はてなキーワード: 原爆投下とは
ハワイ併合やフィリピン併合、太平洋戦争における東京大空襲や広島・長崎への原爆投下。
朝鮮戦争では朝鮮全土を焼け野原にして、ベトナムではジャングルに枯葉剤を撒いた。
アメリカは他国に対してやりたい放題やっているじゃないか、という批判の声がよく上がる。
海への進軍 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%80%B2%E8%BB%8D
南北戦争末期の1864年11月、連邦軍による南部ジョージア州からサウスカロライナ州にかけての破壊進撃である。
町や村を全て焼き払い、鉄道や農場などの産業基盤を全て破壊して、南部住民の継戦意思を無力化させるための作戦。
この作戦によって戦後のジョージア州はしばらく荒廃したままになり、未だに南北間の禍根の要因になっている。
時間経過:
ゾルトラークは80年前、原爆投下は78年前。フリーレンにとって2,3年の違いはないに等しい。
超大国だけが核を保持していた時代から、北朝鮮やイスラエルのような小国でも核を保持する時代へ。
ゾルトラークの理論が人類に知られているように、核兵器の理論は広く知れ渡っていてる。
攻撃対象:
核兵器は都市と人を殺す兵器から、人だけを殺すクリーンな核兵器、中性子爆弾となり、さらに人を殺さずに都市機能を破壊する高高度核爆発という運用も可能になった。魔族がゾルトラークには対抗済みと言っているので、初めは魔族にも効いていたと考えられる。人は人、魔族は都市機能と考えれば一致する。
防御手段:
核兵器の防御手段も大規模核シェルターから、家庭用核シェルターへと変化。家庭用核シェルターはamazonでも買えるので誰でも使える。
80年前には恐ろしい兵器だった核も、80年間の人類の努力で、完全にその機能は解析され対策も万全であり、誰でも使えるし、誰でも防御できるのだ。これは核兵器に限ったことではなく、どんな兵器でも80年くらいの時間があれば、完全に対策できるようになる。どやぁ。
完全に一致してる。どやぁ。
1945年8月6日の原爆投下によって広島は甚大な被害を受けたが、当時約1300世帯・約4400人が暮らしていた中島地区はほぼ全域が爆心半径500mの同心円内に入っており、街も住民も一瞬のうちに消滅した。
(中略)
戦後の焼け跡には、被爆当日たまたま自宅を離れていたために生き残ったわずかな住民を含む人々が、400戸にのぼるバラックを建て居住していた。しかしほどなくしてこの地区に「中島公園」として市民公園の建設が計画され、最終的には1950年広島平和記念公園および平和大通りが作られた(この際、被爆時の地面に盛り土がなされた)ため、旧住民のほとんどは立ち退きをよぎなくされた。
みなさんお久しぶりです。
ちょっと出遅れた感ありますが、欧米の友達に例の原爆バービーについて聞いてみました。
・この騒動が浮き彫りにしたのは「日本への原爆投下に対するアメリカでの認識」というよりは、「原爆という存在についてのアメリカでの認識」だった
・ポスター製作者もバービー公式も日本への原爆投下を肯定したつもりはなかっただろう
・米ワーナーは具体的な謝罪をすることが立場上できない。とても同情する
です。
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ご存じの方が多いでしょうが、欧米といってもヨーロッパとアメリカでは様相が違います。
広島長崎の原爆投下に対するヨーロッパの姿勢は日本と近いです。
残虐な民間人殺戮で、終戦を早める効果もなかった(投下前にすでに終わりかけ)ので無駄だったという認識のようです。
原爆バービーのファンアートへの広報のコメントについても日本と同じように嫌がられているようでした。
彼らの一人は、「日本人はバービーの広報よりむしろ映画オッペンハイマーに怒っているのだと思っていた」と言っていて驚きました。
曰く、「映画オッペンハイマーは真面目なドキュメンタリーじゃなくて商業的ハリウッド映画だ。忌まわしい行為をネタに映画を作って金儲けしているのがすごく嫌」ということです。
