「田舎者」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 田舎者とは

2018-12-07

anond:20181207161658

頭の悪い田舎者に生まれて頭の悪い田舎者に囲まれてるだけのことを誇らしげに言われましても…

anond:20181207105929

https://jp.indeed.com/m/viewjob?jk=a6ba032d25292ca0&_ga=2.13517303.1142733601.1544149335-1347719916.1544149335

会社名でぐぐってそれっぽい求人跡見つけたー。

やっぱ「女性が多いお職場」か。ってか「お職場」って言い方初めて見た。

時給990~1250円なら在宅OKとしたら良い方なのか?田舎者なので東京基準分からんけど。

2018-12-05

東京人間は冷たいというステレオタイプに怒る東京人を見たときに思

うこと。分かりますよ?自分地元自分を含むそこに住んでる人間性格を決めつけられたら嫌ですよね。東京に馴染めない田舎者嫉妬とか言いたくなるのも分かりますよ。

でもその東京メディアの中で地方がどれだけステレオタイプオリエンタリズム丸出しに日々描かれ消費されているか考えたことありますか?日本の主要メディアは全て東京に集中してます

ドラマ等でさっきまで標準語喋ってたキャラ下品な事やがめついことを言うときだけ関西弁になったり、滑稽な田舎者表現する時に東北弁になったり、ヤクザキャラ広島弁もしくは関西弁でしゃべってたりという表現はとても多いです。

これらの描写は何十年も東京メディアが娯楽として発信してきたものです。あなたたちは自分地元文化をそういう消費のされ方をしたことがありますか?それはこれらの方言のように頻繁にありましたか

そもそも東京メディアは何故お笑い芸人という笑われる役割だけは方言で喋ることを認めてるんですか?メディアの発信力の非対称性だとかこういう事を考えたことありますか?

渋谷ハロウィンで暴れるのは皆田舎者という理論

どんだけ地方なすりつけたいんだよ

2018-12-04

東京進学校も各地から田舎者が集まってくるだけってのが実情だしなあ

生徒の民度が高い学校って富裕層しか住んでない地域公立校くらいなのかね

2018-12-03

日本でもトランプ爆誕しそう

トランプ政権ってアメリカの都会と田舎対立が背景にあって

普段馬鹿にされている田舎者に支持されて誕生したんだよね。

日本東京地方関係そっくりじゃん。

2018-11-30

地方衰退の元凶マイカーという事実知らない人って馬鹿じゃないの?

普通考えればわかるでしょ?

https://i.imgur.com/UN4kg0B.png

さっさとマイカー捨てて公共交通育てろよ田舎者は。

まあマイカーとともに故郷限界集落になって滅亡しても俺は知らんがなw

2018-11-29

マイカー依存してる田舎者地域の癌!『地方の衰退はマイカー』という現実

マイカー乱用→遠方の大型店での買い物が増えて地域の店が死ぬ

マイカー乱用→バス鉄道などの公共交通死ぬ

マイカー乱用→拠点点在化、郊外化の影響で病院など命を守る施設微妙なところに作られる

マイカー乱用は

地域密度を殺し

・活気を殺し

交通安全を殺し

・魅力のない地域に追いやり

・果ては限界集落

マイカー乱用の有害性を直視し、

転換する政策

コンパクトシティ政策

マイカー離れこそが地方必要ものだという現実

https://i.imgur.com/UN4kg0B.png

2018-11-28

投票したい党が無い

増税に次ぐ増税だの移民推進だの70まで働けだの年金ねえだの未だに過労死減らねえような政治やってる党に対して反原発を掲げる党が争ってる

もうどこに投票しても生活が楽にならねえだろこれ

貧乏人や田舎者死ぬまで上級国民の為に搾取され続ける美しい国ニッポン

2018-11-24

anond:20181124210343

田舎者意見だと何が悪いのです?

増田は皆首都圏に住んでるとでも?

