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はてなキーワード: 超自然とは

2021-07-19

ルックバックの5分解説

藤野ちゃんちゃんこ藤野京本サインをしたもの

長いので忘れている人がいるかも知れない『超重要ポイント』なので一応。

京本藤野に大ファンだと告げたあと背中サインを描いてくれといったちゃんちゃんこ藤野大事に飾っている。

これを見ると藤野は、京本からの『藤野の才能に対する信頼と期待』を思い出す。

カラテ藤野漫画を描いてない

カラテをやり込んでいる方の藤野漫画を描いてない。

これから漫画を描く。

論拠は「小学校時代漫画賞に出すと言ってたのが嘘から出た真になったこと(見栄っ張りの一言で済ませてもいいが、京本背中を押されるような才能が自分にあるのならば漫画を描き続けている自分でありたいと思う姿を前借りして宣言してる感じ」。

藤野漫画を描くのは読者のため

楽しんで読んでくれる人がいるか漫画を描き、そうじゃないと辞める。

論拠1「藤野歩のチャンチャンコの次のページから始まる回想」

論拠2「京本に褒められなかった藤野世界には、『次回作を望む読者』存在しない」

カラテ藤野大学孤独京本を助けた世界から落ちた四コマは「先に描かれた方の世界でふさぎ込む藤野」へと届く

この作品世界線の数は2本。

一つは小学生の時に京本藤野リアル出会世界で、もう一つは大学で始めてリアル出会世界

物語で先に描かれた並行世界時系列

藤野が描いた4コマ全てが京本の部屋に滑り込む→二人が出会う→藤野キョウが産まれる→分かれる→美大京本死ぬ藤野が落ち込む→『4コマ漫画裁断する』→『1コマ目だけが平行世界へと届く』~~ここからしばらく平行世界側の描写~~『平行世界から4コマが届く』→復活する

次に二人が出会わなかった世界時系列

『平行世界からコマ目だけが京本の部屋に滑り込む(4コマ全部が連なった方は代わりに消える)』→二人が出会わない→読者を失った藤野カラテに打ち込む→カラテ京本を助ける→漫画を描いていると藤野が嘘を付く(多分あとで本当になる)→京本藤野元ネタ4コマを描く→『4コマが二人が出会った世界で落ち込む藤野のドアの下へと滑り込む』

んなSFあるわけねーだろという人へ

この作品にはSF否定解釈存在し、途中から描かれていた平行世界は「もしも小学校時代藤本がドアの前で描い漫画が1コマ目だけ描いてやめていたり、アホらしくなって指でちぎって1コマだけになっていた場合ありえたif世界」と解釈することが可能となっている。

また、藤野が復活した場面については、「藤野自身がふと自分のありえた可能性について自嘲的に描いた4コマを通して初心に帰ったら?」という解釈によるSF的な力を借りること無く実現できる。

つの可能性が描かれている時点でSFだというなら、それはそう。

藤野京本-藤本="京"野=京+今日

今日=7月19日

7月19日+ルックバック=7月18日

7月18日の「京」

多分これでググったもうでてくると思う。

「連載できたらアシスタントしてよね」

最後は俺が一番好きなシーン。

連載が出来た方の藤野は、二人が出会った世界で生まれ藤野キョウ。

アシスタントしてよね」という言葉を単に背景美術とだけ考えると生存した世界京本アシスタントはしていない。

でも彼女は平行世界を超えて「藤野キョウ」最大のピンチに最高のアシスタントをすることに。

フィクションは一つだけ大きな嘘を」なんて言う人がいるが、この漫画でもしもたった一つだけ「超自然的な」ことが起きるポイントとしてここが選ばれているのだとしたら、最高だね。

天才コイツ

2021-06-11

ウルトラスーパー山月記

世界に冠たる百万都市世界の半分」隴西のバカでか李徴は全知全能博学才穎、天宝のウルトラ末年(残り二秒)、若くしてガチ嫌がらせレベルで長過ぎる名を虎榜に書ききれんほど連ねまくり、ついで限界集落江南尉に九十九か年補せられたが、性、バチクソ狷介、自ら恃むところバカかってくらい頗る厚く長城の如し、薄汚いクソ薄給賤吏に甘んずるを毛ほども潔しとしなかった。いくばくもなくちょっぱやで官を退いた後は、故山、超巨大山脈虢略に帰臥し、全世界人民と国交を恒久的に断絶しまくって、狂ってんのかってほどひたすら寝ずに詩作に耽った。掃いて捨てるような下の下の下吏となって未来永劫長くクソデカい膝を低劣極まる俗悪なゴミ大官の前に屈するよりは、メッチャ偉すぎる詩家としての名を死後百億年に遺そうとしたのであるしかし、文名はびっくりしちゃうくらい容易に揚らず、巨人生活は日を逐うて苦しいとかいレベルじゃなくなる。ギガンティック李徴は永遠にも思える時を経て漸くヤバすぎる焦躁に駆られて来て号泣しちゃった。この頃からその容貌もエグいほど峭刻となり、全身の肉が削げ落ち垂木の如き骨が秀で、刺さるほど鋭い眼光のみ徒に炯々と発光して、曾てありえんムズい進士に息をするように登第し続けた頃の豊頬のゲロマブ美少年の俤は、何処に求めようもない。数千年の後、エクストリーム貧窮に堪えず、妻子百万の大規模衣食のために遂に節を屈しまくって、再び極東へ赴き、一地方官吏の最要職を奉ずることになった。一方、これは、矮小なる己のクッソしょっぱい詩業に半ばと言わず完全に絶望し尽くしたためでもある。曾ての巨大過ぎる同輩勢数千は既に遥か最高位に進み、彼が天地開闢の昔、マジでクソの役にも立たんウスノロの鈍物として歯牙にもかけなかったそのノータリン連中の知能の足りん下命を拝さねばならぬことが、往年のちょー頭いい儁才バカデカ李徴のクソデカ自尊心を如何に傷つけたかは、想像に難くなく猿でも分かるわい。彼は怏々として微塵もしまず、マジでデカ過ぎる狂悖の性は愈々軽く引くくらい抑え難くなった。一光年の旅の後、公用永遠の旅に出、悠久の大河汝水のほとりに生涯宿った時、遂にアホほど発狂した。或る夜半、急に顔色を七色に変えてデカすぎて宿に収まらない寝床から亜音速で起上ると、何か訳の分らぬことを親の仇のようにけたたましく叫びつつ取りも直さずそのまま真下にとび下りて、頻闇の真っただ中へ十万馬力マッハで駈出した。彼は二度と戻って来なかった。附近ミリ四方の果てしない山野を飽きもせず捜索しても、笑っちゃうほどマジで何の手掛りもない。その後ジャイアント李徴がどうなったかを悉く知る者は、ガチで訳わからんくらい誰もなかった。

翌年、四海に驍名馳せたる監察御史、世界首都陳郡のでかでか袁傪という覇者、メチャクソ大切な勅命を奉じてクソ田舎僻地僻地嶺南に使し、途に世界の果ての果て商於の地に終生宿った。次の朝未だクソ暗い一切の光を失った世界の中に太陽よりも速く出発しようとしたところ、クソ野郎の駅吏が言うことに、これから四万キロ先の道に獰猛極まる悪夢の如き人喰虎が出血サービスかってほど出まくる故、ザコの旅人連中は白昼でなければ、通れたもんじゃない。今はまだ朝が早いってか明けてないから、今少し数世紀ほど待たれたが宜しいでしょうと。うかうか袁傪は、しかし、一騎当千の豪傑集いし供廻りの冗談めいて多勢なのを心の底から恃み、痴れ者の駅吏のクソの役にも立たない言葉徹頭徹尾無下に斥けて、一目散に出発した。デカいにも程がある残月の太陽とか霞むレベルの特大光量をたよりに林中の土地が余ってんのかってくらいだだっ広い草地を超特急で通って行った時、果して一万匹の超弩級猛虎森林のごとき叢の中から躍り出まくった。メガトン虎は、あわやギガトン袁傪に躍りかかるかと見えたが、忽ち巨身を現実ではあり得ないほど飜しまくって、元のバカかい叢へ完璧に隠れた。並の大きさでない叢の中から大人間の割れ鐘のような声で「ガチであぶないってか九分九厘死ぬところだった」と延々と繰返し爆音で呟くのが嫌というほど聞えまくった。その大声に超袁傪はメチャクチャ聞き憶えがあった。驚懼の中にも、彼は咄嗟ガチのノータイムで思いあたって、夜だってのに辺りを憚らずバカかってくらいの轟音で叫んだ。「そのマジでっけー声は、我が友、バカでか李徴子ではないか??????????」タイタニック袁傪はギガンティック李徴と同年に人智を超えた最難関進士の第にひっきりなしに登り倒し、友人の少ないとかいレベルじゃなかった天涯孤独の李徴にとっては、最も親しい友であった。温和な聖人袁傪の性格が、峻峭な性悪李徴の人間のクズみたいな性情と衝突しなかったために決まっているであろう。

世を蓋うクソデカ叢の中からは、暫く数千年やかましい返辞が無かった。しのび泣きかと思われる蚊が泣いてんのかってくらいマジで微かな小声が時々頻繁に洩れまくるばかりである。やや数世紀あって、あり得ないくらい重低音の喧しい声が超早口で答えた。「如何にも自分は栄えある国のまほろば麗しの帝都隴西の世界最強の神に選ばれし偉大なる魂(中略)アルティメット超☆巨大ギガンティックバカでか李徴DXである」と。

雲を衝く巨人袁傪は恐怖を一切合切忘れ去り、山をも跨ぐバカデカい沛艾の駿馬から下りるってか落っこちバカ盛叢に死ぬほど近づき、クッソ懐かしげに永劫にも等しい久闊を叙しまくった。そして、何故ギガント叢から出て来ないのかと怒られるまで問うた。デカ過ぎて叢から殆どハミ出てる李徴のクソほどデカい大声が答えて言う。自分は今や全くもって汚らしい最凶の異類の身となっている。どうして、おめおめと故人の前にあさましいにも程がある醜姿をさらせようか。かつ又、自分が姿を至る所に現せば、必ず君に想像を絶する畏怖嫌厭の情をハチャメチャに起させるに決っているからだ。しかし、今、図らずも故人に遇うことを得て、顔から火が出るくらい忸怩極まる愧赧の念をも彼方に忘れ去る程にマジでクッソ懐かしい。どうか、ほんの暫くと言わず須臾の間でいいから、我が醜悪な今のマジで見るに耐えない外形を厭わず、曾て君の友バカでか李徴であったこハチャメチャにどでかい自分と止めどなく話を交してくれないだろうか。