増田は「映画オッペンハイマーは原爆投下を反省してるような内容らしいので日本ではむしろ喜んでいる意見を多く見る」と答えましたが納得していないようでした。
そもそもヨーロッパからすれば他人のアメリカを頑張って擁護する動機がないのだろう、と増田は思いました。
もちろん増田が親しく付き合うような人間はその時点で偏っていて、外国に住む人間の適切な標本とはいえません。
彼らと知り合ったのは日本のアニメやゲームに親和性が高いコミュニティで、増田は日本人であることを特に隠していません。
日本人・アジア人をあからさまに見下してる人はそれなりにいるでしょうが、彼らは増田に親しく話しかけることがないわけです。これはアメリカの友達でもヨーロッパの友達でも同じことです。
アメリカの友達にも、日本への原爆投下が正しかったと言う人はいませんでした。
しかしそれでもアメリカの友達の原爆バービーの捉え方は日本やヨーロッパとは異なり肯定的でした。
彼らに、「バービーとオッペンハイマーが広島や長崎の爆心地で笑っているから日本人は怒ってる人が多い」と言うと動揺していて、強く否定されました。あれは広島や長崎ではないというのです。
https://pbs.twimg.com/media/F2TDXMBb0AA8Ar9.jpg:medium
彼らの一人は「椰子の木が描いてあるでしょう、ここはバービーランドだ」と教えてくれました。
言われてみれば椰子ですね。
要するにあの爆発は原子力の平和利用で作った賑やかしなのです。お祝いに火薬でクラッカーを鳴らすのと同じように。
現在の日本での原爆のイメージのうち99%は広島長崎が占めています。しかし、アメリカではそうではないのです。
アメリカ人からすると、この騒動はオッペンハイマーがバービーランドに落とした爆弾になぜか日本人が怒っている構造なのです。
もしこれがM69焼夷弾だったら増田はこのような考え方を認めないでしょう。M96焼夷弾はもともと日本の民家を焼くために作られたもので、バービーランドに落とされているから日本の民間人の虐殺とは関係ないなどというのは通りません。
しかし原爆はそもそも日本に落とすために作られたわけではありません。
アメリカにしてみれば、日本への原爆投下とは原爆開発の長い歴史とややこしい経緯、いくつもの国による20回ほどの使用とそれによる人的被害、のなかの1ページにすぎないのです。
日本でも、日本への原爆投下については批判していても原爆開発自体については
("It's going to be a summer to remember"にしても、単に夏公開だから言っているだけです。核の使用はどの季節にも行われていて、夏と特に関連付いてはいません。強いて言うならオッペンハイマーが自ら関わった史上初の核実験、トリニティ実験ではないでしょうか。アメリカが使ってアメリカで爆発したトリニティ実験は7月16日に行われました。)
銃を手にして笑うポスターに銃で以って追い立てられたアメリカ先住民の末裔が抗議したとしても、きっとアメリカで広く受け入れられはしないでしょう。
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米ワーナーやバービーの監督が具体的な釈明をしないのは、それとは違う意味でも仕方のないことだと思っています。
ポスターは外部の人間が作ったファンアートなので、ワーナーがその内容に触れたコメントを出すのは難しいです。
「日本の爆心地で笑ってるイラストにいいねしてごめんなさい」などと言ってしまうとポスターを描いた人が仰天するでしょう。ワーナーが日本に謝罪するために部外者を…それも日本のことは描いてないと思われる部外者を生贄に捧げることはできません。
「日本で亡くなった人々とは無関係なバービーランドのイラストをいいねしてごめんなさい」では意味不明で、きっと火に油を注ぎます。
しかし「原爆を肯定的に描いている時点で他の要素には関わりなく日本への侮辱だった、ごめんなさい」とはなかなか言えないでしょう。
