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はてなキーワード: 中学生とは

2022-05-10

anond:20220510214828

わかる。なんかどうでもいい中学生女子グループイジメみたいな話題とひねくれたセックス話題ばっかりで、

程度低いよな。マトモな人いるのか?って感じ。円安ウクライナ年金財政少子化もデッカイ問題山のようにあるのに。

外国人中学生が大声で話をしていた

外国人中学生男子が大声で会話しながら自転車で走っていった。

日本語ではなかった。

「どうせ日本人には話している内容はわからないだろう」と高をくくって居るのだろうが、時折紛れ込む日本語単語があるので想像はつく。

中学生だしな。気持ちはわかるけれども、あんまりおっぱいおっぱい」大声で連呼しないほうがいいぞっ。

ここ10年で本(雑誌漫画は除く)を200冊ほどしか読んでないのだが

本当に文章力落ちてきてる。

増田に転がってるようなしょーもない文章ばかりよんでここ20年ぐらい過ごしてきたのがボディーブローみたいに効いてきた。

エモいだの神だの草生えるだのンゴだの言ってりゃコミュニケーション取れてしま世界に長くのは不味かったらしい。

定期的にちゃんとした文章が書かれてる物を読んで、どういう文章がまともなのかを認識し直さないとあかんね。

ラノベエッセイレベルでもいいから、一応は校閲通過済みの文章をもうちょい読むべきだった。

中学生の頃の自分のほうがまだ文章力あったなと常々感じる。

あの頃は週1冊は本読んでたから、どういう文章を書けば少しはマシに見えるかがすぐにイメージ出来てた。

頭の引き出し開ければ少し前にインプットしたまともな文章パターンがいくつも出てきたからなあ。

最近句読点省略してるような文章ビックリマーク多用してるような文章ばかりインプットしてるから引き出しの汚染が進みすぎて使い物にならない。

ガベージインガベージアウトの法則だね。

いやいや人間やっぱ本は読んどけですよ本当。

本読んだ所で一見何の役に立たないように見えても、最低限度まともな文章はどう書けばいいのかが無意識レベル修正されるから

まともな文章を一行読むたびに、微粒子レベル自分文章構成における微妙なズレが矯正されていくんだよ。

その重要さが改めて実感できた。

一度本から離れて離れて離れまくってやっと再認識した。

青識がフェミアカウント持つ目的もわからない奴等について

凍結されたネット論客の青識亜論さんが別垢へ移動→別垢で大学生フェミニストなりすましR18イラストを叩くなどマッチポンプしていたのがバレる

https://togetter.com/li/1883963

これね。

レベル低すぎて呆れるしかない感じ。

なんでこいつらが負け続けるかについても解説する。

 

 

1.まずどこがマッチポンプなの?

このまとめに挙がってるのがキタノエニシ(青識のフェミ垢)の発言の叩けそうなものの選り抜きであれば

これは少しもマッチポンプではない。

  

だって何かを主導してる発言一つもないじゃん。

周りに同調追従してるだけ。

溶け込もうとしてる発言ばっか。

   

エニシ@KitanoEnishi

Aug 22, 2021

kutoo運動女性労働環境改善するという成果を実際に挙げている。

今もミソジニストから罵倒の嵐に耐えながら、声を上げ続けている。

それを外から勝手批判や当てこすりをする資格あなたたちにはない。

エニシ@KitanoEnishi

Nov 23, 2021

元ツイ、市場価値性差別という二つの異なるレイヤー問題混同されている。

新自由主義病理だな。

エニシ@KitanoEnishi

Aug 15,2021

すでに大量の作品投稿されており、ぞっとする。

小田急線での「フェミサイド」の背景には、

女性をモノ扱いするミソニジーがあるのは明らかで、

家畜のように女性を扱うような作品を消費するのは不謹慎だ。

石川さんは立派な人だー

青識の周りはクズだー

キモオタ不謹慎だ―

そりゃフェミニスト設定ならそう言うわ。

 

更に言うと別に発言一個一個嘘ではないし。

kutooに限定すれば石川さんは功績しかない立派な人だし。

青識の周りはクズだし。 

キモオタ不謹慎だし。 

   

 

2.偽装が下手だしいい加減 

ただこれ人狼だったらなりすましすげー下手だからな?

俺はこういうのは真っ先に吊る。

「喋らない奴は吊り」は絶対ルールから

 

自分から喋らない、

主体的に喋らない、

自分意志思考が見えない、

とっくに共有されてる事柄確認するように喋る、

これは全て陣営偽装者の特徴なんだわ。

 

なぜそうなるかっつうと

相手陣営情報感情エミュレートして喋るのは非常に難度高くてボロが出やすいから。

レベル高くない偽装者は相手陣営基本情報ばっかりなぞってさも参加してる風に装う。

「この人は昨日人狼と確定してましたね!」とか。「石川さんは偉いですね!」とか。「青識周辺はクズですね!」「キモオタpixivゴミですね!」とか。

 

何でこいつは何の新情報もないことばかり喋るのか?っつうと溶け込む努力しかしてないからなわけ。

一定以上の腕前のプレイヤーの目からはその消極的偽装バレバレだけど。

絶対に即吊り。  

 

ただまあ人狼じゃないし

一人一人が注目されないtwitterなら偽装なんてこんなんでもいいのだろうし

自分からフェミニスト垢持ってるって公言してたということな

いつかオープンにすること込みでこうなってんのかもしれない。

 

このアカウントであまりアクティブになってフェミニストを先導主導しちゃえば

それはまさに「マッチポンプ」になるから

逆に、溶け込んでるだけのアカウントの何がマッチポンプなんだよ?

  

 

3.これの動機が分からない奴こそ真面目さが足りない

こっから本編で今回言いたいこと。

hesopenn

こういう2ch仕草みたいなの、言論空間にとって本当に有害からやめてほしい。

言論の自由とか言っている人間議論を阻害、混乱させようとしているの、意味がわからないんだよな。

2022/05/09

なんの意味からないことがあるのか。

俺はこれをやる動機が手に取るようにわかる。

 

論敵の視座が欲しいのよ。

麻雀上手くなる方法は4人分全部自分で打つことだから

相手の席に座って相手風景で見て相手環境に首まで浸かって考えんの。

からキタノエニシはフェミニスト議論を止めよう邪魔しようとかしてないし、逆に進めよう広げようともしてないだろ。

自我を出していじったらやってる意味なくなっちゃうからだよ。

 

俺は青識なんて馬鹿にしてたけど

結構地道な努力してんだなと今回少し見直した。

基本が出来てる。

  

これ見て動機わからん意味わからんとか言ってる奴こそ頭使ってないので

青識とディベートすりゃ確実にぼろ負けする。

 

 

4.これぐらいやってて当然だろ

だいたい青とか白とか小山とかあんな連中が羽振り良くしてるのなんて

全部低能リベラルフェミニストのおかげだろ。

 

もしリベとフェミが居なくなったら途端にあいつらはケチチンピラに逆戻りする。フォロワーnote購読者も激減する。

リベとフェミゴミみたいなバットマンあいつらはそれを食べてるカスみたいなジョーカー

もっと身近に例えるならゴキブリムカデ。  

  

青識がフェミニストアカウントの一つも持ってなかったらそっちの方が不見識だわ。

それは自分テーマや飯のタネを地道に研究してないってことだから

  

白もフェミアカウント人文アカウント色々持ってなければおかしいし

小山ならメンヘラアカウントオタク釣るのを毎日素振りにしてるはず。

  

それぐらいの努力はやって当然のことだから

これがおかしいって思うなら連中に敵うと思わない方がいい。

俺はあいつらやっつける自信あるけどお前等じゃ絶対敵わない。

 

ついでに格付けも教えると

青が一番格下。言ってることが緩いというか脳の滑りがちょくちょく見える。けど今回は見直した。

知能は小山が一番上かもだけどあれはなんか怒らせる隙が潜んでるように見える。ムキになる・荒らし通用するタイプ

白が一番安定してるけど仕事が多いぶんだけ足がフラフラしてるぞ。

 

お前等には無理だけど俺は出来るよ。

ゴキブリ食べてる限り益虫だからやる理由はないけども。

    

     

5.青識よりはるかに低レベルで不誠実なアホども

aminisi

言論の力を信じ武器にする人間がやることではない不誠実で恥ずべき行為 

2022/05/09

これなんかも本当にバカじゃねーのかと。

自分脳内で論敵のイメージ像を作ってそれと格闘する奴。

・論敵サイドのアカウント作って論敵の生の思考タイムラインに入浴して実態感じて考える奴。  

どっちが誠実な論者かなんか考えるまでもねーわ。

  

haha64

議論の場を破壊する最低の禁じ手だけど、優しい目で見てる連中が多くて驚く。

これが通用するなら、今後青識とその賛同者が過激な「ツイフェミ」を叩いた場合

全て青識たちのマッチポンプと見なされても仕方ないね

2022/05/09

キタノエニシは「ツイフェミ」に穏健に溶け込んでるだけで

全然尖ってない、実際に騒動起こしてマッチポンプした形跡もないんだろ?

じゃあ非難出来るところはねーんだよ。

 

Gl17

しろなりすまし垢の方が普通人間らしく見えるので、

普段の青識垢の杜撰極まる発言フォロワーの知性をよほど極端に低く見ているのではないか

そっちと朋友のおぎの議員って…。

2022/05/09

ついこんなこと言っちゃうはてなリベラルの重鎮もいる。

そう、すげー穏健なフェミニストを演じてんだよな。

ラディカルで暴言の多い好戦フェミ、とかでは全然ない。少なくとも周りより出過ぎない。

(溶け込むことだけが目的干渉しないようにやってんだから当然だが。)

で、これが何のマッチポンプよ?

 

俺は別に青識を信頼してるわけじゃないか

あとからそういうマッチポンプログが出てきたら知らねえよ?

その時はせっこいくっだらねえズルだから大いに非難されてどうにでもなりゃいい。

 

だが頑張って漁って出てきたのがあのまとめのログだけならあれの何処にも問題はねーわ。

どれがどうマッチポンプなんだ?

不服ならどのツイートがどう問題あるか言ってみろよ。

って言うと毎度モグモグモグ~って何も言えなくなって一人もかかってこないからお前等はカスなんだけどな。

そこで頑張らないから一ミリ進歩がない。  

  

  

つーかそもそもおかしなこと言うリベやフェミなんか処理し切れないほど自然発生するのに

処理業者自分養殖までするかっつー話なんだよな。

 

リベやフェミが本格的に退潮していなくなって、今更商売替えられなーいって追い詰められた時は

それは確かにあいつら自分自演し始めるかもな。

でもリベやフェミがいなくなるのいつだよ。

生物死滅まであと20年はかかるだろ。ゴキとムカデ死ぬまで一緒よ。

   

  

6.誠実な論争とは

俺も若い頃はよくネット掲示板口喧嘩なんかした。一人二役で。

ip出てたって構やしない。他の利用者もそれぞれに乗ってくる。途中で1人でやってると気づいて騒然としたりもする。

 

そういうことの積み重ねで言い合いに強くなるんだから

それもやってねー奴がやってる奴に敵うわけないんだよ。

本当にレベルが低いんだわ。

 

 

俺も一時期白や小山が気に入らねーなーと思った。

からまずあの二人それぞれフォローするアカウント作った。

 

そんであいつらのnote購読してあいつらが喜ぶかなーって思う感想やリプを色々飛ばした。

ああこれに反応した、これには反応しなかった、これに喜んだ、こう答えた。

こう言えばいいねがいっぱいついた。フォロワーの中で存在感出た。

 

こちらのプロフィールだって色々あるから

白も青もそれぞれ欲しがってるフォロワー像のストライクゾーンあるぞ。

マシュマロだって一時期あれも俺これも俺だったから。

   

そういうの積み重ねて相手のこと感じて考えるんだよ。

俺はちゃんとそれだけやって結論出た。俺はこいつらどっちもやっつけられる。

これは何かのなりすましか?当たり前の理解の積み重ねだわ。相手への誠意だわ。

 

これくらいやってないお前等は圧倒的に努力が足りない知能が足りない誠実さが足りない。 

それどころかこういうことをやるって発想すらないか問題外。

 

「そんなことやってられない」って言うならそれも嘘な。

あいつらに怒って時間的労力的にはこれぐらい余裕で出来るだけのものを既に投下してるやつ大勢いるじゃん。

単に誠実さや能力が足りないから青でもやってることすらやってないだけ。

何回も何回も同じように工夫なくかかっていって同じようにやられてるだけ。 

  

 

7.まとめ 

俺は別に白や青や小山を持ち上げてんじゃなくて、

客観的に見てお前等は連中よりだいぶ下だという話をしている。  

  

から言ってるけどリベやフェミがあの連中に引きずり回されてるの、

どっちが正しい以前に単にあっちの方が腕力があるからなんだよな。

 

だってネットで暴れてはあいつらの食い物になってるリベやフェミ、  

めちゃくちゃ有利な条件でしか喧嘩したことねーだろ?

