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はてなキーワード: 日本の政治とは

2020-05-21

日本の政治家本気で大丈夫か?

2040年人口減少という目に見える国家危機を前に賭け麻雀とかしてる場合か?

今60代のやつらは全然逃げ切り世代じゃないからな?

ちゃん20年後必死にならなかった付けを80歳になって支払う事になるから覚悟しといたほうがいいぞ

2020-05-18

指原さんと兼近さんのアレ

こんにちわ。どっちかというとネトウヨ寄りです。

ネット民らしく、Twitterで見ただけなのでこれも切り取りの一つに過ぎないのかもしれんのだけどワイドナショー

例のハッシュタグってどうなの? 世間一般の方の目にはどう写ったんだろう。

この件に対する芸能人の方のコメントについて、放送後に世の中のお気持ちが垂れ流されているのでちょっと気になって。

んで見たんだけど、そんな青筋立てるような発言なのかね。

指原さんは 「自身の影響力を正しいと確信できる場面でしか使わない」だし、兼近さんも「自分で生み出した影響力なんだから使いたいと思う場面で使うのは自由」ってだけで、そこに件のハッシュタグの中身に対する議論は含まれてないんだけど、前者わかりやすく「中立」の立場をとってて、後者は「件のハッシュタグは正しい」というメッセージになってしまっているから、指原さんは批判の的になっている感じだけど。

そもそも指原さんも兼近さんも、例のハッシュタグの中身に対して賛否の表明はしていなくて、そこにまつわるエトセトラに触れたに過ぎないのに、なんでこんなにTwitter内で評価が分かれるのだろう、ということを考えたときに、今世の中で一番日本の政治を語るのにふさわしくない媒体Twitter

なんじゃないかということに気づいてしまった。Twitter政治必死勢は、自分意見と違う意見をとにかく踏み潰そうみたいな傾向が右にも左にもあって、それを眺めていると本人たちには何らかの根拠がきっとあるんだろうけどいかにも盲目的で、第三者的には決め手に欠けるというか、かゆいところに手が届かないというか、どうもしっくりこない。

大体、例のハッシュタグ賛同から素晴らしいって言われてる兼近さんの発言だって裏を返せば、影響力は使っても使わなくてもいいってことであって、必ず使わなければいけないなんて一言も言ってねぇし、批判を受けてる指原さんはその言葉の通り、「使わない」という宣言をしただけなのになあ。

ただまあ、この傾向からわかることは左右どちらも不勉強中立を、普段政治色のないインフルエンサーを使って巻き込みたいと思ってて、だから不勉強」って言葉を使って、中立を決め込んだ指原さんが気に入らなかったのかな、と思ったりした。