核爆弾によって被害を受けたのは日本だけではありません。もしも「ニューメキシコ州に住んでてトリニティ核実験で被曝した人の遺族だけど取り下げないでほしい」とか「近隣国の核兵器に怯える住人だけど私たちにも謝罪してほしい」とか言われたら収拾がつきません。
そもそも外部の人の作品について「これは日本の被害を描いてる」「これはバービーランドを描いてる」「このイラストは原爆に肯定的」などと解釈して決めつけた声明を出すだけで大問題です。
皆さんはこの決めつけを抜きに具体的な謝罪文を作ることができますか? 増田はできません。
(もしも原爆バービーポスターを作ったのがワーナー側であったなら、「日本の爆心地で笑ってるイラストを出してごめんなさい」と芯を食った謝罪をする選択肢はありました。
ただそれをやってしまうとプリティーオールフレンズの大正ロマンやヒロアカの丸太の類似案件になるのでアメリカのバービーファンからヘイトを買ったと思います。)
というわけで、米ワーナーと監督は八方塞がりで何を言っても問題が生まれる状況でした。
……いいえ、正答はありますね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXZQOUC046Y30U3A800C2000000/
あれだけ暴れて相手はノーダメージ。炎上失敗。アジア担当者派遣してお茶を濁して済ませるだけだった。笑える。ザコな国内企業なら成功してただろうが、グローバル資本には勝てない。はてなーにはそれだけの知識教養常識がない証になった。原爆投下が非道な大日本帝国を滅ぼしたのは世界の常識だ。昭和天皇は「やむを得なかった」とその正当性を認めてる。
❗️🇯🇵岸田政権は、レバンキズム的なレトリックと、ソ連の対軍国日本参戦(1945年8月9日)記念日を前に行われる極右民族主義者によるロシア外交団施設前での示威行動への黙認を止めるべきである。こうした背景において、皆(今述べているのは日本の政治上層部についてだ)が為すべきは一生涯後悔することであり、示威行動をすることではない。
☝🏼我々は、これが組織されたものであることを知っている。また、誰が組織したのかも、日本が国として直接関わっていることも知っている。我が国の外交使節に対する示威行動は止めなさい!はるか以前から何十年にもわたり、東京のロシア大使館と領事館の前では拡声器を付けたバスが走り回り、正真正銘の心理攻撃を仕掛けている。24時間メガホンから放送を流し、何やらスローガンを叫んで、それが正常だと考えている。そうしておいて、我々に『民主主義』について語り出すのだ。
❗️もう一度言う、今後同じことを決して繰り返さないためには、後悔し分析をすることだ。為すべきは、まさにこれである。資金を投入するべきは、拡声器付きのバスにではない。自分のしていることは正常で、文明人の行いだと考えているようだが、これは野蛮人の振る舞いである。
👉🏼ロシア内外の歴史家の認識では、赤軍は残虐な戦争の終結に決定的な役割を果たし、日本本国に暮らす何百万人もの市井の日本人の命を救ったとされている。もし米国による広島と長崎への原爆投下がなければ、救われた日本の一般市民の命はもっと多かっただろう。このことは、常に覚えておかなければならない。我々も忘れさせないよう、想起させていく。
☝🏼ロシア大使館前のバスが多くなるほど、我々もより一層忘れさせないように努める。
❗️🇷🇺改めて言っておくが、南クリル諸島は第二次世界大戦の結果、ロシア連邦の不可分の一部となっている。この議論の余地のない事実に鑑み、今後我々は、この点に関する日本政府による一切の『抗議』について、内政干渉を試み、国連憲章の基本原則を侵害するものであるとみなしていく。
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この日本へのお仕置としての原爆投下正当化を内包してる人って今のロシアのウクライナ侵攻をどう思ってるんだろう?
今のロシアは当時の日本と同じくらい「悪」だと思うんだけど、この理論が正しいなら当然平穏に暮らしてるだけのロシア人の家に放火したり、リンチしたりするのも「お仕置」として正当化されるって考えなのかな?
