はてなキーワード: リベラリズムとは
>・モテるモテないは個人の問題であって社会的な「問題」ではない。
モテるモテないは確かに個人の問題だが、マッチングする男女が減り世代の再生産がままならない現状は明らかに社会全体にとっての危機だ。
>・女性が上昇婚するのはどう考えても個人の自由。男性が若い女性や見目麗しい女性を選びがちなのと一緒。他人がとやかく言ったり矯正させようとするような話ではない。そもそも根本的にカネは再配分できるが女は再配分できない。当たり前。
個人の自由ではあるが、その傾向を変えないと上位女性と下位男性は結婚できなくなる。だから、「女性は上昇婚を考え直した方がいいよ」という話だ。それに、繰り返しいうが世代の再生産ができていないのは社会にとっての危機だ。
>・貧困は非正規雇用の拡大とか社会保険料の増大とかそういうのが原因なんだから、助けを求めるべき相手は労組とかそういう相手でしょ。ちな俺非正規雇用、来年度の雇用は怪しいのでこんなのはおかしいと政府に文句を言うことにしている。
世代の再生産ができていないと上記で書いたが、世代の再生産ができないと人口ボーナスは得られず人口オーナスを得ることとなる。市場規模は縮小していく。その結果生じるデメリットの一つが貧困問題だ。
>・女性の配偶者を得ていない成人男性が蔑視されたり軽んじられたりするのは性差別の問題。俺が童貞で何が悪い、独身者をバカにするな、単身者を搾取するな、と主張すべき。
世代の再生産が社会、民族、ひいては人類という種族全体の問題なら無意識下で世代の再生産を行わない者達への差別感情が生まれている可能性もある。かつてなら伴侶を得られていた男女がマッチングが上手く行かなくなった為に差別されるようになる。上昇婚はそのマッチングが上手く行かない原因の一つだ。
>・どうしてもセックスがしたい?それなら風俗行けばいいと思う。お金さえ払えばセックスできると思うよ。風俗に行くカネがない? 政府に怒れ。雇用者を糾弾しろ。最賃アップを勝ち取るんだ。少なくとも俺は衆院選の比例区と地方選挙ではなるべく共産党に入れることにしてるぞ。憲法とか他の面では意見が違うけど少なくとも労働問題に関してはガチで俺たちの味方だからな。
究極的に言えば子供を、自分と配偶者とのハイブリッドコピーを作りたいだけだ。すぐに快楽に結びつけるのはどうなんだろうね。
>・フェミが憎いのはわかる(俺も献血よく行くマンなのであいつらは大嫌いだ)けど、だからと言ってそんなリベラリズムの原則に反していたり複数の問題がごっちゃになっていたりする雑な主張なんて支持できません。それぞれの問題に対して解法が全然違うじゃん。もうちょっと頭を捻ってくれ。
表現規制など自由の敵の側面を危険視しているし、上昇婚などの問題点を指摘した時に見せるダブルシンクに「1984年」的な気味悪さを感じはするが、大抵の男女は平等であることを是としているはずだ。問題は、個人の自由と全体の調和が不具合を起こしているのにその問題を、例えばあなたが書いたような屁理屈を捏ねて直視しない者達がいるところにある。フェミを憎むとしたら、ダブスタ・ダブルシンクなところだろう。男女平等という総論では支持している。
トランスジェンダーの話になってくると、中間層みたいなのが出てくる
TERFのみなさんは被害者的な側面ももってるので、一概にカスとは切り捨てづらい
リベラルのみなさんの中でもバトルが生じたりする
ポリティカル-コレクトネス-リベラリズムの運動家にも、本音ではトランスジェンダー問題に言及したくない人は多い。
弱者男性とかならそんなの弱者じゃねーと一蹴できるけど、本当の弱者が関わってくる問題でも運動家が苦手な分野がある。
確かに大きな被害を受けている弱者だが、その人達の被害を強調すればするほど、従来の運動で絶対的犠牲者として定義してきた別の弱者に飛び火する危険が出てくる。
そのような複雑すぎる問題に深入りしてパンドラの箱を開けたくない・・・。
絶対的犠牲者が実は常に犠牲者となるばかりではありませんでした。加害者になることもありました。それを公認してしまえばいろいろな前提が崩れ、つけ入られる。
アジア系アメリカ人のことをどうすればよいかも本当に苦慮してる。
従来は黒人を白人至上主義に攻撃される絶対的犠牲者として定義してきたのに、アジア系に注目したら黒人が加害者側になる暴行事件まで扱わなきゃいけなくなる。
白人から差別されているのに白人よりも地位が高い有色人種というのも意味が分からない。
パレスチナ人についても苦慮してる。
EUはユダヤ人を絶対的な犠牲者と扱ってきたし、反ユダヤ主義者を絶対悪として排除したい。
だのにユダヤ人が建国したイスラエルがパレスチナを空爆するせいで、パレスチナ人やそれに共感するイスラム系の人が反ユダヤ運動に加わってしまうことがある。
確かに空爆の被害者ではあるけど反ユダヤは止めさせなきゃいけない。
板挟みだよ。
長く続く家族介護でヤングケアラーの子供時代や進路が犠牲になることはあるけど、あまりにもその介護を苦痛の根源として強調しすぎると、要介護者の介護が悪いもののように認識されてしまう。
優生思想を否定しなければならないのに、ヤングケアラーに肩入れするあまり要介護者のことを厄介者のように扱って、逆に優生思想が助長されたら困る。
モテるモテないは個人の問題であって社会的な「問題」ではないと思う。容姿とかは本人にはどうしようもないから自己責任とは言えないけど、お前がモテないのはお前の問題であって社会の問題じゃないでしょ。少なくとも俺は振られ経験しかなく告られ経験なんて漫画やアニメの中でしか味わったことがないけど、それを社会に訴えかけるべき「問題」とは思わない。
そらあおっしゃる通りだけど、
そもそもそういう話って女性の不平やフェミニストの主張に対するカウンター・バックラッシュとして始まったものだと思う。
だからそのヘンテコさは業界用語使うなら一種の「ミラーリング」なんじゃあないの?
ノータイムで「女性差別!」「政治を変えよう」ってくるじゃん。
いやいやいやいや。
統計的に、社会制度として、女性が不当な不利な境遇にあることが確認できた事柄について、それは改善しましょう。
って話ならばそれはよくわかるし賛成できるよ。
でも実装されてるフェミニストってそんな建設的でクールな話をする人じゃないですよね?
それこそ自分の個人的な恨み辛みや妄想をフェミニズムでございってパッケージにして
キモオタとか童貞とかおっさんとか弱そうな男狙って殴りつけようとかそういうのを沢山見せられてるじゃん。
twitterの自称フェミニストの話もそういうボンクラな話ばっかりでしょ?
自分の人生で嫌な思いをしたことを凄く拡大してなるべく広範囲巻き込もうとする、
あわよくば男全員を八つ当たりで殴ろうとする。
男全員が人格的になっとんらんとか日本はダメな国とかそういう感情的で人格的なダメ出しと否定をしてくるじゃん。
自分が育てた恨みつらみを八つ当たりでぶつけて嫌な気持ちにさせようとしてるだけですよね?
合理的な社会制度改革と女性差別解消の議論ならなんにも反対しないよ。
きれいごととして差別反対弱者救済って言いながら弱そうな男は見下してるし死ねって思ってるのが漏れ漏れ。
そういう行儀の悪さや欺瞞に対して、カウンターとしての弱者男性論なんじゃないの?
自分にはあれってフェミニストを難じるためのストーリーな気がするんだけどな。
本当の弱者男性ってネットでバカなフェミニストをつっついて遊ぶような能力や知識や関心がないと思う。
「個人の感情を社会問題のように言うな」とか「テメエの不平を関係ない人に聞かせるな」っていうのはその通りだよ。
でもそれフェミニストに向かっても全く同じツッコミが成立するよな?
繰り返しだけど、あんたのツッコミ自体は正しい。全く賛同する。
でもな、フェミニストのスローガンは「個人的なことは政治的なこと。」だぜ。
そういう意味不明で低知能なお題目の積み上げに対するカウンターとして弱者男性論てのがあるんじゃないの?
「お前等のやってることを客観的に見る機会を与えましょう」っていう。
女性が上昇婚するのはどう考えても個人の自由。男性が若い女性や見目麗しい女性を選びがちなのと一緒。他人がとやかく言ったり矯正させようとするような話ではない。そもそも根本的にカネは再配分できるが女は再配分できない。当たり前。
これも上と同じで、基本的にはフェミニストの主張に対するおかしさの指摘だったと思うんだよね。
たとえばちょっと前のもっと野放図なミサンドリーが大手振ってた時代は
そういうバブル残滓とフェミニズムが悪魔合体したような発言が跋扈してた。
それ見て反発した人達はとうぜん
「あなた達がそういう無茶苦茶な傲慢な条件を出すから結婚できないんじゃないの?」とか言い返すでしょ。
増田は「男性が若い女性や見目麗しい女性を選びがち」であることを批判しないんだろうけど
「同じやんけ」って言うツッコミじゃあないの?
「男が若くておっぱい大きいメスを好むのも女が収入の多いパワフルで理解のあるオスを好むのも同じでしょ」と。
それでフェミニストという人達は自称としては男性社会だの家父長制社会だのに対抗する建前で
男性個人の選好や価値観にも常に「男性社会的なもの」「動物的なもの」を見出しては槍玉に挙げてアップデートを叫ぶくせに
女性については「男性社会的な勝ち組」や「パワフルなオス」を好むような個人的選好・価値観を批判しないよねと。
ガバガバじゃんと。
建前の通りなら金持ってない頼りにならない男と結婚するように「アップデート」なさったらいいんじゃない?
でもそうはしないよねっていう。
「自分の動物的な欲望には居直る癖に、社会に対してきれいごとを言ったり男性にだけアップデート迫ったりするのはアンフェア」って言ってんじゃないの?
一部に本気で金持ち女性との結婚を夢見る逆玉志向くんもいるのかもしれんけど。
そこまで夢見てないんじゃないのあの人たち。
あの人達こそ真っ先に「アップデート」が欺瞞であることを看破してるんだからさ。
フェミニストの人が男と言い合いになって二言目か三言目には
「童貞」とか「こんな奴はどうせもてない~」とかいう発言が飛び出すのを何度見たことか。
これはネットフェミニストだけじゃなくて上野千鶴子先生のような界隈で尊敬を集める大物もこういう姿勢を垣間見せてますよね。
どうしてもセックスがしたい? それなら風俗行けばいいと思う。お金さえ払えばセックスできると思うよ。風俗に行くカネがない? 政府に怒れ。雇用者を糾弾しろ。最賃アップを勝ち取るんだ。少なくとも俺は衆院選の比例区と地方選挙ではなるべく共産党に入れることにしてるぞ。憲法とか他の面では意見が違うけど少なくとも労働問題に関してはガチで俺たちの味方だからな。
弱者男性論てそんなこと言ってるかなあ。
風俗どころか。アニメ絵の女の子のポスター見ただけで「気持ち悪いオタクがシコってそう」というクオリアを得て
社会的に排除せんと乗り出すようなすっげーくだらねー活動を熱心にやるような人達ですよ。
はっきり言ってあいつらは「可哀想な女性を助ける」という本願すら怪しいと思う。
君みたいなやつが風俗へいくこともキモオタコンテンツでおシコリあそばすことについても
フェミニストは本当はそんな権利取り上げて取り締まりたいと思ってるよ。
フェミが憎いのはわかる(俺も献血よく行くマンなのであいつらは大嫌いだ)けど、だからと言って
ここまで色々言っておいてなんだけど自分はフェミは全然憎くない。
献血のポスターも気持ちわりい絵だしどうでもいいと思ってるんだ。
その程度の思考の浅さで「頭捻ってくれ」とか言ってるの見ると途端に「は?死ね」って思うんだ。
フェミニストだって同じで、本来の「女性差別反対」「社会制度改革」までなら素晴らしいことさ。
弱い頭の中では理想も理念もまとまらないから、自分と社会の区別もつかないし
ネットで八つ当たりやミサンドリー撒き散らすことが立派なフェミニズムだということになって発狂が止まらないんだ。
「一人一派」とかいうバカ御免状を発行したせいでバカが集まる思想になったんだよ。
お前についてもだぞ。
そもそもお前の自称する境遇ってお前が重度身体障碍者でもない限り頭捻ってねえ証拠なんだよ。
今の日本社会で雇止め寸前の非正規なんかやってる奴が人様に「頭を捻れ」てw
笑わすな。
「自分の目の丸太を放置して兄弟の目のおがくずを取ろうとするもの」
とdisっている。
弱者男性論が単独で存在してたら自分はもうそいつらを死ぬまでシバキ上げてるけど
先行するフェミニストに対するツッコミとして仮に言ってるものとして理解してるから今のところは許してるわけ。
想像してみてくれよ。
もういちいち女性差別反対とかなんとか差別反対とか言う必要も無いんだ。
バカじゃなきゃそんなことやらねえしさ。
フェミニストも弱者男性論もお前も、バカのくせに社会にモノ申してるだろ?
お前等自身が腐海の瘴気そのものなのにそれぞれ口々に「腐海が問題だ!」って言ってるんだ。この粘菌が。
リベラルの今の問題ってバカがリベラルやるようになったって言うことに尽きると思うな。お前らの脳では無理なんだということを理解してほしい···。
でも男女の賃金格差が縮んでも女が下方婚してないのは事実だし、
本文中に書いた通り。女が下方婚をしない? それの何が問題なんだ、男が若い女を好むのと同じだ。統計的に見ると男が年上というカップルの方が多いが、何も問題ない。個人の自由だからだ。給料が安いがゆえにモテないのは女の責任ではない。原因は薄給なことにあるんだから政府や企業を殴るべきなんだよ。
いきづらいと感じている男性がいる というのが弱者男性論の主題なんだが。
そこは否定できないだろ。
そこは否定しないが、だったら何? とも思う。俺の人生も発達のせいでたいがい生きづらいが、それは俺の問題だ。あるいは俺の家族や俺の主治医や俺の上司の問題にはなるかもしれないが、社会の問題じゃない。
本文中でほのめかしたが、伝わらなかっただろうか。「フェミが憎いのはわかる(俺も献血よく行くマンなのであいつらは大嫌いだ)」と書いたはずだが。キズナアイにイチャモンをつけ献血ルームのポスターを指さして暴れ高海千歌ちゃんの宣伝を撤去させるようなクソフェミどもは俺にとっても不倶戴天の敵だ。そいつらに立ち向かうというなら連帯する。
それはフェミニズムのスローガンだろう。俺は本文中でちゃんと「フェミが大嫌い」と書いたはずなのだが……
“女性が上昇婚するのはどう考えても個人の自由” こと女性に関しては「こういう〇〇が社会に影響を与えてルッキズムが〜女性のモノ化が〜性的消費が〜」って散々言ってる口で、これだから二枚舌だと言われるのよ
マジで日本語読めないんだ。すげーな。俺はああいうイチャモンフェミも嫌いだけどお前みたいな日本語読解力皆無のやつも嫌いだよ。
上昇婚については「自由」だとは思うけど、それを謳歌することのジェンダー性から目を背けてジェンダーフリーが実現できると思ってるなら正直「女性の足を引っ張ってる」というお話で、弱者男性関係ねぇよなと
俺はリベラリズムとは「個人に可能な限り多様な選択肢を与える」ことを目指すべきだと思っている。そのうえで言うと、ジェンダーフリーとは「選択肢に色をつけない」ことだと考える。
どういうことか。男の子のランドセルは黒、女の子は赤、これが「規定」として決められてしまっていたら、赤いランドセルを背負いたい男の子や、黒いランドセルが好きな女の子が自分の望む色を実現できない。だが、多くのカラバリの中から女の子が赤やピンクを選ぶぶんには自由ではないだろうか。結果として男の子が全員黒いランドセルを使って女の子が全員ピンクのランドセルを背負っていても、仮にそれが個々のご家庭の自由な選択の結果であるならば尊重し、肯定するべきだ。重要なのはそれを自分で選んだということであり、選ぶことができたということなのだから。
なので、女性の自由な行動の結果としてお金持ちの男性に養われる専業主婦が生まれたとしても、俺はそれを非難しようとは思わない。当人の自由だ。大事なのは、もしも彼女がなろうと思えば医者や銀行員や代議士になれたか? ということであって、実際に彼女がそうなるかどうかはあまり問題ではない。
勘違いをしているようだが、リベラリズムは自由の実現を重んじる主義であって弱者の救済は必要条件ではない。自由な競争の結果ある程度の格差が生まれることは容認する。弱者の救済を必要条件に掲げるのはソーシャリズムとかコミュニズムとかそういうやつだ。ここテストに出るので憶えておくように。
現代のリベラル派が弱者を救う福祉国家を支持するのは、まず物質的な基盤がなければそもそも自由を実現することができないからだ。職業選択の自由があっても、手元に紙とペンすらなければ最底辺の職しか選べない。そんなのは自由な選択とはいえない、というのが現代のリベラル派が弱者救済を訴える際の基盤となる論理構成である。弱者救済はあくまで自由の実現のための手段に過ぎない。
え? 知り合いのリベラル派が自由よりも弱者救済が大事なんだよって言ってた? そんな子はウチの子じゃありません! そんなにソーシャリズムが好きならソーシャリストになっちゃいなさい!(一応言っておくと、社会自由主義という立場はある。俺はどちらかというとこの立場。それでも軸足をどっちに置いているかといえば「自由」の方だからリベラル派って名乗ってるけど)
自由の拡大を支持しているから。具体的には、選択的夫婦別姓の導入、大麻と同性婚と安楽死の合法化、わいせつ物頒布罪・単純賭博罪・常習賭博罪の廃止、賭博開帳図利罪の改正(民営賭博の合法化)、公衆浴場での入れ墨の容認、動物愛護法の改正(虐待罪の廃止)あたり。これらは人間の自由を合理的理由なく制約している。不当に自由を脅かす制度はなくなるべきだ。
虐待罪の廃止と書いたんだから、普通に読めばわかるだろうと思うのだが……俺個人としては可愛い犬ちゃん猫ちゃんをいじめる奴らはサイテーだと思うが、しかし他人の動物ではなく自分で買ってきたりした自分の動物をいじめる分には個人の自由だ。彼らが道徳的非難を浴びるのは仕方ないとしても、他の人間の権利を何ら脅かしてはいないのだから刑罰を受けるべきではない(他人のペットを蹴り殺すような奴は他人の財産を脅かしているので動物愛護法がなくても処罰できる)。
お前が認めたくないことはわかったが、それは他人に刑罰を科す理由にはなりません、って話だよ。俺も個人的には動物をいじめるような連中はサイテーだと思うし、友達だったら縁を切ると思うけど、そいつらが刑務所に入れられたり罰金を取られたりすることには反対するよ。だって、そいつらがいったい他の人間にどんな危害を加えたというんだ?
動物愛護法が守ろうとしているものについてはこちらを。端的に言えば、「身近な動物が合理的な理由なく虐待されているのを知ると苦痛を感じる人が多いから」https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/arikata/h16_02/mat02.pdf
それ、言ってることが「普通の日本人は天皇陛下の写真が焼かれていると苦痛を感じるんです」っていうあいトリ批判派の連中とまるっきり一緒じゃん。虐待の場面を無理やり見せたとかならともかく、そんな不快感程度のものに基づいて人間の自由や財産を奪おうとするのは間違ってる。やっぱ人間の自由を奪う悪法だな。改正すべき。
僕は「弱者男性」と聞くと田舎の実家で親と同居して未だに結婚してない「こどおじ」に成り果ててしまった小中高時代の友人たちを思い出す。
彼らのほとんどはちゃんと働いているものの、なにせ田舎なので低所得だろうし、何より親と同居という点で婚活市場で女性から嫌われる不利な立場にあるのは間違いない。
でも、女性の仕事の機会が「制度的」に制限されていて独身で生きていくのが今よりも難しい時代であれば、彼らの多くは結婚できていたのではないかと思う。それこそ彼らの父が見合い結婚したり、男性社員のお嫁さん候補として雇われ25歳までに寿退社することを強く望まれていた女性社員と「恋愛結婚」したりしたように。
「フェミニズム叩き」「女性叩き」で溜飲を下げても、決して「幸せにはなれない」理由
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81804?page=7
女性に比べると、男性のつらさは制度的なものというよりも実存的なものである側面が強い。たしかに男性のつらさのなかにも、再分配を手厚くするなど制度によって軽減できる種類のものもあるだろう。しかし、女性やパートナーがいないことによる孤独や承認の問題は、少なくとも近代的なルールを前提するならば、制度をどう変えても対処することは難しい。個々人が自分の人生に向きあいながら対応せざるを得ないものだ。
かつて「制度的」に就労を制限され、子産み育て機械・家事機械・農作業手伝い機械・義父母介護機械になることを強制された女性の多くが独身でも生きられる所得を手に入れ、苦しみから解放されたのは、リベラリズムやフェミニズムの偉大な勝利なのだが、
その分だけ結婚できない「こどおじ」が発生し男性の「実存的」な苦しみが増えてしまったのではないだろうか?
現代の民主国家で「近代的なルール」を引っ繰り返すというのはまず無理なんだけど(ジーンズ姿の女性達にヒジャブを強制したイラン・イスラム革命のようなものでも起こさない限り)、だとすれば「こどおじ」ができることは子供部屋から世界を呪うことだけじゃないかなあ。
コメントへの返信は→anond:20210403204900でしてるから見てくれ。それにしても、誤解の余地がないように書いたつもりだけど、なんで俺をフェミ扱いするコメントがつくんだろうなw
リベラルっていったいなんだっけというのがなかなか。
日本で広く「リベラル」と思われてるものはアメリカにおける(モダン)リベラリズムの系統で、
アンフェとかはそういう意味では「リベラル」ではないという認識。
歴史学者の呉座勇一氏が不幸にもはまってしまった、最近話題のアンチフェミニストクラスタ(以下「アンチフェミ」と略)について、個人的なまとめ。。アンチフェミとは何かについて、論者によって異なるが、以下の特徴があるということができる。
第1に、彼らは正真正銘のリベラリストであり、保守や右派では決してないし、左翼でもないこと。この点は強調してもしすぎることはない。主流リベラルと異なるのは、リベラルな正義を正面から語るより、リベラル派の「論理矛盾」を批判する、という形でリベラリズムを表現しようとしている点にある。アンチェミについて、「彼らは正義がない」という人もいるが、彼らの正義は普通にリベラルである(理解の一面性は否めないとしても)。
第2に、いわゆる「男性弱者」を代弁していること。アンチフェミは、安定した仕事も恋人もいないような男性(いわゆる「金のないキモいおっさん」)の目線から議論を展開しているのに対し、フェミニストの議論は、子育て支援の欠如とか、夫の家事育児参加の消極さとか、安定した仕事もあり結婚もしていることが前提になっていることが多い。だからアンチフェミからすると、フェミニストは恵まれた人たちの「わがまま」あるいは個人的な承認欲求にしか見えないことになる。
第3に、女性差別と言われている現象や現実については、それはあくまで女性が自由かつ合理的に選択をした結果だと考えていること。例えば、女性に非正規で低賃金が多いのは、家計補助の賃金でよしとしている大多数の主婦の存在が原因であって、男性が差別しているからではない。管理職の少なさも、男性が拒否しているという以前に、女性が嫌がっているという面が大きいことを強調する。これを無理矢理に男女平等へ是正しようとすれば、個人の自由に介入することになり、リベラルな原則とは対立することになる、つまりはそう考えているわけである。傍証として、男性と比較した女性の幸福度の高さが強調されることも多い。
最後に、「論壇的」であることである。アンチフェミは、現実に起こっている差別や暴力などのニュースよりも、「フェミニストが何を言っているのか」のみに過剰に反応する。ニュースを取り上げる際も、リベラル派の矛盾を示すようなものばかりを積極的に取り上げる(例えばフィンランドの出生率の低下だけを取り上げ、それよりもっと低い東アジア諸国は完全に無視)。ある社会問題に対するリベラル派の語り口は熱心に問題にするが、その社会問題そのものを勉強して深く調べようとする意欲ははっきり言って乏しい。彼らは「論壇」における自己呈示ばかりに夢中になっており、それに比べて現実の社会問題に対する関心はさほど強くないと言わざるを得ないだろう。
完全な余談。CDB氏とテラケイ氏の区別は一応ついていたけど、割と最近まで同じアンチフェミクラスタの人だと勘違いしていた。
そうですよ
リベラリズムやフェミニストに参加されたおっさんの中には、性差別だのなんだの騒いでしまう哀れな個体もいますが、差別なんていうものは存在しません
左翼の作り出した嘘です
オレもツイフェミ、ラディカル・フェミニズム、フェミニズムという感じに区分けされるべきフェミニズムの分野がぐちゃぐちゃで混同されている状況は良くないと思うが、何故かどれも自分たちの区分をかっちり決めないんだよね。
そもそも「フェミニズム」には「女性の自己決定権を認めよう」という話なのであって、何かしらと敵対する方向に論が進むならそれはすべて「嘘」で良いと思うんだよね。敵対関係からはコンセンサスは生まれない。
進歩主義とかリベラリズムに話が進んでしまうと、結局「なんでもグラデーションがあってそれで良い」っていう話になっちゃうので、定義自体不可能になるし、目的もふわっとせざるを得ず、最終的にツイフェミ、ラディカル・フェミニズム、フェミニズムはお互いを「それは違う」ということはできなくなってしまう。
海外のフェミニズムを勉強することで、どうして日本ではここまでフェミニズムがこじれているのかというのもよくわかるんじゃないかな。フェミニズムの本質(単純な女性も社会の一構成員として振る舞えるように色々認めようと言うだけのもの)を理解しないままに運動だけ暴走しているからこうなるって言うことなんだけどね。
ただ、この中で一番損しているのはフェミニズムだと思う。フェミニズムは要は「性別を理由に権利に差をつけることは許さない、義務に差をつけることも許さない」というはないであり、性別にかかわらず同一の義務を課して同一の権利を付与すべき、というところから話が始まっていて、被害者も何もない話だった。
例えば「女性にこの権利がない理由が兵役の有無なら女性にも兵役を課して権利を付与しなさい、もしくは兵役を性別問わない志願制にして全員に権利を付与しなさい」という話だ。
ここには「支配する社会手強者である男性と不当に支配された女性」という文脈はない。ラディカル・フェミニズムはこの本来ない文脈を「男性による女性のリプロダクションの支配」という方向から付与した。そして幸いなことに例えば日本では堕胎には配偶者の同意がいるとかそういうのがあって、実際法体系も残念ながらそうなっている。
ラディカル・フェミニズムはこういった「女性が自分だけで決定できないところをやめろ」という話をしていることだろう。ここも理解できる。
最後にツイフェミだ。こういったフェミニズムやラディカル・フェミニズムの流れを受けているかはしらんが、そこに「女性が持つ男性への差別感情に限っては正当化されるべきであり、それは差別と呼ばれるべきではない」というよくわからない論理をねじ込むことに成功した、大声と数の論理とポリコレで。ここが一番得していると思う。
要は男女の闘争でしかないものを差もフェミニズムっぽい論理で正当化しているわけだから。革命闘争軍男女戦線とでも呼んだほうが良いだろう。
一理ある。
しかし、本当にコミュニティ外の人間がどうこう言う権利がないとまで言えるのかな。
コミュニティを優先するってのはつまり保守ってことで、この件はやっぱリベラリズム(Twitter的なエセリベでない)に対する全面攻撃に他ならないのじゃないのか。
深刻な人権侵害ではないのかどうかも、断言していいか躊躇われる。
もしも人権の話なら、コミュニティ内部の話に留まることはない。
いやこの件非常に矛盾を孕んでいるのは、カトリックキリスト教に社会への強い影響力があるなら深刻な人権侵害たりえるし、人権侵害じゃあないならカトリックなど無視しても構わない程度の存在だってことになる。
その上で、教皇庁が言ってるのよこれ。教皇はカトリックの影響力は強いと(タテマエ上は)思ってるはずで、つまり教皇は強い人権侵害への意思を露わにしたのではないのか。
正直なとこ、単に失言という気もする。