母の友達も交えて食事に招待したり送り迎えしたりと良く尽くしたと思う
同居後、一度母の体調が滅茶苦茶悪化して、救急車乗せるのあと1時間遅れたら死んでたかな?ってこともあった
汚物まみれになった母は意識無くなって即入院して、意識戻った時に一番最初に連絡したのは助けた私でなくお友達だった
まあでも命が助かって良かったし、私が怒っても家に帰りづらいだろうからぐっと飲み込んで、まあまあ日常をやり過ごしてたいた
が、ある日、私の友人が「この子のお母さん、この子の悪口私に言ってくるんだよね、夫君にも言ってるでしょ?」と夫に言った
夫も認めた(夫は同意せずにただ聞いてただけだと言う)
私の友人も悪意があっていったわけではなく、凄くライトな、あるあるネタみたいな感じでいってた(常態化しているのであろう)
友人にも夫にも私が席を外した隙に色々言うらしい
何でここまで尽くして悪口言われるんだろう、と体から力が抜けてしまった
夜夫が寝た後に泣いた
それからというもの、買い物してても歩いてても、夫がゲームしてる横でも、涙が出てくるようになった 夫の視線がなくなったら、虚しくなって泣く
仕事してても、テレカンなんかがなく、1人作業に入ったら涙が出てくる
もうここ1週間毎日そんな感じ
食欲無くなったが、食べないと状態悪化しそうで無理やり食べて、秘蔵の眠剤くらって無理やり寝てる
起きてると泣くので
私が隣の部屋にいるのに気づいてなくて言う、とかそういう感じ
バレたらシラきる 謝ったことなんかない
あと「あなたの干支って最悪だよね、一番なりたくないw」みたいな意味わからん嫌がらせとか言う
大学も親が希望する大学でないところを希望進路で出したら無視、高校3年の1年間ずっと無視
30代で家出たのは、私が仕事で遅くなると「私といたくないからわざと遅く帰ってる」とかヘラってきたり、友人と遊びに行くと滅茶苦茶機嫌が悪くなるから、なんかもう無理だなってなった
家出る時に、私の家財道具は全て処分しろ!と発狂してた 娘の部屋残しておくとか、ないんだって思った
歪んだ愛情があって、ある職場で私がパワハラ上司にあたった時に、その上司の実家調べて怒鳴り込んでた 人事から電話もらって失神しそうになった
すごく見えてる地雷なのに、性懲りも無く同居してしまった 悔やんでも悔やみきれない
ということで、最近はふと、死のうかなって考えが頭をよぎる
インスリンをいっぱい持ってるので、これで眠るようにいけるかな?というのは考えてる
こんなの書いてるうちは死なないか
あと迂闊にも属人化させた業務があって、引き継いでないし迷惑かかるよなーとか
できるだけ毎日を死なないように踏ん張ってる
夫はおバカでハッピーなやつなので、こういうダルいことを相談するのが可哀想でできない
私が死んだ時にすべきことを、何回かさりげにレクチャーしてるんだけどあんま覚えてなさそう
まとまりのない長文ごめんなさい
の元増田です。
東京都若年被害女性等支援事業(前回のColaboを除いた、若草プロジェクト、BOND、ぱっぷすの事業が対象)に対する監査結果が出ました。(https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/PDF/08jumin/5jumin/5jumin2.pdf)
4月から久々に仕事に復帰してみたら妙に忙しい部署に放り込まれてしまい完全に乗り遅れましたが、今までの経緯もあり最後まで付き合うつもりです。
1.本監査結果が全面的に正しいとした場合、以下のことを導くことができる。
(1)事業者の実施状況報告書は重要なものであるにも関わらず、誤記や記載方法の不統一など不備が非常に多い。これを漫然と見過ごしていた事業実施部局の責任は重く、これを監査委員に指摘させただけでも、本監査請求の意義は高い。
(2)同実施状況報告書の内容を信じた者(ここでは請求人)が、本事業の会計に不備があると判断することは自然である。
2.本監査請求結果は、監査委員が直接会計を確認したものではなく、監査対象局の言い分を監査委員が全面的に受け入れて成立したものである。なお、監査委員が直接会計を確認しなかった理由は不明である。
