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はてなキーワード: 授業参観とは

2023-03-15

チー牛のワイがいじめから脱した思い出

小学5年生からなんかいじめられてた

色々反撃したんだが、一番刺さったのが片親ディスだった

母親から保護者会でいじめてたやつだけ父親が出ていたこ

母親が出ていったことなどを聞いた

次の日ウッキウキ

「お前だけ授業参観に母さんこないよな

お父さんだけだよな」

「お前はお母さんに見捨てられたんだよ」

その時は効いてるように見えなかったんだけど、ついに殴り合いの喧嘩になったとき校長室に二人呼び出されお互いの言い分を話したとき

母親がいないのを見捨てられたって言われたのが嫌だった」って泣き出した

すごく酷いことをしたと思うけど、これのお陰でトラウマというより自分の中でいじめを退けたという自信になっている

やっぱり仕返しはするべき

日本語終わってるけど、共通一次試験8割取れてる天才なら読めちゃう

2023-03-14

アラサーになったら父親に似てきた

私の幼少期の写真と母の幼少期の写真を隣り合わせで見ると誰が見ても同一人物写真と捉えられるくらい、私と母の顔面そっくりだった。それがコンプレックスでもあった。

母親は一重のデブでブスで外見は完全に魅力的でないがずば抜けたコミュ力イケメン父親結婚した。

娘の自分が言うのもアレだが、父親イケメンだ。授業参観などで私の父親を見かけたクラスメイト母親達がヒソヒソと「アレは誰のお父さん?めっちゃかっこいい!!」と毎回キャーキャーされるほどなので、世間体から見てもイケメンなんだと思う。 

からこそ、その美形遺伝子を何一つ受け継がず、劣性である母親顔面100パーセント受け継ぎ、中身だけ父親似(だらしない性格)受け継ぐという両親の悪いとこを固めてできた自分が本当に嫌いだったしコンプレックスの塊だった。

しかし、アラサーになって突然目が二重になり、あんなにダイエットしても減らなかった体重が急に10キロ減り、酒飲んでも顔が赤くなることもなく酔うこともなかったのに顔が赤くなり酔って記憶が飛ぶようになった。

親父だ。

鏡を見て一瞬誰か分からなかったが自分みたいだ。

アラサーになった瞬間、顔面も中身も酒癖も親父に似てきた。

顔面に関しては自分が女なのでイケメンになれなかったが、昔のブスよりマシな顔面になったので、旧友と遭遇すると必ず「整形した?」と言われるし、自分でも過去写真を見ると今と顔が違いすぎて驚くし、整形手術しなくてもアラサーになるだけでこんなに変わるものなのかと驚いている。

加齢による体重の減少と酒癖と目の変化って何かあるのかな。調べてもでてこなった。アラサーなって母親から父親似に突然なった割合ってどれくらいなのか気になる。

2023-02-25

明日は我が身

子供クラスメイトが転校する。遠くへ引っ越すのだと担任説明したが、それが本当の理由でないことは居合わせ保護者全員が気づいていたと思う。

の子名前は何度か耳にしたことがあった。子供が話す学校での話題名前が出てくるとき、それは決まって問題行動の報告だった。授業中に立ち歩き、廊下に出ていってしまったり、忘れ物をして先生に怒られることも多い、と。話の内容からなんとなくだが発達障害特性があるのだろうと感じていた。

この学年はコロナ禍の始まりとともに小学校生活スタートした。学校に行けない期間が長く、入学直後はリモート授業。その後登校できるようになっても授業参観や親の参加できる行事はすべて中止となった。学校の様子は子供を通じて話を聞くだけだった。顔も覚えられないまま転校してしまう子がいるのはこの時代ならではかもしれない。

子供が通う小学校私立だ。とはいってもガチガチ進学校ではない。外部受験をする子もいるが、附属にエスカレーターで上がるのならば小学校では比較的のびのびと過ごせる。ただ、のびのびといっても進学校レベルの詰め込み授業ではないという程度。授業は多少先取りで進み、宿題もそれなりに出る。

さら4月から新たな学年になれば徐々に中学受験に向けた活動に舵を切りはじめる。自席で黒板に向かうのも難しい状況ではチャレンジ校の受験はおろか、比較的緩い内部進学の基準にも達しない。

公立ならば加配を付けられ通級や支援級と併用もできるが、私立ではなかなか難しい。このままこの学校に通い続けるよりは、もっと適した学校へ。そう考えたご家族意思もあっただろう。

けれど私は引導を渡したであろう学校の、さらには学校圧力をかけた保護者存在を感じた。担任から過去にその子の「他害行為」により被害に遭われたお子さんとご家族へのお詫びとする説明が続いたからだ。

担任の話によれば、感情言葉でうまく表現できず手が出てしまうことがある。そういう特性を持った子です。と、はっきり説明された。子供保護者本人ではなく学校からの開示。プライバシーもなにもあったものではない。しかしそこまで言及しなければ「被害に遭われたお子さんとご家族」は納得しなかったのだと理解もした。このとき入学直後から保護者の間で囁かれていた「困った子」の話が私の頭の中で繋がったからだ。

「すぐに手が出る子がいる」「保護者に訴えても何もしてくれない」

小学校入学後、ようやく登校が開始されてから数ヶ月は登下校時に保護者が付き添う。同じ路線で通学していた際の保護者同士の話題に「困った子」は頻繁に挙がった。だが、口さがない噂話を好む人たちもそれなりに弁えているのか、直接名前を出すことは無かった。名前はわからないが、そういう困った子がいるのだという話に私は適当に相槌を返していた。その子とはクラス路線も違うらしく、接点がほとんど無かったからだ。そのうちに保護者の付き添い期間は終わり、コロナの波が来るたびにリモート授業になり、学校行事ほとんど行われないまま年が過ぎていった。「困った子」のことなどすっかり忘れていた。

入学からこれまで「困った子」について学校から説明を受けたことは一度もなかった。在学中の児童について発達障害説明などできるわけがない。学校側も苦慮していただろうとは理解できる。それが事ここに至りはっきりとした説明に転じた。まったく蚊帳の外にいた私には何があったのか想像もできない。ただいずれの立場でも大変だっただろうと推察するだけだ。

学校内で発達障害特性が窺えるのはなにもこの子だけではない。常に体を揺らしている多動気味の子もいれば、癇癪が強い子もいる。定型発達でもこういった行動はままあるもの発達障害スペクトラムで、特性がどの程度強く現れるかの違いしかない。

教室勉強する際に、隣の子の体が揺れていても多少気になる程度で済む。癇癪が強くて喧嘩になっても落ち着いてから会話ができるのならばいい。けれど手が出てしまうのは放ってはおけない。

例えば学校子供怪我をさせられたとしよう。相手発達障害だと説明を受けて親は納得できるだろうか。納得できないまでも子供のしたことだと不承不承受け入れるとしても、対策は求めるのではないか。二度三度と繰り返されるようではたまったものではないからだ。

では、対策を求められた側はどうか。学校も、子供も親も、何もせず手をこまねいているはずもない。学校側は加配を付ける、認知行動療法を取り入れるなど何がしか対処はするだろう。しかしそれでも一挙手一投足全てを監視したり拘束できるわけではない。二度目三度目は起こりうるのが現実だ。年齢が上がるにつれ落ち着くこともあるとしても、いまこの状況で困っている問題解決にはなり得ない。

インクルーシ社会では、障害を抱える人の社会的な障壁を取り除くことで共に生きられる社会の構築を目指す。教育現場でも同様に進められているが、こと他害に至っては障壁はとても高い。

から始まる新しい環境では授業の進度も早まる。受験に向かう環境ストレスも増す。我が子はいつまでこの学校に居られるだろうか。二次障害から他害行動へ繋がらないよう願うばかりだ。

2023-02-21

PTAって馬鹿の集まりなの?

