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はてなキーワード: 平和憲法とは

2024-04-15

anond:20240415193529

平和憲法を守る気がないと見透かして、いまのうちに種を蒔いているんだろう。

将来的に改憲されれば「我々はずっと平和憲法の遵守を訴えていたのに裏切られた〜」と言って攻撃できるというわけだ。

かがの改装中国が「平和憲法守れ!」って切れてるあれ

どう考えても憲法9条改正された方が、「日本軍拡し、在日中国人生命危機に追いやり、中国の存続を脅かしてる!」ってふっかけて戦争に踏み切れるから中国にとって都合がいいのに何言ってるんだろう。

逆に言えば日本国民にとっては、憲法9条を厳守した上でそれに反する自衛隊軍拡を阻止し、在日米軍基地から米軍撤退させる方が、戦争から遠ざかれるんだけどな。

2024-03-01

anond:20240229044739

全部見終わった 。まず番組の作りへの不満。30年前に書かれた本に今日的な価値を見出そうとするなら、その後の状況変化、新たに生じた条件を踏まえて今でも通用する部分・陳腐化した部分を検討するべきである。ざっくり古典としてたてまつるには早い。

オミットするべからざる状況変化の第一アメリカ孤立主義傾向であるトランプはそれを始めたのでなくその流れに乗っかりダメ押ししているだけだ。

もう一つはいわずもがなインターネットだ。特に近年目につくようになったのはいわばデマデジタル物量飽和作戦であるロシアの得意技。当局の雑すぎるウソ発表を、当初我々はナメて嘲笑していなかったかしかしその雑さは「東側」的な要領の悪さ・いい加減さの結果というよりそれ自体が場を荒らし言論のものを無力化する作戦だったのだ。今後はそれにAIが加わる。公共の「情報空間」そのもの腐海に沈む。

https://m.youtube.com/watch?v=fBiGeCxXoNI

「疑い」を輸出するロシアプロパガンダ真実よりも不信感!騙される人が続出する巧妙な仕掛け|奥山真司



第三夜以降の内容に目新しいものはなかった。エクスキューズたっぷり挟みつつ基本的チェリーピッキングリトアニア独立非暴力による成功例と言われても、そんなのいわばソ連崩壊過程余録だろう。

数々挙げられている「成功例」は、非暴力が勝ったのではなく体制が瓦解する時に民衆の側から追加の暴力はいらなかっただけだ。

独裁体制側に暴力の口実を与えないための非暴力というが、プーチンアサドみたいにヘッチャラでガンガン殺すパターンは?

「多少やられてもいずれはこっちが勝つ」その多少の死体になりたくないし近親をならせたくないのが人間本音だ。

非暴力手段に命をかけさせる煽動もまた暴力であると言える。

畢竟、独裁体制を倒す「さえたやりかた」なんかないのだ。あると思うのが思い上がりである安全から上から目線アドバイス

暴力的な独裁体制下の民衆はやり過ごし耐え忍ぶしかない。独裁体制本来的に不安定なのだから。なんかの弾みに瓦解する日を待つのだ。俺ならそうする。

シャープ理論への興味が尽きたところで思うのは「民主主義体制もまた本来的に脆い」ということだ。これぞお手本という民主主義ロールモデル存在しない。民主主義国の数だけブサイクな異形が存在する。イスラエルなんかわりとお手本に近いような先進的でシステマチックイメージもあったような気がするが今やすっかり自己コントロールを失ってひどい体たらくだ。

独裁体制民主主義体制か」が今日課題なのではないではないということだ。ポイントはそこじゃない。

今日的に重要ポイントはそれぞれにダメな国々がいかに協力して虐殺や抑圧の「悲惨」を避け得るかということ、でもそのための枠組みが死んでいるということだと思うのだが詳論は他日。

平和な国での平和運動」に、膾吹きカルチャー現実主義的なふんいきをまとわせる箔付けにはシャープ本は格好のモノだろう。

なんかずっと何かに似てると思ったら伊勢崎賢治だ。さも実務家の触れ込みで全然中身は伴わないという。

ところで「先生役」の清泉女子大名誉教授中見真理という人を知らなかったがぜんぜんダメだった。完全に仕上がった人である和田春樹とかの類。

日本人平和憲法を棚ぼたでいただいたので、外国のように自分の手で自由を勝ち取る発想がない」

コスタリカ軍隊をなくす決断をした素晴らしい国」

アメリカはそれであのー経済的観点からもね、あーの軍事的な、あのー介入を抑えていきますねこからね当然ねそういう、そこへ、日本がのほほんと、その(失笑軍事力を、増強してなんて出ていったら、ほぉーんとにバカみたいですよね」