Twitterってクレバー若い女のこと嫌いだもんね。

2020-05-17

国民との乖離を生み出し続ける現代政治は、誰のために運営されるのか

コロナ下の日本におけるトップダウン型の政策は、不明瞭な感染対策と歩みの遅い経済対策を生み出した。


この不安定な情勢で出てきた「検察官定年延長問題への抗議」は、ついに現代政治限界を露わにしたように思える。

政権とそれに寄り添う人々は「定年延長決議自体は何も問題ない」というが、

国民が怒りを露わにしているのはそうした局地的な法律問題ではなく、今まで少しずつ溜まっていた「政治への不信感」によるものだ。


今の国民は、「与党vs野党」「保守vs革新」「自由主義vs社会主義」なんて図式には一切興味がない。

求めているのは、その政党が取る行動が強権的なのか協働的なのか、透明性が高いのか低いのかという「安全安心感」という目線しかない。

そのため、極端なことを言えば、トップ一党独裁であっても、

強権主義に陥らず、国民説明責任を果たし、反対勢力に敬意を持って接しさえすれば国民は納得すると私は思う。

様々な政治形態がある世の中で、ポピュリズム一定数の支持を集める理由はまさにこれであり、

現在ローテク時代遅れ政治形態では、倍々で膨らむ経済と加速するグローバル化対処できないことが分かっており、

目の前の魅力的で人々に寄り添う(ように見える)リーダーに、どん詰まりの状況を解決してもらいたいかである


国民は強いリーダーを求めている。

だが「強い」の意味が昔と違う。

現代の「強さ」は相手を言い負かす能力ではなく、相手と手を取り合う能力だ。

複雑化する世界で高く積みあがった諸問題を、

国民に分かりやす説明する能力のある人物だ。


現在日本政治は、与党であれ野党であれ、それが出来ているだろうか。

多数決こそが民主主義」という理念にあぐらをかき、「人々のための政治」を見失ってないだろうか。

不信感を抱く国民や反対する党に粘り強く説明を重ね、

「採決されるまでは反対するが、採決後は全力でサポートするよ」という姿勢を引き出すことが民主主義ではないだろうか。

anond:20200517125216

いや、日本の政治状況ってそういうグランドデザインを描けるような状態じゃないから。

自民党議員選挙に勝つために、地元企業利益のための御用聞きをしなきゃいけないし、大きな構想を抱くような非自民議員は、実現手段を持たず絵に描いた餅で終わるだけ。

グランドデザインらしきものは、竹中パソナ利益のために動くように、特定企業に有利になるように使われるだけだよ。

「これは民主主義危機である

日本ってずっとむかしから常に、民主主義危機さらされてるね。

独裁者とかヒトラーとかも、人気があったり実行力があったら言われるら、むしろ日本の政治家にとっては名誉称号なんじゃないの。

2020-05-15

創価学会さえなければ

日本の政治はもう少しマシだった可能性が全く無いということも無きにしもあらずなのに。

anond:20200515011655

この人がよく見てるとおもう

https://dot.asahi.com/dot/2020051100004.html?page=2

もちろん現状を欧米よりは見えてたし

決して失敗ではないんだけど、たまたま中国の近くにいた、データもよく読めた、

たまたま船が期せずして人体実験となって武漢とおなじようなデータをとることができた、

という幸運もあっての上なので政治家能力ではないかもね。

 

というか、表立って日本の政治家がやったことはひたすら国民の安寧を願う「宗教家」に徹しただけなんだよね。

選挙でえらばれた「国民象徴陛下みたいなもので、マスク乞いの加持祈祷してみせただけで、

休業補償かめっちゃ遅れてるし。

 

結局保健所だって、対して準備もできてない医療機関にまるなげして

最終的に医療機関クラスタがめちゃ発生した。

台湾専門家集団がどうやったかは見習ってほしいし

できれば専門家集団である内閣であってほしい。

なんなら大学普段から無償化しとけよ。

女医女官吏もバンバンつくっとけよ。

 

宗教家になれなかった理系内閣地震にみまわれて適切な対処はしたが

即座に枝野以外つぶれちゃったから「宗教家」であってたのかねー?

2020-05-14

45年生きてきて、今の日本の政治過去最悪だと思うんだが

戦前とかは知らんよ。ロッキード以降で、くらいの話。

国民負担率は過去最高だし、デフレスパイラルから格差拡大経済成長は望めず、

年金破綻が明白で、自民は党内独裁で。

これでなんで支持率下がらんの?

高齢者が支持するのはまだ分かるんだけど、若い人は安倍政権に何を見てるんだ。

おならプリ。

2020-05-13

緊急事態宣言が解除されない裏事情・外出自粛が続く理由

新型コロナウイルスによる死者のうち8割が70代以上の高齢者

まり70代以上は罹患=死の可能性が高い

日本の政治の中枢にいる安倍晋三総理は65歳、麻生太郎副総理は79歳、菅義偉官房長官は71歳、小池百合子都知事は67歳=それぞれ高齢者

高齢者である国の舵取り役が「自分たちが死にたくない」から緊急事態宣言を続ける。

安倍総理は、潰瘍性大腸炎過去があり、「持病持ちは重症化」の可能性が高い。

よって、緊急事態宣言はなかなか解除されない。

一方、大阪吉村洋文府知事は44歳。まだ若いので「出口戦略バンバン考える。

もし、コロナが「若者けが死んでいく」感染症だったら、対応全然違うものになってたと思うよ。

という想像

愚政には 声もマスクも 届かない

2020-05-12

ポスト安倍

首相については辞めてほしい立場なんだけど、ぶっちゃけ今の状況で次の打席に立ちたい人なんて与党野党ともにいるのか?