初めてPTA役員決めに立ち会ったのだが、年間の予定も役員役割も具体的に明示も告知もせずに授業参観の業間10分で役員を選出せよって馬鹿なんかな?

人にものを頼む姿勢が全く感じられない。保護者授業参観に来れるから暇だと思われてるのか?

今までもこんな感じだった。やっていればわかるとかじゃねーし、忙しいなら無理してこなくていいとかじゃねーんだわ。

そういう話をしてるんじゃない。こんな組織意味も解らないまま無償でこき使われたくないわ。PTAマジ死ね

2023-02-16

小4の子もの授業参観

道徳

道で重そうな荷物を持っているおばあさんがいたらどうするか。

助ける人手を上げて。

クラスほとんどが手を上げる。

何もしない人手を上げて。

うちの子だけ手を上げる。

空気を読まないのが俺の子らしい。

発言するコーナー

小4になるとみんな理由をつけて意見を言って、いい発言には拍手が起きる。

うちの子単語だけでみんなの頭を困惑させる。

の子からしょうがねえな。

2022-12-19

育児に協力してくれないとか学校行事に参加してくれないという夫に対する妻の愚痴を見るたびに思うけど

やってきた俺は超当たり物件だし、俺を振った女どもは総じてバカ

振った女どもがワンオペ育児疲れしてたらバカ越えてキチ。ホント救いようのないやつら

  

それはそうとEXILEみたいな男と子作りしたい女はEXILE育児イメージ持ってるのか?

ジャニーズと子作りしたい女はジャニーズ授業参観に行ったり通信簿を受け取って担任と話をするイメージ持ってるのか?

もしかしてイメージ通りの結果になって約束された愚痴を言ってない?

  

だってちゃん結婚相手結婚後の想像をして選んだよ

ちなみに細いのと爪が派手なのはいっちばん最初対象外

子供を産めて育てられそうな女を選んだ

2022-11-28

anond:20221128135521

スポーツマンでもなくヒョロでもない俺

子供小学校低学年の時の授業参観で昼休みに一緒に遊ぼうって外に出た時にブランコ背中押してたら

「○○ちゃんのお父さんお願いします」って他の子からも言われて結局4人くらいの背中を押し続けた

物凄く疲れた

2022-10-25

親が高齢

子供の頃は授業参観ときとかすごく恥ずかしかったし、私も妹も生活に支障がない程度の奇形発達障害傾向がある

高齢出産子供が嫌な思いをするだけなので悪だと思っていたが、前者に関しては周りも歳をとっていれば別になんとも思わないので、今の都会の子供はちょっと羨ましい

2022-10-07

女性意識が変わらないと、男女平等は難しいと思う。

子供授業参観への参加者母親ばかりだった。おかしい。男性ももっと育児参加すべき。」という主旨の記事を見て、こういう主張がメディアSNSで目に着く機会増えたよなと改めて感じた。

男女平等の流れは私自身かなり恩恵を受けていると思うし有難いなと思う一方で、

いつも批判対象として男性意識会社制度ばかり槍玉に挙げられることに違和感がある。

私の通った女子校では「女の子浪人覚悟で良い大学目指すなんてあり得ないし必要ない」と考える同級生保護者が多く、受験生の頃は何かにつけて肩身の狭い思いをした。

20代の今では「絶対主婦になりたいから、とにかく年収の良い男性を探す」という目標を持って婚活に励む友達結構な数いる。実際、年収の高い旦那さんを捕まえて自分主婦としてアフタヌーンティーママ会をしたり育児に励んだりする様は、一部の女性にとっては「勝ち組」と思われる姿なんじゃないだろうか。

どんなに一部の女性平等世間に働きかけていても、その理解社会に得られてきたとしても、当事者側に現状を有り難く感じ目標にまでしている層が多くいる限り、都合がいい話にしか聞こえず逆に男性が男女不平等を感じることにはならないのだろうか。

私たち女性として男女平等を訴えるのであれば、社会男性理解を得るだけでなく、当事者である女性たちの意識も一緒に変えていく必要があると思う。

そりゃ男性環境が許すなら喜んで授業参観も行きたいでしょ。文句があるなら「私も家計支えれるし、給料多少下がってでももっと休み取りやす会社転職しちゃいな!」って言えるようにならないといけない気がする。

2022-09-26

親父がオンナになって出てくって話とあたし。

 昔から家族仲は良くなかったと思う。

 反抗期思春期その他諸々が収まり何とか大人(大学卒業)になったあたしと他の関係がマシになっただけで、割と衝突は絶えない。

 特に母と父との仲は最悪だった。昔からよく離婚直前まで話が進んでおり、「我が家もついにか」と思わされたことは数知れない。

 最近は父の定年退職の後に離婚、あるいは別居という形で話が落ち着いていたのだけれど、ついに先日父が直接あたしに「話がある」と切り出してきた。

 口数の少ない父がわざわざあたしに畏まって話しかけてくるのなんて初めてだった。もう何度も思った「ついにか」を本気で思った。

 子どもを作ったら一生縛られるべきだとあたしは思わない。

 多感な思春期に片親にしないで、生活の水準を落とさないように頑張ってくれたのだと思う。

 弟も今年で大学卒業だし、自由になりたいのなら暖かく送り出してやろうと意気込んだ。

 要約するとオンナになるから別居するという話だった。ちいかわみたいに泣いちゃった。

 最初頑張ってなんか言った気がするけどなに言ったのか全然覚えていない。

 もう「わァ…ア…」みたいに本当に泣いた。人間って本気でびっくりすると泣いちゃうみたい。怖くて有名なお化け屋敷とか全然平気だったのに、新発見だった。

 泣いてたけど話は続けたかったので、続けてもらう。父親の言い分は正直だった。

「昔から自分の性に違和感があった。普通に家庭を持ったら普通になれるかと思ったけどダメだった。

 もうすぐ定年の中、いつまでも自分を抑え続けて生きていくのは自分にとってどうなのかを考えて自由になりたいと思った。

 近所で噂などが立ったら迷惑をかけるから、出ていく」

 そこまで言うかと思った。

 それってつまり、あたしたちは普通になるために利用されてきたということだ。

 けれどそばで話を聞いている母さんが黙っていたから、あたしは何も言わなかった。

 性同一性障害の診断は貰いに行って、ホルモン剤は既に飲んでいるらしい。

 脂肪筋肉だろうか?が落ちて顔が細くなったような気はしていた。

 白髪交じりの髪も真っ黒に染めて、少し長くなっていた。

 二重も前はこんなにハッキリしていたかなと思う。気付かないふりをしていたけれど、気付いていた。

 でもまさかそれがオンナになるための変化だとは誰も思うまい

 言われるまであたしは会社若いオンナでもできたのかと心配していたくらいだ。

 小四からシャーロック・ホームズが大好きなのに、なんの役にも立ってない。

 親父から聞けたのはそこまでだった。

 元々寡黙寄りなひとだし、あまり説明したくなかったのかもしれない。

 「普通に家庭を持ったら~」のくだりも多分、自分が何を言っているのか理解していないまま言っている。

 親父は追い詰められているのだと思う。抑圧されてきた被害者自分解放してあげることしか見えていなかった。

 今はLGBTも性自認ホット話題だ。

 漫画芸能人ニュース記事コメントで「(カミングアウトされた側が)なんで受け入れないんだろう。その人はその人だ」という旨の意見を見かけることは、あまりそういったことを調べないあたしでもある。

