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2018-05-04

1+1+1は2だと思う

Vtuberの登場で、やっぱり顔はいいに越したことはない、って証明されたよね」

 わたしたちコメダ珈琲新宿御苑前店で一服していた。いとうは爪で髪を掻きつつ続けた。

ドゥルーズは『千のプラトー』で顔は記号だけど同時に身体でもあるから政治的ものだ、って言ったわけじゃない? で、顔の美醜を問うのはポリティカルインコレクトだってことになった。けどこれは、まさに悪しき民主主義だよね。アリストテレスは『二コマコス倫理学』で、少なくとも顔の醜くないことを幸福の条件に挙げてるけど、古代ギリシャから現代までに民主主義記号化してるんだよね」

 他人がきけば白眼視するようなことを言う。そうした話ができるだけの知性を見積もられていることは心地いいが、いつもわたしがきき役だ。

 いとうは神経質そうな険のある顔をしているが、ひとによっては美人とみるだろう。わたし彼女の顔をみるたび、坂口安吾の『白痴』に書かれている、狂人の「風采堂々たる好男子で……常に万巻の読書疲れたような憂わしげな顔をしている」という描写を思い出す。

「ひとの顔をじっとみないでよ。たいぼくちゃん、繊細そうにみえて、そういうところ図太いよね」

 いとうは愁眉を寄せた。

「――お待たせ」

 倫理わたしたちに声をかける。黒のカットソーで、シースルーレースが首周りから両腕を覆う洒落た服だ。それを着こなすだけの顔立ちをしていた。アップにした髪型が、服と調和している。彼女ほど顔立ちが整っていると、髪はまとめた方が素の魅力を出せていいのだろう。

 倫理をみると、ときどき冷たくて薄い靄のような感情かられる。

「遅い」

「ごめん。バルトで『ラブレス』みてた」

セックスするとネコミミのとれるマンガ? 女子ゼロいいよね」

 わたしがいうと、倫理は苦笑した。

アンドレイ・ズビャギンツェフ監督の新作。失踪した息子を探す離婚協定中の両親のはなし。郊外舞台なんだけど、途中から延々と廃墟の場面になって、それがいいんだ」

証券って忙しい?」

 いとうが尋ねる。遅刻への当てこすりではなく、ただ気になっただけだろう。

営業そうかもしれないけど、ディーリングは定休が決まってるからそうでもないよ。うちは外資リテール部門がないしね」

 待っているあいだ、何をはなしていたか尋ねられる。いとうが説明すると、倫理は笑った。

「たしかにダナ・ハラウェイのサイボーグフェミニズムはそういう論旨だね。ただそこまでいくと、むしろチャンの『顔の美醜について』みたいに、みる側の感情操作する方が自然な気もするな。『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の〈情調オルガン〉みたいにね」

 倫理はいとうのはなしをすぐ理解して、気の利いた返しをした。そのことに体内が熱くなるような感覚をおぼえた。

 店を出て、新宿御苑沿いに新宿駅に向けて歩く。二人が話しているため、わたしはその後ろをついていく形になった。他意はないとわかっていても疎外感をおぼえる。

「でも、Vtuberアンドロイドでもただのキャラクターでもないでしょ。だからナマモノと同じようにあつかわなきゃいけないわけだし」

 そう口を挟む。いとうは歩きつつふり向いた。

カントは『純粋理性批判』で対象物自体として存在していて、人間はそれを超越論的主観性において認識するのみだといった。で、ハイデガーは『存在と時間』で、そうした直観主観性にすぎないと批判して、現象学でもって実存存在者を存在させると定義しなおした。存在論的にいえば、ヴァーチャルYouTuberという架空人格存在する、あるいは存在しないというどちらの立場も幼稚すぎる。他人人格ですら、無条件に存在するとはいえないんだから。まあ、未成熟なひとは自分理想像を押しつけることで、他人人格所与のものとしてあつかうけどね。そういうひとが勝手に本人を代弁して、ナマモノダメだとか言いだすわけ」

常識範疇なら、そういう代弁もいいと思うけどね。二次エロとか。ただ本人がナマモノを解禁してるのに頑なにナマモノ禁止するひととかは、そういう主観論に陥ってるんだろうね」

「だからVtuberについていえば、Vtuberとしてした百合営業に〈中の人〉が触発されて、それがまたVtuberとしての百合営業につながるというような、循環的な重層性があるわけじゃない。実在非実在二元論じゃないでしょ。ウンベルト・エーコの『ヌメロ・ゼロ』もそういうことを主題にしてるわけでしょ? 『存在と時間』では記号をただ指示するものでなく、それ自体がもろもろの記号構造を暗示するものとしているけどね。でも、常識範疇ってなに?」

 いとうは苛立たしげに髪を掻いた。

Vtuber自然人としてあつかうとして、どうして身体属人性を与える方向にいくかなぁ……、それなら自然人の身体人格とは別個のものとする方向にいくべきでしょ。天与のものである身体人格と同一視して自然権を認めるのは、明らかに不合理じゃん。だからグレゴリーマンキューも皮肉で〈身長税〉を提唱したりするわけでしょ。……、え? マンキューくらい専門外でも知っておきなよ」

 議論めいてきて、倫理の口調も熱をおびてきた。自然わたしは無言になる。

そもそもVtuber著作物と見なした方が簡単じゃない? 〈中の人〉はVtuber演者としての著作隣接権もつわけ。二次エロには著作隣接権著作人格権に準用して対応すればいい」

「ちがうね。マッピングで体をリアルタイムに同期させてるVtuberはVRよりARの方が近い。もちろんARみたいに空間認知人格投射するわけじゃないけど、運動感覚でも同じことがいえるでしょ」

身体人格から分離するのが進歩的なのはわかったけど、テクノオプティミズムすぎるよ。こんなことをいうと、イーガンSFに出てくる保守主義者みたいかな。けど一般論として、エロが一部のひとに不快感を与えるのは事実でしょ? 前から思ってたけど、自分に関わることだとすぐ感情的になるくせに、他人には正論を押しつけるよね」

自分に関わることな感情的になるのは当りまえじゃない? 正論を曲げる理由はないよ。倫理こそ、他人配慮してるようだけど、等しく他人を見下してるだけでしょ? あと、テクノオプティミストでけっこう。わたし原発推進派だし」

 感情露出して落ちついたのか、いとうは息を吐いた。

倫理のいうこともわかるよ。でも、制作者の意見もないのに他人規制しようとするのはただの自治厨だと思うな。そういうファンは決まって創作をしない側だよね。創作ができないから、その代わりに自分ルールを考えて、それをコミュニティ強制しようとすることで存在を主張しようとするんだ。まあ、そういうファンはどこのコミュニティにもいるから、無視する以上のことはできないんだけどね」

 いいながら、いとうは自分言葉でふたたびイライラしてきたようだった。いとうは神経過敏だ。紙やすりのようだと思う。

 いとうが自家中毒めいて、自分言葉で気分を荒立てているのを察したらしく、倫理は優しくいった。

自分他人のあつかいに差があるのは当然だけど、いとうの場合、それが甚だしいってことをいったつもりだったんだけどな。あんたみたいなディスコミュニケーション女にもわかるようにいってあげると、誰もがあんたみたいにコテハン擬人化されて喜ぶ人間ばかりじゃないってことだよ」

「なるほど…」

「あ。いまのでわかるんだ」

「いとうの見方個人主義的すぎるよ。後期ヴィトゲンシュタイン言語ゲームも、そういう分析哲学に対する批判としてあるわけでしょ?」

 それから、しばらく誰も話さなかった。黙々と歩く。倫理雰囲気を変えるようにいった。

「そういえば、たいぼくってウケるんだよ。前に泊まりにいったとき料理をつくったんだけどね。カレーにするつもりで牛筋を煮込んでおいておいたら、朝にたいぼくがコンソメスープだと思って飲んでたんだよ」

 いとうは爆笑した。

「たいぼくって本当に生活力ないよねー」

 倫理に囃す。「それにしても、あんマメだよね。よっ、家父長制」

 倫理は本気で不快そうな顔をしたが、いとうは気づかなかった。

都庁って変なデザインだよね。すくなくとも都の庁舎じゃないでしょ」

 遠景に都庁みえて、なんとなくいう。

「いや、あれは自生する秩序の象徴から都市役所としてふさわしい建築だよ。エッフェル塔と同じ」

 わたしが疑問に思っていると、倫理解説した。

ロラン・バルトの『エッフェル塔』だよ。『あらゆる時代、あらゆる映像、あらゆる意味に通じる純粋表徴であり、拘束のない隠喩』ってね。具体的にどういうことかは、ルイ・マルの『地下鉄のザジ』をみればいいよ。『地下鉄のザジ』ではエッフェル塔の内外から鉄塔の無機質な幾何学模様が無限に顔をもつところが撮影されているから。『地下鉄のザジ』の原作者が『文体練習』のレーモン・クノーっていえば、わかりやすいかな」