安倍内閣支持率って結局消費増税による落ち込みはあったにせよ、景気が安定して成長していたことに起因すると思っている。

(それは決して日本の政治が優れていたわけではなく、世界的なトレンドに乗っかったに過ぎない)

今回の危機でこの世界的な経済成長が終了して落ち込むことは既定路線だと思うし、日本他国比よりはマシだったとしても落ち込みから回復にも時間を要する。

その状況で政権を握ったとしても、回復できないことの責任追わせられるだけの気がする。(実際にはだれがやってもしばらくは好況なんて無理なんだろうけど)

であればこの危機への対応は極力関わらず(責任回避し)、「何もできずに不景気となった」ことの責任安倍内閣に負わせたほうが政治生命にはプラス、と考えてしまうと思うんだが。

なんで日本の政治家は専門家をうまく使えないんだ。。。

複雑化していく現代社会で適切な意思決定をしていくためには、専門的な知識をうまく利用する必要がある。

特に、今の新型コロナウィルスの問題は意思決定のミスで多くの人が死亡する可能性があり、意思決定に専門家の知識は欠かせない。

政治家自身が専門家になることは非効率なので、うまく専門家の意見を取り入れないといけない。

ところが、日本の政治家は専門家の知識を活かすことが下手だ。

政府においては、全国一斉休校のタイミングやマスク全国配布、緊急事態宣言のタイミングなどの意思決定において専門家の知識が必ずしも正確に反映されていなかったのではないかという疑念がある。これは、今後時間をかけて検討することが求められる。

また、野党においても専門家の知識をうまく反映できない傾向は見て取れる。

ひょっとしたら与党よりその傾向は顕著なのではないだろうか?

例えば昨日の野党立憲民主党議員による尾身先生の質疑や、上さんの参考人招致を見るに、見識の深い専門家の知識を引き出す技術がなく、業界の素人の言葉を全面に出して議論をしてしまっている。古くは蓮舫議員の所謂”2位じゃだめなんですか”発言も、専門家軽視の傾向の一端を感じ取れなくもない。

こんなことで、再度政権を取ることができるのだろうか?

政党はもっと専門家との結びつきを強くして、幅広い知識収集システムを構築しないと、これからの社会問題に対応できないと思っている。

ただ、政治家は国民の鏡なのだとしたら、国民自体が専門家の意見をうまく利用する技術がないということの現れなのかもしれない。。

2020-05-11

三大「コアファンの声を重視し続けた結果、ライト層が寄り付かない」

ゲーセン

日本の政治

あとひとつは?

前も書いたけどanond:20200511142610

子どもが既に刺されているからな?パン屋

日本でそういうことありましたっけ?

[oxygen] Stabbing Of Asian-American Family At Texas Grocery Store Being Investigated As Coronavirus-Related Hate Crime

(コロナウイルス関連のヘイトクライムとして調査されているテキサス食料品店でのアジア系アメリカ人家族傷害事件)

https://www.oxygen.com/crime-news/man-allegedly-knifed-asian-family-in-suspected-hate-crime


テキサス食料品店パンを買い求めていたバウィ・クンを19歳のホセゴメス複数回刺した。

ホセゴメスは、バウィ・クンの2歳と6歳の息子に刃を向け男の子の頭を刺さした。


日本の政治レベルヤバイけど

民度はヤバくない

2020年になってもまったく社会的進歩を感じない件

日本の政治経済文化世相すべてに社会的進歩を感じない

これは自分社会的地位が向上しないからそう感じるのかGDPが30年ゼロ成長だからそう感じるのかその両方なのか

2020-05-10

anond:20200510132249

まあ彼はもう日本の政治司法には一切期待していない&期待せずともやっていける基盤があるから「どーでもいい」のだろうね

2020-05-08

anond:20200508230731

人類の半分以下の学力な人が「日本の政治マヌケやなー俺の方が賢いやん」→「てことは俺は大卒高学歴より頭いいんや!」って発想で2行目付け足したんだとしたらなんか草

anond:20200508230606

すべてが

なお日本の政治行政コロナ対策高学歴がやっとるのだがどう思う?