 けれど当事者になってみるとそうはいかない。いかないんだよ。

 性同一障害とは別だけれど、あたしは前にちょっとしたこと大学友達同性愛者だと知ってしまたことがある。

 結構仲が良かったかネットのひとには言えてもあたしには言えないのかとちょっとだけ寂しかった。

 わざわざ打ち明ける必要なんてないのだけれど、秘密にしていることを特別に共有されることは仲良しの証だと刷り込まれたままの、心の中の中学生のあたしが寂しがった。

 けれど同性愛者だと密かに知ったところで友達を見る目は全く変わらなかった。友達友達

 授業サボって部室でソラマメ茹でて食ってるあたしの隣で見せびらかすみたいにパスタ弁当食ってる最高の友達だった。

 正直何も変わらないと思えたことに安堵した。けれど親父は駄目だった。すぐに親父は親父だって言えなかった。ごめん。

 正直ショックを受けていることにもショックを受けている。あたしはこんなにも勝手理想他人押し付けられる人種だったのかと思った。

 あたしは親父が大好きなんだと思う。

 これ書きながらホテルで泣いてるくらい好きだ。楽観的な人間特有危険高い高いをされていた幼児の頃から、親父は自慢だった。

 授業参観の中一番背が高くてスマートで、胃腸風邪病み上がりのあたしを送り迎えしてくれた時には「(あたし)ちゃんのお父さんカッコイイ!」と同級生女子たちが盛り上がっていて鼻が高かった。

 

 目付きは悪いけれど迫力があって、年をとってもそれは変わらない。

 腕組みすると筋肉が張って強そうで、すね毛やばいけどスラリと長い足の間で『スーパーロボット大戦』のプレイ画面見ているガキの頃のあたしの写真は今でもお気に入りだ。上げていけばキリがない。

 これはあえて内容を削って外見だけに拘って書いているだけであり、エピソードも色々ある。

 色々あるから、小さい頃は結婚相手理想を親父だと答えていた。

 強要されないと子育てに参加しようとしない無関心と呼べる親父であっても、無邪気なガキには眩しかったのだ。なんでか今も変わらないのが不思議である

 あたしが恋人を作ってはドライブ中に喧嘩して山に捨てられたり口喧嘩激し過ぎて警察呼ばれかけたりしたのは親父を理想としてたからかもしれないと今だから思う。もうこの話やめよう。

 ともかく、あたしはこの理想を失う。親父は今の自分でいることを捨てたいのだ。もう見れない。

 けれどそのあたしの理想勝手ものだ。

 親父はこうあるべきという押し付けに過ぎないのだから、口に出すつもりはない。

 けれどあたしたちのために父親らしくいた日々が、あのひとにとって苦痛を伴っていたのかもしれないと考えた時はやっぱり苦しかった。

 ここのところ今まで思い出さなかったことまで思い出す。

 美容院で髪を切ったら珍しく部屋から顔を覗かせ「かわいいじゃん」とニヤッと笑ったこと。

 洗面所占領して顔面作ってるあたしの隣で歯磨いてたこと。

 安いワンピースばっか入ったショッパーの中身を床に広げていた時、一瞥していったこと。

 親父にとってあたしってなんだったのかなって思っちゃうんだよ。

 図太いことに定評のあるあたしでも流石に眠る気になれなくて、捗らないけれどジャンプ小説新人賞に応募しようと書いてた小説の続きをやってみたりして、朝になった。

 親父が仕事に出掛ける。

 「いってらっしゃい」を平気なフリして伝えて、あたしは寝るのを後回しにした。

 あたしのシフトは夜番だったから、まだ起きていてもなんとかなる。母さんが四時半か五時に起床して家族分の作り置きおかずを作ってくれることは知っていた。

 母さんはやっぱり起きていて、なんだかわかっていたみたいにあたしの部屋の前に座り込んだ。

 そして親父が教えてくれなかったことを教えてくれた。

 母さんは十九年前には知っていたらしい。

 あたしが小学一年生の頃だと思う。

 当時スーツクリーニングに出そうとクローゼットの整理をしようとした時、女物のウィッグワンピース冗談ではない数出てきたらしい。

 会社忘年会に使うようなものではないことは明らかで、もしかしたら男が好きなのかもしれないと泣いたのだと言う。

 十九年前は今のように女装癖だが性自認は男といった場合もある、などと言った情報簡単に調べることはできない。

 オカマオカマ、オナベはオナベ、母さんにはその程度の知識しかなかった。

 すぐに親父に連絡して問いただしたら「ただの趣味なのだと言われたらしい。

 母さんはやめろとは言わなかったが「子どもたちはこれから多感な時期に入る。隠してくれ」と頼んだそうだ。

 おそらくその時の女装道具は親父の手によって捨てられた。

 最初最初なので母さんは女装癖が高じただけではないかと少し思っているみたいだったけれど、そこは問題じゃない。

 問題なのは、親父が自分をどう思っているかだ。親父がなりたいならなりたいんだろう。

 それから近年に入って女装はしていないが、日本では認可されていない薬(女性ホルモンの働きを促す錠剤)をネットで買って飲んでいた。

 副作用で血管が詰まりやすくなると知って恐ろしくなった母さんが正式病院に通わせるようにした。

 間にも何やらあったようだけれど、まあそうした流れを踏んであたしたちに打ち明けたらしい。

 最近は好きな男がいるかもしれないと思っているけれどそれはセクシャル過ぎて聞けないし、夫婦仲も年々悪化していく一方だから、もう限界だろうと。

 母は泣いていなかった。平気な顔して「まさか(弟)の方が平気でアンタの方が泣くなんてね」と笑った。「あんたお父さん大好きだったもんね」とまで言った。

 デカくなってから口に出したことはないのに見抜かれていたのだと思った。また泣きそうになった。

 母さんは悪い意味で凄まじいひとだ。

 我が強く元々ヒステリックな質なので、甲高い声で怒鳴る。

 大学の頃友達の家で鍋パしようとした時には帰りが遅いと鬼電掛かってきたのをとったら怒鳴り声が漏れしまって、会を一瞬お通夜にしてしまたこともある。

 “殴られたら殴り返す”を座右の銘にしていたクソガキなあたしと母さんの教育制裁とで殴り合いになったこだってある。

 もうあたしは落ち着いたものだけれど、今でも大学四年生の弟や親父との怒鳴り合いはちょこちょこ行われている。

 頭に血が上ると手が付けられない、感情で生きているひと。

 口論になった時は義務教育の敗北を感じることもあるくらいハチャメチャだった。

 話を逸らして自分の強い土俵(家事全般を未だに引き受けてもらっているので頭が上がらない)に持っていき、怒りが収まるまで口撃し続けるのをやめてほしい。

 そういう生き方からガキの頃のあたしとは最悪の仲だったし、弟と父からは嫌われている。

 それでも今までやっていけていたのは、母が狂気のひとだからだと思う。

 母は片親だった。祖母祖父が非常に仲が悪く幼い頃に離婚したため、祖母と妹と三人で暮らしていたらしい。

 苦労したと言う。

 経済的にも、色々。

 専門学校は楽しかったそうだが、大学を出ていないことを負い目に感じていた。

 親父と結婚する時には、父方の祖父母に片親なことを猛烈に批判され、別れろと言われて破局寸前まで行っていたらしい。

 片親なことで苦労してきた人生から子どもたちは決して同じ目には合わせないと常日頃から豪語していた。そこから狂気が始まった。

 十九年前からの親父の件もそうだけれど、ウチは色々問題が多い。

 あたしの場合高校生の頃に自殺未遂をしている。

 父方の祖母が首を吊って死んだから、あたしもそうしようと思った。

 クローゼットの梁にベルトを掛けて踏み台を蹴った。

 思ったよりベルトが長くなってしまって短くしたかったけれど足はつかなくて、絞まってきた辺りで母さんに発見された。

 あたしのこと抱っこするみたいに持ち上げて叫ばれた時情けなかった。

(いい話風に言っているけれど母さんはあたしが高校に登校する直前、拒否反応で発作的に吐いてしまった時本気でぶん殴った。

 掴まれ廊下引きずられて放りだされたけどゲロは片付けてくれた)