他者に決定を委ねる方が楽だと思う人が増えているのではないかっていう気がします。独裁的なリーダーの出現を防ぐことができるかは私たち一人一人の自覚にかかっているということです」

他国に脅威を与えるような“専守防衛”になっていないかどうか。他国不安を与えるならば必ず日本不安となって跳ね返ってくるわけです」

血みどろの「今」を生きてる人の肌感覚じゃない。伝統芸能業界内でのんべんだらりとやってきて勝ち逃げ確定の人の鼻歌みたいな言論

2024-02-26

女性専用車両差別だとすると女子寮女子トイレ差別なのか

まあ、どっちも差別ちゃうやろという話というか、それを差別とすることでどういう世界を目指すことになるのかという話をしてみます

1.差別区別

まず大前提として、今の社会は本人にはどうしようもない属性理由にしたとしても、別異に取り扱う場合があることを許容しています。例えば、18歳になる前の子供にどれだけ十分な能力があるとしても、民法制限行為能力者として扱われます。そのような属性による扱いが差別(=不当な扱い)であるかどうかは、結局は扱いを分ける目的と、その属性をもって分けることの合理性によるとしか言いようがありません。そして、この目的正当性手段合理性評価時代場所によっても変わるでしょう。身分制度合理的であった時代もありました。

2.男女を別に扱うことは差別

では、男性女性とを別に取り扱うことが差別に当たるでしょうか。いうまでもなく、男女雇用機会均等法など現代国家における男女の取り扱いについては、女性差別への是正を中心に、原則として同一化の方向に進んできました。しかし、社会には、風呂トイレ更衣室、男子寮女子寮男子校女子高、食べ放題価格女性専用DVシェルター等々、男女で扱いを別にすることが多くあります。これらについても、昨今は男女という生まれながらの性差で扱いに差を設けることの合理性に疑問を呈されるようになったことをきっかけに正当性合理性が問われなおしてはいますが、少なくともそれらがことごとく直ちに違法であるとか不合理であると認められているような状況ではありません。それは、社会が不合理だったり、不当な目的を維持したいから残っているわけではなく、一定価値観の下で正当性合理性が認められているためだと考えられます。こういったものについて、「区別」が「差別」になるかどうかは、結局は、どういう社会を目指すのかという理想像も絡んできます

例えば、育休は事実上男性にはほとんど認めらえてこない時代が続いてきました。その理由の一つには、男性女性とで子供を持つことの身体負担に差があることがあったと考えられ、そのことだけに着目すれば、育休に差を設けることの合理性は失われたわけではありません(期間の長さ等法律上も差はあります。)。しかし、育児には両性の親が関わるべきだという価値観社会に広がったことで、育休の扱いで差を設けることが不合理な面も浮かび上がってくるようになり、現在積極的男性に育休を利用させるよう厚労省などが呼び掛けるような状況に変わってきています。育休を男性が取れないことは差別になったと言えるでしょう。

3.女性専用車両差別だとする世界はどういう世界になるか

女性専用車両差別かどうかは、電車が混雑する時間帯に女性が優先的に乗ることができ、異性が原則として乗れない車両を作ることについて、正当性がありかつ一定合理性があるかどうかによることになります。その正当性としては、女性男性との間で、①異性から痴漢行為対象になりやすいかどうかという点で大きな差があること、②異性と身体が密着するような状況に対する忌避感や性的羞恥心に差があること、というあたりが挙げられるでしょう。現状の日本社会は、これらの目的正当性を認めていて、女性専用車両という仕組みで対応することも一定合理性があると概ね信じられているためこれが維持されていると考えられます

これに対して、現在女性専用車両への主な反論は、(1)男性犯罪者扱いするものである、(2)鉄道各社は満員電車という状況を改善するべきであるのにそれを利用者負担押し付けている、という二つが主であるように見られます。このうち、(1)は区別目的自体が不当であるという主張として、(2)は女性専用車両という手段が過剰であるという主張としてそれぞれ整理できます