これまでも書いてきましたが、本論に入る前に私のスタンスを書いておきます。
〇住民監査請求や不服審査請求、情報公開請求などについて、それを乱発するなどして行政のリソースを過度に費やすような状況ではない限り、どのような者でも実施することができる。
これは当然でしょう。これをとがめるとなると、左派系市民団体やオンブズマンの活動はかなり制約されてしまいます。
〇住民監査請求や不服審査請求(また住民訴訟や国賠訴訟、行政事件訴訟等)については、請求人(原告)側が100個論点を立てたとして、そのうち1件でも認められたら請求人側の大勝利。
行政相手の不服審査や訴訟について、このように評価・報道されることが一般的です。行政側が専門性を持ち、また巨大なリソースを抱えている以上、これも当然でしょう。
(監査結果26ページ)
(2)意見
本件各契約に基づいて都に提出することとされている実施状況報告書は、概算払の精算の基礎であり、また事業の履行状況を明らかにするための書類であることの重要性に鑑み、監査対象局は受託者に対して、数値や文章に誤記がないよう正確に記載させるとともに、相談人数等の集計方法を統一させるよう、契約時及び履行期間中において指導を徹底することを求める。
事業者の実施状況報告書に不備が非常に多かったことが伺えます。これを指摘させただけでも本監査請求には重要な意味があったと思います。
また、仮にこれが単なる不備であったとしても、その情報が公表されていない以上、この点において、公表資料を信じて会計に不正があると判断した請求人には何ら落ち度はないと考えます。
ちなみに、本監査結果において実施状況報告書に不備があったと結論づけられているのは以下のとおりです。
はっきりいって事業実施部局は何のチェックをしてるのか、というレベルですね。
※ちなみに、本当に単なる誤記であったのかどうかは本監査結果からは読み取れません。
前回のColaboの監査請求では、監査委員が自ら関係人(Colabo)の調査を行い、帳簿、領収書等を確認していました。(https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/PDF/08jumin/4jumin/4jumin5.pdf 14~18ページ)
今回の監査請求結果では、関係人調査は実施していないため、監査結果の各項目に「監査対象局の説明により確認した」などという文言が繰り返されます。
少なくとも、本監査請求結果を読む限りにおいて、監査対象局の説明が正しいとする合理的な根拠は認められませんが、監査委員には領収書等が提示されたということなのでしょうか。
例えば以下のとおりです。
同支援のうち相談については相談窓口の拡充により当初の計画額を上回ったということを監査対象局の説明により確認した。
(監査結果22ページ)
監査対象局において再調査を実施したところ、本件事業に要した経費は2,601万円であり、その内訳は、第1四半期が453万円、第2四半期が543万円、第3四半期が706万円、第4四半期が899万円で、領収書も全て確認したとの事であった。こうした説明により、第4四半期のみが殊更に過大な支出であることはなく、また経費全体で本件委託の上限額を超えているということが確認でき、当該説明に特段不合理な点も見当たらない
家財道具代や引っ越し代、不用品の撤去や医療機関に対する支払を年度末にまとめて行っており、支出の根拠となる領収書も全て確認したということを監査対象局の説明により確認した。
今回、監査委員がなぜ関係人調査を実施しなかったかは不明ですが、少なくとも監査委員がこの説明をもってよしとした理由は訴訟で明らかになっていくでしょう。
2と似ていますが、「監査対象局の説明により確認した」としている点以外の部分でも監査委員が判断をした基準が全く示されていませんので、本監査結果が妥当であるか否か、外部から確認をする術がありません。
例えば、請求人に「LINE相談の人件費が過大である」と指摘された部分について、このように記しています。
(監査結果21ページ)