 自殺の原因はクラス男子の誤解から始まったいじめだった。

 不眠症うつ病(今は双極性障害二型)を診断されて、今も治っていない。

 時々ひどくなって寝込んだりするし、色々ある。社員には到底なれないか大学を出て数年経った今もフリーターだ。

 自殺未遂の後は申し訳ないことに常に家族に緊張感があった。

 なんとかそれが落ち着いて、あたしが一年自宅療養の末に大学に進学し、弟も続く。

 そうしたら今度は弟がアムウェイにハマり、終わったと思ったら詐欺事件を起こしてくれた。当時流行った持続化給付金詐欺だった。

 親父が封書を見つけてあたしが間に入り、母さんに伝えた。

 両親揃って弟を詰め、翌朝警察自首させた。結果前科はつかず前歴だけついたのだが、当時は弟を放り出すか放り出さないかで少し揉めた。

 弟と仲が悪いわけではないけれど、その時のあたしは自棄になってこれ以上のことをされたら困ると放り出す派だった。

 親父に至っては既に絶縁の仕方についてスマホで調べていた。ただ母さんだけが弟の味方だった。

「帰る場所がなくなるのが可哀想。見張ってないとなにするかわからない。大学卒業までは家に置く」

 この期に及んで可哀想なんて言うとは大物過ぎる。

 言っている意味はわかるけれど、弟の性格を考えると当時は本当に前科者が身内から出るリスクが高すぎると思った。

 「殺人しても受け入れるのか」と聞けば「怖いし何考えてるのかわからなくなるけど、受け入れる」と言う。母さんは涙を流して言った。

だって家族じゃん。受け入れてあげないと」

 理解できない人種だ。

 あたしは呆れた顔で「あたしは親じゃないから好きにして」とその場を離れることにした。

 母さんはその後残った親父を何とか説得したらしく、お務めせずに戻ってこられた弟は無事我が家の敷居を跨ぐことができた。

 その後もたびたび事件にはならない程度の問題を起こしては母さんと喧嘩しているけれど、無事である

 そうした出来事を思い出しながら今回の親父の件を聞いて、あたしは母さんに対する理解を越えた何かにようやく名前を付けられた。狂気だ。

 とっくに崩壊している家庭を一つの家に何とか収めているのは、このひとが“両親の揃った家庭”に“家族”に拘り続けているからだった。

 あたしが「死にたい」とこぼしていた頃に我慢して聞いて、親父の秘密を抱え込んで、弟の刑がどうなるかわからないとソワソワした頃を乗り越え、

 毎日のようにあたしか弟か親父とやり合って「お母さんもそろそろヤバイよ病んじゃうよ」「最近更年期ひどくて……」なんて言いながら嫌われ疎まれながら毎日四人分の家事こなして

 元気に犬の散歩まで行って弟に大学出てないくせにって馬鹿にされたか通信放送大学卒業して土日はパートに行っているこのひとなんなんだろうなと笑ってしまった。本当狂気だよ。

 母さんが途中で挫けていればあたしはあの日かその後の再チャレンジで死んでいる。

 帰る場所のなくなった弟はまあ間違いなく自棄になるので今度こそ塀の中に入ったかもしれないし、大学は確実に中退になっていた。

 離婚していれば今の家にはもう住めていないし、時期によってはあたしたちを支えた犬猫とは出会えなかった。

 険悪すぎる、ほぼ崩壊している家庭だけれど、今の生活繋ぎとめているのは母さんだ。

 親父は抑圧されていたのかもしれないけれど、『トップガンマーヴェリック』が本気で面白いからって語ったら元祖の『トップガン』を何度も見たという話をしてくれたのは最近だ。