 なんとなくおもしろくなく黙っていると、いとうがいった。

「でも、そういう意味をもたないことを意図した無機質なデザインなのに、結果として都市ランドマークになってるのは皮肉だよね。そうそう、ケヴィン・リンチは『都市イメージ』で都市認知地図における主体を〈パス〉、〈エッジ〉、〈ディストリクト〉、〈ノード〉、〈ランドマーク〉の五つに分類したけど、これはプロファイリングのGCT犯罪地理探索モデル)に利用されているんだよ。〈犯人の標的捜索行動は居住地から離れるにつれて犯行に及ぶ確率が単調減少する〉、〈居住地の近隣に犯行の行われない地域存在する〉、という二つの仮説のもとで距離独立変数とする距離減衰関数を導出するんだ。もちろん、それだとただ犯行地点の二次元的な分布の平均を求めるだけだから、ここに認知地図を当てはめるわけ。たとえばエッジに近づくと距離が縮小するとかね。平山夢明の『独白するユニバーサル横メルカトル』は、これを種本にしているんだよ」

 往来でプロファイリング平山夢明について語るいとうは完全に異常者だった。

「そういう自生する秩序の象徴をもそのうちに組みこむのが、自生する秩序なんじゃないの?」

 倫理皮肉げにいった。

そもそも新宿のもの意味をもたない記号都市なんだよ。大政奉還前は飯盛女のいる宿場戦前遊郭戦後闇市復興期は赤線地帯。七一年京王プラザ建設を皮切りに七〇年代高層ビル建設されて、九一年都庁移転するまで、ここは周縁だったんだよ。都庁にふさわしい場所でしょ? ちなみに、いわゆる〈新宿二丁目〉は二丁目の北側だけで、二丁目と三丁目は御苑大通りで隔てられてて、歩行者天国地下道もそこで途切れている。で、ご存じのとおり二丁目は都市から外れて住宅街モザイクになってる。つまり、二丁目は周縁の周縁ってわけ」

 そこまでいって、倫理は表情に翳を落とした。

「まあ、これは殊能将之が『キマイラの新しい城』で六本木についていったことを、新宿転用しただけなんだけどね。〈キマイラの新しい城〉っていうのは復元された古城と同時に、六本木ヒルズのことも指してるんだ」

「いいじゃん。ロラン・バルトによれば日本のものが『記号帝国』らしいし」

殊能将之って『波よ聞いてくれ』に引用されてたよね」

 倫理は頷いた。

「『黒い仏』だね。柔むげさんがさ、いつか『殊能将之読書日記』に感動してたじゃん。わたしはそれがわかるんだよね」

 歩きながら、倫理Kindleの端末を開いた。

「『殊能将之読書日記』ではフリッツ・ライバー長編への見方が顕著かな。殊能将之は〈ほとんどエロゲーの世界〉とか腐しながら読んでいるんだけどね……。その皮肉さがわかりやすいのが『A Spectre Is Haunting Texas』だよ。殊能将之は『幽霊テキサスに取り憑く』と訳しているけどね。月周回軌道ステーションまれ主人公が、第三次世界大戦後のアメリカにきたら〈テキサス国〉になってたってはなし。日本でいうと〈「第3次世界戦後大阪日本支配するようになった時代大阪人は全員きんきらきんの漫才師ルックで、『なんでやねん』『そんなアホな』などとしゃべっている」みたいな設定〉ってこと。テキサス国の首都テキサステキサスダラスで、街にはケネディ暗殺を記念した黄金モニュメントが建ってるの。教科書倉庫の窓から突きだす銃身とオープンカーのシャーシのやつ。で、テキサス国の政権交代大統領暗殺でおこなうのが慣例なの。爆笑じゃない? で、まあギャグ小説なんだけど〈A nation nurtured on cowboy tales and the illusion of eternal righteousness perpetual victory. カウボーイ神話永遠に正しくつねに勝利しつづけるという幻想に養われた国。〉とか書いてあって、痛烈にアメリカ批判しているわけ。だからアメリカでは出版できなくて、タイトルだけイギリス英語の〈spectre〉の綴りになってるんだけどね。ちなみに日記には追記があって、このタイトルは『共産党宣言』の〈ヨーロッパ共産主義という亡霊が徘徊している〉のパロディだと教えられたからってタイトルの仮訳を訂正してるんだけどね。教えたのは中村融なんだけど」

 倫理はひと息ついた。

世界にこういう視座をもっているひとは生きるのが辛いよね。そういうひとを理解してしまうひともね。ナボコフの『ロリータ』もそういうはなしだよね。嫌味で文学趣味スイス人が、延々とアメリカ呪いながら一人の少女を愛するはなし。柔むげさんは、そういうところに感じたんじゃないかな。で、わたしもそういうひとたちに片足を踏みこんでいるからそれがわかるんだよね。だからわたしは『程』では灯が好き」

「あ。そこにつながるんだ」

 まったく予期しない展開だったためにおどろいた。が、いとうは思うところがあったらしく、無言で前を見つめていた。

 新宿駅みえてくる。

「そういえばたいぼくちゃんお酒買った?」

キリンをまとめ買いしておいたけど。あ、あとポテチカップラーメンも買っておいた」

 そういうと、いとうは爆笑した。

大学生じゃん」

 倫理も苦笑しながら言う。

「ここの成城石井ワインチーズを買っていこう。あ、でも、それならクラッカースモークサーモンハムを買っていって、ムースをつくった方がいいな。素材の味が出るから、いいものじゃないとおいしくないんだよね」

 買物をしてからJRのコンコース階に移動する。倫理カードで決済して、わたしお金を使うことはなかった。

「ごめんね。一応、ホストなのに」

 いとうは笑って「出世払いにしなよ」といった。

 倫理は微笑していった。

「それにたいぼくちゃんからモラトリアムの気配をもらってるところがあるからね。わたしも……、わたしたちもこうして社会人鋳型にはまってるけど、それが仮初めのものだってことを思い出させてくれる」

 コンコースでは大勢のひとが行き来していた。天井からは各路線を案内する表示板が大量に下がっている。これらの記号が指示するものなかにわたしたちのいく先もあるのだな、と思った。

2018-02-04

恵方巻なんてコンビニ業界最近つくった風習から気に入らない、というのが最初

ちなみにこれは嘘で、最低でも100年前からある。全国に広まったのが最近なだけ。

また丸かぶりをしないだけで巻き寿司節分に食べる家庭も多かった。

次に、恵方巻遊郭風習海苔巻きは男根見立ているか下品、という理屈否定する人が出てきた。

明らかに恵方巻が気に入らないか理由を後付けで探した」という感じだが、これも遊郭風習だったという根拠はあっても男根見立てたという根拠はなかったので微妙に定着せず。

それで去年あたりから恵方巻の大量廃棄の問題が報じられるようになって、恵方巻アンチが飛びついたというわけ。

2018-01-15

時代劇戦時中までが舞台ドラマなどで

食い詰めた庶民が娘を遊郭に売るなんていう事が当たり前に描写されているわけなんだが、

当時同一国民とされていた他民族の人が同様の扱いをされていた件についてだけシビアな人がいるのはどうしてなんだぜ?