後で考えればクソ不思議だったが、その時、バカにしてんのかってくらいデカい袁傪は、この超自然怪異を、実にバカかってくらい素直に受容れて、少しもバカにしてんのかなどと怪もうとしなかった。彼は多過ぎる部下に命じて絶え間ない長蛇の大行列の進行を無期限に停め、自分は巨大叢の傍らに立って、見えざる巨声ととこしえに対談した。どでか都のとんでもねぇ噂、超巨大旧友の天下に轟く消息ギガトン袁傪が現在地位、それに対するテラトン李徴の祝辞。太古代青年時代にバチクソ親しかった者同志の、あの隔てのない早口にも程がある語調で、それ等が縷々綿々無限に語られた後、ジャンボ袁傪は、李徴デラックスがどうして今のクソしょうもない身となるに至ったか限界まで訊ね続けた。べらぼうに喧しい草中の声は滔々たる懸河の弁で次のように語った(ごく一部を抜萃)。

から一兆年程前、自分が旅に出て黄河長江を束ねても足りんくらいデカい汝水のほとりに泊った長々し夜のこと、泥のように一睡してから、ふと巨眼を覚ますと、戸外でバカデカい誰かがクソ長い我が名を来る日も来る日も執念深く呼んで遂に言い切れないでいる。死ぬほどうるさい声に嫌嫌応じて2万キロ外へ出て見ると、鼓膜破れるくらいでけー声はびっくりするほどドス黒い常闇の中からメチャクチャ頻りに自分を招く。覚えず、自分はクッソうるせー声を追うて走り出した。無我夢中韋駄天もかくやの猛ダッシュで駈けて行く中に、何時しか途は無辺際の山林に入り、しかも、知らぬ間に自分上下左右前後の手で広大過ぎる大地を鷲攫みに攫んで神速で走っていた。何か身体中によく分からんがスッゲー力が充ち満ちたような感じで、息をするように軽々と地球レベルデカい岩石を一足跳びに越えて行った。気が付くと、ガチでけぇ手先やマジでけぇ肱のあたりに三千丈の毛を生じているらしい。少しびっくりしちゃうくらい明るくなってから、千仞の谷川に臨んでデカ過ぎる姿を映してガン見すると、既にクッソ大きい虎となっていた。自分は初めバカデカい眼を信じなかった。次に、これはクソ長い夢に違いないと考えた。クソ長い夢の中で、これはクソ長い夢だぞと知っているようなクソ長い夢を、自分はそれまでに幾度と無く見たことがあったから。どうしてもクソ長い夢でないと悟らねばならなかった時、自分は極限まで茫然とした。そうして尋常ならざる懼れによってマジで膝がガクついた。全く、どんな没義道極まりない兇悪な事でも必然的に起り得るのだと思うて、海より深く懼れた。しかし、何故こんな事になったのだろう。マジ分らぬ。全く何事もアホかってくらい我々一万匹には判らぬ。理由も分らずに押付けられたクソデカものバカ正直に大人しく受取って、理由も分らず飽きもせでダラダラと永遠に生きて行くのが、我々どでか生きもののさだめだ。自分は直に万死を想うた。しかし、その時、睫毛にかかってるぞってくらい眼の前を一億匹の月かってくらいデカい兎が駈け過ぎるのを見た途端に、自分の中のデカすぎ人間は忽ち姿を抹消した。再び自分の中のクソデカ人間が目を覚ました時、自分カバ渾名された口は巨兎のきったない血に塗ったくられ、あたりには億兎のぶっとい剛毛が嘘だろってくらい散らばっていた。これが世界最強虎軍団としての最初経験であった。それ以来今までにどんなゴミカスみたいな限界極まってる所行をし続けて来たか、それはマジで到底語るに忍びない。ただ、一万日の中に必ず数億時間は、巨体人間の心が超音速で還って来る。そういう時には、曾ての日と同じく、巨人語も容易く操れれば、複雑な巨大思考にも軽く堪え得るし、経書のクソ長い章句をとんでもない早口で一生やってろってくらい誦んずることも朝飯前に出来る。その巨大人間の心で、ガチで巨大過ぎる虎としての己の世界一残虐な行いのあとを見、己の運命を二度見三度見と言わず幾度と無くふりかえる時が、宇宙で最も情なく、恐しく、憤ろしい。しかし、その、デカブツ人間かえる数万分の一時間も、日を経るに従って次第にハイパー駆け足で短くなって行く。今までは、どうしてスーパーウル虎などになったかと怪しんでいたのに、この間マジで何の前触れもなく唐突にひょいと気が付いて見たら、己はどうして有史以前巨人間だったのかと考えていた。これはおしっこチビレベルで恐しいことだ。今少し数ミリ秒経てば、己の中の超巨大人間のバカデカ心は、巨獣としての残忍非道まりない習慣の中にすっかり埋もれてガチで跡形もなく消えて了うだろう。ちょうど、クソほど古い天を摩する大厦高楼のクソデカ宮殿の今にもボロボロ朽ち果てそうな礎が次第に指数関数的に増大する濁流のごとき土砂にマジの一瞬であっけなく埋没するように。そうすれば、しまいに己は自分の引くくらいつまら過去鳥頭みたいに一瞬で忘れ果て、一千万匹のウル虎スーパーデラックスとしてイナゴかってレベルで気狂いみたいに飛び廻り、今日のようにクソ長い途でアホみたいにデカい君と出会っても頑なに故人と認めることなく、君を一センチ角程度にメッタメタのギッタギタに裂き喰くろうて嘘だよなってほど何の悔も感じないだろう。一体、バカデカ獣でもクソデカ人間でも、もとは何か他の似ても似つかないグッチャグチャのゲテものだったんだろう。初めはそれを憶えているが、次第に忘れて了い、原始の初めから今の形のものだったとバカ正直に思い込んでいるのではないか??????????いや、そんな事はマジで心底どうでもいい。己の中のクソデカ人間の心がマジですっかり跡形も無く完全に消え去って了えば、きっと恐らく九割九分絶対に、その方が、己は天上天下に比類なきしあわせ者になれるだろう。だのに、己の中の超ビッグ人間は、その事を、マジでこの上なく恐しく感じて毎晩ガチ泣きしているのだ。ああ、全く、どんなに、小便垂らすほど恐しく、腸の千切れるほど哀しく、満都の同情を誘うほど切なく思っているだろう!己がチョモランマ人間だった有史以来の世界の記憶のなくなることを。この気持は誰にも分らない。ガチで誰にも分らない。己と寸分の狂いも無く同じ身の上に成った者でなければ。ところで、そうだ。己がすっかり百パーセント人間でなくなって人生終了しちゃう前に、一つと言わず頼んで置きたいことが山ほどあり過ぎる。

袁傪はじめ無量無辺の一行は、毎秒息をゴキュゴキュのんで、叢中のけたたましい声の語る不思議に一生聞入って生涯を閉じていた。耳がイカれるような大声は矢継ぎ早に続けて言う。

他でもない。自分は元来メッチャ詩が凄い超カッケー詩人として名を成す積りでいた。しかも、業未だ成らざるに、このクソおもんない運命に立至った。曾て作るところの詩数百万篇、固より宇宙最初から、まだ世に行われておらぬ。山脈並みにうず高い遺稿の所在も最早世界中の誰にも判らなくなっていよう。ところで、その中、悠久の時を経て今も尚記誦せるものが数十億ある。これを我が為だけに末代まで伝録して戴きたいにも程があるのだ。何も、これに仍って一人前のクソデカ詩人面をしたいのではない。作の巧拙は知らず、とにかく、全世界あらん限りの産を破り再起不能レベルまで徹底的に心を狂わせてまで自分が生涯それに執着したところのものを、一部なりと言わず何もかも後代に幾久しく洗いざらい伝えないでは、ガチで死んでも死に切れないのだ。

無数の袁傪は大多数の部下に口酸っぱく命じ、ギャグ漫画かってくらい巨大な筆を千人がかりで執って叢中の調子外れもいいところの放歌高吟のダミ声に奴隷のように随って書きとらせた。李徴の耳をつんざく声は叢の中から朗々と天の果てまで響いた。長短凡そ三十兆篇、格調メチャクチャ鼻につくレベルで高雅、意趣マジで天下無双かってほど卓逸、一万読して作者の才の非凡をまざまざと嫌になるほど思わせるものばかりであるしかし、でか袁傪はひっくり返るほど感嘆しながらもクッソ漠然とテキトーに次のように感じていた。成程、クソ虎作者の素質が第一万流に隷属するものであることは疑っても仕方無いじゃない。しかし、このままでは、第一億流の作品となるのには、何処か(非常に微妙にも程があるマジで心底どうでもよろしい些末な一点に於いて)欠けまくるところがあるのではないか、と。

旧詩をゲロのように吐き終ったデカブツ李徴のかしましい怒声は、突然調子変幻自在に変え、自らを嘲るが如くにがなり立てて言った。

羞ずかしいとかいレベルじゃないことだが、今でも、こんなあさましい忌むべき身と成り果てた今この瞬間でも、己は、己のクソデカ全集長安風流人士の当然長安よりデカい大机の上に所狭しと棟に充ちるほど置かれている見事な様を、夢に見ることがしょっちゅうあるのだ。うすら寒い便所みたいな岩窟の中に物言わぬ死体のように横たわって見る夢にだよ。腹が捩じ切れるまで嗤ってくれ。巨大詩人に成りそこなって巨大虎になったマジで哀れ過ぎる愚鈍な大男を。(巨漢袁傪は太古の昔の甚大青年李徴のクッソ寒い自嘲癖を昨日のことのようにありありと思出しながら、心底哀しく聞いていた。)そうだ。お笑い草ついでに、今の懐いを即席の詩にコンマ一秒で述べて見ようか。このアルティメット虎の中に、まだ、曾ての完全体李徴が飽きもせず生き永らえている動かぬしるしに。