請求人は、(略)東京都最低賃金である時間額1,072円を考慮しても高額である旨主張する。このことについて、オンラインアウトリーチは自殺企図等の対応など慎重かつ精神的な負担も大きい業務であることを監査対象局の説明により確認した。様々な困難を抱えた若年女性を支援するという業務の性質からすれば、こうした説明に特段不合理な点は見当たらず、また、このような業務内容を考慮することなく、最低賃金との比較において当該金額の当否を論ずることは適当とはいえない
通常、役所で人件費を積算する場合、役所内部で持っている単価表や一般社会における求人の標準的な数字(例えばハローワークや求人広告)を参照します。しかし、本監査結果では、「業務の性質」というのみであって、本件で計上された金額が妥当であるかという点には一切触れていませんので、説得力の欠ける文章になっています。
(ちなみに、個人的には請求人の主張はこの点では妥当ではなく、有資格者(公認心理士や臨床心理士、社会福祉士などとまでは言わなくとも、民間のカウンセラー資格など)による実施であれば、十分に見合う金額だとは思いますが、本資料からそれを読み取ることはできません。)
4.その他多数の疑義
夜間見回りについては、事業計画では、秋葉原界隈を月1回、御茶ノ水界隈を年4回、神保町界隈を年4回、赤羽界隈を月1回行うこととしていた。
御茶ノ水、神保町については、コロナ禍で対面でのアウトリーチが難しい中、有効な手段は無いかと検討したところ、中学校、高校、専門学校等が多い地域特性を踏まえ、11校、9図書館に対してアプローチを行い、生徒に団体の活動を紹介するリーフレットを配付してもらう方法に変えたものである。
赤羽については、地元消防団等の協力を得てアウトリーチを実施する予定であったが、協力が得られず、また、客引き行為などの検挙が続出し、治安が悪化したことから、実施を断念したものである。
結果として、アウトリーチは秋葉原での13回となったが、その人件費は、事業計画で300万円のところ、実績に基づき、支出額は877,100円となっている。
一方、利用者の要望を踏まえ、当初計画以上にまちなか保健室の開催日及び開催時間を拡充したことから、まちなか保健室の人件費は予算額400万円に対し、実績額は653万円となっている。
当初計画との若干のずれではなく、根本的にやり方を変えているわけですが、このようなやり方をするのであれば当然担当部局(今回の監査対象局)の事前の承認が必要でしょう。
本文章では事前の承認があったようには読み取れませんので、おそらく事後承諾なのでしょうが、このような事後承諾を認めていればなんでもありになってしまいます。
バラ色の計画書を提出して事業者に選定され、「〇〇の協力を得て事業を実施するつもりだったが協力を得られなかったので代わりに××をした。事後承諾してね」なんてのが認められたら委託事業は全く成り立ちません。
かかった経費がオーバーしていればOKというものではありません。これを認めると事前の計画が無意味となり、いくらでも経費の横流し(例えば事業者に関係性の深い者の雇用等に切り替えるなど)が可能になります。
※この部分に限らず、事業者の言い分を事業実施部局がそのまま鵜呑みにしている部分が多いんですよね。事業実施部局は何のために存在するのかってくらいに。
(監査結果14ページ)
再委託については、委託契約書第3条において、「委託業務の全部又は主要な部分を一括して第三者に委託することができない。ただし、あらかじめ委託者の承諾を得たときは、この限りでない。」と定められている。本事業における主要な業務とは、アウトリーチ支援・居場所の提供に関する支援・自立支援であり、報告書の作成・会計業務は主要な業務の範囲外である。
(監査結果22ページ)
再委託について委託業務の全部又は主要な部分を一括して第三者に委託する場合には、あらかじめ委託者の承諾を得ることになっているところ、法人Aが法人Xに再委託している業務は、事業の報告書作成及びこれに係る会計業務であり、これらの業務は委託事業を履行するための補完的な業務であって、本件事業の全部又は主要な部分ではなく、都の承諾を得る必要はない
第 1 条 委託者及び受託者は、標記の契約書及びこの約款(以下「契約書」という。)に基づき、別途添付仕様書及び図面等(以下「仕様書等」という。)に従い、日本国の法令を遵守し、この契約を履行しなければならない。