首都からしたら地方田舎なんて遠い外国と同じくらいの認識しかないんだよな

首都圏だって地方に他ならないんですがね。まさか首都圏中央しかなく、国に直接統治されてるとか思ってます

都会の人間必要な人は、自動車免許必要仕事や車趣味人間だけ

クルマ持ちを一律で叩かず『必要』の余地を残してる時点で甘々ですね。自分クルマ免許持ちの恩恵に与っていると自覚してるわけだ。

anond:20181124180827

まだこちらの増田の方が自分に正直だ。

あなたはとんだチキン野郎だ。

自動車免許無いとかやばいって言ってるやつ、田舎もんだろどうせ

東京やその周辺の都会なら自動車運転しなくても、電車バスで移動は困らないし

それに渋滞が多かったり駐車場がない、あっても高かったりする

から自動車運転免許なくて自動車運転しなくても困らないんだよなー

買い物は近くのスーパー、でかいものネット通販で届けてもらう、たまに電車バスがないところに行く場合タクシーを使う

それに自動車維持費は高い

年間の自動車維持費以上にバス電車使うなんてほとんどないか電車の方が安上がり

現代的な都会にいる若者は車離れどころか免許離れしてるんだよね

そりゃあ自動車なくても電車バスで移動困らないし自動車免許なんかなくても全然大丈夫

結局のところ運転免許ないとかやばい自動車運転できないとかやばいなんて言ってる奴は遅れた生活してる田舎者意見しかない

首都からしたら地方田舎なんて遠い外国と同じくらいの認識しかないんだよな

そんな遠い外国なみの認識しかない地域人間意見なんかどうでもいいんだよねほんと

免許身分証がわりになるとか、別に運転免許なくても写真付き住基カードでも十分な効力あるから

そのカードはまだ使用できない店の方が多いって言う意見あるけど、それなら普通自動車免許じゃなくても原付免許でいいんだよね

普通自動車免許20万金が以上かかる、免許センターで直接試験すれば安いけど、それで取れる人はほぼいないか教習所通わざる得ない、だから20万以上はかかる

それに対して原付免許はかなり安い費用で済む

普通自動車免許なんて現代的な都会に住んでる人間にはなくても困らないものしかないんだよな今の時代

都会の人間必要な人は、自動車免許必要仕事や車趣味人間だけ

2018-11-23

まさか嫌韓厨のこの世の春が来るとは

嫌韓厨には、とりあえず「おめでとう」と言いたい。

「爺さんみたいなカビの生えた差別意識を持った連中だな」というのが2chやヤフコメ嫌韓厨なる存在を知った時の俺の感想だったのね。

それから10年以上、嫌韓ネットの一大ブームで、ネットを飛び出した在特会なんてのも出てきて国や自治体対応するまでになったんだけど、ここ数年ようやく嫌韓なりネトウヨ思想なりの流行も治まってきた様子だった。

日本ネット思春期に罹ったハシカみたいなものだな、これからはいつまでも嫌韓を続けているオッサン若い世代からバカにされるフェーズだな、くらいに思ってた。

そこに衝撃的なNHK世論調査韓国徴用判決「納得できる」2%・「納得できない」69%ですよ。

自身「納得できない」69%の方に入るけど、それでもいやしくも他国最高裁が下した判決日本人の大多数がリアルで拒絶するとは。

ネット普及前の20年前に同じ判決が出ていたら、30%くらいは「納得できる」と答えていたのではないかと思う。

いえね、一昔前の日本世論では、朴正煕独裁政権が結んだ条約蔑ろにされた韓国人民への日本さらなる謝罪と賠償必要性否定するなんて、少なくとも大学まで行った人間のすることじゃない、無教養な・田舎者の・年寄りの・要するにバカ邪悪差別主義者の意見だったんだよ(これもまた学歴地方・年齢差別ではある)。

「一昔前の日本世論」というが主語が大き過ぎるなら、自らを教養があって良識的な市民であると信じる、当時の言論支配していたインテリたちとその追従者たちの意見と言い替えても良いけど。

そういうかつてこの国にあった韓国への原罪意識のようなものはもう完全に消え去ったのだろうね。BTS原爆Tシャツや「和解・癒やし財団」の一方的解散凶悪コンボが繋がったもの痛い。