それじゃ青にすら勝てんわ。

 

誰かの尻馬に乗ってワーワー言ってるだけの奴等、

自分一人の口舌で流れをひっくり返したこともねーだろ?

それじゃショボい投石しか出来んわ。

 

要するにリベやフェミはあの連中よりはるかに弱くて頭悪いか

あんなんのいい栄養物になってあれらを太らせ続けてんだ。

真面目にやれ。

 

  

つーかお前等こそ青の薄汚れたモンチッチみてえなツラの角質でも煎じて飲んで

嫌いなクラスタに溶け込むアカウントを作る&自我を薄めて思考をなぞるってとこから始めたらどうなの?

やったことない奴は一回やってみろ相当バカが治るから

 

もしくはそれこそ人狼でもやったらいいんじゃないのとマジで思う。

あれはまともなメンツちゃんとやれば結構バカが治るから

アモンガスみたいな不純物の多い三輪車じゃなくてテキストだけのやつな。

鯖立てて1,000時間やれ。

バカや不誠実は努力しなきゃ治んねーんだから

 

 

追記

大概の人はこの人のようにスポーツ/バトル感覚議論を楽しんでいるのではなく、現実を少しでも改善しようと声を上げていると思うので、そもそも動機が違うよね。同好の士とだけ前に進まない議論しててください

それは明確に嘘だね。

スポーツ程度のことは出来た上で現実通用する議論がある。

君達はスポーツすら真面目にやれてないだけ、単にレベルが低いだけであって、

方向性が違うから!とかいうのは低レベル言い訳にはならない。

  

他者の主張や思考トレースせずに自分気持ちだけわめくのが現実へのアクションなのか?

 

 

だいたいいまリベやフェミがやってることはどういうこった? キモオタ漫画因縁つけることがどう現実改善への真摯アクションなんだよ。痴漢けしからんなら摘発の仕組みを真面目に考えろ。

そんで「キモオタ漫画規制したら犯罪防止になるエビデンスあるのか」のような話が大嫌いで逃げ回るの、現実改善なんか目指してない何よりの証拠だろ?

 

そもそも論敵を理解しようってアクションがどうして建設性を欠くのか、

ちょっと自分の言ってること自分で疑って欲しい。

やはり誠実さが足りない。

 

todomadrid

「これも本人?」基本的には誰が何言っても、どちらのサイドに対しても、

すべてこれで対応すればいい、という話になりそう。

今回で分かったのは、まともに聞くに値しないこと。

本人も周囲も人生無駄にしてる。

2022/05/10

フェミもアンフェもあれが人生無駄なのはその通りだと思うよ。ネトゲと変わんねえ。

逆にあれを人の役に立つ議論のつもりでやってるやついたら

どういう了見なのか教えてほしいわ。

  

あとさあ、てめえの気に入らない奴を擁護してたら「本人?」っていうの

頭悪すぎるからやめてくんね?目が腐るわ。

 

青の文と俺の文比べて「癖がこれこれこう似てるから本人だ!」とか

そういうのならトライとして受け付けんことないんだけども

お前の言ってるのは「ぼくのきにいらないいけんはぜんぶおなじやつだー」でしょ? 

レベルが低い」って言う俺の指摘は間違ってるか?

  

typographicalerror

「真面目」「誠実」みたいなふんわりとポジティブ表現を多用して

具体性は欠くの青の人っぽいわ / 信用と自由についてもお考えを聞かせてほしい

2022/05/10

こっちの方が未だ理由付けしてるだけまともだが

青が何のためにあれやってるのかは超具体的にカッチリ解説しただろ。

ふんわりしてんのはおめーの読解力だ。

この程度の文量で読めなくなるメモリのせいで読んだ内容まとまらねーんだよ。

 

信用と自由について何を聞きたいんだ。

幾らでも答えてやるから具体的に聞け。

 

nori__3

よくわからんが、なりすましアカウントを作らないと相手方の視座がわからんのか…?

相手方のタイムライン見ればいいし、ウォッチ用のアカウントならなりすます必要ないし

って思ってしまうのは間違っているのだろうか

2022/05/11

間違っている。

実際フォローして監視してるぐらいの奴はごまんといるけど

全然あいつらに歯が立ってねえじゃん。

 

ってかどうしてなりすまし必要か、どういう風にやるのか、解説したよな?

俺は白や小山の信奉者になりきってnoteも全部読んで感想書いて当人とやりとりを重ねた。

  

「白や小山がむかちゅくううう!」って言いながら

たまにバズってる発言を読んでるだけの奴は0点だろ?

 

「白や小山がむかちゅくううう!」」って言いながら

twitterフォローして読んでるだけの奴は40点だろ?

 

そんな連中と俺とじゃ白や小山解像度が違うよ。

俺はちゃんとしているしお前等は怠けている。

  

 

なんかネットの話で言ってると異常者に見えるらしいから別のことでもいいよ。

絵を描いたことある

今目の前にある物体ペットボトルでも何でもいいけどさ

眺めてたってなんにも理解しないわけ。

 

絵に描いてみたらどうなってるのか深く理解する。

紙で同じもの作ろうと思ったらペットボトル分解して見詰めて更に考えるよな?

そういうことを一度もやったことないボンクラ

「私はペットボトルを眺めてるだけで理解してます」って言うわけ。 

なんにも見えてないのにな。

 

レベル低いわけよ。

別にそれをやってる暇がないって言うならやらなくてもいいんだけど

「俺はペットボトルに対する誠実さがない状態で生きてるな」

ってことは自覚していてほしいわけ。

  

Zephyrosianus 本人乙。はさすがに冗談にしても、

ここは増田みたいな匿名個人攻撃する卑怯者の居場所じゃないぞ。

中学生未満の臭い作文を必死こいて書く前に最低限のルールを守れ。このレベルもアンフェは共有できないの?

2022/05/11

匿名個人攻撃する卑怯者」って

はてなブックマーク使ってる奴に言われたくねーわ。

はてブこそ勝手野次馬観覧席設置しては無責任投石するサービスじゃねーか。

 

しかもおめーらは自分ブクマで書いたことに突っ込まれると

何故かとんでもないことされた被害者のようなツラになってピーピーいう。

 

俺は俺の書いたことについて異議や不服があればいくらでも受け付ける。

俺がこの文で誰を攻撃した?白や青や小山か?

連中が何か気に入らんというなら異議をきちんと読んで応答するぞ。

 

おめーらはそれすらしねえで逃げるじゃん。

どっちが低レベル卑怯者だこのチンカスが。

わきまえて口開け。

  

       

akutsu-koumi

これだけ長々と書いておいて、肝心なピクシブの「牧場学園」をスルーしている時点で色々とお察しください。

あっ、わざと大きな突っ込みどころを用意してバズろうって肚かな?

2022/05/10

pixivの件触れてるしそのツイート貼ってるよね?

ちょっと長いと問題文すら読み通せない奴」の典型例な。

次は「さっき見たときはなかった!後で書き加えた!」とか言い出すのかね? 

   

    

hirorpt1

Togetterまとめタイトルの「マッチポンプ」とは、いつもの憎クリさんの雑な煽りしかないけれど、

牧場学園」というコンテンツ自分から火付けしていたことなら観測されているからな。

さすがに擁護しようがない

2022/05/11

俺は正直白や小山に比べて青には興味惹かれないか普段言動とか詳しくしらんし

「こいつはこういうことする」「こういうことはしない」みたいなこと言えないんだけどさ、

あのまとめを見る限りでは火付けなんかしてないと思うんだよね。

「あっこのオタクもの企画!これ

anond:20220510023720

小学生ときパソコンの授業でhoverやっていいぞっていわれたけどルールがよくわからなくていまいちだった

でもみためすごいからやってた

小学生ときマジックフライトでこれクリアしたら成績あげてやるぞっていわれたけどパソコンなんかさわったこともないガキがタッチタイピングなんかできるわけもなくボロボロだった

小学生ときアリーナをやったがルールがよくわからクリアできなかった

小学生の時に楽しめたのはサンリオゲームだけだった

中学生になったらラミィの大冒険にはまった

でも不思議のダンジョンはPlayしたことなかった

エアホッケーは難しすぎてネズミとぞうまでしかクリアできなかった

うさぎ強すぎ

そもそも道を歩いてる中学生を殴るよりも

大学生中学生カップル同意性交する方が断然重い犯罪

という性的同意年齢引上げ派の主張に共感できない

2022-05-09

男性諸氏にお尋ねしたいことが

毎日もしくはそれに近い頻度で、特定の成人向けサイトを閲覧するのって男性の中ではどれくらい一般的なんだろうか?

個人的観測範囲ではピンキリ過ぎて、一般的男性の利用スタイルというものが見当がつかない

ちなみに夫は仕事以外でスマホパソコンも触りたくもないというタイプで、いまだにガラケーしか持たず会社支給スマホは自宅では電源を切ってる

中学生長男TwitterPixivなどで年齢制限付きのイラスト検索しまくったり、グラビアアイドルの肌の露出の多めな自撮り写真を漁りまくってるっぽい

※私のGoogleアカウントログインしたままのブラウザでそういうサイトを見まくっていて、私のスマホからブックマーク閲覧履歴が丸わかり

夫は極端な例だと思うのでさておくとしても、長男のような利用スタイル一般的なのかどうか気になってる

anond:20220509084926

青識亜論は『天は赤い河のほとり』を主人公中学生大学生かもわかってないのに読んだふりして饒舌馬鹿にしていて

あーこいつが守りたい表現の自由って「女向け作品」には適用されないんだ、このテンションフェミが男向け作品をこき下ろしたら噛み付くけど少女漫画は読まずに叩いていいし周囲の自由戦士も右に倣えなんだーと思った


たわわ騒動でもたわわ読者のふりして作中世界観を語ってたのにたわわファンなら知ってる有名セリフを知らずに未読バレしてた

女向け作品無知なだけじゃなく単に漫画とかアニメとか興味ないんだ、ろくに作品語りしてるところ見たことなかったし、オタク業界を論戦(笑)に使いたいだけで作品愛がないんだなーとまた思った

そういう奴だとわかってたから、複垢二次元叩きしてるのも納得

連休の終わり、エモくなった後すぐにブルーになったけど

Youtubeミスチル名もなき詩カバー候補に出てきたので聴いてたんだけど、これ自分中学生の時の歌なんだよな。

ついこの間までこれをリアルタイムで聴いてた中学生で、高校生無為時間を過ごし、大学生活という人生夏休み謳歌し、社会人になって四苦八苦して、結婚して子供が生まれて…

気が付けば40過ぎのオッサンになってた。でも感覚あの頃のまま大人に切り替わった感じがしないんだよな。親父の40代の頃の成熟度に追いついてる感じがしない。

から見れば「普通」の中年男性なんだけど、普通になるために必死に頑張っている感覚が拭えない。

人身御供のような今のクソったれな仕事からどう逃れるか、自分スキル経験年数相応の水準に達しているか自分年収東京で4人家族を養う水準に達しているのか…って書いてみたら仕事と金の事でしか悩んでなかったわ。

健康面とか家族に関する悩みが無い分幸せなのかもしれない。意識して良いとこ見るの大事だわ。他人に対しては当然ながら自分に対しても、忘れがちだけど。

GWネガティブな気分で終わりそうだったけどポジティブになれたわ。

明日から気分切り替えて頑張るか!

anond:20220508185150

1年前を「昔」と認識する年代って、いったい何歳くらいなんだろうな。1年間という年月が自分人生全体に占める割合がかなり高くないとそうは思えないだろうから小学生くらい? それかせいぜい中学生くらいかな。

2022-05-08

anond:20220506135925

テレビソースはないけど新聞の例やテレビゲーム悪影響論の波は下記の論文にわりといい感じにまとまってたよ。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasag/13/1/13_56/_article/-char/ja/