 ソーシャルゲームの『マギレコード』を好きになってストーリーについて二人で話したのも最近のことだ。

 なにより親父が「お母さんは嫌いだし弟とは縁を切りたいけど、お前のことまで見捨てるつもりはない」ってある日突然打ち明けてくることもなかったかもしれない。

 今の状況は良くも悪くも本当に母さんのおかげである

「なんか偉そうになっちゃうけど言葉見つからいからそのまま言う。ちょっと見直した」

 母さんはちょっとびっくりした顔をして、シャッター押される瞬間に目つむった人みたいに笑った。

「嬉しー! アンタ滅多にひとのこと褒めないからね」

 そうかもしれないとその時初めて気付いた。

 友達相手にはできるだけ口に出しているのに、家族にはあまり言ったことがなかった。

 良くも悪くも正直なあたしが作り置きのおかずをなんとなしに「美味い」って言ったら大袈裟に喜んでた理由がようやくわかった気がする。

 イカレてると思ったことは数えきれないし色々あったので毒親チェックリストスマホで調べて確認して伝えたこともあるし、

 このひとがいなくなったらあたしはこんなにキレたり泣いたりしないで済んだのにと考えたこともあったけれど、初めて親相手に後悔した。

 親父相手にじゃなかった。なんであたし母さんのこと認めてこなかったんだろうって本気で思った。あたしもあたしで必死だったけれど、もっと報われるべきひとだった。

 「親父が『普通になるために家庭を持った』って言った時、利用されてたって驚いたけど、母さんが何も言わなかったからあたしはなにも言わなかった」と伝えたら

 「いいこと言うー! それお父さんにも言って!」と喜んだ。やっぱり感情で生きている。後先のことを考えられていない。あたしが親父にそれを言ったら完全に断絶だと思う。

 ホルモン剤で多少情緒不安定になることがあるらしいしその傾向は正直あると思う。

 元々デリケート話題なのも相まって、なにで親父が傷つくかはほぼ手探りだった。母さんほどズケズケは行けない。

 そうやって母さんのことを思い出し笑いしながら、ちょっと落ち着いてまた親父のことを考えた。

 ていうか折角好きなゲームオーケストラ聞きに来ているのに親父の下半身のことを考えていた。ちょこちょこ涙があふれた。

 おかげで始まる前から死ぬほど感極まっているひとになっていたと思う。マジで近寄りたくない。

 ともかく、枕元に性転換手術についての資料があるらしいから今すぐではないにしろ親父は本当にオンナになりたいんだと思う。

 アレがなくなって、見た目が変わって、あたしは親父を愛せるかを考えた。愛せるなって思った。

 でもあたしは涙もろいから泣いてしまうと思う。

 『ロンドンゾンビ紀行』でおじいちゃんゾンビ吹き飛ばし生還したシーンだけで泣いてしまえるタイプだ。原因は何であれ、きっと泣く。

 けれど親父からしたら涙脆いからっていうのは理由にならない。折角あたしには会うって言ってくれているのに台無しになる。

 “本当の自分を受け入れなかったひと”のくくりにあたしは入ってしまう。もう入っているけれど、その日の断絶はたぶん決定的だ。

 ひとは決断に迷った時、自分のされてきたことを思い出すのかもしれない。

 思い出すのは母さんと揉めて珍しく正義があたしにある時「オマエは間違っていない」と味方でいてくれたこと。

 僻地への合宿で一時間に一本の電車を逃して泣きついたあたしを、キレながら車で送ってくれたこと。

 二日酔い酷くて電車乗れなくてずっとゲロ吐いてるあたしをキレながら迎えに来てくれたこと。あたし最低すぎる。

 そして何より、うつ病やって“普通”になれないあたしを肯定してくれた。

 受け入れてもらったら受け入れなければならないわけではないけれど、あたしは親父を否定したくなかった。

 どう考えても時間必要だった。考えて考えて考えて考えてどうでもよくなるまで考えてからじゃないとあたしはきっと親父を傷つける。

 ひとりよがりだけれどあたしはそれがすごく嫌だ。それにあたしも答えが出たつもりになっているだけで、あとから思うことが出てくるかもしれない。

 失うことになったせいで補正が掛かっているかもしれないこと、思い出が美化されているかもしれないこともわかっている。

 そして普段にも増して涙脆くなっていることは、あたしがまだ勝手にショックを受けている証拠だった。

 親父はうちのボケ老犬が寿命を全うするまで、もうしばらくは家にいてくれる。

 だから今は「おかえり」と「いってらっしゃい」を普通に言って、落ち着いたら好きな漫画とかの話をしてみようと思う。

 少年漫画特殊能力の強い弱いとか、来週の展開の予測とかそんなオチもなんもない話をしたい。創作物ってこういう時本当偉大だ。懸け橋にも味方にもなってくれる。

 あたしは馬鹿なので不謹慎でも笑い飛ばせる人間だ。

 例えば弟が自首する時に母さんに深刻そうに「なにもってけばいいと思う?」と聞かれて「知るわけないだろ」と笑ってしまった。残念ながらあたしに自首した経験はない。

 仕方なくスマホで調べたら留置所持ち込み不可リストみたいなのが出てきてまた笑った。気が早い。

 自首することは別に拘留されることとイコールではなかった。そうやってニヤッと笑って、まあなるようになるかと気を持ち直す。そうしたら(全部母さんのおかげだけれど)本当になんとかなった。

 今回も親父の一件であたしは「対腐女子相手禁止カードを手に入れてしまった」と想像してニヤッとした。

 あたしは元々BLが苦手なので、今度から一方的に語られた時などに「親父がオンナになって出て行ってるから、生生しい話はちょっと……」とつらそうに言えると思った。

 ひとの心があれば謝ってきてそれから疎遠になる。多分一生使わない。

 そうやってニヤッとできたのだから、今度もまあなるようになる。

 あたしは両親どちらかを支持することはしないで、二人とも尊重したいと思う。

 ガキの頃言ってこなかったせいか今になってこういうことになったからか、あたしは二人が大好きだと今気付いた。お恥ずかしい話。


 けれど真面目な話。ここでお金問題が浮上する。

 文字数入りきらん記事わかれた https://anond.hatelabo.jp/20220926234949

2022-08-19

母親面について

避難する目的ではないが、アレは一般的ファン活動であることを知って欲しい。

アレは一種更年期障害だと思う。

と言うのも、私は元々おそ松さん界隈に居た腐男子だ。

アニメがやってる時やグッズが多く出てた時期はまだ平和だったのだが、アニメ2期以降のいわゆる「腐女子媚び」で一般男性視聴者が離れた後当たりからおそ松さん界隈にも増え始めたファンアートが

赤ちゃん松やベビ松と呼ばれるものだ。

要するに"成人男子赤ちゃん化"である

これを起因として、他のジャンルも見てきたが、そこそこ存在する。

巧妙に隠されているだけで、某VTUBERへの扱いは女オタク界隈では案外普通ことなのだ。

すまないが、私は吐き気を覚えて距離を置いた。

しかし、可愛いから赤ちゃんから育て直したい。

わたしが私が産みたかったと言う願望は、ロリママに甘えたいよりキツいのだと言うことを知って欲しい。

VTUBERが間違ったのは、本人が「厄介オタクに直接注意したこと」位だろう。

「母ちゃん恥ずかしいか授業参観なんか来るなよ」

あらあらの子ったら恥ずかしがって(私信ありがとうございます!)」

こう言う頭になっている。

注意を出すなら本人が言わず運営声明を出すだけにして欲しい。

「うちの息子に何してんだ?」って感じで。

2022-07-30

ブスの割合

小学生の頃、授業参観やなんかで見た同級生カーチャン達って割と美人が多いと思う。確かに何人かは、いかにもカーチャンって感じの人もいる。でも、同級生美人割合となんか一致してない気がする。子どもがブスで顔が似てるのに親は、なんか整ってみえる。街ゆく人の顔を見るとやっぱりブスはいる。ブスはブス。ブス親は何故少ないんだろうか。

2022-07-04

anond:20220704113246

保育園ならまだそういうの無いだろうけど、子供学校上がった時に授業参観とかレクとかは参加するの?

学校行事は嫁任せで家族内緒休み使う?

2022-06-23

子供遠足写真が分からない

授業参観のついでに遠足写真を選べとのこと。

学校玄関に200枚ぐらいの4分の1のサイズ写真が並んでる。

全員同じ体操着マスク帽子あり。

わかるかこんなもん。

組分けもなし。

ヒントは水筒と靴。

ヒントなしの写真も多い。

どうにかならんかなこれ。

来年は襷でもかけさせていくしかないな。

2022-06-21

anond:20220621210109

月に1度の授業参観って多過ぎだろ。

暇なのかよ。

小学校教員だけどウィズコロナも嫌。

https://anond.hatelabo.jp/20210529113554


こちらの日記を書いてから1年が経ちました。2月頃にこの記事の内容をそのまま転載されたのが少し不気味だったのですが。もちろんあれは自分ではありません。冬にプールの話しねぇだろ。

爆裂的にコロナ流行り、地獄のようだった春を乗り越え感染者数が落ち着いていますね。うちの県でも3ケタを切る日が増えました。コロナってもしかして終わりました?


ワクチン、反マスクのご家庭のお子さんが、「やっぱりコロナって風邪からマスクしなくていいんだよ、ママ言ってたもん」と勝ち誇った顔でお友達お話しているのを見ると、なんだかもんやりしますね。

それに併せて、「教室マスクをせずに喋る子をきちんと指導してほしい」と「マスクを付けている子にきちんとマスクを外すよう言ってほしい」 両方の声に挟まれ担任しんどい思いをしています

自分としては、コロナ不安気持ちも、素顔を見せるのは恥ずかしいという気持ちも、マスクを外したいという気持ちも分かります

少なくとも今のうちの学校は「外してもいいけど、友達の近くではマスク無しで喋らないでね」というスタンスです。

職員室で「マスクを取れって放送しても全然マスクを取らん!」と管理職が怒っていましたが、2年以上マスクを付けろ、外すな、と言っておいていきなり「マスクを外して生活しなさい」は心理的ハードル高い子もいるだろ……。と思うのですが。

自分意志マスクを取らず、体育で熱中症。という話も聞くので難しいですね。


自分はといえば、春頃に1度学級閉鎖しました。

結果として、学級の1/3以上が陽性と判明したわけですが、

感染者が出ると、1周間の行動記録を提出するように言われ、大変ストレスでした。誰がどこで遊んでるか、1週間分毎日把握している教員、怖くないか

校長教頭に呼ばれて「マスクはしてたんだよな?」「給食中は黙食だったか?」「遊ぶ時に距離を適切にとっていたか?」等々聞かれると、まぁ自分が詰められているわけではないと分かっていても、なんだか怒られているみたいでしたね。