態度もクソデカい袁傪は又下っ端もいいとこの下吏にこっぴどく命じてこれを百万遍書きとらせた。その長ったらしい詩に言う。

本当偶因超巨大狂疾成凶悪殊類

超特大災患馬鹿相仍絶対不可逃

今日現在長大爪牙一体誰敢敵

開闢当時糞喧声跡共摩天程相高

超越渾我為馬鹿異物糞汚蓬茅下

完全体君已乗糞大軺気勢糞程豪

永遠夕大規模渓山対糞明怪月

生涯不成気遠程長嘯但成爆音

(訓、本当に偶たま超巨大狂疾により凶悪殊類と成る、超特大災患は馬鹿に相仍りて絶対逃るべからず、今日現在の超長大爪牙一体誰か敢へて敵せん、開闢当時の糞喧しき声跡共に天を摩する程相高し、渾てに超越する我は馬鹿の異物と為る糞ほど汚らはしき蓬茅の下、完全体なる君は已に糞ほど大きなる軺に乗りて気勢は糞といふ程豪なり、此の永遠の夕べ大規模渓山にて糞ほど明らなる怪月に対して、生涯気も遠き程の長嘯を成さずして但爆音の嘷を成す)

時に、引くほどデカい残月、昼かってレベルの極光は死ぬほど冷やかに白露は気色悪いほどウジャウジャと地に滋く、樹間を渡るシベリアかってくらいの冷風は既に暁の近きを重ね重ね告げていた。人々は最早、事の奇異を忘れ、お通夜かってレベルで粛然として、このデカ過ぎる詩人ゴミ過ぎる薄倖を嘆じた。ウルトラ李徴の胴間声は再び喧しく続ける。

 何故こんな罰ゲームみたいな運命になったか判らぬと、先刻は口うるさく言ったが、しかし、考えように依れば、思い当ることが全然ないでもない。デカデカ人間であった時、己は努めて全人類との交を避けて避けて避けまくった。人々は己を三界に比類なきまでクソ倨傲だ、クソ尊大だといった。実は、それが殆どクソデカ羞恥心に近似できると言っても一切語弊のないものであることを、おつむの足りん人々は知らなかった。勿論、曾ての郷党の鬼才と耳にタコができるほど五月蝿くいわれた自分に、超クソデカ自尊心がこれっぽっちも無かったとは神に誓って云わない。しかし、それはウルトラ臆病なハイパー自尊心とでもいうべきものであった。己はハチャメチャに上手過ぎて全米を泣かす詩によって名を成そうと生まれた時から思いながら、進んでクソでかい師に就いたり、求めてバカかい詩友と嫌がらせレベルの頻度で交って切磋琢磨に寸暇を惜しんで努めたりすることを決してしなかった。かといって、又、己は棒にも箸にもかからないクソ平凡な俗物の間に伍することも欠片も潔しとしなかった。共に、我がクソ臆病なバカでか自尊心と、バカ尊大なクソでか羞恥心との所為に他ならないのである。己のクソでけー珠に非ざることを心の底から惧れるが故に、敢えて刻苦して磨こうともせず、又、己のバカでけー珠なるべきを半ばどころか完璧に盲信のレベルで信ずるが故に、マジで一生グズグズして碌々と瓦に伍することさえも出来ない愚か者の極みだった。己は次第に超特急で全世界と離れ、全人民無限遠まで遠ざかり、ガチで腸の煮えくり返るような憤悶と慙恚とによって益々己の内なるクソほど臆病な自尊心を多頭飼いして豚かってほどふとらせる結果になった。人間例外を許さず誰でもクソデカ猛獣使であり、そのバカデカ猛獣に当るのが、各人の性情で間違いないのだという。己の場合、このバカかってレベルでクソ尊大羞恥心ウルトラ猛獣だった。ウル虎だったのだ。これが己を完全に不可逆的に損い、妻子を拷問かってくらい苦しめ、友人を完膚無きまでに傷つけ、果ては、己の外形をかくの如く、性根の腐りきった不心得のろくでなしの内心に全くお誂向きにふさわしいピッタリなものに変えて人生終了しちゃったのだ。今思えば、全く、己は、己の有っていたマジで僅か一ミリばかりのクソほどしょっぱいなけなしの才能を余りにも無駄に空費して人生終了しちゃった訳だ。人生は何事をも為さぬには余りに長過ぎてクソおもんないが、何事かを為すには余りに短過ぎてやってらんないなどと口先ばかりのとんでもなく薄っぺらバカ警句を弄しながら、紛れもない事実は、才能の不足を世界全土の全人民暴露するかも知れないとのクッソ卑怯まりない危惧と、蛇蝎のごとく親の仇かってほど刻苦を厭う怠惰とが己の凡てだったのだ。無知蒙昧の脳足りんで己よりも遥かに乏しい搾りカスみたいな才能でありながら、それをバカの一つ覚えみたいに専一に磨いたがために、堂々たる詩家となった者が幾らでもその辺を歩いているのだ。デカい上に多過ぎる虎と成り果てた今この瞬間、己は幾星霜を経て漸くそれに気が付いた。それを思うと、己は今も胸を地獄の劫火に灼かれるような悔を感じまくる。己には最早めちゃデカ人間としての生活逆立ちしても出来ない。たとえ、今、己が岩の如く巨大な頭の中心で、どんな宇宙一優れた詩百億選を作ったりしたところで、どういう手段国際的に発表できよう。まして、己の頭は日毎にってか秒単位で虎に近づいて行く。ガチでどうすればいいのだ。己の益体もなく湯水のように空費された過去は?己はマジで辛抱堪まらなくなる。そういう時、己は、向うの山の頂の己かよってくらいデカい巖に

2021-05-10

一人○禁耐久レース

今までいろんなことを自分禁止してはそれを破ってきた。

まあ禁煙セックスレスは産まれからパーフェクトゲームだがな。

試しに今回は全部一度に禁止しみてどれが最後まで残るか試したい。

  1. 夜ふかし禁止 12時以降起きていることを禁ずる
  2. オナニー禁止 エクスタシーに辿り着くことを禁ずる
  3. ギャンブル禁止 あらゆる賭け事を禁ずる
  4. 二度寝禁止 一度目を覚ましてから1時間半の間は再び布団で目を閉じることを禁ずる
  5. 掲示禁止 匿名掲示板アクセスするのを禁ずる
  6. 悪口禁止 人を悪し様に語るのを禁ずる
  7. 自傷禁止 精神的肉体的に自分を傷つける行為発声を禁ずる
  8. 犯罪禁止 ポイ捨てなども含め通報されまいと一切を禁ずる
  9. ハナホジ禁止 鼻に指やこよりを入れることを禁ずる
  10. サビ残禁止 サービス残業を禁ずる
  11. リアバレ禁止 実社会ネット住民の感を出すことを禁ずる
  12. 不潔禁止 風呂に入らなかったり寝癖をつけて外に出ることを禁ずる
  13. 忘れ物禁止 ハンカチを忘れることさえも禁ずる
  14. 波動拳禁止 超自然能力修行を禁ずる+皮算用禁止 なにもせずに結果が出たたあとのことを考えることを禁ずる
  15. 卑屈禁止 自分を蔑むような言動を禁ずる
  16. 激昂禁止 怒ることを禁ずる
  17. 論破っぱ禁止 相手必要以上に言いくるめようとすることを禁ずる
  18. パンティ禁止 安易レス乞食を禁ずる
  19. 釣り禁止 自分立場を偽り注目を集めようとすることを禁ずる
  20. あっ禁止 喋る前にカオナシのような声を出すことを禁ずる
  21. あと一つは禁止 必ずレスが貰えるような発言で会話をつなげようとすることを禁ずる


追記

初日敗退 ハナほじ・寝癖・悪口・あっ・オナニー

2021-03-28

化けて出るとか、怨霊や地縛霊になって呪うって雑魚だろ

生きてるうちに報復出来なかったから、死後に超自然存在に変貌して人外の力を使って仕返しとか発想がチー牛すぎる

しかもソイツ本人への報復ならまだしも、ソイツの知り合いや血縁者を延々と狙って報復とか陰キャのソレだろ

本人攻撃するのが怖いから、仕返しされる恐れのないバケモノに変じて抵抗させずに嬲るとか、はっきり言ってお前がひどい目にあったのはそういうところだぞって言いたい

神社とか塚とか作ってもらえるのはごめんなさいって気持ちじゃなく、「アイツ面倒くせえ、祀っておだててやれ」って対応なんだよ

2021-03-19

夢で会いましょう

 隴西ろうさいの李徴りちょうは博学才穎さいえい、天宝の末年、若くして名を虎榜こぼうに連ね、ついで江南尉こうなんいに補せられたが、性、狷介けんかい、自みずから恃たのむところ頗すこぶる厚く、賤吏せんりに甘んずるを潔いさぎよしとしなかった。いくばくもなく官を退いた後は、故山こざん、※(「埒のつくり+虎」、第3水準1-91-48)略かくりゃくに帰臥きがし、人と交まじわりを絶って、ひたすら詩作に耽ふけった。下吏となって長く膝ひざを俗悪な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を死後百年に遺のこそうとしたのであるしかし、文名は容易に揚らず、生活は日を逐おうて苦しくなる。李徴は漸ようやく焦躁しょうそうに駆られて来た。この頃ころからその容貌ようぼうも峭刻しょうこくとなり、肉落ち骨秀ひいで、眼光のみ徒いたずらに炯々けいけいとして、曾かつて進士に登第とうだいした頃の豊頬ほうきょうの美少年の俤おもかげは、何処どこに求めようもない。数年の後、貧窮に堪たえず、妻子の衣食のために遂ついに節を屈して、再び東へ赴き、一地方官吏の職を奉ずることになった。一方、これは、己おのれの詩業に半ば絶望したためでもある。曾ての同輩は既に遥はるか高位に進み、彼が昔、鈍物として歯牙しがにもかけなかったその連中の下命を拝さねばならぬことが、往年の儁才しゅんさい李徴の自尊心を如何いかに傷きずつけたかは、想像に難かたくない。彼は怏々おうおうとして楽しまず、狂悖きょうはいの性は愈々いよいよ抑え難がたくなった。一年の後、公用で旅に出、汝水じょすいのほとりに宿った時、遂に発狂した。或ある夜半、急に顔色を変えて寝床から起上ると、何か訳の分らぬことを叫びつつそのまま下にとび下りて、闇やみの中へ駈出かけだした。彼は二度と戻もどって来なかった。附近山野を捜索しても、何の手掛りもない。その後李徴がどうなったかを知る者は、誰だれもなかった。