考え方が蛮族すぎて怖いな
日本法人謝罪「バービー」抱き合わせの「オッペンハイマー」がヒットだが…
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/76335
映画業界通によれば、ユニバーサルが満を持して公開した「オッペンハイマー」は、バービー人形の世界を実写化したコメディー映画「バービー」(ワーナーブラザーズ)との抱き合わせ。
2作品を同日に観られるようチケットを発売する「バーベンハイマー」(Barbenheimer)と呼ばれる鑑賞方法が功を奏した、と見ている。
もっとも、これに悪乗りしたワーナーブラザーズは7月31日、「バービー」に合成された原爆投下を想起させる画像の投稿に対し、同作品の米公式アカウントで好意的な反応を示した。
この映像は、原爆投下を想起させる背景に(オッペンハイマー役の)キリアン・マーフィーが右手を上げて喜ぶ(バービー役の)マーゴット・ロビ―を肩に乗せているもの。
「オッペンハイマー」は、公開と同時に副次的な現象を起こしている。
原爆第1号を投下実験したニューメキシコ州トリニティ・サイト周辺地域に住む住民の被爆者補償運動が再燃したのだ。
1945年7月16日午前5時29分、アルバカーキーから203キロ離れた実験地「トリニティ・サイト」*1で人類初の原子爆弾が投下された。
(略)
高さ30メートルの鉄塔の上に固定されて投下された原爆は、「アントロポセン」(Anthropocene=人新世)の幕開けでもあった。
当時は、原爆実験周辺の村落住民が被爆したという話は聞かなかった。
しかし、その後110キロ離れたトゥラローサ(Tularosa)に住む住民の中から脳腫瘍や唾液腺ガンに罹る者が続出した。
米国には「放射線被ばく補償法」(Radiation Exposure Compensation Act=2022年制定)があるが、トゥラローサ住民は法定適用基準を満たしていないとの理由から補償を受けていない。
そうした動きに追い風となるプリンストン大学、コロラド大学ボールダー校などの科学者が共同で行ってきた研究成果が7月20日公表された。
それによると、トリニティ・サイトで投下された原爆は4日後には2400キロ離れたカナダ東部トロント郊外のクロフォード湖にも拡散されていたことが判明した。
ひええええ
「制作者の作品に込めた執念などはまるっきり分かっていないのだろう。第2次大戦とは何だったのか、原爆が投下されてどのくらい人が死んだのか全く知らない無知な人間たちが、うようよいる」
高齢者たちは世界に先駆けて原爆を製造した古き良き時代を描いた映画を満喫しようとした。
中にはバービー人形のようなカラフルなドレスや「原爆の父」ロバート・オッペンハイマーが描く第2次世界大戦時のファッションで映画館に出掛ける者もいるという。
Z世代にとっては、原爆開発をめぐる科学者同士の裏切りや当局が狙うスパイ追及といったサスペンス映画だ、とするユニバーサルの宣伝文句に飛びついたのだろう。
これはどれも近代化の最大のポイントで、現在につながっている。
したがって死んだほうを気にかける人間は少ない。
日本は日本人の間だけで西南戦争とか起きたので。何もなかったわけではない。これには官軍墓地はあるけど、この時代は原爆はなかった。
まあお金があれば映画見に行くけど、あいにくと持ち合わせがない。インフレで食費が上がっているし。
バービーを責めて核武装はやろうとする日本、ただただ卑怯なんじゃないか?
映画「バービー」上映禁止、中国の「九段線」ゴリ押しで南シナ海に不穏な空気
ベトナムが不安を抱く「挑発行為」、中国に何が起こっているのか?
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/76031
わざとなのかな?