テレビゲームと暴力問題過去現在未来社会心理学における研究の動向―

坂元

フリーPDFを見れるから見るとよいよ。この著者の坂元章さんはいお茶の水大学の教授になってるんだ。

あとは下記の東北大学の(たぶん卒業論文かなにかだと思う)PDFデータ量が多くてちょっと面白かったよ。

http://www.law.tohoku.ac.jp/~inuzuka/lec/kumada.pdf

新聞雑誌などのメディアの中では、テレビゲームが社会的適応性に対して悪影響を及ぼすことが定説であるかのように扱われてきている。木村が挙げた例によると、1993 年 2月 14 日号の週刊読売では、「テレビゲームはこんなに怖い!! あなたの子供は大丈夫か」との特集が組まれ、人づきあいが苦手になる、といった主張を軸に、様々な身体的・心理的悪影響を受けるとの記事掲載された。同年 1 月 30 日号の週刊現代でも「子どもの心と体を蝕む『テレビゲーム症候群』」と題した記事の中で、テレビゲームの使用他人コミュニケーションをとるときに悪影響を及ぼす、といった旨の医師によるコメント掲載された。また、新聞では、いじめから不登校になった中学生自殺事件を報じる記事に、「テレビゲームでの遊びによって、対人関係能力が低下している。自分保護してくれる人以外の人間とはつきあえなくなるなど、傷つきやす人間になってしまう。」というコメントが寄せられることもあった(木村, 2003)。

anond:20220508011949

脳の構造に差が無かったら身体的な男女が発生しないだろ

中学生でも知ってることを解明できてないバカみたいな理論なんだなジェンダー論って

村という逆境

 徳島文理からスタンフォード行った子が結局親金じゃないかと言われてることに関してツイッターを眺めていた。そしたらこういうツイート(メモ画像なので検索しても出ない)を見つけた。

人口1000人の村の子の「四国からスタンフォード行った人テレビで見て僕も交換留学行ってみようと思って!」という言葉を聞いたことがある身としては、彼女を持ち上げていた社会はきっと間違いじゃなかったと思っています。』

 これを見てうっかり過去記憶が開いてしまったので、思い出し自分語りをする。先に言っておくがオチはない。

 小学生の時に、私は親の都合で地方都市から学年人数1桁の小さな集落小学校転入して、1年で元の街に戻った。計画的滞在であり、長いキャンプのような経験だった。私は自閉傾向があり対人関係に失敗していることにも気づかない有様だったが、勉強で苦労したことはなかった。1桁人数の同級生の中で、私は「街から来た頭のいい変な子」であったのだろう。

 記憶にはないが、私は当時既に進学のイメージを持っていたはずだ。街の家から自転車通学範囲に父の通っていた中学高校があり、大学も近くにあった。

 一方で転入した集落中学校がある村の中心部から遠く、村には高校がないため隣の市にある高校に通うことになる。そこの大学進学率は高くない。県庁所在地進学校は遠い。長時間通学か下宿になるだろう。

 このような条件のため、村の多くの親にとって進学先は隣市の高校で、そのまま就職するか、専門学校に行くか、頭が良ければそこから地元国立に進学する、場合によってはより上位国立を狙い県外に行く子もいるだろう、というイメージだった。

 さて私の同級生には集落育ちで頭のいい子がいた。Aくんとしよう。Aくんは街から来た子と話しているうちに、中学から受験をして勉強する人たちの存在を知ってしまった。受験をする気がなかった私がなぜそんな話をしたか記憶にない。

 ここからは私が親から聞いた話で、聞いたのは街に帰る季節だった。そのできごとがいつ発生したのかは不明だ。

 Aくんは街にしかない中高一貫校に行きたいと言い出した。Aくんの親は困ってしまった。この希望にかかる経費はA家の計画より大きすぎたのだ。私の親は進学の難しさは勉強問題だけでないことを私に説明した。責めるニュアンスがあったかどうかは記憶にないが、私の情報が原因であったことは指摘された。少なくとも、街に住める私と生活基盤が集落しかないAくんの間には格差があること、私のもたらした情報がAくんと家族を苦しめたことは理解できた。私の家とAくんの家の経済状況はあまり変わらなかっただろうと思う。住むところが違うだけで選択肢が狭まるのだ。

 知らない方が幸せだったとは思わないが、しかしこの挫折はAくんにどう影響しただろうか。わからずじまいだった。

 街に戻った私はそれなりの治安公立から、今話題徳島文理のようないわゆる地方内名私立の一貫校に高校編入した。私立優位の地域であり、かつてAくんが希望した学校とは別だ。

 校則では原付運転禁止されていたが、私が滞在した村を含む、公共交通の貧弱な地域に住んでいる生徒は駅までの利用が許可されていた。仮にあの集落からなら、20kmほどの道のりを原付で通い、JRで1時間さらに乗り換えて学校に着く。私は自転車で30分だ。同級生の中にはさらに遠い地域出身中学の頃から親と一緒に部屋を借りている子もいた。Aくんが選べず、私には選ぶ必要がなかったルートだ。

 Aくんは地元高校に進んだと聞いた。その後のことは知らない。

 高校まではそのように地理条件に恵まれていた私だが、大学進学という全国での比較では、一転恵まれていない方になった。

 ここから大阪までは高速バスで5時間強かかる。東京夜行飛行機だ。隣県や都市に出てから乗り継がないと行けない地域も多い。地元国立大学はあまり偏差値が高くないので、高校ではもう少し上を目指す子がほとんどだった。メジャー分野なのに県内にない、あっても国公立ではない学部志望者も多かった。

 しかし県外進学には多額の費用がかかる。私は幸いにも県外進学ができたが、優秀でも地元国立に進学するケースも多かった。

 そういう地域格差はまあ、ネット上でよく語られるとおりである

 私は中学生あたりから持病を発症し、勉強も含め様々なことを人並みにこなすことが難しくなったが、身体が許す範囲で学び、大学に入り就職氷河期の終わりに正社員の職に滑り込むことができた。薬でQOL改善したのは就職してだいぶ後、ここ数年の話だ。もし就活大学生、高校生の頃にこの薬があればと思うことがやはりある

自分語りなので、この話にオチはない。

 私が下層から成り上がりブランディングしたければネタに使えそうな人生を送った中学同級生もいるが、そんなことに他人の苦労を使うものではない。ただそういう公立から高校に進学して感じた格差は大きかったし、大学に入ってからの友人は様々な出身から来ていて、親との関係健康状態経済状況も様々だった。観察さえすれば、多様性はいつでも目の前にある。

 私はどれほど恵まれている/逆境にあるか。

 間違いなく居住地条件でAくんより恵まれていた。これは格差問題を考える時の私のスタート地点だ。一方で都市に住む同い年の子と比べたら、この県にいることは逆境だった。予備校に行く資力はなかったが、私学には通えた。家に借金取りは来なかった。病は珍しい逆境だろう。しかごまかしながらやっていける知能を持てたことは間違いなく運がよかった。実力も運のうち、全くその通りだ。こんな絡みまくった要素から実力や努力を拾い出すなんて不可能だ。

 私の卒業した高校は、経済的な事情寄付金を原資とした学費減免措置を受ける生徒が多い。私のところにも時々寄付催促の振込用紙が来る。出せるのは雀の涙だ。

 後輩達はその高校に入れるだけで十分恵まれていて、彼らへの支援メリトクラシーに基づいているとも言える。しかし多くの卒業生が何らかの形で都会で得たもの還流する行動は間違いなく県域底上げに役立っている。いや私は個人主義者なので彼らが共同体を離れ外に行くこと自体を歓迎すべきだ。いや普段寄付対象であるフードバンクの方がもっと意義がある支援だ、とか、まあいろんなことを考える。


 みんなそれぞれの逆境を生きている、と言ってしまうのは安易相対主義だ。しかしどの逆境にも支援必要だ。

 1つの回答として、私はここ数年、ある種の逆境にある人に対する金銭時間の集中的な支援をしている。

 ノブレスブリージュは階層社会気持ちよく生きるためのごまかしにすぎないとも思う。自主的やらせていては十分な再分配はできない。それでも自分には他人逆境に対してできることがある。どのような経過を辿ったにせよ、今動く身体があり、さらに職まであることは、今この瞬間そうでない人より恵まれている部分だ。



 いや、こんなのは全部ごましかもしれない。

 私がAくんに希望を持たせて傷つけてしまたことに関する身勝手自己保身の欲求があり、1000人の村の子希望を持ったという話に勝手に重ねている。

 あれからもうずっと少子化傾向を続けた結果、彼らには私達の頃より多くの社会リソースが割かれるようになっているだろうと信じたい。

2022-05-07

Love is all you need

タイトル最後まで書いた後に決めろ、と小学校の作文で教わったような気がする。私は文章を書くと最終的に何が書きたいのかわからなくなってしまうことが多く、予防としてタイトルを先に決めて書くことにしているのだが、こういう増田では徒然なるままに書いてみてもいいかもしれない。

そこそこ勉強して医学部に入った。高校の時は何がしたいのか、何になりたいのかわからなかったが今ではわかる。私は物書きになりたかった。他人文章で認められたかった。しかし私にはその才能がないことはずっと前からわかっていた。

中高では作文コンクールがあった。テーマ提示され、その場で1200字程度の作文を書いて提出する。あんなの遊ぶ時間でしょ〜と斜に構えていて、実のところそれなりに構成を練って作文をしていた。結局6年間で一度も佳作に名前を連ねることすらなかった。

2020年4月、私は大学入学した。多くの大学がそうであるように、医学部でも1年は一般的教養を身につけることが多い。何一つ興味を持った授業はなかった。試験コロナ禍によりレポートになり、人のものを写して単位を得た。

2年になると、興味のない医学の授業しか無くなった。進級にはたびたび訪れる試験をやり過ごさなければいけなくなり、図書館に篭ることが増えた。新入生に向けて他己紹介を書くことになった。友人2人のものを書いたが、同期のうちでは好評だった。嬉しかった。私の文章が初めて人に認められたのだ。しかそれから文章を書く機会も、書こうとすることもなかった。自分文章直視するのが怖かった。評価されるのが怖かった。文才がないのは分かりきっていたのに。

この4月、3年に進級することができた。今度は部活での新歓のために他己紹介を書いた。今回も2人分書いたが前回ほど好評ではなかった。私の文才なんてそんなものかと思い、また興味のない医学の授業を受けている。

人間関係にも苦労した。入学当初はいわゆる大学デビューというものを頑張り、交際相手を作ろうとしたがうまく行かなかった。何度か自殺を考え、首吊りのためのロープを買い、いやいや将来病院いくらでも苦しまずに死ぬための薬が手に入ると自分を騙し騙し生きてきた。

ワンミスで嫌われるという強迫観念に取り憑かれ、徹底して好かれるように立ち回った。その甲斐あって今では学部内での顔は広くなった。この間、人を怒らせてしま電話で謝った。これで挽回できると思ったし、嫌われた時のためのアリバイ作りという打算もあった。その時、怒っているけれど私がそんなことであなたを嫌いになるはずがないと言われた。周囲の人はこういう風に人と関わっているのかと衝撃を受けた。私は常に1人だったのだ。

そういうことがあって心に余裕ができてからは、腹がたつことが増えた。今までは自分がどれだけ気を遣っていようが、相手の振る舞いになんとも思わなかった。しかし急に自分けがつらい思いをしているように感じられ、これまで私を受け入れてくれた相手にも感情的に厳しくものを言ってしまうことが増えた。その度に家に帰って反省し、嫌われたかもしれないと怯えていた。

私の精神はまるで中学生のようだと自嘲しながら、聖書に助けを求めた。こう書いてあった。

あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。

互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。

これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。」

なるほどアガペーの対価として善き人間となるのかと思い、2000年前のベストセラーに感心した。残念なことにアガペーを実感できない私は解釈を変えて、周りの人が私を赦してくれたように私は周りを赦そうということにした。こう考えてからは人を傷つけることは減ったと思っている。

そういえば最近になって、気になる人ができた。とても気の利く優しい人で、初恋の人はこういう人だったと思い出した。

ここまでの長い文章を書くのも久しぶりである。私が自分文章を認めるために記した。

このGWに出かけたとき、友人の車内でビートルズの"All you need is love"が流れていた。

「愛こそすべて」いい響きだ。これならこの文章タイトルとして相応しいだろう。

私は自分を、他者を、愛することができるだろうか。まだわからないけれどこれまでよりは前を向いて生きていこう。そう思った連休明けだった。

再度、カモに餌やり。

 五月五日、また公園にカモに餌やりをしに行った。

 前日よりも人の出が少ないようだった。広場にあったワンタッチテントの数も前日の半数以下だ。だが、駐車場の空きは少なかった。隣接のサッカー場子供サッカーチーム試合をしていたので、公園駐車場がその関係者達に占拠されてしまい、他所から公園に遊びに来た人達は、駐車出来ずに諦めて帰ったのかもしれない。

 前日は公園に着いたらまずは敷地内をぐるりと一周散歩したが、この日は真っ直ぐ管理事務所に入った。「鯉とカモの餌」を三つ買う。300円なり。上の子と下の子のぶん、そして私のぶんだ。

 池の周りでカモに餌やりをする人々やザリガニ釣りをしている人々も、少なめ。連休最後の日はインドアに過ごしたい人が多いのだろうか?