(令和3年度仕様書)
受託者は、受託者が行う業務の全部又は主要な部分を一括して第三者に委託し、請け負わせることは出来ない。
第2 受託者は、個人情報の適正な安全管理が図られていることを都が確認し、都の許諾を得た場合に限り、再委託を行うことができる。再委託を受けた者が更に再委託を行う場合も同様とする。
監査対象局と監査委員は、報告書の作成は「主要な部分ではないから事前の承諾は不要」としています。
・契約書の「委託業務の全部又は主要な部分を一括して第三者に委託することができない。ただし、あらかじめ委託者の承諾を得たときは、この限りでない。」というのは、仕様書の12を打ち消すために行われたもの
と読み取ることができます。
※ここで持ってきた仕様書は令和3年度のもので、令和4年度は変わっている可能性があります。ないと思いますが。
いずれにしてもこういった点は、訴訟になれば根拠資料も含めて裁判所から提示を求められるものなので、裁判の結果を見ないと何とも言えない、という結論にしかなりません。
監査委員がこのように判断した根拠資料も添付してくれるのが一番わかりやすいのですがね。(おそらく監査対象局はそこまで資料を作りこんで説明しているはずなのですが)
○こいつも中立面してるが初手から既におかしいからな。普通はHP上の数字があってなかったら「誤記かな?」って思うもんなんだよ。自分で自分の不正の証拠をネットにアップする奴なんかいないって普通わかるだろ…
監査ってのは事業者ではなく、事業実施部局に対して行うものなんですよ。
で、事業実施部局が、そんな誤記だらけのものを通している時点で大問題なんですよね。
また、請求人の立場としては、事業実施部局が、そんな誤記だらけのものを通してるとは思わないでしょう。
https://anond.hatelabo.jp/20230407210512 これの追記。
書いたつもりがスポッと抜けていた「財産分与」について。あと「関係を良好にできない親の場合は…」についても少々。
ブコメにあった『財産が無い人ほど相続大戦争が勃発する』というのは、よく言われてる話なんだけど、因果をちょっと勘違いしていて、半分ぐらいしか合っていない。
自宅ぐらいしか財産が無い家で揉めたら、生きてる家族の人生にそこそこ大きな影響があるような相続大戦争になることもあるが、財産がたいしてなかろうが、家族仲・兄弟仲がいい、または家族がそれなりに常識的で合理的なご家庭の場合は揉めることはない。
揉める根本原因は「大した財産がないから」ではなく、家族兄弟間の仲が良くなかったり、家族兄弟の誰かがそれぞれの家庭に何らかの問題があって合理的判断ができなくなっているという点だ。
増田なので言葉を選ばずに言うが、お金があってもなくても、人間関係が悪いか、もしくは頭が悪いかの場合は、たいてい揉める。ただし、その先はリアリズムで、家族間で揉めてもお金があれば最終的には日常生活におけるクリティカルな悪影響は受けにくい。しかしお金がないとそうじゃない…(財産分与で揉めて調停になって時間とカネがかかって結果もらえた財産は雀の涙、みたいな)。
ただまぁお金持ちだって金銭・日常生活面での影響が相対的に小さいだけであって、「家族の仲が悪い」とか「相続で揉めて親兄弟と断絶」とかはお金で換算できないタイプの影響はあるよね。
話は戻るが、平成以降の貧富拡大社会では「親に金がある=子もある程度は余裕がある」そして「親に金がない=子供も結構カツカツ」だから、「貧乏人ほど相続で揉める」みたいな一見論理が通っていそうな俗説をつい言いたくなる。だがそれは論理が少し飛躍していている。カツカツの生活をしていると心の余裕がなくなりがちで、親子兄弟含め人間関係が薄く悪化しがちで、親が死んだタイミングで色んな物が噴き出しがち、なのだ。
本来の因果関係は、「親子ともに金がない」→「家族全員がカツカツ」→「それぞれの家庭に若干問題が(住宅ローン返済が大変とか諸々)」→「あわよくば」という悪い心→「醜い争い」という順番である。
兄「親父が死んだ後の自宅を売ろう」