左翼文化人も完全に終わりだな

左翼が元気なジャンルって、権力持ってる上の連中だけが儲けて、売れないプロプロになりたい人をひたすら搾取する構図になってる。

権力持ってる連中の好みの言説しか評価されないから、おのずとお追従忖度ばかりがはびこる。で、駄サイクルとなって腐る。ノーベル文学賞左翼巣窟になっているのは周知のことだが、ノーベル賞がほしいあまり村上春樹ですら左翼ごっこしてた。

もちろんこういったことは左翼だけの問題ではない。日本の政治全体に問題があるのは明らか。ただ、なぜ左翼ばかり改まって批判されるのかというと、左翼はそういった駄サイクルに陥ることを厳しく批判する存在であることを期待されているからだ。結局どうだろう。お前らも腐ってんじゃねえかという。この落胆は大きい。社会正義を気取ってる分だけタチが悪いとすらいえる。

2020-05-04

anond:20200503013747

そんなことは平時からわかっていたことだろう。

平時に信任していたのだから緊急時には任せ続けるしかないよ。

変えたければ次の選挙で結果を出すしかない。

平時は調整型に安定して任せておいて、緊急時だけ都合の良い人材にすげ替えるなんてことは

日本の政治システムではできないんだ

2020-05-03

anond:20200503162046

anond:20200503211506

今の日本の政治状況でリベラルというワードが出てくるのがそもそもおかしい。

そんなのが出てくるはるか手前まで舞台は戻ってしまってる。

義務教育に例えれば、足し算引き算を覚える前に二次方程式の話をしているぐらいに意味がない。

2020-05-02

自民は嫌いだけど支持してる他政党はないって、女は嫌いだけど乳房女陰は好きや!って山上たつひこ先生の屈指の名フレーズ連想する。つまり乳房女陰バラ売りしてないのよ。それと同じでさ、日本の政治も、、

2020-05-01

日本の政治家ってコロナからないよね

なんでかなあと思ってたけど、普段他所から来た知らない人と会わないからなのかな?という気がしてる

2020-04-24

日本人=毎回ノーガード戦法で自滅する民族?🤔

コロナ後の世界 - 内田樹研究室 http://blog.tatsuru.com/2020/04/22_1114.html

 

■「独裁か、民主主義か」という歴史的分岐点

コロナ以前」と「コロナ以後」では世界政治体制経済体制は別のものになるでしょう。

 

最も危惧しているのは、新型コロナウイルス民主主義を殺すかもしれない」ということです。

こういう危機に際しては民主国家よりも独裁国家の方が適切に対処できるのではないか・・・と人々が思い始めるリスクがある。

 

今回は中国都市閉鎖や「一夜城」的な病院建設医療資源の集中という、民主国家ではまず実施できない政策を強権的に下して、結果的感染抑制成功しました。

中国他国支援に乗り出した。どの国も喉から手が出るほど欲しがっているもの国内で潤沢に生産できる。このアドバンテージを利用して、習近平医療支援する側に回った。

 

今後、コロナ禍が終息して、危機を総括する段階になったところで、「米中の明暗を分けたのは政治システムの違いではないか」という議論が出て来るはずです。

少なくとも現時点では、アメリカンデモクラシーよりも、中国独裁制の方が成功しているように見える。

欧州日本でも、コロナに懲りて、「民主制制限すべきだ」と言い出す人が必ず出てきます

 

中国はすでに顔認証システムなど網羅的な国民監視システムを開発して、これをアフリカシンガポール中南米独裁国家に輸出しています

そういう抑圧的な統治機構に親近感を感じる人は自民党にもいますから、彼らは遠からず「中国に学べ」と言い始めるでしょう。

 

 