 前日にはいくらか居た鯉の姿があまり見えない。カモは前日と同数くらいいるが、同一カモかどうかは不明

 私と子供達がカモに餌をやっている間、夫が池の周りをぐるりと回って鯉の様子を見て来た。夫によれば、鯉は燕子花の間により集まっていたそう。鯉は、産卵に忙しくて餌どころじゃないらしい。

 産卵があろうがなかろうが、この池の鯉は何故か人に餌をねだることを全くせず、人影に向かって寄ってくることもない。昔からそうなのだ。「鯉とカモの餌」は実質「カモの餌」である

 連休中、人々の投げ寄越す餌にカモは飽きてしまったのか、前日よりも食い付きが悪い。食い付きが悪いと、子供達はむきになって餌を次から次へ、なんなら鷲掴みで一度に投げつける。面倒臭そうな仕草で、カモは泳いで行ってしまう。

 前日に学んだ通り、カモは真正面に落ちて来た餌にはあまり反応しないので、横か、なんなら背後めがけて投げるのがよい。一粒ずつ投げて、食べたらより手前の方に投げて、少しずつカモをこちらの方に誘き寄せる。……と、言い聞かせても、子供達の逸る気持ちを宥めるのは無理なので、子供達がやたらめったら投げて全部外しているうちに、背後から私が投げて、カモ達をこちらに誘導する。

 公園のカモは人慣れしているが、それでも野鳥なので、決まったセーフティーゾーンを越えて近づいてくることはない。一番寄って来て、岸から1.5mくらいの所。だが、それだけ近づいてくれれば、子供の手で投げた餌でもカモはもれなく拾ってくれる。

 カモを岸に寄せたら、私の役目は終わりだ。早くも手持ちの餌を投げきってしまった下の子に残りの餌を手渡し、子供達の隣にしゃがんでカモを眺めていた。

 やがて二羽いたカモのうちの一羽が、人間相手をするのに飽きたらしく、水面に浮いた水草の根で遊び始めた。猫がねこじゃらしにじゃれつく時のように、根っこの切れっぱしを仮想敵とみなしてつつき回している。するともう一羽は反対方向へとすいすい泳いで行ってしまった。

 よく、水辺の白鳥の姿は夕方だが、水面下では白鳥の足はジタバタと不恰好に水を掻いているという。だが、カルガモ達が水面をすいすい行く時の足の動きは優雅無駄がない。茶色と緑の入り雑じった泥水の中でも、カモの足のオレンジ色は鮮やかに映えている。

 子供達は橋を渡って池の向こう岸へ行き、別のカモのコンビに餌をやり始めた。私と夫は日陰に入り、また別の二羽を眺めた。なんと、二羽のうちの一羽がうたた寝をし始めた。私と夫の他にも人間いくらかいる、その前で、自らの羽の合間に嘴を突っ込んで、うつらうつらと目を閉じたり開いたりしている。警戒心がだいぶ薄れているようで、風に吹かれるままに岸辺に流されて来て縁に敷かれた石にぶつかりそうになったところで目を覚まし、いそいそと池の中央に戻っていく。だが、しばらくするとまたこちらに流れてくる。カモ達の、ここに来る人間達への信頼度半端ない

 あまり昼寝の邪魔になるのもなんなので、こちから遠慮して岸を離れた。池の中央にかかった橋を通ると、水面に亀がひょっこり顔を出していた。種類はわからないが、外来種ではなさそうだ。どう見ても、こっちを意識している。子供達を呼び寄せて、亀がいるよと教えてやると、子供達は亀に餌を投げた。すると亀はカモよりも機敏に餌を追いかけて食べた。だが、カモほど食欲が底なしではないらしく、いくつか食べただけでくるり身体の向きを変え、泥水の中へと姿を消した。

 対岸で、子供達がカモに餌を投げるのを見守る。子供達はやはり闇雲に餌を投げるばかりで、大人のようにテクニックを駆使してカモを手懐けることは出来ないようだ。それでも、力技で遠投した餌をカモに拾われて喜んでいる。

 二人の少し後ろに、三歳くらいくらいの男の子がとことことやって来た。手には餌の袋を持っている。だが、まだ小さいので餌を遠くに投げることができない。男の子は、うちの子供達が餌を投げているのを、恨めしそうにじっと見ているだけだ。そのまた背後に、父親心配そうな顔で着いている。うちの子供達が邪魔男の子がカモに餌をあげられないという構図になってしまっていた。なので、私は子供達に声をかけて、あっちのカモに餌をやりに行こうと促した。

 池の周囲でカモに餌をあげようとしている子供の多くは、五歳以下に見える。自分の足元も覚束無い幼児もいる。彼らはどうしたらカモの気を惹けるか考えて餌を投げるということが出来ないので、節分豆まきのように餌を投げまくった末にカモ達に完全無視を決め込まれる。ガッカリしている子もいれば、とりあえず好きに餌を投げただけで満足という様子の子もいる。

 うちの子供達がその年頃のころ、私は子供達にカモの餌やりはさせなかった。うっかり足を滑らせて池に落ちることを恐れてのことでもあり、こんな小さな子に失敗が運命付けられているような事をさせても可哀想なだけなのではないかと思った。それに、その当時は池の畔に集まる子供の多くが小学生で、幼児の方こそ場違いに見えた。

 だが今は、頭の重みでいつ前のめりに転がり落ちるかわからない幼児が、器用に池の縁の石の上に立ち、池の中を覗いているのだ。

 うちの上の子はもう五年生で、この歳までカモに餌をやって遊ぶことをしないで来たわけだが、もうじき自分から幼児に紛れてこんな風に遊びたいと言うような年頃ではなくなってしまうだろう。少々の危険覚悟で、もっと小さいうちから好きに遊ばせておけば良かったのではないかという後悔を感じないでもない。だが、一人で池を覗き込んでいる年端のいかない幼児が池に転がり落ちないで済んでいるのは、単に運がいいだけにも思える。

 餌を全部投げ終わると、子供達は手を繋いで、中央広場遊具で遊んで来ると駆けていった。私が子供達の手助けをする必要はもうない。遊具で遊んでいるのも幼児とその保護者ばかりで、小学校高学年の子供達はマイナーだ。十年前は逆に大きな子供達ばかりが、少数の幼児を蹴散らすような勢いで遊具に飛び付いていて、危なっかしくひやひやしたものだ。

 後で上の子に聞いたところ、遊具には小さい子が沢山いるから、小さい子に出会ったら危なくないように道や順番を譲ったとのことだった。

 子供達が遊具で遊んでいる間、私と夫は木陰のベンチに腰掛けて待っていた。

 蓮池のところでザリガニを捕っている親子連れがいた。事務所で売られている「ザリガニ釣りキット」ではなく虫捕り網を持っている。ザリガニは釣るより手掴みした方が早いのは確かだ。

 母親が威勢よく小学校低学年くらいの息子に怒鳴っている。ここぞという時に息子が網を持ってふらふらとどこかに行こうとしたからのようだ。母親は、ザリガニ捕りどころか公園遊びにも向かないようなくるぶし丈のスカンツの裾を片手で引き上げ、もう片方の手を蓮池に突っ込んでザリガニを捕ろうとしている。根っからお転婆ではなさそうだ。そんな妻の横に立つ夫は「男らしさ」とは縁の無さそうなおっとり系だ。私の観測範囲だと、自分の息子を「男の子でしょ!」と叱る人ほどお転婆そうではなく、配偶者大人しそうな優男であることが多い。

 振り返って広場の方を見ると、上から下までスポーティーな格好の母親と、やはり上から下までスポーティーな格好の小学校高学年か中学生くらいの娘がバドミントンに興じているのが見えた。楽しそうだ。子供が大きくなったら大きくなったなりの遊び方があるようだ。私の乏しい体力では、バドミントンは無理そうだが……。

2022-05-06

anond:20220506124931

塾は進学塾・補習塾・大手・中堅いろんな所に説明聞きに行って、お子さんに自分で選ばせるといいと思う。

中学生でしょ?勉強するもしないも自分で決められる(親が言ってもやらない)年頃だし。説明会は、今後の進路を考える上で刺激にもなって有意義

中学生は一番学校でいろいろある時期で、登校しない期間も発生する可能性がある。それなりにしっかりした塾に入れておけば、勉強が遅れる心配なく「休んでいいよ」と言えて、メリット大きいよ。

東京都内の子育てこれで大丈夫だよね?

東京都内在住で長男中学一年生。今のところグレてなくて優しい良い子。

公立小学校から公立中学校に進学。東京東部だけど荒れてるという雰囲気ではない。

小学校同級生の約半分は私立中学に進学したみたい。

交友関係はすごく仲の良い友達が2人でそこそこ仲の良い友達が数人。

部活運動部小学生の頃は運動があまり好きそうではなかったけど

中学生になって友達と誘い合って運動部を選んだらしい。団体競技を選んでくれたのは嬉しい。

子供の頃の習い事はよくある水泳公文とか一般的ものだけ。トップを目指して多大な努力をするようなものではない。

勉強学校で教わる水準は理解できているみたい。小学校低学年から毎朝ドリル自主学習している。

自主学習は5年間ぐらい継続しているので本当にエライ。親からみても尊敬できる。おれはムリだったし今もムリ。

中学年で進学塾にも入ったが、親が受験に本気になれなかったので1ヶ月ぐらいで辞めた。

ちなみに夫婦ともに都内出身でたいした学歴は無い。専業家庭。

親としてはこのまま公立中学で過ごして高校受験をして大学まで進んで欲しいと思っている。

中学生になったので塾に通うつもりだが、放課後の大半をつぎ込むような進学塾は考えていない。

部活も続けて欲しいし友達と遊ぶ時間も大切にして欲しい。

ただ、ネット上で親である自分と同じような属性収入人達の話を読むとほぼ全員、子供私立に進学させているので少し心配している。

仕事で会った子持ちの人と話をしても私立中学に進むことが前提になっているようで

中学受験しないことを伝えると「あ、そうなんですね(失礼しました)」みたいな微妙雰囲気になることが何度かあった。

また、受験に力を入れていない家庭もあるにはあるが、そういう家庭は野球サッカープロを目指すような家庭だったりする。

我が家受験にも運動にも力を入れてなくてどちらも平均的というか悪く言えば中途半端状態ではある気がして

親としてどこまで子供人生に介入すべきか悩んでる。

バイナリーオプションアフィリエイトに気をつけろ

ふと昔の苦い思い出を思い出したので、注意喚起も兼ねて。かなり昔、自分中学生だった時の話。

金が欲しかったけど中学生じゃバイトもできない。Youtubeで、楽に金を稼ぐ方法についてだらだら検索していた。

そのときだった。「数十分で+〇〇万円!」というタイトルとともに、サムネイルにはゆっくり霊夢ゆっくり魔理沙が。

そんなうまい話があるわけないと今なら思うが、中学生だった僕はそんな考えには至らなかった。

その動画曰く、”バイナリーオプション”というのは数十秒-数十分の間に、ある通貨が今の値段より上がるか下がるかを予測するもので、当たるとほとんど倍に、外れたら0に、というものらしい。

バカ中学生である僕は「超簡単じゃん!」と思い、無謀にも手を出してしまった。

(後からわかったのだが、動画内で紹介されていたサイト日本金融庁の認可外だった。気づいたときは本当に青ざめた)

しかも親の名義で。(バカなん?)