妹「何言ってんのお母さんが住む家がなくなるでしょう」
兄「おふくろは一人になるんだからお前が引き取って面倒見ればいいだろう。母さんもそれが安心だよな?」
母「そうね…でも…」
妹「何言ってんの夫がいい顔するわけない。そもそもお兄ちゃん何でそんなお金が必要なの」
母(…無言)
兄「ローンとか教育費とか大変なんだよ…」
とか?こういう想像上の橋田寿賀子ドラマのような戦争はめったにない。まぁごくたまには見かけるけど…その場合は相続関係なく「もともと家族の仲が相当悪く&全員が相当金に困ってる」場合だと思う。多くの場合はどちらかの条件が満たされないので、例えば、家族仲が悪いけど、比較的羽振りの良い兄弟が面倒にかかわたくないからと引くんだよね…。
要するに、何が言いたいかと言えば、つまり、お金があまりない自覚があるなら、何よりもまず親兄弟との関係を良好にしておくことが大事。
そして、人間色々あるからね、仲良くするのは難しい場合でも、「親の財産と生活」に関することをできるだけ透明化する努力はしてもいい(本当に険悪な場合は放っておいても全然いいとも思う。後述)
実はこの「親の財産と生活の透明化」が、要するにエンディングノートの一番大きな役割。
またしてもリアリズムな話だが、親が死ぬ前に自分たちにいくらぐらい金が残りそうなのかを透明化できていれば、お金がない家なら邪な期待を持つこともなくなるし、お金がそれなりにある家ならそれなりの予定や計画が立てやすくなる。
そして、大事なポイントなのに前の増田にうっかり書き忘れたが、エンディングノートは必ず、利害関係者(配偶者や兄弟)に全員が見られるようにしとくこと。
「利害関係者の誰か1人だけが事前に情報を持っている」という状態は、下手すると比較的悪くもない人間関係を悪化させる危険もあるので、「エンディングノート書いてもらおうよ→そうだね→手伝ってね→出来たら読んでね」的なプロセスは必ず、必ず必要。親が勝手にやり始めてる場合でも、子供たちから「見せておくれよー」は言うようにしよう。
「透明化」について、テーマとは直接かかわりはないがもう一つ大事な所としては「介護の金と労力」について。
人間は老いてくると段々ゆっくりと自分のことを自分でできなくなる。介護段階に入った時に配偶者や子が(介護サービスを利用しつつ)老いた人の責任を負っていくことになるが、このお金と労力で、子供が負担をする場合は、ある程度は金銭的、労働力的な出納を透明化するのをお勧めする。完全平等分担なんてできないのでだいたいで良いのだが、透明化しておくことで負担配分が合理化されやすくなるし、トラブルや人間関係の悪化を事前に防ぎやすくなる。親の状態がおかしくなったら介護認定が付かないにしろ早めにケアワーカーに相談しておく方がおススメなのは、介護ケアは早い方が予後が良いとか悪化した時の介護認定がスムースだということが一番だが、家族の問題に第三者が入ることで透明性が高まるから、という効果も期待できるよ。ケアワーカーの選別ももちろん、利害関係者(兄弟)と相談して決めるの大事。報連相まじだいし。
お金については単純に使用した分を記し精算(理想は介護用さいふを共有してそこから拠出)、労力についても共同の分担スケジュールを作っておくといいよ、見える化することで手伝えない人にうっすらとした罪悪感を持ってもらえるし。
ちなみにだが、「亡くなった人の介護負担が大きかった家族へ、相続財産の配分をより大きくすることは可能か」について。
正解は「その介護により相続人の財産が大きく減った場合以外は、財産分与の比率にはほとんど影響しない」。ケアワーカーさんや施設の手配や色々なやり取り、送迎や見舞い、日々の生活のサポートやら、諸々けっこう日常を削られる「労働」だが、財産分与にはほぼ反映されない。一応「寄与分」という考えはあるんだけど、雀の涙なんだよね。この扱いはとても理不尽だと増田も思う(多分法律を考えた人が親の介護を自分でするなんて考えてないんだろうと思う)。極端な例で考えると理不尽さが増すので極端な例を出すが、「義母に尽くして看取った嫁に財産分与が可能か」の答えはNoである。法定相続は、「配偶者に半分」「残りの半分は子が等分」なので、子の妻には財産相続の権利がそもそもない。