これらの理屈が背後に持つ価値観を考えると、(1)は男女という性差だけで羞恥による忌避や防犯目的の行動をとること自体が不当だという社会を目指すものと言えるでしょう。これを貫けば、例えば、女子トイレ女子寮も、維持は困難になるでしょう。あるいは、女子更衣室すら、男女という性差羞恥心による別の取り扱いをすることは不当であり、男性女性も等しく我慢をすべきだという理屈で反対することも可能になりかねません。最近流行りの話で言えば、異性に家に誘われたときや異性と泊りがけで遊びに行くのを誘われたときは気を付けろというのも差別になるでしょう。これが白人黒人との関係であれば、羞恥心や防犯目的別離に扱うこと自体が不当であるという主張を貫くのは容易であり、むしろ目指すべき価値観であると受け入れられたために今があると言えますしかし、男女でその理屈に多くの賛成を得ることはおそらく難しいでしょう。これに対して、(2)は女性専用車両という不利益に甘んじるのではなく、ラッシュピークのない社会を達成するべきというもので、目指すべき社会の像としては、多くの賛同を得やすもののように思われますしかし、ラッシュピークが生じるような社会習慣は決して鉄道会社が望んで出来上がったものではなく、実際には鉄道会社だけでできることには限界があると私は考えますコロナ禍という大規模なショックを経験してなお、満員電車がなくなるには遠い現状があります鉄道料金、運転間隔、オフピーク通勤等の推奨等の対応を超えて、鉄道会社が努力すれば通勤ラッシュがなくなると考える人はおそらく多くはなく、その立場からすれば、結局、満員電車を解消する現実的な手立てがない現状で女性専用車両合理性否定すれば、また満員電車を避けたい女性負担を強いる社会に戻るだけでしょう。

こういった意味で、女性専用車両差別だと断定する主張は、基本的には極端な理想社会押し付ける非現実的な主張であると考えます。もちろん、そういう思想を持つこと、発信することは自由ですし、特に満員電車のない社会というのは真剣に取り組むに足る目標だとは思います。ただ、平和憲法国際社会に広めることで戦争がなくなると考える人が少ないように、女性専用車両に反対することでより理想的な社会が実現すると考える人も多くはないでしょう。

2024-01-26

anond:20240126183251

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

 〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法である。これは、山口和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。

 私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法からの流れの中で位置づけるべきだと考える。

 同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊合憲化(57)、③日本経済的地位に見合った国際貢献必要性、④国連軍国連警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリスト武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から護憲立場から改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである

 同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲である。同提言軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから北朝鮮中国軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラル過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである

 佐藤が語る、愛国心必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである佐藤饒舌から私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。

 馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事平和維持活動において殉死殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊追悼施設必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。

 ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツ独自イラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたかである。翻って日本場合多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国国際社会理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。

 元国連職員吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍軍事活動積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである

 なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実国際政治の中で、山川ソ連侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。

10.おわりに

 これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮アルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略植民地支配反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的保障する国家先進国主導の戦争積極的に参加し、南北格差固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である

 大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派大国路線に対抗して、日本経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪補償必要とした路線が、東アジア諸国民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合破綻といった状況に規定された、リベラル左派危機意識から生じている。九〇年代東アジア諸国民衆から謝罪補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本私たちが、進んで過ちを正しみずから正義回復する、即ち日本利益のために」(69)(傍点ママ歴史清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争植民地支配可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立リベラル左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である改憲後、蛹は蛾となる。

 ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル左派意図的計画したものと捉えているわけではない。むしろ無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力からあいもつあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治立場から期待されている人物統合象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴人物の未分性という日本政治特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディア追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリスト発言力を確保しようとする学者、無様な醜態晒す本質的には落ち目思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからあいもつれあって」、集団転向は進行している。

 ところで、佐藤は、「仮に日本国家国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家同胞日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまたからには、自国国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間異端者扱いするのが目に見えている。

 この佐藤発言は、安倍晋三首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(I am behind the President.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族配慮するという意図からだろうが、アメリカ一丸となって事件対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである国益からむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)

 文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ総連弾圧をめぐる日本言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したこと物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本リベラル左派安倍政権ときに敗北したのである

 〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである侵略植民地支配過去清算在日朝鮮人人権擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア世界平和にとって大きな災厄である(73)。

改憲戦争国家体制拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア知識人等を徹底的に批判すべきである

(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。

(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。

(3)ただし、編集者佐藤右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。

(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。

(5)インターネットサイトフジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈 Permalink | 記事への反応(0) | 18:37