さすがに今でも「ザイニチチョーセンジン日本から出てけー」と叫ぶ嫌韓厨に多くの良心日本人はドン引きすると信じてるけど、それでも「韓国って約束を守らない国だね。過去の終わった話をいつまでも蒸し返すよね。あまり付き合いたくない国だね」くらいの意見安全世間話として楽しめる程度に「厭」韓は日本人の国民意識になったと言っても過言ではない……気がする。

ここまで日本人の対韓感情悪化した原因の第一韓国側にある(彼らが自身正義と利害によって「反日言動を止められないのも理解している)けど、いくらかはネット韓国批判を拡散し続けた嫌韓厨の貢献もあるのではないかと思う。

俺は嫌韓厨とは議論しても無駄だと思っていたから敵と呼べるほど戦った相手じゃないし、特に憎んでもいないので、彼らが望んだ時代になったことに素直に「頑張りが報われて良かったね」と祝福したい。

2018-11-17

anond:20181117161639

おまえは裸足かサンダルで車に乗る田舎者だってことが丸わかりですね

ホグワーツコート着てる人いた!

なんか色々すげえな。

自分田舎者だって気付かされた!!

2018-11-16

anond:20181116213800

一番いいところは、田舎者増田が居ないってとこだよ。

anond:20181116150802

もし京都で「はてなの本社どこか知ってはる?」って聞かれたらどうだろう。「おまえそんなことも知らんのか田舎者IQいくつ?」の意である。もし実際に言われたら「えらいこっちゃ」と言って逃げ出す感じが良い。

anond:20181116151042

田舎者からからないけど東京ってそんなに小さいの?1000万人くらい住んでるんでしょる

2018-11-14

[]ボヘミアン・ラプソディ

ボヘミアン・ラプソディ』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでネタバレ嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向けですぞ

総評

すごいぞなんと140点。点数の基準は「上映時間映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」。なんでサントラ買いたいくらいには良かったです。

ただその一方で実はこの映画感想を書くつもりは当初なくて、というのも自分クイーンリアルタイム応援してたファンではないからなんですよね。もちろん日本人普通に暮らしていればCMやら飲食店の店内楽曲クイーンの曲は耳にしてるし聞けば、あああれね! くらいのことは言えるんだけど。

でもどうせファンの人がたくさんレビューを書くと思ってたんで自分が書く必要はねえでしょうと、思ってました。

フィクションでええやないか

んだけど、実際見てみてその周辺の感想とか聞くと、もやもやした気持ちが募ってきたわけです

やはり133分という限られた尺の中では出来事を省略する必要もあったり、感情動線設計エピソードの順序入れ替えなどは行われているわけです。そういう意味でこれはノンフィクションではなくて、エンドロールにも書かれているようにフィクションです。

本国広報プロデューサーもそうフィクションだと発言しているんだけれど、コアなファンであればあるほど史実との違いが目につき、ニコニコ笑いながら(多分なんの悪気もなく)貶すという光景がなきにしもあらず。実在人物フレディ・マーキュリーの伝記的な映画でもある以上仕方ないのだけれど、正解/不正解という視点がついてきてしまう。

オタクオタクであるゆえ仕方がない心性で「かー。しょうがないな、この部分もうちょっとこういう描きを入れてほしかったな。かー」「よくやってるけど30点!(地獄のミサワの顔で想像してください)」的な、本当は大好きなクイーン映画がすごく良い出来で嬉しいのだけれど一言わずにはおれないような。そういう反応多いのです。

気持ちはすごくわかるのだが、ソロで鑑賞にいったこ映画の後ろに行ったカップル男性が「あいクイーンのことになると早口になるよな」とかで、なんか、すごくいたたまれなかったりもする。キミのその愛情彼女さんには全く通じてないし、むしろ映画の感動いまどんどん減らしてるよみたいな。