なのでまぁ財産を多く貰おうと下心で面倒を見てもほとんど効果ないので、現代においては「透明化」によって親の老いに対する労力の等分化を目指そう。
まずは前提条件:親の残した財産をどう分けるかは、法律を守らなくても別に全然いい。
こう言うと語弊があるが、民法にある法定相続分はあくまでも民事訴訟が起きた時の基本的な解決線なので、別に民法に従って分けなくても、家族兄弟(相続人とか言いますね法律だと)が仲良く話し合って皆が納得すればその納得した方法で分ければいい。ちなみに、亡くなった人の銀行口座が凍結された場合はこれらの「相続人」たちの連名で書類を提出しないと口座解凍ができないのだが、要するに揉めてない証拠を出してくれという銀行の都合の書類ですね。だまして口座解約して逃げちゃう悪い兄弟がいるとも限らんし。
で、例えば財産を全部無職の弟に渡したって全然良いし、上に書いた「義母に尽くして看取ったけど財産をもらえなかった可哀想な嫁」も、その状態が透明化され家族間で共有されてて、そして家族仲が良ければ財産分与においては報われ得る。「お義姉さんがずっと面倒見ててくれたんだから、死亡保険金はお兄ちゃんが受け取って。それでお義姉さんに少しでも慰労になるといいけど」「そうだよな、本当にありがたかったなぁ…」というほのぼのストーリーにすることも可能。というか割と多くの「大きな問題がないご家庭」はこういう風にやっている。
次に自宅の相続:利用状況に準じるのが大原則。利用しないならすぐ換金
例えば父親が死んで母親がいる場合は当たり前だが母親がもらう。両親と兄弟の誰かが同居している場合でも生き残った方の親がもらうケースが一番順当(配偶者が取得する方が税金上の得が大きいので。ただし金持ちの場合はその限りにあらず。金持ちは金を払って税理士に過激な節税方法でも聞けばいい)。まぁ当たり前すぎる話。
親が死んで利用する人がいない自宅は、個人的なお勧めは「すぐに売っちゃえ、売って金で分けろ」である。それが一番穏当だと思う。住む人がいなくなった家は本当に笑うほどすぐ傷む。家の整理に数か月かけるもよし(思い出がいっぱい出てきて楽しいよ)、業者を入れれば2、3日(ある程度思い出を掘り出せたら人の手を借りちゃうとよい)。業者にごみの処分を頼んだってせいぜい数十万~百万ぐらい。売れば1千万ぐらいにはなったりするわけで。お金は良いよ、きっちり等分もできるし、好きなように傾斜も付けられる。
厄介なケースは下記。
不動産という財産の厄介さは「不動」なことと「財産としてデカい」ことで、あまり蓄財していない親御さんだった場合、「同居してた兄弟がそのまま自宅を相続する(そうじゃないと住むところがなくなっちゃうからね)と、財産分与がかなり不公平になってしまう」という問題が起こる。もちろん、等分じゃなくて全然いいよー!と他の兄弟が言うのであれば何の問題もない。兄は同居、妹はF1ドライバーと結婚して億万長者、とかなら言いそうな気もする。
だが庶民はやっぱり、自分も貰えるはずのものが貰えないとなると、内心穏やかではなくなることがほとんどだと思うので、その場合はまぁ、頑張って話し合いをしよう笑。
エンディングノートの効用はここにもあるが、こういう同居してる結果不均衡になりそうなご家庭の場合は、例えば、同居してない子に不公平感が出ないように、親の支払いで「非同居子」を受取人にした死亡保険に入っておくとかできます。これもエンディングノートを関係者全員で共有出来てれば可能。家族兄弟で話し合って決めるのが大事。
この「同居してた兄弟系の争い」で見たことある一番のバッドエンドはこんな感じ…。トホホ…。
ちなみに上の2を言い出したのは私の兄弟。配偶者の親が住みたいというかもしれないからと言われ、なんでそれで何千万の家がもらえると思うとんねん!とすごいデカい兄弟喧嘩をしたぜ…。親が片方死んだあとは残った家族は仲良くなりがちで、もう一人の親が死んだあとは兄弟の仲が悪くなりがちっていう俗説はガチだったんだなとしみじみした。