2023-12-30

平和憲法国際連合を御祭神とする神社はないのだろうか

もしあれば、来年初詣はその神社にお参りに行きたいな。

2024年こそは世界中から戦争がなくなりますように。

平和憲法国際連合、頼みますよ。

2023-10-12

anond:20231012103315

中村 羽振りのよい国っていうのはたいてい戦争をするもんだけども、50年間も戦争しなかったのがすごい、と。これが「平和国家日本」という美しいイメージ。まあ、これも誤解ですけれども、それはそれでひとつのご先祖様の遺産だったわけで。実際アフガニスタンのどんな山奥に行っても、日本であるがために命拾いしたり、仕事がうまくいったりとかいうことは、たくさんあったんです。

── しかし、それだけ日本イメージがよかったことを考えれば、逆に平和憲法の持っていた抑止力は実はとても大きかったということですよね。

中村 これはすごいものがあったと思います。ともかく軍事部門には手を出さなかった。産軍複合体が生まれなかった。やはりこれは世界的に評価されていたんじゃないでしょうか。現地の人はもちろん憲法9条なんて知りませんけれども、国の方針としてそれを半世紀以上も続けたということは、非常に大きな評価だったわけです。「何したって暴力相手をやっつけることはしない」という安心感が、強力な安全保障になっていたということ、この力を今の政治家国民の大部分はご存知ないわけです。

── つまり、「あんもの夢物語現実的ビジョンも何もない」と言われていたイリュージョンとしての平和憲法こそ、国際政治の中においては現実的であったし、武力以上の力を持っていたわけですね。

中村 9条の力は偉大なものがあったと思います経済活動という観点から見ても、おそらく9条があったがために安全性保障されたんじゃないでしょうか。

――つまり日本が考える国際政治リアリティと、現実とはかなり乖離しているというか、むしろ別個のものになっている。改憲論者たちが言う国際政治リアリティ―、「綺麗事を言ったって、やはり軍事力は強い力なわけで、その現実の中で方針を立てていかなければ」っていうほうが、むしろ架空議論である、と。

中村 それは現実的じゃないですね。ほぼ捏造に近いもので、本人たちが真剣にそう思っているとすれば、それはイリュージョンでしょう。幻覚に近いものがあるんじゃないでしょうか。だからそういう人たちはイラク戦場に行ったらどうですかね (笑)

2023-08-16

anond:20230815221450

憲法護れ!

9条護れ!

アメリカの言いなりやめろ!

社会の分断止めろ!

多様性を認めろ!

YANKEE GO HOME

BLACK LIVES MATTER!

自衛隊沖縄配備反対!

米軍反対!

欧米を見習え!

同性婚認めろ!

ハーグ条約反対!

子ども人権条約守れ!

ウクライナ平和を!

世界平和を!

防衛費増額反対!

平和憲法護れ!

2023-06-15

anond:20230615143739

女をみるや覆いかぶさって腰を打ち付ける

気に食わない新人には罵声暴力を浴びせる

そして自分らに被害が及ぶとメソメソ泣き、全国で銃の訓練が中止される

この国に平和憲法があって本当に良かった

2023-06-05

ウクライナ情勢に関して、中国提案賛同する日本人

以前このような増田を書いた。

ウクライナ情勢に関して、中国に呼応する日本人についてのメモ

この増田は、中国ウクライナに対して領土放棄型の停戦提案したという記事に対して「日本リベラル呼応している」「屏風から出せ」というコメントがあったので、同じような主張をしている日本人を挙げたものだが、中国提案する前の出来事だったので領土放棄型の停戦賛同しているのではないという反論があった。

しか東京新聞がこの記事を書いた。

ウクライナに兵器を供与し続けることが正義なのか 「停戦」を呼びかけた意見広告から考える

中国領土放棄型の停戦提案したと産経新聞が報じたのが5月27日であり、東京新聞意見広告代表者インタビューしたのが昨日あたりである広告が載ったのが13日と16日だが、「2本の意見広告掲載されて約20日たつが」と書かれている)。そしてインタビューされている伊勢崎賢治東京外大名誉教授はこう発言している。

既に中国停戦提案している。これにインドはじめ中立立場を取るグローバルサウスの国々も仲裁に加わることができないか。最も重要なのは米国停戦にどのような立場を取るかだ。被爆国であり平和憲法をいただく日本には、米国停戦仲介者に巻き込む役割を演じてほしい。そうしたかつてない国際的協調がないと、停戦テーブルは作れない

伊勢崎名誉教授中国提案の内容を詳しく知らずに言っているとは考えづらい。よって、伊勢崎名誉教授中国領土放棄型の停戦賛同していると言っていいのではないか

ちなみに前回紹介した署名の発起人は31人だったが、新聞広告では32人になっている。東京新聞記事では広告の細かい部分は読めないが、Twitterなどで細かい部分まで見れる画像を探したところ、歌手加藤登紀子氏が声明発起人に加わっていた。

2023-05-03

anond:20230503114026

なんで他国戦争に巻き込まれなきゃいけないんだ?

日本平和憲法があるからこそ戦争を起こすことな経済成長できたのに。

日本を守るために米軍に金使ってるのになんでアメリカなんかの戦争に巻き込まれないといけないんだよ。

憲法記念日休日、期待して新聞を読んだが正直つまらなかった。

私が読んだ新聞社論調は、政権憲法9条を素通りしながら敵基地攻撃能力保持を進める現状への批判。だが何故、政権防衛力増強を進めようとするか?について背景の分析が全く無い。単に平和憲法を守れと主張されても説得力が無い。

左派平和憲法叫び右派憲法無視して戦力の増強を進めていて議論が噛み合っていない。日本安全保障が今のままでは危ういなら(たとえば中国による台湾侵攻など現実的な脅威がありえるなら)憲法よりも国の安全の維持が大切。すぐにでも9条を改正・加筆して自衛隊憲法に明記すべき。逆にそれが杞憂なら防衛費増額や敵基地攻撃能力不要左派右派とも耳が遠い老人の様に相手の話を聞いてない。(だからシルバー民主主義と呼ばれるのか?)

日本憲法平和主義は、第二次世界大戦日本アジア諸国侵略したとの反省立脚している。日本が悪いことをしなければアジア平和は保たれる立て付けになっている。しかし、今はその状況が変わってきているのではないか日本以外に悪さをする意思能力を持った国がいると認識するべき。(論点はその意思をどう判断するか?)

2023-03-17

共産党の街宣カーが腹立つようになってきた

9条平和憲法を守りましょう

憲法平和、なんたらかんたら

うるせえ

2023-02-11

anond:20230211172832

これガチニッポン古来の和の心を令和に継承する愛国政党だろう

令和の和は和の心の和だ

平和憲法の和は和の心の和だ

そして志位和夫の和は和の心の和だ

共産党こそがニッポンを一番考えている和のリベラル政党だということ、今日は覚えて帰って欲しい

ネトウヨは出てって欲しい

2023-01-21

anond:20230120210839

https://twitter.com/seraphim_s_c/status/1142351906485882880

日本ではなぜ周囲の男性痴漢を捕まえないんだ?って話をした時に息子が語ってくれたこと。「グローバルの授業でテーマだったことなんだけど男に声掛けされた挙句殴られた女性がいてその女性のことを一部始終を見ていた4人の男性が助けたんだ。先生にこれについてどう思うか?って聞かれて

②僕は見て見ぬ振りじゃなくてすぐに助けに入ってその人達は偉いって思ったんだ。でも先生は『介入が遅すぎた。最初に男が女性に嫌な言葉をかけた時点で止めに入るべきだ。そうすれば女性が殴られるのを防げたはずだ』って。それすごくショックだった。もう元々の『正しいこと』の基準全然違うのよ」

グローバル先生、またしても素晴らしい授業をしてる。そう『正しいこと』の基準値が違うんだ。長い年月をかけて少しずつズレてしまったのが今の日本の姿。見て見ぬ振りを続けてきた結果、この地獄みたいな社会を生み出してしまった。

さっき聞いたのだけどグローバルの次の課題はなんと『デモ!』実際にデモ行動をするわけではないけど、デモの発起からデモ成功すると仮定した着地地点までのプランを個々に作成するらしい。グローバルは息子の学校で昨年新設された選択科目だけど9年生の1年間しかないのが残念。課題が秀逸すぎる。

⑴ 9年生(日本の中3)の半年間で民族による認識の違いから学び始め、動物権利戦争、と進んだ。次の課題が『デモである事を考えると今の大きなテーマ人権なのだと思う。だとするとこの授業のテーマは『安全に生きる権利』を脅かされている人を見た時にどう行動すべきか?を問うものだろう。

グローバル先生戦場経験のある哲学先生戦争紛争地帯活動東ティモール虐殺現場では遺体を発掘、専門家と共に虐殺されたひとりひとりの死因の特定調査をしている。その上で「正義とは何か?」「戦争果たして正義か?」を生徒に問いかける。

たくさんの共感ありがたい。息子のグローバルの授業は良識ある日本人が望む教育の在り方や方向性示唆されていると思う。この先生の授業に関した過去ツイを探してみた。どれも自分の受けた日本教育との差に驚いて呟いたものだ。リツイートするので興味のある方に見ていただけると嬉しい。

たくさんの反応もらって思ったこと書いてみた①日本問題点人権意識の無さに集約される気がする。性犯罪虐待DV性的搾取貧困も。労働問題外国人労働者入管問題もそう。人権意識を奪われて育った人間他者権利を踏みにじる。人権を考えさせる教育排除してきたのは国や富裕層

②思惑なんだろう。奴隷人権意識を持つと面倒だから。こんな世界私たちは望んでなんか来なかったはずだ。痴漢被害にあって助けを求めたが誰も助けてくれなかったというメッセージをもらった。日本日常だ。痴漢は私が学生だった何十年も前から存在した。友人で痴漢被害にあったことのない女子

③誰1人いなかった。声をあげられる女子も誰もいなかった。あの頃私達がその場で声をあげていれば、、性犯罪者として捕まえて断固として人権侵害を許さな姿勢を見せていれば、、こんなにも性犯罪は野放しにならなかっただろうか?今の日本を作ってしまったのは黙って社会に流されてきた

④私達自身かもしれない。安倍政権の目指す憲法改正の本当の目的緊急事態条項とも言われている。緊急事態条項には緊急時国民権利制限されると明記されていて権力は一点に集中し独裁政権になる。すでに消えかかってる私達の人権が息の根を止められるだろう。人権を守ることは命を守ることだ。

⑤誰もが幸せに生きる権利を守ることだ。疎かにされていい人間なんて1人もいない。今ならまだ止められる。止めなきゃ本当に地獄になる。

(追記) 昨年の息子のデモ課題。彼は「憲法9条を守る為の国際デモ」というタイトル小論文を書き上げた。安倍政権危険思想過去日本が犯した戦争犯罪も織り込み平和憲法の持つ国際的意味とこれを国際的圧力で守る意義を書き上げた。最高の評価をもらった。#憲法改正反対

2022-12-31

日本戦争に巻き込まれる。

いまは間違いなく戦前だ。

近く日本戦争に巻き込まれる。

まず半島だ。休戦はふいに破られる。

から南へ打ち込まれミサイル無人機攻撃が始まりだ。

在韓米軍は当然対応する。北は露と握っている。米の戦争の多局面化。露の目的はそれだ。

中国は常に善意第三者バランサー仲介者の振りをする。中国米朝に核使用の自制を求める。それは北が核を使用するほど追い詰めるな、という米の枷となる。いまの露と同じ状況だ。

もちろん裏で中は北を支援する。戦況は膠着し、長引く。米は疲弊する。

続いて、露が北海道に電撃的に侵攻する。口実はなんとでもなる。対宇と同じ特別軍事作戦だ。

北海道は一時かなり侵攻される。北海道地名を、宇の地名と同じように、世界中の人が覚える。

自衛隊米軍支援のもと反攻する。中国は米露に核使用の自制を求める。米は日本支援するにとどめる。やがて露は北海道から退くが、北方領土をめぐって日露の戦況は膠着する。最終的には米は手をひく。

続いて、中が台湾に侵攻する。戦争ではない、国内問題だと中は主張し、宇・半島北海道と三つの戦場を抱える米はその主張に実質的にのる。米に台湾防衛義務はない。台湾名実とも中国に飲み込まれる。

やがて米国民の厭戦気分、(国外の)戦争への忌避感が強まる。米は宇に露との講和を促す。宇が拒否しても、米は宇から手を引く。欧州も引く。

宇は敗北に等しい状態で、ロシア講和する。日本は得るものなく露と講和する。半島は荒廃する。

内向き孤立主義の米、台湾を飲み込んで猛る中国、宇を半分飲み込んだ野心的な露、平和憲法を捨て日米同盟失望軍拡を始める日本が残る。

つぎの戦場は、どこだと思う?