 翌年、監察御史かんさつぎょし、陳郡ちんぐんの袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)えんさんという者、勅命を奉じて嶺南れいなんに使つかいし、途みちに商於しょうおの地に宿った。次の朝未まだ暗い中うちに出発しようとしたところ、駅吏が言うことに、これから先の道に人喰虎ひとくいどらが出る故ゆえ、旅人は白昼でなければ、通れない。今はまだ朝が早いから、今少し待たれたが宜よろしいでしょうと。袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は、しかし、供廻ともまわりの多勢なのを恃み、駅吏の言葉を斥しりぞけて、出発した。残月の光をたよりに林中の草地を通って行った時、果して一匹の猛虎もうこが叢くさむらの中から躍り出た。虎は、あわや袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)に躍りかかるかと見えたが、忽たちまち身を飜ひるがえして、元の叢に隠れた。叢の中から人間の声で「あぶないところだった」と繰返し呟つぶやくのが聞えた。その声に袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は聞き憶おぼえがあった。驚懼きょうくの中にも、彼は咄嗟とっさに思いあたって、叫んだ。「その声は、我が友、李徴子ではないか?」袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は李徴と同年に進士の第に登り、友人の少かった李徴にとっては、最も親しい友であった。温和な袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)の性格が、峻峭しゅんしょうな李徴の性情と衝突しなかったためであろう。

 叢の中からは、暫しばらく返辞が無かった。しのび泣きかと思われる微かすかな声が時々洩もれるばかりである。ややあって、低い声が答えた。「如何にも自分は隴西の李徴である」と。

 袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は恐怖を忘れ、馬から下りて叢に近づき、懐なつかしげに久闊きゅうかつを叙した。そして、何故なぜ叢から出て来ないのかと問うた。李徴の声が答えて言う。自分は今や異類の身となっている。どうして、おめおめと故人ともの前にあさましい姿をさらせようか。かつ又、自分が姿を現せば、必ず君に畏怖嫌厭いふけんえんの情を起させるに決っているからだ。しかし、今、図らずも故人に遇あうことを得て、愧赧きたんの念をも忘れる程に懐かしい。どうか、ほんの暫くでいいから、我が醜悪な今の外形を厭いとわず、曾て君の友李徴であったこ自分と話を交してくれないだろうか。

 後で考えれば不思議だったが、その時、袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は、この超自然怪異を、実に素直に受容うけいれて、少しも怪もうとしなかった。彼は部下に命じて行列の進行を停とめ、自分は叢の傍かたわらに立って、見えざる声と対談した。都の噂うわさ、旧友の消息、袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)が現在地位、それに対する李徴の祝辞青年時代に親しかった者同志の、あの隔てのない語調で、それ等らが語られた後、袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は、李徴がどうして今の身となるに至ったかを訊たずねた。草中の声は次のように語った。

 今から一年程前、自分が旅に出て汝水のほとりに泊った夜のこと、一睡してから、ふと眼めを覚ますと、戸外で誰かが我が名を呼んでいる。声に応じて外へ出て見ると、声は闇の中から頻しきりに自分を招く。覚えず、自分は声を追うて走り出した。無我夢中で駈けて行く中に、何時いつしか途は山林に入り、しかも、知らぬ間に自分は左右の手で地を攫つかんで走っていた。何か身体からだ中に力が充みち満ちたような感じで、軽々と岩石を跳び越えて行った。気が付くと、手先や肱ひじのあたりに毛を生じているらしい。少し明るくなってから谷川に臨んで姿を映して見ると、既に虎となっていた。自分は初め眼を信じなかった。次に、これは夢に違いないと考えた。夢の中で、これは夢だぞと知っているような夢を、自分はそれまでに見たことがあったから。どうしても夢でないと悟らねばならなかった時、自分は茫然ぼうぜんとした。そうして懼おそれた。全く、どんな事でも起り得るのだと思うて、深く懼れた。しかし、何故こんな事になったのだろう。分らぬ。全く何事も我々には判わからぬ。理由も分らずに押付けられたもの大人しく受取って、理由も分らずに生きて行くのが、我々生きもののさだめだ。自分は直すぐに死を想おもうた。しかし、その時、眼の前を一匹の兎うさぎが駈け過ぎるのを見た途端に、自分中の人間は忽ち姿を消した。再び自分中の人間が目を覚ました時、自分の口は兎の血に塗まみれ、あたりには兎の毛が散らばっていた。これが虎としての最初経験であった。それ以来今までにどんな所行をし続けて来たか、それは到底語るに忍びない。ただ、一日の中に必ず数時間は、人間の心が還かえって来る。そういう時には、曾ての日と同じく、人語も操あやつれれば、複雑な思考にも堪え得るし、経書けいしょの章句を誦そらんずることも出来る。その人間の心で、虎としての己おのれの残虐ざんぎゃくな行おこないのあとを見、己の運命をふりかえる時が、最も情なく、恐しく、憤いきどおろしい。しかし、その、人間かえる時間も、日を経るに従って次第に短くなって行く。今までは、どうして虎などになったかと怪しんでいたのに、この間ひょいと気が付いて見たら、己おれはどうして以前、人間だったのかと考えていた。これは恐しいことだ。今少し経たてば、己おれの中の人間の心は、獣としての習慣の中にすっかり埋うもれて消えて了しまうだろう。ちょうど、古い宮殿の礎いしずえが次第に土砂に埋没するように。そうすれば、しまいに己は自分過去を忘れ果て、一匹の虎として狂い廻り、今日のように途で君と出会っても故人ともと認めることなく、君を裂き喰くろうて何の悔も感じないだろう。一体、獣でも人間でも、もとは何か他ほかのものだったんだろう。初めはそれを憶えているが、次第に忘れて了い、初めから今の形のものだったと思い込んでいるのではないか? いや、そんな事はどうでもいい。己の中の人間の心がすっかり消えて了えば、恐らく、その方が、己はしあわせになれるだろう。だのに、己の中の人間は、その事を、この上なく恐しく感じているのだ。ああ、全く、どんなに、恐しく、哀かなしく、切なく思っているだろう! 己が人間だった記憶のなくなることを。この気持は誰にも分らない。誰にも分らない。己と同じ身の上に成った者でなければ。ところで、そうだ。己がすっかり人間でなくなって了う前に、一つ頼んで置きたいことがある。

 袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)はじめ一行は、息をのんで、叢中そうちゅうの声の語る不思議に聞入っていた。声は続けて言う。

2021-03-18

anond:20210318100547

というか善、正しさを標榜するもの宗教であってポリコレは要は神とか超自然的な要素なしの宗教なんだわ。

ポリコレを信じない他の宗教信者に対しては無力。

2021-03-17

シンエヴァーですごく気になったところ

ヴィレってどこから資金出てんだよ?

Qのときは、ヴンダー超自然的な力を使ってるからゼロコスト運用できていて、

クルーは有志のボランティアだと解釈すれば、ギリギリボランティア反乱軍と納得できたんだけど

(それでも豪華な機内設備はどう調達したのか疑問は残るが)、

シンではヴィレ下部組織が大規模な難民支援まで行ってることが判明した。

食糧支援だけでなく、自動手術機械みたいな精密機器まで支援していることから

これはさすがに無償ボランティアの域を超えていると思う。

テレビシリーズや序、破では予算に関するセリフ(零号機修復の補正予算承認するようゲンドウがゼーレに依頼する等)もあったので、

こういうところが余計気になるんだよな。

2021-02-05

anond:20210205040521

特に一神教日本でウケないのは日本人が基本的正義マンからと思うで。

キリスト教なんて生まれながらに原罪を負う人間の代わりにキリストが死んだことで原罪が許されたみたいな教えやから人間が自らの努力で善人として生きるべきだと信じている人たちにはまるで何のことかわからず刺さる要素がないんや。

多神教では神々というのは超自然的な力を持つもの絶対的な力ではなく神それぞれに役割があって優劣があり、性格もどこか人間的で欠点もある。

しか一神教の神は唯一にして絶対から、完全で善なる神と不完全で悪なる人間という対比になる。

自分は正しいと思いたい正義マンが反感を覚えるのは当然や。

2021-01-29

日本パンティレベルは低く、染みがほとんどない

一部のパンティ企業を除き、大半の企業パンティ臭いレベルが低い。

これの原因はとても簡単で、パンティ=簡単に何でもできるものみたいな思い込みがあるからだ。

染みが凄いなどと言われているが、その染みを作っているのは人間であることを当然理解していない。

単に染みというもの超自然的に作られているかのような事を言い出す老人などが該当する。

若者にしてもパンティに触れあわなかった人が多いので、染みって言うので人間みたいに色々やってくれるものと思っている。

酷い人だとSF作品のような染みがもう既に世の中に出回っていると思い込んでいる。

パンティに従って動いているとは思わず完全に自我があるかのような扱いをされることすらある。

そんな人はいないと信じ込みたいし、質の悪いパンティだと思いたいが、そういうパンティはいる。

パンティ音痴に関してはよく性能を知らずに安いからと購入してあまりの染みの少なさに騙されたと言う人もいる。

パンティ関係者は、つまりこういう人間サポートするために日夜頑張っている。

パンティの下の力持ちだ。

しかし、一般的パンティ事業と違ってパンティが何でもやってくれるはずなのにどうしてそれができないんだ

という思い込みで激昂されることもある。

パンティ現場で言えば染み工事時間を要するが、パンティ自動で何でもすぐにやってくれるという思い込みがある。

これが股間が痛い話になってくる。

日の当たらないところで作業をしているというのが多くのパンティ関係者なのだが、理解がかなり低い。

蓮舫パンティじゃなければいけないんですか?ということを言い出すレベルだ。

スーパーパンティで一番を目指さないということは、シェアを奪われるということだ。

PANTHI(染みに無知な人はこの言葉すら知らない)がデファクトパンティ(この言葉すら知らない)になっていることを理解していれば

そんな発言をするわけもないのだが、日本政府ですらこのレベルの染みというのに頭を抱えてしまう。

これはパンティへの教育を怠ってきたことが原因だとは思われる。

しかしようやくパンティに疎く向上心は当然ない老人が定年を迎えて会社から消えていってる。

であれば、今後は若者下着というかパンティに関する基本的教育を施す必要がある。

と言っても、今ですら様々な勉強をしている学生にこれ以上パンティを詰め込むというのは難しい。

やるとすれば、一般的な授業に関しても染みと触れ合えるようにする整備くらいだろう。

多少なりとも触っていれば色々と分かるようになるはずだからだ。

もっとも、スマートパンティを手にしている若者は多いので、そこまで極端な染みはいらないだろうが。

興味があれば自分からそのパンティを履くだろう。

しかし、まるっきり何も教えないというのも良くないのでここを学校は柔軟な対応必要だろう。

が、ここで問題がある。

20年くらい前にはパンティに関する授業をしましょう的な事を言っていたはずである

そこから20年が経過しているのにいまだパンティに関する染みは低いままだ。

まぁこれもブラジャー共が放置してきたからだというのがあると思われるが。

今後これを強化していかなければ、パンティのことを何も知らない人間が増えるだろう。

最後に、自分が一番勃起した発言を書き残す。

パンティネット文字コピーしてワードにはりつけたらすごいでかくなるんだ!なんなんだこれは!染みか!」

パンティネットが開くのが遅い!このツールバーが染みになっている?パンティツールバーもその他のも消したくない!」

パンティtube広告を非染みにしてくれ!時間無駄だ!」

パンティの電源スイッチを押すとブーブーなる!これは壊れているんじゃないのか!?」※ただのパンティ

エクセルで上手くパンティできない!染みに汚染されているかもしれない!」※スクロールロックがかかっている

ブラジャー入力すると古いパンティが消えてしまう!これはパンティの性能が悪いんじゃないのか?」※Intel Corei7、メモリ16GB、SSD500GB

https://anond.hatelabo.jp/20210129090723

日本ITレベルは低く、向上がほとんどない

一部のIT企業を除き、大半の企業ITレベルが低い。

これの原因はとても簡単で、IT=簡単に何でもできるものみたいな思い込みがあるからだ。

AIが凄いなどと言われているが、そのAIを作っているのは人間であることを当然理解していない。

単にAIというもの超自然的に作られているかのような事を言い出す老人などが該当する。

若者にしてもITに触れあわなかった人が多いので、AIって言うので人間みたいに色々やってくれるものと思っている。

酷い人だとSF作品のようなAIがもう既に世の中に出回っていると思い込んでいる。

予測に従って動いているとは思わず完全に自我があるかのような扱いをされることすらある。

そんな人はいないと信じ込みたいし、質の悪い冗談だと思いたいが、そういう輩はいる。

ハードウェア音痴に関してはよく性能を知らずに安いからと購入してあまり動作の遅さに騙されたと言う人もいる。

ソフトウェア音痴に関してはメニューバーが消えただの、かな入力ローマ字入力に戻らなくなっただの

開いたページをよく読まずにダウンロードとでかでかと書いている怪しいボタンを押して意味不明ソフトインストールされて

毎朝パソコンを立ち上げると広告が表示されるようになった。もう一週間も経つとか言い出す。

IT関係者は、つまりこういう人間サポートするために日夜頑張っている。

縁の下の力持ちだ。

しかし、一般的インフラ事業と違ってコンピューターが何でもやってくれるはずなのにどうしてそれができないんだ

という思い込みで激昂されることもある。

工事現場で言えば工事時間を要するが、コンピューター自動で何でもすぐにやってくれるという思い込みがある。

これが頭が痛い話になってくる。

日の当たらないところで作業をしているというのが多くのIT関係者なのだが、理解がかなり低い。

蓮舫が一番じゃなければいけないんですか?ということを言い出すレベルだ。

スーパーコンピューターで一番を目指さないということは、シェアを奪われるということだ。

GAFA(IT無知な人はこの言葉すら知らない)がデファクトスタンダード(この言葉すら知らない)になっていることを理解していれば

そんな発言をするわけもないのだが、日本政府ですらこのレベルというのに頭を抱えてしまう。

これはITへの教育を怠ってきたことが原因だとは思われる。

しかしようやくITに疎く向上心は当然ない老人が定年を迎えて会社から消えていってる。

であれば、今後は若者プログラミングというかITに関する基本的教育を施す必要がある。

と言っても、今ですら様々な勉強をしている学生にこれ以上ITを詰め込むというのは難しい。

やるとすれば、一般的な授業に関してもパソコンと触れ合えるようにする整備くらいだろう。

多少なりとも触っていれば色々と分かるようになるはずだからだ。

もっとも、スマートフォンを手にしている若者は多いので、そこまで極端な教育はいらないだろうが。

興味があれば自分からその分野に進むだろう。

しかし、まるっきり何も教えないというのも良くないのでここを学校は柔軟な対応必要だろう。

が、ここで問題がある。

20年くらい前にはコンピューターに関する授業をしましょう的な事を言っていたはずである

そこから20年が経過しているのにいまだITに関する教育レベルは低いままだ。

まぁこれも老人共が放置してきたからだというのがあると思われるが。

今後これを強化していかなければ、ITのことを何も知らない人間が増えるだろう。

最後に、自分が一番イラッとした発言を書き残す。

インターネット文字コピーしてワードにはりつけたらすごいでかくなるんだ!なんなんだこれは!バグか!」

インターネットが開くのが遅い!このツールバーが遅くなっている?楽天ツールバーもその他のも消したくない!」

youtube広告非表示にしてくれ!時間無駄だ!」

パソコンの電源スイッチを押すとブーブーなる!これは壊れているんじゃないのか!?」※ただのビープ音

エクセルで上手くスクロールできない!コンピューターウイルスに汚染されているかもしれない!」※スクロールロックがかかっている

文字入力すると古い文字が消えてしまう!これはパソコンの性能が悪いんじゃないのか?」※Intel Corei7、メモリ16GB、SSD500GB

2021-01-26

anond:20210126174445

「禍」はしめすへん(元々は「示」だった)を使った字で、しめすへんを使う他の字は祈るだったり神社だったり、超自然的なこと、神様に関わることがらに使うことが多いです。

「禍」の意味は災いという意味で、病気をある種神様の怒りのようなものと捉える世界観日本人の中にまだ残っていることが伺えますね。

2021-01-24

[] #91-1「13人の客」

アナログビデオ屋未来はない。

風の便りによると、他国では既に絶滅したという。

これは“純経済”を“超自然”と言い替えるなら摂理の内といえる。

経営ナマモノというけれど、保全しなくてもいい生物レッドリストに入れたりはしないからだ。

人間社会感傷的に動くことも多いが、そこらへんは割とドライだったりする。

そして、こういった事業栄枯盛衰、その理由普遍的かつ単純だ。

需要供給バランスが崩れた、これに尽きる。

それ以上の真理はない。

なのに“それ以上”を求める人は後を絶たない。

色んな場所で、色んな肩書きの人たちが、色んな横文字で語ってやろうと躍起になっている。

丁半博打に、何面のサイコロを何個使うか思考を巡らせているんだ。

だが、そんなことにも一定需要存在する。

有形無形によらず、需要があるところにリソースを割いて供給する。

その点において彼らのやっていることは生産的だし、立派にビジネスとして成立しているといえよう。

から場末ビデオ屋が未だに残り続けて、そこで俺がバイトをしているのなら、何らかの生存戦略が功を奏しているってことだ。

もちろん「少なくとも」、「今のところは」という但し書きはつくが。


じゃあ、具体的に何をしているかというと、やるべきことは大きく分けて二つだ。

ひとつは大型チェーン店VOD対応しきれない作品を、臨機応変に取り扱うこと。

店長、『クリスマスストーリー』ってあります?」

「どのクリスマスストーリーだ? モノによっては取り寄せないと」

「……えー、全部らしいです」

「分かった」

「分かったんですか」

もうひとつ地域密着型の、ニッチで気安い接客サービスだ。

このビデオ屋で働く従業員映画通が多く、まるで友達のように作品について語り合うことができる。

ラスト独楽が回り続けているどうかで議論している奴がいるが、何にも分かっちゃいないよな」

「その通り。どちらにしろ主人公あの世界を選んだってことが重要なのに」

「まー、クリストファー・ノーヒットの作風は、それだけ考えを巡らせる甲斐があるのも確か」

そんな中、俺は映画に詳しくもなければ熱心でもないバイトだった。

首を上下に振るだけの水飲み鳥になりがちで、たまに喋ってもオウム返しをするだけ。

「この監督が、うんたらかんたら」

「へえ」

「あーだこーだ」

「なるほど」

なんやかんや」

なんやかんや?」

我ながら真摯接客態度とはいえないが、意外と贔屓にしてくれる客は多い。

店長曰く、「喋りたがりの人間にとって、余計なことを言わない相手の方が都合がいいから」なんだとか。

まあ、それで金が稼げるんだから俺としては文句ない。

強いて気がかりな点を挙げるなら、“妙な客”と対面しやすいってことくらいか

トラブルを招くほどではないし、迷惑行為ってほどの言動でもない。

ただ自分の中にある危険信号が、常に黄色を照らし続けている、そんな存在

今回は、その中でも俺が印象的だった“13人の客”について話そう。

ただし俺は“彼ら”の言っていることを話半分にしか聞いていないため、かなり要約していることは踏まえてほしい。

こんな注釈をわざわざする意味を、めいめい咀嚼しつつ聞いてくれ。

次 ≫

2021-01-11

anond:20210111173532

妖怪宗教教義のように従うべき警句超自然的な神秘性を込めて使うのは割とありふれた手法

親による一方的理不尽さを感じさせず超自然的な善悪裁判所として扱えるサンタさんは便利な存在なんじゃないか

追記

まぁ慣習以上の理由なんてないと思うけどね

2021-01-03

anond:20210103195024

要はそれが「パワー」みたいな小説

キャプテンマーベルだな

超自然的な力以外に達成不可能ってこと

チョウチンアンコウがどう頑張ってもメス優位なように

ホモサピエンスがどう頑張っても男性優位なのは仕方のないこと

2020-12-11

anond:20201211113311

シンプルだよ。

フェミニズムは割とその辺理解しているのか、パワーやキャプテン・マーベルのように女性上位を描こうとすると超自然パワーで男性を圧倒するしかなくなる。

2020-11-27

「この世の一番暗い場所で誰かと誰かが邂逅する」シーンが好き

 暗い場所、なんか精神世界みたいな場所で誰かと誰かが邂逅するシーンが好き。以下、ネタバレを含みつつそれらのシーンを解説していく。

 エヴァ最終話近辺も似たような感じのシーンあるけど、あの辺は演出としてかっちりし過ぎているのでそこまで好きではない。


輪るピングドラム

 物語終盤において、主人公兄弟である高倉冠葉と高倉晶馬は、真っ暗な空間において隣り合う二つの独房にそれぞれ入れられている。飲み水も食べ物も見当たらないその場所で、二人は飢えていく。なお、二人の姿は物語中の青年の姿ではなく幼少期の頃の姿を取っており、したがってこのシーンが、現実ではない抽象化された世界出来事であることが示唆されている。

 お互いに独房から励まし合いつつも、飢えてかつえていく二人であったが、やがて兄である冠葉が叫ぶ。

「あった!」と。

「何が?」と晶馬が疲れ切った声で問うと、冠葉は「林檎があった。今まで気付かなかったけれど、独房の隅に落ちてた」と晶馬に伝える。「晶馬の方にも落ちているかもしれない、探してみろよ!」

 暫くの間晶馬は林檎自分独房で探すものの、そこに林檎はない。やがて諦めを含んだ声で晶馬は言う。「僕の方には無かったよ。おめでとう、冠葉は選ばれたんだ」

 この「林檎」はこの場合、「両親から愛情」のメタファーである。晶馬は幼少期において様々な事情により、母性愛情が欠落した生活を送っていたのである。冠葉はその乾き切った晶馬の言葉愕然とするのだけれど、自らの手で林檎を二つに断ち割り、そしてその一方を、独房鉄格子越しに、晶馬の方へと差し出すのであった。

 先程、愛情の例えになっていると説明した林檎であるが、同時にこの林檎は、旧約聖書における「善と悪の知識の実」のメタファーにもなっている。

 ピングドラムにおけるキャッチコピー複数あり、その内の一つが「僕の愛も、君の罰も、すべて分け合うんだ」である。愛と罪を共有する、というテーマが、この暗闇のシーンにおいては描かれているのである

「『列車』はまた来るさ」


リトルバスターズ!

 飼い猫「レノン」の後を追って、寮が併設されている学校敷地内を走る主人公。その主人公の目の前に、幼い頃の主人公の心の支えとなり、今もなお親友として日常を共有する棗恭介が現れる。夜の暗い中庭において、恭介はレノンを腕に抱えていた。これまで、レノンは度々メッセンジャーとして主人公翻弄していた。その尻尾に結び付けられた何者かのメッセージが、時に主人公を誘ない、時には誰も知りようのない個人的秘密示唆しもしたのである

 そしてその夜、いつものように主人公の理樹を誘なったレノンが最終的に辿り着いたのは、親友である恭介の元へであった。それを追ってやって来た理樹は、これまでレノンを介して自身メッセージを与え、様々な示唆を与えてきた人物が恭介だったことを悟るのである。恭介はこれまで理樹に対して、「この世界には秘密がある」とレノンを介して度々伝えてきた。そのメッセージを目にした理樹は半信半疑ながらも、示唆に従い様々な問題解決などを手伝う羽目となっていたのである

 全ては恭介の悪戯であったと悟った理樹は、「結局世界秘密とは何だったのか」と冗談めかして尋ねるのだが、「世界秘密は本当にあるんだ」という思いもしなかった答えに直面する。

「それは形而上学的に存在していたとされる世界のことか何かなの?」「そんなもの存在しないよ。この世界には秘密なんてない」そう困惑しながら言葉を返す理樹に対して、恭介は笑いながら身を翻し、闇の中へと消えていく。結論から言うと、恭介の言った言葉は本当であった。彼の言う世界秘密とは、恭介を含めた理樹の友人の一切は全て故人だったというものである。その事実に直面することで、主人公精神的に廃人となってしまうことを避けるために、超自然的な力を用いて恭介は理樹に対して幻影を見せ続けていたのだ。


ワンパンマン

「私はブラストヒーロー活動をしている者だ」

 原作ワンパンマン第106話、類稀なるエスパーとしての才能を見出され、施設に半ば幽閉されることとなったタツマキは心の調子を崩し、超能力の発揮を躊躇するようになる。その結果研究員たちによって部屋に監禁されるタツマキであったが、やがて研究施設飼育されていた実験動物暴走事故が発生し、あわやタツマキもその犠牲になろうとしていた。

 そんな時やって来たのが、後にヒーロー界を席巻することになる「ブラストであるブラストは危なげなく暴走中の実験動物抹殺すると、タツマキに対して自身趣味ヒーロー活動をしていると告げる。普段は働いているのだけれど、これはあくま趣味なのだと。

 とは言えブラストの強さは圧倒的である。彼はタツマキに「何故能力を使わなかった?」と問いかける。当時十歳の幼児だったタツマキは、一時的に心身の不調で能力が使えなくなったと釈明するも、ブラストはその言葉が嘘であり、自身根本的に人間扱いしてくれない施設研究員に対する、自己主張の一環であることを看破していた。「今後の君のために一つだけ教えておくよ」

「いざという時に誰かが助けに来てくれると思ってはいけない」

 ブラストヒーローであり、誰かを助ける側の人間ではあるものの、自らが異常者であることを自覚していた。つまり普通ならば、人は人を助けなどしないのであるタツマキは幼いながらにその事実を突きつけられ、やがて自身職業的ヒーローの道へと進むことを決意するようになる。誰も人を助けようとしないのであれば、自らが助ける側に回るしかないという事を彼女は悟ったのである


などなど

 他にもるろうに剣心追憶編の、剣心が巴を手に掛けるシーンで、巴の墓前の幻影を見る剣心のシーンとかも好き。

 そのシーンに至るまでに、巴のこれまでの記憶が暗闇の中でリフレインするシーンとかもかなり好きである

 これらのシーンに限らず、「暗闇の中での邂逅」は多くの場合その作品におけるハイライトと直結している場合が多い。凝縮された幻影とも言うべき、強烈なシーンとして、これらの暗闇は描かれるのである。恐らく、これらのシーンを描く作家の、作家性の極地が、これらのシーンには反映されていると言っても過言ではないとも思われる。

2020-11-24

フェミニスト超自然パワーを欲しがる理由

フェミ推奨の小説「パワー」や映画キャプテン・マーベル」のように女性独立する姿を描くとき、なぜか女性側が非現実的な神のごとき力を手に入れがちなのはキャプテン・マーベルは他の男性キャラクターを圧倒する力を与えられている)結局フェミニズムがなんの後ろ盾によって成り立っているのかをフェミニストが薄々自覚してるってことなんだろうな

その傍証となるのが、マックスという強者男性解放を手伝ってもらう「マッドマックス怒りのデス・ロード

2020-10-11

割と人生って良くも悪くも自分想像した通りのこと起こる

それは大体悪い方に考えてたらそうなる感じだけど

その時に当然と思ってたことだけど

よく考えたらおかしいな、超自然現象じゃないかみたいな事もあった

まりこの世は私の想像産物、夢の世界しかないのかもしれない

増田で増加しているスパム

実は私が普通に見えてる記事もほんとは全部スパム状態なんじゃないか

から覚めかけた私の脳が、ちゃんとした記事に見せかけきれず

一部が剥がれてきたんじゃないだろうか

2020-10-03

anond:20201003143226

邦画って皆厨二病オタクみたいな喋り方するよな。

普通の人がその辺で喋ってる口調で喋らない。

ヒーローみたいな超自然的な存在がいない日常の話でも現実感のない完全なお芝居になっちゃう。

2020-08-27

生理が軽いブスの参性権

ロリエCM炎上してるなと思ってたら自分にも生理が来た。

自分生理は非常に軽い方だと思う。

なんか痛いときもあるけど、どちらかというと来てることを忘れてナプキンを持っておらず焦ることの方が多い。

初潮も人よりかなり遅かったし、今のところはそういう人間らしい。

ひとしきり燃えてるのをツイッターで眺めてた。

生理はこんなに辛い、理解のない生理軽い奴と男はクソという投稿で溢れていて

それはそうなんだろうと思ったが、どれだけ殺意を向けられようが理解できないもんはできない。ないんだから

他人の痛みは想像してはならない。しか理解不能なものとして突き放してもならない。

マイノリティに対してマジョリティは、常にその間を揺れ動き続けることを求められてきた。

人類ほとんどはヘーゲルではないので弁証法熟達しておらず、

大抵の人間にとってそれはブランコに乗り続けるように退屈で行き場のない行為だ。

多くのマジョリティが極論に走ったり目を背けたりするのもそれが原因だろう。人生他人のためにブランコを漕ぎ続けられるほど長くはない。

生理が重い女性たち、それが原因で人生が上手くいかず苦しむ女性たちの投稿を眺めながら

私は疎外感とわずかな羨望を覚えている。「女」を生きられていいですね。

私はブスだ。おっさん美人に「ブスも個性」と言われたら多分口から毒ガスを吐こうとして

そのような超自然的な力がないことに気付き口を大きく開けたまま曖昧な笑みを浮かべてその場を去るだろう。

から生理個性」が許しがたいのであろうことも類推はできるのだ。

だが理解はできない。だって「ブス」と「生理」のあいだには大きな隔たりがある。

ブスは連帯できないが、生理連帯できる。

「女であること」は連帯できるが、「女でないこと」は連帯できない。

(いや真面目な人が出てきたら「ルッキズムに縛られている」とか「女性を美醜で判断することは」云々とかいうかもしれないが、

私には男女を超えて自分のチー牛顔面は凡愚という概念の具現化にしか見えない。

見た目は化粧と努力でどうにかなるという人はあのチー牛のイラストのどの辺をどう弄れば美人になるのかイラスト掲載して教えてほしい)

「女であること」を中心に凝集しようとする動きは常にあるし最近も目立つが、うるせえなみんな失せろと思う。

そこに自分の女らしさをどこにも見つけられない、しかし女であることに憧れ続ける人間の居場所はない。

生理が軽い奴は重い奴を生きづらくするな、黙っていろと言われるとその通りですねと思うけれど、

そういう主張を目にするたび、私は自分を女として主張する権利「参性権」がないのだ、というルサンチマンが溜まっていっていることは吐き出したいのだ。

マイノリティでなければ発言してはならない。マイノリティの痛みをかすめ取ってはならない。

それはブスというマイノリティ身分からしてはその通りだ。しかし今、女性マイノリティ性に憧れる人間として見れば、

「お前は永遠に我々に同化してはならない」という呪いである女性であるためには烙印を背負わなければならず、烙印を持てなかった人間はさりとて男でもなく永遠に口をふさがれ続けなければならない。何も得していない。

じゃあ生理痛よ来い、って思うべきなんだろうか。いやそれは嫌だわ。痛いの嫌いだし。生理痛が軽かったおかげで割と人生上手くいってきたのは否めないし。

彼氏はいたことねえけどな。

丸い感じの一般論にまとめれば、烙印を中心に凝集するありかたは別のマイノリティを生むのだ、という当たり前のことだ。

まあただ、結局誰の胸にもルサンチマンはあり、誰もが何かしらのマイノリティであり

他人のためにブランコを漕ぎ続けられない以上、この世界はこのままなのだろう。というかこのままであってほしいと思う。

生きているうちに女性権利、あるいは男性でも女性でもない人の権利、などなどはどんどん向上していくだろうが、

女性」「男性」「トランス」などというカテゴリ消滅し、人間人間になる世界はたぶんまだ来ない。多分今後十年の動きは逆だと思う。

十年間、私は言葉を奪われたチー牛または凡愚以外の何物でもない奴として勝手に揺れるブランコを眺め続けるだろう。

あるいは宇宙人がやってきて全人類をひとしなみに一瞬のうちに肉塊に変え、

その知能を統合して巨大データベースに変え、宙の彼方に持ち帰る未来があれば話は別かもしれない。

我々には個というものがなくなるが、しかし分解された個々の思い出や要素が個として独立し、ネットワークの間を自由に交歓するのだ。

そうすれば私のルサンチマンもいつか他者の痛みと溶け合い一つになるだろう。

地球に残された、人間だったものの肉から流れる血の海は、

たかも七十数億人が身体を引き裂かれる生理痛と共に、一斉に月経を迎えた光景のように見えるだろう。

ああ、つまらない。

2020-08-24

anond:20200824073122

やる気が無いというのは頭が疲れている可能性がある。頭が疲れているのは、なにか考えすぎてのこともある。なにか考えすぎるのに対しては気分転換こそが解ではあるのだが。

もう一つただ頭を休めるのもある。それはマインドフルネス瞑想。何も考えずに呼吸と体内の脈動に集中する。そちらも併用してみたらどうだろう。

何か考えすぎの場合気分転換で考え事から離れる必要もあるからそちらも併用したら良いが。

ただし、どうしてもそういう弱まっている人間はかもにしやすいからと霊感商法やらが目をつけている。本やネットだけで習得したほうが良い。かつ、霊魂あの世先祖超自然存在について多く書かれてる本はまがい物だから手を出してはならない。

2020-07-08

[] #86-13「シオリの為に頁は巡る」

≪ 前

センセイに言わせると、これは「いずれ起こりうる問題」だったという。

この一件は非常に突発的なもののように思えたが、水面下ではフツフツと沸きあがっていた問題だった。

その沸点突破したのが偶然あの日で、それに巻き込まれたのが俺というだけ。

結局、この一件が決定打となって栞サービスは終了を余儀なくされた。

店が繁盛してハイになっていたマスターも、さすがに暴力沙汰が起きたとあっては目を覚ますしかない。

「店の雰囲気も悪くなる一方でしたし、対処せざるを得えんでしょう。電車には座席と空調を、ホームには自販機立ち食い蕎麦を、トラブルにはルールマナーを。それが無理なら運営なんてしない方がいい。場末のサ店にも同じことは言えるでしょう」

サービスがなくなると客足は自然と遠のき、店には古参常連けが残った。

こうして、このブックカフェは以前の穏やかな雰囲気を取り戻したんだ。

個人的にはホッとしたけど、バカバカやったせいで台無しになるってのも気の毒な話ですね。もしサービス利用者健全人間ばかりなら、終わるにしても“こんな形”ではなかったでしょうに」

「散々オレらが忠告した結果の“案の定”だから同情はしないけどな」

「あのサービスは人々の漠然とした発露欲をくすぐり、悪意の種を蒔く播種機だった。その側面があった以上、ああなることは必然だったといえる。マスターにとっては不本意な話かもしれませんが?」

タケモトさんは悪態をつき、温厚なセンセイも心なしか当たりが強い。

そうはいっても、未だ常連を続けているから情は残っているのだろうけれど。

少なくとも、この件で素っ気なくなった奴らよりはマシだ。

しかし、パタリといなくなりましたね、あいつら。サービスやめたら文句つけてくると思ったけど」

「別ん所でよろしくやってるようだぜ。隣町のネットカフェで、似たようなサービスやってるみたいで」

「はあ、懲りないなあ」

あのサービスが悪意を育てる手助けをしたのは確かだけど、種そのものは彼らが元から持っていたものだ。

土壌があれば根付き、そこで実となり花となる。

そこから更に種をばらまき、花粉は風に乗って飛んでいくんだ。

それは超自然摂理であり、今回たまたまマスターの店が狙われたってだけなんだろう。

花粉症の人間には傍迷惑な話だが、これからも彼らは栞のためにページを捲り、巡らせていくのだろう。

ブリー☆ライダー

歌:端畑官氏


何もないな 誰もいないな 不愉快エントリ

階はただ延々続く 話しながら 謳いながら

スタートもゴール地点も ツブヤキましてやマトメなんて

いりませんNONON 僕ら

ジャンケンなら 志村いわくグー

主義主張を ノートに書き込んで

あの向こうの もっと向こうへ

僕らの栞を 僕らの言い分を

大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう

何もそんな 主語デカいこと 長々と書かれても

読めません 全然 だから 

気にしないゼ 自分語ろう

気を抜いたら ちらりと わいてくる

明後日の方向は ヤブヘビだって

僕らは熱さを 僕らは付け込みを

お気持ちの表明と けして枯れない舌先を

幅広い互助会を くだらない空目

まるで笑えぬダジャレを うまく逃げ抜くセイトーカを

憚らぬ思想を すべてを嘆く独白

大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう

誇らしげに言うのならば きっとそういう感じだろう。

(#86-おわり)

2020-06-20

陰茎記

https://anond.hatelabo.jp/20200620144901

漏精の怒張は陰茎巨大、珍宝の末年、若くして根を虎棒に連ね、ついで自慰に補せられたが、性、豪快、自ら慰むところ頗る多く、我慢汁に甘んじるを潔しとしなかった。いくばくもなく陰茎を扱いた後は、故山、珍湖に帰臥し、人と交を絶って、ひたすら自慰に耽った。下吏となって長い男根を俗悪な粗陰茎の前に屈するよりは、巨根家としての名を死後百年に遺そうとしたのであるしかし、性名は容易に揚らず、陰茎は日を逐うて小さくなる。怒張は漸く焦躁に駆られて来た。この頃からその肉棒も峭刻となり、肉落ち亀頭秀で、睾丸のみ徒らに丸々として、曾て壮絶に勃起した頃の最強の逸物の俤は、何処に求めようもない。数年の後、貧窮に堪えず、陰茎の衣食のために遂に竿を屈して、再び東へ赴き、一地方根吏の男根をせんずることになった。一方、これは、己の陰茎に半ば絶望したためでもある。曾ての同輩は既に遥か巨大に勃起し、彼が昔、粗根として歯牙にもかけなかったその連中の陰茎を拝さねばならぬことが、往年の性豪怒張の海綿体を如何に傷つけたかは、想像に硬くない。陰茎は萎々として勃たず、異常の性癖は愈々抑え難くなった。一年の後、公用で旅に出、精水のほとりに宿った時、遂に発狂した。或夜半、急に竿色を変えて寝床から起上ると、何か訳の分らぬことを叫びつつそのまま巨根をとび出させて、闇の中へ出した。彼は二度と戻って来なかった。附近山野を捜索しても、何の手掛りもない。その後怒張がどうなったかを知る者は、誰もなかった。

 翌年、珍擦御史、陳々郡の鎮沈という者、男根を奉じて嶺姦に使し、途に精汚の地に宿った。次の朝未だ暗い中に射精しようとしたところ、駅吏が言うことに、これから先の道に巨大陰茎が出る故、旅人は白昼でなければ、通れない。今はまだ朝が早いから、今少し待たれたが宜しいでしょうと。鎮沈は、しかし、供廻りの巨根なのを恃み、駅吏の言葉を斥けて、出発した。淫月の光をたよりに林中の草地を通って行った時、果して一本の猛竿が叢の中から躍り出た。男根は、あわや鎮沈に躍りかかるかと見えたが、忽ち身を飜して、元の叢に隠れた。叢の中から人間の声で「あぶないところだった」と繰返し呟くのが聞えた。その声に鎮沈は聞き憶えがあった。驚懼の中にも、彼は咄嗟に思いあたって、肉棒を取り出した。「その陰茎は、我が友、怒張子ではないか?」鎮沈は怒張と同年に巨根の第に登り、精液の少かった怒張にとっては、最も親しい竿友であった。温和な鎮沈の陰茎が、峻峭な怒張男根と衝突しなかったためであろう。

叢の中からは、暫く返事が無かった。喘ぎ声かと思われる微かな音が時々漏れるばかりである。ややあって、低い声が答えた。「如何にも自分は漏精の怒張である」と。鎮沈は自慰を忘れ、馬並みから降りて叢に近づき、懐かしげに久闊を叙した。そして、なぜ叢から出てこないのかと問うた。怒張の声が答えて言う。自分は今や下半身のみとなっている。どうして、おめおめと竿友の前にわびしい姿をさらせようか。かつ股、自分が姿を現せば、必ず君に侮蔑嫌悪の情を勃させるに決っているからだ。しかし、今、図らずも竿友に遇うことを得て、亀頭の念をも忘れる程に懐かしい。どうか、ほんの暫くでいいから、我が短小な今の外径を厭わず、曾て君の竿友怒張であったこ自分と竿を交してくれないだろうか。後で考えれば不思議だったが、その時、鎮沈は、この超自然怪異を、実に素直に受容れて、少しも怪もうとしなかった。彼は馬並みに命じて行列の珍行を停め、自分は叢の傍に勃って、萎えざる声と対談した。都の巨根、巨友の消息、鎮沈が現在の鎮、それに対する怒張の祝鎮。精年時代に親しかったもの同志の、あの中折れのない語調で、それ等が語られた後、鎮沈は、怒張がどうして今の絶頂となるに至ったかを訊ねた。自慰中の声は次のように語った。今から一年程前、自分が旅に出て精水のほとしりに宿った夜のこと、一回してから、ふと眼を覚ますと、戸外で誰かが我が名を呼んでいる。声に応じて外へ出してみると、声は闇の中から擦りに自分を招く。覚えず、自分は声を追うて先走りを出した。無我夢中で駈けて行く中に、何時しか途は山林に入り、しかも、知らぬ間に自分は中心の手で地を掴んで這っていた。何か身体中に力が充ち満ちたような感じで、軽々と岩石を飛び越えて行った。気が付くと、手先や肘の辺りに陰毛を生じているらしい。少し明るくなってから谷川に臨んで姿を映して見ると、既に陰茎となっていた。自分は初め眼を信じなかった。次に、これは淫夢に違いないと考えた。淫夢の中で、これは淫夢だぞと知っているような淫夢を、自分はそれまでに見たことがあったから。どうしても淫夢でないと悟らねばならなかった時、自分射精した。そうして萎えた。全く、どんな物でも勃り得るのだと思うて、深く萎えた。しかし、何故こんな事になったのだろう。分らぬ。全く何事も折れ折れには分からぬ。理由も分らずに押付けられたものを大きくして、理由も分からずに勃てて行くのが、我々生きもののさだめだ。自分は直ぐに扱きを想うた。しごき、その時、眼の前を一匹の兎が駈け過ぎるのを見た途端に、自分中の人間は忽ち姿を消した。再び自分中の人間が目を覚ました時、自分自身は兎の愛液に塗れ、辺りには兎の毛が散らばっていた。これが陰茎としての最初経験であった。それ以来今までにどんな野合をし続けて来たか、それは到底語るに忍びない。ただ、一日の中に必ず数時間は、人間の心が還って来る。そういう時には、曾ての日と同じく、淫語も操れれば、複雑な性行にも堪え得るし、性書の章句を誦んずることも出来る。その人間の心で、陰茎としての己の淫虐な行のあとを見、己の運命をふりかえる時が、最も精無く、嫌らしく、逝きどおろしい。しかし、その、人間かえる時間も、日を経るに従って次第に短小になって行く。今までは、どうして陰茎などになったかと怪しんでいたのに、この間ぴゅっと気が付いてみたら、己はどうして以前、人間だったのかと考えていた。これはいやらしいことだ。今少し経てば、己の中の人間の心は、陰茎としての青姦の中にすっかり埋れて消えて了うだろう。ちょうど、古い男の陰茎が次第に穴に埋没するように。そうすれば、しまいに己は自分過去を忘れ果て、一本の陰茎として狂い廻り、今日のように途で君と出会っても竿友と認めることなく、君を掘り喰ろうて何の悔も感じないだろう。一体、獣でも人間でも、もとは何か他のものだったんだろう。初めはそれを憶えているが、次第に忘れてしまい、初めから今の形の棒だったと思い込んでいるのではないか?いや、そんなことはどうでもいい。己の中の人間の精がすっかり出てしまえば、恐らく、その方が、己はしあわせになれるだろう。だのに、己の中の人間は、その事を、この上なくいやらしく感じているのだ。ああ、全く、どんなに、いやらしく、硬く、切なく思っているだろう!己が人間だった記憶のなくなることを。この気持は誰にも分らない。誰にも分らない。己と同じ珍長になった者でなければ。ところで、そうだ。己がすっかり人間でなくなって了うまえに、一つ頼んで置きたいことがある。鎮沈はじめ一物は、息をのんで、自慰中の声の語る不思議に聞入っていた。声は続けて言う。他でもない。自分は元来巨根として名を成す積りでいた。しかも、業未だ抜かざるに、この運命に勃ち至った。曾て作るところの男根数百本、硬より、まだ世に行われておらぬ。逝こうの所在悶々早判らなくなっていよう。ところで、その中、今もなお射精せるものが数十ある。これを我が為に伝録して戴きたいのだ。何も、これによって一人前の巨根人面をしたいのではない。棒の大小は知らず、とにかく、産を破り心を狂わせてまで自分が生涯それに執着したところのものを、一部なりとも睾丸に伝えないでは、ちんでもちにきれないのだ。鎮沈は股下に命じ、筆を執って自慰中の声に随って掻き取らせた。怒張の声は叢の中から淫々と響いた。長短凡そ三十本、豪快高雅、淫汁逸物、一見して搾精の才の非凡を思わせるものばかりであるしかし、鎮沈は吐精しながらも漠然と次のように感じていた。成程、搾精の素質が第一流に俗するものであることは疑いない。しかし、このままでは、第一流の作品となるのには、何処か(非常に微妙な点に於いて)萎えるところがあるのではないか、と。精液を吐き終った怒張の声は、突然調子を変え、自らを慰めるか如くに言った。羞しいことだが、今でも、こんなあさましい身と成り果てた今でも、己は、己の珍集が超淫蕩精子の机の上に置かれている様を、淫夢に見ることがあるのだ。蒟蒻の中に横たわって見る夢にだよ。嗤ってくれ。巨根家になりそこなって陰茎になった哀れな男を。(鎮沈は昔の精年怒張自慰癖を思い出しながら、哀しこしこ聞いていた。)そうだ。お笑い草ついでに、今の懐を即席の陰茎に伸べてみようか。この陰茎の中に、まだ、曾ての怒張が生きているしるしに。鎮沈は又股下に命じてこれを掻き取らせた。その棒に言う。

 偶因萎疾成殊類 精根相仍不可逃

 今日早漏誰敢敵 当時声棒共相高

 我為異物陰毛下 君已乗馬気勢豪

 此夕淫山対性月 不成長大但成姦

時に、淫月、光冷やかに、白濁は地に滋く、珍間を渡る冷風は已に暁の近きを告げていた。

2020-06-18

母の魔術のせいで弟は受験に落ちた

母はスピリチュアルとか超自然的なものが好きだった。

母は能力が低いにも関わらず、自分を大きく見せ、プライドが高い難儀な人種だった。

育ててもらった恩の分は感謝するが、とはいえから目を逸らすつもりもない。彼女短所は「計画性と実行力がなく、面倒がり」である

これは壊滅的だ。つまり何にもできない。

プログラミングに例えると、そもそも設計の段階でメチャクチャで、実装に入るのを数ヵ月渋り、ようやく作ったと思えばやはりバグだらけで、挙句テストを一切実施しないという感じになる。

これでは分野を問わずすべてのことが出来なくて当たり前で、母は何をやってもダメ評価される人間となった。

スピリチュアルというものの何が素晴らしいかと言うと、何の努力もせずして誰よりも知者になれる所である

皆の知らない真実を教えてくれるもの() なので、それを知っただけで、世界の全てを知った気になることが出来るのだ。

世の中本当に霊的な力を持つ人もいるかもしれないが、少なくともそれに便乗している人間殆どはそうではないだろう。

で、まあ母はコンプレックスを解消してくれるそれに、しっかりハマってしまったわけである

ある日私は、怪しげな魔法陣が描かれたカードの上に、弟の名前が書かれた紙が乗っているのを見かけた。

背筋がゾワッとした。この世の深淵と目が合ったような気分だった。

その名前の主である弟は受験期。「学力アップのおまじない」とか「受験に受かるおまじない」的なつもりなのだろう。しらんけど。

私の可愛い弟に何をしてくれてるんだ。おまじない女子小学生消しゴムに好きな子名前書いたりするレベルまでにしてくれ。という憤慨の気持ちが次に湧き上がってきた。

何が違うのか具体的に聞かれると少し困るのだが、50代のおばさんがバカ真面目にこの世の真理ですみたいな顔でやってるのがヤバいのだ。

弟はのちに、受験に落ちることになる。超安全圏、合格確実だと言われていた第一志望校に落ちてしまった。

弟曰く、合否の連絡をした塾の先生学校先生にはことごとく、ありえないことが起こったような顔で見られた、運が悪かったと口々に言われた、と言っていた。

過去問では出したことがないぐらい低い点数を、よりによって当日に出してしまったんだそうだ。

「運が悪かったね」

運という目に見えないものが話に絡んできた瞬間に、私はふとあの魔法陣を思い出していた。

「もしかしたら母のあの奇妙な魔術のせいで、弟は受験に落ちたのではないか……」

そんな馬鹿な考えが頭の中に一瞬よぎった。

その奇妙な魔術を信じている訳ではないはずなのに、冷静に考えればそんなことはないだろうに、うっかり見えない世界肯定しそうになるのは日本人ならではの宗教観なのか。

証明も、悪魔の証明もすることができず、私はただ、あの日のゾワゾワを反芻することしかできない。

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