からこのレビューでは物語フィクション)としてこの映画おすすめします。

若い人もクイーン知らない人もちょっとしか知らない人も寄っといで。これはとても良い映画だったよ。知識なんていらないよ。単体で物語としてよかった。だから観るといいよ。そういうレビューです。

何もないという窒息

映画はフレディがクイーン前身バンドであるスマイルメンバーに声をかけるあたりからまりますデビュー前のフレディは当然まだ若く、瞳だけがギラギラした挙動不審青少年で、当たり前の話だけど何も持ってないわけです。

何も持ってないというのは、金も実績も名声も持ってないし、家庭ではなんだか居心地が悪いし、将来の確固たる保証もないということで、その何も持っていないという閉塞感が初っ端から強烈に描写されます

それがすごく良かった。

それは、この映画ロック界のスーパースター伝説偉人フレディー・マーキュリーを崇める映画ではなくて、何にも持ってないチンピラのフレディから始める映画だっていう鮮烈な意思表示なわけですよ。

野心を持った若者っていうモチーフ映画でも小説でもよく出てくるモチーフなのだけれど、若者は野心を持つってわけではなくて、それは全く逆で、財産らしきものは他に何も持ってないから野心ぐらい持たないと惨めでやってられないってことですよね。

作中で描かれるフレディがまさにそれで、デビュー後彼はすぐさまオレ様キャラを発揮し始めるのだけれど、最初デビュー前のシーンでは内気で繊細な少年なわけですよ。オレ様ってのは虚勢だとすぐわかる。スカウトの前でも音楽プロデューサーの前でもでかいことを言うけれど、それは「いまは何者でもないチンピラだ」ってことを当の本人たちが痛いほどわかってるからにすぎない。

かに伝説バンドクイーンメンバー全員が稀有な才能を持っていて音楽に愛されていたのかもしれないけれど、でもそれは人間的な弱さを持っていなかったことは意味しないし、何も持ってないし、何も確かなことがない。将来何になれるかわからないし、不安だけど、弱みを見せるわけにも行かない。それって、青少年普遍的鬱屈だとおもう。そういう意味で、スクリーンの中のフレディは、たしかに観客席と地続きだと感じました。

生存戦略としての虚勢

から無駄に見栄を張り無駄喧嘩を売ってオレ様は天才なので何をやっても大成功なんだぞー! と嘘でも吠えなきゃならない。それは文字通りの意味で虚勢なのだけど、フレディはその意地を張り通して段々とスターへの階段を登っていくわけです。

生存戦略としての見栄と意地で、それがある程度以上に通用成功する。

からこそフレディは問題解決する手法として去勢音楽しか持たないわけです。下手に成功しちゃったから。そして、バンド内で揉め事が起きても、スポンサー揉め事が起きてもこのふたつで解決していくしかない。他のノウハウはびっくりするほど何もない。

でもその問題解決手法アーティストとして成功するために最適化されているために、フレディ個人内面の寂しさや煩悶を癒やす役には全く立たない。

溝ができつつある恋人であるメアリーとの間をなんとかつなぎとめようとするフレディのやり方は、小学性みたいに真っ直ぐすぎて、純真ではあるのだけれど多分恋愛検定で言うと偏差値43くらいでとてもつらい(っていうかお前隣り合った家の寝室の窓から明かりのオンオフ相手確認するとか昭和少女漫画クラスやぞ)。

バンドメンバーとの関係傲慢ワンマンが過ぎてギクシャクしていくが、こち解決傲慢&虚勢に仲間に対する甘えをトリプルでどん!! しているわけでお前よくこんなんで空中分解しないな?(とおもってたら分解した)という感じで、これまた辛い。こっちは偏差値41くらい。素直でない分2低い。つらい。

全体的にコミュ力中学生レベルでしょう(つらい)。

自分性自認ヘテロなのかゲイなのかで悩むフレディは、その鬱屈がたたって恋人メアリーとは距離を置くことになってしまうし、それをきっかけとして私生活が荒廃していくわけです。周辺に金をばらまき、ドラッグ乱交パーティーに溺れていくけれど、それで内面の寂しさは癒せない。