2022-11-23

どうしてそんな漫画必要なんですか?

表現規制界隈でよく使われる表現で、今ちょっと話題になってるよね。

ズリネタ云々ともかかわる話なんだけど、本来であれば「こんなの必要ないよね、捨てちゃおう」って言うのを守ろうとするはずの人がこういうことを言うわけで、あっちの人達自由戦士だなんだって言われる人達は参っちゃってるんだよな。

表現自由とかそういう平和憲法とかで語られる概念って、こういういらないよね、なくてもいいよね、いやないほうがいいよねって表現を守るためのルールだとおもっていたから、それを知り尽くしているはずの人達が全部焼いちゃおって言うの本当に驚くわけで。

正直表現自由戦士を自認する俺でも「ろりともだち」を守る理屈はなかなか作り出せないけど(俺は名作だと思うよアレ)ほんとうに頭の良い人はあれとかあれよりもっとひどいのを守るための理屈を展開して欲しい。

ぶっちゃけ潰す方面ならばどんな馬鹿理屈でも通るからね。

2022-11-07

anond:20221107113407

住基ネットが使いにくいのは実はその辺って

デジタル庁の人言うてたな

平和憲法がここで引っかかるとは誰が予想してたんやろか・・・

2022-11-06

anond:20221106023526

選挙で選ばれた文民政治家が、平和憲法の陰で災害誘発活動をしないという保証は、実はないよね

小沢専七郎など法律関係者の軍事物資ブローカーは、公職追放も受けないで福島議員になれてるし

裁判所農民土地勝手仮処分命令出して、小沢会社の所有にしていたこともあったし(日本土地造成事件

福島原発とかできる前から怪しいぞ

2022-09-10

9条とは死んでも闘わないという覚悟なのだと思っていた

死んでも闘わない、戦争するくらなら無抵抗死ぬ

そういう理想であり覚悟平和憲法だと思っていたんだけど、実際には単に「こちらが武力を保持していなければ向こうも仕掛けてこないだろう」という頭お花畑が多かったんだね。そんなわけないのに。

2022-07-17

若い方がマジで一億円貯める方法

前提①アメリカと全世界経済破綻しない。

前提②破綻すれば先に逝くのは日本円日本銀行、、。

(これは論理的に間違いない)

前提③日本の失われた三十年が、四十年に突入している今現在戦後スキーム平和憲法財政法を変えられずに五十年に 向かう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

対策

一番普通の全世界アメリカ投資信託を一番普通に月次積み立てする。

早く結婚してダブルインカム年収1,000万円達成。

夫婦副業で更に投資金額を上積み。

質素倹約に暮らす。

日本政府や年金や円は一切あてにしない、除外して考える。

住宅ローンを組まない、お金を貯めて築古を何軒も買い回し、住んでから貸す。

貯蓄型の保険に入らない(非常に不利)。

自分いくらやっても楽しいことで、自分を含む周りのいいねに貢献する。

月次積み立て金額は8万円以上、40年以上。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

結論

上記実行で65歳時には、金融資産不動産で 一億円超えます

2022-07-12

anond:20220712205226

外交のためには「アメリカ軍をこき使うだけ使って自分たちは手を汚さなくていい」日米安保と「絶対的正義立場を得られる究極のお題目」の平和憲法という最強コンボを維持した方がいいよねー。

「俺たちはアメリカみたいに君たちの国に攻め込んだりしまへんで〜心優しいマンガアニメの国やで〜うちに攻め込むということは愛と平和敵対する悪者ということやで〜」と言って文化侵略するのに最適なんだよなー。

anond:20220712132433

機能してたら切り取りを防げたの?

違うよね?

「軍備があれば戦争は起こらない」ではなく

相手を上回る軍備があれば戦争は起こらない」だよね。

場合によってはそれでさえ戦争を防げない。

プーチンのような狂った独裁者の一存でも戦争は起こるからね。

日本はどのくらい防衛費を増やせば中国軍事力に対抗できるの?

それで本当に中国との戦争を防げるの?

どこまでいってもそんな保証なんてないんだよね。

じゃあ今までどおり最低限の軍事力アメリカを利用しつつ

世界中平和憲法アピールして中国悪者にしていくのでいいんじゃない

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