無論親には許可を取ったが、正直に言ったらダメと言われるのは目に見えていたので、かなりぼかして伝えた気がする。

親もあまりそういったものに詳しくなかったようで、僕に貸した。

僕は若干不安ながらも親の免許証画像運営会社に送った。

さあ、億万長者になるぞ!と意気込み、取引を始めた。




結論から言えば1万円消えた。

中学生にとっての一万円はかなり大金意気消沈。死。

億万長者という甘い夢は粉々に砕け散った。

この時はお金が消えたことにショックを受けていたのだが、この後僕は別のことに対して大いにビビることになる。

というのも、一万円が消えて以来このバイナリーオプションサイトには訪れていなかったのだが。

数年ぶりにアクセスしようとしたらなんと消し飛んでいるではないか

僕は焦ってインターネットでそのサイトについて調べてみると、なんとそのサイトはしばらく前に夜逃げしたらしい。

この時思い出した。親の免許証を送っていたことを。

不安になってさらに調べると、

海外バイナリーオプションサイトほとんどすべて金融庁の認可を受けていないこと

運営会社の住所は英領ヴァージン諸島や英領ケイマン諸島マーシャル諸島などとなっており、ほとんどが実態のない企業であること

・というかほとんど詐欺であること

などなど、更に不安になる情報ばかりであった。

そして、一番衝撃的だったのは

バイナリーオプション運営会社アフィリエイト制度を設けていること

!?

要は詐欺まがいのサイト誘導する見返りとして広告料を稼いでいると。

僕はあのゆっくり動画を思い出した。

結局僕はアフィカス動画につられていい様に金を吸われ挙句個人情報(しかも親の)までパクられたのか...

不安というよりも怒りという感じである

その時のチャンネルを探してみると、存在するどころかいまだに動画投稿している。

https://www.youtube.com/channel/UC-chr8slOaleA1yaJVcMIiQ

(時間あったら通報してくれると嬉しいッピ...)

流石に最近動画再生数も落ち込んでいるが、また紹介するサイトを変えて飽きもせず亜空間から金を生み出しているよう

コメントも「半年前にはじめてようやくフェラーリ買えました!」など。しゃべんなというほかない

多分今の小中学生学校ネットリテラシー勉強してるだろうからこんなカスみたいな詐欺に引っかかることはないと思うが

きをつけよう!!!!!!!!!!!

2022-05-03

道の端っこギリギリを歩く人達

何なの?

道路の真ん中は危ないとしても

塀や壁ギリギリの所とか、

さらにはうちの敷地内(駐車スペース)に入ってまで歩く必要なくない?

しょっちゅう車が通る道でも無いのに、そんな端に寄らなくても。

  

  

道路の端っこギリギリを歩く人達

特定の誰かじゃなくて、年齢も性別もばらばらで怖いわ。中学生とかおっさんとか。

俺が敷地内(駐車スペース)で作業していても関係なく、わざわざそこに入って歩いて行くとか理解出来ない

anond:20220503210927

そして最後は銀バエ。

普通ハエより、お腹が大きく銀色に光っている。多分メス?

この話は、友人たちから気持ちいからやめてくれと言われ、久しく話していなかったのですが、最近チビたちがあまりにも小さな虫一匹に騒ぐので、

『虫の気持ち悪さはそんなものじゃない!!』

とおどろおどろしく語っています[みんな:01]

……中学生真希ちゃん、狙った獲物は逃がさない!

窓にとまった銀バエを、エイヤッと新聞で叩いたら、大きなお腹がパカッと割れて窓にひっついたまま成仏

そのお腹から、本当に点ほどの大きさの生きたハエの幼虫?が何万匹と出てきたにはビックリ!!!

母は死んでも、子は死なない。

慌てた真希ちゃん、得意のキンチョールでシュ~ッと一拭き。

入念に垂れるほどたっぷりともう一拭き。

ところが、この幼虫、キンチョールの液体の中でもウヨウヨと生きているんです叫び死なないの!?

そしてさらに慌てた真希ちゃんティッシュでそれを全部拭き取り、外に捨てに走ったのでした。。。

教訓!

銀バエは、叩いてつぶさず、キンチョールで殺して、そっと外に捨てるべし[みんな:02]

久々に話しても気持ち悪い[みんな:03][みんな:04]

みなさん、銀バエとアリにはお気をつけあそばせ。

2022-05-02

アニメーションを作る仕事をしていた【後編】

【前編】

https://anond.hatelabo.jp/20220502223251

次は、私が現場で直接に『畜生』と対峙した際の経験だ。「マジでクソだな」の2つ目になる。

あるアニメの記念すべき回の収録(製作委員会の各社代表が参加。弊社からは私)が終わった後、スタジオの待合室で出版社の人と雑談をしていた。この後で飲み会をする約束を取り付けてから、私が座椅子を立ってトイレに向かう途中の廊下で、それは起こっていた。

男性声優(以下「男」とする。声優と呼ぶだけの価値はない)が、違う事務所女性声優の手首を掴んで言い寄っていた。男は、自動販売機の近くの壁に女性押し付けるようにして口説いていた。ご飯に行こうよ、とのこと。女性に逃げ場はないし、顔も近かった。女の敵は権力者だけではない。あらゆる状況において存在する。

私は距離を取って観察していた。考えが誤っている可能性があるからだ。しかし、やはり女性は嫌がっている。顔はこわばり、体は斜めを向いて男と視線を合わせないようにしている。それを確かめて私は、ぐいぐいと2人の方に歩いて行って、声をかけた。

ちょっといいですか。この子は嫌がってるみたいです。やめた方がいいと思うのですが」

「あ?いやいや……おかしいやろ」

歯切れの悪い言葉とともに男は黙った。お互いに顔は知っているが、話したことはなかった。

返答を待っていると、男が「こっちのことなんで。うちら同士のことなんで関係ないでしょ」と、女性声優を連れて移動しようとした。

私の記憶では、「待て!」と叫んでいる。左手で男を制したはずだ。

「やめろと言ったろ。私がどういう立場人間かわかってるよな?」

そう言って睨みつけると、男はまた黙った。

「今回に限っては、この子事務所に報告するだけで済ませる。あなた事務所には話さない。その子の手を離して、もう帰ってくれ」と彼のための逃げ場を用意したのだが、それでも手を離さなかった。

目いっぱいまで男に近付いて、額の辺りを睨みつけた。「帰れ」とだけ告げて、それでまた男の目を見続けた。

すると、男が女性の手を放した。舌打ちをして玄関の方に移動していった。収録の時は大人しい印象を受けたが、こんな人間だとは思わなかった。

女性を見ると、真下を向いていた。鼻をすする音が聞こえる。顔は前髪で見えなかった。

マネージャーに報告しないとだめだよ。難しかったら、私が一緒に行ってあげるから」と言うと、「ありがとうございます」とだけ返ってきた。そういうわけで、その場は事なきを得た。

飲み会前のトイレに行った後、出版社の人とスタジオを出る時、その子マネージャーと一緒にいるのと確認して安堵したのを覚えている。

それで、入口自動ドアを通り過ぎたところで、ある理由マネージャーに呼び止められた。以後数か月の間、さっきの声優の子と色々あったのだが……これは別の物語、いつかまた、別のときにはなすことにしよう。



競争嫉妬自尊心

最後に。“競争からまれ嫉妬”について話したい。

まずは以下のサイトを紹介する。エンタメ作品レビューするためのサイトだ。

1回で読み切れる量ではないため、後でまとめて読まれるのを推奨する。

作品データベースドキドキ!プリキュア

https://sakuhindb.com/janime/7_DOKIDOKI_21_20PRECURE/

作品データベーススタートゥインクルプリキュア

https://sakuhindb.com/janime/7_Star_20Twinkle_20Pricure/

概要説明すると、前者はプリキュア暗黒期(2011~2015頃。男児向け作品出身者がプロデューサーだったのに起因するらしい。確証はない)と呼ばれる作品ひとつだ。後者については、「東映アニメーションが若手女性プロデューサーを大抜擢!」というアニメ雑誌の記事記憶に残っている。

上のサイト作品データベース)では、プリキュアシリーズにおいて「非常の悪い」の評価数が多いものがたまに現れる。

ネタバレ回避しながらコメントを紹介していく。『ドキドキ!プリキュア』だと、「主人公が実は一番自己中」「パロディが多く、児童向けとしてふざけている」「赤ん坊になんてことを」といった【作品感想】を見つけた。

同じく、『スタートゥインクルプリキュア』だと、「主人公の声が無理」「追加メンバーの扱いが悪すぎる」「最後のあたりでメインテーマである多様性否定」といった【作品感想】があった。ここまではいい。批判というのはあってしかるべきだ。

稀にではあるが、質的に異なる評価コメントがある。スタッフ誹謗中傷することが目的であり、作品の内容は二の次、三の次といった次元レビューを見かけることがある。プロデューサーの経歴にやたらと詳しく、シリーズ構成や脚本家過去にどんなシナリオを作ってきたかを把握している。業界用語ポンポン飛び出す。

こういったレビューは言うまでもない。アニメ業界内部の人間が書いている。「なぜ私じゃなくて、あいつが評価を受けるんだ。なぜあいつが表舞台に立っているんだ!?」という至ってシンプル理由――妬みや嫉みである

彼ら彼女らは、特定個人こき下ろす目的公共の場コメントを書き込んでいる。製作スタッフしか知らない内容や、業界人でないと考察できないレベルの内容がつらつらと並んでいるのを見ると、慙愧に堪えない思いをすることがあった。

嫉妬なのだろう。他人成功することで自らの地位が低下するという思考に由来して、こういった行動が起きる。彼らは悲しい存在だ。他人を蔑んでいる時点で、相手自分より優れていることを認めている。このように仲間を大事にできない者は組織大事にしないし、自分すら大事にできないことが多い。

これとは逆に、相手賞賛するというのは、事実客観的に把握したうえで仲間を尊重する行為だ。自分相手組織、という感覚があるから相手自然に認め、褒め称えることができる。仲間が成長して賞賛を受けると自分気持ちいい。そういう原理が働いている。

特に健全で安定した自尊心自分価値があるという意識。誇り。自分は影響力のある、重要存在だという感覚)をもてるかどうかは、りっぱな価値ある仕事自己の内部に取りこみ、自己の一部にできるかどうかにかかっている。

完全なる経営(2001/11/30) アブラハム・マズロー (著), 大川 修二 (翻訳)  P.25



人間は、精神的に未発達な時期がある。少年期~青年期は特にそうだ。自分はすごいと思いたがり、他人はすごくないと思いたがる。常に上に立っていたい。だが、精神が成長すると、人間比較することに大した意味はないことがわかる。

エンタメ業界問題点は、精神的に未発達な人間が多すぎることにある。そういうわけで、公共インターネット掲示板で、同じ会社の仲間を糾弾するといった行動で鬱憤を晴らそうとする。嘆かわしいとは思うが、あくま当人課題であり、私にはどうすることもできない。当人が成長することでしか解決しない。

アニメ業界活躍していきたいと考える人が、有象無象に足を引っ張られない未来を願っている。私には、そういった人間相手にし続けてなお、作品作りへの情熱を燃やすだけの『好き』がなかった。

