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2021-05-10

anond:20210508203951

メインテーマについては、みなさんの温かいコメント・厳しいコメントでたくさん勉強させてもらいました。ありがとう

かに、off-topic なコメントについていくつかコメント返しをしたかったので、します。

 

カーディーラーのああーっお客様ーっ!っていう感じ苦手でさっさと話し切り上げたくなるので担当者信頼関係を築ける増田羨ましい。

これとブコメ見て、カーディーラーって信頼できるとこもあるんだ…と目から鱗というか悲しくなった

自分正規ディーラー車検の時だけお世話になる形だが、毎回不要オイル交換を勧めてくる

どこも同じだと思ってたけどマトモなディーラー存在するのか

信頼できるディーラー探すのってどうやるんだろう

今どきの壊れにくいクルマに乗っていて、新車購入と法定点検くらいしかつきあいがないディーラーなら、正直そこまで信頼関係はなくてもいいんじゃないでしょうか。

でも、ナメられて雑な扱いになったりいらんもん買わされたりするのがいやだったら、多少はクルマのことをわかっていたほうがいいかもですね…。

「うるさくはないがごまかしはきかない、それでいて節目節目でちゃんと金を使う客」という位置づけだと大事にされると思います。ほかの業種にも言えそうですが…。

でもオイル交換はしてください…マメに…(よそでしてるのかな?)。

 

ディーラー行ってそんな専門的な話するのか。私は担当世間話しかしないぞ。

今どきの壊れにくいクルマに乗っているぶんにはそうでしょう。私が好きで乗ってるクルマは古いししょっちゅう壊れるので、どうしても専門スタッフと専門的な相談をすることになります。同じ故障の修理でも応急処置で済ますお金かけて根本的に直すか、とか、そこを直すんだったらついでにここも交換するいい機会じゃないか、とか(例:タイベル換えるついでにエンジンマウントも替えたらエンジン降ろす工賃が一回で済むよ)。私の知識が足りなくて根掘り葉掘り質問するからというのもありますが。

ちなみに私の担当さんは、私が「ここは替えなくていいの?もし劣化してたら替えたいんだけど」って言っても、交換の必要がなければ「まだいいです」と却下してくれます

 

“なじみのカーディーラーをおとのうた。”これどういう意味だろ?タイポだとしても想像がつかない。

「おとのうた」!…おお、「昵懇」とか書く人なのか。そして「こやつ、できる」池波正太郎好きでしょ?(おとのう=訪う:オトナウ→オトナッタのウ音便。訪問したの意)

ふざけて使った文語表現を拾ってもらえてうれしい。解説サンクス

 

ホンダスバルだな。トヨタノルマがきつい営業が黙っちゃいないし、日産はゴーンが滅茶苦茶にしたから。車種はS2000GDB辺りと推測。

とてもいい線行っている! 惜しい! 推測の方向性は完全に正しい!

 

てか、買いもしないのに無駄話しにディーラーに来るな。迷惑

えーっ、一行目に!一行目に! 相談があって訪れたと書いてるのに! 女性スタッフとデレデレ無駄話だけして帰ったと思ったの?

ていうか会話の具体的な内容は一文字も書いてないのに、逆にどこを見て「無駄話」と判断したんだろう。

 

ちなみに彼女が作ってくれた部品代数万円+工賃数万円の見積もりOK出して退店しました。

見積もりに一発OK出した時に彼女が小さく「えっ」と声を漏らしたのは私は聞き逃さなかった。どんな心境の「えっ」だったのかな。

2021-05-05

男性が受ける差別とは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです

男性が受けている差別として重要だと私が思うのは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです。

男にも女にも、男は警戒すべき存在だという感情がうっすらとあります

同時に、男性だったらほっといても大丈夫だろう、という肯定的な信頼の形をとって、男性のことをろくに気遣う必要はないとされがちです。

から世間話でもマスメディアでも、男性への警戒や、過度の信頼による雑で粗末な扱いが平然と行われています

それが積み重なった結果として男性は、敬遠されて孤独人生になりやすく、自尊心も低く、自分たち男性自身への嫌悪も生まれ自分の事すら粗末に扱い、次世代男性もそのように扱うので引き継がれる、などの被害を負っています

保護と抑圧は地続きなのでバランスが大切だ」という話をよく目にしますが、同じように、信頼と放置も地続きなのです。

家父長制は、自立したい女性にとっては抑圧という差別だけれど、自立を望まない女性には保護を受けやすいというメリットとしても働く。

それを裏返したように、男の自由放任は自立できる強者男性にとってはメリットだけれど、弱者男性にとっては助けてもらえないし悲鳴無視される差別として働いています



若者が遭遇しやす実例として、バイトサークル活動が長引き、夜になってしまった場面を考えましょう。

男性は帰り道の安全心配されることは少ないです。

これを、男性の方が不安心配事が少なく生きられるというメリットととらえることは確かにできます

しかし同時に、「襲ってくるとしたらたぶん男だ、男を警戒すべきだ」「男の自分は、夜道で女とすれ違う時に怖がらせてしまうだろうから気を使わねばならない」「男の帰り道を気遣ってやる必要はない、男は粗末に扱っていい。自分が男なら自分の事も心配せず粗末に扱うべきだ」という認識を強めることにもなります

実際は、男性でも深夜に一人で帰ることに恐怖を感じる人がそれなりにいるのですけどね。

でも、女性の帰り道は心配されるが男性はそうではないという現実と向き合うたびに、「ああ、俺の夜道への恐怖は認識すべきでない感情なのだ。むしろ俺は怖がる側ではなく怖がらせる側なのだ」という方向へ矯正され、やがて本当に自分でも自分不安や恐怖に気づけなくなります



色々な場面で、不安を感じてないことを前提とした粗末な扱われ方を重ねて、男性自分に対しても他人に対しても鈍感にさせられていきます

たとえばトイレ

男だったら道端で立ちションしても大目に見られがちという自由は、性器露出し排泄を見られたくない感情を気遣ってもらえないという粗末な扱いでもあります

不安羞恥を感じていた男児も、「その辺でおしっこ済ませてきな」と言われたり、仕切りのない小便器や、女性が清掃に入ってくるトイレを使ううちにその弱さを鈍麻させ忘れてしまます

たとえば「男の人がいれば安心だね」という言葉

この言葉はおおむね好意や信頼の表れですが、同時に「男の人は一人でも不安になる必要はないよね、あなた自身が男の人なんだから」という扱いでもあります

一人で行動しても口を挟まれない自由の反面、一人は心細いという男性感情最初から考慮されていない。

このような扱いに触れ続けることで、「俺は男だから不安になる必要はないんだ」と自分勇気づけ、痩せ我慢することが癖になります

夜道にせよ、トイレにせよ、一人行動にせよ、成人男性に直接聞いてもたいてい「いや全然平気だが」と言うだけでしょう。

最初から平気な男性と、鈍麻し平気にさせられた男性と、本当は平気じゃないが痩せ我慢している男性区別することは本人にすら困難です。…

…これは「たとえ当事者男性差別否定しても、それをそのまま受け取るべきではない。男性差別存在する」という無敵論法っぽくなるので好きではないロジックですが、そう言わざるを得ない。

ここ数週間のネットでは、男性セルフケア能力が低い、まずは自分を大切にすべきなのにそれをしようともしない、などという話も多くなっていますが、それは数十年にわたる「男性自由に行動してよい反面、粗末に扱ってよい」という経験の積み重ねによるものであり、決して男性個人に責を負わせるべきでも、自己解決を求めるべきでもありません。

セルフケアに焦点を当てるならば、社会によって損なわれた男性個人セルフケア能力を育て直すため、社会反省して手厚く協力してあげよう、という話になるのが妥当でしょう。

しかし現状の男性セルフケア論では、セルフケアというスローガンと丁寧な暮らし雑誌は与えてやるのであとは自分で(せいぜい弱者男性内部で)上手くやって満足しろ社会は手を貸す気はないぞ、という正反対の切り捨て論になっています



男性が警戒され、気遣ってもらえない原因には合理的理由がある、という反論はできるでしょう。

ホルモン文化的影響による男性の特徴は色々あります

腕力の強さ、性欲や暴力性の強さ、外見の悪さ(体毛が濃く皮脂が多く禿やすいなど男性ホルモンが外見に与える悪影響は多い)、コミュニケーション能力共感能力の低さ、など。

しかし、そのようなある程度の合理性があったとしても、統計的差別であることは間違いありません。

統計的差別はどの程度まで許されて良いか、というのは難しい問題なので、別に論じる必要があります

そして、フェミニズム弱者男性論の共闘が難しいのはここが主要な原因でしょう。

性犯罪男性から女性への加害が多い(犯罪全体では男性被害者の方が多いですが)」「腕力が強くて静止が困難」「妊娠リスク」など様々な事実に基づき男性に対する統計的差別をどの程度認めるべきか、真っ向から対立しまから

統計的差別は一切許されるべきでないと言い切る人も時々いますが、それはどの陣営であっても非現実的でよくないと思います

もっとも「社会運営するにはマクロ視点統計的差別必要なことは認めるけれど、その加減を考えましょう」とかぬるいことを言ってると、確かにそうだね考えなきゃねとは言ってもらえても実態現状維持が続くだけであり、統計的差別を一切許すな!と極端なこと言って圧を掛ける方が新規分野の社会運動としては実を結びやすいんでしょうけどね……。



これに近い話題は、今までも男性加害者として認められやす被害者として認められづらいという内容でしばしば語られてきましたが、たいてい注目されるのは悲惨な女→男セクハラ暴力事件がほとんどです。

それも由々しき問題ですが、その根底にあるのは、もっと日常的でうっすらとした「男ならまあ平気だろ。ほら、やっぱり平気だった」という日々の積み重ねではないでしょうか。

特に、「男性なら大丈夫」という信頼により粗末に扱われる場面は見過ごされやすいと思います

フェミニズムでは、「女を自立した人間と信頼して放任しろ、家父長制で口を出してくるのやめろ」というアプローチが行われていたため、その逆になっている、過度の信頼による放置という男性差別問題視されづらいのです。

女子供は弱いか保護して指示してあげなきゃね」という慈悲的差別に対して、男性が受けやすい「男は大丈夫だろうから心配する必要もないし勝手に自立しててくれ」は信頼的差別などと呼べそうです。



この記事は、これまで弱者男性論で強調されてきた、人間関係恋愛経済ジェンダーロール、弱者男性論が不条理否定される、などの論点対立しません。

警戒されつつ粗末に扱われることは、親しい人間関係恋愛関係ハードルを上げます

経済的貧しさについては、一般的貧困問題に加えて、男性公的にも私的にも助けてもらいづらいし、そもそも助けを求める能力社会により破壊されていることが困窮してはじめて露見するなど、男性特有の困難があります

男性ジェンダーロール問題とくくられるような、男なんだから泣くなしっかりしろと言われるとか、責任を負わされるとかは、「信頼の名目で粗末に扱われる」部分です。

弱者男性自体があまり聞く耳を持ってもらえないしミソジニストとすら言われるとか、困ってると認めてもらえなかったり、困っててもそれは受け入れるべき部分だと言われることなども、「信頼してるという名目で粗末に扱われる」ですね。



また、「男性にも弱者がいることは分かったけど、結局どうなることを求めてるんだ、要求を出してくれ」という問いがありますが、運動として歴史の浅い弱者に、的確な要求をする強さをいきなり求めないでください。

現時点では、「どうなったらいいかを、男性に肩入れしつつ一緒に考えてくれる人が増えるのが望みです」としか言えません。

少なくとも私は、男の乳首露出NGしろとか、男性トイレもすべて個室にしろとか、芸人ちんちんポロリシーンやハゲネタダメだとか、「男の人がいると安心」はハラスメントから許すなとか、そういう短絡だったり個別的すぎる議論にはしたくありません。

https://anond.hatelabo.jp/20210505030506

2021-05-04

フェイドアウト

このGWは頭に引きこもり時間に楽しむための準備で買い物出た以外は引きこもってるけど、カルトとかは勧誘強化月間なのかな?


昨晩に、昔から付き合いのある友人(高校の同期)とリモート飲みで与太話が途切れたところで

「(高校の同期で別の人)とはふだんからつきあいあるか? いきなり電話があったら気をつけろ。あいつは(宗教)だから

って話があり、人も変わるもんだなと思ってたら、今朝はやはり昔から付き合いのある別の友人(大学の同期)から

「(大学の同期の別の人)って覚えてる? あいつ(マルチ)にはまったらしい」

というメッセージが来る。嫌な話だ。


昼飯食ってからのんびり読書してる最中電話がかかってきた。まずは大学の同期だった先のマルチにハマったと言われた奴。

しっかり、勧誘してきた。とりあえず断った。

「君にとって僕はもうカモでしかないんだね…」と悲しげに口にしてみたら電話を切られた。

気分悪くなったのでコーヒー入れて一服してる最中、今度は宗教と指摘された高校の同期から電話

世間話をしていたはずが「(宗教)を信じないからそうなる」という話をされたので「君はそう信じてるなら信教や思想信条自由の面から止めないけど、俺がそれは違うと思ったり信じないのも信教や思想信条自由宗教なしでお付き合いしましょうや」と話したら、やはり電話を切られた。


失礼にも程がある。


両名ともこちからは連絡せず、折を見つけて連絡先を変えてフェイドアウトするしかいかな。

高校生とか大学生くらいまでは、男同士でケアしてる男は多い

イオン散歩行ったら(屋外スペースがでっかい公園になってるんだ)高校生大学生と思われる男どもの三人組、四人組が多くいて、スマホゲーム?やら音楽やらを楽しみ、はたまたアイスクリームハンバーガーを食べながら世間話をやりながら楽しそうに休日を過ごしていた。

数日前に、男は男同士の共助によってセルフケアできないよねーとか読んだあとだったので、なんだか驚いた。

そういえば社会的にも恋愛的にも弱者男性たる自分も、大学生くらいまでは趣味である鉄道アニメファンオタク交流し、共助し、相互ケアしていたなあと思い出した。みんな彼女いない歴年齢だったけど、そのことを自嘲したりして楽しめていた。

街を歩けば、結構男同士で遊んでる若者を見かける。この間行ったカレー屋にも三人組の若い男たちがいた。

男は共助しないんじゃなくて、いつかできなくなっちゃうのかもしれない。そこを改善できればいいのかもなあと思ったりした

2021-04-29

anond:20210429221155

いやー、世間話的に情報だけ知ってればいいかテレビ観戦とかはしないっす

2021-04-25

anond:20210425041356

好きなもの仕事にすると嫌いになるの例か。オタクショップで働くことを増田が選んでるあたり。

しかけるオッサンオタクに限らずどのサービス業にも沸くと思う。スポーツクラブとかでも、無意味世間話してるオッサンいた。金のかからないキャバ扱い、間違いなくそういう需要だと思う。

2021-04-22

上司殿

東京に来て一番お世話になった方だった。

10年前、寒風吹きすさぶリーマンショックの中で、

出来たてほやほやのITスタートアップに流れ着いた小汚い無職を1から育ててくれた。

それから時間がたって、貴方社長になって、私も古株に数えられるようになって、

なんとか一端になって仕事で恩を返せれるようになって、

会社移転してこれからって時に・・・旅立ってしまわれた。

保健所パンクしてるとか、病床が埋まってるとか、ワクチンはいつ普及するとか

最近ではそういう世間話を一緒によくしていたけれど、

どこか私達は一線引いた所にいて、

質の悪いB級パニック映画が終わるのを静かに鑑賞してるような、そんな感覚だった。

私も貴方絶対に死なない人間だと思ってた。

から、急すぎる訃報を聞いた時、頭が真っ白になって、

ガツガツンと何度も何度も鉄パイプで頭を殴られている感覚と一緒に思考が停止した。

脳がキャパ超えのショックを受けるとこういう状態になるの思い出した。

・・・本当に峻烈な方だった。

フレックスの癖に朝8時くらいから夜は24時過ぎくらいまで毎日毎日働いて(たぶん土日も仕事関連の情報収集とか、他の事と並行しながら仕事してたんだと思う)、

休暇も全くとらず、すべてのタスクを恐ろしい速度で捌き、顧客には素晴らしいプレゼンを続け信頼を得て会社を大きくし、隙をみてはコーディングしたり、インフラ関連の仕事したり、

社長になってからは、癖の強い開発部メンバーだけでなく、会社全体まで束ねだして、従業員には道を示し、たまの息抜き?に私にちょっかいを出しに来る。

本当に忙しくなると土日も潰して、何徹もして、かといって下の人間には「程々でいいよ。」って言ってくれて。責任も一人で全て背負ってくれて。

午前1-2時くらいに一緒に会社を出た日、翌日に出社すると必ず社長はもう仕事始めてたり。

私がたまに休日出社した時はわざわざ差し入れもってきてくれたりもした。

いつも忙しい忙しいと口癖のようにいっていたけど、絶対に弱音は吐かず、

他人に当たらず、私たちピンチの時に「仕方ねーなーー」って悪態ついて笑いながら助けてくれるその姿は、

働く前から社会絶望しきってた私には衝撃的で、本当に物語ヒーローのようだった。

きっと私が記述できないだけで、他にも膨大な細かい業務、凡人なら1日で壊れるストレスと戦っていたんだろうと思います

その上、陰キャな私以上に旬のアニメ漫画ラノベゲームなどサブカル全般に詳しくて、「一体どこにそんな時間があるんですか!?」っていつも突っ込んでた。

(1日3、4時間程度(1時間おきにアラームかけて熟睡しないようにしてる)しか寝てないっていってたかな。) 

よく冗談まじりで「xxくん、寝なくてもよくなる薬ない?」とか「疲れが一瞬で吹き飛ぶ薬ないかな?」とか笑いながら尋ねられた。

健康診断も私の知ってる限り10年以上行っておらず、体調が悪くなっても絶対病院に行かず、ハードコンタクトも目の中に入れ続け、不摂生を続けていた(誰が諭しても治らない・・・!)。

必死仕事を覚えて少しでも楽になってもらおうとしたけれど、そうしたらすーぐ別の新しい仕事を入れて抱え込んで、

忙しい忙しいって言い続けるので、もうこういう方なんだなって皆諦めていた。

みんなから頼られて恐れられて、そしてそれ以上に慕われていた。まだお若い40代の方でした。

激務の合間にご指導頂く中で、深夜帯にたくさん他愛もない話をさせて頂きました。

思い返せば皆が帰った深夜帯、社長と私が趣味ゲームの話をしてる時、

そこには独特の間があったように思えます

お互い大昔に長くプレイしてきたMMO(私はRO社長FF11)や当時のネットワーク環境(テレ放題、ADSL)の話題で盛り上がったり、

「終わりかけの世界必死にもがく、厳しい世界観が好きなんですよねー」と言うと とても同意してくれて、

PSP本体と一緒に頂いたゴッドイーターバーストを夜通し遊んだり(世界観やシナリオキャラOPも本当に良かった!)。

これまた「絵柄とBGMはいいよねー」って意見が一致したグラブルでは、社長の背水編成の繰り出すダメージ見てたまげたり、推しキャラ談義したり、一緒にガチャやって爆死したり。

シェアハウスに住んでて毎年引っ越してるんですよー」っていったら、偶然にも社長の通ってた大学と私が過去に住んでた所が近くて、谷根千トークしたり。

最近は新しい趣味スチームパンク装にハマってるんです!」と言えば、昔出張フランスに行った時に、朝早くから見にいったという「マシーン・ド・リル」の話をしてくれたり。

来年バイク免許とって、そのまま遊びに行くんですよ」っていったら、「xx君はいいなー、ずっと好きな事ができて。」なんて珍しい反応してくれたり。

他にも家族の話や兄弟の話、無人島で独りで生き抜くための話なんか、いろんな事を話せたっけ。

何でも知ってる知識の広さ、その深い内容にはいつも驚かされっぱなしだった。

・・・夜中から深夜帯にかけて誰も居ない職場で、仕事とは関係ない話をするのが楽しかった。

会話を阻害する邪魔が入らない、この優しく流れる時間幸せだった。

会社で一番仲の良かったxxさんが手伝ってくれるなら、社長もきっと喜びますよ。」

せめて何かできる事はないか葬儀の手伝いを申し出た時に、他部署の方から言われた言葉。 

そのまま泣き崩れた。もう年甲斐もなくわんわん泣いた。

もっと会社を率いて欲しかった。色んな事を教えて欲しかった。夜中にたわいもない話がしたかった!

亡くなった実感なんて全くわかないし、いたずらっぽく笑う顔が離れない!

今でも何かの冗談で、彼の机の上にmacおいときゃカタカタ勝手に動きだすんでしょって思ってる! 

・・・でも少し疲れちまったんですかね。 

・・・東京にきて貴方の下で働けたことが私の誇りです。 

最高の社長であり、最高の師であり、最高の悪友であり、 

子供の頃近所にいた、何でも知ってる頼れるお兄ちゃんみたいな存在でした。 

本当に貴方の事が大好きでした。

これから10年は貴方の影を追いかけて、走ろうと思います

師なんて言葉を使いましたが、私の能力が低すぎて消化できた技術も、仕事に対する姿勢も半人前だからです。

自分の命を叩き直す時期がきたのだと、今はそう思っています

まだまだ春風に傷は沁み、悲しみで涙も溢れますが、

残りの人生貴方生き方に恥じない生き様にして見せます

今まで本当にありがとうございました

また向こう側で会う日まで、お元気で。

2021-04-20

anond:20210420131437

秘訣とかコツなんて知りたいわけないだろただの世間話

天気の話と同じなんだよ

自分下げパートなんて枕詞しかないんだから焦点当てられることなんか想定して話してないわ

anond:20210420182040

んな他意のなさそうな世間話までバチバチに弾いて生きてきてんのかよ

2021-04-19

anond:20201119191213

こういうの見て思うけど、なんでおまえら肝心なところでケチるの?自分でやれることしかやってないように見える。他者全然使えてない。

カネ持ってるならコンサル相談しろ。具体的には少なくとも月会費1〜3万以上で成功報酬20〜30万以上は取られるコンサル付き結婚相談所に入会(できれば2か所以上)して、容姿改善アドバイスを受けろ。あと整形の医者何件か回ってどこを直したら良くなるか相談しにいけ。

ブサイクなくせに自分相手を探そうとかそもそも無理なんだよ。相談所でちゃん面談して良さそうな人を紹介してもらえ。無料や安いガチャいくら回してもSSRは出ないんだよ。高確率ガチャを回せ。

カネがないなら、カネと同等の価値を持つ“信用”を使う。手っ取り早くは、ボランティアが良い。どこか人通りの多いところで掃除でもしろ。できれば毎日、サボっても週に5日はやれ。時間はかかるぞ。どうしようもないブサ面なら5年くらいはかかるかもしれない。

5年間掃除し続けたって“信用”はけっこう強力で、ブサイクだろうが前科があろうが 少なくとも損得なしで世間話できる異性の知り合い数人は作れる(年齢はわからんが)。あとはその人らに容姿改善アドバイスを受けろ。

あとは相談相手にはウソをつくな正直に話せ嘘言ったら次回謝れ、言われたことには反論するな「いや」「でも」禁止、ってくらいかな。

死ぬ前にできることは まだまだあるぞ。

これが面倒くさいってなら、それはそんな大した欲求じゃなかったってことだ。

50歳超えて始めたことで全国的な賞や国際的な賞を取った人、事業成功させた人はいくらでもいる。子供ができなくたって養子を取れば良い。万策尽きるのはまだまだ早いんだよ。

2021-04-16

市役所で働いてた子をITコンサルスカウトしたら指名停止になった話をする

もう何年経つだろう。

の子を初めて見たのは、とある市町村ふるさと納税制度運営パートナーを決めるためのプロポーザル型入札の会場だった。

100㎡もないだろう狭い会場の中に私達のグループが入ると、市の職員が数名、一番遠くの壁に並んで立っていた。ふるさと納税担当部署職員だった。

その一番左端に、その子はいた。若い職員だった。爽やかなセミフォーマル姿で、装いはパリッとしている。物憂げな瞳を足元に向けて不安そうにしていた。

スライドの正面には、険しい顔つきの幹部職員が座っていた。審査員の顔を見渡し、私達は最初挨拶会社説明者の紹介)を簡単に述べた。副市長の「それでは始めてください」という合図と一緒に、『その子』もすぐ後ろにあった長椅子に他の職員とともに腰かけた。

なぜ、その子の姿が目についたかというと、清潔感だ。清潔感がとんでもなかった。若いっていいな、自分あんな25くらいの頃に戻りたい、という雑念を捨ててノートパソコンを立ち上げ、レーザーポインタを起動した……

約1週間後、弊社がめでたく第一候補者(※ほぼ内定という意味)として選ばれた。契約書に押印するため、F市役所へと、私が席を置いているオフィストップ(所長としておく)と一緒に向かった。

ふるさと納税事業担当課(地域を盛り上げる的な名前が付いていた)の窓口に行くと、まだ約束10分前だというのに、その子Sさんとする)が待機していた。あの時と同じように緊張した面持ちだった。すぐ隣には、四十代半ばくらいの男性上司がついている。

「先日はどうもありがとうございました!」

「緊張しましたよ~」

みたいな世間話ちょっとした後……契約書に印紙を貼って、割り印をして、契約者名のところに押印をして、最後に捨て印を押そうとすると、いらないですと言われ……そして、Sさん契約書を手渡した。

Sさんが不慣れな手つきで2枚の契約書に市長印鑑ゆっくりと押すと、はにかんだ笑顔で1枚を返してくれた。

「今後、私がF市の事務担当者になります。今後ともよろしくお願いします」

こちらこそ。私が弊社の窓口です。宜しくお願いします」

こんなやりとりだったかな? 男性上司の人は、「この子がメインで渉外を担当します」と説明していた。

私は、その年若い事務担当者のことが気になっていた。

Sさん大学出て何年くらいになるの?」

衝撃を受けた。想定よりずっと若い人だった。

私がSさんくらいの時は、毎日サークルの部室でごろごろして、アルバイト帰りに仲間と飲みに行って、恋人と別れてショックを受けたりしていた。

それだけに衝撃だった。異常だ、とその時は感じた。でも、それは私達から見た場合感覚であって、向こうからすれば違う。高校を出てそのまますぐに就職する。そういう人も多くいて、たまたま私達の世界大卒が多いだけで。それだけの話だった。

大学生ほどの年齢の子が、ふるさと納税という大きなお金が動く舞台で、公務員組織にとっては重大なチャレンジであろうこの機会に、一応はプロITコンサルITだけじゃないけど…)である私達と折衝する役割を担っている。

私の経験上、官公庁側のこういった花形事業担当者は、〇〇長が付くような役職の人か、30代前半くらいで、昇進が期待されている人が選ばれる。



契約期間は2年だった。

その間に、ふるさと納税制度の導入パートナーとして、システムの整備やら、返礼品の選定やら、業務フローの構築やら、その自治体が安定して制度を回せるまでの準備をしていく。

3年目に晴れて制度スタートしたら、弊社はシステム保守業者として、毎年度、特命一者タイプ随意契約によって安定的仕事を得ることができる。

肝心のSさんだけど、こちらの想定よりも頼りになる子だった。普通なら無理なお願いも聞いてくれて、それでいてこちら側の仕事、主にシステム関連の知識をぐんぐん吸収していった。

地頭がよく、それでいて物事に対して本気になることができる。そういう子だった。

(以下、ちょっと蛇足

例えば今回、「F市ふるさと納税制度導入パートナー選定業務」みたいな件名で入札が行われたのだが、弊社が勝つ確率は約85%と推定されていた。

というのも、入札実施の前年度に弊社がF市に呼ばれ、「ふるさと納税をやろうと考えているのですが~」といった具合に相談を受けた後、参考見積書と設計書をF市に提出していた。そして、入札にあたっては、その参考見積書と設計書がそのまま採用されている。

おわかりいただけたかと思うが、他社がプロポに入れないよう、提出書類に予め細工をしておくのだ。そうすることで、こちらに有利な形で契約を取りに行ける。実際、プロポに参加した企業は弊社のほかに2社しかなかった。その経済圏におけるライバル企業の数は優に10社を超えているにも拘わらず。

一般に、地方自治体担当者はIT関連に疎いことがほとんどであるため、こうしたこと通用してしまう――でも、Sさんは違った。上記に挙げた弊社が勝った理由について自分なりに考えて、私達に指摘をしたのだ。

「ほかの自治体でも参考見積書を出したら入札にかなり勝ちやすいんですよね?」と自然に切り出したうえで、他社が入札に参加できないように行った諸々のワザを見抜いた。

Sさんは、システム関連の勉強をして、プログラムの打ち込みに挑戦して、職場でも、電子機器の導入やセキュリティ責任者といった役割を買って出ていた。

一方で、おっちょこちょいなところもあって、メールに添付文書を忘れるのはしょっちゅうだ。褒められると顔を真っ赤にする。急に頭の回転が鈍くなって、とんちんかん冗談を言ったりする。

一応はコンサルなので、競合他社と同じく顧客評価ランク付けを行っている。その中でも、F市のランクは高い位置にあった。

無茶な要求をしないし、レベルの低い問題でいちいち呼びつけたりしない(自分達で解決する)し、十分な契約金額と契約期間を用意してくれた。市役所内のシステムの深いところの情報(通常、外部組織に閲覧させるべきではないもの)を見たいといった時も、システム管理課に掛け合ってくれ、数時間もかから情報を手に入れることができた。

蛇足終わり)

その2年間で、Sさんの表情が曇る時もあった。

年配の職員Sさんの隣に座っていたのだけど、折り合いが悪そうにしている時があった。その先輩がSさんに行った指摘について、私が座っている窓口まで聞こえることがたまにあったが、大抵は些末な内容だった。

文字の送り仮名(行なうじゃなくて行うとか、見積もりじゃなくて見積りなど)や、請求書の処理件名の些末だと思われる部分の指摘、イベント運営マニュアルでの各人の動き方(特にその先輩の)について具体的に文書で示すようにとか、ほかにもグチグチと同じようなことを言っていた。その人との話が終わった後に窓口に来たSさんは、大抵ムスッとしていた。表情が曇っていた。

ある訪問機会のことだった。うちの所長が私と一緒に来ていて、Sさん一人が役所玄関まで送ってくれたことがある。玄関から離れて社用車へと歩き出す直前、私はついに言ってしまった。

Sさん公務員も向いてるけど、コンサル業界も向いてるんじゃない!?」

反射的に「やばい」と思って、所長の顔を見た。

「うん。Sさんウチおいでよ! 歓迎するよ」

所長もノリノリだった。Sさんは俯いて、唇を尖らせていた。

「まだ21なんですけど」

大丈夫。また今度考えてね。〇〇さん(※私)も応援しているから」

帰りの車の中で、所長が言っていた。

「もちろん冗談だよ。あの子公務員の方が向いている。でも、うちの採用試験に来てほしいとも思う。働けるだけの実力は多分持ってる」

……それから一か月後。私の携帯電話が入った。Sさんからだった。

弊社の採用試験を受けたいらしい。

市役所仕事あんまりきじゃないんだって。今の仕事楽しいけど、前の部署戸籍仕事をしていた時は、やめたくてしょうがなかったんだって。何から何まで細かすぎるところと、自分で考えて動けないのが嫌なようだ。自分で考えて、自分で動いて、結果に対して責任を取るタイプ仕事がしたいらしい。

私一人で考えてもしょうがないので、所長に報告をして、本社スタッフ部門にも相談したところ、結論が出た。

採用試験は受けられない

理由①として年齢。大学を出ていないコンサルタントはいるが、そこまで若い人は例がない

理由②として取引先との関係。人を奪うようなことをすべきではない。彼が本当にその気であれば止めないが...

あなた達がそこまで推すなら、23才になったら採用試験を受けてもいい。ふるさと納税導入パートナー契約期間が終わるまでは必ず待つこと。

あと1年ちょっとだった。

私はこの時、Sさんにとってどんな道がいいのか? と思案していた。

普通に考えれば、地方公務員の方がいいだろう。コンサルタントの道を勧めてよかったんだろうか、あの子を不幸にしやしないかという不安に捉われたのを覚えている。自分で言い出しておいて、本当に勝手なことを考えていた。



それから約1年後。弊社が借りているオフィスの一室に、Sさんスーツ姿で現れた。

相変わらず、清潔感が抜群だった。真白のシャツがよく似合っている。

試験は何の不安もなかった。書類選考は顔パスだし、筆記試験(Webテスト)は限りなく満点に近かった。

一次面接を務めた私と所長は、Sさんに対してほぼ同じ結論を下した。内容としては、①地頭がいい。頭の回転の速さも悪くない、②温かみがあり、顧客安心に繋がる話し方である、③偉ぶったところがなく謙虚姿勢が見える、といったものだった。

本社での二次面接も無事に終えた。面接官だったディレクター日本企業でいうと本部長~役員くらい)に電話で話をうかがったところ、「概ね一次面接の印象のとおりの子だった。難点として、芯が弱いところがある。強烈なキャラクター顧客相手だと通用しないだろう」とのことだった。

「次の面接には進めますか」と聞いたところ、「三次面接を行う必要はないと判断した。他社も受けているとのことだったので、ここで内定を出す。弊社のほかは辞退するように伝えてほしい」

当時のメモによると、私はディレクターとこうしたやり取りをしていた。懐かしい思い出だ。

当時は、「Sさん採用されますように! 弊社でなくても、ほかのコンサルに入れますように」と毎週のように祈っていた。それくらい、Sさん性格のいい子だった。今でも、あの笑顔を思い出して幸せの余韻に浸ることがある。



そろそろ結末について話す。

Sさん退職時期と、ふるさと納税導入パートナー企業としての契約期間の満了はほぼ同時だった。

最後Sさん職場を訪れた時の、あの男性上司の苦渋の顔を忘れることは難しい。

やるせない表情をしていた。見た目は笑っているけど、心の中でなにかヘドロのような汚物ブンブン飛び回ってるんじゃないかって、そんな顔つきだった。

Sさんがうちに来てくれたのは嬉しいけど、本当に申し訳ないと思った。

さて。通常のパターンだと、ふるさと納税運営していくための基幹システムの整備や地元産品の手配体制業務フローの構築などを終えると、弊社はシステム保守管理地方自治体から請けることになる。

……タイトルにあるように、弊社は事実上指名停止(※)になった。システム保守管理は、F市が戸籍市民税システム保守を請け負っている会社が一任することになった。その後、弊社のスタッフがF市を訪れたことは一度としてない。

当初は、「ウチのスタッフがいないのに保守なんてできるの?」と疑問に思っていたけど杞憂だった。Sさんが気を吐いて、どんな職員業者に当たってもシステム運用管理保守が担えるように引継資料を作っていた。

今回のような事態予測したり、意識していたわけではないだろう。ただ、Sさん仕事に対してひたむきな人だったから、物事に対して本気になれる人だったから、普通地方公務員レベルはるかに超えて、みんなのために頑張ることができた。それだけだ。

事実上指名停止特定会社指名停止にしたくてもできない場合に行われる。今回の例でいうと、職員の引き抜きを理由に私達を指名停止にはできないので、指名リストに載せたまま『排除』する。弊社はもう、F市から参考見積書や設計書の提出を依頼されることはないし、プロポーザルに呼ばれることもないし、参加申込ができたとしても必ず負ける。



筆に熱を込め過ぎた。反省している。

あれから4年以上が経って、私は別の会社転職した。SさんはITとは別の分野に異動になり、忙しい毎日を送っている。はてな匿名ダイアリーを見ている可能性は0%といってもいい。それくらい忙しい環境だ。辛い日々を送っているかもしれない。いや、確実に辛いだろう。それこそ地獄のように。

今でも思い返すことがある。私があの時、Sさんを誘ったのは本当に正しかたかということだ。

私はSさん職場で悲しい顔をしていた時、なんとかしてあげたかった。そんなことはできるはずもないけど、それでも助けてあげたかった。だから無責任立場ではあったけど、うちに来てみないかって、声をかけた。

本人にとって良き選択だったのか、それがわかるのはまだずっと遠い未来のことだけど…過去でも、現在でも、未来でも、私はSさん幸せを願っている。

一緒に働けたのは短い間だったけど、楽しかったよ。また会おうね。

2021-04-11

子育てはいいよな、前に進むんだから

介護は日々出来ないことが増えていくから…………。

ワンオペ育児も辛いんだろうな、相手幼児理屈が通じないこともあるし育児経験からは先輩風も吹かされたりするだろうし。お父さんや親族といろいろ対立もするだろうしね。

でもワンオペ介護も辛いんだよ。私の面倒もみてくれていっぱい働いた家族がどんどん今がわからなくなっていくし、でも時々ふと元に戻ったりするからまるきり子供扱いするわけにもいかいから。冠婚葬祭のこの辺の習慣やら何やらを教えてくれる一方でトイレを失敗して何とかしようと却って汚れを広げちゃったり。

でも歳だから仕方ないことだからこの辺は別にいいんだ。いっぱいお世話になったから今度はお返しだなって気持ちもあるし。

何が辛いのかって?育児と違って介護はやってる人間が前に進めないんだよ。

シングルで育ててない限りは育児パートナーいるか賃金労働してなくても社会的にまだ認められてるでしょう?

卒業してすぐ家族介護だったか定職全然つけてない、今も無職だよ。

しろ介護する相手が2人で片方は病院にかかるのも拒否してたか家中すごいことだった。いつ家が燃える心配するくらいにはヤバかった。

そんなわけで何年か老々介護を見守る生活をしてたわけだけど、つい一年前、片方を医者に診せるのに成功した。もう一方も介護サービスが使えるようになったかフルタイム仕事練習のつもりで期間が定まってる9時間労働従事したわけ。でも労働にかまけてたら救急車を呼ぶ事態になって今春には両方要介護になってたしフルタイムで働くのが無理な状況になってた。意味がわからないって?私だってからない。本当にわからない。

今片方は入院から施設、もう片方はデイサービスを利用して一緒に暮らしてる。

さて八時半にデイサービス出して5時前に帰ってくるからそれまではパートなりアルバイトなりできるけど、まだ20代からキャリアプランかいろいろ考えたい。でもそういうのできる仕事には絶対に就けないわけです。お役所なり就職支援云々ないろんなところに相談はしてた。でもみなさん現状の説明するとパートタイマーが一番いいねとか抜かすわけです。もうね、詰み。デッドロックまな板の上の鯉ってこんな気持ちなのかな、はやく止めを刺してほしいね

出先で世間話なんかしてて今何してるのって聞かれるの最高に辛い。家族介護してていま無職って言うとみんな偉いねって決まって言うんだ。偉いんなら私を雇ってくれないかな。働きたい気持ちはあるんだから。とりあえず在宅でできる仕事とか探してみてるよ。


最近友達なり親戚なりにお前大変だなって言われてやっとこ現状を理解したほうがいい気がしてとりあえず増田に書いてみた。チラ裏だしここなら迷惑にならないだろうし。

初めて使ったから読みにくかったらごめんなさい。

ここまで読んでくれた方ありがとうあなたの根気強さが幸せにつながりますように。

でも人生で今が一番楽で幸せだよ。キッチン自由アレンジできるし呻き声も罵声も聞こえないからね。

はてブを使い始めて、今年で15年目

はてブを使い始めて、今年で15年目。

その間、ホッテントリ毎日のように眺めてきた。

この15年の間で、はてブホッテントリに替わる何らかのメディアが出てきてもいいんじゃないかなとずっと思ってきたんだが、そんなものは現れずに今に至る。

ちょうどいい空気感なんだよな。技術だったり、世間話だったり、恋愛だったり、ゲームだったりの話題が、自分にとって抜群のタイミングと配分で流れてくる。こんなメディアが他に登場することなんて、おそらくもうないんじゃないかって思う。

でも、そのホッテントリが日々更新されていくのは、はてブを使っているみんなのおかげなんだよな。

みんながブクマするから、途切れることな毎日ホッテントリ更新され、良質な話題自分脳内に流れ込んでいく。

最近では、めっきりブクマする回数も減ってきてしまっているんだけど、これからもずっとはてブを使い続けていかないとなって、そんなふうに思う。

俺は弱者男性だけど、普通に安楽死したいぞ!

俺が安楽死制度に大反対なのがまさにこれ。アレに賛成してるやつは総じて自分じゃ絶対に使わないようなヤツばかりなんだよ。口先だけは「俺も使う」みたいなこと言ってるのもいるけどな。

これガチで納得いかねえ

テメー、俺を無視してんじゃねえぞ

俺は死にてえよ、マジで!!!

マジで死にたいけど、迷惑かけずにいい感じに死ね手段がないから、「保留」として生きてんの

安楽死施設とかできたらもうすっげー喜び勇んで駆け込むわ

多分予約が混雑したりすると思うんだけど、その予約開始時間の前に電話の前でスタンバって、気合入れてオリャーっとやるくらいの気持ちはあります

死なせてください 俺、やれます

 

とにかく、もう嫌なんですよね

いいことがないのもあるし、悪いことが多いのもある

俺が救われるとしたら、それはアレですよ

不労所得が月50万くらいないとムリですよ

不労所得最低月20万くれて、かつあらゆる税金とかの支払いを免除してくれないなら、俺は救われねえよ

でもそれはムリじゃないですか

一応健常者で、そんな歳いってるわけでもない俺を国が養ってくれるわけがない

しろ俺は労働力にならないといけない側らしい

嫌じゃあーーーーーっ!!!!!

もう嫌なんじゃ ワシは

ワシはこんなところ、来とうはなかった!!

正直、女性をあてがえみたいな気持ちゼロですわ

どーでもいい もう興味ない

だってオナニーすらあんまりやる元気ないんだぜ

惰性でエロサイトAccess!チンポ立たず!!ため息ついて入眠!!!

そういう領域まで来てしまった

愛とかもちょっともういいです感ある

一人暮らしをし続けた結果パーソナルスペースが半径10mくらいまで肥大してしまった

誰かと暮らしたい、みたいな気持ちが一切ない

俺は誰にも救えない

というか、誰からも救われたくないのかも

うっかり救われてしまうと、ここ○○年のダメさが「なんとかなる可能性のあったもの」になってしまうから

どうしようもなかったってことにしてる方が気楽なんですよ

俺の人生はどうしようもなかったんだ、これでも最善くらいなんだ、と思っていたい

愛みたいな気持ち悪いよくわからんもんに救われてたまるか!という、熱い魂が燃えているんだ それはそれとして普通にモテなくもある

 

とにかく、死ぬしかないんですよもう

そんでね、ちょっと思ったんだけど、弱者男性用の安楽死施設、これはなかなかアツいじゃないですか

施設の予約とってさ、まあ行くわけじゃないすか

そしたら多分、施設に近づくにつれて、俺みたいな、気っ色悪い、社会不適合者っぽい、冴えない、醜い、不快なやつらが周りに増えていくわけだ

でもまあみんな自分死ぬことを選ぶくらいだし、たぶん基本的には温和なんすよ 温和というか、気弱というべきかな

最後ってことで気分も開放的になってるに違いない 卒業式みたいなもんだ

からちょっと会釈しあってみたり、軽く世間話してみたりできるんじゃねえかなあ

死ぬ瞬間はたぶんひとり部屋だけど、それまでの間に待合室くらいあるかもしれん

そこで、俺みてえなキモい男と目くばせしてさ、お疲れ様でしたなんて言い合ってさ、そういうことができたら、嬉しいじゃないですか

どう考えたって、このままひとりで年老い孤独死するより100倍いいよ

同じ境遇のやつらと、同じ施設に集まって、同じような気持ち死ねたら、なんか救われた感じするじゃない

その救われ感なら歓迎だよ

マジで行きてえよ 弱者男性安楽死施設

行きたいんですよ俺は

わかってくれ

2021-04-08

好きなソシャゲ友達を誘ったら気まずくなった

すっごく下らないし長文です

私は中学生の頃からアニメゲームが好きなオタクです。ソシャゲに誘った友達高校の時に出会ってアニメ漫画はそれなりに好きだけどオタク気質では無い子でした。

(その友達の事は以下Aと呼びます)



Aは明るくて可愛いのですが、人の気持ちを汲んで話すのが苦手で所謂空気の読めない子」でした。

私は高校卒業後は県外の専門学校へ進学し、Aは卒業地元大学に進学しました。

卒業後は私が無精者なこともあり、暫く連絡を取ることが無かったのですがコロナ禍でAはリモート授業になり、私はバイトシフトが減るなどして暇な時間が増え、またこまめに連絡を取るようになりました。



Aと世間話をするようになって、Aは進学後同級生人間関係トラブルがあったことを教えてくれました。

トラブルの内容は、Aがその同級生推し(同級生の方もオタクらしいです)を無意識のうちにdisってしまったらしく、SNSなどで陰口を書かれている。とのことでした。

正直私は内心、いつかやるだろうなと思い、Aの同級生には同情しました。

一応、Aにも思うところはあったようなので陰口を書く方も悪い〜等とその時は声を掛け、その話題は終わりました。


暫くして、私は新しいソシャゲにハマりました。そのゲームは数年前からリリースされていましたが大型アップデートをし、私同様新規ユーザが大量に増えました。

大型アップデート記念としてメインストリーだけでなく今までのイベントシナリオ無料で読めるようになり、私はそのゲームますます没頭していきました。


Aと連絡をする間も私はそのソシャゲがどんなに素晴らしいものか喋り倒し、Aも暇ならインストールしてみてと力説しました。

Aはそんなに言うならとアプリを入れてくれて2人でそのゲームをやるようになりました。

ゲームを進めるうちにAも推しと言えるキャラを見つけたようで、通話中「私、このキャラ推しかも!」と言われた時Aにこのゲームを進めてよかったと喜んだのを覚えています

(Aの推しキャラを以下Bと呼びます)


ある日通話中Aは「このキャラキモくね? いる意味無いじゃん」と言いました。(そのキャラを以下Cと呼びます)

Cは50人以上もいるソシャゲキャラの中ではメイン格で、少しよなよなしていましたが物語の中で成長していき、アップデート後の追加シナリオでは頼れる先輩キャラになっています

BにとってもCは仲が良い先輩で、B推しがCを嫌っているという話も珍しかったためなんでCが嫌いなのかAに聞きました。

A曰く、Cの喋り方が気に食わない・フィーリング的に無理との事でした。

私はAの話を聞いている間、Aにドン引きしていました。


ソシャゲが長く続いていたのも大勢の人からCが愛されているからでそれをdisるなんて酷いという感情もありましたし、私が好きだと言っていた物を無意識に、なんか気に食わないから嫌だキモイ。と以前も似たトラブルがあったにも関わらず(人間なので嫌いなキャラがいるのは仕方ないので鍵垢などを使う等)配慮を全くされなかったのが悲しかったのを覚えています


それ以来、私はAが推していたBを生理的に無理だと思うようになりました。

Bが発言する度にウザ。と思うようになりましたし、以前あったイベントシナリオでもBのセリフは少なく、Bの方がいる意味無いじゃんと思うようになりました。

最近コロナも落ち着きAも忙しくなったらしくゲームは半ば引退しているようで以前のように連絡を取ることも少なくなりました。

このままAとは暫く話したくないと思っています

嫌いなキャラも出来てしまったのでゲームもあまり楽しめず今ではAにゲームを勧めなきゃよかったと後悔しています

これからは、自分好きな物を勧めるとき他人好きな物尊重してくれる人に勧めようと思いました。

長文、失礼しました。

2021-04-05

anond:20210405222823

全然

基本的世間話凄く苦手だから「そうですねえ」とか「そうなんですかあ!」とか「確かに!」とか相槌打つか、質問されたら当たり障りなく答える感じの浅いキャッチボールするスキルしかない。

と金払って乗ってもらってるのに自分意見表明するなんて畏れ多いことできない。

タクシー運転手だけどお客との世間話東京五輪の話にはよくなる

それこそコロナ以後は「今タクシー大変でしょ」から話題始まること激増したから、「東京五輪どうなるんですかねえ」系の世間話リアル100人くらいとしてきてると思う。

サラリーマンOL主婦、爺さん婆さん、若いちゃん同業者含むブルーカラーあんちゃんetc...属性は完全にランダム

でも「東京五輪開催して欲しい」って人はマジで1人しか遭遇しなかった。

その人は「中止なんてバカ言ってんじゃないって思いますよ!経済死ぬわ!」ってハッキリ言ってた。

それ以外の人は全員「できるわけないじゃん」とか「オリンピックなんか別にやんなくていいよ」とか「とっとと中止しろ」とか完全に切り捨ててた。

「すっごく楽しみにしてたから残念だけど、コロナも収まらないし中止したほうがいいですよね……」みたいなニュアンスの人さえいなかった。

池江璃花子カムバックに猛烈な感動して「なんとしても東京五輪やるしかない!!!!!みんな力わ合わせれば開催できる!!!(`・∀・)ノイェ-イ!」みたいな人Twitterにめちゃくちゃいたけど、ああいう人ってリアルでどこにいるんだ?

いつも都心エリア城西エリア城南エリアも走り回って色んな人を乗せまくってる自分観測範囲ですら全然いなかったか不思議で仕方ない。

2021-04-02

出勤税とか入れれば全部解決するんじゃね

対面のサービス必要職種以外に限り、1人あたり1日1000円徴収するようにすれば全部解決するんじゃないの

どうしてもオフィス世間話(笑)したいみたいな会社は払ってくれるし、その分で飲食とかの補助金も出せるだろ……多分

2021-03-27

無性にショートブレットが食いたい

・・・のでタクシーに乗ってドンキ行ってくるわ

取り扱いあったけな・・・

 

しかしこういう事ばっかしてっからお金無いんだろうなワイ

でもショートブレットのこと考えてもう6時間経過してるので許されるよね

このこだわりの強さもやばいなって思う

 

この間おっさんちょっとした世間話をしているとき資産の話になったのだけど

アメリカに住むおっさんの姪っ子が会うたびに家がデカくなっているのだとか

えっ何の仕事しているか聞いていいですか?と尋ねたところ大学先生とのこと

へぇ〜じゃあさぞかし有名な先生なんでしょうねとワイが言ったところ

大学で頑張っていること自体はすごいし誇らしいが "特別に超高給というわけでも無い" とのこと

なら副業頑張ってるんですか?と尋ねたところそれも "いいえ" とのこと

じゃあどうやって大きい家に住み替えてるんです?と尋ねたところ

 

単純に稼いだお金をしっかり貯金して無駄遣いしていない

 

・・・だそうな

  

グエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー死んだンゴ

 

まぁ夫婦共働きだとか資産運用で失敗していないとか細かい要素は他にもあるみたいなのですが

1にも2にも3にもとにかくお金を使わない姪っ子さんとのこと

 

グエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ワイがクリティカルダメージを受けていたらおっさん追い討ちをかける

 

『俺も40までは女遊びしていっつもすっからかんだったけどこれはいけないと反省して辞めて家を建てたよ。

お金使わなきゃ誰でも出来るからワイくんも頑張ろうね。年取ったら若い頃みたいに稼げないよ貯金しないと』

 

はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー😩

 

とりあえずショートブレット買ってきてから考えるわ

2021-03-26

「連日、メディアではコロナ話題ばかりです。」

コロナ疲れしてしまった皆さん、ワイドショーを見るのを辞めましょう。」

メディア利益のために、ネガティブニュースを、大袈裟に取り上げます。」

「どうか無理をせず、テレビを消してください。」

今でこそコロナに慣れ切ってしまった人類たちであるが、かつてはそんな事もよく言われていたものである

そして母もまた、テレビを消した一人であった。

テレビを消した母は、直接的な言葉で言えばどんどん無知に、どんどんバカになっていった。

家族がそれを話題に出すまで、zoomも、ウーバーイーツも、鬼滅の刃も知らなかった。

レジ袋が有料化した事も、世の中ストロー規制されつつあるのも、店頭で見かけて遅れて初めて知った。

最低限の世間話が出来ないので、会話が成立しない事が増えた。

新聞も読まなければネットニュースも見ない母は、テレビを消したことにより一切の情報源を失った。

ミャンマーの騒ぎは知らないのに、よく分からないけど大統領選挙は知っていて、バイデン陰謀が~とか喋りだす事が増えた。

多分、陰謀論にハマったのだろう。

陰謀論というのは非常にコスパが良い。

勉強しなくてもたった一つの陰謀論を信じるだけで、「皆が知らない事実を知っちゃった私と無知国民ども」と言う構造を作り出せる、知識において超的なコスパを持つ。

一切の話題においていかれた母が、この圧倒的なコスパに手を伸ばすのはまあ自然な事だなと思った。

勿論周囲の反応は「おかしなっちゃった」でしかないのだが。

補足しておくが、「一切の情報源を失った」というのはあくまで主要マスメディアによる、という意味である

誰かと長時間会話したり、スマホで何か熱心に見ている事がある(但しそれがニュースではない事は会話すれば分かる事)ので、情報源はそこだと思う。

そうこうしているうちに、母はどんどん自分の頭で考える事を辞めた。

どんどん普通日本語が使えなくなって、本人にしかからない行間の広さで、話飛び飛びの会話しか出来なくなった。

話すことがもっぱら意味不明なので、社会から家族の中でもすっかり孤立してしまっている。

認知症を疑った父が脳ドックを勧めているが、私は病気じゃないとヒステリーを起こすのでやっていられない。

これは「テレビ、やっぱり欠かせないよね!やっぱテレビ最高!」というエントリーではない。

ただテレビですべてを補っていた、受動的な情報収集しかできない人がそれを絶つとこうなるんだろうなっていう話。

増田から作り話認定されるのは仕方がないし、証明する術もないが、このような小説を全て想像で書けるほど文章が上手でない事はお察し頂けるだろう。

どうかもし身近にそういう人がいたら、母のようにならないように気を配ってほしい。それだけである

2021-03-24

なんかひっかかる

AさんとBさんと私

AさんとBさんは2年くらいの付き合い

私とAさんは8年くらいの付き合い

Bさんと、Aさんについての世間話をしているとBさんが「Aさんってそういうところあるからな〜」っていう相槌をいれるのがなんかひっかかる。

まるで、自分の方がAさんのこと知ってますみたいなマウントに思えて。

いやそんなこと知っとるがなって、返しそうになったけど、大人気ないし我慢したけどそういうマウント取りが多くて結構ストレス

最近では、いや私が嫉妬深いだけなのではとも思うので誰にも言わないことにした。

なんかひっかかる

AさんとBさんと私

AさんとBさんは2年くらいの付き合い

私とAさんは8年くらいの付き合い

Bさんと、Aさんについての世間話をしているとBさんが「Aさんってそういうところあるからな〜」っていう相槌をいれるのがなんかひっかかる。

まるで、自分の方がAさんのこと知ってますみたいなマウントに思えて。

いやそんなこと知っとるがなって、返しそうになったけど、大人気ないし我慢したけどそういうマウント取りが多くて結構ストレス

最近では、いや私が嫉妬深いだけなのではとも思うので誰にも言わないことにした。

若者コロナを気にすぎていると、爺さんが言っとった

ワイもそう思うで。

 

近所の山の山頂で爺さんと世間話

若い人は皆マスクして登っている、年寄りは誰もしていないのに、と言っている。

たぶん、それ花粉症対策やで。爺さんは、花粉症ないらしい。

 

○○(桜の名所)はもうちょっとで満開とか言っていた。若い人は、三密回避らしいから、今年はガラガラやったとさ。

2021-03-22

あは

さて、殺人事件から十日程たったある日、私は明智小五郎の宿を訪ねた。その十日の間に、明智と私とが、この事件に関して、何を為し、何を考えそして何を結論たか。読者は、それらを、この日、彼と私との間に取交された会話によって、十分察することが出来るであろう。

 それまで、明智とはカフェで顔を合していたばかりで、宿を訪ねるのは、その時が始めてだったけれど、予かねて所を聞いていたので、探すのに骨は折れなかった。私は、それらしい煙草屋の店先に立って、お上さんに、明智いるかどうかを尋ねた。

「エエ、いらっしゃいます。一寸御待ち下さい、今お呼びしまから

 彼女はそういって、店先から見えている階段上り口まで行って、大声に明智を呼んだ。彼はこの家の二階を間借りしているのだ。すると、

「オー」

 と変な返事をして、明智はミシミシと階段下りて来たが、私を発見すると、驚いた顔をして「ヤー、御上りなさい」といった。私は彼の後に従って二階へ上った。ところが、何気なく、彼の部屋へ一歩足を踏み込んだ時、私はアッと魂消たまげてしまった。部屋の様子が余りにも異様だったからだ。明智が変り者だということを知らぬではなかったけれど、これは又変り過ぎていた。

 何のことはない、四畳半の座敷が書物で埋まっているのだ。真中の所に少し畳が見える丈けで、あとは本の山だ、四方の壁や襖に沿って、下の方は殆ほとんど部屋一杯に、上の方程幅が狭くなって、天井の近くまで、四方から書物の土手が迫っているのだ。外の道具などは何もない。一体彼はこの部屋でどうして寝るのだろうと疑われる程だ。第一、主客二人の坐る所もない、うっかり身動きし様ものなら、忽たちまち本の土手くずれで、圧おしつぶされて了うかも知れない。

「どうも狭くっていけませんが、それに、座蒲団ざぶとんがないのです。済みませんが、柔か相な本の上へでも坐って下さい」

 私は書物の山に分け入って、やっと坐る場所を見つけたが、あまりのことに、暫く、ぼんやりとその辺あたりを見廻していた。

 私は、かくも風変りな部屋の主である明智小五郎為人ひととなりについて、ここで一応説明して置かねばなるまい。併し彼とは昨今のつき合いだから、彼がどういう経歴の男で、何によって衣食し、何を目的にこの人世を送っているのか、という様なことは一切分らぬけれど、彼が、これという職業を持たぬ一種の遊民であることは確かだ。強しいて云えば書生であろうか、だが、書生にしては余程風変りな書生だ。いつか彼が「僕は人間研究しているんですよ」といったことがあるが、其時私には、それが何を意味するのかよく分らなかった。唯、分っているのは、彼が犯罪探偵について、並々ならぬ興味と、恐るべく豊富知識を持っていることだ。

 年は私と同じ位で、二十五歳を越してはいまい。どちらかと云えば痩やせた方で、先にも云った通り、歩く時に変に肩を振る癖がある、といっても、決して豪傑流のそれではなく、妙な男を引合いに出すが、あの片腕の不自由な、講釈師神田伯龍を思出させる様な歩き方なのだ。伯龍といえば、明智は顔つきから声音まで、彼にそっくりだ、――伯龍を見たことのない読者は、諸君の知っている内で、所謂いわゆる好男子ではないが、どことな愛嬌のある、そして最も天才的な顔を想像するがよい――ただ明智の方は、髪の毛がもっと長く延びていて、モジャモジャともつれ合っている。そして、彼は人と話している間にもよく、指で、そのモジャモジャになっている髪の毛を、更らにモジャモジャにする為の様に引掻廻ひっかきまわすのが癖だ。服装などは一向構わぬ方らしく、いつも木綿の着物に、よれよれの兵児帯へこおびを締めている。

「よく訪ねて呉れましたね。その後暫く逢いませんが、例のD坂の事件はどうです。警察の方では一向犯人の見込がつかぬようではありませんか」

 明智は例の、頭を掻廻しながら、ジロジロ私の顔を眺めて云う。

「実は僕、今日はそのことで少し話があって来たんですがね」そこで私はどういう風に切り出したものかと迷いながら始めた。

「僕はあれから、種々考えて見たんですよ。考えたばかりでなく、探偵の様に実地の取調べもやったのですよ。そして、実は一つの結論に達したのです。それを君に御報告しようと思って……」

「ホウ。そいつはすてきですね。詳しく聞き度いものですね」

 私は、そういう彼の目付に、何が分るものかという様な、軽蔑安心の色が浮んでいるのを見逃さなかった。そして、それが私の逡巡している心を激励した。私は勢込いきおいこんで話し始めた。

「僕の友達に一人の新聞記者がありましてね、それが、例の事件の係りの小林刑事というのと懇意なのです。で、僕はその新聞記者を通じて、警察の模様を詳しく知ることが出来ましたが、警察ではどうも捜査方針が立たないらしいのです。無論種々いろいろ活動はしているのですが、これという見込がつかぬのです。あの、例の電燈のスイッチですね。あれも駄目なんです。あすこには、君の指紋丈けっきゃついていないことが分ったのです。警察の考えでは、多分君の指紋犯人指紋を隠して了ったのだというのですよ。そういう訳で、警察が困っていることを知ったものですから、僕は一層熱心に調べて見る気になりました。そこで、僕が到達した結論というのは、どんなものだと思います、そして、それを警察へ訴える前に、君の所へ話しに来たのは何の為だと思います

 それは兎も角、僕はあの事件のあった日から、あることを気づいていたのですよ。君は覚えているでしょう。二人の学生犯人らしい男の着物の色について、まるで違った申立てしたことをね。一人は黒だといい、一人は白だと云うのです。いくら人間の目が不確だといって、正反対の黒と白とを間違えるのは変じゃないですか。警察ではあれをどんな風に解釈たか知りませんが、僕は二人の陳述は両方とも間違でないと思うのですよ。君、分りますか。あれはね、犯人白と黒とのだんだらの着物を着ていたんですよ。……つまり、太い黒の棒縞の浴衣なんかですね。よく宿屋の貸浴衣にある様な……では何故それが一人に真白に見え、もう一人には真黒に見えたかといいますと、彼等は障子の格子のすき間から見たのですから、丁度その瞬間、一人の目が格子のすき間と着物の白地の部分と一致して見える位置にあり、もう一人の目が黒地の部分と一致して見える位置にあったんです。これは珍らしい偶然かも知れませんが、決して不可能ではないのです。そして、この場合こう考えるより外に方法がないのです。

 さて、犯人着物縞柄は分りましたが、これでは単に捜査範囲が縮小されたという迄で、まだ確定的のものではありません。第二の論拠は、あの電燈のスイッチ指紋なんです。僕は、さっき話した新聞記者友達の伝手つてで、小林刑事に頼んでその指紋を――君の指紋ですよ――よく検べさせて貰ったのです。その結果愈々いよいよ僕の考えてることが間違っていないのを確めました。ところで、君、硯すずりがあったら、一寸貸して呉れませんか」

 そこで、私は一つの実験をやって見せた。先ず硯を借りる、私は右の拇指に薄く墨をつけて、懐から半紙の上に一つの指紋を捺おした。それから、その指紋の乾くのを待って、もう一度同じ指に墨をつけ前の指紋の上から、今度は指の方向を換えて念入りに押えつけた。すると、そこには互に交錯した二重の指紋がハッキリ現れた。

警察では、君の指紋犯人指紋の上に重って、それを消して了ったのだと解釈しているのですが、併しそれは今の実験でも分る通り不可能なんですよ。いくら強く押した所で、指紋というものが線で出来ている以上、線と線との間に、前の指紋の跡が残る筈です。もし前後指紋が全く同じもので、捺し方も寸分違わなかったとすれば、指紋の各線が一致しまから、或は後の指紋が先の指紋を隠して了うことも出来るでしょうが、そういうことは先ずあり得ませんし、仮令そうだとしても、この場合結論は変らないのです。

 併し、あの電燈を消したのが犯人だとすれば、スイッチにその指紋が残っていなければなりません。僕は若しや警察では君の指紋の線と線との間に残っている先の指紋を見落しているのではないかと思って、自分で検べて見たのですが、少しもそんな痕跡がないのです。つまり、あのスイッチには、後にも先にも、君の指紋が捺されているだけなのです。――どうして古本屋人達指紋が残っていなかったのか、それはよく分りませんが、多分、あの部屋の電燈はつけっぱなしで、一度も消したことがないのでしょう。

 君、以上の事柄は一体何を語っているでしょう。僕はこういう風に考えるのですよ。一人の荒い棒縞の着物を着た男が、――その男は多分死んだ女の幼馴染で、失恋という理由なんかも考えられますね――古本屋の主人が夜店を出すことを知っていてその留守の間に女を襲うたのです。声を立てたり抵抗したりした形跡がないのですから、女はその男をよく知っていたに相違ありません。で、まんまと目的を果した男は、死骸の発見を後らす為に、電燈を消して立去ったのです。併し、この男の一期いちごの不覚は、障子の格子のあいているのを知らなかったこと、そして、驚いてそれを閉めた時に、偶然店先にいた二人の学生に姿を見られたことでした。それから、男は一旦外へ出ましたが、ふと気がついたのは、電燈を消した時、スイッチ指紋が残ったに相違ないということです。これはどうしても消して了わねばなりません。然しもう一度同じ方法で部屋の中へ忍込むのは危険です。そこで、男は一つの妙案を思いつきました。それは、自から殺人事件発見者になることです。そうすれば、少しも不自然もなく、自分の手で電燈をつけて、以前の指紋に対する疑をなくして了うことが出来るばかりでなく、まさか発見者が犯人だろうとは誰しも考えませんからね、二重の利益があるのです。こうして、彼は何食わぬ顔で警察のやり方を見ていたのです。大胆にも証言さえしました。しかも、その結果は彼の思う壺だったのですよ。五日たっても十日たっても、誰も彼を捕えに来るものはなかったのですからね」

 この私の話を、明智小五郎はどんな表情で聴いていたか。私は、恐らく話の中途で、何か変った表情をするか、言葉を挟むだろうと予期していた。ところが、驚いたことには、彼の顔には何の表情も現れぬのだ。一体平素から心を色に現さぬ質たちではあったけれど、余り平気すぎる。彼は始終例の髪の毛をモジャモジャやりながら、黙り込んでいるのだ。私は、どこまでずうずうしい男だろうと思いながら最後の点に話を進めた。

「君はきっと、それじゃ、その犯人はどこから入って、どこから逃げたかと反問するでしょう。確に、その点が明かにならなければ、他の凡てのことが分っても何の甲斐もないのですからね。だが、遺憾いかんながら、それも僕が探り出したのですよ。あの晩の捜査の結果では、全然犯人の出て行った形跡がない様に見えました。併し、殺人があった以上、犯人が出入しなかった筈はないのですから刑事の捜索にどこか抜目があったと考える外はありません。警察でもそれには随分苦心した様子ですが、不幸にして、彼等は、僕という一介の書生に及ばなかったのですよ。

 ナアニ、実は下らぬ事なんですがね、僕はこう思ったのです。これ程警察が取調べているのだから、近所の人達に疑うべき点は先ずあるまい。もしそうだとすれば、犯人は、何か、人の目にふれても、それが犯人だとは気づかれぬ様な方法で通ったのじゃないだろうか、そして、それを目撃した人はあっても、まるで問題にしなかったのではなかろうか、とね。つまり人間の注意力の盲点――我々の目に盲点があると同じ様に、注意力にもそれがありますよ――を利用して、手品使が見物の目の前で、大きな品物を訳もなく隠す様に、自分自身を隠したのかも知れませんからね。そこで、僕が目をつけたのは、あの古本屋の一軒置いて隣の旭屋という蕎麦屋です」

 古本屋の右へ時計屋、菓子屋と並び、左へ足袋屋、蕎麦屋と並んでいるのだ。

「僕はあすこへ行って、事件の当夜八時頃に、便所を借りて行った男はないかと聞いて見たのです。あの旭屋は君も知っているでしょうが、店から土間続きで、裏木戸まで行ける様になっていて、その裏木戸のすぐ側に便所があるのですから便所を借りる様に見せかけて、裏口から出て行って、又入って来るのは訳はありませんからね。――例のアイスクリーム屋は路地を出た角に店を出していたのですから、見つかる筈はありません――それに、相手蕎麦屋ですから便所を借りるということが極めて自然なんです。聞けば、あの晩はお上さんは不在で、主人丈が店の間にいた相ですから、おあつらえ向きなんです。君、なんとすてきな、思附おもいつきではありませんか。

 そして、案の定、丁度その時分に便所を借りた客があったのです。ただ、残念なことには、旭屋の主人は、その男の顔形とか着物縞柄なぞを少しも覚えていないのですがね。――僕は早速この事を例の友達を通じて、小林刑事に知らせてやりましたよ。刑事自分でも蕎麦屋を調べた様でしたが、それ以上何も分らなかったのです――」

 私は少し言葉を切って、明智発言の余裕を与えた。彼の立場は、この際何とか一言云わないでいられぬ筈だ。ところが、彼は相変らず頭を掻廻しながら、すまし込んでいるのだ。私はこれまで、敬意を表する意味で間接法を用いていたのを直接法に改めねばならなかった。

「君、明智君、僕のいう意味が分るでしょう。動かぬ証拠が君を指さしているのですよ。白状すると、僕はまだ心の底では、どうしても君を疑う気になれないのですが、こういう風に証拠が揃っていては、どうも仕方がありません。……僕は、もしやあの長屋の内に、太い棒縞の浴衣を持っている人がないかと思って、随分骨を折って調べて見ましたが、一人もありません。それも尤もっともですよ。同じ棒縞の浴衣でも、あの格子に一致する様な派手なのを着る人は珍らしいのですからね。それに、指紋トリックにしても、便所を借りるというトリックにしても、実に巧妙で、君の様な犯罪学者でなければ、一寸真似の出来ない芸当ですよ。それから第一おかしいのは、君はあの死人の細君と幼馴染だといっていながら、あの晩、細君の身許調べなんかあった時に、側で聞いていて、少しもそれを申立てなかったではありませんか。

 さて、そうなると唯一の頼みは Alibi の有無です。ところが、それも駄目なんです。君は覚えていますか、あの晩帰り途で、白梅軒へ来るまで君が何処どこにいたかということを、僕は聞きましたね。君は一時間程、その辺を散歩していたと答えたでしょう。仮令、君の散歩姿を見た人があったとしても、散歩の途中で、蕎麦屋便所を借りるなどはあり勝ちのことですからね。明智君、僕のいうことが間違っていますか。どうです。もし出来るなら君の弁明を聞こうじゃありませんか」

 読者諸君、私がこういって詰めよった時、奇人明智小五郎は何をしたと思います。面目なさに俯伏して了ったとでも思うのですか。どうしてどうして、彼はまるで意表外のやり方で、私の荒胆あらぎもをひしいだのです。というのは、彼はいきなりゲラゲラと笑い出したのです。

「いや失敬失敬、決して笑うつもりではなかったのですけれど、君は余り真面目だもんだから明智は弁解する様に云った。「君の考えは却々なかなか面白いですよ。僕は君の様な友達を見つけたことを嬉しく思いますよ。併し、惜しいことには、君の推理は余りに外面的で、そして物質的ですよ。例えばですね。僕とあの女との関係についても、君は、僕達がどんな風な幼馴染だったかということを、内面的に心理的に調べて見ましたか。僕が以前あの女と恋愛関係があったかどうか。又現に彼女を恨うらんいるかどうか。君にはそれ位のことが推察出来なかったのですか。あの晩、なぜ彼女を知っていることを云わなかったか、その訳は簡単ですよ。僕は何も参考になる様な事柄を知らなかったのです。僕は、まだ小学校へも入らぬ時分に彼女と分れた切りなのですからね。尤も、最近偶然そのことが分って、二三度話し合ったことはありますけれど」

「では、例えば指紋のことはどういう風に考えたらいいのですか?」

「君は、僕があれから何もしないでいたと思うのですか。僕もこれで却々やったのですよ。D坂は毎日の様にうろついていましたよ。殊に古本屋へはよく行きました。そして主人をつかまえて色々探ったのです。――細君を知っていたことはその時打明けたのですが、それが却かえって便宜になりましたよ――君が新聞記者を通じて警察の模様を知った様に、僕はあの古本屋の主人から、それを聞出していたんです。今の指紋のことも、じきに分りましたから、僕も妙に思って検しらべて見たのですが、ハハ……、笑い話ですよ。電球の線が切れていたのです。誰も消しやしなかったのですよ。僕がスイッチをひねった為に燈ひがついたと思ったのは間違で、あの時、慌てて電燈を動かしたので、一度切れたタングステンが、つながったのですよ。スイッチに僕の指紋丈けしかなかったのは、当りまえなのです。あの晩、君は障子のすき間から電燈のついているのを見たと云いましたね。とすれば、電球の切れたのは、その後ですよ。古い電球は、どうもしないでも、独りでに切れることがありますからね。それから犯人着物の色のことですが、これは僕が説明するよりも……」

 彼はそういって、彼の身辺の書物の山を、あちらこちら発掘していたが、やがて、一冊の古ぼけた洋書を掘りだして来た。

「君、これを読んだことがありますか、ミュンスターベルヒの『心理学犯罪』という本ですが、この『錯覚』という章の冒頭を十行許ばかり読んで御覧なさい」

 私は、彼の自信ありげ議論を聞いている内に、段々私自身の失敗を意識し始めていた。で、云われるままにその書物を受取って、読んで見た。そこには大体次の様なことが書いてあった。

嘗かつて一つの自動車犯罪事件があった。法廷に於て、真実申立てる旨むね宣誓した証人の一人は、問題道路全然乾燥してほこり立っていたと主張し、今一人の証人は、雨降りの挙句で、道路はぬかるんでいたと誓言した。一人は、問題自動車は徐行していたともいい、他の一人は、あの様に早く走っている自動車を見たことがないと述べた。又前者は、その村道には二三人しか居なかったといい、後者は、男や女や子供の通行人が沢山あったと陳述した。この両人の証人は、共に尊敬すべき紳士で、事実を曲弁したとて、何の利益がある筈もない人々だった。

 私がそれを読み終るのを待って明智は更らに本の頁を繰りながら云った。

「これは実際あったことですが、今度は、この『証人記憶』という章があるでしょう。その中程の所に、予あらかじめ計画して実験した話があるのですよ。丁度着物の色のことが出てますから、面倒でしょうが、まあ一寸読んで御覧なさい」

 それは左の様な記事であった。

(前略)一例を上げるならば、一昨年(この書物出版は一九一一年)ゲッティゲンに於て、法律家心理学者及び物理学者よりなる、ある学術上の集会が催されたことがある。随したがって、そこに集ったのは、皆、綿密な観察に熟練した人達ばかりであった。その町には、恰あたかカーニバルの御祭騒ぎが演じられていたが、突然、この学究的な会合最中に、戸が開かれてけばけばしい衣裳をつけた一人の道化が、狂気の様に飛び込んで来た。見ると、その後から一人の黒人が手にピストルを持って追駆けて来るのだ。ホール真中で、彼等はかたみがわりに、恐ろしい言葉をどなり合ったが、やがて道化の方がバッタリ床に倒れると、黒人はその上に躍りかかった。そして、ポンとピストルの音がした。と、忽ち彼等は二人共、かき消す様に室を出て行って了った。全体の出来事が二十秒とはかからなかった。人々は無論非常に驚かされた。座長の外には、誰一人、それらの言葉動作が、予め予習されていたこと、その光景写真に撮られたことなどを悟ったものはなかった。で、座長が、これはいずれ法廷に持出される問題からというので、会員各自に正確な記録を書くことを頼んだのは、極く自然に見えた。(中略、この間に、彼等の記録が如何に間違に充みちていたかを、パーセンテージを示して記してある)黒人が頭に何も冠っていなかったことを云い当てたのは、四十人の内でたった四人切りで、外の人達は山高帽子を冠っていたと書いたものもあれば、シルクハットだったと書くものもあるという有様だった。着物についても、ある者は赤だといい、あるもの茶色だといい、ある者は縞だといい、あるものコーヒ色だといい、其他種々様々の色合が彼の為に説明せられた。ところが、黒人は実際は、白ズボンに黒の上衣を着て、大きな赤のネクタイを結んでいたのだ。(後略)

ミュンスターベルヒが賢くも説破した通り」と明智は始めた。「人間の観察や人間記憶なんて、実にたよりないものですよ。この例にある様な学者達でさえ、服の色の見分がつかなかったのです。私が、あの晩の学生達は着物の色を見違えたと考えるのが無理でしょうか。彼等は何者かを見たかも知れません。併しその者は棒縞の着物なんか着ていなかった筈です。無論僕ではなかったのです。格子のすき間から、棒縞の浴衣を思付いた君の着眼は、却々面白いには面白いですが、あまりお誂向あつらえむきすぎるじゃありませんか。少くとも、そんな偶然の符合を信ずるよりは、君は、僕の潔白を信じて呉れる訳には行かぬでしょうか。さて最後に、蕎麦屋便所を借りた男のことですがね。この点は僕も君と同じ考だったのです。どうも、あの旭屋の外に犯人通路はないと思ったのですよ。で僕もあすこへ行って調べて見ましたが、その結果は、残念ながら、君と正反対結論に達したのです。実際は便所を借りた男なんてなかったのですよ」

 読者も已すでに気づかれたであろうが、明智はこうして、証人申立て否定し、犯人指紋否定し、犯人通路をさえ否定して、自分無罪証拠立てようとしているが、併しそれは同時に、犯罪のもの否定することになりはしないか。私は彼が何を考えているのか少しも分らなかった。

「で、君は犯人の見当がついているのですか」

「ついていますよ」彼は頭をモジャモジャやりながら答えた。「僕のやり方は、君とは少し違うのです。物質的な証拠なんてものは、解釈の仕方でどうでもなるものですよ。一番いい探偵法は、心理的に人の心の奥底を見抜

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