結果として、「この感染は学級経由ではない!w」という結論が出たそうで、学級全体+担任に対するPCR検査を行いませんでした。マジかよ。

学校保健所も、検査をしたくないなぁというのがひしひしと伝わってきましたが、他の理由だったらすみません保健所のことは分からないので…)


ところで

少なくとも自分の働く市では、「ビフォーコロナ子どもたちに!」「ウィズコロナ学校生活」というスローガンの元、学習行事コロナ禍以前の動きに戻そうという動きが高まっています

月に1回の授業参観(一昨年は0回、昨年は1回のみ)、宿泊研修修学旅行を泊まりで(一昨年は中止、去年はどちらも日帰り開催)、全校運動会の開催(一昨年は中止、昨年度は学年別)合唱祭の開催(一昨年、昨年度は中止)プールも通常実施(一昨年中止、昨年度縮小実施研究発表会も通常実施(一昨年中止、昨年度オンライン発表)スピーチ大会、全校朝会、親子行事資源回収、ベルマーク運動、その他その他……。


忙しいです。


一昨年は本当に早く帰れたな……。昨年は早くは帰れたけど、オンライン授業は手探りでストレスではありましたね。

コロナきっかけにやめるべきだったことはないんでしょうか。そんなんだから教員志望の学生がいなくなるんですよ。

職員室の若手が半笑いで「#教師バトン」の話をしながら「受験者がどんどん減って、1倍切ったらさすがに給料上げてくれるかな?」と話していました。

上がらないと思いますよ。本当の本当に学校崩壊しない限り……。


ところで、文部科学省夏休み教員の勤務の実態調査をやってくれるそうです!夏にね。結果が出るのはいつなんでしょう。うれしいですね。

「まかせてくれよ、すぐやるぜ」 かたつむりくんみたいだね。


教員の皆様、今日お疲れ様でした。 #教師バトン で今日も有能な大学生受験意欲を削いでいきましょう。

でもあれ、絶対辞めたがってる初任のフリしてRTだのいいねを稼いで気持ちよくなってるやついるよね。

こんな仕事、ならなくて済むなら、ならないほうがいいんだから……。

2022-06-03

小学生の時にやった「父親仕事インタビューしてまとめろ」みたいなのが嫌だった

めちゃくちゃど田舎に住んでた。

電車も通ってない。インターネット最近光回線がきた。実家に帰るとまだときどき3G回線に切り替わる。その程度の田舎

同級生は7人(途中で一人引っ越ししていって6人に)。全校生徒は30〜40人程度の今は廃校になってるような学校

そんなど田舎に住んでる大人ってのはだいたい個人事業主だった。

大工だったり、○○組という土建屋社長だったり、飲食店を営んでいたり、木工だったり。

自分父親は車で1時間30分かけて電車もあるしデパートもあるちょっとした街の会社に努めているサラリーマンだった。やってることはコピー機営業

なんでそんな人がど田舎に住んでるかって言うと父も母も同郷(つまりこの田舎出身)で両祖父母から結構な束縛があったからだ。(一度引っ越ししようかって話になったが母親祖父がやってきて怒鳴り散らしていたがそれはまた別の話)

 

さて前置きが長くなったが、そんなんだから自分父親仕事紹介みたいなのが本当に嫌だった。

質問内容一個一個が個人事業主向けみたいになってて、

・どんな仕事

・その仕事をするのに必要資格は?

・その仕事をするためにはどんな勉強必要

みたいな内容で、先生としては「将来像を建てる時にどういうプロセスいるかを実感してほしい」みたいな意図があったのは今になればよくわかるのだが、営業マンにとってはかなり「ない」「ない」「ありません」みたいな感じの質問だったので父親もすごく頭を悩まして答えてくれたのを覚えている。

それをまとめたもの授業参観で発表するわけだが、周りの子が「お父さんは○○組の社長です!おじいさんから会社を継いで従業員さんは何人で」とか「お父さんは料理人調理専門学校にいって○○というところで何年修行して…」みたいな所で「自分のお父さんはコピー機を売る仕事をしています大学にいって精神面を鍛える必要がある仕事で」みたいなことを発表させられた。

今になったら別に恥ずかしい事でもないんだけど、周りの発表が尊大すぎてなんというか「手に職」感があってきつかった。

から自分は「手に職をつけよう」と漠然と思い浮かべて大学にもいって精神面を鍛えてこんな時間増田できるような会社の総務職についたってわけ。

自分子供ができたら大学精神面を鍛える重要性は語り継いでいこうと思う。

2022-05-11

学童先生手取り20万の不思議

そんなにもらってんの?!って正直思った。

ぶっちゃけバイトのやる仕事だよね。なんの専門性もない。

重要仕事なのはわかるよ。わかる。なくてはならない。わかる。でも誰でもできるんだよなあ現状。

何なら高校生のほうがうまくやれるかもしれない。

頑張ってるのはわかるよ。なんか色々やってるね。うん、頑張ってる。でも求めてないんだよなあ。全体的にピントが外れてる感じがすごい。

マニュアルなくて対立して困るんだよね笑、はバイトマインドなんだよ。事例とか踏まえつつマニュアル整備しましょうね、が「正規」の仕事じゃない?

バザーとか授業参観とかさあ。求められていないことをわざわざやって、こんなにやってるのに給料が低いのはおかしいっていうのは違くない?

補助金ぶんどったのは大変偉いし事業所も助かったのだろうけど、指導員の仕事として評価される部分ではないよね。

最初に言ったとおり学童自体重要必要だと思うんだよね。よりよくするための予算ならどんどんつけてほしい。

例えば学童を補習塾的に使うために、教員免許をもった講師巡回させますとかさ。

学童に通う子は両親が忙しく家庭環境不安がある場合も多いかカウンセラーを配置します。

とかそういう施策なら応援したい。

でも現状の指導員の仕事はまあ給料なりじゃないの?

ぜったいに必要だけど誰でもできる仕事っていくつもあって、そういう仕事はどうしたって賃金上がりようがない。

ここで突然持論なんだけど、そういう仕事低賃金なのは割り切って、ワークシェアリングで一人あたりの負担を減らす方向に舵を切るべきだと思う。

重要仕事なのに少人数に負担がかかるの怖すぎでしょ。誰でもできるんだからできるだけ多人数で取り組んで、万が一のバッファを増やしたほうが良い。

記事の人が余計な仕事増やして手取り20ももらってるから人が増やせないんじゃないの?12万のパート二人にしたほうが良いよ。

2022-01-27

ネタバレあり)今日読んだBLと、頑張って再読した非BL

しまちゃん家の番事情』(三日ミタ)

あらすじ

 しまちゃん家にはパパが二人いる。能天気マイペースな茜パパと、理性的で優しい葵パパだ。

 そんな二人に愛されすくすくと健やかに育ったしまちゃん。ところが、授業参観の後、パパが二人いてママがいないなんて変だとクラスメートに言われてしまう。

 「変じゃない」と言い返したしまちゃん。だが、しまちゃん自分家族に何の不満もないものの、茜パパと葵パパがどうして結婚したのか、ふと疑問に思ったのだった。

 授業参観の帰り道にパパ二人に疑問を投げかけたしまちゃんに、茜パパが葵パパとの馴初めを語ってくれた。そう、初めての出会いは、葵パパの「秘密基地」で……。

 二人のパパ達のちょっと物騒な青春物語

増田感想

 オメガバース作品オメガバースとはなんぞ? というのは、ググれば私の説明よりもよっぽど解りやすい図解がいくつも出てくるので割愛

 私は普段、ツルツルテカテカな絵柄のビーボーイコミックスってあまり読まないんだけれども、表紙が助平じゃない作品は当たり率が高いという個人的観測により、試し読みを読んだ。そしたらパパ達の過去話の出落ち感が気に入ってしまい、購入してしまったという次第。実際のところ、わりと当たりだった。