■なぜ安倍政権には危機管理能力がなかったのか

東アジアでは、ほぼ同時に、中国台湾韓国日本の4か国がコロナ問題に取り組みました。

中国はほぼ感染を抑え込みました。

台湾韓国は初動の動きが鮮やかで、すでにピークアウトしました。

その中で、日本けが感染が広まる前の段階で中国韓国ヨーロッパ情報が入っているというアドバンテージがありながら、検査体制治療体制も整備しないで、無為のうちに二カ月を空費した。

準備の時間的余裕がありながら、それをまったく活用しないまま感染拡大を迎えてしまった。

 

―― なぜ日本は失敗したのですか。

 

内田 為政者無能だったということに尽きます

これだけ危機的状況にあるなかで、安倍首相官僚の書いた作文を読み上げることしかできない。

ドイツメルケル首相イギリスボリス・ジョンソン首相ニューヨークアンドリュー・クオモ州知事まこと説得力のあるメッセージを発信しました。

それには比すべくもない。

 

一つには、東京オリンピックを予定通り開催したいという願望に取り憑かれていたからです。

そのために「日本では感染は広がっていない。防疫体制完璧で、すべてはアンダーコントロールだ」と言い続ける必要があった。

から検査もしなかったし、感染拡大に備えた医療資源の確保も病床の増設もしなかった。

最悪の事態に備えてしまうと最悪の事態を招待するかも知れないから、何もしないことによって最悪の事態の到来を防ごうとしたのです。

これは日本人に固有な民族誌的奇習です。

気持ちはわからないでもありませんが、そういう呪術的な思考をする人間近代国家危機管理に当るべきではない。

 

「準備したが使用しなかった資源」のことを経済学ではスラック(余裕、遊び)」と呼びます

スラックのあるシステム危機耐性が強い。スラックのないシステムは弱い。

 

東京五輪については「予定通りに開催される準備」と「五輪が中止されるほどのパンデミックに備えた防疫対策の準備」の二つを同時並行的に行うというのが常識的リスクヘッジです。

五輪準備と防疫体制のいずれかが「スラック」になる。でも、どちらに転んでも対応できた。

しかし、安倍政権は「五輪開催」の一点張りに賭けた。それを誰も止めなかった。

それは今の日本政治家や官僚の中にリスクヘッジというアイディア理解している人間ほとんどいないということです。

久しく費用対効果だとか「ジャストインタイム」だとか「在庫ゼロ」だとかいうことばかり言ってきたせいで、「危機に備えるためには、スラックが要る」ということの意味がもう理解できなくなった。

感染症の場合、専門的な医療器具や病床は、パンデミックが起きないときにはほとんど使い道がありません。

から、「医療資源効率的活用」とか「病床稼働率の向上」とかいうことを医療の最優先課題だと思っている政治家や役人感染症用の医療準備を無駄だと思って、カットします。

そして、何年かに一度パンデミックが起きて、ばたばた人が死ぬのを見て、「どうして備えがないんだ?」とびっくりする。

 

 

コロナ危機中産階級が没落する

―― 日本が失敗したからこそ、独裁化の流れが生まれてくる。どういうことですか。

 

われわれに出来るのは、これからその失敗をどう総括し、どこを補正するかということです。

本来なら「愚かな為政者を選んだせいで失敗した。これからもっと賢い為政者を選びましょう」という簡単な話です。でも、そうはゆかない。

 

コロナ終息後、自民党は「憲法のせいで必要施策が実行できなかった」と総括すると思います。必ずそうします。

コロナ対応に失敗したのは、国民基本的人権配慮し過ぎたせいだ」と言って、自分たちの失敗の責任憲法瑕疵転嫁しようとする。

右派論壇からは、改憲して非常事態条項を新設せよとか、教育制度を変えて滅私奉公愛国精神を涵養せよとか言い出す連中が湧いて出て来るでしょう。

 

コロナ後には「すべて憲法のせい」「民主制は非効率だ」という言説が必ず湧き出てきます

これとどう立ち向かうか、それがコロナ後の最優先課題だと思います

心あるメディアは今こそ民主主義を守り、言論の自由を守るための論陣を張るべきだと思います

 