から、この業界を辞めた。心が限界で、いつしかアニメが好きではなくなっていた。

から地元田舎に帰った。心のゆとりがほしくなって。

から残業が少ない仕事を選んだ。今はしみじみと会社員兼農家として生きている。

以上でこの日記は終わりだ。一万字もお付き合いいただきありがとうデリヘルの人ではないか安心してほしい笑

これまで、私を育ててくれた業界感謝を述べたい。楽しかたことも、嬉しかたことも、悲しかたことも、憎しみを覚えたことも、とにかく多くの経験を与えてくれた。

私はこの業界から去って、田舎で暮らすことを選んだ。けれど、業界に残ったあなた達が、今でも人の心を動かせるだけのコンテンツを作り続けているのを知っている。

これからも、素晴らしい作品を世に送り出せますように。












今季お勧めアニメの紹介

最後に、大人男性向けに春アニメを紹介する。今は5月なので5本を挙げる。

それぞれ400字以内になるよう心がける。順番に意味はない。思いついたものからだ。

1. パリピ孔明

放送前は「まだ0話だけど切るわ」という意見がちらほらと散見された。今では覇権候補として認識されている。

これ子ども向けだよね?と思っているのなら、はっきりいって違うので、ぜひ3話まで視聴してほしい。音楽好きにはお勧めだ。

作品全体として優れている。P.A.WORKSらしい安定した作風である

コンセプトも、脚本も、演出も、作画も、キャラクターもすべてが及第点以上だ。

予算が大量にあるわけではないのだが、悪い点はひとつもない。

孔明の英子への愛情が見て取れる。彼女の歌を1人でも多くの人間に、世界に届けるために奮戦する姿に胸を打たれる。

願わくば中国での規制が外れますように。 

2. ダンス・ダンス・ダンスール

バレエが題材だ。

少年少女が熱情をもって物事に取り組む姿を見ることができる。

こういう独自性のあるアニメは、面白いかつまらいかの二極になりがちだ。当作品は、もちろん前者である

作画はかなりOK人間が動いている感じがするだけでなく、その実際の動きを見ている者がどう視覚するかまで含めて画を描いている。

そういう描写が1話からビュンビュンと飛び出してきて、まさに圧巻だった。

シナリオもいい。作者がどれだけ等身大中学生を描いているか垣間見ることができた。リアルだ。あまりにもリアル。あー、昔はこんなんだったな、と感じてしまう。

課金して原作を読んでみたけど、やっぱり原作者(ジョージ朝倉)の実力が違う。レベルが違うとはこのことだ。

スタッフが本気で作っていると断言できる。というか、今季アニメは当たりが多すぎる。最終回まで残り2ヵ月もある。楽しみだ。

これが好きな人は、『ボールルームへようこそ』も楽しめる。


3. であいもん

こういうのでいいんだよ。こういうので。

4. SPY×FAMILY

覇権枠だ。

製作委員会がそれぞれ大量の資金スタッフを出し合い、平均的なアニメの実に3~5倍以上の予算時間を使って最高のものを作り上げる。これは、そういう類のコンテンツだ。

WIT STUDIOとCloverWorksの共同作品になる。

(「進撃の巨人」と「青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない」の制作会社

原作者は長年漫画家として活躍しており、ベテランの域に入りつつある。

この『SPY×FAMILY』の漫画原作の序盤は、無理やり感のある脚本運びだ。

まりこじつけ的な舞台設定や、シナリオや、キャラ言動が見受けられる。それらは間違いない事実だ。

だが、中盤以降はキャラクターがどんどん生きてくる。

ネタバレはしない主義なので伏せるが、尻上がり的にどんどん面白くなっていく。

このアニメを見続ける価値はある。最初の方だけ我慢すれば、きっと楽しめるようになるだろう。今後の展開をお楽しみに。

5. ヒロインたるもの!

ニコ動出身クリエイターユニットHoneyWorks』の楽曲スピンオフアニメ

ハニワというと、やはり「女性向け」を想起する人がおられるだろう。

これは、男性も楽しめる作りになっている。ハニワは女性メンバー主体だが、男性も一緒になって創っている。安心してほしい。

主人公はいい子だ。ドジなところにも明るさがあって、人生への本気度があって、好感が持てる。

私が好きな社会心理の本に、「男性カタログシチュエーション萌え女性物語関係性に萌える」という文言がある。

まず、女性向けという観点でいうと上の相関関係合格点を超えている。細かくは述べないが、人間関係は大変濃いうえに、ドロドロすることもある。

男性向けという観点からは、「シチュエーション」を挙げよう。第3話のMV撮影回において、とある胸糞描写がある。終わりの方で、まさに倍返しとばかりの展開があるのだが、これがまた爽快だった。この回で全話視聴しようと決意した。芹澤優の演技がバッチリはまっていた……。

アニメーションを作る仕事をしていた【前編】

プリキュア」「ワンピース」など、東映アニメーション4作品の通常放送再開が発表 「お待たせをして申し訳ございません」

https://animeanime.jp/article/2022/04/06/68680.html

約十年前、曇りだったあの日新卒で入った会社人材営業をする日々に疲弊していた頃、新宿駅構内で、あるエンタメ企業求人ポスターを見かけた。

アニメを作る仕事したことはなかったが、興味を感じて応募したところ、あれよあれよという間に内定をいただいた。役員面接パスだった。

それからの私は、『アニメを作る仕事』に邁進する日々を過ごすことになる。長い時間だった。毎日が修業だった。

数年前、無理がたたって病院送りになった。心も体も限界だったのだ。大したレベルではないが後遺症も残った。退院後も結局、心身の調子回復しなかった。

それで、退職を申し出て、東京から遠く離れた田舎に帰った(のんのんびより聖地が近くにある)。今はお堅い仕事に就いている。

十分な時間が過ぎた。そろそろ、当時を振り返ってもよいのではないかあの日々への整理を付けられるはずだ。今からエンタメ企業アニメ部門で○年の時を過ごした男の話をする。

この記事で述べたいのは、シンプルに2点(5/4 以前はシンプリーでした。ブクマでご指摘いただきありがとうございます)。エンターテイメント業界で働いて面白かったことと、つまらなかったことだ。直情的に言うと、『心と体の奥底から感動できたこと』と、『エンタメ業界のほの暗いところ(要するに、こいつらマジでクソだなと思ったこと)』だ。どちらもけっこうな数がある。

それでは、さっそく説明していく。



― 心と体の奥底から感動できたこと ―

子どもの頃はアニメが好きだった。一番ハマったのは、『魔法陣グルグル』だった気がする。衛星放送では『白鯨伝説』やCLAMP作品を見ていた。

だが、小学校生活の終わり頃から学習塾に通うようになり、夕方以降にやっているアニメを見れなくなった。中学勉強漬けの日々を過ごしていた私は、いつの間にやらアニメのことを一切忘れてしまった。

中学時代も、高校時代も、大学時代もそうだった。変わらない。

いや、違う。大学の時は、深夜にやっているアニメをたまに見ていた。「コードギアス」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」「蟲師」「夏目友人帳」あたりは確実に見ていた。

人材営業会社で働くようになってからは、金曜日の深夜に自宅に帰った時、疲れ切った頭でテレビを点けて「こんなアニメあったっけ」と、ボンヤリした気分で視聴することがあった。

私はたぶん、アニメが好きだったんだろう。なぜ見なくなったのかと言えば、十分楽しめるだけの精神的余裕がなかったからだ。ならばいっそ、見ない方がいい。中途半端に楽しむのは嫌だ。中学生になった時も、そんな動機アニメを一切見なくなったのだ。きっと。

そんな私が、アニメーション作品などを作る会社(以下「弊社」という。)に入社した後は、これまたどっぷりと『世界』に浸かることになった。入社から退職まで人事異動はなく、ずっとアニメ製作部門だった。

最初の頃は、アニメ雑誌のインタビュー記事に出るようなプロデューサーその他の足もとで働いた。雑用はもちろんのこと、小さい企画を考案したり、経理その他の事務や、各関係者とのスケジュール調整などを担っていた。ホワイトカラーに毛が生えたような業務内容だ。

ところで、人生で一番最初に携わったアニメは、某少女コミックでそこそこ人気を博した作品だった。タイトルは言わないが、雰囲気は『隣の怪物くん』に似ている。私が入社する半年から企画が始まっており、当初の担当者から引継ぎを受けた。携わったといっても、スタッフロール名前が載るわけでもない端役としてだが。実際、大したことはしなかった。やはりホワイトカラーの枠内に納まる仕事だ。

しかし、これは実際に私の世界を拡げてくれた。方々の兵が集まる企画会議に、必要とあらば関係各所を訪問して説得交渉にあたり、お金の雲行きが怪しくなればどうにかやり繰りをする(ダメなら追加出資企画削減)。ごく稀に、スタジオ等の収録現場では声優の本気と、半面その悲哀を目の当たりにし(ここらへんは後述)、成功した作品打ち上げ会では、自分達が作った数字を眺めて溜飲を下げる。

長い月日が経って、エンタメ業界に慣れてきた頃だと、新作の立ち上げに、利害関係者間の調整(交渉)に、プロジェクト全体の損益見通しの皮算用に、イベント企画運営に、ホームページ管理に……とにかく、アニメを見ない日はなかった。

面白かったのは、いろんな業界の人に会えることだ。クリエイターには当然会えるし、経営者にも会えるし、事務屋とも話をするし、現場労働で身を焦がす人も間近で観られる。特に印象に残っているのは、漫画家声優だ。アニメーターとは、あまり交流の機会がなかった……。

とあるアニメ原作者が一番印象に残っている。つまり作品の神だ。例の人と呼ばせていただく。

例の人は、ほかの漫画家とは一線を画していた。私がいっぱしに携わったと公言できるアニメは計20本近くになるのだが、その半数は漫画原作である。私達は、最低でも一度は彼ら彼女ら(作品の神)の姿を拝むことになる。機会は少ないが。

原作シナリオを変える時には事前に伺いを立てるし(ex.某鬼狩りアニメ敵役台詞である「禍福は糾える縄の如しだろ~」は改変が検討されたらしい。彼が難しい言葉を知っている境遇ではないため)、重要放送回だと制作現場に来てもらうし、打ち上げその他のパーティーがあれば楽しんでもらえるように最大限配慮する。

自作アニメ化されるレベル漫画家小説家というのは、揃いも揃って個性派だ。めちゃくちゃに大騒ぎをする人もいれば、ひたすら黙って沈思黙考の人もいれば、なんかもう色々とはっちゃける人もいれば、欲望丸出しで悪い意味子どもみたいな人もいれば、一般企業でも通用しそうな思考や行動の持ち主もいる。

例の人は、漫画家として優れているだけでなく、人格も見識も申し分なかった。落ち着いた性格で、人柄がよくて、教養もあった。話のやり取りすべてが学びに繋がり、励みになった。初めて会った時の吾峠呼世晴さんは、とにかく、これまで出会った数多の創造者の中で抜きん出ていた。

普通ラスボス人格根底太平洋戦争末期の日本の政治指導者所謂ファシスト)に置くなど、誰が考えつくだろうか。私は、鬼舞辻無惨の例の粛清の場面を読んだ時、丸山真男の「現代政治思想と行動」が真っ先に頭に浮かんだ。あの時、脳に痺れを感じたのを覚えている。

この類の書物を読んで、無惨様のキャラクターを作ったのは間違いないのだ。自らを善とするためであれば、どんな言辞をも取り入れ、どんな諫言も亡きものにする。

例として、あの粛清の時に魘夢が助かったのは、「無惨様を肯定たから」だ。「下弦の鬼を解体する」というトップが決めた戦略方針が、たったの一言撤回された――常なる無謬性がファシズムの基本である

あの時、「無惨様のキャラ付け旧日本軍意識したのですか」と聞いておけばよかった。残りの人生で聞くことができる機会は二度とない。無念だ。

 しかも彼等はみな、何物か見えざる力に駆り立てられ、失敗の恐しさにわななきながら目をつぶって突き進んだのである。彼等は戦争を欲したかといえば然りであり、彼等は戦争を避けようとしたかといえばこれまた然りということになる。戦争を欲したにも拘らず戦争を避けようとし、戦争を避けようとしたにも拘らず戦争の道を敢て選んだのが事の実相であった。政治権力のあらゆる非計画性と非組織性にも拘らずそれはまぎれもなく戦争へと方向づけられていた。

新装版〕現代政治思想と行動 (2006)丸山真男 P.91~P.92



エンタメ業界のほの暗いところ ―

この業界で働いていて、「この感じ、苦手だな」「マジでクソだな」と感じたことは当然ある。字数関係もあるが、何点かに分けて述べていく。声優の悲哀とか、人間嫉妬やねたみの話になる。

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声優アニメ。一応付言するが、私が携わった作品ではない。

まだ新人だった頃、先輩(兼上司)に連れられて現場を見ることがあった。現場というのは、アニメ制作会社とか、編集スタジオとか、音声の収録現場などだ。

そのためだけに現場に行くのではなく、何かの機会のついでに現場作業見学を申し出るのだ。それで、不思議に思って聞いたことがある。

「(私達は)技術的なことはわからないのに、どうして現場に行くんですか?」

と。それに対して、彼はこう言っていたはずだ。

「確かにからない。仮に、目の前で手抜きをされたとしても見抜けないだろう。でも、企画である俺達が現場に行くことで、『あなた仕事を見ている』というメッセージを伝えることができる。俺達はこの作品に熱をもっていて、いいコンテンツを作れる未来を目指してる。そういう想いを行動で伝えるんだ」