 オメガバース設定の作品性質悲惨になりがち……特にΩのほうが。そして悲惨暮らしぶりのΩが理解のある彼くんに出逢って幸せになるというのがよくあるパターンのようだ。

 だが、本作は型破りなストーリーだった。つまり、野性の本能に振り回された挙げ句の不幸展開ではなく、αもΩもそれぞれ本能を抑え着けてお互い相手を気遣って着々と幸せになっていったという、そんな結婚生活の序章話。

 このご時世なんで、なるべくポリティカルコレクトネス配慮したストーリー構成なのだろうか……。BLという時点で男性同性愛者の性的搾取だろけしからんと言われたら終わりだけれども。まあ、Ωが一方的にヤられて不幸になる話よりはストレスなく読めていいと思った。

 茜と葵の若い頃に使っていたガラケーの型からして、彼らは00年代半ばくらいに高校生だった模様。ということは、現在は見た目は若いけど30代半ば。で、娘のしちゃん小学校低学年ぽいので、彼らはガチ計画的人生を歩んできたことがわかる。芸が細かい……。

 とはいえエロシーンはエロい。別にエロエロいのは悪くないけど、個人的あんまりけが派手にトロ顔するのは好きじゃないんで、そこだけは微妙と思った。

 あ、これはネタバレになるけど、彼らはちゃんゴムは着けていたというのが後のページに書かれていて、そんな後出し設定をだされてもなと思いつつ、ページを遡ってみたら、ほ、本当にゴムして致している!? それを修正が入らないように描くだなんて、なんつう芸と配慮の細かさなんだ……。半端ねぇ。

 オメガバース設定はその性質物語のよくあるパターンから、ずっとBL読みから批判され一部から嫌悪されて来たのだけれども、批判される部分を全て排除した作品も出て来るとは……。これもまた業界自主的表現規制のたまものかと思えば、良し悪しだなぁ。そもそも女性向けの作品で今時は古風な嫁入り譚とかが書きづらくなってきたというのも、オメガバース特殊設定が流行った原因の一つだと思うので、オメガバまでクリーンになると行き場のない物語の受け入れ処が更になくなってしまうのでは。


再読『その花の名を知らず』および『左近の桜』シリーズ長野まゆみ


左近の桜』シリーズとは。

 この世ならざる者をホイホイ拾い、しかもまぐわうことで相手成仏させるという特殊スキルを持った若者左近桜蔵(さこんさくら)を主人公とした短編~中編連作集。シリーズは『左近の桜』『咲くや、この花』『さくら、うるわし』『その花の名を知らず』の全部で四作品刊行されている。


『その花の名を知らず』のあらすじ

 大学生の桜蔵は、父方の祖父墓参りに行く為にバスに乗った。そこで彼はまた自分が異界に迷い込んだことを察知し身構えたが、起きたのはなんと交通事故

 そこで物語は四年前、彼が高校に上がる春に遡る。祖父の遺品を祖父の縁者に形見分けをする際、遺品の一つが函だけを遺して中身がないことが判明。桜蔵は無くなった茶碗〈ざくろ〉探しの手伝いをすることになった。桜蔵は〈ざくろ〉の手がかりを求めて、祖父の生家・白鳥家の家系を辿るが……。

増田解説感想

 『さくら、うるわし』までは幻想小説の体だったが、『その花の名を知らず』はそこにミステリー要素が加わる。といっても、殺人など事件が起きて主人公がその解決にのり出すという話ではない。テーマは茶碗〈ざくろ〉の行方探しというよりは、茶碗探しにかこつけて桜蔵と血の繋がりのない父親・柾の系譜を遡り、彼らの因縁を解き明かすことにある。

 そもそも、『左近の桜』シリーズのはじまりは、桜蔵が柾に懐いた疑問、「どうして柾は子どもを持つことにしたのか」なので、今回もまたその謎に、一族系譜を紐解くことで迫ろうということのようだ。

 私はずっとこのシリーズをなんかよくわからん幻想小説と思って読んでいたので、物語ミステリー要素があるということを完全に見逃していた。なんなら、あれだけ頻繁に登場しまくる柾をただの味のある脇役くらいに思っていたりとか……。なんだかなぁ、すごい訳わかんない話だけどなんなのこれ? と。

 ところが、最新作『その花の名を知らず』を読んでみて、既刊とテイストが違いミステリー要素があるのは一体何故なのかと不思議に思い、それから万葉集などの和歌謡曲などの引用があるのが気になった。もしかすると、このシリーズは単なる思いつきとインスピレーションで書かれた幻想小説というより、何らかの大仕掛けが仕込まれた大作なのでは? と思い付いて、シリーズ一作目から全部読み返した。ああ疲れた

 細かいことは全部省くけど、『左近の桜』ワールドには「蛇性」というかつては水神を祀っていた一族……その者達自身が蛇あるいは水神なのかも……と、その伴侶となる「女」の血筋があって、前者が柾の家系後者が桜蔵の血筋のようだ。桜蔵の育った左近家は、何故か「女」の血を継いだ男の子を、養子にするなど何らかの形で代々引き取ってきたらしい。

 「蛇」も桜蔵の血筋(おそらく、『左近の桜』に出てきた「とても長生きな蜃=龍の子ども」というのがこれだ)も長寿だというが、家系図をみれば、柾の先祖にも桜の先祖にも誰も度を超えて長生きした人物はいない。「長寿」というのは、血統が絶えることなく長く続いているという意味なのだろう。

 そもそもタイトルおよび主人公の名が「左近桜」に由来している。左近桜は京都御所にあるとても長い歴史を持った桜だが、すごく長生きな一本の木なのではなく、枯死するごとに新しい桜を植え替えて守り続けて今に至るものだ。『左近の桜』シリーズにおける「長寿」も、そういう意味での長寿なのだと思う。

 まあそういうわけで。桜蔵は「蛇」の伴侶になる「女」で、彼の戸籍上の父親の柾は「蛇」だ。柾は過去に彼の最愛の「女」を亡くした模様。そこで柾は桜蔵を自分のあたらしい「女」にするべく桜蔵を育て、彼が大人の「女」になるのを待っているのか、それとも単に「女」を育てるのが自分の役目と思って育てただけなのかは、『その花の名を知らず』でもまだ不明

 まあ、柾×桜蔵というカップリングが成立するのかどうかってとこだけど、年齢差が20歳以上もあるから、どうなるんだか。

 『その花の―』はストーリーの大部分が桜蔵の子ども時代の話で、柾と桜蔵が親子らしくキャッキャしているシーンが微笑ましくてよかった。それを読まされると、あーこの二人がカップリングになることは無いかもしれんなぁーという気もしてくるけども。



『猫道楽』(長野まゆみ

あらすじ

 「猫飼停」と呼ばれる豪奢な屋敷に棲む兄弟達のもとへ、とある必然によって引き寄せられた男達のなんやかんや。

増田感想

 『左近の桜』シリーズみたいに深い謎があるわけではない、肩の力を抜いて読めるちょっとえっちBL短編連作小説だったー。

 猫シッターアルバイトのつもりがセックスポジション的な意味で猫にされてしま大学生の話から始まったので、猫飼停に住まわされて客を取らされる話かなあと思ったら別にそんな話ではなかった。