そもそも音楽&虚勢という生存戦略アーティストとしてのし上がることに特化しているので、私生活を豊かにするには役に立たないわけです。それどころかスターダムにのし上がればのし上がるほど、マスコミの下世話な視線に晒され、心無い詮索で私生活崩壊していく。仕事音楽)に逃げ込もうとするその弱い心が、事態を決定的に悪化させてしまう。

バンド危機だし、フレディは仲間からも「キミって時々本当にクズ野郎になるよね」といわれてしまう。スクリーンを見ながら「せやな」と言わざるをえないわけですよ。

フレディは、フレディの才能に殺されつつあるわけです。

でも、やっぱり、救いはある

この映画ふたり大好きな登場人物が居て、そのひとりはバンド精神的なリーダー?であったブライアン・メイ(演グウィリムリー)。この人の演技が、めちゃくちゃ良かった。特にセリフにならない表情の動きみたいなもので、映画の深みを何層も掘り下げてくれました。

喧嘩をした直後に浮かべる「仕方ないなあ」というような許容の表情や、ラストライブシーン中の「言葉にしなくてもわかってるよ」とでもいいたげなさりげない承認の表情など、どんだけバンドが砕け散りそうでも、メンバー音楽に対する愛を、演技だけで表現してのけた。ぶっちゃけすごい。

朴訥な、言葉は悪いけれど垢抜けない田舎者風のキャラ構築だけど、静かな思いやりと知性が感じられるっていう難しい役だったのにね。

もうひとりはジムマイアミハーバー。このひとは、当初クイーンというバンドプロデューサーから紹介された弁護士として登場します。契約面でクイーンを支えるためのスタッフのひとりでした。

出会ったその最初のシーンで(ヤング傲慢な)フレディからジムという名前はつまらないんでマイアミに変えろ」くらいのことは言われて笑いのもととなり、つまりコメディキャラ位置づけです。

でも物語中盤、フレディは誤解と癇癪からマネージャーであるジョン・リードを一方的にクビにしてしまうわけです。そしてフレディは、後任のマネージャーを「次のマネージャーはきみだ」のひとことで、その場に居たジムマイアミハーバー押し付けちゃうわけっすよ。

そんなの嫌でしょ。自分なら引き受けたくないです。だってクイーンの連中は音楽やってるとき以外は飲んだくれてるか喧嘩してるか女といちゃついてるかで、偉そうだし、わがままだし、人の話聞かないし、どう控えめに評価しても糞ガキ(主にフレディ)だもの

でも、ジムマイアミハーバースタジオ演奏しているクイーンを見て、引き受けてしまう。「わかった、やるよ!」といってしまう。それがすごく胸に詰まるシーンでした。

だってさ、たしかクイーンは(主にフレディ)は人の迷惑を考えないクソ野郎だけど、音楽の才能は本物で、それ以上に音楽と観客に対して真摯なのは見ててわかるんだよね。そこだけは本気で一切手抜きしないで、いいものを作ろうとしてるのがわかるのだ。

ジムマイアミハーバー弁護士としてのキャリアもあるし、こんなワガママ集団のお守りなんかしなくても十分生活できるはずでしょ。一方、クイーンマネージャーを引き受けるっていうのは彼らのツアーもついていくだろうし、各方面からの問い合わせやスケジュール管理もしなきゃいけないわけでしょう。それは控えめに言って、人生を捧げるってのとほぼイコールですよ。このわがまま集団を守って、彼らの盾になり続けるという意味だ。

立派な大の男の人生進路変更させてしまう、クイーン音楽のちからってのは、別段彼らの業績を知らないスクリーンこちらの素人にも、やっぱり分かるんですよ。そこで迂闊にもホロリと泣けてしまった。

(あとで調べて、彼ジムマイアミハーバー本人は最後までマネージャーを続けて、この映画制作にも関わったことを知って二度泣けました)

チャンピオンは誰だったのか?