みたいな回答だった。

これは今の私が大事にしていることでもある。要は、発注側が受注側の実仕事をどこまで見るべきかという話だ。今現在の私は、受注側の失敗が社会的に許されない類の仕事をしている。転職後に大きな失敗をしでかさなかったのは、あの先輩のお陰だ。

さて。私が二十代後半の頃だ。例の先輩と一緒に、声優がいる収録現場に初めて音連れたのは。スタジオに入ってしばらく進むと、小ホールみたいな広い空間座椅子が並んでいる待合スペース。十数人はいた。ほぼ声優マネージャー)に出た。その奥に、マイクが並んでいる部屋が映った。木目調で温もりを感じる、しっとりとした空間なのだが、当時の私に予想できるはずもなく。カラオケみたいだなー、とテキトー想念していた。

私と先輩が小ホールに入るなり、セミフォーマル恰好の何人かが寄ってきて、隣にいる先輩に挨拶していた。私も混ぜてもらい、名刺を交換した。

雑談が終わって斜め後ろを振り向くと、女の子と淑女が1人ずつ、あとは男の子が1人、まごつくように並んで私を見ていた――人生で初めて見た声優だった。後で知ったが、攻めのある挨拶活動で知られる声優事務所だった。

ひとりずつ私達の前に出てきて、「~~と申します。(簡単自己紹介よろしくお願いいたします!」と、ハキハキした声でアピールをやってのけた。そのうちの淑女は、私の着ていた衣服お気に入りのやつ)と指輪を褒めるとともに、香水をつけていることを見抜いた(やるな……と感じた)。男の子は謎の一発ギャグを仕掛けてきたのを覚えている。

※かなり昔のことだが、内容は一応伏せる。当日記では、声優個人名前を出すことはない。

私も「よろしくお願いします」と返したものの、微妙な気分になった。たとえ私がどれだけ昇進しようと、彼女たちのキャスティングに関わる可能性は皆無だからだ。まったくゼロではないが……。

例えば、アナウンサーになりたい女子大生は、いろんなイベントコンパニオンとして参加することで武者修行をするわけだろう。それらのイベントでは、今後関わり合いになる人だろうと、これっきりの人だろうと、あの子達は全力で挨拶活動をしていた。熱意は感じるのだが、やはり私には引っかかるものがある。

こんなことを思っている時点で、私はそういう職業には縁がないのかもしれない。今、私は『効率』という観点で物を考えた。あの声優の子が私に挨拶をしても報われる可能性はないのに、と考えた。夢中になっている人間効率のことは考えない。やれることをすべてやる。それだけだ。

かに心をとらえられ、たちまち熱中してしまうのは、謎にみちた不思議なことだが、それは子どももおとなと変わらない。そういう情熱のとりこになってしまった者にはどうしてなのか説明することができないし、そういう経験したことのない者には理解することができない。山の頂を征服することに命を賭ける者がいるが、なぜそんなことをするのか、だれ一人、その当人さえもほんとうに説明することはできないものだ。

はてしない物語(1982) 上田 真而子 (翻訳), 佐藤 真理子 (翻訳), Michael Ende (原著) P.17



の子達は本気だった。報われようが報われまいが、声優として活躍すると決めたからには、生き残るために何でもやる。上でURLを貼ったアマゾンのレビューにもあるが、声優は堅気の仕事ではない。勝った負けたで全部決まる。精一杯頑張っても生き残れる保証はない。選ばれた者だけが生き残る――余談だが、あの時の淑女と男の子は今でも活躍している。女の子はだめだった。

さて。淑女と男の子は、実力があるうえに、礼儀正しく、サービス精神豊富だった。それが生き残った理由だ。しかし、声優全般が行う営業活動には後ろ暗いものも当然ある。5ちゃんねるとかで、たまにアニメ業界出身者がスレッドを立てて降臨することがあるだろう。

それで、やり取りの中で、誰かが「枕営業ってあるの?」と質問をする。スレ主は「そんなのないよ」「聞いたことない」と応えるのが定番だ。

これは、私個人日記だ。この際だからはっきり言う。枕営業をしている声優はいるし、やらさせている声優もいる。重要フォローをさせてもらうが、芸能界の表舞台――ひとつ契約で何百万もの金が動く――に比べれば圧倒的に数は少ない。声優関係のギャラというのは、例えば女性タレントが出るCM撮影や、青年誌グラビアや、全国各所での公演活動と比べても相当に廉価だ。1回の収録につき数万円以内で呼べてしまう。表舞台に比べると利権は少ない。

それでも、そういうことはある。パターン簡単に分けて2つ。いっぱしの声優になりたい、もしくは声優であり続けたい者が、キャスティング権がありそうな人に近づいて配役を得ようとする。

スタジオでの雑談や、小さい贈り物や、二人きりでの食事くらいで留めておけばいいものを、一線を超えてしま場合もある。私が30才を過ぎた頃、例の収録現場で、声優に「よかったらご飯行きましょう」などと声をかけられたことがある(最終的な内訳:男性が2人、女性が5人)。

その際、はっきりと「ごめんね。私にキャスティング権はないんだ」と答えた場合、彼ら彼女らを傷つけてしま可能性が高い。いや、はっきりいって『侮辱である。なので断り方が難しかった。「帰って社内会議があるので」みたいな返答をしていた。

これはまだいい。声優個人or事務所の意思問題だ。「あの役がほしい」とどうしても思っていて、そのためなら何でもやるという覚悟責任さえあれば、枕営業は罪ではないと私個人は感じる。「この業界は堅気じゃない」とはそういうことだ。

追記)正直に言うと、私の妻が声優だった頃に食事に行ったことがある。私から誘ったので上の内訳には入れていない。



以上、「この感じ、苦手だな」と思ったことを述べた。以下に語るのは「マジでクソだな」と思ったことになる。すなわち、個人が望んでいる保証のない枕営業のことだ。アニメ業界に限ったことではなく、エンタメ業界には先日話題になった映画監督のような『畜生』が何人もいる。結果を出している人間の一部がやりたい放題やっているのだ。

まだエンタメ業界にいた頃、そんな人間に捕まったと思われる(主に女性声優の話を聞くたびに胸が痛くなった。このような話題が、どうして私などの塵芥の耳に届いているのか……? そう考えると、さらに心が抉られる思いがした。

おそらくは、やった本人または関係者面白がって吹聴している。私のところまで噂が届くということは、そういうことだ。いろんな声優の姿が脳裏をよぎった。「あの子大丈夫だろうか」といらぬ心配をしてしまうほど、当時の私には『噂』がグッサリと刺さった。

さて。エンタメ業界に恩があるのも事実だ。下種な話題はこれくらいに留めておこう。気が付けば字数がない。前後に分けることにする。

【後編】

https://anond.hatelabo.jp/20220502223252

女性の瞳を見ることができない

この日記の書き始めは、2022年3月23日。私の増田歴は2年ほどになる。基本はROM専だ。

週末にはてなブログランキングを見る派なのだが、その一番下に増田部門があるだろう。

ある日そこで、弱者男性話題で盛り上がっているのを見た。

弱者男性』というのは要するに、男としての権利義務や果たすとか、オスとしての欲求を満たせずに苦しんでいる男性のことらしい。特にお金モテ問題が多いようだ。

私に言わせれば、どんな人間だって自由はないと思う。

どれだけお金がある人でも、どれだけモテる人でも悩みはある。自分の思いを果たせずに苦しむことには変わりない。自由は、苦しいのだ。

私は、30代後半になる男だ。これまでずっと、道路や、公園や、箸などの大型建築物を創る仕事に打ち込んできた。あなた都内暮らしであれば、私が設計した橋梁を使ったことがあるかもしれない。

年に数えるほどしか増田には投稿しないが、退屈にならないように綴ってみる。

以下、当時の日記を加筆修正したものになる。逆時系列にしている。



2022/3/18

職場の窓口にお客さんが来た。女の人だ。見た目は25,6才ほどか。

建築関係で、測量業務相談をしたいという。アポなし。

カウンターに座るように案内をして、その子説明を聞いていた。

五分も経つと、向こうの説明が粗方終わった。話の最後で、こちらの資料サービスで何点か手渡した。

別れ際、その子が割と遠方から来ているのを知った。職務経験が浅い印象があったので、「質問はありますか?また来ることがあっても困るでしょう」と話を振った。

の子が顔を上げた。すると、次の瞬間だった。コロナウイルス対策プラ製の衝立越しに、その子と目が合った。瞼の上の、ふわりとした茶色パーマが特徴的だった。

しまった」と感じた。

話の最中、その子の姿を見ないようにしていた。私はずっと、カウンターにある資料目線をやっていたのだ。

・・・私と目が合った途端に、その子の瞳が大きくなった。茶色い瞳孔をふわっと見開いて、両手の掌をテーブルの端にちょこんと乗せて、こちらに身を乗り出してくる。目を逸らすのも失礼なので、ちょっとの間だけその子の瞳を見ていた。

その後、私は少しばかり視線を落としたはずだ。

確認ですが、このフェンスのところには町内会倉庫が置かれるんでしたっけ」

はい、そうです!」

マスク越しでもわかる、その子の綻んだ顔に目を背けるようにして私は、カウンターの端にあるスタンプ台に視線を移した。

帰り際、その子名刺を置いていった。会社名と、その子の氏名と、会社電話番号と、メールアドレスと、上から鉛筆書きで携帯電話の番号が書いてあった。「会社にいない時はこちらに」とのことだ。

接客が終わって私は、名刺ホルダーの一番目立たないところにそれを突っ込んだ。

2021/12/21

休みチャイムが鳴った。

給湯室までコーヒーのお湯を汲みに行こうと席を立ち、廊下に出たところで、細身で背が高い子が正面から歩いてきた。いつも髪をお団子みたいにまとめている。

今年入ってきた新人の子で、私と同じ高専の出だった。片手に厚生地ハンカチのようなもの(あれはなんて言うんだろう。ハンカチタオル中間みたいなやつだ)を持っていた。

の子は、私とすれ違おうとする時に、「ばぁっ!」と言いながら両手を広げ、私の方に躍り出てきた。私がのけ反るのと同じタイミングで、小走りで後ろ壁まで下がって、にやにやしながらその子職場の方へと早歩きしていった。

しまった、対応を間違えた」と思ったのは、その年の6月頃だ。

の子は私の部署で余った事務用品をもらいに来ていた。あの時私は、縦横5000×5000ほどの段ボール(中に大量の事務用品あり)を抱えて、その子に渡そうとしていた。

ダンボール箱を渡し終えた時、私には見えてしまった。

「○○さん。開いてるよ」

小さい声で、その子スカートのファスナーが開いて、横から灰色下着が見えているのを指摘した。

の子は、「あ……」とだけ呟いて、カチンコチンコチンに固まった。私がそそくさと自席の方に戻って座りかけたところで、その子段ボールを床にガタンと落としたのを聞いた。

どうやら、片方の手だけでファスナーを元に戻すことには成功していた。その子のところまで行って、段ボールを持ち上げて、「ゆっくり運ぼうね」と声をかけた。

今思えば失敗だった。その子は、あれから廊下で私とすれ違う時、たまに凄く嫌そうな表情になる。廊下の端の方に寄って、小走りで駆け抜けるのだ。その度に、申し訳ない、ごめんなさいという気持ちになる。

2021/9/30

三日月だったかもしれない。

よく行く近所のコンビニに、高校生大学生ほどの女子店員がいる。ハキハキした明るい接客をするし、どんなお客にも物怖じしないし、チャッチャとした勢いで在庫ケースを開けてアイス冷凍食品を突っ込んでいく。将来有望な子だと感じていた。

ある夜だった。コンビニによっては、お客さんがレジの画面で決済手段を選んだり、現金をキャッシャーに入れたりするだろう。

私の目の前に並んでいたお爺さんだったが、どうやら初めてのようで画面操作に苦戦していた。その子カウンター越しに指で指示をするのだが、なかなか難しい様子だった。その子身長は低い。レジから身を乗り出すも、うまくお爺さんに指示ができていない。