 BL要素以上に、猫飼停の和洋折衷の豪華絢爛な内装や調度を想像するのが、とても楽しかった。

 

今回はこれまで。最近BLレビューサイトのくじが当たらないし、長野まゆみ先生新刊待ちでBLに使えるお金が乏しいので、BL日照りだ……。

2021-12-04

anond:20211204123004 anond:20221011023110

またお前か感あるけど親が教えるんだよ

それが製造責任

 

エロ問題社会に丸投げはやめてどうぞ

 

自分の子もの性教育社会に丸投げするのをやめましょう

社会に丸投げする前にそれぞれのご家庭でセックスについて話し合おう

このニュージーランドCMなんか良いと思うよ

 

(自宅で寛ぐ母親の元にポルノ女優男優が訪ねて来る。困惑する母親)


女優あなたの息子さんが色々なデバイスわたし達のことを観てるの」

女優わたし達のビデオ大人向けなんだけど、あなたの息子さんはまだ子どもでしょ?」

女優「息子さんは恋愛関係もまだわかっていないかも?」

女優わたしたち(ポルノの中では)性同意の話とかしないものね。いきなり始めちゃうから

男優「うん、ぼくは実生活じゃ絶対あんな真似はしないし」

女優「そう!」


  ガシャン!

  突然のポルノ俳優の来訪に気づいた少年は驚きのあまり皿を床に落とす


母親「(少年に振り返り) どうしたの?」

女優「はーい!マット」


   少年ノートPCを持ったまま固まる


母親「(落ち着いて、サンドラ) (どうしたらいいかわかっているでしょ)」


母親「(固まっている少年に向き直って)じゃあマットそろそろ話をしましょうか」

母親ネットで見るもの現実のお付き合いがどう違うか。良いとか悪いとかではなくて (“No Judgement”) 」


ナレーションニュージーランドでは多くの若者ポルノセックスを学んでいます

ナレーション:“リアル大事相談政府こちらのサイトまで



Keep It Real Online - Pornography

https://www.youtube.com/watch?v=6c3Edm8NdGs


Keep It Real Online: Home

https://www.keepitrealonline.govt.nz/


[BBC][日本語解説] ポルノ俳優がいきなり自宅に?性教育についてNZ公共広告

https://www.bbc.com/japanese/video-53124515/


どんなにフィルタリングをしようが完全にエロから子どもを遠ざけることは不可能

であれば、子どもフィクションセックスに触れる前にちゃん現実セックスについて話あっておきましょう

 

毒親性嫌悪無知ックス好きが喜びそうなネタ書いておきます

 

無知ックス好きが喜びそうなネタ小学4年生(9歳)の時の授業参観が思い起こされるわ

 

東大へ行くんだとか言ってたちょっと変わった女の子がいたんだ

まぁその子の親はありがちな干渉な親で子どもが見るTVマンガ・本すべてに干渉していた

学校が終わった後は塾があるからといって友達とも校外では遊べない

 

で、その子授業参観の時、命を扱ったテーマの授業で赤ちゃんについて作文を書いたんだ

そして大真面目な顔で「精子卵子受精させるにはお医者さんの立ち会いの元で行うのか」と

作文を読み上げたんだ 

これにはクラス中、保護者含めて大笑いしたよね 

の子はなぜ笑われているのか分からオロオロしていた

 

2次元セックスファンタジーなら、

「何にも知らないピュアピュア❤︎無知ックス萌え〜」でいいけどさ、これって現実なのよね

 

失礼なこと書くけどこの女の子ぶっちゃけまり可愛い方ではなく、

身長小学生にしてはかなり高くて、ツンツンして近寄りがたかったので、

この事でしつこく揶揄うヤツはいなかったけど、たぶんトラウマになっただろうね

  

可愛らしいとかそういう話じゃないのはわかるかな?

毒親性嫌悪捏造にはわっかんねぇ〜〜だろうな〜〜

2021-11-28

年間学費80万程度の私立中高一貫校に中学から入って気づいたこ

・親が社長やってるって生徒が全然いない。個人事業主の括りだと、医者歯科医税理士や1級建築士ばかり。多分、慶応普通部とか暁星とか賢くて社会的ステータス抜群の学校にはうじゃうじゃいたのだろう

肥満体型の母親マジで居ない。入学間もなく1回だけあった授業参観とき気づいた。多分、食費に金かける余裕ある家しかいからだろう。

専業主婦家庭かつ2人以上兄弟、って家の子が異様に多かった。一人っ子共働き全然いなかった。すでに共働き当たり前の時代だったのに、大半の奴が母ちゃん専業主婦だった。あと三人兄弟率がやたら高かった。そして自分だけじゃなくて兄弟中学から私立ってパターンが大半。

・親が地元県庁政令市とかの地方公務員やってる家の奴が皆無に近かった。国家公務員国税もいなかった。大学教授全然おらず。このへんは逆に公立トップ校とか私立御三家かに多いのかもしれない。

・大半がサラリーマン1馬力家庭だけど、電通とか三菱地所とか全日空パイロットとか、お前の父ちゃんくそんな凄い会社入れたなみたいな家の奴ばっか。


・平均年収1000万円くらいと推定中学とき公民先生が授業中に

「みんなは親御さんがほとんど年収1000万円以上はあるから自分もそれだけ稼げると思ってるだろうけど、

この教室の1割……だから3~4人しかそれだけ稼げるようにならないからね。親くらい稼げるのが当たり前だと勘違いしてるなら将来ショック受けるから

とか言ってたのと、変わらぬ顔ぶれの同級生たちと何年も付き合っていくうちに本当にみんなの家は年収1000万軽く超えてるんだろうなと思った。

・別荘持ちがどのクラスにも3人くらいいる。ただし、仲間がその恩恵にあずかれるのは大学入学以降というパターンほとんど。


・その資本力をもってしても現役であれ浪人であれ早慶以上の大学にいける生徒は学年の3割程度。親が金持ちならよっぽどの低知能でない限りはほぼほぼ早慶以上確とか絶対ウソ



・その早慶未満の私立大学に行った同級生の大半が東大生でもめったに内定貰えない一流企業(三井物産とか朝日新聞とか日本郵船とかデュポンとか)に平気で内定していく。

こういうレベル企業って家柄を推定して採用するようなことやってるんじゃないかと内心で疑ってる。


追記

中学3年くらいの頃、社会の授業で機会平等実質的平等のくだりで先生雑談がてら

「今世の中で、例えば中卒の人とかが就職試験の応募資格すらない会社が物凄く多いんだよね。

それから病気とかが原因で生活保護受給してる人が大変な経済的不自由を強いられたりもしてる。

みんなはこのことについてどう思う?」

ってみんなに問いかけた時に、

跳ねっ返りでもなく、性格悪くもなく、普通友達多い爽やかな陽キャ同級生たちが口々に

勉強しなかった自分が悪いんじゃん…」

とか

「そんなになるまで不健康になるのは本人がだらしないかしょうがないと思う」

とか

マジで澄んだ目で意見飛ばし先生が「いや、ちょっと待って…この人たちは何もみんながみんな自分のせいでそうなったわけじゃなくて」とか慌てふためいてたのが忘れられない。

自分よりしんどい境遇の層をナチュラルに視界に入れられない同級生たちの残酷さを同い年ながら感じられた記憶

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