ネイティブ日本人貧乏人もひどいもんだったはずなんだが。

2017-10-25

anond:20171024205956

江戸時代昭和一桁年代とかなんかは、直ぐに子供は働かされたりしたし。

昭和初期とかには、貧農の娘は遊郭に売られたんだぜ。

だって洗濯機なかったんだぜ。

トイレは、くみ取り式、ガスでは無くて、炭火で焚いていた。

  

女性社会進出出来るようになったのは、教育のお陰だ。

最近は、ルンバ食洗機乾燥機が新種の三種の神器と言われる。

科学技術家電メーカーの開発のお陰だ。

  

 

不登校とか、20年ぐらい続いている問題ではあるが、

過去日本に比べたら、幸せな状況では無いのかな。

思考実験云々よりも、歴史から学ぶべきでは無いのかな。

  

2017-10-13

anond:20171013184649

メンヘラが多いしね、

あと風俗街はだいたい元赤線とか元遊郭、投げ込み寺が近くにある

霊と出会可能性が高いのかもしれない

2017-09-05

連邦遊郭は似てる

見せて貰おうか。遊郭軍のモビルスーツの性能とやらを

2017-09-04

東京は忙しい

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170904/k10011126601000.html

元禄地震が来れば街には傾奇者が溢れ遊郭に通い人形浄瑠璃熱狂するようになる。

北の核ミサイルが炸裂すれば一転サイバーパンク世界になる。

2017-08-28

https://anond.hatelabo.jp/20170828174526

なるほどなあ

思っているからこそそれっぽい態度は出せない、か

言われてみるとなかなか深いな

俺は割と古来の遊郭文化とかも好きだし、幸薄い女のストーリー妄想するのも好きだし、なにぶん風俗行ってる当時は女に不自由していたわけだから嬢はありがたかったし、嬢は嬢として趣を感じて好きだったんだよな

日々の食事感謝するような面はあった

うーむ、難しいな

2017-05-13

詐話師吉田清治の亡霊

従軍売春婦問題国連委員会日韓合意見直し勧告したそうだが、従軍売春婦慰安婦ともいう)は詐話師吉田清治が金のためにでっち上げた嘘なんだろ?

なんでそんな嘘話が原因で日本がとやかく言われなきゃいけないんだ!

韓国北朝鮮中国が作り上げたでっちあげをまだ国連は信じているのか?

当時の日本朝鮮も貧しくて、日本なら遊郭朝鮮ならキーセンに娘が身売りされたことがあった。

日本軍が人さらいをしたことなんて無くて、キーセン借金のカタに娘を連れて行ったのだ。

非難されるべきは詐話師吉田清治記事を連載して世界を惑わした朝日新聞朝鮮キーセン経営者じゃないのか?

当時のキーセン経営者が今どこで何をやっているか知らないが。

2017-04-26

童貞ソープで捨てた

今まで25年間の人生彼女ができたことがない。

一生懸命恋愛しようとした。オシャレの勉強もした。女子が好きそうなカフェも探した。一生懸命LINEのやりとりしたりして、頑張ってアタックした。デートにこぎつけた人もいた。

なけなしの勇気を振り絞って告白もした。だけど、どの人もダメだった。自分恋人として、異性として見てもらえなかった。

そんなこんなで童貞のまま25になった。

このまま死んでしまうんじゃないか。誰にも求められないまま、誰かと愛し合う喜びを知らないまま、死んでしまうんじゃないか。そんな気がした。一人ぼっち未来が見えて、苦しかった。

友人に童貞であることを話した。そうしたら、風俗童貞を捨てることを勧められた。とりあえず、一回女の子身体を知ることは悪いことじゃないと思う、と言われた。

ものは試しだ。もうこの際、体裁なんて気にしていられない。ともかく、愛し合う喜びを、バーチャル恋愛ごっこでもいいから知りたいと思った。

Google検索して出てきたソープに予約の電話を入れた。年上のお姉さんを指名して、当日をまった。怖かったけど、決めたことだからやりきろうと思った。

当日。東京の某所で待ち合わせて、車でドライバーさんにピックアップしてもらって、吉原遊郭に行った。

お店に入って、お金を払って、アンケートを書いて、自分名前が呼ばれるのをまった。

名前を呼ばれて、部屋に行った。

風呂場にベッドがついたような不思議空間だった。

自己紹介をして、自分童貞であることを、風俗が初めてであることを伝えた。そうしたら、リードしてくれた。どうしたらよいのか、一から丁寧に教えてもらった。

自分で服を脱ぐように言われて脱いだら、今度は、お姉さんの服を脱がせるように言われた。

恐る恐る、お姉さんに触れた。まるでガラス細工に触るかのように。ゆっくり、丁寧に、一枚一枚脱がせた。

下着姿になった。アダルト雑誌の表紙とかでしか見たことがない女性の下着姿。それが目の前にあることが信じられなかった。下着もとってほしいと言われた。

恐る恐る、ブラを外した。パンツも恐る恐る下げた。

お姉さんが裸になった。

美しい、と思った。不思議と興奮はしなかった。ただ、美しいと感じた。女性身体ってこんなにきれいだったんだって思った。

胸のふくらみも身体のクビレも、局部の花びらも、脚の曲線も、全部が美しくて、愛おしかった。

気がついたら、ベッドでお互い横になって思わず抱きしめあっていた。

キスをした。その優しい微笑みが愛おしくてキスをした。女の人の唇ってこんなに柔らかかったんだって思った。

身体をなでるように触った。胸の膨らみも初めて触った。やわらかくて、すぐにとろけてしまいそうだった。

いい匂いがした。星野源は「くびすじのにおいがパンのよう」と歌ったが、そんな感じだった。甘い、優しい香りだった。

胸をしゃぶった。ガラス細工のように繊細なこの女性乱暴にしてはいけない、と思った。だから、愛おしむようにしゃぶった。

気持ちよさそうに喘いでくれた。お芝居だったのかもしれないけれど、それでも嬉しかった。

お姉さんは僕の息子に触ってくれた。こんなクソ童貞局部なんて大した価値もないだろうに、まるで子どもを愛おしむ母のように優しく触ってくれた。

僕の息子をしゃぶってくれた。舌触りでわかる。本当に、大切にしてくれた。とても気持ちがよかった。

お姉さんの局部も見せてもらった。初めてみる女性の花びら。

綺麗だった。全てを包み込むような、そんな感じがした。

「指をいれてみて」と言った。入れてみたら、中は暖かかった。ここに僕の息子が入るのかと思うと不思議だった。

お姉さんは「舐めてみてほしい」と言ってくれた。やり方がよくわからいから、恐る恐るだったけど、舐めてみた。舌使いは下手くそだったろうけど、できるだけ丁寧に、目の前の人を愛おしむように、花びらが痛くならないように一生懸命舐めた。

「優しくしてくれて嬉しい」と言ってくれた。

僕の息子が勃起して固くなっていたので、「中に入れてみる?」とお姉さんは言った。

本当はそのままの衝動に駆られていれたい気持ちでいっぱいだったけど、星野源が「セックスするときはちゃんとゴムつけろ」って言ってたから、ちゃんとゴムをつけた。

恐る恐るいれた。お姉さんが花びらの奥に導いてくれた。

暖かかった。包まれているような幸せな感じがあった。

腰を一生懸命動かしたけど、うまくいかなかったから、お姉さんに動いてもらうことにした。

すごく興奮した。気持ちよかった。一人でしごいていたのなんて、比にならないくらい心地よかった。

動きながら、キスをした。胸のふくらみもなでた。愛し合うってこういうことなだって実感がもてた。

今までずっと空っぽだった心が満たされた気がした。

興奮が最高潮に達して、イッた。お姉さんの中に(いや、厳密にはゴムの中にだけど)僕の白いカルピスが出てきた。

イッたあとにお姉さんが察してか、キュって締め付けてくれた。僕の息子のカルピスを求めるかのように。

カルピスが出終わった時、お姉さんの外に出た。

「たくさん出たね。興奮してくれたんだね。ありがとう。」と言ってくれた。

またキスをした。バーチャル恋愛なのはわかっている。わかっているけれど、目の前の人が愛おしくてキスをした。

「ありがとう」と僕も言った。

その後も、あんなことやそんなことをしながら、イチャイチャしてすごした。愛し合って、お互いを愛おしんだ。

そして時間が来た。お別れの時間だ。

終わってほしくなかった。こんなにも愛しあった人と離れてしまうのが苦しかった。

手を繋いで出口にむかった。

「初めての体験に私を選んでくれてありがとう。優しくしてくれてありがとう。」とお姉さんはいってくれた。

「僕の初めてになってくれてありがとう」と僕は言った。

そして別れた。

自分人生で一番濃密な100分だったかもしれない。こんなにも愛おしい気持ちになったのは初めてだと思う。

バーチャル恋愛ごっこなのはわかっている。だけど、間違いなく愛し合っていた。求めあっていた。本当の恋人と求め合うのはこんな感じなのかなと思った。

そうして、僕の100分間は終わった。

そして日常へと帰った。

これからどうしたらよいのか、わからない。だけど、一度でも「愛し合う」という経験をしたことは無駄じゃないと思った。

世の中の童貞諸君。一度、体験するのは悪くないと思いますよ。僕はバーチャル恋愛ごっこであっても、「愛し合う」という行為尊いものだと思った。

今は恋がしたい。バーチャルものじゃなくて、本当の恋。そうして、本当に好きな人と肌を重ねたいと思った。

できるかな。できたらいいな。

2016-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20161201044807

映画遊郭リンエピソードカットされたのは、予算と尺の都合でプロデューサーから説得されたからで、監督は当初リンエピソードも含めた原作丸丸の絵コンテを作って、全部映画にする気まんまんだったんだけどな