―― 安倍政権コロナ対策だけでなく、国民生活を守る経済政策にも失敗しています

 

内田 コロナ禍がもたらした最大の社会的影響中間層の没落」が決定づけられたということでしょう。

民主主義の土台になるのは「分厚い中産階級です。

しかし、新自由主義的な経済政策によって、世界的に階級二極化が進み、中産階級がどんどん痩せ細って、貧困化している。

 

ささやかながら自立した資本家であった市民たちが、労働以外に売るものを持たない無産階級に没落する。

このままゆくと、日本社会は「一握りの富裕層」と「圧倒的多数貧困層」に二極化する。

それは亡国のシナリオです。

 

―― 中産階級が没落して民主主義形骸化してしまったら、日本政治はどういうものになるのですか。

 

内田 階層二極化が進行すれば、さら後進国すると思います

ネポティズム縁故主義がはびこり、わずかな国富を少数の支配階層排他的に独占するという、これまで開発独裁国や、後進国しか見られなかったような政体になるだろうと思います

森友問題加計問題桜を見る会などの露骨ネポティズム事例を見ると、これは安倍政権本質だと思います

独裁者とその一族権力国富を独占し、そのおこぼれに与ろうとする人々がそのまわりに群がる。

そういう近代以前への退行が日本ではすでに始まっている。

 

 

民主主義遂行する「大人」であれ!

―― 今後、日本でも強権的な国家への誘惑が強まるかもしれませんが、それは亡国への道だという事実を肝に銘じなければならない。

 

内田 確かに短期的なスパンで見れば、中国のような独裁国家のほうが効率的運営されているように見えます民主主義合意形成時間がかかるし、作業効率が悪い。

でも、長期的には民主的国家のほうがよいものなんです。

 

それは、民主主義は、市民の相当数が「成熟した市民」、つまり大人」でなければ機能しないシステムからです。

少なくとも市民の7%くらいが「大人」でないと、民主主義システムは回らない。一定数の「大人」がいないと動かないという民主主義脆弱性が裏から見ると民主主義遂行的な強みなんです。

 

民主主義市民たちに成熟を促します。王政貴族政はそうではありません。少数の為政者が賢ければ、残りの国民はどれほど愚鈍でも未熟でも構わない。

国民が全員「子ども」でも、独裁者ひとりが賢者であれば、国は適切に統治できる。むしろ独裁制では集団成員が「子どもである方がうまく機能する。

から独裁制は成員たちの市民成熟求めない。「何も考えないでいい」と甘やかす。

その結果、自分もの考える力のない、使い物にならない国民ばかりになって、国力が衰微、国運が尽きる。

その点、民主主義国民に対して「注文が多い」システムなんです。でも、そのおかげで復元力の強い、創造的な政体ができる。

 

民主主義が生き延びるために、やることは簡単と言えば簡単なんです。システムとしてはもう出来上がっているんですから

後は「大人」の頭数を増やすことだけです。やることはそれだけです。

 

―― カミュは有名な小説ペスト』のなかで、最終的に「ペスト他人に移さな紳士」の存在希望見出しています。ここに、いま私たちが何をなすべきかのヒントがあると思います

 

内田 『ペスト』では、猛威を振るうペストに対して、市民たち有志が保健隊組織します。

これはナチズム抵抗したレジスタンス比喩とされています

いま私たち新型コロナウイルスという「ペスト」に対抗しながら、同時に独裁化という「ペスト」にも対抗しなければならない。

その意味で、『ペスト』は現在日本危機的状況を寓話的に描いたものとして読むこともできます

  

ペスト』の中で最も印象的な登場人物の一人は、下級役人グランです。それがカミュにとっての理想的市民としての「紳士」だったんだろうと思います

紳士」にヒロイズムは要りません。過剰に意気込んだり、使命感に緊張したりすると、気長に戦い続けることができませんから日常生活を穏やかに過ごしながらでなければ、持続した戦いを続けることはできない。

コロナ以後」の日本民主主義を守るためには、私たち一人ひとりが「大人」に、でき得るならば「紳士」にならなけらばならない。私はそう思います

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