「家族」ってまぁ人一人の人生で複数持つことになるんだよね。愛人がいるとかではなく、結婚やらで所属する「家族クラスタ」が増えていく。結婚すれば別の家族ができる。自分の親による家族、自分と配偶者による家族、配偶者の親による家族。独身のままでも、家族ではないにせよ世帯が別になるからまぁ似たような感じだと思う。
戸籍が分かれても世帯が分かれても、生まれた時の「家族の枠」がなくなるわけでもなくて、親の介護やら相続やらで「産まれたり育ったりした家族の枠」のなかで行動したり考えたりする必要が出てくる。でも、その時に他の家族(自分の家族や配偶者の実家家族など)のこともつい考えてしまったりして、思ってたより多いしがらみの中で非合理的なことを言い出すこともある。それで何かね、親が一人もいなくなっちゃうと兄弟がむき出しの喧嘩になっちゃいやすいんだね。いやぁ、生まれてからほぼ初めてかつ最大の兄弟喧嘩だったよ…。ちゃんと仲直りはできましたが。
地主とか運用してる不動産があるとかの場合は、素直に税理士に聞いて言う通りにするのが吉。
田んぼや畑=地目が「農地」になっている場合は、耕作放棄地だろうが市民農園に貸してる畑だろうが、簡単に売れないので、地元の農協に相談だ!農地を持ってるということは100%親御さんは農協の組合員のはず。農地は地域の農業員会の許可がないと相続も売却も自由にできないらしいので、生きてる時からその辺は親御さんに聞いとくといいよ。
山を持ってるとか森を持ってる、みたいな人もたまにいると思うが、これも同様。エンディングノート作成に当たっては、自宅以外の土地を持ってると判明した場合、地目が「宅地」以外のもの(法務局で確認可能)があったら要注意。しかるべきところ(農協とか役所とか)に色々聞いとくといいと思う。
ただし、地目が「宅地」じゃない土地は、都市部ではまずあんまり見かけない。家庭菜園をやってるけど地目は「宅地」なんてことも普通にあり得るので、親に確認だー。
速やかに家財を引き上げないと、ずっと家賃を支払い続ける羽目になるので、業者を入れてでも引き上げしましょう。結構馬鹿にならんと思います。
色んな事情があるから、そういうことも普通にあると思う。関係が良くなければ、良くないままで、心を鬼にして「放置」が良いと思う。あとは物理的にどうにも無理だ!というときも「放置」するしかないよね…。
自分が何もしないままで親が死んだら相続はどうしたらいいのか。割と全然何とかなる。
誰も存在を知らない金融機関の口座は一定期間が過ぎればその金融機関の持ち物になるので心配しなくていい。株式なども同様。勝手に発行者が何とかしてくれるから大丈夫。
家については、一番簡単な方法は業者に頼んで売っちゃう。片付けとかもドライに割り切ってすべて金で解決。処分費用を相殺した残金があればラッキー、無くても(多少の持ち出しがあったとて)手間代だと思えば腹が立たないと思う。そこまで実家と関係が悪いなら。
親御さんが金持ちの場合は、誰かしら財産管理を手伝ってる人(銀行とか税理士とか)から必ず連絡があると思うので、その指示に淡々と従えばいい。
やらない方がいいかな、と思うのは以下
要するに、酷い言い方になるが、親子兄弟との関係が良くできない(あちらの理由もあろうし、こちらにも理由があろう)なら、何かを望まない、というのが大原則。そうすれば別に今以上悪くなるということはない。まぁ、そういうこともあるよね。
これもまぁ、そこまで関係が悪い家族関係なら、出来るだけ縁薄く接するのがいいと思う。お金で解決、第三者に委託(介護事業者)、同様に、感情も時間も手間も労力も金もかけない、その代わり何も文句も口出しもしない、というのがベストだと思う。
ちょっと前の増田に、親の介護のために仕事を捨てて田舎に戻るか、というのがあったが、あれブコメに多数指摘があった通りで、戻ったら最後、増田の人生が割と酷くなるだけなんだよね。介護する子がいる要介護者は施設入所の順番が後送りになり実質的には多分入所が不可能になる。仕事もなくなる収入も減る、介護はよりより厳しくなるだけなので戻らないのがリアリズムの正解なんだよね…。
リアリズム面を書き始めたら長くなりすぎたし、楽しい話が全然できなくなった。しょうがないよな…。家族も自分も老いも、逃げても逃げられない「生の頚」のようなものだな、と思うときもある。