今後、売上げと評判が伸びればカットされた部分もアニメ化されるんじゃないの

http://anond.hatelabo.jp/20161128234150

絶賛の大半がすず一家を、あの時代の「普通」にしちゃてて気持ち悪い。

すずはかなり変わってるし。原作でも周到な狡さで悲惨さを隠蔽しちゃってるけど。

娘を居場所も顔も知らない家に住所の紙きれ一枚持たせて嫁がせるとか。

初対面、結婚式初夜のお努め、翌朝から家事炊事。

顔も知らない結婚相手は都合よくも、すずを好きで初恋の男より細身でイケメン

から処女なのに初めてあった男と抵抗もなく性交してる女性なら気味悪さや抵抗を感じても普通のはずが

なんとなくスルーされるようになってる。

ごつい初恋男よりブサメンでムキムキなんて方が可能性あったろうに。それだと陰惨になるから

優男なんだろう。すずは大ラッキーなわけで。

すずって名前のせいで連想しちゃった金子みすずなんか親に言われて結婚させられ

夫は浪費に浮気淋病みすず感染させ、彼女から詩作自由も奪った。

耐えられなくて離婚したが、淋病に苦しみ27歳で自殺してる。

当時の結婚は、そう甘くない。

舅姑ご近所はいい人ばかり。

あんなにラッキーな例は「普通」じゃないわな。

アニメの方は夫の元カノ遊郭に行ったリンも描かれてないっていうし。

そりゃ綺麗過ぎで、ますます普通」じゃない。

http://anond.hatelabo.jp/20161130122313

2016-11-30

この無数に重なり合う世界の片隅に。

終盤唐突差しまれる、被爆したとおぼしき、右手がずたずたになって、左手少女と繋いで焼け野原を歩く女性

これは、すずだ、と。

これは、本当の、すずだ。

すずさんは、広島で、子供かばって、被爆したのだ。

普通に、当然のように、そう思った。

始めに言っておくんだけど、多分こういう解釈はあちこちで出てて、多分「原作読めば分かるけど、それはこうだよ」って否定されてると思う。実際、原作を読めばそれだけで氷解する、阿呆みたいな、とんちんかんな、暴走妄想なのだと思う。

別にそれでいい。

ただの、原作未読で、映画も一回しか見てない僕のモウソウだ。「トトロで、サツキとメイは実は死んでました」のたぐいの話だ。

ただ、僕には、そう見えてしまった、ということをメモっておきたかった。

終盤に唐突に現れる、焼け野原を歩く女性は、すずだ、と思った。

本当のすず。

現実のすず。

今、そうであるすず。

じゃあ今までのは全部夢だったのかな。すずの妄想だったのかな。彼女はとても夢見がちで、どこかぼんやりしているのだ。

でも、思い返すと、すずが妊娠したんじゃないか?ってなった時、医者から出てくる様子が映されたのみで、どうなったか結論が何も出てこない。

勘違いだったのか?

食べ過ぎとかか?

生理不順か?

それとも……流産した?

それは、劇中では語られてない。まるで、触れてはいけないことのように、一切触れられない。

世界はこの時、分岐していたのではないか

流産した世界と。

無事に月を重ね、広島に帰って出産し、育て、そして……そして原爆に遭い、子供かばい、右手を失い、ほどなく死に、ウジに、ハエたかられる世界と。

たとえば、お義父さんがすずと晴美を米軍機の銃撃からかばったあとに、ばったり倒れたまま起き上がらないシーンがある。直後、徹夜してたために爆睡しちゃったのだ、と笑い話になる。

たとえば、すずが海と軍艦を絵に描いてると、憲兵に目をつけられ、手帳は取り上げられ、家まで押しかけられて家族皆が詰問される。直後、このすずさんが間諜って、そんなあほな!と笑い話になる。

シリアスになると、直後にお笑いオチになる。

本当の未来は違ったのではないか。あの時、お義父さんは米軍機の銃撃で死んでいたのではないか憲兵に目をつけられたすずは、そのまま連行拷問の末、獄死したのではないか

そうなった未来をすずは、棄却し、そうでない未来選択し直していたのではないか

どうやって?

そりゃあ、右手で。

すずの想像力の源、生きる力、癒やしの力、生み出す力で。

から、晴美の事故を、やり直せなかった。一緒に右手を失ったから。もう、左手でいがんだ世界しか描けなくなったから。

から原爆も。

でも、じゃあ、あれは、一体なんなのか。原爆焼け野原で、「本当のすず」が連れていた少女は。その子と「すず」が出会い、引き取るのは。

どうともしようがない。合理的な上手い説明など思いつかない。ただ、いくつか思うのは、もう世界線というか、時空は入り乱れてるように思う。原爆エネルギーなのか、なんなのか。

すずは幻想右手を取り戻して、いがんだ左手風景は消えて、そして鬼いちゃんは南方で毛むくじゃらの化物になり、ワニの嫁さんをもらって、過去の人さらいとなって、すずと周作を出会わせる。

貧しい生家から裕福な家に奉公に出され、奉公から出奔し、草津の家で座敷童になり、遊郭に拾われ、遊女となった、(そして「今」は空襲で死んでしまった)ひとりぼっちのりんの隣に、すずの幻想右手は、自分の姿を描き入れる。

ならば、もうひとつ世界の流れの、原爆惨禍に遭ったすずは、そうならなかった世界の流れのすずに、自分の娘を託すぐらいの事は出来たのではないだろうか、と僕は思うんだ。

その程度の奇跡は、起こせてもいいんじゃないかと思うんだ。

2016-11-20

北條リン物語

映画この世界の片隅に」を見てきた。

私はこの原作である漫画が不朽の名作であると思っていて、それを2時間の間口の広い映画として結実させた片渕監督は素晴らしいし、

映画は大変な傑作であるなと思いながらも、原作ファンとしてやはりどうしても白木リン物語割愛されていることが残念に思う。

そして、こちらのブログを読んで、ユリイカを買ってきて読んだ。

ユリイカこの世界の片隅に感想 【片渕監督の込めた「すず」という少女への愛】

http://www.club-typhoon.com/archives/8332896.html

短く綴られた理由にとともに

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「そこをつくらないと話にならないよ」って文句を言う人が出てきて、また続編をつくれるかもしれない(笑)

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という一文があった。

そうか、そうであれば存分に、めんどくさい原作ファンとして「話にならない!」と言わせてもらおうと思う。

以下、原作映画ネタバレどころか個人的妄想まで含まれるので、未読・未見の方は読まないことをお勧めします。

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すずは、絵を描く人である

基本的にはおおらかで、健やかな人であるけれど、少しぼんやり天然なところがある人として描かれている。

たぶん絵を描く人には同意してもらえると思うけど、絵を描くのが好きな人の一部は、現実自意識の間に透明のキャンバスというかレイヤーを持っていて、現実をそのレイヤーを通して見ているようなところがある。

それがない人と比べてほんのわずタイムラグがあったり、レイヤーおかしな働きのせいで見えている世界が違ったりすることがある。

ただ、それは彼女現実直視できないということではない、表には出さないがむしろ人一倍繊細に世界を感じる感受性を備えているのである。そのことは波のうさぎや白木リンとのエピソードなど、随所に現れていると思う。

そして、この物語の影の主役「白木リン」。

ほんの少し運命が違えば(具体的には周作の母が足を悪くしなければ)「北條リン」であったかもしれない女性である

周作はどうやら上官の付き合いで遊郭にあがりリン出会い、そして良い仲になった。ただ、おそらく身請けのための支度金の問題や、親族の反対にあい、そうこうしているうちに母が足を痛めたために、家に女の働き手がどうしても必要になった。そこで周作は「幼い頃出会ったあの女性であれば」と無茶を言ったのだと思われる。半分以上、探し出せなければそれでよい、という気持ちもあったのではないか

それがすずに対し後ろめたい北條家の秘密であり、何も知らずそれを受け入れるすずに対する周作の姉、径子の苛立ちの原因でもあっただろう。

径子は、おそらくそ性格からしてこうした企みに反対だったのだろうと思う。(映画の径子は本当に良かった)

結局のところ、原作においてその秘密はバレるのだが、すずは「代用品」であったことをただ心にしまう。

それはのちに明らかになる、すずにも水原に対して秘めた思いがあったことと対となっている。

けっきょくそれは周作とすずの初めての喧嘩、という形でお互いに秘密をかくしながら本音晒すという場面に行き着く。

それまでのすずはどこかまわりへの遠慮や壁を感じさせるところがあったが、それ以降、すずはリンに(周作がどうやらリンの嫁入りのために準備した)リンドウの茶碗を渡すまでに強くなる。この場面、そしてそのあとの桜の中のすずとリンは本当に美しい。

その後のリンとすずの交流は微笑ましくも緊張を孕んだもので、戦火が激しくなってくる状況と相まって本当に言葉にならない。家と家族をめぐる問答など、これらの場面はやはり2時間映画に収めるにはあまりに複雑で美しくも悲しく、どうやっても難しかったと思う。

ただここにこそ、この物語の奥深い、それでもこの世界の片隅に生きていかねばならない悲喜こもごもの、この物語の核があったのではないか

舞台である戦時の状況はより深刻になってゆき、やがて大きな悲劇がおきる。

映画はそこにフォーカスをあてて、話をわかりやすく整理している。それはおそらく興行として正しく、そして映画から原作へというルートを大きく開いているのだろう。それはおそらく、成功している。

ただやはり、原作読了したあとに、北條リン水原すずだったかもしれない「もしも」を思いつつ再読した時に感じた、大きな驚きと感動につながっている部分、それが映画にないことが、私はやはり残念でならない。

エンドロール原作に近しいコマ形式の紹介はあったし、おそらくそれは「ゼイタク」な話なんだろう。

ただ、私はやはり「この世界の片隅に」には白木リンエピソード必要で、文字どおりそれがないと「話にならない」と思う。

私はこの作品が大好きで、映画も素晴らしかった。この素晴らしい作品が、この世界にあってくれて良かった。

ただ、やはりこの作品映画から触れた人は、原作も是非読むべきだと思う。ぜひ、リンさんの強さと美しさに触れて欲しい。

まりですね、第二回クラウドファンディングまだっすか?

2016-11-18

匿名からこそ書ける『この世界の片隅にチェックポイント

この映画日常アニメとしても評価されており、確かにそうと言える。

ほんわかした笑いの連続劇場空気は温かいし。戦時中舞台にしているというのに、声を出して笑える映画だ。

その一方で暮らし様式や知恵、戦艦飛行機、情勢、草、花、木、鳥、全てにおいてリアルに描かれている。

このアニメアニメだと思えないほどリアルだと感じられるのは、このせいである。

そういえば、8月公開の「君の名は。」でもこの問題については言われていた。

背景をリアルにすることで、実写を見る感覚に近づく話だ。

そこで気付いたのだ。

君の名は。」と「この世界の片隅に」の共通点を。

まずタイトルが変なとこで終わっているね。そんなことはどうでもいいんだ。

君の名は。話題になったのは音楽の使い方だった。これが凄く似ているんだ。

RADWIMPSコトリンゴ音楽で話を進める力を持つ。この世界の片隅に挿入歌も数曲あるので音響よろしいとこで見るとよろしい。

また「その日」にどうやって進むのかという焦燥感なども同じポイントだ。

ここまではツイッターにでも書けることだ。

問題はここから

君の名は。」で一番話題になったのは、なんだった?

RADWIMPS

リアル風景描写

展開?

うん、違うよね。

そうだね、おっぱいだね。

君の名は。公開当日は「おっぱい」でツイッター感想反響スレが埋まっていたほどだった。

三葉のおっぱいのシーンCMで見るたび、諸君はドキドキしたであろう。

おっぱいで感動させ、おっぱいで笑わせる。すごいおっぱい映画だったんだ。

更に追い打ちをかけるのが口噛み酒。これは新海監督の確信犯だ。酷い男だ。

え、なんでおっぱいの話をしてるのかって?

決まってるじゃないか

この世界の片隅に』のおっぱいシーンはみんな見るべきだろ…………!!!!!!

超真面目なアニメの中に数秒入り込む全裸シーン。大画面で見る横乳に、「あれ、どうして、こんなシーンが入ってるの…!?」と混乱すること間違いなしだ。

そのおっぱい主人公のすずさんのものでは無いんだけど(すずさん、あんなに乳なさそうだし)、これまた入浴しているすずさんに、おっぱいがかぶさっている絵というのが最高。

●RECがたくさんつきそうなシーンがあるのだ。

しかアニメ界でも尊敬される監督と、有能アニメ会社MAPPA」の作画でそれを見ることが出来る。

おっぱいあんまり、という稀有あなたにも薦めたいのだが、予告を見ていただいたら分かるとおりキスシーンがある。

もっというと「初夜シーン」がある。「事後」もある。

しかしこれがまた、真面目に丁寧に品よく作られていて、子供が見ても「?」となる具合。しか大人が見たら「うぉぉおおお」となる演出になっている。

さらにはNTR!?というシーンもアリ、しかも超作画で超セクシー。生々しくて、あの絵柄で(!)ドキドキするのだ。

主人公すずが「この子はもうまったく…」といったぼんやりした子なのだが、時々女の顔になる。その時の色気具合ったらありゃしない。

隙だらけの色気というのか…なんなのか。声も良いよね、リアルで…。

しか主人公を取り合うのが、二人とも最高レベルイケメンボイスを作っている細谷さんと小野Dなのだから、色気出しすぎてて男女ともにドキドキしてしまう。

さておっぱいの話に戻るけど、バスケシーンの三葉はノーブラである。流石にキャミソールくらいは着ているものと推測できる。

終戦前の庶民というと、ブラジャーはまだ無かった。乳バンドかいうのはあったようだけど、それもパッドがついているようなものではなく、帯だったようだ(暮らしの手帖より)

まり、「この世界の片隅に」で出てくる主人公すず(18歳~)、遊郭女性や、気の強い義理のお姉さん、近所の奥さん、妹といった魅力あふれる女性たちは、みんなノーブラということにになる。ちなみにロリまで出てくる。

いかがだろうか。この世界の片隅にを見に行かなければならない理由は、以上にある。

こんなことあの真面目な映画で長々文章にできるアカウントブログ存在する気配が無いのだが、正直みんな思っていることを代弁したまでだ。

後悔は無い。

ごめんなさい。

2016-11-16

この世界の片隅に」がとてもエロいネタバレ注意。

注意。

ネタバレです。せっかくのパズルの答えを書いちゃう無粋な事です。さらに、それが正解かどうかも怪しいです。





映画観て、原作読んで、一つ思った事がある。

あれ?これってエロくないか?

状況証拠としては、ちょっと不穏なぐらいにエロいぞ。

いきなりの嫁入り。ばあちゃんから性教育

そして初夜。すずさん緊張してるけど、周作から「昔会ったことがある」と言われて少し安心

きちんと事を済ます

いやほんと、ちゃんと出来てしまものなのね。女子コミュニティの中で、予習していたからなのかな。

そしてそれなりの感慨を持って朝を迎えるすずさん…なのだが、その余韻を楽しむ間もなく家事をこなさねばならぬ。

その辺のリアル感がエロい

で、6月防空壕での、いちゃいちゃキスへ。初夜2月だったので、まあその位の時間が経った。

すずさん、かなり慣れた感じ。初夜の頃の「義務を果たさねば」というのと違って、楽しそう。

数を重ねてきたんだな。

ちょっと自信を持ちだしたすずさんの成長がエロい

で、9月に入って、順調に妊娠きた!と思ったら間違い。生理不順。

遊郭リンさんとの対話子供を産むことについて、女同士だから出来る会話。

男子を産む義務」とか「遊女という職業観」とか、男が決めた世界から隔絶した世界

である周作も男である以上入っていけない世界

それなのに、この二人、同じ男と肉体関係があるわけで。エロいことになってる。

そして、そのことに気づいてしまうすずさん。

子供も出来ないということも重なってか、SEXに心が入らない。

いやもうなんか、生々しいことが描かれている。

そして12月例のアレ

幼馴染の水原がくる。

映画で観ると、この幼馴染感による心理攻撃特に痛い。

出す側も、それを受ける周作側も。

すずさんの心の中心と関係を結んでいるのはどっちだ?という攻撃

肉体関係を結んでいるのは夫である周作だけど、それも最近結べているかどうか…。

ただ、この攻撃心、嫉妬心って、本人達意識的にやってるわけでもなく、無意識で出てきてる感じがする。

男らしい強い身体を持つ水原と、運動音痴の周作というコントラストもある。

まあ、当のすずさん自身は、そこにあまり気づいてなさそうというのが、またなんともね。

さあそして、例のシーン。周作がすずさんを水原に貸し出す。

同情、共感嫉妬マウントを取る…いろんな感情無意識下の周作にはあるんだろうけど、

しかしたらマッチョ水原となら、すずさん妊娠できるんじゃないか?自分は雄としてはあまり強くないし。

もしそうなったらすずさんの苦しみも減らせるんじゃないか…などという感情なのか建前なのかなにかとてもぐちゃぐちゃしたもの

一方すずさんは逆に、もし水原とそうなっても子供が出来ないか問題ないと夫が思っているんじゃないかと。物扱いされるのかと。

この辺、3人の思惑や計算がどれほどあったのかわからないけど、結局水原プラトニックのまますずさんの心に刻まれ選択をする。

でも本当にそれで良かったのだろうか。すずさんの中心に存在できたかもよ。

エロいさらにここにリンさんを絡めると、感情はぐちゃぐちゃだ。




と、まあ、このようにとてもエロいんだけど、お気づきになられただろうか?

基本的女性としての日常である。ただ日常であった事だ。

そういう意味で、とてもエロい

2016-05-17

地方東京と俺

「都会人気質人間が全員都会に行ったら、非都会には非都会人気質人間しかいなくなるじゃん」というトートロジー的な思いを昔から持っている。これは、東京に行きたいのに行く根性のない自分に対する肯定から来る思いだろうか。それともこの戯れ言自体が、丸の内のシュッとした金融っぽい会社に颯爽と通勤する平行世界自分妄想なのだろうか。

四国某市で生まれ育ち、大学関西某市で暮らした。地元でも下宿先でも、味わったのは「アーケード商店街」の衰退だった。実家の近所には人口の割には人通りの多い(多かった)商店街があった。家族でよく行った「おたこう」の親父は連帯保証人になって知り合いの借金抱えてどこかで死んでしまったという噂を最近聞いた。下宿から原付きで川を渡って行った。たまに競輪も寄った。大学の居心地が悪かった俺は、好きだったアーケード雰囲気を味わいに、もしくは学生ほとんど見かけない空間でうろうろしたかったのか、その心境は定かではないがあの界隈をさまよった。人もまばらな、昔からやっていた百貨店がつぶれた。

隣の隣街のイオンに行く人間が多かった当時、俺は相当変わり者だったと思う。その頃から喫茶店銭湯巡り・レコードあさりサブカル漫画などに目覚めた。両親が無職だったため当時貧乏学生だった俺は、少年ナイフの某曲冒頭のメロディがかかる場所に行く交通費さえ惜しく、部活等の予定がなければ大抵は「市内」に出掛けていた。これを4年続けていたため、次第に都会を受け付けない体になっていった。

就活を期に坂の上に引っ越した。原宿がなくなったのでタワレコがなくなって大ショック。その時点で駄目すぎ。それでもDUKEにはよく通ったが。東亜も潰れた。街はシャッターだらけになった。年末年始くらいしか人が多くない。隣町のショッピングモールに行く奴ばかり。仕事もつまらん。彼女とも別れた。街でもモールでも小中高の知った顔に会う率が高すぎる。給料も安すぎる。なんか街も嫌いになるし文体適当になる。あの商店街にあったレコード屋って引っ越してクソになったよな~。そういえば原宿の跡地に明屋はいってたな。なんか、東京っぽい感じの。おしゃれ文具とかおしゃれカフェとかあるの。フーンって感じだった。

親戚の親戚の知り合いぐらいの人が会社をやっていて結構稼げるとのことだったので引っ越してまで転職したのに稼げなくて色々騙されたけどまた別の会社転職して、ここはある種の東京かと思ったが俺の幻想だった。もう出たほうがいいと思う。ここは京都バッタモンだ。ハリボテのような風景だ。あの美術館のおかげで戦火を逃れたという噂もあるが。引っ越し最初は新鮮だったがもう飽きた。ただ東京っぽさを出そうとしてる店も出てきた。東京東京しかないのにねえ。田舎者の考える東京という感じか。バーも、そういう感じの店が多い。

安定収入を得たのと出張で年に何回も東京に行くが、行く毎に魅力が増していく。大阪もそう。そもそも自動車社会って自体ダサいセンスない。サブカル知らない。馬鹿ドキュンが多い。皆程度が低い。一人で飲む奴・一人で外出する奴をバカにする・変人扱いする。俺はそういう事は絶対にしないぜ。車も持っているが、ほとんど使わないぜ。大体さあ、「車持ってないと生活できない」って、俺の地元の兵藤くん家族全員チャリで揃ってどこにでも行って「生活してた」けど、あいつらは「生活出来てない」の?違うだろ。単にみじめなだけだろ。もっと物理的な「クソ山奥」とかの話ではないのか。程度問題だろ。それが加速したせいでイオンばっか儲かりやがって。イオンが一番栄えてる地方都市って観光に行った時にイオンが一番なせいでそこ独自喫茶店とか洋食屋とか飲み屋とかその他ILLな店が全部潰れた後なんだよな。俺みたいに商店街自体が好きな旅行好きにとっては不遇の時代で、イオン肯定化する奴は全員敵ぐらいに思っているし最初に書きたかった事も忘れた。遊びに来る友達は皆いい街に住んでいると皮肉か何か分からないが褒めてくれる。地元の奴はこの辺には来ない。車が混むし来ても駐車場が高いから。金曜は職質されそうでヒヤヒヤしたが大丈夫だった。どの店に行ってもその話題でもちきりだった。居心地は正直いい。あと案外よそ者扱いされないというか。俺が鈍感だからかもしれんが。余談だがあの地区のはずれに、タランティーノ映画と同じ名前居酒屋があっておすすめ。あと林源十郎商店は文具好きにおすすめですねえ。あとオレ文具大好きなのでうさぎやのあるこの県は最高だなあと時々思う。長い。どうせ誰も読まないから俺の日記みたいなものか。

はてなのやりすぎで、東京絶対的な正しさに洗脳されてる気がする。シュッとしたITベンチャーでジットハブとかを使わないと死ぬ気がする。東京教、略して「東教」みたいな宗教ないのか?入信したい。ムスリムみたく一日何回か東京タワーのある方角に敬礼的なことをする地方民。そういえばこくまろ潰れたらしいな。バラも火事になって移転したらしい。南海湯も閉湯になって取り壊されたらしい。あそこ築100年くらいだったと思うんだけど。紀和温泉もよく行ったなあ。関係ないけど、あの辺って遊郭っぽい所ないか

7月から吉祥寺引っ越します。今週末に物件を探しに行く予定です。

2016-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20160226173805

それゆえの美人画春画浮世絵)、遊郭茶屋ブーム

武家はともかく江戸では庶民家庭の妻が浮気とかも普通にあったみたいだし

現代と同じだな

2016-02-06

最近ドラマに少しだけはまってる。といってもNHKしか見てないんだけど。

特に好きなのが、「ちかえもん」と「逃げる女」。木曜時代劇と土曜ドラマ放送する傾向が全く違う双方なんだけど、とても面白い

時代劇の「ちかえもん」は時代劇としては型破りな替え歌パロディメタ演出に加えて、遊郭を中心に据えた各々の思惑が入り組む人間関係がとってもミステリアス楽しい

ドラマを見ながら笑うなんてことなんて「行列48時間」以来なかったのに、ところどころぶっこんでくるネタに思わず吹き出してしまう。

硬派が売りの土曜ドラマ「逃げる女」は、どのような結末に辿り着くのか見通せない運びなのに、映画のような映像表現音楽でいつの間にか物語にどっぷり浸かってしま作品

音声が聞き取りづらいのにが玉に瑕だけど、「外事警察」や「64」も似たようなことがあったかと思えば気にならないかもしれない。

あと個人的に気になってるのが、今度日曜日にまとめて再放送するプレミアムよるドラマ「はぶらし」。

足裏からひしひしと蝕まれていくような恐怖感を味わえるサスペンスらしく、この前ちょっと見た時、人間関係描写にぞわぞわしてしまった。

一挙放送を見るとなると精神的にとても疲れそうだけど、頑張って見てみようかなって思う。

あと、カズオ・イシグロ原作の「わたしを離さないで」も気になる。ウィキペディアであらすじを読んじゃうなんてもったいなことをしてしまったけど、時間があったら見てみようかしらん。

はてブだとアニメ話題をよく目にするけど、クールごとのドラマ話題も時々といいから見てみたいな。

2016-01-18

30代童貞飛田新地へ行く

 30代、童貞デブ容姿性格ともにお世辞にも優良とは言えず、この年まで女性付き合いは全くない。女性に限らずそもそも他人コミュニケーションを取る事が全くなく、限られた一部の友人としか会話が出来ない。そんな人間が何かの気まぐれで生まれてはじめて風俗に行った。しか飛田新地

 詳細な説明を行っているサイトが多数あるため概要だけに留めるが、まず飛田新地とは、大阪にある遊郭で、美女が並んで座って微笑みかけてくるので、セックスしたい子を見つけたら近づいてお金を払う事でセックスが出来る空間である

 念のため補足しておくと、あくま飛田新地にあるのは「料亭」であり、大義名分としては「料亭に入ったら、店の女の子と愛が芽生え、性行為にまで発展した」というような感じになっている。

 料金は15分11000円、20分16000円、延長は1分1000円と決して安くはない。ただ、皆それで納得しているという事は、飛田というブランド価値お金を払っているのではないか、その価値があるならば有象無象風俗に頼るよりはずっと良いのではないか、という考えに至った。

 さて、飛田新地という概念存在する事は以前から知っており、断片的な情報だけでもその異様さに興味をひかれていた。俺自身は性に無関心なわけでも二次元しか抜けないわけでもなく、街を歩いている女性の乳や足や尻につい目を向けてしまうので、それが遊郭だった場合好みの子を見つけたら即セックス出来るというのは凄いブレイクスルーがあるのではないかという思いがあった。AVと比べて自分のチンポに自信が無い気持ちはあるので、風俗チンコを見せるのに抵抗感があり今まで行かなかったが、ここまで来て恥だのなんだのは無いだろう。

 飛田新地に向かったのは夜だった。駅を出て、やや閑散としたアーケードを抜けた瞬間空気が変わるのを感じた。人の波があり、熱気があり、どこかふわふわとした異質な空間に入り込んだという認識があった。旅行で来たと思しき男性、知人同士で来たのだろう話しながら歩いている集団仕事帰りのようなツナギの男たちなどなど、色々な人が居たが歩いているのは男性ばっかりで、一様に料亭の中の女性たちを覗き込んでは通り過ぎていく。俗世からの浮遊感があった。

 居並ぶ料亭から客引きのおばちゃんが声をかけてくる。声の方向を振り向くと、様々な美女がこちらを笑顔で見てくる。女の子衣装は様々で、水着露出の激しいコスプレ(バニーナース)のような、いかにもこれからセックスするぞという風体の物から浴衣スーツ、ブレザー、ユニフォーム等の日常のワンシーンを切り取ったものもあった。

 色々な服装の、しかも非常に秀麗容姿の子ばかりが、すぐにセックス出来る状態で居並んでいる。かなり異常な光景だと思った。飛田空気にあてられて、手は震えだすし、足元はふらふらするし、顔に張り付いた笑顔は取れないし、結構大変な感じになった。

 個人的には、トレーナーのような「ちょっとコンビニに買い物にでも行こうかな」みたいな普段着っぽい凄く私生活感の出ている子がただジッとセックスするのを待っている様子が特にツボだったらしく、そういう子を見るとがくっと下半身の力が抜けて、目が釘付けになったりもした。

 それと、セーラー服を着るのはNGらしいという話をネットで見かけていたのだが、実際にセーラー服のような服のコスプレをしている子はちらほら居たものセーラー服を着ていた人は今回一人もいなかった。女子高生然とした若い女性セックスしたい気持ちはあるものの、あまり学校に良い思い出がなく、記号としてのセーラー服にはあまり興味がわかないので俺には大きな問題ではなかった。

 飛田女の子を選ぶ時は、即断即決が是とされている。優柔不断に決めかねて、この子凄くいいんだけど別の所を見て後でまた戻ってこよう、という動きをするともうお客さんが付いて居なくなっている事がほとんどの場合で起こる。かく言う俺もその事象が起こった。目移りはするし、なにぶん俺は童貞なので急に選べと言われても全く自分カンがあてにならない。

 凄く良い子が居り、この子にしようと思いつつも念の為一周するという甘えた動きをしたら当然次に来た時には居なくなっており心底辛い気持ちになった。違う子を選ぶか……と思いつつももう二周ほど決めあぐねる素人ムーブでうろうろしていたら、都合よくその子が戻ってきていた為、迷わず料亭に入り込んだ。決めた理由コスチュームだった。

 初めてなんです、などという簡単挨拶を交わしたのち、靴を脱いで2階に上がるように指示される。先んじて上っていたら後ろから嬢に腹を揉まれた(繰り返すが、俺はひどいデブである)。恐らくサービス精神のようなものだと思ったのだが、ボディタッチに対してどういうリアクションをすれば良いのか窮してしまい、とりあえず「うわーびっくりしたー」などと言った。

 部屋に上がると時間と料金を説明され、20分のコース選択した。お金を渡すと、「準備してくるから服を脱いで待っててね」と言われ、部屋に取り残された。飛田撮影ご法度で、カメラなど持ってうろついていたら怖いお兄さんが飛んでくるという話なのだが、なるほど、飛田料亭撮影している人たちはこの瞬間に撮影しているのか、と納得が行く程度の時間の余裕はあった。というか、これから始まる事に気を巡らせすぎているのか、非常に長い時間に感じられた。

 嬢が戻ってきた際、すでに嬢も半分脱いでおり、そのままお互い全裸になった。あぁそうか脱ぐんだよな。そりゃそうだ。この時点でコスチュームで選んだのを若干後悔した。全裸になってしまったらコス意味はないのでは。コスAV全裸になるのに憤っていたのになぜ気が巡らなかったのか。これなら私服などの方が全裸になるという記号的な性質の変遷にときめいたのではないか。次があったらそのように配慮したいと思う。この辺りで諦観みたいな物が生まれてきて、飛田の通りを歩いていた時の熱に浮かされる様子はすっかりなりを潜め、晩飯食った後そのまま来たから息がくせぇなとか、一日歩き通しだったから足を初めとして体中くせぇなとか考えていた。

 さておき、布団に横になるように言われ、行為が始まった。最初に嬢が寒さと緊張で萎縮しきった俺のチンコを手で弄り始め、その間どこを見れば良いのかわからなかったので壁を眺めていた。とりあえず勃起しないとゲームが始まらないと思った為、相当な回数抜いた個人的クリーンヒットエロ動画を詳細に思い出して勃起幇助を行う。少し勃った辺りで感触が変わったので嬢を見てみたら、俺のチンコゴムを被せて口にくわえていた。なるほどこれがフェラか、と思った。特に気持ち良いとかはなく、何か、なるほど、という感じだった。

 すっかり勃起した辺りで、嬢が「体位はどうする? 正常位? バック?」と聞いてきたけれど完全にわからないのでわかりやすい奴を頼んだら騎乗位になった。じゃあ入れるね……などと言いチンコマンコに入ったと思うのだがこれも特に感慨とかはなく、納得感。こうやって入るのかという感じ。

 この辺りから緊張で針が振り切れたのか、自分が置かれている状況と、やっている事を可能な限り詳細に見ていたのではないか。胸を触って良いのか訪ねたら乳くらい触ってええよ、と言われ、手を添えられて胸を揉ませて貰ったが、小ぶりな胸だったからか、自分脂肪を触る感じとあまり変わらないなとか、俺の方が胸が大きいなとか(再三になるが、俺はひどいデブである)の感想を得た。体の色々な所を触ってみたが感動するような感触はなく、これらも全てある種の納得、合点、理解のようなものを得ていった。他方、お尻の触り心地は結構良かった。恥骨体重を掛けられると痛かった。

 一通り触るのに満足した辺りで、次は視線問題が出てきた。どこを見れば良いのかわからず、とりあえず嬢の顔を見てみたがぴったり貼り付けた笑顔でこっちを見てくるので、怖くなってすぐに視線を外した。結合部を見てみたいと思ったが騎乗位だと自分の腹でよくわからなかった。結局なんとなく胸の辺りや壁などを見る事にしたのだけれど、どうにも居心地が良くない。これは実生活においても同じで、人の顔を連続して見ることが出来ず、よく視線を外して机の傷や壁の模様などを見ているたちなのでその延長線上にあるものかもしれない。

 嬢が「体位を変えてみる?」と言ったので正常位を試してみる事にした。よくエロマンガで「入れる穴がわからない……」というようなカットがあるが、俺も案の定そういう感じになった。嬢に誘導される形でとりあえず入れる事は出来たものの、すぐ抜けてしまう。何とか腰を振れる段階になったものの、デブ特有下半身の肉圧で正常位の姿勢を作るのがとても辛く、無理に挿入の姿勢を作ったら足がつったのでそれを誤魔化しつつ、あと正常位自体が難しいので後背位に移ってもらう事にした。

 後背位でもピストンをしようとしたらチンコが抜ける事がしばしばあり、俺のチンコが小さいのではないかと嬢にたずねたら「サイズではなく角度の問題」と返答され、なるほど角度の問題というのもあるのか、と思ったが、それはそれとして、自分チンコサイズについて一般的な水準に比べてどうなのかくらいは尋ねておいても良かったかもしれない。今回唯一やり残した事と言えよう。嬢の背中には小さなシミがあった。

 色々な体位を試したが射精するという感じは全く無かった。試した感じ、後背位は人の顔を見なくていいし、お尻の触り心地は存外良く、お尻を撫ぜながら腰を振っていると凄く間抜けな感じはしたもののこれが一番気持ち良い感じがして、悪くはないかもなと思った。思ったが、普通にチンコ萎え、俗に言う中折れという状態か、なるほど、と思っていたらちょうど時間が終わった。

 途中から20分で絶頂に達するのは完全に無理だろうなという確信があったので色々な事を確認してみようという気持ちに切り替わって、焦りなどは無かった。嬢も「はじめての人なら良くある事」と言っていたので、まぁよくあるんだろうなと納得した。色々な知見があったし、実際に行為は発生したわけなので射精できなくて16000円損したとは思わなかった。期待していたような人生ブレイクスルーは無かったが、もしかしたら知らない所で結構変わっている可能性もある。

 ほかに気になった事としては、ピストンをしたタイミングに合わせて嬢が「あん……あん……」と言うので、エロFLASHのようだな、と思った事が挙げられるくらいだろうか。セックスは初だったので嬢に対して誠実であろうと心がけたが、行為最中に「気持ち良い?」と聞かれた時だけは「うっ! うう~! 気持ち良いです!」等と心にも無い事を言ってしまった。

 ところで、2chの有名なコピペで以下のようなものがある。

 1 名前:1投稿日:02/04/05 02:29 ID:YZVneEEk

僕には彼女がいます

そして週に1回~2回くらいセクースするんですが、ひとつ気になる事があるんです・・。

セクースしてるとき彼女が「あんあん・・」とか言いますよね。

でも彼女絶頂に達してくると「ああ、ああ~!! ああ~~~!!!

なるほどなるほど!!!ああ、ああ~~~~!!!なるほどーーーー!!!!!」

と言っていくんです。

本人は大真面目なようなんですが、僕はこんな彼女ダイキライなんです。

 これは笑い話として語り継がれているものの、俺は勝手に妙な共感を抱いてしまった。チンコを入れたり、体を触ったり、腰を振ったりするという行為に様々な納得があって、「なるほど……」という気持ちが体中に張り巡らされ続けていた中で、このコピペが思い起こされた。

 飛田は通りを歩いて、嬢を選ぶのに代金の大半が含まれているのではないかな、という認識も得た。風俗のものはまだ俺には難しいと思ったが(一般的時間の長い性サービスならまた感想は変わるかもしれないが)、あの体験は得がたい非日常性があり、その経験が新鮮であるうちに、2度3度と大阪に通いたい。

2015-11-30

昨日の必殺仕事人

縁切り寺を悪い奴らが乗っ取って、逃げ込んだ女を遊郭に売り飛ばしてて

拒んだり逃げ出したりしたら容赦なく殺してたって話なんだけど

悪者と結託してた女衒を殺す時の会話が

仕事人「女たちが待ってるぜ」

女衒「ど・・どこで・・?」

仕事人地獄でだ!」グサー

なんで被害者の女たちが地獄に行ってる前提なんだよ。可哀想すぎるだろ。

2015-10-05

[]吉原炎上

4点/5点満点

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ずっと観ようと思っていたので、やっと観れて大満足!!!

舞台もかなりリアル?で、当時のイメージが更についた

ただ気になったのは遊女立ち位置と扱いの良さ

まず遣り手婆も楼主も遊女あんなにペコりまくることがあるのか?

毎日、楼主が遊女の部屋を挨拶に回るなんて有り得ないでしょ…

中梅楼は相当な大見世であったから、そして女郎たちの稼ぎが良かったから?

そもそも若汐、花魁って呼ばれるのはや過ぎだとも思った

あと羅生門河岸、もう少し悲惨な感じでも良かったよな〜

折檻が甘すぎ問題もあったな

菊川が客に小便を引っ掛けた時、若汐が足抜けをしかけた時

足抜けなんかした日にゃ死ぬ直前まで折檻されるのが普通のはず

周りの女郎見せしめにする為にも、布団でくるまれて放置されるだけなんて有り得ない

あと小花がかさねにかかって使えなくなったら、鞍替えすると言っていたけど、買い取ってくれる見世もないだろうから普通は死に部屋放置だろうにな〜

と、少し遊郭勉強してると疑問に思う事はあるけど、女たちの心情はかなり分かった

菊川旦那をとられた女にお金貸しちゃうところとか、思わず「良い人過ぎ…」とため息つきました

けど、実際自分があの状況になって、完全に関係を切れるかって言われたら微妙だな

あと小花が「噛んで!」と発狂してたシーン

それを見て娼妓としてのプライド人間としてのプライドのあり方を見詰めなおした若汐=紫

ここはもう少し若汐の気持ちの変化を見たかった

はじめあんなにうぶな感じで来てたのが、気づいたら身請けも断って遊女としての意地を張る程の「花魁」になりあがっていた紫

その成長をもう少し見たかったな〜

若様と若汐、若様とお春

まず若様、若汐抱かない問題

これは若汐からしたらショックだと思うな〜

自分も抱かれないコンプレックス抱えてた事あるからなんとなく理解した

けど、それを生業にしてる女性からしたらふざけんなくらいのもんだろうな

とにかくなんだかんだ言っても、若様は若汐の「処女性」を神聖視してたってこと

じゃなきゃ「身も心も娼婦に成り下がった」なんてひどい言い回ししないよね

そんな現実から目をそらして離れていったくせに、いざとなったら「身請けしたい」だなんて、都合良すぎるよね〜

断る若汐の気持ちも分かる

そして若様とお春の春爛漫問題

火事になってもなおお互いを求め合う二人

なんとなくわかるんだよな〜

もう、前後の事考えず、ただただ目の前の人を手に入れたい!みたいな

そんで若様全然空想になんかに生きてないじゃん、現実のお春抱いてんじゃん…

最後に若汐が若様にすがりにいっちゃう問題

これ本当最悪だよな〜

ここ見て若汐の堕ちた感感じた、あまりにも欲深すぎる

三加和屋に入れあげてるって聞いた時点で自分乗り換えられてる事気づこうよ…

そんでそんな男さっさと切って次の金持ち幸せになろうよ

から火事あったって聞いても吉原に戻るなよ…

はいえもし自分だったらどうかなー

すがりには行かないけど、若様吉原への思いを切って次ぎにいくなんて事出来そうも無いなー

と、やはり遊郭イメージの一つにはなったし、セックス認識も柔らかく(?)なったし面白かったです

にしても「春をひさぐ」なんてかっこいい言い方、得してるのは買う側だけだよな

売る側としちゃ「セックスの代償として金もらう」ってことになんの代わりもないもん

あとやっぱり自分が思ってる程セックスなんて大したもんじゃないんだよなー

男の人はある程度越えてりゃ大抵の女性セックス出来るもんなんだよなー

なんで自分だけ特別なんて思っちゃったりしたんだろ

おやすみなさい。

2015-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20150624155542

歴史的に、借金背負った男はタコ部屋に放り込まれて土方作業をやらされて、女は遊郭に放り込まれ売春をやらされてきた。

要するに男の体力と女の性的魅力は「本人の意志に関わらず手っ取り早く商品化できるもの」だったわけで、比較対象にする意義がある。

そもそも強制される労働の種類を問わず人身売買自体人間尊厳を傷つけるものから禁じられているはずで、

管理売春人身売買の温床になるから禁止するというのはわかるが、女性自発的に個人売春するのを他人が禁じる意味ってあるの?

あなた売春すると私の尊厳が傷つくから辞めろ」と要求する権利はあるのか?

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