でもなんとか、最後の画面までは行っている。私は近づいて、「ここを押すんですよ」とお爺さんにジェスチャーで示した。無事に決済処理が終わった。

私の番がくると、「ありがとうございました」とその子が言った。「○△さんは優しいんだね」と声をかけた。「そんなことないです!」と全力で謙遜をする。

その際、彼女の変化に気が付いたのと、心の中で「やめておけ!」という声がしたのは同時だった。喉の方が早かった。

今日は、なにか顔が違う?」

実際、そうだった。あの子雰囲気は違っていた。

家に帰って、ようやくコトバが浮かんできた。あれはチークだ。女性の瞳の下がうっすらと赤くなっているやつだ。

いつだったか、直属の上司女性社員に対して、「その赤いのは何だ?」と声をかけると、その人が、「これチークです」と返して、さら上司が「チンコ?」と問い返し、微妙雰囲気になったのを思い出した。

の子は、私の問いかけにレジの前で飛び上がって、「えー、どこが違いますかっ?」と元気いっぱいに質問を返してきた。物凄い勢いで身を乗り出している。「わからないけど、なにか違う気がする」と答えたはずだ。

以後、その子レジを受けてもらう時、話しかけてくるようになった。二週間に一度くらいか

「昨日の朝、自転車で走ってましたね」

「すっかり寒くなりましたね」

「私、来月から薬学部研修に行くんです。しばらく会えません」

去年のクリスマスを過ぎた頃だったか。その子と話をしなくなったのは。

急に暗い表情になって、私と世間話をすることはなくなった。

できるだけそのレジを避けるようにしたのだが、たまにどうしようもない時があって、その度にまた暗い面持ちを見ることになる。



2021/6/初旬(特定危険があるので初旬としている)

こういうことがある度に、「間違えた」と感じる。

上に述べた内容は、人によっては嫌味に聞こえると思う。もし、あなたが異性にモテたい人間で、かつモテないのだとしたら、イライラとする内容であるに違いない。

私と目が合った異性愛者の女性は、私に異性としてのアプローチを求めるようになる。目が合わない場合ですらそうだ。

昨年の6月。他組織から依頼があって、コロナワクチンの接種協力の仕事をした時だった。文化ホールの2階席が待機場所だったのだが、覇権会社から来ている女の人は、周りが空いている状態でも私の隣付近に座ろうとした。

○ 私

派遣会社女性

△ それ以外の主に男性

△ ●●● △

 ● ○●△ 

△ ● ● △

オセロだったらと思うと恐ろしくなる。黒が集まっているし、左右には正体不明の駒がある。△がみんなルークで、かつ私の味方であることを祈りたい。

派遣会社の女の人は、昼食を食べている時、チラチラと私の胸板を見ていた。上着を着替える時は特にそうだ。

「お前、さっき俺が着替えてる時チラチラ見てただろ」と言いたくなった。

それで、相手の方に視線を向けると、メジロのようにサッと首を回して向こうを見る。これに限らず、何もしておらずとも人から視線を感じることが頻繁にある。



2017/9/上旬(〃)

この時までは、「できれば女性の目を見ない方がいい」が方針だった。この体験の後は、「絶対に見ない」と自らに誓った。

あれはまだ、前の会社にいた時だ。地元密着型の企業で、年に一度、会社敷地お祭りをやるところだった。一般の人を100人ほど招いてワイワイと楽しんでもらうのだが、私は輪投げゲーム担当になった。

昼下がり、1階の広い室内のひと区画で長机に座って店番をしていると、6才くらいの女の子が前を通った。同じ部署の女上司の子どもだった。

の子は輪投げスペースを通り抜けて、私のいる机の前まで来た。それで、微笑みながらその子の顔を見たところ、きょとんとした顔になって、トコトコと母親のところに歩いて行った……数分後、その子母親の手を引いて、またこっちに来た。輪投げゲームをやりたいという。

その時は普通にプレイしてもらった。帰り際に何かの景品、水鉄砲だったかを渡してあげた記憶がある。

その一ヵ月後だった。私と同僚が、女上司母親)の会社忘れ物を家に届けた時のことだ。

呼び鈴を鳴らして玄関口に入ると、女上司が出てきた。忘れ物を渡して、「ありがとうね」と言われたところで、例のあの子が奥の方から玄関に出てきて、私の方を見た。

すると、口をちょっと開けて、後ずさったかと思うと、一目散に後ろに駆けて行った。柱の後ろに隠れると、「いやだ、わたし、あの人に会いたくない!」と叫んだ。

一言一句、誤ってはいない。確かにの子は、慌てた声で、亀のような姿勢になって、そう叫んだのだ。「あんた!この子になにしたの!」と言われた私は、何もできなかった。

次の日から職場に居ることが苦痛になった。とにかく仕事がやりづらい。女上司との仲が悪循環的に悪くなっていった。

この日から半年後、私は転職を決意した。それから約三ヶ月間、耐えに耐え、今の会社に入ってからは、ずっと今の職場技術関係仕事をしている。



上のような諸々の現象出会うことは正直よくある。年に十回以上は固いだろう。

その度に、過去にあった嫌なことを思い出して、「馬鹿なことをしてはいけない」「自分他人も傷つけてはいけない」と自らを律する。

過去にあった嫌だったこと。思い出したくはないが、この機会だから思い出してみよう。

地元高専にいた時、アルバイト先のマクドナルドで、ある女の子彼氏彼女的な雰囲気になったことがあった。が、今の私も、当時の私も奥手で、仲が進展することはなかった。雪が降る中、飲み会の帰りにその子を家まで送って行って、アパートのドアが開いたところで「今日ありがとう。じゃあね」と言うと、その子は私の顔を見上げて、多分十秒くらい経ったろうか。視線を部屋の中へと送ってその子は、またしばらく黙っていた。すると、突然早歩きで部屋に入って、ガチャンと扉と鍵を閉めた。しばらく立ち竦んでいると、その子の部屋の中で、また何か音がした気がした。私は振り返って、自宅に帰った。申し訳ないことをした、と今では思う。

電車で移動する時。愛車(自転車)の修理が必要な時や、会社に遅れるリスクがある時は山手線通勤する。席を確保してゆっくりしていると、いわゆるトナラーというのか、見知らぬ女の人が隣席に腰をかけることがある。40もつれの女性であることが多い。やがて、その女性ウトウトたかと思うと、私の肩に顔を傾けてくる。逃げるのも申し訳ないので、大抵は我慢している。

電車通勤時に会社近くの駅で降りるとき、「すいません……」と斜め後ろからオドオドとした、だが妙に勇気を振り絞った声がすることが稀にある。そこには大抵、中学生高校生がいて、顔を伏せがちにして私の方に歩いてくる。それで、カバンから可愛らしい封筒を取り出して、「読んでください」と手紙差し出す。『ごめんね。申し訳ない』。そう思いながら、「勇気がいったよね。ありがとう。読ませてもらう」と返す。手紙を受け取ると、手提げかばんに仕舞って、会社が終わって家に帰ると衣装ケースの奥に入れる。時間がある時に恐る恐る読んでいる。



時間現在に戻す。

私は幸せではない。普通の人が望む恋愛幸せを感じられないからだ。

先日の、ある洋風居酒屋を貸し切っての飲み会の席だった。何十人もの社員が参加する、それなりの規模の酒席だ。幹事集団が、開催前の挨拶で「ソーシャルディスタンス」を連呼していたのを覚えている。

若い子が多かった。30代は私と男の後輩の2人だけだった。飲み会の開始直後を除いては、ずっと1人でメシを食べていた。二十分が経ったところで、後輩の男が、「増田さん。今いいですか」と満面の笑みで声をかけてきた。かつては同じ部署で、手取り足取り何年も仕事を教えてきた後輩だ。

要約すると、「あっちに先輩の席用意してますよ」とのこと。

彼の身長は170あるかないかで、体格は太い。着古した作業着居酒屋に来ていたが、ちょっと汚れのある様がパリピ向けの店の雰囲気にそぐうと感じた。

笑顔はきれいだった。店内の薄暗いLEDに照らされて。少年的な感じのするスマイル。顔は色黒いのだけど、爽やかな感じが伝わってくる。

はいいやつだ。数年後には、いいお嫁さんをもらっているのだろう。

女の子が2人待ってますよ。増田さんのために揃えたんです、褒めてください! △△さん(4階の職場で一番綺麗とされる女性社員)が来てますよ」

後輩はそんなことを言った。私は特別席へと案内を受けるようだ。

後輩は、うす暗い居酒屋とある区画の前まで来ると、「俺は男同士で飲みますわ。先輩は楽しんでください」と向こうのスペースに行った。目の前には後輩が説明したとおり、女性が2人、灰色調のソファに並んで座っていた。それともう1人(「ばぁっ!」の子)が2つ隣のソファまごまごしている。私は対面に座せばいいようだ。

それで、女の子達(同じ階の後輩3人だった)を見た。一人はショートカットで、一人はセミロング?をポニーテールみたいにしていた。もう1人は、肩甲骨の下までの長い髪だった気がする。

雑談小一時間した。私目線だとそれなりに盛り上がった。みんな大体同じだけ会話ができていたはずだ。退屈そうな素振りしたこともあったが、気付かれていないと信じる。

この時も、やはり後悔がある。トイレで席を立った時、あの男の後輩を見つけた。少し酔っていたのもあり、声をかけみてた。

女の子はいいや。後輩君と2人で話したいんだけど。どうかな」

と彼に告げたのだが、鎧袖一触とばかり、「ふざけないでくださいよ~!」と、私の背中を押して、あの子たちのいる席へと連れて行かれた……。

それからずっと、あの子達とお喋りをしていた。やがて、飲み会の締めの挨拶が始まったのに合わせて、私は特別席を立って遠くのスペースに移動した。挨拶が終わる頃、幹事達に1万円を渡して、誰にも声をかけずに帰った。

色々と勉強になる飲み会だった。またいつか、機会があれば行ってみたい、かもしれない。



自分という存在が嫌になる。私にも心があり、胸にときめきを感じる瞬間があり、その存在がほしい、手にしたい、一緒になりたいと願うことがある。

でも、手に入ることはない。手に入れようとする行為自体が罪になる。挑むこと、それ自体が罪なのだ。私にできるはずがない。できない。できないよ。私には。

増田につらつらと想いを書き綴ってはみたけれど、どうやら少しだけ気分が楽になった。つまらない日記になっていたら申し訳ないけど、できればそうでないことを祈っている。

この記事を読まれあなたが、今年も幸せでありますように。

anond:20220502191718

あほ

アメリカ以外ろくなイノベーションもなく

普通に成長してるやろ

ちょっと海外行きゃわかるが

外人労働者なんてマジクソやで

テレビウォール街ビジネスエリートシリコンバレーITエンジニアみて

日本遅れとるなぁ」とか思ってんだろw

遅刻しない、嘘つかない、礼儀正しい

日本労働者は今でも世界最高だ

だいたい7000万人もの真面目な日本人現役労働者同時多発的に集団劣化するなんてストーリー

中学生の完全なる脳内ファンタジー

極少数の為政者官僚がアホだっただけ

2022-05-01

anond:20220430203312

ミステリーは辞めた方がいい。

新本格ミステリー特にあかん

トリックさえ複雑でゴチャゴチャしていればいいんでしょって作りの作品ばかり。

編集審査員最初からミステリー文章力求めてないかトリックの出来がいいだけで文章力中学生の作文コンテストにも入賞しないようなのが大賞クラスを取ってく。

マジで辞めた方がいい。

マジでヤバイ

なんなんだあの界隈はってぐらい文章力という能力コケにしてる。

酷い酷いと言われてるなろう小説だって頭悪い人でも読みやすいような文章の作りを意識してるのは伝わる。

新本格マジで作者がトリックを隠すために用意した言葉の森以上の価値存在しない。

トリックとヒントと証拠っていう核以外の部分全てが余白。

可食部ほとんどゼロの過剰包装。

マジであれは文章目当てのときに読んじゃ駄目だ。

本当ヤバイよ。

今のミステリ文壇は完全にトリックを解明する能力と作る力のみを優先してそれがエンターテイメントであったことを忘れてる。

ミスターマリックがなぜテレビスターになれたのかを考えもせずにあの程度のマジックはーと言ってる売れないマジシャンのような連中ばかり。

まず文章があって始めて成立するんだってことが見えてなさすぎ。

牛丼ご飯が臭かったら肉がどんなに美味しくてもそれは牛丼という形で調理したものとしては失敗なんだってレベルの話を意地でも認めないアホの集団

そんなにトリックだけで全部終わらせたいなら死ぬまで3分ミステリー書いてろって話だよ。

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