『バービー』米公式に対するワーナージャパンの抗議、海外メディアでも報道 ─ コメント欄は激論に | THE RIVER
Capricornus 原爆はアメリカの若者にとって79年前のフィクションなんだな。世界唯一の被爆国として、被曝とはどう言う事かを伝えるのは必要な事なのだなと実感したわ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4740136879386099144/comment/Capricornus
アメリカでフィクションなら日本においてもフィクションです。日米に差はありません。コメ全体から被曝国日本を強調したい古い感覚で満ち溢れていますね。果たして日本は原爆被害を受けた国なのでしょうか?そう思ってるとしたら極めて卑しい思考です。原爆投下がなくても大日本帝国のレジームチェンジを自らの手で成し遂げられたと思ってるクチですか?
であるなら今からでも遅くないので「原爆投下はホロコーストである」と世界に訴えましょう。
アメリカの核の傘の下で繁栄を享受しておきながら平和呆けもここまで来るとおめでたいです。でもそんな「広島長崎はアメリカによるホロコーストでありアメリカはナチスと同等である」などという戯言は島国日本でしか通用しません。さようなら。
日本生まれ日本育ちなので、アメリカの原爆文化で言及しきれていない部分があればどなたか追記でフォローお願いします。
アメリカで開発製造したにもかかわらず他国に拡散してしまい、自国が核爆弾の脅威にさらされているという
情けなさ、やるせなさ、解決方法のなさにアメリカ市民は辟易しています。
冷戦ではいつ共産主義国から核を撃ち込まれるかでノイローゼになり、
冷戦が去った後も中東、現在では気が〇ったロシアがウクライナを支援するアメリカに核を打つ可能性があると、
本当に心配しています。そして実際に可能性がゼロではないです。
冷戦中、それ以降も、原子力爆弾が自国に落ちるという恐怖とずっと戦ってきたアメリカで、
「原爆or水爆でポストアポカリプス」が一つのジャンルとして確立します。
疫病や自然災害やゾンビ、エイリアンの襲来など様々なものがアポカリプスの原因となりますが、
それと同じぐらい現実味をもって描かれるのが原爆によるポストアポカリプスです。
(余談ですが一部アメリカ人は本当にゾンビやエイリアンを恐れているので疫病や自然災害と同じ現実カテゴリに入ります。
これは愚かだからとかではなく、日本人の一部がお天道様、天皇の神聖、祟り、穢れ、風水、六曜などを日常の一部にしているのと同じで、
多人数が信じることにより架空の存在でも社会を動かし私たちの実生活に影響を及ぼします。
ゲームでいえばfalloutシリーズ、Mr. プレッパーなどでしょうか。
つまり、日本に落とした原爆がどれぐらい悲惨な状況をもたらしたのか
そうでなければ文明崩壊の原因として原爆・水爆を選んだりしません。
都市は消え、市民が焼かれ、放射能の影響が短期間で終わらないと知っているんです。
大きなキノコ雲は、自国で生み出された原子力爆弾をコントロールできない、
できないどころか、自分たちの命が、生活が、文明が崩壊するきっかけになるかも知れないという不安から来ています。
自嘲、あきらめ、嘆き、いつまでも終わらない事への疲れ、ありとあらゆる様々な「なぜこんなことになったんだ?」
という皮肉な表現の一つとして、原子力爆弾の姿かたち、またキノコ雲が、ロゴ、モチーフとなることがあります。
なかばヤケクソだったり、自暴自棄だったり、核が結局自分たちを向いているという皮肉を感じる面もあります。
"アメリカ"への攻撃による原爆投下、もしくは"アメリカ"に住む自分たちのうっかり、
という文脈で語られることが多いんです。
Barbieのコラの中には日本を茶化す内容で作られたものもあるかも知れませんが、
多くが単にド派手な爆発で生じるキノコ雲や真面目なオッペンハイマーとBarbieの組み合わせが面白くて
楽しんでいたファンも多いのではないでしょうか。
最初に述べたように、「実際の歴史から見て、すべての原子力爆弾、キノコ雲は日本をバカにするものであり許せない」
と抗議する自由ももちろんありますが、アメリカの人々の心の中にそんな気持ちがあったかというと…無かったでしょうね。
実際に被害にあったのは日本ですが、原爆にまつわる悩みの総量としてはアメリカも比較できないほど辛い思いを長期間続けてきました。
冷戦よりも実際に原爆を落とされた日本のほうが悲惨だ、という感情はわかります。
でも、ぜひどのぐらい長い期間アメリカが憂鬱な気持ちをいだいているのか、冷戦に関する本を何冊か読んでみてください。
想像を絶しますよ。日本は間違いなく悲劇を体験しましたが、その結果いち早く「核のチキンレース」から逃れられたわけです。
皆さんが考えるアメリカ市民はいつものんきで明るいでしょうか?
冷戦がどれだけ人の心と文化に影を落とし、狂わせ、今も大きな悩みの種になっているのか、
そしてそれを「吹き飛ばしてしまいたい」と半ばヤケを起こしたようにフィクションに取り入れてきたか。
「日帝の植民地支配は良くないが、かといって原爆投下を喜ぶのは言語道断」と捉えるのか、それとも「原爆投下されたのは悲劇だが、植民地支配された国の人々(特に韓国)が光復節の時に原爆投下を祝うその根底には日帝の長きにわたる植民地支配があり、かつ今の日本が歴史修正に勤しみ嫌韓に走っているから」と見るのか。
元々は満州に派兵させられていたが、そこで地元の人間たちと仲良くなって、
祖父はよく戦争の楽しい思い出を聞かせてくれていたし、お小遣いも沢山くれて、そんな祖父が私も大好きだった。
元々、山梨の貧乏な農家の三男だった祖父の潮目が変わったのがまさに原爆投下の折だったらしい。
当時、内地の工場に勤めていた祖父は、広島の原爆投下のことを知るや、すぐに現地に駆けつけたのだ。
「広島に親戚がいるんです!」と。それが事実かはどうでもいいだろう。祖父は、いてもたってもいられなかったのだ。
誰が無くなったか、どの人が助けを必要としているか、まとめあげた。
そして、戦後も祖父は広島に骨を埋める覚悟をして、持ち主が亡くなって貰い手がなくなった農場や土地を引き取って管理することにした。
広島の戦災孤児たちに、祖父は農場の果物や野菜を市場で売る仕事を与えた。
満州から帰ってきた人たちや、満州生まれの人たちもどんどん呼んで、仕事を与えた。
悲しいことに、祖父たちが守ってきた土地を、「俺の土地だ」と因縁をつけてくるような、火事場泥棒が多かったらしい。
そういうヤクザものとの戦いの際、満州の友人たちは力を貸してくれた。友達は何より大事にしろ、と祖父はよく言っていたが、体験からくるものだったのだろう。
自身の被爆体験をよく後世に伝えるために尽力していたし、そのような団体への支援も惜しまず、国ともよく戦った。
私も、祖父の想いや事業を受け継いで、東日本大震災の際は多くの人を助ける仕事をした。今もしている。
原子力発電所で働き、被爆する人たちのことを思うと、どうしても歴史は繋がっていると感じ入り、涙が出そうになる。
その精神を大切にして、生きていくべきだ。
原爆死没者は「汚れなき小羊の燔祭」であり、
ということになるのだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%A6%E4%B8%8A%E7%87%94%E7%A5%AD%E8%AA%AC
もちろん、福島で「放射線の影響は、実はニコニコ笑ってる人には来ません。」「マスク不要、外遊びOK、セシウム摂取も全く問題なし」「私が死ぬ頃には県民の皆様の命の責任はとれませんが、私達は国が定めた基準に従う義務があるのです。結果がわかるころには私は死んでいます。」と暴言を連発したあの山下だ。
原子力の問題が出たときには、昭和20年の10月に書かれた永井隆の原爆救護報告書の最後の一文を述べるようにしています。原子力という科学の光、力を利用してより良い世界を作って行くべきだ、ということを彼はその当時既に書いているのです。