フレディは前述の通り、性自認問題やら持ち前の癇癪から疑心暗鬼になって、「家族」とまで思っていたバンドメンバーを遠ざけて孤独になり、その孤独がつらくてより酒におぼれて生活がぼろぼろになっていく。

でもそういう最悪の時期を、元恋人メアリーの助言で断ち切ってバンドメンバーのもとに戻るわけです。

そこから映画クライマックスへ、復帰のための厳しいレッスンから1985年のライブエイドに向かっていく。自分HIV罹患していて余命がいくばくもないこと。でもそれでも「同情はゴメンだ。俺の望みは残りの人生音楽に捧げることなんだ」とフレディは仲間に言うわけです。

それに対する仲間のアンサーが「お前は伝説だ」と。

でもフレディは「俺たち全員だ」と応えてライブへとつながってゆきます。幾つもの和解があって、ライブ当日、フレディは素晴らしいパフォーマンスを見せる――というのがクライマックスの展開なわけです。そこで立て続けに流れる名曲の数々ですが、やはりひときクローズアップされているのが"We Are The Champions"という楽曲です。

おそらく誰もが耳にしたことがあるこの曲が名曲だってのはもちろんあるんですが、やはり、この物語の中では、すごく重いです。そして良かったです。

この曲は確か公開当時「傲慢歌詞だ」という批判を受けたはずなんだけど、実際映画館で、物語の中で聞くと、ちっともそういう曲には聞こえないんですよ。歌詞のものは「俺たちはチャンピオン勝利者)だ。今まで色々やってきた結果勝利者になった。敗北者に用はない。俺たちはこれからも挑むんだ」というもので、なるほどそう要約してみれば、傲慢にも聞こえます。とくに大セールスを記録した世界アーティストのそれともなれば、そういうやっかみを受けるかもしれない。

でも、そういうふうには聞こえなかった。

しろ、今まで自分たちがやってきた努力や行動のすべてを自分たちは自分たち自身に胸を張っているけれど、それを周囲には理解してもらえてない、“未だ自分たちは最終的な何かを何も受け取っていない”若者である自分が、自分自身に対して「俺たちは勝利者だ」と励ましているような、自分友達鼓舞するような、そんな曲に聞こえるのです。

しかに名声も金も手に入れたけれど、でもだからといってそれがゴールだなんて思わない。今現在環境は決着ではない、だから敗北者に用はない。もっともっとおれたちは目指す何かに向かって、求めていた何かに向かって手をのばすんだ。そんな歌詞に聞こえてしかたがないわけです。

人間人生の何処かのシーンで、自分を励まさずにいられない心境になるってどうしようもなくあると思うんですよ。

苦境にあっても、自分は間違っていない。今まで歩いてきた道は愚かだったわけではない。それを証明するために現在という試練を超えて、未来で何かを手にしたい。

そんな気持ち世界アーティストであろうともそこらに兄ちゃんおっさんであっても、抱くことはある。むしろそこらのおっさんやおばさんだからこそ、自分応援する必要がある。多くの観衆のそういう内面祈りのような感情を、本人に変わって歌い上げるからこそ大スターになれるんじゃないかと思うわけです。

から"We Are The Champions"という曲におけるWeは、フレディでありクイーンメンバーであり、ライブエイドの観客であり、そしてこの映画を見ている人間でもあるわけです。

それがとても良かった。この映画自分に関する物語として見れることが、とても良かった。

これらのことは別段クイーン情報を知らずとも、楽曲に対する知識がなくてもこの映画を見るだけで十分についていけます

この映画は、伝説バンドクイーンというのが居てその偉業にひれ伏すためのものではなく、かと言って歴史的事実に対して○×クイズをするための出題でもなく、音楽に深い愛を捧げた内気な少年プライドと虚勢を頼りに世界と戦った――そして最後には家族の元へと戻り偉大な勝利を得た。

そういうビルドゥングスロマン映画であって、あるいは中途半端知識のあるファンよりも、何も知らない世代や人々にこそ深く刺さるものだったと思います

2018-11-11

anond:20181111174702

日本の都会人が方言で話す田舎者バカにするみたいなステロタイプは今でも健在なのかな

アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん