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はてなキーワード: 武者修行とは

2022-08-16

MLBに行く野球選手ってダサいよな

サッカーならいまどき海外移籍なんて若手の武者修行みたいなもんで、

どれだけの経験を持ち帰ってJリーグ日本代表還元できるかが問われるのに、

それが野球だといまだに「NPBを“卒業”してMLBに“挑戦”」という感覚のまま。

NPB踏み台MLBの下部リーグ扱いなわけだが、

野球ファンですらそれに怒るどころかむしろ大喜び。

どんだけ海外コンプをこじらせてるんだよ。

日本人メジャーリーガーは既に何人も成功している。

大谷二刀流くらいの偉業ならともかく、

普通選手MLBに行ったところで何の「挑戦」でもない。

困難な道に挑戦したいというなら、

日本に残ってNPBレベルMLBレベルにまで引き上げるほうが遥かに困難なはずだ。

サッカー選手たちはW杯での優勝のために奮闘してるけど、

野球選手たちは侍ジャパンへの参加にも消極的だ。

彼らには「MLBに追いつけ・追い越せ」という気概はないのだろうか。

2022-05-02

アニメーションを作る仕事をしていた【前編】

プリキュア」「ワンピース」など、東映アニメーション4作品の通常放送再開が発表 「お待たせをして申し訳ございません」

https://animeanime.jp/article/2022/04/06/68680.html

約十年前、曇りだったあの日新卒で入った会社人材営業をする日々に疲弊していた頃、新宿駅構内で、あるエンタメ企業求人ポスターを見かけた。

アニメを作る仕事したことはなかったが、興味を感じて応募したところ、あれよあれよという間に内定をいただいた。役員面接パスだった。

それからの私は、『アニメを作る仕事』に邁進する日々を過ごすことになる。長い時間だった。毎日が修業だった。

数年前、無理がたたって病院送りになった。心も体も限界だったのだ。大したレベルではないが後遺症も残った。退院後も結局、心身の調子回復しなかった。

それで、退職を申し出て、東京から遠く離れた田舎に帰った(のんのんびより聖地が近くにある)。今はお堅い仕事に就いている。

十分な時間が過ぎた。そろそろ、当時を振り返ってもよいのではないかあの日々への整理を付けられるはずだ。今からエンタメ企業アニメ部門で○年の時を過ごした男の話をする。

この記事で述べたいのは、シンプルに2点(5/4 以前はシンプリーでした。ブクマでご指摘いただきありがとうございます)。エンターテイメント業界で働いて面白かったことと、つまらなかったことだ。直情的に言うと、『心と体の奥底から感動できたこと』と、『エンタメ業界のほの暗いところ(要するに、こいつらマジでクソだなと思ったこと)』だ。どちらもけっこうな数がある。

それでは、さっそく説明していく。



― 心と体の奥底から感動できたこと ―

子どもの頃はアニメが好きだった。一番ハマったのは、『魔法陣グルグル』だった気がする。衛星放送では『白鯨伝説』やCLAMP作品を見ていた。

だが、小学校生活の終わり頃から学習塾に通うようになり、夕方以降にやっているアニメを見れなくなった。中学勉強漬けの日々を過ごしていた私は、いつの間にやらアニメのことを一切忘れてしまった。

中学時代も、高校時代も、大学時代もそうだった。変わらない。

いや、違う。大学の時は、深夜にやっているアニメをたまに見ていた。「コードギアス」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」「蟲師」「夏目友人帳」あたりは確実に見ていた。

人材営業会社で働くようになってからは、金曜日の深夜に自宅に帰った時、疲れ切った頭でテレビを点けて「こんなアニメあったっけ」と、ボンヤリした気分で視聴することがあった。

私はたぶん、アニメが好きだったんだろう。なぜ見なくなったのかと言えば、十分楽しめるだけの精神的余裕がなかったからだ。ならばいっそ、見ない方がいい。中途半端に楽しむのは嫌だ。中学生になった時も、そんな動機アニメを一切見なくなったのだ。きっと。

そんな私が、アニメーション作品などを作る会社(以下「弊社」という。)に入社した後は、これまたどっぷりと『世界』に浸かることになった。入社から退職まで人事異動はなく、ずっとアニメ製作部門だった。

最初の頃は、アニメ雑誌のインタビュー記事に出るようなプロデューサーその他の足もとで働いた。雑用はもちろんのこと、小さい企画を考案したり、経理その他の事務や、各関係者とのスケジュール調整などを担っていた。ホワイトカラーに毛が生えたような業務内容だ。

ところで、人生で一番最初に携わったアニメは、某少女コミックでそこそこ人気を博した作品だった。タイトルは言わないが、雰囲気は『隣の怪物くん』に似ている。私が入社する半年から企画が始まっており、当初の担当者から引継ぎを受けた。携わったといっても、スタッフロール名前が載るわけでもない端役としてだが。実際、大したことはしなかった。やはりホワイトカラーの枠内に納まる仕事だ。

しかし、これは実際に私の世界を拡げてくれた。方々の兵が集まる企画会議に、必要とあらば関係各所を訪問して説得交渉にあたり、お金の雲行きが怪しくなればどうにかやり繰りをする(ダメなら追加出資企画削減)。ごく稀に、スタジオ等の収録現場では声優の本気と、半面その悲哀を目の当たりにし(ここらへんは後述)、成功した作品打ち上げ会では、自分達が作った数字を眺めて溜飲を下げる。

長い月日が経って、エンタメ業界に慣れてきた頃だと、新作の立ち上げに、利害関係者間の調整(交渉)に、プロジェクト全体の損益見通しの皮算用に、イベント企画運営に、ホームページ管理に……とにかく、アニメを見ない日はなかった。

面白かったのは、いろんな業界の人に会えることだ。クリエイターには当然会えるし、経営者にも会えるし、事務屋とも話をするし、現場労働で身を焦がす人も間近で観られる。特に印象に残っているのは、漫画家声優だ。アニメーターとは、あまり交流の機会がなかった……。

とあるアニメ原作者が一番印象に残っている。つまり作品の神だ。例の人と呼ばせていただく。

例の人は、ほかの漫画家とは一線を画していた。私がいっぱしに携わったと公言できるアニメは計20本近くになるのだが、その半数は漫画原作である。私達は、最低でも一度は彼ら彼女ら(作品の神)の姿を拝むことになる。機会は少ないが。

原作シナリオを変える時には事前に伺いを立てるし(ex.某鬼狩りアニメ敵役台詞である「禍福は糾える縄の如しだろ~」は改変が検討されたらしい。彼が難しい言葉を知っている境遇ではないため)、重要放送回だと制作現場に来てもらうし、打ち上げその他のパーティーがあれば楽しんでもらえるように最大限配慮する。

自作アニメ化されるレベル漫画家小説家というのは、揃いも揃って個性派だ。めちゃくちゃに大騒ぎをする人もいれば、ひたすら黙って沈思黙考の人もいれば、なんかもう色々とはっちゃける人もいれば、欲望丸出しで悪い意味子どもみたいな人もいれば、一般企業でも通用しそうな思考や行動の持ち主もいる。

例の人は、漫画家として優れているだけでなく、人格も見識も申し分なかった。落ち着いた性格で、人柄がよくて、教養もあった。話のやり取りすべてが学びに繋がり、励みになった。初めて会った時の吾峠呼世晴さんは、とにかく、これまで出会った数多の創造者の中で抜きん出ていた。

普通ラスボス人格根底太平洋戦争末期の日本の政治指導者所謂ファシスト)に置くなど、誰が考えつくだろうか。私は、鬼舞辻無惨の例の粛清の場面を読んだ時、丸山真男の「現代政治思想と行動」が真っ先に頭に浮かんだ。あの時、脳に痺れを感じたのを覚えている。

この類の書物を読んで、無惨様のキャラクターを作ったのは間違いないのだ。自らを善とするためであれば、どんな言辞をも取り入れ、どんな諫言も亡きものにする。

例として、あの粛清の時に魘夢が助かったのは、「無惨様を肯定たから」だ。「下弦の鬼を解体する」というトップが決めた戦略方針が、たったの一言撤回された――常なる無謬性がファシズムの基本である

あの時、「無惨様のキャラ付け旧日本軍意識したのですか」と聞いておけばよかった。残りの人生で聞くことができる機会は二度とない。無念だ。

 しかも彼等はみな、何物か見えざる力に駆り立てられ、失敗の恐しさにわななきながら目をつぶって突き進んだのである。彼等は戦争を欲したかといえば然りであり、彼等は戦争を避けようとしたかといえばこれまた然りということになる。戦争を欲したにも拘らず戦争を避けようとし、戦争を避けようとしたにも拘らず戦争の道を敢て選んだのが事の実相であった。政治権力のあらゆる非計画性と非組織性にも拘らずそれはまぎれもなく戦争へと方向づけられていた。

新装版〕現代政治思想と行動 (2006)丸山真男 P.91~P.92



エンタメ業界のほの暗いところ ―

この業界で働いていて、「この感じ、苦手だな」「マジでクソだな」と感じたことは当然ある。字数関係もあるが、何点かに分けて述べていく。声優の悲哀とか、人間嫉妬やねたみの話になる。

TVアニメCUE!」 [Amazon prime video]

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声優アニメ。一応付言するが、私が携わった作品ではない。

まだ新人だった頃、先輩(兼上司)に連れられて現場を見ることがあった。現場というのは、アニメ制作会社とか、編集スタジオとか、音声の収録現場などだ。

そのためだけに現場に行くのではなく、何かの機会のついでに現場作業見学を申し出るのだ。それで、不思議に思って聞いたことがある。

「(私達は)技術的なことはわからないのに、どうして現場に行くんですか?」

と。それに対して、彼はこう言っていたはずだ。

「確かにからない。仮に、目の前で手抜きをされたとしても見抜けないだろう。でも、企画である俺達が現場に行くことで、『あなた仕事を見ている』というメッセージを伝えることができる。俺達はこの作品に熱をもっていて、いいコンテンツを作れる未来を目指してる。そういう想いを行動で伝えるんだ」

みたいな回答だった。

これは今の私が大事にしていることでもある。要は、発注側が受注側の実仕事をどこまで見るべきかという話だ。今現在の私は、受注側の失敗が社会的に許されない類の仕事をしている。転職後に大きな失敗をしでかさなかったのは、あの先輩のお陰だ。

さて。私が二十代後半の頃だ。例の先輩と一緒に、声優がいる収録現場に初めて音連れたのは。スタジオに入ってしばらく進むと、小ホールみたいな広い空間座椅子が並んでいる待合スペース。十数人はいた。ほぼ声優マネージャー)に出た。その奥に、マイクが並んでいる部屋が映った。木目調で温もりを感じる、しっとりとした空間なのだが、当時の私に予想できるはずもなく。カラオケみたいだなー、とテキトー想念していた。

私と先輩が小ホールに入るなり、セミフォーマル恰好の何人かが寄ってきて、隣にいる先輩に挨拶していた。私も混ぜてもらい、名刺を交換した。

雑談が終わって斜め後ろを振り向くと、女の子と淑女が1人ずつ、あとは男の子が1人、まごつくように並んで私を見ていた――人生で初めて見た声優だった。後で知ったが、攻めのある挨拶活動で知られる声優事務所だった。

ひとりずつ私達の前に出てきて、「~~と申します。(簡単自己紹介よろしくお願いいたします!」と、ハキハキした声でアピールをやってのけた。そのうちの淑女は、私の着ていた衣服お気に入りのやつ)と指輪を褒めるとともに、香水をつけていることを見抜いた(やるな……と感じた)。男の子は謎の一発ギャグを仕掛けてきたのを覚えている。

※かなり昔のことだが、内容は一応伏せる。当日記では、声優個人名前を出すことはない。

私も「よろしくお願いします」と返したものの、微妙な気分になった。たとえ私がどれだけ昇進しようと、彼女たちのキャスティングに関わる可能性は皆無だからだ。まったくゼロではないが……。

例えば、アナウンサーになりたい女子大生は、いろんなイベントコンパニオンとして参加することで武者修行をするわけだろう。それらのイベントでは、今後関わり合いになる人だろうと、これっきりの人だろうと、あの子達は全力で挨拶活動をしていた。熱意は感じるのだが、やはり私には引っかかるものがある。

こんなことを思っている時点で、私はそういう職業には縁がないのかもしれない。今、私は『効率』という観点で物を考えた。あの声優の子が私に挨拶をしても報われる可能性はないのに、と考えた。夢中になっている人間効率のことは考えない。やれることをすべてやる。それだけだ。

かに心をとらえられ、たちまち熱中してしまうのは、謎にみちた不思議なことだが、それは子どももおとなと変わらない。そういう情熱のとりこになってしまった者にはどうしてなのか説明することができないし、そういう経験したことのない者には理解することができない。山の頂を征服することに命を賭ける者がいるが、なぜそんなことをするのか、だれ一人、その当人さえもほんとうに説明することはできないものだ。

はてしない物語(1982) 上田 真而子 (翻訳), 佐藤 真理子 (翻訳), Michael Ende (原著) P.17



の子達は本気だった。報われようが報われまいが、声優として活躍すると決めたからには、生き残るために何でもやる。上でURLを貼ったアマゾンのレビューにもあるが、声優は堅気の仕事ではない。勝った負けたで全部決まる。精一杯頑張っても生き残れる保証はない。選ばれた者だけが生き残る――余談だが、あの時の淑女と男の子は今でも活躍している。女の子はだめだった。

さて。淑女と男の子は、実力があるうえに、礼儀正しく、サービス精神豊富だった。それが生き残った理由だ。しかし、声優全般が行う営業活動には後ろ暗いものも当然ある。5ちゃんねるとかで、たまにアニメ業界出身者がスレッドを立てて降臨することがあるだろう。

それで、やり取りの中で、誰かが「枕営業ってあるの?」と質問をする。スレ主は「そんなのないよ」「聞いたことない」と応えるのが定番だ。

これは、私個人日記だ。この際だからはっきり言う。枕営業をしている声優はいるし、やらさせている声優もいる。重要フォローをさせてもらうが、芸能界の表舞台――ひとつ契約で何百万もの金が動く――に比べれば圧倒的に数は少ない。声優関係のギャラというのは、例えば女性タレントが出るCM撮影や、青年誌グラビアや、全国各所での公演活動と比べても相当に廉価だ。1回の収録につき数万円以内で呼べてしまう。表舞台に比べると利権は少ない。

それでも、そういうことはある。パターン簡単に分けて2つ。いっぱしの声優になりたい、もしくは声優であり続けたい者が、キャスティング権がありそうな人に近づいて配役を得ようとする。

スタジオでの雑談や、小さい贈り物や、二人きりでの食事くらいで留めておけばいいものを、一線を超えてしま場合もある。私が30才を過ぎた頃、例の収録現場で、声優に「よかったらご飯行きましょう」などと声をかけられたことがある(最終的な内訳:男性が2人、女性が5人)。

その際、はっきりと「ごめんね。私にキャスティング権はないんだ」と答えた場合、彼ら彼女らを傷つけてしま可能性が高い。いや、はっきりいって『侮辱である。なので断り方が難しかった。「帰って社内会議があるので」みたいな返答をしていた。

これはまだいい。声優個人or事務所の意思問題だ。「あの役がほしい」とどうしても思っていて、そのためなら何でもやるという覚悟責任さえあれば、枕営業は罪ではないと私個人は感じる。「この業界は堅気じゃない」とはそういうことだ。

追記)正直に言うと、私の妻が声優だった頃に食事に行ったことがある。私から誘ったので上の内訳には入れていない。



以上、「この感じ、苦手だな」と思ったことを述べた。以下に語るのは「マジでクソだな」と思ったことになる。すなわち、個人が望んでいる保証のない枕営業のことだ。アニメ業界に限ったことではなく、エンタメ業界には先日話題になった映画監督のような『畜生』が何人もいる。結果を出している人間の一部がやりたい放題やっているのだ。

まだエンタメ業界にいた頃、そんな人間に捕まったと思われる(主に女性声優の話を聞くたびに胸が痛くなった。このような話題が、どうして私などの塵芥の耳に届いているのか……? そう考えると、さらに心が抉られる思いがした。

おそらくは、やった本人または関係者面白がって吹聴している。私のところまで噂が届くということは、そういうことだ。いろんな声優の姿が脳裏をよぎった。「あの子大丈夫だろうか」といらぬ心配をしてしまうほど、当時の私には『噂』がグッサリと刺さった。

さて。エンタメ業界に恩があるのも事実だ。下種な話題はこれくらいに留めておこう。気が付けば字数がない。前後に分けることにする。

【後編】

https://anond.hatelabo.jp/20220502223252

2022-03-15

10年くらい武者修行の旅に出て全国を放浪したい

2021-08-02

EXILEの弟分新人ユニットの売り出し方が盛大にスベッてる件

LDHファン界隈で最近新人ユニットの売り出し方が悪い意味話題になっている。

軽く調べてみたら思わず頭を抱えてしまったのでメモしておく。

その新人ユニットはPSYCHIC FEVERサイキックフィーバー)という若い男性8人組。略称はサイフィ。

約2年前から存在し、主に三代目JSBライブ等に何度かサポートとして出演したらしい。

そして今年7/18にプレデビュー曲が発表されたばかり。

2019年に夢者修行(=ショッピングモール等のドサ周りライブ。この事務所新人の恒例行事)を実施していたものの、

ここ最近コロナへの配慮からか、『オンライン夢者修行』と題して下記ミッションに挑戦している。

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ミッション

7/23 20時までに公式TikTokアカウントフォロワー4万人

→締切前日にギリギリ達成

ミッション

7/31 20時までにTikTok内で楽曲使用本数1,500本 →【失敗】

引き続きチャレンジ継続

8月末までに達成しないと武者修行ファイナルライブ)を開催できません!!」とスタッフが言っている

ミッション

8/6 8時までにTikTokいいね70万獲得←【今ココ】

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素人目線でもおかしいと思う問題点を書き出しておく。

  • ファンが知人に頭下げ回って頑張らないと達成できない内容
  • 達成しても強引なお願いによるものなので、「達成後に切られる中身のない数字」ということを分かってない

(①の時点で音源しか公開されておらず、②の失敗後にリリックビデオ公開、あとはTikTok転載の謎動画

一番の問題は、新人なのに「お前らが頑張らないとライブ開催してやらんぞ」なとこだと思う。

事務所お金あるんだからもっとまともな企画考えられる人を置くべき。

これは素人意見なので、マーケティング仕事してる方が分析したらもっと面白いかもしれない。

2021-04-23

anond:20210110083736

このエントリを書いた増田です。

今でもこのエントリは間違っていないと思ってるけど、まさか1年も経たずサービス終了するとは全く思ってなかった。
前回のエントリでも言及しているようにディライトワークスには期待してなかったものの悪い方向へ想像はるかに超えてくるとは・・・

敗因

なぜアイリス(初代花組)をイベントで登場させなかったのか?
個人的にはこれが最大の敗因だと思っている。
サクラ革命には初代花組アイリスキャラが被りまくっている金髪ロリの玉野アンジェリカ(通称アンジュ)が登場していて、2020年12月28日からサムライアンジュの九州武者修行」というアンジュ中心のイベントを開催していた。なぜアンジュなのか?誰の需要なのか?
スマホゲーってユーザを大量獲得するスタートダッシュを決めなければサービス存続が危うくなることは小学生すら気付いていそうな定説だけれど、なぜかサクラ革命運営チームはその選択をしなかった。
それどころか事前登録30万人突破声優起用を約束していたVTuber「白上フブキ」「宝鐘マリン」のキャラ実装も一向にせず、結局は実装取り止めとなった(大変申し訳無いが筆者は「白上フブキ」「宝鐘マリン」の両名を詳しく知らない)。
金髪ロリイベントがアンジュじゃなくてアイリスだったら筆者世代サクラ大戦ファンによる支持でワンチャンあったかも知れないし、人気のVTuberを早期に実装できていたら若い子ウケしたかも知れない。理由はよくわからんサクラ革命運営チームはなぜか話題になりやすキャラを出し渋っていたのだった。

そして同キャラの性能違いが追加されたけど、これもプレイヤーからすると萎える要素だったかも知れない。
せっかく育てたお気に入りキャラも後に実装されるであろう同キャラ性能違い実装によって古くなってしま可能性があるので如何なものだろう。まぁそういうスマホゲー多いけどね。

ウマ娘強すぎw

ディライトワークスとセガを決心させたのは間違いなくウマ娘プリティーダービーで、いやねもうサイゲームスさん面白いゲーム作るのうまいよね。めっちゃ面白いもんウマ娘
システム基本的パワプロだけど筆者世代には刺さる刺さる!シナリオも良いよねぇ!
これFGO ARCADEにも影響が出てくるんじゃないかな?って不安になるんだけど、セガウマ娘IPを取り込んでウマ娘アーケードやったら良いんじゃない?競馬アーケードやってるんだしさ。

いやぁホント完敗ですよ。ディライトワークスとセガ関係者には熱い感謝とともにお疲れ様と言いたい。俺はサクラ革命が好きだったぜ!
これに懲りずサクラ大戦シリーズゲーム出してくれよな!

2021-02-16

anond:20210216105715

三井財閥継承権3位のおぼっちゃまが、コロナの諸事情で夢者修行中に

生活保護申請となったのですが、市で保護してもよろしいでしょうか? 本人は武者修行継続意向

2020-07-28

読んだ

魔法使いと副店長を読んだ。泣くわ、こんな話。物語における光と影の対比が終始絶妙で鮮やかな物語だった。

作者の越谷オサムは、似たような話として陽だまりの彼女を書いているけど、それより今作の方が面白かった。

冒頭、単身赴任中の中年男性アパートに、見習い魔法使いアリスが飛び込んでくる。続く、出会いのあれこれを描写した一連の流れは少々ありきたりで、事実を受け入れられない主人公葛藤わずらわしく感じられた。けれど、そこを乗り越えてからはするすると話にのめり込めたし、何度か目頭が熱くなった。

魔法界では落ちこぼれで、言動がいちいち幼稚すぎるアリス武者修行のために、人間界ホームステイしに来た彼女が何者であるのかは早々に想像ができたし、物語の中盤では呆気なく明かされてしまう。けれども、それゆえに終盤での精神的な成長や、彼女が触れ合った人々との関係性が生きてくる。現代社会が抱えている影を絶えず漂わせているキャラクターいるからこそ、彼女が起こす魔法の数々がまばゆく映るお話だった。

エピローグには物悲しい雰囲気が静かに広がっていたように感じられたけれど、同時にこれからの人々の幸せを願う希望に満ちた終わり方でもあったと思う。

暗部には目を向けないけど、いまを生きる人へのささやか応援歌になっていそうな小説でした。

2020-06-19

今の会社に5年勤めてて待遇悪くないけど飽きてきた

社内の自分価値は高くなってるし人間関係給料も悪くないんだけど、全く別の環境で3年くらい武者修行したい気持ちもある。

もう今年で38だし転職に費やすエネルギーがもはやないんだけどね。

とはいえこのまま死んでいくんだなーと先が見えてしまってつまらないってのもそれなりにあるんだけどそれが転職原動力にならないのでこれいかに

2019-09-05

有名温泉宿で料理旨いところってあるんだろか

テレビとかで取材行く温泉宿の飯、あんまうまくなさそうなんだよなあ。

料理人もさ、有名ホテルのコックというのはハクがついてる感じだけど、有名温泉宿のコックとかは聞かないし、有名温泉宿で武者修行というのもあんまり聞かないし。

温泉入って浴衣うまい飯を食うというのが夢だけど、飯がまずそうで。金持ちの行くような会員制のとこは料理メチャウマなんかな。それでも帝国ホテルルームサービスレストランから取り寄せて食ったほうがやっぱ旨いよね?

もちろん、地元食材特に魚の取れる地域民宿レベルですんげー舌が溶けるような刺し身出すところとかあるけど。そこテレビ有料の安宿なんだよな。有名温泉でゆったりじゃない。

2019-04-11

anond:20190410224200

あー…。これ、婚活仲人Tさんが紹介していた本かな。

『無理もしない 我慢もしないで愛される 溺愛理論』

https://www.amazon.co.jp/dp/4828207015

ここの目次には書いてないけど、

第1章 女は誰でも男性に尽くされる存在だと自覚してください

の中に、謙虚女性は〜の項目がある。

1 男性女性の脳の違い

2 恋愛武者修行

3 男性本質は「好きな女性に尽くしたい」

4 男性の脳はあなたに尽くしたい

5 謙虚女性は一生愛されない ←これ

6 溺愛彼氏に変えるのが愛される女性の条件

ってあるのよ。

5の内容は、愛というボールを振りかぶって投げようとしている男性は、あなたに受け止めてほしい。

彼らは投げたいのだから、とにかく黙って受け取ること。

エスコートされたらそれに乗ること。

荷物持ってやると言ってもらえたら、その差し出された手を取ること。

デートのお店を予約したり、重い荷物自分で持たずに男性にしてもらうこと。

そして、ありがとう!と言う。

みたいなことが書いてあるよ。

謙虚が悪だとは書いてないけど、目次だけ見た時はちょっとギョッとした。

本だから、ある程度強めな言葉にしているのだろうけどね。

頭でっかち女子におススメと書いてあったので買ってみたんだけど、私はあんまり響かなかった。

頭脳派向けって紹介されてたから、エビデンスとか、数値とか、実験結果が書いてあると思ってたんだけど、そうでもなかった。

参考文献もあまり無かったし。

アマゾンは絶賛しているレビューが多いから、そこそこ効果はあるのかも?

ちなみに著者のブログね。

https://ameblo.jp/mari-ny/entry-12451754415.html

私がモテない女だということは重々承知しているから、その辺のツッコミは無しで。

あとTさんのことは好きだし、記事は毎回楽しみにしてる。

文章面白さもだけど、女性心理男性心理を観察するのがおもろい。

2018-02-12

株式会社旅武者(法人番号4010801024705)の海外ビジネス武者修行プログラムって、海外ビジネス体験をさせることで若者をより素晴らしい社会人にするようなことうたっているけど、それもまた不安を持った者をターゲットにした前途ある若者時間を奪って海外に送るというサイコパスじみた社会人の鑑ともいえるビジネスでもあるよね。

大学ではこういう稼ぎ方もあることを教えてほしいし、学生はこういうビジネスがあることも学ぼう。

2015-05-01

http://anond.hatelabo.jp/20150501094307

アニメーターをやめて武者修行にでる!

そういって現場を去って1年後、復帰した彼の幼女作画神業レベルになっていた。

2015-02-01

姉がクボヅカリア充結婚するらしい……。リア充ビックバンしろ

つい先日のことだ。パラパラと大粒の雪が降る夜、高そうな中華料理屋の奥にそいつが座っていた。

ダボダボの服に、ふてぶてしい座り方、室内だというのにかぶったままのニット帽子、帽子からこぼれるくしゃくしゃの髪。

まるで窪塚洋介だ。だからこれからそいつのことをクボヅカと呼ぶ。

クボヅカは、僕を見るなりこういった。

「けいちゃん(仮称)かーwwはっじめましてーーwww」

僕は心の底から思った。ビックバンしろ

先に断わっておくが、僕はシスコンではない。

まぁ確かに一般的に見ると美人なほうであったし、同級生からも紹介しろ紹介しろとうるさく声をかけられるような姉であった。

しかしなんといっても性格が最悪。気が強くて乱暴でがさつで、幼いころから喧嘩ばかりしてた。

また思春期になると顕著になったお互いの差、リア充な姉と文学オタクな僕の馬が合うはずもなく、ある時期を境に家庭内ではほとんど会話していなかった。

それに僕は25歳で姉が27歳、そりゃまぁ結婚する歳だし、姉が結婚することに驚いているわけでもないし、ましてや兄弟を取られたなんて感傷批判しているわけじゃない。ただ、ただクボヅカ家族の一員になることが嫌なだけだ。

だって考えて見てくれ。

普通両家の顔合わせの時に、ダボダボの服を着るだろうか?

帽子を外さないとかありえるだろうか?

初対面の義弟をちゃん付けで呼ぶだろうか?

ハッピーwwだとかピースwwだとかそんな頭の悪そうな単語を会話に混ぜるなんてあり得るだろうか?

僕の印象はほんと最悪だった。美容師だかなんだか知らないけど、礼儀知らずな奴だなと思った。

から同じようにうちの親、特に父なんかはきっと印象最悪だろう。

そう思って、両親に目をやったら、少し緊張しながらも始終ニコニコしていた。

ウソだろ。信じられない。相手の無礼をなじり、不機嫌そうな対応でもいいのに。

クボヅカは楽しそうに偉そうに、自分の生い立ちや仕事のことを語った。

中高時代学校になじめなかったこと。

高校卒業俳優目指して東京に行き、劇団大道具スタッフ演者をしていたこと。

俳優になる武者修行で単身アメリカに渡ったこと。

そこで英語を覚えたこと。

から会話についつい英語を入れてしまうこと。アメリカで見たり聞いたりしたこと。

舞台で演じたことで興味をもって美容師仕事を始めたこと。

今は自分の店の開店準備中だということ

店のコンセプトは80年代風のクラシカルな感じを少しモダンにしたい等々。

よくもまぁ自分のことをそこまでペラペラ語れるもんだなと、口数の少ない僕はいつも以上に黙って聞いていた。

自分のことを雄弁に上から目線で話す、僕はこういうやつが大嫌いだ。

自分を大きく見せたい、承認してもらいたい、そんな願望が丸見えだからだ。

そんな僕とは対照的に父も母もクボヅカの大変楽しそうに興味深そうに話を聞いてた。

特に父なんかは、僕と話すときなんかよりも楽しそうに見えた。

そんなもんなのかね、イマドキの顔合わせっていうのは。もっと緊張感があるもんだと思っていた。

父よ、美容師からって気を使う必要はない。帽子を外せって怒ったっていいんだよ。

特に嫌だったのは、僕に対する言葉

「けいちゃんもさー。いろいろあると思うんだけど、まぁ仕事なんてなんとかなるって!俺なんて……(以下自分語り)」

何を偉そうに、いったい僕の何がわかるっていうんだ。

仕事を辞め、公務員試験も落ちて、転職活動中の僕のいったい何を知ってるというんだ。

こうやって中華料理屋では始終イライラしていたわけだけども、この後、クボヅカに対する僕の印象がガラッと変わる出来事が起きた。

それは会食後、オープン準備中だというクボヅカの店に行った時のことだ。

とある雑居ビルの4Fにクボヅカの店はあった。

さなエレベーターしかなく、両家が乗るには二回に分ける必要があった。ぎゅうぎゅうのエレベーターを抜けたところ、

オープンザドアーww」

そう言いながらクボヅカはお店のドアを開けた。

そこで店内の様子を見た僕は思わず息を呑んだ。

とても居心地の良い空間に見えたからだ。

全体的に木目調を基調として、全部が統一されていた。

柔らかい間接照明が適度に置かれていて、冬の寒い夜に見たにもかかわらず、とても暖かい気がした。

金属部分が露出しないように全部木枠などをはめており、エアコンにもしっかりと木製のカバーがはめられていた。

床こそコンクリート打ちっぱなしだったが、冷たい印象を与えないようにか半分だけアイボリー色のペンキが塗られていた。まだ作業途中のようだ。

いたことにこれは全部、自分一人で作ったのだという。

水道の配管やシャワー台の設置は業者に頼んだようだけど、それ以外は全部自分大工のように板を切りくぎを打ち、作ったとクボヅカは誇らしげに語った。

大道具係の時の経験が生かせたんだよねーww」

「もともと企業事務室だったところを作り変えたから、いろいろ手間かかったわww絨毯はがすのに一週間はかかったww」

こんな手間のかかりそうなことを一人で黙々とやったのか。

丁寧に一つづ、鏡やテーブル、エアコンの木枠まで自分で作ったのか。

一週間も床をはがす作業をあきらめずに行ったのか。

クボヅカのあの偉そうな上から目線の態度も実はこういう地道な努力から裏打ちされたものかもしれない。

そう思うと、なんだかクボヅカに親近感を覚えた。

全然違うタイプ人間かと思ったけど、もしかしたら仲良くなれるかもしれない。むしろ尊敬できるかもしれない。

僕は今まで見た目で決めつけていたことを恥ずかしく思った。

クボヅカは、換気換気―wwといって美容室の窓を開けた。冷たい冬の空気が入ってきた。

僕はクボヅカに話しかけようと思った。もっとこちらからしかけて仲良くなろう、そう思った矢先、クボヅカは窓の外を見てこういった。



「アイwwキャンwwフラーイww」



だめだ、折り合えない、クボヅカはクボヅカだった。リア充ビックバンしろ

やはり心の底からそう思った。

2014-12-30

人生何事も勉強

 

オレは、理系大学出身のさえない非モテ男。

ろくに女性との会話歴もない。

そんなオレがめちゃくちゃタイプ女の子出会った。

1年ほど前の事だ。

がんばってアプローチをかけたのだが、うまくいかなかった。

共通の話題が見つからなかった。

彼女は高嶺の花的存在で、女子大出身お嬢様だった。

釣り合うはずもなかったのだ。

そこから必死武者修行。オシャレ道の達人になるべくまずは金を集める。金!金!

半年必死貯金をした。

必死で貯めた金でアウトレットモールを巡り、なるだけ個性的なそれでいてオシャレな服を買いあさった。

1年後、社交辞令だろうが、複数の人から今日増田さんはおしゃれですね。」といわれるくらいにはなった。

そこそこ見栄えが良くなってきたからか、新卒向けの採用サイトに載せる若手社員写真モデルにも選ばれた。

この時点で、容姿に関しては問題ないレベルになったと判断した。

それと並行して、話題作りのために、趣味の改造だ。

休日に、地方面白そうなイベントお祭りがあると、夜行バスで出かけてついでにその近辺を観光して回った。

これには副次的効果もあった。

地理に詳しくなったのおかげで、初対面の人の話す出身地ネタが大体わかるようになって、うち解けやすくなったのだ。

 

こうした一連の積み重ねを経て、俺は確かに人生経験が豊かになった。

人生何事も勉強だ。

で、結局彼女と付き合えたのか?

いや結局ダメだったのだ。まるでダメだった。

人生何事も勉強だ。

これもきっと何かの勉強なんだ。

なあそうだろ? 

2014-09-25

http://anond.hatelabo.jp/20140925005556

私はよくライブに一人で行くので、話しかけてもらったらうれしいです。誰かと話したいなーって時は男女問わず一人の人に話しかけるときもあります。でもなんつうかこう人と話したくない日もあるので、そんな日は開演直前までイヤホンしてたり本読んだりしてるので察してくれると有難いです。スマホいじってたり、ボーっと空を見てたり、公演のパンフレット見てたら話しかけていいと思いますよ。

しかやすいのはライブ前だと思う。始まる時間を聞いたり、ドリンクもらう場所を聞いたり、グッズ買う場所とか話しかける事務的トピックスがいっぱいあるから事務的要件からしかけてくれるとかなりほっとする。私だけかもしれないけど、「良くライブとかくるんですか」とか「友達になりたいです」っていきなり言われると、「えっ何何」ってかなり身構えてしまうので、事務的質問して反応がよかったら、「このバンド結構から好きなんですか~?」とか公演にまつわる話からつなげてったらいいと思う。

でもブコメにもあったように、そこで微妙空気になると、ライブ中ずっと気まずいというのもわかる。終演後でも「終演後でもグッズって買えますかね?」とか話しかけるきっかけは無きにしも非ずだと思う。ただ終電早い人やその後予定ある人もいるから、乗り気じゃなかったり帰りたい雰囲気だしてたら、引き留めないほうがいいかも。

お酒入ってると、拒絶されるリスクはぐんと減ると思う。だからお酒飲んでる率の高いクラブとかフェスのほうが、ハードルは一気に下がる。クラブは苦手でも、デイパーティとかバンドの人がやってるイベント比較クラブっぽくないイベントのことも多いので、武者修行には最適かも。

頑張ってください。応援してます

2014-06-29

スマホ版のDQ2がヌルすぎる

何番煎じだかわからんけど、現役でプレイした世代としてレビューしとこう。

現在、LV35。ロンダルキアへの洞窟の途中。

簡単すぎて屁が出そう。

基本的に、レベル上げ作業が必要ない。

途中で撤退しなければならないダンジョンほとんどない。

何も考えずに新しいダンジョンに向かって突撃しても、マップ全部埋めて生還できる。

MP切れで帰ったのはあるけど、仲間が死んで前進不可能な状態にはなってない。

ここまで全滅回数0。戦死回数2(2回とも赤い子)。

ゴールド稼ぎしなくても、ミンクコート以外は道なりに進んで貯まったゴールドで買える。

なんか、忙しい人のためのDQ2という感じで、世界の危機を全く感じない。ハーゴンくらい村人総出でかかれば何とかなるだろう、という感じ。

そりゃ王様も、息子の武者修行程度の扱いをするわ。

目下の心配事は、破壊神の復活よりも、道具屋に売った「ぬののふく」と「みかわしのふく」(赤い子着用後)の行方だ。

2014-03-30

anond:20140330003600

今、45のおっさんです。25年前の自分に対してだと思って、書いてみます

(1)まず、どこの大学に行きたいのか?決めよう。

 大学に入って、新しい価値観に触れると、

 「なぜ高校2年生のころは、この大学に行きたかったのだろう。」

 になりますので、あまり真剣に考えなくてもいいです。

 ※どこでもいいと、いうのであれば、とりあえず、今通っている

 高校過去数年間のうち、卒業生実績から上位5個ぐらいを対象とすればいい。

 (この時点では、まだ候補)

(2)過去問、ならびに、合格体験記等で情報収集

 勉強する前に、「どのような勉強をするか?」の勉強をする。

 おっさん場合には、親は中卒で、誰も何も教えてくれなかった。せいぜい年に1人浪人して、

 地方旧帝大に行くレベル高校だった。

  あるきっかけで、ある大学ターゲットにして、結果的に、現役でそれに受かった(旧帝大は滑り止めぐらいにした)

 当時は、インターネット等は無く、まずは、合格体験記系の

 本を20冊ぐらい親に買ってもらって、「勉強の仕方」(どういった参考書をつかって、どのような勉強をするか?)

 を勉強した。

(3)目的を再確認する。

 目的は、「頭が良くなること」でも無く、「勉強ができること」でも無く、

 「海外の人とコミュニケーションのための英語学習」でも無く、

 単純に、「ターゲットとなる大学に入る」ことと割り切る。

 上位で入る必要はなく、ギリでいいから入り込んでしまえばいい。

 その後の事は、また、大学に入ってから考えればいい。

 今、大きな人生目標が無いのであれば、目標の設定後は、1年後にまた考えればいい。

 長い人生、1年ぐらい誤差だ。

 大学を選び間違えることもあるかもしれない。当然ながら、

 大学に入った後の「貴方人生」なんて、(親以外の)他人は誰も真剣に考えてくれない。

 どちらにせよ、自分人生自分で切り開く必要がある。

 大学勉強過程で、「勉強楽しい」と感じられるのに「変わった」であれば、

 それは嬉しい副作用だが、それも将来考えて下さい。

 大学入試は、一つのプロジェクトと考えられる。

 よく就活で、出身大学が問われるけれども、これは「親のしつけ・教育」「地頭の良さ」

 「目標に対して真面目にコツコツ努力できる」ことの総合力を見るには都合が

 いいからだと考えている。

 「とりあえず、就活でいいポジションを取ろうと考えない。

 出身大学ブランド名だけあればいい。」と割り切る。

 もちろん、王道と呼ばれる道を歩む方法もあるけれども、

 現在目標大学に受かる」の確率は確実に下がります

 話は変わりますが、「幸せ」とは何か?という質問があったとします。

 私の回答は、「幸せとは選択肢の多さ」というものです。

 何か食べにいく場合でも、「ファーストフード」の店「しか」選べない人と、

 「どこの店でもいける」人は、後者の方が幸せです。

  お金があれば、購入物の選択肢が増えて幸せと見なせることが多いですが、

 代わりに時間を失うと、それは(行動)選択肢が減ってしまい、不幸せという解釈です。

 Fランクの大学に行くよりも、上のグレードの方が、貴方人生選択肢

 増えて、より幸せ(になる可能性が)高いと思います

 もちろん、人生万事塞翁が馬のため、保障しませんけれども。。。

  最近は、弁護士歯医者さんなども収入が減って大変だそうです。

 それでも自分職業を「選べる」だけまだ「幸せ」なんだと思います

 貴方人生選択肢を増やすために、1年間「だけ」真面目に勉強してみては?

(4)ひたすら過去問を解く。

 現在2年生で、3年生の範囲は?となるかもしれないけれども、それは関係ない。

 わからなければ、模範解答を丸暗記するぐらいまでやりこむ。

 不明点は、学校先生に聞く(無料で教えてくれる)。

 手に入る限りの過去問をやっていると、「どのジャンル」が出て、

 「どのジャンル」が出ないのかなど、試験の傾向が判る。

 今回は、(どの大学でも受かる)ジェネラリストを目指しているのでなくて、

 ある大学に受かるスペシャリストを目指しているから、「出ないジャンル」の

 勉強は、ばっさりと切り捨てる。

  その結果、一般模試なのでの偏差値も下がるかもしれないが、

 それは「リスク」として割り切る。

 今まで真面目に勉強してこないんで、それなりの価値をつかもうとしているので、

 ある程度の「リスク」を抱えるのは当然だと思う。

 もしかしたら、次年度のテストは、過去問とは、関係のないジャンルが初めて出る

 かもしれない。それは「不運」としてあきらめる。(=実力無い分、リスクを背負っている)

 数ヶ月~半年ぐらいかけて、過去問センター試験含む)、

 および(問題には出なかった過去問の周辺知識)を把握する。

 ※(導入の無い)答えの丸暗記は当然NG

 あくまでも答えの導入方法理解して、または設問内容を把握できて、

 過去問ならば100点を取れる状態にする。

 >とりあえず7時に起きて、今日だけで3時間勉強しました。

 >買っただけで満足していた英語問題集やってます

 厳しいこと書くと、その英語問題集って、試験に受かるのに役立つ?

 そういったことは余力がある人がやればいい、または余力ができてからいい。

 まずは、「大学合格する」という目標を定めて、具体的に、「何が試験に出て」、

 「何が試験にでない」のかを把握すること。

 「試験に出ない」ことは、現在目標大学合格する」からすると、

 目的外なので、今の貴方には、勉強する価値がない。

 学校勉強ならば、赤点取らない程度に軽くながせばいい。

 ※一般的受験勉強は、教養にはなるし、自分ポテンシャルアップには

 繋がるけれども、それはまた別の目的

 そういった「不純」な目的は、大学に受かる実力をつけた後に考えればいい。

 大人の世界での、困難なプロジェクト管理におけるコツは、目標から逆算して計算して、期限を区切ること。

 決して、現状から、コツコツつみあげるようなことはしない(できるのであれば、それは

 能力が高い人か、そもそも、プロジェクトハードルが低い)

 目標の再確認をすると、今の目標は「大学に受かること(=Fランクにはいきたくない)」。

 そのために、「勉強する範囲を精査する」(試験に出ない範囲は勉強しない)

 そのために、「過去問を解く」そして、「現在自分の実力」と「目標

 の差異認識して、それを埋める努力をする。

 そして、その「差異」をいつまでに埋めるのか?の「期限」の設定を行います

 ここまでくれば、「てか何やったらいいのか分かんねえよorz」には、

 なっていないはずです。

 例えば、来年前半に、物理に、90日割くとします。過去問を3回繰り返すとします。

 90日=60日(初回)+15日(復習)+15日(復習)。初回分は、60日。

 過去問は、状況(ターゲット)により違うと思いますが、

 仮に(計算やすいように)120問だとしたら、1日2問づつ、確実に理解・把握していく。

  1日2問を把握するためには、何時から何時まで勉強するという

 感じで、大学入学という漠然とした目標から、目先の数時間レベルの具体的行動まで

 落とし込んでいきます

 ※お父様が筑波大学ならば、それなりに地位の方だと思うので、

 大人がやるスケジュール管理」の方法相談しましょう。自分で全てをやる必要は無いです。

  最悪、答えは理解できなくとも、時間の限り、「写経」するだけでもいいです。

 私も同じ回答を何度も、(参考書みずに書けるぐらいまで)書き写しました。

 あとは、本番で、数字記号を変えるだけで、最悪、頭で覚えていなくても

 「手が覚えてくれています」のでなんとかなるケースも多かった気がします。

 ※大学入試レベル数学物理であれば、創造性は不要です。

 (このご時世、受験の範囲で、高校生が、世界で初めてひらめくような

 ことは、ほぼ無くて、既に、誰かが考えています



 数ヶ月後、一通り、過去問が解ける状態になったら、またここで、質問すればいいと思います

 誰か親切な人が答えてくれるでしょう。

(5)おっさん高校生ときにした勉強方法

 まず、インターネットが無かった。今、空気のようにあるインターネット

 非常にうらやましい。

 田舎だった。当然、学校先生も、高度な大学入試についてこれない。

 (これは先生能力の問題ではなくて、その他大勢の生徒のレベルに合わせるため)

 おっさん高校生(2年生2月)の行動力は、自画自賛になるけれども、

 今でも褒めてあげたいぐらい。

 (A)まずは、合格体験記を20冊ぐらい読みあさり効率的勉強方法を調査。

 ※合格体験記を見て、自分なりのコペルニクス的転回は、「できない問題は捨てて良い」

 ということ。田舎学校では、そんなことは教えてくれず、目の前のことは

 がんばってやりましょう」という概念が変わりました。

 (B)その中から参考書を厳選して選ぶ。

 (C)我が家貧乏だったので、「予備校に行かせて」とは言えないし、

 そもそも予備校までも遠かった。

 なので、模試を受けまくりました。大体1週間に1~2回。

 (参考書代金と、模試の代金は、貧乏ながらも出してもらえました)

 「3ヶ月に1~2回の試験を受ける人」と「3ヶ月で20回試験を受ける人」

 とでは、駄目出しされる回数が圧倒的に違うから修正ポイントも早く気づきやすいし、

 危機感継続して持つことができます

 ジャンルが違う模試は、厳密には無意味だけれども、周りの受験生雰囲気などにも

 早くなれることができました。

 >勉強時間は一週間で3時間くらい...

 >てか何やったらいいのか分かんねえよorz

 周りの同学年の学生は真面目に試験を受けている。

 「親が模試費用を払ってくれている。少なくとも、費用分の元を取りたい」

 と考えられるのであれば、模試をうければ、「3時間以上の濃厚な時間」を勉強できる。

  時間内は、必死で考えるから、印象にも残る。試験後に、気になることは自分で調べたり、

 先生(しつこいが、学校先生に聞くのはタダでできる)に聞いたりして、同じ問題には

 対応できるようにするだけでも、レベルが変わってくると思います

 試験で悪い点を取り慣れていなければ、自分も頑張らなきゃと思うようになると思う。

 (勉強しようとう環境に、当時のおっさんは、自分を追い込んだ)

 スポーツに例えると、武者修行道場破り)にいって、週1でコテンパンに

 やられて帰り、翌週までにまずかったところを調整。再度、やられにいく感じでした。

 (少なくとも、同じパターンではやらなれないようにした)

 頑張るのは、1年間だけだから

 睡眠時間学校時間通勤時間)+2時間以外(基本的生活時間)は、

 全て勉強するつもりだったら、なんとかなるかも?

 生活は親が面倒みてくれていると思いますので、一生のうち1年間だけは、

 狂ったように勉強してみるのも、いい経験になるのではと思います

 大人になると、「勉強だけすればいい」という贅沢な時間は持てなくなります

 補足ですが、睡眠時間を削る必要は無いと思います

 1日8時間寝るのであれば、それは残りの16時間のためを充実させるための

 必要経費です。

 そもそも、最初から、1日16時間さらに基本生時間の2時間を除くと、

 1日14時間しか無いと割り切って、計画を立てましょう。

 残りの14時間効率的に生きること。それは、「本を読むスピードを上げましょう。

 問題を解くための手を早く動しましょう」のような基本動作のスピードアップ

 いう意味ではありません。

 今の自分にとって、「必要なこと」「不要なこと」を見定めて、「不要なこと」を

 やらない勇気を持つということです。



25年前の自分宛のつもりで書いてみました。



<追記>

おっさんは、元質問者に書いたつもり向けだったのですが、ここまで読まれるとは思いませんでした。

想定を書いておくと、とりあえず、下記にカテゴライズします。

(1)実力者(上位10%)

(2)中間層(上位30%)

(3)残り(他)

(1)の人は、普通に王道を歩めばよくて、今回、おっさんが書いたような

邪道方法をとる必要はありません。

おっさんは、「(3)残り」の人が、「(2)中間層」にどうやって勝つか?を書いたつもりでした。

45歳にもなって、文章力なくてすみません

(3)の人達は、まず(1)の人には勝てません。どのジャンルにも「天才」と呼ばれる人がいます

勝つことは考えていません。

(3)の人達が、実力をごまかして、(2)の人達に勝つ(かもしれない)方法を書いたつもりでいました。

(2)の人達は、大学受験では、n校受験などして、それなりにリスク分散をしています

(3)の人達は、普通に実力勝負をすると(2)の人達に負けます

当然ですが、(3)の人が追いつこうと思う間に、(2)の人も前にすすみますから、差を

縮めるのは大変です。

(3)の人達が、(2)の人達に勝つためには、リスクを背負うしか無い。具体的には、

自分が勝てる場を探し出して、そこに全リソースを突っ込む。

それでも勝てそうになければ、更にリスクを背負う(フィールドをより絞り込む)ことに

なるでしょうし、余力があれば、リスク分散化(フィールドを広げる)すればいい。

過去問というのは、自分が勝てる場を探す作業。おっさん受験は25年前で情報古いですが、

本質さえはずさなければ、そんなに大きい問題とも思えません。

王道を歩む(1)の人達にはおっさんアドバイス関係無く、

実力無い人が、とりあえず、「この戦いに勝てばいい」の方法を書いたつもりでした。

もちろん、後のことなんて考えていません。

おっさんの書いている方法は、当然ながら、真の実力はつきませんし、

リスクを背負っているので、環境の変化にも弱いです。

でも、「まったく勝ち目の無い戦い」よりは、マシとは思います

2013-12-11

http://anond.hatelabo.jp/20131211122845

ところでガードレール橋の下に書いてあるあの…なんか文字なんだか顔なんだかわからないスプレーの落書きってなんでどこに行っても似たようなデザインがあるの?

雑誌かなんかに載ってるのをみんな真似してんの?

それともあれは1人の人間武者修行みたいに全国を渡り歩いて書き散らしてんの?

2010-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20101213220251

原作は読んだことないけど、「バガボンド」内では(武蔵と斬り合って死ぬ頃の清十郎は)二十代っぽく描かれてた気がする。弟の伝七郎が同時期に妻子持ちで、しか子供幼稚園小学校低学年程度に描かれてた。それより何年も前に武者修行とかもしてたし。

見た目も松井秀喜たいな巨漢のゴリラ顔だったから、あれで十六歳と受け取る読者はおらんのじゃなかろか。

まあそれはそれとして、今後は石原微妙なラインの漫画の是非を決めさせればいいんじゃないかな。で、全国の書店の書棚に「○○第×巻は石原都知事の決定により発禁となりました」と石原似顔絵付きポップの一つでも立てておけばいい。

あ、良い事思いついた。そのポップを本屋に売る商売始めたら繁盛しそう。需要はこれから高まる事だろうし。

2010-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20100606015422

オーストラリア組、カナダ組 頑張ってくれ

先月、後輩からの相談を受けた

会社を辞めたいと

会社辞めてどうするんだ 俺は聞いた

ワーキングホリデーオーストラリア

いわゆるワーホリデビュー

一度は俺もあこがれた

しかし俺は家族がいたので、踏み出せなかった

後輩は言う

先輩、俺はこの会社に今のまま残っても先が見えてしまっています

給料は上がらないし今の上司のようになりたいとも思えません

もう一度自分を試しに武者修行してみたいんです

ただ、先輩には大変お世話になっていたので、一言事前に相談をさせていただきました

人生の岐路にかかわる相談をされたことに嬉しくもあり、ただ、さびしくもあった

彼が担当している仕事会社ではかなり重要ポイント仕事

いなくなった後の後任を探すのはかなり大変か

迷った

頑張ってねと送り出すべきか、それとも引きとどませるべきか

おそらく、彼の決意は固い

上司には話ししたのかと聞いたらまだとのこと

オーストラリアでやりたい仕事はまだ見つかっていないらしい

高校時代の友人がオーストラリアへ先に行っているからまずは彼のところへ行くとのこと

いきなり飛び込むわけじゃないのでとりあえず安心した

人生一度くらいは海外に飛び出して生活していくのもいい

居心地がよければそのまま居つくのもよいかもしれん

オーストラリア

新婚旅行で行ったところ

コアラを抱いて車を借りて海を見て

とにかく広い国

メシもうまかった 何でも豪快に大きかった

治安も悪くなかった

ツダイという発音だけが妙に残っている

そんな国で働けるなんてうらやましい

その日はあまり深酒をせず、あとは政治の話やipadの話などして終わった

彼からの相談はとりあえず聞いておくだけにとどめていた

翌週から俺は彼がいなくなった後の処理についてまとめていた

上司から彼がやめた後でもきちんとフォローできる状態を作っておくため

マンパワーは完全に足りなくなるため人を増やす必要があること

隣のグループのBさんが後任として適任であること

隣のグループにはCさんとDさんでフォローできる状態であること

細かく数値化して整理しておいた 一応TK大院卒数字は得意

翌週、上司から呼ばれた

Aくんの退職願いについて相談を受けた どうしよう

上司はいい人だが決断力がない

俺の腹は決まっていた 

彼の船出を快く送り出しましょう

送別会幹事はBさんにお願いしましょう

彼が辞めた後のフォロー体制についてまとめた資料を渡した

上司最初はびっくりしていた

君がいるなら大丈夫だなと言って資料を見る

送別会の場所と呼ぶ人、取引先への挨拶など話をして

少し落ち着いたころ

 

ついに、口火を切った

実は私も辞めたいと思いまして・・・・

辞表差し出した

 

とうとう俺も海外デビューだ 未練はない

2009-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20090130184506

近親相姦とか痴漢体験の告白掲示板ってあるけどさ。

ああいうとこ見てみると、ご都合主義に溢れた明らかに妄想っていうネタで埋まってるんだよね。

私のズリネタ公開します、てとこなんだろうけど、あまりにくだらないんでキモい以前に笑える。

増田にもこういうのとか女のふりしてエロ創作書き込みするのとか時々いるけど、何でそういうことするんだろうね。

エロ小説執筆のための武者修行かなんかなんだろうか。

自分の書いたネタで抜いてくれたら嬉しいとか思うのかね。

エロ同人作ってる男性にも聞いてみたいんだけど、自分の作ったネタで他の男たちが抜いてくれるの、想像すると嬉しいの?

2008-11-08

調子がよくなるとそれを制してしまう

言葉で表現し辛いんだけど、前向きに捉えかけた自分を自分自身で即座に否定してしまう。

どこか、「否定せねばならない」という思いにかられている気がする。

現実も捨てたもんじゃないな」って考えて明るく前を向く自分を、どうも更に奥底の自分は「けしからん」と思っているようなんだ。

「もっとこの酷い現実直視しろ。直視していたら、そんな明るい気持ちになれるはずがない。客観的に見て今のお前の状態は全くダメダメなのだから。明るい気持ちになってるのは単なる逃げだ。逃げだ。逃げだ」って思いがじわっと盛り上がってくる。明るい事を考えた直後に。

結局、いつもたいてい低いところで安定している。軽く絶望を覚えたようなところで安定している。

そうした状況が長く続くもんだから、また余計に、軽い絶望状態の方がいっそ(矛盾してるような感じだけど)安心している、そんな感じになっている。でも不安絶望していることには変わりはなくて、やはりその状態も嫌であることは嫌。できれば明るくいたい。でも明るい自分を自分自身が否定している。結果が出るまで陽気でいてはならない、と、多分、奥底で考えてしまっているんだと思う。自らそんな武者修行みたいなこと言わなくてもいいのにwとか思うけど奥底の自分は何かしらんけどそうやって考えてる。

本当はもっと不安なくあっけらかんと、明るく、生きたいのだけど、もうそういう苦しさのない生き方そのものが自分にとって「逃げ」であると、奥底の自分はそう判定しているっぽい。だから無意識に否定してしまう。

苦しいのは嫌なんだけど、『苦しくないと、それは逃げているのだ。世の中苦しくなく生きられるはずないのだ。絶対苦労はあるのだ。苦しみはあるのだ。お前が今感じている以上の苦しみがこれからどんどん来るのだ。お前はそれに耐えなければならないのだから、今この程度の苦しみを避けて、明るく生きようとなどしていてはならないのだ。』といった思想がどうも底にこびりついてるようなんだよね。これはどうやったら消せるのか、ていうか、消さない方がいいのか??

勉強とか、なんでも、調子がよくなり始めると、それすら否定してしまう。「調子がよくなった」ことを認めて、その後落ちたときの苦しみを受けるのが怖いから、結局最初から否定しているだけな気がする。結局苦しみを避けているのか。

どう世界を捉えて生きていけばいいのか、どういう心持ちで生きていけばいいのか……

ネットなんかやってるからこうなるのか。たぶんそれはかなり大きいと思うけど。

なんでもかんでも「どうせ層化」「どうせイケメンに限る」と否定し疑っていくネットの姿勢になれたのが原因かもしれない。

この文章はほとんど人に伝える事を前提に書いていないからおそらく読み辛いだろう

自分の考えを整理するために書いている。

それならメモ帳に書くだけでもいいんだが、メモ帳に書くのはあまりに自由すぎて返ってどう書いたらいいものか筆が進まない。増田に書き込もうとするとほどよく書き始められる。

そこで整理してわかってきたのだが

多分自分は未知が不安なのだろう。って結局ごく普通の結論だな。

常に低い所で安定しておかないと、一喜一憂することによるその落差、それに振り回されるのが怖いのかもしれない。あまりに不安定で。だからちょっと調子がいいくらいだとすぐに絶望へ戻らせようとする。

とわかってもどうにも絶望癖が消えない。

それも完全なる絶望には程遠い、所詮ぬくぬく日本で暮らしてる人間のしょっぱい絶望だから何にもならん。

心がはねるのを、押えよう押えようとして生きている気がする。

それをやめたいと思う自分もいる。

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